JP2002524087A - インビボにおいてタンパク質相互作用を調べる方法 - Google Patents

インビボにおいてタンパク質相互作用を調べる方法

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JP2002524087A
JP2002524087A JP2000569011A JP2000569011A JP2002524087A JP 2002524087 A JP2002524087 A JP 2002524087A JP 2000569011 A JP2000569011 A JP 2000569011A JP 2000569011 A JP2000569011 A JP 2000569011A JP 2002524087 A JP2002524087 A JP 2002524087A
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luciferase
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アラダー エイ. スザレイ,
ユバオ ワン,
ゲフ ワン−プルスキ,
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ローマ リンダ ユニバーシティー
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Abstract

(57)【要約】 生細胞内において第1のタンパク質が第2のタンパク質と相互作用するか否かを決定する方法。この方法は、生細胞内においてドナールシフェラーゼと複合体化した第1のタンパク質およびアクセプター発蛍光団と複合体化した第2のタンパク質を提供する工程を包含する。複合体化した第1のタンパク質および複合体化した第2のタンパク質は、生細胞内においてお互いに近接することを、可能とされる。次いで、ドナールシフェラーゼからのルミネセンス共鳴エネルギー移動から生じるアクセプター発蛍光団からの任意の蛍光を検出する。アクセプター発蛍光団からの蛍光は、第1のタンパク質が第2のタンパク質と相互作用したことを示す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (背景) 生細胞内でのタンパク質間の相互作用の研究は、タンパク質の機能およびその
作用機序を理解するために、しばしば必要である。これらの相互作用は、免疫沈
降、酵母ツーハイブリッド方法、およびβ−gal相補法を使用して、現在研究
される。
【0002】 しかし、これらの方法は、いくつかの不利な点を伴う。例えば、これらの方法
は、擬陽性を伴う。第2に、これらの方法は、相互作用に関する定量的情報の決
定を可能にしない。さらに、これらの方法は、インビボにおけるリアルタイムの
相互作用のモニターリングを可能にしない。
【0003】 従って、これらの不利な点を有さない、インビボにおいてタンパク質間の相互
作用を研究する別の方法を有することは、有利である。さらに好ましくは、この
方法を、広範に種々のタンパク質とともに、広範に種々の生細胞内において使用
し得る。また好ましくは、この方法を使用して、タンパク質以外の分子間の相互
作用を決定し得る。
【0004】 (要旨) 本願発明の1つの実施態様に従って、生細胞内で第1のタンパク質が第2のタ
ンパク質と相互作用するか否かを決定する方法を提供する。この方法は、生細胞
内において、ドナールシフェラーゼと複合体化した第1のタンパク質、およびア
クセプター発蛍光団と複合体化した第2のタンパク質とを提供する工程を包含す
る。ドナールシフェラーゼは、第1のタンパク質が第2のタンパク質の近傍にあ
る場合、アクセプター発蛍光団にルミネセンス共鳴エネルギー移動し得る。次い
で、複合体化した第1のタンパク質および複合体化した第2のタンパク質が、生
細胞内においてお互いに近傍に来ることを可能にする。次に、アクセプター発蛍
光団由来の任意の蛍光を検出する。ドナールシフェラーゼからアクセプター発蛍
光団へのルミネセンス共鳴エネルギー移動から生じるアクセプター発蛍光団の蛍
光は、第1のタンパク質が第2のタンパク質と相互作用したことを示す。
【0005】 好ましい実施態様において、ドナールシフェラーゼと複合体化した第1のタン
パク質およびアクセプター発蛍光団と複合体化した第2のタンパク質を提供する
工程は、DNAを遺伝子操作すること、遺伝子操作されたDNAを生細胞に移入
すること、ドナールシフェラーゼと複合体化した第1のタンパク質およびアクセ
プター発蛍光団と複合体化した第2のタンパク質をその細胞に産生させること、
を包含する。特に好ましい実施態様において、ドナールシフェラーゼと複合体化
した第1のタンパク質が提供される細胞、およびアクセプター発蛍光団と複合体
化した第2のタンパク質が提供される細胞は、哺乳動物細胞である。
【0006】 別の好ましい実施態様において、提供されるドナールシフェラーゼは、Ren
illaルシフェラーゼである。なお別の好ましい実施態様において、提供され
るアクセプター発蛍光団は、Aequoreaグリーン蛍光タンパク質である。
【0007】 特に好ましい実施態様において、アクセプター発蛍光団の蛍光の検出は、分光
蛍光分析を使用して行われる。
【0008】 (説明) 本発明は、ルミネセンス共鳴エネルギー移動(LRET)を使用して、生細胞
内において、第1のタンパク質が第2のタンパク質と相互作用するか否かを決定
する方法を含む。ルミネセンス共鳴エネルギー移動は、ドナールシフェラーゼか
らアクセプター発蛍光団への励起状態エネルギーの移動より生じる。LRETを
生じさせるために、ドナールシフェラーゼの発光スペクトルとアクセプター発蛍
光団の励起スペクトル間の重複がなければならない。
【0009】 ルミネセンス共鳴エネルギー移動の効率は、他の変化可能なもののなかでも、
ドナールシフェラーゼとアクセプター発蛍光団を隔てる距離に依存する。一般に
、有意なエネルギー移動は、ドナールシフェラーゼおよびアクセプター発蛍光団
がお互いに約80Å未満である場合にのみ、生じる。この近距離は、従来の顕微
鏡を使用する2つの実体間での、光学的な解像度のために必要な距離よりも、か
なり短い。従って、ドナールシフェラーゼとアクセプター発蛍光団との間のルミ
ネセンス共鳴エネルギー移動の検出は、ドナールシフェラーゼおよびアクセプタ
ー発蛍光団が、LRETが生じるのに必要な距離内(すなわち、お互いに約80
Å未満)に来たことを示す。
【0010】 本発明は、ルミネセンス共鳴エネルギー移動を利用して、生細胞内において、
第1のタンパク質と第2のタンパク質との間で相互作用が生じるか否かを決定す
る。このことは、第1のタンパク質をドナールシフェラーゼと複合体化させ、そ
して第2のタンパク質をアクセプター発蛍光団と複合体化させ、そして第1のタ
ンパク質と第2のタンパク質との間の相互作用が生じるのに適切な条件下で生細
胞内に複合体化した第1のタンパク質および複合体化第2のタンパク質を配置す
ることによって、達成される。第1のタンパク質が第2のタンパク質と相互作用
する場合、ドナールシフェラーゼが、アクセプター発蛍光団に対して、ルミネセ
ンス共鳴エネルギー移動を生じるのに十分近接し、そしてアクセプター発蛍光団
が蛍光を発する。それによって、アクセプター発蛍光団からの蛍光の検出は、第
1のタンパク質が第2のタンパク質と相互作用したことを示す。有利なことに、
この方法は、第1のタンパク質と第2のタンパク質との相互作用が従来の顕微鏡
のような光学的方法によって検出され得ない場合であっても、その相互作用の検
出を可能にする。
【0011】 本発明に従って、2つのタンパク質間の相互作用を検出するためにルミネセン
ス共鳴エネルギー移動を使用することには、いくつかの利点がある。第1に、蛍
光色素の生細胞内への導入が非常に困難である場合、生細胞内のタンパク質の特
異的標識が、遺伝子操作方法を介して達成され得る。さらに、蛍光色素は急速に
光退色するが、ルシフェラーゼ(例えば、Renillaルシフェラーゼ)の発
光は酵素反応から生じ、この発光は、基質および酸素が供給されれば、比較的安
定である。
【0012】 本開示において使用する場合、「第1のタンパク質をドナールシフェラーゼと
複合体化する」とは、第1のタンパク質と第2のタンパク質との間の相互作用の
間に、ドナールシフェラーゼおよび第1のタンパク質が、お互いに実質的に同一
の近傍にとどまる様式において、ドナールシフェラーゼを第1のタンパク質に結
合することをいう。同様に、「第2のタンパク質をアクセプター発蛍光団と複合
体化する」とは、第1のタンパク質と第2のタンパク質との間の相互作用の間に
、アクセプター発蛍光団および第2のタンパク質が、お互いに実質的に同一の近
傍にとどまる様式において、アクセプター発蛍光団を第2のタンパク質に結合す
ることをいう。そのような複合体化は、例えば、細胞を遺伝子操作して、ドナー
ルシフェラーゼと第1のタンパク質、およびアクセプター発蛍光団と第2のタン
パク質とを含む融合タンパク質を産生させることによってなされ得る。
【0013】 好ましい実施態様において、本発明は、Renillaルシフェラーゼを、ド
ナールシフェラーゼとして使用し、そして「ヒト化」Aequoreaグリーン
蛍光タンパク質(「ヒト化」GFP)をアクセプター発蛍光団として使用する。
Renillaルシフェラーゼは、Renilla reniformisから
精製される34kDaの酵素である。この酵素は、酸素の存在下でセレンテラジ
ンの酸化的脱炭酸を触媒し、471mmでの最大発光波長を有する青色光を生じ
る。Renillaルシフェラーゼをドナールシフェラーゼとして使用する。な
ぜなら、これは励起のために、外来の光よりもむしろ、外来の基質を必要とする
からである。有利なことに、このことは、外来の光源および自己蛍光からのバッ
クグラウンドノイズを除去し、容易かつ正確な光生成の定量的測定を可能にする
【0014】 「ヒト化」GFPは、480mmでの最大励起を有する、27kDaのタンパ
ク質発蛍光団である。このタンパク質は、野生型Aequoreaグリーン蛍光
タンパク質から1アミノ酸の差異を有する。「ヒト化」GFPを、アクセプター
発蛍光団として選択した。なぜなら、その励起スペクトルは、Renillaル
シフェラーゼの励起スペクトルと重複するからである。さらに、「ヒト化」GF
Pからの発光は、生細胞内において可視化され得るからである。さらに、「ヒト
化」GFPは、本方法を実証するために使用された「ヒト化」GFP cDNA
でトランスフェクトされた哺乳動物細胞において、良好に発現するからである。
【0015】 本発明に従って、第1のタンパク質が第2のタンパク質と相互作用するか否か
を決定するための方法を、以下のように実証した。要約すれば、インスリン様増
殖因子結合タンパク質6(IGFBP6)およびインスリン様増殖因子II(I
GF−II)を第1のタンパク質および第2のタンパク質として選択した。IG
FBP6は、IGF−IIに対して顕著な結合親和性を有することが公知のタン
パク質である。
【0016】 RenillaルシフェラーゼcDNAを、IGFBP6 cDNAと融合し
、そして「ヒト化」GFP cDNAをIGF−II cDNAと融合した。生
細胞を、融合したcDNAを用いてトランスフェクトし、そして融合タンパク質
を発現した。細胞抽出物を生成し、そして混合した。融合したRenillaル
シフェラーゼ−IGFBP6タンパク質のRenillaルシフェラーゼ部分に
ついての基質を添加した。最後に、融合「ヒト化」GFP−IGF−IIタンパ
ク質の「ヒト化」GFP部分からの蛍光を検出した。本発明に従う1つの方法の
実証を、ここでより詳細に記載する。
【0017】 (A)RenillaルシフェラーゼcDNAと融合したIGFBP−6 c
DNA;「ヒト化」GFP cDNAと融合したIGF−II cDNA;およ
び「ヒト化」GFP cDNAと融合したインスリンcDNAのクローニング:
) 第1に、3つの融合cDNAを生成した:1)融合したIGFBP−6 cD
NAおよびRenillaルシフェラーゼcDNA;2)融合したIGF−II
cDNAおよび「ヒト化」GFP cDNA;ならびに3)融合したインスリ
ンcDNAおよび「ヒト化」GFP cDNA。IGFBP−6 cDNA(配
列番号1、GenBank登録番号M69054)、コードされるIGFBP−
6(配列番号2、第1のタンパク質として使用された)。Renillaルシフ
ェラーゼcDNA(配列番号3、GenBank登録番号M63501)、コー
ドされるRenillaルシフェラーゼ(配列番号4、ドナールシフェラーゼと
して使用された)。IGF−II cDNA(配列番号5)、コードされたIG
F−II(配列番号6、第2のタンパク質として使用された)。「ヒト化」GF
P cDNA(配列番号7、GenBank登録番号U50963)、コードさ
れる「ヒト化」GFP(配列番号8、アクセプター発蛍光団として使用された)
。インスリンcDNA(配列番号9、登録番号AH002844)、コードされ
るインスリン(配列番号10)。「ヒト化」GFPを融合したインスリンを、コ
ントロールタンパク質として使用した。なぜなら、インスリンは、IGF−II
のホモログであるが、IGFBP−6に結合しないからである。IGFBP−6
cDNA(配列番号1)、IGF−II cDNA(配列番号5)およびイン
スリンcDNA(配列番号9)を、以下のように、PCRを用いて改変した。
【0018】 第1に、EcoRIフラグメント上に保有されるプレプロIGF−IIのcD
NAを、pBluescriptKS(+)IIベクター中にクローニングした
。挿入物を、T7およびT3プライマーを使用して配列決定し、プレプロIGF
−IIの公知のcDNA配列を含有することを確認した。IGF−II前駆体の
5’末端を、pBluescriptKS(+)IIベクター中のT7プロモー
ターに連結した。IGF−II 3’プライマーを、NotI制限部位を生成す
るように設計し、プレプロIGF−IIのDおよびEドメインを取り除き、そし
て「ヒト化」GFPのNotI制限部位を、IGF−IIのオープンリーディン
グフレームとインフレームで維持した。
【0019】 次に、IGF−IIフラグメントをT7プロモータープライマーおよびIGF
−II 3’プライマーを用いるPCRを使用して増幅した。PCR増幅したI
GF−IIフラグメントをEcoRIおよびNotIによって消化し、pCDN
A3.1(+)ベクター中(Invitrogen、Carlsbad、CA、
US)にクローニングし、pCDNA−IGF−IIを生成した。次いで、「ヒ
ト化」GFPのNotIフラグメントをpCDNA−IGF−IIのNotI部
位に挿入して、pC−IGF−II−GFPを生成した。
【0020】 シグナルペプチドB、CおよびAドメインを含むインスリンの前駆体のcDN
Aを、上記のIGF−IIフラグメントに対応する様式において改変した。次い
で、「ヒト化」GFP cDNAを、改変されたインスリンcDNAの3’末端
に連結し、pC−INS−GFPを生成した。
【0021】 最後に、IGFBP6 cDNAをRatタグ化ヒトIGFBP6と称するプ
ラスミドからPCRによって増幅した。IGFBP6の終止コドンを取り除き、
そしてIGFBP6のオープンリーディングフレームは、pCEP4−RUC由
来のRenillaルシフェラーゼcDNAとインフレームであった(Maye
rhofer R、Langridge WHR、Cormier MGおよび
Szalay AA.Expression of recombinant
Renilla luciferase in transgenic pla
nts results in high levels of light
emission.The Plant Journal 1995;7;10
31−8)。RenillaルシフェラーゼcDNAの、改変IGFBP6 c
DNAの3’末端に対する連結は、pC−IGFBP6−RUCを生成した。
【0022】 全ての構築物由来の挿入DNAフラグメントの配列を、DNA配列決定分析に
よって確認した。Qiagen Maxi Plasmid Kit(Qiag
en,Inc.,Valencia,CA)をプラスミドDNAの精製のために
使用した。
【0023】 (B)リン酸カルシウム沈殿法を用いるpC−IGF−II−GFP、pC−
INS−GFP、およびpC−IGFBP6−RUCでの、哺乳動物細胞の一過
性トランスフェクション:) 次に、哺乳動物細胞を、クローン化した融合DNAでトランスフェクトした。
最初に、COS−7細胞(アフリカミドリザル腎臓細胞、Americcan
Type Culture Collection CRL 1651)を、1
0% ウシ胎仔血清および最終濃度でペニシリン100単位/ml、ストレプト
マイシン100mg/mlおよびアンホテリシンB 250ng/ml(Sig
ma−Aldrich Co.,St.Louis,MO,US)を含む抗生物
質抗真菌溶液で補充された、L−グルタミンを有するダルベッコの改変イーグル
培地(DMEM)中で、37℃、5%CO2中で増殖させた。1×106のこれら
の細胞の群を、トランスフェクションの前日にプレーティングし、そしてトラン
スフェクション時には、約50%〜60%コンフルエントであった。
【0024】 40mgの各プラスミド融合DNAを、沈殿させ、そしてダルベッコリン酸緩
衝化生理食塩水溶液中に再懸濁し、そしてプラスミド融合DNAを、標準的なリ
ン酸カルシウム沈殿法を使用して、哺乳動物細胞に導入した。トランスフェクシ
ョン効率を、24時間後に、蛍光顕微鏡によって、評価した。1プレートあたり
の緑色の蛍光細胞の数は、pC−IGF−II−GFPのDNAでトランスフェ
クトした細胞、pC−INS−GFPのDNAでトランスフェクトした細胞、お
よび陽性コントロールとして使用した、GFPのみを含むプラスミドDNAでト
ランスフェクトした細胞のプレートと匹敵した。
【0025】 (C)融合タンパク質の発現の確認:) DNAリン酸カルシウム沈殿法を使用するDNAトランスフェクションの24
時間後、個々のプラスミドDNAでトランスフェクトしたCOS−7細胞を、蛍
光顕微鏡を使用して、GFP蛍光の検出によって可視化した。pC−IGF−I
I−GFPおよびpC−INS−GFPでトランスフェクトした細胞は、ERか
らゴルジを通って輸送される分泌タンパク質の典型的な、類似の蛍光パターンを
示した。pC−IGFBP6−RUCでトランスフェクトした細胞は、蛍光を発
しなかった。しかし、pC−IGFBP6−RUCでトランスフェクトした細胞
は、セレンテラジンの添加後、微光画像化システムを使用して、ルミネセンスを
示した。
【0026】 さらに、融合タンパク質IGF−II−GFPおよびIGFBP6−RUC(
それぞれ、約36kDaおよび56kDaの予想分子量を有する)の存在が、イ
ムノブロット分析を使用して検出された。このことは、一過性のトランスフェク
ト細胞における、両方の融合タンパク質の存在を確認した。
【0027】 (D):分光蛍光分析によるタンパク質相互作用の検出) 予想された融合タンパク質IGF−II−GFPおよびIGFBP6−RUC
の存在、ならびにドナールシフェラーゼおよびアクセプター発蛍光団の機能を確
認して、これら一過性トランスフェクト細胞からの細胞抽出物を使用して、融合
タンパク質のRenillaルシフェラーゼと「ヒト化」GFP部分との間のエ
ネルギー移動に基づくタンパク質結合アッセイを行った。カルシウムトランスフ
ェクションの48時間後、COS細胞をPBSで2回洗浄し、そして0.5M
NaCl、1mM EDTAおよび0.1M リン酸カリウム(pH7.5)を
含むルシフェラーゼアッセイ緩衝液中で、細胞スクレイパーを使用して、収集し
た。収集された細胞を、Fisher Model 550 Sonic Di
smembrator(Fisher Scientific、Pittsbu
rgh、PA、US)を使用して10秒間、3回、10秒のインターバルで超音
波処理し、細胞抽出液を生成した。
【0028】 次に、IGF−II−GFPおよびIGFBP6−RUCを含有する細胞抽出
液を混合し、そして0.1μgのセレンテラジンをすぐに添加した。SPEX
FluoroMax(登録商標)(Instruments S.A.、Inc
.、Edison、NJ)を使用する分光蛍光分析を、行った。スペクトルは、
471nmでの単一の発光ピーク(Renillaルシフェラーゼの公知の発光
に対応する)を示した。
【0029】 第1の分光蛍光分析の後、混合液を、室温で30分間保存し、新鮮なセレンテ
ラジンを添加した後に、再度スペクトルをトレースした。30分でのトレースは
、471nmおよび503nmでの最大発光の2つのピークを示した。細胞抽出
液の分光蛍光分析を、より長時間行ったが、スペクトルパターンは時間を経ても
変化しなかった。
【0030】 pC−INS−GFPおよびpC−IGFBP6−RUCでトランスフェクト
された細胞由来のコントロール細胞抽出液混合物を、同様に作製し、そのスペク
トルをトレースした。そのトレースは、471nmでの1つのみのピーク(Re
nillaルシフェラーゼに発光ピークに対応する)を示した。スペクトルパタ
ーンは、時間を経ても変化しなかった。
【0031】 従って、これらのデータは、IGFBP6およびIGF−IIは相互作用した
が、インスリンおよびIGFBP6は相互作用しなかったことを実証した。
【0032】 上記に開示された実施例に加えて、タンパク質間の相互作用もまた、同時形質
転換されるE.coli細胞および哺乳動物細胞内において、対応する方法を使
用するLRETの検出によって検出された。
【0033】 本発明は、特定の好ましい実施例を参照して、かなり詳細に記載されたが、他
の実施態様も可能である。例えば、タンパク質以外の分子間の相互作用が、対応
する方法によって研究され得る。そのような他の分子は、拡散、注入、および取
り込みまたは他の手段によって生細胞に提供され得る。さらに、遺伝子操作され
た生細胞から生成された融合タンパク質は、その相互作用を調べる前に、翻訳後
の変化(例えば、糖部分の添加)を有し得る。また生細胞は、細胞、コロニーお
よび組織内の微光画像解析による分光蛍光分析によるこれらの方法を使用して、
可視化され得る。さらに、コロニーの高スループットスクリーニングが、マイク
ロタイターディッシュまたはマルチアレイ検出の細胞ソーティングおよび微光ビ
デオ分析と組み合わせた本方法を使用して、達成され得る。従って、添付の特許
請求の範囲の趣旨および範囲は、本明細書に含まれる好ましい実施態様の記載に
よって限定されないべきである。
【配列表】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01N 33/68 G01N 21/78 C // G01N 21/78 33/566 33/566 C12N 15/00 ZNAA (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CR, CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI,G B,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL ,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC, LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,M K,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO ,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ, TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,Y U,ZW (72)発明者 ワン−プルスキ, ゲフ カナダ国 ビー2エヌ 4エル3 ノバ スコティア, トルロ, ヒルクレスト アベニュー 114 Fターム(参考) 2G043 AA03 BA16 CA03 DA02 EA01 GA07 GB21 JA01 KA02 LA01 MA01 2G045 AA40 CB01 DA36 FA29 FB01 FB12 GC15 2G054 AA08 AB10 CA23 CD01 CE02 EB01 GA04 GB02 4B024 AA11 BA08 BA80 CA01 DA03 GA11 HA13 4B063 QA01 QA18 QQ02 QQ79 QR02 QR16 QR56 QR66 QS03 QS28 QX02

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生細胞内において、第1のタンパク質が第2のタンパク質と
    相互作用するか否か決定する方法であって、該方法は、以下: a)該細胞内において、ドナールシフェラーゼと複合体化した該第1のタンパ
    ク質、およびアクセプター発蛍光団と複合体化した該第2のタンパク質を提供す
    る工程; b)該複合体化した第1のタンパク質および該複合体化した第2のタンパク質
    を、該細胞内においてお互いに近傍に配置する工程;ならびに c)該アクセプター発蛍光団からの任意の蛍光を検出する工程; を包含する方法であって、 ここで、該第1のタンパク質が、該第2のタンパク質の近傍にある場合、該ド
    ナールシフェラーゼが、該アクセプター発蛍光団に対して、ルミネセンス共鳴エ
    ネルギー移動し得、そして ここで、該ドナールシフェラーゼからのルミネセンス共鳴エネルギー移動から
    生じる該アクセプター発蛍光団の蛍光が、該第1のタンパク質が該第2のタンパ
    ク質と相互作用したことを示す、方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法であって、ここで、前記ドナールシフ
    ェラーゼと複合体化した第1のタンパク質、および前記アクセプター発蛍光団と
    複合体化した第2のタンパク質を提供する工程が、 DNAを遺伝子操作し、 該遺伝子操作されたDNAを前記生細胞に移入し、 該細胞に、該ドナールシフェラーゼと複合体化した第1のタンパク質、および
    該アクセプター発蛍光団と複合体化した第2のタンパク質を産生させること、 を包含する、方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の方法であって、ここで、前記ドナールシフ
    ェラーゼと複合体化した第1のタンパク質を提供される前記細胞が、哺乳動物細
    胞である、方法。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の方法であって、ここで、前記アクセプター
    発蛍光団と複合体化した第2のタンパク質を提供される前記細胞が、哺乳動物細
    胞である、方法。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の方法であって、ここで、前記提供されるド
    ナールシフェラーゼが、Renillaルシフェラーゼである、方法。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の方法であって、ここで、前記提供されるア
    クセプター発蛍光団が、グリーン蛍光タンパク質である、方法。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の方法であって、ここで、前記提供されるア
    クセプター発蛍光団が、Aequoreaグリーン蛍光タンパク質である、方法
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の方法であって、ここで、前記ドナールシフ
    ェラーゼからの任意の蛍光の検出が、分光蛍光分析を使用して行われる、方法。
  9. 【請求項9】 生細胞内において、第1の分子が第2の分子と相互作用する
    か否か決定する方法であって、該方法は、以下: a)該細胞内において、ドナールシフェラーゼと複合体化した該第1の分子、
    およびアクセプター発蛍光団と複合体化した該第2の分子を提供する工程; b)該複合体化した第1の分子および該複合体化した第2の分子を、該細胞内
    においてお互いに近傍に配置する工程;ならびに c)該アクセプター発蛍光団からの任意の蛍光を検出する工程; を包含する方法であって、 ここで、該第1の分子が、該第2の分子の近傍にある場合、該ドナールシフェ
    ラーゼが、該アクセプター発蛍光団に対して、ルミネセンス共鳴エネルギー移動
    し得、そして ここで、該ドナールシフェラーゼからのルミネセンス共鳴エネルギー移動から
    生じる該アクセプター発蛍光団の蛍光が、該第1の分子が該第2の分子と相互作
    用したことを示す、方法。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の方法であって、 ここで、前記第1の分子が第1のタンパク質であり、そして前記第2の分子が
    第2のタンパク質であり;そして ここで、前記ドナールシフェラーゼと複合体化した第1のタンパク質、および
    前記アクセプター発蛍光団と複合体化した第2のタンパク質を提供する工程が、 DNAを遺伝子操作し、 該遺伝子操作されたDNAを前記生細胞に移入し、 該細胞に、該ドナールシフェラーゼと複合体化した第1のタンパク質、および
    該アクセプター発蛍光団と複合体化した第2のタンパク質を産生させること、 を包含する、方法。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の方法であって、ここで、前記ドナール
    シフェラーゼと複合体化した第1のタンパク質を提供される前記細胞が、哺乳動
    物細胞である、方法。
  12. 【請求項12】 請求項10に記載の方法であって、ここで、前記アクセプ
    ター発蛍光団と複合体化した第2のタンパク質を提供される前記細胞が、哺乳動
    物細胞である、方法。
  13. 【請求項13】 請求項9に記載の方法であって、ここで、前記提供される
    ドナールシフェラーゼが、Renillaルシフェラーゼである、方法。
  14. 【請求項14】 請求項9に記載の方法であって、ここで、前記提供される
    アクセプター発蛍光団が、グリーン蛍光タンパク質である、方法。
  15. 【請求項15】 請求項9に記載の方法であって、ここで、前記提供される
    アクセプター発蛍光団が、Aequoreaグリーン蛍光タンパク質である、方
    法。
  16. 【請求項16】 請求項9に記載の方法であって、ここで、前記ドナールシ
    フェラーゼからの任意の蛍光の検出が、分光蛍光分析を使用して行われる、方法
  17. 【請求項17】 第1のタンパク質が第2のタンパク質と相互作用するか否
    か決定する方法であって、該方法は、以下: a)ドナールシフェラーゼと複合体化した該第1のタンパク質、およびアクセ
    プター発蛍光団と複合体化した該第2のタンパク質を提供する工程; b)該複合体化した第1のタンパク質および該複合体化した第2のタンパク質
    を、お互いに近傍に配置する工程;ならびに c)アクセプター発蛍光団からの任意の蛍光を検出する工程; を包含する方法であって、 ここで、該第1のタンパク質が、該第2のタンパク質の近傍にある場合、該ド
    ナールシフェラーゼが、該アクセプター発蛍光団に対して、ルミネセンス共鳴エ
    ネルギー移動し得、そして ここで、該ドナールシフェラーゼからのルミネセンス共鳴エネルギー移動から
    生じる該アクセプター発蛍光団の蛍光が、該第1のタンパク質が該第2のタンパ
    ク質と相互作用したことを示す、方法。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載の方法であって、ここで、前記ドナール
    シフェラーゼと複合体化した第1のタンパク質、および前記アクセプター発蛍光
    団と複合体化した第2のタンパク質を提供する工程が、 DNAを遺伝子操作し、 該遺伝子操作されたDNAを生細胞に移入し、 該細胞に、該ドナールシフェラーゼと複合体化した第1のタンパク質、および
    該アクセプター発蛍光団と複合体化した第2のタンパク質を産生させること、 を包含する、方法。
  19. 【請求項19】 請求項18に記載の方法であって、ここで、前記ドナール
    シフェラーゼと複合体化した第1のタンパク質を提供される前記細胞が、哺乳動
    物細胞である、方法。
  20. 【請求項20】 請求項18に記載の方法であって、ここで、前記アクセプ
    ター発蛍光団と複合体化した第2のタンパク質を提供される前記細胞が、哺乳動
    物細胞である、方法。
  21. 【請求項21】 請求項17に記載の方法であって、ここで、前記提供され
    るドナールシフェラーゼが、Renillaルシフェラーゼである、方法。
  22. 【請求項22】 請求項17に記載の方法であって、ここで、前記提供され
    るアクセプター発蛍光団が、グリーン蛍光タンパク質である、方法。
  23. 【請求項23】 請求項17に記載の方法であって、ここで、前記提供され
    るアクセプター発蛍光団が、Aequoreaグリーン蛍光タンパク質である、
    方法。
  24. 【請求項24】 請求項17に記載の方法であって、ここで、前記ドナール
    シフェラーゼからの任意の蛍光の検出が、分光蛍光分析を使用して行われる、方
    法。
  25. 【請求項25】 第1の分子が第2の分子と相互作用するか否か決定する方
    法であって、該方法は、以下: a)ドナールシフェラーゼと複合体化した該第1の分子、およびアクセプター
    発蛍光団と複合体化した該第2の分子を提供する工程; b)該複合体化した第1の分子および該複合体化した第2の分子を、お互いに
    近傍に配置する工程;ならびに c)アクセプター発蛍光団からの任意の蛍光を検出する工程; を包含する方法であって、 ここで、該第1の分子が、該第2の分子の近傍にある場合、該ドナールシフェ
    ラーゼが、該アクセプター発蛍光団に対して、ルミネセンス共鳴エネルギー移動
    し得、そして ここで、該ドナールシフェラーゼからのルミネセンス共鳴エネルギー移動から
    生じる該アクセプター発蛍光団の蛍光が、該第1の分子が該第2の分子と相互作
    用したことを示す、方法。
  26. 【請求項26】 請求項25に記載の方法であって、 ここで、前記第1の分子が第1のタンパク質であり、そして前記第2の分子が
    第2のタンパク質であり;そして ここで、前記ドナールシフェラーゼと複合体化した第1のタンパク質、および
    前記アクセプター発蛍光団と複合体化した第2のタンパク質を提供する工程が、 DNAを遺伝子操作し、 該遺伝子操作されたDNAを生細胞に移入し、 該細胞に、該ドナールシフェラーゼと複合体化した第1のタンパク質、および
    該アクセプター発蛍光団と複合体化した第2のタンパク質を産生させること、 を包含する、方法。
  27. 【請求項27】 請求項26に記載の方法であって、ここで、前記ドナール
    シフェラーゼと複合体化した第1のタンパク質を提供される前記細胞が、哺乳動
    物細胞である、方法。
  28. 【請求項28】 請求項26に記載の方法であって、ここで、前記アクセプ
    ター発蛍光団と複合体化した第2のタンパク質を提供される前記細胞が、哺乳動
    物細胞である、方法。
  29. 【請求項29】 請求項25に記載の方法であって、ここで、前記提供され
    るドナールシフェラーゼが、Renillaルシフェラーゼである、方法。
  30. 【請求項30】 請求項25に記載の方法であって、ここで、前記提供され
    るアクセプター発蛍光団が、グリーン蛍光タンパク質である、方法。
  31. 【請求項31】 請求項25に記載の方法であって、ここで、前記提供され
    るアクセプター発蛍光団が、Aequoreaグリーン蛍光タンパク質である、
    方法。
  32. 【請求項32】 請求項25に記載の方法であって、ここで、前記ドナール
    シフェラーゼからの任意の蛍光の検出が、分光蛍光分析を使用して行われる、方
    法。
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