JPH0522759A - 呼処理方式 - Google Patents

呼処理方式

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JPH0522759A
JPH0522759A JP17154191A JP17154191A JPH0522759A JP H0522759 A JPH0522759 A JP H0522759A JP 17154191 A JP17154191 A JP 17154191A JP 17154191 A JP17154191 A JP 17154191A JP H0522759 A JPH0522759 A JP H0522759A
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JP
Japan
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control object
call
call processing
control
connection
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JP17154191A
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Inventor
Masaaki Wakamoto
雅晶 若本
Mitsunori Fukazawa
光規 深沢
Bukan Kin
武完 金
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 交換機あるいは交換ノード等における呼処理
方式に関し,呼処理に汎用的な処理要素はオブジェクト
部品化し,サービスシナリオの記述を簡単化することを
目的とする。 【構成】 交換機もしくは交換ノードの呼処理方式にお
いて,呼処理制御する呼制御部1は,通信路を制御する
呼処理における汎用的なレグ制御機能を基本的状態遷移
を規定してオブジェクト部品化したレグ制御オブジェク
ト12’およびコネクションポイントを制御する呼処理に
おける汎用的な接続制御機能をオブジェクト部品化した
コネクションポイント制御オブジェクト15,16,17を備
え,各オブジェクトと,交換機もしくは交換ノードにお
けるリソースを制御するリソース制御部5 と,呼制御部
1における他の呼制御機能オブジェクト10,11と分析機
能のオブジェクト2,3 とのメッセージの交換により呼処
理を実行する構成を持つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,交換機あるいはインテ
リジェントネットワークのサービス交換ノード等におけ
る呼処理方式に関する。
【0002】交換機あるいはインテリジェントネットワ
ーク等の通信サービスは,コンピュータ技術の進歩にと
もない,多様化,複雑化している。そして,利用者に様
々なサービス処理を提供することが可能になっている
が,サービス導入の早期化を計るため,サービスプログ
ラムの開発の効率化が望まれる。特に,広帯域ISDN
等の広帯域通信サービスが普及した場合には,インテリ
ジェントネットワークにおける多様なサービスの早期導
入の要請は一層に高まるものと予想される。
【0003】本発明は,サービスの追加もしくは変更が
容易に行なえるような公衆回線網における交換機もしく
は交換ノードの呼処理方式を提供することを目的とす
る。
【0004】
【従来の技術】呼処理は,通常,起呼処理,サービス分
析処理,サービス実行処理,および終話処理から構成さ
れる。従来は,これらの一連の呼処理を発信側,受信側
の呼制御オブジェクトが,サービスシナリオに従って実
行していた。
【0005】図7は,従来の呼処理の構成を示す。図に
おいて,102は加入者分析オブジェクトであって,例
えば,発呼のあった端末装置が着信専用のもので,情報
入力要求をしてはならないものではないか等の分析をす
るものである。103はサービス分析オブジェクトであ
って,要求されたサービス(2者双方向接続(基本2者
接続サービス)等)を分析するものである。104は呼
制御部であって,発信側呼制御オブジェクトと着信側呼
制御オブジェクトよりなるものである。105は発信側
呼制御オブジェクト(Caller)であって,サービ
スシナリオに従って発信側のサービス実行呼処理を行う
ものである。106は着信側呼制御オブジェクト(Ca
llee)であって,サービスシナリオに従って,着信
側のサービス実行を行うものである。107はリソース
制御部であって,加入者回線,通話路,会議トランク等
の各種リソースの制御を行うものである。108はリソ
ースであって,加入者回線,通話路,会議トランク等の
各種ハードウェアよりなるものである。109,110
はそれぞれ発信側,着信側のサービスシナリオで,例え
ば,2者双方向接続(基本2者接続サービス),n者双
方向接続(n者会議)等のサービスロジックを記述した
サービスシナリオの集合である。
【0006】図の構成の動作を図8により説明する。図
8は,従来の2者双方向接続処理における呼処理のフロ
ーを示す。図において,図7と同一の番号は同じ構成を
表す。
【0007】図の括弧付きの番号に従ってフローを説明
する。 (1) リソース制御部107は,端末装置の受話器が取
り上げられる等でリソースからの発呼の要求があった場
合に,Caller105に対して発呼する。
【0008】(2) Caller105は,発呼を受信
すると,加入者分析オブジェクト102に加入者の分析
依頼をする。 (3) 加入者分析オブジェクト102は,分析結果(発
呼許容)をCaller105に返す。
【0009】(4) Caller105は,リソース制
御部107に情報入力要求をする。図のフローでは省略
されているが,この後,リソース制御部107は,発信
側の端末装置に発信音等の発呼可能を示す信号を送り,
端末装置から,着信側の電話番号入力等の情報入力を受
ける。
【0010】(5) リソース制御部107は入力情報を
Caller105に送る。 (6) Caller105は,サービス分析オブジェク
ト103に,入力情報に基づく分析依頼をする。
【0011】(7) サービス分析オブジェクト103
は,分析結果(例えば,2者基本サービスのサービスシ
ナリオ)の分析結果を返す。 以上が,起呼処理およびサービス分析処理である。
【0012】(8) Caller105は,サービスシ
ナリオに従って,Callee106の起動要求をす
る。 (9) Caller105はリソース制御部107に通
話路における端子やリングバックトーントランク等のリ
ソース捕捉および接続要求をする(リソース捕捉/接続
要求)。
【0013】(10) Callee106は,リソース制
御部107にリソース捕捉/接続要求をする。 (11) リソース制御部107は,Callee106か
らのリソース捕捉/接続要求を受けると,Callee
106に応答を返す。
【0014】(12) Callee106は,リソース制
御部107からの応答を受けると,リソース制御部10
7にパス(回線)接続要求を出す。 (13) Callee106は,リソース制御部107か
らの応答があったことの応答通知をCaller105
に送る。
【0015】(14) Caller105は,リソース制
御部107にパス接続要求をする。以上,(8) 〜(14)が
サービス実行処理である。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】従来の,呼処理方式で
は,新規サービスを開発する場合,新規サービスのオブ
ジェクトの起呼処理や2者双方向接続処理をそれぞれの
サービスシナリオにいちいち記述しなければならなかっ
た。
【0017】ところで,起呼処理や,2者双方向接続処
理は,各サービスに共通の汎用的な処理要素であるの
で,多くのサービスシナリオに必要とされるが,このよ
うな汎用的な処理要素を各サービスシナリオに逐一記述
することは,わずらわしことであるとともに,いちじる
しく開発を遅らせることとなる。
【0018】本発明は,サービスに直接係わらない汎用
的な処理要素はオブジェクト部品化し,サービスシナリ
オの記述を簡単化し,新規サービス導入を早期化するこ
とのできる呼処理方式を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】図1は,本発明の基本構
成を示す。図において,1は呼制御部であって,呼制御
を行う部分である。2は加入者分析オブジェクト,3は
サービス分析オブジェクト,4はサービスシナリオオブ
ジェクトであって,基本2者接続サービス(2者双方向
接続),会議サービス(n者双方向接続),キャッチホ
ン,転送サービス等のシナリオを記述したものである。
5はリソース制御部,6はリソースである。
【0020】10は発信側呼制御オブジェクト(Cal
ler)であって,サービスシナリオに記載されたサー
ビスロジックに従って着信側の呼処理を制御するもので
ある。11は着信側呼制御オブジェクト(Calle
e)であって,サービスシナリオに記載されたサービス
ロジックに従って呼処理を制御するものである。
【0021】12’はレグ制御オブジェクトであって,
加入者回線やトランク回線等の通信路を論理的に表現し
たレグの基本的状態遷移に基づいて通信路の制御を行う
ものである。12は発信側レグ制御オブジェクト,13
は着信側レグ制御オブジェクトである。
【0022】14はCP制御オブジェクトであって,2
者双方向接続接続,n者双方向接続等の接続形態に従っ
て接続/切断処理を規定したものである。15は2者双
方向CP制御オブジェクトであって,2者双方向接続の
接続/切断処理を規定したものである。16はn者双方
向CP制御オブジェクトであってn者双方向接続の接続
/切断処理を規定したものである。17は2者単方向C
P制御オブジェクトであって,2者単方向接続の接続/
切断処理を規定したものである。
【0023】18は基本2者接続サービス(2者双方向
接続)のシナリオ,19は会議サービス(n者双方向接
続)のシナリオ,20はキャッチホンのシナリオ,21
は転送サービスのシナリオである。
【0024】
【作用】図2,図3により,発信側呼制御オブジェクト
と着信側呼制御オブジェクトの動作を中心に,図1の構
成の動作を説明する。図1を参照する。
【0025】図2は,発信側レグ制御オブジェクトのフ
ローであって,発信側のレグ基本状態遷移を表す。図示
の括弧付きの番号に従って説明する。
【0026】(1) 発信側レグ制御オブジェクト12
は,初期状態にある(NULL)。 (2) リソース制御部5から,Caller10に発呼
がある。Caller10は発信側レグ制御オブジェク
ト12に発呼要求をする。
【0027】その結果,発信側レグ制御オブジェクト1
2は加入者分析オブジェクト2に加入者分析依頼をする
(加入者分析中)。 (3) 加入者分析オブジェクト2から,発呼許容が通知
された場合には,発信側レグ制御オブジェクト12はC
aller10に対して情報入力要求をする(接続情報
入力中)。
【0028】発呼を許容できないと通知されたら(発呼
非許容),例外処理(15)に移行し,初期状態(NUL
L)にもどる。 (4) Caller10が,リソース制御部5から接続
情報入力を受けると,発信側レグ制御オブジェクト12
は接続情報の入力完了を受け取る。そして,サービス分
析オブジェクト3に分析依頼をする(接続要求情報分析
中)。
【0029】Caller10からの接続情報入力がな
いと,タイムアウトで例外処理(15)に移行し,初期状態
(NULL)にもどる。 (5) 発信側レグ制御オブジェクト12は,サービス分
析オブジェクト3から,分析完了を受け取ると,サービ
ス分析の結果指定されたCP制御オブジェクトに起動要
求を,Caller10に対して行う。例えば,サービ
ス分析オブジェクト3の分析結果が,2者双方向接続で
あれば,2者双方向CP制御オブジェクト15の起動依
頼をCaller10にする。以後,2者双方向接続の
場合を例として説明する。
【0030】そして,2者双方向CP制御オブジェクト
の起動が完了すると,Caller10は発信側レグ制
御オブジェクト12に,コネクションポイント(CP)
の捕捉要求依頼をする。発信側レグ制御オブジェクト1
2は,2者双方向CP制御オブジェクトにCP捕捉要求
をする(CP捕捉/分析中)。サービス分析オブジェク
ト3の分析結果が,無効情報であると判定されれば,例
外処理(15)に移行し,初期状態(NULL)に戻る。
【0031】(6) 発信側レグ制御オブジェクト12
は,2者双方向接続オブジェクトからCP捕捉可の通知
を受け取ると,例えば,4者会議が要求されている場
合,会議トランクは4者会議が可能なものであるかどう
か等の分析依頼をする(発呼条件分析中)。
【0032】(7) その結果,発呼可を受け取ると,発
信側レグ制御オブジェクト12はCP接続処理を行う
(CP接続処理中)。発呼不可の通知を受け取ると,例
外処理(15)に移行し,初期状態(NULL)に戻る。
【0033】2者双方向CP制御オブジェクト15はリ
ソース制御部5にリソース開放/パス接続要求をし,リ
ソース制御部5が,2者双方向CP制御オブジェクトに
リソース開放/パス接続要求完了を通知する。
【0034】(8) 2者双方向CP制御オブジェクト1
5から,発信側レグ制御オブジェクト12にCP接続完
了が通知されると,発信側レグ制御オブジェクト12は
通信中となる。
【0035】CP接続に失敗すると,例外処理(15)に移
行し,初期状態(NULL)に移行する。図3は,着信
側レグ制御オブジェクトのフローであって,着信側のレ
グ基本状態遷移を表す。
【0036】図示の番号に従って説明する。必要に応じ
て図1を参照する。 (9) 着信側レグ制御オブジェクトは,初期状態(NU
LL)にある。 (10) 発信側レグ制御オブジェクト12が,2者双方向
CP制御オブジェクト15に捕捉要求をし,発信側レグ
制御オブジェクト12がCP捕捉/分析中に((5) ),
2者双方向CP制御オブジェクト15は,通話路の初期
状態を設定するために,Caller10に状態要求メ
ッセージを送り,現時点の通話路の状態を取得する。そ
して,2者双方向CP制御オブジェクト15は,通話路
の状態を確認すると,着信側レグ制御オブジェクト13
に着信要求をする。
【0037】そして,着信側レグ制御オブジェクト13
は,加入者分析オブジェクト2に分析依頼をする(着加
入者分析依頼中)。 (11) 加入者分析オブジェクト2から,着信側レグ制御
オブジェクト13は着呼許容を受け取ると,着信側レグ
制御オブジェクト13は,Callee11に対して着
加入者リソース捕捉要求をする(着加入者リソース捕捉
要求中)。
【0038】着呼非許容であれば,例外処理(16)に移行
し,初期状態(NULL)に戻る。 (12) そこで,Callee11は,リソース制御部5
に,着信側の空塞情報を確認する。そして,Calle
e11は空塞情報を確認し,空であれば着信側レグ制御
オブジェクト13にCPの捕捉要求をする。
【0039】Callee11から捕捉要求を受けた着
信側レグ制御オブジェクト13は,2者双方向CP制御
オブジェクト14に着加入者捕捉要求をする(CP捕捉
分析中)。
【0040】Callee11からのメッセージがビジ
ーであれば,例外処理(16)に移行し,初期状態(NUL
L)に戻る (13) 着信側レグ制御オブジェクト13は,2者双方向
CP制御オブジェクト15から,CP捕捉可を受け取る
(CP接続中)。
【0041】CP捕捉不可を受け取ると,例外処理(16)
に移行し,初期状態(NULL)に戻る。 (14) CP完了を受け取ると,着信側レグ制御オブジェ
クト13は通信中となる。
【0042】CP接続に失敗すると,例外処理(16)に移
行し,初期状態NULLに戻る。上記のように,本発明
では,サービスに非依存的(汎用的)な呼処理は,上記
の発信側オブジェクト,着信側オブジェクト,CP接続
オブジェクトに部品化し,それらオブジェクトとCal
ler,Callee等の他のオブジェクトとのメッセ
ージの交換で呼処理をおこなうことができる。そのた
め,発信側,着信側の各レグ制御オブジェクトおよびC
P接続オブジェクトの部分は,サービスプログラムに,
逐一記述する必要がなくなる。
【0043】
【実施例】図4〜図6により本発明の実施例のフローを
説明する。必要に応じて図2,図3を参照する。
【0044】図5は,図4のフローの続きであり,図5
は図4のフローの続きである。図4〜図6において,図
1と同一番号は同一構成を示す。図4〜図6は,2者双
方向接続の場合のフローを示す。発信側レグ制御オブジ
ェクト,着信側レグ制御オブジェクトの基本状態遷移は
図2,図3における場合と同様である。
【0045】図4〜図6のフローを図示の括弧付きの番
号に従ってフローを説明する。 (1) ,(2) リソース制御部(5) によって,検出された
発呼信号が,Caller10に渡されることによっ
て,Caller10は,発信側レグ制御オブジェクト
を発呼要求メッセージによって起動する。
【0046】(3) 発信側レグ制御オブジェクト12は
レグに関する呼処理の実行をする。まず,発信側レグ制
御オブジェクト12は,加入者クラス等の分析を行うた
めに,加入者分析オブジェクト2に分析依頼メッセージ
を送り,発加入者分析状態に遷移する。
【0047】(4) 発信側レグ制御オブジェクト12
は,加入者分析オブジェクト2から発呼許容メッセージ
を受け取ると,Caller10に対して情報入力処理
要求メッセージを送り,接続入力情報要求中に遷移す
る。
【0048】(5) 〜(8) Caller10はリソース
制御部5を介して,端末からの情報(ダイヤル情報)を
入力し,その結果を発信側レグ制御オブジェクト12に
渡す。
【0049】(9) 〜(11) 発信側レグ制御オブジェクト
12は,得られた情報をサービス分析オブジェクトに渡
し(接続情報分析中),分析完了メッセージを受け取る
と,Caller10に対して,分析結果に基づいて該
当サービス(本実施例の場合,基本2者接続サービス)
のサービスシナリオに起動依頼をする起動要求依頼メッ
セージを送る。
【0050】以上が起動処理およびサービス分析処理で
ある。 (12) Caller10は基本2者接続サービスシナリ
オを起動する。 (13) Caller10によって起動された基本2者接
続サービスシナリオ4は,Caller10に対して2
者双方向の接続/切断制御を行う2者双方向CP制御オ
ブジェクトの起動要求依頼メッセージを送る。
【0051】(14)〜(16) Caller10は,Cal
lee11を起動するとともに,2者双方向CP制御オ
ブジェクト15を起動し,起動完了メッセージを基本2
者接続サービスシナリオ4に返す。
【0052】(17) 基本2者接続サービスのシーケンス
は,2者双方向接続シーケンスと同じであるため,基本
2者接続サービスシナリオ4は,これ以降の処理を2者
双方向CP制御オブジェクト15に委任するための処理
継続メッセージをCaller10に対して送り,処理
を終了する。
【0053】(18),(19) Caller10は処理継続
メッセージを受け取ると,発信側レグ制御オブジェクト
12と着信側レグ制御オブジェクト13との処理継続開
始時点の同期をとるために,発信側レグ制御オブジェク
ト12に対して,2者双方向CP制御オブジェクト15
に捕捉要求メッセージを送る(CP捕捉/分析中)。
【0054】(20)〜(22) 2者双方向CP制御オブジェ
クト15は,2者双方向CP(通話路)の初期状態を設
定するために,Caller10に状態要求メッセージ
を送り,現時点の通話路の状態を取得する。そして,得
られた状態に基づき,着信側レグ制御オブジェクト13
を着信要求メッセージによって起動する。
【0055】(23)〜(25) 着信側レグ制御オブジェクト
13は,加入者の分析依頼を加入者分析オブジェクト2
にする(着加入者分析中)。そして,着呼許容のメッセ
ージを受け取ると,Callee11に対して,着加入
者リソース捕捉要求メッセージを送る(着加入者リソー
ス捕捉中)。
【0056】(26)〜(28) Callee11は,着加入
者リソースの空塞情報をリソース制御部5を介して取得
し,空きならば,着信側レグ制御オブジェクト13に捕
捉メッセージを送る。
【0057】(29) 着信側レグ制御オブジェクト13
は,このメッセージを受けて,2者双方向CP制御オブ
ジェクト着加入者リソース捕捉メッセージを送る(CP
捕捉/分析中)。
【0058】(30),(31) 2者双方向CP制御オブジェ
クト15は,このメッセージを受け取ると,リソース制
御部5を介して,通話路における端子やリングバックト
ーントランク等の捕捉/接続要求を行い,リソース捕捉
/接続完了を受け取ると,呼出中状態に遷移する。
【0059】(32),(33) 発信側レグ制御オブジェクト
12および着信側レグ制御オブジェクト13は,2者双
方向CP制御オブジェクト15からCP捕捉可のメッセ
ージを受け取ると,それぞれ,CP接続処理中に遷移す
る。
【0060】(34)〜(36) そこで,リソース制御部5に
よって検出された応答信号が,Callee11から着
信側レグ制御オブジェクト13に渡されると,着信側レ
グ制御オブジェクト13は,2者双方向CP制御オブジ
ェクト15に応答メッセージを送る。
【0061】(37),(38) 2者双方向CP制御オブジェ
クト15は,このメッセージを受け取ると,リソース制
御部5を介して通話路におけるリングバックトーントラ
ンク等の開放やパス接続要求を行うことにより通話中状
態に遷移する。
【0062】(39),(40) また,2者双方向CP制御オ
ブジェクト15は,発信側レグ制御オブジェクト12お
よび着信側レグ制御オブジェクト13にCP接続完了メ
ッセージを送り,これを受け取った,発信側レグ制御オ
ブジェクト12および着信側レグ制御オブジェクト13
はそれぞれ通信中に遷移する。
【0063】そして,図のフローには記載されていない
が,終了処理はリソース制御部5からCaller10
もしくはCallee11への切断要求により始まり,
例えば,Caller10からの切断要求があった場
合,Caller10は発信側レグ制御オブジェクト1
2に切断要求をし,発信側レグ制御オブジェクト12
は,さらに2者双方向CP制御オブジェクト15にリソ
ース解放要求がなされ,リソース制御部5は2者双方向
CP制御オブジェクト15にリソース解放要求がなされ
る。そして,リソース制御部5は2者双方向CP制御オ
ブジェクト15にリソース解放を通知し,2者双方向C
P制御オブジェクト15はCaller10に応答して
処理を終了する。
【0064】なお,上記フローにおいては,図2の発信
側レグ制御オブジェクトのフローにおける発呼条件分析
中(6) は省略されている。
【0065】
【発明の効果】本発明によれば,呼処理おけるレグ制御
およびCP制御等の汎用的な処理要素については,オブ
ジェクト部品化し,それを用いて呼処理が実行できるよ
うにしたので,呼処理のシーケンスをサービスシナリオ
に逐一記述する必要がなくなるので,新規サービスのプ
ログラム開発を能率的に行うことができ,サービスの新
規導入を早期化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を示す図である。
【図2】発信側のレグ基本状態遷移(発信側レグ制御オ
ブジェクトのフロー)を示す図である。
【図3】着信側のレグ基本状態遷移(着信側レグ制御オ
ブジェクトのフロー)を示す図である。
【図4】本発明の実施例フロー(1) を示す図である。
【図5】本発明の実施例フロー(2) を示す図である。
【図6】本発明の実施例フロー(3) を示す図である。
【図7】従来の呼処理の構成を示す図である。
【図8】従来の呼処理のフローを示す図である。
【符号の説明】
1 :呼制御部 2 :加入者分析オブジェクト 3 :サービス分析オブジェクト 4 :サービスシナリオオブジェクト 5 :リソース制御部 6 :リソース 10:発信側呼制御オブジェクト(Caller) 11:着信側呼制御オブジェクト(Callee) 12:発信側レグ制御オブジェクト 13:着信側レグ制御オブジェクト 14:コネクションポイント(CP)制御オブジェクト 15:2者双方向CP制御オブジェクト 16:n者双方向CP制御オブジェクト 17:2者単方向CP制御オブジェクト 18:基本2者接続サービスシナリオ 19:会議サービス 20:キャッチホン 21:転送サービス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交換機もしくは交換ノードの呼処理方式
    において, 呼処理制御する呼制御部1は,通信路を制御する呼処理
    における汎用的なレグ制御機能を基本的状態遷移を規定
    してオブジェクト部品化したレグ制御オブジェクト(1
    2’)およびコネクションポイントを制御する呼処理に
    おける汎用的な接続制御機能をオブジェクト部品化した
    コネクションポイント制御オブジェクト(15,16,17)を備
    え, 上記各オブジェクトと,交換機もしくは交換ノードにお
    けるリソースを制御するリソース制御部(5) と,呼制御
    部1における上記各オブジェクト以外の各呼制御機能オ
    ブジェクト(10,11)と分析機能のオブジェクト(2,3 )と
    のメッセージの交換により呼処理を実行する呼処理方
    式。
  2. 【請求項2】 請求項1において,レグ制御オブジェク
    トは,発信側のレグ制御を行う発信側レグ制御オブジェ
    クト(12)と,着信側のレグ制御を行う着信側レグ制御オ
    ブジェクト(13)とよりなり,CP制御オブジェクトは,
    2者を双方向の接続をとる2者双方向コネクションポイ
    ント制御オブジェクト(15)と3者以上の複数の端末装置
    間で双方向の接続をとるn者双方向コネクションポイン
    ト制御オブジェクト(16)と,2者単方向の接続をとる2
    者単方向コネクションポイント制御オブジェクト(17)よ
    りなることを特徴とする呼処理方式。
JP17154191A 1991-07-12 1991-07-12 呼処理方式 Withdrawn JPH0522759A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07123453A (ja) * 1993-10-28 1995-05-12 Nec Eng Ltd 電子交換システム
JPH08503342A (ja) * 1992-08-28 1996-04-09 テレフオンアクチーボラゲツト エル エム エリクソン 通信ネットワークにおける高速機能導入
JP2006072910A (ja) * 2004-09-06 2006-03-16 Ricoh Co Ltd クライアント、サービス利用プログラム及び記録媒体

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08503342A (ja) * 1992-08-28 1996-04-09 テレフオンアクチーボラゲツト エル エム エリクソン 通信ネットワークにおける高速機能導入
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