JP2002516384A5

JP2002516384A5 -

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Publication number: JP2002516384A5
Application number: JP2000551008A
Authority: JP
Filing date: 1999-05-21
Publication date: 2008-05-22

Description

【特許請求の範囲】
【請求項１】細菌、酵母、真菌および植物からなる群より選択される生物学的系において：
１）２−ヒドロキシ酸；
２）３−ヒドロキシプロピオネート；
３）４−ヒドロキシバレレート；
４）３−ヒドロキシブチレートおよび４−ヒドロキシバレレート；または
５）５−ヒドロキシバレレート、を含む１以上の物質を提供することによって生成されるポリマーであって、
ここで、該生物学的系が、該ポリマーが蓄積するように、ポリヒドロキシアルカノエートシンターゼ、アシルＣｏＡトランスフェラーゼ、ヒドロキシアシルＣｏＡトランスフェラーゼ、およびヒドロキシアシルＣｏＡシンターゼからなる群より選択される酵素を発現し；そしてここで、該ポリマーが、ポリ（３−ヒドロキプロピオネート）、ポリ（３−ヒドロキシプロピオネートコ−５−ヒドロキシバレレート）、ポリ（３−ヒドロキシブチレートコ−４−ヒドロキシバレレート）、ポリ（４−ヒドロキシバレレート）、ポリ（５−ヒドロキシバレレート）、および２−ヒドロキシ酸モノマーを含むポリマーからなる群より選択される、ポリマー。
【請求項２】前記２−ヒドロキシ酸が、２−ヒドロキシブチレートである、請求項１に記載のポリマー。
【請求項３】ポリ（２−ヒドロキシブチレート）およびポリ（２−ヒドロキシブチレートコ−３−ヒドロキシブチレート）からなる群より選択される、請求項１に記載のポリマー。
【請求項４】２−ヒドロキシブチレート、ならびに３−ヒドロキシプロピオネート、３−ヒドロキシブチレート、３−ヒドロキシバレレート、３−ヒドロキシヘキサノエート、４−ヒドロキシブチレート、４−ヒドロキシバレレート、５−ヒドロキシバレレート、および６−ヒドロキシヘキサノエートからなる群より選択される１以上の物質を提供することによって生成される、請求項１に記載のポリマー。
【請求項５】ポリ（２−ヒドロキシブチレートコ−４−ヒドロキシバレレート）である、請求項１に記載のポリマー。
【請求項６】前記生物学的系が、前記酵素をコードする１以上の遺伝子を発現するように遺伝子操作されている、請求項１から５のいずれか１項に記載のポリマー。
【請求項７】ポリヒドロキシアルカノエートシンターゼ、アシルＣｏＡトランスフェラーゼ、ヒドロキシアシルＣｏＡトランスフェラーゼ、およびヒドロキシアシルＣｏＡシンターゼからなる群より選択される１以上の酵素を発現するように遺伝子操作された、細菌、真菌および酵母からなる群より選択される生物学的系であって、
ここで、該酵素をコードする遺伝子が、該生物学的系の染色体中に組み込まれ、そして安定に発現される、生物学的系。
【請求項８】細菌である、請求項７に記載の生物学的系。
【請求項９】Ｅ．ｃｏｌｉである、請求項８に記載の生物学的系。
【請求項１０】アシルＣｏＡトランスフェラーゼ、ヒドロキシアシルＣｏＡトランスフェラーゼ、およびヒドロキシアシルＣｏＡシンターゼからなる群より選択される１以上の酵素を発現するように遺伝子操作された生物学的系であって、ここで、該生物学的系が、植物、真菌、および酵母からなる群より選択される、生物学的系。
【請求項１１】生物学的系においてポリマーを作製する方法であって、
細菌、酵母、真菌および植物からなる群より選択される生物学的系において：
２−ヒドロキシ酸；
３−ヒドロキシプロピオネート；
４−ヒドロキシバレレート；
３−ヒドロキシブチレートおよび４−ヒドロキシバレレートの組み合わせ；および５−ヒドロキシバレレート；からなる群より選択される１以上の物質を提供する工程を包含し、
ここで、該生物学的系が、該ポリマーが蓄積するように、ポリヒドロキシアルカノエートシンターゼ、アシルＣｏＡトランスフェラーゼ、ヒドロキシアシルＣｏＡトランスフェラーゼ、およびヒドロキシアシルＣｏＡシンターゼからなる群より選択される１以上の酵素を発現し：そして
ここで、該ポリマーが、ポリ（３−ヒドロキプロピオネート）、ポリ（３−ヒドロキシプロピオネートコ−５−ヒドロキシバレレート）、ポリ（３−ヒドロキシブチレートコ−４−ヒドロキシバレレート）、ポリ（４−ヒドロキシバレレート）、ポリ（５−ヒドロキシバレレート）、および２−ヒドロキシ酸モノマーを含むポリマーからなる群より選択される、方法。
【請求項１２】前記生物学的系が、細菌である、請求項１１に記載の方法。
【請求項１３】前記生物学的系が、植物である、請求項１１に記載の方法。
【請求項１４】前記生物学的系が、前記酵素コードする少なくとも１つの異種遺伝子を発現する、請求項１０から１２のいずれか１項に記載の方法。
【請求項１５】２−ヒドロキシブチレート、ならびに３−ヒドロキシプロピオネート、３−ヒドロキシブチレート、３−ヒドロキシバレレート、３−ヒドロキシヘキサノエート、４−ヒドロキシブチレート、４−ヒドロキシバレレート、５−ヒドロキシバレレート、および６−ヒドロキシヘキサノエートからなる群より選択される１以上の物質を提供する工程を包含する、請求項１１に記載の方法。
【請求項１６】前記１以上の物質が、２−ヒドロキシブチレートおよび４−ヒドロキシバレレートである、請求項１１に記載の方法。
【請求項１７】生物学的系においてポリマーを作製する方法であって、該生物学的系において３−ヒドロキシプロピオニルＣｏＡを形成する物質を提供する工程を包含し、
ここで、該生物学的系が、該ポリマーが蓄積するように、ポリヒドロキシアルカノエートシンターゼ、アシルＣｏＡトランスフェラーゼ、ヒドロキシアシルＣｏＡトランスフェラーゼ、およびヒドロキシアシルＣｏＡシンターゼからなる群より選択される１以上の酵素を発現し：そして
ここで、該ポリマーが、ポリ（３−ヒドロキプロピオネート）およびポリ（３−ヒドロキシプロピオネートコ−５−ヒドロキシバレレート）から選択される、方法。
【請求項１８】前記生物学的系が、細菌である、請求項１７に記載の方法。
【請求項１９】前記生物学的系が、植物である、請求項１７に記載の方法。
【請求項２０】生物学的系においてポリマーを作製する方法であって、該生物学的系において４−ヒドロキシバレリルＣｏＡを形成する物質を提供する工程を包含し、
ここで、該生物学的系が、該ポリマーが蓄積するように、ポリヒドロキシアルカノエートシンターゼ、アシルＣｏＡトランスフェラーゼ、ヒドロキシアシルＣｏＡトランスフェラーゼ、およびヒドロキシアシルＣｏＡシンターゼからなる群より選択される酵素を発現し：そして
ここで、該ポリマーが、ポリ（３−ヒドロキブチレートコ−４−ヒドロキシバレレート）およびポリ（４−ヒドロキシバレレート）から選択される、方法。
【請求項２１】前記生物学的系が、細菌である、請求項２０に記載の方法。
【請求項２２】前記生物学的系が、植物である、請求項２０に記載の方法。
【請求項２３】前記生物学的系が前記酵素の１以上を発現するように遺伝子操作されている、請求項１１から２２のいずれか１項に記載の方法。
【請求項２４】生物学的系においてポリマーを作製する方法であって、実施例１〜６のいずれか１つを参照して請求項１〜２３のいずれか１項に実質的に記載される方法。