JP2002517632A - 搭載梁に織りおさを固定する装置 - Google Patents
搭載梁に織りおさを固定する装置Info
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Abstract
Description
り、そこで織りおさは、上部形鋼と、下部の、搭載梁上に取り付いた形鋼と、そ
れらの間に配置された層状おさ羽とを有している。
定されていることが知られている。高い織り速度、即ち毎分1,000回以上の
オーダの横糸のショット取り込みを行う織り速度では、織りおさの層状おさ羽が
下部形鋼の領域で折れ曲がることが検証されている。
に配置されている頑丈な鋼材製の補強ロッドを、織りおさの一方の又は両方の端
部に設けることは知られている。そのような補強ロッドは、直線状に成っている
か、又は一つ以上の湾曲を有することができる。そのような補強ロッドが、織り
おさの横糸ショット取り込み側に設けられると、それによって、織物縁に又は織
りおさに直接配置されるべき主噴射ノズルと横糸切断装置の配置が難しく成る。
そのような補強ロッドは、織りおさの対向側に搭載されても、それは、同じく織
物側縁に又は織りおさに直接配置されるべき横糸用ショット監視器や伸展装置の
配置を困難にする。このことは、多くの場合、比較的広い廃棄縁部を有した織物
を造り出す。そのうえ、頑丈な鋼材製の補強ロッドの範囲に存在している織物縁
部の領域に縞模様が結果的に出現することに成ろう。高い織り速度では、その上
そのような補強ロッドは、織りおさの層状おさ羽がやはり織りおさの下部形鋼に
おいて折れ曲がるのをただ不十分な具合に防止することができるだけである。
きるようにする冒頭で述べられた技術の装置を造り出すと言う使命を根拠にして
いる。
おさのほぼ長手方向に延びた連結要素によってこの長手方向の動きに対抗するよ
うに搭載梁に確実に取り付けられていることで解決される。
しないようにするのが本発明によって達成される。それによって、下部形鋼の領
域における層状おさ羽の破損のリスクが確実に実質的に低減される。
設計されている。それ故に、連結要素は、製品の縁への当りによる織りおさの長
手方向に対する横方向への層状おさ羽の変形性を制限しておらず、結果的に織り
おさの層状おさ羽が当りによって同じ程度に変形できることに成る。それと共に
、織物における縞模様が広範囲に渡って阻止される。同じく、当りによる荷重に
基づいた上部形鋼の領域における層状おさ羽の破損のリスクが、実質的に低減さ
れる。
の端部に対して距離を取って搭載梁に固定されている金属製の当て板と成るよう
に設計されている。有利な解決策では、当て板は金属から造られ、また織りおさ
に対して横方向に2mmオーダの厚さに、織りおさに対して平行に15mmオー
ダの高さに、また約100mmから約200mmまでの長さに設定されるように
設計されている。そのような当て板は確実に、該当て板が発生する荷重によって
曲がることができないようにしており、結果的に長手方向における織りおさの動
きが十分に防止されることに成る。それでも、それに対する横方向の動きは可能
であり、その結果、織物における縞模様の形成のリスクが低減されることに成る
。
定される支持体が搭載されるように設計される。それによって、その結合要素は
、簡単な方法で織りおさ対して或る間隔を取って搭載梁によって結合され得る。
エアージェット織機では、少なくとも1本の主噴射ノズルが支持体に搭載される
ことが機能的に設計される。その連結要素が横糸取り込み側に対向して配置され
る場合、それで、横糸用ショット監視器及び/若しくは伸展装置が支持体上に搭
載されることが機能的に設計される。それによって、機能的に必須な部品の装備
に加えて、支持体の徹底的な活用が達成され、その結果付加部品の数が全部合わ
せても非常に少なくなる。
から明らかになる。 図1と図2に示された織りおさ1は、多数の一列に互いに並置された層状おさ
羽2を有している。その層状おさ羽2は、ほぼそれらの中央部に、共に横糸の通
路チャンネル3を形成するU−形状の溝を有している。層状おさ羽2は、上部形
鋼4と下部形鋼5に固定されている。層状おさ羽2は、上部形鋼4にも下部形鋼
5にも所謂結合螺旋体7、8によって互いに所定の距離をおいて保持されている
。層状おさ羽2は、共に上部形鋼4と下部形鋼5に結合螺旋体7、8と保持ロッ
ド9、10とによって付設されている。下部形鋼5は、調整楔11とネジ13と
によって搭載梁12に固定されている。搭載梁12は、公知の方法で搭載支柱に
よって搭載梁12に平行に延びている搭載軸に固定されている。
それは、ほぼ織りおさ1の長手方向Aに延びており、またそれは、この長手方向
Aにおける織りおさ1の動きを防止している。連結当て板14は、実施例では、
織りおさ1の横糸ショット取り込み側に搭載されている。該実施例では鋼材から
造られている連結当て板14は、横方向Bに2mmオーダの厚さを有している。
高さは、15mmオーダと成っている。連結当て板は、更に、約100mmから
約200mmオーダの長さを有している。
連結されている。該端部15には、固定部品17が搭載されており、それは、搭
載梁12に固定されている支持体18にネジ連結具16によって搭載されている
。その固定は、下部形鋼5の固定と同じく、即ち調整楔19とネジ20との助け
で実施されることに成る。
ージェット織機では;図1と図3に図示されているように、一つ以上の主噴射ノ
ズル21、22を保持するために使用されている。これに加えて、両主噴射ノズ
ル21、22のホルダー23が、ネジ24によって支持体18に固定されている
。主噴射ノズル21、22のノズル管25、26の端部は、別のホルダー27と
ネジ28とによって同様に支持体18に固定されている。
4に取り付けられている。これに加えて、プレート30が、形鋼4のU−形状溝
に填め込まれていて、それは、層状おさ羽2から向こうに延びている。このプレ
ート30は、織りおさ1の層状おさ羽2の上部範囲とほぼ同じ幅広と成っていて
、それは、上部形鋼4の溝に接合されている。プレート30は、それ故に、層状
おさ羽2対応して上部形鋼4の溝に配置されることに成る。プレート30は、織
りおさ1の第1層状おさ羽2Aにまた連結螺旋体7に連結している。保持ロッド
9は、第1層状おさ羽2Aと連結螺旋体7を越えた所定長さに渡って延びている
。プレート30は、共に保持ロッド9と共に上部形鋼4に接着結合されている。
その他に、保持ロッド9は、プレート30に溶接結合もされ得よう。プレート3
0と上部形鋼4との間には丈夫な結合が必要であり、それで、この結合は、比較
的高い力を受けなければならない。そのような構成された実施形態では、更に、
保持板32が織りおさ1の上部形鋼4の後側に接着結合されている。連結当て板
14は、プレート30と保持板32との間に配置されており、またネジ31によ
って保持されている。特に、プレート30は、鋼材から造られており、それで、
これは、ネジ31による連結当て板14の固定のために都合が良い。本実施例で
は、連結当て板14は、上部形鋼4の後脚33(図2)の厚さに実質的に相当し
た厚さを有している。ネジ31を締め付けた後には、更に、プレート30と保持
板32とは互いにほぼ平行に向いた状態と成っている。この構造は、特に織りお
さにおいて有効であり、そこでは、上部形鋼4は、アルミニュウムや他の比較的
軽い金属から造られ、それは、自ずから比較的小さな強度を有することに成る。
によって直接固定される。その場合に、この解決策は、例えば、織りおさ1の上
部形鋼4が鋼材又は比較的高い強度の他の材料から造られている場合に、有利で
ある。
1の反対側に、即ちショット取り込み側に対向した側に配置されている実施形態
が示されている。連結当て板34は、図1による実施形態に対応して、端部39
で上部形鋼4と、またその端部40で支持体35と結合している。やはり公知の
板金製と成っている支持体35には、横糸用のショット監視器36及び/若しく
は伸長装置37が搭載されており、それらは、それで織りおさ1のすぐ近くに存
在している。ショット監視器36及び伸長装置37は、それぞれネジ41、42
によって支持体35に固定されている。
1に対応したショット取り込み側に、更に連結当て板34が図5に対応した対向
した側に配置されるように設計される。
さ1と、とりわけ上部形鋼4及び層状おさ羽2が織り作業で長手方向Aに振れる
のを防止している。連結当て板14及び/若しくは34は、引っ張り力と圧縮力
とを引き受け、それらは、ショット取り込み側へのまた反対方向への上部形鋼4
の動きを防止する。連結当て板14及び34は、それらが圧縮力によって折れ曲
がらないために十分に丈夫に成るように設計されている。約2mmの厚さと約1
5mmの高さを有した連結当て板14又は34は、毎分1、200回の織り速度
においてまた多くの当りに対応して出現する力が作用する場合に、折れ曲がりに
対向して十分な抵抗力を示すものと評価される。
射ノズル21、22の領域において及び/若しくは織りおさ1の端部領域38が
、ショット監視器36又は伸長装置37の領域において横方向Bに動くのを、あ
らゆる場合に、僅かな程度妨げる。これらの領域6、38における織りおさ1の
可動性は、中央領域に比較して制限されてない。このことは、連結当て板14及
び/若しくは34が、比較的長く成っていて、その結果それらが横方向Bの曲げ
に何ら極端に大きな抗力を対抗させないことで達成される。それと共に確実に、
横方向における織りおさ1のさまざまな可動性によって、織物の縁部領域におけ
る縞模様や他の不規則状態が生じないようにされている。それでも長手方向Aに
おける上部形鋼4の動きや振れが十分に防止されていて、織りおさ1の層状おさ
羽2が、下部形鋼5の領域ではあまり使用されていないので、結果的に層状おさ
羽2の破損のリスクがこれらの領域では明らかに低減される。
る必要が無い。それらは、実施形態として任意の横断面を有した丸い又は角張っ
たロッドとできるが、それでも、それらは、長手方向Aにおける織りおさ1の動
きを十分に防止して、やはり横方向Bにおける織りおさ1の動きを許容するよう
に設計されるべきである。事情によっては、連結要素として特に鋼索や、又は更
にはプラスチック索も用意することもできよう。
許請求の範囲によって確定された本発明の技術範囲内で、直に改造されたり、及
び/若しくは他の組み合せが可能である。
Claims (10)
- 【請求項1】 織機の搭載梁(12)に織りおさ(1)を固定する装置であ
って、そこで、織りおさ(1)が、上部形鋼(4)と、下部の、搭載梁(12)
に取り付いた形鋼(5)と、それらの間の配置された層状おさ羽(2)とを有し
ているものにおいて、 織りおさ(1)の上部形鋼(4)は、少なくとも端部(6、38)の領域にお
いて、ほぼ織りおさ(1)の長手方向に延びた連結要素(14、34)によって
、この長手方向(A)における動きに対抗するように搭載梁(12)に確実に取
り付けられていることを特徴とする搭載梁に織りおさを固定する装置。 - 【請求項2】 連結要素(14、34)は、織りおさ(1)に対して横方向
(B)において可撓となっていることを特徴とする請求項1に記載の装置。 - 【請求項3】 結合要素として、当て板(14、34)は金属から成り、そ
れは、織りおさ(1)の上部形鋼(4)に、また織りおさ(1)の端部に対して
距離を取って搭載梁(12)に固定されていることを特徴とする請求項1又は2
に記載の装置。 - 【請求項4】 当て板(14、34)は、鋼材から造られており、また織り
おさ(1)に対して横方向に2mmオーダの厚さに、織りおさに対して平行に1
5mmオーダの高さに、また約100mmから約200mmまでの長さに設定さ
れることを特徴とする請求項3に記載の装置。 - 【請求項5】 織りおさ(1)の延長部において搭載梁(12)に、連結要
素(14、34)が固定される支持体(18、35)が搭載されていることを特
徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載の装置。 - 【請求項6】 支持体(18)に、少なくとも1本の主噴射ノズル(21、
22)が固定されていることを特徴とする請求項5に記載の装置。 - 【請求項7】 支持体(35)に、横糸用の少なくとも1台のショット監視
器(36)及び/若しくは伸展装置(37)が搭載されていることを特徴とする
請求項5に記載の装置。 - 【請求項8】 織りおさ(1)の上部形鋼(4)の端部には、連結要素(1
4、34)用の固定手段(30、31、32)が設けられていることを特徴とす
る請求項1から7のいずれか一つに記載の装置。 - 【請求項9】 固定手段の少なくとも1つの部品(30、32)は、織りお
さ(1)の上部形鋼(4)に取り付けられていることを特徴とする請求項8に記
載の装置。 - 【請求項10】 固定手段(30、32)の少なくとも1つの部品は、織り
おさ(1)の要素(9)と溶接結合されていることを特徴とする請求項8に記載
の装置。
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