JP2981084B2 - サービス交換ノードの詳細課金情報作成方法 - Google Patents
サービス交換ノードの詳細課金情報作成方法Info
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- H04M15/00—Arrangements for metering, time-control or time indication ; Metering, charging or billing arrangements for voice wireline or wireless communications, e.g. VoIP
- H04M15/44—Augmented, consolidated or itemized billing statement or bill presentation
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- H04Q2213/1313—Metering, billing
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はサービス交換ノードの詳
細課金情報作成方法に係わり、特に交換機機能を備えた
サービス交換ノードと付加サービス制御機能を備えたサ
ービス制御ノードを有する通信網における詳細課金情報
作成方法に関する。
細課金情報作成方法に係わり、特に交換機機能を備えた
サービス交換ノードと付加サービス制御機能を備えたサ
ービス制御ノードを有する通信網における詳細課金情報
作成方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】詳細課金用データ（ＡＭＡデータ)の収
集機能を有する交換局では、呼に対する詳細課金用デー
タとして、発番号、着番号、発呼時刻、終話時刻（ある
いは通話時間）等の基本呼情報と、付加サービスが使用
された場合にはそれに係わる情報とを収集している。
尚、ＡＭＡはAutomatic Message Accounting Systemの
略である。これらのＡＭＡデータは、１つの呼が終了す
る毎に交換機のソフトウェアによって編集され、磁気テ
ープ等の外部装置に蓄積している。かかる従来の詳細課
金情報作成方式では、ＡＭＡデータとして収集する課金
情報の項目及びその編集フォーマットは、各交換局のソ
フトウェア内に組み込まれている。従って、新規サービ
ス導入等により収集項目や編集フォーマットに変更や追
加を加える必要が生じる場合には、ＡＭＡデータの編集
を行うすべての交換局のソフトウェアをそれぞれ個々に
更新しなければならなかった。
集機能を有する交換局では、呼に対する詳細課金用デー
タとして、発番号、着番号、発呼時刻、終話時刻（ある
いは通話時間）等の基本呼情報と、付加サービスが使用
された場合にはそれに係わる情報とを収集している。
尚、ＡＭＡはAutomatic Message Accounting Systemの
略である。これらのＡＭＡデータは、１つの呼が終了す
る毎に交換機のソフトウェアによって編集され、磁気テ
ープ等の外部装置に蓄積している。かかる従来の詳細課
金情報作成方式では、ＡＭＡデータとして収集する課金
情報の項目及びその編集フォーマットは、各交換局のソ
フトウェア内に組み込まれている。従って、新規サービ
ス導入等により収集項目や編集フォーマットに変更や追
加を加える必要が生じる場合には、ＡＭＡデータの編集
を行うすべての交換局のソフトウェアをそれぞれ個々に
更新しなければならなかった。
【０００３】一方、ＩＮ（Intelligent Network)が導入
された網においては、交換局(サービス交換ノードＳＳ
Ｐ：Service Switching Point)は予め決められている交
換動作を提供し、サービス制御はサービス制御ノード
(ＳＣＰ：Service Control Point)で行うというアーキ
テクチャを採用している。図１６はインテリジェントネ
ットワークを導入した通信網の構成図であり、交換機能
を備えたサービス交換ノード１と、付加サービス制御機
能を備えたサービス制御ノード２と、両ノード間で信号
の授受を行うＮＯ．７信号網３と多数の電話端末４，
５，・・・を有している。サービス交換ノードは多数の
交換局１ａ，１ｂ，・・・を備え、各交換局はそれぞれ
通話回路ＮＷや中央処理装置ＣＣＰ、図示しないが加入
者回路、中継トランク回路、磁気テープ等の外部装置等
を有している。サービス制御ノード３はコンピュータ構
成になっており、各交換局とデータ授受可能になってお
り、処理部ＣＰＵやサービスプログラムＳＶＰを記憶す
る記憶部ＭＭや付加サービス（ＩＮサービス）の実行に
必要となるデータを蓄積するデータベースＤＢを備えて
いる。かかるインテリジェントネットワ−クにおいて、
発呼加入者Ａから特番を伴った呼があると、発側交換機
１ａは該特番をサービス制御ノード２の処理部ＣＰＵに
通知し、処理部ＣＰＵはサ−ビプログラムＳＶＰに従っ
て入力された特番のサ−ビス分析を行い、特番によりフ
リーダイアルサ−ビス、転送サ−ビス等が要求されてい
れば、データベ−スＤＢより着呼加入者Ｂの電話番号を
求め、分析結果（電話番号等）を発信側交換機１ａに通
知し、サービス交換ノード１により通常のパスの確立を
行わせる。
された網においては、交換局(サービス交換ノードＳＳ
Ｐ：Service Switching Point)は予め決められている交
換動作を提供し、サービス制御はサービス制御ノード
(ＳＣＰ：Service Control Point)で行うというアーキ
テクチャを採用している。図１６はインテリジェントネ
ットワークを導入した通信網の構成図であり、交換機能
を備えたサービス交換ノード１と、付加サービス制御機
能を備えたサービス制御ノード２と、両ノード間で信号
の授受を行うＮＯ．７信号網３と多数の電話端末４，
５，・・・を有している。サービス交換ノードは多数の
交換局１ａ，１ｂ，・・・を備え、各交換局はそれぞれ
通話回路ＮＷや中央処理装置ＣＣＰ、図示しないが加入
者回路、中継トランク回路、磁気テープ等の外部装置等
を有している。サービス制御ノード３はコンピュータ構
成になっており、各交換局とデータ授受可能になってお
り、処理部ＣＰＵやサービスプログラムＳＶＰを記憶す
る記憶部ＭＭや付加サービス（ＩＮサービス）の実行に
必要となるデータを蓄積するデータベースＤＢを備えて
いる。かかるインテリジェントネットワ−クにおいて、
発呼加入者Ａから特番を伴った呼があると、発側交換機
１ａは該特番をサービス制御ノード２の処理部ＣＰＵに
通知し、処理部ＣＰＵはサ−ビプログラムＳＶＰに従っ
て入力された特番のサ−ビス分析を行い、特番によりフ
リーダイアルサ−ビス、転送サ−ビス等が要求されてい
れば、データベ−スＤＢより着呼加入者Ｂの電話番号を
求め、分析結果（電話番号等）を発信側交換機１ａに通
知し、サービス交換ノード１により通常のパスの確立を
行わせる。
【０００４】図１７はフリーダイアル発信（着信課金）
のサービス制御における動作シーケンス図である。加
入者がアクセスコード−＊＊＊＊＊（＊は数値）の発信
を行うと、交換局であるＳＳＰはフリーダイアルであ
ることを確認してＳＣＰに接続先を問い合わせる。し
かる後、ＳＳＰはフリーダイアルの課金情報を作成す
る。一方、ＳＣＰはデータベースＤＢより＊＊＊＊＊
に対応する接続先の電話番号を求めてＳＳＰに指示す
る。これにより、相手と接続が行われ、通話中とな
る。通話終了によりオンフック（切断動作）が行われ
ると、ＳＳＰはフリーダイアルの課金情報を含むＡＭ
Ａデータを作成する。
のサービス制御における動作シーケンス図である。加
入者がアクセスコード−＊＊＊＊＊（＊は数値）の発信
を行うと、交換局であるＳＳＰはフリーダイアルであ
ることを確認してＳＣＰに接続先を問い合わせる。し
かる後、ＳＳＰはフリーダイアルの課金情報を作成す
る。一方、ＳＣＰはデータベースＤＢより＊＊＊＊＊
に対応する接続先の電話番号を求めてＳＳＰに指示す
る。これにより、相手と接続が行われ、通話中とな
る。通話終了によりオンフック（切断動作）が行われ
ると、ＳＳＰはフリーダイアルの課金情報を含むＡＭ
Ａデータを作成する。
【０００５】図１８は可変長構成を有するＡＭＡデータ
のレコード構成図である。６ａはＡＭＡデータのバイト
長が記入されるレコード記述子(Record Descriptor Wor
d)、６ｂはＡＭＡデータレコードであることが記入され
るレコードタイプ（Record Type)、６ｃは発番号、着番
号、発呼時刻、終話時刻等の基本呼情報と付加サービス
情報等が記入される基本部、６ｄは拡張情報（情報識別
子と情報長と情報内容）が記入される拡張部、６ｅはＡ
ＭＡデータの終わりを示すストッパ（オール０）であ
る。基本部６ｃは図１９に示す項目を有している。すな
わち、基本部６ｃには、基本部のバイト長6c-1、ＡＭＡ
レコードのシリアルＮＯ．6c-2、データレコードタイプ
（ＩＳＤＮ呼、アナログ呼等の別）6c-3、課金先種別
(発信者、着信者、第３者の別）6c-4、基本呼と付加サ
ービス呼等の区別6c-5、課金方法6c-6、発信者情報(発
信者番号等)6c-7、着信者情報(着番号等)6c-8、呼確立
日時6c-9、通信開始時刻6c-10、通信終了時刻6c-11、通
信時間6c-12、・・・、付加サービス識別表示6c-21、サ
ービス課金先6c-22が記入される。従って、上記フリー
ダイアル発信サービス制御のにおいて、付加サービス
の課金情報（項目6c-5、項目6c-21、項目6c-22）を作成
し、において残りの基本部の項目を作成してＡＭＡデ
ータとする。
のレコード構成図である。６ａはＡＭＡデータのバイト
長が記入されるレコード記述子(Record Descriptor Wor
d)、６ｂはＡＭＡデータレコードであることが記入され
るレコードタイプ（Record Type)、６ｃは発番号、着番
号、発呼時刻、終話時刻等の基本呼情報と付加サービス
情報等が記入される基本部、６ｄは拡張情報（情報識別
子と情報長と情報内容）が記入される拡張部、６ｅはＡ
ＭＡデータの終わりを示すストッパ（オール０）であ
る。基本部６ｃは図１９に示す項目を有している。すな
わち、基本部６ｃには、基本部のバイト長6c-1、ＡＭＡ
レコードのシリアルＮＯ．6c-2、データレコードタイプ
（ＩＳＤＮ呼、アナログ呼等の別）6c-3、課金先種別
(発信者、着信者、第３者の別）6c-4、基本呼と付加サ
ービス呼等の区別6c-5、課金方法6c-6、発信者情報(発
信者番号等)6c-7、着信者情報(着番号等)6c-8、呼確立
日時6c-9、通信開始時刻6c-10、通信終了時刻6c-11、通
信時間6c-12、・・・、付加サービス識別表示6c-21、サ
ービス課金先6c-22が記入される。従って、上記フリー
ダイアル発信サービス制御のにおいて、付加サービス
の課金情報（項目6c-5、項目6c-21、項目6c-22）を作成
し、において残りの基本部の項目を作成してＡＭＡデ
ータとする。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】ところで、インテリジ
ェントネットワークを導入した通信網においては、新規
サービスを導入してもサービス交換ノードＳＳＰの交換
動作に変更がなければサービス制御ノードＳＣＰのファ
イルの入れ替え（ソフトウェアの変更）のみで対処し、
ＳＳＰのファイルの入れ替え（ソフトウェア変更）は行
わないですむようにする必要がある。しかし、従来方式
ではＳＳＰのソフトウェアにより、付加サービスの課金
情報を含むすべての課金情報を作成するものであった。
このため、新規サービスの導入に際して収集項目や編集
フォーマットに変更や追加を加える必要があると、ＳＳ
Ｐの詳細課金情報作成用のソフトウェアを変更しなけれ
ばならなかった。換言すれば、新規サービスの導入に際
してＳＳＰのソフトウェアを変更しなければならない問
題があった。
ェントネットワークを導入した通信網においては、新規
サービスを導入してもサービス交換ノードＳＳＰの交換
動作に変更がなければサービス制御ノードＳＣＰのファ
イルの入れ替え（ソフトウェアの変更）のみで対処し、
ＳＳＰのファイルの入れ替え（ソフトウェア変更）は行
わないですむようにする必要がある。しかし、従来方式
ではＳＳＰのソフトウェアにより、付加サービスの課金
情報を含むすべての課金情報を作成するものであった。
このため、新規サービスの導入に際して収集項目や編集
フォーマットに変更や追加を加える必要があると、ＳＳ
Ｐの詳細課金情報作成用のソフトウェアを変更しなけれ
ばならなかった。換言すれば、新規サービスの導入に際
してＳＳＰのソフトウェアを変更しなければならない問
題があった。
【０００７】以上から本発明の目的は、新規サービスの
導入に際してサービス交換ノードＳＳＰのソフトウェア
を変更する必要がない詳細課金情報作成方式及びシステ
ムを提供することである。本発明の別の目的は、サービ
ス交換ノードＳＳＰは付加サービスに関係しない非ＩＮ
関連課金情報を作成し、別途作成されているＩＮ関連課
金情報を該非ＩＮ関連課金情報に組み込むだけで簡単に
詳細課金情報を作成できる詳細課金情報作成方式及びシ
ステムを提供することである。本発明の更に別の目的
は、ＩＮ関連課金情報の収集項目や編集フォーマットに
変更があっても、サービス制御ノードＳＣＰのソフトウ
ェアのみを変更するだけでよい詳細課金情報作成方式及
びシステムを提供することである。
導入に際してサービス交換ノードＳＳＰのソフトウェア
を変更する必要がない詳細課金情報作成方式及びシステ
ムを提供することである。本発明の別の目的は、サービ
ス交換ノードＳＳＰは付加サービスに関係しない非ＩＮ
関連課金情報を作成し、別途作成されているＩＮ関連課
金情報を該非ＩＮ関連課金情報に組み込むだけで簡単に
詳細課金情報を作成できる詳細課金情報作成方式及びシ
ステムを提供することである。本発明の更に別の目的
は、ＩＮ関連課金情報の収集項目や編集フォーマットに
変更があっても、サービス制御ノードＳＣＰのソフトウ
ェアのみを変更するだけでよい詳細課金情報作成方式及
びシステムを提供することである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】図１は本発明の原理説明
図である。１１は交換機能を備えたサービス交換ノード
ＳＳＰ、１２はサービス制御機能を備えたサービス制御
ノードＳＣＰ、１３は両ノード間で信号の授受を行う信
号網、１４は端末、２１は詳細課金情報、２１ａはサー
ビス課金情報（ＩＮ関連課金情報）、２１ｂはＩＮ関連
課金情報以外の非ＩＮ関連課金情報である。
図である。１１は交換機能を備えたサービス交換ノード
ＳＳＰ、１２はサービス制御機能を備えたサービス制御
ノードＳＣＰ、１３は両ノード間で信号の授受を行う信
号網、１４は端末、２１は詳細課金情報、２１ａはサー
ビス課金情報（ＩＮ関連課金情報）、２１ｂはＩＮ関連
課金情報以外の非ＩＮ関連課金情報である。
【０００９】
【作用】端末（加入者）１４より付加サービスが要求さ
れたとき、サービス交換ノード１１は該要求をサービス
制御ノード１２に伝える。サービス制御ノード１２は該
付加サービスのための制御を実行すると共に、付加サー
ビスに関連する課金情報（ＩＮ関連課金情報）２１ａを
作成してサービス交換ノード１１に送出する。サービス
交換ノード１１は詳細課金情報２１のうちＩＮ関連課金
情報以外の非ＩＮ関連課金情報２１ｂを作成すると共
に、サービス制御ノード１２から送られてくるＩＮ関連
課金情報２１ａを非ＩＮ関連課金情報２１ｂに結合して
詳細課金情報を作成する。
れたとき、サービス交換ノード１１は該要求をサービス
制御ノード１２に伝える。サービス制御ノード１２は該
付加サービスのための制御を実行すると共に、付加サー
ビスに関連する課金情報（ＩＮ関連課金情報）２１ａを
作成してサービス交換ノード１１に送出する。サービス
交換ノード１１は詳細課金情報２１のうちＩＮ関連課金
情報以外の非ＩＮ関連課金情報２１ｂを作成すると共
に、サービス制御ノード１２から送られてくるＩＮ関連
課金情報２１ａを非ＩＮ関連課金情報２１ｂに結合して
詳細課金情報を作成する。
【００１０】例えば、詳細課金情報２１は可変長であ
り、(a)課金情報識別子と、(b)課金情報長と、(c)基本
部分と、(d)ｎ個（０以上の整数）の拡張部分と、(e)ス
トッパ部分を有するものとする。サービス制御ノード１
２は拡張部分と同一構成のＩＮ関連課金情報２１ａ（Ｉ
Ｎ関連課金情報識別子、付加情報長、付加サービス名等
の付加情報）を作成してサービス交換ノード１１に送出
する。サービス交換ノード１１はＩＮ関連課金情報２１
ａを記憶すると共に、通話終了後に、(a)課金情報識別
子と(b)課金情報長と(c)発番号、着番号、発呼時刻、終
話時刻等を含む基本部分を有する非ＩＮ関連課金情報２
１ｂを作成する。ついで、ＩＮ関連課金情報２１ａを拡
張部分として非ＩＮ関連課金情報２１ｂの後に配置し、
該ＩＮ関連課金情報２１ａの後にストッパ部分を配置し
て詳細課金情報２１を作成する。以上のようにすれば、
新規サービスの導入に際してサービス交換ノードＳＳＰ
のソフトウェアを変更する必要がなく、しかも、簡単に
詳細課金情報を作成できる。又、サービス交換ノード１
１は、サービス制御ノード１２で作成された付加サービ
スに関連する課金情報（ＩＮ関連課金情報）を通信網１
３を介して受信し、該ＩＮ関連課金情報と共にＩＮ関連
課金情報を受信したか否かを示すデータを記憶し、通話
終了後に前記データを参照してＩＮ関連課金情報を受信
しているか判断し、受信している場合には詳細課金情報
のうちＩＮ関連課金情報以外の非ＩＮ関連課金情報を作
成し、該非ＩＮ関連課金情報に前記記憶してあるＩＮ関
連課金情報を結合して詳細課金情報を作成する。このよ
うにすれば、非ＩＮ関連情報にＩＮ関連情報を結合して
詳細課金情報を作成するか否かを容易に判断できる。
又、サービス交換ノード１１に、非ＩＮ関連課金情報
を作成し、転送されてきたＩＮ関連課金情報を記憶
し、通話終了後に非ＩＮ関連課金情報にＩＮ関連課金
を結合するようなソフトウェアを組み込んでおくだけで
よく、新規サービスが導入されても何らこのソフトウェ
アを変更する必要はない。
り、(a)課金情報識別子と、(b)課金情報長と、(c)基本
部分と、(d)ｎ個（０以上の整数）の拡張部分と、(e)ス
トッパ部分を有するものとする。サービス制御ノード１
２は拡張部分と同一構成のＩＮ関連課金情報２１ａ（Ｉ
Ｎ関連課金情報識別子、付加情報長、付加サービス名等
の付加情報）を作成してサービス交換ノード１１に送出
する。サービス交換ノード１１はＩＮ関連課金情報２１
ａを記憶すると共に、通話終了後に、(a)課金情報識別
子と(b)課金情報長と(c)発番号、着番号、発呼時刻、終
話時刻等を含む基本部分を有する非ＩＮ関連課金情報２
１ｂを作成する。ついで、ＩＮ関連課金情報２１ａを拡
張部分として非ＩＮ関連課金情報２１ｂの後に配置し、
該ＩＮ関連課金情報２１ａの後にストッパ部分を配置し
て詳細課金情報２１を作成する。以上のようにすれば、
新規サービスの導入に際してサービス交換ノードＳＳＰ
のソフトウェアを変更する必要がなく、しかも、簡単に
詳細課金情報を作成できる。又、サービス交換ノード１
１は、サービス制御ノード１２で作成された付加サービ
スに関連する課金情報（ＩＮ関連課金情報）を通信網１
３を介して受信し、該ＩＮ関連課金情報と共にＩＮ関連
課金情報を受信したか否かを示すデータを記憶し、通話
終了後に前記データを参照してＩＮ関連課金情報を受信
しているか判断し、受信している場合には詳細課金情報
のうちＩＮ関連課金情報以外の非ＩＮ関連課金情報を作
成し、該非ＩＮ関連課金情報に前記記憶してあるＩＮ関
連課金情報を結合して詳細課金情報を作成する。このよ
うにすれば、非ＩＮ関連情報にＩＮ関連情報を結合して
詳細課金情報を作成するか否かを容易に判断できる。
又、サービス交換ノード１１に、非ＩＮ関連課金情報
を作成し、転送されてきたＩＮ関連課金情報を記憶
し、通話終了後に非ＩＮ関連課金情報にＩＮ関連課金
を結合するようなソフトウェアを組み込んでおくだけで
よく、新規サービスが導入されても何らこのソフトウェ
アを変更する必要はない。
【００１１】
【実施例】全体の構成 図２は本発明の詳細課金情報を適用できる通信網の全体
構成図であり、１０はは情報伝達網であり、サービス交
換機能ＳＳＦを備えた多数のサービス交換ノード（交換
局）ＳＳＰ１１を有している。２０はサービス制御網
（インテリジェントネットワーク）であり、サービス制
御機能ＳＣＦを備えた複数のサービス制御ノードＳＣＰ
１２を有している。１３は情報伝達網１０とサービス制
御網２０との間で制御信号の授受を司るＮＯ．７共通線
信号網である。図３はサービス交換ノードＳＳＰ、サー
ビス制御ノードＳＣＰの構成図であり、１１はサービス
交換ノードＳＳＰ，１２はサービス制御ノードＳＳＰ、
１３はＮＯ．７信号網、１４は電話端末、１５は詳細課
金情報を蓄積する磁気テープ等の外部記憶装置である。
サービス交換ノードＳＳＰ１１において、１１ａはネッ
トワークスイッチングモジュールＮＷ、１１ｂは呼処理
や課金処理等の交換機能ＳＳＦを行う呼処理プロセッサ
ＣＰＲ、１１ｃは加入者回路ＬＣ、１１ｄはトランクＴ
ＲＫ、１１ｅはＰＣＭリンクインターフェースとしての
デジタルターミナルＤＴ、１１ｆは共通線信号処理装置
(ＣＳＥ：Common Channel Signaling Equipment）、１
１ｇは共通線信号を送受信する共通線信号インタフェー
ス装置（ＣＳＥＩ：ＣＳＥ Interfacer)、１１ｈは各種
音声メッセージを出力するアナウンス装置ＡＮＥであ
る。
構成図であり、１０はは情報伝達網であり、サービス交
換機能ＳＳＦを備えた多数のサービス交換ノード（交換
局）ＳＳＰ１１を有している。２０はサービス制御網
（インテリジェントネットワーク）であり、サービス制
御機能ＳＣＦを備えた複数のサービス制御ノードＳＣＰ
１２を有している。１３は情報伝達網１０とサービス制
御網２０との間で制御信号の授受を司るＮＯ．７共通線
信号網である。図３はサービス交換ノードＳＳＰ、サー
ビス制御ノードＳＣＰの構成図であり、１１はサービス
交換ノードＳＳＰ，１２はサービス制御ノードＳＳＰ、
１３はＮＯ．７信号網、１４は電話端末、１５は詳細課
金情報を蓄積する磁気テープ等の外部記憶装置である。
サービス交換ノードＳＳＰ１１において、１１ａはネッ
トワークスイッチングモジュールＮＷ、１１ｂは呼処理
や課金処理等の交換機能ＳＳＦを行う呼処理プロセッサ
ＣＰＲ、１１ｃは加入者回路ＬＣ、１１ｄはトランクＴ
ＲＫ、１１ｅはＰＣＭリンクインターフェースとしての
デジタルターミナルＤＴ、１１ｆは共通線信号処理装置
(ＣＳＥ：Common Channel Signaling Equipment）、１
１ｇは共通線信号を送受信する共通線信号インタフェー
ス装置（ＣＳＥＩ：ＣＳＥ Interfacer)、１１ｈは各種
音声メッセージを出力するアナウンス装置ＡＮＥであ
る。
【００１２】サービス制御ノードＳＣＰ１２において、
１２ａはサービス制御処理を実行すると共に付加サービ
スに関連する課金情報（ＩＮ関連課金情報）を作成して
サービス交換ノード１１に転送する処理部ＣＰＵ、１２
ｂはサービスプログラムＳＶＰを記憶する記憶部ＭＭ、
１２ｃは付加サービス（ＩＮサービス）の実行に必要と
なるデータを蓄積するデータベースＤＢである。図４は
呼処理プロセッサＣＰＲの機能的構成図であり、呼処理
部３１と呼制御メモリ３２と課金情報作成部３３を備え
ている。呼処理部３１はネットワークスイッチングモジ
ュール１１ａ（図３）や加入者回路１１ｃ、トランク１
１ｄ、共通線信号処理装置１１ｆ、アナウンス装置１１
ｈ等と接続され、呼処理制御を行うと共に、詳細課金情
報作成に必要なデータを収集して呼制御メモリ３２に記
憶する。課金情報作成部３３はＩＮ関連課金情報以外の
非ＩＮ関連課金情報２１ｂを作成し、該非ＩＮ関連課金
情報にサービス制御ノードＳＣＰ１２より送られてきて
いるＩＮ関連課金情報２１ａを結合して詳細課金情報を
作成する
１２ａはサービス制御処理を実行すると共に付加サービ
スに関連する課金情報（ＩＮ関連課金情報）を作成して
サービス交換ノード１１に転送する処理部ＣＰＵ、１２
ｂはサービスプログラムＳＶＰを記憶する記憶部ＭＭ、
１２ｃは付加サービス（ＩＮサービス）の実行に必要と
なるデータを蓄積するデータベースＤＢである。図４は
呼処理プロセッサＣＰＲの機能的構成図であり、呼処理
部３１と呼制御メモリ３２と課金情報作成部３３を備え
ている。呼処理部３１はネットワークスイッチングモジ
ュール１１ａ（図３）や加入者回路１１ｃ、トランク１
１ｄ、共通線信号処理装置１１ｆ、アナウンス装置１１
ｈ等と接続され、呼処理制御を行うと共に、詳細課金情
報作成に必要なデータを収集して呼制御メモリ３２に記
憶する。課金情報作成部３３はＩＮ関連課金情報以外の
非ＩＮ関連課金情報２１ｂを作成し、該非ＩＮ関連課金
情報にサービス制御ノードＳＣＰ１２より送られてきて
いるＩＮ関連課金情報２１ａを結合して詳細課金情報を
作成する
【００１３】詳細課金情報２１は図５に示すようにＩＮ
関連課金情報２１ａとそれ以外の付加サービスに関連し
ない非ＩＮ関連課金情報２１ｂに大別される。ＩＮ関連
課金情報２１ａはサービス制御ノード１２で作成され、
ＮＯ．７信号網１３→データターミナル１１ｅ→ネット
ワークスイッチモジュール１１ａ→共通線信号インタフ
ェ−ス装置１１ｇ→共通線信号処理装置１１ｆを介して
呼処理部３１に入力され、呼制御メモリ３２のＩＮ関連
課金情報記憶部３２ａに格納される。又、非ＩＮ関連課
金情報２１ｂは発番号や着番号、通信開始時刻、通信終
了時刻等を含むもので、呼処理動作の過程で呼処理部３
１により得られ呼制御データ記憶部３２ｂに格納され
る。
関連課金情報２１ａとそれ以外の付加サービスに関連し
ない非ＩＮ関連課金情報２１ｂに大別される。ＩＮ関連
課金情報２１ａはサービス制御ノード１２で作成され、
ＮＯ．７信号網１３→データターミナル１１ｅ→ネット
ワークスイッチモジュール１１ａ→共通線信号インタフ
ェ−ス装置１１ｇ→共通線信号処理装置１１ｆを介して
呼処理部３１に入力され、呼制御メモリ３２のＩＮ関連
課金情報記憶部３２ａに格納される。又、非ＩＮ関連課
金情報２１ｂは発番号や着番号、通信開始時刻、通信終
了時刻等を含むもので、呼処理動作の過程で呼処理部３
１により得られ呼制御データ記憶部３２ｂに格納され
る。
【００１４】詳細課金情報２１のデータ構造は、図５に
示すように、(a)データのバイト長が記入されるレコー
ド記述子Ａ１と、(b)ＡＭＡデータレコードであること
が記入されるレコードタイプＡ２と、(c)基本部分Ａ３
と、(d)ｎ個（ｎは０以上の整数）の拡張部分Ａ４と、
(e)課金情報の終わりを示すストッパ部分Ａ５を有し、
必要に応じて複数の拡張部分を配置可能な可変長構成を
有している。基本部Ａ３には、従来のＡＭＡデータ（図
１９参照）と異なり付加サービスに関連する情報（基本
呼と付加サービス呼等の区別データや、付加サービス識
別データ、サービス課金先データなどＩＮ関連課金情
報）は含まれず、その他のデータが含まれる。各拡張部
分Ａ４は情報識別子記入欄Ｃ１と情報長記入欄Ｃ２
と情報内容記入欄Ｃ３を有している。ＩＮ関連課金情
報２１ａは拡張部分（図では第３拡張部分）として非Ｉ
Ｎ関連課金２１ｂに結合されるものであり、他の拡張部
分と同一の構造を有している。すなわち、ＩＮ関連課金
情報２１ａは、ＩＮ関連課金情報識別子Ｃ１′と、
付加情報長Ｃ２′と、付加サービス名を含む付加情報
Ｃ３′で構成される。図６は呼制御メモリ３２における
ＩＮ関連課金情報記憶部３２ａのデータ格納説明図であ
り、(a) サービス制御ノード１２からＩＮ関連課金情報
を受信して記憶しているか否かを示すフラグを記憶する
フラグ部32a-1、(b) ＩＮ関連課金情報の記憶位置を示
すポインタを記憶するポインタ部32a-2、(c) ＩＮ関連
課金情報を記憶する情報記憶部32a-3を備えている。
示すように、(a)データのバイト長が記入されるレコー
ド記述子Ａ１と、(b)ＡＭＡデータレコードであること
が記入されるレコードタイプＡ２と、(c)基本部分Ａ３
と、(d)ｎ個（ｎは０以上の整数）の拡張部分Ａ４と、
(e)課金情報の終わりを示すストッパ部分Ａ５を有し、
必要に応じて複数の拡張部分を配置可能な可変長構成を
有している。基本部Ａ３には、従来のＡＭＡデータ（図
１９参照）と異なり付加サービスに関連する情報（基本
呼と付加サービス呼等の区別データや、付加サービス識
別データ、サービス課金先データなどＩＮ関連課金情
報）は含まれず、その他のデータが含まれる。各拡張部
分Ａ４は情報識別子記入欄Ｃ１と情報長記入欄Ｃ２
と情報内容記入欄Ｃ３を有している。ＩＮ関連課金情
報２１ａは拡張部分（図では第３拡張部分）として非Ｉ
Ｎ関連課金２１ｂに結合されるものであり、他の拡張部
分と同一の構造を有している。すなわち、ＩＮ関連課金
情報２１ａは、ＩＮ関連課金情報識別子Ｃ１′と、
付加情報長Ｃ２′と、付加サービス名を含む付加情報
Ｃ３′で構成される。図６は呼制御メモリ３２における
ＩＮ関連課金情報記憶部３２ａのデータ格納説明図であ
り、(a) サービス制御ノード１２からＩＮ関連課金情報
を受信して記憶しているか否かを示すフラグを記憶する
フラグ部32a-1、(b) ＩＮ関連課金情報の記憶位置を示
すポインタを記憶するポインタ部32a-2、(c) ＩＮ関連
課金情報を記憶する情報記憶部32a-3を備えている。
【００１５】課金情報作成部３３（図４）において、３
３ａは詳細課金情報のデータ構造（図５）を記憶するデ
ータ構造記憶部、３３ｂは呼制御データ記憶部３２ｂに
記憶されている非ＩＮ関連課金情報及び前記データ構造
を参照してレコード記述子Ａ１、レコードタイプＡ２、
基本部分Ａ３、拡張部分Ａ４に所定のデータを挿入して
非ＩＮ関連課金情報２１ｂを作成する非ＩＮ関連課金情
報作成部、３３ｃは拡張部分Ａ４にＩＮ関連課金情報記
憶部３２ａに記憶されているＩＮ関連課金情報を拡張部
分Ａ４′として結合すると共に、拡張部分Ａ４′の後に
ストッパ部Ａ５を配置するＩＮ関連課金情報結合部、３
３ｄは詳細課金情報を記憶する詳細課金情報記憶部であ
る。
３ａは詳細課金情報のデータ構造（図５）を記憶するデ
ータ構造記憶部、３３ｂは呼制御データ記憶部３２ｂに
記憶されている非ＩＮ関連課金情報及び前記データ構造
を参照してレコード記述子Ａ１、レコードタイプＡ２、
基本部分Ａ３、拡張部分Ａ４に所定のデータを挿入して
非ＩＮ関連課金情報２１ｂを作成する非ＩＮ関連課金情
報作成部、３３ｃは拡張部分Ａ４にＩＮ関連課金情報記
憶部３２ａに記憶されているＩＮ関連課金情報を拡張部
分Ａ４′として結合すると共に、拡張部分Ａ４′の後に
ストッパ部Ａ５を配置するＩＮ関連課金情報結合部、３
３ｄは詳細課金情報を記憶する詳細課金情報記憶部であ
る。
【００１６】図７はクレジット呼サービス提供時におけ
る本発明のシ−ケンス動作説明図である。クレジット呼
サービスとは、発呼端末に課金するのでなく、発呼時に
指示されたクレジットカード番号に課金するものであ
る。 発呼者が端末１４よりクレジット呼のサービスアクセ
スコードを入力すると、サービス交換ノードＳＳＰ１
１はこれを受信してＩＮ呼（Intelligent Network Cal
l)であることを認識し、以下のメッセ−ジCollected In
fo(Service Key=クレジット呼サービス、発番号)をサー
ビス制御ノードＳＳＰ１２にＮｏ．７信号網１３を介し
て送出する。これにより、端末１４の電番とサービスの
利用要求があったことがサービス制御ノードＳＣＰ１２
に通知される。 サービス制御ノードＳＣＰ１２は該通知を受信する
と、端末１４とアナウンス装置１１ｈ（図３）間を接続
させる以下のメッセ−ジConnect to Resource (IP Rout
ing Address=アナウンス装置アクセスコード)をサービ
ス交換ノード１１に送出する。これは発呼者に対しアナ
ウンス装置より音声によるメッセ−ジを出すためであ
る。
る本発明のシ−ケンス動作説明図である。クレジット呼
サービスとは、発呼端末に課金するのでなく、発呼時に
指示されたクレジットカード番号に課金するものであ
る。 発呼者が端末１４よりクレジット呼のサービスアクセ
スコードを入力すると、サービス交換ノードＳＳＰ１
１はこれを受信してＩＮ呼（Intelligent Network Cal
l)であることを認識し、以下のメッセ−ジCollected In
fo(Service Key=クレジット呼サービス、発番号)をサー
ビス制御ノードＳＳＰ１２にＮｏ．７信号網１３を介し
て送出する。これにより、端末１４の電番とサービスの
利用要求があったことがサービス制御ノードＳＣＰ１２
に通知される。 サービス制御ノードＳＣＰ１２は該通知を受信する
と、端末１４とアナウンス装置１１ｈ（図３）間を接続
させる以下のメッセ−ジConnect to Resource (IP Rout
ing Address=アナウンス装置アクセスコード)をサービ
ス交換ノード１１に送出する。これは発呼者に対しアナ
ウンス装置より音声によるメッセ−ジを出すためであ
る。
【００１７】ついで、サービス制御ノードＳＣＰはク
レジットカード番号を受信して通知するように以下のメ
ッセ−ジＰ＆Ｃ（送信情報＝ＡＮＭ、受信情報＝数字）
（ただし、Ｐ＆Ｃ：Prompt andCollect Informationの
略)をサービス交換ノード１１に通知する。これによ
り、サービス交換ノード１１はアナウンス装置１１ｈを
制御してクレジット番号の入力を促すメッセ−ジを発呼
者に音声で知らせる。 発呼者から数字を受信するとサービス交換ノード１１
は以下のメッセ−ジＰ＆ＣのＲＲ（受信数字（実はアカ
ウント番号））（但しＲＲ：Return Request)をサービ
ス制御ノード１２に通知する。 ついで、サービス制御ノード１２は暗証番号を受信し
て通知するように以下のメッセ−ジＰ＆Ｃ（送信情報＝
ＡＮＭ、受信情報＝数字）をサービス交換ノード１１に
通知する。これにより、サービス交換ノード１１はアナ
ウンス装置１１ｈを制御して暗証番号の入力を促すメッ
セ−ジを発呼者に音声で知らせる。
レジットカード番号を受信して通知するように以下のメ
ッセ−ジＰ＆Ｃ（送信情報＝ＡＮＭ、受信情報＝数字）
（ただし、Ｐ＆Ｃ：Prompt andCollect Informationの
略)をサービス交換ノード１１に通知する。これによ
り、サービス交換ノード１１はアナウンス装置１１ｈを
制御してクレジット番号の入力を促すメッセ−ジを発呼
者に音声で知らせる。 発呼者から数字を受信するとサービス交換ノード１１
は以下のメッセ−ジＰ＆ＣのＲＲ（受信数字（実はアカ
ウント番号））（但しＲＲ：Return Request)をサービ
ス制御ノード１２に通知する。 ついで、サービス制御ノード１２は暗証番号を受信し
て通知するように以下のメッセ−ジＰ＆Ｃ（送信情報＝
ＡＮＭ、受信情報＝数字）をサービス交換ノード１１に
通知する。これにより、サービス交換ノード１１はアナ
ウンス装置１１ｈを制御して暗証番号の入力を促すメッ
セ−ジを発呼者に音声で知らせる。
【００１８】発呼者から数字を受信するとサービス交
換ノード１１は以下のメッセ−ジＰ＆ＣのＲＲ（受信数
字（実は暗証番号ＰＩＮ））をサービス制御ノード１２
に通知する。 ついで、サービス制御ノード１２は着番号を受信して
通知するように以下のメッセ−ジＰ＆Ｃ（送信情報＝Ａ
ＮＭ、受信情報＝数字）をサービス交換ノード１１に通
知する。これにより、サービス交換ノード１１はアナウ
ンス装置１１ｈを制御して着番号の入力を促すメッセ−
ジを発呼者に音声で知らせる。 発呼者から数字を受信するとサービス交換ノード１１
は以下のメッセ−ジＰ＆ＣのＲＲ（受信数字（実は着番
号））をサービス制御ノード１２に通知する。
換ノード１１は以下のメッセ−ジＰ＆ＣのＲＲ（受信数
字（実は暗証番号ＰＩＮ））をサービス制御ノード１２
に通知する。 ついで、サービス制御ノード１２は着番号を受信して
通知するように以下のメッセ−ジＰ＆Ｃ（送信情報＝Ａ
ＮＭ、受信情報＝数字）をサービス交換ノード１１に通
知する。これにより、サービス交換ノード１１はアナウ
ンス装置１１ｈを制御して着番号の入力を促すメッセ−
ジを発呼者に音声で知らせる。 発呼者から数字を受信するとサービス交換ノード１１
は以下のメッセ−ジＰ＆ＣのＲＲ（受信数字（実は着番
号））をサービス制御ノード１２に通知する。
【００１９】′しかる後、サービス制御ノードＳＣＰ
１２はサービス交換ノード１１にＩＮ関連課金情報を含
んだ詳細課金情報の作成を以下のメッセ−ジFurnish Ch
arging Information （ＡＭＡ情報）により指示する。
この際、サービス制御ノードＳＣＰはＩＮ関連課金情報
２１ａを作成し、上記メッセ−ジにＩＮ関連課金情報２
１ａを付加してサービス交換ノードＳＳＰ１１に送り、
サービス交換ノードＳＳＰ１１は該ＩＮ関連課金情報２
１ａを呼制御メモリ３２（図４参照）に記憶する。図８
はクレジット呼サービス用のＩＮ関連課金情報２１ａの
説明図であり、Ｃ１′はＩＮ課金情報識別子、Ｃ２′は
付加情報長、Ｃ３′は付加情報の内容であり、付加情報
内容欄には利用サービス識別子（クレジット呼）C31、
付加情報長C32、付加情報C33（クレジットカードＮ
ｏ．）が記入されている。尚、ＩＮ関連課金情報２１ａ
は図９に示すように、Ｃ１′、Ｃ２′は共通で、その中
身Ｃ３′の部分がサービス対応に個別に作られる。すな
わち、ＩＮ関連課金情報は全体として１つの可変長デー
タとして構成される。
１２はサービス交換ノード１１にＩＮ関連課金情報を含
んだ詳細課金情報の作成を以下のメッセ−ジFurnish Ch
arging Information （ＡＭＡ情報）により指示する。
この際、サービス制御ノードＳＣＰはＩＮ関連課金情報
２１ａを作成し、上記メッセ−ジにＩＮ関連課金情報２
１ａを付加してサービス交換ノードＳＳＰ１１に送り、
サービス交換ノードＳＳＰ１１は該ＩＮ関連課金情報２
１ａを呼制御メモリ３２（図４参照）に記憶する。図８
はクレジット呼サービス用のＩＮ関連課金情報２１ａの
説明図であり、Ｃ１′はＩＮ課金情報識別子、Ｃ２′は
付加情報長、Ｃ３′は付加情報の内容であり、付加情報
内容欄には利用サービス識別子（クレジット呼）C31、
付加情報長C32、付加情報C33（クレジットカードＮ
ｏ．）が記入されている。尚、ＩＮ関連課金情報２１ａ
は図９に示すように、Ｃ１′、Ｃ２′は共通で、その中
身Ｃ３′の部分がサービス対応に個別に作られる。すな
わち、ＩＮ関連課金情報は全体として１つの可変長デー
タとして構成される。
【００２０】′ついで、サービス制御ノード１２は以
下のメッセ−ジConnect(着電番)をサービス交換ノード
１１に送って発呼者を着電番に接続するように指示す
る。 ′これによりサービス交換ノードＳＳＰは着番号で指
定された着信端末を呼び出し、応答があれば（オフフッ
ク）、発信端末と着信端末間を接続して通話中になる。
そして、通話が終了してオンフックすると端末はReleas
eメッセ-ジをサービス交換ノード１１に送り、サービス
交換ノードは切断処理を行なって端末にRelease Comple
teメッセ-ジを送出する。 ′しかる後、サービス交換ノード１１は図４に関連し
て説明したように詳細課金情報２１を作成し、着信端末
にReleaseメッセ-ジを送る。着信端末は切断処理を行な
ってサービス交換ノードにRelease Completeメッセ-ジ
を送出してクレジット呼サービス制御を終了する。
下のメッセ−ジConnect(着電番)をサービス交換ノード
１１に送って発呼者を着電番に接続するように指示す
る。 ′これによりサービス交換ノードＳＳＰは着番号で指
定された着信端末を呼び出し、応答があれば（オフフッ
ク）、発信端末と着信端末間を接続して通話中になる。
そして、通話が終了してオンフックすると端末はReleas
eメッセ-ジをサービス交換ノード１１に送り、サービス
交換ノードは切断処理を行なって端末にRelease Comple
teメッセ-ジを送出する。 ′しかる後、サービス交換ノード１１は図４に関連し
て説明したように詳細課金情報２１を作成し、着信端末
にReleaseメッセ-ジを送る。着信端末は切断処理を行な
ってサービス交換ノードにRelease Completeメッセ-ジ
を送出してクレジット呼サービス制御を終了する。
【００２１】図１０はクレジット呼サービスにおけるサ
ービス交換ノードＳＳＰの処理フロー図である。発呼者
が端末１４よりクレジット呼のサービスアクセスコード
を入力すると、サービス交換ノードＳＳＰ１１はこれを
受信し（ステップ１０１）、数字翻訳をしＩＮ呼（Inte
lligent Network Call)であると、以下のメッセ−ジCol
lected Info(Service Key=クレジット呼サービス、発番
号)をサービス制御ノードＳＳＰ１２にＮｏ．７信号網
１３を介して送出する（ステップ１０３）。これによ
り、端末１４の電番とサービスの利用要求があったこと
がサービス制御ノードＳＣＰ１２に通知される。また、
サービス交換ノード１１は端末に応答信号（ＡＣＭ，Ａ
ＮＭ）を送る（ステップ１０４）。そして、サービス制
御ノードＳＣＰ１２よりメッセ−ジConnect to Resourc
e (IP Routing Address=アナウンス装置アクセスコー
ド)を受信すると（ステップ１０５）、端末とアナウン
ス装置１１ｈ間を接続する（ステップ１０６）。
ービス交換ノードＳＳＰの処理フロー図である。発呼者
が端末１４よりクレジット呼のサービスアクセスコード
を入力すると、サービス交換ノードＳＳＰ１１はこれを
受信し（ステップ１０１）、数字翻訳をしＩＮ呼（Inte
lligent Network Call)であると、以下のメッセ−ジCol
lected Info(Service Key=クレジット呼サービス、発番
号)をサービス制御ノードＳＳＰ１２にＮｏ．７信号網
１３を介して送出する（ステップ１０３）。これによ
り、端末１４の電番とサービスの利用要求があったこと
がサービス制御ノードＳＣＰ１２に通知される。また、
サービス交換ノード１１は端末に応答信号（ＡＣＭ，Ａ
ＮＭ）を送る（ステップ１０４）。そして、サービス制
御ノードＳＣＰ１２よりメッセ−ジConnect to Resourc
e (IP Routing Address=アナウンス装置アクセスコー
ド)を受信すると（ステップ１０５）、端末とアナウン
ス装置１１ｈ間を接続する（ステップ１０６）。
【００２２】ついで、サービス制御ノードＳＣＰよりク
レジットカード番号の要求メッセ−ジ「Ｐ＆Ｃ（送信情
報＝ＡＮＭ、受信情報＝数字）」を受信すると（ステッ
プ１０７）、アナウンス装置より発呼者に対しクレジッ
トカード番号の入力を促す音声を送出する（ステップ１
０８）。発呼者からクレジットカード番号を受信すると
（ステップ１０９）、以下のメッセ−ジReturn Result
メッセ−ジ「Ｐ＆ＣのＲＲ（受信数字）」をサービス制
御ノード１２に対して指示する（ステップ１１０）。つ
いで、サービス制御ノードＳＣＰ１２より暗証番号の要
求メッセ−ジ「Ｐ＆Ｃ（送信情報＝ＡＮＭ、受信情報＝
数字）」を受信すると（ステップ１１１）、アナウンス
装置より発呼者に対し暗証番号の入力を促す音声を送出
する（ステップ１１２）。
レジットカード番号の要求メッセ−ジ「Ｐ＆Ｃ（送信情
報＝ＡＮＭ、受信情報＝数字）」を受信すると（ステッ
プ１０７）、アナウンス装置より発呼者に対しクレジッ
トカード番号の入力を促す音声を送出する（ステップ１
０８）。発呼者からクレジットカード番号を受信すると
（ステップ１０９）、以下のメッセ−ジReturn Result
メッセ−ジ「Ｐ＆ＣのＲＲ（受信数字）」をサービス制
御ノード１２に対して指示する（ステップ１１０）。つ
いで、サービス制御ノードＳＣＰ１２より暗証番号の要
求メッセ−ジ「Ｐ＆Ｃ（送信情報＝ＡＮＭ、受信情報＝
数字）」を受信すると（ステップ１１１）、アナウンス
装置より発呼者に対し暗証番号の入力を促す音声を送出
する（ステップ１１２）。
【００２３】発呼者から暗証番号（ＰＩＮ）を受信する
と（ステップ１１３）、以下のメッセ−ジ「Ｐ＆ＣのＲ
Ｒ（受信数字）」をサービス制御ノード１２に通知する
（ステップ１１４）。ついで、サービス制御ノードＳＣ
Ｐ１２より着番号の要求メッセ−ジ「Ｐ＆Ｃ（送信情報
＝ＡＮＭ、受信情報＝数字）」を受信すると（ステップ
１１５）、アナウンス装置より発呼者に対して着番号の
入力を促すメッセ−ジを音声で送出する（ステップ１１
６）。発呼者から着信番号を受信すると（ステップ１１
７）、以下のメッセ−ジ「Ｐ＆ＣのＲＲ（受信数字）」
をサービス制御ノード１２に通知する（ステップ１１
８）。
と（ステップ１１３）、以下のメッセ−ジ「Ｐ＆ＣのＲ
Ｒ（受信数字）」をサービス制御ノード１２に通知する
（ステップ１１４）。ついで、サービス制御ノードＳＣ
Ｐ１２より着番号の要求メッセ−ジ「Ｐ＆Ｃ（送信情報
＝ＡＮＭ、受信情報＝数字）」を受信すると（ステップ
１１５）、アナウンス装置より発呼者に対して着番号の
入力を促すメッセ−ジを音声で送出する（ステップ１１
６）。発呼者から着信番号を受信すると（ステップ１１
７）、以下のメッセ−ジ「Ｐ＆ＣのＲＲ（受信数字）」
をサービス制御ノード１２に通知する（ステップ１１
８）。
【００２４】しかる後、サービス制御ノードＳＣＰ１２
より詳細課金情報の作成を指示する以下のメッセ−ジFu
rnish Charging Information （ＡＭＡ情報）を受信す
ると、サービス交換ノードＳＳＰ１１はフラグを”１”
にすると共に、上記メッセ−ジに付加されて送られてき
たＩＮ関連課金情報を呼制御メモリ３２に記憶する（ス
テップ１１９）。ついで、サービス制御ノード１２より
以下のメッセ−ジ「Connect(着電番)」を受信すると
（ステップ１２０）、着番号で指定された着信端末を呼
び出し、応答信号を受信すれば（ステップ１２１）、発
信端末と着信端末間を接続して通話中にする（ステップ
１２２）。通話が終了して切断通知があると切断処理を
行い（ステップ１２３、１２４）、しかる後、詳細課金
情報２１を作成し（ステップ１２５）、詳細課金情報を
磁気テ−プに出力する（ステップ１２６）。
より詳細課金情報の作成を指示する以下のメッセ−ジFu
rnish Charging Information （ＡＭＡ情報）を受信す
ると、サービス交換ノードＳＳＰ１１はフラグを”１”
にすると共に、上記メッセ−ジに付加されて送られてき
たＩＮ関連課金情報を呼制御メモリ３２に記憶する（ス
テップ１１９）。ついで、サービス制御ノード１２より
以下のメッセ−ジ「Connect(着電番)」を受信すると
（ステップ１２０）、着番号で指定された着信端末を呼
び出し、応答信号を受信すれば（ステップ１２１）、発
信端末と着信端末間を接続して通話中にする（ステップ
１２２）。通話が終了して切断通知があると切断処理を
行い（ステップ１２３、１２４）、しかる後、詳細課金
情報２１を作成し（ステップ１２５）、詳細課金情報を
磁気テ−プに出力する（ステップ１２６）。
【００２５】図１１はサービス交換ノードの詳細課金情
報編集処理のフロー図である。切断通知があると、詳細
課金情報作成部３３（図４）の非ＩＮ関連課金情報作成
部３３ｂは詳細課金情報のレコ−ド記述子Ａ１、レコ−
ドタイプＡ２、基本部分Ａ３、拡張部分Ａ４を作成して
詳細課金情報記憶部３３ｄに格納する（ステップ１２５
ａ）。ついで、詳細課金情報作成部３３のＩＮ関連課金
情報結合部３３ｃはフラグが”１”か否かをチェックす
る（ステップ１２５ｂ）。フラグが”１”でなければ、
換言すれば、ＩＮ関連課金情報を受信してなければ、拡
張部分Ａ４の後にストッパ部分Ａ５を書き込み（ステッ
プ１２５ｃ）、詳細課金情報作成処理を終了する。一
方、ステップ１２５ｂにおいて、フラグが”１”であれ
ば、換言すれば、ＩＮ関連課金情報を受信して呼制御メ
モリ３２に記憶してあれば、ＩＮ関連課金情報結合部３
３ｃは該ＩＮ関連課金情報を読み出し新たな拡張部分Ａ
４′として、既に作成してある拡張部分Ａ４の後に配置
する（ステップ１２５ｄ）。ついで、拡張部分（ＩＮ関
連課金情報）Ａ４′の後にストッパ部分Ａ５を書き込み
（ステップ１２５ｃ）、詳細課金情報作成処理を終了す
る。
報編集処理のフロー図である。切断通知があると、詳細
課金情報作成部３３（図４）の非ＩＮ関連課金情報作成
部３３ｂは詳細課金情報のレコ−ド記述子Ａ１、レコ−
ドタイプＡ２、基本部分Ａ３、拡張部分Ａ４を作成して
詳細課金情報記憶部３３ｄに格納する（ステップ１２５
ａ）。ついで、詳細課金情報作成部３３のＩＮ関連課金
情報結合部３３ｃはフラグが”１”か否かをチェックす
る（ステップ１２５ｂ）。フラグが”１”でなければ、
換言すれば、ＩＮ関連課金情報を受信してなければ、拡
張部分Ａ４の後にストッパ部分Ａ５を書き込み（ステッ
プ１２５ｃ）、詳細課金情報作成処理を終了する。一
方、ステップ１２５ｂにおいて、フラグが”１”であれ
ば、換言すれば、ＩＮ関連課金情報を受信して呼制御メ
モリ３２に記憶してあれば、ＩＮ関連課金情報結合部３
３ｃは該ＩＮ関連課金情報を読み出し新たな拡張部分Ａ
４′として、既に作成してある拡張部分Ａ４の後に配置
する（ステップ１２５ｄ）。ついで、拡張部分（ＩＮ関
連課金情報）Ａ４′の後にストッパ部分Ａ５を書き込み
（ステップ１２５ｃ）、詳細課金情報作成処理を終了す
る。
【００２６】図１２はクレジット呼サービスにおけるサ
ービス制御ノードＳＣＰ１２の処理フロー図である。サ
ービス制御ノードＳＣＰ１２は、サービス交換ノードＳ
ＳＰ１１よりCollected Infoメッセ−ジを受信すると
（ステップ２０１）、Collected Infoメッセ−ジに含ま
れるService Keyを翻訳してクレジット呼サービスであ
ることを認識する（ステップ２０２）。これにより、発
端末とアナウンス装置間を接続させるメッセージ「Conn
ect to Resource」を送出する（ステップ２０３）。つ
いで、サービス制御装置ＳＣＰ１２はクレジットカード
番号を受信して通知するようにメッセ−ジ「Ｐ＆Ｃ（送
信情報＝ＡＮＭ、受信情報＝数字）」をサービス交換ノ
ード１１に対して指示する（ステップ２０４）。この
際、アナウンス装置に対するメッセ−ジＩＤが付加さ
れ、アナウンス装置はクレジット番号の入力を促すメッ
セ−ジを発呼者に音声で知らせる。
ービス制御ノードＳＣＰ１２の処理フロー図である。サ
ービス制御ノードＳＣＰ１２は、サービス交換ノードＳ
ＳＰ１１よりCollected Infoメッセ−ジを受信すると
（ステップ２０１）、Collected Infoメッセ−ジに含ま
れるService Keyを翻訳してクレジット呼サービスであ
ることを認識する（ステップ２０２）。これにより、発
端末とアナウンス装置間を接続させるメッセージ「Conn
ect to Resource」を送出する（ステップ２０３）。つ
いで、サービス制御装置ＳＣＰ１２はクレジットカード
番号を受信して通知するようにメッセ−ジ「Ｐ＆Ｃ（送
信情報＝ＡＮＭ、受信情報＝数字）」をサービス交換ノ
ード１１に対して指示する（ステップ２０４）。この
際、アナウンス装置に対するメッセ−ジＩＤが付加さ
れ、アナウンス装置はクレジット番号の入力を促すメッ
セ−ジを発呼者に音声で知らせる。
【００２７】ついで、サービス交換ノードＳＳＰ１１か
らメッセ−ジ「Ｐ＆ＣのＲＲ（受信数字）」によりクレ
ジットカード番号を受信すると（ステップ２０５）、デ
−タベ−スＤＢを参照してクレジットカード番号が本サ
ービスに加入しているか確認する。また、クレジットカ
ード番号に対する課金額が限度額を越えておらず本サー
ビスが利用可能であるかを確認する（ステップ２０
６）。クレジット呼サービスが可能であれば、サービス
制御ノード１２は暗証番号を受信して通知するようにメ
ッセ−ジ「Ｐ＆Ｃ（送信情報＝ＡＮＭ、受信情報＝数
字）」をサービス交換ノード１１に対して指示する（ス
テップ２０７）。この際、アナウンス装置に対するメッ
セ−ジＩＤが付加され、アナウンス装置は暗証番号の入
力を促すメッセ−ジを発呼者に音声で知らせる。つい
で、サービス交換ノードＳＳＰ１１よりのメッセ−ジ
「Ｐ＆ＣのＲＲ（受信数字）」により暗証番号を受信す
ると（ステップ２０８）、デ−タベ−スＤＢを参照して
暗証番号がクレジットカード番号と対応したものである
かチェックする（ステップ２０９）。
らメッセ−ジ「Ｐ＆ＣのＲＲ（受信数字）」によりクレ
ジットカード番号を受信すると（ステップ２０５）、デ
−タベ−スＤＢを参照してクレジットカード番号が本サ
ービスに加入しているか確認する。また、クレジットカ
ード番号に対する課金額が限度額を越えておらず本サー
ビスが利用可能であるかを確認する（ステップ２０
６）。クレジット呼サービスが可能であれば、サービス
制御ノード１２は暗証番号を受信して通知するようにメ
ッセ−ジ「Ｐ＆Ｃ（送信情報＝ＡＮＭ、受信情報＝数
字）」をサービス交換ノード１１に対して指示する（ス
テップ２０７）。この際、アナウンス装置に対するメッ
セ−ジＩＤが付加され、アナウンス装置は暗証番号の入
力を促すメッセ−ジを発呼者に音声で知らせる。つい
で、サービス交換ノードＳＳＰ１１よりのメッセ−ジ
「Ｐ＆ＣのＲＲ（受信数字）」により暗証番号を受信す
ると（ステップ２０８）、デ−タベ−スＤＢを参照して
暗証番号がクレジットカード番号と対応したものである
かチェックする（ステップ２０９）。
【００２８】暗証番号がクレジットカード番号に対応し
ていれば、サービス制御ノード１２は着信番号を受信し
て通知するようにメッセ−ジ「Ｐ＆Ｃ（送信情報＝ＡＮ
Ｍ、受信情報＝数字）」をサービス交換ノード１１に対
して指示する（ステップ２１０）。この際、アナウンス
装置に対するメッセ−ジＩＤが付加され、アナウンス装
置は着信番号の入力を促すメッセ−ジを発呼者に音声で
知らせる。ついで、サービス交換ノードＳＳＰ１１から
メッセ−ジ「Ｐ＆ＣのＲＲ（受信数字）」により着信番
号を受信すると（ステップ２１１）、サービス制御ノー
ドＳＣＰ１２はＩＮ関連課金情報２１ａを作成する（ス
テップ２１２）。しかる後、メッセ−ジ「Furnish Char
ging Information（ＡＭＡ情報）」をサービス交換ノー
ドＳＳＰ１１に送出する。この際、サービス制御ノード
ＳＣＰ１２は上記メッセ−ジにＩＮ関連課金情報を付加
する（ステップ２１３）。最後に、サービス制御ノード
１２はメッセ−ジ「Connect(着電番)」をサービス交換
ノード１１に送って発呼者を着電番に接続するように指
示する（ステップ２１４）。
ていれば、サービス制御ノード１２は着信番号を受信し
て通知するようにメッセ−ジ「Ｐ＆Ｃ（送信情報＝ＡＮ
Ｍ、受信情報＝数字）」をサービス交換ノード１１に対
して指示する（ステップ２１０）。この際、アナウンス
装置に対するメッセ−ジＩＤが付加され、アナウンス装
置は着信番号の入力を促すメッセ−ジを発呼者に音声で
知らせる。ついで、サービス交換ノードＳＳＰ１１から
メッセ−ジ「Ｐ＆ＣのＲＲ（受信数字）」により着信番
号を受信すると（ステップ２１１）、サービス制御ノー
ドＳＣＰ１２はＩＮ関連課金情報２１ａを作成する（ス
テップ２１２）。しかる後、メッセ−ジ「Furnish Char
ging Information（ＡＭＡ情報）」をサービス交換ノー
ドＳＳＰ１１に送出する。この際、サービス制御ノード
ＳＣＰ１２は上記メッセ−ジにＩＮ関連課金情報を付加
する（ステップ２１３）。最後に、サービス制御ノード
１２はメッセ−ジ「Connect(着電番)」をサービス交換
ノード１１に送って発呼者を着電番に接続するように指
示する（ステップ２１４）。
【００２９】図１３は図３におけるサービス交換ノード
ＳＳＰの二重化構成図であり、各部を二重化することに
より信頼性を向上できる。尚、加入者回路やトランク回
路、アナウンス装置は省略して図示していない。１１
ａ，１１ａ′はネットワークスイッチングモジュールＮ
Ｗ、１１ｂは呼処理や課金処理等の交換機能ＳＳＦを行
う呼処理プロセッサＣＰＲ、１１ｅ，１１ｅ′はＰＣＭ
リンクインターフェースとしてのデジタルターミナルＤ
Ｔ、１１ｆ，１１ｆ′は共通線信号処理装置(ＣＳＥ：C
ommon Channel Signaling Equipment）、１１ｇ、１１
ｇ′は共通線信号を送受信する共通線信号インタフェー
ス装置（ＣＳＥＩ：ＣＳＥ Interfacer)、１１ｉ，１１
ｉ′はコモンバス、１１ｊ，１１ｊ′はシグナルリング
データリンクである。呼処理プロセッサ１１ｂは二重化
されており、中央処理装置ＣＣ，ＣＣ′、主メモリＭ
Ｍ，ＭＭ′、チャネルコントローラＣＨＣ，ＣＨＣ′を
備えている。
ＳＳＰの二重化構成図であり、各部を二重化することに
より信頼性を向上できる。尚、加入者回路やトランク回
路、アナウンス装置は省略して図示していない。１１
ａ，１１ａ′はネットワークスイッチングモジュールＮ
Ｗ、１１ｂは呼処理や課金処理等の交換機能ＳＳＦを行
う呼処理プロセッサＣＰＲ、１１ｅ，１１ｅ′はＰＣＭ
リンクインターフェースとしてのデジタルターミナルＤ
Ｔ、１１ｆ，１１ｆ′は共通線信号処理装置(ＣＳＥ：C
ommon Channel Signaling Equipment）、１１ｇ、１１
ｇ′は共通線信号を送受信する共通線信号インタフェー
ス装置（ＣＳＥＩ：ＣＳＥ Interfacer)、１１ｉ，１１
ｉ′はコモンバス、１１ｊ，１１ｊ′はシグナルリング
データリンクである。呼処理プロセッサ１１ｂは二重化
されており、中央処理装置ＣＣ，ＣＣ′、主メモリＭ
Ｍ，ＭＭ′、チャネルコントローラＣＨＣ，ＣＨＣ′を
備えている。
【００３０】図１４は共通線信号網を用いない別の実施
例構成図であり、アジャンクト（Adjunct）形態の場合
のＩＮ（Intelligent Network）構成図である。アジャ
ンクト形態ではサービス交換ノードＳＳＰとサービス制
御ノードＳＣＰが１対１に対応し、サービス制御ノード
ＳＣＰがサービス交換ノードＳＳＰのサブシステムの１
つであるような構成となる。アジャンクト形態ではＬＡ
Ｎ等が用いられるため、サービス交換ノードＳＳＰとサ
ービス制御ノードＳＣＰ（アジャンクトＡＤという）間
の通信プロトコルとしてはＸ．２５網あるいはイーサネ
ット(Ethernet)等が用いられる。
例構成図であり、アジャンクト（Adjunct）形態の場合
のＩＮ（Intelligent Network）構成図である。アジャ
ンクト形態ではサービス交換ノードＳＳＰとサービス制
御ノードＳＣＰが１対１に対応し、サービス制御ノード
ＳＣＰがサービス交換ノードＳＳＰのサブシステムの１
つであるような構成となる。アジャンクト形態ではＬＡ
Ｎ等が用いられるため、サービス交換ノードＳＳＰとサ
ービス制御ノードＳＣＰ（アジャンクトＡＤという）間
の通信プロトコルとしてはＸ．２５網あるいはイーサネ
ット(Ethernet)等が用いられる。
【００３１】図１５はアジャンクト形態を採用した場合
のサービス交換ノードＳＳＰの構成図であり、Ｘ．２５
網によりサービス制御ノードＡＤと結合されている。サ
ービス交換ノードＳＳＰにおいて、５１ａはネットワー
クスイッチングモジュールＮＷ、５１ｂは呼処理や課金
処理等の交換機能ＳＳＦを行う呼処理プロセッサＣＰ
Ｒ、５１ｃは加入者回路ＬＣ、５１ｄはトランクＴＲ
Ｋ、５１ｅは各種音声メッセージを出力するアナウンス
装置ＡＮＥ、５１ｆ，５１ｇはバス線、５１ｈはメイン
プロセッサＭＰＲ、５１ｉはパケットリンクコントロー
ラＰＬＣ、５１ｊ，５１ｋはチャネル間通信アダプタＣ
ＣＡ、５１ｍは詳細課金情報を蓄積する磁気テ−プ装置
ＭＴである。サービス交換ノードＳＳＰの呼処理プロセ
ッサ５１ｂはＣＣＡ５１ｉ，５１ｋを介してデータをメ
インプロセッサ５１ｈに送り、メインプロセッサ５１ｈ
はパケットリンクコントローラＰＬＣ、Ｘ．２５網を介
してサービス制御ノードＡＤに該データを転送する。
又、サービス制御ノードＡＤはＸ．２５網を介してデー
タをサービス交換ノードＳＳＰに送り、サービス交換ノ
ードＳＳＰにおいてメインプロセッサＭＰＲ５１ｈがパ
ケットリンクコントローラＰＬＣを介してデータを取り
込み、ＣＣＡ５１ｉ，５１ｋを介してデータを呼処理プ
ロセッサ５１ｂに転送する。
のサービス交換ノードＳＳＰの構成図であり、Ｘ．２５
網によりサービス制御ノードＡＤと結合されている。サ
ービス交換ノードＳＳＰにおいて、５１ａはネットワー
クスイッチングモジュールＮＷ、５１ｂは呼処理や課金
処理等の交換機能ＳＳＦを行う呼処理プロセッサＣＰ
Ｒ、５１ｃは加入者回路ＬＣ、５１ｄはトランクＴＲ
Ｋ、５１ｅは各種音声メッセージを出力するアナウンス
装置ＡＮＥ、５１ｆ，５１ｇはバス線、５１ｈはメイン
プロセッサＭＰＲ、５１ｉはパケットリンクコントロー
ラＰＬＣ、５１ｊ，５１ｋはチャネル間通信アダプタＣ
ＣＡ、５１ｍは詳細課金情報を蓄積する磁気テ−プ装置
ＭＴである。サービス交換ノードＳＳＰの呼処理プロセ
ッサ５１ｂはＣＣＡ５１ｉ，５１ｋを介してデータをメ
インプロセッサ５１ｈに送り、メインプロセッサ５１ｈ
はパケットリンクコントローラＰＬＣ、Ｘ．２５網を介
してサービス制御ノードＡＤに該データを転送する。
又、サービス制御ノードＡＤはＸ．２５網を介してデー
タをサービス交換ノードＳＳＰに送り、サービス交換ノ
ードＳＳＰにおいてメインプロセッサＭＰＲ５１ｈがパ
ケットリンクコントローラＰＬＣを介してデータを取り
込み、ＣＣＡ５１ｉ，５１ｋを介してデータを呼処理プ
ロセッサ５１ｂに転送する。
【００３２】従って、加入者よりサービスアクセスコー
ドを受信すると、呼処理プロセッサ５１ｂはＣＣＡ５１
ｊ、ＣＣＡ５１ｋ、メインプロセッサ５１ｈ、パケット
リンクコントローラ５１ｉ、Ｘ．２５網を介してサービ
ス制御ノードＡＤと相互に制御データの授受を行い、最
終的に発呼端末と着信端末間を接続する。そして、サー
ビス制御ノードＡＤはサービス処理の過程でＩＮ関連課
金情報（図８、図９参照）を作成してサービス交換ノー
ドＳＳＰの呼処理プロセッサ５１ｂに送る。呼処理プロ
セッサ５１ｂはサービス制御ノードＡＤから送られてき
たＩＮ関連課金情報を記憶し、通話終了により非ＩＮ関
連課金情報を作成した後、記憶してあるＩＮ関連課金情
報を非ＩＮ関連課金情報に結合して詳細課金情報を作成
し、該詳細課金情報をメインプロセッサ５１ｈに転送
し、磁気テープ５１ｍに蓄積する。以上、本発明を実施
例により説明したが、本発明は請求の範囲に記載した本
発明の主旨に従い種々の変形が可能であり、本発明はこ
れらを排除するものではない。
ドを受信すると、呼処理プロセッサ５１ｂはＣＣＡ５１
ｊ、ＣＣＡ５１ｋ、メインプロセッサ５１ｈ、パケット
リンクコントローラ５１ｉ、Ｘ．２５網を介してサービ
ス制御ノードＡＤと相互に制御データの授受を行い、最
終的に発呼端末と着信端末間を接続する。そして、サー
ビス制御ノードＡＤはサービス処理の過程でＩＮ関連課
金情報（図８、図９参照）を作成してサービス交換ノー
ドＳＳＰの呼処理プロセッサ５１ｂに送る。呼処理プロ
セッサ５１ｂはサービス制御ノードＡＤから送られてき
たＩＮ関連課金情報を記憶し、通話終了により非ＩＮ関
連課金情報を作成した後、記憶してあるＩＮ関連課金情
報を非ＩＮ関連課金情報に結合して詳細課金情報を作成
し、該詳細課金情報をメインプロセッサ５１ｈに転送
し、磁気テープ５１ｍに蓄積する。以上、本発明を実施
例により説明したが、本発明は請求の範囲に記載した本
発明の主旨に従い種々の変形が可能であり、本発明はこ
れらを排除するものではない。
【００３３】
【発明の効果】以上本発明によれば、加入者より付加サ
ービスが要求された場合、サービス制御ノードは該付加
サービスのための制御を実行すると共に、付加サービス
に関連する課金情報（ＩＮ関連課金情報）を作成してサ
ービス交換ノードに送出し、サービス交換ノードは詳細
課金情報のうちＩＮ関連課金情報以外の非ＩＮ関連課金
情報を作成すると共に、前記サービス制御ノードから送
られてくるＩＮ関連課金情報を非ＩＮ関連課金情報に結
合して詳細課金情報を作成するように構成したから、新
規サービスの導入に際してサービス制御ノードＳＣＰの
ソフトウェアのみを変更すればよく、サービス交換ノー
ドＳＳＰのソフトウェアを変更する必要はない。例え
ば、新規サービスの導入によりＩＮ関連課金情報の収集
項目や編集フォーマットに変更があっても、サービス制
御ノードのソフトウェア内に組み込まれている収集項目
やフォーマットを変更するだけでＩＮの処理にそった詳
細課金情報の作成が可能となる。
ービスが要求された場合、サービス制御ノードは該付加
サービスのための制御を実行すると共に、付加サービス
に関連する課金情報（ＩＮ関連課金情報）を作成してサ
ービス交換ノードに送出し、サービス交換ノードは詳細
課金情報のうちＩＮ関連課金情報以外の非ＩＮ関連課金
情報を作成すると共に、前記サービス制御ノードから送
られてくるＩＮ関連課金情報を非ＩＮ関連課金情報に結
合して詳細課金情報を作成するように構成したから、新
規サービスの導入に際してサービス制御ノードＳＣＰの
ソフトウェアのみを変更すればよく、サービス交換ノー
ドＳＳＰのソフトウェアを変更する必要はない。例え
ば、新規サービスの導入によりＩＮ関連課金情報の収集
項目や編集フォーマットに変更があっても、サービス制
御ノードのソフトウェア内に組み込まれている収集項目
やフォーマットを変更するだけでＩＮの処理にそった詳
細課金情報の作成が可能となる。
【００３４】又、本発明によれば、詳細課金情報を可変
長で、しかも、ＩＮ関連課金情報に非ＩＮ関連課金情報
を結合できるフォーマット構造となるようにしたから、
サービス交換ノードＳＳＰはサービス制御ノードＳＣＰ
から送られてくるＩＮ関連課金情報の中身を参照するこ
となく（中身の構成に何ら係わることなく）、自ら作成
した非ＩＮ関連課金情報にＩＮ関連課金情報を結合する
だけで簡単に詳細課金情報を作成することができる。例
えば、詳細課金情報を(a)課金情報識別子と、(b)課金情
報長と、(c)非ＩＮ関連課金情報が記入される基本部分
と、(d)拡張部分と、(e)課金情報の終わりを示すストッ
パ部分で構成し、かつ、必要に応じて複数の拡張部分を
配置可能なフォーマット構成とし、また、ＩＮ関連課金
情報を拡張部分と同一の構造を備えるようにＩＮ関連課
金情報識別子と、付加情報長と、付加サービス名を含む
付加情報で構成し、サービス交換ノードＳＳＰは非ＩＮ
関連課金情報の拡張部分のあとにＩＮ関連課金情報を拡
張部分として配置し、該ＩＮ関連課金情報の後にストッ
パ部分を配置するだけで簡単に詳細課金情報を作成する
ことができる。
長で、しかも、ＩＮ関連課金情報に非ＩＮ関連課金情報
を結合できるフォーマット構造となるようにしたから、
サービス交換ノードＳＳＰはサービス制御ノードＳＣＰ
から送られてくるＩＮ関連課金情報の中身を参照するこ
となく（中身の構成に何ら係わることなく）、自ら作成
した非ＩＮ関連課金情報にＩＮ関連課金情報を結合する
だけで簡単に詳細課金情報を作成することができる。例
えば、詳細課金情報を(a)課金情報識別子と、(b)課金情
報長と、(c)非ＩＮ関連課金情報が記入される基本部分
と、(d)拡張部分と、(e)課金情報の終わりを示すストッ
パ部分で構成し、かつ、必要に応じて複数の拡張部分を
配置可能なフォーマット構成とし、また、ＩＮ関連課金
情報を拡張部分と同一の構造を備えるようにＩＮ関連課
金情報識別子と、付加情報長と、付加サービス名を含む
付加情報で構成し、サービス交換ノードＳＳＰは非ＩＮ
関連課金情報の拡張部分のあとにＩＮ関連課金情報を拡
張部分として配置し、該ＩＮ関連課金情報の後にストッ
パ部分を配置するだけで簡単に詳細課金情報を作成する
ことができる。
【００３５】又、本発明によれば、サービス制御ノード
ＳＣＰは付加サービスに係わる呼制御手順の過程でＩＮ
関連課金情報を作成してサービス交換ノードＳＳＰに送
出し、サービス交換ノードＳＳＰはサービス制御ノード
ＳＣＰからＩＮ関連課金情報を受信したか否かを示すデ
ータと共にＩＮ関連課金情報を記憶し、通話終了後に前
記データを参照してＩＮ関連課金情報を受信しているか
判断し、受信している場合には非ＩＮ関連課金情報を作
成し、該非ＩＮ関連課金情報とＩＮ関連課金情報を結合
して詳細課金情報を作成するようにしたから、サービス
交換ノードＳＣＰに非ＩＮ関連課金情報を作成し、
転送されてきたＩＮ関連課金情報を記憶し、通話終了
後に非ＩＮ関連課金情報にＩＮ関連課金を結合するよう
なソフトウェアを組み込んでおくだけでよく、新規サー
ビスが導入されても何らこのソフトウェアを変更する必
要はない。
ＳＣＰは付加サービスに係わる呼制御手順の過程でＩＮ
関連課金情報を作成してサービス交換ノードＳＳＰに送
出し、サービス交換ノードＳＳＰはサービス制御ノード
ＳＣＰからＩＮ関連課金情報を受信したか否かを示すデ
ータと共にＩＮ関連課金情報を記憶し、通話終了後に前
記データを参照してＩＮ関連課金情報を受信しているか
判断し、受信している場合には非ＩＮ関連課金情報を作
成し、該非ＩＮ関連課金情報とＩＮ関連課金情報を結合
して詳細課金情報を作成するようにしたから、サービス
交換ノードＳＣＰに非ＩＮ関連課金情報を作成し、
転送されてきたＩＮ関連課金情報を記憶し、通話終了
後に非ＩＮ関連課金情報にＩＮ関連課金を結合するよう
なソフトウェアを組み込んでおくだけでよく、新規サー
ビスが導入されても何らこのソフトウェアを変更する必
要はない。
【図１】本発明の原理説明図である。
【図２】本発明を適用できる通信網の全体構成図であ
る。
る。
【図３】サービス交換ノードとサービス制御ノードの構
成図である。
成図である。
【図４】呼処理プロセッサの機能的構成図である。
【図５】詳細課金情報の構成図である。
【図６】ＩＮ関連課金情報記憶部のデータ格納説明図で
ある。
ある。
【図７】クレジット呼サービス提供時のシーケンス動作
説明図である。
説明図である。
【図８】クレジット呼サービス用のＩＮ関連課金情報の
説明図である。
説明図である。
【図９】ＩＮ関連課金情報の構成図である。
【図１０】クレジット呼サービスにおけるＳＳＰの処理
フロー図である。
フロー図である。
【図１１】詳細課金情報編集処理のフロー図である。
【図１２】クレジット呼サービスにおけるＳＣＰの処理
フロー図である。
フロー図である。
【図１３】サービス交換ノードの二重化構成図である。
【図１４】アジャンクト形態の場合のＩＮ構成図であ
る。
る。
【図１５】アジャンクト形態におけるサービス交換ノー
ドの構成図である。
ドの構成図である。
【図１６】インテリジェントネットワークの構成図であ
る。
る。
【図１７】フリーダイヤルのサービス制御の動作シーケ
ンス図である。
ンス図である。
【図１８】ＡＭＡデータのレコード構成図である。
【図１９】ＡＭＡデータ基本部の内容説明図である。
１１・・サービス交換ノードＳＳＰ １２・・サービス制御ノードＳＣＰ １３・・信号網 １４・・端末 ２１・・詳細課金情報 ２１ａ・・サービス課金情報（ＩＮ関連課金情報） ２１ｂ・・ＩＮ関連課金情報以外の非ＩＮ関連課金情報
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平２−241171（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−136911（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H04M 15/00
Claims (2)
- 【請求項１】 付加サービス制御機能を備えたサービス
制御ノードに通信網を介して接続された交換機能を備え
るサービス交換ノードにおいて詳細課金情報を作成する
場合、加入者より付加サービスが要求されると、サービ
ス制御ノードにおいて作成した付加サービスに関連する
課金情報（ＩＮ関連課金情報）を通信網を介して受信
し、詳細課金情報のうちＩＮ関連課金情報以外の非ＩＮ
関連課金情報を作成し、前記サービス制御ノードから送
られてくるＩＮ関連課金情報を非ＩＮ関連課金情報に結
合して詳細課金情報を作成するサービス交換ノードの詳
細課金情報作成方法において、 前記詳細課金情報を、(a)課金情報識別子と、(b)課金情
報長と、(c)非ＩＮ関連課金情報が記入される基本部分
と、(d)拡張部分と、(e)課金情報の終わりを示すストッ
パ部分で構成し、かつ、必要に応じて複数の拡張部分を
配置可能な構成とし、 前記非ＩＮ関連課金情報に、発信者番号、着信者番号、
通信開始時刻と通信終了時刻または通信時間を少なくと
も含ませ、 前記ＩＮ関連課金情報を前記拡張部分と同一構造にする
と共に、ＩＮ関連課金情報識別子と、付加情報長と、付
加サービス名を含む付加情報で構成し、 非ＩＮ関連課金情報の拡張部分のあとにＩＮ関連課金情
報を拡張部分として配置し、 該ＩＮ関連課金情報の後にストッパ部分を配置して詳細
課金情報を作成する、ことを特徴とするサービス交換ノ
ードにおける詳細課金情報作成方法。 - 【請求項２】 付加サービス制御機能を備えたサービス
制御ノードに通信網を介して接続された交換機能を備え
たサービス交換ノードの詳細課金情報作成方法におい
て、 加入者より付加サービスが要求された場合、サービス制
御ノードで作成した付加サービスに関連する課金情報
（ＩＮ関連課金情報）を前記通信網を介して受信し、該
ＩＮ関連課金情報と共にＩＮ関連課金情報を受信したか
否かを示すデータを記憶し、 通話終了後に前記データを参照してＩＮ関連課金情報を
受信しているか判断し 、 受信している場合には詳細課金情報のうちＩＮ関連課金
情報以外の非ＩＮ関連課金情報を作成し、該非ＩＮ関連
課金情報に前記記憶してあるＩＮ関連課金情報を結合し
て詳細課金情報を作成する、 ことを特徴とするサービス交換ノードにおける詳細課金
情報作成方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5147181A JP2981084B2 (ja) | 1993-06-18 | 1993-06-18 | サービス交換ノードの詳細課金情報作成方法 |
| US08/190,556 US5511113A (en) | 1993-06-18 | 1994-02-02 | Service switching point and system for creating detailed charging information |
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5147181A JP2981084B2 (ja) | 1993-06-18 | 1993-06-18 | サービス交換ノードの詳細課金情報作成方法 |
| US08/190,556 US5511113A (en) | 1993-06-18 | 1994-02-02 | Service switching point and system for creating detailed charging information |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH077570A JPH077570A (ja) | 1995-01-10 |
| JP2981084B2 true JP2981084B2 (ja) | 1999-11-22 |
Family
ID=26477807
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5147181A Expired - Lifetime JP2981084B2 (ja) | 1993-06-18 | 1993-06-18 | サービス交換ノードの詳細課金情報作成方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5511113A (ja) |
| JP (1) | JP2981084B2 (ja) |
Families Citing this family (49)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FI100075B (fi) * | 1994-11-11 | 1997-09-15 | Ericsson Telefon Ab L M | Järjestelmä tilaajatiedon hallitsemiseksi puhelinverkossa |
| FI98181C (fi) * | 1995-01-04 | 1997-04-25 | Nokia Telecommunications Oy | Menetelmä jatkopuhelun suorittamiseksi älyverkon puhelussa |
| US5793853A (en) * | 1995-06-22 | 1998-08-11 | Sprint Communications Co., L.P. | System and method for recording billing information for a telecommunications service request |
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