JP2002517299A - あらゆる種類のシートおよびベッドのための、湾曲調整可能なサポート、特にランバサポート - Google Patents
あらゆる種類のシートおよびベッドのための、湾曲調整可能なサポート、特にランバサポートInfo
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/64—Back-rests or cushions
- B60N2/66—Lumbar supports
- B60N2/667—Lumbar supports having flexible support member bowed by applied forces
-
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/64—Back-rests or cushions
- B60N2/66—Lumbar supports
- B60N2/667—Lumbar supports having flexible support member bowed by applied forces
- B60N2/6671—Lumbar supports having flexible support member bowed by applied forces with cable actuators
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
本発明は、あらゆる種類のシートおよびベッドのための、湾曲調整可能なサポート、特にランバサポートであって、弾性的な湾曲エレメントと、該湾曲エレメントの湾曲を調節しかつ調整するための調整装置とが設けられている形式のものに関する。本発明によれば、湾曲エレメントが、湾曲可能なほぼ面状のフレーム部分(5;5′)と、該フレーム部分(5;5′)に僅かな面で固定的に結合された、ばね弾性的な2つの自由端部を備えた少なくとも1つのプレート(8;27,28)とから成っている。
Description
【0001】 本発明は、あらゆる種類のシートおよびベッド、特に自動車シートおよび椅子
の背もたれのシートバックのための、湾曲調整可能なサポート、特にランバサポ
ートであって、当該サポートが、湾曲エレメントと、該湾曲エレメントの湾曲を
調節しかつ調整するための調整装置を有している形式のものに関する。
の背もたれのシートバックのための、湾曲調整可能なサポート、特にランバサポ
ートであって、当該サポートが、湾曲エレメントと、該湾曲エレメントの湾曲を
調節しかつ調整するための調整装置を有している形式のものに関する。
【0002】 このような形式のサポートは、アメリカ合衆国特許第5462335号明細書
に基づき公知である。この場合、成形された固いサポートプレートが、湾曲調整
可能な湾曲された板ばねに2つの点で結合されている。
に基づき公知である。この場合、成形された固いサポートプレートが、湾曲調整
可能な湾曲された板ばねに2つの点で結合されている。
【0003】 種々異なる湾曲エレメントは、たとえばドイツ連邦共和国特許出願公開第25
41559号明細書、ドイツ連邦共和国特許第4232679号明細書およびド
イツ連邦共和国特許第4444803号明細書に基づき公知である。実際に、公
知の全ての湾曲エレメントは、この湾曲エレメントが激しく湾曲すればするほど
、それだけますます硬くなり、そして、支持すべき体に接触する湾曲エレメント
の面積が徐々に減少し、その結果、線状の接触ラインが達成され、これによって
、少なくとも比較的長い時間の経過後に使用者に不快感ないしは痛みを引き起こ
してしまうという点で共通している。この問題は、さらに、湾曲エレメントが好
ましくない高さに調節されている場合に増大する。
41559号明細書、ドイツ連邦共和国特許第4232679号明細書およびド
イツ連邦共和国特許第4444803号明細書に基づき公知である。実際に、公
知の全ての湾曲エレメントは、この湾曲エレメントが激しく湾曲すればするほど
、それだけますます硬くなり、そして、支持すべき体に接触する湾曲エレメント
の面積が徐々に減少し、その結果、線状の接触ラインが達成され、これによって
、少なくとも比較的長い時間の経過後に使用者に不快感ないしは痛みを引き起こ
してしまうという点で共通している。この問題は、さらに、湾曲エレメントが好
ましくない高さに調節されている場合に増大する。
【0004】 前記ドイツ連邦共和国特許出願公開第2541559号明細書に基づき、背中
を支持するためのバックサポートが公知である。このバックサポートは、互いに
相対的にかつ共通して移動可能な、板ばねの形の2つのサポートに、進出・進入
可能な固いサポートプレートを有している。ここでは、サポート面積は、進出ま
たは進入した状態とは関係なく常に同じ大きさであり、原則的には硬さも常に同
じである。
を支持するためのバックサポートが公知である。このバックサポートは、互いに
相対的にかつ共通して移動可能な、板ばねの形の2つのサポートに、進出・進入
可能な固いサポートプレートを有している。ここでは、サポート面積は、進出ま
たは進入した状態とは関係なく常に同じ大きさであり、原則的には硬さも常に同
じである。
【0005】 前記ドイツ連邦共和国特許第4232679号明細書に基づき、調整可能な湾
曲エレメントを備えたシートバックが公知である。このシートバックは、湾曲エ
レメントに結合された付加的な骨盤サポートを有している。これによって、湾曲
が比較的激しい場合でも、特に実施例に示したように、剛性的なプレートの代わ
りに、一方の側でばねに支持されている曲げ弾性的なプレートが設けられている
場合には、特に骨盤の方向での、改善された面状の支持が獲得される。しかし、
この構成は、製造に手間がかかると同時に、構成部材が多数必要となることによ
って高価にもなってしまう。
曲エレメントを備えたシートバックが公知である。このシートバックは、湾曲エ
レメントに結合された付加的な骨盤サポートを有している。これによって、湾曲
が比較的激しい場合でも、特に実施例に示したように、剛性的なプレートの代わ
りに、一方の側でばねに支持されている曲げ弾性的なプレートが設けられている
場合には、特に骨盤の方向での、改善された面状の支持が獲得される。しかし、
この構成は、製造に手間がかかると同時に、構成部材が多数必要となることによ
って高価にもなってしまう。
【0006】 前記ドイツ連邦共和国特許第4444803号明細書に基づき、一体のひいて
は簡単に製造することができる弾性的な、プラスチック製の湾曲エレメントが公
知である。この湾曲エレメント内には調整装置の部分が組み込まれている。この
場合、湾曲が激しい場合には、上述した問題が生ぜしめられる。
は簡単に製造することができる弾性的な、プラスチック製の湾曲エレメントが公
知である。この湾曲エレメント内には調整装置の部分が組み込まれている。この
場合、湾曲が激しい場合には、上述した問題が生ぜしめられる。
【0007】 本発明の課題は、請求項1の上位概念部に記載した形式の、湾曲調整可能なサ
ポートを改良して、湾曲が比較的激しい場合でも、使用者へのばね弾性的なかつ
面状の支持が保証されているようにすることである。この場合、当該サポートが
、簡単にかつ迅速に、しかも廉価に製造可能であると同時に組付け可能であるこ
とが望ましい。
ポートを改良して、湾曲が比較的激しい場合でも、使用者へのばね弾性的なかつ
面状の支持が保証されているようにすることである。この場合、当該サポートが
、簡単にかつ迅速に、しかも廉価に製造可能であると同時に組付け可能であるこ
とが望ましい。
【0008】 この課題は、請求項1の特徴部に記載した特徴を備えた、湾曲調整可能なサポ
ートによって解決される。この解決手段によって、湾曲可能なフレーム部分が獲
得される。このフレーム部分に結合されたプレートは、その僅かな面での結合に
よってほとんど湾曲しないかまたは全く湾曲しないようになっていて、湾曲の程
度とは無関係に、常にばね弾性的にひいては面状に作用するようになっている。
ートによって解決される。この解決手段によって、湾曲可能なフレーム部分が獲
得される。このフレーム部分に結合されたプレートは、その僅かな面での結合に
よってほとんど湾曲しないかまたは全く湾曲しないようになっていて、湾曲の程
度とは無関係に、常にばね弾性的にひいては面状に作用するようになっている。
【0009】 従属請求項には、請求項1の対象の有利な構成が記載されている。この有利な
構成のそれぞれの利点は、本発明の実施例の説明において詳しく説明される。
構成のそれぞれの利点は、本発明の実施例の説明において詳しく説明される。
【0010】 以下に、本発明の実施例を図面につき詳しく説明する。
【0011】 図1および図2には、円形ロッドの形をした長手方向ステー1上に調整可能に
配置された湾曲調整可能なサポートもしくは支持部が示してある。長手方向ステ
ー1は、上端部と下端部とで横方向ステー2に結合されており、かつ両横方向ス
テー2の間で中間ステー3に結合されている。これらのステー1,2,3から形
成された骨組み4は、任意のシート(図示せず)のシートバックの構成部分であ
る。有利には、骨組み4は、プラスチックから成る取付けエレメントを用いてシ
ートバックに結合されている。サポートはフレーム部分5を有しており、このフ
レーム部分5は、長手方向ステー1に沿って上下に移動可能に配置されている。
フレーム部分5は面状に形成されていて、上端部と下端部とに、折り曲げられた
縁部6を有している。両縁部6には、スリット付けされた案内孔7が形成されて
いる。この案内孔7は、フレーム部分5を骨組み4に沿って工具を使用すること
なしに移動可能に配置するために設けられている。
配置された湾曲調整可能なサポートもしくは支持部が示してある。長手方向ステ
ー1は、上端部と下端部とで横方向ステー2に結合されており、かつ両横方向ス
テー2の間で中間ステー3に結合されている。これらのステー1,2,3から形
成された骨組み4は、任意のシート(図示せず)のシートバックの構成部分であ
る。有利には、骨組み4は、プラスチックから成る取付けエレメントを用いてシ
ートバックに結合されている。サポートはフレーム部分5を有しており、このフ
レーム部分5は、長手方向ステー1に沿って上下に移動可能に配置されている。
フレーム部分5は面状に形成されていて、上端部と下端部とに、折り曲げられた
縁部6を有している。両縁部6には、スリット付けされた案内孔7が形成されて
いる。この案内孔7は、フレーム部分5を骨組み4に沿って工具を使用すること
なしに移動可能に配置するために設けられている。
【0012】 フレーム部分5の中央にはプレート8が配置されている。このプレート8は、
2つのU字形のスリット9の打抜き加工によって、対称的に配置された2つの結
合ウェブ10が両スリット9の間に残るように、フレーム部分5から打抜き加工
されている。結合ウェブ10は、プレート8のための一種の対称軸(Dreha
chse)を形成している。この対称軸は、フレーム部分5の縁部6に対して平
行に方向付けられている。図1に示した実施例では、結合ウェブ10がプレート
8に関して対称的に配置されている、すなわち、プレート8が、2つの同様な部
分プレート11,12(上側の部分プレート11および下側の部分プレート12
)で形成されている。各部分プレート11,12は各自由端部に、下方へ縁曲げ
されたまたは曲げられた縁部13を有している。
2つのU字形のスリット9の打抜き加工によって、対称的に配置された2つの結
合ウェブ10が両スリット9の間に残るように、フレーム部分5から打抜き加工
されている。結合ウェブ10は、プレート8のための一種の対称軸(Dreha
chse)を形成している。この対称軸は、フレーム部分5の縁部6に対して平
行に方向付けられている。図1に示した実施例では、結合ウェブ10がプレート
8に関して対称的に配置されている、すなわち、プレート8が、2つの同様な部
分プレート11,12(上側の部分プレート11および下側の部分プレート12
)で形成されている。各部分プレート11,12は各自由端部に、下方へ縁曲げ
されたまたは曲げられた縁部13を有している。
【0013】 フレーム部分5には、このフレーム部分5の湾曲を調節しかつ調整するための
調整装置の部分が設けられている。この調整装置は、本実施例ではボーデンケー
ブルユニット14を含んでいる。このボーデンケーブルユニット14はワイヤケ
ーブル15を有している。このワイヤケーブル15の、突起16を有する一方の
端部は、フレーム部分5の両縁部6のうちの一方に形成された収容部17内に位
置固定されている。この収容部17は、フレーム部分5の一方の縁部6に形成さ
れている。本実施例では、収容部17は上側の縁部6に、突起16を保持するた
めの切欠き18の形でかつワイヤケーブル15を導入するためのスリット19を
備えて形成されている。反対の側に位置する下側の縁部6には、ワイヤケーブル
15を取り囲む外套20の、スリーブ21の形の一方の端部を保持するための収
容部17が配置されている。
調整装置の部分が設けられている。この調整装置は、本実施例ではボーデンケー
ブルユニット14を含んでいる。このボーデンケーブルユニット14はワイヤケ
ーブル15を有している。このワイヤケーブル15の、突起16を有する一方の
端部は、フレーム部分5の両縁部6のうちの一方に形成された収容部17内に位
置固定されている。この収容部17は、フレーム部分5の一方の縁部6に形成さ
れている。本実施例では、収容部17は上側の縁部6に、突起16を保持するた
めの切欠き18の形でかつワイヤケーブル15を導入するためのスリット19を
備えて形成されている。反対の側に位置する下側の縁部6には、ワイヤケーブル
15を取り囲む外套20の、スリーブ21の形の一方の端部を保持するための収
容部17が配置されている。
【0014】 フレーム部分5を移動区間に沿って調整するため、ここでは、下側の横方向ス
テー2と、中間ステー3との間での高さ調整のために、本実施例では、2つのボ
ーデンケーブル22,22′を備えた装置が設けられている。両ボーデンケーブ
ル22,22′の外套23,23′は、中間ステー3もしくは下側の横方向ステ
ー2に設けられた収容部17内に配置されている。各ワイヤケーブル24;24
′はフレーム部分5に固定されている。本実施例では、ワイヤケーブル24;2
4′の端部はフレーム部分5の上側の縁部6内に掛け込まれている。ワイヤケー
ブル端部の、この互いに隣接した配置形式によって、その都度調整された湾曲は
高さ調整時に全く影響を受けないようになっている。このことは、一方のワイヤ
ケーブル端部が上側の縁部に固定されており、他方のワイヤケーブル端部が下側
の縁部に固定されている場合にも得られる。ここでは、高さ調整は、特定の力が
上側のワイヤケーブルまたは下側のワイヤケーブルのどちらか一方に伝達される
ことによって行われる。この場合、それぞれ他方のワイヤケーブルは同時に同じ
程度に弛緩される。また、別の調整装置、たとえばラックピニオン伝動装置(Z
ahnstangengetriebe)または個々のボーデンケーブルを介し
てこのボーデンケーブルに抗して作用するばねまたは別の任意の調整機構も任意
に使用可能である。
テー2と、中間ステー3との間での高さ調整のために、本実施例では、2つのボ
ーデンケーブル22,22′を備えた装置が設けられている。両ボーデンケーブ
ル22,22′の外套23,23′は、中間ステー3もしくは下側の横方向ステ
ー2に設けられた収容部17内に配置されている。各ワイヤケーブル24;24
′はフレーム部分5に固定されている。本実施例では、ワイヤケーブル24;2
4′の端部はフレーム部分5の上側の縁部6内に掛け込まれている。ワイヤケー
ブル端部の、この互いに隣接した配置形式によって、その都度調整された湾曲は
高さ調整時に全く影響を受けないようになっている。このことは、一方のワイヤ
ケーブル端部が上側の縁部に固定されており、他方のワイヤケーブル端部が下側
の縁部に固定されている場合にも得られる。ここでは、高さ調整は、特定の力が
上側のワイヤケーブルまたは下側のワイヤケーブルのどちらか一方に伝達される
ことによって行われる。この場合、それぞれ他方のワイヤケーブルは同時に同じ
程度に弛緩される。また、別の調整装置、たとえばラックピニオン伝動装置(Z
ahnstangengetriebe)または個々のボーデンケーブルを介し
てこのボーデンケーブルに抗して作用するばねまたは別の任意の調整機構も任意
に使用可能である。
【0015】 図2には、折り曲げられた縁部6を備えた、比較的大きく湾曲したフレーム部
分5が、下側の終端位置の近傍では実線によって、また、上側の終端位置では破
線で示してある。プレート8は、単に結合ウェブ10の長さLに沿ってしかフレ
ーム部分5に結合されていないので、プレート8が湾曲の影響を受けることはほ
とんどなく、これによって、プレート8は実際に鉛直に張り出している(図2参
照)。この場合、ここでは、プレート8の上側の部分プレート11だけでなく下
側の部分プレート12もばね弾性的にフレキシブルに作用する。
分5が、下側の終端位置の近傍では実線によって、また、上側の終端位置では破
線で示してある。プレート8は、単に結合ウェブ10の長さLに沿ってしかフレ
ーム部分5に結合されていないので、プレート8が湾曲の影響を受けることはほ
とんどなく、これによって、プレート8は実際に鉛直に張り出している(図2参
照)。この場合、ここでは、プレート8の上側の部分プレート11だけでなく下
側の部分プレート12もばね弾性的にフレキシブルに作用する。
【0016】 図3に示した、湾曲調整可能なサポートの実施例は2つの長手方向ステー1′
を有している。両長手方向ステー1′は、有利には、プラスチックから成る取付
けエレメントを使用して、シートのシートバックに公知の形式で取り付けられて
いる(図示せず)。両長手方向ステー1′の間には、線材から成る複数の平行な
中間ステー3′が張設されている。フレーム部分5′は、上側の部分と下側の部
分とにフック状の曲げ部25または折曲げ部または縁曲げ部を有している。この
曲げ部25は後方へ向けられていて、それぞれ1つの中間ステー3′を収容する
ため、すなわち、長手方向ステー1′と中間ステー3′とによって形成された骨
組み4′にフレーム部分5′を取り付けるために使用される。このためには、中
間ステー3′が曲げ部25の背後に導入される。これによって、フレーム部分5
′の湾曲を補強する場合には、フレーム部分5′が掛け込まれている中間ステー
3′の僅かな緊張も生ぜしめられる。さらに、縁部6′の横方向補強のために、
一貫して延びる横方向エンボス加工部26を形成することができる。フレーム部
分5′には、互いに対称的に配置された2つのプレート27,28が、中央の中
間スペース29を残すように相対的に配置されている。中間スペース29の上側
の縁部6′および下側の縁部6′の領域には、それぞれ1つの収容部17が形成
されている。この収容部17は、フレーム部分5′を湾曲調整するためのボーデ
ンケーブルユニット14のワイヤケーブル15の一方の端部もしくは外套20の
一方の端部を固定するために使用される。上側の収容部17はアイの形で形成さ
れている。このアイは、ワイヤケーブル15の突起16を通過案内しかつ保持す
るために使用される。ボーデンケーブルユニット14の外套20の端部を保持す
るための収容部17は図8に詳細図で示してあり、あとで詳しく説明することに
する。
を有している。両長手方向ステー1′は、有利には、プラスチックから成る取付
けエレメントを使用して、シートのシートバックに公知の形式で取り付けられて
いる(図示せず)。両長手方向ステー1′の間には、線材から成る複数の平行な
中間ステー3′が張設されている。フレーム部分5′は、上側の部分と下側の部
分とにフック状の曲げ部25または折曲げ部または縁曲げ部を有している。この
曲げ部25は後方へ向けられていて、それぞれ1つの中間ステー3′を収容する
ため、すなわち、長手方向ステー1′と中間ステー3′とによって形成された骨
組み4′にフレーム部分5′を取り付けるために使用される。このためには、中
間ステー3′が曲げ部25の背後に導入される。これによって、フレーム部分5
′の湾曲を補強する場合には、フレーム部分5′が掛け込まれている中間ステー
3′の僅かな緊張も生ぜしめられる。さらに、縁部6′の横方向補強のために、
一貫して延びる横方向エンボス加工部26を形成することができる。フレーム部
分5′には、互いに対称的に配置された2つのプレート27,28が、中央の中
間スペース29を残すように相対的に配置されている。中間スペース29の上側
の縁部6′および下側の縁部6′の領域には、それぞれ1つの収容部17が形成
されている。この収容部17は、フレーム部分5′を湾曲調整するためのボーデ
ンケーブルユニット14のワイヤケーブル15の一方の端部もしくは外套20の
一方の端部を固定するために使用される。上側の収容部17はアイの形で形成さ
れている。このアイは、ワイヤケーブル15の突起16を通過案内しかつ保持す
るために使用される。ボーデンケーブルユニット14の外套20の端部を保持す
るための収容部17は図8に詳細図で示してあり、あとで詳しく説明することに
する。
【0017】 図3に示した実施例では、プレート27,28は、第1にプレート27,28
の上側の部分プレート31が、下側の部分プレート32よりも長く形成されてい
る点で、また、第2に下側の部分プレート32が、上側の部分プレート31より
も大きな幅を有している点で非対称的に形成されている。プレート27,28は
上下に、後方へ縁曲げされたまたは曲げられた縁部13を有している。図示のプ
レート27,28は、所望される任意の配置形式内に、可撓性を増大させるため
の補強部および/または弱化部を有している。この補強部および/または弱化部
は、曲げ剛性を増大させるために設けられたエンボス加工部またはリブまたはス
リットの形で、折り曲げられた縁部を備えてまたは折り曲げられた縁部なしに形
成することができる。本実施例では、例示的な補強部もしくは弱化部が、フレー
ム部分5′とプレート27,28とに線状に形成されている。この場合、補強部
もしくは弱化部は別の形状、たとえば楔状に形成されていてもよい。これによっ
て、フレーム部分5′の、弾性的な曲げ特性だけでなく、プレート27,28の
、弾性的な曲げ特性も任意に形成することができる。
の上側の部分プレート31が、下側の部分プレート32よりも長く形成されてい
る点で、また、第2に下側の部分プレート32が、上側の部分プレート31より
も大きな幅を有している点で非対称的に形成されている。プレート27,28は
上下に、後方へ縁曲げされたまたは曲げられた縁部13を有している。図示のプ
レート27,28は、所望される任意の配置形式内に、可撓性を増大させるため
の補強部および/または弱化部を有している。この補強部および/または弱化部
は、曲げ剛性を増大させるために設けられたエンボス加工部またはリブまたはス
リットの形で、折り曲げられた縁部を備えてまたは折り曲げられた縁部なしに形
成することができる。本実施例では、例示的な補強部もしくは弱化部が、フレー
ム部分5′とプレート27,28とに線状に形成されている。この場合、補強部
もしくは弱化部は別の形状、たとえば楔状に形成されていてもよい。これによっ
て、フレーム部分5′の、弾性的な曲げ特性だけでなく、プレート27,28の
、弾性的な曲げ特性も任意に形成することができる。
【0018】 プレート27,28は、図1および図2で説明した実施例に相応して、結合ウ
ェブ10を残したままスリット9によってフレーム部分5′から分離されている
かもしくは線形の軸線に沿ってフレーム部分5′に結合されている。プレート2
7,28に設けられた補強部もしくは弱化部は、結合ウェブ10の軸線を貫通し
て延びるように形成されていてもよいし、面状のまたは成形された中間ウェブ3
4が残るように中断されていてもよい。また、プレート27,28を分離するス
リット9に隣接する、プレート27,28の長手方向縁部35を、曲げ部、縁曲
げ部等により補強することによってプレート27,28の曲げ剛性を強化するこ
とも可能である。外側の長手方向縁部35′に沿って折曲げ部または縁曲げ部が
形成されていて、中央部分29にリブまたはエンボス加工部が形成されているフ
レーム部分5′にとっても相応の可能性が存在する。当然ながら、補強部または
弱化部の種類とそれぞれの局所的な配置形式とによって、フレーム部分5′の湾
曲特性だけでなく、上下の部分プレート31,32の、ばね弾性的な特性にも任
意の形式で影響を与えることができる。このことは、上下の部分プレート31,
32のそれぞれの大きさと、スリット9の幅Bとに当てはまるだけでなく、結合
ウェブ10,34の長さLおよび厚さSに関しても同様に当てはまる。
ェブ10を残したままスリット9によってフレーム部分5′から分離されている
かもしくは線形の軸線に沿ってフレーム部分5′に結合されている。プレート2
7,28に設けられた補強部もしくは弱化部は、結合ウェブ10の軸線を貫通し
て延びるように形成されていてもよいし、面状のまたは成形された中間ウェブ3
4が残るように中断されていてもよい。また、プレート27,28を分離するス
リット9に隣接する、プレート27,28の長手方向縁部35を、曲げ部、縁曲
げ部等により補強することによってプレート27,28の曲げ剛性を強化するこ
とも可能である。外側の長手方向縁部35′に沿って折曲げ部または縁曲げ部が
形成されていて、中央部分29にリブまたはエンボス加工部が形成されているフ
レーム部分5′にとっても相応の可能性が存在する。当然ながら、補強部または
弱化部の種類とそれぞれの局所的な配置形式とによって、フレーム部分5′の湾
曲特性だけでなく、上下の部分プレート31,32の、ばね弾性的な特性にも任
意の形式で影響を与えることができる。このことは、上下の部分プレート31,
32のそれぞれの大きさと、スリット9の幅Bとに当てはまるだけでなく、結合
ウェブ10,34の長さLおよび厚さSに関しても同様に当てはまる。
【0019】 図4には、プレート8,27,28の、考えられ得る形状と構成とに関する若
干数の選択的な実施例が示してある。図4aには、エンボス加工部と、スリット
状の開口を備えたリブとを有するプレートの実施例が示してある。図4bには、
曲げ部としての縁部13を除いて滑らかなプレートが示してある。図4cには、
延長部36を備えたプレートが示してある。この延長部36は、たとえばリベッ
ト結合部37または接着結合部によって各プレートに固定的に結合されていてよ
い。図4dに示した実施例では、2つのプレートがU字形部材36′によって延
長されているだけでなく、互いに結合されている。各延長部は、線材状の材料か
ら曲げ加工することができ、たとえば打抜き加工された差込み孔の形でプレート
に形成された保持部37′に差し込まれていてもよいし、別個のホルダを用いて
固定されていてもよい。
干数の選択的な実施例が示してある。図4aには、エンボス加工部と、スリット
状の開口を備えたリブとを有するプレートの実施例が示してある。図4bには、
曲げ部としての縁部13を除いて滑らかなプレートが示してある。図4cには、
延長部36を備えたプレートが示してある。この延長部36は、たとえばリベッ
ト結合部37または接着結合部によって各プレートに固定的に結合されていてよ
い。図4dに示した実施例では、2つのプレートがU字形部材36′によって延
長されているだけでなく、互いに結合されている。各延長部は、線材状の材料か
ら曲げ加工することができ、たとえば打抜き加工された差込み孔の形でプレート
に形成された保持部37′に差し込まれていてもよいし、別個のホルダを用いて
固定されていてもよい。
【0020】 図5および図6に示した実施例は、図3につき説明した実施例に類似している
。この場合、中央の中間スペース29が異なった形で形成されている。中間スペ
ース29の中央には溝38が設けられている。この溝38は、フレーム部分5′
として形成された湾曲プレートの湾曲を調整するために設けられたボーデンケー
ブルユニット14のワイヤケーブル15を収容しかつ案内するために使用される
。このワイヤケーブル15の端部に固定された突起16は、フレーム部分5′の
上側の縁部6に設けられた収容部17内に掛け込まれている。溝38は、特に湾
曲頂点の領域で一貫して延びるように形成されておらず、特にこの領域での湾曲
の可撓性が妨害されないように開放して形成されている。この中央の領域には、
溝38の、一貫して延びる部分の延長線状に突出部39が、有利には両側から交
互に設けられている。この突出部39は、ワイヤケーブル15のための下側の案
内部または上側の案内部として働くことができるように曲げられてよい。下側の
縁部6′では、ボーデンケーブルユニット14の外套20の端部を収容するため
の収容部17が溝38の端部に設けられている。収容部17は、貫通する孔とし
て溝38の端部に形成されていてよい。この孔は、突起16とワイヤケーブル1
5との貫通部を形成しているものの、外套20の滑り抜けを抑止している。溝3
8の上端部には、突起16およびワイヤケーブル15のための貫通部が相応に形
成されている。
。この場合、中央の中間スペース29が異なった形で形成されている。中間スペ
ース29の中央には溝38が設けられている。この溝38は、フレーム部分5′
として形成された湾曲プレートの湾曲を調整するために設けられたボーデンケー
ブルユニット14のワイヤケーブル15を収容しかつ案内するために使用される
。このワイヤケーブル15の端部に固定された突起16は、フレーム部分5′の
上側の縁部6に設けられた収容部17内に掛け込まれている。溝38は、特に湾
曲頂点の領域で一貫して延びるように形成されておらず、特にこの領域での湾曲
の可撓性が妨害されないように開放して形成されている。この中央の領域には、
溝38の、一貫して延びる部分の延長線状に突出部39が、有利には両側から交
互に設けられている。この突出部39は、ワイヤケーブル15のための下側の案
内部または上側の案内部として働くことができるように曲げられてよい。下側の
縁部6′では、ボーデンケーブルユニット14の外套20の端部を収容するため
の収容部17が溝38の端部に設けられている。収容部17は、貫通する孔とし
て溝38の端部に形成されていてよい。この孔は、突起16とワイヤケーブル1
5との貫通部を形成しているものの、外套20の滑り抜けを抑止している。溝3
8の上端部には、突起16およびワイヤケーブル15のための貫通部が相応に形
成されている。
【0021】 図7には、すでに説明したサポートの機能形式が概略図で示してある。この場
合、サポートの、湾曲されていない出発位置は図7aに示してあり、サポートの
、最大の湾曲時は図7bに示してある。この場合、サポートは、特にクッション
であってよい被覆体40を備えて配置されている。被覆体40が、出発位置でサ
ポート全体にわたって広幅に面状に接触していることは図7aから明らかである
。しかし、湾曲が比較的大きい場合でも、プレートによって、被覆体40の、広
幅面状のかつばね弾性的にフレキシブルな支持が獲得される。これによって、前
記公知先行技術のように、支持が、単に剛性的でフレキシブルでない湾曲に加え
てさらに線状にしか有効でない場合に比べて著しく改善された座り心地が獲得さ
れる。
合、サポートの、湾曲されていない出発位置は図7aに示してあり、サポートの
、最大の湾曲時は図7bに示してある。この場合、サポートは、特にクッション
であってよい被覆体40を備えて配置されている。被覆体40が、出発位置でサ
ポート全体にわたって広幅に面状に接触していることは図7aから明らかである
。しかし、湾曲が比較的大きい場合でも、プレートによって、被覆体40の、広
幅面状のかつばね弾性的にフレキシブルな支持が獲得される。これによって、前
記公知先行技術のように、支持が、単に剛性的でフレキシブルでない湾曲に加え
てさらに線状にしか有効でない場合に比べて著しく改善された座り心地が獲得さ
れる。
【0022】 図8には、図3に示した実施例ですでに説明した、ボーデンケーブルユニット
14の外套20のための収容部17が示してある。図示の構成では、フレーム部
分5′に下端部で結合されたウェブ41が設けられている。この場合、このウェ
ブ41の自由端部は、第1の屈曲線または曲げ線42でほぼ直角に曲げられてお
り、第2の曲げ線43で90゜を超える角度だけ曲げられており、第3の曲げ線
44で約90゜だけ曲げられており、これによって、一種のばね弾性的なクラン
プが形成される(図8b参照)。このクランプは、一方では、曲げ線42と曲げ
線43との間の領域に、ワイヤケーブル15のための、場合によってはこのワイ
ヤケーブル15の端部に配置された突起(図示せず)のための貫通部を有してお
り、他方では、導入された外套20をウェブ41に接触させたまま、この外套2
0が側方でかつ上方からも保持されるように形成された別の開口45を有してい
る(図8b参照)。
14の外套20のための収容部17が示してある。図示の構成では、フレーム部
分5′に下端部で結合されたウェブ41が設けられている。この場合、このウェ
ブ41の自由端部は、第1の屈曲線または曲げ線42でほぼ直角に曲げられてお
り、第2の曲げ線43で90゜を超える角度だけ曲げられており、第3の曲げ線
44で約90゜だけ曲げられており、これによって、一種のばね弾性的なクラン
プが形成される(図8b参照)。このクランプは、一方では、曲げ線42と曲げ
線43との間の領域に、ワイヤケーブル15のための、場合によってはこのワイ
ヤケーブル15の端部に配置された突起(図示せず)のための貫通部を有してお
り、他方では、導入された外套20をウェブ41に接触させたまま、この外套2
0が側方でかつ上方からも保持されるように形成された別の開口45を有してい
る(図8b参照)。
【0023】 図9には、ボーデンケーブルユニット14の外套20の端部を収容するための
ウェブ41′の変化実施例が示してある。この場合、ウェブ41′はその自由端
部に、1つの平面内に位置する2つのスリット46を有している。外套20を固
定するためには、この外套20が長手方向でウェブ41′に沿って配置されてい
て、しかも、外套20の端部がスリット46の領域に位置している。この場合、
ウェブ41′が外套20を取り囲むように折り曲げられ、これによって、ウェブ
41′が外套20を180゜よりも大きく取り囲んでいる、つまりクランプして
いる。その後、図9cに示したように、ウェブ41′の、スリット46の上側に
残された縁部47が、U字形を形成するように圧潰されるので、U字形の縁部は
外套端部をカバーしかつこの外套端部の固定的な位置決めを保証しているが、し
かし、ワイヤケーブル15の、自由な運動性を妨害することはない。
ウェブ41′の変化実施例が示してある。この場合、ウェブ41′はその自由端
部に、1つの平面内に位置する2つのスリット46を有している。外套20を固
定するためには、この外套20が長手方向でウェブ41′に沿って配置されてい
て、しかも、外套20の端部がスリット46の領域に位置している。この場合、
ウェブ41′が外套20を取り囲むように折り曲げられ、これによって、ウェブ
41′が外套20を180゜よりも大きく取り囲んでいる、つまりクランプして
いる。その後、図9cに示したように、ウェブ41′の、スリット46の上側に
残された縁部47が、U字形を形成するように圧潰されるので、U字形の縁部は
外套端部をカバーしかつこの外套端部の固定的な位置決めを保証しているが、し
かし、ワイヤケーブル15の、自由な運動性を妨害することはない。
【0024】 図示の実施例は、プレート8,27,28を曲げ弾性的なプレート状の材料か
ら1回の作業ステップで打ち抜くことができるという特別な利点を有している。
特に、リブ、曲げ部、エンボス加工部等の形の、さらに別の打抜き加工部および
変形部が設けられている場合には、薄板材料、特に鋼薄板の使用が特に有利であ
る。なぜならば、このような別の打抜き加工または変形は、たとえば収容部17
のための打抜き工程内に一緒に組み込むことができ、これによって、ただ1つの
作業ステップしか必要とならないからである。しかし、このようなサポートを、
肉厚部および/または肉薄部を備えて、たとえばプレス成形法でプラスチックか
ら一体に製造することまたはプレート状のプラスチック材料から打抜き加工する
ことも可能である。この場合、場合によっては、別の所要な補強部または肉薄部
を第2の加工ステップにおいて形成することができる。全ての方法は自動化する
ことができ、ひいては廉価に実施することができる。プレート状の材料もしくは
薄板を使用する場合には、材料の厚さは、所望の特性に応じて選択され得るので
、場合によっては、補強部を完全に省略することができる。サポート、特にばね
弾性的なプレートの特性に影響を与えるための別の手段は、上で十分に説明した
通りである。
ら1回の作業ステップで打ち抜くことができるという特別な利点を有している。
特に、リブ、曲げ部、エンボス加工部等の形の、さらに別の打抜き加工部および
変形部が設けられている場合には、薄板材料、特に鋼薄板の使用が特に有利であ
る。なぜならば、このような別の打抜き加工または変形は、たとえば収容部17
のための打抜き工程内に一緒に組み込むことができ、これによって、ただ1つの
作業ステップしか必要とならないからである。しかし、このようなサポートを、
肉厚部および/または肉薄部を備えて、たとえばプレス成形法でプラスチックか
ら一体に製造することまたはプレート状のプラスチック材料から打抜き加工する
ことも可能である。この場合、場合によっては、別の所要な補強部または肉薄部
を第2の加工ステップにおいて形成することができる。全ての方法は自動化する
ことができ、ひいては廉価に実施することができる。プレート状の材料もしくは
薄板を使用する場合には、材料の厚さは、所望の特性に応じて選択され得るので
、場合によっては、補強部を完全に省略することができる。サポート、特にばね
弾性的なプレートの特性に影響を与えるための別の手段は、上で十分に説明した
通りである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 シートのシートバック内に上下に移動可能に配置された、プレートを備えた湾
曲調整可能なサポートの平面図である。
曲調整可能なサポートの平面図である。
【図2】 図1に示したサポートの側面図である。
【図3】 互いに相並んで配置された2つのプレートを備えたサポートの実施例を示す図
である。
である。
【図4】 プレートの種々の変化実施例を示す図である。
【図5】 2つのプレートと、湾曲を調整するためのボーデンケーブルユニットのワイヤ
ケーブルのための中央の案内部とを備えたサポートの平面図である。
ケーブルのための中央の案内部とを備えたサポートの平面図である。
【図6】 図5に示したサポートの側面図である。
【図7】 当付け部を装備したサポートの出発位置と激しい湾曲時とを示す図である。
【図8】 ボーデンケーブルの外套端部のための、打抜き加工されたウェブとしての収容
部を打抜き部分として示す図であり、変形後に固定された外套が側面図で示して
ある。
部を打抜き部分として示す図であり、変形後に固定された外套が側面図で示して
ある。
【図9】 打抜き加工されたウェブとしての収容部の変化実施例を示す図であり、変形後
に固定された外套が側面図と平面図とで示してある。
に固定された外套が側面図と平面図とで示してある。
1,1′ 長手方向ステー、 2,2′ 横方向ステー、 3,3′ 中間ス
テー、 4,4′ 骨組み、 5,5′ フレーム部分、 6,6′ 縁部、
7 案内孔、 8 プレート、 9 スリット、 10 結合ウェブ、 11,
12 部分プレート、 13 縁部、 14 ボーデンケーブルユニット、 1
5 ワイヤケーブル、 16 突起、 17 収容部、 18 切欠き、 19
スリット、 20 外套、 21 スリーブ、 22,22′ ボーデンケー
ブル、 23,23′ 外套、 24,24′ ワイヤケーブル、 25 曲げ
部、 26 横方向エンボス加工部、 27,28 プレート、 29 中間ス
ペース、 31,32 部分プレート、 34 中間ウェブ、 35,35′
長手方向縁部、 36 延長部、 36′ U字形部材、 37 リベット結合
部、 37′ 保持部、 38 溝、 39 突出部、 40 被覆体、 41
,41′ ウェブ、 42 第1の屈曲線または曲げ線、 43 第2の曲げ線
、 44 第3の曲げ線、 45 開口、 46 スリット、 47 縁部、
B 幅、 L 長さ、 S 厚さ
テー、 4,4′ 骨組み、 5,5′ フレーム部分、 6,6′ 縁部、
7 案内孔、 8 プレート、 9 スリット、 10 結合ウェブ、 11,
12 部分プレート、 13 縁部、 14 ボーデンケーブルユニット、 1
5 ワイヤケーブル、 16 突起、 17 収容部、 18 切欠き、 19
スリット、 20 外套、 21 スリーブ、 22,22′ ボーデンケー
ブル、 23,23′ 外套、 24,24′ ワイヤケーブル、 25 曲げ
部、 26 横方向エンボス加工部、 27,28 プレート、 29 中間ス
ペース、 31,32 部分プレート、 34 中間ウェブ、 35,35′
長手方向縁部、 36 延長部、 36′ U字形部材、 37 リベット結合
部、 37′ 保持部、 38 溝、 39 突出部、 40 被覆体、 41
,41′ ウェブ、 42 第1の屈曲線または曲げ線、 43 第2の曲げ線
、 44 第3の曲げ線、 45 開口、 46 スリット、 47 縁部、
B 幅、 L 長さ、 S 厚さ
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年7月5日(2000.7.5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 あらゆる種類のシートおよびベッドのための、湾曲調整可能な
サポート、特にランバサポート
サポート、特にランバサポート
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、あらゆる種類のシート、特に自動車シートおよび椅子の背もたれな
らびにベッドのための、湾曲調整可能なサポート、特にランバサポートであって
、当該サポートの骨組みに、湾曲エレメントと、該湾曲エレメントの湾曲を調節
しかつ調整するための調整装置とが設けられている形式のものに関する。
らびにベッドのための、湾曲調整可能なサポート、特にランバサポートであって
、当該サポートの骨組みに、湾曲エレメントと、該湾曲エレメントの湾曲を調節
しかつ調整するための調整装置とが設けられている形式のものに関する。
【0002】 湾曲エレメントは、たとえばドイツ連邦共和国特許出願公開第2541559
号明細書、ドイツ連邦共和国特許第4232679号明細書およびドイツ連邦共
和国特許第4444803号明細書に基づき公知である。実際に、公知の全ての
湾曲エレメントは、この湾曲エレメントが激しく湾曲すればするほど、それだけ
ますます硬くなり、そして、支持すべき体に接触する湾曲エレメントの面積が徐
々に減少し、その結果、線状の接触ラインが達成され、これによって、少なくと
も比較的長い時間の経過後に使用者に不快感ないしは痛みを引き起こしてしまう
という点で共通している。この問題は、さらに、湾曲エレメントが好ましくない
高さに調節されている場合に増大する。
号明細書、ドイツ連邦共和国特許第4232679号明細書およびドイツ連邦共
和国特許第4444803号明細書に基づき公知である。実際に、公知の全ての
湾曲エレメントは、この湾曲エレメントが激しく湾曲すればするほど、それだけ
ますます硬くなり、そして、支持すべき体に接触する湾曲エレメントの面積が徐
々に減少し、その結果、線状の接触ラインが達成され、これによって、少なくと
も比較的長い時間の経過後に使用者に不快感ないしは痛みを引き起こしてしまう
という点で共通している。この問題は、さらに、湾曲エレメントが好ましくない
高さに調節されている場合に増大する。
【0003】 前記ドイツ連邦共和国特許出願公開第2541559号明細書に基づき、背中
を支持するためのバックサポートが公知である。このバックサポートは、互いに
相対的にかつ共通して移動可能な、板ばねの形の2つのサポートに、進出・進入
可能な固いサポートプレートを有している。ここでは、サポート面積は、進出ま
たは進入した状態とは関係なく常に同じ大きさであり、原則的には硬さも常に同
じである。
を支持するためのバックサポートが公知である。このバックサポートは、互いに
相対的にかつ共通して移動可能な、板ばねの形の2つのサポートに、進出・進入
可能な固いサポートプレートを有している。ここでは、サポート面積は、進出ま
たは進入した状態とは関係なく常に同じ大きさであり、原則的には硬さも常に同
じである。
【0004】 請求項1の上位概念部を成すアメリカ合衆国特許第5651587号明細書お
よび相応する前記ドイツ連邦共和国特許第4232679号明細書およびドイツ
連邦共和国特許第4320105号明細書に基づき、調整可能な湾曲エレメント
を備えたシートバックが公知である。このシートバックは、湾曲エレメントに結
合された付加的な骨盤サポートを有している。これによって、湾曲が比較的激し
い場合でも、特に実施例に示したように、剛性的なプレートの代わりに、一方の
側でばねに支持されている曲げ弾性的なプレートが設けられている場合には、特
に骨盤の方向での、改善された面状の支持が獲得される。しかし、この構成は、
製造に手間がかかると同時に、構成部材が多数必要となることによって高価にも
なってしまう。
よび相応する前記ドイツ連邦共和国特許第4232679号明細書およびドイツ
連邦共和国特許第4320105号明細書に基づき、調整可能な湾曲エレメント
を備えたシートバックが公知である。このシートバックは、湾曲エレメントに結
合された付加的な骨盤サポートを有している。これによって、湾曲が比較的激し
い場合でも、特に実施例に示したように、剛性的なプレートの代わりに、一方の
側でばねに支持されている曲げ弾性的なプレートが設けられている場合には、特
に骨盤の方向での、改善された面状の支持が獲得される。しかし、この構成は、
製造に手間がかかると同時に、構成部材が多数必要となることによって高価にも
なってしまう。
【0005】 前記ドイツ連邦共和国特許第4444803号明細書に基づき、一体のひいて
は簡単に製造することができる弾性的な、プラスチック製の湾曲エレメントが公
知である。この湾曲エレメント内には調整装置の部分が組み込まれている。この
場合、湾曲が激しい場合には、上述した問題が生ぜしめられる。
は簡単に製造することができる弾性的な、プラスチック製の湾曲エレメントが公
知である。この湾曲エレメント内には調整装置の部分が組み込まれている。この
場合、湾曲が激しい場合には、上述した問題が生ぜしめられる。
【0006】 本発明の課題は、請求項1の上位概念部に記載した形式の、湾曲調整可能なサ
ポートを改良して、湾曲が比較的激しい場合でも、使用者へのばね弾性的なかつ
面状の支持が保証されており、この場合、当該サポートが、簡単にかつ迅速に、
しかも廉価に製造可能であると同時に組付け可能であるようにすることである。
ポートを改良して、湾曲が比較的激しい場合でも、使用者へのばね弾性的なかつ
面状の支持が保証されており、この場合、当該サポートが、簡単にかつ迅速に、
しかも廉価に製造可能であると同時に組付け可能であるようにすることである。
【0007】 この課題は、請求項1の特徴部に記載した特徴を備えた、湾曲調整可能なサポ
ートによって解決される。この解決手段によって、湾曲可能な湾曲可能なエレメ
ント部分と、プレートとから成る湾曲エレメントが獲得される。この場合、湾曲
可能なエレメント部分に結合されたプレートは、その僅かな面での結合によって
ほとんど湾曲しないかまたは全く湾曲しないようになっていて、湾曲の程度とは
無関係に、常にばね弾性的にひいては面状に作用するようになっている。
ートによって解決される。この解決手段によって、湾曲可能な湾曲可能なエレメ
ント部分と、プレートとから成る湾曲エレメントが獲得される。この場合、湾曲
可能なエレメント部分に結合されたプレートは、その僅かな面での結合によって
ほとんど湾曲しないかまたは全く湾曲しないようになっていて、湾曲の程度とは
無関係に、常にばね弾性的にひいては面状に作用するようになっている。
【0008】 従属請求項には、請求項1の対象の有利な構成が記載されている。この有利な
構成のそれぞれの利点は、本発明の実施例の説明において詳しく説明される。
構成のそれぞれの利点は、本発明の実施例の説明において詳しく説明される。
【0009】 以下に、本発明の実施例を図面につき詳しく説明する。
【0010】 図1および図2には、円形ロッドの形をした長手方向ステー1上に調整可能に
配置された湾曲調整可能なサポートもしくは支持部が示してある。長手方向ステ
ー1は、上端部と下端部とで横方向ステー2に結合されており、かつ両横方向ス
テー2の間で中間ステー3に結合されている。これらのステー1,2,3から形
成された骨組み4は、任意のシート(図示せず)のシートバックの構成部分であ
る。有利には、骨組み4は、プラスチックから成る取付けエレメントを用いてシ
ートバックに結合されている。サポートは、湾曲可能なエレメント部分5を有し
ており、このエレメント部分5は、長手方向ステー1に沿って上下に移動可能に
配置されている。エレメント部分5は面状に形成されていて、上端部と下端部と
に、折り曲げられた縁部6を有している。両縁部6には、スリット付けされた案
内孔7が形成されている。この案内孔7は、湾曲可能なエレメント部分5を骨組
み4に沿って工具を使用することなしに移動可能に配置するために設けられてい
る。
配置された湾曲調整可能なサポートもしくは支持部が示してある。長手方向ステ
ー1は、上端部と下端部とで横方向ステー2に結合されており、かつ両横方向ス
テー2の間で中間ステー3に結合されている。これらのステー1,2,3から形
成された骨組み4は、任意のシート(図示せず)のシートバックの構成部分であ
る。有利には、骨組み4は、プラスチックから成る取付けエレメントを用いてシ
ートバックに結合されている。サポートは、湾曲可能なエレメント部分5を有し
ており、このエレメント部分5は、長手方向ステー1に沿って上下に移動可能に
配置されている。エレメント部分5は面状に形成されていて、上端部と下端部と
に、折り曲げられた縁部6を有している。両縁部6には、スリット付けされた案
内孔7が形成されている。この案内孔7は、湾曲可能なエレメント部分5を骨組
み4に沿って工具を使用することなしに移動可能に配置するために設けられてい
る。
【0011】 湾曲可能なエレメント部分5の中央にはプレート8が配置されている。このプ
レート8は、2つのU字形のスリット9の打抜き加工によって、対称的に配置さ
れた2つの結合ウェブ10が両スリット9の間に残るように、湾曲可能なエレメ
ント部分5から打抜き加工されている。結合ウェブ10は、プレート8のための
一種の対称軸(Drehachse)を形成している。この対称軸は、湾曲可能
なエレメント部分5の縁部6に対して平行に方向付けられている。図1に示した
実施例では、結合ウェブ10がプレート8に関して対称的に配置されている、す
なわち、プレート8が、2つの同様な部分プレート11,12(上側の部分プレ
ート11および下側の部分プレート12)で形成されている。各部分プレート1
1,12は各自由端部に、下方へ縁曲げされたまたは曲げられた縁部13を有し
ている。
レート8は、2つのU字形のスリット9の打抜き加工によって、対称的に配置さ
れた2つの結合ウェブ10が両スリット9の間に残るように、湾曲可能なエレメ
ント部分5から打抜き加工されている。結合ウェブ10は、プレート8のための
一種の対称軸(Drehachse)を形成している。この対称軸は、湾曲可能
なエレメント部分5の縁部6に対して平行に方向付けられている。図1に示した
実施例では、結合ウェブ10がプレート8に関して対称的に配置されている、す
なわち、プレート8が、2つの同様な部分プレート11,12(上側の部分プレ
ート11および下側の部分プレート12)で形成されている。各部分プレート1
1,12は各自由端部に、下方へ縁曲げされたまたは曲げられた縁部13を有し
ている。
【0012】 湾曲可能なエレメント部分5には、このエレメント部分5の湾曲を調節しかつ
調整するための調整装置の部分が設けられている。この調整装置は、本実施例で
はボーデンケーブルユニット14を含んでいる。このボーデンケーブルユニット
14はワイヤケーブル15を有している。このワイヤケーブル15の、突起16
を有する一方の端部は、湾曲可能なエレメント部分5の両縁部6のうちの一方に
形成された収容部17内に位置固定されている。この収容部17は、湾曲可能な
エレメント部分5の一方の縁部6に形成されている。本実施例では、収容部17
は上側の縁部6に、突起16を保持するための切欠き18の形でかつワイヤケー
ブル15を導入するためのスリット19を備えて形成されている。反対の側に位
置する下側の縁部6には、ワイヤケーブル15を取り囲む外套20の、スリーブ
21の形の一方の端部を保持するための収容部17が配置されている。
調整するための調整装置の部分が設けられている。この調整装置は、本実施例で
はボーデンケーブルユニット14を含んでいる。このボーデンケーブルユニット
14はワイヤケーブル15を有している。このワイヤケーブル15の、突起16
を有する一方の端部は、湾曲可能なエレメント部分5の両縁部6のうちの一方に
形成された収容部17内に位置固定されている。この収容部17は、湾曲可能な
エレメント部分5の一方の縁部6に形成されている。本実施例では、収容部17
は上側の縁部6に、突起16を保持するための切欠き18の形でかつワイヤケー
ブル15を導入するためのスリット19を備えて形成されている。反対の側に位
置する下側の縁部6には、ワイヤケーブル15を取り囲む外套20の、スリーブ
21の形の一方の端部を保持するための収容部17が配置されている。
【0013】 湾曲可能なエレメント部分5を移動区間に沿って調整するため、ここでは、下
側の横方向ステー2と、中間ステー3との間での高さ調整のために、本実施例で
は、2つのボーデンケーブル22,22′を備えた装置が設けられている。両ボ
ーデンケーブル22,22′の外套23,23′は、中間ステー3もしくは下側
の横方向ステー2に設けられた収容部17内に配置されている。各ワイヤケーブ
ル24;24′は、湾曲可能なエレメント部分5に固定されている。本実施例で
は、ワイヤケーブル24;24′の端部は、湾曲可能なエレメント部分5の上側
の縁部6内に掛け込まれている。ワイヤケーブル端部の、この互いに隣接した配
置形式によって、その都度調整された湾曲は高さ調整時に全く影響を受けないよ
うになっている。このことは、一方のワイヤケーブル端部が上側の縁部に固定さ
れており、他方のワイヤケーブル端部が下側の縁部に固定されている場合にも得
られる。ここでは、高さ調整は、特定の力が上側のワイヤケーブルまたは下側の
ワイヤケーブルのどちらか一方に伝達されることによって行われる。この場合、
それぞれ他方のワイヤケーブルは同時に同じ程度に弛緩される。また、別の調整
装置、たとえばラックピニオン伝動装置(Zahnstangengetrie
be)または個々のボーデンケーブルを介してこのボーデンケーブルに抗して作
用するばねまたは別の任意の調整機構も任意に使用可能である。
側の横方向ステー2と、中間ステー3との間での高さ調整のために、本実施例で
は、2つのボーデンケーブル22,22′を備えた装置が設けられている。両ボ
ーデンケーブル22,22′の外套23,23′は、中間ステー3もしくは下側
の横方向ステー2に設けられた収容部17内に配置されている。各ワイヤケーブ
ル24;24′は、湾曲可能なエレメント部分5に固定されている。本実施例で
は、ワイヤケーブル24;24′の端部は、湾曲可能なエレメント部分5の上側
の縁部6内に掛け込まれている。ワイヤケーブル端部の、この互いに隣接した配
置形式によって、その都度調整された湾曲は高さ調整時に全く影響を受けないよ
うになっている。このことは、一方のワイヤケーブル端部が上側の縁部に固定さ
れており、他方のワイヤケーブル端部が下側の縁部に固定されている場合にも得
られる。ここでは、高さ調整は、特定の力が上側のワイヤケーブルまたは下側の
ワイヤケーブルのどちらか一方に伝達されることによって行われる。この場合、
それぞれ他方のワイヤケーブルは同時に同じ程度に弛緩される。また、別の調整
装置、たとえばラックピニオン伝動装置(Zahnstangengetrie
be)または個々のボーデンケーブルを介してこのボーデンケーブルに抗して作
用するばねまたは別の任意の調整機構も任意に使用可能である。
【0014】 図2には、折り曲げられた縁部6を備えた、比較的大きく湾曲した湾曲可能な
エレメント部分5が、下側の終端位置の近傍では実線によって、また、上側の終
端位置では破線で示してある。プレート8は、単に結合ウェブ10の長さLに沿
ってしか湾曲可能なエレメント部分5に結合されていないので、プレート8が湾
曲の影響を受けることはほとんどなく、これによって、プレート8は実際に鉛直
に張り出している(図2参照)。この場合、ここでは、プレート8の上側の部分
プレート11だけでなく下側の部分プレート12もばね弾性的にフレキシブルに
作用する。
エレメント部分5が、下側の終端位置の近傍では実線によって、また、上側の終
端位置では破線で示してある。プレート8は、単に結合ウェブ10の長さLに沿
ってしか湾曲可能なエレメント部分5に結合されていないので、プレート8が湾
曲の影響を受けることはほとんどなく、これによって、プレート8は実際に鉛直
に張り出している(図2参照)。この場合、ここでは、プレート8の上側の部分
プレート11だけでなく下側の部分プレート12もばね弾性的にフレキシブルに
作用する。
【0015】 図3に示した、湾曲調整可能なサポートの実施例は2つの長手方向ステー1′
を有している。両長手方向ステー1′は、有利には、プラスチックから成る取付
けエレメントを使用して、シートのシートバックに公知の形式で取り付けられて
いる(図示せず)。両長手方向ステー1′の間には、線材から成る複数の平行な
中間ステー3′が張設されている。湾曲可能なエレメント部分5′は、上側の部
分と下側の部分とにフック状の曲げ部25または折曲げ部または縁曲げ部を有し
ている。この曲げ部25は後方へ向けられていて、それぞれ1つの中間ステー3
′を収容するため、すなわち、長手方向ステー1′と中間ステー3′とによって
形成された骨組み4′に湾曲可能なエレメント部分5′を取り付けるために使用
される。このためには、中間ステー3′が曲げ部25の背後に導入される。これ
によって、エレメント部分5′の湾曲を補強する場合には、湾曲可能なエレメン
ト部分5′が掛け込まれている中間ステー3′の僅かな緊張も生ぜしめられる。
さらに、縁部6′の横方向補強のために、一貫して延びる横方向エンボス加工部
26を形成することができる。湾曲可能なエレメント部分5′には、互いに対称
的に配置された2つのプレート27,28が、中央の中間スペース29を残すよ
うに相対的に配置されている。中間スペース29の上側の縁部6′および下側の
縁部6′の領域には、それぞれ1つの収容部17が形成されている。この収容部
17は、湾曲可能なエレメント部分5′を湾曲調整するためのボーデンケーブル
ユニット14のワイヤケーブル15の一方の端部もしくは外套20の一方の端部
を固定するために使用される。上側の収容部17はアイの形で形成されている。
このアイは、ワイヤケーブル15の突起16を通過案内しかつ保持するために使
用される。ボーデンケーブルユニット14の外套20の端部を保持するための収
容部17は図8に詳細図で示してあり、あとで詳しく説明することにする。
を有している。両長手方向ステー1′は、有利には、プラスチックから成る取付
けエレメントを使用して、シートのシートバックに公知の形式で取り付けられて
いる(図示せず)。両長手方向ステー1′の間には、線材から成る複数の平行な
中間ステー3′が張設されている。湾曲可能なエレメント部分5′は、上側の部
分と下側の部分とにフック状の曲げ部25または折曲げ部または縁曲げ部を有し
ている。この曲げ部25は後方へ向けられていて、それぞれ1つの中間ステー3
′を収容するため、すなわち、長手方向ステー1′と中間ステー3′とによって
形成された骨組み4′に湾曲可能なエレメント部分5′を取り付けるために使用
される。このためには、中間ステー3′が曲げ部25の背後に導入される。これ
によって、エレメント部分5′の湾曲を補強する場合には、湾曲可能なエレメン
ト部分5′が掛け込まれている中間ステー3′の僅かな緊張も生ぜしめられる。
さらに、縁部6′の横方向補強のために、一貫して延びる横方向エンボス加工部
26を形成することができる。湾曲可能なエレメント部分5′には、互いに対称
的に配置された2つのプレート27,28が、中央の中間スペース29を残すよ
うに相対的に配置されている。中間スペース29の上側の縁部6′および下側の
縁部6′の領域には、それぞれ1つの収容部17が形成されている。この収容部
17は、湾曲可能なエレメント部分5′を湾曲調整するためのボーデンケーブル
ユニット14のワイヤケーブル15の一方の端部もしくは外套20の一方の端部
を固定するために使用される。上側の収容部17はアイの形で形成されている。
このアイは、ワイヤケーブル15の突起16を通過案内しかつ保持するために使
用される。ボーデンケーブルユニット14の外套20の端部を保持するための収
容部17は図8に詳細図で示してあり、あとで詳しく説明することにする。
【0016】 図3に示した実施例では、プレート27,28は、第1にプレート27,28
の上側の部分プレート31が、下側の部分プレート32よりも長く形成されてい
る点で、また、第2に下側の部分プレート32が、上側の部分プレート31より
も大きな幅を有している点で非対称的に形成されている。プレート27,28は
上下に、後方へ縁曲げされたまたは曲げられた縁部13を有している。図示のプ
レート27,28は、所望される任意の配置形式内に、可撓性を増大させるため
の補強部および/または弱化部を有している。この補強部および/または弱化部
は、曲げ剛性を増大させるために設けられたエンボス加工部またはリブまたはス
リットの形で、折り曲げられた縁部を備えてまたは折り曲げられた縁部なしに形
成することができる。本実施例では、例示的な補強部もしくは弱化部が、湾曲可
能なエレメント部分5′と、プレート27,28とに線状に形成されている。こ
の場合、補強部もしくは弱化部は別の形状、たとえば楔状に形成されていてもよ
い。これによって、湾曲可能なエレメント部分5′の、弾性的な曲げ特性だけで
なく、プレート27,28の、弾性的な曲げ特性も任意に形成することができる
。
の上側の部分プレート31が、下側の部分プレート32よりも長く形成されてい
る点で、また、第2に下側の部分プレート32が、上側の部分プレート31より
も大きな幅を有している点で非対称的に形成されている。プレート27,28は
上下に、後方へ縁曲げされたまたは曲げられた縁部13を有している。図示のプ
レート27,28は、所望される任意の配置形式内に、可撓性を増大させるため
の補強部および/または弱化部を有している。この補強部および/または弱化部
は、曲げ剛性を増大させるために設けられたエンボス加工部またはリブまたはス
リットの形で、折り曲げられた縁部を備えてまたは折り曲げられた縁部なしに形
成することができる。本実施例では、例示的な補強部もしくは弱化部が、湾曲可
能なエレメント部分5′と、プレート27,28とに線状に形成されている。こ
の場合、補強部もしくは弱化部は別の形状、たとえば楔状に形成されていてもよ
い。これによって、湾曲可能なエレメント部分5′の、弾性的な曲げ特性だけで
なく、プレート27,28の、弾性的な曲げ特性も任意に形成することができる
。
【0017】 プレート27,28は、図1および図2で説明した実施例に相応して、結合ウ
ェブ10を残したままスリット9によって、湾曲可能なエレメント部分5′から
分離されているかもしくは線状の軸線に沿ってエレメント部分5′に結合されて
いる。プレート27,28に設けられた補強部もしくは弱化部は、結合ウェブ1
0の軸線を貫通して延びるように形成されていてもよいし、面状のまたは成形さ
れた中間ウェブ34が残るように中断されていてもよい。また、プレート27,
28を分離するスリット9に隣接する、プレート27,28の長手方向縁部35
を、曲げ部、縁曲げ部等により補強することによってプレート27,28の曲げ
剛性を強化することも可能である。外側の長手方向縁部35′に沿って折曲げ部
または縁曲げ部が形成されていて、中央部分29にリブまたはエンボス加工部が
形成されている湾曲可能なエレメント部分5′にとっても相応の可能性が存在す
る。当然ながら、補強部または弱化部の種類とそれぞれの局所的な配置形式とに
よって、湾曲可能なエレメント部分5′の湾曲特性だけでなく、上下の部分プレ
ート31,32の、ばね弾性的な特性にも任意の形式で影響を与えることができ
る。このことは、上下の部分プレート31,32のそれぞれの大きさと、スリッ
ト9の幅Bとに当てはまるだけでなく、結合ウェブ10,34の長さLおよび厚
さSに関しても同様に当てはまる。
ェブ10を残したままスリット9によって、湾曲可能なエレメント部分5′から
分離されているかもしくは線状の軸線に沿ってエレメント部分5′に結合されて
いる。プレート27,28に設けられた補強部もしくは弱化部は、結合ウェブ1
0の軸線を貫通して延びるように形成されていてもよいし、面状のまたは成形さ
れた中間ウェブ34が残るように中断されていてもよい。また、プレート27,
28を分離するスリット9に隣接する、プレート27,28の長手方向縁部35
を、曲げ部、縁曲げ部等により補強することによってプレート27,28の曲げ
剛性を強化することも可能である。外側の長手方向縁部35′に沿って折曲げ部
または縁曲げ部が形成されていて、中央部分29にリブまたはエンボス加工部が
形成されている湾曲可能なエレメント部分5′にとっても相応の可能性が存在す
る。当然ながら、補強部または弱化部の種類とそれぞれの局所的な配置形式とに
よって、湾曲可能なエレメント部分5′の湾曲特性だけでなく、上下の部分プレ
ート31,32の、ばね弾性的な特性にも任意の形式で影響を与えることができ
る。このことは、上下の部分プレート31,32のそれぞれの大きさと、スリッ
ト9の幅Bとに当てはまるだけでなく、結合ウェブ10,34の長さLおよび厚
さSに関しても同様に当てはまる。
【0018】 図4には、プレート8,27,28の、考えられ得る形状と構成とに関する若
干数の選択的な実施例が示してある。図4aには、エンボス加工部と、スリット
状の開口を備えたリブとを有するプレートの実施例が示してある。図4bには、
曲げ部としての縁部13を除いて滑らかなプレートが示してある。図4cには、
延長部36を備えたプレートが示してある。この延長部36は、たとえばリベッ
ト結合部37または接着結合部によって各プレートに固定的に結合されていてよ
い。図4dに示した実施例では、2つのプレートがU字形部材36′によって延
長されているだけでなく、互いに結合されている。各延長部は、線材状の材料か
ら曲げ加工することができ、たとえば打抜き加工された差込み孔の形でプレート
に形成された保持部37′に差し込まれていてもよいし、別個のホルダを用いて
固定されていてもよい。
干数の選択的な実施例が示してある。図4aには、エンボス加工部と、スリット
状の開口を備えたリブとを有するプレートの実施例が示してある。図4bには、
曲げ部としての縁部13を除いて滑らかなプレートが示してある。図4cには、
延長部36を備えたプレートが示してある。この延長部36は、たとえばリベッ
ト結合部37または接着結合部によって各プレートに固定的に結合されていてよ
い。図4dに示した実施例では、2つのプレートがU字形部材36′によって延
長されているだけでなく、互いに結合されている。各延長部は、線材状の材料か
ら曲げ加工することができ、たとえば打抜き加工された差込み孔の形でプレート
に形成された保持部37′に差し込まれていてもよいし、別個のホルダを用いて
固定されていてもよい。
【0019】 図5および図6に示した実施例は、図3につき説明した実施例に類似している
。この場合、中央の中間スペース29が異なった形で形成されている。中間スペ
ース29の中央には溝38が設けられている。この溝38は、湾曲可能なエレメ
ント部分5′として形成された湾曲プレートの湾曲を調整するために設けられた
ボーデンケーブルユニット14のワイヤケーブル15を収容しかつ案内するため
に使用される。このワイヤケーブル15の端部に固定された突起16は、湾曲可
能なエレメント部分5′の上側の縁部6に設けられた収容部17内に掛け込まれ
ている。溝38は、特に湾曲頂点の領域で一貫して延びるように形成されておら
ず、特にこの領域での湾曲の可撓性が妨害されないように開放して形成されてい
る。この中央の領域には、溝38の、一貫して延びる部分の延長線状に突出部3
9が、有利には両側から交互に設けられている。この突出部39は、ワイヤケー
ブル15のための下側の案内部または上側の案内部として働くことができるよう
に曲げられてよい。下側の縁部6′では、ボーデンケーブルユニット14の外套
20の端部を収容するための収容部17が溝38の端部に設けられている。収容
部17は、貫通する孔として溝38の端部に形成されていてよい。この孔は、突
起16とワイヤケーブル15との貫通部を形成しているものの、外套20の滑り
抜けを抑止している。溝38の上端部には、突起16およびワイヤケーブル15
のための貫通部が相応に形成されている。
。この場合、中央の中間スペース29が異なった形で形成されている。中間スペ
ース29の中央には溝38が設けられている。この溝38は、湾曲可能なエレメ
ント部分5′として形成された湾曲プレートの湾曲を調整するために設けられた
ボーデンケーブルユニット14のワイヤケーブル15を収容しかつ案内するため
に使用される。このワイヤケーブル15の端部に固定された突起16は、湾曲可
能なエレメント部分5′の上側の縁部6に設けられた収容部17内に掛け込まれ
ている。溝38は、特に湾曲頂点の領域で一貫して延びるように形成されておら
ず、特にこの領域での湾曲の可撓性が妨害されないように開放して形成されてい
る。この中央の領域には、溝38の、一貫して延びる部分の延長線状に突出部3
9が、有利には両側から交互に設けられている。この突出部39は、ワイヤケー
ブル15のための下側の案内部または上側の案内部として働くことができるよう
に曲げられてよい。下側の縁部6′では、ボーデンケーブルユニット14の外套
20の端部を収容するための収容部17が溝38の端部に設けられている。収容
部17は、貫通する孔として溝38の端部に形成されていてよい。この孔は、突
起16とワイヤケーブル15との貫通部を形成しているものの、外套20の滑り
抜けを抑止している。溝38の上端部には、突起16およびワイヤケーブル15
のための貫通部が相応に形成されている。
【0020】 図7には、すでに説明したサポートの機能形式が概略図で示してある。この場
合、サポートの、湾曲されていない出発位置は図7aに示してあり、サポートの
、最大の湾曲時は図7bに示してある。この場合、サポートは、特にクッション
であってよい被覆体40を備えて配置されている。被覆体40が、出発位置でサ
ポート全体にわたって広幅に面状に接触していることは図7aから明らかである
。しかし、湾曲が比較的大きい場合でも、プレートによって、被覆体40の、広
幅面状のかつばね弾性的にフレキシブルな支持が獲得される。これによって、前
記公知先行技術のように、支持が、単に剛性的でフレキシブルでない湾曲に加え
てさらに線状にしか有効でない場合に比べて著しく改善された座り心地が獲得さ
れる。
合、サポートの、湾曲されていない出発位置は図7aに示してあり、サポートの
、最大の湾曲時は図7bに示してある。この場合、サポートは、特にクッション
であってよい被覆体40を備えて配置されている。被覆体40が、出発位置でサ
ポート全体にわたって広幅に面状に接触していることは図7aから明らかである
。しかし、湾曲が比較的大きい場合でも、プレートによって、被覆体40の、広
幅面状のかつばね弾性的にフレキシブルな支持が獲得される。これによって、前
記公知先行技術のように、支持が、単に剛性的でフレキシブルでない湾曲に加え
てさらに線状にしか有効でない場合に比べて著しく改善された座り心地が獲得さ
れる。
【0021】 図8には、図3に示した実施例ですでに説明した、ボーデンケーブルユニット
14の外套20のための収容部17が示してある。図示の構成では、湾曲可能な
エレメント部分5′に下端部で結合されたウェブ41が設けられている。この場
合、このウェブ41の自由端部は、第1の屈曲線または曲げ線42でほぼ直角に
曲げられており、第2の曲げ線43で90゜を超える角度だけ曲げられており、
第3の曲げ線44で約90゜だけ曲げられており、これによって、一種のばね弾
性的なクランプが形成される(図8b参照)。このクランプは、一方では、曲げ
線42と曲げ線43との間の領域に、ワイヤケーブル15のための、場合によっ
てはこのワイヤケーブル15の端部に配置された突起(図示せず)のための貫通
部を有しており、他方では、導入された外套20をウェブ41に接触させたまま
、この外套20が側方でかつ上方からも保持されるように形成された別の開口4
5を有している(図8b参照)。
14の外套20のための収容部17が示してある。図示の構成では、湾曲可能な
エレメント部分5′に下端部で結合されたウェブ41が設けられている。この場
合、このウェブ41の自由端部は、第1の屈曲線または曲げ線42でほぼ直角に
曲げられており、第2の曲げ線43で90゜を超える角度だけ曲げられており、
第3の曲げ線44で約90゜だけ曲げられており、これによって、一種のばね弾
性的なクランプが形成される(図8b参照)。このクランプは、一方では、曲げ
線42と曲げ線43との間の領域に、ワイヤケーブル15のための、場合によっ
てはこのワイヤケーブル15の端部に配置された突起(図示せず)のための貫通
部を有しており、他方では、導入された外套20をウェブ41に接触させたまま
、この外套20が側方でかつ上方からも保持されるように形成された別の開口4
5を有している(図8b参照)。
【0022】 図9には、ボーデンケーブルユニット14の外套20の端部を収容するための
ウェブ41′の変化実施例が示してある。この場合、ウェブ41′はその自由端
部に、1つの平面内に位置する2つのスリット46を有している。外套20を固
定するためには、この外套20が長手方向でウェブ41′に沿って配置されてい
て、しかも、外套20の端部がスリット46の領域に位置している。この場合、
ウェブ41′が外套20を取り囲むように折り曲げられ、これによって、ウェブ
41′が外套20を180゜よりも大きく取り囲んでいる、つまりクランプして
いる。その後、図9cに示したように、ウェブ41′の、スリット46の上側に
残された縁部47が、U字形を形成するように圧潰されるので、U字形の縁部は
外套端部をカバーしかつこの外套端部の固定的な位置決めを保証しているが、し
かし、ワイヤケーブル15の、自由な運動性を妨害することはない。
ウェブ41′の変化実施例が示してある。この場合、ウェブ41′はその自由端
部に、1つの平面内に位置する2つのスリット46を有している。外套20を固
定するためには、この外套20が長手方向でウェブ41′に沿って配置されてい
て、しかも、外套20の端部がスリット46の領域に位置している。この場合、
ウェブ41′が外套20を取り囲むように折り曲げられ、これによって、ウェブ
41′が外套20を180゜よりも大きく取り囲んでいる、つまりクランプして
いる。その後、図9cに示したように、ウェブ41′の、スリット46の上側に
残された縁部47が、U字形を形成するように圧潰されるので、U字形の縁部は
外套端部をカバーしかつこの外套端部の固定的な位置決めを保証しているが、し
かし、ワイヤケーブル15の、自由な運動性を妨害することはない。
【0023】 図示の実施例は、プレート8,27,28を曲げ弾性的なプレート状の材料か
ら1回の作業ステップで打ち抜くことができるという特別な利点を有している。
特に、リブ、曲げ部、エンボス加工部等の形の、さらに別の打抜き加工部および
変形部が設けられている場合には、薄板材料、特に鋼薄板の使用が特に有利であ
る。なぜならば、このような別の打抜き加工または変形は、たとえば収容部17
のための打抜き工程内に一緒に組み込むことができ、これによって、ただ1つの
作業ステップしか必要とならないからである。しかし、このようなサポートを、
肉厚部および/または肉薄部を備えて、たとえばプレス成形法でプラスチックか
ら一体に製造することまたはプレート状のプラスチック材料から打抜き加工する
ことも可能である。この場合、場合によっては、別の所要な補強部または肉薄部
を第2の加工ステップにおいて形成することができる。全ての方法は自動化する
ことができ、ひいては廉価に実施することができる。プレート状の材料もしくは
薄板を使用する場合には、材料の厚さは、所望の特性に応じて選択され得るので
、場合によっては、補強部を完全に省略することができる。サポート、特にばね
弾性的なプレートの特性に影響を与えるための別の手段は、上で十分に説明した
通りである。
ら1回の作業ステップで打ち抜くことができるという特別な利点を有している。
特に、リブ、曲げ部、エンボス加工部等の形の、さらに別の打抜き加工部および
変形部が設けられている場合には、薄板材料、特に鋼薄板の使用が特に有利であ
る。なぜならば、このような別の打抜き加工または変形は、たとえば収容部17
のための打抜き工程内に一緒に組み込むことができ、これによって、ただ1つの
作業ステップしか必要とならないからである。しかし、このようなサポートを、
肉厚部および/または肉薄部を備えて、たとえばプレス成形法でプラスチックか
ら一体に製造することまたはプレート状のプラスチック材料から打抜き加工する
ことも可能である。この場合、場合によっては、別の所要な補強部または肉薄部
を第2の加工ステップにおいて形成することができる。全ての方法は自動化する
ことができ、ひいては廉価に実施することができる。プレート状の材料もしくは
薄板を使用する場合には、材料の厚さは、所望の特性に応じて選択され得るので
、場合によっては、補強部を完全に省略することができる。サポート、特にばね
弾性的なプレートの特性に影響を与えるための別の手段は、上で十分に説明した
通りである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 シートのシートバック内に上下に移動可能に配置された、プレートを備えた湾
曲調整可能なサポートの平面図である。
曲調整可能なサポートの平面図である。
【図2】 図1に示したサポートの側面図である。
【図3】 互いに相並んで配置された2つのプレートを備えたサポートの実施例を示す図
である。
である。
【図4】 プレートの種々の変化実施例を示す図である。
【図5】 2つのプレートと、湾曲を調整するためのボーデンケーブルユニットのワイヤ
ケーブルのための中央の案内部とを備えたサポートの平面図である。
ケーブルのための中央の案内部とを備えたサポートの平面図である。
【図6】 図5に示したサポートの側面図である。
【図7】 当付け部を装備したサポートを示す図であって、(a)には、サポートの出発
位置が示してあり、(b)には、激しい湾曲時が示してある。
位置が示してあり、(b)には、激しい湾曲時が示してある。
【図8】 収容部の実施例を示す図であって、(a)には、ボーデンケーブルの外套端部
のための、打抜き加工されたウェブが打抜き部分として示してあり、(b)には
、変形後に固定された外套が側面図で示してある。
のための、打抜き加工されたウェブが打抜き部分として示してあり、(b)には
、変形後に固定された外套が側面図で示してある。
【図9】 収容部の変化実施例を示す図であって、(a)には、打抜き加工されたウェブ
が示してあり、(b)には、変形後に固定された外套が側面図で示してあり、(
c)には、平面図が示してある。
が示してあり、(b)には、変形後に固定された外套が側面図で示してあり、(
c)には、平面図が示してある。
【符号の説明】 1,1′ 長手方向ステー、 2,2′ 横方向ステー、 3,3′ 中間ス
テー、 4,4′ 骨組み、 5,5′ エレメント部分、 6,6′ 縁部、
7 案内孔、 8 プレート、 9 スリット、 10 結合ウェブ、 11
,12 部分プレート、 13 縁部、 14 ボーデンケーブルユニット、
15 ワイヤケーブル、 16 突起、 17 収容部、 18 切欠き、 1
9 スリット、 20 外套、 21 スリーブ、 22,22′ ボーデンケ
ーブル、 23,23′ 外套、 24,24′ ワイヤケーブル、 25 曲
げ部、 26 横方向エンボス加工部、 27,28 プレート、 29 中間
スペース、 31,32 部分プレート、 34 中間ウェブ、 35,35′
長手方向縁部、 36 延長部、 36′ U字形部材、 37 リベット結
合部、 37′ 保持部、 38 溝、 39 突出部、 40 被覆体、 4
1,41′ ウェブ、 42 第1の屈曲線または曲げ線、 43 第2の曲げ
線、 44 第3の曲げ線、 45 開口、 46 スリット、 47 縁部、
B 幅、 L 長さ、 S 厚さ
テー、 4,4′ 骨組み、 5,5′ エレメント部分、 6,6′ 縁部、
7 案内孔、 8 プレート、 9 スリット、 10 結合ウェブ、 11
,12 部分プレート、 13 縁部、 14 ボーデンケーブルユニット、
15 ワイヤケーブル、 16 突起、 17 収容部、 18 切欠き、 1
9 スリット、 20 外套、 21 スリーブ、 22,22′ ボーデンケ
ーブル、 23,23′ 外套、 24,24′ ワイヤケーブル、 25 曲
げ部、 26 横方向エンボス加工部、 27,28 プレート、 29 中間
スペース、 31,32 部分プレート、 34 中間ウェブ、 35,35′
長手方向縁部、 36 延長部、 36′ U字形部材、 37 リベット結
合部、 37′ 保持部、 38 溝、 39 突出部、 40 被覆体、 4
1,41′ ウェブ、 42 第1の屈曲線または曲げ線、 43 第2の曲げ
線、 44 第3の曲げ線、 45 開口、 46 スリット、 47 縁部、
B 幅、 L 長さ、 S 厚さ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),AL,AM,A T,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA ,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES, FI,GB,GE,GH,HU,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN, MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,S D,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR ,TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZA, ZW
Claims (16)
- 【請求項1】 あらゆる種類のシートおよびベッドのための、湾曲調整可能
なサポート、特にランバサポートであって、弾性的な湾曲エレメントと、該湾曲
エレメントの湾曲を調節しかつ調整するための調整装置とが設けられている形式
のものにおいて、湾曲エレメントが、湾曲可能なほぼ面状のフレーム部分(5;
5′)と、該フレーム部分(5;5′)に僅かな面で固定的に結合された、ばね
弾性的な2つの自由端部を備えた少なくとも1つのプレート(8;27,28)
とから成っていて、プレート状の曲げ弾性的な材料から1回の作業ステップで打
抜き加工されていることを特徴とする、あらゆる種類のシートおよびベッドのた
めの、湾曲調整可能なサポート。 - 【請求項2】 フレーム部分が、該フレーム部分をシートまたはベッドの部
分に取り付けるための取付けエレメント(7;25;25′)を有しており、該
取付けエレメント(7;25;25′)が、フレーム部分(5,5′)の、互い
に反対の側に位置する固定された縁部(6,6′)の、互いに接近する方向への
かつ互いに離れる方向への相対運動を保証している、請求項1記載のサポート。 - 【請求項3】 フレーム部分(5;5′)が、ボーデンケーブルユニット(
14)のワイヤケーブル(15;24,24′)の一方の端部と、ボーデンケー
ブルユニット(14)の外套(20;23,23′)の一方の端部とを配置する
ための収容部(17)を有しており、ボーデンケーブルユニット(14)が、フ
レーム部分(5;5′)の湾曲のための調整装置の部分である、請求項1または
2記載のサポート。 - 【請求項4】 当該サポートが、互いに対称的にかつ相並んで配置された2
つのプレート(27,28)を有している、請求項1から3までのいずれか1項
記載のサポート。 - 【請求項5】 各プレート(8;27,28)が、非対称的に形成されてい
る、請求項1から4までのいずれか1項記載のサポート。 - 【請求項6】 各プレート(8;27,28)が、フレーム部分(5;5′
)に非対称的に結合されている、請求項1から5までのいずれか1項記載のサポ
ート。 - 【請求項7】 フレーム部分(5;5′)および/または各プレート(8;
27,28)が、強化部および/または補強部および/または切欠きを有してい
る、請求項1から6までのいずれか1項記載のサポート。 - 【請求項8】 強化部および/または補強部として、リブおよび/またはエ
ンボス加工部および/または曲返し部および/または縁曲げ部または縁曲返し部
が形成されている、請求項7記載のサポート。 - 【請求項9】 前記材料が薄板である、請求項1から8までのいずれか1項
記載のサポート。 - 【請求項10】 各プレート(8;27,28)が、それぞれ異なる厚さ(
S)および/または長さ(L)を有する結合ウェブ(10)によってフレーム部
分(5;5′)に結合されている、請求項1から9までのいずれか1項記載のサ
ポート。 - 【請求項11】 収容部(17)が、フレーム部分(5;5′)に一箇所で
結合されたウェブ(41;41′)として打抜き加工されている、請求項9また
は10記載のサポート。 - 【請求項12】 調整装置のワイヤケーブル(15)が、フレーム部分(5
′)に設けられたガイド内で少なくとも部分的に案内されている、請求項3から
11までのいずれか1項記載のサポート。 - 【請求項13】 各プレートが、1つの延長部(36;36′)に結合され
ている、請求項1から12までのいずれか1項記載のサポート。 - 【請求項14】 各プレート(8;27,28)が、縁曲げされた少なくと
も2つの自由縁部(13)を有している、請求項1から13までのいずれか1項
記載のサポート。 - 【請求項15】 当該サポートが、シートもしくはベッド内で移動装置を用
いて移動区間に沿って前進・後退移動可能である、請求項1から14までのいず
れか1項記載のサポート。 - 【請求項16】 当該サポートが、プラスチックから成る取付けエレメント
を介してシートもしくはベッドに結合されている、請求項1から15までのいず
れか1項記載のサポート。
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