JP2002541621A - リレー用磁石システム - Google Patents
リレー用磁石システムInfo
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H50/00—Details of electromagnetic relays
- H01H50/16—Magnetic circuit arrangements
- H01H50/18—Movable parts of magnetic circuits, e.g. armature
- H01H50/24—Parts rotatable or rockable outside coil
- H01H50/26—Parts movable about a knife edge
-
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- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H50/00—Details of electromagnetic relays
- H01H50/16—Magnetic circuit arrangements
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
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- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
- Dc Machiner (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【解決手段】本発明は、特に低ノイズスイッチで特徴付けられるリレーの磁石システムを形成する部品に関する。この磁石システムは、コイルユニット1、アーマチュア6及び図示されていないコイルからなる。アーマチュア6は開位置で予荷重がかけられている。閉成の方向に沿って見て、アーマチュア極面の前端が、配置縁12に導かれる接続線16に対して実質的に直交するような形状にアーマチュア6が形成されるので、低ノイズスイッチが達成される。さらに、アーマチュア6が吸引されると、コア極面9はアーマチュア極面8と少なくとも略平行になる。本発明に設けられるシステムは、付加的なノイズ低減部品を要しないので、非常に簡単でコンパクトな構造を有する。
Description
【0001】 本発明は、以下の特徴を有するリレー用磁石システムに関する。すなわち、 第1脚に少なくとも1個のアーマチュアベアリング部が形成され、第2脚に極
部が形成された2本の脚を有するコアユニットと、 ベアリング縁の周りのアーマチュアベアリング部に回転可能に実装されたアー
マチュアであって、開位置でばね力により予荷重がかけられることにより、アー
マチュア自由端のアーマチュア極面と極部のコア極面との間に作動空隙が形成さ
れるアーマチュアと、 選択されたいかなる位置でもコアユニットを取り囲むコイル。
部が形成された2本の脚を有するコアユニットと、 ベアリング縁の周りのアーマチュアベアリング部に回転可能に実装されたアー
マチュアであって、開位置でばね力により予荷重がかけられることにより、アー
マチュア自由端のアーマチュア極面と極部のコア極面との間に作動空隙が形成さ
れるアーマチュアと、 選択されたいかなる位置でもコアユニットを取り囲むコイル。
【0002】 好適には自動車に使用されるような、直流負荷を切り換えるための電磁リレー
用の磁石システムは、自動車の内部で騒がしい切換えノイズを生ずる。特に極面
に対してアーマチュアが衝突することから生ずるこの切換えノイズを低減するた
めに、例えば音吸収部を有する二重壁構造のハウジングを使用することが公知で
ある。この公知の対策は手が込んでおり且つ高価である。リレーの体積は増大す
るし、音吸収効果又は防音効果しか得られないが、音発生の根本問題は未解決で
ある。加えて、ノイズは、接続導体を介して外部に伝わるおそれがある。さらに
、二重壁構造のハウジングにより熱伝導性が低下するので、この種のリレーの作
動能力が限られている。
用の磁石システムは、自動車の内部で騒がしい切換えノイズを生ずる。特に極面
に対してアーマチュアが衝突することから生ずるこの切換えノイズを低減するた
めに、例えば音吸収部を有する二重壁構造のハウジングを使用することが公知で
ある。この公知の対策は手が込んでおり且つ高価である。リレーの体積は増大す
るし、音吸収効果又は防音効果しか得られないが、音発生の根本問題は未解決で
ある。加えて、ノイズは、接続導体を介して外部に伝わるおそれがある。さらに
、二重壁構造のハウジングにより熱伝導性が低下するので、この種のリレーの作
動能力が限られている。
【0003】 ノイズ発生を回避する解決法は、アーマチュアの移動速度を低減するための減
衰器(damper)を有する磁石システムの使用からなる。
衰器(damper)を有する磁石システムの使用からなる。
【0004】 アーマチュア速度を低減することによりノイズ低減を達成するリレーは、欧州
特許第281384号から公知である。このリレーにおいて、付加的な空気減衰
器が、アーマチュア及びコンタクトばねシステムに結合されている。この構造の
不利な点は、減衰器によってリレーがより高価になることに加え、必要な空間が
増大するということである。
特許第281384号から公知である。このリレーにおいて、付加的な空気減衰
器が、アーマチュア及びコンタクトばねシステムに結合されている。この構造の
不利な点は、減衰器によってリレーがより高価になることに加え、必要な空間が
増大するということである。
【0005】 本発明は、構造が簡単でありながら、低ノイズ切換え動作を示す上述のタイプ
の磁石システムを提供することを目的とする。
の磁石システムを提供することを目的とする。
【0006】 本発明によれば、閉成の方向に沿ってアーマチュアの前端領域のアーマチュア
極面が、ベアリング縁に向かう接続線に対して実質的に直交し、アーマチュアが
吸引されると、コア極面がアーマチュア極面と少なくとも平行に延びることで特
徴付けられる上述のタイプの磁石システムにより、この目的が達成される。
極面が、ベアリング縁に向かう接続線に対して実質的に直交し、アーマチュアが
吸引されると、コア極面がアーマチュア極面と少なくとも平行に延びることで特
徴付けられる上述のタイプの磁石システムにより、この目的が達成される。
【0007】 本発明によるリレーは、直接閉位置に到達する前に、アーマチュアがちょうど
よい角度で極面に移動接近するので、閉状態の休止位置においてアーマチュア及
びコアユニットの極面が互いに平行になるという利点がある。
よい角度で極面に移動接近するので、閉状態の休止位置においてアーマチュア及
びコアユニットの極面が互いに平行になるという利点がある。
【0008】 また、低ノイズ切換え動作を達成するために付加部品が不要であるという点で
、特に簡単な構造が得られる。
、特に簡単な構造が得られる。
【0009】 アーマチュアの移動は、ベアリング縁に近接して配置される停止部により制限
されるのが好ましい。
されるのが好ましい。
【0010】 アーマチュアの閉成の際、極面間の作動空隙が完全には閉じないときに特に良
好なノイズ低減が達成されるので、残留作動空隙が残り、アーマチュア極面及び
コア極面が互いに平行になる。
好なノイズ低減が達成されるので、残留作動空隙が残り、アーマチュア極面及び
コア極面が互いに平行になる。
【0011】 更なる詳細及び実施形態は、従属請求項に記載されている。
【0012】 本発明は、一実施形態及び対応する図面により詳細に説明される。図1は、本
発明の磁石システムの斜視図である。図2は、本発明の磁石システムのコア極面
及びアーマチュアの配置を示す図である。図3は、コイルにより実施された図1
と同様の磁石システムを示す図であり、アーマチュアは2つの端位置で示される
。図4ないし図6は、本発明の磁石システムの別の実施形態を示す図である。
発明の磁石システムの斜視図である。図2は、本発明の磁石システムのコア極面
及びアーマチュアの配置を示す図である。図3は、コイルにより実施された図1
と同様の磁石システムを示す図であり、アーマチュアは2つの端位置で示される
。図4ないし図6は、本発明の磁石システムの別の実施形態を示す図である。
【0013】 図1の一実施形態において、コアユニット1は第1脚2及び第2脚3を具備し
、これらの脚は横材13によって連結されている。第2脚3は、鈍角で横材13
上に配置されている。このU字状形状の結果、第1脚2上にアーマチュアベアリ
ング部4が配置され、第2脚3上に極部5が配置される。略L字状のアーマチュ
ア6は、ベアリング縁12の周りのアーマチュアベアリング部4に回転可能に実
装され、アーマチュアベアリング部4及び極部5間の作動空隙10にわたって磁
気回路を閉じる。アーマチュア6は、図1においてアーマチュア自由端7に対応
するL字の横断脚が外側を指すように配置される。
、これらの脚は横材13によって連結されている。第2脚3は、鈍角で横材13
上に配置されている。このU字状形状の結果、第1脚2上にアーマチュアベアリ
ング部4が配置され、第2脚3上に極部5が配置される。略L字状のアーマチュ
ア6は、ベアリング縁12の周りのアーマチュアベアリング部4に回転可能に実
装され、アーマチュアベアリング部4及び極部5間の作動空隙10にわたって磁
気回路を閉じる。アーマチュア6は、図1においてアーマチュア自由端7に対応
するL字の横断脚が外側を指すように配置される。
【0014】 アーマチュア6は、中間部15において内方に曲げられる結果、アーマチュア
ベアリング部4上のアーマチュア端に関して曲げられる結果となる点で、直線的
なL字から逸脱する。このため、傾斜した第2脚3と協働して、構造の寸法を小
さくすることができる。
ベアリング部4上のアーマチュア端に関して曲げられる結果となる点で、直線的
なL字から逸脱する。このため、傾斜した第2脚3と協働して、構造の寸法を小
さくすることができる。
【0015】 作動空隙10は、コア極面9を形成する極部5と、アーマチュア極面8を形成
するアーマチュア自由端7との間に配置される。アーマチュアベアリング部4に
は、閉位置のアーマチュア6がアーマチュアベアリング部4のアーマチュアベア
リング面11に隣接する。2個の突起14がアーマチュア6に一体的に形成され
るので、アーマチュア6は、極部5の方向にスリップできず、極部に完全に吸引
される。これにより、残余作動空隙10が残ることが保証される。こうして、衝
撃ノイズの回避に加え、閉位置におけるアーマチュア6の絡み付き又は張り付き
が回避される。
するアーマチュア自由端7との間に配置される。アーマチュアベアリング部4に
は、閉位置のアーマチュア6がアーマチュアベアリング部4のアーマチュアベア
リング面11に隣接する。2個の突起14がアーマチュア6に一体的に形成され
るので、アーマチュア6は、極部5の方向にスリップできず、極部に完全に吸引
される。これにより、残余作動空隙10が残ることが保証される。こうして、衝
撃ノイズの回避に加え、閉位置におけるアーマチュア6の絡み付き又は張り付き
が回避される。
【0016】 磁気回路効率の高レベルを達成するために、コアユニット1及びアーマチュア
6,40,50,60は、強磁性材料から製造される。しかし、他の材料を使用
することも想起でき、これにより磁気回路の効率はその場合低下するが、有利な
ノイズ挙動は維持される。
6,40,50,60は、強磁性材料から製造される。しかし、他の材料を使用
することも想起でき、これにより磁気回路の効率はその場合低下するが、有利な
ノイズ挙動は維持される。
【0017】 図2は、本発明の基本要素を図示したものである。アーマチュア6は、閉方向
での前端8aの領域でのアーマチュア極面8が、図2の破線で示される、ベアリ
ング縁12を向く接続線25に対して実質的に直交するように設計される。アー
マチュア6が吸引されると、コア極面9及びアーマチュア6の配置の結果、コア
極面9がアーマチュア極面8に実質的に平行に延びるので、コア極面9も接続線
25に対して直交する。
での前端8aの領域でのアーマチュア極面8が、図2の破線で示される、ベアリ
ング縁12を向く接続線25に対して実質的に直交するように設計される。アー
マチュア6が吸引されると、コア極面9及びアーマチュア6の配置の結果、コア
極面9がアーマチュア極面8に実質的に平行に延びるので、コア極面9も接続線
25に対して直交する。
【0018】 また、図2は、組み合わせられたベアリング、復帰コンタクトばね20の配置
をも図示する。このばね20の第1部分20aは、復帰機能を帯びるのに加え、
ベアリング縁12に抗してアーマチュア6を押圧する。これにより、アーマチュ
ア6がベアリング縁12の領域で離れるのを防止する。この部分20aの端部は
、例えば追加されるべきハウジング等の構造の固定部を有する拘束物24にしっ
かり取り付けられる。第2部分は、可動コンタクト22を担うコンタクトばね2
1を形成し、いかなる場合でもアーマチュア6の位置に依存して1個の固定コン
タクト23と協働する。
をも図示する。このばね20の第1部分20aは、復帰機能を帯びるのに加え、
ベアリング縁12に抗してアーマチュア6を押圧する。これにより、アーマチュ
ア6がベアリング縁12の領域で離れるのを防止する。この部分20aの端部は
、例えば追加されるべきハウジング等の構造の固定部を有する拘束物24にしっ
かり取り付けられる。第2部分は、可動コンタクト22を担うコンタクトばね2
1を形成し、いかなる場合でもアーマチュア6の位置に依存して1個の固定コン
タクト23と協働する。
【0019】 図3は、図1の磁石システムの若干の変形例を示す。図1の第2脚3と対照的
に、第2脚31は曲げ(kink)を示すので、横材13に位置する脚部31aは横材
と直交するが、横材13を有する意図された延長部の極部32は若干の鈍角を示
す。加えて、図3は、第1脚34を取り囲むコイル30を示す。アーマチュア6
は、開位置で予荷重がかけられ、6(I)を指し示される。この位置において、
極面8,9は互いに鋭角であるので、作動空隙10は楔形である。
に、第2脚31は曲げ(kink)を示すので、横材13に位置する脚部31aは横材
と直交するが、横材13を有する意図された延長部の極部32は若干の鈍角を示
す。加えて、図3は、第1脚34を取り囲むコイル30を示す。アーマチュア6
は、開位置で予荷重がかけられ、6(I)を指し示される。この位置において、
極面8,9は互いに鋭角であるので、作動空隙10は楔形である。
【0020】 アーマチュア6とアーマチュアベアリング部35のアーマチュアベアリング面
11との間には、極面8,9の間の角度に対応する開口角度33が形成される。
この開口角度33は、代表的には5°である従来の折り曲げアーマチュアシステ
ムの対応する角度と比較して、相対的に大きな6°から15°である。加えて、
極面8,9は完全には重なっていない。
11との間には、極面8,9の間の角度に対応する開口角度33が形成される。
この開口角度33は、代表的には5°である従来の折り曲げアーマチュアシステ
ムの対応する角度と比較して、相対的に大きな6°から15°である。加えて、
極面8,9は完全には重なっていない。
【0021】 コイルを励磁することにより、磁石システムに磁束が発生するとすぐに、アー
マチュア6が閉位置の方向にベアリング縁12の周りに回転工程に入り、ばね張
力に抗して移動し、これにより、極面8,9の重なりが増加する。一方、極面8
,9の間の角度及び距離はより小さくなる。閉状態において、極面8,9は、接
することなく所定の距離をおいて互いに平行になる。角度が減少することにより
、閉工程の際、極面8,9の重なりが増加し、極面8,9間の距離が減少し、コ
イル30及びコアユニット1からの配置のインダクタンスが強力且つ一様に増加
する。アーマチュア極面8の移動方向に沿って磁束により発生する力成分は、閉
工程の際、アーマチュア6及びコア極面9の配置によって減少する。双方の効果
の結果、従来の折り曲げアーマチュアシステムと比較してアーマチュアの移動が
遅い。
マチュア6が閉位置の方向にベアリング縁12の周りに回転工程に入り、ばね張
力に抗して移動し、これにより、極面8,9の重なりが増加する。一方、極面8
,9の間の角度及び距離はより小さくなる。閉状態において、極面8,9は、接
することなく所定の距離をおいて互いに平行になる。角度が減少することにより
、閉工程の際、極面8,9の重なりが増加し、極面8,9間の距離が減少し、コ
イル30及びコアユニット1からの配置のインダクタンスが強力且つ一様に増加
する。アーマチュア極面8の移動方向に沿って磁束により発生する力成分は、閉
工程の際、アーマチュア6及びコア極面9の配置によって減少する。双方の効果
の結果、従来の折り曲げアーマチュアシステムと比較してアーマチュアの移動が
遅い。
【0022】 本実施形態において、アーマチュア6の移動は、アーマチュアベアリング面1
1から形成される停止部により制限される。アーマチュアベアリング面11は、
例えば停止挙動を最大にするために、水平になることもいかなる他の構造を示す
こともできる。突起14に関連したこの停止部は、閉位置において極面8,9の
間に残余の作動空隙10が残ることを保証する。こうして、極面8,9の領域に
おいて、スイッチノイズが発生しない。しかし、アーマチュアベアリング面11
では衝撃ノイズが発生し、この面でのアーマチュア6の移動速度はアーマチュア
極面8より小さくなる。このため、アーマチュアベアリング面11でのアーマチ
ュア6の衝撃は、従来の折り曲げアーマチュアシステムのコア極面でのアーマチ
ュア極面の衝撃よりも静かになる。
1から形成される停止部により制限される。アーマチュアベアリング面11は、
例えば停止挙動を最大にするために、水平になることもいかなる他の構造を示す
こともできる。突起14に関連したこの停止部は、閉位置において極面8,9の
間に残余の作動空隙10が残ることを保証する。こうして、極面8,9の領域に
おいて、スイッチノイズが発生しない。しかし、アーマチュアベアリング面11
では衝撃ノイズが発生し、この面でのアーマチュア6の移動速度はアーマチュア
極面8より小さくなる。このため、アーマチュアベアリング面11でのアーマチ
ュア6の衝撃は、従来の折り曲げアーマチュアシステムのコア極面でのアーマチ
ュア極面の衝撃よりも静かになる。
【0023】 加えて、アーマチュアの移動速度が遅くなることにより、アーマチュア6に接
続されるコンタクト対の衝撃と同様に、アーマチュアベアリング面11でのアー
マチュア6の衝撃は、特に低ノイズになる。
続されるコンタクト対の衝撃と同様に、アーマチュアベアリング面11でのアー
マチュア6の衝撃は、特に低ノイズになる。
【0024】 本発明の磁石システムは異なる形状を示すことができる。コアユニット及びア
ーマチュアは、例えば特にコンパクトな構造が達成し、或いは特に良好な磁束を
保証するよう極面が特に大きくなるように設計されるような方法で、最大化可能
である。また、アーマチュアとの組合せのためのコンタクトシステムの形状も、
アーマチュア及びコアユニットの設計に影響を与えることができる。
ーマチュアは、例えば特にコンパクトな構造が達成し、或いは特に良好な磁束を
保証するよう極面が特に大きくなるように設計されるような方法で、最大化可能
である。また、アーマチュアとの組合せのためのコンタクトシステムの形状も、
アーマチュア及びコアユニットの設計に影響を与えることができる。
【0025】 図4に示される実施形態において、アーマチュア40は、中間部43で外側に
曲げられているので、直線的なL字から逸脱している。L字の横脚は、アーマチ
ュア自由端41に対応し、図1から図3に示される例と対照的に、内方を指して
いる。にもかかわらず、ベアリング縁12及びコア極面9間の接続線42は、閉
位置のコア極面9と同様にアーマチュア極面8に対して直交する。
曲げられているので、直線的なL字から逸脱している。L字の横脚は、アーマチ
ュア自由端41に対応し、図1から図3に示される例と対照的に、内方を指して
いる。にもかかわらず、ベアリング縁12及びコア極面9間の接続線42は、閉
位置のコア極面9と同様にアーマチュア極面8に対して直交する。
【0026】 本発明の磁石システムの別な形状の可能性は、図5の実施形態に示される。コ
イルは第2脚52上に配置されている。第1脚51は、その外側にU字状アーマ
チュア50と協働してベアリング縁12を形成する肩55を有する。こうして、
アーマチュア50は第1脚51上を把持する。停止動作は、アーマチュアベアリ
ング部53のアーマチュアベアリング面56に起こり、この場合、図1から図4
のアーマチュアベアリング面と対照的に極部54上のコア極面9に平行に位置す
る。
イルは第2脚52上に配置されている。第1脚51は、その外側にU字状アーマ
チュア50と協働してベアリング縁12を形成する肩55を有する。こうして、
アーマチュア50は第1脚51上を把持する。停止動作は、アーマチュアベアリ
ング部53のアーマチュアベアリング面56に起こり、この場合、図1から図4
のアーマチュアベアリング面と対照的に極部54上のコア極面9に平行に位置す
る。
【0027】 図6の実施形態においても、アーマチュア60はU字状に設計される。ベアリ
ング縁12及びコイル(図示せず)は、図5の例と対照的に同一の脚2に位置す
る。更なる相違点は、2個の突起61により達成されるベアリング縁12の位置
の固定である。これら突起61は、アーマチュア60に連結してアーマチュアベ
アリング部62の周りを把持するので、アーマチュア60及び突起61の配置は
、2側面の閉位置でのアーマチュアベアリング部62と、第3の側面の縁とに隣
接する。図5の例にあるように、アーマチュアベアリング面64は、極部63上
のアーマチュア極面8に平行に位置する。
ング縁12及びコイル(図示せず)は、図5の例と対照的に同一の脚2に位置す
る。更なる相違点は、2個の突起61により達成されるベアリング縁12の位置
の固定である。これら突起61は、アーマチュア60に連結してアーマチュアベ
アリング部62の周りを把持するので、アーマチュア60及び突起61の配置は
、2側面の閉位置でのアーマチュアベアリング部62と、第3の側面の縁とに隣
接する。図5の例にあるように、アーマチュアベアリング面64は、極部63上
のアーマチュア極面8に平行に位置する。
【図1】本発明の磁石システムの斜視図である。
【図2】本発明の磁石システムのコア極面及びアーマチュアの配置を示す
図である。
図である。
【図3】コイルにより実施された図1と同様の磁石システムを示す図であ
り、アーマチュアは2つの端位置で示される。
り、アーマチュアは2つの端位置で示される。
【図4】本発明の磁石システムの別の実施形態を示す図である。
【図5】本発明の磁石システムの別の実施形態を示す図である。
【図6】本発明の磁石システムの別の実施形態を示す図である。
1 コイルユニット 2,34,51 第1脚 3,31,52 第2脚 4,35,53,62 アーマチュアベアリング部 5,32,54,63 極部 6,40,50,60 アーマチュア 7,41 アーマチュア自由端 8 アーマチュア極面 8a 前端 9 コア極面 10 作動空隙 11,56,64 アーマチュアベアリング面 12 ベアリング縁 15,43 中間部 16,25,42 接続線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ケルン、ヨゼフ ドイツ国 デー−13629 ベルリン シュ トラッセキュー ヌンマー 7 (72)発明者 ピーチ、カーステン ドイツ国 デー−12169 ベルリン ボー プスベダーシュトラッセ 7
Claims (16)
- 【請求項1】 第1脚(2;34;51)に少なくとも1個のアーマチュアベアリング部(4
;35;53;62)が形成され、第2脚(3;31;52)に極部(5;32
;54;63)が形成された少なくとも2本の前記脚(2,3;34,31;5
1,52)を有するコアユニット(1)と、 ベアリング縁の周りの前記アーマチュアベアリング部(4;35;53;62
)に回転可能に実装されたアーマチュア(6;40;50;60)であって、開
位置でばね力により予荷重がかけられることにより、アーマチュア自由端(7;
41)のアーマチュア極面(8)と前記極部(5;32;54;63)のコア極
面(9)との間に作動空隙(10)が形成されるアーマチュア(6;40;50
;60)とを具備するリレー用磁石システムにおいて、 閉位置における前端(8a)の領域での前記アーマチュア極面(8)は、前記
ベアリング縁(12)を向いた接続線(16;25;42)に対して実質的に直
交し、 前記コア極面(9)は、前記アーマチュア(6;40;50;60)が吸引さ
れると、前記アーマチュア極面(8)と少なくとも略平行に延びることを特徴と
するリレー用磁石システム。 - 【請求項2】 前記アーマチュア極面(8)及び前記コア極面(9)は、前記アーマチュア(
6;40;50;60)の移動方向に沿って実質的に直線に延び、前記アーマチ
ュア(6;40;50;60)が開位置の際、鋭角を形成することを特徴とする
請求項1記載の磁石システム。 - 【請求項3】 前記極面(8,9)間に、閉位置でも残余の作動空隙(10)が残ることを特
徴とする請求項1記載の磁石システム。 - 【請求項4】 前記アーマチュアベアリング部(4;35;53;62)のアーマチュアベア
リング面(11;56;64)と、前記アーマチュア(6;40;50;60)
との間に第2空隙があり、端部での前記アーマチュア(6;40;50;60)
の位置によって、前記第2空隙は、前記アーマチュアが開位置の際、楔形をなし
、前記アーマチュアが閉位置の際、大きな程度で消滅することを特徴とする請求
項1記載の磁石システム。 - 【請求項5】 前記極面領域の外側の装置が、前記アーマチュア(6;40;50;60)の
移動を制限することを特徴とする請求項1記載の磁石システム。 - 【請求項6】 前記アーマチュア(6;40;50;60)が閉位置の際、前記アーマチュア
の移動を制限する前記装置は、停止部からなることを特徴とする請求項5記載の
磁石システム。 - 【請求項7】 前記アーマチュア(6;40;50;60)が閉位置の際、前記アーマチュア
の移動を制限する前記装置は、ばねからなることを特徴とする請求項5記載の磁
石システム。 - 【請求項8】 前記アーマチュア(6;40;50;60)が閉位置の際、前記アーマチュア
は、前記停止部に部分的にのみ接触することを特徴とする請求項6記載の磁石シ
ステム。 - 【請求項9】 前記アーマチュアベアリング面(11;56;64)は、前記アーマチュア(
6;40;50;60)用の前記停止部を形成することを特徴とする請求項4又
は6記載の磁石システム。 - 【請求項10】 前記アーマチュアベアリング部(4;35;53;62)の縦軸及び前記極部
(5;32;54;63)の縦軸は、前記アーマチュア(6;40;50;60
)の移動平面に位置することを特徴とする請求項1記載の磁石システム。 - 【請求項11】 前記アーマチュアベアリング面(11;56;64)が湾曲していることを特
徴とする請求項4記載の磁石システム。 - 【請求項12】 前記アーマチュアベアリング部(4;35;53;62)の縦軸及び前記極部
(5;32;54;63)の縦軸は、互いに平行でないことを特徴とする請求項
1記載の磁石システム。 - 【請求項13】 前記アーマチュア(6;40)が実質的にL字状であることにより、前記アー
マチュアベアリング部(4;35)上に位置する前記アーマチュア(6;40)
の部分に関連して中間部(15;43)が曲げられていることを特徴とする請求
項1記載の磁石システム。 - 【請求項14】 前記アーマチュア(50;60)は実質的にU字状であることを特徴とする請
求項1記載の磁石システム。 - 【請求項15】 前記アーマチュア(50;60)は、各端領域において実質的に平坦な面が形
成されることにより、一方が前記コア極面(9)に対向し、他方が前記アーマチ
ュアベアリング面(11)に対向するように、S字状をなすことを特徴とする請
求項1記載の磁石システム。 - 【請求項16】 前記アーマチュア(6;40)の端領域が実質的に直線部を形成することによ
り、前記アーマチュア(6;40)の直線部の一方が一平面に位置し、該一平面
は、縦延長部の略中間で他方の直線部を横断することを特徴とする請求項13な
いし15記載の磁石システム。
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