JPH05168055A - モジュール構成型交換機のin用呼処理システム - Google Patents

モジュール構成型交換機のin用呼処理システム

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JPH05168055A
JPH05168055A JP33674891A JP33674891A JPH05168055A JP H05168055 A JPH05168055 A JP H05168055A JP 33674891 A JP33674891 A JP 33674891A JP 33674891 A JP33674891 A JP 33674891A JP H05168055 A JPH05168055 A JP H05168055A
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leg
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JP33674891A
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Mitsunori Fukazawa
光規 深沢
Yoshiharu Sato
義治 佐藤
Michiharu Baba
道治 馬場
Masaaki Wakamoto
雅晶 若本
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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  • Exchange Systems With Centralized Control (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、モジュール構成型交換機のIN用
呼処理システムに関し、レグ制御の変更に伴う保守作業
を少なくすると共に、分散処理による呼処理効率の向上
を図ることができるモジュール構成型交換機のIN用呼
処理システムを提供することを目的としている。 【構成】 加入者間をモジュール構成型のIN制御用交
換機で接続するシステムにおいて、前記IN制御用交換
機10は、レグ部品30とCP部品40から構成された
複数のモジュール20と、これらモジュール20間を接
続するモジュール接続装置50と、該モジュール接続装
置50と接続され、外部のサービス制御ノード1とのイ
ンタフェースを行うIN状態管理モジュール11とで構
成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モジュール構成型交換
機のIN(インテリジェントネットワーク)用呼処理シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来システムの構成概念図であ
る。図において、1はコンピュータ等で構成されるサー
ビス制御ノード(SCP)である。10は加入者2間に
接続されるモジュール構成型のIN制御用交換機(SS
P)である。ここで、モジュール構成型交換機とは、異
なる機能をもった複数のモジュール(ATM回線モジュ
ール,STM回線モジュール,IN状態管理モジュール
等)を結合することによって構成された交換機(一般的
には同一種類のモジュールは1ノードに複数結合され
る)のことをいう。IN制御用交換機とは、サービス制
御ノードと通信を行い、INサービスの実行制御を行う
交換機である。
【0003】レグとは加入者端末2からSSP10にい
たる回線に対応する論理的通信路をいう。間に中継局が
入る場合には、リンク・バイ・リンクに設定される回線
をつなぎ合わせたものに対応する。レグには、発信者回
線,着信者回線に対応して、それぞれ発レグ,着レグが
ある。また、初めにINサービス実行要求を出したレグ
をコントロールレグという。
【0004】図9はコールモデルの説明図である。図に
おいて、4,5は端末装置等の通信リソースを仮想化し
たリソース、6は各メディア毎のリソースに対して設定
されたレグ、3a,3bは通信方向を規定してレグ6間
を接続する論理的な結合点を示すコネクション・ポイン
ト(CP)である。3aは双方向性のCPであり、3b
は単方向性のCPである。サービス制御ノード11は、
伝達網(従来の通信網及び広帯域通信網)の接続状態を
このようなコールモデルとして管理する。
【0005】再び、図8の説明に戻る。SSP10にお
いて、11はSCP1とSSP10間のインタフェース
動作を行なうIN状態管理モジュール(ISM)であ
る。該ISM11は、図9に示したようなIN状態(コ
ールモデル)を管理する。12はSSP10における基
本サービスを行う基本サービス部、13は基本サービス
実行中におけるトリガチェックポイントの発生を契機と
してINの付加サービスを行うINサービス部である。
【0006】基本サービスとは、2者相互接続、会議サ
ービス等の広帯域ISDNにおける利用頻度の高いサー
ビスをいう。INサービスとは、基本サービス実行時に
起動され、INアーキテクチャの下で実行されるサービ
スをいう。なお、基本サービス実行時に起動され、SS
Pのみで実行されるサービスを非INサービスという。
14は、基本サービス部12及びINサービス部13の
制御の下で基本呼処理を行う基本呼処理部である。
【0007】このように構成されたシステムにおいて、
基本サービス部12は加入者2からの要求に応じて、基
本呼処理部14を動作させ、加入者信号制御,通話路制
御,局間信号制御等を行っている。このような一連の動
作の途中で、基本サービス部12が実行しているソフト
ウェアは必ずチェックポイントを通過するようになって
いる。そのチェックポイントに来たら、そのチェックポ
イントをトリガとしてある種のサービスを加入者が契約
しているかどうか調べる。そして、契約している場合に
は基本サービス部12は制御をINサービス部13に移
す。
【0008】INサービス部13は制御を渡されたら、
ISM11を介してSCP1にイベント検出通知を行
う。SCP1側では、この通知を受けると内蔵のプログ
ラム1aを起動し、INサービス部13の動作を制御
し、所定のINサービスを実行する。そして、当該IN
サービスが終了したら、制御を再び基本サービス部12
に戻す。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来システム
では、基本サービス部12で実行される機能とINサー
ビス部13で実行される機能とは基本的に類似したもの
であり、従って基本サービス部12の機能を変更する時
にはINサービス部13の機能も変更する必要があり、
保守作業によけいな工数がかかっていた。
【0010】また、INサービス部13では基本サービ
ス部12に比較してオーバヘッドが大きいため、呼処理
の実行効率のよい各部品の実現方式が望まれていた。本
発明はこのような課題に鑑みてなされたものであって、
レグ制御の変更に伴う保守作業を少なくすると共に、分
散処理による処理効率の向上を図ることができるモジュ
ール構成型交換機のIN用呼処理システムを提供するこ
とを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理ブロ
ック図である。図8と同一のものは、同一の符号を付し
て示す。図に示すシステムは、加入者2間をモジュール
構成型のIN制御用交換機(SSP)10で接続するシ
ステムを構成している。前記IN制御用交換機10は、
レグ部品30とCP部品40から構成された複数のモジ
ュール20と、これらモジュール20間を接続するモジ
ュール接続装置50と、該モジュール接続装置50と接
続され、外部のサービス制御ノード(SCP)1とのイ
ンタフェースを行うIN状態管理モジュール(ISM)
11とで構成されている。60はSSP10と接続され
る他の交換機(NW)である。
【0012】
【作用】レグ部品30とCP部品40間の協調動作によ
り、従来技術で述べたような基本サービスを実行し、ま
たこれら部品30,40がIN制御命令の実行も行うよ
うにしている。従って、レグ制御の変更に伴う保守作業
を少なくすることができる。また、従来のように、基本
サービス部からINサービス部へ切替わる時のような機
能(ソフトウェア)の切替えが発生しないため、オーバ
ヘッドが少ない(状態情報の引継ぎやタスク起動時のオ
ーバヘッドがない)。また、各部品の並列実行が実現で
き、呼処理の実行効率がよい。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図2は本発明の一実施例を示す構成ブロッ
ク図である。図1と同一のものは、同一の符号を付して
示す。図では、SSP10内にモジュールNとモジュー
ルMの2個のモジュール20が含まれる場合を示してい
るが、本発明はこれに限るものではなく、3個以上のモ
ジュール20が含まれていてもよい。モジュール20
は、レグ部品30,CP部品40,基本呼処理部70,
イベント処理部80,非IN付加サービス部90及びイ
ンタフェース100より構成されている。
【0014】レグ部品30は、基本サービス実行部31
及びIN命令実行部32より構成され、CP部品40
は、基本サービス実行部41とIN命令実行部42より
構成されている。各モジュール20はインタフェース1
00及びモジュール結合装置50を介して相互に接続さ
れている。基本呼処理部70は、信号制御部71,通話
路制御部72,各種分析処理部73等より構成されてい
る。非IN付加サービス部90は、基本サービス実行時
に起動され、SSP10のみで実行されるサービスを行
う。
【0015】基本サービスは、レグ部品30,CP部品
40のそれぞれの基本サービス実行部31,41が協調
動作することにより実行し、INサービスは、サービス
制御ノード(図示せず)からの命令をレグ部品30,C
P部品40のそれぞれのIN命令実行部32,42が実
行するようになっている。
【0016】レグ部品30及びCP部品40のIN命令
実行部32,42及びイベント実行部80は、インタフ
ェース100,モジュール結合装置50及びISM11
を解してSCP1(図示せず)と接続される。
【0017】レグ部品30の基本サービス実行部31
は、当該レグ部品30の制御対象である回線に対して以
下の処理を行う。 CP部品との間の信号の送受信 当該回線対応の信号制御部との間の信号の送受信 当該回線からモジュール出回線までの当該回線が収容
されているモジュール内のパス制御 前記処理に必要な各種分析処理 またIN命令実行部32は、IN制御メッセージに応じ
た適切な処理の実行と応答を行う。
【0018】CP部品40の基本サービス実行部41
は、当該CP部品40の制御対象であるリソースの分析
/制御,レグ部品30との間の信号の送受信を行い、I
N命令実行部42は、IN制御メッセージに応じた適切
な処理の実行と応答を行う。このように構成されたシス
テムの動作を説明すれば、以下のとおりである。 [point to point基本サービスの実行] (1)端末発呼と同時に、基本呼処理部70の信号制御
部71がSETUPを検出し、イベント処理部80に通
知する。 (2)イベント処理部80が発レグ部品30を起動す
る。 (3)発レグ部品30が、発信サービス分析,方路分
析,パス予約等の必要な呼処理(ATM交換機の場合)
を実行し、信号制御部71にCALL−PROCを通知
する。 (4)発レグ部品30がpoint to point
用CP部品40を起動する。 (5)次に、CP部品40が着レグ部品30を起動する
(着信要求)。 (6)着レグ部品30が基本呼処理部70を起動して必
要な呼処理を実行し、信号制御部71にSETUPを通
知する。 (7)以下、同様に発レグ部品,着レグ部品,CP部品
間の協調処理により基本サービスを実行する。
【0019】その他の基本サービスも同様である。 [INサービスの実行] (1)基本サービス実行時に、トリガチェックポイント
でトリガが検出されると(基本呼処理部70内にトリガ
分析プログラムが埋め込まれている)、基本サービスの
実行は停止され、基本呼処理部70は、必要なデータを
イベント処理部80経由でISM11に通知する。 (2)ISM11は、必要な呼情報を生成し、SCP1
にトリガ通知を行う。 (3)SCP1では、トリガに応じた適切なサービスを
選択し、SSP10内のレグ部品30またはCP部品4
0に対して呼制御命令(IN命令)を送出する。 (4)前記(3)の命令を受信したレグ部品30または
CP部品40は、IN命令実行部32,42により当該
命令に対応する呼処理を実行する。 (5)(4)の処理の実行終了後、該レグ部品30また
はCP部品40の基本サービス実行部31,41に処理
が引き継がれ基本サービスの処理が実行される。 (6)基本サービス実行中、前記(3)のIN命令のパ
ラメータとして指定されるイベントが検出されると、該
イベントはSCP1に通知され、基本サービスの実行は
中止される。 (7)SCP1では、実行INサービスのロジックに従
い、前記(6)で通知されたイベントに応じたIN命令
をSSP10内のレグ部品30またはCP部品40に対
して通知する。
【0020】以下、(4)〜(7)の繰り返しとなる。
次に、本発明を利用したINサービスの制御を「マルチ
パーティ短縮ダイヤル」の実行例により説明する。 〈マルチパーティ短縮ダイヤルサービスの概要〉本サー
ビスは、登録フェーズと実行フェーズに分かれる。登録
フェーズでは、会議のコントローラが予め、他の参加者
の電話番号を登録する。実行フェーズでは、コントロー
ラ(発信者)の特番のダイヤルにより登録済みの参加者
に着信がかかり、マルチパーティ接続が行われる。本例
では、3者の場合を例にとる。 〈レグ部品処理フロー〉レグ部品は、図3に示すような
レグ状態モデルに従った呼処理を実行する。
【0021】図では、発レグ状態モデルと着レグ状態モ
デルとを示している。先ず発レグ状態モデルの場合を例
にとって説明する。図中、□で囲ったものがサービス実
行中におけるトリガチェックポイントである。このトリ
ガチェックポイントに来ると、特定のサービスの契約が
なされているかどうかチェックする(トリガの検出)。
【0022】先ず最初は、初期状態にある(S1)。こ
の状態で、発呼要求があると(1)、レグ部品30は発
加入者の分析を行う(S2)。この分析結果により、発
呼非許可になると(10)、例外処理を行う(S0)。
分析結果により、発呼許容する場合には(2)、接続要
求情報入力を行う(S3)。情報入力中に、タイムアウ
トした場合には(11)、例外処理を行う。
【0023】接続要求入力が完了した場合には(3)、
次に発信サービスの分析を行う(S4)。分析の結果、
無効情報が含まれていた場合には(12)、例外処理を
行う。発信サービス分析が完了した場合には(4)、ル
ートを選択する(S5)。ルート選択ができなかった場
合には(13)、例外処理を行う。ルート選択が可能な
場合には(5)、発リソースを捕捉する(S6)。発リ
ソース捕捉不可の場合には(14)、例外処理を行う。
【0024】発リソースの捕捉が可能な場合には
(6)、レグの接続されるCPを捕捉する(S7)。C
Pが捕捉不可の場合には(15)、例外処理を行う。C
P捕捉可能な場合には(7)、CP接続処理を行う(S
8)。CP接続失敗の場合には(16)、例外処理を行
う。CP接続が完了した場合には(8)、通信を行う
(S9)。
【0025】次に、着レグ状態モデルについて説明す
る。はじめは、初期状態にある(S10)。ここで、着
信要求があると(19)、着加入者の分析を行う(S1
1)。分析の結果、着呼非許容の場合には(26)、例
外処理を行う(S20)。着呼許容の場合には(2
0)、着信サービス分析を行う(S12)。分析の結
果、無効情報が含まれていた場合には(27)、例外処
理を行う。着信サービス分析が完了した場合には(2
1)、ルートを選択する(S13)。
【0026】ルートの選択が不可の場合には(28)、
例外処理を行う。ルートの選択が可能な場合には(2
2)、着リソースを捕捉する(S14)。ビジー状態の
場合には(29)、例外処理を行う。着リソース捕捉可
能な場合には(23)、CP接続処理を行う(S1
5)。CP接続失敗の場合には(30)、例外処理を行
う。CP接続完了の場合には(24)、通信を行う(S
16)。
【0027】前記したレグ状態モデルは、基本サービス
実行時にSSP10において実行される呼処理をモデル
化したものである。図4,図5はレグ部品30の呼処理
フローを示す図で、信号フロー及びCP部品は2者接続
の場合を示している。図3に示した発レグ状態モデル及
び着レグ状態モデルと対応して示している。
【0028】〈N者基本接続サービスフロー〉マルチパ
ーティ短縮ダイヤルサービスは、基本2者接続サービス
と、以下のようなマルチパーティ基本接続サービス(本
例では3者基本接続)をベースに実行される。 (1)発信者(コントロールパーティ)が(N−1)人
以下の着信者の電話番号を一度に入力する。 (2)全ての着信者に一斉に着信をかけ、タイマを張
り、発信者にトーン送出用信号を送る。 (3)着信者に対して、会議サービスの着信通知用信号
を送出する。そして、全ての着信者から応答(CON
N)が返ったら、通信中状態にする(発信者を接続)。
通話中着信者は即時解放する。未応答着信者がある場合
には、タイムアウト後これを解放し、他の着信者のみ接
続する。 〈アナウンス装置制御〉アナウンス装置と加入者間のや
りとりは、end toendで行う。
【0029】図6はマルチパーティ短縮ダイヤル登録フ
ェーズのシーケンスを示す図である。以下の数字と図6
中の○の中の数字とは対応している。 (1)加入者2としての発信者が特番ダイヤルをする。 (2)モジュール20はトリガを検出する(発信サービ
ス完了)。 (3)モジュール20はleg0オブジェクト生成 (4)ISM11はビューを生成する。 (5)ISM11はSCP1にトリガ通知を行う。 (6)SCP1はサービス分析を行う。 (7)SCP1はSLPI(SCP1内に組み込まれた
サービスプログラムで図8の1aに相当)を起動する。 (8)SCP1はCONTメッセージ(基本サービス継
続命令)を送出する。 (9)モジュール20はレグオブジェクト処理を開始す
る。 (10)そして、CPインスタンスオブジェクトを生成
する。 (11)次に、モジュール20はCP捕捉可のイベント
通知を行う。 (12)SEND−TO−RESOURCEメッセージ
(ユーザへのアナウンス送出及びユーザからの情報収集
命令)を送出する。 (13)モジュール20は発信者とモジュール20の一
種であるアナウンス装置を接続する。ここで、アナウン
ス装置への接続は、CPオブジェクトがleg0オブジ
ェクトに接続処理を要求し(基本2者接続と同じ)、l
eg0オブジェクトが行う。 (14)アナウンス装置20はアナウンスを送出する
(ここでのアナウンスは入力手順の説明である)。 (15)発信者2は、アナウンスに従って着信者電話番
号を入力する。 (16)その後、入力完了信号をアナウンス装置20に
送出する。 (17)アナウンス装置20は、登録着信者確認のアナ
ウンスを送出する。 (18)発信者2は、登録着信者に間違いないことの確
認をアナウンス装置20に送出する。 (19)アナウンス装置20は、サービス終了通知のた
めのアナウンスを送出する。 (20)次に、アナウンス装置20は、CPに対してI
P処理(アナウンス&情報収集処理)終了通知を行う。 (21)発信者2は呼を切断する。ここで、(19)受
信後であれば、発信者2はいつ切断してもよい。 (22)モジュール20はleg0オブジェクトを解放
する。 (23)モジュール20は、着信者情報をSCP1に通
知する。 (24)SCP1は、着信者登録を行う。 (25)SCP1とSSP10通信の終了を判定する。 (26)ISM11はビューを解放する。 (27)モジュール20はCPオブジェクトを解放す
る。 ここで、(14)〜(20)は、端末と会議トランク間
でend to endの処理が行われている。
【0030】図7はマルチパーティ短縮ダイヤル実行フ
ェーズのシーケンスを示す図である。 (1)発信者2が特番ダイヤルを行う。 (2)モジュール20は、トリガを検出し、発信サービ
ス分析を完了する。 (3)モジュール20は、leg0オブジェクトを生成
する。 (4)ISM11は、ビューを生成する。 (5)そして、ISM11はSCP1にトリガ通知を行
う。 (6)SCP1はサービス分析を行う。 (7)次に、SCP1はSLPIを起動する。 (8)SCP1は、CONTメッセージを送出する。 (9)モジュール20は、leg0オブジェクト処理を
継続する。 (10)会議トランク20は、3者CPインスタンスオ
ブジェクトを生成する。 (11)他のモジュール20は、leg1オブジェクト
を生成する。 (12)更に他のモジュール20は、leg2オブジェ
クトを生成する。 (13)会議トランク(cpl)20と発信者間(le
g0)が接続される。 (14)会議トランク20と着信者1(leg1)間が
接続される。 (15)会議トランク20と着信者2(leg2)間が
接続される。
【0031】ここで、(9)〜(15)はレグ/CPオ
ブジェクト自律処理による会議接続である。つまり、発
信者と着信者1,2間の3者接続が行われる。本発明に
よれば、以下のような構成も可能である。即ち、レグ部
品30をモジュール構成型交換機10内の以下のモジュ
ールに配備することにより、複数のレグ部品の並列実行
を可能にすることができる。 レグ部品の制御対象である回線に接続される加入者が
モジュール構成型交換機10に収容されている場合、当
該回線が収容されているモジュール内に配備する。 それ以外の場合、当該加入者収容ノードへのモジュー
ル構成型交換機10からの出回線収容モジュール内に配
備する。
【0032】また、CP部品40をモジュール構成型交
換機10内の以下のモジュールに配備するようにするこ
ともできる。 接続形態固有のCPリソースが存在する場合、CPリ
ソースが収容されているモジュール内に配備する。 接続形態固有のCPリソースが存在しない場合、コン
トロールレグに対するレグ部品が収容されるモジュール
と同一モジュール内に配備する。
【0033】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よればレグ部品を汎用的な部品として実現できるため、
接続形態の多様化に対して柔軟にかつ容易に対応するこ
とができ、レグ制御の変更に伴う保守作業を少なくする
ことが可能になる。本発明は、モジュール構成型交換機
における呼処理に関して、レグ部品/CP部品間で最適
な機能配分を実現していると考えられ、この点から最大
限の保守作業の効率化が可能である。また、モジュール
構成型交換機の長所を生かした部品の配置方式により、
分散処理による高い処理効率が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の一実施例を示す構成ブロック図であ
る。
【図3】レグ状態モデルの動作説明図である。
【図4】レグ部品の呼処理フローを示す図である。
【図5】レグ部品の呼処理フローを示す図である。
【図6】マルチパーティ短縮ダイヤル登録フェーズのシ
ーケンスを示す図である。
【図7】マルチパーティ短縮ダイヤル実行フェーズのシ
ーケンスを示す図である。
【図8】従来システムの構成概念図である。
【図9】コールモデルの説明図である。
【符号の説明】
1 サービス制御ノード(SCP) 2 加入者 10 モジュール構成型IN制御用交換機(SSP) 11 IN状態管理モジュール(ISM) 20 モジュール 30 レグ部品 40 CP部品 50 モジュール接続装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 若本 雅晶 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加入者間をモジュール構成型のIN制御
    用交換機で接続するシステムにおいて、 前記IN制御用交換機(10)は、 レグ部品(30)とCP部品(40)から構成された複
    数のモジュール(20)と、 これらモジュール(20)間を接続するモジュール接続
    装置(50)と、 該モジュール接続装置(50)と接続され、外部のサー
    ビス制御ノード(1)とのインタフェースを行うIN状
    態管理モジュール(11)とで構成されることを特徴と
    するモジュール構成型交換機のIN用呼処理システム。
  2. 【請求項2】 前記レグ部品(30)は、基本サービス
    実行部(31)とIN命令実行部(32)とで構成さ
    れ、 前記CP部品(40)は、基本サービス実行部(41)
    とIN命令実行部(42)とで構成され、 基本サービスは、レグ部品(30),CP部品(40)
    のそれぞれの基本サービス実行部(31),(41)が
    協調動作することにより実行し、INサービスは、サー
    ビス制御ノード(1)からの命令をレグ部品(30),
    CP部品(40)のそれぞれのIN命令実行部(3
    2),(42)が実行するようにしたことを特徴とする
    請求項1記載のモジュール構成型交換機のIN用呼処理
    システム。
  3. 【請求項3】 レグ部品(30)の基本サービス実行部
    (31)は、当該レグ部品(30)の制御対象である回
    線に対して以下の処理を行い、 CP部品との間の信号の送受信 当該回線対応の信号制御部との間の信号の送受信 当該回線からモジュール出回線までの当該回線が収容
    されているモジュール内のパス制御 前記処理に必要な各種分析処理 IN命令実行部(32)は、IN制御メッセージに応じ
    た適切な処理の実行と応答を行うようにしたことを特徴
    とする請求項1記載のモジュール構成型交換機のIN用
    呼処理システム。
  4. 【請求項4】 CP部品(40)の基本サービス実行部
    (41)は、当該CP部品(40)の制御対象であるリ
    ソースの分析/制御,レグ部品(30)との間の信号の
    送受信を行い、 IN命令実行部(42)は、IN制御メッセージに応じ
    た適切な処理の実行と応答を行うようにしたことを特徴
    とする請求項1記載のモジュール構成型交換機のIN用
    呼処理システム。
  5. 【請求項5】 レグ部品(30)をモジュール構成型交
    換機(10)内の以下のモジュールに配備することによ
    り、複数のレグ部品の並列実行を可能にするようにした
    ことを特徴とする請求項1記載のモジュール構成型交換
    機のIN用呼処理システム。 レグ部品の制御対象である回線に接続される加入者が
    モジュール構成型交換機(10)に収容されている場
    合、当該回線が収容されているモジュール内に配備す
    る。 それ以外の場合、当該加入者収容交換機へのモジュー
    ル構成型交換機(10)からの出回線収容モジュール又
    は当該加入者収容交換機からモジュール構成型交換機
    (10)への入回線収容モジュール内に配備する。
  6. 【請求項6】 CP部品(40)をモジュール構成型交
    換機(10)内の以下のモジュールに配備するようにし
    たことを特徴とする請求項1記載のモジュール構成型交
    換機のIN用呼処理システム。 接続形態固有のCPリソースが存在する場合、CPリ
    ソースが収容されているモジュール内に配備する。 接続形態固有のCPリソースが存在しない場合、コン
    トロールレグに対するレグ部品が収容されるモジュール
    と同一モジュール内に配備する。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6507580B1 (en) 1997-01-24 2003-01-14 Nec Corporation Method of controlling a calling in distributed node exchange network, distributed node exchange and distributed node exchange network
JP2006191578A (ja) * 2004-12-30 2006-07-20 Lucent Technol Inc Voip端末を用いた会議通話のためのシステムおよび方法

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