JP2003001033A - 燃料電池用気液分離器 - Google Patents

燃料電池用気液分離器

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JP2003001033A
JP2003001033A JP2001182332A JP2001182332A JP2003001033A JP 2003001033 A JP2003001033 A JP 2003001033A JP 2001182332 A JP2001182332 A JP 2001182332A JP 2001182332 A JP2001182332 A JP 2001182332A JP 2003001033 A JP2003001033 A JP 2003001033A
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JP
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gas
pipe
outlet pipe
liquid separator
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Tomonori Okabe
友宜 岡部
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Kojima Industries Corp
Original Assignee
Kojima Press Industry Co Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

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  • Separating Particles In Gases By Inertia (AREA)
  • Fuel Cell (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、燃料電池用気液分離器に関し、気
液分離後の水分が出口管より流出しないようにした燃料
電池用気液分離器を実現することを目的とする。 【解決手段】 上下を密閉した円筒状の本体部10と、
該本体部10の円筒状の上部近傍で且つ接線方向に設け
られた入口管11と、本体部10の天板部10bの中央
部に該本体部10の内外部に突出するように設けられた
出口管12と、本体部10の下部に設けられた排水管1
3とを具備してなる燃料電池用気液分離器において、前
記本体部10の内部の上下中間部に、該本体部10の内
径にほぼ等しい外径を有し且つ外周に複数の切欠き部1
4aが形成された仕切り板14を設けて成るように構成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は燃料電池用気液分離
器に関する。詳しくは、燃料電池を動力源とする電気自
動車の燃料電池からの排気ガス中に含まれる水分を除去
する燃料電池用気液分離器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、酸素と水素を反応させて発電する
燃料電池車の排気ガスには、反応を促進するために加湿
した水と、化学反応により生成された水とがミスト状に
なり多量に含まれている。この排気ガスをそのまま排気
系ダクトへ流すとマフラーの機能を低下させたり、マフ
ラーの出口から白煙を出すという問題がある。このた
め、排気ガス中の水を排気ガスから分離する目的で気液
分離器が設けられている。
【0003】気液分離器には種々なものがあるが、その
1つにサイクロン式分離器がある。図3はこのサイクロ
ン式気液分離器を示す。同図において、(a)は上面
図、(b)は(a)図のb−b線における断面図であ
り、符号1はサイクロン室(遠心分離室)となる本体
部、2は入口管、3は出口管、4は排水管である。そし
て本体部1は円筒部1aの上部を天板部1bで、下部を
底板部1cで密閉した円筒状をなし、入口管2は本体部
1の天板部1bの近傍に設けられ且つ円筒部1aに対し
て接線方向に設けられている。また、出口管3は本体部
1の上部の天板部1bの中央部に垂直に設けられ、本体
部1の内部及び外部に突出している。また、排水管4は
本体部1の底部に設けられている。
【0004】そして、燃料電池からの排気ガスは、入口
管2より本体部1内に入り、旋回運動をしながら下方に
行き、反転して上昇し、出口管3より排気される。この
とき、旋回運動の遠心力により排気ガス中の気体と水分
とが分離され、気体は出口管3より排気され、液体は本
体部1の内壁面を伝って下降し排水管4より排出され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記気液分離器におい
ては、気液分離後の水分が本体底部に溜まり、その水5
が矢印Aで示す気流に乗って再飛散し出口管3から流出
するという問題がある。また、本体部1の内壁に付着し
た水6が矢印Bで示す気流に乗って出口管3から流出す
るという問題もある。
【0006】本発明は上記従来の問題点に鑑み、気液分
離後の水分が出口管より流出しないようにした燃料電池
用気液分離器を実現することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の請求項1は、上下を密閉した円筒状の本体部1
0と、該本体部10の円筒状の上部近傍で且つ接線方向
に設けられた入口管11と、本体部10の天板部10b
の中央部に該本体部10の内外部に突出するように設け
られた出口管12と、本体部10の下部に設けられた排
水管13とを具備してなる燃料電池用気液分離器におい
て、前記本体部10の内部の上下中間部に、該本体部1
0の内径にほぼ等しい外径を有し且つ外周に複数の切欠
き部14aが形成された仕切り板14を設けて成ること
を特徴とする。
【0008】この構成を採ることにより、本体部におい
て分離された水分は仕切り板14の切欠き部14aから
下方に落下し、気体は旋回しながら仕切り板14に遮ら
れて反転し出口管12から排出されため仕切り板14の
下方に溜まった水分が気体によって連れ出されることは
防止される。
【0009】また、請求項2は、上下を密閉した円筒状
の本体部10と、該本体部10の円筒状の上部近傍で且
つ接線方向に設けられた入口管11と、本体部10の天
板部10bの中央部に該本体部10の内外部に突出する
ように設けられた出口管12と、本体部10の下部に設
けられた排水管13とを具備してなる燃料電池用気液分
離器において、前記天板部10bに設けられた出口管1
2の、本体部10の内部に突出する部分の内径を拡大し
たことを特徴とする。また、請求項3は、前記出口管1
2の内径を拡大した部分12aは、その外径が本体部1
0の内壁より少なくとも入口管11の内径寸法と同程度
離れ、高さは入口管11の内径寸法より高いことを特徴
とする。
【0010】この構成を採ることにより、出口管の入り
口部が拡大されたため、その周辺の流速が下がり、その
ため気流による水分の持ち出し量は低減される。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明の燃料電池用気液分
離器の第1の実施の形態を示す図で、(a)は縦断面
図、(b)は仕切り板の斜視図である。本実施の形態は
同図に示すように、円筒部10aと天板部10bと底部
10cとによりサイクロン室(遠心分離室)を形成する
本体部10と、円筒部10aの上部に設けられた入口管
11と、天板部10bの中央に設けられた出口管12
と、本体部10の下部に設けられた排水管13とよりな
ることは、図3で説明した従来例と同様であり、異なる
ところは、本体部10に仕切り板14を設けたことであ
る。
【0012】上記仕切り板14は、(b)図の如く、本
体部10の内径とほぼ等しい外径を有する円板状をな
し、その外周の複数箇所(図においては8箇所)に切欠
き部14aが形成されている。そして、本体部10が樹
脂である場合は、仕切り板14はポリプロピレン等の樹
脂により形成され、バイブレーション溶着または熱溶着
によるカシメにより本体部10に取り付けられる。
【0013】このように構成された本実施の形態は、
(a)図の如く、入口管11より入った燃料電池の排気
ガスは本体部10において、サイクロン効果により気体
と水分に分離され、気体は出口管12から排出され、水
分は円筒部10aの内壁に沿って落下し、排水管13か
ら排水される。その際、分離された水分は矢印Aで示す
ように仕切り板14の切欠き部14aから下方に落下
し、気体は矢印Bで示すように、旋回しながら仕切り板
14に遮られて反転し出口管12から排出される。この
ため仕切り板14の下方に溜まった水が気体によって連
れ出されることは防止される。
【0014】図2は本発明の燃料電池用気液分離器の第
2の実施の形態を示す図で、(a)は上面図、(b)は
(a)図のbーb線における断面図である。本実施の形
態は同図に示すように、円筒部10aと天板部10bと
底部10cとよりなる本体部10と、円筒部10aの上
部に設けられた入口管11と、天板部10bの中央に設
けられた出口管12と、本体部10の下部に設けられた
排水管13とよりなることは、図3で説明した従来例と
同様であり、異なるところは、出口管12の形状を変更
したことである。
【0015】本実施の形態の出口管12は、本体部10
の内部に突出している部分の内径を拡大したものであ
り、その拡大した部分12aの外径は、入口管11から
進入する排気が干渉しないように、本体部10の内壁よ
り少なくとも入口管11の内径寸法程度離れており、高
さは入口管11の内径寸法より高くなるように形成され
ている。
【0016】このように構成された本実施の形態は、出
口管12の入り口部が拡大されたため、その周辺の流速
が下がり、そのため気流による水分の持ち出し量は低減
される。さらに本実施の形態は、出口管12の入口部の
流速が従来に比して下がるため圧力損失が低下するとい
う利点が生ずる。
【0017】
【発明の効果】本発明の燃料電池用気液分離器に依れ
ば、気液分離器本体内に仕切り板を設けたことにより、
分離された水を気流が出口管から持ち出すのを防止可能
とした。また、出口管の入り口部を拡径したことによ
り、その付近の流速を下げて出口管からの水分の流出を
防止可能とした。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の燃料電池用気液分離器の第1の実施の
形態を示す図で、(a)は縦断面図、(b)は仕切り板
の斜視図である。
【図2】本発明の燃料電池用気液分離器の第2の実施の
形態を示す図で、(a)は上面図、(b)は(a)図の
bーb線における断面図である。
【図3】従来の気液分離器の1例を示す図で、(a)は
上面図、(b)は(a)図のbーb線における断面図で
ある。
【符号の説明】
10…本体部 10a…円筒部 10b…天板部 10c…底部 11…入口管 12…出口管 12a…拡径部 13…排水管 14…仕切り板 14a…切欠き部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下を密閉した円筒状の本体部(10)
    と、該本体部(10)の円筒状の上部近傍で且つ接線方
    向に設けられた入口管(11)と、本体部(10)の天
    板部(10b)の中央部に該本体部(10)の内外部に
    突出するように設けられた出口管(12)と、本体部
    (10)の下部に設けられた排水管(13)とを具備し
    てなる燃料電池用気液分離器において、 前記本体部(10)の内部の上下中間部に、該本体部
    (10)の内径にほぼ等しい外径を有し且つ外周に複数
    の切欠き部(14a)が形成された仕切り板(14)を
    設けて成ることを特徴とする燃料電池用気液分離器。
  2. 【請求項2】 上下を密閉した円筒状の本体部(10)
    と、該本体部(10)の円筒状の上部近傍で且つ接線方
    向に設けられた入口管(11)と、本体部(10)の天
    板部(10b)の中央部に該本体部(10)の内外部に
    突出するように設けられた出口管(12)と、本体部
    (10)の下部に設けられた排水管(13)とを具備し
    てなる燃料電池用気液分離器において、 前記天板部(10b)に設けられた出口管(12)の、
    本体部(10)の内部に突出する部分の内径を拡大した
    ことを特徴とする燃料電池用気液分離器。
  3. 【請求項3】 前記出口管(12)の内径を拡大した部
    分(12a)は、その外径が本体部(10)の内壁より
    少なくとも入口管(11)の内径寸法と同程度離れ、高
    さは入口管(11)の内径寸法より高いことを特徴とす
    る請求項2に記載の燃料電池用気液分離器。
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