JP2003002033A - 空気通路開閉装置 - Google Patents

空気通路開閉装置

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JP2003002033A
JP2003002033A JP2001187126A JP2001187126A JP2003002033A JP 2003002033 A JP2003002033 A JP 2003002033A JP 2001187126 A JP2001187126 A JP 2001187126A JP 2001187126 A JP2001187126 A JP 2001187126A JP 2003002033 A JP2003002033 A JP 2003002033A
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Yukio Kamimura
上村  幸男
Masaharu Yamazaki
正晴 山崎
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Denso Corp
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Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 膜状部材等から構成されるスライドドアの移
動が複数の分割通路部材の結合面にて阻害されることを
防止する。 【解決手段】 複数の分割通路部材11a、11b、1
1c内側の壁面上を、複数の分割通路部材の結合面11
dに対して略直交する方向に移動して、空気通路を開閉
するスライドドア14、22を有し、スライドドア1
4、22が結合面11d上に位置しない状態から結合面
11dに向かって送り出されるときに、結合面11dよ
りもドア送り出し方向cの前方側に位置する分割通路部
材11aの壁面11eを、後方側の分割通路部材11
b、11cの壁面11fに対してスライドドア14、2
2のドア面から離れる方向の段差δを持つように形成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気通路を形成す
る通路部材の内壁面上を移動するスライドドアを有し、
このスライドドアにより空気通路を開閉する空気通路開
閉装置に関するもので、車両用空調装置に用いて好適な
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、特開平8−2238号公報等にお
いて、膜状部材の移動によって空気通路の切替を行う空
気通路開閉装置が提案されている。この従来技術におい
ては、膜状部材の両端を駆動軸および従動軸にそれぞれ
連結し、巻き取る構成であるので、駆動軸と従動軸とを
連動させる必要がある。このため、プーリー、ワイヤー
といった連動機構が必要となり、装置全体として部品点
数が増加するとともに、組付も煩雑となり、コスト高に
なるという問題があった。
【0003】そこで、本出願人においては、先に、特願
2000−275306号の特許出願において、膜状部
材の巻き取り機構を不要にして、構成を簡素化した空気
通路開閉装置を提案している。この先願のものでは、空
気通路を形成するケース内にガイド部材を設け、このガ
イド部材にて膜状部材(本発明のスライドドアに相当)
の幅方向の両端部をガイドするとともに、膜状部材に駆
動軸の駆動ギヤを噛み合わせている。これにより、駆動
軸の回転により膜状部材をガイド部材に沿って往復動さ
せ、膜状部材の移動によりケースの空気通路を開閉する
ようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、車両用空調
装置においては、ケースを樹脂の成形品で構成してお
り、その樹脂成形の型抜きの必要性、およびケース内へ
の熱交換器、ドア等の機器組み付け上の必要性等から複
数の分割ケース体(分割通路部材)を用い、この複数の
分割ケース体を一体に結合することによりケース(通路
部材)を構成している。
【0005】本発明者らの試作検討によると、上記複数
の分割ケース体の結合面(型割りライン)に対して略直
交する方向に膜状部材が移動する場合には、分割ケース
体の結合面が原因となって、膜状部材の円滑な移動が阻
害されることが分かった。すなわち、上記先願のもので
は、駆動軸の回転により膜状部材が駆動軸の駆動ギヤと
の噛み合い部から送り出されるので、膜状部材の送り出
し方向の先端部は自由端状態で前進していく。
【0006】一方、製造上の寸法交差、組付誤差等によ
り複数の分割ケースの結合面に位置ずれによる段差部が
発生し、送り出し方向前方側の分割ケース体が送り出し
方向後方側の分割ケース体の壁面より突き出ると、この
結合面の段差部に膜状部材の先端部(自由端部)が突き
当って、膜状部材の移動が阻害されるので、膜状部材の
操作力の増大、異音の発生等の不具合が発生する。
【0007】本発明は上記点に鑑み、膜状部材等から構
成されるスライドドアの移動が複数の分割通路部材の結
合面にて阻害されることを防止することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、空気通路(15a、1
6、19〜21)を形成する通路部材(11)が複数の
分割通路部材(11a、11b、11c)を一体に結合
して構成されており、複数の分割通路部材(11a、1
1b、11c)内側の壁面上を、複数の分割通路部材
(11a、11b、11c)の結合面(11d)に対し
て略直交する方向に移動して、空気通路(15a、1
6、19〜21)を開閉するスライドドア(14、2
2)を有し、スライドドア(14、22)が結合面(1
1d)上に位置しない状態から結合面(11d)に向か
って移動する方向をドア送り出し方向(c)としたとき
に、複数の分割通路部材(11a、11b、11c)の
うち、結合面(11d)よりもドア送り出し方向(c)
の前方側に位置する分割通路部材(11a)の壁面(1
1e)を、結合面(11d)よりもドア送り出し方向
(c)の後方側に位置する分割通路部材(11b、11
c)の壁面(11f)に対してスライドドア(14、2
2)のドア面から離れる方向の段差(δ)を持つように
形成したことを特徴とする。
【0009】ここで、分割通路部材とは、分割ケース体
の他に、分割ケース体と組み合わせて空気通路を形成す
る枠体等を含むものである。
【0010】請求項1によると、結合面(11d)より
もドア送り出し方向(c)の前方側に位置する分割通路
部材(11a)に、ドア送り出し方向(c)の後方側に
位置する分割通路部材(11b、11c)の壁面(11
f)に対してスライドドア(14、22)のドア面から
離れる方向の段差(δ)を形成しているから、製造上の
寸法交差、組付誤差等により複数の分割ケース間の結合
面に位置ずれが発生し、送り出し方向前方側の分割通路
部材(11a)がドア面に近づく方向に位置ずれして
も、この位置ずれによる段差部を上記段差(δ)により
吸収できる。
【0011】その結果、スライドドア(14、22)の
先端部が結合面(11d)に向かって送り出されるとき
に、ドア先端部が結合面(11d)に突き当たるという
現象を確実に回避できる。これにより、複数の分割通路
部材間の結合面(11d)の位置ずれに起因するスライ
ドドア(14、22)の操作力の増加、異音の発生等の
作動不良を防止できる。
【0012】請求項2に記載の発明では、空気通路(1
5a、16、19〜21)を形成する通路部材(11)
が複数の分割通路部材(11a、11b、11c)を一
体に結合して構成されており、複数の分割通路部材(1
1a、11b、11c)内側の壁面上を、複数の分割通
路部材(11a、11b、11c)の結合面(11d)
に対して略直交する方向に移動して、空気通路(15
a、16、19〜21)を開閉するスライドドア(1
4、22)を有し、スライドドア(14、22)が結合
面(11d)上に位置しない状態から結合面(11d)
に向かって移動する方向をドア送り出し方向(c)とし
たときに、複数の分割通路部材(11a、11b、11
c)のうち、少なくとも、結合面(11d)よりもドア
送り出し方向(c)の前方側に位置する分割通路部材
(11a)に、その壁面(11e)から結合面(11
d)に向かって徐々に深くなる窪み形状部(11g)を
形成したことを特徴とする。
【0013】ここで、窪み形状部(11g)は具体的に
は、テーパ面、円弧部(R部)等により形成することが
できる。
【0014】請求項2によると、ドア送り出し方向
(c)の前方側に位置する分割通路部材(11a)に結
合面(11d)に向かって徐々に深くなる窪み形状部
(11g)を形成しているから、製造上の寸法公差、組
付誤差等により複数の分割通路部材の結合面(11d)
に位置ずれが生じて、送り出し方向前方側の分割通路部
材(11a)がドア面に近づく方向に位置ずれしても、
スライドドア(14、22)の送り出し方向先端部が窪
み形状部(11g)の緩やかな傾斜面(テーパ面、円弧
面等)に当接するので、ドア先端部を緩やかな傾斜面に
よりスムースにガイドして、ドア先端部を支障なく移動
させることができる。これにより、請求項2において
も、請求項1と同様の作用効果を発揮できる。
【0015】請求項3に記載の発明では、空気通路(1
5a、16、19〜21)を形成する通路部材(11)
が複数の分割通路部材(11a、11b、11c)を一
体に結合して構成されており、複数の分割通路部材(1
1a、11b、11c)内側の壁面上を、複数の分割通
路部材(11a、11b、11c)の結合面(11d)
に対して略直交する方向に移動して、空気通路(15
a、16、19〜21)を開閉するスライドドア(1
4、22)を有し、複数の分割通路部材(11a、11
b、11c)のうち、結合面(11d)の部位に、スラ
イドドア(14、22)のドア面から離れる方向に窪ん
だ窪み形状部(11g、11h)を形成したことを特徴
とする。
【0016】これにより、請求項2と同様に、複数の分
割通路部材間の結合面(11d)の部位に窪み形状部
(11g、11h)を形成することにより、窪み形状部
の緩やかな傾斜面によりスライドドア(14、22)を
スムースにガイドして、スライドドア(14、22)を
支障なく移動させることができる。
【0017】なお、請求項3は、スライドドア(14、
22)のドア面が常に接する領域に配置される結合面
(11d)に対しても適用されものであって、このよう
にドア面が常に接する結合面(11d)において位置ず
れが生じても、窪み形状部(11g、11h)の形成に
よりスライドドア(14、22)をスムースに移動させ
ることができる。
【0018】請求項4に記載の発明では、請求項1ない
し3のいずれか1つにおいて、スライドドア(14、2
2)は、駆動手段(26、27、32、33)から付与
される駆動力によって往復動する膜状部材であり、膜状
部材は、複数の分割通路部材(11a、11b、11
c)内側の往復動経路に沿って変形可能となる可撓性を
有し、且つ、駆動手段(26、27、32、33)から
押し出し力が付与されるときにも前進できる剛性を有し
ていることを特徴とする。
【0019】これにより、膜状部材からなるスライドド
アの巻き取り機構を不要にして、空気通路開閉装置の構
成を簡素化でき、しかも、結合面(11d)の位置ずれ
があっても請求項1ないし3の手段により膜状部材のス
ムースな移動を保証できる。
【0020】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すも
のである。
【0021】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1は本発明の
第1実施形態を適用した車両用空調装置における室内ユ
ニット部のうち、熱交換器部を収容している空調ユニッ
ト10を示す。この空調ユニット10は車室内前部の計
器盤(図示せず)内側において、車両左右(幅)方向の
略中央部に配置される。図1の上下前後の矢印は車両搭
載状態における方向を示す。車両用空調装置の室内ユニ
ット部は、上記略中央部の空調ユニット10と、計器盤
内側において助手席側にオフセット配置される図示しな
い送風機ユニットとに大別される。
【0022】送風機ユニットは、外気(車室外空気)ま
たは内気(車室内空気)を切替導入する内外気切替箱
と、この内外気切替箱に導入された空気を送風する送風
機とを備えている。この送風機ユニットの送風空気は、
空調ユニット10のケース11内のうち、最下部の空気
流入空間12に流入するようになっている。
【0023】ケース11は、ポリプロピレンのような弾
性を有し、機械的強度も高い樹脂にて成形されている。
より具体的には、型割ラインLにて分割された下ケース
11aと上ケース11b、11cに分割され、更に上ケ
ースは上側左ケース11bと上側右ケース11cとに車
両左右方向(図1の紙面垂直方向)において略対称に分
割される。ここで、下ケース11aを上ケース11b、
11cから別体として分割する理由は、下記の蒸発器1
3で発生する凝縮水が型割面(結合面)からケース外へ
洩れ出ることを防ぐためである。
【0024】空調ユニット10のケース11内において
空気流入空間12の上方には冷房用熱交換器をなす蒸発
器13が小さな傾斜角度でもって略水平方向に配置され
ている。従って、送風機ユニットの送風空気は空気流入
空間12に流入した後、この空間12から蒸発器13を
下方から上方へと通過する。蒸発器13は周知のように
車両空調用冷凍サイクルの膨張弁等の減圧装置により減
圧された低圧冷媒が流入し、この低圧冷媒が送風空気か
ら吸熱して蒸発するようになっている。
【0025】そして、蒸発器13の上方(空気流れ下流
側)には膜状部材からなるエアミックス用スライドドア
14が配置され、さらに、このエアミックス用スライド
ドア14の上方(空気流れ下流側)に温水式ヒータコア
15が配置されている。このヒータコア15は周知のよ
うに車両エンジンの温水(冷却水)を熱源として空気を
加熱する暖房用熱交換器である。このヒータコア15も
略水平方向に配置されているが、ヒータコア15はケー
ス11内の通路断面積より小さい大きさに設計して、ケ
ース11内のうち車両前方側に偏って配置してある。こ
れにより、ヒータコア15の車両後方側(乗員座席寄り
の部位)に、ヒータコア15をバイパスして空気が流れ
るバイパス通路16を形成している。
【0026】エアミックス用スライドドア14は、蒸発
器13とヒータコア15との間にて車両前後方向aに移
動して、ヒータコア15の通風路(温風通路)15aを
通過する温風とバイパス通路16を通過する冷風との風
量割合を調整するものであって、この冷温風の風量割合
を調整して車室内への吹出空気温度を調整することがで
きる。従って、エアミックス用スライドドア14により
車室内への吹出空気の温度調整手段が構成される。
【0027】ヒータコア15を通過した温風は温風ガイ
ド壁17により車両後方側へガイドされて空気混合部1
8に向かう。この空気混合部18にてバイパス通路16
からの冷風とヒータコア通過後の温風が混合して所望温
度となる。
【0028】ケース11の上面部(空気下流端部)に
は、車両後方側から車両前方側へ向かって、複数の吹出
開口部、すなわち、フェイス開口部19、デフロスタ開
口部20、およびフット開口部21が順次開口してい
る。フェイス開口部19は空気混合部18からの空調空
気を乗員の上半身に向けて吹き出すためのもので、デフ
ロスタ開口部20は空気混合部18からの空調空気を車
両フロントガラス内面に向けて吹き出すためのもので、
フット開口部21は空気混合部18からの空調空気を乗
員の足元部に向けて空調空気を吹き出すためのものであ
る。これらの複数の吹出開口部19、20、21は、1
枚の膜状部材からなる吹出モード用スライドドア22が
車両前後方向bに往復動して開閉される。
【0029】ところで、上記したエアミックス用スライ
ドドア14および吹出モード用スライドドア22はいず
れも図1に示すようにケース11内の曲折した経路を往
復動するので、この曲折した経路に沿って変形し得るよ
うに可撓性を有する膜状部材(樹脂製フィルム材)から
構成されている。この両ドア14、22の具体的材質、
ドア駆動機構等は基本的には同一でよい。従って、以下
エアミックス用スライドドア14について詳述する。
【0030】図2はエアミックス用スライドドア14の
平面図であり、ドア14は長方形の薄膜状樹脂製フィル
ム材からなり、その具体的材質としては可撓性を有し、
かつ、摩擦抵抗が小さい樹脂材料であるPET(ポリエ
チレンテレフタレート)フィルムが好適である。
【0031】エアミックス用スライドドア14の往復動
方向aと垂直な方向(すなわち、ドア幅方向)の両端部
近傍には後述の駆動ギヤ27の歯がかみ合う穴部23、
24が開けてある。この穴部23、24はスライドドア
14の往復動方向aのほぼ全長にわたって所定間隔で連
続形成されている。また、スライドドア14の往復動方
向aの中央部には、空調空気を通過させる開口部25が
複数に分割して開口している。なお、吹出モード用スラ
イドドア22にも開口部25と同様の開口部(図示せ
ず)が開口している。
【0032】図1に示すように、ケース11内におい
て、エアミックス用スライドドア14の往復動方向(車
両前後方向)aの1箇所のみに駆動軸26を配置し、こ
の駆動軸26の駆動ギヤ27から伝達される駆動力によ
りエアミックス用スライドドア14を往復動させるよう
になっている。その結果、スライドドア14の往復動方
向aの両端部は巻き取り機構に連結されず、自由端とな
っている。
【0033】このような駆動方式であるため、エアミッ
クス用スライドドア14のうち、駆動軸26よりも往復
動方向aの後方側部位では駆動軸26からの引っ張り力
が作用し、往復動方向aの前方側部位では駆動軸26か
らの押し出し力が作用してスライドドア14が移動する
ことになる。
【0034】そこで、ケース11の内壁面に図3に示す
ようにガイド部材28、29を一体成形により設けてい
る。このガイド部材28、29はケース11の内壁面か
ら所定高さhだけ平行に突き出して溝空間を形成するも
のであって、ガイド部材28、29の溝空間内にスライ
ドドア14の幅方向の両端部を挿入してガイドするよう
にしてある。
【0035】ガイド部材28、29に沿ってスライドド
ア14が押し出し力で移動(前進)するためにスライド
ドア14は所定の剛性を持つ必要がある。そのため、ス
ライドドア14の材質、板厚等を必要な剛性が得られる
ように選定する。
【0036】ガイド部材28、29は、駆動軸26の配
置部位を除いて、スライドドア14の往復動経路の全長
にわたって形成してある。スライドドア14の幅方向両
端部のギヤかみ合い用の穴部23、24の周辺部はガイ
ド部材28、29の溝空間内に位置して風下側のガイド
部材28表面に密着するので、穴部23、24からの風
洩れは生じない。また、スライドドア14の風下側には
スライドドア14の風圧による変形を防ぐために格子部
材30がケース11の内壁面に一体成形等により設けて
ある。
【0037】図4は駆動軸26の軸方向端部の断面図で
あり、駆動軸26の軸方向の両端部はケース11の壁面
の軸受け穴31に回動可能に支持される。駆動軸26は
樹脂製であり、その軸方向の両端部近傍に駆動ギヤ27
が一体成形にて設けてある。駆動軸26と一体の駆動ギ
ヤ27の歯がスライドドア14の幅方向両端部の穴部2
3、24にかみ合って、スライドドア14に往復動方向
aの操作力(駆動力)を伝達する。なお、駆動軸26の
軸方向の一端部は、空調ケース11の外部において図示
しない駆動用モータ(例えば、ステップモータ)の出力
軸に連結され、この駆動用モータよって駆動軸26が正
逆両方向に回転駆動されるようになっている。
【0038】吹出モード用スライドドア22に対して
も、図1に示すように駆動軸32、駆動ギヤ33を設定
して上記エアミックス用スライドドア14と同一機構で
往復動させるようになっている。
【0039】なお、蒸発器13の車両前方側および車両
後方側の部位ではガイド部材28、29が、エアミック
ス用スライドドア14の幅方向寸法の全体に対向する壁
面に拡大される。これにより、エアミックス用スライド
ドア14の往復動方向aの両端部の全体を収納する収納
空間34、35を形成している。また、吹出モード用ス
ライドドア22側においても、蒸発器13の車両前方側
の部位ではガイド部材(図示せず)が吹出モード用スラ
イドドア22の幅方向寸法の全体に対向する壁面に拡大
される。これにより、収吹出モード用スライドドア22
の往復動方向bの一端部の全体を収納する収納空間36
を形成している。
【0040】次に、図5は本発明の要部を示すもので、
図1のC部拡大図であり、型割ラインLの部位、すなわ
ち、下ケース11aと上ケース11b、11cとの結合
面11dの部位を拡大して示す。この結合面11dに対
してスライドドア14、22は略直交する方向に移動す
る。その際、スライドドア14、22が図1のように結
合面11d(型割ラインL)の部位上に位置しない状態
から結合面11dに向かって移動する方向をドア送り出
し方向cとしたときに、結合面11dよりもドア送り出
し方向cの前方側に位置する下ケース11aの壁面11
eを、結合面11dよりもドア送り出し方向cの後方側
に位置する上ケース11b、11cの壁面11fに対し
てスライドドア14、22のドア面から離れる方向の段
差δを持つように形成してある。
【0041】ここで、膜状部材からなるスライドドア1
4、22の板厚は例えば、188μm程度の微小寸法で
あり、また、上下のケース11a、11b、11cの板
厚は通常、1〜2mm程度である。段差δの具体的寸法
は、スライドドア14、22の板厚より十分大きい値で
あり、0.5mm以上にしている。
【0042】なお、上下のケース11a、11b、11
cの結合面11dの角部には、円弧部(R部)11d’
が形成してある。
【0043】次に、第1実施形態による車両用空調装置
の作動を説明すると、エアミックス用スライドドア14
が車両前後方向aに往復動することにより、スライドド
ア14の開口部25とヒータコア15の通風路15aお
よびバイパス通路16との連通面積が変化して、冷風バ
イパス通路16からの冷風とヒータコア15を通過した
温風とを所定の風量割合で混合して所望の吹出温度を得
ることができる。
【0044】また、最大冷房状態では、エアミックス用
スライドドア14の開口部のないドア面(フィルム面)
がヒータコア15の通風路15aを全閉し、スライドド
ア14の開口部25がバイパス通路16を全開する。ま
た、最大暖房状態では、エアミックス用スライドドア1
4の開口部25がヒータコア15の通風路15aを全開
し、スライドドア14の開口部のないドア面(フィルム
面)がバイパス通路16を全閉する。
【0045】一方、吹出モード用スライドドア22にお
いては車両前後方向bに往復動することにより、フェイ
ス開口部19、デフロスタ開口部20、およびフット開
口部21を切替開閉し、これにより、周知の複数の吹出
モード、すなわち、フェイスモード、バイレベルモー
ド、フットモード、フットデフロスタモード、デフロス
タモード等を切り替える。
【0046】膜状部材からなる両スライドドア14、2
2はその往復動方向a、bの両端部を自由端にして、両
スライドドア14、22の往復動方向a、bの1箇所か
ら与えられる駆動力で往復動するため、両スライドドア
14、22の巻き取り機構が不要となる。
【0047】ところで、第1実施形態によると、スライ
ドドア14、22が図1のように型割ラインL(結合面
11d)上に位置しない状態から型割ラインL(結合面
11d)に向かって移動する(送り出される)ときに、
ドア送り出し方向cの前方側に位置する下ケース11a
の壁面11eを、段差δの分だけ、ドア送り出し方向c
の後方側に位置する上ケース11b、11cの壁面11
fよりも低くしている。
【0048】このため、ケース11a、11b、11c
の製造上の寸法公差、組付誤差等により下ケース11a
と上ケース11b、11cとの結合面11dに位置ずれ
(下ケース11aがドア面に近づく方向の位置ずれ)が
生じても、この位置ずれを段差δにより吸収することが
できる。その結果、スライドドア14、22の先端部
(自由端)が結合面11dに向かって送り出されるとき
に、ドア先端部が結合面11dに突き当たるという現象
を確実に回避できる。これにより、型割ラインLの結合
面11dに起因するスライドドア14、22の操作力の
増加、異音の発生等の作動不良を防止できる。
【0049】また、スライドドア14、22が上記ドア
送り出し方向cと反対方向に移動するときはスライドド
ア14、22のうち、駆動軸26、32よりも結合面1
1d側の部分に駆動軸26、32の回転による引っ張り
力が作用するので、結合面11dに段差δがあってもス
ライドドア14、22の作動に不具合は生じない。
【0050】なお、第1実施形態は次のような変形が可
能である。図5の図示例では、ドア送り出し方向cの前
方側に位置する下ケース11aの全ての壁面11eを、
段差δの分だけ、ドア送り出し方向cの後方側に位置す
る上ケース11b、11cの壁面11fよりも低くして
いるが、スライドドア14、22のドア送り出し方向c
の先端部(自由端部)がスライドドア14、22に加わ
る風圧を受けて、ドア面の表裏両面のうち風下側の面が
常にケース11a、11b、11cの特定の片側の面に
圧接する場合がある。このような場合には、スライドド
ア14、22の風下側の面が常に圧接するケース11
a、11b、11cの特定の片側の面のみに段差δを形
成するようにしてもよい。
【0051】また、図5の図示例において、結合面11
dの角部における円弧部(R部)11d’は必ずしも必
要ものではなく、円弧部(R部)11d’を廃止するこ
とも可能である。
【0052】(第2実施形態)第1実施形態では、ドア
送り出し方向cの前方側に位置する下ケース11aの全
ての壁面11eを、段差δの分だけ、ドア送り出し方向
cの後方側に位置する上ケース11b、11cの壁面1
1fよりも低くしているが、第2実施形態では段差δを
廃止し、その代わりに、図6に示すように、ケース11
a、11b、11cの同一板厚の壁面(基準壁面)11
e、11fから結合面11dへ向かってテーパ面11
g、11hを形成している。このテーパ面11g、11
hは、壁面11e、11fから結合面11dへ向かって
徐々に深くなる(ドア面から徐々に離れる)窪み形状部
を形成するものである。
【0053】第2実施形態によると、スライドドア1
4、22が図1のように型割ラインL(結合面11d)
上に位置しない状態から型割ラインL(結合面11d)
に向かって移動する(送り出される)ときに、結合面1
1dの周辺にテーパ面11g、11hによる窪み形状部
を形成しているから、ケース11a、11b、11cの
製造上の寸法公差、組付誤差等により下ケース11aと
上ケース11b、11cとの結合面11dに位置ずれ
(下ケース11aがドア面に近づく方向の位置ずれ)が
生じても、スライドドア14、22の送り出し方向cの
先端部(自由端)がテーパ面11gに当接するので、ド
ア先端部を緩やかなテーパ面11gによりスムースにガ
イドして、ドア先端部を支障なく移動させることができ
る。
【0054】なお、第2実施形態において、テーパ面1
1g、11hによる窪み形状部の深さγは、第1実施形
態の段差δと同様に0.5mm以上とし、そして、テー
パ面11g、11hのテーパ角度θは45°以下とする
ことがことが、結合面11dにおけるドア先端部のスム
ースな移動のために好ましい。
【0055】なお、図6の図示例では、左側の上下ケー
ス11a、11b、11cだけにテーパ面11g、11
hを形成しているが、図示の右側の上下ケース11a、
11b、11cにもテーパ面11g、11hを形成して
よいことはもちろんである。
【0056】また、スライドドア14、22の送り出し
方向cの前方側となる下ケース11aだけにテーパ面1
1gを形成し、スライドドア14、22の送り出し方向
cの後方側となる上ケース11b、11cのテーパ面1
1hを廃止してもよい。
【0057】また、第2実施形態において、テーパ面1
1g、11hの代わりに円弧部(R部)を形成してもよ
い。円弧部(R部)の半径は緩やかな窪み形状を形成す
るために5mm以上とするのがよい。
【0058】(他の実施形態) 上記の第1、第2実施形態では、スライドドア14、
22が複数のケース11a、11b、11cの結合面1
1d上に位置しない状態から結合面11dに向かって移
動する(送り出される)時に、スライドドア14、22
の送り出し方向cの先端部の移動を円滑化する手段に関
するものであるが、本発明は、スライドドア14、22
のドア面が常に接する部位に、複数のケース11a、1
1b、11cの結合面11dを設定する場合に適用して
も良い。
【0059】つまり、図1において、車両前後方向の中
央部位(駆動軸27、32に隣接する部位)に結合面1
1dが位置する場合には、スライドドア14、22のド
ア面が結合面11dに常に接することになる。このよう
なケース構造においても、製造上の寸法公差、組付誤差
等により結合面11dに位置ずれが生じると、スライド
ドア14、22のスムースな移動を阻害する。特に、図
2に示すような開口部25をスライドドア14、22に
設けてあるので、開口部25の縁部が結合面11dの位
置ずれによる段差部に引っ掛かって、スライドドア1
4、22の移動の阻害、異音発生等の不具合が発生しや
すい。
【0060】そこで、スライドドア14、22のドア面
が常に接する結合面11dに対して、図6に例示するよ
うなテーパ面11g、11h(あるいは円弧部(R
部))からなる窪み形状部を設ける。これによると、結
合面11dの位置ずれによる段差部が生じても、窪み形
状部のテーパ面11g、11h(あるいは円弧部(R
部))にスライドドア14、22のドア面を接触させ、
スライドドア14、22の移動をガイドできる。そのた
め、結合面11dの位置ずれの有無にかかわらず、スラ
イドドア14、22をスムースに移動させることができ
る。なお、請求項4は、この他の実施形態に対応する
ものであって、特に、スライドドア14、22の開口部
25の縁部が結合面11dの位置ずれによる段差部に引
っ掛かることを防止する対策として有効である。
【0061】上記の第1、第2実施形態では、スライ
ドドア14、22を膜状部材により構成しているが、ス
ライドドア14、22を特開平10−217749号公
報のように、樹脂製の剛体からなるドア基板上にシール
用のパッキン材を貼付したスライドドアを用いるものに
本発明を適用しても良い。
【0062】上記の第1、第2実施形態では、通路部
材をなすケース11を構成する上下の分割ケース(分割
通路部材)11a、11b、11cのみで、空気通路を
形成しているが、上下の分割ケース(分割通路部材)1
1a、11b、11cに対して別体で構成された枠体を
組み合わせて空気通路を形成するようにしてもよい。
【0063】すなわち、本発明における分割通路部材と
は、複数の分割ケースだけに限定されるものではなく、
分割ケースに組み合わせる別体の枠体等をも含むもので
ある。
【0064】本発明は、車両用空調装置における空気
通路の開閉に限らず、種々な用途の空気通路の開閉に対
して広く適用できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す空調ユニット部の
断面図である。
【図2】第1実施形態で用いるエアミックス用スライド
ドアの平面図である。
【図3】図1のA−A断面図である。
【図4】図1のB−B断面図である。
【図5】図1のC部拡大図である。
【図6】第2実施形態を示す要部断面図である。
【符号の説明】
11…ケース(通路部材)、11a…下ケース(分割通
路部材)、11b、11c…上ケース(分割通路部
材)、11d…結合面、11g、11h…テーパ面(窪
み形状部)、14、22…スライドドア、15a…ヒー
タコア通風路(空気通路)、16…バイパス通路(空気
通路)、19〜21…吹出開口部(空気通路)、δ…段
差。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気通路(15a、16、19〜21)
    を形成する通路部材(11)が複数の分割通路部材(1
    1a、11b、11c)を一体に結合して構成されてお
    り、 前記複数の分割通路部材(11a、11b、11c)内
    側の壁面上を、前記複数の分割通路部材(11a、11
    b、11c)の結合面(11d)に対して略直交する方
    向に移動して、前記空気通路(15a、16、19〜2
    1)を開閉するスライドドア(14、22)を有し、 前記スライドドア(14、22)が前記結合面(11
    d)上に位置しない状態から前記結合面(11d)に向
    かって移動する方向をドア送り出し方向(c)としたと
    きに、前記複数の分割通路部材(11a、11b、11
    c)のうち、前記結合面(11d)よりも前記ドア送り
    出し方向(c)の前方側に位置する分割通路部材(11
    a)の壁面(11e)を、前記結合面(11d)よりも
    前記ドア送り出し方向(c)の後方側に位置する分割通
    路部材(11b、11c)の壁面(11f)に対して前
    記スライドドア(14、22)のドア面から離れる方向
    の段差(δ)を持つように形成したことを特徴とする空
    気通路開閉装置。
  2. 【請求項2】 空気通路(15a、16、19〜21)
    を形成する通路部材(11)が複数の分割通路部材(1
    1a、11b、11c)を一体に結合して構成されてお
    り、 前記複数の分割通路部材(11a、11b、11c)内
    側の壁面上を、前記複数の分割通路部材(11a、11
    b、11c)の結合面(11d)に対して略直交する方
    向に移動して、前記空気通路(15a、16、19〜2
    1)を開閉するスライドドア(14、22)を有し、 前記スライドドア(14、22)が前記結合面(11
    d)上に位置しない状態から前記結合面(11d)に向
    かって移動する方向をドア送り出し方向(c)としたと
    きに、前記複数の分割通路部材(11a、11b、11
    c)のうち、少なくとも、前記結合面(11d)よりも
    前記ドア送り出し方向(c)の前方側に位置する分割通
    路部材(11a)に、その壁面(11e)から前記結合
    面(11d)に向かって徐々に深くなる窪み形状部(1
    1g)を形成したことを特徴とする空気通路開閉装置。
  3. 【請求項3】 空気通路(15a、16、19〜21)
    を形成する通路部材(11)が複数の分割通路部材(1
    1a、11b、11c)を一体に結合して構成されてお
    り、 前記複数の分割通路部材(11a、11b、11c)内
    側の壁面上を、前記複数の分割通路部材(11a、11
    b、11c)の結合面(11d)に対して略直交する方
    向に移動して、前記空気通路(15a、16、19〜2
    1)を開閉するスライドドア(14、22)を有し、 前記複数の分割通路部材(11a、11b、11c)の
    うち、前記結合面(11d)の部位に、前記スライドド
    ア(14、22)のドア面から離れる方向に窪んだ窪み
    形状部(11g、11h)を形成したことを特徴とする
    空気通路開閉装置。
  4. 【請求項4】 前記スライドドア(14、22)は、駆
    動手段(26、27、32、33)から付与される駆動
    力によって往復動する膜状部材であり、 前記膜状部材は、前記複数の分割通路部材(11a、1
    1b、11c)内側の往復動経路に沿って変形可能とな
    る可撓性を有し、且つ、前記駆動手段(26、27、3
    2、33)から押し出し力が付与されるときにも前進で
    きる剛性を有していることを特徴とする請求項1ないし
    3のいずれか1つに記載の空気通路開閉装置。
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