JP2000516777A - 課金目的および/または通信ルーティング目的で希望の通信事業者に通信を割り当てる方法およびシステム - Google Patents
課金目的および/または通信ルーティング目的で希望の通信事業者に通信を割り当てる方法およびシステムInfo
- Publication number
- JP2000516777A JP2000516777A JP10507151A JP50715198A JP2000516777A JP 2000516777 A JP2000516777 A JP 2000516777A JP 10507151 A JP10507151 A JP 10507151A JP 50715198 A JP50715198 A JP 50715198A JP 2000516777 A JP2000516777 A JP 2000516777A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carrier
- code
- communication
- subscriber line
- subscriber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000004891 communication Methods 0.000 title claims abstract description 349
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 93
- 239000000969 carrier Substances 0.000 title description 33
- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 49
- 238000012508 change request Methods 0.000 claims description 48
- 230000008859 change Effects 0.000 claims description 34
- 230000003213 activating effect Effects 0.000 claims description 5
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 25
- 230000008569 process Effects 0.000 description 18
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 6
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 5
- 230000001934 delay Effects 0.000 description 5
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
- 101100256651 Homo sapiens SENP6 gene Proteins 0.000 description 3
- 101150038317 SSP1 gene Proteins 0.000 description 3
- 101100125020 Schizosaccharomyces pombe (strain 972 / ATCC 24843) pss1 gene Proteins 0.000 description 3
- 101100018019 Schizosaccharomyces pombe (strain 972 / ATCC 24843) ssc1 gene Proteins 0.000 description 3
- 102100023713 Sentrin-specific protease 6 Human genes 0.000 description 3
- 230000001413 cellular effect Effects 0.000 description 3
- 230000002860 competitive effect Effects 0.000 description 3
- 230000010365 information processing Effects 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N gold Chemical compound [Au] PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000010931 gold Substances 0.000 description 2
- 229910052737 gold Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 101710134389 Carboxy-terminal domain RNA polymerase II polypeptide A small phosphatase 2 Proteins 0.000 description 1
- UNPLRYRWJLTVAE-UHFFFAOYSA-N Cloperastine hydrochloride Chemical compound Cl.C1=CC(Cl)=CC=C1C(C=1C=CC=CC=1)OCCN1CCCCC1 UNPLRYRWJLTVAE-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 125000002066 L-histidyl group Chemical group [H]N1C([H])=NC(C([H])([H])[C@](C(=O)[*])([H])N([H])[H])=C1[H] 0.000 description 1
- 102100021588 Sterol carrier protein 2 Human genes 0.000 description 1
- 229910003460 diamond Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010432 diamond Substances 0.000 description 1
- 235000013399 edible fruits Nutrition 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 230000000737 periodic effect Effects 0.000 description 1
- 238000012018 process simulation test Methods 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
- 235000002020 sage Nutrition 0.000 description 1
- 238000012549 training Methods 0.000 description 1
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M15/00—Arrangements for metering, time-control or time indication ; Metering, charging or billing arrangements for voice wireline or wireless communications, e.g. VoIP
- H04M15/70—Administration or customization aspects; Counter-checking correct charges
- H04M15/745—Customizing according to wishes of subscriber, e.g. friends or family
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M15/00—Arrangements for metering, time-control or time indication ; Metering, charging or billing arrangements for voice wireline or wireless communications, e.g. VoIP
- H04M15/49—Connection to several service providers
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04Q—SELECTING
- H04Q3/00—Selecting arrangements
- H04Q3/0016—Arrangements providing connection between exchanges
- H04Q3/0029—Provisions for intelligent networking
- H04Q3/005—Personal communication services, e.g. provisions for portability of subscriber numbers
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04Q—SELECTING
- H04Q3/00—Selecting arrangements
- H04Q3/64—Distributing or queueing
- H04Q3/66—Traffic distributors
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M2215/00—Metering arrangements; Time controlling arrangements; Time indicating arrangements
- H04M2215/01—Details of billing arrangements
- H04M2215/0108—Customization according to wishes of subscriber, e.g. customer preferences, friends and family, selecting services or billing options, Personal Communication Systems [PCS]
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M2215/00—Metering arrangements; Time controlling arrangements; Time indicating arrangements
- H04M2215/46—Connection to several service providers
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M3/00—Automatic or semi-automatic exchanges
- H04M3/42—Systems providing special services or facilities to subscribers
- H04M3/4228—Systems providing special services or facilities to subscribers in networks
- H04M3/42297—Systems providing special services or facilities to subscribers in networks with number portability
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Meter Arrangements (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
加入者に同じディレクトリ番号を維持することを可能としながらも、前記加入者の長距離通信事業者またはローカル通信事業者を迅速に変更する方法とシステム(11)である。希望の通信事業者コードを臨時通信事業者データベース(42,43)中に入力し、前記加入者の回線(14a)上で発信する通信に対してインジケータが起動される。前記加入者回線(14a)上で発信する通信が続いて受信されると、前記記録通信事業者が加入者データベース(44)から検索され、前記希望通信事業者コードが前記臨時通信事業者データベース(42,43)から検索される。前記希望通信事業者コードが前記記録通信事業者コードと比較される。前記希望通信事業者コードが前記記録通信事業者コードと異なる場合、前記希望通信事業者コードを用いて、前記通信を前記希望通信事業者に割り当てる。この後で、前記加入者データベース(44)中の前記記録通信事業者コードは前記加入者の希望通信事業者コードで更新される。前記加入者記録通信事業者コードが前記希望通信事業者コードと同じであると判断されると、前記加入者回線に対する前記インジケータが取り除かれる。前記インジケータが取り除かれると、前記臨時通信事業者データベース(42,43)はもはや、前記加入者回線(14a)上で発信する通信を送る際に参照されることはなく、前記加入者の希望の通信事業者コードは前記臨時通信事業者データベース(42,43)から削除される。
Description
【発明の詳細な説明】
課金目的および/または通信ルーティング目的で
希望の通信事業者に通信を割り当てる方法およびシステム
技術分野
本発明は一般的には通信システムに関し、より具体的には課金目的および/ま
たは通信ルーティング(経路選択)目的で希望の通信事業者に通信を割り当てる
方法および装置に関する。
発明の背景
「我に自由を与えよ、しからずんば死を与えよ」とパトリック・ヘンリーは言
った。たいていの人は電話サービスに対してそれほど情熱的では無いとは言え、
希望の通信事業者を選択する能力を評価している。さまざまな長距離通信事業者
の中から選択する自由は近代の電話サービスの重要な側面となっている。事実、
長距離電話サービスは極めて競合的な産業である。複数の長距離通信事業者が、
広範囲にわたって宣伝しさまざまなコール計画と刺激を提供することによって加
入者を激烈に争い求めている。大規模なダイレクトメールおよびテレマーケティ
ングプログラムを用いて、電話サービス加入者に長距離通信事業者に切り替える
ように勧めている。数千の加入者が自分の長距離通信事業者を毎年変更している
のだから、このような努力は実に効果的に思える。多くの加入者が長距離通信事
業者を変更したこと、さらに何回も変更したことは間違いない。
加入者の長距離通信は一般的には、加入者の回線と電話ネットワークの間でゲ
ートウエイとして働く中央オフィススイッチ(交換機)内で、加入者が希望する
長距離通信事業者に割り当てられる。発呼者が加入者回線上の電話を取り上げて
ディレクトリ番号をダイアルすると、その加入者回線は、通信を、その加入者回
線をサービスする中央オフィススイッチに搬送する。この中央オフィススイッチ
は、発呼者がダイアルした数字を解釈して、その通信を、ダイアルされたディレ
クトリ番号と関連した電話などの端末局に送る。このようにして、中央オフィス
スイッチは加入者回線とローカル交換通信事業者のローカル交換ネットワークの
間でゲートウエイとして作動する。中央オフィススイッチはまた、加入者回線と
、複数の長距離通信事業者によって操作される長距離ネットワークとの間でもゲ
ートウエイとして作動する。
加入者回線上で発信する通信を加入者の希望する長距離通信事業者に割り当て
ることによって、これらの通信は、希望の長距離通信事業者によって操作される
長距離ネットワークを介して送られる。より具体的に言うと、中央オフィススイ
ッチが加入者回線上で発信する長距離通信を受信すると、中央オフィススイッチ
は、中央オフィススイッチに保持されているデータベースから加入者の長距離記
録通信事業者コードを受信する。中央オフィススイッチは、この加入者の長距離
記録通信事業者コードに対して、長距離記録通信事業者によって操作される長距
離ネットワークを介して通信を物理的に送ることによって応答する。加入者は通
常は、サービスを開始するときに長距離記録通信事業者を選択し、その長距離記
録通信事業者を長距離通信事業者変更要求によってときどき変更する。
中央オフィススイッチはまた、通信の課金記録を生成する。この課金記録には
、通信に係わる発信局のディレクトリ番号、端末局のディレクトリ番号および長
距離通信事業者コードが含まれる。中央オフィススイッチによって作成された課
金記録は、ローカルおよび長距離の電話料金を含む毎月の電話請求書を生成する
請求書発行システムに周期的にダウンロードされる。すると、ローカル交換通信
事業者が加入者の支払いを収集してその支払いの長距離部分を加入者の長距離通
信事業者に発送する。
加入者の長距離通信事業者は従来は、加入者の回線をサービスする中央オフィ
ススイッチに保持されている加入者データベース中の加入者の長距離通信事業者
コードを変更することによって変更される。しかし、中央オフィススイッチに対
するアクセスは、中央オフィススイッチが重要な請求の情報および通信ルーティ
ングの情報を包含しているので一般には制限される。事実、典型的な中央オフィ
ススイッチの加入者データベースは、中央オフィススイッチ上で特殊なプログラ
ムを実行させることによってしか変更できない。このプログラムを実行するには
、係員が中央オフィススイッチのところに物理的に存在することが必要である。
しかしながら、係員が常駐していない中央オフィススイッチも多い。したがって
、
加入者の長距離通信事業者コードを変更するには、サービス技師が中央オフィス
スイッチまで行って、加入者データベースを更新するに必要なプログラムを実行
しなければならない。
加入者の長距離通信事業者の変更などの加入者データベースの特定の変更をす
るにはしばしばかなりの時間がかかる。典型的なローカル交換通信事業者は複数
の中央オフィススイッチを操作して、長距離通信事業者の変更要求を、交換機間
通信事業者サービスセンターなどの中央位置で受信する。これらの長距離変更要
求は通常は、交換機間通信事業者サービスセンターでロギングされ、機械化され
た作業命令書が書かれる。結局は、サービス技師がその機械化された作業命令書
を取り上げて、加入者データベースを変更するに必要なデータをさまざまな中央
オフィススイッチに供給する。加入者の長距離通信事業者を変更するこのプロセ
スを完了するには通常は2日から5日ほど作業する必要がある。
加入者の長距離通信事業者を変更するに際しての遅延によって、新たに割り当
てられた長距離通信事業者がこの遅延期間中の収入を失うことになってしまう。
加入者もまた、新たに割り当てられた長距離通信事業者のサービスという恩典を
この遅延期間中に失うことになるが、これには奨励割引や他の恩典が含まれ得る
。毎年数千の消費者が自分の長距離通信事業者を変更しているので、長距離通信
事業者に対するこれらの遅延とその加入者に対する遅延が組み合わされてかなり
の影響となる。したがって、長距離通信を希望の長距離通信事業者により迅速に
割り当てて課金目的と通信のルーティング目的を達成する必要がある。
この必要性は、極めて競合的な長距離電話サービスマーケットには存在するが
、ローカル電話サービスが現在のところ単一プロバイダシステムのままであるた
めローカル電話サービスマーケットではその必要性が存在しない。しかしながら
、ローカル電話サービスマーケットでもまもなく競合が始まるだろうと予測され
ている。競合的なローカル電話サービスマーケットでは、たいていの加入者は、
引き続き、ただ一つのローカル交換ネットワークに接続されたままであろう。し
かしながら、ローカル交換通信事業者は、自分たちのローカル交換ネットワーク
に対する卸売りアクセスを販売し始めるであろうと予測されているので、競合が
起こるだろう。この卸売りアクセスによって、新しいエンティティ--転売サービ
ス
プロバイダーがローカル電話サービスマーケットに参入することを可能とするロ
ーカル電話サービス用の転売マーケットが生じるだろう。これらの転売サービス
プロバイダによって、個人の加入者には、ちょうど彼らが現在代替の長距離通信
事業者を有しているように、代替のローカル交換通信事業者が提供されるだろう
。
加入者は一般的に、もし結局のところ自分のディレクトリ番号も変更しなけれ
ばならないとしたら、自分自身のローカル交換通信事業者を変更することを躊躇
するかまたはまったくしたがらないと信じられている。別のローカル交換通信事
業者に切り替えても同じディレクトリ番号を保持することを加入者に可能とする
機能は「ローカル番号移植性」と呼ばれる。ローカル番号移植性は一般には、ロ
ーカル電話サービスマーケットにおける効果的な競合の重要な側面であると考え
られている。ローカル番号移植性は、加入者に選択可能な長距離通信事業者を提
供するために現在用いられている方法と類似の方法で提供できる。すなわち、各
加入者に対するローカル交換通信事業者コードは、適当な中央オフィススイッチ
における加入者データベース中に保管できる。このローカル交換通信事業者コー
ドは、通信に対して中央オフィススイッチが作成した課金記録に含むことができ
る。これらのローカル通信課金記録は請求システムに対して周期的にダウンロー
ドされ、次にこの請求システムは毎月の電話請求書を作成する。すると、ローカ
ル交換ネットワークのオペレータは加入者の支払いを収集し、加入者のローカル
通信事業者に対する支払いのローカル部分を発送する。
しかしながら、ローカル番号移植性を提供するこの方法には、選択可能な長距
離通信事業者を提供する際に経験される欠点と同じ欠点がある。すなわち、サー
ビス技師が一般にさまざまな中央オフィススイッチに出向いて変更しなければな
らないので、加入者のローカル交換通信事業者を変更するにはかなりの遅延が発
生してしまう。したがって、加入者に自分自身のディレクトリ番号を保持するこ
とを可能としながらも、転売サービスプロバイダにローカル通信を迅速に割り当
てるための方法とシステムが必要である。
総括すると、課金目的と通信ルーティング目的で希望の長距離通信事業者に長
距離通信を迅速に割り当てるための方法とシステムが必要である。さらに、課金
目的で転売サービスプロバイダにローカル通信を迅速に割り当てるための方法と
システムも必要である。特に、加入者に自分自身のディレクトリ番号を保持する
ことを可能としながらも、課金目的で転売サービスプロバイダに加入者のローカ
ル通信を迅速に割り当てるための方法とシステムを含むローカル番号移植性が必
要である。
発明の概要
本発明は、通信事業者変更要求に応答して加入者の長距離通信事業者またはロ
ーカル通信事業者を変更する方法とシステムを供給することによって上記の必要
性を満足するものである。従来の通信システムにおいては、通信事業者変更要求
を実現する際にかなりの遅延が発生する。通信事業者変更要求実現に際してのこ
の遅延によって、新たに割り当てられた長距離通信事業者がこの遅延中の収入を
失うことになる。加入者もまた、遅延期間中に、新たに割り当てられた長距離通
信事業者のサービスという恩典を失うが、これには奨励割引や他の恩典も含まれ
ることがある。本発明によって、加入者の長距離通信事業者またはローカル通信
事業者を迅速に変更して、通信事業者変更要求を実現する際のかなりの遅延を避
けるような方法とシステムが提供されれば、本発明の長所が生かされることにな
る。
一般的に言って、本発明は、インテリジェント・スイッチ通信ネットワークに
おいて、課金目的で、通信を希望する通信事業者に帰属させる方法を提供する。
本発明によれば、通信は加入者回線上で受信される。通信の受信に応答して、加
入者回線の記録通信事業者に関連するコードが得られる。加入者回線に関連する
希望する通信事業者コードがまた得られる。そして記録通信事業者コードが希望
する通信事業者コードと比較されて比較の結果が得られる。この比較結果は、希
望する通信事業者が記録通信事業者コードに関連する記録通信事業者と同じであ
るかまたは、希望する通信事業者が希望する通信事業者コードの通信事業者であ
るかを示す。その比較結果に基づいて、課金記録が生成されその通信を希望する
通信事業者に帰属させる。これらのステップが、加入者回線上で受信されるそれ
ぞれの通信に対して繰り返される。さらに、その通信は、希望する通信事業者に
関連する通信ネットワークを介して端末局に送られてもよい。
本発明の別の局面によれば、希望する通信事業者に通信を帰属させるために生
成課金記録を生成する必要の無い場合を除いて、前記の方法が実行されてもよい
。発明のこの態様によれば、通信は必然的に、希望する通信事業者に関連する通
信ネットワークを介して端末局に送られる。
本発明のもう一つの態様によれば、前記の方法は追加的なステップを加えて実
行されても良い。具体的には、通信事業者変更要求が受信される。通信事業者変
更要求は、加入者回線上の通信サービスに関して加入者の希望する通信事業者の
選択の変更を示す。加入者回線に関連する希望する通信事業者コードは臨時通信
事業者データベースに入る。希望する通信事業者コードは、希望する通信事業者
の加入者による選択に対応する。希望の通信事業者コードが臨時の通信事業者デ
ータベースに入ることに応答して、インジケータが加入者回線に関して起動され
る。インジケータが、加入者回線上の通信に応答して、臨時通信事業者データベ
ースの照会が要求されることを示す。つぎに、記録通信事業者コードが希望する
通信事業者コードに一致すれば、比較結果は同じコードであると判断される。こ
の同一コード結果に応答して、引続き受信された通信が、臨時通信事業者データ
ベースの照会なしに希望する通信事業者に帰属させられる。
本発明はまた、インテリジェント・スイッチ通信ネットワークにおいて、課金
目的のために加入者回線上の通信を希望する通信事業者に帰属させるためのシス
テムを提供する。このシステムは加入者回線に関連する希望する通信事業者コー
ドを含む臨時通信事業者データベースを含む。システムはまた、加入者回線上の
通信を受信するのに効果がある、臨時通信事業者データベースに機能的に接続し
たネットワーク要素を含む。ネットワーク要素は、加入者回線の記録通信事業者
コードおよび加入者回線に関連するインジケータを含む。インジケータは、加入
者回線上の通信の受信に応答して、比較結果のために希望する通信事業者コード
と記録通信事業者コードが比較されなければならないことを示す。ネットワーク
要素はまた、比較結果に基づく課金目的のために、通信を希望する通信事業者に
帰属させるためのアトリビュータを含む。システムはまた、臨時通信事業者デー
タベースおよび/またはネットワーク要素に機能的に接続したコンパレータを含
む。コンパレータは、比較結果のために希望する通信事業者コードと記録通信事
業者コードを比較するのに効果的である。その比較結果は同一の符合結果である
かまたは異なるコード結果である。記録通信事業者コードが希望する通信事業者
記号と同じ時は同一のコード結果である。同一コードの結果は、希望する通信事
業者が記録通信事業者コードに関連する記録通信事業者であることを示す。記録
通信事業者コードが希望する通信事業者コードと異なるときは、比較結果は異な
るコード結果である。異なるコード結果は、希望する通信事業者が希望する通信
事業者コードに関連する通信事業者であることを示す。コンパレータはまた、比
較結果をネットワーク要素に提供するのに有効である。さらに、ネットワーク要
素はまた、比較結果に基づき希望する通信事業者に関連する通信ネットワークを
介して通信を端末局まで送るのに効果的である。
したがって、課金目的および通信ルーティング目的で希望の長距離通信事業者
に長距離通信を割当てるための方法およびシステムを提供することが、本発明の
目的である。
課金目的でローカル通信を転売サービスプロバイダに割当てるための方法およ
びシステムを提供することが、本発明の別の目的である。
加入者がそのディレクトリ番号を保持したまま、課金目的で加入者のローカル
通信を転売サービスプロバイダに割当てるための方法およびシステムを含むロー
カル番号移植性を提供することが、本発明の別の目的である。
本発明が先行技術の欠点を改良し本発明の目的を達成することが、以下の好ま
しい実施態様の詳細な説明によって明らかとなるだろう。
図面の簡単な説明
図1は、本発明の第一の好ましい実施態様に関連して用いられるインテリジェ
ント・スイッチ通信ネットワークの機能ブロック図;
図2は、本発明の第二の好ましい実施態様に関連して用いられるインテリジェ
ント・スイッチ通信ネットワークの機能ブロック図;
図3は、加入者のローカル交換通信事業者または長距離通信事業者を変更する
ための方法を示す論理フロー図;
図4は、加入者の長距離通信事業者を変更するための好ましい方法を示す論理
フロー図;
図5は、加入者の長距離通信事業者を変更するのに関連する照会メッセージを
処理するための好ましい方法を示す論理フロー図;
図6は、加入者のローカル交換通信事業者を変更するための好ましい方法を示
す論理フロー図;
図7は、加入者のローカル交換通信事業者を変更するのに関連する照会メッセー
ジを処理するための好ましい方法を示す論理フロー図である。
好ましい実施態様の詳細な説明
図を見ると、いくつかの図にわたって同じ数字は同じ要素を表すが、本発明の
好ましい実施態様が添付図を参照しながら以下に示されるであろう。
一般に、図1は、本発明の第一の好ましい実施態様の動作環境を示し、そこで
は課金目的および通信ルーティング目的で長距離通信が希望の長距離通信事業者
に割当てられる。図2は、本発明の第二の好ましい実施態様の動作環境を示し、
そこでは課金目的でローカル通信が転売サービスプロバイダのような希望のロー
カル交換通信事業者に割当てられる。第二の好ましい実施態様はローカル番号移
植性を実行するための方法およびシステムを提供する。図3は、加入者のローカ
ル交換通信事業者または長距離通信事業者を変更するための一般的に記述されて
いる方法を示す。図4〜5に示される方法は、加入者の長距離通信事業者を変更
するための好ましい方法を提供するために図1で示された環境内における実行に
適応される。同様に、図6−7で示される方法は、加入者のローカル交換通信事
業者を変更するための好ましい方法を提供するために図2で示された環境内にお
ける実行に適応される。
好ましい実施態様の動作環境
図1は、本発明の第一の好ましい実施態様に関連して用いられるインテリジェ
ント・スイッチ通信ネットワークの機構的ブロック図である。図1は、典型的ロ
ーカル交換の最新式知的ネットワーク(AIN)11を含む公衆通信交換ネット
ワーク(PSTN)10の一部を示す。当業者にとって周知であるAIN11は
、
本発明の好ましい実施態様の動作環境である。AINは、Weisser、Jr
.との共有の米国特許第5,438,568号のなかに記述されており、その内
容を参照してここに組込む。
AIN11は大多数の中央オフィスのスイッチ(交換機)を含み、中央オフィ
ススイッチのいくつかがサービススイッチングポイント(SSP)を装備してい
る。代表的なSSPが発信スイッチSSP12aとして図1に見られる。SSP
(具体的には、クラス5中央オフィススイッチ)はローカル交換通信事業者によ
って用いられる典型的な電子中央スイッチのAIN構成要素である。用語「SS
P」および「スイッチ」はここでは互いに取換え可能なものとして用いられ、そ
れは音声チャネル回線を含む、音声チャネル回路を接続するための通信スイッチ
であると理解され、通常14のように示される。SSP12aは0.1以上のソ
フトウェアリリースのAINを備えていることが好ましい。
AIN11内のそれぞれのSSPは、多数の加入者回線のための発信スイッチ
として「サービスする」または働く。発信スイッチは典型的には、スイッチによ
ってサービスされる加入者回線に直接接続される。したがって、加入者回線をサ
ービスする発信スイッチは通常、加入者回線上に発信する通信を処理するための
AIN11の最初のネットワーク要素である。発信スイッチは加入者回線上に発
信する通信を受信し、さらに端末局と接続するための通信ルーティングのような
処理を実行する。例えば、SSP12aは加入者回線14a上の発信局16aか
ら通信を受信し、PSTN10のパケット交換プロトコルにしたがって端末局1
6cに接続するために通信を送る。通信ルーティングの詳細は当業者にとって周
知であり、ここではこれ以上述べられない。通信ルーティングのより詳細な情報
は、「ベルコア明細書TR−NWT−001284、AIN0.1のための交換
システムに特有の要件」に見られ、その内容を参照してここに組込む。
AIN11のスイッチは、通常図1の20で示される「トランク」として知ら
れる音声チャネル回線のネットワークによって相互に連絡される。トランクは、
音声チャネル通信を接続するために中央オフィススイッチを相互連絡する音声チ
ャネル回路である。用語「通信」はここでは、2つの末端装置間で交換されるす
べてのメッセージまたは通信を含むものとして用いられる。図1において、末端
装置は通常16で示される電話機によって表される。電話機が末端装置として示
されるが、当業者は、末端装置としては無線電話機、ファクシミリ、コンピュー
タおよびモデムなどのような他の通信装置を含んでもよいと理解する。
PSTN10内の端末装置のそれぞれにはディレクトリ番号が割当てられるの
が好ましい。用語「ディレクトリ番号」はここでは、発信局における発信者によ
ってダイアルまたは入力されそのディレクトリ番号に関連する端末局に達する、
通常理解される番号の意味と一致するように用いられる。典型的には7桁または
10桁の番号であるディレクトリ番号、は通常は「電話番号」のことであり、図
1の電話回線14cのような特定の電話回線に割当てることができる。図1は従
来の有線通信システムを示し、そこではそれぞれの加入者が、加入者回線14a
のような特定の加入者回線に連結されている、ということにまた注意すべきであ
る。簡略化のために、本発明の好ましい実施態様は図1によって示される従来の
有線通信システムの文脈のなかで記述される。しかしながら、本発明の代わりの
実施態様は、セルラーまたは他の無線通信システムに関連して働いてもよい、と
理解すべきである。
好ましい実施態様の以下の説明において、通信は発信局16aから端末局16
cに送られる。発信局16aから端末局16への通信のルーティングは、通信の
ためのルーティングパスの選択を含み、また呼出し送出、発呼者識別、およびプ
リペイドまたは借方カード通信サービスなどのような1つ以上の最新式ネットワ
ーク機能の実行を含んでもよい。実際、多岐にわたる最新式ネットワーク機能を
、AIN11を通じて現在得ることができる。しかしながら、これらの最新式ネ
ットワーク機能を提供する典型的なSSPの能力は、物理的および他の制約によ
って限定される。したがって、AIN11が、通常図1の22で示されるデータ
リンクのネットワークを介してSSPに機能的に接続する知的ネットワーク要素
のシステムを通じて、増大した情報処理能力を与える。
AIN11のこれらの知的ネットワーク要素は、ディジタルデータリンク22
のネットワークにわたって送信されるディジタルデータメッセージを介して、相
互におよびネットワークのSSPと通信することができる。SSPは、「トリガ
」を用いてこれらの知的ネットワーク要素と相互作用するように構成されてもよ
い。
一般に、トリガは、SSPがある動作をするときのインジケータとして働く。S
SPは、通信に関連するトリガを規定する所定の条件のセットを検知したとき、
ディジタルデータリンク22のネットワークにわたる送信のための適切なディジ
タルデータメッセージを生成するように、構成される。SSPはまた、ある動作
を行なうことをSSPに指示するディジタルデータリンク22のネットワークを
介して適切なネットワーク要素からのSSPのメッセージへの応答をSSPが受
信するまで、通信のルーティングを保留(すなわち、通信を保持)してもよい。
もしSSPがある長さの時間内に指示を受信しなければ、SSPは「タイムアウ
ト」して、通信のためのデフォルトのタスクを実行する。
トリガに応答してSSPによって生成されたメッセージは、「照会」メッセー
ジとして知られる。照会メッセージは「トランザクション」を開き、SSPは通
例、トランザクションが開いているあいだ通信を保持する。照会メッセージに対
する応答は「会話」メッセージまたは「応答」メッセージでもよい。会話メッセ
ージは、トランザクションが開いているあいだネットワーク要素間の両方向交換
を可能にする。「応答」メッセージは照会メッセージによって開かれたトランザ
クションを閉じ、端末局との接続のために保持された通信を送ることを、通常S
SPに指示する。トリガは典型的には、「更新」メッセージを介して別のネット
ワーク要素によってSSPにおいて起動または起動解除される。照会メッセージ
、会話メッセージ、応答メッセージおよび更新メッセージはAINプロトコルに
よって定義された標準タイプのメッセージである。AINプロトコルの詳細は当
業者にとって周知であり、ここではこれ以上説明されない。AINプロトコルに
ついての更なる情報については、ベルコア明細書TR−NWT−001284、
「AIN0.1のための交換システムに特有の要件」(上記参照)に見られる。
本発明の好ましい実施態様のためには、発信スイッチ12aはSSPであるこ
とが好ましい。しかしながら、AIN11はまた、非SSP中央オフィススイッ
チ(図示せず)を含んでもよい、ことに注意すべきである。非SSPスイッチは
初めに加入者回線上の通信を受信し、それを更なる処理のために、SSP12a
のような別のスイッチに渡してもよい、と評価される。同様に、セルラーまたは
無線ネットワークにおいては、移動体スイッチオフィスまたは受/送信機は初め
にセルラー電話機または無線装置からの通信を受信し、それを、さらなる処理の
ためにSSP12aのような別のネットワーク要素に送る。このようにして、A
IN11を通じて得られる最新式ネットワーク機能が、非SSPスイッチに直接
連結する無線装置および加入者回線に提供される。
AIN11内のそれぞれのスイッチはデータリンクを介してローカル信号変換
ポイント(STP)に接続される。この配置は、データリンク22aによってS
TP24に接続する発信スイッチ12aによって、図1に表される。STP24
は、SS7プロトコル内のルーティング情報に応答し、パケットをその行先に送
るようにプログラムされている、マルチポート、高速のパケットスイッチである
。
AIN11のインテリジェンスの多くは、SS7データリンク22cによって
STP24に接続されているSPC28によって表されるローカルサービスコン
トロールポイント(SCP)の大多数に常駐する。SCP28のようなSCPは
遠隔的にプログラム可能な知的ネットワーク要素である。SCP28は、0.1
以上のソフトウェアリリースのAINを備えていることが好ましい。当業者にと
って周知のように、SCPは比較的強力な故障許容コンピュータによって物理的
に実現される。SCPによって遂行される機能の中には、加入者に最新式ネット
ワークの機能を提供するネットワークデータベースの保守がある。
AIN11内での最新式ネットワーク機能を実行するための追加的な装置が、
地域STP32、地域SCP34、およびサービスマネジメントシステム(SM
S)40によって与えられる。AIN11を通じて割当てられるローカルSCP
の大部分を表す地域SCP34およびローカルSCP28の両方は、それぞれの
データリンク22gおよび22hを介してSMS40に接続する。
SMS40は、調整情報処理スキームがAIN11のために実行されるように
AIN11の様々なSCPを遠隔的にプログラムするための集中プラットフォー
ムを提供する。SMS40は、大きな汎用コンピュータおよびインターフェース
によってローカル交換通信事業者および相互交換通信事業者のビジネスオフィス
に実現される。加入者がAINサービスの総体をセットアップまたは変更すると
き、SMS40は情報をSCP28および34のデータベースにダウンロードす
る。同様にSMS40は、提供されるサービスにたいして加入者に送り状を適切
に送付するために必要な請求システムに、請求情報を、非リアルタイムベースで
、ダウンロードする。
こうしてAIN11は加入者に最新式ネットワーク機能の選択可能メニューを
提供する。これらの最新式ネットワーク機能は典型的にはサービス毎に、または
呼出しプランとして知られるサービス群の形で販売される。各加入者は最新式ネ
ットワークのセットか、または加入者の必要性を満たす呼出しプランを選択でき
る。さらに、それぞれの加入者は一般に、大多数の長距離最新式ネットワーク機
能の中から選択するとともに、大多数のローカル最新式ネットワーク機能の中か
らも選択できる。加入者のローカル交換通信事業者は、ローカルおよび長距離サ
ービスの両方の課金記録を保持するために、および個々の加入者に統一した請求
計算書を提供するために、一般に応答可能である。
請求システム46はこれらの請求計算書を提供する。情報はSMS40から請
求システム46にダウンロードされてもよいし、請求計算書の準備の場合にはそ
の逆でもよい。請求システム46のような、通信サービスプロバイダの請求シス
テムの働きは当業者にとって周知であり、ここではこれ以上述べない。
請求システム46は一般に、各々の加入者への課金記録を1通信毎に要求する
と理解される。個々の加入者に対するこれらの通信毎の課金記録は典型的に、当
業者にとって周知のように、加入者回線をサービスする発信スイッチによって生
成される。例えば、SSP12aは、加入者回線14a上に発信する通信にたい
して通信毎の課金記録を作る。これらの課金記録のそれぞれは、加入者のディレ
クトリ番号、端末局ディレクトリ番号、および加入者回線上の発信局と端末局間
の接続時間を含むことが好ましい。加入者回線に対するSSP12aによって作
られる通信毎の課金記録は、非リアルタイムベースで請求システム46に周期的
にダウンロードされる。請求システム46は様々な課金記録によって表される通
信にたいしてそのコストを計算し、加入者に送付される請求計算書を準備する。
加入者に長距離通信サービスを提供するには現在、加入者回線上に発信する長
距離通信のそれぞれが特定の長距離通信事業者に割当てられる必要がある。図1
を参照して、それぞれの長距離通信事業者は、18nを介した長距離ネットワー
ク18aによって表されるように、物理的に異なった長距離ネットワークに作動
する。SSP12aのような発信スイッチは、加入者回線上で受信された通信を
、18n経由のいかなる長距離ネットワーク18aをも通って選択的にルーティ
ングしてもよい。例えばSSP12aは、加入者回線14a上に発信して長距離
通信を、加入者によって選択された長距離通信事業者によって作動させられた長
距離ネットワークを通って送るようにプログラムしてもよい。
しかしながら、それぞれの長距離通信事業者によって操作されるネットワーク
の装置は、図1に見られるように、物理的に異なっていなくてもよい、というこ
とを理解すべきである。実際、様々な長距離通信事業者によって作動されるネッ
トワークは典型的には、通常の装置を共有し、PSTN10全体を通じて様々な
ネットワーク要素において相互接続している。さらに、1つ以上の実態がPST
N10内の特定のネットワーク要素にアクセスする権利を持つことができる。P
STN10のこれらの特質からみて、本発明の好ましい動作実施態様は、図1に
示される比較的単純な構成に限定されない。むしろ図1は、本発明の好ましい実
施態様を示すのに十分なPSTN10の実証例の一部を示している。他の末端装
置を補助するためのSSP、非SSPおよびMTSOスイッチを含む多くの他の
ネットワーク要素および相互接続は図1に示されてはいないが、本発明に用いる
のに相応しいことが理解されるだろう。
第1の好ましい実施態様の説明
加入者が希望の通信事業者を選択できるシステムを実現するには、「通信事業
者コード」として知られているコードを加入者回線上で発信する各通信と関連付
ける。この通信事業者は、通信事業者コードと関連するネットワーク上に通信を
送るために使用されるが、これを課金プロセスの一部として用いて、通信をその
ネットワークに帰属させるようにしてもよい。一般的にいって、本発明は、通信
のルーティングおよび/または課金への帰属付けが「新しい」希望の通信事業者
に対してより迅速に変更されるように加入者が自分自身の希望の通信事業者を変
更するときに、この通信事業者コードを迅速に変更する方法とシステムを提供す
る。
図1に本発明の第1の好ましい実施態様の動作環境を示すが、この中では、長
距離通信は、課金目的および/または通信ルーティング目的で希望の長距離通信
事業者に割り当てられる。SSP 12aによってサービスされる各加入者回線
に対する長距離記録通信事業者コードは、SSP 12aのところに保管されて
いる加入者データベース44中に含まれている。当業者には理解されるように、
加入者データベースは、発信SSP以外のSSPのところに保管してもよいし、
別のネットワーク要素に保管してもよいし、知的ペリフェラルのところに保管し
てもよく、発信SSPによって問い合わせられても良い。加入者回線に対する長
距離記録通信事業者を参照することによって、加入者回線14aなどの加入者回
線上で発信する通信が、課金目的および/通信ルーティング目的で、コードと関
連する長距離通信事業者に割り当てられる。通信を通信事業者に割り当てる作業
には、通信を通信事業者に帰属させる課金記録を作成する作業が含まれることが
好ましいが、通信を通信事業者と関連するネットワークやネットワーク要素を介
して物理的に送る作業を含んでもよいが、必要ではない。
例えは、SSP12aのところに保管されている加入者データベース44は、
加入者回線14aに対する長距離記録通信事業者を含む。この例では、加入者は
その長距離通信事業者としてDesai通信に加入していると仮定する。したが
って、加入者データベースは、加入者の回線に対する長距離記録通信事業者とし
て“Desai”を含んでいる。SSP12aが加入者回線14a上で発信する
長距離通信を受信すると、SSP12a墓入社データベース44から加入者回線
14aの長距離記録通信事業者コード(Desai)を検索し、加入者回線14
aの長距離通信事業者コードによって識別される長距離ネットワーク18aから
18の内の特定の1つ(Desai通信)を介して端末局16cに通信を送る。
SSP12aはまた、長距離記録通信事業者コードを通信に対して作成された課
金記録中に包含させることによって通信を適当な長距離通信事業者(Desai
)に帰属させる。請求システム46はこの課金記録を用いて、すでに述べたよう
に、通信に対する料金を含む送り状を発生させ、これによって適切な金額が加入
者から収集されて、長距離通信事業者に送出されるようにする。
これらの説明から、加入者回線14aに対する長距離通信事業者は、SSP1
2aのところの加入者データベース44内の加入者回線14aに対する長距離記
録通信事業者コードを変更することによって変更可能であることが理解されよう
。例えば、加入者は長距離サービスに対する自分自身の申し込みをDesai通
信からChan通信に変更し得る。このようにして、長距離記録通信事業者コー
ドは、加入者の長距離通信のルーティングおよび/または課金に対する帰属を変
更するためには”Desai”から”Chan”に変更しなければならない。こ
の変更は迅速には実行できないが、その理由は、SSP12a(または加入者デ
ータベースを保管している他の要素または知的ペリフェラル)などの中央委オフ
ィススイッチに対するアクセスが一般には制限されているからである。本発明は
、ネットワーク要素を用いて、長距離通信事業者変更要求を迅速に実現すること
によってこの問題を提起する。本好ましい実施態様の説明には、本発明を実現す
るために用いられるネットワーク要素としてのSSP、SCPおよびSMSに対
する参照が含まれる。当業者には、サービスノードなどの他のネットワーク要素
または、データベースを含むペリフェラルなどの知的ペリフェラルを代わりに用
いたり、または、適切な機能性および接続を含む限り本好ましい実施態様に関連
して参照された要素と組み合わせて用いてもよい。
図1に示す本発明の1つの好ましい実施態様は、SCP28を用いて加入者の
長距離通信事業者を迅速に変更するシステムを提供する。AIN11に対する長
距離通信事業者変更要求は一般的には中央位置で受信されるが、SMS40を収
納しているサービス管理センターで受信するのが好ましい。SMS40は、SC
P28を含むAIN11のすべてのSCPを遠隔からプログラムすることができ
る。SMS40は、中央位置になって、さまざまなSCPを用いて長距離通信事
業者変更要求を実現すれば有利である。しかしながら、SSP12aはすでに、
加入者回線上で発信する長距離通信を加入者が選択した長距離通信事業者に割り
当てるための加入者データベース44を含んでいる。しかしながら、SSP12
aはSMS40から遠隔地からはプログラムできない。
長距離通信事業者変更要求を迅速に実行する1つの方式は、加入者データベー
ス44全体を、SCP28または自分自身が遠隔プログラムする地元の別のネッ
トワーク要素に再配置することである。しかしながら、この方式は情報処理能力
を浪費および/またはアイドリングさせる。その上、加入者データベース44全
体をSCP28または別のネットワーク要素内に配置するには、SSP12aと
SCP28または、SSP12aによって送られる各長距離通信に対する別のネ
ットワーク要素との間にデータリンク通信を設立する必要がある。したがって、
この方式はSSP12aとSCP28または別のネットワーク要素とに間におけ
るデータリンク通信の数を増大させることになる。
本発明の本好ましい実施態様は、加入者データベース44をSCP28または
別のネットワーク要素中に配置することに関連するこれらの落とし穴を避ける。
これらの落とし穴を避けるためには、加入者の希望の長距離通信事業者コードは
最初に、SCP28などのネットワーク要素中の臨時の長距離通信事業者データ
ベース中に入力される。SCP28はSSP12aに加入者の希望の長距離通信
事業者コードを臨時期間中だけに提供する。この臨時期間は、加入者からの変更
要求が受信され、希望の長距離通信事業者コードが臨時長距離通信事業者データ
ベース中に入力された後で始まる。この臨時期間は、長距離通信事業者変更要求
がSSP12aのところの加入者データベース44中にプログラムされると終了
する。長距離通信事業者変更要求がSSP12aのところの加入者データベース
44中にプログラムされると、臨時長距離通信事業者データベース42はもはや
、加入者回線14a上で発信する通信を送る経過中で参照されることはない。次
に、加入者の希望する長距離通信事業者コードは、SCP28のところの臨時長
距離通信事業者データベース42から削除される。この例を再度参照すると、加
入者が希望する長距離通信事業者としてChan通信に対する自身の申し込みを
変更すると、希望される長距離通信事業者コードとしての”Chan”は加入者
回線と関連する臨時長距離通信事業者データベース中に入力される。この入力が
、臨時長距離通信事業者データベースが加入者回線上の長距離通信に関して問い
合わせられる臨時期間の始まりである。以下に説明するように、コード”Cha
n”はこの後で以前の”Desai”コードの代わりに加入者データベース中に
入力される。”Chan”コードを加入者データベース中にこのように書き込む
ことが臨時期間の終了であり、臨時長距離通信事業者データベースはもはや、加
入者回線上での長距離通信に関して問い合わせられることはない。
SCP28などのネットワーク要素を用いてSSP12aに希望の長距離通信
事業者コードを提供すると、長距離通信事業者コード変更要求が迅速に実行でき
て有利である。変更要求は、SSP12aが遠隔プログラム不可能であるのに対
してSCP28などのネットワーク要素が遠隔プログラム可能であるので、迅速
に実行される。その上、典型的なAIN11をこのように作動させると、SSP
12aによって送られる長距離通信のほんの少しの部分だけが、ローカル交換通
信事業者によって受信されてはいるが、SSP12aのところの加入者データベ
ース中にはまだプログラムされていない長距離通信事業者コード変更要求を含む
だけである。したがって、SCP28などのネットワーク要素を用いてSSP1
2aに希望の長距離通信事業者コードを臨時にしか提供しないことによって、長
距離通信事業者コード変更要求を実行するに必要とされる情報処理の量を最小化
できる。SCP28などのネットワーク要素を用いてSSP12aに希望の長距
離通信事業者コードを臨時にしか提供しないことによってまた、長距離通信事業
者コード変更要求を実行するに必要とされるネットワーク要素とSSP12a間
におけるデータリンクのトラフィックの量が最小化される。
本発明のある実施態様によれば、加入者回線14aに対する長距離通信事業者
コード変更要求は次のように処理するのが好ましい:加入者の希望の長距離通信
事業者を示す長距離通信事業者コード変更要求が、通常は希望の長距離通信事業
者からSMS40によって受信される。例えば、Desai通信からChan通
信への変更要求が受信される。この時点でChan通信は希望の長距離通信事業
者であると考えられる。SMS40のところにいる係員は、加入者の希望する長
距離通信事業者対応する希望の長距離通信事業者コードをSCP28のところの
臨時長距離通信事業者データベース42中に入力する。たとえば、”Chan”
は臨時長距離通信事業者のデータベースに入力される。SCP28は更新メッセ
ージをSSP12aに送信して、加入者回線12aに対するトリガを起動する。
このトリガは、加入者回線上で受信された長距離通信に関してSSP12aが長
距離通信事業者データベースに問合せていることを示すインジケータとして働く
。次にSSP12aが加入者回線14a上で発信する長距離通信を受信すると、
SSP12aはその通信を保持し、加入者データベース44から加入者回線14
aに対する長距離記録通信事業者コードを受信する。我々の例を参照すると、S
S
Pは”Desai”を加入者回線に対する長距離記録通信事業者コードとして検
索する。このコードは、加入者の長距離記録通信事業者コードに関してまだ加入
者データベースがまったく変化していないので”Desai”である。SSP1
2aは照会メッセージメッセージ中にある加入者回線14aに対する長距離記録
通信事業者コードを含み、この照会メッセージをSCP28に送信する。
SCP28はこの照会メッセージに応答して、臨時長距離通信事業者データベ
ース42から加入者回線14aに対する希望の長距離通信事業者コードを検索す
る。この例では、SCPは”Chan”を希望の長距離通信事業者コードとして
検索する。次に、SCPは長距離記録通信事業者コードを希望の長距離通信事業
者コードを比較する。この場合、加入者の希望の長距離通信事業者コードは、加
入者が変更要求をしたので最近に臨時長距離通信事業者データベース中に入力さ
れたものである。この例を参照すると、SCPは”Desai”を”Chan”
と比較する。SCP28は、長距離記録通信事業者コードが希望の長距離通信事
業者コードとは異なると判断する。SCP28は希望の長距離通信事業者コード
を応答メッセージ中に包含して、その応答メッセージをSSP12aに送信する
。この応答メッセージを受信すると、SSP12aは、希望の長距離通信事業者
によって操作される長距離通信事業者ネットワークを介して送ることによって通
信を希望の長距離通信事業者に割り当てる。この例を参照すると、SSP12a
は通信をChan通信を介して送る。SSP12aはまた、希望の長距離通信事
業者コードを通信に対する課金記録中に包含させることによってその通信を希望
の長距離通信事業者に帰属させれば有利である。今説明したこのプロセスは、以
前に参照された臨時期間中において加入者回線14a上で次いで受信された長距
離通信の1つ1つに対して発生する。このプロセスは、加入者回線14aに対す
るトリガが起動解除されるまで、このような通信1つ1つに対して繰り返される
のが好ましい。
次に、インジケータを除去(トリガを起動解除)して、加入者回線上で受信さ
れた長距離通信に関してSSPが臨時長距離通信事業者データベースに問合せな
いようにする仕方について説明する。SMS40での係員が加入者14aに対す
る希望の長距離通信事業者コードをSCP28のところの臨時長距離データベー
ス42中に入力してしはらくすると、サービス技師が加入者回線14aに対する
希望の長距離通信事業者コードをSSP12aのところの加入者データベース4
4中に入力する。言い換えれば、サービス技師が入力を完了すると、最新の変更
要求に対応する希望の長距離通信事業者コードが長距離記録通信事業者コードに
なる。例えば、サービス技師が”Chan”コードを加入者データベースに入力
する。このように、長距離記録通信事業者コードとして”Chan”コードは”
Desai”コードの代わりに採用される。
この例を続けると、加入者回線14aに対する希望の長距離通信事業者コード
がSSP12aのところの加入者データベース中に入力した後で、次いでSSP
12aが加入者回線14a上で発信する第1の長距離通信を受信する。臨時長距
離通信事業者データベース問合せることを示すSSPに対するインジケータはい
まだ本来の位置にあって、加入者回線14aに対するトリガはまだ起動解除され
ていない。したがって、この通信が受信されたときはトリガはまだアクティブで
ある。したがって、SSP12aはその通信を保持し、加入者データベース44
から加入者回線14aに対する長距離記録通信事業者コードを検索する。注記し
たように、サービス技師が入力したら、長距離記録通信事業者コードはこの時点
では、最新の変更要求に対応する通信事業者コード、すなわち”Chan”コー
ドである。SSP12aは照会メッセージ中に長距離記録通信事業者コードを包
含して、その照会メッセージをSCP28に送信する。
SCP28はこの照会メッセージに応答して、臨時長距離通信事業者データベ
ース42から加入者回線14aに対する希望の長距離通信事業者コードを検索す
る。この例では、SCPは希望の長距離コードとして”Chan”を検索する。
SCP28は、加入者回線14aに対する長距離記録通信事業者コードを加入者
回線14aに対する希望の長距離通信事業者コードと比較する。SCP28は、
長距離記録通信事業者コードとしての”Chan”を希望の長距離通信事業者コ
ードとしての”Chan”と比較する。加入者回線14aに対する希望の長距離
通信事業者コードが加入者データベース44と臨時長距離通信事業者データベー
ス42の双方中に入力されるに連れて、SCP28は長距離記録通信事業者コー
ドが希望の長距離通信事業者コードと同じであることを判断する。言い換えれば
、
”Chan”は”Chan”と同じである。SCP28はこの判断に対して、応
答メッセージをSSP12aに送って、すでに述べたように、希望の長距離通信
事業者に通信を割り当てるようにSSP12aに命令する。
SCP28はまた、長距離記録通信事業者コードが希望の長距離通信事業者コ
ードと同じであるという判断に応答して、インジケータを除去し、これによって
、加入者回線上で受信された長距離通信に関してSSPが臨時長距離データベー
スと問合せないようにする。SCPは、第2の更新メッセージをSSP12aに
送信して、加入者回線14aに対するトリガを起動解除することによってインジ
ケータを除去する。加入者回線14aに対するトリガを起動解除することによっ
て、SSP12aは、本発明とは無関係な理由によって保持する場合は別として
、通信を保持することなく、加入者回線14a上で発信する後続の通信を送る。
加入者回線14aに対するトリガを起動解除する第2の更新メッセージはこのよ
うにして、SCP28とSSP12aとの間の両方向トランザクションは、加入
者回線14a上で発信する後続の通信がSSP12aによって送られる以前にお
いては、本発明に関しては必要ないことを示す。SCP28は、応答メッセージ
の後でこの更新メッセージを送信して、通信ルーティングの際の遅延を最小化し
、したがって、SCP28が照会メッセージに応答する間にSSPがタイムアウ
トする可能性を最小化する。加入者回線14aに対する希望の長距離通信事業者
コードはまた、SCP28のところの臨時長距離通信事業者データベースから削
除されることがある。
本発明の本好ましい実施態様は、すでに述べたように、AINプロトコルでの
標準タイプのメッセージである更新メッセージ、照会メッセージおよび応答メッ
セージを用いて実現されることに注意されたい。AIN11内の各SSPおよび
SCPは、デバイスのメーカやモデルとは無関係に、事前決定された仕方でこれ
らのメッセージに応答する。AINプロトコル内の標準のメッセージを用いて本
発明の好ましい実施態様を実現すれば、様々なメーカやモデルのSSPやSCP
を用いる長距離通信事業者変更要求を迅速に実現する手順を標準化することがで
きる。
第1の好ましい実施態様の追加特徴
上述の手順は、加入者回線14a上で通信を発信する発呼者に個々の通信毎に
希望の長距離通信事業者コードを与えることを可能とする手順と関連して実現し
てもよい。加入者回線14a上で発信する電話呼などの通信は、加入者回線14
a上の発信局16aで動作中の発呼者によって入力されたルーティング命令を含
むダイアルされた数字を含むことが好ましい。これらのルーティング命令は一般
的には、端末局16cに対するディレクトリ番号を含む。ダイアルされた数字は
さらに、当業者には周知なように、発呼者が現時点の通信に対して用いたい有効
な長距離通信事業者コードを含む事前定義されたコードを含む。この場合、ダイ
アルされた長距離通信事業者コードは希望の長距離通信事業者コードとして用い
られ、これによって、ダイアルされた長距離通信事業者コードによって識別され
た長距離通信事業者に対して通信を割り当てる。
再度我々の例を参照すると、”Desai”が加入者データベース44中の加
入者回線14aに対する記録通信事業者であり、”Chan”が臨時長距離通信
事業者データベース42内の加入者回線14aに対する希望の通信事業者コード
であると仮定されている。第1の好ましい実施態様のこの追加特徴によって、加
入者回線14a上で通信を発信する発呼者は、その特定の通信に対する、Des
ai通信またはChan通信以外の通信事業者であり得る希望の長距離通信事業
者を選択できる。例えば、発呼者が”Ace Telco”によって操作される
ネットワークを介して通信が送られることを望むと仮定する。発呼者は、通信を
発信するために発呼者が入力したダイアル済み数字中のAce Telcoと関
連する、”ACE”などの事前定義された通信事業者コードを含むことがある。
”*XX”などのトリガ用コードもまた、ダイアル済み数字が通信に対する事前
定義された通信事業者コードを含むことを示すために必要とされることがある。
したがって、発呼者は、”*XX−ACE−ZZZ−ZZZ−ZZZ”(ここで
、”ZZZ−ZZZ−ZZZ”は希望の終端装置と関連したディレクトリ番号で
ある)をダイアルすることによって追加特徴を可能とする。これに応答して、”
ACE”が通信に対する希望の通信事業者コードとして用いられ、これによって
、Ace Telcoによって操作される長距離ネットワークを介して通信が送
ら
れる。その上、SSP12aは、通信事業者コード”ACE”を課金記録中に包含
して、通信を課金目的でAce Telcoに帰属されてもよい。したがって、
第1の好ましい実施態様と関連して上述された方法のステップは、第1の好まし
い実施態様に関しては実行されない。
第2の実施態様の説明
図2に、本発明の別の好ましい実施態様の動作環境を示すが、ここでは、ロー
カル通信は、課金目的で、転売サービスなどの希望のローカル交換通信事業者に
割り当てられる。この実施態様では、SCP28などのネットワーク要素を用い
て、加入者に同じディレクトリ番号を保持することを可能としながらも、加入者
のローカル交換通信事業者を迅速に変更する。すなわち、加入者のローカル交換
通信事業者は、加入者のディレクトリ番号をも変更することなく変更できる。し
たがって、図2に示す本発明の好ましい実施態様はローカル番号の移植性を実現
する目的にも適用できる。
図1を参照して上述した加入者の長距離通信事業者を変更するこの好ましい方
法を用いて、加入者のローカル交換通信事業者をほんの少しの修正によって変更
することが可能である。第1に、加入者回線14aに対するローカル記録通信事
業者コードは、SSP12aまたは他の適当な要素に保管されている加入者デー
タベース44中に包含される。第2に、遠隔プログラム可能な臨時ローカル交換
データベース43は、SCP28または他の適当な要素に保管されている。臨時
ローカル交換データベース43および臨時長距離データベース42を1つの臨時
通信事業者データベースに結合できることが理解されよう。第3に、SSP12
aは、加入者回線14a上で発信する通信を送る際に経由する希望のローカル通
信事業者と関連した特定のネットワークやネットワーク要素を選択する必要はな
い。そのかわりに、すべてのローカル交換通信事業者が同じローカル交換ネット
ワーク17を利用し、これによって、通信は、SSP12aによって作成された
課金記録を介して希望のローカル交換通信事業者に割り当てられる。言い換えれ
ば、ローカル交換ネットワーク17は、ローカル交換ネットワークのオペレータ
によってしか物理的にアクセスされない専用のネットワークとしてとどまる。ロ
ーカル交換ネットワークに対する物理的アクセスが専用のままとどまるとはいえ
、ローカル交換ネットワークのオペレータによって保管される課金記録によって
、ローカル通信を転売サービスプロバイダなどのさまざまなローカル交換通信事
業者に割り当てることができる。
第2の好ましい実施態様の追加特徴
上述の第2の好ましい実施態様は、ローカル交換ネットワーク17内の特定の
ネットワーク要素を介して通信をルーティングできるようにする手順と関連して
実現してもよい。具体的には、ローカル番号移植性を含むローカル交換ネットワ
ークにおいては、中央オフィススイッチは、加入者の希望のローカル通信事業者
コードに基づいてローカル交換ネットワーク17を介して特定の通信経路を選択
してもよい。例えば、SSP12aは、加入者回線14a上で発信する通信をロ
ーカル交換ネットワーク17を介して、希望のローカル通信事業者によって操作
される、または希望のローカル通信事業者と関連して最新式のネットワーク機能
を実現するようにプログラムされた特定の知的プラットフォームにルーティング
してもよい。このようにして、希望のローカル通信事業者は、加入者に、通信送
出、音声メール、借り方課金サービスなどの最新式のネットワーク機能を提供し
得る。
その上、第2の好ましい実施態様に対して上述された手順は、発呼者に1つ1
つの通信毎に希望の長距離通信事業者コードを提供することを可能とする手順と
関連して実現し得る。発呼者に通信毎に希望の長距離通信事業者コードを与える
ことを可能とするこれらの手順は、第1の好ましい実施態様の追加特徴に関連し
てすでに述べた手順と実質的に同じである。
加入者の希望の通信事業者を変更するための好ましい方法の説明
図3は、加入者のローカル交換通信事業者または長距離通信事業者を変更する
好ましい方法を示す論理フロー図である。図1に示すようなAIN環境内で加入
者の長距離通信事業者を変更する好ましい方法のより具体的な説明を、図4と5
を参照して以下に示す。同様に、図2に示すようなAIN環境内で加入者のロー
カル交換通信事業者を変更する好ましい方法のより具体的な説明を図6と7を参
照して以下に示す。
図3を参照すると、加入者の記録通信事業者を示す記録通信事業者コードが、
図3に示すプロセスに先立って加入者データベース中に包含されることが理解さ
れよう。記録通信事業者コードは通常は、加入者に関連する通信を加入者の記録
通信事業者に割り当てるために用いられる。加入者は、加入者の発信装置をサー
ビスする各個別の回線に対して別々の通信事業者を選択してもよい。その上、各
回線に対して、加入者は、別のネットワークを介して送られる各タイプの通信に
対して別々の記録通信事業者を選択してもよい。例えば、加入者はローカル通信
に対してローカル記録通信事業者を、長距離通信に対して長距離記録通信事業者
を、データ通信に対してデータネットワーク記録通信事業者を選択するといった
具合にしてもよい。また、2つ以上の通信事業者コードが同じ通信事業者を意味
するようにしてもよいことに注意されたい。以下では、ローカルと長距離の通信
サービスをのみ参照することにする。しかしながら、本発明はまた、課金目的で
通信をデータネットワーク、無線ネットワーク、ビデオネットワークまたは他の
ネットワーク上でルーティングしたり、帰属させたりするためにも用いることが
できる。
図3はステップ300から始まり、ステップ302で、加入者に対する通信事
業者変更要求が受信されたか否かチェックされる。通信事業者変更要求がステッ
プ302で受信されていない場合、”NO”分岐しその後でステップ302から
ステップ308に行って、ここで、加入者に関連した通信が受信されたか否かチ
ェックされる。ステップ308以降を以下に説明する。通信事業者変更要求がス
テップ302で受信されると、”YES”分岐しその後でステップ302からス
テップ304に進む。ステップ304では、通信事業者変更要求で受信された加
入者に対する希望の記録通信事業者コードが臨時通信事業者データベース中に入
力される。
ステップ306では、トリガが加入者回線に対して起動される。加入者回線に
対するこのトリガは、起動解除されるまでアクティブの状態にとどまる。このア
クティブなトリガによって、希望の通信事業者コードが、加入者回線上に通信で
受信されればいつでも臨時通信事業者データベースから検索される。
ステップ306およびステップ302からの”NO”分岐の後に、ステップ3
08が実行され、ここでは、加入者回線上で通信が受信されたか否かチェックさ
れる。ステップ308で加入者回線上で通信が受信されると、記録通信事業者コ
ードがステップ310で加入者データベースから検索される。ステップ310の
阿智はステップ312が実行され、ここでは、加入者回線に対するトリガがアク
ティブであるか否か判断される。加入者回線に対してアクティブなトリガがない
場合、”NO”分岐してステップ312からステップ320に進み、ここで、通
信が希望の通信事業者に割り当てられる。この場合、希望の通信事業者は、記録
通信事業者コードと関連した通信事業者である。
加入者回線に対してトリガがアクティブである場合、”YES”分岐してステ
ップ312からステップ314に進み、ここで、希望の通信事業者コードが臨時
通信事業者データベースから検索される。ステップ314の後はステップ316
に進み、ここで、記録通信事業者コードが希望の通信事業者コードと同じである
か否か判断される。記録通信事業者が希望の通信事業者と同じ場合、”YES”
分岐してステップ316からステップ318に進み、ここで、加入者に対するト
リガが起動解除される。ステップ318の後はステップ320に進み、ここで、
通信が希望の通信事業者に割り当てられる。この場合、希望の通信事業者は記録
通信事業者コードと関連した通信事業者である。
ステップ316を再度参照すると、記録通信事業者コードが希望の通信事業者
コードを同じではない場合、”NO”分岐してステップ316からステップ32
0に進み、ここで、通信は希望の通信事業者に割り当てられる。この場合、希望
の通信事業者は希望の通信事業者コードと関連した通信事業者である。ステップ
320の後はステップ322に進むのが好ましいが、ここでは、加入者がサービ
スを中断したか否か判断される。加入者がサービスを中断した場合、”YES”
分岐してステップ322から”END”ステップ324に進み、図3の論理フロ
ー図によって示されるプロセスが終了する。加入者がサービスを中断しなかった
場合、”NO”分岐してステップ302にループバックし、ここで、加入者に対
する通信事業者変更要求が受信されたか否か判断される。図3に示す論理フロー
図はこのように、加入者がサービス受領を継続するかぎり、ステップ302から
ステップ322をループする。
加入者の長距離通信事業者を変更するための好ましい方法の説明
図4は、加入者の長距離通信事業者を変更するための好ましい方法を図示する
論理フロー図である。図4と5の以下の説明は、図1に示す好ましい環境につい
てであり、加入者回線14aに対する長距離通信事業者変更要求を実現するため
の1つの好ましい実施態様を説明するものである。以下の説明に対して、加入者
回線14a上の発信局16aで発信する長距離通信は、端末局16cに送られる
。その上、SSP12aは加入者回線14aに対する発信スイッチであり、SC
P28は、SSP12aに対する長距離通信事業者変更要求を実現するようにプ
ログラムされている。
図4はステップ400から始まっており、ステップ402では、加入者回線1
4aに対する長距離通信事業者変更要求がステップ402で受信されたか否か判
断される。この長距離通信事業者変更要求はSMS40で受信されるのが好まし
い。加入者回線14aに対する長距離通信事業者変更要求が受信されていない場
合、”NO”分岐してステップ402からステップ408に進み、ここで、SS
P12aのところの加入者回線14a上で通信が受信されたか否か判断される。
ステップ408およびその後続ステップを以下に説明する。
長距離通信事業者変更要求が加入者回線14aに対して受信されている場合、
”YES”分岐してステップ402からステップ404に進む。ステップ404
では、長距離通信事業者変更要求中で受信された加入者回線14aに対する希望
の長距離通信事業者コードがSCP28のところの臨時長距離通信事業者データ
ベース42中に入力される。ステップ406では、更新メッセージがSCP28
からSSP12aに送信される。この更新メッセージは、SSP12aのところ
にある加入者回線14aに対するトリガを起動する。この加入者回線14aに対
するトリガは、後続の更新メッセージがSSP12aで受信されて、トリガを起
動解除するまで、アクティブの状態にとどまる。アクティブなトリガによって、
SSP12aは、加入者回線14a上で受信された通信を保持し、照会メッセー
ジをSCP28に送信する。SSP12aは、通信を端末局16cに送るように
自身に命令するSCP28からの応答メッセージを自身が受信するまで通信を保
持する。
ステップ408では、通信が加入者回線14a上でSSP12aで受信された
か否か判断される。なんら通信が受信されていない場合、”NO”分岐して、ス
テップ402にループして、長距離通信事業者変更要求が受信されたか否か監視
する。通信が加入者回線14a上でSSP12aで受信されていた場合、”YE
S”分岐して、ステップ408からステップ410に進み、ここで、SSP12
aは、加入者データベース44から長距離記録通信事業者コードを検索する。ス
テップ410の後はステップ411に進み、ここで、トリガが加入者回線14a
に対してアクティブであるか否か判断される。加入者回線14aに対してアクテ
ィブなトリガがない場合、”NO”分岐してステップ411からステップ420
に進み、ここで、通信は端末局16cに送られる。この場合、通信は希望の通信
事業者に割り当てられるが、これは、加入者データベース中の記録通信事業者コ
ードに関連した通信事業者である。
再度ステップ411を参照すると、加入者回線14aに対するトリガがアクテ
ィブであると、”YES”分岐して、ステップ411からステップ412に進み
、ここで、通信は発信スイッチSSP12aのところに保持される。ダイアルさ
れた数字と長距離記録通信事業者コードを含む照会メッセージがSSP12aか
らSCP28にステップ414で送信される。ステップ414からルーチン41
6に進み、ここで、照会メッセージはSCP28で処理される。ルーチン416
は図5を参照して以下に詳述する。
ルーチン416の後にステップ418に進み、ここで、希望の長距離通信事業
者コードを含む応答メッセージがSCP28からSSP12aに送信される。ス
テップ418の後はステップ420に進み、ここで、通信は、SCP28から受
信した希望の長距離通信事業者コードによって識別された長距離ネットワーク1
8aから18nの内の特定の1つを介して端末局16cに送られる。ステップ4
20の後はオプションステップ422に進み、ここで、課金記録がSSP12a
によって作成され、通信が希望の長距離通信事業者に帰属される。この課金記録
は後になって請求システム46にダウンロードされ、この請求システム46は、
この課金記録を用いて、通信に対して適切な送り状を発生する。
ステップ422の後はステップ424に進み、ここで、加入者がサービスを中
断したか否か判断される。加入者がサービスを中断した場合、”YES”分岐し
、”END”ステップ426に進み、図4に示す倫理フロー図が完了する。加入
者サービスを中断していない場合、”NO”分岐し、ステップ422からステッ
プ402にループする。図4に示す論理フロー図はこのようにして、加入者がサ
ービスを受け続ける限りステップ402からステップ424をループする。
加入者の長距離通信事業者を変更することに関連する照会メッセージを処理する
ための好ましい方法の説明
図5は加入者の長距離通信事業者の変更に関連する照会メッセージを処理する
ための好ましい方法を示す論理フロー図である。図5に示す論理フロー図は図4
のルーチン416に対応する。図5の倫理フロー図は従って、図4の次のステッ
プ414の後から始まる。
図5はステップ500から始まるり、ステップ502でSCP28は、ダイア
ルされた数字と長距離記録通信事業者コードを含め照会メッセージを分析する。
ステップ504で、SCP28はこの照会メッセージと関連した通信が長距離通
信であるか否か判断する。通信が長距離通信でない場合、”NO”分岐してステ
ップ504からステップ518に進み、ここで、応答メッセージがSCP28か
らSSP12aに送信される。加入者の長距離通信事業者を迅速に変更すること
以外のネットワーク機能と関連して加入者回線14aに対するトリガを用いても
よいことが理解されよう。この場合、これらの他のネットワーク機能(図示せず
)と関連する追加ステップが実現され得る。例えば、照会メッセージと関連した
通信はローカル通信かもしれず、図6と7を参照して以下に説明する方法がその
後に続く。
ステップ504を再度参照すると、照会メッセージと関連する通信が長距離通
信である場合、”YES”分岐し、ステップ504からステップ506に進み、
ここで、照会メッセージに含まれるダイアルされた数字がオプションの有効な長
距離通信事業者コードであるか否か判断される。ステップ506の照会に対する
答えがイエスであれば、”YES”分岐して、ステップ508に進み、ここで、
オプションのダイアル済み長距離通信事業者コードが通信に対する希望の長距離
通信事業者コードとして応答メッセージ中に包含される。ステップ508の後は
ステップ518に進み、ここで、応答メッセージはSCP28からSSP12a
に送信される。
ステップ506の照会に対する答えがノーの場合、”NO”分岐し、ステップ
506からステップ510に進み、ここで、SCP28は加入者回線14aに対
する希望の長距離通信事業者コードを臨時長距離通信事業者データベース42か
ら検索する。ステップ510の後はステップ512に進み、ここで、長距離記録
通信事業者が希望の長距離通信事業者と同じであるか否か判断される。すなわち
、SSP12aのところの加入者データベース44中に包含される加入者回線1
4aに対する長距離通信事業者コードが、SCP28のところの臨時長距離通信
事業者データベース中に包含される加入者回線14aに対する長距離通信事業者
コードと同じであるか否か判断される。
ステップ512の照会に対する答えがイエスであれば、”YES”分岐し、ス
テップ512からステップ514に進み、ここで、更新メッセージがSCP28
からSSP12aに送信されて、SSP12aでのトリガを起動解除する。この
更新メッセージの送信は、応答メッセージが送信されて(ステップ518)、S
CP28が照会メッセージを処理している間にSSP12aがタイムアウトする
確率を最小化するまで遅らせるのが好ましい。ステップ516とステップ512
の”NO”分岐の後はステップ516に進む。ステップ516では、希望のロー
カル通信事業者コードが応答メッセージ中に包含される。ステップ518では、
この応答メッセージはSCP28からSSP12aに送信される。ステップ51
8の後で、図5に示す論理フロー図は完了する。ステップ518の後はステップ
520に進み、ここで、図4に示す論理フロー図がステップ418から続いてい
る。
加入者のローカル交換通信事業者を変更するための好ましい方法の説明
図6は、加入者のローカル交換通信事業者を変更するための好ましい方法を示
す論理フロー図である。図6と7の以下の説明は図2を参照して、加入者回線1
4aに対する長距離通信事業者変更要求を実現する好ましい方法を説明する。以
下の説明に対しては、加入者回線14a上の発信局16aで発信するローカル通
信は、ローカル交換ネットワーク17を介して端末局16cに送られる。その上
、SSP12aは加入者回線14aに対する発信スイッチであり、SCP28は
SSP12aに対するローカル交換通信事業者変更要求を実現するようにプログ
ラムされている。
図6はステップ600から始まるが、ステップ602では、加入者回線14a
に対するローカル通信事業者変更要求がステップ602で受信されたか否か判断
される。このローカル通信事業者変更要求はSMS40で受信するのが好ましい
。加入者回線14aに対するローカル通信事業者変更要求が受信されていない場
合、”NO”分岐して、ステップ602からステップ608に進み、ここで、通
信がSSP12aのところの加入者回線14a上で受信されたか否か判断してチ
ェックされる。ステップ608およびそれ以降を以下に説明する。
加入者回線14aに対するローカル通信事業者変更要求が受信されている場合
、”YES”分岐し、ステップ602からステップ604に進む。ステップ60
4で、ローカル通信事業者変更要求中で受信された加入者回線14aに対する希
望のローカル通信事業者コードは、SCP28のところの臨時ローカル通信事業
者データベース43中に入力される。ステップ606では、更新メッセージがS
CP28からSSP12aに送信される。この更新メッセージは、SSP12a
のところの加入者回線14aに対するトリガを起動する。この加入者回線14a
に対するトリガは、トリガを起動解除する後続の更新メッセージがSSP12a
で受信されるまでアクティブ状態にとどまる。このアクティブなトリガによって
、SSP12aは加入者回線14a上で受信された通信を保持し、照会メッセー
ジをSCP28に送信する。SSP12aは、端末局16Cに通信を送るように
SSP12aに命令するSCP28からの応答メッセージを自身が受信するまで
は、この通信を保持する。
ステップ608では、加入者回線14aに対する通信がSSP12aで受信さ
れたか否か判断される。なにも通信が受信されていない場合、”NO”分岐し、
ステップ602にループバックし、ローカル通信事業者変更要求が受信されたか
否か監視される。加入者回線14aに対する通信がSSP12aで受信されてい
る場合、”YES”分岐し、ステップ608からステップ610に進み、ここで
、SSP12aはしない記録通信事業者コードを加入者データベース44から検
索する。ステップ610の後はステップ611に進み、ここで、加入者回線14
aに対するトリガがアクティブであるか否か判断される。加入者回線14aに対
するアクティブなトリガがない場合、”NO”分岐して、ステップ611からス
テップ620に進み、ここで、通信はローカル交換ネットワークを介して端末局
16cに送られる。
再度ステップ611を参照すると、加入者回線14aに対するトリガがアクテ
ィブであれば、”YES”分岐して、ステップ611からステップ612に進み
、ここで、通信は発信スイッチSSP12aのところに保持される。ダイアルさ
れた数字とローカル記録通信事業者コードを含む照会メッセージがSSP 12
aからSCP28にステップ614で送信される。ステップ614の後はルーチ
ン616に進み、ここで、照会メッセージはSCP28で処理される。ルーチン
616を以下に図7を参照して詳述する。
ルーチン616の後はステップ618に進み、ここで、希望のローカル通信事
業者コードを含む応答メッセージはSCP28からSSP12aに送信される。
ステップ618の後はステップ620に進み、ここで、通信はローカル交換ネッ
トワーク17を介して端末局16cに送られる。SSP12aは、加入者回線1
4a上で発信する通信をローカル交換ネットワーク17を介して、加入者の希望
のローカル通信事業者によって操作される、またはこれと関連する最新式のネッ
トワーク機能を実現するようにプログラムされた特定の知的プラットフォームに
送ることがある。ステップ620の後はステップ622に進み、ここで、課金記
録がSSP12aによって作成され、通信を希望のローカル通信事業者に帰属さ
せる。長距離の場合とは異なって、課金記録を作成するステップ(ステップ62
2)は、本発明のローカル通信事業者実現のための好ましい方法とシステムにお
いてはオプションステップではない。これがオプションではないという理由は、
すべての通信がローカル交換ネットワークを介して送られるが、課金目的のため
に、各通信が分離して帰属されたり割り当てられたりするからである。にもかか
わらず、別のルーティング経路が可能ならば、課金ステップ(ステップ62)は
オプションになる。この課金記録は後になって請求システム46にダウンロード
されるが、この請求システム46はこの課金記録を用いて、通信のための適切な
送り状を発生する。
ステップ622の後はステップ624に進み、ここで、加入者がサービスを中
断したか否か判断される。加入者がサービスを中断した場合、”YES”分岐し
、”END”ステップ626に進み、図6に示す論理フロー図が完了する。加入
者がサービスを中断しなかった場合、”NO”分岐し、ステップ624からステ
ップ602にループする。したがって、図6に示す論理フロー図は、加入者がサ
ービスを受け続ける限り、ステップ602から624にループすることが理解さ
れよう。
加入者のローカル交換通信事業者変更に関連する照会メッセージを処理するため
の好ましい方法の説明
図7は、加入者のローカル通信事業者変更に関連する照会メッセージを処理す
る好ましい方法を示す論理フロー図である。図7に示すこの論理フロー図は図6
のルーチン616に対応する。図7の論理フロー図は従って、図6のステップ6
14の後に始まる。
図7はステップ700から始まり、ステップ702では、SCP28がダイア
ル済み数字とローカル記録通信事業者コードを含む照会メッセージを分析する。
ステップ704では、SCP28は、照会メッセージと関連する通信がローカル
通信であるか否か判断する。通信がローカル通信でなければ、”NO”分岐して
、ステップ704からステップ718に進み、ここで、応答メッセージがSCP
28からSSP12aに送信される。加入者回線14aに対するトリガを、加入
者のローカル通信事業者を迅速に変更する機能以外のネットワーク機能と関連さ
せて用いてもよい。この場合、これらの他のネットワーク機能(図示せず)と関
連する追加ステップが実現される。例えば、照会メッセージと関連する通信は長
距
離通信であり、図4と5を参照して述べた上記の方法が用いられる。
再度ステップ704を参照すると、照会メッセージと関連した通信がローカル
通信であれば、”YES”分岐して、ステップ704からステップ706に進み
、ここで、照会メッセージに包含されるダイアルされた数字が有効な通信事業者
コードを含むか否か判断される。ステップ706の照会に対する答えがイエスで
あれば、”YES”分岐して、ステップ708に進み、ここで、ダイアル済みロ
ーカル通信事業者コードが応答メッセージ中に、通信に対する希望のローカル通
信事業者コードとして包含される。ステップ708の後はステップ718に進み
、ここで、応答メッセージはSCP28からSSP12aに送信される。
ステップ706の照会に対する答えがノーであれば、”NO”分岐して、ステ
ップ706からステップ710に進み、ここで、SCP28は、加入者回線14
aに対する希望のローカル通信事業者コード臨時ローカル通信事業者データベー
ス43から検索する。ステップ710の後はステップ712に進み、ここで、ロ
ーカル記録通信事業者が希望のローカル通信事業者と同じであるか否か判断され
る。すなわち、SSP12aのところの加入者データベース44内に包含される
加入者回線14aに対するローカル通信事業者コードが、SCP28のところの
臨時ローカル通信事業者データベース43中に包含される加入者回線14aに対
するローカル通信事業者コードと同じであるか否か判断される。
ステップ712の照会に対する答えがイエスであれば、”YES”分岐して、
ステップ712からステップ714に進み、ここで、更新メッセージがSCP2
8からSSP12aに送信され、SSP12aでのトリガを起動解除する。この
更新メッセージの送信は、応答メッセージが送信されて(ステップ718)、S
CP28が照会メッセージを処理している間にSSP12aがタイムアウトする
確率を最小化するまで、遅らせるのが好ましい。ステップ714とステップ71
2からの”NO”分岐の後はステップ716に進む。ステップ716では、希望
のローカル通信事業者コードが応答メッセージ中に包含される。ステップ718
では、この応答メッセージがSCP28からSSP12aに送信される。ステッ
プ718が終わると、図5に示す論理フロー図が完了する。ステップ718の後
はステップ720に進み、ここで、図6に示す倫理フロー図がステップ618か
ら継続される。
以上の説明からみて、本発明が、加入者に同じディレクトリ番号を維持するこ
とを可能としながらも、加入者の長距離またはローカルの通信事業者を迅速に変
更するための方法とシステムを提供することが理解されよう。以上の説明は本発
明の特定の実施態様に関わるだけであり、以下のクレームに記載される本発明の
精神と範囲から逸脱することなく、本発明に対して多くの変更が可能であること
が理解されよう。
【手続補正書】
【提出日】平成12年3月10日(2000.3.10)
【補正内容】
請求の範囲
1. インテリジェントスイッチ通信ネットワーク(11)において好みの通信
事業者に通信をルーティングする方法であって、
インテリジェントスイッチ通信ネットワークは異なる通信事業者によってオペ
レートされる異なる通信ネットワーク(18a−n)を備え、
通信ネットワークは加入者回線(14a、14b)及び通信を生成するための
発信局(16a、16b)を備え、
好みの通信事業者コード及び記録通信事業者コードにより異なる通信ネットワ
ークを選択でき、
通信事業者変更要求を受信する段階(302)を含み、
通信事業者変更要求は加入者回線(14a)における通信サービスに関する好
みの通信事業者の加入者の選択における変更を表すものである
方法において:
臨時通信事業者データベース(42、43)に好みの通信事業者コードを加入
者回線に関連付けて入力する段階であって、好みの通信事業者コードが好みの通
信事業者に関する加入者の選択に対応している段階(304)と;
臨時通信事業者データベースに好みの通信事業者コードを入力することに応答
して、加入者回線に関するインジケータを起動する段階であって、インジケータ
は臨時通信事業者データベースの照会が、加入者回線において受信された通信に
応答して要求されたことを表す段階(306)と;
加入者回線において通信を受信したこと応答して(308)、加入者回線と関
連付けられた記録通信事業者コードを取得し(310)かつ加入者回線に関する
インジケータを検出する(312)段階と;
インジケータを検出することに応答して、加入者回線と関連付けられた好みの
通信事業者コードを取得し(314)かつ記録通信事業者コードを好みの通信事
業者コードと比較する(316)段階と;
記録通信事業者コードが好みの通信事業者コードと異なる場合に、通信を好み
の通信事業者に割り当てる段階(320)と;及び
加入者回線と端末局との間で通信を確立する段階と
に特徴とする方法。
2.記録通信事業者コードが好みの通信事業者コードと同じである場合に、加入
者回線に関するインジケータの起動を解除する段階(318)
をさらに備える請求項1の方法。
3.好みの通信事業者に通信を割り当てる段階が、好みの通信事業者に関連付け
られた通信ネットワークを介して端末局に通信をルーティングする段階(320
)を備える請求項1又は請求項2の方法。
4.好みの通信事業者に通信を割り当てる段階が、好みの通信事業者に通信を帰
属させるために課金記録を作る段階を備える
請求項1、2又は3の方法。
5. インテリジェントスイッチ通信ネットワーク(11)において好みの通信
事業者に通信をルーティングする装置であって、
インテリジェントスイッチ通信ネットワークは異なる通信事業者によってオペ
レートされる異なる通信ネットワーク(18a−n)を備え、
通信ネットワークは加入者回線(14a、14b)及び通信を生成するための
発信局(16a、16b)を備え、
好みの通信事業者コード及び記録通信事業者コードにより異なる通信ネットワ
ークを通信のために選択でき、
通信事業者変更要求(40)を受信する手段を含み、
通信事業者変更要求は加入者回線(14a)における通信サービスに関する好
みの通信事業者の加入者の選択における変更を表すものである
装置において:
臨時通信事業者データベース(42)に好みの通信事業者コードを加入者回線
に関連付けて入力する手段であって、好みの通信事業者コードが好みの通信事業
者に関する加入者の選択に対応している手段(40)と;
臨時通信事業者データベースに好みの通信事業者コードを入力することに応答
して、加入者回線に関するインジケータを起動する手段であって、インジケータ
は臨時通信事業者データベースの照会が、加入者回線において受信された通信に
応答して要求されたことを表す手段(28)と;
加入者回線において通信を受信したこと応答して、加入者回線と関連付けられ
た記録通信事業者コードを取得しかつ加入者回線に関するインジケータを検出す
る手段(12a、44)と;
インジケータを検出することに応答して、加入者回線と関連付けられた好みの
通信事業者コードを取得しかつ比較結果のために記録通信事業者コードを好みの
通信事業者コードと比較する手段(28、40)と;
記録通信事業者コードが好みの通信事業者コードと異なる場合に、通信を好み
の通信事業者に割り当てる手段(12a)と;及び
加入者回線と端末局との間で通信を確立する手段(12a)と
を特徴とする方法。
6.記録通信事業者コードが好みの通信事業者コードと同じである場合に、加入
者回線に関するインジケータを検出するための手段(28)をさらに備える
請求項5のシステム。
7.通信を好みの通信事業者に割り当てる手段が、好みの通信事業者に関連付け
られた通信ネットワークを介して通信を端末局にルーティングする手段(12a
)を備える
請求項5又は6のシステム。
8.通信を好みの通信事業者に割り当てる手段が、好みの通信事業者に通信を帰
属させるために課金記録を作るための手段(12a)を備える
請求項5、6又は7のシステム。
【図1】
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L
U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF
,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,
SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S
D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG
,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT
,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,
CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F
I,GB,GE,GH,HU,IL,IS,JP,KE
,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,
LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,M
X,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE
,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,
UA,UG,UZ,VN,YU,ZW
【要約の続き】
記インジケータが取り除かれる。前記インジケータが取
り除かれると、前記臨時通信事業者データベース(4
2,43)はもはや、前記加入者回線(14a)上で発
信する通信を送る際に参照されることはなく、前記加入
者の希望の通信事業者コードは前記臨時通信事業者デー
タベース(42,43)から削除される。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. 知的交換通信ネットワークにおいて、課金目的で通信を希望の通信事業 者に帰属させる方法において、前記方法が: a)加入者回線上で通信を受信するステップと; b)前記通信に応答して: i)前記加入者回線に関連した記録通信事業者コードを獲得するステップと ; ii)前記加入者回線と関連した希望の通信事業者コードを獲得するステッ プと; iii)前記記録通信事業者コードを前記希望の通信事業者コードを比較し て比較結果を求めるステップと; iv)前記比較ステップの後で、前記比較結果を判断するステップであり、 前記比較結果が:前記希望の通信事業者が前記記録通信事業者コードと関連する 記録通信事業者と同じであること;または前記希望通信事業者が前記希望通信事 業者コードと関連の通信事業者であること;を示すステップと; c)前記比較結果に基づいて、課金記録を作成して、前記通信を前記希望通信 事業者に帰属させるステップと; d)前記加入者回線上で受信された各通信に対してステップb−cを繰り返す ステップと; を含むことを特徴とする方法。 2. 前記ステップcが、前記通信を、前記希望通信事業者と関連の通信ネット ワークを介して端末局に送るステップをさらに含むことを特徴とする請求の範囲 第1項記載の方法。 3. 知的交換通信ネットワークにおいて、希望の通信事業者と関連する通信ネ ットワークを介して通信を送る方法であって、前記方法が: a)加入者回線上で通信を受信するステップと; b)前記通信を受信したらそれに応答して: i)前記加入者回線と関連の記録通信事業者コードを獲得するステップと; ii)前記加入者回線と関連の希望の通信事業者コードを獲得するステップ と; iii)前記記録通信事業者コードを前記希望通信事業者コードと比較して 比較結果を求めるステップと; iv)前記比較ステップの後で、前記比較結果を判断するステップであり、 前記比較結果が:前記希望通信事業者が前記記録通信事業者コードと関連の記録 通信事業者と同じであるか;または前記希望通信事業者が前記希望通信事業者コ ードと関連の通信事業者である、かを示すステップと; c)前記比較結果に基づいて、前記通信を前記希望通信事業者と関連の通信ネ ットワークを介して端末局に送るステップと; d)前記加入者回線上で受信した各通信毎に前記ステップb−cを繰り返すス テップと; を含むことを特徴とする方法。 4. 知的交換通信ネットワークにおいて、課金目的で希望の通信事業者に通信 を帰属させる方法において、前記方法が: A)通信事業者変更要求を受信するステップであり、前記通信事業者変更要求 が、加入者回線上の通信サービスに関連して前記希望の通信事業者に対する加入 者の選択の変更を示すステップと; B)前記加入者回線に関連した希望の通信事業者コードを臨時通信事業者デー タベースに入力するステップであり、前記希望通信事業者コードが前記希望通信 事業者の前記加入者の選択に対応するステップと; C)前記希望通信事業者コードの前記臨時通信事業者データベース中に記入さ れたことに応答して、前記加入者回線に関するインジケータを起動するステップ であり、前記インジケータが、前記臨時通信事業者データベースが前記加入者回 線上で受信された通信に応答して必要とされていることを示すステップと; D)前記通信が前記加入者回線上で受信されたことに応答して、前記加入者回 線に関連する前記インジケータを検出するステップと; E)前記インジケータが検出されたことに応答して: i)前記加入者回線と関連した記録通信事業者コードを獲得するステップと ; ii)前記加入者回線と関連した希望の通信事業者コードを獲得するステッ プと; iii)前記記録通信事業者コードを前記希望の通信事業者コードと比較し て比較結果を求めるステップと; iv)前記比較結果を判断するステップであり、前記比較結果が同じコード であるという結果であるかまたは別のコードであるという結果であり、特に: a)前記記録通信事業者コードが前記希望の通信事業者コードと同じ場合 に、前記比較結果を同じコードであるという結果であると判断するステップであ り、前記同じコードであるという結果が、前記希望通信事業者が前記記録通信事 業者コードと関連した記録通信事業者であることを示すステップまたは; b)前記記録通信事業者コードが前記希望の通信事業者コードと異なる場 合に、前記比較結果を別のコードであるという結果であると判断するステップで あり、前記別のコードであるという結果が、前記希望通信事業者が前記希望通信 事業者コードと関連した通信事業者であることを示すステップと; v)前記比較結果に基づいて、課金記録を作成して、前記通信を前記希望の 通信事業者に帰属させるステップと; を含むことを特徴とする方法。 5. 前記ステップE(v)が、前記希望の通信事業者を関連した通信ネットワ ークを介して端末局に前記通信を送るステップをさらに含むことを特徴とする請 求の範囲第4項記載の方法。 6. 前記ステップE(iv)で、前記比較結果が同じコードであるという結果 であると判断したことに応答して前記加入者回線に関する前記インジケータを起 動解除し、これによって、次いで受信された通信がステップD−Eを実行するこ となく希望の通信事業者に帰属されるステップをさらに含むことを特徴とする請 求の範囲第4項記載の方法。 7. 知的交換通信ネットワークにおいて、課金目的で希望の通信事業者に通信 を帰属させる方法において、前記方法が: A)通信事業者変更要求を受信するステップであり、前記通信事業者変更要求 が、加入者回線上の通信と関連した前記希望の通信事業者に対する加入者の選択 の変更を示すステップと; B)前記加入者回線と関連した希望の通信事業者コードを臨時通信事業者デー タベース中に入力するステップであり、前記希望通信事業者コードが前記希望通 信事業者に対する前記加入者の選択に対応するステップと; C)前記希望通信事業者コードが前記臨時通信事業者データベース中に入力さ れたことに応答して、前記加入者回線と関連するインジケータを起動するステッ プと; D)前記加入者回線上で通信が受信されたことに応答して、前記加入者回線に 関連する前記インジケータを検出するステップと; E)前記インジケータの検出に応答して: i)前記加入者回線と関連した記録通信事業者コードを獲得するステップと ; ii)前記加入者回線と関連する前記希望通信事業者コードを獲得するステ ップと; iii)前記記録通信事業者コードを前記希望通信事業者コードと比較して 比較結果を求めるステップと; iv)前記比較結果を判断するステップであり、前記比較結果が同じコード であるという結果であるか別のコードであるという結果であるかを示し、特に: a)前記記録通信事業者コードが前記希望通信事業者コードと同じ場合に 、前記比較結果を同じコードであるという結果と判断するステップであり、同じ コードであるという結果が、前記希望の通信事業者が前記記録通信事業者コード と関連の記録通信事業者であることを示すステップ、または; b)前記記録通信事業者コードが前記希望通信事業者コードと異なる場合 に、前記比較結果は別のコード結果であると判断するステップであり、前記別の コードであるという結果が、前記奇希望の通信事業者が前記希望通信事業者コー ドと関連した通信事業者であることを示すステップと; v)前記比較結果に基づいて、前記希望通信事業者と関連した通信ネットワ ークを介して端末局に前記通信を送るステップと; を含むことを特徴とする方法。 8. ステップE(iv)で、前記比較結果が同じコードであるという結果であ ることを判断したことに応答して、前記加入者回線に関する前記インジケータを 起動解除し、これによって、次いで受信された通信が、ステップD−Eを実行す ることなく、前記希望通信事業者と関連した通信ネットワークを介して前記端末 局に送られるステップをさらに含むことを特徴とする請求の範囲第7項記載の方 法。 9. 知的交換通信ネットワークにおいて、課金目的で希望の通信事業者に加入 者の回線上の通信を帰属させるシステムであって、前記システムが: 前記加入者回線と関連する希望の通信事業者コードを含む臨時通信事業者デー タベースと; 前記臨時通信事業者データベースと機能的に連結したネットワーク要素であり 、前記ネットワーク要素が、前記加入者回線上で通信を受信可能であり、前記ネ ットワーク要素が: 前記加入者回線を関連した記録通信事業者コードと; 前記加入者回線とも関連したインジケータであり、前記インジケータが、前 記加入者回線上で通信が受信されたことに応答して、前記希望通信事業者コード と前記記録通信事業者コードを比較して比較結果を求めなければならないと言う ことを示すインジケータと; 前記比較結果に基づいて課金目的で前記希望通信事業者に対して前記通信を 帰属させるアトリビュータと; を含むネットワーク要素と; 前記臨時通信事業者データベースおよび/または前記ネットワーク要素と機能 的に連結したコンパレータであり、前記コンパレータが、前記希望通信事業者コ ードと前記記録通信事業者コードを比較して比較結果を求めることが可能であり 、前記比較結果が、同じコードであるという結果または別のコードであるという 結果であり、前記記録通信事業者コードが前記希望通信事業者コードと同じ場合 は前記比較結果は同じコードであるという結果となり、前記記録通信事業者コー ドが前記希望通信事業者コードとは別である場合は前記比較結果は別のコードで あるという結果となり、前記別のコードであるという結果が、前記希望通信事業 者 が前記希望通信事業者コードと関連する通信事業者であることを示し、前記コン パレータがさらに、前記比較結果を前記ネットワーク要素に提供することが可能 であるコンパレータと; を具備することを特徴とするシステム。 10. 前記ネットワーク要素がさらに、前記比較結果に基づいて前記希望通信 事業者と関連する通信ネットワークを介して端末局に前記通信を送ることが可能 であることを特徴とする請求の範囲第9項記載のシステム。 11. 知的交換通信ネットワークにおいて、加入者回線上で受信された通信を 希望の通信事業者と関連する通信ネットワークを介して送るシステムであって、 前記システムが: 前記加入者回線と関連する希望の通信事業者コードを含む臨時通信事業者デー タベースと; 前記臨時通信事業者データベースと機能的に連結したネットワーク要素であり 、前記ネットワーク要素が前記加入者回線上の通信を受信可能であり、前記ネッ トワーク要素が: 前記加入者回線と関連した記録通信事業者コードと; 前記加入者回線とも関連したインジケータであり、前記インジケータが、前 記加入者回線上の通信が受信されたことに応答して、前記希望の通信事業者コー ドと前記記録通信事業者コードを比較して比較結果を求めなければならないこと を示すインジケータと; を含むネットワーク要素と; 前記臨時通信事業者データベースおよび/または前記ネットワーク要素と機能 的に連結したコンパレータであり、前記コンパレータが、前記希望通信事業者コ ードと前記記録通信事業者コードを比較して比較結果を求めることが可能であり 、前記比較結果が、同じコードであるという結果または別のコードであるという 結果となり、前記記録通信事業者コードが前記希望通信事業者コードと同じ場合 は前記比較結果は同じコードであるという結果となり、前記記録通信事業者コー ドが前記希望通信事業者コードと異なる場合は前記比較結果は別のコードである とい結果となり、前記別のコードであるという結果は、前記希望通信事業者が前 記 希望の通信事業者コードと関連した通信事業者であることを示し、前記コンパレ ータがさらに、前記ネットワーク要素に前記比較結果を提供するよう動作するコ ンパレータとを具備し、 前記ネットワーク要素がさらに、前記比較結果に基づいて前記希望通信事業者 を関連の通信ネットワークを介して端末局に前記通信をルーティングするよう動 作することを特徴とするシステム。 12. 前記ネットワーク要素がさらに、前記コンパレータによる前記比較結果 が同じコードであるという結果である場合に前記加入者回線と関連する前記イン ジケータを取り外し、これによって、次いで受信された通信が、前記希望の通信 事業者コードと前記記録通信事業者コードを比較することなく、前記希望通信事 業者を関連の通信ネットワークを介して前記端末局に送ることが可能であること を特徴とする請求の範囲第11項記載のシステム。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/684,450 US5748717A (en) | 1996-07-19 | 1996-07-19 | Method and system for assigning a communication to a preferred carrier for accounting and/or communication routing purposes |
US08/684,450 | 1996-07-19 | ||
PCT/US1997/012702 WO1998004092A2 (en) | 1996-07-19 | 1997-07-16 | Method and system for assigning a communication to a preferred carrier for accounting and/or communication routing purposes |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000516777A true JP2000516777A (ja) | 2000-12-12 |
Family
ID=24748097
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10507151A Pending JP2000516777A (ja) | 1996-07-19 | 1997-07-16 | 課金目的および/または通信ルーティング目的で希望の通信事業者に通信を割り当てる方法およびシステム |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5748717A (ja) |
EP (1) | EP0913064B1 (ja) |
JP (1) | JP2000516777A (ja) |
AT (1) | ATE250315T1 (ja) |
AU (1) | AU3960897A (ja) |
DE (1) | DE69724968D1 (ja) |
WO (1) | WO1998004092A2 (ja) |
Families Citing this family (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5873034A (en) * | 1996-07-31 | 1999-02-16 | Ericsson Inc. | Default long distance carrier selection within a visited public land mobile network |
US6016307A (en) | 1996-10-31 | 2000-01-18 | Connect One, Inc. | Multi-protocol telecommunications routing optimization |
US6205210B1 (en) * | 1996-11-04 | 2001-03-20 | Nortel Networks Limited | Method for improved automatic message accounting in telephony |
US5950126A (en) * | 1996-12-03 | 1999-09-07 | Nokia Telecommunications Oy | Network operator controlled usage of long distance carriers |
KR100212747B1 (ko) * | 1997-01-30 | 1999-08-02 | 윤종용 | 키폰교환시스템의 데이터 검색방법 |
US5898765A (en) * | 1997-09-02 | 1999-04-27 | Mci Communications Corporation | System and method for real-time exchange of customer data between telecommunications companies (quick pic) |
DE19741576A1 (de) * | 1997-09-20 | 1999-03-25 | Cit Alcatel | Verfahren zum Weiterleiten von Notrufen |
DE19827956A1 (de) * | 1998-06-23 | 1999-12-30 | Alcatel Sa | Verbindungsaufbauverfahren, Dienststeuereinheit und Kommunikationsnetz |
DE19829026A1 (de) * | 1998-06-30 | 2000-01-05 | Alcatel Sa | Dienstbereitstellungssystem |
US6697469B1 (en) * | 1998-08-20 | 2004-02-24 | Bellsouth Intellectual Property Corporation | Method and system for implementing calling-party-pays telecommunication services |
US6356756B1 (en) * | 1998-08-26 | 2002-03-12 | Bellsouth Corporation | Method and system for routing calls to a wireless telecommunications services platform |
US7133509B1 (en) | 1999-12-30 | 2006-11-07 | Bellsouth Intellectual Property Corporation | Method and system for charging a set activation fee for pay telephone usage |
US6748064B2 (en) | 2000-12-28 | 2004-06-08 | Bellsouth Intellectual Property Corporation | Systems and methods for least cost routing of long distance or international telephone calls |
US6678364B2 (en) * | 2001-06-07 | 2004-01-13 | Bellsouth Intellectual Property Corporation | System and method for cost estimation of a long distance call |
US6980635B2 (en) * | 2002-04-30 | 2005-12-27 | Bellsouth Intellectual Property Corporation | Methods and systems for automated prepaid service routing |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TW284946B (ja) * | 1993-01-19 | 1996-09-01 | At & T Corp | |
US5515425A (en) * | 1993-01-19 | 1996-05-07 | At&T Corp. | Telecommunications system with active database |
US5491742A (en) * | 1993-11-16 | 1996-02-13 | Bell Atlantic Network Services, Inc. | Method and apparatus for provisioning a public switched telephone network |
US5473679A (en) * | 1993-12-09 | 1995-12-05 | At&T Corp. | Signaling system for broadband communications networks |
US5420914A (en) * | 1994-02-28 | 1995-05-30 | U S West Technologies, Inc. | System and method for real time carrier selection |
US5570417A (en) * | 1995-03-28 | 1996-10-29 | Lucent Technologies Inc. | System for automatically providing customer access to alternative telephony service providers |
CA2165857C (en) * | 1995-12-21 | 2000-07-25 | L. Lloyd Williams | Number portability using isup message option |
-
1996
- 1996-07-19 US US08/684,450 patent/US5748717A/en not_active Expired - Lifetime
-
1997
- 1997-07-16 EP EP97936981A patent/EP0913064B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1997-07-16 DE DE69724968T patent/DE69724968D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1997-07-16 AT AT97936981T patent/ATE250315T1/de not_active IP Right Cessation
- 1997-07-16 AU AU39608/97A patent/AU3960897A/en not_active Abandoned
- 1997-07-16 JP JP10507151A patent/JP2000516777A/ja active Pending
- 1997-07-16 WO PCT/US1997/012702 patent/WO1998004092A2/en active IP Right Grant
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0913064B1 (en) | 2003-09-17 |
WO1998004092A3 (en) | 1998-04-16 |
AU3960897A (en) | 1998-02-10 |
ATE250315T1 (de) | 2003-10-15 |
EP0913064A2 (en) | 1999-05-06 |
US5748717A (en) | 1998-05-05 |
WO1998004092A2 (en) | 1998-01-29 |
DE69724968D1 (de) | 2003-10-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3032157B2 (ja) | 長距離電話の経路指定方法 | |
JP2948225B2 (ja) | フレキシブルな共用通話料金データ導出 | |
US6356756B1 (en) | Method and system for routing calls to a wireless telecommunications services platform | |
US6697469B1 (en) | Method and system for implementing calling-party-pays telecommunication services | |
US7062028B2 (en) | Method and apparatus for routing calls based on the identification of the calling party or calling line | |
US5774533A (en) | Method and system for providing a billing directed communication service | |
US7555109B2 (en) | System and method for caller control of a distinctive ring | |
US5793853A (en) | System and method for recording billing information for a telecommunications service request | |
EP0933916A1 (en) | Method and apparatus for real-time billing account query | |
US6771761B1 (en) | System and method for caller-selectable call routing from a single telephone number | |
JP2002218063A (ja) | 発呼者プロファイル情報を被呼加入者端末に提供するシステム | |
JPH08506221A (ja) | コンピュータ制御電気通信システム | |
WO1999021350A1 (en) | Method for arranging transaction based billing for telephone services | |
JP3083948B2 (ja) | 長距離電話料金情報の提供方法 | |
JP2000516777A (ja) | 課金目的および/または通信ルーティング目的で希望の通信事業者に通信を割り当てる方法およびシステム | |
US7257208B2 (en) | Method and system for providing billing capability for a service node in an advanced intelligent network environment | |
US7352855B2 (en) | Method and system for providing a privacy management service | |
US6711243B1 (en) | System and method for routing a call to a voice mail system | |
US5850432A (en) | Method and system for capturing and recording information associated with a dial-around call | |
US6418206B1 (en) | Procedure and system for the setting up of calls | |
KR100776091B1 (ko) | 지적 네트워크형 원격 통신 시스템 및 중복 요금 청구회피 방법 | |
US20050249343A1 (en) | Method for conveniently adding contact information to a network-based address book | |
US20050031094A1 (en) | System and method for message delivery to a busy called party | |
US20040057561A1 (en) | System and method for message delivery to a busy called party | |
US7110522B1 (en) | Customer relationship management for “private” number requests |