JPH0472334A - 脱臭ラップフィルム - Google Patents
脱臭ラップフィルムInfo
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の分野]
この発明は脱臭作用を有するラッピンク用フィルムに関
するものである。
するものである。
[発明の背景]
食品等を保存しておく際には1食品の臭いを周囲に発散
させないようにし、かつ食品にほこり等か付着しないよ
うにすることか必要である。 こうした食品の保存にお
いて、臭いの発散か問題となるのは、例えば一般家庭て
のん蔵庫のように種々の食品を同一の場所に保存してお
くような場合、魚、肉、野菜等種々特有の臭いかましり
合って異臭となり、食品かこの異臭を吸着し、各食品の
臭いはもちろんのこと味そのものか人の口に合わないも
のとなってしまうからである。
させないようにし、かつ食品にほこり等か付着しないよ
うにすることか必要である。 こうした食品の保存にお
いて、臭いの発散か問題となるのは、例えば一般家庭て
のん蔵庫のように種々の食品を同一の場所に保存してお
くような場合、魚、肉、野菜等種々特有の臭いかましり
合って異臭となり、食品かこの異臭を吸着し、各食品の
臭いはもちろんのこと味そのものか人の口に合わないも
のとなってしまうからである。
こうした食品の保存に応しるため、今日ては食品包装用
のラップフィルムか開発され一般に広く使用されている
。
のラップフィルムか開発され一般に広く使用されている
。
このラップフィルムは芯紙にロール状に捲かれていて、
必要に応して適宜長さ引き出して使用するものて、食品
の臭いの拡散を防止し、また食品へのほこり等の付着を
も防ぐようになっている。
必要に応して適宜長さ引き出して使用するものて、食品
の臭いの拡散を防止し、また食品へのほこり等の付着を
も防ぐようになっている。
しかしなから、従来のラップフィルムには次のような問
題かある。
題かある。
すなわち、ラッピンクしようとする食品の形状あるいは
食品の容器の形状によっては、ラップフィルムてうま〈
包装することか困難なため臭いを遮断することかできな
い場合かある。
食品の容器の形状によっては、ラップフィルムてうま〈
包装することか困難なため臭いを遮断することかできな
い場合かある。
第3図はラップフィルムて適正に包装することかてきな
い食品および食品等の容器を示す図である。
い食品および食品等の容器を示す図である。
同図(a)は把手の付いたカップを示すもので、このカ
ップをラップフィルムで包装すると、把手か妨げとなフ
てカップの開口部をラップフィルムで密封することか出
来ず、空隙を生しることとなり、カップ中の食品の臭い
か周囲に拡散してしまう。
ップをラップフィルムで包装すると、把手か妨げとなフ
てカップの開口部をラップフィルムで密封することか出
来ず、空隙を生しることとなり、カップ中の食品の臭い
か周囲に拡散してしまう。
同様に同図(b)に示すような注ぎ口を具えたカップ、
同171(c)に示すような凹凸部を有した容器等にお
いても、開口部をラップフィルムで密封することか出来
ず、これらに入れられた食品の臭いの拡散を防止するこ
とか出来ない。
同171(c)に示すような凹凸部を有した容器等にお
いても、開口部をラップフィルムで密封することか出来
ず、これらに入れられた食品の臭いの拡散を防止するこ
とか出来ない。
また、同121(d)に示す魚のように、形状かなにか
の加減て容易に変形してしまう食品の場合も、ラップフ
ィルムての包装時、あるいは包装後にラップフィルムか
位置ずれを起し空隙を生してしまい、その臭いか周囲に
拡散してしまう。
の加減て容易に変形してしまう食品の場合も、ラップフ
ィルムての包装時、あるいは包装後にラップフィルムか
位置ずれを起し空隙を生してしまい、その臭いか周囲に
拡散してしまう。
以上のように、ラップフィルムにおいては、食品へのほ
こり等の付着の防止は可能であるか、臭いの拡散はなか
なかうまく防止することか出来ず、この臭いの付着のた
め、品質は正常な食品をあたら廃棄しなければならない
こともある。
こり等の付着の防止は可能であるか、臭いの拡散はなか
なかうまく防止することか出来ず、この臭いの付着のた
め、品質は正常な食品をあたら廃棄しなければならない
こともある。
一方、こうした食品における臭いの問題とは別に、人の
生活環境を害するものとしてj!音公害振動公害ととも
に社会問題となっている工業廃棄物等による悪臭公害の
問題かある。こうした工業廃棄物による悪臭公害は、騒
音公害、振動公害のように発生原因か明確となっている
例は少なく雨か障る日に悪臭苦情か集中する等突発的に
発生することか多い。
生活環境を害するものとしてj!音公害振動公害ととも
に社会問題となっている工業廃棄物等による悪臭公害の
問題かある。こうした工業廃棄物による悪臭公害は、騒
音公害、振動公害のように発生原因か明確となっている
例は少なく雨か障る日に悪臭苦情か集中する等突発的に
発生することか多い。
この工業廃棄物等による悪臭を防ぐため、通常活性炭か
多く用いられている。
多く用いられている。
活性炭は表面に微細な孔部を無数に有していて、この孔
部て悪臭の分子を捕捉するという、いわゆる物理吸着に
より悪臭を封しようとするものて、発臭源の上面等に散
布して使用するものである。しかしなから、活性炭の有
する孔部はlO〜30オンクストロームもあり、悪臭の
主原因物質であるアンモニア、硫化水素、メチルメルカ
プタン、トソメチルアミン等の分子は、10オンクスト
ローム以下と、活性度の孔部より小さいためこれらの悪
臭を活性炭て捕捉するのは困難である。
部て悪臭の分子を捕捉するという、いわゆる物理吸着に
より悪臭を封しようとするものて、発臭源の上面等に散
布して使用するものである。しかしなから、活性炭の有
する孔部はlO〜30オンクストロームもあり、悪臭の
主原因物質であるアンモニア、硫化水素、メチルメルカ
プタン、トソメチルアミン等の分子は、10オンクスト
ローム以下と、活性度の孔部より小さいためこれらの悪
臭を活性炭て捕捉するのは困難である。
[発明の概要]
この発明に係る脱臭ラップフィルムは上記従来の問題を
解決するためになされたもので、脱臭ラップフィルムを
ポリ塩化ビニリデンを主原料とし柔軟剤として脂肪酸誘
導体、安定剤としてエポキシ化植物油等を混合してなる
フィルム原料に対し、植物から抽出したフラボン(フラ
ボン類、フラボノール類)を適量混融してフィルム状に
形成する、あるいは前記のフィルム原料から形成したフ
ィルム体を軟化点まで加熱し、軟化したフィルム体の片
面あるいは両面に対し微小粉末に加」ニしたフラボノイ
ド分を圧着結合させて形成し、この脱臭ラップフィルム
て食品を包装する。あるいは工業廃棄物を遮蔽するよう
にし、脱臭ラップフィルムのフラボンの脱臭作用により
、周囲への臭いの拡散を防止しようとするものである。
解決するためになされたもので、脱臭ラップフィルムを
ポリ塩化ビニリデンを主原料とし柔軟剤として脂肪酸誘
導体、安定剤としてエポキシ化植物油等を混合してなる
フィルム原料に対し、植物から抽出したフラボン(フラ
ボン類、フラボノール類)を適量混融してフィルム状に
形成する、あるいは前記のフィルム原料から形成したフ
ィルム体を軟化点まで加熱し、軟化したフィルム体の片
面あるいは両面に対し微小粉末に加」ニしたフラボノイ
ド分を圧着結合させて形成し、この脱臭ラップフィルム
て食品を包装する。あるいは工業廃棄物を遮蔽するよう
にし、脱臭ラップフィルムのフラボンの脱臭作用により
、周囲への臭いの拡散を防止しようとするものである。
[発明の実施例]
図面に基すいてこの発明の詳細な説明する。
第1図および第2図はこの発明の1実施例を示す図であ
る。
る。
第1図に示すAは脱臭ラップフィルムてあり、この実施
例では紙芯Bに捲装されていて必要に応して引き出し使
用するようになっている。
例では紙芯Bに捲装されていて必要に応して引き出し使
用するようになっている。
この脱臭ラップフィルムAは、ポリ塩化ビニリデンを主
原料とし、柔軟剤として脂肪酸誘導体安定剤としてエポ
キシ化植物油等を混合してなるフィルム原料に対し、植
物から抽出したフラボン(フラボン類、フラボノール類
)を適量混融してフィルム状に形成する、あるいは前記
のフィルム原料から形成したフィルム体を軟化点(20
0°C)まで加熱し、軟化したフィルム体の片面あるい
は両面に対し微小粉末に加工したフラボノイド分を圧着
結合させて形成したものである。
原料とし、柔軟剤として脂肪酸誘導体安定剤としてエポ
キシ化植物油等を混合してなるフィルム原料に対し、植
物から抽出したフラボン(フラボン類、フラボノール類
)を適量混融してフィルム状に形成する、あるいは前記
のフィルム原料から形成したフィルム体を軟化点(20
0°C)まで加熱し、軟化したフィルム体の片面あるい
は両面に対し微小粉末に加工したフラボノイド分を圧着
結合させて形成したものである。
次に、この脱臭ラップフィルムの有するフラボンについ
て説明する。
て説明する。
フラボン(フラボン類、フラボノール類)は多くの植物
に含まれる物質で、脱臭あるいはカビ防止の作用を有す
る。例えば、森や草原など植物の多い場所て、動物の泥
臭、排泄臭等の悪臭が感しられないのは植物中のフラボ
ンの脱臭作用によるものである。
に含まれる物質で、脱臭あるいはカビ防止の作用を有す
る。例えば、森や草原など植物の多い場所て、動物の泥
臭、排泄臭等の悪臭が感しられないのは植物中のフラボ
ンの脱臭作用によるものである。
植物に含まれるフラボンには、こうした作用かあるため
、食品からの発臭、あるいは食品への臭いの付着を防止
するため、古くから食品な葉て包む等、経験からくる知
恵て食品の保存をなしてきた。
、食品からの発臭、あるいは食品への臭いの付着を防止
するため、古くから食品な葉て包む等、経験からくる知
恵て食品の保存をなしてきた。
この発明に係る脱臭ラップフィルムAは上記作用を有す
るフラボンを含有しているので、食品の包装に使用すれ
ば、はこり等の付着を防止できることはもちろん、第3
図に示した密封包装のてきない食品容器、あるいは包装
をしても空隙か生してしまう食品等から臭いを周囲に拡
散したり1食品に悪臭を付着させるような不都合を生し
ることなく適正な食品の保存か可能となる。なお、植物
から抽出したフラボンの安全性は客観的に証明されてい
る。
るフラボンを含有しているので、食品の包装に使用すれ
ば、はこり等の付着を防止できることはもちろん、第3
図に示した密封包装のてきない食品容器、あるいは包装
をしても空隙か生してしまう食品等から臭いを周囲に拡
散したり1食品に悪臭を付着させるような不都合を生し
ることなく適正な食品の保存か可能となる。なお、植物
から抽出したフラボンの安全性は客観的に証明されてい
る。
一方、脱臭ラップフィルムAは、上述のような食品への
使用のみならず、工業廃棄物等において、悪臭の拡散防
止にも使用することかできる。
使用のみならず、工業廃棄物等において、悪臭の拡散防
止にも使用することかできる。
脱臭ラップフィルムAか有するフラボンは化学的作用に
より脱臭するものであるため、活性炭のように物理的作
用では消去困難なアンモニア、硫化水素、メチルカプタ
ン、トリメチルアミン等、分子の小さい発臭源に対して
も良好な脱臭作用かある。
より脱臭するものであるため、活性炭のように物理的作
用では消去困難なアンモニア、硫化水素、メチルカプタ
ン、トリメチルアミン等、分子の小さい発臭源に対して
も良好な脱臭作用かある。
第2図は工業廃棄物の悪臭拡散の防止例を示す図である
。同図(a)は工業廃棄物を貯蔵するタンクを示すもの
て、こうしたタンクの点検管理を行う際、図に示すよう
にタンク内の汚物lを誤って外部に漏出してしまい、悪
臭か拡散してしまうことかある。こうした汚物1は、規
定の場所へ処分されるものであるか、汚物1の処理準備
の間、同図(b)に示すように汚Thlに脱臭ラップフ
ィルムAを覆いかぶせておけば、悪臭の拡散を防止する
ことかてきる。
。同図(a)は工業廃棄物を貯蔵するタンクを示すもの
て、こうしたタンクの点検管理を行う際、図に示すよう
にタンク内の汚物lを誤って外部に漏出してしまい、悪
臭か拡散してしまうことかある。こうした汚物1は、規
定の場所へ処分されるものであるか、汚物1の処理準備
の間、同図(b)に示すように汚Thlに脱臭ラップフ
ィルムAを覆いかぶせておけば、悪臭の拡散を防止する
ことかてきる。
また、突発的に悪臭を発生することかあるパイプ、タン
ク等においては悪臭の発生源に脱臭ラップフィルムAを
載置すれば悪臭の拡散を防止することかてきる。
ク等においては悪臭の発生源に脱臭ラップフィルムAを
載置すれば悪臭の拡散を防止することかてきる。
[発明の効果]
この発明に係る脱臭ラップフィルムは、以上説明したよ
うに、食品を包装することてその臭いを周囲に拡散させ
ない、あるいは食品に悪臭を付着させないようにするこ
とかてき、食品の適正な保存を可能とする。また、脱臭
ラップフィルムは、悪臭を発する工業廃棄物等を被覆す
ることにより、悪臭の拡散を防止てきる等、この発明に
係る脱臭ラップフィルムの用途は極めて広いものかある
。
うに、食品を包装することてその臭いを周囲に拡散させ
ない、あるいは食品に悪臭を付着させないようにするこ
とかてき、食品の適正な保存を可能とする。また、脱臭
ラップフィルムは、悪臭を発する工業廃棄物等を被覆す
ることにより、悪臭の拡散を防止てきる等、この発明に
係る脱臭ラップフィルムの用途は極めて広いものかある
。
第1図は、この発明に係る脱臭う・ンブフィルムをロー
ル状にした状態を示す斜視図、第21Aは脱臭う・ンブ
フィルムによる工業廃棄物の悪臭拡散防止の例を示す図
て、同図(a)は貯蔵タンクおよびこれから漏出した汚
物を示す斜視図、同図(b)は、同図(a)における汚
物を脱臭ラップフィルムて被覆した状態を示す斜視図、
第3図はラップフィルムて適正に包装することかてきな
い食品および食品の容器を示す図て、同[Z(a)は把
手の付いたカップを示す斜視図、同図(b)は注ぎ口を
持つカップを示す斜視図、同図(C)は凹凸部を有する
食品容器を示す斜視図、同図(d)は魚を示ず図である
。 図において、 A・・・−−− 脱臭ラップフィルム 出 願 人 亮
ル状にした状態を示す斜視図、第21Aは脱臭う・ンブ
フィルムによる工業廃棄物の悪臭拡散防止の例を示す図
て、同図(a)は貯蔵タンクおよびこれから漏出した汚
物を示す斜視図、同図(b)は、同図(a)における汚
物を脱臭ラップフィルムて被覆した状態を示す斜視図、
第3図はラップフィルムて適正に包装することかてきな
い食品および食品の容器を示す図て、同[Z(a)は把
手の付いたカップを示す斜視図、同図(b)は注ぎ口を
持つカップを示す斜視図、同図(C)は凹凸部を有する
食品容器を示す斜視図、同図(d)は魚を示ず図である
。 図において、 A・・・−−− 脱臭ラップフィルム 出 願 人 亮
Claims (2)
- (1)脱臭作用を有するラップフィルムであって、ポリ
塩化ビニリデンを主原料とし、柔軟材として脂肪酸誘導
体、安定材としてエポキシ化植物油等を混合してなるフ
ィルム原料に対し、植物から抽出したフラボノイドを適
宜量混融してフィルム状に形成したことを特徴とする脱
臭ラップフィルム。 - (2)脱臭作用を有する脱臭ラップフィルムであって、
ポリ塩化ビニリデンを主原料とし、柔軟材として脂肪酸
誘導体、安定材としてエポキシ化植物油等を混合した原
料から形成したフィルム体を、軟化点まで加熱し、軟化
したフィルム体の片面あるいは両面に対し、微小粉末に
加工したフラボノイドを圧着結合させて形成したことを
特徴とする脱臭ラップフィルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3038790A JPH0472334A (ja) | 1990-02-10 | 1990-02-10 | 脱臭ラップフィルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3038790A JPH0472334A (ja) | 1990-02-10 | 1990-02-10 | 脱臭ラップフィルム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0472334A true JPH0472334A (ja) | 1992-03-06 |
Family
ID=12302492
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3038790A Pending JPH0472334A (ja) | 1990-02-10 | 1990-02-10 | 脱臭ラップフィルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0472334A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20000005592A (ko) * | 1998-06-02 | 2000-01-25 | 김권 | 천연안정제를포함하는고분자조성물 |
-
1990
- 1990-02-10 JP JP3038790A patent/JPH0472334A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20000005592A (ko) * | 1998-06-02 | 2000-01-25 | 김권 | 천연안정제를포함하는고분자조성물 |
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