JP2002336622A - 気液分離器 - Google Patents

気液分離器

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JP2002336622A
JP2002336622A JP2001144583A JP2001144583A JP2002336622A JP 2002336622 A JP2002336622 A JP 2002336622A JP 2001144583 A JP2001144583 A JP 2001144583A JP 2001144583 A JP2001144583 A JP 2001144583A JP 2002336622 A JP2002336622 A JP 2002336622A
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JP
Japan
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liquid
chamber
partition member
turning
exhaust pipe
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Pending
Application number
JP2001144583A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Yokoyama
横山  武志
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TLV Co Ltd
Original Assignee
TLV Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 微小な液体や分離された液体が出口に運び出
されないようにする。 【解決手段】 本体1と排気管10で形成する環状空間
11に旋回羽根12を配置する。環状空間11の上方を
入口4に連結し、排気管10の内側の孔を通してその上
方を出口5に連結する。環状空間11の下方に旋回室1
4を形成する。旋回室14の下方に液溜室15を形成し
てその下端を排液口8に連結する。旋回室14と液溜室
15の間に隔壁部材17を配置し、隔壁部材17の外周
縁と底蓋3の内周壁との間に液体通過用隙間19を形成
する。排気管10と隔壁部材17の間に衝突用の金網筒
20を配置する。液溜室15に液溜室15を横断する鉛
直方向の仕切板16を配置する。大きな液体は旋回羽根
12によって外側に振り出されて分離される。微小な液
体は金網筒20に衝突して分離される。液体通過用隙間
19を通して液溜室15に及ぶ旋回流は仕切板16に衝
突して停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蒸気や圧縮空気や
各種ガス等の気体中に混入している復水や凝縮水等の液
体をケーシング内に旋回流を起こして遠心力によって分
離する気液分離器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の気液分離器は、ケーシングと排気
管で形成する環状空間に旋回羽根を配置し、環状空間の
上方を入口に連結すると共に、排気管の内側の孔を通し
てその上方を出口に連結し、環状空間の下方に旋回室を
形成すると共に、旋回室の下方に液溜室を形成してその
下端を排液口に連結し、旋回室と液溜室の間に隔壁部材
を配置すると共に、隔壁部材の外周縁とケーシングの内
周壁との間に液体通過用の隙間を形成したものである。
この一例が特開昭50−42467号公報に示されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術の気液分
離器においては、気液の分離効率が悪い問題点があっ
た。これは、旋回室の中央よりを旋回している微小な液
体が気体と共に出口に運び出されてしまうためである。
また、旋回流が液体通過用の隙間を通して液溜室に及ぶ
ために液面が凹面となって液面の外周部が旋回室にまで
上昇し、分離された液体が再び気体に巻き込まれて出口
に運び出されてしまうためである。
【0004】従って、本発明の技術的課題は、微小な液
体や分離された液体が出口に運び出されないようにする
ことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の技術的課題を解決
するために講じた本発明の技術的手段は、ケーシングと
排気管で形成する環状空間に旋回羽根を配置し、環状空
間の上方を入口に連結し、排気管の内側の孔を通してそ
の上方を出口に連結し、環状空間の下方に旋回室と該旋
回室の下方に液溜室を形成して該液溜室の下端を排液口
に連結し、旋回室と液溜室の間に隔壁部材を配置し、隔
壁部材の外周縁とケーシングの内周壁との間に液体通過
用の隙間を形成したものにおいて、排気管と隔壁部材の
間に衝突用の金網筒を配置し、液溜室に該液溜室を横断
する鉛直方向の仕切板を配置したことを特徴とする気液
分離器にある。
【0006】
【発明の実施の形態】上記の本発明の技術的手段によれ
ば、微小な液体は排気管と隔壁部材の間に配置された金
網筒に衝突して分離されるので、気体と共に出口に運び
出されることがない。また液体通過用の隙間を通して液
溜室に及ぶ旋回流は液溜室を横断する鉛直方向の仕切板
にほぼ直角方向に衝突して停止するので、液溜室の液面
が凹面となって液面の外周部が旋回室にまで上昇するこ
とがなく、分離された液体が再び気体に巻き込まれて出
口に運び出されることがない。
【0007】
【実施例】上記の技術的手段の具体例を示す実施例を説
明する(図1乃至図3参照)。ケーシングは本体1に出
入口部材2と底蓋3を夫々溶接して形成する。出入口部
材2は左右に入口4と出口5を有し、入口4に入口フラ
ンジ6を溶接し、出口5に出口フランジ7を溶接する。
底蓋3は下端中央に排液口8を有し、排液口8に排液管
9を溶接する。
【0008】本体1は円筒形状で上部内面の直径を大き
く形成する。本体1の上部内面と下部内面との間の環状
の段部に、二重のほぼ円筒形状の排気管10を載せ、排
気管10を出入口部材2との間で固定する。排気管10
の外側円筒は真直ぐな形状で内側円筒よりも低く形成す
る。外側円筒は省略して本体1で兼用することもでき
る。排気管10の内側円筒は上部が緩やかに拡がり下部
が真直ぐな形状である。排気管10の内外円筒の間に形
成される環状空間11に、排気管10と一体に旋回羽根
12を形成する。
【0009】入口4は連通孔13を通して下方の環状空
間11に連結し、排気管10の内側円筒の内側は上方の
出口5に連結する。本体1の下部内面と底蓋3の内面と
の間に旋回室14と、旋回室14の下方に液溜室15を
形成し、液溜室15の下端を排液口8に連結する。
【0010】液溜室15に液溜室15を横断する仕切板
16を鉛直方向に配置する。仕切板16は半小判形状
で、底蓋3の内面に溶接して固定する。仕切板16の上
に、旋回室14と液溜室15とを隔てる隔壁部材17を
載せて配置する。隔壁部材17は円板形状で外周に4個
の突起18を有し、突起18の外端を底蓋3に溶接して
固定する。突起18の間の隔壁部材17外周縁と底蓋3
内周壁との間に液体通過用隙間19を形成する。排気管
10の下部外周と隔壁部材17の上面との間に衝突用の
金網筒20を配置する。金網筒20は下端を隔壁部材1
7の上面に溶接し、上端内周を排気管10の下端外周に
嵌め合わせて固定する。
【0011】入口4から入った液体を含む気体は旋回羽
根12で旋回せしめられる。大きな液体は遠心力の作用
で外側に振り出されて分離され、本体1の内周壁に沿っ
て流下し、突起18の間の液体通過用隙間19を通って
液溜室15に流入し、排液口8から系外に排出される。
微小な液体は金網筒20に衝突して分離され、金網筒2
0に沿って流下し、突起18の間の液体通過用隙間19
を通って液溜室15に流入し、排液口8から系外に排出
される。金網筒20を内側に通過した気体は排気管10
の内側円筒の内側を通って出口5から流出する。液体通
過用隙間19を通して液溜室15に及ぶ旋回流は液溜室
15を横断する鉛直方向の仕切板16にほぼ直角方向に
衝突して停止するので、液溜室15の液面が凹面となる
ことがない。
【0012】
【発明の効果】上記のように本発明によれば、微小な液
体が金網筒によって分離されるので、微小な液体が気体
と共に出口に運び出されることがないと言う優れた効果
を生じる。また液体通過用の隙間を通して液溜室に及ぶ
旋回流が仕切板によって停止するので、液溜室の液面が
凹面となって液面の外周部が旋回室にまで上昇すること
がなく、分離された液体が再び気体に巻き込まれて出口
に運び出されることがないと言う優れた効果を生じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の気液分離器の断面図。
【図2】図1のA−A断面図。
【図3】図1のB−B断面図。
【符号の説明】
1 本体 2 出入口部材 3 底蓋 4 入口 5 出口 8 排液口 10 排気管 11 環状空間 12 旋回羽根 14 旋回室 15 液溜室 16 仕切板 17 隔壁部材 18 突起 19 液体通過用隙間 20 金網筒

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシングと排気管で形成する環状空間
    に旋回羽根を配置し、環状空間の上方を入口に連結し、
    排気管の内側の孔を通してその上方を出口に連結し、環
    状空間の下方に旋回室と該旋回室の下方に液溜室を形成
    して該液溜室の下端を排液口に連結し、旋回室と液溜室
    の間に隔壁部材を配置し、隔壁部材の外周縁とケーシン
    グの内周壁との間に液体通過用の隙間を形成したものに
    おいて、排気管と隔壁部材の間に衝突用の金網筒を配置
    し、液溜室に該液溜室を横断する鉛直方向の仕切板を配
    置したことを特徴とする気液分離器。
JP2001144583A 2001-05-15 2001-05-15 気液分離器 Pending JP2002336622A (ja)

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