JP2003002016A - 建設車両用空気入りタイヤ - Google Patents

建設車両用空気入りタイヤ

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サイドウォール部に設けたプロテクターによ
る補強効果を改善した建設車両用空気入りタイヤを提供
する。 【解決手段】 少なくとも片側のサイドウォール部2
に、タイヤ断面高さSHの30〜65%の範囲に、タイ
ヤ周方向に延びる少なくとも2本の凸状のプロテクター
7を設け、該プロテクター7の内部に弾性補強材8を埋
設し、該弾性補強材8の100%モジュラスを隣接する
サイドウォール部2のゴム組成物の100%モジュラス
の5〜25倍にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として建設現場
で使用される建設車両用空気入りタイヤに関し、さらに
詳しくは、サイドウォール部に設けたプロテクターによ
る補強効果を改善した建設車両用空気入りタイヤに関す
る。
【0002】
【従来の技術】建設車両用空気入りタイヤは、岩石等の
障害物にサイドウォール部が擦り付けられるような過酷
な環境で使用されるので、そのサイドウォール部にタイ
ヤ周方向に延びる凸状のプロテクターを設けるようにし
ている。
【0003】しかしながら、プロテクターをサイドウォ
ール部と同じゴム組成物から凸状に成形した場合、その
補強効果は必ずしも十分ではなく、走行中にカット損傷
を受け、摩耗寿命に到達する前に使用不能になることが
起きている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、サイ
ドウォール部に設けたプロテクターによる補強効果を高
めることを可能にした建設車両用空気入りタイヤを提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の建設車両用空気入りタイヤは、少なくとも片
側のサイドウォール部に、タイヤ断面高さの30〜65
%の範囲に、タイヤ周方向に延びる少なくとも2本の凸
状のプロテクターを設け、該プロテクターの内部に弾性
補強材を埋設し、該弾性補強材の100%モジュラスが
隣接するサイドウォール部のゴム組成物の100%モジ
ュラスの5〜25倍であることを特徴とするものであ
る。
【0006】このようにプロテクターの内部に高モジュ
ラスの弾性補強材を埋設したので、プロテクターによる
補強効果を高め、走行中のカット損傷を効果的に防止す
ることができる。また、上記弾性補強材は適度なモジュ
ラスを有しているので、タイヤが建設現場のような過酷
な環境で使用される場合であっても、サイドウォール部
からの遊離故障や剥離故障を生じ難いのである。上記弾
性補強材は、破断強度が10〜50MPaで、破断伸び
が150%以上であることが好ましい。このような弾性
補強材としては、共役ジエン単位の含有量が30重量%
以下であるエチレン性不飽和ニトリル−共役ジエン系高
飽和ゴムにアクリル酸又はメタクリル酸の金属塩を分散
させた組成物を有機過酸化物で架橋してなる弾性補強材
を用いると良い。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成について添付
の図面を参照して詳細に説明する。
【0008】図1は本発明の実施形態からなる建設車両
用空気入りタイヤを示し、1はトレッド部、2はサイド
ウォール部、3はビード部である。左右一対のビード部
3,3間には複数層のカーカス層4が装架されている。
複数層のカーカス層4のうち、内側のカーカス層4aは
その端部がビードコア5aの廻りにタイヤ内側から外側
へ巻き上げられ、外側のカーカス層4bはその端部がビ
ードコア5bの廻りにタイヤ内側から外側へ巻き上げら
れ、更に外側のカーカス層4cはその端部がカーカス層
4bの外側に配置されている。一方、トレッド部1にお
けるカーカス層4の外周側には、複数層のブレーカー6
が埋設されている。
【0009】少なくとも片側のサイドウォール部2に
は、タイヤ周方向に延びる少なくとも2本の凸状のプロ
テクター7が設けられている。これらプロテクター7
は、タイヤ周方向に連続した凹溝を挟んで環状に形成さ
れている。プロテクター7を形成する領域は、ビード側
の境界の高さH1 をタイヤ断面高さSHの30%とし、
トレッド側の境界の高さH2 をタイヤ断面高さSHの6
5%とする。このような領域に凸状のプロテクター7を
形成することにより、サイドウォール部2を効果的に保
護するのである。なお、プロテクター7は片側のサイド
ウォール部2だけに設けても良く、或いは両側のサイド
ウォール部2に設けても良い。プロテクター7を片側の
サイドウォール部2だけに設ける場合、そのプロテクタ
ー7を車両外側に配置するように空気入りタイヤを車両
に装着すれば良い。
【0010】上記プロテクター7の内部には、プロテク
ター7に沿って連続する環状の弾性補強材8が埋設され
ている。弾性補強材8の断面形状は特に限定されるもの
ではなく、図示した円形のほか、矩形等にしても良い。
また、弾性補強材8は必ずしも全てのプロテクター7の
内部に埋設されていなくても良く、カットを受け易い部
分のみ補強したり、1本おきに補強しても良い。
【0011】弾性補強材8は、その100%モジュラス
が隣接するサイドウォール部2のゴム組成物の100%
モジュラスの5〜25倍である。例えば、サイドウォー
ル部2を構成するゴム組成物の100%モジュラスが約
2MPaであるとき、弾性補強材8の100%モジュラ
スは10〜50MPaとなる。このようにプロテクター
7の内部に高モジュラスの弾性補強材8を埋設すること
により、プロテクター7による補強効果を高め、走行中
のカット損傷を効果的に防止することができる。弾性補
強材8の100%モジュラスが隣接するサイドウォール
部2のゴム組成物の100%モジュラスの5倍未満であ
ると補強効果が不足し、逆に25倍を超えると岩石乗り
上げ等によりサイドウォール部2に強制的な大変形を生
じた際に弾性補強材8がサイドウォール部2から遊離し
たり、剥離する恐れがある。
【0012】また、弾性補強材8は破断強度が10〜5
0MPa、より好ましくは10〜40MPaで、破断伸
びが150%以上、より好ましくは150〜500%で
あると良い。弾性補強材8の破断強度が10MPa未満
であると補強効果が低下し、逆に50MPaを超えると
サイドウォール部2との硬度差がありすぎ、その界面へ
の応力集中により破壊する恐れがある。弾性補強材8の
破断伸びが150%未満であるとサイドウォール部2の
変形に対する追従性が低下する。
【0013】上述した弾性補強材8の物性は、スチール
コードや有機繊維コードから得られるものではない。こ
のような弾性補強材8として、共役ジエン単位の含有量
が30重量%以下であるエチレン性不飽和ニトリル−共
役ジエン系高飽和ゴムにアクリル酸又はメタクリル酸の
金属塩を分散させた組成物を有機過酸化物で架橋してな
るゴム組成物を用いることができる。
【0014】より具体的には、共役ジエン単位の含有量
が30重量%以下であるエチレン性不飽和ニトリル−共
役ジエン系高飽和ゴムを40重量部以上含むゴム合計1
00重量部に対し、アクリル酸又はメタクリル酸の金属
塩を10〜120重量部と、架橋剤として0.3〜10
重量部の有機過酸化物を配合したゴム組成物を使用する
ことができる。勿論、上記ゴム組成物には補強剤、架橋
助剤、可塑剤、安定剤等の通常ゴム工業で使用される種
々の配合剤を必要に応じて添加することが可能である。
【0015】エチレン性不飽和ニトリル−共役ジエン系
高飽和ゴムとしては、アクリロニトリル、メタアクリロ
ニトリルなどのエチレン性不飽和ニトリルと1,3−ブ
タジエン、イソプレン、1,3−ペンタジエンなどの共
役ジエンとの共重合体、上記の2種の単量体と共重合可
能な単量体、例えば、ビニル芳香族化合物、(メタ)ア
クリル酸、アルキル(メタ)アクリレート、アルコキシ
アルキル(メタ)アクリレート、シアノアルキル(メ
タ)アクリレートなどとの多元重合体であっても良い。
具体的には、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体ゴ
ム、アクリロニトリル−イソプレン共重合体ゴム、アク
リロニトリル−ブタジエン−イソプレン共重合体ゴム、
アクリロニトリル−ブタジエン−アクリレート共重合体
ゴム、アクリロニトリル−ブタジエン−アクリレート−
メタクリル酸共重合体ゴムなどを挙げることができる。
特に、水素化NBRが好ましい。
【0016】アクリル酸又はメタクリル酸の金属塩とし
ては、ポリメタクリル酸亜鉛などを挙げることができ
る。
【0017】有機過酸化物としては、ジクミルパーオキ
サイド、ジ−t−ブチルパーオキサイド、t−ブチルク
ミルパーオキサイド、ベンゾイルパーオキサイド、2,
5−ジメチル−2,5−ジ(ベンゾイルパーオキシ)ヘ
キサン、2,5−ジメチル−2,5−モノ(t−ブチル
パーオキシ)ヘキサンなどを挙げることができる。
【0018】また、弾性補強材8をサイドウォール部2
に対して強固に接着するために、上記ゴム組成物を接着
層で包むことが望ましい。
【0019】この接着層としては、天然ゴム、ポリイソ
プレンゴム、ポリブタジエンゴム、共役ジエン−芳香族
ビニル共重合体ゴムから選ばれた少なくとも1種のジエ
ン系ゴムを50〜85重量部と、共役ジエン単位の含有
量が30重量%以下であるエチレン性不飽和ニトリル−
共役ジエン系高飽和ゴムを15〜50重量部とを含むゴ
ム合計100重量部に対し、メタクリル酸亜鉛を10〜
60重量部と、有機過酸化物を0.3〜10重量部と、
アクリル基、メタクリル基、アリル基のいずれかを有
し、かつ室温で液体である共架橋剤を5〜50重量部配
合してなるゴム組成物を用いると良い。
【0020】
【実施例】タイヤサイズ1800−25 28PRで、
TRA CODE L5Sのスムーストレッドを有し、
トレッド部にはトレッド貫通防止用のスチールブレーカ
ーを2プライ配置した耐トレッドカット・パンク防止仕
様の建設車両用空気入りタイヤにおいて、サイドウォー
ル部に設けたプロテクターの構造だけを種々異ならせた
本発明タイヤ、比較タイヤ、従来タイヤをそれぞれ製作
した。これらタイヤのプロテクターの補強材に関する物
性を表1に示した。なお、サイドウォール部に用いたゴ
ム組成物は、破断伸びが580%であり、破断強度が2
5MPaであり、100%モジュラスが2.0MPaで
ある。
【0021】本発明タイヤ:サイドウォール部における
タイヤ断面高さの30〜65%の範囲に、タイヤ周方向
に延びる4本の凸状のプロテクターを設け、各プロテク
ターの内部に直径12mmでプロテクターに沿って環状
に成形された弾性補強材を埋設した。この弾性補強材
は、水素化NBRにポリメタクリル酸亜鉛を高度に分散
させた組成物(商品名:ZSC2395,日本ゼオン株
式会社製)を有機過酸化物で架橋させたゴム組成物であ
る。
【0022】比較タイヤ:サイドウォール部におけるタ
イヤ断面高さの30〜65%の範囲に、タイヤ周方向に
延びる4本の凸状のプロテクターを設け、各プロテクタ
ーの内部に直径3mmのスチールコードを埋設した。こ
のスチールコードは、7×7×0.23の撚り構造を有
する4本のコードをルーズに撚り合わせ、伸びを持たせ
たものである。
【0023】従来タイヤ:サイドウォール部におけるタ
イヤ断面高さの30〜65%の範囲に、タイヤ周方向に
延びる4本の凸状のプロテクターを設け、これらプロテ
クターの内部には補強材を埋設しなかった。即ち、プロ
テクターをサイドウォール部のゴム組成物だけで構成し
た。
【0024】
【表1】
【0025】評価方法A 室内回転ドラム試験機を用いて、リム25×13.00
−2.5、空気圧650kPa、荷重188kN(14
0%荷重)、速度8km/hの条件で、本発明タイヤと
比較タイヤをそれぞれ走行させた。回転ドラムの表面に
は半径80mmの半円柱状突起を2箇所設置し、回転毎
にタイヤに衝撃荷重と強制変形を与えるようにした。
【0026】その結果、本発明タイヤは240時間走行
しても特に問題を生じていなかった。なお、市場では耐
久性として200時間以上の走行を許容することが要求
される。一方、比較タイヤは48時間でサイドウォール
部のスチールコード補強部分からクラックが発生し、そ
のクラックがカーカス部に達したため、走行を打ち切っ
た。これは、スチールコードの伸びがタイヤの変形に対
して不足しているためである。
【0027】評価方法B 本発明タイヤと従来タイヤをそれぞれ地下鉱山の運搬用
ダンプカーに装着し、実際に地下鉱山での運搬作業に使
用した。
【0028】その結果、一定期間でのタイヤ投入本数、
摩耗寿命に起因して交換に至ったタイヤの割合(完走
率)、タイヤの平均寿命は、下記表2の通りであった。
【0029】
【表2】
【0030】この表2から判るように、本発明タイヤは
カット損傷を生じ難いため、従来タイヤに比べて、投入
本数が少なく、完走率が高く、かつ平均寿命が長くなっ
ていた。
【0031】本発明タイヤは、以上に記載した実施例や
説明に限定されるものではなく、本発明の要旨を変更し
ない範囲で各種の改良、改変を行うことは可能なもので
ある。例えば、プロテクターがサイドウォール部周方向
に螺旋状又は渦巻き状に成形され、そのプロテクターの
内部に弾性補強材が埋設されても良い。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、少
なくとも片側のサイドウォール部に、タイヤ断面高さの
30〜65%の範囲に、タイヤ周方向に延びる少なくと
も2本の凸状のプロテクターを設け、該プロテクターの
内部に弾性補強材を埋設し、該弾性補強材の100%モ
ジュラスを隣接するサイドウォール部のゴム組成物の1
00%モジュラスの5〜25倍にしたから、プロテクタ
ーによる補強効果を高めて走行中のカット損傷を効果的
に防止することができ、しかも弾性補強材のサイドウォ
ール部からの遊離故障や剥離故障を生じることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態からなる建設車両用空気入り
タイヤを示す子午線半断面図である。
【符号の説明】
1 トレッド部 2 サイドウォール部 3 ビード部 4,4a,4b,4c カーカス層 5a,5b ビードコア 6 ブレーカー 7 プロテクター 8 弾性補強材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08K 5/14 C08K 5/14 C08L 15/00 C08L 15/00 (72)発明者 金成 大輔 神奈川県平塚市追分2番1号 横浜ゴム株 式会社平塚製造所内 Fターム(参考) 4J002 AC11W BG01X EG047 EK036 EK046 EK066 FD146 GN01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも片側のサイドウォール部に、
    タイヤ断面高さの30〜65%の範囲に、タイヤ周方向
    に延びる少なくとも2本の凸状のプロテクターを設け、
    該プロテクターの内部に弾性補強材を埋設し、該弾性補
    強材の100%モジュラスが隣接するサイドウォール部
    のゴム組成物の100%モジュラスの5〜25倍である
    建設車両用空気入りタイヤ。
  2. 【請求項2】 前記弾性補強材の破断強度が10〜50
    MPaで、その破断伸びが150%以上である請求項1
    に記載の建設車両用空気入りタイヤ。
  3. 【請求項3】 前記弾性補強材が、共役ジエン単位の含
    有量が30重量%以下であるエチレン性不飽和ニトリル
    −共役ジエン系高飽和ゴムにアクリル酸又はメタクリル
    酸の金属塩を分散させた組成物を有機過酸化物で架橋し
    てなる請求項1又は請求項2に記載の建設車両用空気入
    りタイヤ。
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