JP2002523983A - 電気通信システムにおける課金 - Google Patents
電気通信システムにおける課金Info
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Abstract
(57)【要約】
移動電気通信網（２）の移動通信交換局、ＭＳＣ（５）において、ネットワーク（２）に登録されている移動端末（１）によって発信され、ネットワークの外部に着信する呼に関する課金情報を決定するための方法。ＭＳＣ（５）において、前記呼は、関連する番号Ａおよび／または番号Ｂに従って、ＭＳＣ（５）が課金決定ノードとなる呼か、あるいは課金決定ノードが移動電気通信ネットワーク（２）の外部に位置する呼のいずれかに分類される。呼が後者の種別に属する場合には、ＭＳＣ（５）は料金情報を外部課金決定ノード（７，９）から受信して、受信した料金情報に基づいて課金情報を計算する。呼が前者の種別に属する場合には、ＭＳＣ（５）は外部の課金決定ノードから受信したすべての料金情報を無視して、移動電気通信網自身の料金情報に基づいて課金情報を計算する。
Description
【０００１】 （発明の分野） 本発明は電気通信システムにおける課金に関するものであって、更に詳細には
、必ずしもそれに限定されないが、インテリジェント・ネットワークによって提
供されるサービスを利用するように移動端末が移動通信交換局を介して接続され
ているシステムでの課金に関する。
、必ずしもそれに限定されないが、インテリジェント・ネットワークによって提
供されるサービスを利用するように移動端末が移動通信交換局を介して接続され
ているシステムでの課金に関する。
【０００２】 （発明の背景） 最近の電気通信網において交換局の数が増大するにつれて、補助的サービス（
電話転送、通話料無料番号へのアクセス、プレミアム・レート番号へのアクセス
等）を特定のネットワーク・ノードに集中化する傾向がある。典型的には、それ
らのノードは比較的少数の交換局にのみ直接関係する。補助的サービスへのアク
セスを要求する発呼者は、そのサービスを提供する交換局へ直接つながっていな
い場合には、彼らのローカルな交換局そして、多分、１または複数の中継交換局
を介して適当な交換局へ迂回される。補助的サービスを集中させるこの方法はし
ばしば“インテリジェント・ネットワーク”と呼ばれる。
電話転送、通話料無料番号へのアクセス、プレミアム・レート番号へのアクセス
等）を特定のネットワーク・ノードに集中化する傾向がある。典型的には、それ
らのノードは比較的少数の交換局にのみ直接関係する。補助的サービスへのアク
セスを要求する発呼者は、そのサービスを提供する交換局へ直接つながっていな
い場合には、彼らのローカルな交換局そして、多分、１または複数の中継交換局
を介して適当な交換局へ迂回される。補助的サービスを集中させるこの方法はし
ばしば“インテリジェント・ネットワーク”と呼ばれる。
【０００３】 最近の電気通信網では、ＩＮサービスへの呼を検出するためのノードをしばし
ばサービス交換ノード（ＳＳＰ）と呼ぶ。呼の検出の後、ＳＳＰはＩＮサービス
の特別な知識（例えば、目的の番号Ｂ）を有する、サービス制御ノード（ＳＣＰ
）と呼ばれるノードと交信して、その接続をどのようにセットアップするかにつ
いての情報を得る。ＳＳＰとＳＣＰとの間の通信は、ＥＴＳＩ ＣＳ１として知
られる、標準化されたインタフェース・プロトコル（ＥＴＳＩ：ＥＴＳ ３００
３７４−１：ＩＴＵ−Ｔ勧告 Ｑ１２１８ １９９３＆１９９５も参照）をし
ばしば利用する（あるいはそれに基づく）。
ばサービス交換ノード（ＳＳＰ）と呼ぶ。呼の検出の後、ＳＳＰはＩＮサービス
の特別な知識（例えば、目的の番号Ｂ）を有する、サービス制御ノード（ＳＣＰ
）と呼ばれるノードと交信して、その接続をどのようにセットアップするかにつ
いての情報を得る。ＳＳＰとＳＣＰとの間の通信は、ＥＴＳＩ ＣＳ１として知
られる、標準化されたインタフェース・プロトコル（ＥＴＳＩ：ＥＴＳ ３００
３７４−１：ＩＴＵ−Ｔ勧告 Ｑ１２１８ １９９３＆１９９５も参照）をし
ばしば利用する（あるいはそれに基づく）。
【０００４】 理解されるであろうが、発呼者（何らかの番号Ａを割り当てられる）はＩＮサ
ービスを利用することに対してしばしば課金されよう。例えば、もし発呼者がプ
レミアム・レート番号（例えば、スポーツ・ホットライン）への発呼を行なうと
、彼は何らかの適当な料金が課金されよう。従って、ＳＳＰの１つの機能はＳＣ
Ｐに対して情報を戻して、アクセスされたＩＮサービスが課金可能であるかどう
かを、またもしそうであれば、適切な料金をＳＣＰが決定できるようにする。こ
の情報は通常は呼の終了に続いて、ＳＳＰによってＳＣＰへ提供される。いわゆ
る“フレキシブル課金”をこのように使用することは電気通信システムでより一
般的に行なわれるであろうし、より詳細には日本の東京にある相互接続料金請求
フォーラム（Ｉｎｔｅｒｃｏｎｎｅｃｔｉｏｎ Ｃｈａｒｇｅ Ｂｉｌｌｉｎｇ
Ｆｏｒｕｍ）から発行されたＩＣＢＳ（相互接続料金請求システム）に記述さ
れている。
ービスを利用することに対してしばしば課金されよう。例えば、もし発呼者がプ
レミアム・レート番号（例えば、スポーツ・ホットライン）への発呼を行なうと
、彼は何らかの適当な料金が課金されよう。従って、ＳＳＰの１つの機能はＳＣ
Ｐに対して情報を戻して、アクセスされたＩＮサービスが課金可能であるかどう
かを、またもしそうであれば、適切な料金をＳＣＰが決定できるようにする。こ
の情報は通常は呼の終了に続いて、ＳＳＰによってＳＣＰへ提供される。いわゆ
る“フレキシブル課金”をこのように使用することは電気通信システムでより一
般的に行なわれるであろうし、より詳細には日本の東京にある相互接続料金請求
フォーラム（Ｉｎｔｅｒｃｏｎｎｅｃｔｉｏｎ Ｃｈａｒｇｅ Ｂｉｌｌｉｎｇ
Ｆｏｒｕｍ）から発行されたＩＣＢＳ（相互接続料金請求システム）に記述さ
れている。
【０００５】 現状では、ネットワーク・オペレータおよび本当のところはネットワーク・ユ
ーザに対して実時間で課金情報を提供できることが望まれている。これは特に移
動電話ユーザの場合にそうであり、その分野では必要な技術のほとんどが既に手
元にある。例えば、移動電話は通常は液晶ディスプレイを有しており、そこに実
時間の課金情報を表示することができる。
ーザに対して実時間で課金情報を提供できることが望まれている。これは特に移
動電話ユーザの場合にそうであり、その分野では必要な技術のほとんどが既に手
元にある。例えば、移動電話は通常は液晶ディスプレイを有しており、そこに実
時間の課金情報を表示することができる。
【０００６】 日本のＡＲＩＢ標準 ＲＣＲ ＳＴＤ−２７Ｘはアドバイス・オブ・チャージ
（ＡｏＣ）として知られた課金情報サービスについて配慮している。ＡｏＣサー
ビスは移動端末に対して、その端末から発した呼に関する課金を通知することを
可能とする。課金情報は呼の解放時にその端末へ送られる。ＴＴＣ ＪＪ−７０
．１０もまた、いわゆるインターネット課金情報送信（ＩＮＣＩＴ）機能を定義
しており、それはいわゆる訪問先ネットワークとホーム・ネットワークとの間の
特定の呼に関連する課金情報の交換について配慮している。いくつかのネットワ
ークで利用できる別の１つのサービスは（標準化されてはないが）、課金レート
情報（ＣｈＲＩ）である。ＣｈＲＩは、呼のセットアップ時または呼の最中に発
呼端末へ課金通知要素（課金情報および課金レートを含む）を提供するため、端
末はその呼のコストを計算できる。
（ＡｏＣ）として知られた課金情報サービスについて配慮している。ＡｏＣサー
ビスは移動端末に対して、その端末から発した呼に関する課金を通知することを
可能とする。課金情報は呼の解放時にその端末へ送られる。ＴＴＣ ＪＪ−７０
．１０もまた、いわゆるインターネット課金情報送信（ＩＮＣＩＴ）機能を定義
しており、それはいわゆる訪問先ネットワークとホーム・ネットワークとの間の
特定の呼に関連する課金情報の交換について配慮している。いくつかのネットワ
ークで利用できる別の１つのサービスは（標準化されてはないが）、課金レート
情報（ＣｈＲＩ）である。ＣｈＲＩは、呼のセットアップ時または呼の最中に発
呼端末へ課金通知要素（課金情報および課金レートを含む）を提供するため、端
末はその呼のコストを計算できる。
【０００７】 移動電話網では、電話の呼および関連の信号方式情報は、従来の電話交換局に
似た移動通信交換局（ＭＳＣ）を介して迂回される。ＭＳＣの１つの機能は個々
の呼について課金情報を収集し、後の請求のためにその情報を記録することであ
る。ＭＳＣに記録されたデータに基づいて移動電話加入者に特定の実時間請求情
報を提供することは既に可能である。しかし、この情報は基本的な呼の料金に関
するものだけであり、それは発呼者および呼ばれた側の場所に基づいてＭＳＣが
計算することができる。アクセスされたＩＮサービスに関するプレミアム料金情
報がＩＮサービスを制御しているＳＳＰ／ＳＣＰノードから発呼ＭＳＣへ送信さ
れる機構は存在しない。同じ制約はネットワークの境界を横切る料金情報の一般
的な通信にも適用される。例えば、ネットワーク境界ではオペレータはクロス・
ビリング方式を有する。
似た移動通信交換局（ＭＳＣ）を介して迂回される。ＭＳＣの１つの機能は個々
の呼について課金情報を収集し、後の請求のためにその情報を記録することであ
る。ＭＳＣに記録されたデータに基づいて移動電話加入者に特定の実時間請求情
報を提供することは既に可能である。しかし、この情報は基本的な呼の料金に関
するものだけであり、それは発呼者および呼ばれた側の場所に基づいてＭＳＣが
計算することができる。アクセスされたＩＮサービスに関するプレミアム料金情
報がＩＮサービスを制御しているＳＳＰ／ＳＣＰノードから発呼ＭＳＣへ送信さ
れる機構は存在しない。同じ制約はネットワークの境界を横切る料金情報の一般
的な通信にも適用される。例えば、ネットワーク境界ではオペレータはクロス・
ビリング方式を有する。
【０００８】 （発明の概要） 本発明の特定の態様の１つの目的は、既存の電気通信網の上述の欠点を克服ま
たは少なくとも和らげることである。特に、１つの目的は、その呼の種別に依存
して、外部課金決定ノードから、発呼移動端末に対する課金ノードとして働く移
動通信交換局への料金情報通信について配慮することである。
たは少なくとも和らげることである。特に、１つの目的は、その呼の種別に依存
して、外部課金決定ノードから、発呼移動端末に対する課金ノードとして働く移
動通信交換局への料金情報通信について配慮することである。
【０００９】 本発明の第１の態様に従えば、移動電気通信網の移動通信交換局において、そ
のネットワークに登録された移動端末によって発信され、その移動通信交換局の
外部に着信する呼に関する課金情報を決定する方法が提供される。その方法は、
移動通信交換局において次の工程を含む： 前記呼を、関連する番号Ａおよび／または番号Ｂに従って、前記移動通信交換
局が課金決定ノードとなる呼か、あるいは外部のノードが課金決定となる呼のい
ずれかに分類する工程、 前記呼が後者の種別に属する場合に、前記外部課金決定ノードから料金情報を
受信し、受信した料金情報の基づいて課金情報を計算する工程、および 前記呼が前者の種別に属する場合に、外部の課金決定ノードから受信するすべ
ての料金情報を無視して、移動電気通信網自身の料金情報に基づいて課金情報を
計算する工程。
のネットワークに登録された移動端末によって発信され、その移動通信交換局の
外部に着信する呼に関する課金情報を決定する方法が提供される。その方法は、
移動通信交換局において次の工程を含む： 前記呼を、関連する番号Ａおよび／または番号Ｂに従って、前記移動通信交換
局が課金決定ノードとなる呼か、あるいは外部のノードが課金決定となる呼のい
ずれかに分類する工程、 前記呼が後者の種別に属する場合に、前記外部課金決定ノードから料金情報を
受信し、受信した料金情報の基づいて課金情報を計算する工程、および 前記呼が前者の種別に属する場合に、外部の課金決定ノードから受信するすべ
ての料金情報を無視して、移動電気通信網自身の料金情報に基づいて課金情報を
計算する工程。
【００１０】 好ましくは、前記呼が課金決定ノードが移動通信交換局の外部に位置する種別
の属する場合に、課金情報要求が移動通信交換局から外部課金決定ノードへ送信
される。更に詳細には、この要求は、呼のセットアップ期間の一部として送信さ
れる、初期アドレス・メッセージに含まれるフラグとして送信される。
の属する場合に、課金情報要求が移動通信交換局から外部課金決定ノードへ送信
される。更に詳細には、この要求は、呼のセットアップ期間の一部として送信さ
れる、初期アドレス・メッセージに含まれるフラグとして送信される。
【００１１】 好ましくは、前記料金情報には、通話単位レート（あるいは通話単位レート組
）を与える課金情報（ＣＩ）パラメータ、およびＣＩパラメータがフレキシブル
課金情報を与えるかどうかを表示する課金情報タイプ（ＣＩＴ）パラメータが含
まれる。
）を与える課金情報（ＣＩ）パラメータ、およびＣＩパラメータがフレキシブル
課金情報を与えるかどうかを表示する課金情報タイプ（ＣＩＴ）パラメータが含
まれる。
【００１２】 好ましくは、課金決定ノードが移動通信交換局の外部に位置する呼の種別はイ
ンテリジェント・ネットワーク・サービスに関連する番号ＡまたはＢを有する呼
を含む。更に好ましくは、そのような呼に対して本発明は次の工程を含む： インテリジェント・ネットワーク・サービスへのアクセス要求を移動通信交換
局からシステムのサービス交換ノードへ向けて、課金情報要求と一緒に送信する
工程であって、前記両要求が、呼のセットアップ・ルーチンの一部として送られ
る初期アドレス・メッセージに含まれる工程、 前記課金情報要求を含む前記初期アドレス・メッセージのサービス交換ノード
での受信に応答して、課金インジケータ要求をサービス交換ノードから、要求さ
れたサービスの知識を有するサービス制御ノードへ送信する工程、 前記課金インジケータ要求のサービス交換ノードでの受信に応答して、要求さ
れたサービスに関連する料金インジケータをサービス制御ノードからサービス交
換ノードへ送信する工程、および サービス交換ノードにおいて、少なくとも受信した料金インジケータに基づい
て課金パラメータを決定し、前記課金パラメータを前記移動通信交換局へ送信す
る工程。
ンテリジェント・ネットワーク・サービスに関連する番号ＡまたはＢを有する呼
を含む。更に好ましくは、そのような呼に対して本発明は次の工程を含む： インテリジェント・ネットワーク・サービスへのアクセス要求を移動通信交換
局からシステムのサービス交換ノードへ向けて、課金情報要求と一緒に送信する
工程であって、前記両要求が、呼のセットアップ・ルーチンの一部として送られ
る初期アドレス・メッセージに含まれる工程、 前記課金情報要求を含む前記初期アドレス・メッセージのサービス交換ノード
での受信に応答して、課金インジケータ要求をサービス交換ノードから、要求さ
れたサービスの知識を有するサービス制御ノードへ送信する工程、 前記課金インジケータ要求のサービス交換ノードでの受信に応答して、要求さ
れたサービスに関連する料金インジケータをサービス制御ノードからサービス交
換ノードへ送信する工程、および サービス交換ノードにおいて、少なくとも受信した料金インジケータに基づい
て課金パラメータを決定し、前記課金パラメータを前記移動通信交換局へ送信す
る工程。
【００１３】 本発明の実施の形態は、ＩＮサービスに関連する課金情報をＩＮサービス・ア
クセス・ノードから移動通信交換局へ配信することを許可する。従って、移動通
信交換局は正確な課金情報を発呼移動端末、あるいは電気通信システムのその他
の機器に対して配給することができる。ＩＮサービス・アクセス・ノードは移動
通信網中、あるいは外部のネットワーク中のいずれかに位置する。
クセス・ノードから移動通信交換局へ配信することを許可する。従って、移動通
信交換局は正確な課金情報を発呼移動端末、あるいは電気通信システムのその他
の機器に対して配給することができる。ＩＮサービス・アクセス・ノードは移動
通信網中、あるいは外部のネットワーク中のいずれかに位置する。
【００１４】 好ましくは、前記課金パラメータは呼のセットアップ・ルーチン中にサービス
交換ノードから移動通信交換局へ送信される。更に詳細には、前記課金パラメー
タはアドレス完了メッセージ（あるいは早期アドレス完了メッセージ）中に含ま
れる。好ましくは、サービス交換ノードで決定された課金パラメータは課金情報
パラメータと課金情報タイプ・パラメータとである。
交換ノードから移動通信交換局へ送信される。更に詳細には、前記課金パラメー
タはアドレス完了メッセージ（あるいは早期アドレス完了メッセージ）中に含ま
れる。好ましくは、サービス交換ノードで決定された課金パラメータは課金情報
パラメータと課金情報タイプ・パラメータとである。
【００１５】 好ましくは、サービス交換ノードとサービス制御ノードとの間の通信はＥＴＳ
Ｉ ＣＳ１プロトコルに基づいて行なわれる。前記課金インジケータ要求は、従
って、サービス交換ノードからサービス制御ノードへ、ＩｎｉｔｉａｌＤＰ（初
期ＤＰ）メッセージに含まれるフレキシブル課金インジケータ・パラメータとし
て送信される。これに応答して、料金インジケータがＳｅｎｄＣｈａｒｇｉｎｇ
Ｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ（ＳＣＩ：課金−情報−送信）に含まれるパラメータと
して戻されよう。更に詳細には、サービス交換ノードにおける前記課金パラメー
タの決定は、フレキシブル課金要求インジケータを含む、サービス制御ノードか
ら送られる後続のメッセージをそこにおいて受信することによって起動される。
Ｉ ＣＳ１プロトコルに基づいて行なわれる。前記課金インジケータ要求は、従
って、サービス交換ノードからサービス制御ノードへ、ＩｎｉｔｉａｌＤＰ（初
期ＤＰ）メッセージに含まれるフレキシブル課金インジケータ・パラメータとし
て送信される。これに応答して、料金インジケータがＳｅｎｄＣｈａｒｇｉｎｇ
Ｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ（ＳＣＩ：課金−情報−送信）に含まれるパラメータと
して戻されよう。更に詳細には、サービス交換ノードにおける前記課金パラメー
タの決定は、フレキシブル課金要求インジケータを含む、サービス制御ノードか
ら送られる後続のメッセージをそこにおいて受信することによって起動される。
【００１６】 好ましくは、移動通信交換局によって計算される前記課金情報はＡｏＣ、Ｃｈ
ＲＩ、またはＩＮＣＩＴサービスのいずれかのために用いられる。
ＲＩ、またはＩＮＣＩＴサービスのいずれかのために用いられる。
【００１７】 本発明の第２の態様に従えば、移動電気通信網の移動通信交換局において、ネ
ットワークに登録されている移動端末によって発信されて、移動通信交換局の外
部に着信する呼に関する課金情報を決定するための装置が提供される。本装置は
、移動通信交換局において次を含む： 前記呼を、関連する番号Ａおよび／または番号Ｂに従って、移動通信交換局が
課金決定ノードとなる呼か、あるいは課金決定ノードが移動通信交換局の外部に
位置する呼のいずれかに分類するための分類手段、 前記呼が後者の種別に属する場合に、前記外部課金決定ノードから料金情報を
受信して、受信した料金情報に基づいて課金情報を計算し、あるいは、前記呼が
前者の種別に属する場合に、外部の課金決定ノードから受信したすべての料金情
報を無視して、移動電気通信網自身の料金情報に基づいて課金情報を計算するよ
うに構成された第１の処理手段。
ットワークに登録されている移動端末によって発信されて、移動通信交換局の外
部に着信する呼に関する課金情報を決定するための装置が提供される。本装置は
、移動通信交換局において次を含む： 前記呼を、関連する番号Ａおよび／または番号Ｂに従って、移動通信交換局が
課金決定ノードとなる呼か、あるいは課金決定ノードが移動通信交換局の外部に
位置する呼のいずれかに分類するための分類手段、 前記呼が後者の種別に属する場合に、前記外部課金決定ノードから料金情報を
受信して、受信した料金情報に基づいて課金情報を計算し、あるいは、前記呼が
前者の種別に属する場合に、外部の課金決定ノードから受信したすべての料金情
報を無視して、移動電気通信網自身の料金情報に基づいて課金情報を計算するよ
うに構成された第１の処理手段。
【００１８】 （実施の形態の詳細な説明） 本発明は特定の日本国ＴＴＣ標準を参照しながら以下に例示される。しかし、
本発明がその他の電気通信標準にも適用可能であることを理解されよう。
本発明がその他の電気通信標準にも適用可能であることを理解されよう。
【００１９】 図１において、移動セルラ電話が参照符号１で表示されている。端末１はセル
ラ・ネットワーク２に登録されているものとし、信号方式および通話はセルラ基
地局３、基地局コントローラ４、および移動通信交換局５を迂回して行なわれる
としている。この特別な移動通信交換局５は以降では訪問先移動通信交換局（Ｖ
ＭＳＣ）と呼ぶ。移動電話１から発信する呼に対する課金ノードはＶＭＳＣ５で
ある。
ラ・ネットワーク２に登録されているものとし、信号方式および通話はセルラ基
地局３、基地局コントローラ４、および移動通信交換局５を迂回して行なわれる
としている。この特別な移動通信交換局５は以降では訪問先移動通信交換局（Ｖ
ＭＳＣ）と呼ぶ。移動電話１から発信する呼に対する課金ノードはＶＭＳＣ５で
ある。
【００２０】 移動電話１が或る電話番号をダイヤルして発呼すると仮定する。更に、そのダ
イヤル番号が付加的レート情報ライン（例えば、スポーツ情報を提供するもの）
のような何らかのインテリジェント・ネットワークＩＮサービスに関連するもの
であると仮定する。呼のＩＮ性は、例えば０８００のように“ＩＮプレフィック
ス”と呼ばれる番号のプレフィックスによって表示される。呼の着信点は自動応
答機能および留守番メッセージ機能を備えた電話機端末６であるとしよう。初期
セットアップ期間に電気通信網を介して移動端末１と電話機端末６との間に通信
チャンネルが確立される。このプロセスは、ネットワーク交換局間での信号方式
システムＮｏ．７（ＴＴＣ標準ＪＴ−Ｑ７６１−４およびＪＴ−Ｑ７６６）に基
づく信号方式情報の転送を含む。
イヤル番号が付加的レート情報ライン（例えば、スポーツ情報を提供するもの）
のような何らかのインテリジェント・ネットワークＩＮサービスに関連するもの
であると仮定する。呼のＩＮ性は、例えば０８００のように“ＩＮプレフィック
ス”と呼ばれる番号のプレフィックスによって表示される。呼の着信点は自動応
答機能および留守番メッセージ機能を備えた電話機端末６であるとしよう。初期
セットアップ期間に電気通信網を介して移動端末１と電話機端末６との間に通信
チャンネルが確立される。このプロセスは、ネットワーク交換局間での信号方式
システムＮｏ．７（ＴＴＣ標準ＪＴ−Ｑ７６１−４およびＪＴ−Ｑ７６６）に基
づく信号方式情報の転送を含む。
【００２１】 セットアップ期間は、ＶＭＳＣ４から、ダイヤルされた番号のプレフィックス
によって指定されるサービス交換ノード（ＳＳＰ）７へ初期アドレス・メッセー
ジを送信することで開始される。ここでＳＳＰ７は図１に示すようにＶＭＳＣ４
へ直接つながれていると仮定する。ＩＡＭは、ＳＳＰ７を介してＶＭＳＣ４と着
信電話機端末６との間に通信チャンネルを確立するために必要な複数のパラメー
タを含む。
によって指定されるサービス交換ノード（ＳＳＰ）７へ初期アドレス・メッセー
ジを送信することで開始される。ここでＳＳＰ７は図１に示すようにＶＭＳＣ４
へ直接つながれていると仮定する。ＩＡＭは、ＳＳＰ７を介してＶＭＳＣ４と着
信電話機端末６との間に通信チャンネルを確立するために必要な複数のパラメー
タを含む。
【００２２】 ＳＳＰ７は発信された呼をＩＮサービスに関連する呼であると識別するために
必要とされる能力を含む。従ってＩＡＭを受信すると、ＳＳＰ７はＳＳＰ７に関
連するサービス制御ノード（ＳＣＰ）９と交信して、ＩＮサービスに関するより
一層の詳細を確立する。それらの詳細にはその呼に関する目的番号（番号Ｂ）が
含まれ、その場合、ＳＳＰ７は、受信したＩＡＭを、その番号Ｂに関係する目的
の交換局（Ｄｅｘ）８へ中継して（ここでもＳＳＰ７が図１に示すように目的の
交換局８へ直接つながれていることを仮定している）、ＳＳＰ７と目的の交換局
８との間に通信チャンネルを確立する。ＩＡＭはそれを交換局８へ転送する前に
ＳＳＰ７によって修正されよう。典型的には、ＲｅｑＣＩフラグ（以下参照）が
リセットされて、後続のノードが課金情報をＳＳＰ７へ戻そうとするのを阻止す
る。
必要とされる能力を含む。従ってＩＡＭを受信すると、ＳＳＰ７はＳＳＰ７に関
連するサービス制御ノード（ＳＣＰ）９と交信して、ＩＮサービスに関するより
一層の詳細を確立する。それらの詳細にはその呼に関する目的番号（番号Ｂ）が
含まれ、その場合、ＳＳＰ７は、受信したＩＡＭを、その番号Ｂに関係する目的
の交換局（Ｄｅｘ）８へ中継して（ここでもＳＳＰ７が図１に示すように目的の
交換局８へ直接つながれていることを仮定している）、ＳＳＰ７と目的の交換局
８との間に通信チャンネルを確立する。ＩＡＭはそれを交換局８へ転送する前に
ＳＳＰ７によって修正されよう。典型的には、ＲｅｑＣＩフラグ（以下参照）が
リセットされて、後続のノードが課金情報をＳＳＰ７へ戻そうとするのを阻止す
る。
【００２３】 チャンネル割当を確認するために、目的の交換局８はいわゆるアドレス完了メ
ッセージをＳＳＰ７へ戻す。次に、ＡＣＭはＳＳＰ７によってＶＭＳＣ４へ中継
されて、この時点で端から端まで接続が確立されたことを確認する。
ッセージをＳＳＰ７へ戻す。次に、ＡＣＭはＳＳＰ７によってＶＭＳＣ４へ中継
されて、この時点で端から端まで接続が確立されたことを確認する。
【００２４】 要求されるＩＮサービスに付随する料金レートの知識はＳＣＰ９に保有される
。この情報をＶＭＳＣ４へ伝搬させるために、セットアップ期間にＶＭＳＣ４か
らＳＳＰ７へ送られるＩＡＭは課金プラン（ＣＨＰ）パラメータと、ここでは課
金情報要求（ＲｅｑＣＩ）パラメータとして参照される新しいパラメータとを含
む。ＣＨＰは発呼加入者に割り当てられるパラメータであって、その加入者が課
金の観点からどのように取り扱われるべきか、例えば、“標準的なプラン”、“
低価格通話プラン”等を指定する。ＲｅｑＣＩパラメータはフラグであって（Ｉ
ＡＭの特殊な転送通話インジケータ・ビットの１つが使用されよう）、それがセ
ットされた場合には、それが料金情報をＳＣＰ９から得て、それをＶＭＳＣへ戻
すべきであることをＳＳＰ７に指示する。
。この情報をＶＭＳＣ４へ伝搬させるために、セットアップ期間にＶＭＳＣ４か
らＳＳＰ７へ送られるＩＡＭは課金プラン（ＣＨＰ）パラメータと、ここでは課
金情報要求（ＲｅｑＣＩ）パラメータとして参照される新しいパラメータとを含
む。ＣＨＰは発呼加入者に割り当てられるパラメータであって、その加入者が課
金の観点からどのように取り扱われるべきか、例えば、“標準的なプラン”、“
低価格通話プラン”等を指定する。ＲｅｑＣＩパラメータはフラグであって（Ｉ
ＡＭの特殊な転送通話インジケータ・ビットの１つが使用されよう）、それがセ
ットされた場合には、それが料金情報をＳＣＰ９から得て、それをＶＭＳＣへ戻
すべきであることをＳＳＰ７に指示する。
【００２５】 ＶＭＳＣ４は呼がＩＮの呼であると認識する能力を有することに注意すること
は重要である。すなわち、ＶＭＳＣ４が課金ノードのままである間に、課金決定
ノードは移動通信網の外にあって、従ってＩＡＭ中のＲｅｑＣＩフラグをセット
することを意味する。番号Ｂが一連のＩＮ番号に属すか属さないかを決定するこ
とによって認識が行われる。
は重要である。すなわち、ＶＭＳＣ４が課金ノードのままである間に、課金決定
ノードは移動通信網の外にあって、従ってＩＡＭ中のＲｅｑＣＩフラグをセット
することを意味する。番号Ｂが一連のＩＮ番号に属すか属さないかを決定するこ
とによって認識が行われる。
【００２６】 既に述べたように、ＳＳＰ７はＥＴＳＩ ＣＳ１に基づくインタフェース（特
にＴＴＣ ＪＴ−Ｑ１２１８およびＪＴ−Ｑ１２１８Ｂ参照）を介してＳＣＰ９
と交信する。更に詳細には、ＳＳＰ７は、ＩＡＭを受信すると、ＳＣＰ９に対し
て初期検出ノード（ＩｎｉｔｉａｌＤＰ）メッセージを送信することによって要
求されたＩＮサービスに関する情報を要求する。ＩｎｉｔｉａｌＤＰメッセージ
は、ＳＳＰ７によって決定され、要求されたＩＮサービスを同定するサービス・
キーを含む。ＩＡＭ中のＲｅｑＣＩパラメータの検出によって、ＳＳＰ７はＩｎ
ｉｔｉａｌＤＰメッセージ中に料金情報要求をも含むようにされる。この要求は
フレキシブル課金インジケータ（ＦＣＩ）と呼ばれる拡張フィールドを含む。
にＴＴＣ ＪＴ−Ｑ１２１８およびＪＴ−Ｑ１２１８Ｂ参照）を介してＳＣＰ９
と交信する。更に詳細には、ＳＳＰ７は、ＩＡＭを受信すると、ＳＣＰ９に対し
て初期検出ノード（ＩｎｉｔｉａｌＤＰ）メッセージを送信することによって要
求されたＩＮサービスに関する情報を要求する。ＩｎｉｔｉａｌＤＰメッセージ
は、ＳＳＰ７によって決定され、要求されたＩＮサービスを同定するサービス・
キーを含む。ＩＡＭ中のＲｅｑＣＩパラメータの検出によって、ＳＳＰ７はＩｎ
ｉｔｉａｌＤＰメッセージ中に料金情報要求をも含むようにされる。この要求は
フレキシブル課金インジケータ（ＦＣＩ）と呼ばれる拡張フィールドを含む。
【００２７】 ＦＣＩフラグがセットされていることをＳＣＰ９が識別した時は、もしフレキ
シブル課金がＩＮサービスに適用されるのであれば、料金インジケータ（ＴＩ）
パラメータが識別され、ＳＣＰ９からＳＳＰ７へＳｅｎｄＣｈａｒｇｉｎｇＩｎ
ｆｏｒｍａｔｉｏｎ（ＳＣＩ：課金−情報−送信）メッセージの一部として送信
される。ＴＩパラメータはＩＮサービスに関連する料金レートを識別し、フレキ
シブル課金要求インジケータ（ＦＣＲＩ）フラグがセットされるまでＳＳＰ７に
よって保有され、後にＳＣＰ９からＳＳＰ７へ接続メッセージ（あるいは、Ｃｏ
ｎｎｅｃｔＴｏＲｅｓｏｕｒｃｅ（リソースへ−接続）またはＥｓｔａｂｌｉｓ
ｈＴｅｍｐｏｒａｒｙＣｏｎｎｅｃｔｉｏｎ（一時的−接続−確立）メッセージ
）の拡張フィールドとして送信される。
シブル課金がＩＮサービスに適用されるのであれば、料金インジケータ（ＴＩ）
パラメータが識別され、ＳＣＰ９からＳＳＰ７へＳｅｎｄＣｈａｒｇｉｎｇＩｎ
ｆｏｒｍａｔｉｏｎ（ＳＣＩ：課金−情報−送信）メッセージの一部として送信
される。ＴＩパラメータはＩＮサービスに関連する料金レートを識別し、フレキ
シブル課金要求インジケータ（ＦＣＲＩ）フラグがセットされるまでＳＳＰ７に
よって保有され、後にＳＣＰ９からＳＳＰ７へ接続メッセージ（あるいは、Ｃｏ
ｎｎｅｃｔＴｏＲｅｓｏｕｒｃｅ（リソースへ−接続）またはＥｓｔａｂｌｉｓ
ｈＴｅｍｐｏｒａｒｙＣｏｎｎｅｃｔｉｏｎ（一時的−接続−確立）メッセージ
）の拡張フィールドとして送信される。
【００２８】 ＶＭＳＣ４からＳＳＰ７へ送信されるＩＡＭ中には発呼移動電話１の場所を示
すパラメータが含まれる。このパラメータは発信課金エリア（ＯＣＡ）として知
られている。目的交換局８によってＳＳＰ７へ戻されるＡＣＭメッセージ中には
対応する着信課金エリア（ＴＣＡ）パラメータが含まれる。ＯＣＡおよびＴＣＡ
パラメータは両方とも、ＳＣＰ９から受信されるＴＩおよびＣＨＰと組み合わせ
てＳＳＰ７によって使用され、課金情報（ＣＩ）と呼ばれるパラメータを決定す
る。ＣＩパラメータは、ＳＳＰ７によってＶＭＳＣ４へ送信されるＡＣＭメッセ
ージ（あるいはｅａｒｌｙＡＣＭ（早期ＡＣＭ））中に含まれて、単位レート・
インジケータ（例えば、１０または１００円）、課金レート情報種別、および課
金レート情報それ自身（すなわち、料金）を提供する。
すパラメータが含まれる。このパラメータは発信課金エリア（ＯＣＡ）として知
られている。目的交換局８によってＳＳＰ７へ戻されるＡＣＭメッセージ中には
対応する着信課金エリア（ＴＣＡ）パラメータが含まれる。ＯＣＡおよびＴＣＡ
パラメータは両方とも、ＳＣＰ９から受信されるＴＩおよびＣＨＰと組み合わせ
てＳＳＰ７によって使用され、課金情報（ＣＩ）と呼ばれるパラメータを決定す
る。ＣＩパラメータは、ＳＳＰ７によってＶＭＳＣ４へ送信されるＡＣＭメッセ
ージ（あるいはｅａｒｌｙＡＣＭ（早期ＡＣＭ））中に含まれて、単位レート・
インジケータ（例えば、１０または１００円）、課金レート情報種別、および課
金レート情報それ自身（すなわち、料金）を提供する。
【００２９】 ＶＭＳＣ４へ戻されるＡＣＭは、更に課金情報タイプ（ＣＩＴ）と呼ばれるパ
ラメータを含むことを注意しておく。このパラメータはＣＩパラメータがフレキ
シブル課金情報を提供するかどうかを示し、またＶＭＳＣ４によって用いられて
抽出すべきＣＩパラメータをＡＣＭが含むかどうかを示す。
ラメータを含むことを注意しておく。このパラメータはＣＩパラメータがフレキ
シブル課金情報を提供するかどうかを示し、またＶＭＳＣ４によって用いられて
抽出すべきＣＩパラメータをＡＣＭが含むかどうかを示す。
【００３０】 図１のシステム中でのセットアップ期間の信号方式を要約する図２の信号ダイ
アグラムを参照すべきである。
アグラムを参照すべきである。
【００３１】 当業者には理解されるであろうように、本発明のスコープから外れることなく
、上に述べた実施の形態に対して各種の修正を施すことができよう。例えば、も
しＡＣＭを送った後でＳＳＰ７によってＴＣＩが受信されれば、課金情報はＣＨ
Ｇメッセージ中に含めて送信されよう（ｅＡＣＭ中で課金情報遅延フラグがセッ
トされていたと仮定する）。更に注意することは、ＲｅｑＣＩフラグが、ＩＡＭ
メッセージに続くセグメンテーション・メッセージ（ＳＧＭ）中に含まれて、Ｉ
ＡＭ中でＳＧＭがフラグを立てられていることを示すことである。あるいは、Ｒ
ｅｑＣＩフラグは、いわゆるアプリケーション輸送機構（ＡＰＭ）に従うアプリ
ケーション輸送パラメータ（ＡＰＰ）中に含めることができる。
、上に述べた実施の形態に対して各種の修正を施すことができよう。例えば、も
しＡＣＭを送った後でＳＳＰ７によってＴＣＩが受信されれば、課金情報はＣＨ
Ｇメッセージ中に含めて送信されよう（ｅＡＣＭ中で課金情報遅延フラグがセッ
トされていたと仮定する）。更に注意することは、ＲｅｑＣＩフラグが、ＩＡＭ
メッセージに続くセグメンテーション・メッセージ（ＳＧＭ）中に含まれて、Ｉ
ＡＭ中でＳＧＭがフラグを立てられていることを示すことである。あるいは、Ｒ
ｅｑＣＩフラグは、いわゆるアプリケーション輸送機構（ＡＰＭ）に従うアプリ
ケーション輸送パラメータ（ＡＰＰ）中に含めることができる。
【００３２】 更に理解されるであろうように、本発明は、以上のように、ＩＡＭ ＶＭＳＣ
４がＩＮサービスＳＳＰ７へ直接つながれ、またＩＮサービスＳＳＰ７が目的の
交換局８へ直接つながれたシステムについて説明してきたが、一方あるいは両方
の場合に、接続を１つまたは複数の中間交換局／ノードを経由してもよい。
４がＩＮサービスＳＳＰ７へ直接つながれ、またＩＮサービスＳＳＰ７が目的の
交換局８へ直接つながれたシステムについて説明してきたが、一方あるいは両方
の場合に、接続を１つまたは複数の中間交換局／ノードを経由してもよい。
【００３３】 更に注意しておくが、ＩＡＭ中のＲｅｑＣＩフラグのＶＭＳＣによる送信は、
目的番号Ｂではなく、発呼加入者番号Ａに基づいて起動することもできる。この
場合には、例えば、ＶＭＳＣは発呼者の番号ＡがＩＮサービスに関連しているか
どうか、従ってＲｅｑＣＩフラグをセットすべきかどうかを決定するために、ホ
ーム・ロケーション・レジスタ（ＨＬＲ）を検査しよう。
目的番号Ｂではなく、発呼加入者番号Ａに基づいて起動することもできる。この
場合には、例えば、ＶＭＳＣは発呼者の番号ＡがＩＮサービスに関連しているか
どうか、従ってＲｅｑＣＩフラグをセットすべきかどうかを決定するために、ホ
ーム・ロケーション・レジスタ（ＨＬＲ）を検査しよう。
【００３４】 図１および２に関連して上述した実施の形態に対する修正において、或る場合
には、ＲｅｑＣＩフラグをＩＡＭ中に含めてＶＭＳＣによって送信しなくてもよ
い。むしろ、料金情報は任意の外部課金決定ノードからＶＭＳＣへ自動的に戻さ
れよう。この場合には、番号Ａおよび／または番号Ｂに基づいて、任意の受信し
た料金情報を利用するか、あるいはその情報を無視するかをＶＭＳＣが決定する
。
には、ＲｅｑＣＩフラグをＩＡＭ中に含めてＶＭＳＣによって送信しなくてもよ
い。むしろ、料金情報は任意の外部課金決定ノードからＶＭＳＣへ自動的に戻さ
れよう。この場合には、番号Ａおよび／または番号Ｂに基づいて、任意の受信し
た料金情報を利用するか、あるいはその情報を無視するかをＶＭＳＣが決定する
。
本発明をより良く理解するために、また本発明をどのように実施するかを示す
ために、一例として添付図面を参照する。そこには、
ために、一例として添付図面を参照する。そこには、
【図１】 発呼移動端末を着信端末へ接続する電気通信システムを模式的に示す。また
【図２】 呼のセットアップ期間に図１のシステムに一部分において行なわれる信号方式
を示す。
を示す。
【手続補正書】特許協力条約第３４条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成１２年９月１２日（２０００．９．１２）
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００２１
【補正方法】変更
【補正内容】
【００２１】 セットアップ期間は、ＶＭＳＣ５から、ダイヤルされた番号のプレフィックス
によって指定されるサービス交換ノード（ＳＳＰ）７へ初期アドレス・メッセー
ジを送信することで開始される。ここでＳＳＰ７は図１に示すようにＶＭＳＣ５
へ直接つながれていると仮定する。ＩＡＭは、ＳＳＰ７を介してＶＭＳＣ５と着
信電話機端末６との間に通信チャンネルを確立するために必要な複数のパラメー
タを含む。
によって指定されるサービス交換ノード（ＳＳＰ）７へ初期アドレス・メッセー
ジを送信することで開始される。ここでＳＳＰ７は図１に示すようにＶＭＳＣ５
へ直接つながれていると仮定する。ＩＡＭは、ＳＳＰ７を介してＶＭＳＣ５と着
信電話機端末６との間に通信チャンネルを確立するために必要な複数のパラメー
タを含む。
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００２３
【補正方法】変更
【補正内容】
【００２３】 チャンネル割当を確認するために、目的の交換局８はいわゆるアドレス完了メ
ッセージをＳＳＰ７へ戻す。次に、ＡＣＭはＳＳＰ７によってＶＭＳＣ５へ中継
されて、この時点で端から端まで接続が確立されたことを確認する。
ッセージをＳＳＰ７へ戻す。次に、ＡＣＭはＳＳＰ７によってＶＭＳＣ５へ中継
されて、この時点で端から端まで接続が確立されたことを確認する。
【手続補正３】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００２４
【補正方法】変更
【補正内容】
【００２４】 要求されるＩＮサービスに付随する料金レートの知識はＳＣＰ９に保有される
。この情報をＶＭＳＣ５へ伝搬させるために、セットアップ期間にＶＭＳＣ５か
らＳＳＰ７へ送られるＩＡＭは課金プラン（ＣＨＰ）パラメータと、ここでは課
金情報要求（ＲｅｑＣＩ）パラメータとして参照される新しいパラメータとを含
む。ＣＨＰは発呼加入者に割り当てられるパラメータであって、その加入者が課
金の観点からどのように取り扱われるべきか、例えば、“標準的なプラン”、“
低価格通話プラン”等を指定する。ＲｅｑＣＩパラメータはフラグであって（Ｉ
ＡＭの特殊な転送通話インジケータ・ビットの１つが使用されよう）、それがセ
ットされた場合には、それが料金情報をＳＣＰ９から得て、それをＶＭＳＣへ戻
すべきであることをＳＳＰ７に指示する。
。この情報をＶＭＳＣ５へ伝搬させるために、セットアップ期間にＶＭＳＣ５か
らＳＳＰ７へ送られるＩＡＭは課金プラン（ＣＨＰ）パラメータと、ここでは課
金情報要求（ＲｅｑＣＩ）パラメータとして参照される新しいパラメータとを含
む。ＣＨＰは発呼加入者に割り当てられるパラメータであって、その加入者が課
金の観点からどのように取り扱われるべきか、例えば、“標準的なプラン”、“
低価格通話プラン”等を指定する。ＲｅｑＣＩパラメータはフラグであって（Ｉ
ＡＭの特殊な転送通話インジケータ・ビットの１つが使用されよう）、それがセ
ットされた場合には、それが料金情報をＳＣＰ９から得て、それをＶＭＳＣへ戻
すべきであることをＳＳＰ７に指示する。
【手続補正４】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００２５
【補正方法】変更
【補正内容】
【００２５】 ＶＭＳＣ５は呼がＩＮの呼であると認識する能力を有することに注意すること
は重要である。すなわち、ＶＭＳＣ５が課金ノードのままである間に、課金決定
ノードは移動通信網の外にあって、従ってＩＡＭ中のＲｅｑＣＩフラグをセット
することを意味する。番号Ｂが一連のＩＮ番号に属すか属さないかを決定するこ
とによって認識が行われる。
は重要である。すなわち、ＶＭＳＣ５が課金ノードのままである間に、課金決定
ノードは移動通信網の外にあって、従ってＩＡＭ中のＲｅｑＣＩフラグをセット
することを意味する。番号Ｂが一連のＩＮ番号に属すか属さないかを決定するこ
とによって認識が行われる。
【手続補正５】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００２８
【補正方法】変更
【補正内容】
【００２８】 ＶＭＳＣ５からＳＳＰ７へ送信されるＩＡＭ中には発呼移動電話１の場所を示
すパラメータが含まれる。このパラメータは発信課金エリア（ＯＣＡ）として知
られている。目的交換局８によってＳＳＰ７へ戻されるＡＣＭメッセージ中には
対応する着信課金エリア（ＴＣＡ）パラメータが含まれる。ＯＣＡおよびＴＣＡ
パラメータは両方とも、ＳＣＰ９から受信されるＴＩおよびＣＨＰと組み合わせ
てＳＳＰ７によって使用され、課金情報（ＣＩ）と呼ばれるパラメータを決定す
る。ＣＩパラメータは、ＳＳＰ７によってＶＭＳＣ５へ送信されるＡＣＭメッセ
ージ（あるいはｅａｒｌｙＡＣＭ（初期ＡＣＭ））中に含まれて、単位レート・
インジケータ（例えば、１０または１００円）、課金レート情報種別、および課
金レート情報それ自身（すなわち、料金）を提供する。
すパラメータが含まれる。このパラメータは発信課金エリア（ＯＣＡ）として知
られている。目的交換局８によってＳＳＰ７へ戻されるＡＣＭメッセージ中には
対応する着信課金エリア（ＴＣＡ）パラメータが含まれる。ＯＣＡおよびＴＣＡ
パラメータは両方とも、ＳＣＰ９から受信されるＴＩおよびＣＨＰと組み合わせ
てＳＳＰ７によって使用され、課金情報（ＣＩ）と呼ばれるパラメータを決定す
る。ＣＩパラメータは、ＳＳＰ７によってＶＭＳＣ５へ送信されるＡＣＭメッセ
ージ（あるいはｅａｒｌｙＡＣＭ（初期ＡＣＭ））中に含まれて、単位レート・
インジケータ（例えば、１０または１００円）、課金レート情報種別、および課
金レート情報それ自身（すなわち、料金）を提供する。
【手続補正６】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００２９
【補正方法】変更
【補正内容】
【００２９】 ＶＭＳＣ５へ戻されるＡＣＭは、更に課金情報タイプ（ＣＩＴ）と呼ばれるパ
ラメータを含むことを注意しておく。このパラメータはＣＩパラメータがフレキ
シブル課金情報を提供するかどうかを示し、またＶＭＳＣ５によって用いられて
抽出すべきＣＩパラメータをＡＣＭが含むかどうかを示す。
ラメータを含むことを注意しておく。このパラメータはＣＩパラメータがフレキ
シブル課金情報を提供するかどうかを示し、またＶＭＳＣ５によって用いられて
抽出すべきＣＩパラメータをＡＣＭが含むかどうかを示す。
【手続補正７】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００３２
【補正方法】変更
【補正内容】
【００３２】 更に理解されるであろうように、本発明は、以上のように、ＩＡＭ ＶＭＳＣ ５ がＩＮサービスＳＳＰ７へ直接つながれ、またＩＮサービスＳＳＰ７が目的の
交換局８へ直接つながれたシステムについて説明してきたが、一方あるいは両方
の場合に、接続を１つまたは複数の中間交換局／ノードを経由してもよい。
交換局８へ直接つながれたシステムについて説明してきたが、一方あるいは両方
の場合に、接続を１つまたは複数の中間交換局／ノードを経由してもよい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ，ＭＬ， ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，Ｋ Ｅ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＬ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，Ｅ Ａ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ ，ＴＭ)，ＡＥ，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＲ， ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＤＭ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，Ｇ Ｂ，ＧＤ，ＧＥ，ＧＨ，ＧＭ，ＨＲ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ ，ＩＮ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ， ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，Ｍ Ｇ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ， ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＺ，ＶＮ，Ｙ Ｕ，ＺＡ，ＺＷ (72)発明者 スイフコ、チモ ドイツ連邦共和国 アーヘン、サンドヴェ ク 35 (72)発明者 トイファネン、キョスティ フィンランド国 キルコヌミイ、ヌミクヤ ２ シー 12 (72)発明者 ライホ、ケイヨ フィンランド国 マサラ、メトサトルパン ティエ ２ ジー 20 (72)発明者 シモネン、サツ フィンランド国 ヘルシンキ、パルカチラ ンカツ ７ シー 25 Ｆターム(参考） 5K025 BB06 DD06 5K067 AA29 BB02 BB21 DD29 EE02 EE16 FF04
Claims (12)
- 【請求項１】 移動電気通信網の移動通信交換局において、そのネットワー
クに登録された移動端末によって発信され、その移動通信交換局の外部に着信す
る呼に関する課金情報を決定する方法であって、前記移動通信交換局において、 前記呼を、関連する番号Ａおよび／または番号Ｂに従って、前記移動通信交換
局が課金決定ノードとなる呼か、あるいは外部のノードが課金決定主体となる呼
かのいずれかに分類する工程、 前記呼が後者の種別に属する場合に、前記外部課金決定ノードから料金情報を
受信し、受信した料金情報の基づいて課金情報を計算する工程、および 前記呼が前者の種別に属する場合に、外部の課金決定ノードから受信したすべ
ての料金情報を無視し、前記移動電気通信網自身の料金情報に基づいて課金情報
を計算する工程、 を含む方法。 - 【請求項２】 第１項記載の方法であって、課金決定ノードが前記移動通信
交換局の外部に位置する種別に前記呼が属する場合に、前記移動通信交換局によ
って課金情報要求が前記外部課金決定ノードへ送信される方法。 - 【請求項３】 第２項記載の方法であって、前記課金情報要求が、前記呼の
セットアップ期間の一部として送信される初期アドレス・メッセージ中に含まれ
るフラグとして送信される方法。 - 【請求項４】 先行する任意の項記載の方法であって、前記料金情報が、１
または複数の通話単位レートを与える課金情報（ＣＩ）パラメータと、前記ＣＩ
パラメータがフレキシブル課金情報を与えるかどうかを示す課金情報タイプ（Ｃ
ＩＴ）パラメータとを含んでいる方法。 - 【請求項５】 先行する任意の項記載の方法であって、前記課金決定ノード
が前記移動通信交換局の外部に位置する呼の種別が、インテリジェント・ネット
ワーク・サービスに関連する番号ＡまたはＢを有する呼を含んでいる方法。 - 【請求項６】 第５項記載の方法であって、 インテリジェント・ネットワーク・サービスへのアクセス要求を移動通信交換
局からシステムのサービス交換ノードへ向けて、課金情報要求と一緒に送信する
工程であって、前記両要求が呼のセットアップ・ルーチンの一部として送られる
初期アドレス・メッセージ中に含まれている工程、 前記課金情報要求を含む前記初期アドレス・メッセージのサービス交換ノード
での受信に応答して、課金インジケータ要求を、サービス交換ノードから、要求
されたサービスの知識を有するサービス制御ノードへ送信する工程、 前記課金インジケータ要求のサービス交換ノードでの受信に応答して、要求さ
れたサービスに関連する料金インジケータを、サービス制御ノードからサービス
交換ノードへ送信する工程、および サービス交換ノードにおいて、少なくとも受信した料金インジケータに基づい
て課金パラメータを決定し、前記課金パラメータを前記移動通信交換局へ送信す
る工程、 を含む方法。 - 【請求項７】 第６項記載の方法であって、前記呼のセットアップ・ルーチ
ン中に、前記課金パラメータが前記サービス交換ノードから前記移動通信交換局
へ送信される方法。 - 【請求項８】 第７項記載の方法であって、前記課金パラメータがアドレス
完了メッセージ中に含まれる方法。 - 【請求項９】 第８項記載の方法であって、前記サービス交換ノードにおい
て決定される前記課金パラメータが、課金情報パラメータと課金情報タイプ・パ
ラメータとである方法。 - 【請求項１０】 第６または７項記載の方法であって、前記サービス交換ノ
ードと前記サービス制御ノードとの間の交信がＥＴＳＩ ＣＳ１プロトコルに基
づいており、また前記課金インジケータ要求がＩｎｉｔｉａｌＤＰメッセージ中
に含まれるフレキシブル課金インジケータ・パラメータとして前記サービス交換
ノードから前記サービス制御ノードへ送信され、それに応じて前記料金インジケ
ータがＳＣＩメッセージに含まれるパラメータとして戻される方法。 - 【請求項１１】 第６項に追加された場合の第１０項記載の方法であって、
前記サービス交換ノードにおける前記課金パラメータの決定が、前記サービス制
御ノードから送信された、フレキシブル課金要求インジケータを含む後続メッセ
ージをそこにおいて受信することによって起動される方法。 - 【請求項１２】 移動電気通信網の移動通信交換局において、ネットワーク
に登録されている移動端末によって発信され、移動通信交換局の外部に着信する
呼に関する課金情報を決定するための装置であって、前記移動通信交換局におい
て、 前記呼を、関連する番号Ａおよび／または番号Ｂに従って、前記移動通信交換
局が課金決定ノードとなる呼か、あるいは課金決定ノードが前記移動通信交換局
の外部に位置する呼のいずれかに分類するための分類手段、 前記呼が後者の種別に属する場合に、前記外部課金決定ノードから料金情報を
受信して、受信した料金情報に基づいて課金情報を計算し、あるいは、前記呼が
前者の種別に属する場合に、外部の課金決定ノードから受信したすべての料金情
報を無視して、前記移動電気通信網自身の料金情報に基づいて課金情報を計算す
るように構成された第１の処理手段、 を含む装置。
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FI981797A FI114959B (fi) | 1998-08-21 | 1998-08-21 | Laskutus telekommunikaatioverkossa |
| FI981797 | 1998-08-21 | ||
| PCT/EP1999/005994 WO2000011859A1 (en) | 1998-08-21 | 1999-08-16 | Charging in a telecommunications system |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002523983A true JP2002523983A (ja) | 2002-07-30 |
| JP2002523983A5 JP2002523983A5 (ja) | 2006-08-10 |
Family
ID=8552338
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000567011A Pending JP2002523983A (ja) | 1998-08-21 | 1999-08-16 | 電気通信システムにおける課金 |
Country Status (8)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6345182B1 (ja) |
| EP (1) | EP1106010B1 (ja) |
| JP (1) | JP2002523983A (ja) |
| AU (1) | AU5735699A (ja) |
| CA (1) | CA2340986C (ja) |
| DE (1) | DE69939981D1 (ja) |
| FI (1) | FI114959B (ja) |
| WO (1) | WO2000011859A1 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006203923A (ja) * | 2000-05-25 | 2006-08-03 | Nokia Corp | テレコミュニケーションシステムにおける加入者課金構成 |
| JP4758504B2 (ja) * | 2006-04-12 | 2011-08-31 | テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン（パブル） | 差別化されたネットワーク表示 |
Families Citing this family (34)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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