JP3285698B2 - マルチメディア通信制御システム、およびマルチメディア通信制御システムの制御方法 - Google Patents

マルチメディア通信制御システム、およびマルチメディア通信制御システムの制御方法

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JP3285698B2
JP3285698B2 JP04937494A JP4937494A JP3285698B2 JP 3285698 B2 JP3285698 B2 JP 3285698B2 JP 04937494 A JP04937494 A JP 04937494A JP 4937494 A JP4937494 A JP 4937494A JP 3285698 B2 JP3285698 B2 JP 3285698B2
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    • H04Q2213/00Indexing scheme relating to selecting arrangements in general and for multiplex systems
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    • H04Q2213/13528SCP architecture

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音声、画像、テキスト
等の異なる通信メディアが存在するマルチメディア通信
における通信制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、個々の交換機毎に設けられていた
サービス・アプリケーション・プログラムを網内の一点
で統合管理することで、サービス・アプリケーション・
プログラムの開発を交換機のハードウェアに依存せずに
行えるようにしたインテリジェント・ネットワーク(I
N)が実現されている。
【0003】しかしながら、従来のINで実現されてい
るのは、特定の通信網においてサービス制御装置(SC
P)とサービス・スイッチング装置(SSP)との間の
制御手続きが統一されただけであり、他の通信網との間
の手続きは別に定める必要がある。すなわち、各通信網
はそれぞれ固有の制御命令を持っているので、ある通信
網のインテリジェント・ネットワークで開発されたプロ
グラムを、そのまた別の通信網のインテリジェント・ネ
ットワークに利用することはできなかった。
【0004】そのような問題を解決するために、サービ
ス制御装置とサービス・スイッチング装置との間の制御
手続きを通信網に依存しないようにしたIN、すなわち
アドバンス・インテリジェント・ネットワーク(AI
N)が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】最近では、光ケーブル
の導入等による伝送路の通信容量の増大とともに、端末
装置間、あるいは端末装置とコンピュータとの間で、音
声、画像、テキスト通信等を同時に行うことのできるマ
ルチメディア通信サービスが提供されるようになってき
た。
【0006】しかしながら、現在、実現されているマル
チメディア通信は、音声、画像、テキスト通信がそれぞ
れ独立した呼として処理されているので、端末のユーザ
は、それぞれ音声通信を行う着端末の指定、画像通信を
行う着端末の指定等の操作を通信メディア毎に行う必要
があり、操作が煩雑であるという問題点がある。また、
交換機側について言えば、同一のユーザによるマルチメ
ディア通信であっても、呼の設定、切断、課金等の呼処
理を呼毎に行わなければならないので、呼処理量が増
え、交換機の処理負担が重くなるという問題点があっ
た。
【0007】本発明の目的は、マルチメディア通信にお
ける端末側の操作を簡略化し、同時に通信網の処理負担
を軽減することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理ブ
ロック図である。端末装置間で複数のメディアによる通
信が行われるマルチメディア通信システムにおいて、オ
ブジェクト生成手段1は、マルチメディア通信の個別の
通信要求に割り当てられる通信リソースに対応させてオ
ブジェクトを生成し、最初に生成するオブジェクトを親
のオブジェクト、それ以降に生成する同じ呼識別符号を
有するオブジェクトを子のオブジェクトとして関連づけ
るとともに、前記親及び子のオブジェクトを統合する統
合オブジェクトを生成する。
【0009】通信制御手段2は、前記親のオブジェクト
に対応する端末装置から前記統合オブジェクトの解放要
求があった場合には、該統合オブジェクトに属する親及
び子のオブジェクトを解放して同一の呼識別符号を有す
る複数の呼全体を切断し、前記親または子のオブジェク
トに対応する端末装置から個別の解放要求があった場合
には、解放要求のあった親または子のオブジェクトを解
放して呼を個別に切断する。
【0010】図2は、本発明をインテリジェント・ネッ
トワークの通信網に適用した場合のシステム構成を示す
原理ブロック図である。このインテリジェント・ネット
ワークは、通信網において提供されるサービスを統合管
理するサービス制御装置3と、複数の端末装置を収容
し、端末装置間の呼処理を実行する複数のサービス・ス
イッチング装置4とからなり、サービス制御装置3とサ
ービス・スイッチング装置4は、上述したオブジェクト
生成手段1と通信制御手段2とを有している。
【0011】オブジェクト生成手段1は、呼に割り当て
られる通信リソース、例えば交換機のトランク、チャン
ネル等に対応するLegとそのLegを結びつけるコネ
クション・ポイントとを生成し、最初の発呼要求に対し
て生成するコネクション・ポイントを親のコネクション
・ポイント、それ以降に生成する同一の呼識別符号を有
するコネクション・ポイントを子のコネクション・ポイ
ントとして関係づけ、さらに親のコネクション・ポイン
トとLegと子のコネクション・ポイントとLegとを
統合する統合オブジェクトを生成する。
【0012】通信制御手段2は、同一のCallオブジ
ェクトに属する複数のコネクション・ポイント相互間の
関係に基づいてそれらのコネクション・ポイントとLe
gとを管理することで、複数の呼からなるマルチメディ
ア呼の制御を統一的に行う。なお、オブジェクトの生成
はサービス・スイッチング装置4のみで行い、サービス
制御装置3は、サービス・スイッチング装置4で生成さ
れたオブジェクトを処理する機能を有するだけでもよ
い。
【0013】
【作用】本発明は、親のオブジェクトに対応する端末装
置から統合オブジェクトの解放要求があった場合には、
その統合オブジェクトに属する親及び子のオブジェクト
を解放し複数の呼全体を切断し、端末装置から個別の解
放要求があった場合には、解放要求のあった親または子
のオブジェクトを解放して呼を個別に切断する。これに
より、複数の呼からなるマルチメディア呼全体の解放は
親のオブジェクトに対応する端末装置からのみ行え、個
別の呼の解放は対応する端末装置から行うことができ
る。また、同じ統合オブジェクトに属する複数の呼を統
一的に処理することができるので、端末装置における呼
設定、切断時の操作を簡略化でき、ユーザの負担を軽減
することができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図3は、本発明のマルチメディア通信制御
ステムに基づくアドバンス・インテリジェント・ネット
ワーク(以下、AINという)システムのシステム構成
図である。この実施例は、本発明をATM(非同期転送
モード) 交換網のAINに適用した場合を示している。
【0015】同図において、サービス制御装置(SC
P: Service Control Point)21は、加入者情報処理・
データベース制御等を行う制御装置であり、加入者情
報、網構成情報、サービス・アプリケーション・プログ
ラムなどからなる統合データベース、通信処理機能、サ
ービス実行機能等を備えている。
【0016】サービス・スイッチング装置( SSP: Se
rvice Switching Point)22は、ATM交換機であり、
加入者からのサービス要求をSCP21に伝えるとも
に、SCP21からの指示に従って通信網を制御する。
【0017】なお、サービス制御装置21には、複数の
サービス・スイッチング装置22が接続されており、サ
ービス制御装置21と各サービス・スイッチング装置2
2との間の制御信号の授受は、No7 共通線信号方式によ
り行われている。
【0018】サービス・スイッチング装置22には、マ
ルチメディア端末装置A、B、その他の図示しない複数
の端末装置と、画像分配センタ23とが接続されてお
り、画像分配センタ23とサービス・スイッチング装置
22との間は、光ファイーバ加入者線により接続されて
いる。
【0019】次に、上述したサービス制御装置21及び
サービス・スイッチング装置22の構成を図4及び図5
を参照して説明する。サービス制御装置21は、図4に
示すようにプロセッサ(CC)31と、アドバンス・イ
ンテリジェント・ネットワーク・コールモデル(後述す
る)処理プログラム及びサービス制御プログラム等を記
憶するメモリ(MM)32と、加入者情報、サービス・
アプリケーション・プログラム等を記憶するハードディ
スク(HD)33と、サービス・スイッチング装置22
との間でNO.7共通線信号方式によりインターワークを行
うプロトコルハンドラ(SS7hanler)34とで構成さ
れている。
【0020】また、サービス・スイッチング装置22
は、図5に示すようにATM交換機能を有するATMス
イッチ(ATM−SW)41と、呼処理を実行するプロ
セッサ42と、AIN用呼制御プログラム等を記憶する
メモリ(MM)43と、ハードディスク44と、No7共
通信号線方式のプロトコルへの変換を行うSS7 handl
er45とで構成されている。
【0021】ここで、アドバンス・インテリジェント・
ネットワーク・コール・モデル(以下、AINコール・
モデルという)を、図6及び図7を参照して説明する。
マルチメディア通信を提供するサービスにおいて、任意
の加入者端末装置から発呼要求があると、サービス・ス
イッチング装置22は、その発呼要求に割り当てる通信
リソース(物理的、あるいは論理的リソース)に対応す
るコネクション・ポイント(CP)とLegとからなる
オブジェクトを生成し、さらに1つのマルチメディア呼
に対して1つのCallオブジェクトを生成する。
【0022】ここで、Legとは、通信の入出力を示す
オブジェクトであり、物理的リソースであるトランク、
加入者線あるいは論理的リソースであるチャネル等に対
応して生成されるオブジェクトでる。また、コネクショ
ン・ポイント(CP)とは、それらのLegを結びつけ
るオブジェクトである。サービス・スイッチング装置2
2とサービス制御装置21においては、コネクション・
ポイントとLegとにより1つの呼が定義され、両者の
間ではそれらのオブジェクトに基づいて呼制御が行われ
る。
【0023】このとき、1つのマルチメディア通信の最
初の発呼要求に対して1つの呼識別番号(CRNO.:C
all Reference NO.)が割り当てられ、そのとき生成され
るコネクション・ポイントは親のコネクション・ポイン
ト(親CP)として定義され、それ以降に生成される同
じ呼識別番号を有する呼のコネクション・ポイントは、
その親CPに対する子のコネクション・ポイント(子C
P)として関係づけられる。
【0024】例えば、マルチメディア通信を提供するサ
ービスにおいて、図3の端末Aが端末Bに対して最初に
発呼要求を行ったとすると、サービス・スイッチング装
置22により、端末Aとの間に設定されるパスに対応す
るLeg(例えば、LegNO.1) と、端末Bとの間に
設定されるパスに対応するLeg(LegNO.2) と、
それらのLegを結びつけるコネクション・ポイントと
して親のコネクション・ポイントCP1が生成され、同
時にそれらLegとCP1とを含むCallオブジェク
トが生成される。
【0025】次に、図3の端末Bと画像分配センタ23
との間にパス(例えば、テキスト通信用のパス)が設定
されると、同様にサービス・スイッチング装置22によ
り、端末Bとの間に設定されるパスに対応するLeg
と、画像分配センタ23との間に設定されるパスに対応
するLegとそれらのLegを結びつけるコネクション
・ポイントとが生成される。このとき生成されるコネク
ション・ポイントは、既に生成されている親のコネクシ
ョン・ポイントCP1に対する子のコネクション・ポイ
ントCP2として関係づけられ、CP2は、親CP1を
含むCallオブジェクトの一部として関係づけられ
る。
【0026】さらに、図3の映像分配センタ23と端末
B及び端末Aとの間に別のパス(例えば、画像通信用の
パス)が設定されると、サービス・スイッチング装置2
2により、映像分配センタ23との間に設定されるパス
に対応するLegと、端末Bとの間に設定されるパスに
対応するLegと、端末Aとの間に設定されるパスに対
応するLegと、それらのLegを結びつけるコネクシ
ョン・ポイントが生成される。このとき生成されるコネ
クション・ポイントは、親CP1に対する子のコネクシ
ョン・ポイントCP3として関係づけられ、CP3は、
Callオブジェクトの一部として関係づけられる。
【0027】上述した親CP1と子CP2及びCP3と
の関係を示すものが、図7のマルチメディアCallオ
ブジェクトの説明図である。マルチメディア通信におい
て、最初の呼のコネクション・ポイントが親CPとして
生成され、それ以降に生成される同じマルチメディア呼
のコネクション・ポイントは、その親CPの子のCPと
して関係づけられる。なお、マルチメディア呼全体の管
理はCallオブジェクトが行い、Callオブジェク
トの生成、消滅は親CPが行う。
【0028】このように、マルチメディア通信における
メディアの異なる複数の呼をLegとコネクション・ポ
イントとで表すことにより、通信網における呼と通信リ
ソースとの関係を網の命令体系に依存しない形で定義す
ることができる。さらに、1つのマルチメディア通信に
おける複数の呼のコネクション・ポイントを関係づけ1
つのCallオブジェクトとしてあつかうことで、メデ
ィアの異なる複数の呼を統一的に処理することが可能と
なる。
【0029】本実施例では、各通信メディア毎に呼が設
定され、それに対応して呼毎にコネクション・ポイント
が生成されるが、それら複数のコネクション・ポイント
の内で最初に生成されるコネクション・ポイントを親C
P(Control CP)とし、それ以降に生成される同一の呼識
別番号を有するコネクション・ポイントを子CP(Asooc
iated CP) としてコネクション・ポイントを関係づけて
いる。これら親CP、子CPは以下のような特徴を有し
ている。
【0030】 1つのマルチメディア呼(Call)の切断
(全てのコネクション・ポイントの解放)は、親CPの
Legに接続する端末からのみ行え、子CPのLegに
接続する端末からは呼全体の切断(Callオブジェク
トの解放)は行えず、自己のコネクション・ポイントの
解放のみを行える。また、親CPのLegからマルチメ
ディア呼の切断要求ではなく、CP個別切断要求があっ
た場合には、親CPに係わる物理リソース(回線、チャ
ネル等)は解放されるが、Call関連テーブル、CP
関連テーブル(後述する)上のLeg、CP属性等のバ
ーチャル・リソース(Vertual resource)は消滅しない。
【0031】 親CPのLeg情報〔Leg番号、D
N:Directory number (端末指定番号)等〕を、子CP
生成時のDNとして利用することができるので、同一の
DNであれば、DNの入力操作を省略できる。
【0032】次に、サービススイッチング装置22及び
サービス制御装置21において生成されるCall関連
テーブル及びCP関連テーブルの構成を、図8を参照し
て説明する。
【0033】例えば着DNとして特番(例えば、フリー
ダイヤル番号など)が指定されて発呼要求があった場合
には、サービス・スイッチング装置22は、その特番を
サービス制御装置21へ転送する。同時にサービス・ス
イッチング装置22は、その発呼要求に対してコネクシ
ョン・ポイントとLegを生成し、親CP番号、Leg
番号(LegNO.)を割り当て、発DN、メディア種
別等とともにサービス制御装置21に転送する。
【0034】サービス制御装置21は、特番データを受
け取ると、サービス・ロジック・プログラム(SLP)
を起動し、そのサービス・ロジック・プログラムにより
図9の特番変換テーブルを参照して、指定された特番デ
ータを対応する着DNに変換し、その着DNをサービス
・スイッチング装置22へ通知する。
【0035】サービス・スイッチング装置22及びサー
ビス制御装置21の双方では、図8に示すCall関連
テーブル、CLRDフィールド、CP関連テーブル及び
図10に示すCP属性テーブルを作成し、CPの対応関
係を登録するとともに、着DNをCP番号、Leg番号
に対応させて登録する。
【0036】図8に示すCall関連テーブルには、C
allNO.(Call Reference NO.)、親CP番号(Con
trol CP NO.)、子CPが存在する場合には子CPの数
(As CPの数)、それぞれの子CP番号(As CP
NO.)、呼履歴情報が記憶されるCLRDフィールド
のヘッダアドレスが格納される。なお、CLRDフィー
ルドには、CP毎に接続日時、切断日時、通信時間、通
信スループット、メディア等の呼履歴情報が記憶され
る。
【0037】CP関連テーブルには、CP番号、CP属
性、Leg数、Leg番号とDNとの対応を示すデータ
が記憶される。CP属性としては、メディア種別、通信
の最大スループット、帯域、転送品質(セル落ち、et
c)、親CP表示、関連Call番号、通信の方向性(片
方向か、双方向か)を示すデータ等が格納される。
【0038】また、図10に示すCP属性テーブルに
は、CP番号と、通信の最大スループットと、転送品質
と、方向性を示すデータが格納される。次に、図3のI
Nでマルチメディア不動産販売支援サービスが提供され
ているときに、マルチメディア端末Aから不動産業者端
末Bへ電話をかけて、不動産物件のビデオ情報を見る場
合のサービス・スイッチング装置22及びサービス制御
装置21間の制御動作を、図11のシグナリングフロー
を参照して説明する。
【0039】先ず、端末Aにより特番がアクセスされる
と(図11(1))、サービス・スイッチング装置(SS
P)22は、その発呼要求に対して呼を識別する“Call
Reference NO.”、CP番号(CP1)、Leg番号を
割り当て、それらの情報を“Call org”メッセージに付
加して〔Call org(CR,CP1)〕サービス制御装置(SC
P)21へ送出する。ここで、CP1は、親CPに割り
当てられたCP番号である。
【0040】サービス制御装置21は、特番が付加され
た発呼要求メッセージを受け取ると、サービス・ロジッ
ク・プログラム(SLP)を起動させ、指定された特番
を対応するDNに変換し、そのDNを付加した応答メッ
セージ〔Connect (CR,CP1,DN) をサービス・スイッチン
グ装置22に転送する(図11(3))。
【0041】サービス・スイッチング装置22は、応答
メッセージの着DNにより着端末が端末Bであることが
分かるので、そのDNで指定される不動産業者端末Bに
対して着信する(図11(4))。このとき、サービススイ
ッチング装置22は、端末Aからの呼に対して割り当て
られているCR(Call Reference NO.)を端末Bに通知す
る。
【0042】このとき、端末Bが応答可能であれば、端
末Aと端末Bとの間にパスが設定される。なお、図11
において、端末Aと端末Bとの間を結ぶ太い線は、端末
Aと端末Bとの間に設定されるパスを示しており、その
パス上のSSPの位置に示されるCP1とそのCP1に
接続する2本のLegは、端末Aと端末Bとの間に設定
されるパスの通信リソースに対応して、サービス・スイ
ッチング装置22において生成されるコネクション・ポ
イントとLegを示している。
【0043】次に、端末BのAボタンが押下されると、
端末Aから着信した呼の“Call Reference NO.”を付加
した発呼要求メッセージが、端末Bからその端末Bが収
容されているサービス・スイッチング装置22に送出さ
れる( 図11(5))。このとき端末Bは、端末Aに表示さ
せたいビデオタイトルと、端末AのTV方式(HDT
V、Nomal TVの別、端末Aが指示する)を指定する情
報を発呼要求メッセージに付加して送出する。
【0044】サービス・スイッチング装置22は、端末
Bからの発呼要求メッセージを受け取ると、メッセージ
に付加されている“Call Reference NO.”から、この呼
設定要求が、CP1(親CP)に対する子のコネクショ
ン・ポイント(“AssociatedCP”)の生成要求である
と認識できるので、そのとき生成するコネクション・ポ
イントに割り当てたCP番号「CP2」を、図8のCa
ll関連テーブルのCP1の子CP番号(“AS CP
NO.”)として登録する。これにより子CPが1つ設
定されたので、Call関連テーブルの“AS CP 数”を
「1」にする。さらに、CP関連テーブルのCP番号
(“CP NO.”)としてCP2を登録し、CP2のCP属
性、Leg数、Leg番号/DNを設定する。
【0045】サービス・スイッチング装置22は、Ca
ll関連テーブルの親CP1に対する子CPとしてCP
2を登録したなら、“Call Reference NO.”とCP2と
を付加した“Call Org”メッセージ〔Call Org(CR,CP
2)〕をサービス制御装置21に送出する(図11(5'))
【0046】サービス制御装置21は、それらの情報か
らサービス・スイッチング装置22と同様にCall関
連テーブル、CP関連テーブル等を更新した後、画像分
配センタ23のデータベースを、端末Bにより指定され
たビデオタイトル、TV方式でサーチし、放映可能なセ
ンタのDNを検索する。そして、検索したセンタのDN
を付加した“Connect ”メッセージをサービス・スイッ
チング装置22へ送出する(図11(6))。なお、サービ
ス制御装置21は、放映可能なセンタを検索する場合
に、センタが複数存在するときには、図12に示す2次
テーブルにセンタを指定するアクセスポインタ(Access
pointer)を設け、そのアクセスポインタの指すビデオセ
ンタのDNを求め、さらに3次テーブルからそのとき選
択したビデオセンタの固有情報(video機器番号等) を求
める。そして、ビデオセンタの選択後にアクセスポイン
タを+1する。このようにアクセスポインタを用いてビ
デオセンタを選択することで、ビデオセンタが複数存在
する場合でも、全てのビデオセンタを均等にアクセスす
ることができる。
【0047】サービス・スイッチング装置22は、ビデ
オセンタのDNが指定されると、そのDNを着DNとす
る着信メッセージを端末Bに送信する(図11(7))。こ
れにより、端末Bと画像分配センタ23との間にテキス
ト通信用パスが設定される。
【0048】なお、図11において、端末Bとビデオセ
ンタとの間を結ぶ太い線は、端末Bとビデオセンタとの
間に設定されるテキスト通信用のパスを示しており、そ
のパス上のSSPの位置に示されるCP2とそのCP2
に接続する2本のLegは、端末Bとビデオセンタとの
間に設定されるパスの通信リソースに対応するコネクシ
ョン・ポイント(CP)とLegを示している。また、
CP1とそのCP1に接続される2本のLegは、前述
したように端末Aと端末Bとの間に設定されパスの通信
リソースに対応するCPとLegを示している。
【0049】端末Bとビデオセンタとの間にテキスト通
信用パスが設定され、ビデオセンタがビデオ放映可能な
状態となると、端末Bは、テキスト通信用パスにより通
常再生、高速再生、SLOW再生の何れかを指定してビ
デオ放映の開始を指示する(図11(8))。
【0050】次に、ビデオセンタは、ビデオ放映を開始
する為に、端末Bからの着信で指定された“Call Refer
ence NO.”を含む“SETUP”メッセージをサービス
・スイッチング装置22に送出する(図11(9))。な
お、この場合、要求メディアは動画となる。
【0051】サービス・スイッチング装置22は、受信
した“SETUP”メッセージの“Call Reference N
O.”から、その呼設定要求が“Associated CP”の設
定要求であると判断すると、その呼設定要求に対してC
P番号としてCP3を割り当て、“Call Reference N
O.”、Leg番号、CP番号を“Call orgination ”メ
ッセージに付加して〔Call org(CR,As CP3) 〕サービス
制御装置21へ送出する(図11(10)) 。
【0052】この“Call orgination ”メッセージを受
信したサービス・スイッチング装置22は、Call関
連テーブルを“Call Reference NO.”で検索し、一致す
る“Call Reference NO.”の親CPの子CPとしてCP
3を登録する。これによりCP1に対して2つの子CP
1、CP2が登録されたので、Call関連テーブルの
“AS CP数”を「2」にする。
【0053】さらに、CP関連テーブルのCP1のデー
タに続けてCP2のCP属性、Leg数、Leg番号/
DNを登録する。この場合、ビデオセンタの要求メディ
アは動画であるので、CP関連テーブルのCP属性のメ
ディア種別として動画が設定される。
【0054】サービス制御装置21は、サービス・スイ
ッチング装置22から送られくる情報に基づいてCal
l関連テーブル、CP関連テーブル等を更新し、さらに
Call関連テーブルからCP3の親CPであるCP1
のLeg番号を抽出し、CP1のLeg番号を“Connec
t ”メッセージに付加して〔Connect(CR,CP3,CP1 LegN
O.) 〕サービス・スイッチング装置22へ送出する(図
11(11)) 。
【0055】サービス・スイッチング装置22は、サー
ビス制御装置21からCP3と、CP1のLeg番号と
を指定した“Connect ”メッセージを受信すると、CP
3、CP1と、それぞれのLeg番号で指定される端
末、すなわち、端末Bと端末Aに対して着信メッセージ
を送出する(図11(12)) 。
【0056】これにより、ビデオセンタと端末Aとの間
及びビデオセンタと端末Bとの間に画像通信用のパスが
設定され、ビデオ放映が開始される(図11(13)) 。図
11において、端末A、Bとビデオセンタとの間を結ぶ
太い線は、3者間に設定される画像通信用のパスを示し
ている。また、そのパス上のSSPの位置に示されるC
P3とそのCP3に接続する3本のLegは、ビデオセ
ンタと端末A、Bとの間の通信リソースに対応するコネ
クション・ポイントとLegを示している。また、CP
2とそのCP2に接続する2本のLegは、前述したビ
デオセンタと端末Bとの間の通信リソースに対応するコ
ネクション・ポイントとLegを示し、CP1とそのC
P1に接続される2本のLegは、端末Aと端末Bとの
間の通信リソースに対応するコネクション・ポイントと
Legを示している。
【0057】さらに、それらCP1、CP2、CP3と
の間をつなく破線は、それらのコネクション・ポイント
がCP1を親として親、子の関係を有し、CP1〜CP
3とそれぞれのLegとにより1つのCallオブジェ
クトを構成していることを意味している。
【0058】ビデオセンタから放映される映像に対する
ビデオ操作は端末Bから行うことができ、例えば端末B
から早送り等のビデオ操作指示を行うと、その指示はC
P2の通信パス、すなわち端末Bとビデオセンタとの間
の設定されているテキスト通信用のパスを介してビデオ
センタに送られる(図11(14)) 。
【0059】不動産物件のビデオ放映を終了させるため
に端末AのユーザがCall切断ボタンを押下すると、
端末Aから“Call Reference NO.”とCP1をパラメー
タとする“Call Clear”メッセージ〔Call Clear(CR,CP
1)〕がサービス・スイッチング装置22へ送出される
(図11(15)) 。サービス・スイッチング装置22は、
“Call Clear”メッセージに付加されている“Call Ref
erence NO.”等のパラメータからマルチメディア呼全体
の切断要求であると判断すると、Call関連テーブル
を参照してCP1がその“Call Reference NO.”の親C
Pであることを確認した上で、Call関連テーブルと
CP関連テーブルのその“Call ReferenceNO.”に関す
るデータ( バーチャルリーソス) 及び物理リソースを解
放する。さらに、その“Call Reference NO.”の呼の切
断を行ったことをサービス制御装置21へ通知する。マ
ルチメディア呼の切断通知を受け取ると、サービス制御
装置21は、Call関連テーブルのCLRDフィール
ドからCP毎の呼履歴情報をハードディスクに保存す
る。
【0060】このCLRDフィールドに記憶されている
呼履歴情報としては、接続日時、切断日時、通信時間、
使用スループット、転送品質、メディア、パケット・セ
グメント数、付加サービス情報、各CPのLeg数など
がある。サービス制御装置21は、これらの呼履歴情報
からCP毎の課金処理、マルチメディア呼全体の課金処
理を行うことができる。
【0061】なお、端末Aのユーザが、マルチメディア
呼の一部、例えば電話機のハンドセットをオンフックし
て音声通信のみを終了させた場合には、端末AからCP
1の個別切断要求メッセージがサービス・スイッチング
装置22へ送出される。サービス・スイッチング装置2
2は、そのCP個別切断要求に基づいてCP1に関連す
る物理リソースのみを解放し、Call関連テーブル、
CP関連テーブルのCP1を含むCallオブジェクト
に係わるバーチャルリソースの解放は行わない。これに
より音声通信のみを終了させ、画像及びテキスト通信を
そのまま継続することができる。
【0062】上記実施例では、音声、画像、テキストの
複数のメディアの通信を行うマルチメディア通信におい
て、各メディア毎にCP、Legを定義し、さらに各C
Pに親、子の関係を持たせることにより、メディアの異
なる複数の呼を1つのCallオブジェクトとして処理
することができるので、メディアの異なる呼を個別に処
理する場合に比べ、サービス・スイッチング装置22及
びサービス制御装置21における呼処理の負担を軽減す
ることができる。また、コネクション・ポイント毎の呼
履歴情報を記録しておくことで、マルチチメディア呼の
課金処理を簡素化できる。さらに、複数の呼を1つのマ
ルチメディア呼としてを統一的に処理することで、ユー
ザは、呼毎に同じ操作をする必要が無くなるのでユーザ
の入力操作も軽減される。
【0063】なお、上述した実施例は、本発明をATM
交換網のインテリジェント・ネットワークに適用した場
合であるがこれに限るものではなく、ATM以外の交換
網、あるいは交換機能を持たないコンピュータネットワ
ークに接続された端末装置間のマルチメディア通信にも
適用できる。さらには、アドバンス・インテリジェント
・ネットワーク以外の通信網にも適用できる。
【0064】
【発明の効果】本発明によれば、例えば、メディアの異
なる複数の呼からなるマルチメディア呼全体の解放は親
のオブジェクトに対応する端末装置のみから行え、呼の
個別の解放は対応する端末装置から行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図(1)である。
【図2】本発明の原理ブロック図(2)である。
【図3】実施例のインテリジェント・ネットワークのシ
ステム構成図である。
【図4】サービス制御装置の構成を示す図である。
【図5】サービス・スイッチング装置の構成を示す図で
ある。
【図6】AINコール・モデルの説明図である。
【図7】マルチメディアCallオブジェクトの説明図
である。
【図8】Call関連テーブルとCP関連テーブルの構
成を示す図である。
【図9】特番変換テーブルの構成を示す図である。
【図10】CP属性テーブルの構成を示す図である。
【図11】シグナリングフローを示す図である。
【図12】CenterDBの構成を示す図である。
【符号の説明】
1 オブジェクト生成手段 2 通信制御手段

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末装置間で複数のメディアによる通信
    が行われるマルチメディア通信システムにおいて、 マルチメディア通信の個別の通信要求に割り当てられる
    通信リソースに対応させてオブジェクトを生成し、最初
    に生成するオブジェクトを親のオブジェクト、それ以降
    に生成する同じ呼識別符号を有するオブジェクトを子の
    オブジェクトとして関連づけると共に、前記親及び子の
    オブジェクトを統合する統合オブジェクトを生成するオ
    ブジェクト生成手段と、前記親のオブジェクトに対応する端末装置から前記統合
    オブジェクトの解放要求があった場合には、該統合オブ
    ジェクトに属する親及び子のオブジェクトを解放して同
    一の呼識別符号を有する複数の呼全体を切断し、前記親
    または子のオブジェクトに対応する端末装置から個別の
    解放要求があった場合には、解放要求のあった親または
    子のオブジェクトを解放して呼を個別に切断する 通信制
    御手段とを備えることを特徴とするマルチメディア通信
    制御システム。
  2. 【請求項2】 前記マルチメディア通信システムはイン
    テリジェントネットワークシステムであり、 前記オブジェクト生成手段は、発呼要求があった場合
    に、呼毎に割り当てられる通信リソースに対応するLe
    gと該Legを結びつけるコネクション・ポイントとか
    らなるオブジェクトを生成し、かつ最初の発呼要求に対
    して生成するコネクション・ポイントを親のコネクショ
    ン・ポイント、それ以降に生成する同一の呼識別符号を
    有するコネクション・ポイントを子のコネクション・ポ
    イントとして関係づけ、さらに該親のコネクション・ポ
    イントとLeg及び子のコネクション・ポイントとLe
    gとを統合する統合オブジェクトを生成することを特徴
    とする請求項1記載のマルチメディア通信システム。
  3. 【請求項3】 前記オブジェクト生成手段は、端末装置
    からの最初の発呼要求に対して割り当てられる通信リソ
    ースに対応させて親のコネクションポイントとLegと
    を生成し、それ以降に生成される同じ呼識別符号を有す
    る発呼要求に対して割り当てられる通信リソースに対応
    する子のコネクションポイントとLegとを生成し、さ
    らに同一の呼識別符号を有する複数のコネクションポイ
    ントとLegとを統合する統合オブジェクトを生成する
    ことを特徴とする請求項1記載のマルチメディア通信シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 前記オブジェクト生成手段は、親のコネ
    クション・ポイントと子のコネクション・ポイントとを
    対応づける情報を記憶する第1の記憶手段と、少なくと
    も個々のコネクション・ポイントのLeg番号と通信網
    の端末指定番号とを対応づける情報とを記憶する第2の
    記憶手段とを有し、 前記通信制御手段は、前記第1の記憶手段の親のコネク
    ション・ポイントと子のコネクション・ポイントとの対
    応関係を示す情報と、前記第2の記憶手段のLeg番号
    と端末指定番号とを対応づける情報とに基づいてマルチ
    メディア子の制御を統一的に行うことを特徴とする請求
    項2または3記載のマルチメディア通信制御システム。
  5. 【請求項5】 前記通信制御手段は、端末装置からコネ
    クションポイントの個別解放要求があった場合に、該コ
    ネクションポイントに対応する物理リソースのみ解放
    し、親のコネクション・ポイントと子のコネクション・
    ポイントとを対応づける情報及び個々のコネクション・
    ポイントのLeg番号と通信網における端末指定番号と
    を対応づける情報を保存することを特徴とする請求項
    2,3,4または5記載のマルチメディア通信制御シス
    テム。
  6. 【請求項6】前記第1の記憶手段は、メディアの異なる
    複数の呼からなるマルチメディア呼を識別する呼識別符
    号と、親のコネクション・ポイント番号と、子のコネク
    ション・ポイント番号と、コネクション・ポイントごと
    の呼履歴情報とを記憶し、前記第2の記憶手段は、少な
    くともコネクション・ポイント番号と、メディア種別
    と、通信の最大スループットと、Leg番号と端末指定
    番号とを対応づける情報とを記憶し、 前記通信制御手段は、前記第1の記憶手段のコネクショ
    ン・ポイントごとの呼履歴情報に基づいて個別の呼の課
    金処理とマルチメディア呼全体の課金処理を行うことを
    特徴とする請求項4記載のマルチメディア通信制御シス
    テム。
  7. 【請求項7】 通信網で提供されるサービスを統合管理
    するサービス制御装置と、端末装置に対する呼処理を行
    う複数のサービス・スイッチング装置とからなるインテ
    リジェント・ネットワークシステムにおいて、 前記サービス制御装置とサービス・スイッチング装置と
    が、 端末装置からの最初の発呼要求に対して、呼を識別する
    呼識別符号を割り当て、かつ最初の呼に割り当てられる
    通信リソースに対応する親のコネクション・ポイントと
    Legとを生成し、それ以降に生成される同一の呼識別
    符号を有するの呼の通信リソースに対応する子のコネク
    ション・ポイントとLegとを生成し、さらに同一の呼
    識別符号を有する前記親と子のコネクション・ポイント
    とLegとを統合する統合オブジェクトを生成するオブ
    ジェクト生成手段と、 前記親のコネクション・ポイントに対応する端末装置か
    ら前記統合オブジェクトの解放要求があった場合には、
    該統合オブジェクトに属する親と子のコネクション・ポ
    イントとLegとを解放して同一の呼識別符号を有する
    複数の呼全体を切断し、前記親または子のコネクション
    ・ポイントに対応する端末装置から個別の解放要求があ
    った場合には、解放要求のあった親または子のコネクシ
    ョン・ポイントとLegとを解放して呼を個別に切断す
    る通信制御手段とを備えることを特徴とするマルチメデ
    ィア通信制御システム。
  8. 【請求項8】 前記サービス制御装置のデータベース
    に、情報を提供する複数のセンタを順次指定するアクセ
    スポインタを設け、該アクセスポインタで指定されるセ
    ンタをアクセスすることで各センタを均一にアクセスす
    ることを特徴とする請求項7記載のマルチメディア通信
    制御システム。
  9. 【請求項9】 端末装置からのサービス要求に基づいて
    画像情報を提供する場合に、画像情報を要求する端末装
    置で受信可能な画像の種類を指定する情報を、サービス
    ・スイッチング装置からサービス制御装置へ送出し、サ
    ービス制御装置側で該画像情報を放映可能なセンタを選
    択できるようにしたことを特徴とする請求項7記載のマ
    ルチメディア通信制御システム。
  10. 【請求項10】 端末装置間で複数のメディアによる通
    信が行われるマルチメディア通信制御システムの制御方
    法において、 端末装置からの最初の発呼要求に対応して呼を識別する
    呼識別符号を割り当て、最初の呼に割り当てられる通信
    リソースに対応する親のオブジェクトを生成し、それ以
    降に生成される同一の呼識別符号を有する発呼要求に対
    して、該呼の通信リソースに対応する子のオブジェクト
    を生成するステップと、 同一の呼識符号を有する親と子のオブジェクトを統合す
    る統合オブジェクトを生成するステップと、 前記親のオブジェクトに対応する端末装置から前記統合
    オブジェクトの解放要求があった場合には、該統合オブ
    ジェクトに属する親と子のオブジェクトを解放して同一
    の呼識別符号を有する複数の呼全体を切断し、前記親ま
    たは子のオブジェクトに対応する端末装置から個別の解
    放要求があった場合には、解放要求のあった親または子
    のオブジェクトを解放して呼を個別に切断するステップ
    と、 を備えることを特徴とするマルチメディア通信制御シス
    テムの制御方法。
  11. 【請求項11】 端末装置間で複数のメディアによる通
    信が行われるマルチメディア通信制御システムの制御方
    法において、 端末装置からの最初の発呼要求に対応して呼を識別する
    呼識別符号を割り当て、最初の呼に割り当てられる通信
    リソースに対応する親のコネクション・ポイントとLe
    gとを生成し、それ以降に生成される同一の呼識別符号
    を有する発呼要求に対して、該呼の通信リソースに対応
    する子のコネクション・ポイントとLegとからなるオ
    ブジェクトを生成するステップと、 同一の呼識符号を有する複数のコネクション・ポイント
    とLegとを統合する統合オブジェクトを生成する生成
    ステップと、 前記親のコネクション・ポイントに対応する端末装置か
    ら前記統合オブジェクトの解放要求があった場合には、
    該統合オブジェクトに属する親と子のコネクション・ポ
    イントとLegとを解放して同一の呼識別符号を有する
    複数の呼全体を切断し、前記親または子のコネクション
    ・ポイントに対応する端末装置から個別の解放要求があ
    った場合には、解放要求のあった親または子のコネクシ
    ョン・ポイントとLegとを解放して呼を個別に切断す
    るステップと、 を備えることを特徴とするマルチメディア通信制御シス
    テムの制御方法。
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