JPS61182523A - 光電式変位検出装置 - Google Patents

光電式変位検出装置

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JPS61182523A
JPS61182523A JP2283685A JP2283685A JPS61182523A JP S61182523 A JPS61182523 A JP S61182523A JP 2283685 A JP2283685 A JP 2283685A JP 2283685 A JP2283685 A JP 2283685A JP S61182523 A JPS61182523 A JP S61182523A
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slit
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scale
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Norihito Toikawa
樋川 典仁
Seiji Sakagami
坂上 征司
Makoto Nagai
長井 良
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Mitsutoyo Manufacturing Co Ltd
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Mitsutoyo Manufacturing Co Ltd
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01DMEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01D5/00Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable
    • G01D5/26Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable characterised by optical transfer means, i.e. using infrared, visible, or ultraviolet light
    • G01D5/32Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable characterised by optical transfer means, i.e. using infrared, visible, or ultraviolet light with attenuation or whole or partial obturation of beams of light
    • G01D5/34Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable characterised by optical transfer means, i.e. using infrared, visible, or ultraviolet light with attenuation or whole or partial obturation of beams of light the beams of light being detected by photocells
    • G01D5/36Forming the light into pulses
    • G01D5/366Particular pulse shapes

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野l この発明は充電式変位検出装置に係り、特に一定ピツチ
の測長スリット列を備えるメインスケールと、このメイ
ンスケールの測長スリット列と同一ピッチの測長ゲート
スリット列を備え、前記メインスケールに対して、スリ
ット列方向に平行に相対移動可能に配置されたインデッ
クススケールと、これらメインスケール及びインデック
ススケールを透過又は反射した光を受光し、該メインス
ケールとインデックススケールの相対移動時に、各々の
スリットの重なりの繰返しにより形成される前記光の明
暗の繰返し数から測長信号を発生する測長光電変換器と
、を有してなる光電式変位検出装置の改良に関する。 【従来の技術1 上記のような光電式変位検出装置は、非接触且つ高精度
に変位を検出できるので多くの分野で採用されているが
、測長方向に対して検出信号が増加減少を繰返す関数曲
線を描くために、検出信号を例えばデジタル信号に処理
してデジタル表示した場合であっても、この信号のみか
らでは物理的絶対原点が不明であり、従って、絶対原点
を特定する他の手段が必要であった。 かかる光電式変位検出装置における絶対原点を特定する
手段としては、従来数のようなものがあった。 まず、メインスケールとインデックススケールとが任意
相対位置にある時、他の検出手段、例えばダイヤルゲー
ジ、を利用してカウンタ等を含むデジタル表示器の表示
値を強制的に零セットする方法がある。 この方法は簡便ではあるが、μmの単位の精度で絶対原
点を定めることは、困難な場合がある。 又、測定中に電源が遮断された場合、再度の零クリア作
業が必要となり、更に、再度の零クリアによっても先の
原点と一致して零セットをすることが困難であるという
問題点があった。 次に、メインスケールに、測長スリット列とは別に参照
マークを該測長スリット列と並列して設け、且つ、イン
デックススケール側には該参照マーりを検知すべき対応
マークを測長ゲートスリット列とは別個に設けて、この
対応マークにより前記参照マークを検出して、その位置
を絶対原点とする方法がある。 この方法によれば、絶対原点を正確に得ることはできる
が、参照マークは測長スリットに沿って多数配置されて
いて、実際の測定時には、これらの複数の参照マークの
一つにインデックススケールの対応マークを重ねて位置
させ、これによって参照マークを読込んで絶対原点を設
定しなければならず、従って、複数の参照マークから一
つの参照マークを特定する作業が必要となり、容易迅速
に絶対原点を設定することができないという問題点があ
る。 又、他の手段として、特公昭58−40684号公報に
記載されるように、メインスケールに測長スリット列と
並列して多数の参照マークを設けると共に、該メインス
ケールに沿って、変位可能な参照マーク選択スイッチを
設け、予めこの参照マーク選択スイッチを所望の参照マ
ークと対応する位置に固定し、インデックススケール側
の対応マークが参照マークを検出すると同時に参照マー
ク選択スイッチが作動された時、該参照マークを絶対原
点としてセットする方法がある。 しかしながら、この方法においても、参照マーク選択ス
イッチをどの参照マークに対応する位置に固定するか、
あるいは、複数の対応マーク選択スイッチのうちいずれ
を使用すべきかの判定作業が必要であり、自動的に且つ
迅速に絶対原点を設定することができないという問題点
がある。 又、上記のように参照マーク選択スイッチを設ける場合
は、変位検出装置自体が長大となるのみならず、コスト
が増大するという問題点もある。 これに対して、本出願人は、特願昭58−227858
乃至227860号において、装置の重量及び長さの増
大並びにコストの増加を伴なうことなく、容易迅速且つ
自動的に絶対原点を設定且つ検出することができるよう
にした光電式変位検出装置を提案した。 これらの光電式変位検出装置は、いずれも、メインスケ
ールに、測長スリット列と並列に又は測長スリット列の
間に、参照マーク特定手段を伴って参照マークを設け、
これに対して、インデックススケール側に前記参照マー
クを検出するマーク検出手段を設け、これらの合致によ
り特定の参照マーク即ち絶対原点を検出、設定できるよ
うにしたものである。 しかしながら、上記のような光電式変位検出装置は、参
照マーク検出手段がインデックススケール又はこのイン
デックススケールが取付けられているスライダに設けら
れていて、このスライダがメインスケール又は本体ケー
スに案内される構造であるので、参照マーク検出手段が
スライダの振動等によってメインスケール上の参照マー
クに対する位置変動が生じた場合は、検出した絶対原点
はメインスケール上の測長スリット列との関係が不定で
あり、絶対原点の検出又は設定精度が低下するという問
題点を生じる。 特にこの現象は、例えば、光電式変位検出装置を、大型
自動機械のテーブル送り量のフィードバック信号検出器
に採用したような場合に、テーブル送り方向が反転した
時、即ち光電式変位検出装置による測長方向が反転する
際にメインスケールに対してスライダが大きく傾くこと
によって生じ易い。 【発明が解決しようとする問題点】 この発明は上記問題点に鑑みてなされたものであって、
スライダの振動等に影響されることなく確実に絶対原点
を設定且つ検出できるようにした光電式変位検出装置を
提供することを目的とする。
【問題点を解決するための手段】
この発明は、一定ピツチの測長スリット列を備えるメイ
ンスケールと、このメインスケールの測長スリット列と
同一ピッチの測長ゲートスリット列を備え、前記メイン
スケールに対して、スリット列方向と平行に相対移動可
能に配置されたインデックススケールと、これらメイン
スケール及びインデックス肋−ルを透過又は反射した光
を受     虹光し、該メインスケールとインデック
ススケールの相対移動時に、各々のスリット列における
スリットの重なりの繰返しにより形成される前記光の明
暗の繰返し数から測長信号を発生する測長光電変換器と
、を有してなる光電式変位検出装置において、前記メイ
ンスケールに、前記測長スリット列を挾んで対向配置さ
れた一対の参照マーク要素からなり、該測長スリット列
に沿って配置された1以上の参照マークと、前記インデ
ックススケールに、前記参照マーク要素に対応して設け
られた一対の検出要素を含み、これら検出要素が対応す
る参照マーク要素を検出したときの一対の出力信号の波
形が交差した時点で検出信号を発する参照マーク検出手
段とを備えることにより上記目的を達成するものである
。 又この発明は、前記参照マークの各参照マーク要素を同
一パターンのスリットとすることにより上記目的を達成
するものである。 又この発明は、前記参照マークの各参照マーク要素をラ
ンダムパターンのスリットとすることにより上記目的を
達成するものである。 又この発明は、前記参照マークの各参照マーク要素のス
リットを、前記測長スリット列方向の中心に対して対称
パターンとすることにより上記目的を達成するものであ
る。 又この発明は、前記参照マーク検出手段を、前記各検出
要素の出力信号のレベルが一定値以上のときのみ作動さ
れるように構成することにより上記目的を達成するもの
である。
【作用】
この発明において、参照マークは測長スリット列を挾ん
で対向配置された一対の参照マーク要素から構成され、
該参照マーク要素に対応して設けられた一対の検出要素
を含む参照マーク検出手段が、前記参照マーク要素を検
出した際における一対の出力信号の交点から、絶対原点
を検出するものである。 即ち、インデックススケール又はこれと一体のスライダ
がメインスケールに対して傾いても、参照マーク検出手
段における一対の検出要素が検出する参照マーク要素の
位置の中間値を絶対原点として捉えるので、参照マーク
に対する参照マーク検出手段の傾きに基づく検出誤差が
相殺されて、検出精度が向上される。
【実施例】
以下本発明の実施例を図面を参照して説明する。 一定ピツチの測長スリット列12を備えるメインスケー
ル10と、このメインスケール10の測長スリット列1
2と同一ピッチの測長ゲートスリット列14を備え、前
記メインスケール10に対して、スリット列方向に平行
に相対移動可能に配置されたインデックススケール16
と、これらメインスケール10及びインデックススケー
ル16を透過又は反射した光を受光し、該メインスケー
ル10とインデックススケール16の相対移動時に、各
々のスリットの重なりの繰返しにより形成される前記光
の明暗の繰返し数から測長信号を発生する測長光電変換
器18と、を有してなる光電式変位検出装置において、
前記メインスケール10に、前記測長スリット列12を
挾んで対向配置された一対の参照マーク要素23A12
3Bからなり、該測長スリット列14に沿って配置され
た複数の参照マーク22 (22A、22B、・・・)
と、前記インデックススケール16に、前記参照マーク
要素23A、23Bに対応して設けられた一対の検出要
素24A、24Bを・含み、これら検出要素24A、2
4Bが対応する参照マーク要素23A、23Bを検出し
たときの一対の出力信号の波形が交差した時点で原点設
定手段26に検出信号を発する参照マーク検出手段24
と、を備えたものである。 ここで、前記参照マーク要素23Aと23Bは、測長ス
リット列12に方向に予めずれて配置され、又これに対
応して前記検出要素24Aと24Bもインデックススケ
ール16の移動方向に同一の距離だけずれて配置されて
いる。 前記参照マーク要素23Aと23B及び検出要素24A
と248間のずれ量は、メインスケール10に対するイ
ンデックススケール16の傾斜に基づくずれ量の許容限
界と略一致されている。 前記参照マーク22の参照マーク要素23A123Bは
ランダムパターンのスリットとされ、又、前記参照マー
ク検出手段24は、前記参照マーク要X23A、23B
に対応するランダムパターンのスリットからなる検出要
素24A、24B、及び、これら検出要素24A、24
Bと前記参照マーク要素23A、23Bとの重なり合い
を検知する光電変換器28A、28Bとを備えている。 又、前記参照マーク検出手段24は、前記光電変換器2
8A、28Bのそれぞれの出力信号a、bを基準レベル
の信号V refとを比較し、該出力信号が基準信号V
 refのレベルを越えている時のみ出力する比較器3
0A、30Bと、これら比較器30A、30Bからの入
力信号が合致する時、前記原点設定手段26にマーク検
出信号としての基準ゲート信号を出力する比較器31と
を備えている。 ここで、前記測長スリット列12の各参照マーク22A
、22B1・・・間の部分は、複数の、且つ、相異なる
スリット数の測長スリット群12A、128112G、
12D、・・・とされるでいる。 第2図の符@32は、前記参照マーク検出手段24の検
出信号で作動され、前記測長スリット群12A112B
、12C,・・・のスリット数°を読取る測長用カウン
タ34により読取られたスリット数を、スリット群選択
設定器36で予め設定されたスリット数と比較して、両
スリット数が合致したか否かを確認してその信号を出力
する比較器からなる測長スリット群確認手段を示し、前
記原点設定手段26は前記測長スリット群確認手段32
からの合致信号、及び、前記参照マーク検出手段24か
らの前記合致信号の入力直後のマーク検出信号、を条件
に該検出された参照マーク22位置を測長原点とするよ
うにされている。 ここで、前記測長ゲートスリット列14は、相互に半ピ
ツチ位相をずらして形成された一対の第1、及び第2の
測長ゲートスリット列14A、14Bから構成されてい
る。 これら第1及び第2の測長ゲートスリット列14A11
4Bは、”インデックススケール16のメインスケール
10に対する相対移動方向に離間して配置されると共に
、一方の測長ゲートスリット列に対して他方の測長スリ
ット列のスリットのピッチが、半ピツチずらされている
。 又、前記測長光電変換器18は、前記第1及び第2の測
長ゲートスリット列14A、14Bに対応して、第1及
び第2の測長光電変換器18A118Bから構成されて
いる。。 ここで、前記メインスケール10における測長スリット
列12の測長スリットは、その明部及び暗部の幅がそれ
ぞれ4μ−とされ、従って、1ピツチは8μmとされて
いる。 又、該測長スリット列における測長スリット群12A、
12B、12C1・・・のスリット数は、例えば、第1
図において左端の測長スリット群12Aは12500ピ
ツチ(10CI相当)、次の測長スリット群12Bは1
3000ピツチ< 10CI+4 u相当)、・・・と
定め、メインスケール10の左端から右端に向かって順
次そのピッチ数即ちスリット数が増大されるようにして
形成する。 前記スリット群選択設定器36は、前記各測長スリット
群に対応するピッチ数により、いずれかの測長スリット
群を選択できるようにされている第2図の符号38は信
号処理部を示し、その信号処理部38は、前記第1の測
長光電変換器18Aからのアナログ入力信号をデジタル
パルス信号に変換して、前記カウンタ34に出力すると
共に、前記第1及び第2の測長光電変換器18A118
Bからの入力信号の位相差によってインデックススケー
ル16が図において右方向あるいは左方向に進んでいる
かを判別して、その方向に応じて前記カウンタ34にプ
ラス又はマイナスの信号を出力するものである。 又、図の符号40は表示部を示し、前記カウンタ34か
らの出力即ちパルスカウント数に対応して測定寸法を表
示又は記録するようにされている。 次に上記実施例の作用を、第3図を参照して説明する。 まず、第1図において、測長スリット列12の左端から
5番目及び61目の測長スリット群12E112Fの間
の参照マーク22Eを絶対原点とする場合は、測長スリ
ット群12Eのスリット数又はピッチ数をスリット群選
択設定器36によって設定する。 測長スリット群確認手段32は、第3図に示されるよう
に、ステップ101で前記スリット群選択設定器36に
よる設定値即ち、スリット群を識別する信号を読取る。 この状態で、メインスケール10に対してインデックス
スケール16を第1図において右方向に相対的に移動さ
せると、該インデックススケール16に設けられた自照
マーク検出手段24が、測長スリット群12Gと120
の境界となる参照マーク22Cを、次いで測長スリット
群12Dと12Eの境界となる参照マーク22D、測長
スリット群12Eと12Fの境界となる参照マーク22
Eを順次走査してくる。 この場合、マーク検出手段24における検出要素24A
、24Bが、参照マーク22を構成する参照マーク要素
23A、23Bに合致する時に、光電変換器28A12
8Bの出力に応じて、比較器30A、30Bに信号a、
bが出力される。 これらの信号a、bは比較器30A、30Bにおいてそ
れぞれ基準信号V refと比較されて、その信@値が
該V refよりも大きい間だけ比較器31に出力され
る。 この比較器31は、比較器30A、30Bを通過した信
@a 、 bの波形が一致する時点Cで原点設定手段2
6にマーク検出信号としての基準ゲート信号を出力する
(ステップ102参照)。ここで、インデックススケー
ル16がメインスケール10に対して正規の位置即ち平
行な状態に維持されている場合は、前記充電変換器28
A、28Bの出力信号a1bは、前記参照マーク要素2
3Aと23Bの、予め設定された測長スリット列12方
向のずれ量に対応して時間的に前後した信号波形となり
、これら出力信@a Sbの波形の交点Cが検出され、
この時点で比較器31は前記原点設定手段26に基準ゲ
ート信号を出力する。 この実施例に係る光電式変位検出装置を取付けた工作機
、械等の振動によって、メインスケール10に対してイ
ンデックススケール16が相対的に撮動し、参照マーク
要素23A、23Bを、検出要素24A、24Bによっ
て検出する際に、第4図(A)に示されるように、該検
出要素24A、24Bを通る直線が、参照マーク要素2
3A、23Bを通る直線に対して傾いている場合は、光
電変換器28A、28Bの出力信号aSbは、第4図(
B)に示されるように時間的に前後が大きくなるか、又
は予め設定されたずれに基づく時間的ずれを減少させる
ことになる。 ここで、前記比較器31は、比較器30A、30Bを通
過した信号a、bの波形が合致する時点C1即ち両者の
中間点を検出し、この時点で、前記原点設定手段26に
基準ゲート信号を出力する。 即ち、インデックススケール16がメインスケール10
に対して傾いた場合でも、一対の検出要素24A、24
Bによる検出信号の時間的中間点を検出して、これを参
照マーク22の検出時とするものである。 ここで、インデックススケール16の傾斜方向が、前記
参照マーク要素23Aと23B及び検出要素24Aと2
4B間のずれを相殺する方向の場合、傾斜が大きいと、
光電変換器28Aと288の出力信号a、bの波形が全
く一致して、両者の交点を検出できないことも予想され
るが、この場合は、傾斜過大による測定不能として処理
する。 即ち前記ずれ量を両スケール10.16の相対的傾斜の
許容限界値に対応させておけばよい。 従って、参照マーク検出手段24′から原点設定手段2
6に出力される基準ゲート信号は、インデックススケー
ル16とメインスケール10の相対的傾き角度の如何に
かかわらず、常に正しい原点位置に対応したものとなる
。 又、メンスケール10に対するインデックススケール1
6の移動方向が反転しても前記参照マーク検出手段24
によって検出される絶対原点は変らないので、従来の光
電式変位検出装置におけるような、測定方向によって生
じるヒステリシスを補正する必要がない。 このことは、測定中に、光電式変位検出装置の電源を一
旦切った場合の後でも、前作業時と同じ絶対原点を特定
することができることになる。 一方、カウンタ34は、信号処理部38から出力される
デジタルパルス信号の数をカウントし、これを測長スリ
ット群確認手段32に出力する。 この測長スリット群確認手段32は、スリット群選択設
定器36からの設定値とカウンタ34からの出力信号を
比較して、信号処理部38からのパルス数即ち予めスリ
ット群選択設定器36によって設定されたスリット群1
2Eのスリット数と比較して、両者の一致又は不一致の
信号を原点設定手段26に出力する(ステップ103)
。 この原点設定手段26は、測長スリット群確認手段32
からの合致信号の正否に応じて、否の時はカウンタ34
をクリアする信号を出力して該カウンタ34を零クリア
する〈ステップ104)。 なお、カウンタ34は、当然手動でも零クリアできる。 カウンタ34はクリアされた後再度信号処理部38から
のパルス信号をカウントする。 合致信号が正の場合、即ち、測長ゲートスリット列14
A、14Bが測長スリット群12Eを通過した時に、参
照マーク22Eの位置を絶対原点として設定すると共に
、測長スリット群確認手段32に原点設定完了信号を出
力し、更に、カウンタ34にカウンタクリア信号を出力
する(ステップ105)。この時から、カウンタ34は
測長モードに切換えられ(ステップ106)通常の測定
時の状態となる。 従って、表示部40には、この測定モードに切換えられ
た後に前記設定された絶対原点からの距離が表示又は記
録されることになる。 又、他の位置の参照マーク22を絶対原点とする場合は
、前述と同様に、スリット群選択設定器36によって該
当する測長スリット群を選び、それを、測長スリット群
確認手段32に読取らせることによって当該測長スリッ
ト群に隣接する参照マーク22を絶対原点とすることが
できる。 なお上記実施例において、前記スリット群選択設定器3
6を予め決定されたプログラムに応じて絶対原点を順次
変更して選択できるようにしておけば、例えばNG工作
機械等の制a装置に連動させることにより、機械加工の
順序に従って、順次絶対原点を変更して、最適の測定を
行うことが自助的にできる。 又、絶対原点を機械加工によって加工すべき材料の形状
大きさに応じて迅速且つ容易に変更することができる。 ここで、前記測長スリット詳12A、12B。 12C1・・・は、12A側からそのピッチ数が順次5
00ピツチづつ増大されるように形成されているが、こ
れは、ランダムに増減されるようにしてもよく、又、そ
の増加ピッチ数は、最低1ピツチあればよい・。 即ち、測長スリット列12における測長スリット列12
及び測長ゲートスリット列14における測長スリットの
明部及び暗部の幅を、前述の如く、各々例えば4μmと
して、測長光電変換器18から得られたアナログ信号を
8分割すれば、信号処理部38から導出されるパルス信
号は、その1パルス分が1μmとなり、この変位測定器
は1μmの分解能を有するので、前記測長スリット群の
差が測長スリットの1ピッチ分づつであってもこれを判
別できる。 なお、前記実施例においては、測長スリット群の指定は
、該スリット群相当のパルス数によってスリット群選択
設定器36により行うようにしているが、これは、他の
指定手段例えば、メインスケール10の端部からの絶対
長さとして指定するようにしてもよく、又、前述の如<
NG工作機械等において、順次絶対原点が変更されるよ
うな場合、第2図において2点鎖線で示されるように、
該工作機械等の制御装置37の制御信号を用いて測長ス
リット群を指定するようにしてもよい。 又、上記実施例の場合、インデックススケール16がメ
インスケール10に対して第1図の左方向から右方向へ
相対移動する場合について述べたが、測長スリット群と
の関係で参照マーク22を特定する手段として、当該参
照マーク22の図に     hおいて右側の測長スリ
ット群あるいは両側の測長スリット群を利用して絶対原
点を特定するようにしてもよい。 又、上記実施例は、前述の如く、測長スリット群のスリ
ット数を、図において左側から右方向に向かって順次増
加するように配置したものであるが、これは、順次減少
させるようにしてもよく、又、例えば、メインスケール
10の中心部から左右方向に左右対象位置の測長スリッ
ト群を同一のスリット数とするようにしてもよい。 更に、前記測長スリット群は、そのスリット数を、順次
循環して増減するように配置してもよい。 又、前記参照マーク22は、スリットをランダムに形成
したランダムパターンとしたものであるが、本発明はこ
れに限定されるものでなく、例えば、参照マーク22は
、スリットとは全く別個のマークであってもよい。これ
らの場合、前記検出要素24A、24Bは、当然、参照
マーク22の参照マーク要素23A123Bと対応する
パターンの検出マークとする。 又、前記参照マーク要素23A、23Bは均等ピッチの
スリット列から構成してもよく、更に、第5図に示され
るような、前記測長スリット列に方向の中心に対して対
称パターンの参照マーク要素23G、23Dとしてもよ
い。 更に上記実施例において、絶対原点とされるべき参照マ
ーク22は複数設けられたものであるが、本発明はこれ
に限定されるものでなく、参照マーク22が1個のみの
場合にも適用されるものである。 又、上記実施例において、前記測長スリット群確認手段
32は、スリット群選択設定器36により指定されたパ
ルス数と、カウンタ34から入力されるパルス数とを比
較して、両者が一致した時に合致信号を出力するように
されているが、両パルス数が、正確に一致した時にのみ
合致信号を出力するとした場合は、その正確な作動が時
間的に困難な場合があるために、設定値の上下に一定の
許容範囲を設け、この許容範囲内で両パルス数が一致し
た時に合致信号を出力するように設定するとよい。但し
、この場合は、各測長スリット群間のスリット数の差を
、前記許容範囲よりも多くしなければならない。 又、上記実施例は、測長作業時に利用されるカウンタを
測長スリット群読取手段として利用したものであるが、
本発明はこれに限定されるものでなく、第5図に示され
るように、測長用カウンタ34とは別に補助カウンタ3
5を設けこれを測長スリット群読取手段としてもよい。 この場合、主カウンタ34と信号処理部38との間に切
換装置44を設けこの切換装置44を前記原点設定手段
26によって、原点設定時に切換えることにより、信号
処理部38からの出力信号が主カウンタ34[と測長ス
リット群読取手段たる補助カウンタ35側とに切換えて
出力されるようにする。 この実施例の場合、測長スリット群読取手段は、測長に
使用する主カウンタ34よりも分解能の粗いものであっ
てもよいので、構造が簡単である。 但し、第2図に示されるように、主カウンタ34を測長
スリット群読取手段として利用する場合は、より構成が
簡単となるという利点がある。 又、カウンタが複数台直列に配設された光電式変位検出
装置においても、各々の原点設定を容易に行うことがで
きる。 更に上記実施例は、参照マーク22の特定を、測長スリ
ット群のスリット数により行うようにしたものであるが
、本発明はこれに限定されるものでなく例えば参照マー
クの近傍に参照マーク特定用のマーク、スリット等を設
けたもの、あるいは前述の特公昭58−40684号公
報に記載されるような参照マーク選択スイッチを設けた
もの等にも適用されるものである。 【発明の効果] 本発明は上記のように構成したので、インデックススケ
ール又はこれと一体のスライダがメインスケールに対し
て傾いた場合でも、精度よく確実に参照マークを検出し
て絶対原点を設定することができるという優れた効果を
有する。 従って、測定方向の相違による原点位置のヒステリシス
が生じないので、その補正が不要となり、更に、装置の
電源を一旦切った後にも、再開された作業時には、前作
業時と同じ絶対原点を特定することができ測定作業が容
易となるという利点があり、又、要求される測定精度に
対して、参照マークの精度そのものを極度に高度とする
必要がないという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る充電式変位検出装置の要部を示す
分解平面図、第2図は同実施例を示す一部断面図を含む
ブロック図、第3図は同実施例の作用を説明する流れ図
、第4図は同実施例におけるインデックススケールの傾
きと検出信号の関係を示す線図、第5図は本発明におけ
る参照マーク要素の変形例を示す平面図、第6図は本発
明の他の実施例を示すブロック図である。 10・・・メインスケール、 12・・・測長スリット列、 16・・・インデックススケール、 18.18A、18B・・・測長光電変換器、22A、
22B、22G、22D。 22E、22F・・・参照マーク、 23A123B、23G、23D ・・・参照マーク要素、 24・・・マーク検出手段、 24A、24B・・・検出要素、 26・・・原点設定手段。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一定ピッチの測長スリット列を備えるメインスケ
    ールと、このメインスケールの測長スリット列と同一ピ
    ッチの測長ゲートスリット列を備え、前記メインスケー
    ルに対して、スリット列方向と平行に相対移動可能に配
    置されたインデックススケールと、これらメインスケー
    ル及びインデックススケールを透過又は反射した光を受
    光し、該メインスケールとインデックススケールの相対
    移動時に、各々のスリット列におけるスリットの重なり
    の繰返しにより形成される前記光の明暗の繰返し数から
    測長信号を発生する測長光電変換器と、を有してなる光
    電式変位検出装置において、前記メインスケールに、前
    記測長スリット列を挾んで対向配置された一対の参照マ
    ーク要素からなり、該測長スリット列に沿って配置され
    た1以上の参照マークと、前記インデックススケールに
    、前記参照マーク要素に対応して設けられた一対の検出
    要素を含み、これら検出要素が対応する参照マーク要素
    を検出したときの一対の出力信号の波形が交差した時点
    で検出信号を発する参照マーク検出手段と、を有してな
    る光電式変位検出装置。
  2. (2)前記参照マークの各参照マーク要素が同一パター
    ンのスリットとされた特許請求の範囲第1項記載の光電
    式変位検出装置。
  3. (3)前記参照マークの各参照マーク要素はランダムパ
    ターンのスリットとされた特許請求の範囲第1項又は第
    2項記載の光電式変位検出装置。
  4. (4)前記参照マークの各参照マーク要素のスリットは
    、前記測長スリット列方向の中心に対して対称パターン
    とされた特許請求の範囲第2項記載の光電式変位検出装
    置。
  5. (5)前記参照マーク検出手段は、前記各検出要素の出
    力信号のレベルが一定値以上のときのみ作動される特許
    請求の範囲第1項乃至第4項のうちいずれかに記載の光
    電式変位検出装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0273117A (ja) * 1988-09-07 1990-03-13 Mitsutoyo Corp 光電式変位検出装置
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