JP4295862B2 - 測定器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一対の接触子を被測定物の測定部位に当接させ、そのときの一対の接触子の間隔から被測定物の寸法を測定する測定器に関する。詳しくは、ノギス、ジョウ付きマイクロメータ、内外側測定器などの測定器において、一対の接触子を被測定物の測定部位に正しく当接させることができたか否かを測定者に知らせるようにした測定器に関する。
【0002】
【背景技術】
たとえば、ノギス、ジョウ付きマイクロメータ、内外側測定器などの測定器では、被測定物の測定にあたって、まず、一対の測定子(具体的には、ノギスやジョウ付きマイクロメータの場合にはジョウ、内外側測定器の場合には、棒状の測定アーム)を被測定物の測定部位に正しく当接させ、この状態において、測定子間の間隔をデジタル表示器から読み取って、被測定物の測定部位の寸法を測定する必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、一対の測定子を被測定物の測定部位に正しく当接させるには、熟練が必要である。もし、一対の測定子が被測定物の測定部位に正しく当接していないことに気づかずに、デジタル表示器の値を読み取ると、被測定物の正確な寸法を測定できない。
たとえば、ノギスを用いた測定において、一対のジョウによって被測定物の測定部位を挟んだ際、被測定物の測定面が各ジョウに対して斜めに挿入挟持されると、実際の寸法より大きな値として測定されるから、被測定物の正確な寸法を測定できない。
【0004】
本発明の目的は、このような課題を解決すべくなされたもので、誰でもが簡単に一対の接触子を被測定物の測定部位に正しく当接させることができ、被測定物の寸法を正確に測定することができる測定器を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の測定器は、上記目的を達成するため、次の構成を採用する。
本発明の測定器は、一対の接触子を被測定物の測定部位に当接させ、そのときの一対の接触子の間隔から被測定物の寸法を測定する測定器において、前記各接触子に働く力をそれぞれ検出する力検出手段と、この力検出手段でそれぞれ検出された各接触子に働く力のバランスを判定する判定手段と、この判定手段によって判定された結果を報知する報知手段とを備え、前記一対の接触子は、互いに平行な姿勢のまま接離方向へ変位可能な一対の測定子であり、前記力検出手段は、前記各測定子の根本部分において、各測定子の撓みを検出する検出素子を含んで構成されていることを特徴とする。
【0006】
ここで、接触子が、互いに平行な姿勢のまま接離方向へ変位可能な一対の測定子とは、ノギス、ジョウ付きマイクロメータ、内外側測定器などを指す。これらノギス、ジョウ付きマイクロメータ、内外側測定器などの場合には、ジョウや測定子の根本部分に歪みゲージを設け、この歪みゲージを含んで力検出手段が構成されている。
また、報知手段とは、判定結果を文字や記号などで表示するもののほか、ランプなどで表示してもよく、あるいは、音で知らせるようにしてもよい。
【0007】
この発明によれば、一対の接触子を被測定物の測定部位に当接させると、各接触子に働く力が力検出手段によって検出されたのち、判定手段において、各接触子に働く力のバランスが判定され、その結果が報知手段から報知される。たとえば、いずれか片方の接触子に働く力が他の片方の接触子に働く力より大きい場合にはその旨報知される。
従って、測定者は、その報知結果から一対の接触子が被測定物の測定部位に正しく当接していないことを知ることができるから、再度、測定作業を行い、正しく当接させることができる。よって、誰でもが簡単に一対の接触子を被測定物の測定部位に正しく当接させることができるから、被測定物の寸法を正確に測定することができる。
【0008】
また、互いに平行な姿勢のまま接離方向へ変位可能な一対の測定子の根本部分に設けられた検出素子を含んで力検出手段が構成されているから、各測定子に働く力を比較的簡単、かつ、安価な構成で検出することができる。
【0009】
本発明の測定器において、前記検出素子は、前記各測定子の根本部分において、測定子の長手方向の撓みを検出する第1の歪みゲージと、測定子の長手方向を中心とする測定子の捻れを検出する第2の歪みゲージとを含むことが好ましい。
この発明によれば、測定子の長手方向の撓み、および、その長手方向を中心とする測定子の捻れをそれぞれ検出することができるから、被測定物との当接点が測定子の長手方向において異なる場合と、測定子の長手方向の同位置において、被測定物との当接点が測定子を結ぶ直線に対して傾いていた場合との状態を共に検出することができるから、より高精度な測定を補償できる。
【0010】
また、本発明の測定器において、前記判定手段は、前記力検出手段で検出された各接触子に働く力の差が、測定力に対して1/10以上になった際、被測定物の挟持異常と判定することが好ましい。
この発明によれば、被測定物の挟持異常範囲が設定されているから、誤差を生じない程度の力のアンバランスに対しては、測定作業を続行することができる。
【0011】
また、本発明の測定器において、前記報知手段は、前記判定手段によって判定された結果が、予め設定された許容範囲内であること、一方の接触子に働く力が他方の接触子に働く力より大きいこと、他方の接触子に働く力が一方の接触子に働く力より大きいことをそれぞれ表示する判定結果表示部を備えることが好ましい。
この発明によれば、判定手段によって判定された結果を具体的に表示できるから、測定者にどのような状態かを知らせることができる。よって、再測定作業の際の目安にできるから、より迅速に正しい状態に接触子を当接させることができる。
【0012】
また、本発明の測定器は、ジョウを有する本尺と、この本尺にスライド可能に設けられ前記ジョウとともに被測定物に当接されるジョウを有するスライダとを備えた測定器において、前記各ジョウの根本部分に貼り付けられた歪みゲージを含み、各ジョウに働く力をそれぞれ検出するブリッジ回路と、この各ブリッジ回路で検出された力のバランスを判定する判定手段と、この判定手段によって判定された結果を表示するとともに、前記スライダの移動変位量を表示するデジタル表示器とを備えたことを特徴とする。
【0013】
この発明によれば、一対のジョウを被測定物の測定部位に当接させると、各ジョウに働く力がそれぞれの力検出手段によって検出されたのち、判定手段において、各力検出手段によって検出された力のバランスが判定され、その結果が報知手段から報知される。たとえば、いずれか片方のジョウに働く力が他の片方のジョウに働く力より大きい場合にはその旨報知される。
従って、測定者は、その報知結果から一対のジョウが被測定物の測定部位に正しく当接していないことを知ることができるから、再度、測定作業を行い、正しく当接させることができる。よって、誰でもが簡単に一対のジョウを被測定物の測定部位に正しく当接させることができるから、被測定物の寸法を正確に測定することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の測定器をノギスに適用した実施形態を示す正面図である。
本実施形態のノギスは、本尺11と、この本尺11の長手方向へスライド可能に設けられたスライダ21とを備える。なお、図示していないが、本尺11とスライダ21との間には、スライダ21の変位量を電気的信号として検出する変位検出器が設けられている。
【0015】
前記本尺11には、先端に測定子としてのジョウ12が一体的に設けられている。ジョウ12には、先端内側面に被測定物に当接される接触片(超鋼チップ)13が貼り付けられているとともに、根本部分の内外側面にジョウ12の長手方向の撓みを検出する検出素子としての歪みゲージ14A,14Bがそれぞれ貼り付けられている。各歪みゲージ14A,14Bの中心から接触片13の中心までの距離Lは一定に設定されている。
【0016】
前記スライダ21には、先端に前記ジョウ12とともに被測定物に当接される測定子としてのジョウ22が突設されているとともに、正面に前記変位検出器によって検出された変位量をデジタル表示するデジタル表示器25が設けられている。ジョウ22には、先端内側面に被測定物に当接される接触片(超鋼チップ)23が貼り付けられているとともに、根本部分の内外側面にジョウ22の長手方向の撓みを検出する検出素子としての歪みゲージ24A,24Bがそれぞれ貼り付けられている。各歪みゲージ24A,24Bの中心から接触片23の中心までの距離Lは一定、つまり、ジョウ12における歪みゲージ14A,14Bから接触片13までの距離Lと同じに設定されている。なお、26はスライダ21に設けられた指掛けである。
【0017】
図2は力検出判定装置30を示すブロック図である。
同力検出判定装置30は、前記各ジョウ12,22に働く力をそれぞれ検出する力検出手段としての一対のブリッジ回路31,32と、この各ブリッジ回路31,32で検出された力のバランスを判定する判定手段としての判定回路33と、この判定回路33によって判定された結果を表示する報知手段34とを備える。
【0018】
前記各ブリッジ回路31,32は、図3に示すように、平行四辺形の隣接する2辺に前記歪みゲージ14A,14B(または、歪みゲージ24A,24B)が挿入され、他の2辺に固定抵抗R1,R2とが挿入されて構成されている。
ここで、歪みゲージ14Aと固定抵抗R1との接続点と、歪みゲージ14Bと固定抵抗R2との接続点との間に電圧Eを印加すると、出力電圧e0は、
0=P・L・h・E・ks/2E・I
となる。
【0019】
ここで、
P:測定力
L:当接点から歪みゲージ中心までの距離
h:ジョウの幅寸法
E:入力電圧
ks:ゲージ率
E:縦弾性係数
I:ジョウの断面2次モーメント
である。
【0020】
前記判定回路33は、前記各ブリッジ回路31,32で検出された力の差が測定力Pに対して所定値以上になった際、被測定物の挟持異常と判定する。ここでは、力の差が測定力Pに対して1/10以上になった際、被測定物の挟持異常と判定する。
【0021】
前記報知手段34は、前記デジタル表示器25によって構成されている。デジタル表示器25には、前記変位検出器の検出値をデジタル表示する検出値表示部36のほかに、前記判定回路33によって判定された結果を3通りに表示する3つの判定結果表示部37,38,39とを備える。具体的には、判定結果が許容範囲内であることを「GOOD」として表示する判定結果表示部37、一方のジョウ12に働く力が他方のジョウ22に働く力より大きいことを「←←」として表示する判定結果表示部38、他方のジョウ22に働く力が一方のジョウ12に働く力より大きいことを「→→」として表示する判定結果表示部39をそれぞれ有する。
【0022】
次に、本実施形態の作用を説明する。
測定にあたっては、本尺11に対してスライダ21をスライドさせ、一対のジョウ12,22の接触片13,23間に被測定物Wを挟む。
このとき、図4(A)に示すように、被測定物Wが一対のジョウ12,22の接触片13,23間に正しく挟まれている状態では、歪みゲージ14A,14Bの中心から接触片13の中心までの距離L1と、歪みゲージ24A,24Bの中心から接触片23の中心までの距離L2とが同じであるから、各ブリッジ回路31,32からの出力電圧e0は同じである。すると、判定回路33では、これらの出力電圧のバランスを判定し、デジタル表示器の表示部37に「GOOD」を表示させる。
【0023】
また、図4(B)に示すように、被測定物Wが一対のジョウ12,22の接触片13,23間に斜めに挟まれている状態では、歪みゲージ14A,14Bの中心から接触片13の挟持点までの距離L1が、歪みゲージ24A,24Bの中心から接触片23の挟持点までの距離L2より小さいから(L1<L2)、ブリッジ回路32からの出力電圧e0がブリッジ回路31からの出力電圧e0より大きくなる。すると、判定回路33では、これらの出力電圧の差が測定力Pに対して所定値(たとえば1/10)以上かを判定し、その値を超えていたら、デジタル表示器25の表示部38に「→→」を表示させる。
【0024】
また、図4(C)に示すように、被測定物Wが一対のジョウ12,22の接触片13,23間に斜めに挟まれている状態では、歪みゲージ14A,14Bの中心から接触片13の挟持点までの距離L1が、歪みゲージ24A,24Bの中心から接触片23の挟持点までの距離L2より大きいから(L1>L2)、ブリッジ回路31からの出力電圧e0がブリッジ回路32からの出力電圧e0より大きくなる。すると、判定回路33では、これらの出力電圧の差が測定力Pに対して所定値(たとえば1/10)以上かを判定し、その値を超えていたら、デジタル表示器25の表示部39に「←←」を表示させる。
【0025】
従って、本実施形態によれば、各ジョウ12,22に働く力をそれぞれ検出する一対のブリッジ回路31,32と、この一対のブリッジ回路31,32で検出された力のバランスを判定する判定回路33と、この判定回路33によって判定された結果を報知するデジタル表示器25とを備えたので、一対のジョウ12,22を被測定物Wの測定部位に当接させると、各ジョウ12,22に働く力がそれぞれのブリッジ回路31,32によって検出されたのち、判定回路33において、その力のバランスが判定され、その結果がデジタル表示器25に表示される。
そのため、測定者は、その表示結果から一対のジョウ12,22が被測定物の測定部位に正しく当接していないことを知ることができるから、再度、測定作業を行い、正しく当接させることができる。よって、誰でもが簡単に一対のジョウ12,22を被測定物の測定部位に正しく当接させることができるから、被測定物の寸法を正確に測定することができる。
【0026】
また、各ジョウ12,22の根本部分に歪みゲージ14A,14B、24A,24Bを貼り付け、これらの歪みゲージ14A,14B、24A,24Bを含んで各ジョウ12,22に働く力を検出するブリッジ回路31,32を構成したので、各ジョウ12,22に働く力を比較的簡単、かつ、安価な構成で検出することができる。
【0027】
また、判定回路33は、一対のブリッジ回路31,32で検出された力の差が測定力に対して1/10以上になった際、被測定物の挟持異常と判定するようにしたので、つまり、被測定物の挟持異常範囲を設定してあるから、誤差を生じない程度の力のアンバランスに対しては、測定作業を続行することができる。
【0028】
また、判定回路33によって判定された結果を、許容範囲内である、一方のジョウ12に働く力が他方のジョウ22に働く力より大きい、他方のジョウ22に働く力が一方のジョウ12に働く力より大きい、をそれぞれの表示部37,38,39により表示するようにしたので、つまり、判定回路33によって判定された結果を具体的に表示するようにしたので、測定者にどのような状態かを知らせることができる。よって、再測定作業の際の目安にできるから、より迅速に正しい状態に接触子を当接させることができる。
【0029】
なお、上記実施形態では、各ジョウ12,22の内外側面に歪みゲージ14A,14B、24A,24Bを貼り付けたが、図5に示すように、各ジョウ12,22の根本部分において、内外側面にジョウ12,22の長手方向の撓みを検出する第1の歪みゲージ14A,14B、24A,24Bを貼り付けるとともに、前後面にジョウ12,22の長手方向を中心とするジョウ12,22の捻れを検出する第2の歪みゲージ14C,14D、24C,24Dを貼り付けるようにしてもよい。
この場合、力検出判定装置30としては、図6に示すように、各歪みゲージ14A,14B、24A,24Bを含んで構成されたブリッジ回路31,32のほかに、歪みゲージ14C,14Dを含んでブリッジ回路41を、また、歪みゲージ24C,24Dを含んでブリッジ回路42をそれぞれ構成し、こられのブリッジ回路31,32、41,42の出力を判定回路33に入力するようにすればよい。
【0030】
このようにすれば、ジョウ12,22の長手方向の撓み、および、その長手方向を中心とする捻れをそれぞれ検出することができるから、被測定物との当接点がジョウ12,22の長手方向において異なる場合の状態のほかに、図7に示すように、ジョウ12,22の長手方向の同位置において、被測定物との当接点がジョウ12,22を結ぶ直線に対して傾いていた場合の状態を共に検出することができるから、より高精度な測定を補償できる。
【0032】
また、前記実施形態では、判定回路33で判定された結果をデジタル表示器25に文字、記号によって表示するようにしたが、判定結果を報知する手段としては、各判定結果に対応するランプを設け、該当するランプを点灯させるようにしてもよく、あるいは、異常になったとき、あるいは、許容範囲のときに、ブザーで知らせるようにしてもよい。
【0033】
また、前記実施形態では、ノギスに適用した例について説明したが、本発明の測定器は、これに限らず、一対の接触子を被測定物の測定部位に当接させ、そのときの一対の接触子の間隔から被測定物の寸法を測定する測定器すべてに適用できる。
たとえば、ジョウ付きマイクロメータ、内外側測定器などにも適用できる。
【0034】
【発明の効果】
本発明の測定器によれば、誰でもが簡単に一対の接触子を被測定物の測定部位に正しく当接させることができ、被測定物の寸法を正確に測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の測定器をノギスに適用した一実施形態を示す正面図である。
【図2】同上実施形態の力検出判定装置を示すブロック図である。
【図3】同上実施形態の力検出手段を示す回路図である。
【図4】同上実施形態において、被測定物の異なる挟持状態と、そのときの表示状態を示す図である。
【図5】本発明の他の実施形態を示す正面図である。
【図6】同上実施形態における力検出判定装置を示すブロック図である。
【図7】同上実施形態において、被測定物を挟持した状態の断面図である。
【符号の説明】
11 本尺
12 ジョウ(接触子、測定子)
14A,14B,14C,14D 歪みゲージ(検出素子)
21 スライダ
22 ジョウ(接触子、測定子)
24A,24B,24C,24D 歪みゲージ(検出素子)
25 デジタル表示器(報知手段を構成するデジタル表示器)
31,32、41,42 ブリッジ回路(力検出手段)
33 判定回路(判定手段)
34 報知手段
36 検出値表示部
37,38,39 判定結果表示部

Claims (5)

  1. 一対の接触子を被測定物の測定部位に当接させ、そのときの一対の接触子の間隔から被測定物の寸法を測定する測定器において、
    前記各接触子に働く力をそれぞれ検出する力検出手段と、
    この力検出手段でそれぞれ検出された各接触子に働く力のバランスを判定する判定手段と、
    この判定手段によって判定された結果を報知する報知手段とを備え
    前記一対の接触子は、互いに平行な姿勢のまま接離方向へ変位可能な一対の測定子であり、
    前記力検出手段は、前記各測定子の根本部分において、各測定子の撓みを検出する検出素子を含んで構成されていることを特徴とする測定器。
  2. 請求項に記載の測定器において、
    前記検出素子は、前記各測定子の根本部分において、測定子の長手方向の撓みを検出する第1の歪みゲージと、測定子の長手方向を中心とする測定子の捻れを検出する第2の歪みゲージとを含むことを特徴とする測定器。
  3. 請求項1または請求項2に記載の測定器において、
    前記判定手段は、前記力検出手段で検出された各接触子に働く力の差が、測定力に対して1/10以上になった際、被測定物の挟持異常と判定することを特徴とする測定器。
  4. 請求項1ないし請求項のいずれかに記載の測定器において、
    前記報知手段は、前記判定手段によって判定された結果が、予め設定された許容範囲内であること、一方の接触子に働く力が他方の接触子に働く力より大きいこと、他方の接触子に働く力が一方の接触子に働く力より大きいことをそれぞれ表示する判定結果表示部を備えることを特徴とする測定器。
  5. ジョウを有する本尺と、この本尺にスライド可能に設けられ前記ジョウとともに被測定物に当接されるジョウを有するスライダとを備えた測定器において、
    前記各ジョウの根本部分に貼り付けられた歪みゲージを含み、各ジョウに働く力をそれぞれ検出するブリッジ回路と、
    この各ブリッジ回路で検出された力のバランスを判定する判定手段と、
    この判定手段によって判定された結果を表示するとともに、前記スライダの移動変位量を表示するデジタル表示器とを備えたことを特徴とする測定器。
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