JP2002528560A - 天然安定剤を含むポリマー組成物 - Google Patents

天然安定剤を含むポリマー組成物

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、天然フラボノイドおよび/または天然フェノールおよび/または天然ポリフェノールが含有された安定剤を含むポリマー組成物に関するものである。このポリマー組成物は、人体に毒性を表す既存の合成安定剤を含有していないため人体に無害であり、さらに、天然安定剤の抗菌効果により抗菌性を表す効果も有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の背景 本発明は、安定剤として天然化合物を含むポリマー組成物に関するものであっ
て、さらに詳細には、天然フラボノイドおよび/または天然フェノールおよび/
またはポリフェノールなどを含む安定剤を使用して製造されたポリマー組成物に
関するものである。
【0002】 従来では、高分子物質、特にプラスチック、ゴム、繊維などを製造する場合に
、酸化防止剤などのような安定剤として主にアルキルフェノールおよびビスフェ
ノール系合成化学物質を使用してきた。例えば、ブチル化ヒドロキシアニソール
(BHA)、ブチル化ヒドロキシトルエン(BHT)、没食子酸プロピル(PG)、没食子酸ド
デシル(DG)、tert-ブチルなどのようなアルキルフェノール系化合物およびその
他イルガノックス(Irganox)系列ビスフェノール系化合物などが包含される。こ
のような合成化学物質は、高分子物質の製造および加工用安定剤としてのその化
学的な活性は優れているが、これらの化合物自体の毒性により人体に有害な要素
として作用するのを避けることができなかった。これらの合成化学物質は、無機
系物質と異なり高分子物質に混練させる場合、分散相をなすようになり、また、
高分子物質と比較して合成化学物質は、分子量が非常に低くて流動性が大変大き
いために、高分子物質の加工過程中あるいはその応用製品に使用するとき、比較
的溶出されやすく、これによる経口毒性などによる各種の問題点などが提起され
ている。このような問題は、特に高分子製品を食品包装用および化粧品容器など
に使用する場合と、子供用玩具やその他の家庭用品などに使用する場合に一層深
刻である。
【0003】 上記のような既存の合成安定剤に対する毒性および安全性資料によれば、理論
的に人体に全く無害でない合成安定剤は存在しない。従って、添加剤としてのそ
の使用量は厳格に規制されるべき必要がある。特に飲食物および人体と直接した
り、接触可能な食品包装用製品や玩具などを製造しようとする場合には、より慎
重を期する必要がある。例えば、飲料容器の場合や子供用玩具の場合には、一層
その使用に厳格な規制が必要である。
【0004】 これと併せて、最近、時には環境ホルモン呼ばれる内分泌撹乱物質の影響に対
して、政府機関および環境団体からのおそれの声が全世界的に高まっている。こ
の内分泌撹乱物質は、外因性のヒトの内分泌を撹乱する物質として知られている
。現在は、エストロゲンのような女性ホルモンと化学的に類似な構造を有してい
る化学物質が環境ホルモンと呼ばれている。現在まで知られている環境ホルモン
は、ほぼ70余種であって、代表的なものとしては、ダイオキシン、ポリ塩化ビニ
ル、クロルデン、DDT、アルキルフェノール、ビスフェノール、フタル酸エステ
ル、スチレン二量体―三量体などがある。
【0005】 上記の環境ホルモンの中で、アルキルフェノール、ビスフェノール、スチレン
二量体―三量体などの場合がプラスチックなどのような高分子物質と関連してい
ることが知られている。スチレン二量体−三量体の場合には、スチレン発泡体の
製造過程で発生し、アルキルフェノールおよびビスフェノールなどは、プラスチ
ック等を製造する場合に高分子材料の製造および加工用添加剤として使用される
。特に高分子物質の製造および加工用添加剤などのうち、酸化防止剤などのよう
な工程助剤に使用される殆どの添加剤は、その化学構造上一次的にアルキルフェ
ノールおよび二次的には、ビスフェノールの化学構造を有している。この場合、
これらの化合物などによる否定的な相乗効果は非常に恐るべきものである。
【0006】 特に食品包装容器として多様に使用されているポリスチレンの場合、環境ホル
モンに似たスチレン二量体―三量体を含み、さらに安定剤としてアルキルフェノ
ールおよびビスフエノールなどが添加されており、従ってスチレン二量体―三量
体との否定的な相乗効果を起こす場合には、問題が非常に深刻である。
【0007】 各種のプラスチックなどのような高分子応用製品からこのような人体に有害な
要素を除去するために、従来では、高分子を重合する段階でにおいて重合触媒の
使用量および未反応残留モノマーなどを最少化しようとする努力がなされ、また
、これらの高分子物質の成形加工の時、使用する着色剤としては食品添加用とし
て、その使用が認定された顔料などを使用して子供用玩具などを製造するなど多
様な形態の努力があったのが事実である。しかし、高分子物質を成形加工するに
当たっては、顔料のみならず、多様な種類の添加剤が使用される。顔料と共に耐
熱剤、酸化防止剤、活剤、充填剤などの最終製品の機能要求特性に応じて非常に
多様な形態で使用される。
【0008】 このような添加剤のうち、滑剤および充填材の場合には、生理化学的な特性が
大きく問題となってはいないが、顔料あるいは安定剤の場合には、その生理化学
的な特性を深度深く考慮しなければならない必要がある。 しかしながら従来では、このような合成安定剤を始めとする添加剤に対し、た
とえ少量ではあるが、人体の有害性に対し深く考慮することなくその使用が放置
されていた。これはプラスチックのような高分子物質に添加される安定剤は、酸
化防止などの効果以外にも高分子物質の加工過程における高温などの苛酷な条件
に耐えられる耐熱性を備えなければならないし、同時に高分子物質の溶融性やそ
の他、成形材料としての物性および成形品の色相など外観に及ぼす悪影響のない
物質でなければならないのに、このような要求を満たしながら、人体に毒性もな
い人工合成物質の開発に技術的限界があったからである。
【0009】 発明の概要 上記のような人工合成安定剤の使用による問題点を克服しようと、本発明者ら
は毒性および内分泌撹乱作用などの問題を誘発させないながらも安定剤としての
効果などが優れた天然素材から得られた物質をプラスチックなどの各種の高分子
物質の製造および加工用安定剤に使用することにより、最終の高分子応用製品か
ら人体有害要素を根本的に解決しようと鋭意に研究した結果、リンゴ、柿および
柿の葉、緑茶、コーヒー豆、葡萄、胡麻、カカオ、ジャックフルーツ(jack frui
t)、およびローズマリーなどの天然素材から得られた天然フラボノイドおよび/
または天然フェノールおよび/またはポリフェノール系化合物などは酸化防止効
果が優れていながら耐熱性などの安定剤としての物性が優れているので、既存の
アルキルおよびビスフェノール系合成安定剤に代わって使用することができると
いう事実に着目し、本発明を完成した。一方、上記天然フェノールおよびポリフ
ェノール系物質は、酸化防止効果のみならず、抗菌および静菌効果も優れている
ので、これらを使用した最終高分子加工製品の抗菌および静菌効果も期待するこ
とができる。このようなことは、樹脂本来の物性を損なうことなく樹脂の機能を
向上させる効果もある。
【0010】 即ち、本発明の目的は、人体接触あるいは人体の吸入時に全く有害でないなが
らも、所期の安定剤としての効果が卓越な天然化合物を安定剤として使用する高
分子組成物を提供することである。
【0011】 発明の詳細な説明 本発明のポリマー組成物は、安定剤として既存の合成安定剤を使用しないで、
天然フラボノイドまたは天然フェノールおよび天然ポリフェノールル系化合物が
含有された安定剤を含むことを特徴とする。
【0012】 本発明に使用し得る天然素材由来安定剤としては、天然フラボノイド系化合物
、天然フェノールおよびポリフェノール系化合物などを使用することができるし
、このうち天然フラボノイド系化合物としては、落花生および綿の種の抽出物、
籾殻の抽出物、チア(chia)種の抽出物などがあり、天然フェノールおよびポリフ
ェノール系化合物としては、リンゴ抽出物、緑茶抽出物、コーヒー豆抽出物、ロ
ーズマリー抽出物、カカオ抽出物、ジャックフルーツ(jack fruit)抽出物、柿お
よび柿の葉の抽出物、甘草抽出物、ひまわり種の抽出物、芥子と油菜種の抽出物
、胡麻の抽出物、葡萄の抽出物、その他天然タンニン抽出物などがある。
【0013】 一般的に、天然素材として、食品の変質や腐敗を防止するための物質が多くあ
るが、これらは、殆ど冷凍食品や冷蔵食品などに使用されるか調理の場合にも殆
ど100℃以下の比較的低温で使用する天然素材が殆どであり、これはこれらの低
級な耐熱性に起因する。しかし、上記に言及された本発明の天然安定剤の場合に
は、耐熱性が特に優れているので樹脂加工条件の比較的高温(200℃前後)におい
ても安定剤としての機能を維持することができる特徴を有している。
【0014】 本発明では、これらの天然安定剤を単独に使用することもできるし、場合によ
っては2種以上を組み合わせて使用することが可能である。天然安定剤の使用量
は、ポリマーの種類および加工条件、加工方法に依存する。例えば、ポリマーの
溶融温度と溶融粘度とが低く、加工時間が比較的に短時間である場合、主に短期
的な安定性が必要な場合には、その使用量が0.01重量%程度でも十分な場合があ
り、ポリマーの溶融温度が比較的に高いとか溶融粘度が高く、加工時間が非常に
長い場合には、ポリマーの加工を円滑にするか長期的な安定性を付与するために
は相当量の安定剤を処方しなければならない場合があるが、10重量%以上を処
方した場合には、その安定剤としての効果は獲得できるけれども、付随的なポリ
マー組成物の物性低下は避けるきことができない。従って、ポリマー組成物の物
性と安定剤としての効果を考慮すれば、本発明の天然安定剤の使用量はポリマー
組成物全体重量に対し、0.01〜10重量%が好ましい。
【0015】 このような天然安定剤は、高分子物質の製造段階において任意の段階で使用し
得るが、成形加工段階で使用するのが一層好ましい。また、高分子成形加工の時
にも、例えば射出、押出成形、圧縮成形などの場合にも多様に使用することがで
きるが、場合によっては前処理マスターバッチを予め作った後に成形加工時に使
用する方法も好ましい方法の一つである。
【0016】 人体に全く無害な天然安定剤を使用する本発明によれば、人体安定性のみなら
ず、最終製品の防臭性能、抗菌性を強化することにより食品包装容器などとして
の性能をさらに強化できる長所もある。
【0017】 即ち、既存技術の添加剤の場合には、安定剤としての性能のみをもっているが
、本発明の天然化合物から誘導された安定剤の場合には、人体無害性に加えてそ
の防臭、抗菌性がさらに補強されることにより、既存技術に比べて卓越であるこ
とが分かる。既存の場合には、高分子物質に抗菌性および防臭性などを付与する
ためには新たな添加剤を投入しなければ所期の性能を得ることができなかった。
このような場合にも、 主に化合物を使用するとかヨード化合物を使用するとか
することにより、これによる毒性が非常に甚だしかった。本発明の場合には、人
体に有害でないながらも既存の安定剤に比べて安定剤としての性能が優れており
、付加的に抗菌、防臭性能を付与し得る特徴を有している。本発明の特徴は、既
存技術の根本的な限界である人体有毒性を解決できる道を提示し、さらに高分子
物質に抗菌、防臭という新たな機能性を付与することにより、食品包装容器など
としての機能を極大化した。
【0018】 本発明で使用できる高分子化合物としてのプラスチックとしては、熱可塑性樹
脂および熱硬化性樹脂を使用することができる。熱硬化性樹脂としては、フェノ
ール樹脂、ウレア樹脂、メラミン樹脂、フラン樹脂、アルキド樹脂、不飽和ポリ
エステル、ジアリールフタレート、エポキシ樹脂、珪素樹脂、ポリウレタン樹脂
などがある。熱可塑性樹脂としては、塩化ビニル樹脂、塩化ビニリデン樹脂、硝
酸ビニル樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、ポリス
チレン樹脂、ABS樹脂、メタクリル樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹
脂、フッ素樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリカーボネート樹脂
、ポリフェニレンオキサイド樹脂、ポリスルホン樹脂、セルロイド、硝酸繊維樹
脂、ポリエステル樹脂などがある。本発明では、上記の樹脂を単独に使用するこ
ともできるし、2種以上の組み合わせて本発明の天然安定剤を使用することも差
し支えない。本発明で使用可能なポリマーとしてはゴムも含まれ、ゴムとしては
、ブタジエンゴム、天然ゴム、SBRゴム、NBRゴム、シリコンゴムなどがある。
【0019】 本発明のポリマー組成物には、通常の添加剤、即ち滑剤、顔料、紫外線吸収剤
、難燃剤、充填材、帯電防止剤などを添加して複合的に使用することができる。
【0020】 本発明で滑剤を使用する場合にも、一般的に使用できる内部滑剤および外部滑
剤を全て使用することができる。代表的には、脂肪酸の金属塩を使用することが
できる。例えば脂肪酸としてはステアリン酸があり、金属としてはカルシウム、
マグネシウム、亜鉛を挙げることができる。場合によっては、EBS(エチレンビス
ステアラミド)のような滑剤も使用することができる。
【0021】 本発明で使用できる充填材としては、既存技術において具現できる全ての充填
剤を使用できるが、例えば、タルク、炭酸カルシウム(CaCO3)、クレーなどを挙
げることができる。色相を入れる場合もこれの使用が関わりがない。他の場合と
は異なり、色相の場合には、天然化合物が通常自体の色相を持っているために、
若干は細心に調色を実施しなければならないが、これは技術的に難しい問題では
ない。色相の場合にも、既存技術の色相を全て具現することができるし、マスタ
ーバッチとして適用しようとする場合にも、目標樹脂との相容性を考慮してマト
リックスを選ぶことができるなど全ての既存の技術を具現することができる。こ
のような添加剤などを主に成形加工の時に少量添加することにより、所期の目的
を達成することができるが、場合によってはマスターバッチを予め作製しておい
て使用することが可能である。樹脂を成形加工しようとする場合、それに添加さ
れる多様な添加剤を全体的に処理加工するのがより経済的であると見られる。
【0022】 本発明のポリマー組成物を食品包装容器などとして使用しようとする場合、添
加剤として上記化合物以外の各種の人工合成添加剤の使用をなるべく抑制するの
が好ましいと考えられる。特別な場合を除いては、食品包装用などの場合には添
加剤の全てが人体に無害であると立証されたものを使用するのが好ましく、従っ
て、本発明を具現するのに最も良い組成物は、上記天然素材由来の安定剤以外の
その他の添加剤をなるべく使用しないことである。
【0023】 本発明において、成形加工の時一般的な押出しをしようとする場合、既存の技
術と別途の差別なしに使用することができる。また、特別に混練を十分に行う必
要がある場合には、一般的な二軸押出機を使用しなければならない。樹脂を混練
する場合、強力な混練が特別に要求されない場合には、一軸押出機を使用するこ
とできるし、マスターバッチを製造しようとする場合には、一般的に良く知られ
ている混練機あるいはバンバリーミキサー、一軸押出機、二軸押出機などを使用
することができるし、そのうちいずれを使用するかは、その要求される混練程度
に依存する。
【0024】 以下、本発明を実施例および比較例により詳細に説明すれば、次のとおりであ
る。しかし、本発明の範囲が実施例によって限定されるものではない。
【0025】 製造例1:りんご抽出物の製造 りんご果肉(りんご未熟果)を水洗いおよび洗漬を行い、破砕した後、圧着をし
て得られた果汁をぺクチン分解酵素を利用して酵素処理を行った後、濾過して得
られた果汁をカラムを利用して吸着させた後に熱水を利用して洗浄を行う。65
%のエタノールを利用して抽出した後に、減圧濃縮液を得た後、噴霧乾燥させて
粉末状態のりんご抽出物を得た。
【0026】 得られたりんご抽出物において、ポリフェノール含量は50%以上であり、この
ポリフェノールは、タンニン、カフエー酸、クロロゲン酸、パラクマル酸、フロ
レチン、フロリドジン、カテキン、エピカテキンなどで構成されている。 必要時、上記抽出物に澱粉、ラクトース、デキストリンなどを混合して使用す
る。
【0027】 製造例2:緑茶抽出物の製造 緑茶の葉を沸騰水の中で30分間熱水抽出した後、活性炭を利用して濾過した。
濾過液を減圧蒸留して濃縮させた後、噴霧乾燥させて粉末状態の緑茶の抽出物を
得た。 得られた緑茶の抽出物に澱粉、ラクトース、デキストリンなどを混合して使用
する。
【0028】 製造例3:コーヒー抽出物の製造 生コーヒー豆を5mm程度のサイズに粉砕した後、変色豆などの異物を除去して
選別した後に、脱イオン水を利用して抽出した後に、噴霧乾燥方法で粉末状態の
コーヒー抽出物を得た。 得られたコーヒー抽出物において、ポリフェノール含量は、50%以上であり、
このポリフェノールは、クロロゲン酸とタンニンなどで構成されている。 必要時、上記抽出物に澱粉、ラクトース、デキストリンなどを混合して使用す
る。
【0029】 製造例4:ローズマリ抽出物 乾燥ローズマリーから水蒸気蒸留を介して臭いを除去し、これを再び乾燥させ
た後、60%以上のエタノールなど濃いアルコール液で抽出した後、減圧濃縮させ
た後、再び薄いアルコール溶液で抽出し、濾過した後、水で洗って乾燥させてロ
ーズマリー抽出物を得た。 得られたローズマリーの抽出物において、ポリフェノール含量は50%以上であ
り、このポリフェノールは、クロロゲン酸とタンニンなどで構成されている。必
要時、上記抽出物に澱粉、ラクトース、デキストリンなどを混合して使用する。
【0030】 製造例5:カカオ抽出物 乾燥されたカカオ実およびカカオさやに60%アセトン溶液を利用して24時間抽
出した。得られた抽出物を遠心分離して、上層液と沈殿物を得た。得られた沈殿
物に再び60%アセトンを加え、上の抽出過程を4回繰り返した。それぞれの得ら
れた上層液を濃縮濾過して、クロロフイルを除去し、2Lの濃縮物を作り、これ
をアセトンで抽出してカカオの抽出物を得た。 得られたカカオ抽出物において、ポリフェノールの含量は50%以上であり、こ
のポリフェノールは、クロロゲン酸とタンニンなどの高分子量ポリフエノールで
構成されていた。必要時、上記抽出物に澱粉、ラクトース、デキストリンなどを
混合して使用する。
【0031】 製造例6:ジヤックフルーツ葉の抽出物 ジヤックフルーツ葉1000gに60%アセトンを加えて室温で24時間浸漬させた後
、遠心分離(3,000rpm、30分)して上層液と沈殿物を得、再び沈殿物に60%アセト
ンを加えて同一な条件で4回繰り返し抽出した。それぞれの上層液を集めて濃縮
濾過して葉緑素を除去し、2Lに濃縮して、これをアセトンで抽出してジヤックフ
ルーツ葉の抽出物を得た。 得られたジヤックフルーツ葉の抽出物において、縮合形タンニン類の含量は50
%以上であり、ポリフェノールはカテキン類で構成されている。必要時、上記抽
出物に澱粉、ラクトース、デキストリンなどを混合して使用する。
【0032】 製造例7:柿葉の抽出物 乾燥された柿の葉1000gに60%アセトンを加えて室温で24時間浸漬した後、遠
心分離(3,000rpm,30分)して上層液と沈殿物を得た。再び沈澱物に60%アセトン
を加え同一な条件で4回繰り返し抽出した。それぞれの上層液を集めて濃縮濾過
して葉緑素を除去し、2Lに濃縮して、これをアセトンで抽出して柿葉の抽出物
を得た。 得られた柿葉の抽出物において、縮合形タンニン類の含量は50%以上であり、
ポリフェノールは、(+)ガロカテキンなどカテキン類とプロデルフィニジン(pro
delphinidine)で構成されている。必要時、上記抽出物に澱粉、ラクトース、デ
キストリンなどを混合して使用する。
【0033】 以下の実施例および試験で使用した樹脂の物性および押出し条件、射出条件、
引帳り強度試験は次のとおりである。
【表1】
【0034】 押出試験 1.使用押出機:Jinwoo Kiyon Ltd., Korea製 40Φ 2.押出条件(単位:℃)
【表2】
【0035】 射出試験 1.使用射出機:LG機械 140ENII(10oz) 2.射出条件(単位:℃)
【表3】
【0036】 引張強度試験 1.測定機器:INSTRON 4304 2.測定条件:クロスヘッド速度(15mm/分)
【0037】 実施例1 ポリプロピレン5000質量部に滑剤としてカルシウムステアラート5質量部、安
定剤として製造例1のりんご抽出物5質量部を計量した後に、タンブラーミキサ
ーを利用して良く混合し、一軸押出機を利用して押出しをした。押出しおよび造
粒工程後に、水気を除去した後、射出機を利用して射出をした。射出機に滞留さ
せないで射出したもの(I)と射出機に5分間滞留させたもの(II)をASTM D638によ
り、引張強度を測定して工程助剤としての効果をテストした。
【0038】 実施例2 ポリプロピレンの代わりにポリエチレンを使用したことを除いては実施例1と
同一に実施した。 実施例3 ポリプロピレンの代わりに高衝撃ポリスチレンを使用したことを除いては実施
例1と同一に実施した。 実施例4 ポリプロピレンの代わりにABS樹脂を使用したことを除いては実施例1と同一
に実施した。
【0039】 実施例5 ポリプロピレン5000重量部に滑剤としてカルシウムステアラート5質量部、安
定剤として製造剤2の緑茶の抽出物5重量部を計量した後にタンブラーミキサー
を利用して良く混合し、一軸押出機を利用して押出しをした。押出しおよび造粒
工程後に水気を除去した後、射出機を利用して射出をした。射出機に滞留させな
いて射出したもの(I)と、射出機に5分間滞留させた後、射出したもの(II)をASTM
D638により引帳強度を測定して工程助剤としての効果をテストした。
【0040】 実施例6 ポリプロピレンの代わりにポリエチレンを使用したことを除いては実施例5と
同一に実施した。 実施例7 ポリプロピレンの代わりに高衝撃ポリスチレンを使用したことを除いては実施
例5と同一に実施した。 実施例8 ポリプロピレンの代わりにABS樹脂を使用したことを除いては実施例5と同一
に実施した。
【0041】 実施例9 ポリプロピレン5000重量部に滑剤としてステアリン酸カルシウム5質量部、安
定剤として製造剤3のコーヒーの抽出物5質量部を計量した後にタンブラーミキ
サーを利用して良く混合し、一軸押出し機を利用して押出しをした。押出しおよ
び造粒工程後に水気を除去した後、射出機を利用して射出をした。射出機に滞留
させないて射出したもの(I)と、射出機に5分間滞留させた後、射出したもの(II)
をASTM D638により引帳強度を測定して工程助剤としての効果をテストした。
【0042】 実施例10 ポリプロピレンの代わりにポリエチレンを使用したことを除いては実施例9と
同一に実施した。 実施例11 ポリプロピレンの代わりに高衝撃ポリスチレンを使用したことを除いては実施
例9と同一に実施した。 実施例12 ポリプロピレンの代わりにABS樹脂を使用したことを除いては実施例9と同一
に実施した。
【0043】 実施例13 ポリプロピレン5000重量部に滑剤としてステアリン酸カルシウム5質量部、安
定剤として製造剤4のローズマリの抽出物5質量部を計量した後にタンブラーミ
キサーを利用して良く混合し、一軸押出機を利用して押出しをした。押出しおよ
び造粒工程後に水気を除去した後、射出機を利用して射出をした。射出機におい
て滞留させないて射出したもの(I)と、射出機において5分間滞留させた後、射出
したもの(II)をASTM D638により引帳強度を測定して工程助剤としての効果をテ
ストした。
【0044】 実施例14 ポリプロピレンの代わりにポリエチレンを使用したことを除いては実施例13と
同一に実施した。 実施例15 ポリプロピレンの代わりに高衝撃ポリスチレンを使用したことを除いては実施
例13と同一に実施した。 実施例16 ポリプロピレンの代わりにABS樹脂を使用したことを除いては実施例13と同一
に実施した。
【0045】 実施例17 ポリプロピレン5000重量部に滑剤としてステアリン酸カルシウム5質量部、安
定剤として製造剤5のカカオ抽出物5質量部を計量した後にタンブラーミキサー
を利用して良く混合し、一軸押出機を利用して押出しをした。押出しおよび造粒
工程後に水気を除去した後、射出機を利用して射出をした。射出機に滞留させな
いて射出したもの(I)と、射出機に5分間滞留させた後、射出したもの(II)をASTM
D638により引帳強度を測定して工程助剤としての効果をテストした。
【0046】 実施例18 ポリプロピレンの代わりにポリエチレンを使用したことを除いては実施例17と
同一に実施した。 実施例19 ポリプロピレンの代わりに高衝撃ポリスチレンを使用したことを除いては実施
例17と同一に実施した。 実施例20 ポリプロピレンの代わりにABS樹脂を使用したことを除いては実施例17と同一
に実施した。
【0047】 実施例21 ポリプロピレン5000重量部に滑剤としてステアリン酸カルシウム5質量部、安
定剤として製造剤6のジヤックフルーツ葉の抽出物5質量部を計量した後にタン
ブラーミキサーを利用して良く混合し、一軸押出機を利用して押出しをした。押
出しおよび造粒工程後に水気を除去した後、射出機を利用して射出をした。射出
機に滞留させないて射出したもの(I)と、射出機に5分間滞留させた後、射出した
もの(II)をASTM D638により引帳強度を測定して工程助剤としての効果をテスト
した。
【0048】 実施例22 ポリプロピレンの代わりにポリエチレンを使用したことを除いては実施例21と
同一に実施した。 実施例23 ポリプロピレンの代わりに高衝撃ポリスチレンを使用したことを除いては実施
例21と同一に実施した。 実施例24 ポリプロピレンの代わりにABS樹脂を使用したことを除いては実施例21と同一
に実施した。
【0049】 実施例25 ポリプロピレン5000重量部に滑剤としてステアリン酸カルシウム5質量部、安
定剤として製造剤7の柿葉の抽出物5質量部を計量した後にタンブラーミキサー
を利用して良く混合し、一軸押出機を利用して押出しをした。押出しおよび造粒
工程後に水気を除去した後、射出機を利用して射出をした。射出機に滞留させな
いて射出したもの(I)と、射出機に5分間滞留させた後、射出したもの(II)をASTM
D638により引帳強度を測定して工程助剤としての効果をテストした。
【0050】 実施例26 ポリプロピレンの代わりにポリエチレンを使用したことを除いては実施例25と
同一に実施した。 実施例27 ポリプロピレンの代わりに高衝撃ポリスチレンを使用したことを除いては実施
例25と同一に実施した。 実施例28 ポリプロピレンの代わりにABS樹脂を使用したことを除いては実施例25と同一
に実施した。
【0051】 比較例1 実施例1で天然安定剤の代わりに、既存の人工合成酸化防止剤としてチバカイ
ギー社の製品であるイルガノックス1010を使用した。 比較例2 実施例2で天然安定剤の代わりに、既存の人工合成酸化防止剤としてチバカイ
ギー社の製品であるイルガノックス1010を使用した。 比較例3 実施例3で天然安定剤の代わりに、既存の人工合成酸化防止剤としてチバカイ
ギー社の製品であるイルガノックス1076を使用した。 比較例4 実施例4で天然安定剤の代わりに、既存の人工合成酸化防止剤としてチバカイ
ギー社の製品であるイルガノックス1076を使用した。
【0052】 引帳強度測定結果
【表4】
【0053】 上記の結果から本発明の天然安定剤は、既存の人工合成安定剤と同等水準また
はそれ以上の工程助剤としての効果を表わすことが明らかであり、従って、既存
の合成化学物質を代替して工程助剤として使用することができる。これによりポ
リマー組成物において根本的に人体の有害要素を除去することができる。
【0054】 抗菌性試験 本発明のポリマー組成物に使用される天然安定剤の抗菌効果を探るために製造
例1のりんごの抽出物を利用して下記のとおり抗菌試験を実施し、結果は、以下
の表のとおりである。
【0055】 試験方法 製造例1のりんご抽出物の生理食塩水溶液(濃度:2,000ppm)を調製してこれを
試験液とした。 試験液に公示菌を添加して35℃で保存し、6時間および24時間あとに生菌水を
測定した。
【0056】 供試菌: メチシリン耐性黄色葡萄球菌(MRSA): 病院内感染の原因菌 プロピオンバクテリウムアクネ(Propionbacterium acnes:にきび原因菌 レジオネラプユモフイラ(Legionella pneumophila):24時間浴槽に寄生する菌 大腸菌(血液型O-157: H7) ):病原性大腸菌
【0057】 試験結果:
【表5】
【0058】 供試4菌に対し2,000ppm濃度におけるりんご抽出物の抗菌結果が確認された。
【0059】
【発明の効果】
上記の結果から本発明のゴム組成物に使用された天然安定剤は、既存の技術に
よる添加剤と大同小異な工程助剤としての安定効果を示し、従って既存の合成安
定剤を代替して工程助剤としての機能のみらず、高分子物質による多様な形態の
人体有害要素を根本的に解決する道を提示した。また、本発明のポリマー組成物
は使用された天然安定剤の抗菌効果により抗菌性を有する効果も表わすことでき
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB ,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,GE,G H,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP ,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR, LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,M W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR, TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 ホワン,ジョーン−ソブ 大韓民国,ソウル 134−070,カンドン− グ,ミュンギル−ドン 257,ジュゴン アパートメント 905−504 (72)発明者 パーク,ウォン−ソプ 大韓民国,キュンギ−ド 435−040,クン ポ−シティ,サンボン−ドン,ウールク アパートメント 715−1104 Fターム(参考) 4H025 AA15 AA84 BA01 BA04 4J002 AB021 AC011 AC031 AC071 AC081 BB021 BB111 BC021 BD031 BD101 BD131 BE011 BE061 BF021 BG021 BN151 CB001 CC011 CC031 CC181 CD001 CF011 CF211 CF221 CG001 CK011 CK021 CL001 CN011 CN031 CP001 CP031 EJ006 EJ016 EJ036 EJ046 EL006 FD010 FD036 FD170 GC00 GG00

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリマーと、天然フラボノイドおよび/または天然フェノー
    ルおよび/または天然ポリフェノールを含む天然安定剤を0.01〜10wt%含む、プ
    ラスチック材料製造用の組成物。
  2. 【請求項2】 前記天然安定剤が、落花生抽出物、綿の実の抽出物、籾殻の
    抽出物、チア(chia)種の抽出物、リンゴ抽出物、緑茶抽出物、コーヒー豆抽出物
    、ローズマリー抽出物、カカオ抽出物、ジャックフルーツ(jack fruit)葉の抽出
    物、柿および柿の葉の抽出物、甘草抽出物、ひまわり種の抽出物、芥子種抽出物
    、油菜種の抽出物、胡麻の抽出物および葡萄の抽出物からなる群から選ばれる1
    種以上のものである、請求項1記載の組成物。
  3. 【請求項3】 前記ポリマーが熱可塑性樹脂または熱硬化性樹脂である、請
    求項1記載の組成物。
  4. 【請求項4】 前記ポリマーがゴムである、請求項1記載の組成物。
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