JP2003004437A - 測定用ノギス - Google Patents

測定用ノギス

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JP2003004437A
JP2003004437A JP2001193677A JP2001193677A JP2003004437A JP 2003004437 A JP2003004437 A JP 2003004437A JP 2001193677 A JP2001193677 A JP 2001193677A JP 2001193677 A JP2001193677 A JP 2001193677A JP 2003004437 A JP2003004437 A JP 2003004437A
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caliper
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JP2001193677A
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Minoru Koyama
実 小山
Masao Tezuka
政男 手塚
Masayuki Kobayashi
正行 小林
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ASAHI HIGHTECH KK
Honda Motor Co Ltd
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ASAHI HIGHTECH KK
Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】歯車、インボリュートセレーションおよびスプ
ラインの歯形等のピッチエラーやオーバーピン径の測定
が行える測定用ノギスを提供する。 【解決手段】本尺12および副尺14には、ホルダー2
0、22および28、30が取着される。ホルダー2
0、28には、内歯オーバーピン径の測定に使用する測
定子32、34、36、38が取着される。ホルダー2
2、30には、外歯のピッチエラー測定に使用する測定
子40、42、48とオーバーピン測定の測定に使用す
る測定子44、46、50が取着される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、測定用ノギスに関
し、一層詳細には、歯車、インボリュートセレーション
およびスプラインの歯形等のピッチエラーやオーバーピ
ン径を測定することが可能な測定用ノギスに関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、歯車、インボリュートセレー
ションおよびスプラインの歯形等のピッチエラーを測定
する装置としては、例えば、マイクロメータの測定子を
歯車の歯面に接触させてまたぎ歯厚を測定し、各またぎ
歯厚の測定を順次一周するように行い、これらの測定値
のうち、最少値と最大値との差から歯形等のピッチエラ
ーを計算するものがある(実開平4−63006号公報
参照、以下、従来例1という)。
【0003】また、この種のノギス装置では、本尺の一
端側の接触子の先端部および副尺の接触子の先端部をそ
れぞれ被測定ねじのねじ山の角度に合わせ、該ねじ山の
両クランクに密接するように谷形に形成し、長さに自由
度を持たせてピッチエラーを測定している(実開昭55
−97603号公報参照、以下、従来例2という)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
従来例1に係るピッチエラー測定装置では、測定される
歯車の歯の形状がインボリュート曲線によって構成され
ているため、測定者の測り方によって歯面と測定子の接
触する位置がずれやすく、正確にまたぎ歯厚を測定でき
ないという不具合がある。
【0005】また、またぎの歯数および歯形の大きさに
よってマイクロメータでは測定が困難になり、さらにオ
ーバーピン径の測定では大型のマイクロメータが必要と
なる。
【0006】前記の従来例2に係るノギス装置では、接
触子の形状を谷形状または山部に密接に被る形状にした
ので、複数種の接触子を用意する必要がある。このた
め、例えば、測定される歯車の歯の形状が異なる場合、
接触子の交換を行わなければ歯車等のまたぎ歯厚を測定
することはできないという不具合がある。
【0007】本発明は、上記した不具合を考慮してなさ
れたもので、歯車、インボリュートセレーションおよび
スプラインの歯形等のピッチエラーやオーバーピン径の
測定作業を正確且つ迅速、容易にできる測定用ノギスを
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、本尺に摺動可能に装着された副尺を有
する測定用ノギスであって、前記副尺に設けられ、前記
本尺と該副尺との相対的変位量を検出するエンコーダ
と、前記本尺および副尺にそれぞれ設けられ、同一軸線
上で接近または離間可能な検出器と、を備え、前記検出
器は、前記本尺の接触部の外方に設けられた少なくとも
一つの測定子と、前記測定子に対向して前記副尺の接触
部の外方に設けられた少なくとも一つの測定子とからな
り、前記両測定子間に歯車等の複数枚歯を挟み込むこと
により該歯車等のまたぎ歯厚およびオーバーピン径が測
定可能に設けられることを特徴とする。
【0009】さらに、本発明は、本尺に摺動可能に装着
された副尺を有する測定用ノギスであって、前記副尺に
設けられ、前記本尺と該副尺との相対的変位量を検出す
るエンコーダと、前記本尺および副尺にそれぞれ設けら
れ、同一軸線上で接近または離間可能な検出器と、を備
え、前記検出器は、前記本尺の接触部の内方に設けられ
た少なくとも一つの測定子と、前記測定子に対向して前
記副尺の接触部の内方に設けられた少なくとも一つの測
定子とからなり、前記両測定子間に歯車等の複数枚歯を
挟み込むことにより該歯車等のまたぎ歯厚およびオーバ
ーピン径が測定可能に設けられることを特徴とする。
【0010】本発明によれば、前記両測定子間に歯車等
の歯を挟み込んで該歯車等の複数枚歯のまたぎ歯厚およ
びオーバーピン径を測定することができる。
【0011】さらに、本発明は、本尺に摺動可能に装着
された副尺を有する測定用ノギスであって、前記副尺に
設けられ、前記本尺と該副尺との相対的変位量を検出す
るエンコーダと、前記本尺および副尺にそれぞれ設けら
れ、同一軸線上で接近または離間可能な検出器と、を備
え、前記検出器は、本尺および副尺の接触部のいずれか
一方に複数の測定子が所間隔離間して並設され、他方に
少なくとも一つの測定子が整合時に略三角形状および台
形状を構成する位置に配設され、前記一方および他方の
測定子の間に歯車等の複数枚歯を挟み込むことにより該
歯車等のまたぎ歯厚およびオーバーピン径が測定可能に
設けられることを特徴とする。
【0012】本発明によれば、測定子が外歯および内歯
歯車に接合した際に該外歯および内歯歯車の軸線に対し
て略直交して歯面に接触するので、歯車等の複数枚歯の
またぎ歯厚およびオーバーピン径を正確に測定すること
ができる。
【0013】この場合、前記本尺および副尺の接触部の
いずれか一方または両方に設けられた測定子のうちで、
該本尺および副尺の接触部に本尺の軸線方向と略直交す
る鉛直方向に沿って外方に設けた測定子を内方に傾斜さ
せると、測定子を歯面に容易に接合することができるの
でよい。
【0014】また、前記測定子は、先端部が球形状であ
ると、歯車、インボリュートスプラインの歯面に均一に
接合できるのでよい。
【0015】さらに、この場合、前記本尺および副尺の
接触部のいずれか一方または両方に設けられる少なくと
も一つ以上の測定子は移動可能に設けられて、任意の位
置に位置決めされると、歯車等の複数枚歯のまたぎ歯厚
およびオーバーピン径の測定を任意に調整できるのでよ
い。
【0016】本発明は、本尺に摺動可能に装着された副
尺を有する測定用ノギスであって、前記副尺に設けら
れ、前記本尺と該副尺との相対的変位量を検出するエン
コーダと、前記副尺に設けられ、前記エンコーダの出力
信号により得られた測定値をデジタル表示するデジタル
表示器と、前記本尺および副尺にそれぞれ設けられ、同
一軸線上で接近または離間可能な検出器と、前記検出器
が任意の間隔において前記デジタル表示器の表示値を測
定基準値に設定する基準設定部と、前記測定基準値を零
値として設定する原点設定部と、を備え、前記検出器が
任意の間隔において測定した測定値と前記測定基準値を
比較演算し、前記演算結果が前記デジタル表示器に表示
されることを特徴とする。
【0017】本発明によれば、歯車、インボリュートス
プラインやセレーションのピッチエラーおよびオーバー
ピン径の測定が可能となり、且つピッチエラーおよびオ
ーバーピン径の測定結果をデジタル的に表示するととも
に測定項目の測定値を表示することできる。よって、歯
車、インボリュートスプラインやセレーションの精度が
飛躍的に向上する。
【0018】この場合、前記デジタル表示器は、前記検
出器により歯車等の複数枚歯を挟み込むことにより該歯
車等の複数枚歯のまたぎ歯厚の測定によるピッチエラー
および測定回数が表示されると、歯車等の複数枚歯のま
たぎ歯厚およびオーバーピン径の測定が迅速になり且つ
精度の高い歯車、インボリュートスプラインが製作する
ことができるので、品質を向上させることができる。
【0019】また、前記デジタル表示器は、オーバーピ
ン径の測定時に該デジタル表示器に奇数歯歯車等の歯数
を入力することにより180度位相に補正したオーバー
ピン径の測定値が表示されるのでよい。
【0020】特に、奇数歯の場合には、角度差が生じる
ため計算を必要とするので、予め計算式を入力しておく
ことで任意のサイズに対応して測定値を読み取るだけで
よい。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明に係る測定用ノギスについ
て、好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しなが
ら、以下、詳細に説明する。
【0022】図1は、本発明の実施の形態に係る測定用
ノギスの概略的構成を示す正面図である。図1におい
て、測定用ノギス10は、本尺12と、この本尺12の
軸線方向に沿って摺動可能に設けられた副尺14とを有
する。前記本尺12の一端側に設けられた上部および下
部接触部16、18には、それぞれホルダー20、22
がねじ部材(図示しない)により着脱自在に取着され
る。なお、前記ホルダー20、22は本尺12の軸線と
略直交する鉛直方向の同一面に沿って設けられる。
【0023】前記副尺14の一端側には、前記上部およ
び下部接触部16、18に対向する上部および下部接触
部24、26が設けられ、該上部および下部接触部2
4、26の先端側には、それぞれホルダー28、30が
図示しないねじ部材により着脱自在に取着される。ま
た、副尺側の前記ホルダー28、30は、本尺側の前記
ホルダー20、22と同じ本尺12の軸線と略直交する
鉛直方向の同一面に沿って設けられる。
【0024】この場合、前記上部接触部16、24およ
び下部接触部18、26は、本尺12および副尺14を
介してそれぞれ同一軸線上で、接近または離間自在に設
けられる。
【0025】本尺側の前記ホルダー20には、該ホルダ
ー20の外側面に本尺12の軸線方向に沿って外方に測
定子32が取着され、その上面に本尺12の軸線と略直
交する鉛直方向に沿って外方に測定子34が取着され
る。また、前記ホルダー20に対向する副尺側の前記ホ
ルダー28には、該ホルダー28の外側面に本尺12の
軸線方向に沿って外方に測定子36が取着され、その上
面に本尺12の軸線と略直交する鉛直方向に沿って外方
に測定子38が取着される。
【0026】一方、本尺側の前記ホルダー22には、該
ホルダー22の内側面に本尺12の軸線方向に沿って内
方に一組の測定子40、42が並列に取着され、その下
面に本尺12の軸線と略直交する鉛直方向に沿って外方
に一組の測定子44、46が並列に取着される。
【0027】さらに、前記ホルダー22に対向する副尺
側の前記ホルダー30には、前記測定子40、42に対
向して該ホルダー26の内側面に測定子48が取着さ
れ、その下面に本尺12の軸線と略直交する鉛直方向に
沿って外方に測定子50が取着される。
【0028】この場合、測定子32と測定子36、また
は、測定子34と測定子38がそれぞれ内歯のオーバー
ピン径の測定に使用され、測定子40、42と測定子4
8が外歯のピッチエラーの測定に使用され、さらには測
定子44、46と測定子50が外歯のオーバーピン径の
測定に使用される。
【0029】よって、ホルダー20、22、28および
30に取着された検出器、すなわち複数の測定子32、
34、36、38、40、42、44、46、48およ
び50は軸線と略直交する鉛直方向の同一面に沿ってそ
れぞれ配設される。
【0030】また、一組の測定子44、46は、それぞ
れ所定間隔離間して同一水平面上に並設され、前記測定
子44、46と測定子50の球状部分の中心を結んだ仮
想線が略三角形状に形成される。なお、測定子48と略
平行に所定間隔離間する図示しない測定子を設けること
により、これらの測定子の球状部分の中心を結んだ仮想
線を略台形状に形成してもよい。
【0031】さらには、測定子32と測定子36、測定
子34と測定子38、測定子44、46と測定子50は
それぞれ同一水平面上に配設される。なお、測定子4
0、42は、測定子48を中心に所定間隔離間して軸線
と略直交する鉛直方向に沿って配設される。
【0032】また、複数の測定子32、34、36、3
8、40、42、44、46、48および50の先端
を、例えば、球形状にすると測定の際に接触部分が少な
くなり測定精度が高くなるのでよい。さらに、測定子4
0、42と測定子48、および測定子44、46と測定
子50は、それぞれホルダー22、30に取着する位置
を互いに逆にしてもよい。
【0033】一方、前記副尺14の正面には、例えば、
測定子44、46と測定子50の間の相対的変位量をデ
ジタル的に表示するデジタル表示器52と、前記デジタ
ル表示器52に表示された表示値をクリアするクリアス
イッチ56と、デジタル表示器52の表示値をホールド
するホールドスイッチ58と、制御機器、例えば、外部
プリンター(図示しない)に接続する出力コネクター1
08が設けられるとともに、内部には、前記測定子4
4、46と測定子50の相対的変位量を検出し該相対的
変位量を前記デジタル表示器52に表示するエンコーダ
60(図7参照)が内蔵されている。
【0034】また、副尺14の上面には、例えば、測定
子44、46と測定子50により測定した測定値を測定
基準値に設定する基準設定部62と、前記デジタル表示
器52に表示される表示値、例えば、測定値、測定
回数、最大値、最小値、平均値、オーバーピン
径の歯数が奇数歯の場合は位相を180度に補正した測
定値を表示する奇数歯部補正値を選択的に切り換えて表
示する表示値切換スイッチ64と、ZERO/ABSス
イッチ110が設けられる。なお、表示値切換スイッチ
64を押すと、その都度、デジタル表示器52の表示値
が前記順序に沿って変わるように設けられ、例えば、表
示値切換スイッチ64を1回押すとの測定値が表示さ
れ、2回押すとの測定回数が表示される。従って、上
述の表示項目の平均値を表示する場合は、表示値切換
スイッチ64を5回押せばよい。
【0035】副尺14の下面には、該デジタル表示器5
2の電源スイッチ54と、前記測定基準値を零点に設定
する原点設定部66とが設けられる。
【0036】前記エンコーダ60には、図7に示される
ように、前記本尺12と副尺14との相対的変位量を電
気信号として検知する検知部68が設けられる。前記検
知部68は、前記本尺12の軸線方向に沿って交互に配
設された結合電極70およびアース電極72と、前記結
合電極70およびアース電極72に対向して前記副尺1
4に等間隔に配置された複数の発信電極74と、この発
信電極74と平行に且つ前記結合電極70およびアース
電極72に対向して前記副尺14に設けられた検知電極
76とから構成される。なお、前記各発信電極74に
は、それぞれ位相の異なる交流電圧を印加する発振器7
8およびパルス発生器80が接続される。
【0037】これにより、本尺12に対して副尺14が
変位すると、該副尺14の変位に伴って変化する検知電
極76の出力信号が積分器82を通じて位相比較器84
へ入力される。位相比較器84は、積分器82を通じて
入力される検知電極76からの信号の位相と、発振器7
8から発振され計数演算回路86を介して該位相比較器
84に入力されて基礎となる信号の位相とを比較し、本
尺12と副尺14との位相変位量を予め設定された基準
位相に対する入力信号の位相ずれとして検出し、この検
出信号を計数信号として計数演算回路86に入力する。
計数演算回路86は、入力された検出信号に基づき発振
器78から出力されたクロックパルスをカウント値とし
て入力する。
【0038】計数演算回路86では、カウント値に基づ
いて処理を行い、記憶装置(図示しない)に記憶させ、
必要な演算、例えば、平均値が下記のように演算され
る。
【0039】 ZERO/ABSスイッチ110をA
BS側にONしてカウント値を記憶させる。 ZERO/ABSスイッチ110をZERO側にO
Nして測定基準値と測値とを比較演算し、その結果を記
憶させる。 計測した回数を記憶させる。 上記およびの数値の累計をの計測回数で割算
の演算を行い平均値を算出し、記憶させる。 表示値切換スイッチ64の選択に従い、上記の記憶
値から選択されたデジタル値をデジタル表示器52に表
示する。
【0040】また、前記計数演算回路86には、電源ス
イッチ54、クリアスイッチ56、ホールドスイッチ5
8、基準設定部62、表示値切換スイッチ64、原点設
定部66およびZERO/ABSスイッチ110が接続
される。なお、エンコーダ60を構成する各回路には、
基準設定部62の1回目の操作および電源スイッチ54
によって操作される電源88からの電力が供給される。
なお、前記基準設定部62には、上記機能のほかに、電
源投入スイッチとしての機能が付加されている。つま
り、1回目の操作で電源が投入され、2回目以降は操作
毎に零セットされるようになっている。
【0041】また、穴等の深さを測定するデップススケ
ール90(図1参照)は、副尺14と一体的に取着され
ていて、前記溝、穴等の深さを計測する際には、該副尺
14を変位させることにより該デップススケール90が
本尺12から突出される。
【0042】本実施の形態に係る測定用ノギス10は、
基本的には以上のように構成されるものであり、次にそ
の動作並びに作用効果について説明する。
【0043】先ず、歯車等のピッチエラーを測定する場
合について説明する。
【0044】図1に示される電源スイッチ54をONに
して副尺14を変位させる。そして、図2に示される歯
車92の歯数、例えば、5枚の間隔を測定子44、46
と測定子50により歯底近傍に押え込んで挟み込む。こ
の場合、測定子44、46と測定子50は三点支持を構
成して歯車92の歯を挟持するので、該測定子44、4
6と測定子50は該歯車92の歯底に対して略鉛直方向
に沿って接触する。よって、歯車92の歯数の間隔、例
えば、5枚の間隔を正確に測定することができる。
【0045】この状態で、測定子44、46と測定子5
0により測定した最初の測定値が測定基準値として基準
設定部62により設定される。さらに、原点設定部66
により測定基準値を零点にする零点合せが行われる。つ
まり、測定基準値が基準寸法±0にセットされることに
なる。
【0046】この調整後、測定子44、46と測定子5
0により歯車92の全歯を5枚間隔で挟持して順次ピッ
チエラーを測定すると、そのときの基準寸法に対する副
尺14の変位量、すなわち前記測定基準値に対する歯車
92の5枚間隔の測定値との差がピッチエラーとして演
算され、表示値切換スイッチ64を3乃至4回押すとピ
ッチエラーとして最大値または最小値がデジタル表示器
52に表示される。
【0047】なお、ピッチエラーは、例えば、測定値に
対する測定基準値との差が最大値または最小値として前
記デジタル表示器52に表示される。また、デジタル表
示器52に表示された表示値を保持する場合には、ホー
ルドスイッチ58を押せばよい。
【0048】さらに、デジタル表示器52の表示値を全
てクリアする場合、または次の測定動作を行う際には、
クリアスイッチ56を押せばよい。
【0049】また、図2に示されるように、副尺14を
摺動させ、測定子44、46と測定子50を仮想線の位
置に変位させることにより、歯車92のオーバーピン径
を測定することができる。
【0050】次に、外歯のオーバーピン径の測定を図3
により説明する。図3に示されるように、副尺14を変
位させて測定子40、42と測定子48を歯車94の直
径方向の対角線上に指向させて歯底近傍に押し込んで挟
み込む(図4参照)。この場合、測定子40、42と測
定子48は三点支持を構成して歯車94の歯を挟持する
ので、該測定子40、42と測定子48は歯車94の歯
底に対して略直交して接触することができ、対角線上の
歯の間隔を正確に測定することができる。
【0051】測定子40、42と測定子48により最初
に測定した測定値を測定基準値にする零点合せが基準設
定部62により行われる。そして、次の被測定歯車(図
示しない)のオーバーピン径の測定値がデジタル表示器
52に表示されるとともに測定基準値との差が演算処理
されて該デジタル表示器52に表示され、測定したオー
バーピン径が規格内か否かが判断される。
【0052】なお、前記歯車94のオーバーピン径の測
定は、複数回測定して該オーバーピン径の状態を把握す
ることも可能である。この複数回測定では、上述のピッ
チエラーの測定と同様に測定値に対する測定基準値との
差が最大値または最小値、平均値および測定回数をデジ
タル表示器52に表示することができる。
【0053】図5は、異なる内径を有する内歯歯車96
および98のオーバーピン径の測定の概略的構成を示
す。
【0054】先ず、内歯歯車96のオーバーピン径を測
定する場合は、副尺14を変位させて測定子32、36
を該内歯歯車96の直径方向の対角線上に指向させて歯
底近傍に押し広げるようにして当接させる(図6参
照)。次いで、測定子32、36により最初に測定した
測定値を測定基準値にする零点合せが基準設定部62に
より行われた後に、次の被測定歯車(図示しない)のオ
ーバーピン径の測定値がデジタル表示器52に表示され
るとともに測定基準値との差が演算処理されて該デジタ
ル表示器52に表示され、測定したオーバーピン径が規
格内か否かが判断される。
【0055】また、内歯歯車98のオーバーピン径を測
定する場合は、測定子34、38を該内歯歯車98の直
径方向の対角線上に指向させて歯底近傍に押し広げるよ
うにして当接した後に、上述した内歯歯車96に準じた
操作を行う。
【0056】なお、図8に示されるように、変形例に係
る測定用ノギス10aにおいては、ホルダー20、2
2、28および30を取り外して、例えば、本尺12お
よび副尺14の下部に円筒形状の測定子100、102
を取着することにより、通常のノギスとして使用でき
る。この場合は、前記測定子100、102を互いに当
接させた状態で原点設定部66により表示値を零に設定
する。次いで、ZERO/ABSスイッチ110をAB
S側にONして測定子100、102間に被測定物を挟
持して測定を行うことができる。
【0057】この実施の形態に係る測定用ノギス10で
は、測定子32、34、36、38、40、42、4
4、46、48、50を、ホルダー20、22、28、
30に取着した場合について説明したが、前記これらの
測定子を通常のノギスに直接取着してもかまわない。
【0058】また、本尺12および副尺14の上部に前
記測定子100、102を取着して被測定物の測定を行
うことができる。
【0059】図9、図10は奇数歯外歯車104、奇数
歯内歯歯車106をオーバーピン径の測定の概略説明図
である。前記奇数歯外歯車104のオーバーピン径の測
定は図3に示す方法で行い、奇数歯内歯歯車106のオ
ーバーピン径の測定の場合には図5に示される方法で行
う。前記奇数歯外歯車104、奇数歯内歯歯車106の
オーバーピン径の測定において、デジタル表示器52に
奇数歯の歯数を入力することにより、180度位相に補
正した測定値が表示される。
【0060】本実施の形態によれば、本尺12および副
尺14の下部接触部18、26に少なくとも一つ以上の
測定子40、42、44、46、48、50を設け且つ
他方の上部接触部16、24に設けた少なくとも一つ以
上の測定子32、34、36、38との組み合せによ
り、歯車、インボリュートスプラインやセレーションの
ピッチエラーおよびオーバーピン径の測定が可能とな
り、且つピッチエラーおよびオーバーピン径の測定結果
をデジタル的に表示するとともに測定項目の測定値を表
示することできる。よって、歯車、インボリュートスプ
ラインやセレーションの精度が飛躍的に向上する。
【0061】特に、本尺12および副尺14の上部接触
部16、24に測定子32、34、36、38を設ける
ことにより、内歯についてもピッチエラーおよびオーバ
ーピン径の測定ができ、この種の測定作業を容易且つ迅
速に行うことができる。
【0062】さらに、ホルダー20、22,28、30
を交換することにより、測定部分の形状にあった測定子
を選択すれば、いかなる形状の測定にも対応するができ
る。
【0063】
【発明の効果】本発明によれば、歯車、インボリュート
スプラインやセレーションのピッチエラーおよびオーバ
ーピン径の測定が可能となり、且つピッチエラーおよび
オーバーピン径の測定結果をデジタル的に表示するとと
もに測定項目の測定値を表示することできる。よって、
歯車、インボリュートスプラインやセレーションの精度
が飛躍的に向上する。
【0064】特に、本尺および副尺の上部接触部に測定
子を設けることにより、内歯についてもピッチエラーお
よびオーバーピン径の測定ができ、この種の測定作業を
容易且つ迅速に行うことができる。
【0065】さらに、ホルダーを交換することにより、
測定部分の形状にあった測定子を選択すれば、いかなる
形状の測定にも対応するができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る測定用ノギスの概略
的構造を示す正面図である。
【図2】外歯歯車のピッチエラーを測定する状態を示す
動作説明図である。
【図3】外歯歯車のオーバーピン径を測定する状態を示
す動作説明図である。
【図4】外歯歯車の歯面に測定子を密着させた状態を示
す説明図である。
【図5】内歯歯車のオーバーピン径を測定する状態を示
す動作説明図である。
【図6】内歯歯車の歯面に測定子を密着させた状態を示
す説明図である。
【図7】エンコーダの回路構成を示すブロック図であ
る。
【図8】変形例に係る測定用ノギスに他の測定子を取着
した説明図である。
【図9】奇数歯外歯車の歯面に測定子を密着させた状態
を示す説明図である。
【図10】奇数歯内歯歯車の歯面に測定子を密着させた
状態を示す説明図である。
【符号の説明】
10、10a…測定用ノギス 12…本尺 14…副尺 16、24…上部
接触部 18、26…下部接触部 20、22、2
8.30…ホルダー 32、34、36、38、40、42、44、46、4
8、50…測定子 52 デジタル表示器 54…電源スイッ
チ 56…クリアスイッチ 58…ホールドス
イッチ 60…エンコーダ 62…基準設定部 64…表示値切換スイッチ 66…原点設定部 68…検知部 70…結合電極 72…アース電極 74…発信電極 76…検知電極 78…発振器 80…パルス発生器 82…積分器 84…位相比較器 86…計数演算回
路 88…電源 90…デップスス
ケール 92、94…歯車 96、98…内歯
歯車 100、102…測定子 104…奇数歯外
歯車 106…奇数歯内歯歯車 108…出力コ
ネクター 110…ZERO/ABSスイッチ
フロントページの続き (72)発明者 手塚 政男 栃木県真岡市堀内559 旭ハイテック株式 会社栃木事業所内 (72)発明者 小林 正行 栃木県真岡市堀内559 旭ハイテック株式 会社栃木事業所内 Fターム(参考) 2F061 AA24 AA25 AA28 BB05 CC19 DD22 FF07 FF33 FF76 GG04 GG05 JJ71 LL67 LL73 RR07 2F062 AA32 AA34 BB07 BC65 BC78 CC22 EE04 EE66 GG02 GG15 GG65 HH13 LL09 2F069 AA02 AA06 AA31 AA38 AA46 BB40 FF01 FF07 GG01 GG11 GG63 GG65 GG71 HH11 HH23 LL02 TT02 TT04 TT12

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本尺に摺動可能に装着された副尺を有する
    測定用ノギスであって、 前記副尺に設けられ、前記本尺と該副尺との相対的変位
    量を検出するエンコーダと、 前記本尺および副尺にそれぞれ設けられ、同一軸線上で
    接近または離間可能な検出器と、 を備え、 前記検出器は、前記本尺の接触部の外方に設けられた少
    なくとも一つの測定子と、前記測定子に対向して前記副
    尺の接触部の外方に設けられた少なくとも一つの測定子
    とからなり、前記両測定子間に歯車等の複数枚歯を挟み
    込むことにより該歯車等のまたぎ歯厚およびオーバーピ
    ン径が測定可能に設けられることを特徴とする測定用ノ
    ギス。
  2. 【請求項2】本尺に摺動可能に装着された副尺を有する
    測定用ノギスであって、 前記副尺に設けられ、前記本尺と該副尺との相対的変位
    量を検出するエンコーダと、 前記本尺および副尺にそれぞれ設けられ、同一軸線上で
    接近または離間可能な検出器と、 を備え、 前記検出器は、前記本尺の接触部の内方に設けられた少
    なくとも一つの測定子と、前記測定子に対向して前記副
    尺の接触部の内方に設けられた少なくとも一つの測定子
    とからなり、前記両測定子間に歯車等の複数枚歯を挟み
    込むことにより該歯車等のまたぎ歯厚およびオーバーピ
    ン径が測定可能に設けられることを特徴とする測定用ノ
    ギス。
  3. 【請求項3】本尺に摺動可能に装着された副尺を有する
    測定用ノギスであって、 前記副尺に設けられ、前記本尺と該副尺との相対的変位
    量を検出するエンコーダと、 前記本尺および副尺にそれぞれ設けられ、同一軸線上で
    接近または離間可能な検出器と、 を備え、 前記検出器は、本尺および副尺の接触部のいずれか一方
    に複数の測定子が所間隔離間して並設され、他方に少な
    くとも一つの測定子が整合時に略三角形状および台形状
    を構成する位置に配設され、前記一方および他方の測定
    子の間に歯車等の複数枚歯を挟み込むことにより該歯車
    等のまたぎ歯厚およびオーバーピン径が測定可能に設け
    られることを特徴とする測定用ノギス。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれか1項に記載の測
    定用ノギスにおいて、 前記本尺および副尺の接触部のいずれか一方または両方
    に設けられた測定子のうちで、該本尺および副尺の接触
    部に本尺の軸線と略直交する鉛直方向に沿って外方に設
    けた測定子を内方に傾斜させることを特徴する測定用ノ
    ギス。
  5. 【請求項5】請求項1乃至3いずれか1項に記載の測定
    用ノギスにおいて、 前記測定子は、先端部が球形状であることを特徴とする
    測定用ノギス。
  6. 【請求項6】請求項3記載の測定用ノギスにおいて、 前記本尺および副尺の接触部のいずれか一方または両方
    に設けられる少なくとも一つ以上の測定子は移動可能に
    設けられて、任意の位置に位置決めされること特徴とす
    る測定用ノギス。
  7. 【請求項7】本尺に摺動可能に装着された副尺を有する
    測定用ノギスであって、 前記副尺に設けられ、前記本尺と該副尺との相対的変位
    量を検出するエンコーダと、 前記副尺に設けられ、前記エンコーダの出力信号により
    得られた測定値をデジタル表示するデジタル表示器と、 前記本尺および副尺にそれぞれ設けられ、同一軸線上で
    接近または離間可能な検出器と、 前記検出器が任意の間隔において前記デジタル表示器の
    表示値を測定基準値に設定する基準設定部と、 前記測定基準値を零値として設定する原点設定部と、 を備え、 前記検出器が任意の間隔において測定した測定値と前記
    測定基準値を比較演算し、前記演算結果が前記デジタル
    表示器に表示されることを特徴とする測定用ノギス。
  8. 【請求項8】請求項7記載の測定用ノギスにおいて、 前記デジタル表示器には、前記検出器により歯車等の複
    数枚歯を挟み込むことにより該歯車等の複数枚歯のまた
    ぎ歯厚の測定によるピッチエラーおよび測定回数が表示
    されることを特徴とする測定用ノギス。
  9. 【請求項9】請求項7記載の測定用ノギスにおいて、 前記デジタル表示器には、オーバーピン径の測定時に該
    デジタル表示器に奇数歯歯車等の歯数を入力することに
    より180度位相に補正したオーバーピン径の測定値が
    表示されることを特徴とする測定用ノギス。
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