JP2004205474A - 円柱材外径測定器 - Google Patents
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Abstract
【課題】ドリルキリ等円柱材外径寸法を簡単にわかりやすく測定できる円柱材外形測定器を提供する。
【解決手段】基材(1)に下方に向かって均等間隔で狭まる溝(2)を設け、基材前面(3)には、溝(2)と置載した円筒状の被測定物(4).(5)との接触点に外径寸法を示す計測用の目盛線(6)を設け、目盛線は正円柱を置載した時の外径寸法が示されることを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】基材(1)に下方に向かって均等間隔で狭まる溝(2)を設け、基材前面(3)には、溝(2)と置載した円筒状の被測定物(4).(5)との接触点に外径寸法を示す計測用の目盛線(6)を設け、目盛線は正円柱を置載した時の外径寸法が示されることを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ドリルで穴をあけるときに使用するドリルキリや円柱材料等の外径を簡単に測定する円柱材外径測定器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来はドリルキリ等の円柱材の太さを測るときは、ノギスを使用していた。
ノギスの構造は、主材と可動材にそれぞれ目盛りが切られ、被測定物をはさんで止まった位置で、両目盛りの一致する箇所を利用して目盛りを読んでいた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
これは次のような欠点があった。
(イ) 目盛りと目盛りの微妙な一致点を探さなければいけないが、並設した目盛線から一致点を探すのが面倒であり、見にくかったり目が疲れる。
(ロ) それぞれの目盛線から、一つの測定値を読む行程で間違えやすかった。
(ハ) 複数の材料を、それぞれ精密に製作しなければいけないため、価格が高価である。
本発明は、これらの欠点を解決するために発明されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
堅い材料よりなる基材(1)に、上方から下方に向かって均等間隔で狭まり、かつ奥行き方向に平行な溝(2)を設ける。
その溝(2)の中にあらかじめ外径寸法が判っている太い正円柱である被測定物(4)と、細い正円柱である被測定物(5)を置載し、基材前面(3)には、溝(2)と、置載した被測定物(4)と被測定物(5)との接触点にそれぞれの外径寸法を示す目盛線を設ける。
その目盛線に従ってその他の細かい目盛線を設ける。
本発明は、以上の構成からなる円柱材外径測定器である。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図1及び図2を利用して説明する。
(イ) 堅い材質よりなる基材(1)に上方から下方に向かって、均等間隔で狭まり、かつ奥行き方向に平行な溝(2)を設ける。
(ロ) その溝(2)の中にあらかじめ外径寸法が判っている太い正円柱である被測定物(4)と細い正円柱である被測定物(5)を置載する。
(ハ) 基材前面(3)に、溝(2)と、置載した被測定物(4)と被測定物(5)との接触点にそれぞれの外径寸法を示す目盛線を設ける
(ニ) その目盛線に従って、その他の細かい目盛線(6)を設ける。
本発明は以上のような構造で、これで被測定物であるドリルキリ等の外径寸法を測定するときは、ドリルキリ等を溝(2)に置載して、溝(2)とドリルキリ等の接している所の目盛りを直読するだけで、被測定物の外径寸法が測定できる。
また図3に示すように溝(2)の幅を広くすれば太いドリルキリ等の外径寸法が測定でき、溝(2)の角度を小さくすれば単位目盛りの幅が広がり、精度の高い測定ができる。厚い材料で作れば、据え置きができる。また図4に示すように、溝(2)の上をつなげ、二つを組み合わせて一体化すれば、強度的に強く持ち運びや使用性が便利である。
【0006】
【発明の効果】
本発明を使用することによって
(イ)目盛りの巾が長くなるので視力が弱くても測定しやすい。
(ロ)ボルト等円柱形のものなら外形寸法が測定できる。
(ハ)ノギスより安価に制作できる。
(ニ)持ち運びが容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の斜視図である。
【図2】本発明の正面図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す斜視図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 基材
2 溝
3 基材前面
4 被測定物
5 被測定物
6 目盛線
【発明の属する技術分野】
この発明は、ドリルで穴をあけるときに使用するドリルキリや円柱材料等の外径を簡単に測定する円柱材外径測定器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来はドリルキリ等の円柱材の太さを測るときは、ノギスを使用していた。
ノギスの構造は、主材と可動材にそれぞれ目盛りが切られ、被測定物をはさんで止まった位置で、両目盛りの一致する箇所を利用して目盛りを読んでいた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
これは次のような欠点があった。
(イ) 目盛りと目盛りの微妙な一致点を探さなければいけないが、並設した目盛線から一致点を探すのが面倒であり、見にくかったり目が疲れる。
(ロ) それぞれの目盛線から、一つの測定値を読む行程で間違えやすかった。
(ハ) 複数の材料を、それぞれ精密に製作しなければいけないため、価格が高価である。
本発明は、これらの欠点を解決するために発明されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
堅い材料よりなる基材(1)に、上方から下方に向かって均等間隔で狭まり、かつ奥行き方向に平行な溝(2)を設ける。
その溝(2)の中にあらかじめ外径寸法が判っている太い正円柱である被測定物(4)と、細い正円柱である被測定物(5)を置載し、基材前面(3)には、溝(2)と、置載した被測定物(4)と被測定物(5)との接触点にそれぞれの外径寸法を示す目盛線を設ける。
その目盛線に従ってその他の細かい目盛線を設ける。
本発明は、以上の構成からなる円柱材外径測定器である。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図1及び図2を利用して説明する。
(イ) 堅い材質よりなる基材(1)に上方から下方に向かって、均等間隔で狭まり、かつ奥行き方向に平行な溝(2)を設ける。
(ロ) その溝(2)の中にあらかじめ外径寸法が判っている太い正円柱である被測定物(4)と細い正円柱である被測定物(5)を置載する。
(ハ) 基材前面(3)に、溝(2)と、置載した被測定物(4)と被測定物(5)との接触点にそれぞれの外径寸法を示す目盛線を設ける
(ニ) その目盛線に従って、その他の細かい目盛線(6)を設ける。
本発明は以上のような構造で、これで被測定物であるドリルキリ等の外径寸法を測定するときは、ドリルキリ等を溝(2)に置載して、溝(2)とドリルキリ等の接している所の目盛りを直読するだけで、被測定物の外径寸法が測定できる。
また図3に示すように溝(2)の幅を広くすれば太いドリルキリ等の外径寸法が測定でき、溝(2)の角度を小さくすれば単位目盛りの幅が広がり、精度の高い測定ができる。厚い材料で作れば、据え置きができる。また図4に示すように、溝(2)の上をつなげ、二つを組み合わせて一体化すれば、強度的に強く持ち運びや使用性が便利である。
【0006】
【発明の効果】
本発明を使用することによって
(イ)目盛りの巾が長くなるので視力が弱くても測定しやすい。
(ロ)ボルト等円柱形のものなら外形寸法が測定できる。
(ハ)ノギスより安価に制作できる。
(ニ)持ち運びが容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の斜視図である。
【図2】本発明の正面図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す斜視図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 基材
2 溝
3 基材前面
4 被測定物
5 被測定物
6 目盛線
Claims (3)
- 基材(1)に下方に向かって均等間隔で狭まる溝(2)を設け、基材前面(3)には、溝(2)と置載した円筒状の被測定物(4).(5)との接触点に外径寸法を示す計測用の目盛線(6)を設け、目盛線は正円柱を置載した時の外径寸法が示されることを特徴とする円柱材外径測定器。
- 溝(2)が基材(1)の辺部に達しないように設けられたものであることを特徴とする請求項1記載の円柱材外径測定器。
- 基材(1)に異なる外径寸法を計測する溝(2)を複数設けたことを特徴とする請求項1、又は請求項2記載の円柱材外径測定器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002383693A JP2004205474A (ja) | 2002-12-25 | 2002-12-25 | 円柱材外径測定器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002383693A JP2004205474A (ja) | 2002-12-25 | 2002-12-25 | 円柱材外径測定器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004205474A true JP2004205474A (ja) | 2004-07-22 |
Family
ID=32818344
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002383693A Pending JP2004205474A (ja) | 2002-12-25 | 2002-12-25 | 円柱材外径測定器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004205474A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101907433A (zh) * | 2010-08-19 | 2010-12-08 | 中国航空工业第六一八研究所 | 一种“o”型密封胶圈截面直径测量尺 |
JP2018143156A (ja) * | 2017-03-03 | 2018-09-20 | 有限会社エムエイチ | 牛の削蹄補助具 |
JP2018144121A (ja) * | 2017-03-01 | 2018-09-20 | 日産工機株式会社 | ドリルセット用治具及びドリルセット用治具を用いたドリル誤セット判別方法 |
CN114577086A (zh) * | 2022-04-28 | 2022-06-03 | 深圳市诺盛豪自动化有限公司 | 一种内部尺寸检测装置及其plc程序控制方法 |
JP7170156B1 (ja) * | 2022-05-25 | 2022-11-11 | 大末建設株式会社 | 鉄筋径の呼び名の判定器具 |
-
2002
- 2002-12-25 JP JP2002383693A patent/JP2004205474A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101907433A (zh) * | 2010-08-19 | 2010-12-08 | 中国航空工业第六一八研究所 | 一种“o”型密封胶圈截面直径测量尺 |
JP2018144121A (ja) * | 2017-03-01 | 2018-09-20 | 日産工機株式会社 | ドリルセット用治具及びドリルセット用治具を用いたドリル誤セット判別方法 |
JP2018143156A (ja) * | 2017-03-03 | 2018-09-20 | 有限会社エムエイチ | 牛の削蹄補助具 |
CN114577086A (zh) * | 2022-04-28 | 2022-06-03 | 深圳市诺盛豪自动化有限公司 | 一种内部尺寸检测装置及其plc程序控制方法 |
JP7170156B1 (ja) * | 2022-05-25 | 2022-11-11 | 大末建設株式会社 | 鉄筋径の呼び名の判定器具 |
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A621 | Written request for application examination |
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A02 | Decision of refusal |
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