JP2002514169A - Gaba受容体に対するリガンドとしての置換トリアゾローピリダジン誘導体 - Google Patents

Gaba受容体に対するリガンドとしての置換トリアゾローピリダジン誘導体

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Abstract

(57)【要約】 3位に任意に置換されたシクロアルキルもしくはヘフロアリール置換基を有し且つ6位に置換アルコキシ部分を有する置換されたまたは7,8−環融合された1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン誘導体類は、GABAA受容体に対する選択的リガンドであり、特に該受容体のα2及び/またはα3サブユニットに対して高いアフィニティーを有し、従って不安症及び痙攣を含めた中枢神経系疾患の治療及び/または予防に有効である。

Description

【発明の詳細な説明】GABA受容体に対するリガンドとしての置換トリアゾロ−ピリダジン誘導体 本発明は置換トリアゾロ−ピリダジン誘導体及びその治療における使用に関す る。より詳しくは、本発明は、GABAA受容体に対するリガンドであり、よっ て悪い精神状態の治療に使用される置換1,2,4−トリアゾロ[4,3−b] ピリダジン誘導体に関する。 主要な抑制性神経伝達物質のγ−アミノ酪酸(GABA)に対する受容体は2 つに大別される。1つはリガンド・ゲートイオンチャンネルスーパーファミリー に属するGABAA受容体であり、他方はGタンパク質結合受容体スーパーファ ミリーに属すると思われるGABAB受容体であ。各GABAA受容体サブユニッ トをコードする第1のcDNAがクローン化されて以来、13個の哺乳動物ファ ミリーのサブユニットが明らかとなった(6個のαサブユニット、3個のβサブ ユニット、3個のγサブユニット及び1個のδサブユニット)。更なるサブユニ ットが発見される可能性が残されているが、1993年から 報告例はない。 多種多様のGABAA受容体遺伝子ファミリーが公知となったことから本発明 者らのリガンド・ゲートイオンチャンネルについての理解は大いに深められたが 、初期段階ではサブタイプがどの程度異なるかは明らかでなかった。αサブユニ ット、βサブユニット及びγサブユニットが、細胞においてcDNAを一時的に トランスフェクトすることにより発現させた完全機能性のGABAA受容体を形 成するための最低要件を構成することが明らかとなった。上記したように、γサ ブユニットも存在するが、それはGABAA受容体全体のほんの一部を占めるに すぎない。 受容体サイズ及び電子顕微鏡による視覚化の研究から、リガンド・ゲートイオ ンチャンネルファミリーの他のメンバーと同様に天然GABAA受容体はペンタ マーの形態で存在することが判明した。13個のサブタイプから少なくとも1個 のα、1個のβ及び1個のγサブタイプを選択しても、ペンタマーサブユニット の組み合わせは10,000個を越える可能性がある。更に、この計算では、イ オンチャンネルの周りのサブユニットの配置が制約されていない場合には存在し 得る追加の順列(す なわち、5つの異なるサブユニットからなる受容体に対して120個の変異体が 存在し得る)が考慮されていない。 存在する受容体サブタイプアセンブリには、特にα1β2γ2、α2β2/3γ 2、α3βγ2/3、α2βγ1、α5β3γ2/3、α6βγ2、α6βδ及 びα4βδが含まれる。α1サブユニットを含むサブタイプアセンブリは脳の多 くの領域に存在し、ラットにおいてGABAA受容体の40%以上を占めると考 えられる。α2サブユニット及びα3サブユニットを含むサブタイプアセンブリ はそれぞれ、ラットにおいてGABAA受容体の25%及び17%を占めると考 えられる。α5サブユニットを含むサブタイプアセンブリは主に海馬及び皮質に 存在し、ラットにおいてGABAA受容体の約4%を占めると考えられる。 すべての公知のGABAA受容体は多数のモジュレーター部位が存在するとい う特徴を有するが、そのモジュレーター部位の1つがベンゾジアゼピン(BZ) 結合部位である。BZ結合部位はGABAA受容体モジュレーター部位の中で研 究が最も進んでいるものであり、その部位を通してジアゼパム及びテマゼパムの ような抗不安薬はその作用を発揮する。GABAA受 容体遺伝子ファミリーがクローニングされる前までは、BZ結合部位はラジオリ ガンド結合研究に基づいて2つのサプタイプ、BZ1及びBZ2に分けられてい た。BZ1サブタイプは、α1サブユニットをβサブユニット及びγサブユニッ トと組み合わせて含むGABAA受容体と薬理学的に均等であることが分かって いた。これは、最も多く存在するGABAA受容体サブタイプであり、脳におけ るすべてのGABAA受容体のほぼ半分を占めると考えられる。 2つの他の主要なサブタイプはα2βγ2サブタイプ及びα3βγ2/3サフ タイプである。これらは併せて総GABAA受容体サブタイプの約35%を占め る。この組み合わせは、すでにラジオリガンド結合により定義されているBZ2 サブタイプと薬理学的に均等であると見られる。ただし、BZ2サブタイプは特 定のα5−含有サブタイプアセンブリをも含み得る。十分に選択的なアゴニスト またはアンタゴニストが知られていないので、上記サブタイプの生理学的役割は 今のところ解明されていない。 現在、α1βγ2、α2βγ2またはα3βγ2においてBZアゴニストとし て作用する物質は所望の抗不安性を有すると考え られている。BZアゴニストとして作用することによるGABAA受容体のベン ゾジアゼピン結合部位のモジュレーターである化合物を、以下「GABAA受容 体アゴニスト」と称する。α1−選択的GABAA受容体アゴニストのアルピデ ム及びゾルピデムは臨床的に催眠薬として処方されており、BZ1結合部位で作 用する公知の抗不安薬による鎮静の少なくとも一部はα1サブユニットを含むG ABAA受容体が仲介すると示唆される。従って、α1サブユニットよりもα2 及び/またはα3サブユニットに対してより効果的に結合するGABAA受容体 アゴニストは、鎮静を生ずる傾同を減じて不安症を治療するのに有効であると考 えられる。また、α1アンタゴニストである物質は、α1アゴニストにより引き 起こされる鎮静または催眠を抑制するために使用されるであろう。 本発明化合物はGABAA受容体に対する選択的リガンドであり、よって各種 中枢神経系疾患の治療及び/または予防に有用である。前記疾患には、不安症、 例えば広場恐怖症を伴うか伴わないパニック障害、パニック障害の前歴を持たな い広場恐怖症、社会恐怖症を含めた動物及びその他に対する恐怖症、脅迫異常症 、外傷後及び急性ストレス障害を含めたストレス障害、 及び一般化されたか物質により誘導される不安症;神経疾患;痙攣;偏頭痛;並 びに鬱病及び双極性異常、例えば単極性エピソードもしくは再発性の主要鬱病、 気分変調異常症、双極性I及びII躁病及び循環気質性異常が含まれる。 DE−A−2741763、USP4,260,755、USP4,260, 756及びUSP4,654,343には、各種1,2,4−トリアゾロ[4, 3−b]ピリダジン誘導体類が記載されており、抗不安剤として有用であると述 べられている。DE−A−2741763、USP4,260,755及びUS P4,654,343に記載されている化合物はトリアゾロ−ピリダジン環の6 位にフェニル置換基を有している。一方、USP4,260,756に記載され ている化合物は6位または8位にヘテロアリール基を有する。しかしながら、上 記した刊行物には、1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン誘導体に おいて6位の置換基を直接結合した酸素原子を介して結合させることが開示も示 唆もされていない。 EP−A−0085840及びEP−A−0134946には、関連する1, 2,4−トリアゾロ[3,4−a]フタラジン誘導体類が記載されており、抗不 安活性を有すると述べられ ている。しかしながら、上記した刊行物には、トリアゾロ−フタラジン環系のベ ンゾ基を他の官能基で置換することが開示も示唆もされていない。 本発明は、各種GABAA受容体サブタイプで所望の結合特性を有するトリア ゾロ−ピリダジン誘導体類を提供する。本発明化合物は、ヒトGABAA受容体 のα2及び/またはα3サブユニットに対するリガンドとして良好なアフィニテ ィーを有する。本発明化合物は、α1サブユニットよりもα2及び/またはα3 サブユニットに対してより有効に結合する。本発明化合物がα1サブユニットに 比べたα2及び/またはα3サブユニットに対する選択的効力の点で機能的選択 性を示すことが望ましい。 本発明化合物は、下記するアッセイで測定したα2及び/またはα3サブユニ ットに対する結合アフィニティー(Ki)が100nM以下、通常は50nM以 下、理想的には10nM以下のGABAA受容体サブタイプリガンドである。本 発明化合物では、α1サブユニットに比べたα2及び/またはα3サブユニット に対する選択アフィニティーが少なくとも2倍、好適には少なくとも5倍、有利 には少なくとも10倍である。しか しながら、α1サブユニットに比べたα2及び/またはα3サブユニットに対す る結合アフィニティーの点で非選択性である化合物も本発明の範囲に包含される 。前記化合物がα1サブユニットに比べたα2及び/またはα3サブユニットに 対する選択的効力の点で機能的選択性を示すことが望ましい。 本発明は、式Iの化合物またはその塩もしくはプロドラッグを提供する。 上記式中、 Yは水素またはC1-6アルキルであり、 ZはC1-6アルキル,C3-7シクロアルキル、C4-7シクロアルケニル、アリー ル、C3-7ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールまたはジ(C1-6)アルキルア ミノであり、これらの基は任意に置換されていてもよく、或いは YとZは2つの介在炭素原子と一緒になって、C5-9シク ロアルケニル、C6-10ビシクロアルケニル、テトラヒドロピリジニル、ピリジニ ル及びフェニルから選択される環を形成し、これらの環は任意にベンゾ融合及び /または置換されていてもよく、 R1はC3-7シクロアルキル、フェニル、フリル、チエニルまたはピリジニルで あり、これらの基は任意に置換されていてもよく、 R2はシアノ(C1-6)アルキル、ヒドロキシ(C1-6)アルキル、C3-7シクロ アルキル(C1-6)アルキル、プロパルギル、C3-7ヘテロシクロアルキルカルボ ニル(C1-6)アルキル、アリール(C1-6)アルキルまたはヘテロアリール(C1-6 )アルキルであり、これらの基は任意に置換されていてもよい、 ただしYとZが2つの介在炭素原子と一緒になって任意に置換されたフェニル 基を形成するときR2はヒドロキシ(C1-6)アルキル以外である。 本発明は、上記式I(式中、 Yは水素またはC1-6アルキルであり、 ZはC1-6アルキル,C3-7シクロアルキル、アリール、 C3-7ヘテロシクロアルキルまたはヘテロアリールであり、 これらの基は任意に置換されていてもよく、或いは YとZは2つの介在炭素原子と一緒になって、C5-9シクロアルケニル、C6-1 0 ビシクロアルケニル、テトラヒドロピリジニル、ピリジニル及びフェニルから 選択される環を形成し、これらの環は任意にベンゾ融合及び/または置換されて いてもよく、 R1及びR2は上記と同義である、 ただしYとZが2つの介在炭素原子と一緒になって任意に置換されたフェニル 基を形成するときR2はヒドロキシ(C1-6)アルキル以外である) の化合物、またはその塩もしくはプロドラッグを提供する。 本発明はまた、上記式I(式中、 Yは水素またはC1-6アルキルであり、 ZはC1-6アルキル,C3-7シクロアルキル、アリール、C3-7ヘテロシクロア ルキルまたはヘテロアリールであり、 これらの基は任意に置換されていてもよく、或いは YとZは2つの介在炭素原子と一緒になって、C5-9シクロアルケニル、C6-1 0 ビシクロアルケニル、テトラヒドロ ピリジニル、ピリジニル及びフェニルから選択される環を形成し、これらの環は 任意にベンゾ融合及び/または置換されていてもよく、 R1は上記と同義であり、 R2はヒドロキシ(C1-6)アルキル、C3-7シクロアルキル(C1-6)アルキル 、C3-7ヘテロシクロアルキルカルボニル(C1-6)アルキル、アリール(C1-6 )アルキルまたはヘテロアリール(C1-6)アルキルであり、これらの基は任意 に置換されていてもよい、 ただしYとZが2つの介在炭素原子と一緒になって任意に置換されたフェニル 基を形成するときR2はヒドロキシ(C1-6)アルキル以外である) の化合物、またはその塩もしくはプロドラッグを提供する。 更に、本発明は、上記式I(式中、 Yは水素またはC1-6アルキルであり、 ZはC1-6アルキル、C3-7シクロアルキル、アリール、C3-7ヘテロシクロア ルキルまたはヘテロアリールであり、 これらの基は任意に置換されていてもよく、或いは YとZは2つの介在炭素原子と一緒になって、C5-9シク ロアルケニル、C6-10ビシクロアルケニル、テトラヒドロピリジニル及びピリジ ニルから選択される環を形成し、これらの環は任意にベンゾ融合及び/または置 換されていてもよく、 R1は上記と同義であり、 R2はヒドロキシ(C1-6)アルキル、C3-7シクロアルキル(C1-6)アルキル 、C3-7ヘテロシクロアルキルカルボニル(C1-6)アルキル、アリール(C1-6 )アルキルまたはヘテロアリール(C1-6)アルキルであり、これらの基は任意 に置換されていてもよい) の化合物、またはその塩もしくはプロドラッグを提供する。 YとZが2つの介在炭素原子と一緒になって環を形成するとき、上記式Iの化 合物は、シクロアルケニル、ビシクロアルケニル、テトラヒドロピリジニル、ピ リジニルまたはフェニル環を式Iに示す中心のトリアゾロ−ピリダジン環に融合 して含む。 YとZが2つの介在炭素原子と一緒になってC5-9シクロアルケニル環を形成 するとき、この環はシクロペンテニル、シクロヘキセニル、シクロヘプテニル、 シクロオクテニルま たはシクロノネニルであり得、シクロヘキセニル及びシクロヘプテニルが適当で ある。 YとZが2つの介在炭素原子と一緒になってC6-10ビシクロアルケニル環を形 成するとき、この環はビシクロ[2.1.1]ヘキサ−2−エニル、ビシクロ[ 2.2.1]ヘプタ−2−エニル、ビシクロ[2.2.2]オクタ−2−エニル 、ビシクロ[3.2.2]ノナ−6−エニルまたはビビシクロ[3.3.2]デ カ−9−エニルであり得、ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−エニル、ビシク ロ[2.2.2]オクタ−2−エニル、ビシクロ[3.2.2]ノナ−6−エニ ルが好適であり、ビシクロ[2.2.2]オクタ−2−エニルが特に好適である 。 YとZが2つの介在炭素原子と一緒になって環を形成するとき、この環は任意 にベンゾ融合していてもよい。例えば、YとZが2つの介在炭素原子と一緒にな ってベンゾ融合シクロヘキセニル環を形成し得、生じた環はジヒドロナフチルで ある。 基Y、Z、R1及びR2は未置換でも、適宜1つ以上、適当には1つもしくは2 つの置換基で置換されていてもよい。 一般に、基Y、Z、R1及びR2は未置換もしくはモノ置換である。基Y、Z、R1 及びR2上に任意に存在する置換基としては、C1-6アルキル、アリール(C1-6 )アルキル、ピリジル(C1-6)アルキル、ハロゲン、ハロ(C1-6)アルキル、 シアノ、シアノ(C1-6)アルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシメチル、C1-6アル コキシ、C3-7シクロアルキル(C1-6)アルコキシ、C3-7シクロロアルコキシ 、アミノ(C1-6)アルキル、ジ(C1-6)アルキルアミノ(C1-6)アルキル、 ジ(C1-6)アルキルアミノカルボニル(C1-6)アルキル、N−(C1-6)アル キルピペリジニル、ピロリジニル(C1-6)アルキル、ピペラジニル(C1-6)ア ルキル、モルホリニル(C1-6)アルキル、ジ(C1-6)アルキルモルホリニル( C1-6)アルキル及びイミダゾリル(C1-6)アルキルが例示される。好ましい置 換基は、C1-6アルキル、アリール(C1-6)アルキル、ピリジル(C1-6)アル キル、ハロゲン、ハロ(C1-6)アルキル、シアノ、シアノ(C1-6)アルキル、 ヒドロキシ、ヒドロキシメチル、C1-6アルコキシ、C3-7シクロアルキル(C1- 6 )アルコキシ、ジ(C1-6)アルキルアミノ (C1-6)アルキル、ジ(C1-6)アルキルアミノカルボニル(C1-6)アルキル 、モルホリニル(C1-6)アルキル及びイミダゾリル(C1-6)アルキルである。 代表的な置換基には、C1-6アルキル、アリール(C1-6)アルキル、ハロゲン、 シアノ、ヒドロキシ、ヒドロキシメチル、C1-6アルコキシ及びC3-7シクロアル キル(C1-6)アルコキシが含まれる。 本明細書中、用語「C1-6アルキル」は、メチル基、エチル基、並びに直鎖も しくは分枝鎖の、プロピル、ブチル、ペンチル及びヘキシル基を含む。特に、ア ルキル基はメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、tert−ブチル及 び1,1−ジメチルプロピルである。C1-6アルコキシのような誘導基も同様に 解釈されるべきである。 典型的なC3-7シクロアルキル基には、シクロプロピル、シクロブチル、シク ロペンチル及びシクロヘキシルが含まれる。 本明細書中、用語「C3-7シクロアルキル(C1-6)アルキル」は、シクロプロ ピルメチル、シクロブチルメチル、シクロペンチルメチル及びシクロヘキシルメ チルを含む。 典型的なC4-7シクロアルケニル基には、シクロブテニル、シクロペンテニル 及びシクロヘキセニルが含まれる。 典型的なアリール基には、フェニル及びナフチルが含まれ、好ましくはフェニ ルである。 本明細書中、用語「アリール(C1-6)アルキル」は、ベンジル、フェニルエ チル、フェニルプロピル及びナフチルメチルを含む。 好適なヘテロシクロアルキル基には、アゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジ ニル、ピペラジニル、モルホリニル及びチオモルホリニルが含まれる。 好適なヘテロアリール基には、ピリジニル、キノリニル、イソキノリニル、ピ リダジニル、ピリミジニル、ピラジニル、キノキサリニル、フリル、ベンゾフリ ル、ジベンゾフリル、チエニル、ベンズチエニル、ピロリル、インドリル、ピラ ゾリル、インダゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、チアゾリル、イソチ アゾリル、イミダゾリル、ベンズイミダゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾ リル、トリアゾリル及びテトラゾリルが含まれる。 本明細書中、用語「ヘテロアリール(C1-6)アルキル」 は、フリルメチル、フリルエチル、チエニルメチル、チエニルエチル、ピラゾリ ルメチル、オキサゾリルメチル、オキサゾリルエチル、イソオキサゾリルメチル 、チオゾリルメチル、チアゾリルエチル、イミダゾリルメチル、イミダゾリルエ チル、ベンズイミダゾリルメチル、オキサジアゾリルメチル、オキサジアゾリル エチル、チアジアゾリルメチル、チアジアゾリルエチル、トリアゾリルメチル、 トリアゾリルエチル、テトラゾリルメチル、テトラゾリルエチル、ピリジニルメ チル、ピリジニルエチル、ピリダジニルメチル、ピリミジニルメチル、ピラジニ ルメチル、キノリニルメチル、イソキノリニルメチル及びキノキサリニルメチル を含む。 本明細書中、用語「ハロゲン」は、フッ素、塩素、臭素及びヨウ素を含み、フ ッ素または塩素が好ましい。 薬剤に使用する場合、式Iの化合物の塩は医薬的に許容され得る塩である。し かしながら、他の塩は、本発明の化合物またはその医薬的に許容され得る塩の製 造に使用され得る。適当な本発明化合物の医薬的に許容され得る塩には、例えば 本発明の化合物の溶液を医薬的に許容され得る酸(例えば、塩酸、硫酸、メタン スルホン酸、ギ酸、マレイン酸、コハク 酸、酢酸、安息香酸、シュウ酸、クエン酸、酒石酸、炭酸またはリン酸)の溶液 を混合して形成される酸付加塩が含まれる。更に、本発明化合物が酸性基を含む 場合、その適当な医薬的に許容され得る塩には、アルカリ金属塩(例えば、ナト リウム塩またはカリウム塩)、アルカリ土類金属塩(例えば、カルシウム塩また はマグネシウム塩)、及び適当な有機リガンドと形成される塩(例えば、第4級 アンモニウム塩)が含まれる。 本発明は、上記式Iの化合物のプロドラッグも包含する。前記プロドラッグは 通常、生体内で容易に所要の式Iの化合物に変換され得る式Iの化合物の官能性 誘導体である。適当なプロドラッグ誘導体の選択及び製造のための一般的な方法 は、例えばH.Bundgaard編、「プロドラッグの設計(Design of PΓodrugs)」、Elsevier(1985)に記載されている 。 少なくとも1個の不斉中心を有している場合、本発明化合物はエナンチオマー として存在し得る。本発明化合物が2個以上の不斉中心を有している場合には、 ジアステレオマーとしても存在し得る。上記した異性体及びそれを任意の比率で 含む混合物も本発明に包含されると理解されたい。 適当には、Yは水素またはメチルであり、特に水素である。 適当な置換基Zの例としては、メチル、エチル、イソプロピル、tert−ブ チル、1,1−ジメチルプロピル、メチルシクロプロピル、シクロブチル、メチ ルシクロブチル、シクロペンチル、メチル−シクロペンチル、シクロヘキシル、 シクロブテニル、フェニル、ピロリジニル、メチル−ピロリジニル、ピペリジニ ル、モルホリニル、チオモルホリニル、ピリジニル、フリル、チエニル、クロロ −チエニル及びジエチルアミノが挙げられ、好ましくはメチル、エチル、イソプ ロピル、tert−ブチル、メチル−シクロプロピル、シクロブチル、メチル− シクロブチル、シクロペンチル、メチル−シクロペンチル、シクロヘキシル、フ ェニル、ピロリジニル、メチル−ピロリジニル、ピペリジニル、モルホリニル、 チオモルホリニル、ピリジニル、フリル、チエニル及びクロロ−チエニルである 。典型的には、メチル、エチル、フェニル、ピペリジニル、ピリジニル及びチエ ニルである。 特定実施態様において、置換基Zは、未置換であるかまたはC1-6アルキル、 特にメチルで置換されたC3-7シクロア ルキルである。Zがシクロブチルであるのが有利である。 Y及びZが2つの介在炭素原子と一緒になって環を形成する場合、代表的な本 発明化合物は、式IA〜式IL、特に式IA〜IKの化合物を含む。上記式中、 R1及びR2は上記と同義であり、 R3は水素、C1-6アルキル、アリール(C1-6)アルキル、ハロゲン、シアノ 、ヒドロキシ、ヒドロキシメチルまたはC1-6アルコキシであり、 R4は水素またはC1-6アルキルである。 好適には、R3は水素またはC1-6アルキルであり、特に水素またはメチルであ る。 好適には、R4は水素またはメチルである。 本発明の好ましいトリアゾロ−ピリダジン誘導体は、上記式IEで表される化 合物を含む。 基R1上に任意に存在する置換基の典型例には、メチル、フルオロ及びメトキ シが含まれる。 代表的なR1には、シクロプロピル、フェニル、メチルフェニル、フルオロフ ェニル、ジフルオロフェニル、メトキシフェニル、フリル、チエニル、メチル− チエニル及びピリジニルが含まれる。好ましくは、シクロプロピル、フェニル、 メチルフェニル、フルオロフェニル、メトキシフェニル及びピリジニルであり、 より好ましくは未置換もしくはモノ置換 フェニルである。最も好ましくは、R1はフェニルである。 本発明化合物における好適な置換基R2には、シアノメチル、ヒドロキシブチ ル、シクロヘキシルメチル、プロパルギル、ピロリジニルカルボニルメチル、ベ ンジル、ピラゾリルメチル、イソオキサゾリルメチル、チアゾリルメチル、チア ゾリルエチル、イミダゾリルメチル、ベンズイミダゾリルメチル、オキサジアゾ リルメチル、トリアゾリルメチル、テトラゾリルメチル、ピリジニルメチル、ピ リダジニルメチル、ピリミジニルメチル、ピラジニルメチル、キノリニルメチル 、イソキノリニルメチル及びキノキサリニルメチルが含まれ、これらの基はいず れも任意に1個もしくはそれ以上の置換基で置換されていてもよい。代表的な基 R2には、ヒドロキシブチル、シクロヘキシルメチル、ピロリジニルカルボニル メチル、ベンジル、ピラゾリルメチル、チアゾリルメチル、イミダゾリルメチル 、トリアゾリルメチル、ピリジニルメチル、ピリダジニルメチル、ピリミジニル メチル、ピラジニルメチル、キノリニルメチル、イソキノリニルメチル及びキノ キサリニルメチルが含まれ、これらの基はいずれも任意に1個もしくはそれ以上 の置換基で置換されていてもよい。 基R2上に任意に存在する好適な置換基の例には、C1-6アルキル、アリール( C1-6)アルキル、ピリジル(C1-6)アルキル、ハロゲン、ハロ(C1-6)アル キル、シアノ、シアノ(C1-6)アルキル、ヒドロキシメチル、C1-6アルコキシ 、C3-7シクロアルキル(C1-6)アルコキシ、アミノ(C1-6)アルキル、ジ( C1-6)アルキルアミノ(C1-6)アルキル、ジ(C1-6)アルキルアミノカルボ ニル(C1-6)アルキル、N−(C1-6)アルキルピペリジニル、ピロリジニル( C1-6)アルキル、ピペラジニル(C1-6)アルキル、モルホリニル(C1-6)ア ルキル及びジ(C1-6)アルキルモルホリニル(C1-6)アルキルが含まれ、好ま しくはC1-6アルキル、アリール(C1-6)アルキル、ピリジル(C1-6)アルキ ル、ハロゲン、ハロ(C1-6)アルキル、シアノ、シアノ(C1-6)アルキル、ヒ ドロキシメチル、C1-6アルコキシ、C3-7シクロアルキル(C1-6)アルコキシ 、ジ(C1-6)アルキルアミノ(C1-6)アルキル、ジ(C1-6)アルキルアミノ カルボニル(C1-6)アルキル及びモルホリノ(C1-6)アルキルである。代表的 な置換基には、C1-6アルキル、アリール(C1-6)アルキル、ハロゲン、シアノ 、 ヒドロキシメチル、C1-6アルコキシ及びC3-7シクロアルキル(C1-6)アルコ キシが含まれる。 基R2上の好ましい置換基の例には、メチル、エチル、n−プロピル、ベンジ ル、ピリジニルメチル、クロロ、クロロメチル、シアノ、シアノメチル、ヒドロ キシメチル、エトキシ、シクロプロピルメトキシ、ジメチルアミノメチル、アミ ノエチル、ジメチルアミノエチル、ジメチルアミノカルボニルメチル、N−メチ ルピペリジニル、ピロリジニルエチル、ピペラジニルエチル、モルホリニルメチ ル及びジメチルモルホリニルメチルが含まれる。 基R2上のより好ましい置換基の例には、メチル、エチル、n−プロピル、ベ ンジル、ピリジニルメチル、クロロ、クロロメチル、シアノ、シアノメチル、ヒ ドロキシメチル、エトキシ、シクロプロピルメトキシ、ジメチルアミノメチル、 ジメチルアミノエチル、ジメチルアミノカルボニルメチル及びモルホリニルメチ ルが含まれる。 代表的な基R2には、シアノメチル、ヒドロキシブチル、ヒドロキシメチル− シクロヘキシルメチル、プロパルギル、ジメチルアミノメチル−プロパルギル、 ジメチルモルホリニ ルメチル−プロパルギル、ピロリジニルカルボニルメチル、シアノベンジル、ヒ ドロキシメチル−ベンジル、ピラゾリルメチル、シメチルピラゾリル−メチル、 メチル−イソオキサゾリルメチル、チアゾリルメチル、メチル−チアゾリルメチ ル、エチル−チアゾリルメチル、メチル−チアゾリルエチル、イミダゾリルメチ ル、メチル−イミダゾリルメチル、エチル−イミダゾリルメチル、ベンジル−イ ミダゾリルメチル、ベンズイミダゾリルメチル、メチル−オキサジアゾリルメチ ル、トリアゾリルメチル、メチル−トリアゾリルメチル、プロピル−トリアゾリ ルメチル、ベンジル−トリアゾリルメチル、ピリジニルメチル−トリアゾリルメ チル、シアノメチル−トリアゾリルメチル、ジメチルアミノメチル−トリアゾリ ルメチル、アミノエチル−トリアゾリルメチル、ジメチルアミノエチル−トリア ゾリルメチル、ジメチルアミノカルボニルメチル−トリアゾリルメチル、N−メ チルピペリジニル−トリアゾリルメチル、ピロリジニルエチル−トリアゾリルメ チル、ピペラジニルエチル−トリアゾリルメチル、モルホリニルエチル−トリア ゾリルメチル、メチルテトラゾリルメチル、ピリジニルメチル、メチル−ピリジ ニルメチル、ジメチル−ピ リジニルメチル、エトキシ−ピリジニルメチル、シクロプロピルメトキシ−ピリ ジニルメチル、ピリダジニルメチル、クロロ−ピリダジニルメチル、ピリミジニ ルメチル、ピラジニルメチル、キノリニルメチル、イソキノリニルメチル及びキ ノキサリニルメチルが含まれる。 好ましい基R2には、シアノメチル、ヒドロキシブチル、ヒドロキシメチル− シクロヘキシルメチル、プロパルギル、ジメチルアミノメチル−プロパルギル、 ピロリジニルカルボニルメチル、シアノベンジル、ヒドロキシメチル−ベンジル 、ピラゾリルメチル、ジメチル−ピラゾリルメチル、メチル−イソオキサゾリル メチル、チアゾリルメチル、メチル−チアゾリルメチル、エチル−チアゾリルメ チル、メチル−チアゾリルエチル、イミダゾリルメチル、メチル−イミダゾリル メチル、エチル−イミダゾリルメチル、ベンジル−イミダゾリルメチル、ベンズ イミダゾリルメチル、メチル−オキサジアゾリルメチル、トリアゾリルメチル、 メチル−トリアゾリルメチル、プロピル−トリアゾリルメチル、ベンジル−トリ アゾリルメチル、ピリジニルメチル−トリアゾリルメチル、シアノメチル−トリ アゾリルメチル、ジメチルアミノメチル− トリアゾリルメチル、ジメチルアミノエチル−トリアゾリルメチル、ジメチルア ミノカルボニルメチル−トリアゾリルメチル、モルホリニルエチル−トリアゾリ ルメチル、メチル−テトラゾリルメチル、ピリジニルメチル、メチル−ピリジニ ルメチル、ジメチル−ピリジニルメチル、エトキシ−ピリジニルメチル、シクロ プロピルメトキシ−ピリジニルメチル、ピリダジニルメチル、クロロ−ピリダジ ニルメチル、ピリミジニルメチル、ピラジニルメチル、キノリニルメチル、イソ キノリニルメチル及びキノキサリニルメチルが含まれる。 特に好ましい基R2には、ヒドロキシブチル、ヒドロキシメチル−シクロヘキ シルメチル、ピロリジニルカルボニルメチル、シアノベンジル、ヒドロキシメチ ル−ベンジル、ピラゾリルメチル、ジメチル−ピラゾリルメチル、チアゾリルメ チル、メチル−チアゾリルメチル、エチル−チアゾリルメチル、イミダゾリルメ チル、メチル−イミダゾリルメチル、エチル−イミダゾリルメチル、ベンジル− イミダゾリルメチル、メチル−トリアゾリルメチル、ピリジニルメチル、メチル −ピリジニルメチル、ジメチル−ピリジニルメチル、エトキシ−ピリジニルメチ ル、シクロプロピルメトキシ−ピリジニル メチル、ピリダジニルメチル、クロロ−ピリダジニルメチル、ピリミジニルメチ ル、ピラジニルメチル、キノリニルメチル、イソキノリニルメチル及びキノキサ リニルメチルが含まれる。 有利には、基R2はメチル−トリアゾリルメチルである。 特定サブクラスの本発明化合物は、式IIAで表される化合物、並びにその塩及 びプロドラッグである。上記式中、 R1は上記と同義であり、 nは1、2、3または4、好ましくは1であり、 R12はヒドロキシであるか、または任意に置換されたC3-7シクロアルキル、 C3-7ヘテロシクロアルキルカルボニル、アリールまたはヘテロアリールである 。 基R12上に任意に存在する好適な置換基の例には、C1-6アルキル、アリール (C1-6)アルキル、ハロゲン、シアノ、 ヒドロキシメチル、C1-6アルコキシ及びC3-7シクロアルキル(C1-6)アルコ キシが含まれる。代表的な置換基には、メチル、エチル、ベンジル、クロロ、シ アノ、ヒドロキシメチル、エトキシ及びシクロプロピルメチルが含まれる。 基R12の好ましい例には、ヒドロキシ、ヒドロキシメチル−シクロヘキシル、 ピロリジニルカルボニル、シアノフェニル、ヒドロキシメチル−フェニル、ピラ ゾリル、ジメチルピラゾリル、チアゾリル、メチルチアゾリル、エチルチアゾリ ル、イミダゾリル、メチルイミダゾリル、エチルイミダゾリル、ベンジルイミダ ゾリル、メチルトリアゾリル、ピリジニル、メチル−ピリジニル、ジメチル−ピ リジニル、エトキシピリジニル、シクロプロピルメトキシ−ピリジニル、ピリダ ジニル、クロロピリダジニル、ピリミジニル、ピラジニル、キノリニル、イソキ ノリニル及びキノキサリニルが含まれる。 別のサブクラスの本発明化合物は、式IIBで表される化合物、並びにその塩及 びプロドラッグである。上記式中、 Y1は水素またはメチルであり、 Z1はC1-6アルキル、C3-7シクロアルキル、C4-7シクロアルケニル、アリー ル、C3-7ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールまたはジ(C1-6)アルキルア ミノであり、 これらの基は任意に置換されていてもよく、 R1は上記式Iに定義した通りであり、 mは1または2、好ましくは1であり、 R22は任意に置換されたアリールまたはヘテロアリールである。 本発明は、上記した式IIB(式中、Z1は、任意に置換された、C1-6アルキル ,C3-7シクロアルキル、アリール、C3-7ヘテロシクロアルキルまたはヘテロア リールであり、Y1、R1、m及びR22は上記と同義である)の化合物、またはそ の塩及もしくはプロドラッグを提供する。 好適には、Y1は水素である。 基Z1上の典型的な置換基の例には、C1-6アルキル及びハロゲンが含まれ、特 にメチルまたはクロロである。 代表的な基Z1には、メチル、エチル、イソプロピル、 tert−ブチル、1,1−ジメチルプロピル、メチル−シクロプロピル、シク ロブチル、メチル−シクロブチル、シクロペンチル、メチル−シクロペンチル、 シクロヘキシル、シクロブテニル、フェニル、ピロリジニル、メチル−ピロリジ ニル、ピペリジニル、モルホリニル、チオモルホリニル、ピリジニル、フリル、 チエニル、クロロ−チエニル及びジエチルアミノが含まれる。 好ましい基Z1には、メチル、エチル、イソプロピル、tert−ブチル、メ チル−シクロプロピル、シクロブチル、メチル−シクロブチル、シクロペンチル 、メチル−シクロペンチル、シクロヘキシル、フェニル、ピロリジニル、メチル −ピロリジニル、ピペリジニル、モルホリニル、チオモルホリニル、ピリジニル 、フリル、チエニル及びクロロ−チエニルが含まれる。 有利には、基Z1はシクロブチルである。 基R22上の典型的な置換基の例には、C1-6アルキル、アリール(C1-6)アル キル、ピリジル(C1-6)アルキル、ハロゲン、シアノ、シアノ(C1-6)アルキ ル、ヒドロキシメチル、C1-6アルコキシ、C3-7シクロアルキル(C1-6) アルコキシ、シ(C1-6)アルキルアミノ(C1-6)アルキル、アミノ(C1-6) アルキル、ジ(C1-6)アルキルアミノカルボニル(C1-6)アルキル、N−(C1-6 )アルキルピペリジニル、ピロリジニル(C1-6)アルキル、ピペラジニル( C1-6)アルキル及びモルホリニル(C1-6)アルキルが含まれる。代表的な置換 基には、C1-6アルキル、アリール(C1-6)アルキル、ピリジル(C1-6)アル キル、ハロゲン、シアノ、シアノ(C1-6)アルキル、ヒドロキシメチル、C1-6 アルコキシ、C3-7シクロアルキル(C1-6)アルコキシ、シ(C1-6)アルキル アミノ(C1-6)アルキル、ジ(C1-6)アルキルアミノカルボニル(C1-6)ア ルキル及びモルホリニル(C1-6)アルキルが含まれる。 基R22上の好ましい置換基には、メチル、エチル、n−プロピル、ベンジル、 ピリジニルメチル、クロロ、シアノ、シアノメチル、ヒドロキシメチル、エトキ シ、シクロプロピルメトキシ、ジメチルアミノメチル、アミノエチル、ジメチル アミノエチル、ジメチルアミノカルボニルメチル、N−メチルピペリジニル、ピ ロリジニルエチル、ピペラジニルエチル及びモルホリニルメチルが含まれる。 基R22上の代表的な置換基には、メチル、エチル、n−プロピル、ベンジル、 ピリジニルメチル、クロロ、シアノ、シアノメチル、ヒドロキシメチル、エトキ シ、シクロプロピルメトキシ、ジメチルアミノメチル、ジメチルアミノエチル、 ジメチルアミノカルボニルメチル及びモルホリニルメチルが含まれる。 基R22の特定例には、シアノフェニル、ヒドロキシメチル−フェニル、ピラゾ リル、ジメチル−ピラゾリル、メチル−イソオキサゾリル、チアゾリル、メチル −チアゾリル、エチル−チアゾリル、イミダゾリル、メチル−イミダゾリル、エ チル−イミダゾリル、ベンジル−イミダゾリル、ベンズイミダゾリル、メチル− オキサジアゾリル、トリアゾリル、メチル−トリアゾリル、プロピル−トリアゾ リル、ベンジル−トリアゾリル、ピリジニルメチル−トリアゾリル、シアノメチ ル−トリアゾリル、ジメチルアミノメチル−トリアゾリル、アミノエチル−トリ アゾリル、ジメチルアミノエチル−トリアゾリル、ジメチルアミノカルボニルメ チル−トリアゾリル、N−メチルピペリジニル−トリアゾリル、ピロリジニルエ チル−トリアゾリル、ピペラジニルエチル−トリアゾリル、モ ルホリニルエチル−トリアゾリル、メチル−テトラゾリル、ピリジニル、メチル −ピリジニル、ジメチル−ピリジニル、エトキシ−ピリジニル、シクロプロピル メトキシ−ピリジニル、ピリダジニル、クロロ−ピリダシニル、ピリミジニル、 ピラジニル、キノリニル、イソキノリル及びキノキサリニルが含まれる。 基R22の好ましい例には、シアノフェニル、ヒドロキシメチル−フェニル、ピ ラゾリル、ジメチル−ピラゾリル、メチル−イソオキサゾリル、チアゾリル、メ チル−チアゾリル、エチル−チアゾリル、イミダゾリル、メチル−イミダゾリル 、エチル−イミダゾリル、ベンジル−イミダゾリル、ベンズイミダゾリル、メチ ル−オキサジアゾリル、トリアゾリル、メチル−トリアゾリル、プロピル−トリ アゾリル、ベンジル−トリアゾリル、ピリジニルメチル−トリアゾリル、シアノ メチル−トリアゾリル、ジメチルアミノメチル−トリアゾリル、ジメチルアミノ エチル−トリアゾリル、ジメチルアミノカルボニルメチル−トリアゾリル、モル ホリニルエチル−トリアゾリル、メチル−テトラゾリル、ピリジニル、メチル− ピリジニル、ジメチル−ピリジニル、エトキシ−ピリジニル、シ クロプロピルメトキシ−ピリジニル、ピリダジニル、クロロ−ピリダジニル、ピ リミジニル、ピラジニル、キノリニル、イソキノリル及びキノキサリニルが含ま れる。 有利には、基R22はメチル−トリアゾリルである。 上記式IIBの化合物の特定群は、式IICで表される化合物、並びにその塩及び プロドラッグである。 上記式中、 R1は式Iに定義した通りであり、 Qはシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルまたはシクロヘキシル環 の残基であり、 R5は水素またはメチルであり、 R6は水素またはメチルである。 上記式IICにおいて、R1は好適にはフェニルである。 有利な態様において、Qはシクロブチル環の残基である。 好適には、R5は水素である。 好適には、R6はメチルである。 本発明の特定化合物を以下に例示する。 3−フェニル−6−(2−ピリジル)メチルオキシ−7,8,9,10−テトラ ヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a]フタラ ジン、 3,7−ジフェニル−6−(2−ピリジル)メチルオキシ−1,2,4−トリア ゾロ[4,3−b]ピリダジン、 3−フェニル−6−(2−ピリジル)メチルオキシ−7,8,9,10−テトラ ヒドロ−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a]フタラジン、 7,8−ジメチル−3−フェニル−6−(2−ピリジル)メチルオキシ−1,2 ,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 7−メチル−3−フェニル−6−(2−ピリジル)メチルオキシ−1,2,4− トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 7−エチル−3−フェニル−6−(2−ピリジル)メチルオキシ−1,2,4− トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 7,8−ベンゾ−3−フェニル−6−(2−ピリジル)メチルオキシ−7,8, 9,10−テトラヒドロ−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a]フタラジン、 8−メチル−3,7−ジフェニル−6−(2−ピリジル)メチルオキシ−1,2 ,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 3−フェニル−6−(2−ピリジル)メチルオキシ−7,8,9,10−テトラ ヒドロ−(7,10−メタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a]フタラ ジン、 3−フェニル−5−(ピリジン−2−イルメトキシ)−1,2,3a,4,7− ペンタアザシクロペンタ−[α]ナフタレン、 3−フェニル−5−(ピリジン−2−イルメトキシ)−1,2,3a,4,8− ペンタアザシクロペンタ−[α]ナフタレン、 8−メチル−3−フェニル−6−(2−ピリジル)メチルオキシ−7,8,9, 10−テトラヒドロ−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a]フタラジン、 3−フェニル−6−(2−ピリジル)メチルオキシ−(7, 8−ペンタノ)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 8,8−ジメチル−3−フェニル−6−(2−ピリジル)メチルオキシ−7,8 ,9,10−テトラヒドロ−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a]フタラジン 、 3−フェニル−7−(ピペリジン−1−イル)−6−(ピリジン−2−イルメト キシ)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 3−フェニル−7−(ピリジン−4−イル)−6−(ピリジン−2−イルメトキ シ)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 3−フェニル−5−(ピリジン−2−イルメトキシ)−6,7,8,9−テトラ ヒドロ−1,2,3a,4,8−ペンタアザシクロペンタ[α]ナフタレン、 3−フェニル−5−(ピリジン−2−イルメトキシ)−6,7,8,9−テトラ ヒドロ−1,2,3a,4,7−ペンタアザシクロペンタ[α]ナフタレン、 7−メチル−3−フェニル−5−(ピリジン−2−イルメトキシ)−6,7,8 ,9−テトラヒドロ−1,2,3a,4, 7−ペンタアザシクロペンタ[α]ナフタレン、 3−フェニル−6−(ピリジン−2−イルメトキシ)−7−(チオフェン−2− イル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 3−フェニル−6−(ピリジン−2−イルメトキシ)−7−(チオフェン−3− イル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 3−フェニル−6−(2−ピリジル)メチルオキシ−7,8,9,10−テトラ ヒドロ−(7,10−プロパノ)−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a]フタ ラジン、 3−(4−メチル)フェニル−6−(2−ピリジル)メチルオキシ−7,8,9 ,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3, 4−a]フタラジン、 3−(3−メトキシ)フェニル−6−(2−ピリジル)メチルオキシ−7,8, 9,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3 ,4−a]フタラジン、 3−(2−フルオロ)フェニル−6−(2−ピリジル)メチルオキシ−7,8, 9,10−テトラヒドロ−(7,10− エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a]フタラジン、 3−(3−ピリジル)−6−(2−ピリジル)メチルオキシ−7,8,9,10 −テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a ]フタラジン、 3−シクロプロピル−6−(2−ピリジル)メチルオキシ−7,8,9,10− テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a] フタラジン、 6−[(6−メチル)−2−ピリジル]メチルオキシ−3−フェニル−7,8, 9,10−テトラヒドロ−7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3, 4−a]フタラジン、 6−[(3−メチル)−2−ピリジル]メチルオキシ−3−フェニル−7,8, 9,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3 ,4−a]フタラジン、 6−[(4−メチル)−2−ピリジル]メチルオキシ−3−フェニル−7,8, 9,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3 ,4−a]フタラジン、 6−[(5−メチル)−2−ピリジル]メチルオキシ−3−フェニル−7,8, 9,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3 ,4−a]フタラジン、 3−フェニル−6−(3−ピリジル)メチルオキシ−7,8,9,10−テトラ ヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a]フタラ ジン、 3−フェニル−6−(4−ピリジル)メチルオキシ−7,8,9,10−テトラ ヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a]フタラ ジン、 3−フェニル−6−[2−(1−メチル)イミダゾリル]メチルオキシ−7,8 ,9,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[ 3,4−a]フタラジン、 6−(3−シアノフェニル)メチルオキシ−3−フェニル−7,8,9,10− テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a] フタラジン、 6−[1−(3,5−ジメチル)ピラゾリル]メチルオキシ−3−フェニル−7 ,8,9,10−テトラヒドロ−(7, 10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a]フタラジン、 6−[4−(2−メチル)チアゾリル]メチルオキシ−3−フェニル−7,8, 9,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3 ,4−a]フタラジン、 3−フェニル−6−(2−キノキサリニル)メチルオキシ−7,8,9,10− テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a] フタラジン、 3−フェニル−6−(3−ピリタジニル)メチルオキシ−7,8,9,10−テ トラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a]フ タラジン、 6−(1−ベンジルイミダゾル−2−イル)メチルオキシ−3−フェニル−7, 8,9,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ [3,4−a]フタラジン、 3−フェニル−6−(イソキノリン−1−イル)メチルオキシ−7,8,9,1 0−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3,4− a]フタラジン、 6−(1−エチルイミダゾル−2−イル)メチルオキシ−3−フェニル−7,8 ,9,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[ 3,4−a]フタラジン、 3−フェニル−6−(1−ピラゾリル)メチルオキシ−7,8,9,10−テト ラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a]フタ ラジン、 3−フェニル−6−(N−ピロリジニルカルボニル)メチルオキシ−7,8,9 ,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3, 4−a]フタラジン、 6−[4−(3−メチル)ピリジル]メチルオキシ−3−フェニル−7,8,9 ,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3, 4−a]フタラジン、 3−フェニル−6−(2−キノリニル)メチルオキシ−7,8,9,10−テト ラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a]フタ ラジン、 6−(2−イミダゾリル)メチルオキシ−3−フェニル−7,8,9,10−テ トラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a]フ タラジン、 3−フェニル−6−(2−チアゾリル)メチルオキシ−7,8,9,10−テト ラヒドロ−(7.10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a]フタ ラジン、 6−[2−(5−メチル)チアゾリル]メチルオキシ−3−フェニル−7,8, 9,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3 ,4−a]フタラジン、 6−[2−(4−メチル)チアゾリル]メチルオキシ−3−フェニル−7,8, 9,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3 ,4−a]フタラジン、 6−[2−(3,5−ジメチル)ピリジル]メチルオキシ−3−フェニル−7, 8,9,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ [3,4−a]フタラジン、 3−フェニル−6−(2−ピラジニル)メチルオキシ−7,8,9,10−テト ラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a]フタ ラジン、 6−[2−(4,6−ジメチル)ピリジル]メチルオキシ− 3−フェニル−7,8,9,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1, 2,4−トリアゾロ[3,4−a]フタラジン、 3−フェニル−6−(4−チアゾリル)メチルオキシ−7,8,9,10−テト ラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a]フタ ラジン、 6−[2−(5,6−ジメチル)ピリジル]メチルオキシ−3−フェニル−7, 8,9,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ [3,4−a]フタラシン 6−(4−メチルイミタゾル−2−イル)メチルオキシ−3−フェニル−7,8 ,9,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[ 3,4−a]フタラジン、 3−フェニル−6−(4−ピリミジニル)メチルオキシ−7,8,9,10−テ トラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a]フ タラジン、 6−[4−(2−エチル)チアゾリル]メチルオキシ−3−フェニル−7,8, 9,10−テトラヒドロ−(7,10− エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a]フタラジン、 6−(6−クロロピリダジン−3−イル)メチルオキシ−3−フェニル−7,8 ,9,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[ 3,4−a]フタラジン、 6−(2−イミタゾリル)メチルオキシ−3−(4−メチルフェニル)−7,8 ,9,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[ 3,4−a]フタラジン、 6−(4−ヒドロキシメチルフェニル)メチルオキシ−3−フェニル−7,8, 9,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3 ,4−a]フタラジン、 6−(4−ヒドロキシブチル)オキシ−3−フェニル−7,8,9,10−テト ラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a]フタ ラジン、 6−(4−ヒドロキシメチルシクロヘキシル)メチルオキシ−3−フェニル−7 ,8,9,10−テトラヒドロ−(7, 10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a]フタラジン、 6−(3−ヒドロキシメチルフェニル)メチルオキシ−3−フェニル−7,8, 9,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3 ,4−a]フタラジン、 6−(1−メチル−1,2,4−トリアゾル−3−イル)メチルオキシ−3−フ ェニル−7,8,9,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4 −トリアゾロ[3,4−a]フタラジン、 6−(2−メチル−1,2,4−トリアゾル−3−イル)メチルオキシ−3−フ ェニル−7,8,9,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4 −トリアゾロ[3,4−a]フタラジン、 3−フェニル−6−(3−シクロプロピルメチルオキシ−2−ピリジル)メチル オキシ−7,8,9,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4 −トリアゾロ[3,4−a]フタラジン、 3−フェニル−6−(3−エトキシ−2−ピリジル)メチル オキシ−7,8,9,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4 −トリアゾロ[3,4−a]フタラジン、 6−(6−メチルピリジン−2−イル)メチルオキシ−3−フェニル−1,2, 4−トリアゾロ[3,4−a]フタラジン、 6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−3, 7−ジフェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 6−(2−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−3, 7−ジフェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 3,7−ジフェニル−6−(2H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ )−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 6−(2−メチル−2H−テトラゾル−5−イルメトキシ)−3,7−ジフェニ ル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]−ピリダジン、 3,7−ジフェニル−6−(2−プロピル−2H−1,2,4−トリアゾル−3 −イルメトキシ)−1,2,4−トリア ゾロ[4,3−b]ピリダジン、 3,7−ジフェニル−6−(1−プロピル−1H−1,2,4−トリアゾル−3 −イルメトキシ)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 6−(1−メチル−1H−イミダゾル−4−イルメトキシ)−3,7−ジフェニ ル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 6−(3−メチル−3H−イミダゾル−4−イルメトキシ)−3,7−ジフェニ ル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 6−(4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−3, 7−ジフェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 6−(5−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−3, 7−ジフェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 6−(3−メチル−3H−1,2,3−トリアゾル−4−イルメトキシ)−3, 7−ジフェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 3−(4−メトキシフェニル)−6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリア ゾル−3−イルメトキシ)−7−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3− b]ピリダジン、 6−(3−メチルピリジン−2−イルメトキシ)−3−フェニル−7−(ピペリ ジン−1−イル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 7−(モルホリン−4−イル)−3−フェニル−6−(ピリジン−2−イルメト キシ)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 3−フェニル−7−(ピリジン−3−イル)−6−(ピリジン−2−イルメトキ シ)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 8−メチル−6−(2−メチル−2H−1,2,4−トリアソル−3−イルメト キシ)−3,7−ジフェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジ ン、 6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−7− (モルホリン−4−イル)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3− b]ピリダジン、 6−(2−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル−3−イ ルメトキシ)−7−(モルホリン−4−イル)−3−フェニル−1,2,4−ト リアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 7−シクロヘキシル−6−(2−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル−3− イルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダ ジン、 7−シクロヘキシル−6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3− イルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダ ジン、 7−シクロペンチル−6−(2−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル−3− イルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダ ジン、 8−メチル−6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメト キシ)−3,7−ジフェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジ ン、 7−シクロブチル−6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イ ルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジ ン、 7−tert−ブチル−6−(2−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル−3 −イルメトキシ)−3−フェニル−1, 2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 7−シクロブチル−6−(2−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル−3−イ ルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジ ン、 7−エチル−6−(2−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメト キシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 7−tert−ブチル−6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3 −イルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリ タジン、 7−エチル−6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアソル−3−イルメト キシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン 7−メチル−6−(2−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメト キシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 7−(1−メチルシクロブチル)−6−(2−メチル−2H−1,2,4−トリ アゾル−3−イルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3 −b]ピリダジン、 7−メチル−6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメト キシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 7−シクロブチル−3−フェニル−6−(2H−1,2,4−トリアゾル−3− イルメトキシ)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 7−シクロペンチル−6−(ピリジン−2−イルメトキシ)−3−(チオフェン −2−イル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 7−シクロペンチル−3−(2,4−シフルオロフェニル)−6−(1−メチル −1H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−1,2,4−トリアゾ ロ[4,3−b]ピリダジン、 7−シクロペンチル−6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3− イルメトキシ)−3−(チオフェン−2−イル)−1,2,4−トリアゾロ[4 ,3−b]ピリダジン、 7−シクロペンチル−6−(2−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル−3− イルメトキシ)−3−(チオフェン−2 −イル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 7−シクロペンチル−6−(2−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル−3− イルメトキシ)−3−(ピリジン−4−イル)−1,2,4−トリアゾロ[4, 3−b]ピリダジン、 7−シクロペンチル−3−(2−フルオロフェニル)−6−(1−メチル−1H −1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−1,2,4−トリアゾロ[4 ,3−b]ピリダジン、 7−シクロペンチル−3−(2−フルオロフェニル)−6−(2−メチル−2H −1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−1,2,4−トリアゾロ[4 ,3−b]ピリダジン、 7−シクロペンチル−3−(2−フルオロフェニル)−6−(ピリジン−2−イ ルメトキシ)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 7−シクロペンチル−3−(2,4−ジフルオロフェニル)−6−(2−メチル −2H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−1,2,4−トリアゾ ロ[4,3−b]ピ リダジン、 7−シクロペンチル−3−フェニル−6−(ピリジン−2−イルメトキシ)−1 ,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダシン、 7−シクロペンチル−8−メチル−6−(2−メチル−2H−1,2,4−トリ アゾル−3−イルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3 −b]ピリダジン、 7−シクロペンチル−3−フェニル−6−(2H−1,2,4−トリアゾル−3 −イルメトキシ)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 3−(4−メチルフェニル)−7−フェニル−6−(ピリジン−2−イルメトキ シ)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 3−(4−メチルフェニル)−6−(3−メチルピリジン−2−イルメトキシ) −7−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 6−(1−エチル−1H−イミダゾル−2−イルメトキシ)−3−(4−メチル フェニル)−7−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン 、 3−フェニル−6−(ピリジン−2−イルメトキシ)−7−(チオモルホリン− 4−イル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 6−[2−(4−メチルチアゾル−5−イル)エトキシ]−3,7−ジフェニル −1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 (±)−7−(2−メチルピロリジン−1−イル)−3−フェニル−6−(ピリ ジン−2−イルメトキシ)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン 、 6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−3− フェニル−7−(ピリジン−4−イル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b ]ピリダジン、 7−シクロペンチル−6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3− イルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダ ジン、 7−イソプロピル−6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イ ルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジ ン、 3−シクロプロピル−6−(1−メチル−1H−1,2,4 −トリアゾル−3−イルメトキシ)−7−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[ 4,3−b]ピリダジン、 3−(2−フルオロフェニル)−6−(2−メチル−2H−1,2,4−トリア ゾル−3−イルメトキシ)−7−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3− b]ピリダジン、 3−(2−フルオロフェニル)−6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリア ゾル−3−イルメトキシ)−7−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3− b]ピリダジン、 6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾロ−3−イルメトキシ)−7− フェニル−3−(チオフェン−2−イル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3− b]ピリダジン 6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−7− フェニル−3−(ピリジン−3−イル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b ]ピリダジン、 6−(2−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−7− フェニル−3−(チオフェン−2−イル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3− b]ピリダジン、 6−(2−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−7− フェニル−3−(ピリジン−3−イル) −1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 3−(フラン−3−イル)−6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル −3−イルメトキシ)−7−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b] ピリダジン、 6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−7− フェニル−3−(チオフェン−2−イル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3− b]ピリダジン、 6−(5−メチル−1,2,4−オキサジアゾル−3−イルメトキシ)−3,7 −ジフェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 7−フェニル−3−(チオフェン−2−イル)−6−(2H−1,2,4−トリ アゾル−3−イルメトキシ)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジ ン、 3−(フラン−2−イル)−6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル −3−イルメトキシ)−7−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b] ピリダジン、 6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−3− フェニル−7−(チオフェン−3−イル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3− b]ピリダジン、 6−(2−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−7− (チオフェン−3−イル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン 、 3−フェニル−7−(チオフェン−3−イル)−6−(2H−1,2,4−トリ アゾル−3−イルメトキシ)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジ ン、 6−(2−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−3− フェニル−7−(チオフェン−2−イル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3− b]ピリダジン、 6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−3− フェニル−7−(チオフェン−2−イル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3− b]ピリダジン 7−(フラン−2−イル)−6−(2−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル −3−イルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b] ピリダジン、 7−(フラン−2−イル)−6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル −3−イルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b] ピリダジン、 6−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾル−5−イル メトキシ)−3,7−ジフェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリ ダジン、 3−(4−フルオロフェニル)−6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリア ゾル−3−イルメトキシ)−7−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3− b]ピリダジン、 3,7−ジフェニル−6−(2H−1,2,3−トリアゾル−4−イルメトキシ )−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 3,7−ジフェニル−6−(ピラジン−2−イルメトキシ)−1,2,4−トリ アゾロ[4,3−b]ピリダジン、 3−(4−メチルフェニル)−6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾ ル−3−イルメトキシ)−7−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b ]ピリダジン、 6−(4−メチルチアゾル−2−イルメトキシ)−3,7−ジフェニル−1,2 ,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 6−(5−メチルチアゾル−2−イルメトキシ)−3,7−ジフェニル−1,2 ,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 3,7−ジフェニル−6−(ピリミジン−4−イルメトキシ)−1,2,4−ト リアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 3,7−ジフェニル−6−(ピリダジン−3−イルメトキシ)−1,2,4−ト リアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−7− (モルホリン−4−イル)−3−(チオフェン−2−イル)−1,2,4−トリ アゾロ[4,3−b]ピリダジン、 3,7−ジフェニル−6−(チアゾル−4−イルメトキシ)−1,2,4−トリ アゾロ[4,3−b]ピリダジン、 6−(5−メチルイソオキサゾル−3−イルメトキシ)−3,7−ジフェニル− 1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 3−(3−フルオロフェニル)−6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリア ゾル−3−イルメトキシ)−7−(モルホリン−4−イル)−1,2,4−トリ アゾロ[4,3−b]ピリダジン、 3,7−ジフェニル−6−(ピリミジン−2−イルメトキシ)−1,2,4−ト リアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 6−(2−メチル−2H−1,2,3−トリアゾル−4−イルメトキシ)−3, 7−ジフェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 7−(1−メチルシクロブチル)−6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリ アゾル−3−イルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3 −b]ピリダジン、7−イソプロピル−6−(2−メチル−2H−1,2,4− トリアゾル−3−イルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4 ,3−b]ピリダジン、 7−tert−フチル−3−(2−フルオロフェニル)−6−(1−メチル−1 H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−1,2,4−トリアゾロ[ 4,3−b]ピリダジン 7−シクロペンチル−3−(4−メトキシフェニル)−6−(2−メチル−2H −1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−1,2,4−トリアゾロ[4 ,3−b]ピリダジン、 7−(1−メチルシクロペンチル)−6−(1−メチル−1H−1,2,4−ト リアゾル−3−イルメトキシ)−3−フェ ニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 7−(1−メチルシクロペンチル)−6−(2−メチル−2H−1,2,4−ト リアゾル−3−イルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4, 3−b]ピリダジン、 7−シクロペンチル−3−(フラン−2−イル)−6−(2−メチル−2H−1 ,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−1,2,4−トリアゾロ[4,3 −b]ピリダジン、 7−シクロペンチル−3−(フラン−2−イル)−6−(1−メチル−1H−1 ,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−1,2,4−トリアゾロ[4,3 −b]ピリダジン、 3−(3,7−ジフェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン −6−イルオキシメチル)−1,2,4−トリアゾル−1−イルアセトニトリル 、 7−(1−メチルシクロプロピル)−6−(2−メチル−2H−1,2,4−ト リアゾル−3−イルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4, 3−b]ピリダジン、 7−(1−メチルシクロプロピル)−6−(1−メチル−1H−1,2,4−ト リアゾル−3−イルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4, 3−b]ピリダジン、 3−(3−フルオロフェニル)−6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリア ゾル−3−イルメトキシ)−7−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3− b]ピリダジン、 7−(1−メチルシクロプロピル)−6−(3−メチルピリジン−2−イルメト キシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 6−(1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾル−4−イルメトキシ)−3, 7−ジフェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 3−(5−メチルチオフェン−2−イル)−6−(1−メチル−1H−1,2, 4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−7−フェニル−1,2,4−トリアゾロ [4,3−b]ピリダジン、 2−[3−(3,7−ジフェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリ ダジン−6−イルオキシメチル)−1,2,4−トリアゾル−l−イル]−N, N−ジメチルアセトアミド、 3,7−ジフェニル−6−[1−(ピリジン−2−イルメチル)−1H−1,2 ,4−トリアゾル−3−イルメトキシ] −1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 6−(1−ベンジル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−3 ,7−ジフェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 2−[5−(3,7−ジフェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリ ダジン−6−イルオキシメチル)−1,2,4−トリアゾル−1−イル]アセト アミド、 N−[2−[3−(3,7−ジフェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b ]ピリダジン−6−イルオキシメチル)−1,2,4−トリアゾル−1−イル] エチル]−N,N−ジメチルアミン、 3,7−ジフェニル−6−(ピリミジン−5−イルメトキシ)−1,2,4−ト リアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 6−[1−(2−(モルホリン−4−イル)−エチル)−1H−1,2,4−ト リアゾル−3−イルメトキシ]−3,7−ジフェニル−1,2,4−トリアゾロ [4,3−b]ピリダジン、 6−(2−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−3− フェニル−7−(ピロリジン−1−イル) −1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 7−(5−クロロチオフェン−2−イル)−6−(2−メチル−2H−1,2, 4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ [4,3−b]ピリダジン、 7−(5−クロロチオフェン−2−イル)−6−(1−メチル−1H−1,2, 4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ [4,3−b]ピリダジン、 6−(1H−ベンズイミダゾル−2−イルメトキシ)−3−(2,4−ジフルオ ロフェニル)−7−(1−メチルシクロペンチル)−1,2,4−トリアゾロ[ 4,3−b]ピリダジン、 3−(フラン−3−イル)−6−(2−ピリジル)メチルオキシ−7,8,9, 10−テトラヒドロ−1,2,4−トリアゾロ[4,3−a]フタラジン、 7−シクロブチル−3−フェニル−6−(プロパ−2−イニルオキシ)−1,2 ,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 (7−シクロブチル−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピ リダジン−6−イルオキシ)アセトニトリル、 N−[4−(7−シクロブチル−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4, 3−b]ピリダジン−6−イルオキシ)ブタ−2−イニル]−N,N−ジメチル アミン、 2−[3−(3,7−ジフェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリ タジン−6−イルオキシメチル)−1,2,4−トリアゾル−1−イル]エチル アミン、 3,7−ジフェニル−6−[1−(2−(ピロリジン−1−イル)エチル)−1 H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ]−1,2,4−トリアゾロ[ 4,3−b]ピリダジン、 6−[1−(1−メチルピペリジン−4−イル)−1H−1,2,4−トリアゾ ル−3−イルメトキシ]−3,7−ジフェニル−1,2,4−トリアゾロ[4, 3−b]ピリダジン、 3,7−ジフェニル−6−[1−(2−(ピペラジン−1−イル)エチル)−1 H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ]−1,2,4−トリアゾロ[ 4,3−b]ピリダ ジン、 7−(1−メチルシクロペンチル)−6−(2−メチル−2H−1,2,4−ト リアゾル−3−イルメトキシ)−3−(2,4−ジフルオロフェニル)−1,2 ,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 7−(シクロブタ−1−エニル)−6−(2−メチル−2H−1,2,4−トリ アゾル−3−イルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3 −b]ピリダジン、 7−(フラン−3−イル)−6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル −3−イルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b] ピリダジン、 N,N−ジエチル−N−[6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル− 3−イルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピ リダジン−7−イル]アミン、 7−(1−メチルシクロペンチル)−6−(1−メチル−1H−1,2,4−ト リアゾル−3−イルメトキシ)−3−(2,4−ジフルオロフェニル)−1,2 ,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 7−(1,1−ジメチルプロピル)−6−(1−メチル−1H−1,2,4−ト リアゾル−3−イルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4, 3−b]ピリダジン、 6−(2−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−3− (4−フルオロフェニル)−7−(チオフェン−3−イル)−1,2,4−トリ アゾロ[4,3−b]ピリダジン、 6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−3− (4−フルオロフェニル)−7−(チオフェン−3−イル)−1,2,4−トリ アゾロ[4,3−b]ピリダジン、 6−(2−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−3− (2−フルオロフェニル)−7−(チオフェン−3−イル)−1,2,4−トリ アゾロ[4,3−b]ピリダジン、 3−(2−フルオロフェニル)−7−(1−メチルシクロブチル)−6−(2− メチル−2H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−1,2,4−ト リアゾロ[4,3−b]ピリダジン 3−(2−フルオロフェニル)−7−(1−メチルシクロブチル)−6−(1− メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−1,2,4−ト リアゾロ[4,3−b]ピリダジン 6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−3− (2−フルオロフェニル)−7−(チオフェン−3−イル)−1,2,4−トリ アゾロ[4,3−b]ピリダジン、 8−メチル−7−(1−メチルシクロブチル)−6−(1−メチル−1H−1, 2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリア ゾロ[4,3−b]ピリダジン、 8−メチル−7−(1−メチルシクロブチル)−6−(2−メチル−2H−1, 2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリア ゾロ[4,3−b]ピリダジン、 6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−3− フェニル−7−(ピロリジン−1−イル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3− b]ピリダジン、 7−シクロブチル−8−メチル−6−(2−メチル−2H−1,2,4−トリア ゾル−3−イルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3− b]ピリダジン、 7−シクロブチル−8−メチル−6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリア ゾル−3−イルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3− b]ピリダジン、 7−(1−メチルシクロペンチル)−6−(2−メチル−2H−1,2,4−ト リアゾル−3−イルメトキシ)−3−(2−フルオロフェニル)−1,2,4− トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 7−(1−メチルシクロペンチル)−6−(1−メチル−1H−1,2,4−ト リアゾル−3−イルメトキシ)−3−(2−フルオロフェニル)−1,2,4− トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 7−シクロブチル−6−[4−(2,6−ジメチルモルホリン−4−イル)ブタ −2−イニルオキシ]−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b] ピリダジン、 並びにその塩及びプロドラッグ。 本発明は、不安症の治療及び/または予防方法を提供し、 その方法は、該治療を要する患者に対して上記式Iの化合物またはその医薬的に 許容され得る塩もしくはそのプロドラッグを有効量投与することを含む。 また、本発明は、(例えば、てんかんまたは関連疾患を患っている患者におけ る)痙攣の治療及び/または予防方法を提供し、その方法は、該治療を要する患 者に対して上記式Iの化合物またはその医薬的に許容され得る塩もしくはそのプ ロドラッグを有効量投与することを含む。 更に、本発明は、ヒトGABAA受容体のα3サブユニットに対する結合アフ ィニティー(Ki)が10nm以下であるヒトGABAA受容体のベンゾジアゼピ ン結合部位のモジュレーターであり、ヒトGABAA受容体のα3サブユニット を発現する安定的にトランスフェクトされた組換え細胞系におけるGABA E C20応答を少なくとも40%増大させ、ヒトGABAA受容体のα1サブユニッ トを発現する安定的にトランスフェクトされた組換え細胞系におけるGABA EC20応答を最大30%しか増大させない非鎮静抗不安性化合物を提供する。 本発明において、ヒトGABAA受容体のα3サブユニッ トに対する化合物の結合アフィニティー(Ki)は、有利には以下に記載するア ッセイで測定される。本発明化合物のα3サブユニット結合アフィニティー(Ki )は10nM以下、好ましくは2nM以下、より好ましくは1nM以下である 。 本発明において、ヒトGABAA受容体のα3サブユニット及びα1サブユニ ットを発現する安定的にトランスフェクトされた組換え細胞系におけるGABA EC20応答の増大は、有利にはWaffordら、Mol.Pharmaco l.,1996,50,670−678に記載されているプロトコールと類似の 方法により測定され得る。この方法は、好適には、安定的にトランスフェクトさ れた真核細胞、通常は安定的にトランスフェクトされたマウスLtk線維芽細胞 の培養物を用いて実施する。 本発明化合物は、ヒトGABAA受容体のα3サブユニットを発現する安定的 にトランスフェクトされた組換え細胞系におけるGABA EC20応答を少なく とも40%、好ましくは少なくとも50%、より好ましくは少なくとも60%増 大させる。更に、本発明化合物は、ヒトGABAA受容体のα1サブユニットを 発現する安定的にトランスフェクトされた組 換え細胞系におけるGABA EC20応答を最大30%、好ましくは最大20% 、より好ましくは最大10%しか増大させない。 本発明化合物は、ドリンキングテストの高位+迷路及び条件抑制(elevated pl us maze and conditioned suppression in drinking tests)(Dawsonら, Psychopharmacology,1995,121,109−117参 照)においてポジティブ反応を示すように抗不安活性を発揮する。更に、本発明 化合物は、応答感受性(鎖−引っ張り(chain-pulling))試験(Baylerら ,J.Psychopharmacol.,1996,10,206−213参 照)で得られた明白な結果で確認されるように、実質的に非鎮静である。 本発明化合物は、抗痙攣活性をも示す。これは、Bristowら、J.Ph armacol.Exp.Ther.,1996,279,492−501に記 載されているプロトコールと類似のプロトコールに従って、ラット及びマウスに おいてペンチレンテトラゾール誘発発作をブロックする能力により立証される。 行動効果を引き出すために、本発明化合物は脳浸透性である。 すなわち、本発明化合物はいわゆる血液脳関門を横断し得る。好ましくは、本発 明化合物は経口投与後有利な治療効果を発揮し得る。 代表的な本発明化合物は、7−シクロブチル−6−(2−メチル−2H−1, 2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリア ゾロ[4,3−b]ピリダジンである。 更に、本発明は、非鎮静抗不安性化合物をスクリーニングする方法を提供する 。この方法は、 (1)試験化合物のパネルを、(a)ヒトGABAA受容体のα3サブユニットを発 現する安定的にトランスフェクトされた組換え細胞系及び(b)ヒトGABAA受容 体のα1サブユニットを発現する安定的にトランスフェクトされた組換え細胞系 を接触させ、 (2)安定的にトランスフェクトされた組換え細胞系(a)及び(b)の各々において 各試験化合物にるGABA EC20応答の増大を測定し、 (3)α3サブユニットを発現する細胞系におけるGABA EC20応答を少な くとも40%増大させ且つα1サブユニ ットを発現する細胞系におけるGABA EC20応答を最大30%しか増大させ ない試験化合物を選択することからなる。 本発明は、1つもしくはそれ以上の本発明化合物を医薬的に許容され得る担体 と共に含む医薬組成物をも提供する。好ましくは、前記医薬組成物は、経口、非 経口、鼻内、舌下または直腸投与のために、または吸入または通気による投与の ために、錠剤、ピル剤、カプセル剤、散剤、顆粒剤、無菌の非経口溶液または懸 濁液、計量式エアゾールまたは液体スプレー、滴剤、アンプル剤、自動注入デバ イスまたは座薬のような単位剤形を有する。錠剤のような固体組成物を製造する には、主活性成分を医薬用担体(例えばコーンスターチ、ラクトース、スクロー ス、ソルビトール、タルク、ステアリン酸、ステアリン酸マグネシウム、リン酸 ジカルシウムまたはガムのような慣用の錠剤化成分)及び他の医薬用希釈剤(例 えば、水)と混合して、本発明化合物またはその医薬的許容され得る塩の均質混 合物からなる固体プレフォーム組成物を製造する。プレフォーム組成物が均質で あるとは、組成物が錠剤、ピル剤及びカプセル剤のような同等に有効な単位剤形 に容易に細分割され得るように活性 成分が組成物中に均一に分散していることを意味する。その後、固体プレフォー ム組成物は、本発明の活性成分を0.1〜約500mg含有する上記した単位剤 形に細分割される。通常の単位剤形は、1〜100mg(例えば1、2、5、1 0、25、50または100mg)の活性成分を含有する。新規組成物の錠剤ま たはピル剤は、長時間に亘り作用するという利点を持つ剤形を得るべく被覆され るか、またはコンパウンドされ得る。例えば、錠剤またはピル剤は内層投与成分 と外層投与成分を含み、外層投与成分は内層投与成分を包囲している。2つの成 分を、内層成分の胃での分解に抗するべく作用し、内層成分を完全なままで十二 指調に送ることができるか、または徐放性とし得る膓溶層により分離してもよい 。前記膓溶層またはコーティングのためには、各種材料、例えば各種ポリマー酸 及び該ポリマー酸とシェラック、セチルアルコール及び酢酸セルロースのような 物質との混合物を使用することができる。 本発明の新規組成物を含む経口投与または注射用の液体の形態は、水溶液、適 当には芳香付きシロップ;水性もしくは油性懸濁液;綿実油、ゴマ油、ココナッ ツ油またはピーナッツ油等の食用油を含む乳濁液;エリキシル及び他の類似ビヒ クルを含 む。水性懸濁液用の適当な分散または懸濁剤としては、合成または天然ゴム、例 えばトラガントガム、アラビアガム、アルギネート、デキストラン、ナトリウム カルボキシメチルセルロース、メチルセルロース、ポリビニルピロリドンまたは ゼラチンが挙げられる。 不安症の治療において、適当な1日投与量は、約0.01〜250mg/kg 、好ましくは約0.05〜100mg/kg、特に約0.05〜5mg/kgで ある。本発明化合物を1日に1〜4回に分けて投与してもよい。 上記式Iの化合物は、式IIIの化合物を式IVの化合物と反応させることを含む 方法により製造され得る。 式中、Y、Z、R1及びR2は上記と同義であり、L1は適当な離脱基である。 典型的な離脱基L1は、ハロゲン原子、特に塩素である。 化合物IIIと化合物IVとの反応は、両反応物を適当な溶媒(通常N,N−ジメ チルホルムアミド)中強塩基(例えば、水素化ナトリウムまたはリチウムビス( トリメチルシリル)アミド)の存在下で撹拌することにより実施するのが有利で ある。 上記式IIの中間体は、式Vの化合物を実質的に等モル量の式VIのヒドラジン誘 導体 (式中、Y、Z、R1及びL1は上記と同義であり、L2は適当な離脱基である) と反応させ、所要により生じた異性体混合物を通常の手段により分離することに より製造され得る。 典型的な離脱基L2は、ハロゲン原子、特に塩素である。式Vの中間体におい て、離脱基L1及びL2は同一でも異なっていてもよいが、同じであるのが好適で ある。好ましくは両方とも塩素である。 化合物Vと化合物VIとの反応は、両反応物を塩基(例えば、 トリエチルアミン)の存在下で、通常は不活性溶媒(例えば、キシレンまたは1 ,4−ジオキサン)中で還流しながら加熱することにより実施するのが有利であ る。 Y及びZが異なる場合、上記したような化合物Vと化合物VIとの反応により、 ヒドラジン誘導体VIが離脱基L1またはL2のいずれを置換するかに応じて通常異 性体混合物が生ずる。従って、式IIIの所望生成物の他に、Y及びZ部分が逆の 異性体混合物がある程度生ずる。このため、通常は生じた異性体混合物をクロマ トグラフィーのような慣用の方法により分離する必要がある。 代替方法では、上記した式Iの化合物は、式VIIの化合物を式VIIIの化合物と 反応させることを含む方法により製造され得る。 式中、Y、Z、R1及びR2は上記と同義であり、L3は適当な離脱基である。 代表的な離脱基L3は、ハロゲン原子、通常塩素または臭素である。 化合物VIIと化合物VIIIとの反応は、両反応物を適当な溶媒(通常、N,N− ジメチルホルムアミド)中強塩基(例えば、水素化ナトリウム)の存在下で撹拌 することにより実施するのが有利である。 上記式VIIの中間体は、有利には、上記式IIIの化合物をアルカリ金属水酸化物 (例えば、水酸化ナトリウム)と反応させて製造する。この反応は、不活性溶媒 (例えば、水性1,4−ジオキサン)中、理想的には溶媒の還流温度で実施する のが有利である。 別の代替方法では、上記式Iの化合物は、式Z−CO2Hの化合物を式IXの化 合物と硝酸銀及び過硫酸アンモニウムの存在下で反応させることを含む方法によ り製造され得る。 式中、Y、Z、R1及びR2は上記と同義である。 上記反応は、適当な溶媒中の酸性条件下で(例えば、水または水性アセトニト リル中硫酸を用いて)、通常は高温で実施するのが有利である。 式IXの中間体は、Zが水素である上記式Iの化合物に相当し、よって対応する 式Iの化合物の製造方法と同様にして製造され得る。 更に別の代替方法では、上記した式Iの化合物は、式Xの化合物を式XIの化 合物と遷移金属触媒の存在下で反応させることを含む方法により製造され得る。 式中、Y、Z、R1及びR2は上記と同義であり、AlkはC1-6アルキル基、通 常n−ブチルであり、L3は適当な離脱基である。 好適な離脱基L4は、ハロゲン原子、例えば臭素である。 化合物Xと化合物XIとの反応に使用される好適な遷移金属触媒は、ジクロロ ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)からなる。 化合物Xと化合物XIとの反応は、不活性溶媒(例えば、N,N−ジメチルホ ルムアミド)中、通常は高温で実施するのが有利である。 式Xの中間体は、上記式IVの化合物を式XII (式中、Y、Z、L1及びL2は上記と同義である) の化合物と、化合物IIIと化合物IVとの反応に関して上記した条件と同様の条件 下で反応させて製造され得る。 式IV、V、VI、VIII、XI及びXIIの出発物質が市販されていない場合、これ らの出発物質は実施例に記載されている方法と同 様にして、または当業界で公知の標準的な方法により製造され得る。 場合により、上記したいずれかの方法により製造された式Iの化合物はその後 、当業界で公知の方法により別の式Iの化合物に変換され得る。例えば、R3が 水素の上記した式IJまたはIKの化合物は、該化合物を標準的な条件下で接触 水素化することにより、対応するR4が水素の式IGまたはIHの化合物に変換 することができる。また、上記したR4が水素の式IGまたはIHの化合物は、 該化合物を通常の還元アルキル化方法により、例えば、シアノホウ水素化ナトリ ウムのような還元剤の存在下で適当なアルデヒドまたはケトンを用いて処理する ことにより、対応するR4がC1-6アルキルの化合物に変換することができる。ま た、得られた化合物がR2が未置換の式Iの化合物の場合には、該化合物を通常 は標準的なアルキル化方法により、例えば水素化ナトリウム及びN,N−ジメチ ルホルムアミドの存在下でハロアルキル誘導体を用いて処理するか、またはトリ フェニルホスフィン及びジエチルアゾジカルボキシレートの存在下でヒドロキシ アルキル誘導体を用いて処理するこ とにより、対応するR2が置換の化合物に変換することができる。更に、得られ た化合物がR2がシアノ(C1-6)アルキルの式Iの化合物の場合には、該化合物 を塩基(例えば、ナトリウムメトキシド)の存在下で適当なアシルヒドラジド誘 導体を用いて処理することにより、対応する3−置換1,2,4−トリアゾル− 5−イル(C1-6)アルキル類似体に変換することができる。また、得られた化 合物がR2が任意に置換されたプロパルギル基の式Iの化合物には、該化合物を アジドアニオンを用いて処理することにより、対応する1,2,3−トリアゾリ ルメチル類似体に変換することができる。得られた化合物がR2置換基がハロゲ ン原子(例えば、塩素)で置換されている式Iの化合物には、該化合物を適当な ジ(C1-6)アルキルアミンを用いて、通常シール管において溶媒(例えば、1 ,4−ジオキサン)中で加熱しながら処理することにより、対応するR2置換基 がジ(C1-6)アルキルアミノ基で置換されている化合物に変換することができ る。 上記した本発明化合物の製造方法により立体異性体の混合物が得られる場合、 これらの異性体は慣用の方法(例えば、分取 クロマトグラフィー)により分離することができる。新規化合物はラセミ形態で 得られ得るか、または個々のエナンチオマーはエナンチオ特異的合成によりまた は分割により得られ得る。新規化合物は、例えば標準的方法、例えば分取HPL Cにより、または光学活性酸(例えば、(−)−ジ−p−トルイル−d−酒石酸 及び/または(+)−ジ−p−トルイル−1−酒石酸)との塩を形成後分別結晶 し、遊離塩基を再生してジアステレンマーペアを形成することにより、そのエナ ンチオマーに分割することできる。新規化合物は、ジアステレオマーエステルま たはアミドを形成後クロマトグラフィー分離し、キラル助剤を除去することによ っても分割され得る。 所要及び/または所望により、上記した合成中、当該分子の感受性または反応 性基を保護してもよい。これは、J.F.W.McOmie編、「有機化学にお ける保護基(ProtectiveGroups in Organic Ch emistry)」、Plenum Press(1973)及びT.W.Gr eene及びP.G.M.Wuts、「有機合成における保護基(Protec tive Groups in Organic Synthesis)」、Jphn Wiley & Sons(1991)に 記載されているような慣用の保護基を用いて実施され得る。保護基は、通常の後 続段階で当業界で公知の方法を用いて除去され得る。 以下の実施例において本発明化合物の製造を例示する。 本発明化合物は、Ltk細胞において安定的に発現させたα2またはα3サブ ユニットを含むヒトGABAA受容体のベンゾジアゼピン結合部位に対する[3 H]−フルマゼニルの結合を強力に阻害する。試薬 リン酸緩衝食塩液(PBS)、 アッセイ緩衝液:10mM KH2PO4,100mM KCl, pH7.4(室温)、 アッセイ緩衝液中[3H]−フルマゼニル(α1β3γ2細胞 の場合18nM、α2β3γ2細胞の場合18nM、α3 β3γ2細胞の場合10nM)、 アッセイ緩衝液中フルニトラゼパム100μM、 アッセイ緩衝液に恕濁させた細胞(1トレー/10ml)。細胞収集 上清を細胞から除去する。PBS(約20ml)を添加する。細胞をこすり落 とし、50ml遠心管に入れる。更に10mlのPBSを用いて手順を繰り返し 、殆どの細胞を除去する。ベンチトップ遠心機を用いて3000rpmで20分 間遠心して細胞をペレット化した後、所望により凍結する。ペレットを、細胞の トレー(25cm×25cm)当たり10mlの緩衝液に再懸濁させる。アッセイ 深い96−ウェルプレートまたはチューブを用いて実施し得る。各チューブに は以下の成分を含有させる。 アッセイ緩衝液300μl、 [3H]−フルマゼニル50μl(最終濃度:α1β3γ2細胞の場合1.8n M、α2β3γ2細胞の場合1.8nM、α3β3γ2細胞の場合1.0n M) 化合物を10%DMSOに溶解させる場合(総結合)緩衝液または溶媒キャリア (例えば、10%DMSO)50μl;(非特異的結合を調べるために)試 験化合物またはフルニトラゼパム、最終濃度10μM、 細胞100μl。 アッセイは、40℃で1時間インキュベートした後TomtecまたはBra ndel細胞収集装置を用いてGF/Bフィルター上に濾過し、その後氷冷アッ セイ緩衝液(3×3ml)を用いて洗浄する。フィルターを乾燥し、液体シンチ レーションカウンターを用いて計数する。全結合に対する予測値は、総カウント 数は3000〜4000dpmであり、液体シンチレーションカウンターを用い た場合の非特異的結合に対する予測値は200dpm、またメルチレックス固体 シンチラントを用いた場合の非特異的結合に対する予測値は1500〜2000 dpmである。結合パラメーターを非線形最小二乗回帰分析により測定し、これ から各化合物に対する阻害定数Kiを算出することができ。 本実施例の化合物を上記アッセイでテストしたところ、すべての化合物の、ヒ トGABAA受容体のα2及び/またはα3サブユニットからの[3H]Ro 1 5−1788の置換についてのKi値が100nM以下であることが判明した。実施例1 3−フェニル−6−(2−ピリジル)メチルオキシ−7,8,9,10−テトラ ヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a]フタラ ジン a)4,5−ジアザトリシクロ[6.2.2.2,7]ドデカ−2(7)−エン −3,6−ジオン (J.Org.Chem.,1993,6740−6744に記載されている 通り製造した)ビシクロ[2.2.2]オクタ−2−エン−2,3−ジカルボン 酸無水物(60.8g,0.342mol)を、酊酸ナトリウム3水和物(55 .5g,1.2mol当量)及びヒドラジン水和物(19.82ml,1.2モ ル当量)と一緒に50%酢酸水溶液(1600ml)に溶解させた。反応混合物 を16時間還流加熱してから、放冷した。生じた固体を濾過により集め、水及び ジエチルエーテルで洗浄してから、80℃の真空オーブンで乾燥して、所期生成 物を得た(59.3g,m.p.=214℃)。1 H NMR(250MHz,DMSO)δ 1.16(4H,d,J=7.1 Hz)、1.69(4H,d,J=7.1Hz)、3.18(2H,s)、11 .31(2H,br,s,NH) MS(ES+)m/e 193[MH]+ b)3,6−ジクロロ−4,5−ジアザトリシクロ[6.2.2.2,7]ドデ カ−2(7),3,5−トリエン 実施例1のステップa)の生成物(59.2g)をオキシ塩化リン(300m l)に溶解し、14時間還流加熱した。溶媒を真空下で除去し、トルエン(2× )を用いて共沸させた。残渣をジクロロメタン(200ml)に溶解し、急速に 撹拌し、溶液に固体及び炭酸水素ナトリウム水溶液を(注意深く)添加して中和 した。発泡が止まったら、有機相を分離し、水性層をジクロロメタン(2×20 0ml)で抽出した。合わせた有機層を乾燥し(MgSO4)、濾過し、蒸発さ せて、所期生成物を得た(59.5g)。 m.p.>370℃1 H NMR(250MHz,CDCl3)δ 1.39(4H,d,J=8.1 Hz)、1.92(4H,d,J=8.1Hz)、3.47(2H,s) MS(ES+)m/e 229[MH]+ c)6−クロロ−3−フェニル−7,8,9,10−テトラヒドロ−(7,10 −エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a]フタラジン 実施例1のステップb)の生成物(2.5g,0.011モル)を、ベンゾイ ルヒドラジン(1.65g,1.1モル当量)及びトリエチルアミン(1.68 ml,1.1モル当量)と一緒にキシレンに懸濁させ、反応混合物を6日間還流 加熱した。溶媒を高真空下で除去し、残渣を、ジクロロメタン中0〜50%酢酸 エチルを溶離液とするシリカゲルクロマトグラフィーにかけ、次いで酢酸エチル /ヘキサンから再結晶して、所期生成物を得た(1.3g)。 m.p.=186−188℃1 H NMR(250MHz,CDCl3)δ 1.43−1.59(4H,m) 、1.91−2.05(4H,m)、3.57(1H,s)、4.07(1H, s)、7.58(3H,m)、8.58(2H,dd,J=7.8及び1.5H z) MS(ES+)m/e 311[MH]+ 元素分析(C1715ClN4) C H N(%) 実験値 65.56 4.83 17.74 計算値 65.70 4.87 18.03 d)3−フェニル−6−(2−ピリジル)メチルオキシ−7,8,9,10−テ トラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a]フ タラジン 2−ピリシルカルピノール(0.263ml,0.0024モル)のDMF( 20ml)溶液に水素化ナトリウム(油中60%分散液0.113g,1.75 モル当量)を添加し、反応混合物を室温で15分間撹拌した。その後、実施例1 のステップc)の生成物(0.5g,0.0016mol)を添加し、反応混合 物を室温で1時間撹拌した。溶液が曇るまで水を添加し、更に15分間撹拌後固 体を濾過により集めた。この固体を酢酸エチルから再結晶して、所期生成物を得 た(0.112g) m.p.=196−198℃1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 1.45(4H,m)、1.95 (4H,m)、3.58(1H,s)、4.00(1H,s)、7.26(1H ,m)、5.48(2H,s)、7.44−7.53(4H,m)、7.77( 1H,m)、8.4O(2H,dd,J=7.8及び1.5Hz)、8.68( 1H,m) MS(ES+)m/e 384[MH]+ 元素分析(C24215O) C H N(%) 実験値 71.76 5.54 18.03 計算値 72.04 5.52 18.26 実施例2 3,7−ジフェニル−6−(2−ピリジル)メチルオキシ−1,2,4−トリア ゾロ[4,3−b]ピリダジン この化合物は、実施例1のステップa)、b)、c)及びd)に記載の手順を 用い、ただしステップa)においてビシクロ[2.2.2]オクタ−2−エン− 2,3−ジカルボン酸無水物の代わりにフェニルマレイン酸無水物を用いて製造 した。ステップc)で製造された7−フェニル異性体は8−フェニル異性体より もtlc上を低くしか展開しないので、位置異性体の分離はこの段階でジクロロ メタン中0〜5%酢酸エチルを溶離液とするシリカゲルクロマトグラフィーによ り行った。 標記化合物に関するデータ: m.p.=203℃1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 5.65(2H,s)、7.24 (1H,m)、7.34(1H,d,J=7.8H z)、7.53(6H,m)、7.69(3H,m)、8.07(1H,s)、 8.41(2H,d,J=6.6Hz)、8.65(1H,m) MS(ES+)m/e 380[MH]+ 元素分析(C23175O) C H N (%) 実験値 72.59 4.47 18.04 計算値 72.81 4.52 18.46 実施例3 3−フェニル−6−(2−ピリシル)メチルオキシ−7,8,9,10−テトラ ヒドロ−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a]フタラジン この化合物は、実施例1のステップa)、b)、c)及びd)に記載の手順を 用い、ただしステップa)においてビシクロ[2.2.2]オクタ−2−エン− 2,3−ジカルボン酸無水物の代わりにテトラヒドロフタル酸無水物を用いて製 造した。 標記化合物に関するデータ: m.p.=194℃1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 1.94(4H, m)、2.74(2H,m)、3.14(2H,m)、5.56(2H,s)、 7.27(1H,m)、7.47(4H,m)、7.73(1H,m)、8.3 6(2H,d,J=6.6Hz)、8.66(1H,m) MS(ES+)m/e 358[MH]+ 元素分析(C21195O) C H N(%) 実験値 70.50 5.25 19.27 計算値 70.57 5.76 19.59 実施例4 7,8−ジメチル−3−フェニル−6−(2−ピリジル)メチルオキシ−1,2 ,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン この化合物は、実施例1のステップc)及びd)に記載の手順を用い、ただし ステップc)において3,6−ジクロロ−4,5−ジアザトリシクロ[6.2. 2.2,7]ドデカ−2(7),3,5−トリエンの代わりに3,6−ジクロロ −4,5−ジメチルピリダジンを用いて製造した。 標記化合物に関するデータ: m.p.=185℃1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 2.35(3H,s)、2.69 (3H,s)、5.58(2H,s)、7.27(1H,m)、7.47(4H ,m)、7.75(1H,ddd,J=7.8,7.8及び1.8Hz)、8. 37(2H,d,J=7.6Hz)、8.65(1H,m) MS(ES+)m/e 332[MH]+ 元素分析(C19175O) C H N(%) 実験値 68.38 4.82 20.64 計算値 68.87 5.17 21. 13 実施例5 7−メチル−3−フェニル−6−(2−ピリジル)メチルオキシ−1,2,4− トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン この化合物は、実施例1のステップc)及びd)に記載の手順を用い、ただし ステップc)において3,6−ジクロロ−4,5−ジアザトリシクロ[6.2. 2.2,7]ドデカ−2(7),3,5−トリエンの代わりに3,6−ジクロロ −4−メチルピリダジンを用いて製造した。ステップc)で製造された7−メチ ル異性体は8−メチル異性体よりもtlc上を低くしか展開し ないので、位置異性体の分離はこの段階でジクロロメタン中0〜10%酢酸エチ ルを溶離液とするシリカゲルクロマトグラフィーにより行った。 標記化合物に関するデータ: m.p.=199℃1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 2.42(3H,s)、5.59 (2H,s)、7.28(1H,m)、7.49(4H,m)、7.76(1H ,ddd,J=7.8,7.8及び1.8Hz)、7.83(1H,s)、8. 37(2H,d,J=7.6Hz)、8.65(1H,m) MS(ES+)m/e 318[MH]+ 元素分析(C18155O) C H N(%) 実験値 68.09 4.31 22.01 計算値 68.12 4.76 22.06 実施例6 7−エチル−3−フェニル−6−(2−ピリジル)メチルオキシ−1,2,4− トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン二塩酸塩 この化合物は、実施例1のステップa)、b)、c)及びd)に記載の手順を 用い、ただしステップa)においてビシクロ[2.2.2]オクタ−2−エン− 2,3−ジカルボン酸無水物の代わりに無水マレイン酸エチル(Synth.C ommun.,1990,2491)を用いて製造した。ステップc)で製造さ れた7−エチル異性体は8−エチル異性体よりもtlc上を低くしか展開しない ので、位置異性体の分離はこの段階でジクロロメタン中0〜10%酢酸エチルを 溶離液とするシリカゲルクロマトグラフィーにより行った。 標記化合物に関するデータ: m.p.=193℃1 H NMR(360MHz,DMSO)δ 1.31(3H,t,J=7.4 HZ)、2.81(2H,q,J=7.4Hz)、5.85(2H,s)、7. 58(3H,m)、7.80(1H,m)、7.99(1H,d,J=7.9H z)、8.23(3H,m)、8.34(1H,m)、8.84(1H,d,J =4.7Hz) MS(ES+)m/e 332[MH]+ 元素分析(C19175O・2HCl) C H N(%) 実験値 56.20 4.53 17.28 計算値 56.45 4.74 17.32 実施例7 7,8−ベンゾ−3−フェニル−6−(2−ピリジル)メチルオキシ−7,8, 9,10−テトラヒドロ−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a]フタラジン この化合物は、実施例1のステップa)、b)、c)及びd)に記載の手順を 用い、ただしステップa)においてビシクロ[2.2.2]オクタ−2−エン− 2,3−ジカルボン酸無水物の代わりに3,4−ジヒドロ−1,2−ナフタレン ジカルボン酸無水物を用いて製造した。ステップc)で製造された7,8−ベン ゾ異性体は9,10−ベンゾ異性体よりもtlc上を低くしか展開しないので、 位置異性体の分離はこの段階でジクロロメタン中0〜30%酢酸エチルを溶離液 とするシリカゲルクロマトグラフィーにより行った。 標記化合物に関するデータ: m.p.=240℃1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 3.02(2H,t,J=7.9 Hz)、3.38(2H,t,J=7.9HZ)、5.74(2H,s)、7. 31(4H,m)、7.51(4H,m)、7.74(1H,m)、8.37( 3H,m)、8.71(1H,m) MS(ES+)m/e 406[MH]+ 元素分析(C25195O) C H N(%) 実験値 73.81 4.48 16.96 計算値 74.06 4.72 17.27 実施例8 8−メチル−3,7−ジフェニル−6−(2−ピリジル)メチルオキシ−1,2 ,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン この化合物は、実施例1のステップa)、b)、c)及びd)に記載の手順を 用い、ただしステップa)においてビシクロ[2.2.2]オクタ−2−エン− 2,3−ジカルボン酸無水物の代わりに3−メチル−4−フェニルマレイン酸無 水物を用いて製造した。ステップc)で製造された7−フェニル−8−メチル 異性体は7−メチル−8−フェニル異性体よりもtlc上を低くしか展開しない ので、位置異性体の分離はこの段階でジクロロメタン中0〜15%酢酸エチルを 溶離液とするシリカゲルクロマトグラフィーにより行った。 標記化合物に関するデーター: m.p.=182℃1 H NMR(360MHz,DMSO)δ 2.45(3H,s)、5.50 (2H,s)、7.30(2H,m)、7.54(8H,m)、7.77(1H ,m)、8.25(2H,d,J=7.8Hz)、8.58(1H,m) MS(ES+)m/e 394[MH]+ 元素分析(C24195O・0.5EtOAC) C H N(%) 実験値 72.05 4.94 16.55 計算値 72.27 5.09 16.86 実施例9 ±)−3−フェニル−6−(2−ピリジル)メチルオキシ−7,8,9,10− テトラヒドロ−(7,10−メタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a] フタラジン この化合物は、実施例1のステップa)、b)、c)及びd)に記載の手順を 用い、ただしステップa)においてビシクロ[2.2.2]オクタ−2−エン− 2,3−ジカルボン酸無水物の代わりに2−ノルホルネン−2,3−ジカルボン 酸無水物を用いて製造した。 標記化合物に関するデータ: m.p.=182℃1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 1.31(2H,m)、1.69 (1H,d,J=9.2Hz)、1.95(1H,d,J=9.2Hz)、2. 12(2H,m)、3.76(1H,s)、4.14(1H,s)、5.59( 2H,s)、7.28(1H,m)、7.48(4H,m)、7.76(1H, m)、8.36(2H,d,J=7.8Hz)、8.68(1H,m)MS(E S+)m/e 370[MH]+ 元素分析(C22195O) C H N(%) 実験値 71.53 5.18 18.96 計算値 72.08 5.13 18.89実施例10及び11 3−フェニル−5−(ピリジン−2−イルメトキシ)−1,2,3a,4,7− ペンタアザシクロペンター[α]ナフタレン0.25水和物及び3−フェニル− 5−(ピリジン−2−イルメトキ)−1,2,3a,4,8−ペンタアザシクロ ペンタ[α]ナフタレン0.5水和物 a)5−クロロ−3−フェニル−1,2,3a,4,7−ペンタアザシクロペン タ[α]ナフタレン及び5−クロロ−3−フェニル−1,2,3a,4,8−ペ ンタアザシクロペンタ[α]ナフタレン このクロロイミデートの1:1混合物は、実施例1のステップa)、b)及び c)に記載の手順を用い、ただしビシクロ[2.2.2]オクタ−2−エン−2 ,3−ジカルボン酸無水物の代わりに3,4−ピリジンジカルボン酸無水物を用 いて製造した。 混合物に関するデータ:1 H NMR(250MHz,CDCl3)δ 7.54−7.62(3H,m) 、8.04(0.5H,dd,J=7.3,1.5Hz)、8.38−8.46 (2H,m)、8.71(0.5H,dd,J=7.3,1.5Hz)、9.1 5(0.5H, d,J=8.0Hz)、9.17(0.5H,d,J=8.0Hz)、9.60 (0.5H,s)、10.11(0.5H,s)MS(ES+)m/e 284 [MH]+、282[MH]+ b)3−フェニル−5−(ピリジン−2−イルメトキシ)−1,2,3a,4, 7−ペンタアザシクロペンタ[α]ナフタレン・0.25水和物及び3−フェニ ル−5−(ピリジン−2−イルメトキシ)−1,2,3a,4,8−ペンタアサ シクロペンタ[α]ナフタレン・0.5水和物 水素化ナトリウム(油中60%分散液76mg,1.9mmol)を、窒素下 室温で2−ピリジルカルビノール(180m上,1.9mmol)の乾燥DMF (10ml)溶液に添加した。45分後、ステップa)のクロロイミデート混合 物(380mg,1.35mmol)を添加した。室温で更に1時間後、反応混 合物を水(200ml)で希釈し、ジクロロメタン(400mlと2×200m l)で抽出した。合わせた抽出物をブライン(100ml)で洗浄し、乾燥し( MgSO4)、濾過し、蒸発させた。残渣をメタノールから再結晶して、フタラ ジンの1:1混合物を得た。この混合物の分離は、通常のクロマトグラフィーで は不可能であった。2つの異性体を、Pirkleタイプ の3,5−ジニトロベンゾイルフェニルグリシンカラムを用いる分取HPLCに より分離した。 初めに、3−フェニル−5−(ピリジン−2−イルメトキシ)−1,2,3a ,4,7−ペンタアザシクロペンタ[α]ナフタレン・0.25水和物が溶離し た。 m.p.>190℃1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 5.79(2H,s)、7.34 −7.37(1H,m)、7.52−7.58(3H,m)、7.61(1H, d,J=7.9Hz)、7.83(1H,t,J=7.7HZ)、8.34(2 H,d,J=8.9Hz)、8.47(1H,d,J=7.8Hz)、8.90 (1H,d,J=4.0Hz)、9.11(1H,d,J=5.3Hz)、9. 61(1H,s)(位置化学はnOeデータで立証した) MS(ES+)m/e 355[MH]+ 元素分析(C20146O・0.25H2O) C H N(%) 実験値 67.00 3.87 23.37 計算値 66.93 4.07 23.42 次いで、3−フェニル−5−(ピリジン−2−イルメトキシ) −1,2,3a,4,8−ペンタアザシクロペンタ[α]ナフタレン・0.5水 和物が溶離した。 m.p.>170℃1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 5.75(2H,s)、7.33 −7.37(1H,m)、7.50−7.60(4H,m)、7.82(1H, t,J=7.8HZ)、8.07(1H,d,J=5.3Hz)、8.29−8 .33(2H,m)、8.68−8.70(1H,m)、9.05(1H,d, J=5.3Hz)、10.03(1H,s)(位置化学はnOeデータで立証し た) MS(ES+)m/e 355[MH]+ 元素分析(C20146O・0.5H2O) C H N(%) 実験値 66.25 3.89 22.73 計算値 66.11 4.16 23.13 実施例12 ±)−8−メチル−3−フェニル−6−(2−ピリジル)メチルオキシ−7,8 ,9,10−テトラヒドロ−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a]フタラジン a)4−メチル−2−(トリフルオロメタンスルホニルオキシ)シクロヘキサ− 1−エンカルボン酸エチル −10℃において4−メチル−2−シクロヘキサノン−1−カルボン酸エチル (50g,0.27mol)のジクロロメタン(500ml)溶液に、N,N− ジイソプロピルエチルアミン(52ml,0.3mol)を添加後、温度を−5 〜−10℃に維持しながらトリフルオロメタンスルホニルクロリド(57ml, 0.3moL)を滴下した。反応混合物を室温に加温し、3時間撹拌した。TL Cによれば反応は80%しか進んでおらず、反応混合物を−5℃に冷却し、史に N,N−ジイソプロピルエチルアミン(14ml,0.1mol)、トリフルオ ロメタンスルホニルクロリド(15.5ml,0.1mol)を順次添加し、反 応混合物を室温で15時間撹拌した。混合物を冷水(2×200ml)、冷飽和 重炭酸ナトリウム(2×200ml)及びブライン(1×200ml)で洗浄し た。有機層を乾燥し(MgSO4)、濾過し、蒸発させて、所期生成物(85g )を無色油状物として得た。1 H NMR(250MHz,CDCl3)δ 1.04(3H,d,J=6.5 Hz)、1.43(3H,m)、1.73− 2.09(4H,m)、2.39−2.63(3H,m)、4.25(2H,m ) b)4−メチルシクロヘキサ−1−エン−1,2−ジカルボン酸1−エチル−2 −メチル −20℃において実施例12のステップa)の生成物(85g,0.27mo l)のDMF(500ml)溶液に、酢酸パラジウム(II)(1.85g,0. 0083mol)、ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン(9g,0.01 62mol)、メタノール(250ml)及びトリエチルアミン(75.5ml ,0.54mol)を添加した。溶液に一酸化炭素ガスを15分間通してから、 反応物を60℃に加熱し、一酸化炭素の雰囲気下に15分間保持した。溶液を放 冷し、溶媒を高真空下で除去した。残渣を酢酸エチルに溶解し、その後水(4× 200ml)及びブライン(1×200ml)で洗浄した。有機層を乾燥し(M gSO4)、濾過し、蒸発させて、粗生成物を得た。この粗生成物をヘキサン中 0〜10%酢酸エチルを溶離液とするシリカゲルクロマトグラフィーにより精製 して、所期生成物(27g)を淡黄色油状物として得た。1 H NMR(250MHz,CDCl3)δ 1.12(3H, d,J=6.5Hz)、1.33(3H,m)、1.70−1.96(4H,m )、2.35−2.61(3H,m)、3.73(3H,s)、4.25(2H ,m) c)4−メチルシクロヘキサ−1−エン−1,2−ジカルボン酸 実施例12のステップb)の生成物(33g,0.15mol)のエタノール (200ml)溶液に、水酸化カリウム(32.7g,0.6mol)の水(2 0ml)溶液を添加し、15時間還流加熱した。溶液を放冷し、溶媒を高真空下 で除去し、水(200ml)を添加してから、pH2まで濃塩酸を添加した。水 性層をジクロロメタン(5×200ml)で抽出し、合わせた有機層をブライン (1×200ml)で洗浄し、乾燥し(MgSO4)、濾過し、蒸発させて、所 期生成物を淡黄色油状物として得た(16.7g)。1 H NMR(250MHz,DMSO)δ 1.15(3H,d,J=6.5 Hz)、1.21(1H,m)、1.86(3H,m)、2.37(3H,m) 、3.34(2H,bs) d)4−メチル−(3.4,5,6−テトラヒドロ)フタル酸無水物 実施例12のステップc)の生成物(16.5g,0.89mol)ほ無水酢 酸(200ml)中で15時間還流した。無水酢酸を高真空下で除去し、残渣を トルエンに溶解し、蒸発させて、所期生成物を油状物として得た(15.2g) 。1 H NMR(250MHz,DMSO)δ 1.03(3H,d,J=6.5 Hz)、1.24(1H,m)、1.96(3H,m)、2.23(3H,m) e)6−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロフタラジン−1,4−ジオン この化合物は、実施例1のステップa)に記載の手順を用い、ただしビシクロ [2.2.2]オクタ−2−エン−2,3−ジカルボン酸無水物に代えて4−メ チル−(3,4,5,6−テトラヒドロ)フタル酸無水物を用いて製造した。 標記化合物に関するデータ:1 H NMR(250MHz,DMSO)δ 1.13(3H,d,J=6.8 Hz)、1.19(1H,m)、1.76(3H,m)、2.29(1H,m) 、2.50(2H,m)、11.2(2H,bs) MS(ES+)m/e 181[MH]+ f)1,4−ジクロロ−6−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロフタラジン この化合物は、実施例1のステップb)に記載の手順を用いて、ただし4,5 −ジアザトリシクロ[6.2.2.2,7]ドデカ−2(7)−エン−3,6− ジオンに代えて6−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロフタラジン−1,4 −ジオンを用いて製造した。 標記化合物に関するデータ:1 H NMR(250MHz,CDCl3)δ 1.29(3H,d,J=7.0 Hz)、1.90(4H,m)、2.54(1H,m)、2.93(1H,m) 、3.18(1H,m)MS(ES+)m/e 217+219[MH]+ g)(±)−6−クロロ−8−メチル−3−フェニル−7,8,9,10−テト ラヒドロ−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a]フタラジン及び(±)−6− クロロ−9−メチル−3−フェニル−7,8,9,10−テトラヒドロ−1,2 ,4−トリアゾロ[3,4−a]フタラジン この化合物は、実施例1のステップc)に記載の手順を用い、3,6−ジクロ ロ−4,5−ジアザトリシクロ[6.2.2. 2,7]−ドデカ−2(7),3,5−トリエンに代えて1,4−ジクロロ−6 −メチル−5,6,7,8−テトラヒドロフタラジンを用いて製造した。反応に より、標記化合物の約1:1混合物が得られた。この段階で化合物を分離しなか った。 標記化合物の混合物に関するデータ:1 H NMR(250MHz,CDCl3)δ 1.12(3H,m)、1.44 (1H,m)、2.21(2H,m)、2.77(3H,m)、3.40(1H ,m)、7.74(3H,m)、8.43(2H,m) MS(ES+)m/e 299+301[MH]+ h)(±)−8−メチル−3−フェニル−6−(2−ピリジルメチルオキシ−7 ,8,9,10−テトラヒドロ−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a]フタラ ジン この化合物は、実施例1のステップd)に記載の手順を用い、3−フェニル− 6−(2−ピリジル)メチルオキシ−7,8,9,10−テトラヒドロ−(7, 10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a]フタラジンに代えて実 施例12のステップg)の混合物を用いて製造した。2つの生成物を、ジクロロ メタン中0〜8%メタノールを溶離液とするシリカゲル クロマトグラフィーにより分離した。高Rf生成物を酢酸エチル/ジクロロメタ ンから再結晶して、標記化合物を得た。1 H NMR(250MHz,DMSO)δ 1.23(3H,d,J=6.3 Hz)、2.05(2H,m)、2.35(1H,m)、3.00(2H,m) 、3.24(1H,m)、5.71(2H,s)、7.58(5H,m)、8. 08(1H,m)、8.36(2H,m)、8.80(1H,m) m.p.=185−187℃ MS(ES+)m/e 372[MH]+ 低Rf生成物も単離し、(±)−9−メチル−3−フェニル−6−(2−ピリ ジル)メチルオキシ−7,8,9,10−テトラヒドロ−1,2,4−トリアゾ ロ[3,4−a]フタラジンであることが分かった。 標記化合物(トリフルオロ酢酸塩)に関するデータ:1 H NMR(250MHz,DMSO)δ 1.13(3H,d,J=6.5 Hz)、1.24(1H,m)、1.96(2H,m)、2.80(3H,m) 、3.16(1H,m)、5.60(2H,s)、7.70(5H,m)、8. 08(1H,d,J=7.8Hz)、8.20(2H,m)、8.65 (1H,m) m.p.=152−154℃ MS(ES+)m/e 372[MH]+ 構造は、COSY実験及びNOE実験で確認した。 実施例13 3−フェニル−6−(2−ピリジル)メチルオキシ−(7,8−ペンタノ)−1 ,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン この化合物は、実施例1のステップa)、b)、c)及びd)に記載の手順を 用い、ただしステップa)においてビシクロ[2.2.2]オクタ−2−エン− 2,3−ジカルボン酸無水物に代えて1−シクロヘプテン−1,2−ジカルボン 酸無水物(Proc.Indian Acad.Sci.,Sect.A,19 78,87A(10),371)を用いて製造した。 標記化合物に関するデータ: m.p.=208℃1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 1.71(2H,m)、1.81 (2H,m)、1.99(2H,m)、3.01(2H,m)、3.38(2H ,m)、5.58(2 H,s)、7.28(1H,m)、7.48(4H,m)、7.76(1H,m )、8.37(2H,d,J=7.8Hz)、8.67(1H,m) MS(ES+)m/e 372[MH]+ 元素分析(C22215O・0.1H2O) C H N(%) 実験値 70.52 5.25 18.44 計算値 70.80 5.72 18.76 実施例14 8,8−ジメチル−3−フェニル−6−(2−ピリシル)メチルオキシ−7,8 ,9,10−テトラヒドロ−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a]フタラジン a)4,4−(ジメチル)シクロヘキセン−1,2−ジカルボン酸ジメチル この化合物は、実施例12のステップa)に記載の手順と同様にして、ただし 2−カルボメトキシ−4,4−ジメチルシクロヘキサノン(Liu,H.J.; Browne,E.N.C.;Chew,S.Y.,Can.J.Chem., 1988,66,2345−2347)を用いて62%の収率で製造した。1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 0.96(6H,s)、1.42 (2H,t,J=6.4HZ)、2.12(2H,t,J=2.6HZ)、2. 38(2H,m)、3.76(3H,s)、3.76(3H,s) MS(ES+)m/e 249[M+Na]+、227[M+H]+、195[M −OMe]+ b)4,4−(ジメチル)シクロヘキセン−1,2−ジカルボン酸 エタノール(23ml)及び水(28ml)中の、実施例14のステップa) の生成物(3.78g,16.7mmol)及び水酸化カリウム(3.50g, 66.9mmol)の混合物を80℃で23時間加熱した。冷却後、混合物を約 15mlに濃縮し、Dowex 50WX8−200イオン交換カラムに充填し 、0〜20%MeOH/H2Oを用いて溶離して、所期生成物2.73g(82 %)を淡褐色固体として得た。1 H NMR(250MHz,d6−DMSO)δ 1.09(9H,s)、1. 61(2H,t,J=6.2Hz)、2.26(2H,t,J=2.8Hz)、 2.48(2H,m) c)4,4−(ジメチル)シクロヘキセン−1,2−ジカルボン酸無水物 この化合物は、実施例12のステップd)に記載の手順と同様にして、ただし 実施例14のステップc)の生成物を用いて製造した。1 H NMR(250MHz,d6−DMSO)δ 0.96(6H,s)、1. 48(2H,t,J=6.2HZ)、2.13(2H,t,J=2.8Hz)、 2.35(2H,m) d)6,6−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロフタラジン−1,4−ジ オン この化合物は、実施例1のステップa)に記載の手順と同様にして、ただし実 施例14のステップc)の生成物を使用して製造した。1 H NMR (250MHz,d6−DMSO)δ 0.92(6H,s)、1 .43(2H,t,J=6.4Hz)、2.16(2H,s)、2.38(2H ,t,J=6.4Hz) MS(ES)m/e 195[M+H]+ e)1,4−ジクロロ−5,6,7,8−テトラヒドロ−6,6−ジメチルフタ ラジン この化合物は、実施例1のステップb)に記載の手順と同様にして、ただし実 施例14のステップd)の生成物を用いて製造した。1 H NMR(360MHz,CDCl3)1.04(6H,s)、1.65(2 H,t,J=6.6HZ)、2.53(2H,s)、2.78(2H,t,J= 6.6及び1.3Hz) MS(ES)m/e 235/233/231[M+H]+ f)6−クロロ−7,8,9,10−テトラヒドロ−8,8−ジメチル−3−フ ェニル−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a]フタラジン キシレン(50ml)中の、実施例14のステップe)の生成物(2.53g ,10.9mmol)、トリエチルアミン(1.83ml,13.1mmol) 及び安息香酸ヒドラジド(1.79g,13.1mmol)の混合物を、トラッ プを設けたDean−Star−kにて3日間還流加熱した。溶媒を真空下で除 去し、ジクロロメタン(50ml)を残渣に添加した。混合物を撹拌し、白色固 体から濾別し、濾液を真空下で蒸発させた。残渣をフラッシュクロマトグラフィ ー(シリカゲル,10〜20%EtOAc/CH2Cl2)にかけて、9,9− ジメチル異性体と所期生成物の部分的に分離した混合物2.18g(64%)を 得た。1 H NMR(250MHz,CDCl3)δ 1.10(6H,s)、1.72 (2H,t,J=6.5Hz)、2.56(2H,m)、3.26(2H,m) 、7.51−7.60(3H,m)、8.42−8.47(2H,m) MS(ES)m/e 315/31[M+H]+ g)8,8−ジメチル−3−フェニル−6−(2−ピリジル)メチルオキシ−7 ,8,9.10−テトラヒドロ−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a]フタラ ジン 無水DMF(5ml)中の水素化ナトリウム(油中60%分散液,40.4m g,1.01mmol)の混合物を窒素下で撹拌しなから、該混合物に2−ピリ ジルカルビノール(95ml,0.985mmol)を添加し、混合物を室温で 1時間撹拌した。無水DMF(5ml)中の実施例14のステップf)の生成物 (0.205g,0.655mmol)の混合物を撹拌しながら、ここに上記混 合物をカニューレを介して添加し、混合物を更に28時間撹拌したが、この間1 8時間及び25時間後に更に水素化ナトリウム(8.4及び7.6mg)を添加 した。 混合物をEtOAc(50ml)と水(50ml)に分配し、水性層を更にEt OAC(2×50ml)で抽出した。合わせた有機抽出物を乾燥し(Na2SO4 )、真空下で蒸発させた。残渣をフラッシュクロマトグラフィ−(シリカゲル, 2%MeOH/CH2Cl2→アルミナ,80%EtOAC/CH2Cl2)にかけ て、所期生成物71.4mg(28%)を得た。 m.p.=133−136℃(CH2Cl2−EtOAC−ヘキサン)1 H NMR(360MHz,d6−DMSO)1.10(6H,s)、1.71 (2H,t,J=6.5Hz)、2.53(2H,m)、3.20(2H,m) 、5.59(2H,s)、7.31(1H,m)、7.47−7.54(4H, m)、7.80(1H,dd,J=7.8及び1.7Hz)、8.37(2H, dd,J=8.0及び1.3Hz)、8.67(1H,m) MS(ES)m/e 386[M+H]+ 元素分析(C23235O) C H N(%) 実験値 71.41 6.12 17.99 計算値 71.67 6.01 18. 17実施例15 3−フェニル−7−(ピペリジン−1−イル)−6−(ピリジン−2−イルメト キシ)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン・0.45水和物 a)4−ブロモ−1,2−ジヒドロピリダジン−3,6−ジオン 40%酢酸/水(750ml)中の、ブロモマレイン酸無水物(50g,28 3mmol)及び酢酸ナトリウム(76.5g,562mmol)の混合物を、 窒素下室温でヒドラシジン1水和物(16.5ml,339mmol)で処理し た。褐色溶液を撹拌し、100℃で18時間加熱した。冷却し、混合物を水(1 1)に注ぎ、酢酸エチル(6×500ml)で抽出した。合わせた抽出物を乾燥 し(MgSO4)、濾過し、蒸発させて、標記化合物(20g,37%)をオレ ンジ色固体として得た。1 H NMR(250MHz,d6−DMSO)δ 7.68(1H,br s) MS(ES+)m/e 193[MH]+、191[MH]+ この物質を更に精製することなく使用した。 b)4−ブロモ−3,6−ジクロロピリダジン 4−ブロモ−1,2−ジヒドロピリダジン−3,6−ジオン(10g,52m mol)のオキシ塩化リン(100ml)溶液を撹拌し、窒素下100℃で16 時間加熱した。冷却し、過剰のオキシ塩化リンを真空下で除去した。残渣をトル エン(×2)と共沸させてから、ジクロロメタン/水に取った。混合物を炭酸水 素ナトリウム(固体)を用いて注意深く塩基性とした。2つの透明な層を得るた めに混合物を更に希釈する必要があった。2層を分離し、水性層をジクロロメタ ン(×3)で抽出した。合わせた抽出物を乾燥し(Na2SO4)、濾過し、蒸発 させた。残渣をジクロロメタンを溶離液とするシリカゲルクロマトグラフィーに かけて精製して、標記化合物を無色の固体として得た(5.0g,42%)。1 H NMR(250MHz,CDCl3)δ 7.68(1H,br s) MS(ES+)m/e 230[MH]+、228[MH]+ c)3,6−ジクロロ−4−(ピペリジン−1−イル)ピリダジン 窒素下室温において4−ブロモ−3,6−ジクロロピリダジ ン(1.0g,4.4mmol)及び炭酸カリウム(1.2g,8.7mmol )の乾燥DMF(40ml)溶液/懸濁液を撹拌しながら、ここにピペリジン( 475ml,4.8mmol)を添加した。混合物を室温で16時間撹拌してか ら、60℃で3時間撹拌した。反応物を水(250ml)に注いだ。水性層を酢 酸エチル(×3)で抽出した。合わせた抽出物を乾燥し(MgSO4)、濾過し 、蒸発させた。残渣を0.5%メタノール/ジクロロメタンを溶離液とするシリ カゲルクロマトグラフィーにより精製して、標記化合物(1.0g,98%)を 無色油状物として得た。1 H NMR(250MHz,CDCl3)δ 1.63−1.81(6H,m) 、3.24−3.29(4H,m)、6.84(1H,S) MS(ES+)m/e 234[MH]+、232[MH]+ d)6−クロロ−3−フェニル−7−(ピペリジン−1−イル)−1,2,4− トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン キシレン(異性体混合物,10ml)中の、3,6−ジクロロ−4−(ピペリ ジン−1−イル)ピリダジン(0.55g,2.4mmol)、ベンゾイルヒド ラジン(370mg,2.7 mmol)、トリエチルアミン(375ml,2.7mmol)及びp−トルエ ンスルホン酸1水和物(510mg,2.7mmol)の混合物を撹拌し、窒素 下で24時間還流加熱した。冷却し、キシレンを真空下で除去し、残渣をジクロ ロメタンと水に分配した。水性層を更にジクロロメタン(×3)で抽出した。合 わせた抽出物を乾燥し(Na2SO4)、濾過し、蒸発させた。残渣を30%酢酸 エチル/ジクロロメタンを溶離液とするシリカゲルクロマトグラフィーにより精 製して、所望でない位置異性体(低極性)(177mg,23%)及び標記化合 物(高極性)(383mg,50%)を得た。 標記化合物に関するデータ:1 H NMR(250MHz,CDCl3)δ 1.62−1.86(6H,m) 、3.09−3.13(4H,m)、7.42(1H,s)、7.50−7.6 0(3H,m)、8.40−8.44(2H,m) e)3−フェニル−7−(ピペリジン−1−イル)−6−(ピリジン−2−イル メトキシ)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン・0.45水和 窒素下室温において2−ピリジルカルビノール(104mg, 0.96mmol)の乾燥DMF(10ml)溶液に、水素化ナトリウム(油中 60%分散液,39mg,0.96mmol)を添加した。室温で1時間後、6 −クロロ−3−フェニル−7−(ピペリジン−1−イル)−1,2,4−トリア ゾロ[4,3−b]ピリダジン(200mg,0.64mmol)の乾燥DMF (10ml)溶液をシリンジを介して添加した。混合物を室温で6時間撹拌した 。次いで、DMFを真空下で除去し、残渣をジクロロメタンと水に分配した。水 性層を更にジクロロメタン(2×100ml)で抽出した。合わせた抽出物を乾 燥し(Na2SO4)、濾過し、蒸発させた。残渣(248mg)を酢酸エチル/ ヘキサン(×2)から結晶化して、標記化合物を得た(130mg,53%)。1 H NMR(250MHz,CDCl3)δ 1.64−1.86(6H,m) 、3.20−3.26(4H,m)、5.63(2H,br s)、7.22− 7.32(2H,m)、7.42−7.56(4H,m),7.76(1H,t d,J=7.7,1.6Hz)、8.31−8.35(2H,m)、8.66( 1H,br s)(位置化学は、nOeデータで確認した) MS(ES+)m/e 387[MH]+ 元素分析(C22226O・0.45H2O) C H N(%) 実験値 66.97 5.85 21.30 計算値 67.08 5.63 20.96 実施例16 3−フェニル−7−(ピリジン−4−イル)−6−(ピリジン2−イルメトキシ )−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン・0.5水和物 a)3,6−ジクロロ−4−(ピリジン−4−イル)ピリダジン 1,2−ジメトキシエタン(20ml)中の、4−ブロモ−1,2−ジヒドロ ピリダジン−3,6−ジオン(実施例15のステップa)参照)(530mg, 2.8mmol)、4−ピリジルボロン酸二リチウム塩(500mg,3.7m mol)及び炭酸ナトリウム(800mg,7.6mmol)の混合物を排気/ 窒素充填サイクルに3回かけて脱酸素した。次いで、テトラキス(トリフェニル ホスフィン)パラジウム(0)(350mg,0.3mmol)を添加し、反応 混合物を再び排気/窒素充填サイクルに3回かけて脱酸素した。その後、混 合物を撹拌し、窒素下、遮光して16時間還流加熱した。冷却し、揮発物を真空 下で除去した。残渣を更に精製することなく使用した。 上記した固体をオキシ塩化リン(10ml)に取った。暗色懸濁液を20時間 還流加熱した。冷却し、揮発物を真空下で除去した。残渣をトルエン(×2)と 共沸してから、ジクロロメタンと水に分配した。混合物を固体炭酸ナトリウムを 用いて注意深く塩基性とした。二層を分離した(沈殿が形成するが、これはセラ イトを介する濾過により除去され得る)。水性層を更にジクロロメタン(×3) で抽出した。合わせた抽出物を乾燥し(MgSO4)、濾過し、蒸発させた。残 渣を3%メタノール/シクロロメタンを溶離液とするシリカゲルクロマトグラフ ィーにより精製して、標記化合物(240mg,2つのステップに亘る収率38 %)を淡黄色固体として得た。1 H NMR(250MHz,d6−DMSO)δ 7.77−7.79(2H, m)、8.37(1H,s)、8.90−8.93(2H,m) MS(ES+)m/e 226[MH]+、228[MH]+ b)6−クロロ−3−フェニル−7−(ピリジン−4−イル)−1,2,4−ト リアゾロ[4,3−b]ピリダジン キシレン(異性体混合物)(5ml)中の、3,6−ジクロロ−4−(ピリジ ン−4−イル)ピリダジン(390mg,1.7mmol)、ベンゾイルヒドラ ジン(260mg,1.9mmol)、トリエチルアミン(270ml,1.9 mmol)及びp−トルエンスルホン酸(32mg,0.2mmol)の混合物 を撹拌し、窒素下で20時間還流加熱した。混合物をジクロロメタンと飽和炭酸 カリウム水溶液に分配した。水性層を更にジクロロメタン(×3)で抽出した。 合わせた抽出物を乾燥し(硫酸ナトリウム)、濾過し、蒸発させた。残渣を3% メタノール/ジクロロメタンを溶離液とするシリカゲルクロマトグラフィーによ り精製して、標記化合物(218mg,42%)を淡黄色固体として得た。1 H NMR(360MHz,d6−DMSO)δ 7.60−7.69(5H, m)、8.36−8.38(2H,m)、8.72(1H,s)、8.78−8 .80(2H,m) MS(ES+)m/e 308[MH]+、310[MH]+ c)3−フェニル−7−(ピリジン−4−イル)−6−(ピリジン−2−イルメ トキシ)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリタジン・0.5水和物 窒素下室温において水素化ナトリウム(油中60%分散液,40mg,1.0 mmol)の乾燥DMF(10ml)懸濁液を撹拌しながら、該懸濁液に2−ピ リジルカルビノール(105ml,1.1mmol)を添加した。1時間後、6 −クロロ−3−フェニル−7−(ピリジン−4−イル)−1,2,4−トリアゾ ロ[4,3−b]ピリダジン(200mg,0.65mmol)の乾燥DMF( 10+5ml)溶液を添加した。溶液を室温で16時間撹拌してから、水(10 0ml)に注いだ。水性層を酢酸エチル(5×100ml)で抽出した。合わせ た抽出物を乾燥し(Na2SO4)、濾過し、蒸発させた。残渣を室温で酢酸エチ ル(20ml)を用いて摩砕した。残りの固体(170mg)を熱酢酸エチルか ら再結晶して、標記化合物(120mg,49%)を無色固体として得た。 m.p.=215℃(分解)1 H NMR(360MHz,d6−DMSO)δ 5.76(2H,s)、7. 47−7.50(1H,m)、7.67−7.72(4H,m)、7.97−8 .02(3H,m)、 8.38−8.42(2H,m)、8.72−8.78(2H,m)、8.87 −8.89(2H,m) MS(ES+)381[MH]+ 元素分析(C22166O・0.5H2O) C H N(%) 実験値 68.21 4.10 21.34 計算値 67.86 4.40 21.58 実施例17及び18 3−フェニル−5−(ピリジン−2−イルメトキシ)−6,7,8,9−テトラ ヒドロ−1,2,3a,4,8−ペンタアザシクロペンタ[α]ナフタレン・0 .35水和物及び3−フェニル−5−(ピリジン−2−イルメトキシ)−6,7 ,8,9−テトラヒドロ−1,2,3a,4,7−ペンタアザシクロペンタ[α ]ナフタレン・0.75水和物 a)3−フェニル−5−(ピリジン−2−イルメトキシ)−6,7,8,9−テ トラヒドロ−1,2,3a,4,8−ペンタアザシクロペンタ[α]ナフタレン 及び3−フェニル−5−(ピリジン−2−イルメトキシ)−6,7,8,9−テ トラヒドロ−1,2,3a,4,7−ペンタアザシクロペンタ[α]ナフタレン メタノール(140ml)中の、3−フェニル−5−(ピリジン−2−イルメ トキシ)−1,2,3a,4,7−ペンタアザシクロペンタ[α]ナフタレン及 び3−フェニル−5−(ピリジン−2−イルメトキシ)−1,2,3a,4,8 −ペンタアザシクロペンタ[α]ナフタレン(実施例10及び11参照)、2N −HCl(1.0ml,2mmol)の混合物を、酸化白金(140mg)を用 いて室温、30psiで45分間水素化した。触媒をセライトを介する濾過によ り除去し、メタノールで洗浄した。濾液を蒸発させ、残渣をジクロロメタン/メ タノール/アンモニア(80:8:1)を溶離液とするシリカゲルクロマトグラ フィーにより精製して、標記アミン(465mg,65%)を黄色固体として得 た。混合物はフラッシュクロマトグラフィーにより分離され得なかった。2つの 異性体を以下のステップb)、c)及びd)に記載のプロトコルを用いて分離し た。 b)3−フェニル−5−(ピリジン−2−イルメトキシ)−6,9−ジヒドロ− 7H−1,2,3a,4,8−ペンタアザシクロペンタ[α]ナフタレン−8− カルボン酸tert−ブチルエステル及び3−フェニル−5−(ピリジン−2− イルメトキシ)−8,9−ジヒドロ−6H−1,2,3a,4,7−ペンタアザ シクロペンタ[α]ナフタレン−7−カルボン酸tert−ブチルエステル 窒素下0℃において3−フェニル−5−(ピリジン−2−イルメトキシ)−6 ,7,8,9−テトラヒドロ−1,2,3a,4,8−ペンタアザシクロペンタ [α]ナフタレン及び3−フェニル−5−(ピリジン−2−イルメトキシ)−6 ,7,8,9−テトラヒドロ−1,2,3a,4,7−ペンタアザシクロペンタ [α]ナフタレンの混合物(555mg,1.55mmol)、トリエチルアミ ン(550ml,3.9mmol)及び4−ジメチルアミノピリジン(20mg ,0.16mmol)の乾燥ジクロロメタン溶液を撹拌しながら、該溶液にジ− tert−ブチルジカーボネート(700mg,3.2mmol)を添加した。 反応物を放置して1時間を要して室温に戻してから、この温度で16時間撹拌し た。混合物をジクロロメタンと飽和炭酸水素ナトリウム水溶液に分配した。水性 層を更にジクロロメタン(×2)で抽出した。合わせた抽出物を乾燥し(Na2 SO4)、濾過し、蒸発させた。残渣を5%メタノール/ジクロロメタンを溶離 液とするシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、標記化合物の混合物( 610mg,86%)を無色固体として得た。 2つの成分は、酢酸エチルを溶離液とする中速液体クロマト グラフィーにより分離できた。 低極性成分:3−フェニル−5−(ピリジン−2−イルメトキシ)−6,9−ジ ヒドロ−7H−1,2,3a,4,8−ペンタアザシクロペンタ[α]ナフタレ ン−8−カルボン酸tert−ブチルエステル(274mg) サンプルを酢酸エチル/ヘキサンから再結晶させた。 m.p.=170−173℃1 H NMR(250MHz,CDCl3)δ 1.52(9H,s)、2.84 −2.90(2H,m)、3.81(2H,t,J=5.8Hz)、5.00( 2H,br s)、5.60(2H,s),7.32(1H,dd,J=7.5 ,4.9Hz)、7.49−7.55(4H,m)、7.79(1H,td,J =7.7,1.8Hz)、8.34−8.38(2H,m)、8.64−8.6 9(1H,m) MS(ES+)m/e 459[MH]+ 元素分析(C252663・1.4H2O) C H N(%) 実験値 61.83 5.60 17.52 計算値 62.07 6.00 17.37 高極性成分:3−フェニル−5−(ピリジン−2−イルメトキシ)−8,9−ジ ヒドロ−6H−1,2,3a,4,7−ペンタアザシクロペンタ[α]ナフタレ ン−7−カルボン酸tert−ブチルエステル(227mg) サンプルを酢酸エチル/ヘキサンから再結晶させた。 m.p.=166−168℃1 H NMR(250MHz,CDCl3)δ 1.53(9H,s)、3.20 −3.26(2H,m)、3.82(2H,t,J=5.8Hz)、4.62( 2H,br s)、5.61(2H,s)、7.31(1H,dd,J=7.0 ,5.5Hz)、7.48−7.56(4H,m)、7.79(1H,td,J =7.7,1.7Hz)、8.35−8.38(2H,m)、8.64−8.6 8(1H,m) MS(ES+)m/e 459[MH]+ 元素分析(C252663) C H N(%) 実験値 65.76 5.81 18.25 計算値 65.49 5.71 18.32 c)3−フェニル−5−(ピリジン−2−イルメトキシ)−6,7,8,9−テ トラヒドロ−1,2,3a,4,8−ペンタアザシクロペンタ[α]ナフタレン ・0.35水和物 窒素下0℃において3−フェニル−5−(ピリジン−2−イルメトキシ)−6 ,9−ジヒドロ−7H−1,2,3a,4,8−ペンタアザシクロペンタ[α] ナフタレン−8−カルボン酸tert−ブチルエステル(255mg,0.56 mmol)の乾燥ジクロロメタン(3ml)溶液に、トリフルオロ酢酸(3ml )を添加した。1時間後、揮発物を真空下で除去し、残渣をジクロロメタンと飽 和炭酸カリウム水溶液に分配した。水性層を更にジクロロメタン(×2)で抽出 した。合わせた抽出物を乾燥し(Na2SO4)、濾過し、蒸発させた。残渣をジ クロロメタン/メタノール/アンモニア(60:8:1→50:8:1)を溶離 液とするシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、標記アミン(176m g,88%)を無色の固体として得た。 m.p.=175−178℃1 H NMR(360MHz,d6−DMSO)δ 2.62−2.66(2H, m)、3.08(2H,t,J=5.7HZ)、 4.13(2H,s)、5.56(2H,s)、7.37(1H,dd,J=6 .9,5.3Hz)、7.50−7.59(4H,m)、7.87(1H,td ,J=7.7,1.7)、8.22−8.25(2H,m)、8.62−8.6 4(1H,m) MS(ES+)m/e 359[MH]+ 元素分析(C20186O・0.35H2O) C H N(%) 実験値 66.14 4.98 22.71 計算値 65.86 5.17 23.04 d)3−フェニル−5−(ピリジン−2−イルメトキシ)−6,7,8,9−テ トラヒドロ−1,2,3a,4,7−ペンタアザシクロペンタ[α]ナフタレン 0.75水和物 窒素下0℃において3−フェニル−5−(ピリジン−2−イルメトキシ)−8 ,9−ジヒドロ−6H−1,2,3a,4,7−ペンタアザシクロペンタ[α] ナフタレン−7−カルボン酸tert−ブチルエステル(217mg,0.47 mmol)の乾燥ジクロロメタン(3ml)溶液に、トリフルオロ酢酸(3ml )を添加した。1時間後、揮発物を真空下で除去し、残渣 をジクロロメタンと飽和炭酸カリウム水溶液に分配した。水性層を更にジクロロ メタン(×2)で抽出した。合わせた抽出物を乾燥し(Na2SO4)し、濾過し 、蒸発させた。残渣をジクロロメタン/メタノール/アンモニア(60:8:1 )を溶離液とするシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、標記アミン( 162mg,96%)を無色の固体として得た。 m.p.=157−159℃1 H NMR(360MHz,d6−DMSO)δ 2.92−2.96(2H, m)、3.07(2H,t,J=5.8Hz)、3.84(2H,s)、5.5 6(2H,s)、7.36(1H,dd,J=6.7,4.9Hz)、7.52 −7.60(4H,m)、7.87(1H,td,J=7.8,1.7)、8. 23(2H,dd,J=6.3,1.9Hz)、8.62−8.64(1H,m ) MS(ES+)m/e 359[MH]+ 元素分析(C20186O・0.75H2O) C H N(%) 実験値 64.93 5.31 22.30 計算値 64.59 5.29 22.60実施例19 7−メチル−3−フェニル−5−(ピリジン−2−イルメトキシ)−6,7,8 ,9−テトラヒドロ−1,2,3a,4,7−ペンタアザシクロペンタ[α]ナ フタレン 窒素下室温において3−フェニル−5−(ピリジン−2−イルメトキシ)−6 ,7,8,9−テトラヒドロ−1,2,3a,4,7−ペンタアザシクロペンタ [α]ナフタレン(126mg,0.35mmol)及び酢酸(100ml,1 .75mmol)の乾燥メタノール(10ml)溶液を撹拌し、該溶液にシアノ ホウ水素化ナトリウム(55mg,0.88mmol)を添加した。混合物を0 ℃に冷却し、ホルムアルデヒド水溶液(35ml,0.48mmol)を添加し た。反応物を0℃で30分間、次いで室温で5時間撹拌した。反応を飽和炭酸カ リウム水溶液(5ml)で停止した。揮発物を真空下で除去してから、残渣をジ クロロメタンと水に分配した。水性層を更にジクロロメタン(×3)で抽出した 。合わせた抽出物を乾燥し(Na2SO4)、濾過し、蒸発させた。残渣をジクロ ロメタン/メタノール/アンモニア(95:5:0.5→92:7:1)を溶離 液とするシリカゲルクロマトグラフィーにより精製 して、標記アミン(130mg,100%)を無色の固体として得た。この生成 物を酢酸エチルから再結晶した。 m.p.=186−188℃1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 2.57(3H,s)、2.84 (2H,t,J=5.7Hz)、3.27−3.31(2H,m)、3.61( 2H,brs)、5.59(2H,s)、7.28(1H,dd,J=6.7, 4.9Hz)、7.45−7.52(4H,m)、7.75(1H,td,d= 7.8,1.8Hz)、8.35(2H,dd,J=8.3,1.8Hz)、8 .64−8.68(1H,m) MS(ES+)m/e 373[MH]+ 元素分析(C21226O) C H N(%) 実験値 67.95 5.57 22.43 計算値 67.73 5.41 22.57 実施例20 3−フェニル−6−(ピリジン−2−イルメトキシ)−7−(チオフェン−2− イル)−1,2−4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン0.45水和物 この化合物は、実施例16のステップa)、b)及びc)に記載の手順を用い 、ただしステップa)において4−ピリジルボロン酸二リチウム塩に代えて2− チオフェンボロン酸を用いて、またステップb)において0.1当量のp−トル エンスルホン酸の代わりに1.1当量のp−トルエンスルホン酸を用いて製造し た。 標記化合物に関するデータ:1 H NMR(250MHz,CDCl3)δ 5.74(2H,s)、7.18 (1H,dd,J=5.2,3.8Hz)、7.28−7.34(1H,m)、 7.50−7.58(5H,m)、7.74−7.77(2H,m)、8.28 (1H,s)、8.38−8.42(2H,m)、8.68−8.72(1H, m) MS(ES+)m/e 386[MH]+ 元素分析(C21155OS・0.45H2O・0.05(C410O)) C H N(%) 実験値 64.46 4.16 17.63 計算値 64.10 3.82 17.35実施例21 3−フェニル−6−(ピリジン−2−イルメトキシ)−7−(チオフェン−3− イル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン0.2水和物 この化合物は、実施例16のステップa)、b)及びc)に記載の手順を用い 、ただしステップa)において4−ピリジルボロン酸二リチウム塩の代わりに3 −チオフェンボロン酸を用いて、またステップb)において0.1当量のp−ト ルエンスルホン酸の代わりに1.1当量のp−トルエンスルホン酸を用いて製造 した。 標記化合物に関するデータ:1 H NMR(250MHz,CDCl3)δ 5.70(2H,s)、7.26 −7.32(1H,m)、7.44−7.58(6H,m)、7.70−7.8 0(1H,m)、7.96(1H,br s)、8.20(1H,s)、8.4 0−8.43(2H,m)、8.58(1H,br d,J=5.6Hz) MS(ES+)m/e 386[MH]+ 元素分析(C21155OS・0.2H2O・0.07(C410O)) C H N(%) 実験値 64.83 4.11 17.78 計算値 65.04 3.69 17.38 実施例22 ±)−3−フェニル−6−(2−ピリジル)メチルオキシ−7,8,9,10− テトラヒドロ−(7,10−プロパノ)−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a ]フタラジン この化合物は、実施例1のステップa)、b)、c)及びd)に記載の手順を 用い、ただしステップa)においてビシクロ[2.2.2]オクタ−2−エン−2 ,3−ジカルボン酸無水物に代えてビシクロ[3.2.2]ノナ−6−エン−6 ,7−ジカルボン酸無水物(J.Chem.Soc.,2524,1970)を 用いて製造した。 標記化合物に関するデータ: m.p.=187℃1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 1.42−2.19(10H,m )、3.56(1H,s)、3.98(1H,s)、5.60(2H,s)、7 .28(1H,m)、7.48(4H,m)、7.74(1H,m)、8.38 (2H,d,J= 7.8Hz)、8.66(1H,m) MS(ES+)m/e 398[MH]+ 元素分析(C24235O) C H N(%) 実験値 72.93 5.85 17.64 計算値 72.52 5.83 17.62 実施例23 3−(4−メチル)フェニル−6−(2−ピリジル)メチルオキシ−7,8,9 ,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3, 4−a]フタラジン この化合物は、実施例1のステップa)、b)、c)及びd)に記載の手順を 用い、ただしステップc)においてベンゾイルヒドラジンに代えて4−トルイル 酸ヒドラジンを用いて製造した。 標記化合物に関するデータ: m.p.=167℃1 H NMR(360MHz,DMSO)δ 1.40(4H,m)、1.90 (4H,m)、2.40(3H,s)、3.48(1H,s)、3.74(1H ,s)、5.57(2H,s)、 7.36(3H,m)、7.57(1H,d,J=7.8Hz)、7.87(1 H,ddd,J=7.8,7.8及び1.7Hz)、8.14(2H,d,J= 8.2Hz)、8.68(1H,m) MS(ES+)m/e 398[MH]+ 元素分析(C24235O) C H N(%) 実験値 72.37 5.73 17.62 計算値 72.52 5.83 17.62 実施例24 3−(3−メトキシ)フェニル−6−(2−ピリジル)メチルオキシ−7,8, 9,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3 ,4−a]フタラジン この化合物は、実施例1のステップa)、b)、c)及びd)に記載の手順を 用い、ただしステップc)においてベンゾイルヒドラジンに代えて3−メトキシ ベンズヒドラジドを用いて製造した。 標記化合物に関するデータ: m.p.=185℃1 H NMR(360MHz,DMSO)δ 1.40(4H, m)、1.91(4H,m)、3.49(1H,s)、3.76(1H,s)、 3.85(3H,s)、5.59(2H,s)、7.08(1H,m)、7.3 7(1H,m)、7.47(1H,t,J=8.0Hz)、7.59(1H,d ,J=7.9Hz)、7.88(2H,m)、7.96(1H,m)、8.64 (1H,m) MS(ES+)m/e 414[MH]+ 元素分析(C242352) C H N(%) 実験値 69.36 5.65 16.58 計算値 69.72 5.61 16.94 実施例25 3−(2−フルオロ)フェニル−6−(2−ピリジル)メチルオキシ−7,8, 9,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3 ,4−a]フタラジン この化合物は、実施例1のステップa)、b)、c)及びd)を用い、ただし ステップc)においてベンゾイルヒドロジンに代えて2−フルオロベンズヒドラ ジドを用いて製造した。 標記化合物に関するデータ: m.p.=159℃1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 1.51(4H,m)、1.92 (4H,m)、3.56(1H,s)、3.98(1H,s)、5.46(2H ,s)、7.26(3H,m)、7.44(1H,d,J=7.8Hz),7. 54(1H,m)、7.71(1H,m)、7.80(1H,m)、8.63( 1H,m) MS(ES+)m/e 402[MH]+ 元素分析(C2320FN5O) C H N(%) 実験値 68.81 4.81 17.17 計算値 68.81 5.02 17.45実施例26 3−(3−ピリジル)−6−(2−ピリジル)メチルオキシ−7,8,9,10 −テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a ]フタラジン この化合物は、実施例1のステップa)、b)、c)及びd)に記載の手順を 用い、ただしステップc)においてベンゾイル ヒドラジンの代わりにニコチン酸ヒドラジドを用いて製造した。 標記化合物に関するデータ: m.p.=198℃1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 1.49(4H,m)、1.96 (4H,m)、3.59(1H,s)、3.99(1H,s)、5.61(2H ,s)、7.28(1H,m)、7.49(2H,m)、7.78(1H,m) 、8.72(3H,m)、9.69(1H,s) MS(ES+)m/e 385[MH]+ 元素分析(C22206O) C H N(%) 実験値 67.56 5.66 19.51 計算値 67.27 5.65 19.61 実施例27 3−シクロプロピル−6−(2−ピリジル)メチルオキシ−7,8,9,10− テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a] フタラジン この化合物は、実施例1のステップa)、b)、c)及びd)に記載の手順を 用い、ただしステップc)においてベンゾイル ヒドラジンの代わりにシクロプロパンカルボン酸ヒドラジドを用いて製造した。 標記化合物に関するデータ: m.p.=160℃1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 1.09(2H,m)、1.31 (2H,m)、1.44(4H,m)、1.89(4H,m)、2.38(1H ,m)、3.52(1H,s)、3.90(1H,s)、5.57(2H,s) 、7.28(1H,m)、7.52(1H,d,J=7.9Hz)、7.76( 1H,m)、8.64(1H,m) MS(ES+)m/e 348[MH]+ 元素分析(C20215O) C H N(%) 実験値 69.12 5.85 20.19 計算値 69.14 6.09 20.16 実施例28 6−((6−メチル)−2−ピリジル)メチルオキシ−3−フェニル−7,8, 9,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3 ,4−a]フタラジン塩酸塩 この化合物は、実施例1のステップa)、b)、c)及びd)に記載の手順を 用い、ただしステップd)において2−ピリジルカルビノールに代えて6−メチ ル−2−ヒドロキシメチルピリジンを用いて製造した。合成後の追加ステップと して、化合物を塩酸のメタノール溶液に溶解させてから蒸発、再結晶を行った。 標記化合物に関するデータ: m.p.=255℃1 H NMR(360MHz,DMSO)δ 1.42(4H,m)、1.91 (4H,m)、2.71(3H,s)、3.51(1H,s)、3.78(1H ,s)、5.80(2H,s)、7.59(4H,m)、7.80(1H,d, J=7.8Hz)、8.22(1H,m)、8.30(2H,d,J=7.9H z)MS(ES+)m/e 398[MH]+ 元素分析(C24235O・HCl) C H N(%) 実験値 61.67 5.36 14.74 計算値 61.28 5.36 14.89実施例29 6−((3−メチル)−2−ピリジル)メチルオキシ−3−フェニル−7,8〜 9,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3 ,4−a]フタラジン この化合物は、実施例1のステップa)、b)、c)及びd)に記載の手順を 用い、ただしステップd)において2−ピリジルカルビノールに代えて3−メチ ル−2−ヒドロキシメチルピリジンを用いて製造した。 標記化合物に関するデータ: m.p.=245℃1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 1.48(4H,m)、1.88 (4H,m)、2.43(3H,s)、3.47(1H,s)、3.98(1H ,s)、5.63(2H,s)、7.26(1H,m)、7.49(3H,m) 、7.60(1H,d,J=7.5Hz)、8.43(2H,d,J=7.8H z)、8.48(1H,d,J=7.1Hz) MS(ES+)m/e 398[MH]+ 元素分析(C24235O・0.1H2O) C H N(%) 実験値 72.09 5.76 17.79 計算値 72.20 5.86 17.54 実施例30 6−((4−メチル)−2−ピリジル)メチルオキシ−3−フェニル−7,8, 9,10−テトラヒドロ−(7.10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3 ,4−a]フタラジン この化合物は、実施例1のステップa)、b)、c)及びd)に記載の手順を 用い、ステップd)において2−ピリジルカルビノールに代えて4−メチル−2 −ヒドロキシメチルピリジンを用いて製造した。 標記化合物に関するデータ: m.p.=190℃1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 1.49(dH,m)、1.93 (4H,m)、2.39(3H,s)、3.58(1H,s)、3.99(1H ,s)、5.59(2H,s)、7.13(1H,d,J=7.3Hz)、7. 35(1H,s)、7.50(3H,m)、8.41(2H,d,J=7.8H z)、8.51(1H,d,J=7.3Hz) MS(ES+)m/e 398[MH]+ 元素分析(C24235O) C H N(%) 実験値 72.91 5.78 17.32 計算値 72.52 5.83 17.62 実施例31 6−((5−メチル)−2−ピリジル)メチルオキシ−3−フェニル−7,8, 9,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3 ,4−a]フタラジン この化合物は、実施例1のステップa)、b)、c)及びd)に記載の手順を 用い、ただしステップd)において2−ピリジルカルビノールに代えて5−メチ ル−2−ヒドロキシメチルピリジンを用いて製造した。 標記化合物に関するデータ: m.p.=205℃1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 1.48(4H,m)、1.92 (4H,m)、2.38(3H,s)、3.56(1H,s)、3.99(1H ,s)、5.58(5H,s)、8.45(3H,m) MS(ES+)m/e 398[MH]+ 元素分析(C24235O) C H N(%) 実験値 72.66 5.72 17.32 計算値 72.52 5.83 17.62 実施例32 3−フェニル−6−(3−ピリジル)メチルオキシ−7,8,9,10−テトラ ヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a]フタラ ジン この化合物は、実施例1のステップa)、b)、c)及びd)に記載の手順を 用い、ただしステップd)において2−ピリジルカルビノールに代えて3−ピリ ジルカルピノールを用いて製造した。 標記化合物に関するデータ: m.p.=202℃1 H NMR(360MHz,DMSO)δ 1.39(4H,m)、1.90 (4H,m)、3.40(1H,s)、3.74(1H,s)、5.58(2H ,s)、7.46(1H,m)、7.56(3H,m)、7.97(1H,d, J=7.8Hz)、 8.36(2H,d,J=7.9Hz)、8.58(1H,m)8.77(1H ,m) MS(ES+)m/e 384[MH]+ 元素分析(C24215O) C H N(%) 実験値 72.70 5.49 18.19 計算値 72.04 5.52 18.26 実施例33 3−フェニル−6−(4−ピリジル)メチルオキシ−7,8,9,10−テトラ ヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a]フタラ ジン この化合物は、実施例1のステップa)、b)、c)及びd)に記載の手順を 用い、ただしステップd)において2−ピリジルカルビノールに代えて4−ピリ ジルカルビノールを用いて製造した。 標記化合物に関するデータ: m.p.=205℃1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 1.49(4H,m)、1.95 (4H,m)、3.55(1H,s)、3.99(1 H,s)、5.49(2H,s)、7.41(2H,d,J=6.0Hz)、7 .49(3H,m)、8.32(2H,d,J=7.8Hz)、8.69(2H ,d,J=6.0Hz) MS(ES+)m/e 384[MH]+ 元素分析(C24215O・0.1H2O) C H N(%) 実験値 71.29 5.16 17.82 計算値 71.70 5.54 18.18 実施例34 3−フェニル−6−(2−(1−メチル)イミダゾリル)メチルオキシ−7,8 ,9,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[ 3,4−a]フタラジン この化合物は、実施例1のステップa)、b)、c)及びd)に記載の手順を 用い、ただしステップd)において2−ピリジルカルビノールの代わりに1−メ チル−2−ヒドロキシメチルイミダゾールを用いて製造した。 標記化合物に関するデータ: m.p.=274℃1 H NMR(360MHz,CD3OD)δ 1.52(4H, m)、2.03(4H,m)、3.50(1H,s)、3.82(3H,s)、 3.88(1H,s)、5.64(2H,s)、7.05(1H,s)、7.2 3(1H,s)、7.66(3H,m)、8.41(2H,d,J=7.8Hz ) MS(ES+)m/e 387[MH]+ 元素分析(C22226O) C H N(%) 実験値 68.20 5.69 21.77 計算値 68.38 5.74 21.75 実施例35 6−(3−シアノフェニル)メチルオキシ−3−フェニル−7,8,9,10− テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a] フタラジン a)6−ヒドロキシ−3−フェニル−7,8,9,10−テトラヒドロ−(7, 10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a]フタラジン 実施例1のステップc)の生成物(3.0g,9.6mmol)を、2N−水 酸化ナトリウム溶液(24ml,5mol当量)と共に10%の1,4−ジオキ サン水溶液(100ml)に溶 解し、反応混合物を3日間還流加熱した。有機溶媒を回転蒸発により除去し、残 渣を水(250ml)とジエチルエーテル(250ml)に分配した。水性層を 分離し、ジエチルエーテル(100ml)で2回以上洗浄し、pHが2に達する まで5N−塩酸で処理した。溶液から沈殿した固体を濾過により集めて、所期生 成物(2.7g)を得た。 m.p.=〜300℃(分解)1 H NMR(250MHz,CDCl3)δ 1.35(4H,m)、2.00 (4H,m)、3.49(1H,s)、3.84(1H,s)、7.71(3H ,m)、8.54(2H,d,J=7.8Hz) MS(ES+)m/e 293[MH]+ 元素分析(C17154O) C H N(%) 実験値 69.33 5.32 19. 17 計算値 69.86 5.19 19.23 b)6−(3−シアノフェニル)メチルオキシ−3−フェニル−7,8,9,1 0−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3,4− a]フタラジン 実施例35のステップa)の生成物(0.3g,1.02mmol)を、60 %水素化ナトリウム(0.049g,1.2モル当量)と共にジメチルホルムア ミド(40ml)に溶解させ、80℃で20分間加熱した。次いで、α−ブロモ −メタ−トルオニトリル(0.22g,1.1mol当量)を添加し、14時間 加熱し続けた。溶液が曇るまで水を添加し、沈殿した固体を濾過により集め、ジ クロロメタン中0〜30%酢酸エチルを溶離液とするシリカゲルクロマトグラフ ィーにより精製した。生成物を酢酸エチル/ヘキサンから再結晶して、所期化合 物(0.22g)を得た。 標記化合物に関するデータ: m.p.=216℃1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 1.48(4H,m)、1.93 (4H,m)、3.54(1H,s)、3.98(1H,s)、5.80(2H ,s)、7.42(1H,d,J=3.2Hz)、7.50(3H,m)、7. 86(1H,d,J=3.2Hz)、8.45(2H,d,J=7.8Hz) MS(ES+)m/e 408[MH]+ 元素分析(C21195OS) C H N(%) 実験値 64.54 4.98 17.79 計算値 64.76 4.92 17.98 実施例36 6−(1−(3,5−ジメチル)ピラゾリル)メチルオキシ−3−フェニル−7 ,8,9,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾ ロ[3,4−a]フタラジン この化合物は、実施例1のステップa)、b)、c)及びd)に記載の手順を 用い、ただしステップd)において2−ピリジルカルビノールの代わりに1−ヒ ドロキシメチル−3,5−ジメチルピラゾールを用いて製造した。 標記化合物に関するデータ: m.p.=210℃1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 1.43(4H,m)、1.89 (4H,m)、2.27(3H,s)、2.32(3H,s)、3.41(1H ,s)、3.96(1H,s)、5.96(1H,s)、6.27(2H,s) 、 7.54(3H,m)、8.51(2H,d,J=7.8Hz) MS(ES+)m/e 401[MH]+ 元素分析(C23246O) C H N(%) 実験値 69.32 6.07 21.01 計算値 68.98 6.04 20.99 実施例37 6−(4−(2−メチル)チアゾリル)メチルオキシ−3−フェニル−7,8, 9,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3 ,4−a]フタラジン この化合物は、実施例35のステップb)に記載の手順を用い、ただしα−ブ ロモ−メタ−トルオニトリルの代わりに4−クロロメチル−2−メチルチアゾー ルを用いて製造した。 標記化合物に関するデータ: m.p.=180℃1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 1.47(4H,m)、1.91 (4H,m)、2.76(3H,s)、3.53(1H,s)、4.00(1H ,s)、5.55(2H,s)、7.26(1H,s)、7.52(3H,m) 、 8.48(2H,d,J=7.8Hz) MS(ES+)m/e 404[MH]+ 元素分析(C24215OS) C H N(%) 実験値 65.82 5.17 17.25 計算値 65.49 5.25 17.36 実施例38 3−フェニル−6−(2−キノキサリニル)メチルオキシ−7,8,9,10− テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a] フタラジン この化合物は、実施例35のステップb)に記載の手順を用い、ただしα−ブ ロモ−メタ−トルオニトリルに代えて2−クロロメチルキノキサリンを用いて製 造した。 標記化合物に関するデータ: m.p.=250℃1 H NMR(360MHz,DMSO)δ 1.43(4H,m)、1.92 (4H,m)、3.54(1H,s)、3.75(1H,s)、5.88(2H ,s)、7.44(3H,m)、7.89(2H,m)、8.13(4H,m) 、9.18(1 H,s) MS(ES+)m/e 435[MH]+ 元素分析(C26226O・0.375H2O) C H N(%) 実験値 71.15 5.10 18.66 計算値 70.77 5.20 19.05 実施例39 3−フェニル−6−(3−ピリダジニル)メチルオキシ−7,8,9,10−テ トラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a]フ タラジン この化合物は、実施例35のステップb)に記載の手順を用い、ただしα−ブ ロモ−メタ−トルオニトリルに代えて(Jeronimら,Chem.Ber. ,1987,120,649−651に記載の手順により製造した)3−クロロ メチルピリダジンを用いて製造した。3−クロロメチルピリダジンは特に不安定 な試薬であり、加熱すると迅速に重合するようなのでアルキル化剤形成後直ぐに 反応を行った。 標記化合物に関するデータ: m.p.=215℃1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 1.49(4H,m)、1.91 (4H,m)、3.54(1H,s)、4.01(1H,s)、5.85(2H ,s)、7.54(4H,m)、7.71(1H,dd,J=8.5及び1.7 Hz)、8.36(2H,d,J=7.8Hz)、9.22(1H,dd,J= 4.9及び1.7Hz) MS(ES+)m/e 385[MH]+ 元素分析(C22206O) C H N(%) 実験値 68.60 5.31 21.65 計算値 68.73 5.24 21.86 実施例40 6−(1−ベンジル−2−イミダゾリル)メチルオキシ−3−フェニル−7,8 ,9,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[ 3,4−a]フタラジン この化合物は、実施例1のステップa)、b)、c)及びd)に記載の手順を 用い、ステップd)において2−ピリジルカルビノールに代えて(Birker ,Godefroi,Helder及びReedijk,J.Am.Chem. Soc.,1982,104 ,7556の手順により製造した)1−ベンジル−2−(ヒドロキシメチ ル)イミダゾールを用いて製造した。 標記化合物に関するデータ: m.p.=205℃1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 1.20(2H,m)、1.43 (2H,m)、1.80(4H,m)、3.11(1H,t,J=2.8Hz) 、3.92(1H,t,J=2.7Hz)、5.24(2H,s)、5.55( 2H,s)、7.03(3H,m)、7.18(1H,d,J=1.2Hz)、 7.28(3H,m)、7.50(3H,m)、8.43(2H,m) MS(ES+)m/e 463[MH]+ 元素分析(C28266O・0.5H2O) C H N(%) 実験値 71.49 5.62 17.82 計算値 71.32 5.77 17.82 実施例41 3−フェニル−6−(イソキノリン−1−イル)メチルオキシ−7,8,9.1 0−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3,4− a]フタラジン この化合物は、実施例35のステップb)に記載の手順を用い、ただしα−ブロ モ−メタ−トルオニトリルに代えて1−クロロメチルイソキノリンを用いて製造 した。 標記化合物に関するデータ: m.p.=230℃1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 1.45(4H,m)、1.88 (4H,m)、3.45(1H,s)、3.97(1H,s)、6.09(2H ,s)、7.43(3H,m)、7.71(3H,m)、7.93(1H,d, J=8.2Hz)、8.24(1H,d,J=8.4Hz)、8.42(2H, m)、8.58(1H,d,J=6.2Hz) MS(ES+)m/e 434[MH]+ 元素分析(C27235O) C H N(%) 実験値 75.04 5.25 16.40 計算値 74.81 5.35 16.16 実施例42 6−(1−エチル−2−イミダゾリル)メチルオキシ−3−フェニル−7,8, 9,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3 ,4−a]フタラジン この化合物は、実施例1のステップa)、b)、c)及びd)に記載の手順を 用い、ただしステップd)において2−ピリジルカルビノールの代わりに(Ta saka,Teranishi,Matsushita,Tarnura,Ha yashi,Okanogi及びItoh,Chem.Pharm.Bull. ,1994,42,85の手順により製造した)1−エチル−2−(ヒドロキシ メチル)イミダゾールを用いて製造した。 標記化合物に関するデータ: m.p.=254℃1 H NMR(500MHz,DMSO)δ 1.34(3H,t,J=7.2 Hz)、1.36(4H,m)、1.87(4H,m)、3.28(1H,s) 、3.74(1H,s)、5.58(2H,q,J=7.2Hz)、5.55( 2H,s)、6.96(1H,s)、7.33(1H,s)、7.58(3H, m)、8.50(2H,m) MS(ES+)m/e 401[MH]+ 元素分析(C23246O) C H N(%) 実験値 68.98 6.07 20.74 計算値 68.98 6.04 20.99実施例43 3−フェニル−6−(1−ピラゾリル)メチルオキシ−7,8,9,10−テト ラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a]フタ ラジン この化合物は、実施例1のステップa)、b)、c)及びd)に記載の手順に 用い、ただしステップd)において2−ピリジンカルビノールに代えて(Jul ia,Martinez−Martorell及びElguero,Heter ocycles,1986,24,2233の手順により製造した)1−(ヒド ロキシメチル)ピラゾールを用いて製造した。正確な生成物を得るために、最終 ステップにおいてステップc)の生成物を水素化ナトリウムと同時に添加する必 要があった。 標記化合物に関するデータ: m.p.=196℃1 H NMR(360MHz,DMSO)δ 1.47(4H,m)、1.99 (4H,m)、3.38(1H,s)、3.87(1H,s)、6.51(1H ,m)、6.62(2H,s)、7.73(4H,m)、8.18(1H,m) 、8.60(2H,m) MS(ES+)m/e 373[MH]+ 元素分析(C212ON6O) C H N(%) 実験値 67.73 5.42 22.48 計算値 67.73 5.41 22.57 実施例44 3−フェニル−6−(N−ピロリジニルカルボニル)メチルオキシ−7,8,9 ,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3, 4−a]フタラジン a)N−クロロメチルカルボニルピロリジン 0℃においてピロリジン(5g,0.07mol)のジクロロメタン(100 ml)溶液に、トリエチルアミン(11.8ml,0.084mol)を添加し 、次いでクロロアセチルクロリド(6.2ml,0.077mol)のジクロロ メタン(20ml)溶液を滴下し、2時間撹拌し、放置して室温まで加温した。 反応物を水(2×100ml)、ブライン(1×100ml)で洗浄し、有機層 を乾燥し(MgSO4)、濾過し、蒸発させて、所期生成物(9.8g)を得た 。この生成物を精製することなく使用した。 b)3−フェニル−6−(N−ピロリジニルカルボニル)メチルオキシ−7,8 ,9,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[ 3,4−a]フタラジン この化合物は、実施例35のステップb)に記載の手順を用い、ただしα−ブ ロモ−メタ−トルオニトリルに代えてN−クロロメチルカルボニルピロリジンを 用いて製造した。 標記化合物に関するデータ: m.p.=219−221℃1 H NMR(360MHz,DMSO)δ 1.38(4H,m)、1.77 (2H,m)、1.95(6H,s)、3.30(2H,m)、3.39(1H ,s)、3.44(2H,m)、3.75(1H,s)、5.11(2H,s) 、7.53(3H,m)、8.29(2H,m) MS(ES+)m/e 404[MH]+ 元素分析(C232552) C H N(%) 実験値 68.12 6.23 17.03 計算値 68.47 6.24 17.36実施例45 6−(4−(3−メチル)ピリジル)メチルオキシ−3−フェニル−7,8,9 ,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3, 4−a]フタラジン この化合物は、実施例1のステップa)、b)、c)及びd)に記載の手順を 用い、ただしステップd)において2−ピリジルカルビノールに代えて4−ヒド ロキシチル−3−メチルピリジンを用いて製造した。 標記化合物に関するデータ: m.p.=226℃1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 1.48(4H,m)、1.93 (4H,m)、2.40(3H,s)、3.54(1H,s)、4.00(1H ,s)、5.49(2H,s)、7.39(1H,d,J=5.0Hz)、7. 45(3H,m)、8.31(2H,m)、8.47(2H,d,J=7.SH z) MS(ES+)m/e 399[MH]+ 元素分析(C24235O) C H N(%) 実験値 71.50 6.11 16.50 計算値 71.16 6.00 16.87実施例46 3−フェニル−6−(2−キノリニル)メチルオキシ−7,8,9,10−テト ラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a]フタ ラジン この化合物は、実施例35のステップb)に記載の手順を用い、ただしα−ブ ロモ−メタ−トルオニトリルに代えて2−クロロメチルキノリンを用いて製造し た。 標記化合物に関するデータ: m.p.=203℃1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 1.51(4H,m)、1.95 (4H,m)、3.61(1H,s)、4.00(1H,s)、5.80(2H ,s)、7.44(3H,m)、7.53(2H,m)、7.82(2H,m) 、8.30(4H) MS(ES+)m/e 434[MH]+ 元素分析(C27235O) C H N(%) 実験値 74.92 5.38 15.96 計算値 74.81 5.35 16.16実施例47 6−(2−イミダゾリル)メチルオキシ−3−フェニル−7,8,9,10−テ トラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a]フ タラジン塩酸塩 a)2−(ヒドロキシメチル)−1−[[2−(トリメチルシリル)エトキシ] メチル]イミダゾール 0℃においてメタノール(30ml)中の(Whitten,Matthew s及びMcCarthy,J.Org.Chem.,1986,51,1891 の手順により製造した)1−[[2−(トリメチルシリル)エトキシ]メチル] −1H−イミダゾール−2−カルボキサルデヒド(7.45g)に、撹拌しなが らホウ水素化ナトリウム(0.42g)を添加した。溶液を0℃で40分間撹拌 した。飽和塩化ナトリウム溶液(15ml)を添加し、混合物を室温で15分間 撹拌した。メタノールを真空下で除去し、生じた水溶液を酢酸エチル(3×50 ml)で洗浄した。有機層を合わせ、乾燥し(硫酸ナトリウム)、真空下で濃縮 して、油状物を得た。これは0℃で結晶化した。固体をヘキサンから再結晶して 、1−[[2−(トリメチルシリル)エトキシ]メチル]−2−(ヒドロキシメ チル)イミダゾール を無色の結晶として得た(1.99g)。1 H NMR(250MHz,CDCl3)δ 0.00(9H,s)、0.93 (2H,t,J=8.2Hz)、3.54(2H,t,J=8.2Hz)、4. 73(2H,s)、4.77(2H,br s)、5.39(2H,s)、6. 94(1H,d,J=1.4Hz)、7.00(1H,d,J=1.4Hz) MS(ES)m/e 229[MH]+ b)6−(2−イミダゾリル)メチルオキシ−3−フェニル−7,8,9,10 −テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a ]フタラジン塩酸塩 この化合物は、実施例1のステップa)、b)、c)及びdに記載の手順を用 い、ただしステップd)において2−ピリジルカルビノールに代えて1−[[2 −(トリメチルシリル)エトキシ]メチル]−2−(ヒドロキシメチル)イミダ ゾールを用いて製造した。追加ステップとして、ステップd)の生成物を取り、 この生成物を50℃において5N塩酸中で90分間撹拌してから、蒸発、酢酸エ チル/メタノールからの再結晶を行った。 標記化合物に関するデータ: m.p.=219℃(分解)1 H NMR(360MHz,DMSO)δ 1.42(4H,m)、1.91 (4H,m)、3.51(1H,s)、3.78(1H,s)、5.84(2H ,s)、7.59(3H,m)、7.76(2H,s)、8.23(2H,m) MS(ES+)m/e 373[MH]+ 元素分析(C21206O・2HCl・0.7H2O) C H N(%) 実験値 55.07 5.11 18.22 計算値 55.08 5.15 18.35 実施例48 3−フェニル−6−(2−チアゾリル)メチルオキシ−7,8,9,10−テト ラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a]フタ ラジン この化合物は、実施例1のステップa)、b)、c)及びd)に記載の手順を 用い、ただしステップd)において2−ピリジルカルビノールの代わりに2−ヒ ドロキシメチルチアゾールを用いて製造した。 標記化合物に関するデータ: m.p.=183℃ 1H NMR(360MHz,CDCl3)δ 1.48(4H,m)、1.9 2(4H,m)、3.51(1H,s)、3.99(1H,s)、5.49(2 H,s)、7.52(4H,m)、7.69(2H,m)、7.81(1H,m )、8.35(2H,d,J=7.8HZ) MS(ES+)m/e 390[MH]+ 元素分析(C25215O) C H N(%) 実験値 73.98 5.17 17.37 計算値 73.68 5.19 17.19 実施例49 6−(2−(5−メチル)チアゾリル)メチルオキシ−3−フェニル−7,8, 9,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3 ,4−a]フタラジン この化合物は、実施例1のステップa)、b)、c)及びd)に記載の手順を 用い、ただしステップd)において2−ピリジルカルビノールに代えて2−ヒド ロキシメチル−5−メチルチアゾールを用いて製造した。 標記化合物に関するデータ: m.p.=228℃1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 1.47(4H,m)、1.93 (4H,m)、2.50(3H,s)、3.53(1H,s)、3.99(1H ,s)、5.74(2H,s)、6.95(1H,s)、7.51(3H,m) 、8.45(2H,d,J=7.8Hz) MS(ES+)m/e 404[MH]+ 元素分析(C22215OS) C H N(%) 実験値 65.92 5.30 17.21 計算値 65.49 5.25 17.36 実施例50 6−(2−(4−メチル)チアゾリル)メチルオキシ−3−フェニル−7,8, 9,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3 ,4−a]フタラジン この化合物は、実施例1のステップa)、b)、c)及びd)に記載の手順を 用い、ただしステップd)において2−ピリジルカルビノールに代えて2−ヒド ロキシメチル−4−メチルチアゾールを用いて製造した。 標記化合物に関するデータ: m.p.=165℃1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 1.47(4H,m)、1.92 (4H,m)、2.49(3H,s)、3.52(1H,s)、3.98(1H ,s)、5.70(2H,s)、7.49(4H,m)、8.46(2H,d, J=7.9Hz) MS(ES+)m/e 404[MH]+ 元素分析(C22215OS) C H N(%) 実験値 65.92 5.33 17.09 計算値 65.49 5.25 17.36 実施例51 6−(2−(3,5−ジメチル)ピリジル)メチルオキシ−3−フェニル−7, 8,9,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ [3,4−a]フタラジン この化合物は、実施例1のステップa)、b)、c)及びd)に記載の手順を 用い、ただしステップd)において2−ピリジルカルビノールに代えて(Boe kelheide及びLinn,J.Am.Chem.Soc.,1954, ,1286の手順により製造した)2−ヒドロキシメチル−3,5−ジメチ ルピリジンを用いて製造した。 標記化合物に関するデータ: m.p.=199℃1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 1.46(4H,m)、1.86 (4H,m)、2.34(3H,s)、2.38(3H,s)、3.44(1H ,s)、3.96(1H,s)、5.57(2H,s)、7.39(1H,s) 、7.49(3H,m)、8.31(1H,s)、8.47(2H,d,J=7 .8Hz) MS(ES+)m/e 412[MH]+ 元素分析(C25255O・0.1H2O) C H N(%) 実験値 72.51 6.12 16.86 計算値 72.65 6.15 16.94 実施例52 3−フェニル−6−(2−ピラジニル)メチルオキシ−7,8,9,10−テト ラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a]フタ ラジン この化合物は、実施例35のステップb)に記載の手順を 用い、ただしα−ブロモ−メタ−トルオニトリルに代えて(Jeronimら, Chem.Ber.,1987,120,649−651の手順により製造した )2−クロロメチルピラジンを用いて製造した。 標記化合物に関するデータ: m.p.=215℃1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 1.50(4H,m)、1.94 (4H,m)、3.57(1H,s)、4.00(1H,s)、5.65(2H ,s)、7.51(3H,m)、8.38(2H,d,J=7.8Hz)、8. 63(2H,m)、8.84(1H,s) MS(ES+)m/e 385[MH]+ 元素分析(C22206O) C H N(%) 実験値 68.53 5.24 21.86 計算値 68.73 5.24 21.86実施例53 6−(2−(4,6−ジメチル)ピリジル)メチルオキシ−3−フェニル−7, 8,9,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ [3,4−a]フタラジン この化合物は、実施例1のステップa)、b)、c)及びd)に記載の手順を 用い、ただしステップd)において2−ピリジルカルビノールに代えて(Boe kelheide及びLinn,J.Am.Chem.Soc.,1954, ,1286に記載の手順と同様にして製造した)2−ヒドロキシメチル−4, 6−ジメチルピリジンを用いて製造した。 標記化合物に関するデータ: m.p.=200℃1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 1.48(4H,m)、1.93 (4H,m)、2.34(3H,s)、2.59(3H,s)、3.57(1H ,s)、3.98(1H,s)、5.55(2H,s)、6.98(1H,s) ,7.14(1H,s)、7.51(3H,m),8.43(2H,m) MS(ES+)m/e 412[MH]+ 実施例54 3−フェニル−6−(4−チアゾリル)メチルオキシ−7,8,9,10−テト ラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a]フタ ラジン この化合物は、実施例1のステップa)、b)、c)及びd)に記載の手順を 用い、ただしステップd)において2−ピリジルカルビノールに代えて(Boe kelheide及びLinn,J.Am.Chem.Soc.,1954, ,1286の手順と同様にして製造した)4−ヒドロキシメチルチアゾールを 用いて製造した。 標記化合物に関するデータ: m.p.=219℃1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 1.46(4H,m)、1.89 (4H,m)、3.51(1H,s)、3.97(1H,s)、5.66(2H ,s)、7.52(4H,m)、8.46(2H,d,J=7.8Hz)、8. 88(1H,s) MS(ES+)m/e 390[MH]+ 元素分析(C21195OS) C H N(%) 実験値 64.71 4.90 17.88 計算値 64.76 4.91 17.98 実施例55 6−(2−(5,6−ジメチル)ピリジル)メチルオキシ−3−フェニル−7, 8,9,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ [3,4−a]フタラジン この化合物は、実施例1のステップ),b),c)及びd)に記載の手順を用 い、ただしステップd)において2−ピリジルカルビノールに代えて(WO 9 3/21158に記載のように製造した)2−ヒドロキシメチル−5,6−ジメ チルピリジンを使用して製造した。 標記化合物に関するデータ: m.p.=250℃1 H NMR(360MHz,CD3OD)δ 1.58(4H,m)、2.10 (4H,m)、2.56(3H,s)、2.84(3H,s)、3.71(1H ,s)、3.83(1H,s)、5.95(2H,s)、7.75(3H,s) 、8.05(1H,d,J=8.06Hz)、8.39(3H,s) MS(ES+)m/e 412[MH]+ 元素分析(C25255O・1.9HCl) C H N(%) 実験値 62.62 5.44 14.39 計算値 62.46 5.64 14.53 実施例56 6−(4−メチル−2−イミダゾリル)メチルオキシ−3−フェニル−7,8, 9,10−テトロヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3 ,4−a]フタラジン塩酸塩 a)2−(ヒドロキシメチル)−4−メチル−1−[[2−(トリメチルシリル )エトキシ]メチル]イミダゾール及び2−(ヒドロキシメチル)−5−メチル −l−[[2−(トリメチルシリル)エトキシ]メチル]イミダゾール この化合物の混合物は、1−[[2−(トリメチルシリル)エトキシ]メチル ]−2−(ヒドロキシメチル)イミダゾール(実施例47のステップa)参照) と同様にして製造した。4−及び5−メチル置換異性体は、ケイ素保護基を除去 すると所望生成物を生ずるので両化合物を分離しようとはしなかった。 1−[[2−(トリメチルシリル)エトキシ]メチル]−4(5)−メチル−2 −(ヒドロキシメチル)イミダゾールに関するデータ:1 H NMR(250MHz,CDCl3)δ 0.00(9H,s)、0.91 (2H,m)、2.18及び2.25(3H,2×s)、3.53(2H,m) 、3.53(2H,m)、4.66及び4.68(2H,2×s)、5.30及 び5.33(2H,2×s)、6.65及び6.69(1H,2×s) MS(ES+)m/e 243[MH]+ b)6−(4−メチル−2−イミダゾリル)メチルオキシ−3−フェニル−7, 8,9,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ [3,4−a]フタラジン塩酸塩 この化合物は、実施例1のステップa)、b)、c)及びd)に記載の手順を 用い、ただしステップd)において2−ピリジンカルビノールに代えて実施例5 6のステップa)の生成物を用いて製造した。追加のステップとして、ステップ d)の生成物を取り、これを50℃において5N−塩酸中で90分間撹拌してか ら、蒸発及びエタノール/酢酸エチルからの再結晶を行 った。 標記化合物に関するデータ: m.p.=220℃(分解)1 H NMR(360MHz,DMSO)δ 1.43(4H,m)、1.91 (4H,m)、2.29(3H,s)、3.50(1H,s)、3.77(1H ,s)、5.80(2H,s)、7.43(1H,s)、7.59(3H,m) 、8.28(2H,m) MS(ES+)m/e 387[MH]+ 元素分析(C22226O・2HCl・1.8H2O・0.2C482) C H N(%) 実験値 54.0 6.0 16.5 計算値 53.76 5.78 16.48 実施例57 3−フェニル−6−(4−ピリミジニル)メチルオキシ−7,8,9,10−テ トラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a]フ タラジン この化合物は、実施例35のステップb)に記載の手順を 用い、ただしα−ブロモ−メタ−トルオニトリルに代えて(Jeronimら, Chem.Ber.,1987,120,649−651の手順により製造した )4−クロロメチルピリミジンを用いて製造した。 標記化合物に関するデータ: m.p.=194℃1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 1.51(4H,m)、1.96 (4H,m)、3.59(1H,s)、4.01(1H,s)、5.58(2H ,s)、7.49(4H,m)、8.33(2H,d,J=7.8Hz)、8. 81(1H,m)、9.26(1H,s) MS(ES+)m/e 385[MH]+ 元素分析(C22206O) C H N(%) 実験値 68.64 5.29 21.58 計算値 68.73 5.24 21.86 実施例58 6−(4−(2−エチル)チアゾリル)メチルオキシ−3−フェニル−7,8, 9,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ−1,2,4−トリアゾロ[3, 4−a]フタラジン塩酸塩 この化合物は、実施例35のステップb)に記載の手順を用い、ただしα−ブ ロモ−メタ−トルオニトリルに代えて4−クロロメチル−2−エチルチアゾール を用いて製造した。 標記化合物に関するデータ: m.p.=168℃1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 1.46(7H,m)、1.99 (4H,m)、3.13(2H,t,J=7.6Hz)、3.66(1H,s) 、4.53(1H,s)、5.67(2H,s)、7.42(1H,s)、7. 62(3H,m)、8.45(2H,m) MS(ES+)m/e 418[MH]+ 元素分析(C23235OS・HCl・0.5H2O) C H N(%) 実験値 59.66 5.32 14.90 計算値 59.67 5.44 15.12 実施例59 6−(6−クロロ−3−ピリダジニル)メチルオキシ−3−フェニル−7,8, 9,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3 ,4−a]フタラジン この化合物は、実施例35のステップb)に記載の手順を用い、ただしα−ブ ロモ−メタ−トルオニトリルに代えて(Jeronimら,Chem.Ber. ,1987,120,649−651の手順により製造した)3−クロロメチル −6−クロロピリダジンを用いて製造した。 標記化合物に関するデータ: m.p.=206℃1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 1.51(4H,m)、1.94 (4H,m)、3.51(1H,s)、4.00(1H,s)、5.81(2H ,s)、7.51(4H,m)、7.67(1H,d,J=8.8Hz)、8. 34(2H,d,J=7.7Hz) MS(ES+)m/e 419[MH]+ 元素分析(C2219ClN6O・0.1H2O) C H N(%) 実験値 62.95 4.43 19.60 計算値 62.81 4.60 19.98実施例60 6−(2−イミダゾリル)メチルオキシ−3−(4−メチルフェニル)−7,8 ,9,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[ 3,4−a]フタラジン塩酸塩 この化合物は、実施例1のステップa)、b)、c)及びd)に記載の手順を 用い、ただしステップc)においてベンゾイルヒドラジンに代えて4−トルイル 酸ヒドラジドを用いて、またステップd)において2−ピリジルカルビノールに 代えて(実施例47のステップa)に記載のように製造した)1−[[2−(ト リメチルシリル)エトキシ]メチル]−2−(ヒドロキシメチル)イミダゾール を用いて製造した。追加のステップとして、ステップd)の生成物を取り、それ を50℃において5N−塩酸中で90分間撹拌してから、蒸発及びエタノール/ 酢酸エチルからの再結晶を行った。 標記化合物に関するデータ: m.p.=214℃(分解)1 H NMR(360MHz,DMSO)δ 1.42(4H,m)、1.91 (4H,m)、2.43(3H,s)、3.51 (1H,s)、3.78(1H,s)、5.86(2H,s)、7.43(2H ,d,J=8.1Hz)、7.76(2H,s)、8.12(2H,d,J=8 .2Hz) MS(ES+)m/e 387[MH]+ 元素分析(C22226O・2HCl・1.5H2O) C H N(%) 実験値 54.64 5.72 16.94 計算値 54.33 5.60 17.28 実施例61 6−(4−ヒドロキシメチルフェニル)メチルオキシ−3−フェニル−7,8, 9,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3 ,4−a]フタラジン この化合物は、以下の方法を使用して迅速アナログライブラリーの一部として 製造した。窒素下、隔膜でシールした粉砕ガラスジョイントを有する試験管に入 れた4−ヒドロキシメチルベンジルアルコール(200mg)に、6−クロロ− 3−フェニル−7,8,9,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1, 2,4−トリアゾロ[3,4−a]フタラジン(50mg)のジメチルホルムア ミド(1.5ml)溶液、ヘキサン 中1モル溶液としてリウチムビス(トリメチルシリル)アミド(0.5ml)を 順次添加した。反応物を室温で18時間撹拌した。TLCで反応の完了を確認し たら、混合物を水(10ml)に注ぎ、生じた沈殿を濾過により単離し、80℃ で真空オーブンで乾燥して、標記化合物(48mg)を得た。その特性をマスス ペクトル法及びHPLCにより調べた。 MS(ES+)m/e 413[MH]+ HPLC>98%(Hichrom S5ODS2、23cmカラムを用いてH P1090に流した。流速は1ml/分とし、移動相は50%アセトニトリル/ pH3.5のリン酸緩衝液とした。) 実施例62 6−(4−ヒドロキシブチル)オキシ−3−フェニル−7,8,9,10−テト ラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a]フタ ラジン この化合物は、実施例61に記載の手順を用い、ただし4−ヒドロキシメチル ベンジルアルコールに代えて1,4−ジヒドロキシブタンを用いて製造した。 標記化合物に関するデータ: MS(ES+)m/e 365[MH]+ HPLC>99%(Hichrom S5ODS2、23cmカラムを用いてH P1090に流した。流速は1ml/分とし、移動相は50%アセトニトリル/ pH3.5のリン酸緩衝液とした。) 実施例63 6−シス/トランス−(4−ヒドロキシメチルシクロヘキシル)メチルオキシ− 3−フェニル−7,8,9,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1, 2,4−トリアゾロ−[3,4−a]フタラジン この化合物は、実施例61に記載の手順を用い、ただし4−ヒドロキシメチル ベンジルアルコールに代えてシス/トランス−1,4−ジヒドロキシメチルシク ロヘキサンを用いて製造した。 標記化合物に関するデータ: MS(ES+)m/e 419[MH]+ HPLC 82%及び17%(Hichrom S5ODS2、23cmカラム を用いてHP1090に流した。流速は1ml/分とし、移動相は50%アセト ニトリル/pH3.5のリン酸緩衝液とした。)実施例64 6−(3−ヒドロキシメチルフェニル)メチルオキシ−3−フェニル−7,8, 9,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3 ,4−a]フタラジン この化合物は、実施例61に記載の手順を用い、ただし4−ヒドロキシメチル ベンジルアルコールに代えて3−ヒドロキシメチルベンジルアルコールを用いて 製造した。 標記化合物に関するデータ: MS(ES+)m/e 413[MH]+ HPLC>99%(Hichrom S5ODS2,23cmカラムを用いてH P1090に流した。流速は1ml/分とし、移動相は50%アセトニトリル/ pH3.5のリン酸緩衝液とした。) 実施例65 6−(1−メチル−1,2,4−トリアゾル−3−イル)メチルオキシ−3−フ ェニル−7,8,9,10−テトラヒドロ−7,10−エタノ)−1,2,4− トリアゾロ[3,4−a]フタラジン この化合物は、実施例1のステップa)、b)、c)及びd) に記載の手順を用い、ただしステップd)において2−ピリジルカルビノールに 代えて(EP−A−421210に記載の条件を用いて製造した)(1−メチル −1H−1,2,4−トリアゾル−3−イル)メタノールを用いて製造した。 標記化合物に関するデータ: m.p.=237℃1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 1.47(4H,m)、1.88 (4H,m)、3.51(1H,s)、3.96(4H,s)、5.54(2H ,s)、7.50(3H,m)、8.07(1H,s)、8.52(2H,d, J=7.8Hz) MS(ES+)m/e 388[MH]+ 元素分析(C21217O) C H N(%) 実験値 64.90 5.38 25.18 計算値 65.10 5.46 23.51 実施例66 6−(2−メチル−1,2,4−トリアゾル−3−イル)メチルオキシ−3−フ ェニル−7,8,9,10−テトラヒドロ−7,10−エタノ)−1,2,4− トリアゾロ[3,4−a]フタラジン この化合物は、実施例1のステップa)、b)、c)及びd)に記載の手順を 用い、ただしステップd)において2−ピリジルカルビノールに代えて(EP− A−421210に記載の手順を用いて製造した)(2−メチル−2H−1,2 ,4−トリアゾル−3−イル)メタノールを用いて製造した。 標記化合物に関するデータ: m.p.=270℃1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 1.46(4H,m)、1.93 (4H,m)、3.45(1H,s)、3.96(3H,s)、3.99(1H ,s)、5.62(2H,s)、7.52(3H,m)、7.94(1H,s) 、8.39(2H,d,J=7.8Hz) MS(ES+)m/e 388[MH]+ 元素分析(C21217O) C H N(%) 実験値 65.40 5.47 25.29 計算値 65.10 5.46 23.51実施例67 3−フェニル−6−(3−シクロプロピルメチルオキシ−2−ピリジル)メチル オキシ−7,8,9,10−テトラヒドロ−7,10−エタノ)−1,2,4− トリアゾロ[3,4−a]フタラジン a)3−シクロプロピルメチルオキシ−2−ヒドロキシメチルピリジン 水酸化カリウム(5.2g,0.093mol)を窒素下で粉末になるまで粉 砕し、DMSO(30ml)に添加し、窒素下室温で20分間撹拌した。混合物 を0℃に冷却し、3−ヒドロキシ−2−ヒドロキシメチルピリジン塩酸塩(5. 0g,0.031mol)を添加した。スラリーを0℃で1時間撹拌してから、 シクロプロピルメチルブロミド(3.01ml,4.2g,0.031mol) を添加した。混合物を放置して室温に加温し、窒素下一晩撹拌した。水(100 ml)を添加し、生じた溶液を塩酸(5N)を用いてpH1の酸性にした。溶液 をジクロロメタン(3×100ml)で洗浄し、水酸化ナトリウム溶液(4N) を用いてpH14の塩基性とし、再びジクロロメタン(3×100ml)で洗浄 した。2回目の抽出で 生じた有機層を合わせ、水(1×100ml)及び飽和塩化ナトリウム溶液(1 ×100ml)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、真空下で濃縮して、3− シクロプロピルメチルオキシ−2−ヒドロキシメチルピリジンを暗褐色固体とし て得た(2.40g)。1 H NMR(250MHz,CDCl3)δ 0.35(2H,m)、0.65 (2H,m)、1.26(1H,m)、3.85(2H,d,J=6.8Hz) 、4.33(1H,br s)、4.77(2H,s)、7.13(2H,m) 、8.13(2H,m) MS(ES+)m/e 180[MH]+ b)3−フェニル−6−(3−シクロプロピルメチルオキシ−2−ピリジル)メ チルオキシ−7,8,9,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2 ,4−トリアゾロ[3,4−a]フタラジン この化合物は、実施例1のステップa)、b)、c)及びd)に記載の手順を 用い、ただしステップd)において2−ピリジルカルビノールに代えて3−シク ロプロピルメチルオキシ−2−ヒドロキシメチルピリジンを用いて製造した。 標記化合物に関するデータ: m.p.=213℃1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 0.28(2H,m)、0.53 (2H,m)、1.17(1H,m)、1.47(4H,m)、1.88(4H ,m)、3.50(1H,s)、3.88(2H,d,J=6.7Hz)、3. 96(1H,s)、5.67(2H,s)、7.26(2H,m)、7.47( 3H,m)、8.22(1H,m)、8.46(2H,d,J=6.6Hz) MS(ES+)m/e 454[MH]+ 元素分析(C272752) C H N(%) 実験値 71.43 5.98 15.39 計算値 71.50 6.00 15.44 実施例68 3−フェニル−6−(3−エトキシ−2−ピリジル)メチルオキシ−7,8,9 ,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2.4−トリアゾロ[3, 4−a]フタラジン a)3−エトキシ−2−ヒドロキシメチルピリジン この化合物は、実施例67のステップa)に記載の手順を用い、ただしシクロ プロピルメチルブロミドの代わりにヨードエタンを用いて製造した。1 H NMR(250MHz,CDCl3)δ 1.44(3H,t,J=7.0 Hz)、4.06(2H,q,J=7.0Hz)、4.75(2H,s)、7. 16(2H,m)、8.14(1H,m) MS(ES+)m/e 154[MH]+ b)3−フェニル−6−(3−エトキシ−2−ピリジル)メチルオキシ−7,8 ,9,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[ 3,4−a]フタラジン この化合物は、実施例1のステップa)、b)、c)及びd)に記載の手順を 用い、ただしステップd)において2−ピリジルカルビノールに代えて3−エト キシ−2−ヒドロキシメチルピリジンを用いて製造した。 標記化合物に関するデータ: m.p.=230℃1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 1.38(3H,t,J=7Hz )、1.44(4H,m)、1.88(4 H,m)、3.50(1H,t,J=2.6HZ)、3.96(1H,t,J= 2.6Hz)、4.10(2H,q,J=6.9Hz)、5.64(2H,s) 、7.26(2H,m)、7.49(3H,m)、8.23(1H,m)、8. 45(2H,m) MS(ES+)m/e 428[MH]+ 元素分析(C252552) C H N(%) 実験値 70.50 5.93 16.41 計算値 70.24 5.89 16.38 実施例69 6−(6−メチルピリジン−2−イル)メチルオキシ−3−フェニル−1,2, 4−トリアゾロ[3,4−a]フタラジン a)2−アセトキシメチル−6−メチルピリジン 無水酢酸(23ml)を110℃に加熱し、2,6−ルチジン−N−オキシド (20g)を1時間を要して滴下した。溶液を110℃で5時間加熱した。冷却 後、粗混合物を蒸留して、2−アセトキシメチル−6−メチルピリジン(18. 4g,15mmHgでのb.p.=110−120℃)を得た。 b)2−ヒドロキシメチル−6−メチルピリジン 2−アセトキシメチル−6−メチルピリジン(5g)を飽和塩酸のメタノール 溶液(250ml,メタノール225mlにアセチルクロリド25mlを添加し て製造した)に添加した。反応混合物を室温で18時間撹拌した。溶媒を真空下 で除去し、残渣をジクロロメタン(100ml)に溶解させ、2N−水酸化ナト リウム溶液(3×50ml)で洗浄した。合わせた有機層をブライン(1×20 0ml)で洗浄後、乾燥し(MgSO4)、濾過し、蒸発させて、所期生成物を 油状物(2.6g)として得た。1 H NMR(250MHz,CDCl3)δ 2.54(3H,s)、3.80 (1H,bs)、4.72(2H,s)、7.04(2H,d,J=7.7Hz )、7.57(1H,t,J=7.7Hz) c)l−クロロ−4−ヒドラジノフタラジン塩酸塩 80℃においてヒドラジン水和物(40ml)のエタノール(120ml)溶 液を撹拌しながら、該溶液に1,4−ジクロロフタラジン(20g)を添加した 。この反応混合物を80℃で0.5時間撹拌してから、放冷し、生成物を濾過に より集め、 真空下で乾燥して、1−クロロ−4−ヒドラジノフタラジン塩酸塩(14.6g )を得た。1 H NMR(250MHz,DMSO)δ 4.64(2H,vbs)、7. 2(1H,vbs)、7.92(4H,bm) d)6−クロロ−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a]フタラ ジン 1−クロロ−4−ヒドラジノフタラジン塩酸塩(10g)のジオキサン(22 0ml)溶液に、トリエチルアミン(7.24ml)及びベンジルクロリド(6 .04ml)を添加した。この混合物を窒素下8時間還流加熱した。冷却後、反 応混合物を真空下で濃縮し、得られた固体を濾過により集め、水及びジエチルエ ーテルで洗浄し、真空下で乾燥して、標記化合物(12.0g)を得た。1 H NMR(250MHz,DMSO)δ 7.60(3H,m)、8.00 (1H,t,J=8.4Hz)、8.19(1H,t,J=8.4Hz)、8. 31(3H,m)、8.61(1H,d,J=6.3Hz) e)6−(6−メチルピリジン−2−イル)メチルオキシ−3−フェニル−1, 2,4−トリアゾロ[3,4−a]フタラジン 窒素下2−ヒドロキシメチル−6−メチルピリジン(実施例67のステップb ),0.5g)の無水ジメチルホルムアミド(20ml)溶液に、水素化ナトリ ウム(油中60%分散液107mg)を添加し、反応混合物を室温で0.5時間 撹拌した。この混合物に6−クロロ−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[ 3,4−a]フタラジン(実施例67のステップd),330mg)を添加し、 溶液を80℃で0.25時間加熱した。冷却後、溶媒を真空下で除去し、残渣を ジクロロメタン(30ml)に溶解し、水及びブラインで洗浄した。乾燥(Mg SO4)後、溶液を濾過し、蒸発させて、所期生成物を得、これを酢酸エチルと ヘキサンの混合物から再結晶して、標記化合物(210mg)を得た。 m.p.=186−187℃1 H NMR(360MHz,DMSO)δ 2.52(3H,s)、5.65 (2H,s)、7.25(1H,d,J=7.7Hz)、7.49(1H,d, J=7.7Hz)、7.58(3H,m)、7.76(1H,t,J=7.7H z)、7.94(1H,t,J=7.6Hz)、8.08(1H,t,J=7. 7Hz)、8.30(3H,m)、8.58(1H,d,J= 7.6Hz) MS(ES+)m/e 368[MH]+ 元素分析(C22175O・H2O) C H N(%) 実験値 71.32 4.44 18.53 計算値 71.22 4.73 18.88 実施例70 6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−3, 7−ジフェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン この化合物は、実施例2のステップd)に記載の手順と同様にして、ただし2 −ピリジルカルビノールに代えて(実施例65に記載のように製造した)(1− メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イル)メタノールを用いて82% の収率で製造した。この場合、反応混合物を、酢酸エチルと水に分配した。この とき層の分離を助けるために飽和水性NaClを添加した。水性層を更に酢酸エ チルで抽出し、合わせた有機層を乾燥し(Na2SO4)、真空下で蒸発させた。 残渣をフラシュクロマトグラフィー(シリカゲル,2%MeOH/CH2 Cl2)により精製し、EtOAc−CH2Cl2から再結晶した。 標記化合物に関するデータ: m.p.=229−233℃1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 3.92(3H,s)、5.61 (2H,s)、7.45−7.59(6H,m)、7.68(2H,dd,J= 7.9,J’=1.6Hz)、8.03(1H,s)、8.05(1H,s)、 8.55(2H,m) MS(ES+)m/e 384[MH]+ 元素分析(C21177O) C H N(%) 実験値 66.05 4.34 25.68 計算値 65.79 4.47 25.57 実施例71 6−(2−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−3, 7−ジフェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]リダジン この化合物は、実施例2のステップd)に記載の手順と同様 にして、ただし2−ピリジルカルビノールに代えて(実施例66に記載のように 製造した)2−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル−3−イル)メタノール を用いて40%の収率で製造した。 標記化合物に関するデータ: m.p.=198−202℃1 H NMR(360MHz,CDC3)δ 3.74(3H,s)、5.67( 2H,s)、7.47−7.61(8H,m)、7.90(1H,s),8.0 8(1H,s)、8.42(2H,m) MS(ES+)m/e 384[MH]+ 元素分析(C21177O・0.7H2O) C H N(%) 実験値 63.70 4.45 24.59 計算値 63.69 4.68 24.75 実施例72 3,7−ジフェニル−6−(2H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ )−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン a)[2−(2−(トリメチルシラニル)エトキシメチル)−2H−1,2,4 −トリアゾル−3−イル]メタノール (Fuginaら,Heterocycles,1992,303−314に 記載の通り製造した)1−(2−(トリメチルシラニル)エトキシメチル)−1 H−1,2,4−トリアゾール(6.57g)をTHF(110ml)に溶解し 、−70℃に冷却してから、温度を−70℃に維持しながらブチルリチウム(ヘ キサン中1.6M溶液23.12ml)を15分間を要して滴下した。1時間後 、DMF(2.4ml,1mol当量)を添加し、反応混合物を30分間を要し て0℃に加温した。飽和塩化アンモニウム溶液(300ml)を添加し、混合物 を酢酸エチル(2×300ml)で抽出した。有機層を乾燥し(Na2SO4)、 濾過し、真空下で濃縮して、透明油状物(6.5g)を得た。この油状物をメタ ノール(120ml)に溶解し、ホウ水素化ナトリウム(1.08ml,1mo l当量)を20分間を要して少しずつ添加した。1時間後、溶媒を真空下で除去 し、残渣を水(50ml)とジクロロメタン(2×100ml)に分配した。合 わせた有機層をブライン(1×30ml)で洗浄し、乾燥し(Na2SO4)、濾 過し、真空 下で濃縮して、透明油状物を得た。この油状物をジクロロメタン中0〜4%メタ ノールを溶離液とするシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、所期化合 物(5g)を透明油状物として得た。1 H NMR(250MHz,CDCl3)δ 0.00(9H,s)、0.93 (2H,t,J=8.2Hz)、3.63(2H,t,J=8.2Hz)、4. 87(2H,s)、4.11(1H,br s)、5.28(2H,s)、7. 85(1H,s) b)3,7−ジフェニル−6−[2−(2−(トリメチルシラニル)エトキシメ チル)−2H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ]−1,2,4−ト リアゾロ[4,3−b]ピリダジン この化合物は、実施例2のa)、b)、c)及びd)に記載の手順を用い、た だし2−ピリジルカルビノールの代わりに実施例72のステップa)の生成物を 用いて製造した。1 H NMR(250MHz,CDCl3)δ 0.00(9H,s)、0.83 (2H,t,J=8.2Hz)、3.55(2H,t,J=8.2Hz)、5. 46(2H,s)、 5.78(2H,s)、7.55−7.68(SH,m)、8.00(1H,s )、8.15(1H,s)、8.45(2H,d,J=7.8Hz) b)3,7−ジフェニル−6−(2H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメト キシ)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン 実施例72のステップb)の生成物(0.68g)を2N−塩酸(21ml) と共にエタノール(10ml)に懸濁させ、65℃で5.5時間加熱した。飽和 炭酸ナトリウム溶液を固体が沈殿するまで滴下し、沈殿を焼結濾過器を用いて濾 過により集め、水で数回洗浄した。固体をメタノールから再結晶して、所期生成 物を得た(0.245g)。 m.p.=248℃1 H NMR(360MHz,d6−DMSO)δ 5.61(2H,s)、7. 48−7.63(6H,m)、7.44−7.77(2H,m)、8.40(4 H,m)、14.13(1H,br s) MS(ES+)m/e 370[MH]+ 元素分析(C20157O) C H N(%) 実験値 65.02 4.04 26.35 計算値 65.03 4.09 26.54 実施例73 6−(2−メチル−2H−テトラゾル−5−イルメトキシ)−3,7−ジフェニ ル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]−ピリダジン a)3,7−ジフェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]−ピリダジン −6−オン (実施例2のステップc)の)6−クロロ−3,7−ジフェニル−1,2,4 −トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(1.02g,3.34mmol)の1 ,4−ジオキサン(60ml)及び水(12ml)溶液に、4M−水性NaOH (4.17ml,16.7mmol)を添加し、溶液を磁気撹拌しながら7.5 時間還流加熱した。次いで、混合物を真空下で濃縮し、水性残渣を水(200m l)とジエチルエーテル(100ml)に分配した。次いで、水性層を、pHが 約3になるまで5M−水性HClで酸性化した。沈殿した固体を濾過により集め 、水、次いでヘキサンで洗浄し、真空下60°で乾燥して、標記化合 物0.8885g(92%)を白色固体として得た。1 H NMR(360MHz,d6−DMSO)δ 7.47−7.63(6H, m)、7.71(2H,dd,J=8.0,J=1.8Hz)、8.31(1H ,s)、8.46(2H,m)、12.80(1H,br s) MS(ES+)m/e 289[MH]+ b)6−(2−メチル−2H−テトラゾル−5−イルメトキシ−3,7−ジフェ ニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]−ビリダジン 無水DMF(5ml)中の実施例73のステップa)の生成物(0.15g, 0.52mmol)に、水素化ナトリウム(油中60%分散液,31.2mg, 0.780mmol)を添加し、混合物を窒素下室温で45分間、次いで80℃ で更に20分間撹拌した。放冷後、5−クロロメチル−2−メチル−2H−テト ラゾール(Moderhack,D.,Chem.Ber.,1975,108 ,887−896)(0.103g,0.780mmol)の無水DMF(4m l)溶液を添加し、混合物を窒素下室温で1.5時間、次いで80℃で17時間 撹拌した。その後、混合物を水(30ml)と酢酸エチル(40 ml)に分配した。水性層を更に酢酸エチル(9×40ml)で抽出し、合わせ た有機抽出物を乾燥し(MgSO4)、真空下で蒸発させた。残渣をEtOAc −CH2Cl2−MeOHから再結晶して、標記化合物0.1002g(50%) を白色固体として得た。 m.p.=228−233℃1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 4.36(3H,s)、5.79 (2H,s)、7.47−7.60(8H,m)、8.07(1H,s)、8. 48(2H,m) MS(ES+)m/e 385[MH]+ 元素分析(C20168O・0.17H2O) C H N(%) 実験値 62.01 4.13 28.92 計算値 62.00 4.25 28.92 実施例74 3,7−ジフェニル−6−(2−プロピル−2H−1,2,4−トリアゾル−3 −イルメトキシ)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン a)3−及び5−(tert−ブチルジメチルシラニルオキシメチル)−1−プ ロピル−1H−1,2,4−トリアゾール 無水DMF(100ml)中の水素化ナトリウム(油中60%分散液,1.5 g,37.5mmol)及ひ1−ヨードプロパン(4.4ml,45mmol) の混合物を窒素下0℃に冷却し、撹拌しなから該混合物に(EP−A−4212 10に記載のように製造した)3−(ter−t−ブチルジメチルシラニルオキ シメチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(8.0g,37.5mmol) の無水DMF(25ml)溶液を10分間を要して滴下した。混合物を窒素下0 ℃で25分間撹拌し、更に水素化ナトリウム(油中60%分散液,0.45g, 11.3mmol)を添加し、混合物を更に30分間撹拌した。次いで、水(3 00ml)を添加し、混合物を酢酸エチル(3×100ml)で抽出した。合わ せた有機抽出物をブライン(100ml)て洗浄し、乾燥(Na2SO4)し、真 空下で蒸発させた。残渣をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル,40〜 50%EtOAc/ヘキサン及びアルミナ,15%EtOAc/ヘキサン)によ り精製して、5−(ter−t−ブチルジメチルシラニルオキシメチル)−1− プロピル−1H−1,2,4−トリアゾール4.10g(43%)及び3−(t ert−ブチルジメチルシラニルオキシメチル)−1−プロピル−1H− 1,2,4−トリアゾール2.97g(31%)を無色油状物として得た。3−(tert−ブチルジメチルシラニルオキシメチル)−1−プロピル−1H −1,2,4−トリアゾール: 1 H NMR(250MHz,CDCl3)δ 0.12(6H,s)、0.92 (9H,s)、0.93(3H,t,J=7.3Hz)、1.91(2H,se xtet,J=7.3Hz)、4.09(2H,t,J=7.1Hz)、4.7 7(2H,s)、8.03(1H,s)5−(tert−ブチルジメチルシラニルオキシメチル)−1−プロピル−1H −1,2,4−トリアゾール: 1 H NMR(250MHz,CDCl3)δ 0.10(6H,s)、0.90 (9H,s)、0.95(3H,t,J=7.4Hz)、1.92(2H,se xtet,J=7.4Hz)、4.19(2H,m)、4.84(2H,s)、 7.81(1H,s) b)(2−プロピル−2H−1,2,4−トリアゾル−3−イル)メタノール (ステップa)の)5−(tert−ブチルジメチルシラニ ルオキシメチル)−1−プロピル−1H−1,2,4−トリアゾール(4.10 g,16.1mmol)のエタノール(18ml)及びメタノール(36ml) 溶液に、4M−水性NaOH(6ml,24mmol)を添加し、混合物を室温 で19時間、次いで45℃で更に5時間撹拌した。溶媒を真空下で除去し、残渣 をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル,EtOAc→10%MeOH/ CH2Cl2)により精製して、標記化合物1.976g(87%)を淡黄色油状 物として得た。1 H NMR(250MHz,CDCl3)δ 0.95(3H,t,J=7.4 Hz)、1.91(2H,sextet,J=7.4Hz)、4.16(2H, t,J=7.3Hz)、4.76(2H,s)、7.81(1H,s) c)3,7−ジフェニル−6−(2−プロピル−2H−1,2,4−トリアゾル −3−イルメトキシ)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン この化合物は、実施例2のステップd)に記載の手順と同様にして、ただし2 −ピリジルカルビノールに代えて(ステップb)の)(2−プロピル−2H−1 ,2,4−トリアゾル−3−イル)メタノールを用いて製造した。 標記化合物に関するデータ: m.p.=211−213℃1 H NMR(250MHz,CDCl3)δ 0.68(3H,t,J=7.4 Hz)、1.65(2H,sextet,J=7.4Hz)、3.96(2H, t,J=7.4Hz)、5.66(2H,s)、7.45−7.63(8H,m )、7.93(1H,s)、8.09(1H,s)、8.46(2H,m) MS(ES+)m/e 412[MH]+ 元素分析(C23217O) C H N(%) 実験値 66.75 4.82 23.60 計算値 67.14 5.14 23.83 実施例75 3,7−ジフェニル−6−(1−プロピル−1H−1,2,4−トリアゾル−3 −イルメトキシ)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン a)(1−プロピル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イル)メタノール (実施例74のステップa)の)3−(tert−ブチルジメチルシラニルオ キシメチル)−1−プロピル−1H−1,2,4−トリアゾール(2.97g, 11.6mmol)のエタノール(13ml)及びメタノール(26ml)溶液 に、4M−水性NaOH(4.3ml,17.4mmol)を添加し、混合物を 45℃で2日間撹拌した。溶媒を真空下で除去し、残渣をフラッシュクロマトグ ラフィー(シリカゲル,EtOAc→10%MeOH/CH2Cl2)により精製 して、標記化合物1.509g(92%)を白色固体として得た。1 H NMR(250MHz,CDCl3)δ 0.94(3H,t,J=7.4 Hz)、1.92(2H,sextet,J=7.4Hz)、4.10(2H, t,J=7.1Hz)、4.76(2H,s)、8.01(1H,s) b)3,7−ジフェニル−6−(1−プロピル−1H−1,2,4−トリアゾル −3−イルメトキシ)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン この化合物は、実施例2のステップd)に記載の手順と同様にして、ただし2 −ピリジルカルビノールに代えて(ステップa)の)(1−プロピル−1H−1 ,2,4−トリアゾル−3 −イル)メタノールを用いて70%の収率で製造した。 標記化合物に関するデータ: mp=212−214℃1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 0.90(3H,t,J=7.4 Hz)、1.90(2H,sextet,J=7.3Hz)、4.10(2H, t,J=7.0Hz)、5.62(2H,s)、7.45−7.58(6H,m )、7.68(2H,m)、8.03(1H,s),8.06(1H,s)、8 .56(2H,m) MS(ES+)m/e 412[MH]+ 元素分析(C23217O) C H N(%) 実験値 67.51 5.01 23.86 計算値 67.14 5.14 23.83実施例76 6−(1−メチル−1H−イミダゾル−4−イルメトキシ)−3,7−ジフェニ ル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン a)4−及び5−(tert−ブチルジメチルシラニルオキシメチル)−1−メ チル−1H−イミダゾール 5−(tert−フチルジメチルシラニルオキシメチル)−1H−イミダゾー ル(Amino,Y.;Eto,H.;Eguchi,C.,Chem.Pha rm.Bull.,1989,37,1481−1487)(3.158g,1 4.9mmol)の無水THF(25ml)溶液を窒素下−78℃に冷却し、該 溶液に1.6M−ブチルリチウムのヘキサン溶液(10.2ml,16.4mm ol)を添加した。混合物を窒素下−78℃で30分間撹拌してから、ヨードメ タン(0.97ml,15.6mmol)を添加した。混合物を室温に加温し、 5時間撹拌した。次いで、水(150ml)を添加し、混合物をジエチルエーテ ル(150ml)で抽出した。有機抽出物をブラインで洗浄し、乾燥し(MgS O4)、真空下で蒸発させた。残渣をフラッシュクロマトグラフィー(アルミナ ,40%EtOAc/ヘキサン)により精製して、4−(tert−ブチルジメ チルシラニルオキシメチル)−1−メチル−1H−イミダゾール0.4732g (14%)及び5−(tert−ブチルジメチルシラニルオキシメチル)−1− メチル−1H−イミダゾール1.463g(43%)を得た。4−(tert−ブチルジメチルシラニルオキシメチル)−1−メチル−1H− イミダゾール: 1 H NMR(250MHz,CDCl3)δ 0.11(6H,s)、0.93 (9H,s)、3.65(3H,s)、4.68(2H,s)、6.80(1H ,s)、7.35(1H,s)5−(tert−ブチルジメチルシラニルオキシメチル)−1−メチル−1H− イミダゾール: 1 H NMR(250MHz,CDCl3)δ 0.05(6H,s)、0.88 (9H,s)、3.67(3H,m)、4.65(2H,s)、6.90(1H ,s)、7.41(1H,s) b)(1−メチル−1H−イミダゾル−4−イル)メタノール (ステップa)の)4−(tert−ブチルジメチルシラニルオキシメチル) −1−メチル−1H−イミダゾール(0.4732g,2.09mmol)のエ タノール(2.4ml)及びメタノール(4.7ml)溶液に、4M−水性Na OH(0.778ml,3.14mmol)を添加し、混合物を45℃で2日間 撹拌した。次いで、混合物を真空下で蒸発させ、残渣をフラッ シュクロマトグラフィー(シリカゲル,CH2Cl2−MeOH−NH3(aq )=80:20:2)により精製して、標記化合物0.224g(96%)を得 た。1 H NMR(250MHz,CDCl3)δ 3.66(3H,s)、4.58 (2H,s)、6.84(1H,s)、7.39(1H,s) c)6−(1−メチル−1H−イミダゾル−4−イルメトキシ)−3,7−ジフ ェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン この化合物は、実施例2のステップd)に記載の手順と同様にして、ただし2 −ピリジルカルビノールに代えて(ステップb)の)(1−メチル−1H−イミ タソル−4−イル)メタノールを用いて44%の収率で製造した。 標記化合物に関するデータ: mp=199−202℃1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 3.63(3H,s)、5.50 (2H,s)、6.88(1H,s)、7.41−7.64(9H,m)、8. 02(1H,s)、8.56(2H,m) MS(ES+)m/e 383[MH]+ 元素分析(C22186O・0.025H2O) C H N(%) 実験値 69.02 4.42 21.55 計算値 69.01 4.75 21.95 実施例77 6−(3−メチル−3H−イミダゾル−4−イルメトキシ)−3,7−ジフエニ ル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン a)(3−メチル−3H−イミタゾル−4−イル)メタノール (実施例76のステップa)の)5−(ter−t−ブチルジメチルシラニル オキシメチル)−1−メチル−1H−イミダゾール(0.100g,0.442 mmol)のエタノール(0.5ml)及びメタノール(1ml)溶液に、4M −水性NaOH(0.165ml,0.66mmol)を添加し、混合物を室温 で2時間、次いで50℃で16時間撹拌した。その後、混合物を真空下で蒸発さ せ、残渣をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル,CH2Cl2−MeOH −NH3(aq)=80:20:2)により精製して、標記化合物31.3mg (63%)を得た。1 H NMR(250MHz,CDCl3)δ 3.71(3H,s)、4.62 (2H,s)、6.87(1H,s)、7.38(1H,s) b)6−(3−メチル−3H−イミダゾル−4−イルメトキシ)−3,7−ジフ ェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン この化合物は、実施例2のステップd)に記載の手順と同様にして、ただし2 −ピリジルカルビノールに代えて(ステップa)の)(3−メチル−3H−イミ タゾル−4−イル)メタノールを用いて30%の収率で製造した。 標記化合物に関するデータ: mp=195−196℃1 H NMR(250MHz,CDCl3)δ 3.53(3H,s)、5.52 (2H,s)、7.20(1H,s)、7.44−7.65(9H,m)、8. 04(1H,s)、8.49(2H,m) MS(ES+)m/e 383[MH]+ 元素分析(C22186O・0.12H2O) C H N(%) 実験値 68.31 4.38 21.55 計算値 68.70 4.78 21.85 実施例78 6−(4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−3, 7−ジフェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン この化合物は、実施例2のステップd)に記載の手順と同様にして、ただし2 −ピリジルカルビノールに代えて(4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾル −3−イル)メタノール(WO 95/34542)を用いて46%の収率で製 造した。 標記化合物に関するデータ: mp=230−235℃1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 3.50(3H,s)、5.74 (2H,s)、7.45−7.62(8H,m)、8.07(1H,s)、8. 12(1H,s)、8.49(2H,m) MS(ES+)m/e 384[MH]+ 元素分析(C21177O) C H N(%) 実験値 65.48 4.34 25.31 計算値 65.79 4.47 25.57 実施例79 6−(5−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−3, 7−ジフェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン a)(3,7−ジフェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン −6−イルオキシ)アセトニトリル 窒素下(実施例73のステップa)の)3,7−ジフェニル−1,2,4−ト リアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−オン(0.4021g,1.39mm ol)の無水DMF(20ml)溶液を撹拌し、該溶液に水素化ナトリウム(油 中60%分散液,84.0mg,2.10mmol)を添加し、混合物を室温で 30分間、次いで80℃で20分間撹拌した。放冷後、ブロモアセトニトリル( 0.146ml,2.10mmol)を滴下し、混合物を室温で14時間撹拌し た。次いで、混合物を水(100ml)と酢酸エチル(100ml)に分配した 。このとき層の分離を助けるために飽和NaCl水溶液を添加し た。水性層を更に酢酸エチル(2×100ml)で抽出し、合わせた有機抽出物 を乾燥し(Na2SO4)、真空下で蒸発させた。残渣をフラッシュクロマトグラ フィー(シリカゲル,2%MeOH/CH2Cl2)により精製して、標記化合物 0.4566g(100%)を黄褐色固体として得た。1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 5.11(2H,s)、7.52 −7.63(8H,m)、8.12(1H,s)、8.45(2H,m) MS(ES+)m/e 328[MH]+ b)6−(5−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)− 3,7−ジフェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン 窒素下ステップa)の生成物(0.280g,0.855mmol)の無水メ タノール(35ml)溶液を氷冷し、該溶液にナトリウムメトキシド(2.6m g,0.048mmol)を添加し、固体を溶解するために無水ジクロロメタン (2ml)を添加しなから、混合物を窒素下室温で19時間、次いで50℃で3 日間撹拌した。放冷後、酢酸(2.5ml,0.044mmol)を添加して混 合物を中和した。次いで、酢酸ヒドラ ジド(63mg,0.850mmol)を添加し、混合物を室温で20時間、次 いで50℃で23時間撹拌した。放冷後、生じた褐色固体を濾過により集め、ジ クロロメタンで洗浄して、中間体アシルイミドラゾン230mgを得た。その後 、これを高真空下145℃で2目間加熱し、残渣を分取TLC(シリカゲル,5 %MeOH/CH2Cl2)により精製し、再結晶して、標記化合物61mg(1 9%)を白色固体として得た。 m.p.=233−235℃1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 2.50(3H,s)、5.61 (2H,s)、7.41−7.52(6H,m)、7.58−7.59(2H, m)、7.96(1H,s)、8.44(2H,m) MS(ES+)m/e 384[MH]+ 実施例80 6−(3−メチル−3H−1,2,3−トリアゾル−4−イルメトキシ)−3, 7−ジフェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン a)3−メチル−3H−1,2,3−トリアゾール−4−カルボキサルデヒド 1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール(0.500g,6.02mm ol)の無水THF(20ml)溶液を窒素下−70℃に冷却し、撹拌しながら 該溶液に1.6M−ブチルリチウムのヘキサン溶液(4.23ml,6.77m mol)を滴下した。混合物をこの温度で1時間撹拌後、無水DMF(0.46 5ml,6.02mmol)を添加し、混合物を30分間を要して0℃に加温し た。次いで、飽和NH4Cl水溶液(25ml)を添加し、混合物を酢酸エチル で抽出した。有機層を乾燥し(Na2SO4)、真空下で蒸発させた。残渣をフラ ッシュクロマトグラフィー(シリカゲル,40%EtOAc/ヘキサン)により 精製して、標記化合物0.128g(19%)を黄色油状物として得た。1 H NMR(360MHz,d6−DMSO)δ 4.27(3H,s)、8. 45(1H,s)、10.01(1H,s) MS(ES+)m/e 144[M+MeOH+H]+、111[M]+ b)(3−メチル−3H−1,2,3−トリアゾル−4−イル)メタノール ステップa)の生成物(0.128g,1.15mmol) の無水メタノール(1.1ml)溶液を窒素下0℃に冷却し、撹拌しながら該溶 液にホウ水素化ナトリウム(14.8mg,0.390mmol)を添加し、混 合物をこの温度で1時間撹拌した。次いで、飽和NaCl水溶液(5ml)を添 加し、混合物を10分間撹拌した。水性層を酢酸エチルで抽出し、合わせた有機 抽出物を乾燥し(Na2SO4)、真空下で蒸発させた。残渣をフラッシュクロマ トグラフィー(シリカゲル,5%MeOH/CH2Cl2)により精製して、標記 化合物86.3mg(66%)を得た。1 H NMR(250MHz,CDCl3)δ 4.10(3H,s)、4.77 (2H,s)、7.53(1H,S) c)6−(3−メチル−3H−1,2,3−トリアゾル−4−イルメトキシ)− 3,7−ジフェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン この化合物は、実施例2のステップd)に記載の手順と同様にして、ただし2 −ピリジルカルビノールに代えて(ステップb)の)(3−メチル−3H−1, 2,3−トリアゾル−4−イル)メタノールを用いて収率29%で製造した。 標記化合物に関するデータ: m.p.=190−193℃1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 3.94(3H,s)、5.60 (2H,s)、7.49(SH,s)、7.54−7.63(3H,m)、7. 75(1H,s)、8.08(1H,s)、8.41(2H,dd,J=8.3 ,1.6Hz) MS(ES+)m/e 384[MH]+ 元素分析(C21177O・H2O) C H N(%) 実験値 62.88 4.63 24. 10 計算値 62.83 4.77 24.42 実施例81 3−(4−メトキシフェニル)−6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリア ゾル−3−イルメトキシ)−7−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3− b]ピリダジン この化合物は、実施例2のa)、b)、c)及びd)に記載の手順を用い、た だしステップc)においてベンゾイルヒドラジンに代えて4−メトキシベンジル ヒドラジドを用い、またステップd)において2−ピリジルカルビノールに代え て(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イル)メタノー ルを用いて製造した。 標記化合物に関するデータ: m.p.=205−206℃1 H NMR(360MHz,d6−DMSO)δ 3.87(6H,s)、5. 54(2H,s)、7.16−7.18(2H,d,J=7.2Hz)、7.4 9(3H,m)、7.74(2H,m)、8.36(1H,s)、8.41−8 .43(2H,d,J=7.2Hz)、8.49(1H,s) MS(ES+)m/e 414[MH]+ 実施例82 6−(3−メチルピリジン−2−イルメトキシ)−3−フェニル−7−(ピペリ ジン−1−イル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ビリダジン この化合物は、実施例15のステップa)、b)、c)、d)及びe)に記載 の手順を用い、ただし2−ピリジルカルビノールに代えて3−メチル−2−ピリ ジルメタノールを用いて製造した。 標記化合物に関するデータ: m.p.=160℃1 H NMR(250MHz,CDCl3)δ 1.52−1.81(6H,m) 、2.45(1H,s)、3.08−3.28(4H,m)、5.63(1H, s)、7.20−7.30(1H,m)、7.38−7.52(4H,m)、7 .60(1H,d,J=7.6Hz)、8.25−8.36(2H,m) MS(ES+)m/e 401[MH]+ 元素分析(C23246O) C H N(%) 実験値 69.01 6.00 21.00 計算値 68.98 6.04 20.99 実施例83 7−(モルホリン−4−イル)−3−フェニル−6−(ピリジン−2−イルメト キシ)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン この化合物は、実施例15のステップa)、b)、c)、d)及びe)に記載 の手順を用い、ステップc)においてピペリジンに代えてモルホリンを用いて製 造した。 標記化合物に関するデータ: m.p.=214℃1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 3.30−3.38(4H,m) 、3.88−3.94(4H,m)、5.64(2H,s)、7.30(2H, t,J=5.76Hz)、7.45−7.58(3H,m)、7.78(1H, dt,J=7.8,1.7Hz)、8.26−8.35(2H,m)、8.67 (1H,d,J=7.2Hz) MS(ES+)m/e 389[MH]+ 元素分析(C202062・0.15H2O) C H N(%) 実験値 64.37 5.22 21.62 計算値 64.49 5.22 21.49 実施例84 3−フェニル−7−(ピリジン−3−イル)−6−(ピリジン−2−イルメトキ シ)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン この化合物は、実施例16のステップa)、b)及びc)に記載の手順を用い 、ただしステップa)において4−ピリジルボロン酸に代えて3−ピリジルボロ ン酸を用いて製造した。 標記化合物に関するデータ: m.p.=206℃1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 5.66(2H,s)、7.28 (1H,t,J=6.5HZ)、7.35(1H,d,J=7.8Hz)、7. 40−7.62(4H,m)、7.72(1H,td,7.7,1.7Hz)、 8.04(1H,dt,J=7.7,1.7Hz)、8.11(1H,s)、8 .43(2H,dd,J=9.6,1.3Hz)、8.64(1H,d,J=6 .5Hz)、8.74(1H,d,J=6.5Hz)、8.95(1H,s) MS(ES+)m/e 381[MH]+ 元素分析(C22166O.0.15(C252O) C H N(%) 実験値 69.33 4.27 21.57 計算値 69.33 4.51 21.47 実施例85 8−メチル−6−(2−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメト キシ)−3,7−ジフェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジ この化合物は、実施例8のステップa)、b)、c)及びd)に記載の手順を 用い、ただしステップd)において2−ピリジ ルカルビノールに代えて(EP−A−421210に記載の条件を用いて製造し た)(2−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル−3−イル)メタノールを用 いて製造した。 標記化合物に関するデータ: m.p.=195℃1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 2.57(3H,s)、3.56 (3H,s)、5.57(2H,s)、7.28(2H,dd,J=7.7,2 .2Hz)、7.47−7.60(6H,m)、7.84(1H,s)、8.4 4(2H,dd,J=6.8,2.0Hz) MS(ES+)m/e 398[MH]+ 元素分析(C22197O) C H N(%) 実験値 66.52 4.87 23.74 計算値 66.49 4.82 24.67 実施例86 6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾロ−3−イルメトキシ)−7− (モルホリン−4−イル)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3− b]ピリダジン この化合物は、実施例15のステップa)、b)、c)、d)及びe)に記載 の手順を用い、ステップc)においてピペリジンに代えてモルホリンを用いて、 またステップe)において2−ピリジルカルビノールに代えて(EP−A−42 1210に記載の条件を用いて製造した)(1−メチル−1H−1,2,4−ト リアゾル−3−イル)メタノールを用いて製造した。 標記化合物に関するデータ: mp=205−206℃1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 3.28(4H,t,J=5.5 HZ)、3.88(4H,t,J=4.7Hz)、3.94(3H,s)、5. 59(2H,s)、7.21(1H,s)、7.45−7.55(3H,m)、 8.05(1H,s)、8.46(2H,dd,J=2.0,6.9Hz) MS(ES+)m/e 393[MH]+ 元素分析(C192082) C H N(%) 実験値 58.55 4.95 28.42 計算値 58.15 5.14 28.55実施例87 6−(2−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−7− (モルホリン−4−イル)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3− b]ピリダシジン この化合物は、実施例86のステップa)、b)、c)、d)及びe)に記載 の手順を用い、ただしステップe)において(1−メチル−1H−1,2,4− トリアゾル−3−イル)メタノールに代えて(EP−A−421210に記載の 条件を用いて製造した)(2−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル−3−イ ル)メタノールを用いて製造した。 標記化合物に関するデータ: m.p.=210−211℃1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 3.21(4H,t,J=4.7 Hz)、3.84(4H,t,J=4.7Hz)、3.97(3H,s)、5. 63(2H,s)、7.24(1H,s)、7.47−7.56(3H,m)、 7.93(1H,s)、8.27(2H,dd,J=1.7,8.3Hz) MS(ES+)m/e 393[MH]+ 元素分析(C192082) C H N(%) 実験値 58.34 4.88 28.33 計算値 58.15 5.14 28.55 実施例88 7−シクロヘキシル−6−(2−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル−3− イルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダ ジン a)6−クロロ−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダ ジン 3,6−ジクロロピリダジン(20g,134mmol)をベンゾイルヒドラ ジン(20.1g,1.1mol当量)及びトリエチルアミン塩酸塩(20.3 g,1.1mol当量)と共にキシレン(200ml)に懸濁させ、反応混合物 を2時間還流加熱した。溶媒を高真空下で除去し、残渣をジクロロメタン中1% メタノールを溶離液とするシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、所期 生成物(17.1g)を得た。 m.p.=199℃1 H NMR(250MHz,CDCl3)δ 7.16(1 H,d,J=9.7Hz)、7.53−7.61(3H,m)、8.16(1H ,d,J=9.7Hz)、8.44−8.50(2H,m) MS(ES+)m/e 231[MH]+ b)6−(2−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)− 3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン (EP−A−421210に記載の条件を用いて製造した)(2−メチル−2 H−1,2,4−トリアゾル−3−イル)メタノール(0.9g,8.0mmo l)のDMF(30ml)溶液に、水素化ナトリウム(油中60%分散液0.3 2g,1.6mol当量)を添加し、反応混合物を室温で30分間撹拌した。そ の後、実施例88のステップa)の生成物(1.15g,5.0mmol)をD MF溶液(20ml)として添加し、反応混合物を室温で2時間撹拌した。反応 混合物を水(200ml)で希釈し、水性層をジクロロメタン(4×150ml )で抽出した。合わせた抽出物を乾燥し(Na2SO4)、濾過し、蒸発させた。 残渣をジクロロメタン中4%MeOHを溶離液とするシリカゲルクロマトグラフ ィーにより精製して、所期 生成物(1.5g)を得た。 m.p.=254℃1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 3.98(3H,s)、5.61 (2H,s)、6.90(1H,d,J=9.8Hz)、7.51−7.60( 3H,m)、7.94(1H,s)、8.12(1H,d,J=9.8Hz)、 8.39(2H,dd,J=9.6,1.5Hz) MS(ES+)m/e 308[MH]+ c)7−シクロヘキシル−6−(2−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル− 3−イルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピ リダジン 実施例88のステップc)の生成物(0.91g,3.0mmol)に水(1 2ml)及び硫酸(0.24ml,1.5mol当量,比重=1.84)を添加 した。混合物を70℃に加熱し、シクロヘキサンカルボン酸(0.85g,2. 3mol当量)及び硝酸銀(0.05g,0.1mol当量)を添加した。反応 混合物を窒素を用いて脱ガスし、過硫酸アンモニウム(1.0g,1.5mol 当量)の水(5ml)溶液をシリンジを介して5分間を要して添加した。70℃ で更に1時 間加熱後、反応物を氷に注ぎ、水酸化アンモニウム水溶液を用いてpH8〜9の 塩基性とし、ジクロロメタン(2×100ml)で抽出した。合わせた有機抽出 物を乾燥し(Na2SO4)、濾過し、蒸発させて、所期生成物(0.21g)を 得た。 m.p.=192℃1 H NMR(250MHz,CDCl3)δ 1.22−1.54(6H,m) 、1.72−2.04(4H,m)、2.79(1H,m)、3.98(3H, s)、5.64(2H,s)、7.48−7.60(3H,m)、7.88(1 H,d,J=0.9Hz)、7.95(1H,s)、8.34−8.38(2H ,m) MS(ES+)m/e 398[MH]+ 元素分析(C21237O) C H N(%) 実験値 65.01 5.82 25.10 計算値 64.78 5.95 25. 18 実施例89 7−シクロヘキシル−6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3− イルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダ ジン この化合物は、実施例88のステップa)、b)及びc)に記載の手順を用い 、ただしステップb)において(2−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル− 3−イル)メタノールに代えて(EP−A−421210に記載の条件を用いて 製造した)(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イル)メタノー ルを用いて製造した。 標記化合物に関するデータ:1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 1.20−1.52(5H,m) 、1.72−1.92(3H,m)、1.20−2.03(2H,m)、2.8 3−2.93(1H,m)、3.94(3H,s)、5.57(2H,s)、7 .48−7.56(3H,m)、7.83(1H,s)、8.06(1H,s) 、8.48−8.54(2H,m) MS(ES+)m/e 398[MH]+ 元素分析(C21237O・0.15C614・0.1H2O) C H N(%) 実験値 64.40 5.95 23.89 計算値 64.79 6.33 24.15実施例90 7−シクロペンチル−6−(2−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル−3− イルメトキシ)−3−フェニル]−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリ ダジン この化合物は、実施例88のステップa)、b)及びc)に記載の手順を用い 、ただしステップc)においてシクロヘキサンカルボン酸に代えてシクロペンタ ンカルボン酸を用いて製造した。 標記化合物に関するデータ:1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 1.56−1.88(6H,m) 、2.04−2.16(2H,m)、3.15−3.25(1H,m)、3.9 7(3H,s)、5.63(2H,s)、7.51−7.57(3H,m)、7 .91(1H,d,J=0.8Hz)、7.95(1H,s)、8.37(2H ,dd,J=6.6,1.3Hz) MS(ES+)m/e 376[MH]+ 元素分析(C20217O−0.2C26O) C H N(%) 実験値 63.65 5.51 25.26 計算値 63.70 5.82 25.49実施例91 8−メチル−6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメト キシ)−3,7−ジフェニル−1、2、4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジ この化合物は、実施例8のステップa)、b)、c)及びd)に記載の手順を 用い、ただしステップd)において2−ピリジルカルビノールに代えて(EP− A−421210に記載の条件を用いて製造した)(1−メチル−1H−1,2 ,4−トリアゾル−3−イル)メタノールを用いて製造した。 標記化合物に関するデータ:1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 2.56(3H,s)、3.87 (3H,s)、5.49(2H,s)、7.36−7.57(8H,m)、7. 97(1H,s)、8.50−8.56(2H,m) MS(ES+)m/e 398[MH]+ 元素分析(C22197O) C H N(%) 実験値 66.45 4.36 23.95 計算値 66.49 4.82 24.67実施例92 7−シクロブチル−6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イ ルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジ この化合物は、実施例88のステップa)、b)及びc)に記載の手順を用い 、ただしステップb)において(2−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル− 3−イル)メタノールに代えて(EP−A−421210に記載の条件を用いて 製造した)(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イル)メタノー ルを用いて、またステップc)においてシクロヘキサンカルボン酸に代えてシク ロブタンカルボン酸を用いて製造した。 標記化合物に関するデータ:1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 1.88−2.05(2H,m) 、2.06−2.39(2H,m)、2.40−2.50(2H,m)、3.6 7−3.71(1H,m)、3.95(3H,s)、5.53(2H,s)、7 .49−7.85(3H,m)、8.06(1H,s)、8.49(1H,s) 、8.51(2H,d,J=1.3Hz) MS(ES+)m/e 362[MH]+ 元素分析(C19197O) C H N(%) 実験値 62.98 5.07 26.90 計算値 63.14 5.30 27.13 実施例93 7−tert−ブチル−6−(2−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル−3 −イルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリ ダジン この化合物は、実施例88のステップa)、b)及びc)に記載の手順を用い 、ただしステップc)においてシクロヘキサンカルボン酸に代えてトリメチル酢 酸を用いて製造した。 標記化合物に関するデータ:1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 1.41(9H,s)、3.97 (3H,s)、5.65(2H,s)、7.50−7.57(3H,m)、7. 96(1H,s)、8.01(1H,s)、8.36−8.38(2H,m) MS(ES+)m/e 364[MH]+ 元素分析(C19217O・0.15H2O) C H N(%) 実験値 62.38 5.83 26.45 計算値 62.33 5.86 26.78 実施例94 7−シクロブチル−6−(2−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル−3−イ ルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジ この化合物は、実施例88のステップa)、b)及びc)に記載の手順を用い 、ただしステップc)においてシクロヘキサンカルボン酸に代えてシクロブタン カルボン酸を用いて製造した。 標記化合物に関するデータ: m.p.=228℃1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 1.86−1.98(1H,m) 、2.00−2.22(3H,m)、2.26−2.45(2H,m)、3.5 4−3.68(1H,m)、3.97(3H,s),5.59(2H,s)、7 .47−7.60(3H,m)、7.86(1H,d,J=1.6Hz)、7. 94(1H,s)、8.35−8.42(2H,m) MS(ES+) m/e 397[MH]+ 元素分析(C19197O) C H N(%) 実験値 63.38 5.22 27.19 計算値 63.14 5.30 27.13 実施例95 7−エチル−6−(2−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメト キシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン この化合物は、実施例88のステップa)、b)及びc)に記載の手順を用い 、ただしステップc)においてシクロヘキサンカルボン酸に代えてプロピオン酸 を用いて製造した。 標記化合物に関するデータ:1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 1.31(3H,t,J=7.4 Hz)、2.71(2H,q,J=7.4Hz)、3.99(3H,s)、5. 63(2H,s)、7.47−7.60(3H,m)、7.87(1H,s)、 7.94(1H,s)、8.34−8.42(2H,m) MS(ES+)m/e 336[MH]+ 元素分析(C17177O・0.1H2O) C H N(%) 実験値 60.85 5.39 28.22 計算値 60.50 4.98 27.77 実施例96 7−tert−ブチル−6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3 −イルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリ ダジン この化合物は、実施例88のステップa)、b)及びc)に記載の手順を用い 、ただしステップb)において(2−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル− 3−イル)メタノールに代えて(EP−A−421210に記載の条件を用いて 製造した)(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イル)メタノー ルを用いて、またステップc)においてシクロヘキサンカルボン酸に代えてトリ メチル酢酸を用いて製造した。 標記化合物に関するデータ:1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 1.45(9H,s)、3.95 (3H,s)、5.59(2H,s)、7.43−7.60(3H,m),7. 95(1H,s)、 8.06(1H,s)、8.49−8.55(2H,m) MS(ES+)m/e 364[MH]+ 元素分析(C19217O・0.12C614・0.33H2O) C H N(%) 実験値 62.03 5.58 25.67 計算値 62.36 6.19 25.84 実施例97 7−エチル−6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメト キシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリジン この化合物は、実施例88のステップa)、b)及びc)に記載の手順を用い 、ただしステップb)において(2−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル− 3−イル)メタノールに代えて(EP−A−421210に記載の条件を用いて 製造した)(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イル)メタノー ルを用いて、またステップc)においてシクロヘキサンカルボン酸に代えてプロ ピオン酸を用いて製造した。 標記化合物に関するデータ:1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 1.31(3H,t,J=7.4 Hz)、2.68−2.84(2H,q,J=7.4Hz)、3.94(3H, s)、5.56(2H,s)、7.43−7.64(3H,m)、7.82(1 H,s)、8.06(1H,s)、8.46−8.60(2H,m) MS(ES+)m/e 336[MH]+ 元素分析(C17177O) C H N(%) 実験値 60.91 4.73 29.07 計算値 60.88 5.11 29.24 実施例98 7−メチル−6−(2−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメト キシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリジン この化合物は、実施例5のステップc)及びd)に記載の手順を用い、ただし ステップd)において2−ピリジルカルビノールに代えて(EP−A−4212 10に記載の条件を用いて製造した)(2−メチル−2H−1,2,4−トリア ゾル−3 −イル)メタノールを用いて製造した。 標記化合物に関するデータ:1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 2.34(3H,d,J=1.2 Hz)、3.99(3H,s)、5.62(2H,s)、7.47−7.60( 3H,m)、7.85(1H,d,J=1.3Hz)、7.94(1H,s)、 8.34−8.41(2H,m) MS(ES+)m/e 322[MH]+ 元素分析(C16157O・0.05C1614) C H N(%) 実験値 60.26 4.45 30.18 計算値 60.12 4.86 30.11 実施例99 7−(1−メチルシタロブチル)−6−(2−メチル−2H−1,2,4−トリ アゾロ−3−イルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3 −b]ピリダジン この化合物は、実施例88のステップa)、b)及びc)に記載の手順を用い 、ただしステップc)においてシクロヘキサンカルボン酸に代えて1−メチルシ クロブタンカルボン 酸(Journal of Organometal1ic Chemistr y,1988,352,263−272)を用いて製造した。 標記化合物に関するデータ:1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 1.51(3H,s)、1.80 −1.92(1H,m)、2.02−2.26(3H,m)、2.34−2.4 5(2H,m)、3.95(3H,s)、5.60(2H,s)、7.47−7 .60(3H,m)、7.47(1H,s)、7.94(1H,s)、8.38 (2H,dd,J=6.6,1.7Hz) MS(ES+)m/e 376[MH]+ 元素分析(C20217O) C H N(%) 実験値 63.82 5.53 25.82 計算値 63.98 5.64 26.12 実施例100 7−メチル−6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメト キシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン この化合物は、実施例5のステップc)及びd)に記載の手順を用い、ただし ステップd)においてヒドロキシメチルピリジンに代えて(EP−A−4212 10に記載の条件を用いて製造した)(1−メチル−1H−1,2,4−トリア ゾル−3−イル)メタノールを用いて製造した。 標記化合物に関するデータ:1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 2.37(3H,s)、3.95 (3H,s)、5.55(2H,s)、7.45−7.59(3H,m)、7. 83(1H,d,J=1.2Hz)、8.07(1H,s)、8.43−8.5 4(2H,m) MS(ES+)m/e 322[MH]+ 元素分析(C16157O) C H N(%) 実験値 59.51 4.45 29.88 計算値 59.80 4.71 30.51 実施例101 7−シクロブチル−3−フェニル−6−(2H−1,2,4−トリアゾル−3− イルメトキシ)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン この化合物は、実施例102のステップa)、b)及びc)に記載の手順と同 様にして、たたしステップa)においてシクロペンタンカルボン酸に代えてシク ロブタンカルボン酸を用いて、ステップb)において2−チオフェンカルボン酸 ヒドラジドに代えて安息香酸ヒドラジドを用いて、またステップc)において2 −ヒドロキシメチルピリジンに代えて(実施例72のステップa)で製造した) 3−ヒドロキシメチル−2−[2−(トリメチルシラニル)エトキシ]メチル− 2H−1,2,4−トリアゾールを用いて製造した。次いで、実施例72のステ ップc)に記載の手順を実施して、標記化合物を得た。 標記化合物に関するデータ:1 H NMR(360MHz,d6−DMSO)δ 1.74−1.90(1H, m)、1.90−2.29(5H,m)、3.50−3.71(1H,m)、5 .54(2H,s)、7.48−7.69(3H,m)、8.14(1H,d, J=1.0Hz)、8.30−8.49(2H,m)、8.52(1H,br s) MS(ES+)m/e 348[MH]+ 元素分析(C181773・0.17H2O) C H N(%) 実験値 61.93 4.65 27.58 計算値 61.69 4.99 27.98 実施例102 7−シクロペンチル−6−(ピリジン−2−イルメトキシ)−3−(チオフェン −2−イル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン a)3,6−ジクロロ−4−シクロペンチルピリダジン 3,6−ジクロロピリダジン(10g)を水(200ml)に懸濁し、濃H2 SO4(19.7g)及びシクロペンタンカルボン酸(32.7g)を添加し、 反応物をN2下70℃で脱ガスした。硝酸銀(2.28g)を添加後、水(12 0ml)中過硫酸アンモニウム(45.9g)を滴下した。70℃で更に1時間 加熱後、反応物を氷に注ぎ、水酸化アンモニウム水溶液でpH8〜9の塩基性と し、酢酸エチル(3×500ml)に抽出し、乾燥し(MgSO4)、蒸発乾固 した。ヘキサン−酢酸エチル混合物を用いて精製して、純粋生成物を得た(13 .4g)。1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 1.57(2H,m)、1.82 (4H,m)、2.20(1H,m)、 3.30(1H,m)、7.38(1H,s) MS(ES+)m/e 217[MH]+ b)6−クロロ−7−シタロペンチル−3−(チオフェン−2−イル)−1,2 ,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン 3,6−ジクロロ−4−シタロペンチルピリダジン(1.6g)を2−チオフ ェンカルホン酸ヒドラジド(1.16g)及びトリエチルアミン塩酸塩(1.1 6g)と共にキシレン(10ml)中で140℃で18時間加熱した。冷却した 反応物を酢酸エチルと炭酸ナトリウム溶液に分配し、有機相を分離し、乾燥し( MgSO4)、蒸発乾固し、ヘキサン−酢酸エチル混合物を溶離液とするシリカ ゲルにより精製して、7−及び8−シクロペンチル異性体を得た。1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 1.89(6H,m)、2.30 (2H,m)、6.93(1H,s)、7.23(1H,dd,J=5.2,3 .9Hz)、7.54(1H,dd,J=4.9,0.9Hz)、8.25(1 H,dd,J=3.8,1.0Hz) MS(ES+)m/e 305[MH]+(低極性異性体)1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 1.70(6 H,m)、2.23(2H,m)、3.36(1H,m)、7.24(1H,m )、7.55(1H,dd,J=7.0,1.6Hz)、7.99(1H,s) 、8.24(1H,dd,J=5.3,1.6Hz) MS(ES+)m/e 305[MH]+(高極性異性体) c)7−シクロペンチル−6−(ピリジン−2−イルメトキシ−3−(チオフェ ン−2−イル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン2下2−ヒドロキシメチルピリジン(56mg)をジメチルホルムアミド( 2ml)に溶解した。水素化ナトリウム(油中60%w/w,21mg)を添加 してから5〜10分後、6−クロロ−7−シクロペンチル−3−(チオフェン− 2−イル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(100mg) を添加した。反応物を室温で18時間撹拌し、酢酸エチルと水に分配し、有機相 を分離し、乾燥し(MgSO4)、蒸発乾固させた。エーテルまたはメタノール 中の酢酸エチルから再結晶して、純粋生成物を得た。1 H NMR(250MHz,CDCl3)δ 1.73(6H,m)、2.16 (2H,m)、3.38(1H,m)、 5.68(2H,s)、7.21(1H,m)、7.28(1H,m)、7.5 1(2H,m)、7.77(1H,m)、7.88(1H,d,J=1.1Hz )、8.15(1H,m)、8.65(1H,m) MS(ES+)m/e 377[MH]+ 実施例103 7−シクロペンチル−3−(2,4−ジフルオロフェニル)−6−(1−メチル −1H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−1,2,4−トリアゾ ロ[4,3−b]ピリダジン 実施例102に記載した手順と同様にして、ただしステップb)において2, 4−ジフルオロ安息香酸ヒドラジドを用いて、またステップc)において(1− メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イル)メタノールを用いて、標記 化合物を製造した。1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 1.75(6H,m)、2.14 (2H,m)、3.24(1H,m)、3.93(3H,s)、5.42(2H ,s)、7.14(2H,m)、7.86(1H,s)、7.90(1H,m) 、 8.04(1H,s) MS(ES+)m/e 412[MH]+ 実施例104 7−シクロペンチル−6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3− イルメトキシ)−3−(チオフェン−2−イル)−1,2,4−トリアゾロ[4 ,3−b]ピリダジン 実施例102に記載の手順と同様にして、ただしステップb)において2−チ オフェンカルボン酸ヒドラジドを用いて、またステップc)において(1−メチ ル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イル)メタノールを用いて、標記化合 物を製造した。1 H NMR(250MHz,CDCl3)δ 1.32(6H,m)、2.14 (2H,m)、3.28(1H,m)、3.95(3H,s)、5.61(2H ,s)、7.24(1H,m)、7.50(1H,dd,J=1.2,5.1H z)、7.84(1H,d,J=1.1Hz)、8.07(1H,s)、8.2 5(1H,dd,J=3.7,1.1Hz) MS(ES+)m/e 382[MH]+ 実施例105 7−シクロペンチル−6−(2−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル−3− イルメトキシ)−3−(チオフェン−2−イル)−1,2,4−トリアゾロ[4 ,3−b]ピリダジン 実施例102に記載の手順と同様にして、ただしステップb)において2−チ オフェンカルボン酸ヒドラジドを用いて、またステップc)において(2−メチ ル−2H−1,2,4−トリアゾル−3−イル)メタノールを用いて、標記化合 物を製造した。1 H NMR(250MHz,CDCl3)δ 1.73(6H,m)、2.08 (2H,m)、3.18(1H,m)、4.03(3H,s)、5.69(2H ,s)、7.24(1H,m)、7.52(1H,dd,J=5.0,1.2H z)、7.88(1H,d,J=1.1Hz)、8.01(1H,s)、8.1 8(1H,dd,J=3.7,1.1Hz) MS(ES+)m/e 382[MH]+ 実施例106 7−シクロペンチル−6−(2−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル−3− イルメトキシ)−3−(ピリジン−4−イル−1,2,4−トリアゾロ[4,3 −b]ピリジン 実施例102に記載の手順と同様にして、ただしステップb)においてイソニ コチン酸ヒドラジドを用いて、またステップc)において(2−メチル−2H− 1,2,4−トリアゾル−3−イル)メタノールを用いて、標記化合物を製造し た。1 H NMR(250MHz,CDCl3)δ 1.75(6H,m)、2.12 (2H,m)、3.22(1H,m)、4.02(3H,s)、5.68(2H ,s)、7.96(1H,m)、8.43(2H,d,J=6.2Hz)、8. 83(2H,d,J=6.0Hz) MS(ES+)m/e 377[MH]+ 実施例107 7−シクロペンチル−3−(2−フルオロフェニル)−6−(1−メチル−2H −1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−1,2,4−トリアゾロ[4 ,3−b]ピリジン 実施例102に記載の手順と同様にして、ただしステップb)においてo−フ ルオロベンジルヒドラジドを用いて、またステツプc)において(1−メチル− 1H−1,2,4−トリアゾル−3−イル)メタノールを用いて、標記化合物を 製造した。1 H NMR(250MHz,CDCl3)δ 1.69(6H,m)、2.12 (2H,m)、3.23(1H,m)、3.93(3H,s)、5.41(2H ,s)、7.29(2H,m)、7.51(1H,m)、7.85(1H,d, J=0.7Hz)、7.97(1H,m)、8.04(1H,s) MS(ES+)m/e 394[MH]+ 実施例108 7−シクロペンチル−3−(2−フルオロフェニル)−6−(2−メチル−2H −1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−1,2,4−トリアゾロ[4 ,3−b]ピリジン 実施例102に記載の手順と同様にして、ただしステップb)においてo−フ ルオロベンジルヒドラジドを用いて、またステップc)において(2−メチル− 2H−1,2,4−トリアゾル−3−イル)メタノールを用いて、標記化合物を 製造した。1 H NMR(250MHz,CDCl3)δ 1.72(6H,m)、2.08 (2H,m)、3.19(1H,m)、3.84(3H,s)、5.49(2H ,s)、7.32(2H,m)、7.58(1H,m)、7.87(2H,m) 、 7.90(1H,m) MS(ES+)m/e 394[MH]+ 実施例109 7−シクロペンチル−3−(2−フルオロフェニル)−6−(ピリジン−2−イ ルメトキシ)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン 実施例102に記載の手順と同様にして、ただしステップb)においてo−フ ルオロベンジルヒドラジドを用いて、またステップc)において2−ヒドロキシ メチルピリジンを用いて、標記化合物を製造した。1 H NMR(250MHz,CDCl3)δ 1.74(6H,m)、2.16 (2H,m)、3.32(1H,m)、5.48(2H,s)、7.25(3H ,m)、7.42(1H,m),7.51(1H,m)、7.51(1H,m) 、7.71(1H,d,J=1.1Hz)、7.88(1H,d,J=0.7H z)、8.60(1H,m) MS(ES+)m/e 390[MH]+ 実施例110 7−シクロペンチル−3−(2,4−ジフルオロフェニル)−6−(2−メチル −2H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−1,2,4−トリアゾ ロ[4,3−b]ピリダジン 実施例102に記載の手順と同様にして、ただしステップb)において2,4 −ジフルオロ安息香酸ヒドラジドを用いて、またステップc)において(2−メ チル−2H−1,2,4−トリアゾル−3−イル)メタノールを用いて、標記化 合物を製造した。1 H−NMR(250MHz,CDCl3)δ 1.73(6H,m)、2.09 (2H,m)、3.18(1H,m)、3.85(3H,s)、5.49(2H ,s)、7.07(2H,m)、7.90(3H,m) MS(ES+)m/e 412[MH]+ 実施例111 7−シクロペンチル−3−フェニル−6−(ピリジン−2−イルメトキシ)−1 ,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン 実施例102に記載の手順と同様にして、ただしステップ b)において安息香酸ヒドラジドを用いて、またステップc)において2−ヒド ロキシメチルヒドラジンを用いて、標記化合物を製造した。1 H NMR(250MHz,CDCl3)δ 1.76(6H,m)、2.18 (2H,m)、3.34(1H,m)、5.62(2H,s)、7.30(1H ,m)、7.50(4H,m)、7.77(1H,m)、7.88(1H,d, J=0.7Hz)、8.36(2H,m)、8.65(1H,m) MS(ES+)m/e 372[MH]+ 実施例112 7−シクロペンチル−8−メチル−6−(2−メチル−2H−1,2,4−トリ アゾル−3−イルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3 −b]ピリダジン 実施例102に記載の手順と同様にして、ただしステップa)において3,6 −ジクロロ−4−メチルピリダジンを用いて、ステップb)において安息香酸ヒ ドラジドを用いて、またステップc)において(2−メチル−2H−1,2,4 −トリアゾル−3−イル)メタノールを用いて、標記化合物を製造した。1 H NMR(250MHz,CDCl3)δ 1.63(4 H,m)、1.83(4H,m)、2.74(3H,s)、3.46(1H,m )、3.94(3H,s)、5.57(2H,s)、7.51(3H,m)、7 .95(1H,s)、8.36(2H,m) MS(ES+)m/e 390[MH]+ 実施例113 7−シクロペンチル−3−フェニル−6−(2H−1,2,4−トリアゾル−3 −イルメトキシ)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン この化合物は、実施例102のステップa)、b)及びc)に記載の手順を用 い、ただしステップb)において2−チオフェンカルボン酸ヒドラジドに代えて 安息香酸ヒドラジドを用いて、またステップc)において2−ヒドロキシメチル ピリジンに代えて(実施例72のステップa)で製造した)2−[2−(トリメ チルシラニル)エトキシ]メチル−2H−1,2,4−トリアゾールを用いて製 造した。次いで、実施例72のステップc)に記載の手順を実施して、標記化合 物を得た。 標記化合物に関するデータ:1 H NMR(250MHz,CDCl3)δ 1.74(6 H,m)、2.11(2H,m)、3.12(1H,br s)、3.22(1 H,m)、5.58(2H,m)、7.50(3H,m)、7.85(1H,d ,J=0.7Hz)、8.27(1H,m)、8.37(2H,m) MS(ES+)m/e 362[MH]+ 実施例114 3−(4−メチルフェニル)−7−フェニル−6−(ピリジン−2−イルメトキ シ)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン この化合物は、実施例2のステップa)、b)、c)及びd)に記載の手順を 用い、ただしステップc)においてベンゾイルヒドラジドに代えてp−トルイル 酸ヒドラジドを用いて製造した。 標記化合物に関するデータ:1 H NMR(250MHz,CDCl3)δ 2.45(3H,s)、5.68 (2H,s)、7.29−7.39(1H,m)、7.51−7.55(3H, m)、7.66−7.77(3H,m)、8.07(1H,s)、8.18−8 .31(2H,m)、8.64(1H,br d,J=5.6Hz) MS(ES+)m/e 394[MH]+ 実施例115 3−(4−メチルフェニル)−6−(3−メチルピリジン−2−イルメトキシ) −7−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン この化合物は、実施例2のステップa)、b)、c)及びd)に記載の手順を 用い、ただしステップc)においてベンゾイルヒドラジドに代えてp−トルイル 酸ヒドラジドを用いて、またステップd)において2−ピリジルカルビノールに 代えて3−メチル−2−ピリジンメタノールを用いて製造した。 標記化合物に関するデータ:1 H NMR(250MHz,CDCl3)δ 2.31(3H,s),2.45 (3H,s),5.68(2H,s),7.24(1H,dd,J=7.7,4 .9Hz),7.32−7.46(5H,m),7.54−7.64(3H,m ),8.03(1H,s),8.30(2H,d,J=8.3Hz),8.46 (1H,br d,J=5.5Hz) MS(ES+)m/e 408[MH]+ 実施例116 6−(1−エチル−1H−イミタゾル−2−イルメトキシ)−3−(4−メチル フェニル)−7−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン この化合物は、実施例2のステップa)、b)、c)及びd)に記載の手順を 用い、ただしステップc)においてベンゾイルヒドラジドに代えてp−トルイル 酸ヒドラジドを用いて、またステップd)において2−ピリジルカルビノールに 代えて1−エチル−2−(ヒドロキシメチル)イミダゾールを用いて製造した。 標記化合物に関するデータ:1 H NMR(250MHz,CDCl3)δ 1.14(3H,t,J=7.3 Hz)、2.46(3H,s)、3.88(2H,q,d=7.3Hz)、5. 62(2H,s)、6.98(1H,d,J=1.3Hz)、7.10(1H, d,J=1.2Hz)、7.34−7.54(7H,m)、8.02(1H,s )、8.40(2H,d,J=8.3Hz) MS(ES+)m/e 411[MH]+ 実施例117 3−フェニル−6−(ピリジン−2−イルメトキシ)−7−(チオモルホリン− 4−イル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン この化合物は、実施例15のステップa)、b)、c)、d)及びe)に記載 の手順を用い、ただしステップc)においてピペリジンに代えてチオモルホリン を用いて製造した。 標記化合物に関するデータ:1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 2.81−2.84(4H,m) 、3.56−3.58(4H,m)、5.62(2H,s)、7.29−7.3 2(2H,m)、7.49−7.53(4H,m)、7.79(1H,td,J =7.7,1.7Hz)、8.31(2H,dd,J=8.3,2.4Hz)、 8.64−8.66(2H,m) MS(ES+)m/e 405[MH]+ 元素分析(C21206OS) C H N(%) 実験値 62.30 4.90 20.60 計算値 62.36 4.98 20.78実施例118 6−[2−(4−メチルチアゾル−5−イル)エトキシ]−3,7−ジフェニル −1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン この化合物は、実施例61に記載の手順を用い、ただし4−ヒドロキシメチル ベンジルアルコールに代えて5−(2−ヒドロキシエチル)−4−メチルチアゾ ールを用いて製造した。 標記化合物に関するデータ: MS(ES+)m/e 414[MH]+ HPLC 90%(Hichrom S5ODS2、23cmカラムを用いてH P1090に流した。流速は1ml/分とし、移動相は70%アセトニトリル/ pH3.5のリン酸緩衝液とした。) 実施例119 (±)−7−(2−メチルピロリジン−1−イル)−3−フェニル−6−(ピリ ジン−2−イルメトキシ)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン この化合物は、実施例15のステップa)、b)、c)、d)及びe)に記載 の手順を用い、ただしステップc)においてピ ペリジンに代えて2−メチルピロリジン(ラセミ体)を用いて製造した。 標記化合物に関するデータ:1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 1.17(3H,d,J=6.1 Hz)、1.64−1.69(1H,m)、1.87−2.24(3H,m)、 3.42−3.48(1H,m)、3.67−3.74(1H,m)、4.23 −4.28(1H,m)、5.60(2H,s)、6.81(1H,s)、7. 29(1H,dd,J=7.5,4.8Hz)、7.42−7.49(4H,m )、7.74(1H,td,J=7.7,1.8Hz)、8.27−8.30( 2H,m)、8.66(1H,br d,J=5.5Hz) MS(ES+)m/e 387[MH]+ 元素分析(C22226O) C H N(%) 実験値 68.24 5.76 21.67 計算値 68.38 5.74 21.74実施例120 6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−3− フェニル−7−(ピリジン−4−イル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b ]ピリダジン この化合物は、実施例16のステップa)、b)、c)、d)及びe)に記載 の手順を用い、ただしステップc)において2−ピリジルカルビノールに代えて (1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イル)メタノール(EP− A−421210)を用いて製造した。 標記化合物に関するデータ:1 H NMR(360MHz,d6−DMSO)δ 3.87(3H,s)、5. 56(2H,s)、7.55−7.65(3H,m)、7.75−7.77(2 H,m)、8.46−8.50(3H,m),8.61(1H,s),8.71 (2H,br d,J=7Hz) MS(ES+)m/e 385[MH]+ 元素分析(C20268O・0.05(C482)・0.3(H2O)) C H N(%) 実験値 61.66 4.09 28.14 計算値 61.55 4.35 28.43 実施例121 7−シクロペンチル−6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3− イルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダ ジン この化合物は、実施例88のステップa)、b)及びc)に記載の手順と同様 にして、ただしステップb)において(2−メチル−2H−1,2,4−トリア ゾル−3−イル)メタノールに代えて(1−メチル−1H−1,2,4−トリア ゾル−3−イル)メタノール(EP−A−421210)を用いて、またステッ プc)においてシクロヘキサンカルボン酸に代えてシクロペンタンカルボン酸を 用いて製造した。 標記化合物に関するデータ:1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 1.62−1.86(6H,m) 、2.10−2.18(2H,m)、3.22−3.32(1H,m)、3.9 5(3H,s)、5.57(2H,s),7.46−7.57(3H,m), 7.88(1H,s)、8.02(1H,s)、8.50(2H,br d,J =8Hz) MS(ES+)m/e 376[MH]+ 元素分析(C20217O・0.1(C410O)・0.1(H2O)) C H N(%) 実験値 63.73 5.56 25.16 計算値 63.70 5.82 25.59 実施例122 7−イソプロピル−6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イ ルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジ この化合物は、実施例88のステップa)、b)及びc)に記載の手順と同様 にして、ただしステップb)において(2−メチル−2H−1,2,4−トリア ゾル−3−イル)メタノールに代えて(1−メチル−1H−1,2,4−トリア ゾル−3−イル)メタノール(EP−A−421210)を用いて、またステッ プc)においてシクロヘキサンカルボン酸に代えて2−メチルプロピオン酸を用 いて製造した。 標記化合物に関するデータ:1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 1.31(6H,d,J=6.9 Hz)、3.25(1H,hept,J=6.7Hz)、3.94(3H,s) 、5.57(2H,s)、7.46−7.56(3H,m)、7.86(1H, s)、8.06(1H,s)、8.50(2H,br d,J=8Hz)MS( ES+)m/e 350[MH]+ 元素分析(C18197O) C H N(%) 実験値 61.86 5.43 27.71 計算値 61.88 5.48 28.06 実施例123 3−シクロプロピル−6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3− イルメトキシ)−7−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダ ジン この化合物は、実施例2のステップa)、b)、c)及びd)に記載の手順を 用い、ただしステップc)においてベンゾイルヒドラジンに代えてシクロプロピ ルヒドラジドを用いて、またステップd)において2−ピリジルカルビノールに 代えて(1 −メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イル)メタノールを用いて製造 した。 標記化合物に関するデータ:1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 1.14−1.18(2H,m) 、1.36−1.40(2H,m)、2.42−2.46(1H,m)、3.9 2(3H,s)、5.55(2H,s)、7.41−7.45(3H,m)、7 .61−7.64(2H,m)、7.89(1H,s)、8.03(1H,s) MS(ES+)m/e 348[MH]+ 元素分析(C18177O+0.5%H2O) C H N(%) 実験値 60.79 4.79 27.33 計算値 60.66 5.09 25.71 実施例124 3−(2−フルオロフェニル)−6−(2−メチル−2H−1,2,4−トリア ゾル−3−イルメトキシ)−7−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3− b]ピリダジン この化合物は、実施例2のステップa)、b)、c)及びd) に記載の手順を用い、ただしステップc)においてベンゾイルヒドラジンに代え て2−フルオロベンジルヒドラジドを用いて、またステップd)において2−ピ リジルカルビノールに代えて(2−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル−3 −イル)メタノールを用いて製造した。1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 3.89(3H,s)、5.47 (2H,s)、7.32(6H,m)、7.65−7.68(2H,m)、7. 96(3H,m) MS(ES+)m/e 402[MH+] 元素分折(C21167OF+1%Na) C H N(%) 実験値 61.85 3.35 23.77 計算値 61.78 3.95 24.01 実施例125 3−(2−フルオロフェニル)−6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリア ゾル−3−イルメトキシ)−7−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3− b]ピリダジン この化合物は、実施例2のステップa)、b)、c)及びd)に記載の手順を 用い、ただしステップc)においてベンゾイル ヒドラジンに代えて2−フルオロベンジルヒドラジドを用いて、またステップd )において2−ピリジルカルビノールに代えて(1−メチル−1H−1,2,4 −トリアゾル−3−イル)メタノールを用いて製造した。1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 3.66(3H,s)、5.53 (2H,s)、7.27(8H,m)、7.85−7.88(2H,m)、8. 06(1H,s) MS(ES+)m/e 402[MH+] 元素分析(C21167OF+0.5%Na) C H N(%) 実験値 62.49 3.73 23.81 計算値 62.48 3.96 24.29 実施例126 6−(1メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−7−フ ェニル−3−(チオフェン−2−イル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b ]ピリダジン この化合物は、実施例2のステップa)、b)、c)及びd)に記載の手順を 用い、ただしステップc)においてベンゾイルヒドラジンに代えて2−チオフェ ンカルボン酸ヒドラジドを用 いて、またステップd)において2−ピリジルカルビノールに代えて(EP−A −421210に記載のように製造した)(1−メチル−1H−1,2,4−ト リアゾル−3−イル)メタノールを用いて製造した。1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 3.91(3H,s)、5.66 (2H,s)、7.25(1H,m)、7.43−7.69(6H,m),8. 03(2H,m)、8.31(1H,m) MS(ES+)m/e 390[MH]+ 元素分析(C19157OS) C H N(%) 実験値 59.01 3.64 25.10 計算値 58.60 3.88 25.17 実施例127 6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−7− フェニル−3−(ピリジン−3−イル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b ]ピリダジン この化合物は、実施例2のステップa)、b)、c)及びd)に記載の手順を 用い、ただしステップc)においてベンゾイル ヒドラジンに代えて2−ピリジルヒドラジドを用いて、またステップd)におい て2−ピリジルカルビノールに代えて(1−メチル−1H−1,2,4−トリア ゾル−3−イル)メタノールを用いて製造した。1 H NMR(360MHz,d6−DMSO)δ 3.86(3H,s)、5. 55(2H,s)、7.49−7.51(3H,m)、7.64(1H,m)、 7.73(2H,m)、8.44−8.48(2H,d,J=14.4Hz)、 8.66(1H,m)、8.82−8.84(1H,d,J=7.2Hz)、9 .56(1H,s) MS(ES+)m/e 385[MH+] 元素分析(C20168O+0.2%H2O) C H N(%) 実験値 62.03 3.97 28.54 計算値 61.91 4.26 28.88 実施例128 6−(2−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−7− フェニル−3−(チオフェン−2−イル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3− b]ピリダジン この化合物は、実施例2のステップa)、b)、c)及びd)に記載の手順を 用い、ただしステップc)においてベンゾイルヒドラジンに代えて2−チオフェ ンカルボン酸ヒドラジドを用いて、またステップd)において2−ピリジルカル ビノールに代えて(EP−A−421210に記載のように製造した)(2−メチ ル−2H−1,2,4−トリアゾル−3−イル)メタノールを用いて製造した。1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 3.79(3H,s)、5.74 (2H,s)、7.26(1H,m)、7.47−7.57(6H,m)、7. 90(1H,s)、8.05(1H,s)、8.24(1H,m) MS(ES+) m/e 390[MH]+ 元素分析(C19157OS) C H N(%) 実験値 58.20 4.09 25.02 計算値 58.60 3.88 25.17 実施例129 6−(2−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−7− フェニル−3−(ピリジン−3−イル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b ]ピリダジン この化合物は、実施例2のステップa)、b)、c)及びd)に記載の手順を 用い、ただしステップc)においてベンゾイルヒドラジンに代えて3−ピリジル カルボン酸ヒドラジドを用いて、またステップd)において2−ピリジルカルビ ノールに代えて(EP−A−421210に記載のように製造した)(2−メチ ル−2H−1,2,4−トリアゾル−3−イル)メタノールを用いて製造した。1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 3.79(3H,s)、5.69 (2H,s)、7.47−7.57(6H,m)、7.90(1H,s)、8. 10(1H,s)、8.77(2H,m)、9.76(1H,s) MS(ES+)m/e 385[MH]+ 元素分析(C20168O) C H N(%) 実験値 62.48 4.02 25.56 計算値 62.49 4.20 29.15 実施例130 3−(フラン−3−イル)−6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル −3−イルメトキシ)−7−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b] ピリダジン この化合物は、実施例2のステップa)、b)、c)及びd)に記載の手順を 用い、ただしステップc)においてベンゾイルヒドラジンに代えて2−フランヒ ドラジドを用いて、またステップd)において2−ピリジルカルビノールに代え て(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イル)メタノールを用い て製造した。1 H NMR(360MHz,d6−DMSO)δ 3.85(3H,s)、5. 57(2H,s)、6.84(1H,m)、7.47(3H,s)、7.68( 3H,s)、8.01(1H,s)、8.39(1H,s)、8.47(1H, s) MS(ES+)m/e 374[MH]+ 元素分析(C191572+0.1%H2O・0.1%Na) C H N(%) 実験値 60.46 4.12 24.14 計算値 60.46 4.06 25.97 実施例131 6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−7− フェニル−3−(チオフェン−2−イル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3− b]ピリダジン この化合物は、実施例2のステップa)、b)、c)及びd)に記載の手順を 用い、ただしステップc)においてベンゾイルヒドラジンに代えて2−チオフェ ンヒドラジドを用いて、またステップd)において2−ピリジルカルビノールに 代えて(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イル)メタノールを 用いて製造した。1 H NMR(360MHz,d6−DMSO)δ 3.86(3H,s)、5. 60(2H,s)、7.34(4H,m)、7.74−7.76(2H,d,J =7.2Hz)、7.84−7.86(1H,d,J=7.2Hz)、8.29 (1H,m)、8.39(1H,s)、8.48(1H,s) MS(ES+)m/e 390[MH+] 元素分析(C19157OS+0.1%H2O) C H N(%) 実験値 58.33 3.50 24.63 計算値 58.33 3.92 25.06 実施例132 6−(5−メチル−1,2,4−オキサジアゾル−3−イルメトキシ)−3,7 −ジフェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン この化合物は、実施例2のステップa)、b)、c)及びd)に記載の手順を 用い、ただしステップd)において2−ピリジルカルビノールに代えて3−ヒド ロキシメチル−5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール(J.Med.Ch em.,1991,34,1086−94)を用いて製造した。1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 2.62(3H,s)、5.70 (2H,s)、7.50−7.80(7H,m)、8.45(2H,m)、8. 48(1H,s) MS(ES+)m/e 385[MH+] 元素分析(C211662・0.25H2O) C H N(%) 実験値 65.24 3.94 21.21 計算値 64.85 4.28 21.61 実施例133 7−フェニル−3−(チオフェン−2−イル)−6−(2H−1,2,4−トリ アゾル−3−イルメトキシ)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジ この化合物は、実施例2のステップa)、b)、c)及びd)並びに実施例7 2のステップc)に記載の手順を用い、ただし ステップ2c)においてベンゾイルヒドラジンに代えて2−チオフェンカルボン 酸ヒドラジドを用いて、またステップ2d)において2−ピリジルカルビノール に代えて実施例72のステップa)の生成物を用いて製造した。1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 5.14(2H,s)、6.72 (1H,m)、6.91(3H,m)、7.05−7.26(3H,m)、7. 55(1H,s)、7.76(2H,m)、13.41(1H,br s)MS (ES+)m/e 376[MH]+ 元素分析(C18137OS) C H N(%) 実験値 57.19 2.98 25.61 計算値 57.58 3.49 26.12実施例134 3−(フラン−2−イル)−6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル −3−イルメトキシ)−7−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b] ピリダジン この化合物は、実施例2のステップa)、b)、c)及びd)に記載の手順を 用い、ただしステップc)においてベンゾイル ヒドラジンに代えて2−フリルカルボン酸ヒドラジドを用いて、またステップd )において2−ピリジルカルビノールに代えて(EP−A−421210に記載 のように製造した)(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イル) メタノールを用いて製造した。1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 3.91(3H,s)、5.63 (2H,s)、6.66(1H,m)、7.26−7.69(7H,m)、8. 02(2H,m)MS(ES+)m/e 374[MH]+ 元素分析(C191572) C H N(%) 実験値 60.77 3.93 25.82 計算値 61.12 4.05 26.26 実施例135 6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−3− フェニル−7−(チオフェン−3−イル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3− b]ピリダジン この化合物は、実施例16のステップa)、b)及びc)に記載の手順を用い 、ただしステップa)において4−ピリジル ボロン酸二リチウム塩に代えて3−チオフェンボロン酸を用いて、ステップb) において1.1当量のp−トルエンスルホン酸及びトリエチルアミンに代えて1 .1当量のトリエチルアミン塩酸塩を用いて、またステップc)において2−ピ リジルカルビノールに代えて(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3 −イル)メタノール(実施例65)を用いて製造した。 標記化合物に関するデータ: m.p.=233−235℃(MeOH)1 H NMR(360MHz,DMSO)δ 3.89(3H,s)、5.61 (2H,s)、7.56−7.65(3H,m)、7.71(1H,dd,J= 5,2Hz)、7.80(1H,d,J=5Hz)、8.29(1H,d,J= 2Hz)、8.47(2H,d,J=7Hz)、8.50(1H,s)、8.6 5(1H,s) MS(ES+)390[MH]+ 元素分析(C19157OS・0.25H2O) C H N(%) 実験値 57.92 3.81 24.79 計算値 57.93 3.97 24.89実施例136 6−(2−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−7− (チオフェン−3−イル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン この化合物は、実施例16のステップa)、b)及びc)に記載の手順を用い 、ただしステップa)において4−ピリジルボロン酸二リチウム塩に代えて3− チオフェンボロン酸を用いて、ステップb)において1.1当量のp−トルエン スルホン酸及びトリエチルアミンに代えて1.1当量のトリエチルアミン塩酸塩 を用いて、またステップc)において2−ピリジルカルビノールに代えて(2− メチル−2H−1,2,4−トリアゾル−3−イル)メタノール(実施例66) を用いて製造した。 標記化合物に関するデータ: m.p.=220−222℃(MeOH)1 H NMR(360MHz,DMSO)δ 3.91(3H,s)、5.79 (2H,s)、7.58−7.65(3H,m)、7.71−7.74(2H, m)、8.00(1H,s)、8.20(1H,br s)、8.39(2H, d,J=7Hz)、8.68(1H,s) MS(ES)390[MH]+ 元素分析(C19157OS) C H(%) 実験値 58.46 3.86 計算値 58.60 3.88 実施例137 3−フェニル−7−(チオフェン−3−イル)−6−(2H−1,2,4−トリ アゾル−3−イルメトキシ)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジ この化合物は、実施例16のステップa)及びb)並びに実施例72のステッ プb)及びc)に記載の手順を用い、ただし実施例16のステップa)において 4−ピリジルボロン酸二リチウム塩に代えて3−チオフェンボロン酸を用いて、 また実施例16のステップb)において1.1当量のp−トルエンスルホン酸及 びトリエチルアミンに代えて1.1当量のトリエチルアミン塩酸塩を用いて製造 した。 標記化合物に関するデータ: m.p.=264−266℃(MeOH)1 H NMR(500MHz,DMSO,330K)δ 5.68 (2H,s)、7.54−7.62(3H,m)、7.66(1H,dd,J= 5,2Hz)、7.77(1H,d,J=5Hz)、8.26(1H,d,J= 2Hz)、8.41(2H,d,J=7Hz)、8.50(1H,br s)、 8.58(1H,s) MS(ES+)376[MH]+ 元素分析(C18137OS・0.14CH2Cl2) C H(%) 実験値 56.23 3.28 計算値 56.26 3.46 実施例138 6−(2−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−3− フェニル−7−(チオフェン−2−イル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3− b]ピリダジン この化合物は、実施例16のステップa)、b)及びc)に記載の手順を用い 、ただしステップa)において4−ピリジルボロン酸二リチウム塩に代えて2− チオフェンボロン酸を用いて、ステップb)において1.1当量のp−トルエン スルホン酸及びトリエチルアミンに代えて1.1当量のトリエチルアミ ン塩酸塩を用いて、またステップc)において2−ピリジルカルビノールに代え て(2−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル−3−イル)メタノール(実施 例66)を用いて製造した。 標記化合物に関するデータ: m.p.=250−254℃(DMF−H2O)1 H NMR(360MHz,d6−DMSO)δ 3.96(3H,s)、5. 82(2H,s)、7.24(1H,dd,J=5及び4Hz)、7.52−7 .65(3H,m)、7.80(1H,d,J=5Hz)、8.00(1H,d ,J=4Hz)、8.02(1H,s)、8.42(2H,d,J=7Hz)、 8.80(1H,s) MS(ES+)390[MH]+ 元素分析(C19157OS) C H N(%) 実験値 58.56 3.93 25.35 計算値 58.60 3.88 25.18 実施例139 6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−3− フェニル−7−(チオフェン−2−イル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3− b]ピリダジン この化合物は、実施例16のステップa)、b)及びc)に記載の手順を用い 、ただしステップa)において4−ピリジルボロン酸二リチウム塩に代えて2− チオフェンボロン酸を用いて、ステップb)において1.1当量のp−トルエン スルホン酸及びトリエチルアミンに代えて1.1当量のトリエチルアミン塩酸塩 を用いて、またステップc)において2−ピリジルカルビノールに代えて(1− メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イル)メタノール(実施例65) を用いて製造した。 標記化合物に関するデータ: m.p.=237−239℃(DMF−H2O)1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 3.96(3H,s)、5.69 (2H,s)、7.14(1H,dd,J=6,5Hz)、7.47(1H,d ,J=6Hz)、7.50−7.60(3H,m)、7.81(1H,d,J= 5Hz)、8.08(1H,s)、8.27(1H,s)、8.56(2H,d ,J=7Hz) MS(ES+)390[MH]+ 元素分析(C19157OS・0.5H2O) C H N(%) 実験値 57.11 3.96 24.70 計算値 57.27 4.05 24.61 実施例140 7−(フラン−2−イル)−6−(2−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル −3−イルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b] ピリダジン a)3,6−ジクロロ−4−(フラン−2−イル)−ピリダジン 乾燥THF(60ml)中の、4−ブロモ−1,2−ジヒドロピリダジン−3 ,6−ジオン(実施例15のステップa)参照)(3.5g,18.3mmol )、2−トリブチルスタンニルフラン(6.3ml,20mmol)及びジクロ ロパラジウムビス(トリフェニルホスフィン)(1.42g,11mol%)の混 合物を脱ガスし、窒素をパージした後、70℃で1時間撹拌した。冷却すると、 混合物は濃縮した。残渣を磨砕し、ヘキサン、ジエチルエーテルで順次洗浄して 、粗な結合生成物をベージュ色の粉末として得た(5.23g)。これを精製せ ずに使用した。 上記固体をオキシ塩化リン(80ml)と混合し、4時間還 流した。蒸発とトルエンとの共沸により過剰のオキシ塩化リンを除去した。残渣 を氷(100ml)及びジクロロメタン(200ml)で希釈し、飽和炭酸水素 ナトリウム水溶液(200ml)で中和した。混合物を濾過し、2相を分離した 。有機層を乾燥し(Na2SO4)、濾過し、濃縮した。短シリカカラムを用い、 酢酸エチルを溶離液として濾過して、標記化合物を褐色結晶として得た(1.6 7g,2ステップに対する収率=44%)。1 H NMR(250MHz,CDCl3)δ 6.67(1H,dd,J=4, 2Hz)、7.63(1H,d,J=4Hz)、7.71(1H,d,J=2H z)、7.92(1H,s) MS(ES+)215及び217[MH]+ b)7−(フラン−2−イル)−6−(2−メチル−2H−1,2,4−トリア ゾル−3−イルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3− b]ピリダジン この化合物は、3,6−ジクロロ−4−(フラン−2−イル)−ピリダジンか ら実施例16のステップb)及びc)に記載の手順を用い、ただしステップb) において1.1当量のp−ト ルエンスルホン酸及びトリエチルアミンに代えて1.1当量のトリエチルアミン 塩酸塩を用いて、またステップc)において2−ピリジルカルビノールに代えて (2−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル−3−イル)メタノール(実施例 66)を用いて製造した。 標記化合物に関するデータ: m.p.=263−265℃(DMF)1 H NMR(360MHz,d6−DMSO)δ 3.95(3H,s)、5. 84(2H,s)、6.74(1H,dd,J=4,2Hz)、7.21(1H ,d,J=4Hz)、7.55−7.65(3H,m)、8.00(1H,d, J=2Hz)、8.03(1H,s)、8.41(2H,d,J=7Hz)、8 .47(1H,s) MS(ES+)374[MH]+ 元素分析(C191572) C H N(%) 実験値 60.93 4.00 26.09 計算値 61.12 4.05 26.26 実施例141 7−(フラン−2−イル)−6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル −3−イルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b] ピリダジン この化合物は、3,6−ジクロロ−4−(フラン−2−イル)ピリダジン(実 施例140のステップa))から実施例16のステップb)及びc)に記載の手 順を用い、ただしステップb)において1.1当量のp−トルエンスルホン酸及 びトリエチルアミンに代えて1.1当量のトリエチルアミン塩酸塩を用いて、ま たステップc)において2−ピリジルカルビノールに代えて(1−メチル−1H −1,2,4−トリアゾル−3−イル)メタノール(実施例65)を用いて製造 した。 標記化合物に関するデータ: m.p.=257−259℃(DMF)1 H NMR(360MHz,d6−DMSO)δ 3.91(3H,s)、5. 63(2H,s)、6.74(1H,dd,J=4及び2Hz)、7.33(1 H,d,J=4Hz)、7.54−7.65(3H,m)、7.99(1H,d ,J=2Hz)、8.44(1H,s)、8.46(2H,d,J=7Hz)、 8.57(1H,s) MS(ES+)374[MH]+ 元素分析(C191572・0.15H2O) C H N(%) 実験値 60.68 4.11 25.82 計算値 60.68 4.10 26.07 実施例142 6−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾル−5−イルメトキシ)−3,7 −ジフェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン a)5−クロロメチル−3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール アセトアミドオキシム(1g,0.0135mol)のジクロロメタン(30 ml)溶液にトリエチルアミン(2.06ml,0.015mmol)を添加し 、0℃に冷却した。クロロアセチルクロリド(1.18ml,0.015mol )を5分間を要して滴下した。反応物を0℃で10分間、次いで室温で1時間撹 拌した。反応物をジクロロメタン(40ml)で希釈し、水(2×30ml)、 ブライン(1×30ml)で洗浄した。有機層を乾燥し(MgSO4)、濾過し 、蒸発させて、 粗生成物を得た。 b)6−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾル−5−イルメトキシ)−3 ,7−ジフェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン この化合物は、実施例35のステップa)及びb)に記載の手順を用い、実施 例2のステップc)の生成物及び本実施例のステップa)の粗生成物を用いて製 造した。1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 2.35(3H,s)、5.85 (2H,s)、7.51−7.80(7H,m)、8.24(2H,m)、8. 48(1H,s) MS(ES+)m/e 385[MH]+ 元素分析(C211662・0.05CH2Cl2・0.1EtOAc) C H N(%) 実験値 65.19 3.99 21.07 計算値 64.82 4.29 21.15 実施例143 3−(4−フルオロフェニル)6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾ ル−3−イルメトキシ)−7−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b ]ピリダジン この化合物は、実施例2のステップa)、b)、c)及びd)に記載の手順を 用い、ただしステップc)においてベンゾイルヒドラジンに代えて4−フルオロ ベンジルヒドラジドを用いて、ステップb)において2−ピリジルカルビノール に代えて(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イル)メタノール を用いて製造した。 m.p.=233−235℃1 H NMR(360MHz,d6−DMSO)δ 3.85(3H,s)、5. 52(2H,s)、7.42(5H,m)、7.73(2H,m)、8.40( 1H,s)、8.49(3H,m) MS(ES+)m/e 402[MH+実施例144 3,7−ジフェニル−6−(2H−1,2,3−トリアゾル−4−イルメトキシ )−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン a)5−ホルミル−1−[2−(トリメチルシラニル)エトキシ]メチル−1H −1,2,3−トリアゾール 1−[2−(トリメチルシラニル)エトキシ]メチル−1H −1,2,3−トリアゾール(Holzer,W.及びRuso,K.,J.H eterocycl.Chem.,1992,29,1203−7)(2.03 44g,10.2mmol)の無水THF(30ml)溶液を窒素下で撹拌しな がら<−75℃に冷却し、該溶液にヘキサン中1.6Mブチルリチウム溶液(6 .70ml,10.7mmol)を11分間を要して滴下した。混合物をこの温 度で30分間撹拌してから、13分間を要して−20℃に加温した。次いで、混 合物を<−75℃に再冷却し、無水DMF(0.87ml,11.3mmol) を8分間を要して滴下した。混合物を<−75℃で1.75時間、次いで0℃で 75分間撹拌した。次いで、飽和NH4Cl水溶液(50ml)を添加し、混合 物をジエチルエーテル(75ml)、酢酸エチル(2×75ml)を用いて順次 抽出した。有機抽出物を乾燥し(Na2SO4)、真空下で蒸発させた。残渣をフ ラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル,40%EtOAc/ヘキサン)によ り精製して、標記化合物を無色油状物として得た(1.7256g,74%)。1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 0.03(9H,s)、0.91 (2H,m)、3.63(2H,m)、 6.01(2H,s)、8.28(1H,s)、10.08(1H,s) MS(ES+)m/e 170[M−SiMe2+H]+ b)5−ヒドロキシメチル−1−[2−(トリメチルシラニル)エトキシ]メチ ル−1H−1,2,3−トリアゾール ステップa)の生成物(1.7204g,7.57mmol)の無水メタノール (8ml)溶液を窒素下で撹拌しながら0℃に冷却し、該溶液にホウ水素化ナト リウム(0.2875g,7.60mmol)を添加し、混合物をこの温度で2 0分間撹拌してから、30分間を要して室温に加温した。水を添加して反応を停 止し、混合物を飽和NaCl水溶液(40ml)とジクロロメタン(30ml) に分配した。水性層を更にジクロロメタン(3×30ml)て抽出し、合わせた 抽出物を乾燥し(Na2SO4)、真空下で蒸発させた。残渣をフラッシュクロマ トグラフィー(シリカゲル,3%MeOH/CH2Cl2)により精製して、標記 化合物を得た(1.4642g,84%)。1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 0.02(9H,s)、0.90 (2H,m)、3.59(2H,m)、4.82(2H,s)、5.78(2H ,s)、7.67(1 H,s) MS(ES+)m/e 230[M+H]+,119 c)3,7−ジフェニル−6−[1−[2−(トリメチルシラニル)エトキシ] メチル−1H−1,2,3−トリアゾル−5−イル]メトキシ−1,2,4−ト リアゾロ[4,3−b]ピリダジン この化合物は、実施例2のステップd)に記載の手順と同様にして、ただし2 −ピリジルカルビノールに代えて(ステップb)の)5−ヒドロキシメチル−1 −[2−(トリメチルシラニル)エトキシ]メチル−1H−1,2,3−トリア ゾールを用いて84%の収率で得た。 標記化合物に関するデータ:1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 0.07(9H,s)、0.80 (2H,m)、3.49(2H,m)、5.62(2H,s)、5.67(2H ,s)、7.47−7.62(8H,m)、7.77(1H,s)、8.39( 1H,s)、8.40(2H,dd) MS(ES+)m/e 500[M+H]+ d)3,7−ジフェニル−6−(2H−1,2,3−トリアゾル−4−イルメト キシ)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン エタノール(12ml)及び2M−水性HCl(25ml)中にステップc) の生成物(0.7025g,1.41mmol)を含む混合物を60℃で5.5 時間撹拌した。飽和Na2CO3水溶液を滴下して混合物を中和した。生じた沈殿 を濾過により集め、水、ヘキサンで順次洗浄し、真空下60℃で乾燥した。これ を再結晶(MeOH−CH2Cl2)後、フラッシュクロマトグラフィー(シリカ ゲル,3〜5%MeOH/CH2Cl2)にかけて、標記化合物を白色固体として 得た(0.2044g,39%)。 m.p.=208−220℃1 H NMR(360MHz,d6−DMSO)δ 5.66(2H,s)、7. 48−7.49(3H,m)、7.58−7.72(5H,m)、7.94(1 H,br s)、8.40(1H,s)、8.47(2H,d,J=7.2Hz )、15.10(1H,br s) MS(ES+)m/e 370[MH]+ 元素分析(C20157O・0.1H2O) C H N(%) 実験値 65.07 4.05 26.01 計算値 64.72 4.13 26.41 実施例145 3,7−ジフェニル−6−(ピラジン−2−イルメトキシ)−1,2,4−トリ アゾロ[4,3−b]ピリダジン a)2−ヒドロキシメチルピラジン THF(60ml)中の2−ピラジンカルボン酸メチル(1.80g)に、− 78℃で撹拌しながら水素化ジイソブチルアルミニウム(THF中1M溶液,3 9ml)を添加した。溶液を放置して室温に加温し、24時間撹拌した。固体酒 石酸、次いで酒石酸カリウムナトリウムを用いて反応を停止してから、反応物を 室温で30分間撹拌した。飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を、溶液のpHが>7 となるまで添加した。溶液を酢酸エチル(3×200ml)で洗浄し、有機層を 合わせ、飽和塩化ナトリウム溶液(1×200ml)で洗浄し、乾燥し(硫酸マ グネシウム)、真空下で濃縮した。残渣をフラッシュクロマトグラフィー(シリ カゲル,溶離液=ジクロロメタン中5%メタ ノール)により精製して、2−ヒドロキシメチルピラジンを暗褐色油状物として 得た(0.16g)。1 H NMR(250MHz,CDCl3)δ 3.42(1H,br s)、4 .85(2H,s)、8.55(2H,m)、8.68(1H,s) MS(ES+)m/e 111[MH+] b)3,7−ジフェニル−6−(ピラジン−2−イルメトキシ)−1,2,4− トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン この化合物は、実施例2のステップa)、b)、c)及びd)に記載の手順を 用い、ただしステップd)において2−ピリジルカルビノールに代えて2−ヒド ロキシメチルピラジンを用いて製造した。1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 5.69(2H,s)、7.54 (5H,m)、7.65(2H,m)、8.09(1H,s)、8.39(2H ,d,J=6.6Hz)、8.56(1H,s)、8.60(1H,s),8. 67(1H,s) MS(ES+)m/e 381[MH+実施例146 3−(4−メチルフェニル)−6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾ ル−3−イルメトキシ)−7−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b ]ピリダジン この化合物は、実施例2のステップa)、b)、c)及びd)に記載の手順を 用い、ただしステップc)においてベンゾイルヒドラジンに代えて4−メチルベ ンゾイルヒドラジンを用いて、ステップb)において2−ピリジルカルビノール に代えて(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イル)メタノール を用いて製造した。 m.p.=218.6−219.7℃1 H NMR(360MHz,DMSO)δ 2.51(3H,s)、3.87 (3H,s)、5.54(2H,s)、7.44(5H,m)、7.76(2H ,s)、8.38(4H,m)MS(ES+)m/e 398[MH+実施例147 6−(4−メチルチアゾル−2−イルメトキシ)−3,7−ジフェニル−1,2 ,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン この化合物は、実施例2のステップa)、b)、c)及びd) に記載の手順を用い、ただしステップd)において2−ピリジルカルビノールに 代えて2−ヒドロキシメチル−4−メチルチアゾールを用いて製造した。 標記化合物に関するデータ: m.p.=177℃1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 2.47(3H,s)、5.79 (2H,s)、6.90(1H,s)、7.50−7.67(8H,m)、8. 08(1H,s)、8.50(2H,d,J=7.9Hz) MS(ES+)m/e 400[MH+] 元素分析(C22175OS) C H N(%) 実験値 66.25 3.90 17.47 計算値 66.14 4.29 17.53 実施例148 6−(5−メチルチアゾル−2−イルメトキシ)−3,7−ジフェニル−1,2 ,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン この化合物は、実施例2のステップa)、b)、c)及びd)に記載の手順を 用い、ただしステップd)において2−ピリジ ルカルビノールに代えて2−ヒドロキシメチル−5−メチルチアゾールを用いて 製造した。 標記化合物に関するデータ: m.p.=182℃1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 2.46(3H,s)、5.75 (2H,s)、7.45−7.65(9H,m)、8.07(1H,s)、8. 49(2H,d,J=7.9Hz) MS(ES+)m/e 400[MH]+ 元素分析(C22175OS) C H N(%) 実験値 66.17 4.02 17.67 計算値 66.14 4.29 17.53 実施例149 3,7−ジフェニル−6−(ピリミジン−4−イルメトキシ)−1,2,4−ト リアゾロ[4,3−b]ピリダジン この化合物は、実施例79のステップa)及びb)に記載の手順を用い、ただ しステップb)においてブロモアセトニトリルに代えて(Jeronimら,C hem.Ber.,1987,120 ,649−651の手順により製造した)4−クロロメチルピリミジンを 用いて製造した。 標記化合物に関するデータ:1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 5.61(2H,s)、7.33 (1H,d,J=5.1Hz)、7.55(6H,m)、7.67(2H,m) 、8.10(1H,s)、8.38(2H,m)、8.74(1H,d,J=5 .1Hz)MS(ES+)m/e 381[MH+] 元素分析(C22166O) C H N(%) 実験値 70.01 3.96 21.97 計算値 69.46 4.24 22.09 実施例150 3,7−ジフェニル−6−(ピリダジン−3−イルメトキシ)−1,2,4−ト リアゾロ[4,3−b]ピリダジン この化合物は、実施例79のステップa)及びb)に記載の手順を用い、ただ しステップb)においてブロモアセトニトリルに代えて(Jeronimら,C hem.Ber.,1987,120,649−651の手順により製造した) 3−クロロメ チルピリダジンを用いて製造した。1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 5.89(2H,s)、7.53 (6H,m)、7.64(2H,m)、8.09(1H,s)、8.40(2H ,m)、9.18(1H,m) MS(ES+)m/e 381[MH+実施例151 6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−7− (モルホリン−4−イル)−3−(チオフェン−2−イル)−1,2,4−トリ アゾロ[4,3−b]ピリダジン a)4−(3,6−ジクロロピリダジン−4−イル)モルホリン この化合物は、実施例15のステップc)に記載の手順を用い、ただしピペリ ジンに代えてモルホリンを用いて製造した。 標記化合物に関するデータ:1 H NMR(250MHz,CDCl3)δ 3.30−3.34(4H,m) 、3.87−3.95(4H,m)、6.89(1H,s) MS(ES+)m/e 234,236,238[MH+] b)6−クロロ−5−(モルホリン−4−イル)ピリダジン−3−イルヒドラジ 1,4−ジオキサン(100ml)中の、4−(3,6−ジクロロピリダジン −4−イル)モルホリン(5g,21.3mmol)及びヒドラシン水和物(7 .0ml,141mmol)の混合物を撹拌し、20時間還流加熱した。冷却し 、1,4−ジオキサンを真空下で除去した。次いで、残渣をジクロロメタンと飽 和炭酸水素ナトリウム水溶液に分配した。水性層を更にジクロロメタン(×2) で抽出した。合わせた有機抽出物を乾燥し(Na2SO4)、濾過し、蒸発させた 。残渣をジクロロメタン/メタノール/水性アンモニア(91:8:1)を溶離 液とするシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、6−クロロ−5−(モ ルホリン−4−イル)−ピリダジン−3−イルヒドラジン(3.6g,74%) を得た。1 H NMR(250MHz,d6−DMSO)δ 3.37−3.17(4H, m)、3.72−3.77(4H,m)、4.31(2H,br s)、6.5 8(1H,s)、7.97(1H,br s) MS(ES+)m/e 230,232[MH+] c)6−クロロ−7−(モルホリン−4−イル)−2H−1,2,4−トリアゾ ロ[4,3−b]ピリダジン−3−オン 窒素下室温において6−クロロ−5−(モルホリン−4−イ ル)ピリダジン−3−イルヒドラジン(1.42g,6.2mmol)の1,2 −ジクロロエタン(60ml)溶液を撹拌しながら、該溶液にトリホスゲン(7 50mg,2.5mmol)を添加した。次いで、混合物を撹拌し、22時間還 流加熱した。冷却し、沈殿を濾過により集めた。固体をジエチルエーテルで洗浄 してから、真空下で乾燥して、6−クロロ−7−(モルホリン−4−イル)−2 H−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−3−オン(1.1g, 67%)を得た。これを更に精製することなく使用した。 標記化合物に関するデータ:1 H NMR(250MHz,d6−DMSO)δ 3.02−3.05(4H, m)、3.72−3.76(4H,m)、7.19(1H,s)、12.57( 1H,br s) MS(ES+)m/e 256,258[MH+] d)3−ブロモ−6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イル メトキシ)−7−(モルホリン−4−イル)−1,2,4−トリアゾール[4, 3−b]ピリダジン 6−クロロ−7−(モルホリン−4−イル)−2H−1,2,4−トリアゾロ [4,3−b]ピリダジン−3−オン(1.1g,4.3mmol)及びホスホ リルブロミド(25g)の混 合物を撹拌し、80℃で24時間加熱した。冷却し、混合物を氷で処理した。次 いで、水性層を水性アンモニアで塩基性とした。次いで、水性層をジクロロメタ ン(×3)で抽出した。合わせた抽出物を乾燥し(Na2SO4)、濾過し、蒸発 させた。残渣を5%メタノール/ジクロロメタンを溶離液とするシリカゲルクロ マトグラフィーにより精製して、3−ブロモ−6−クロロ−7−(モルホリン− 4−イル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た(600 mg)。1H NMR及びマススペクトルから、生成物が所望の化合物と6−ブ ロモ化合物の混合物であることが判明した。この混合物を更に精製することなく 使用した。 上記生成物(600mg)及び(実施例65に記載のように製造した)(1− メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イル)メタノール(240mg, 2.1mmol)の乾燥DMF溶液を窒素下0℃で撹拌しながら、該溶液に水素 化ナトリウム(油中60%分散液,80mg,2.0mmol)を1度に添加し た。氷浴を取り外し、混合物を室温で2時間撹拌した。水を添加して反応を停止 し、反応物を酢酸エチルと水に分配した。水性層を更にジクロロメタン(×3) で抽出した。合わせた有機抽出物を乾燥し(Na2SO4)、濾過し、蒸発さ せた。残渣を5〜8%メタノール/ジクロロメタンを溶離液とするシリカゲルク ロマトグラフィーにより精製して、標記化合物(358mg,2ステップに対す る収率48%)。1 H NMR(360MHz,d6−DMSO)δ 3.20−3.22(4H, m)、3.69−3.71(4H,m)、3.68(3H,s)、5.47(2 H,s)、7.41(1H,s)、8.49(1H,s) MS(ES+)m/e 395,397[MH+] e)6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)− 7−(モルホリン−4−イル)−3−(チオフェン−2−イル)−1,2,4− トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン 乾燥DMF(3ml)中の、3−ブロモ−6−(1−メチル−1H−1,2, 4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−7−(モルホリン−4−イル)−1,2 ,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(100mg,0.25mmol) 及び2−(トリブチルスタンニル)チオフェン(240ml,0.75mmol )の混合物に窒素ガスを15分間通して、脱酸素化した。次いで、ジクロロビス (トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)(20mg)を添加した。更に 装置全体に「排気 /N2充填」サイクルを3回施して、脱酸素化した。混合物を撹拌し、窒素下1 00℃で16時間加熱した。反応混合物をジクロロメタンと水に分配した。水性 層を更にジクロロメタン(×2)で抽出した。合わせた抽出物を乾燥し(Na2 SO4)、濾過し、蒸発させた。残留DMFを高真空下で除去した。残渣を5% メタノール/ジクロロメタンを溶離液とするシリカゲルクロマトグラフィーによ り精製して、標記化合物を得た(60mg,60%)。 標記化合物に関するデータ:1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 3.26−3.29(4H,m) 、3.85−3.89(4H,m)、3.94(3H,s)、5.64(2H, s)、7.19−7.23(2H,s)、7.47−7.59(1H,m)、8 .05(1H,s)、8.18−8.20(1H,m) MS(ES+)m/e 399[MH+] 元素分析(C171882S・0.3(H2O)) C H N(%) 実験値 50.84 4.39 27.35 計算値 50.56 4.64 27.75実施例152 3,7−ジフェニル−6−(チアゾル−4−イルメトキシ)−1,2,4−トリ アゾロ[4,3−b]ピリダジン この化合物は、実施例2のa)、b)、c)及びd)に記載の手順を用い、た だしステップd)において2−ピリジルカルビノールに代えて4−ヒドロキシメ チルチアゾールを用いて製造した。 標記化合物に関するデータ: m.p.=236℃1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 5.73(2H,s)、7.29 (1H,s)、7.49−7.66(8H,m)、8.06(1H,s)、8. 49(2H,d,J=7.9Hz)、8.85(1H,s) MS(ES+)m/e 386[MH]+ 元素分析(C21155OS) C H N(%) 実験値 65.11 3.72 17.97 計算値 65.44 3.92 18.17実施例153 6−(5−メチルイソオキサゾル−3−イルメトキシ)−3,7−ジフェニル− 1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン この化合物は、実施例2のa)、b)、c)及びd)に記載の手順を用い、た だしステップd)において2−ピリジルカルビノールに代えて5−メチルイソオ キサゾル−3−イルメタノールを用いて製造した。 標記化合物に関するデータ: m.p.=180℃1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ2.42(3H,s)、5.57( 2H,s)、6.00(1H,s)、7.49−7.61(8H,m)、8.0 6(1H,s)、8.47(2H,d,J=7.9Hz) MS(ES+)m/e 384[MH]+ 元素分析(C22175OS・0.1H2O) C H N(%) 実験値 68.45 4.09 17.79 計算値 68.92 4.47 18.27実施例154 3−(3−フルオロフェニル)−6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリア ゾル−3−イルメトキシ)−7−(モルホリン−4−イル)−1,2,4−トリ アゾロ[4,3−b]ピリダジン 1,2−ジメトキシエタン/水(2:1,5ml)中の、(実施例151のス テップd)の)3−ブロモ−6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル −3−イルメトキシ)−7−(モルホリン−4−イル)−1,2,4−トリアゾ ロ[4,3−b]ピリダジン(100mg,0.25mmol)、3−フルオロ ベンゼンボロン酸(50mg,0.35mmol)及び無水炭酸ナトリウム(7 0mg,0.66mmol)の混合物に窒素ガスを15分間通して、該混合物を 脱酸素化した。次いで、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0 )(30mg)を添加した。更に装置全体に「排気/N2充填」サイクルを3回 施して、脱酸素化した。次いで、混合物を撹拌し、窒素下110℃で16時間加 熱した。冷却し、反応混合物をジクロロメタンと水に分配した。水性層を更にジ クロロメタン(×2)で抽出した。合わせた抽出物を乾燥し(Na2SO)、 濾過し、蒸発させた。残渣を5%メタノール/ジクロロメタンを溶離液とするシ リカゲルクロマトグラフィーにより精製して、標記化合物を得た(65mg,6 3%)。 標記化合物に関するデータ:1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 3.27−3.29(4H,m) 、3.87−3.90(4H,m)、3.94(3H,s)、5.60(2H, s)、7.14−7.19(1H,m)、7.20(1H,s)、7.46−7 .52(1H,m)、8.05(1H,s)、8.21−8.28(1H,m) MS(ES+)m/e 411[MH+] 元素分析(C191982F・1.2(H2O)) C H N(%) 実験値 53.16 4.85 25.59 計算値 52.82 4.99 25.94 実施例155 3,7−ジフェニル−6−(ピリミジン−2−イルメトキシ)−1,2,4−ト リアゾロ[4,3−b]ピリダジン a)2−(ピリミジン−2−イル)マロン酸ジメチル 1,4−ジオキサン(900ml)中のマロン酸ジメチル(41.6g)に水 素化ナトリウム(鉱油中60%分散液,18.9g)を少しずつ添加した。生じ たゲルに、1,4−ジオキサン(200ml)中の2−ブロモピリミジン(50 .0g)を滴下した。混合物を室温で1時間撹拌してから、一晩還流した。冷却 した溶液に水(400ml)を添加し、pHが〜1となるまで5N−塩酸を添加 した。溶液を酢酸エチル(2×400ml)で洗浄し、有機層を合わせ、飽和炭 酸水素ナトリウム溶液(1×400ml)及び飽和塩化ナトリウム溶液(1×4 00ml)で洗浄し、乾燥し(硫酸マグネシウム)、真空下で濃縮した。残渣を フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル,溶離液=ジクロロメタン中0〜2 0%酢酸エチル)により精製して、2−(ピリミジン−2−イル)マロン酸ジメ チルを黄色/橙色油状物として得た(24.1g)。1 H NMR(250MHz,CDCl3)δ 3.83(6H,s)、5.16 (1H,s)、7.28(1H,t,J=5.0Hz)、8.87(2H,d, J=5.0Hz) MS(ES+)m/e 211[MH+] b)2−メチルピリミジン 2−(ピリミジン−2−イル)マロン酸ジメチル(14.0g)、塩化ナトリ ウム(17.1g)及び水(5.24ml)を一緒にDMSO(50ml)中で 160℃で一晩加熱した。 溶液を放冷し、無機物質を濾別した。濾液を大気圧下で蒸留し、沸点95〜11 2℃の分画を集めた。留出物を大気圧下で再蒸留し、沸点97〜99℃の分画を 集めた。これは、2:1の比率で存在する2−メチルピリミジンとジメチルスル フィドの混合物であった(1.41g)。この生成物を更に精製することなく次 ステップで使用した。1 H NMR(250MHz,CDCl3)δ 2.70(3H,s)、7.13 (1H,t,J=4.9Hz)、8.66(2H,d,J=4.9Hz) MS m/e 95[MH+] c)2−クロロメチルピリミジン 還流クロロホルム(30ml)中の実施例155のステップb)の生成物(0 .60g)にトリクロロイソシアヌル酸(0.62g)を少しずつ添加し、スラ リーを3時間還流下で撹拌した。更にトリクロロイソシアヌル酸(0.62g) を添 加し、混合物を前と同様にして6時間撹拌した。スラリーを室温まで放冷し、濾 過して、不溶性物質を除去し、濾液を1M−水酸化ナトリウム溶液(1×25m l)及び飽和塩化ナトリウム溶液(1×25ml)で洗浄した。濾液を乾燥し( 硫酸マグネシウム)、真空下で濃縮して、2−クロロメチルピリミジンを淡橙色 /褐色油状物(0.11g)を得た。 標記化合物に関するデータ:1 H NMR(250MHz,CDCl3)δ 4.77(2H,s)、7.27 (1H,t,J=4.9Hz)、8.79(2H,d,J=4.9Hz) MS(ES+)m/e 129[MH+] d)3,7−ジフェニル−6−(ピリミジン−2−イルメトキシ)−1,2,4 −トリアゾロ[4,3−b]−ピリダジン この化合物は、実施例79のa)及びb)に記載の手順を用い、ただしステッ プb)においてブロモアセトニトリルに代えて2−クロロメチルピリミジンを用 いて製造した。 標記化合物に関するデータ:1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 5.74(2H,s)、7.23 (1H,t,J=4.9Hz)、7.48 (6H,m)、7.81(2H,m)、8.06(1H,s)、8.22(2H ,m)、8.76(2H,d,J=4.9Hz) MS(ES+)m/e 381[MH+] 元素分析(C22166O) C H N(%) 実験値 69.45 3.81 22.11 計算値 69.46 4.24 22.09 実施例156 6−(2−メチル−2H−1,2,3−トリアゾル−4−イルメトキシ)−3, 7−ジフェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン 無水DMF(2ml)中の、水素化ナトリウム(油中60%分散液,22.6 mg,0.565mmol)及びヨードメタン(29.6ml,0.475mm ol)の混合物を撹拌しながら窒素下−5℃に冷却し、該混合物に、実施例14 4のステップd)の)3,7−ジフェニル−6−(2H−1,2,3−トリアゾ ロ−4−イルメトキシ)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン( 0.1675g,0.453mmol)の無水DMF(7ml)溶液を10分間 を要して滴下した。次 いで、混合物を2.5時間を要して室温に加温してから、水(40ml)及び酢 酸エチル(40ml)に分配した。水性層を更に酢酸エチル(4×30ml)で 抽出した。このとき層の分離を助けるために飽和NaCl水溶液を添加した。合 わせた有機抽出物を乾燥し(Na2SO4)、真空下で蒸発させた。残渣をフラッ シュクロマトグラフィー(シリカゲル,50〜100%EtOAc/CH2Cl2 )により精製して、白色固体の標記化合物(69.8mg,40%)を2−メチ ル−2H−1,2,3−トリアゾル−4−イル類似体及び1−メチル−1H−1 ,2,3−トリアゾル−5−イル類似体を63:37の比率で含む混合物(75 .8mg,44%)と共に得た。 標記化合物に関するデータ: m.p.=203−205℃(CH2Cl2−EtOAc)1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 4.19(3H,s)、5.61 (2H,s)、7.47−7.61(9H,m)、8.05(1H,s)、8. 40(1H,s)、8.52(2H,m) MS(ES+)m/e 384[MH]+ 元素分析(C21177O・0.1H2O) C H N(%) 実験値 65.27 4.17 25.14 計算値 65.48 4.50 25.45 実施例157 7−(1−メチルシクロブチル)−6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリ アゾル−3−イルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3 −b]ピリダジン この化合物は、実施例88のステップa)、b)及びc)に記載の手順を用い 、ただしステップb)において(2−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル− 3−イル)メタノールの代わりに(EP−A−421210に記載の条件を用い て製造した)(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イル)メタノー ルを用いて、またステップc)においてシクロヘキサンカルボン酸に代えて1− メチルシクロブタンカルボン酸(Journal of Organometa llic Chemistry,1988,352,263−272)を用いて 製造した。 標記化合物に関するデータ:1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 1.56(3 H,s)、1.80−1.91(1H,m)、2.08−2.24(3H,m) 、2.38−2.52(2H,m)、3.93(3H,s)、5.54(2H, s)、7.46−7.60(3H,m)、7.69(1H,s)、8.04(1 H,s)、8.48−8.55(2H,m) MS(ES+)m/e 376[MH]+ 元素分析(C20217O) C H N(%) 実験値 64.01 5.51 26.00 計算値 63.98 5.64 26.12 実施例158 7−イソプロピル−6−(2−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル−3−イ ルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジ この化合物は、実施例88のステップa)、b)及びc)に記載の手順を用い 、ただしステップc)においてシクロヘキサンカルボン酸に代えて2−メチルプ ロピオン酸を用いて製造した。 標記化合物に関するデータ:1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 1.32(6 H,d,J=6.8Hz)、3.10−3.25(1H,m)、3.98(3H ,s)、5.63(2H,s)、7.47−7.61(3H,m)、7.91( 1H,d,J=0.7Hz)、7.94(1H,s)、8.32−8.43(2 H,m) MS(ES+)m/e 350[MH]+ 元素分析(C18197O) C H N(%) 実験値 62.20 5.28 27.78 計算値 61.88 5.48 28.06 実施例159 7−tert−ブチル−3−(2−フルオロフェニル)−6−1−メチル−1H −1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−1,2,4−トリアゾロ[4 ,3−b]ピリダジン この化合物は、実施例102のステップa)、b)及びc)に記載の手順を用 い、ただしステップa)においてシクロペンタンカルボン酸に代えてトリメチル 酢酸を用いて、ステップb)において2−チオフェンカルボン酸ヒドラジドに代 えて2−フルオロ安息香酸ヒドラジドを用いて、またステップc)において2− ヒドロキシメチルピリジンに代えて(EP−A− 421210に記載の条件を用いて製造した)(1−メチル−1H−1,2,4 −トリアゾル−3−イル)メタノールを用いて製造した。 標記化合物に関するデータ:1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 1.43(9H,s)、3.93 (3H,s)、5.44(2H,s)、7.23−7.37(2H,m)、7. 48−7.58(1H,m)、7.94(1H,s)、7.95−8.00(1 H,m)、8.04(1H,s) MS(ES+)m/e 382[MH]+ 元素分析(C19207OF) C H N(%) 実験値 60.20 4.98 25.53 計算値 59.83 5.29 25.71 実施例160 7−シクロペンチル−3−(4−メトキシフェニル)−6−(2−メチル−2H −1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−1,2,4−トリアゾロ[4 ,3−b]ピリダジン 実施例102に記載の手順と同様にして、ただしステップ b)において4−メトキシ安息香酸ヒドラジドを用いて、またステップc)にお いて(2−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル−3−イル)メタノールを用 いて、標記化合物を製造した。1 H NMR(250MHz,CDCl3)δ 1.30(3H,s)、1.75 (4H,m)、1.88(4H,m)、3.96(3H,s)、5.62(2H ,s)、7.53(3H,m)、7.96(2H,s)、8.38(2H,m) MS(ES+)m/e 390[MH]+ 実施例161 7−(1−メチルシクロペンチル)−6−(1−メチル−1H−1,2,4−ト リアゾル−3−イルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4, 3−b]ピリダジン 実施例102に記載の手順と同様にして、ただしステップa)において1−メ チルシクロペンタン酸を用いて、ステップb)において安息香酸ヒドラジドを用 いて、またステップc)において(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル −3−イル)メタノールを用いて、標記化合物を製造した。1 H NMR(250MHz,CDCl3)δ 1.73(6 H,m)、2.08(2H,m)、3.18(1H,m)、3.90(3H,s )、3.99(3H,s)、5.62(2H,s)、7.06(3H,m)、7 .88(1H,d,J=1.1Hz)、7.95(1H,s)、8.36(2H ,m)MS(ES+)m/e 406[MH]+ 実施例162 7−(1−メチルシクロペンチル)−6−(2−メチル−2H−1,2,4−ト リアゾル−3−イルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4, 3−b]ピリダジン 実施例102に記載の手順と同様にして、ただしステップa)において1−メ チルシクロペンタン酸を用いて、ステップb)において安息香酸ヒドラジドを用 いて、またステップc)において(2−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル −3−イル)メタノールを用いて、標記化合物を製造した。1 H NMR(250MHz,CDCl3)δ 1.35(3H,s)、1.64 (4H,m)、1.72(4H,m)、3.94(3H,s)、5.57(2H ,s)、7.52(3H m)、7.91(1H,s)、8.06(1H,s) 、8.49(2H,m) MS(ES+)m/e 390[MH]+ 実施例163 7−シクロペンチル−3−(フラン−2−イル)−6−(2−メチル−2H−1 ,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−1,2,4−トリアゾロ[4,3 −b]ピリダジン 実施例102に記載の手順と同様にして、ただしステップb)において2−フ ロ酸ヒドラジドを用いて、またステップc)において(2−メチル−2H−1, 2,4−トリアゾル−3−イル)メタノールを用いて、標記化合物を製造した。1 H NMR(250MHz,CDCl3)δ 1.72(6H,m)、2.08 (2H,m)、3.19(1H,m)、4.04(3H,s)、5.67(2H ,s)、6.64(1H,m)、7.42(1H,d,J=3.5Hz)、7. 68(1H,d,J=1.6Hz)、7.86(1H,d,J=1Hz)、7. 95(1H,s) MS(ES+)m/e 365[MH]+ 実施例164 7−シクロペンチル−3−(フラン−2−イル)−6−(1−メチル−1H−1 ,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−1,2,4−トリアゾロ[4,3 −b]ピリダジン 実施例102に記載の手順と同様にして、ただしステップb)においてフロ酸 ヒドラジドを用いて、またステップc)において(1−メチル−1H−1,2, 4−トリアゾル−3−イル)メタノールを用いて、標記化合物を製造した。1 H NMR(250MHz,CDCl3)δ 1.74(6H,m)、2.13 (2H,m)、3.26(1H,m)、3.95(3H,s)、5.59(2H ,s)、6.64(1H,m)、7.55(1H,d,J=3.5Hz)、7. 66(1H,d,J=1.4Hz)、7.83(1H,d,J=1.1Hz)、 8.06(1H,s) MS(ES+)m/e 365[MH]+ 実施例165 3−(3,7−ジフェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン −6−イルオキシメチル)−1,2,4−トリアゾル−1−イルアセトニトリル 実施例72のステップc)の生成物(0.10g)をDMF(5ml)に懸濁 させた。水素化ナトリウム(鉱油中60%分散液,15mg)を添加し、混合物 を室温で15分間撹拌した。 クロロアセトニトリル(41μl)を添加し、混合物を前と同 様に2日間撹拌した。水(25ml)を添加し、生じた沈殿を濾別し、フラッシ ュクロマトグラフィー(シリカゲル,ジクロロメタン中0〜3%メタノール)に より精製した。生成物を酢酸エチル/エタノールから再結晶して、無色結晶を得 た(17mg)。1 H NMR(360MHz,d6−DMSO)δ 5.60(2H,s)、5. 61(2H,s)、7.58(6H,m)、7.76(2H,m)、8.41( 1H,s)、8.44(2H,m)、8.68(1H,s) MS(ES+)m/e 409[MH+] 元素分析(C22168O・0.1C482) C H N(%) 実験値 64.62 3.74 26.82 計算値 64.62 4.06 26.87 実施例166 7−(1−メチルシクロプロピル)−6−(2−メチル−2H−1,2,4−ト リアゾル−3−イルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4, 3−b]ピリダジン 実施例102に記載の手順と同様にして、ただしステップ a)において1−メチルシクロプロパン酸を用いて、ステップb)において安息 香酸ヒドラジドを用いて、またステップc)において(2−メチル−2H−1, 2,4−トリアゾル−3−イル)メタノールを用いて、標記化合物を製造した。1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 0.79−0.88(4H,m) 、1.37(3H,s)、4.02(3H,s)、5.67(2H,s)、7. 51−7.58(3H,m)、7.94(2H,d,J=4.8Hz)、8.3 8(2H,d,J=6.6Hz) MS(ES+)m/e 362[MH+実施例167 7−(1−メチルシクロプロピル)−6−(1−メチル−1H−1,2,4−ト リアゾル−3−イルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4, 3−b]ピリダジン 実施例102に記載の手順と同様にして、ただしステップa)において1−メ チルシクロプロパン酸を用いて、ステップb)において安息香酸ヒドラジドを用 いて、またステップc)において(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル −3−イル)メタノールを用いて、標記化合物を製造した。1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 0.78−0.90(4H,m) 、1.42(3H,s)、3.94(3H,s)、5.60(2H,s)、7. 46−7.58(3H,m),7.87(1H,s)、8.05(1H,s)、 8.49(2H,d,J=6.6Hz) MS(ES+)m/e 362[MH+実施例168 3−(3−フルオロフェニル)−6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリア ゾル−3−イルメトキシ)−7−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3− b]ピリダジン この化合物は、実施例2のステップa)、b)、c)及びd)に記載の手順を 用い、ただしステップc)においてベンゾイルヒドラジンに代えて3−フルオロ ベンジルヒドラジドを用いて、またステップd)において2−ピリジルカルビノ ールに代えて(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イル)メタノ ールを用いて製造した。 標記化合物に関するデータ: m.p.=250−251℃1 H NMR(360MHz,d6−DMSO)δ 3.55 (3H,s)、5.25(2H,s)、7.36(3H,m)、7.42(3H ,m)、7.9(1H,d,J=7.2Hz)、7.98(1H,d,J=7. 2Hz)、8.12(1H,s)8.17(1H,s) MS(ES+)m/e 402[MH+] 元素分析(C21167OF+0.5%H2O+0.1%EtOAc) C H N(%) 実験値 61.66 3.87 23.29 計算値 61.64 4.16 23.51 実施例169 7−(1−メチルシクロペンチル−6−(3−メチルピリジン−2−イルメトキ シ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン 窒素下、2−ヒドロキシメチル−3−メチルピリジン(43mg)をジメチル ホルムアミド(2ml)に溶解した。水素化ナトリウム(油中60%w/w,1 4mg)を添加し、5〜10分後に6−クロロ−7−(1−メチルシクロペンチ ル)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダ ジン(100mg)を添加しした。反応物を室温で18時間撹拌し、酢酸エチル と水に分配し、有機層を分離し、乾燥し(MgSO4)、蒸発乾固させた。酢酸 エチルから再結晶して、純粋生成物を得た。1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 1.30(3H,s)、1.77 (6H,m)、1.93(2H,m)、2.44(3H,s)、5.62(2H ,s)、7.25(1H,m)、7.50(3H,m)、7.58(1H,d, J=7.8Hz)、7.92(1H,s)、8.42(2H,d,J=6.4H z)、8.50(1H,m) MS(ES+)m/e 400[MH+実施例170 6−(1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾル−4−イルメトキシ)−3, 7−ジフェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン 標記化合物及び(実施例156の)2−メチル−2H−1,2,3−トリアゾ ル−4−イル類似体の混合物を、KR100−SC18(250×4.6mm) カラムを用いる分取HPLCにより、35%MeCN/0.1%水性TFAの溶 離液を1m /分の速度で流して分離した。より遅く溶離した異性体を含む分画を合わせ、真 空下で蒸発させた。残渣を飽和NaHCO3(30ml)水溶液とジクロロメタ ン(15ml)に分配した。 水性層を更にジクロロメタン(2×15ml)で抽出し、合わせた有機抽出物を 乾燥し(Na2SO4)、真空下で蒸発させた。残渣をCH2Cl2−EtOAc− ヘキサンから再結晶して、標記化合物を白色固体として得た。その純度(HPL C)は>95%であった。1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 4.05(3H,s)、5.67 (2H,s)、7.46−7.62(9H,m)、8.04(1H,s)、8. 51(2H,m) MS(ES+)m/e 384[MH]+ 実施例171 3−(5−メチルチオフェン−2−イル)−6−(1−メチル−1H−1,2, 4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−7−フェニル−1,2,4−トリアゾロ [4,3−b]ピリダジン この化合物は、実施例2のステツプa)、b)、c)及びd)に記載の手順を 用い、ただしステップc)においてベンゾイルヒドラジンに代えて5−メチルチ オフェンヒドラジドを用いて、 またステップd)において2−ピリジルカルビノールに代えて(1−メチル−1 H−1,2,4−トリアゾル−3−イル)メタノールを用いて製造した。 標記化合物に関するデータ: m.p.=209−210℃1 H NMR(360MHz,d6−DMSO)δ 2.37(3H,s)、3. 66(3H,s)、5.37(2H,s)、6.83−6.84(1H,d,J =3.6Hz)、7.28(3H,m)、7.52(2H,m)、7.88−7 .89(1H,d,J=3.6Hz)、8.17(1H,s)、8.28(1H ,s) MS(ES+)m/e 404[MH+実施例172 2−[3−(3,7−ジフェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリ ダジン−6−イルオキシメチル)−1,2,4−トリアゾル−1−イル]−N, N−ジメチルアセトアミド この化合物は、実施例165に記載の手順を用い、ただしクロロアセトニトリ ルに代えて2−クロロ−N,N−ジメチルアセトアミドを用いて製造した。1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 2.99(3H,s)、3.07 (3H,s)、4.99(2H,s)、5.62(2H,s)、7.50(6H ,m)、8.04(1H,s)、8.24(1H,s)、8.54(2H,m) MS(ES+)m/e 455[MH+] 元素分析(C242282・0.25H2O) C H N(%) 実験値 62.83 4.46 24.31 計算値 62.80 4.94 24.41 実施例173 3,7−ジフェニル−6−[1−(ピリジン−2−イルメチル)−1H−1,2 ,4−トリアゾル−3−イルメトキシ]−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b ]ピリダジン この化合物は、実施例165に記載の手順を用い、ただしクロロアセトニトリ ルに代えて2−ピコリルクロリドを用いて製造した。1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 5.42(2H,s)、5.63 (2H,s)、7.08(1H,d,J=7.8Hz)、7.21(1H,m) 、7.51(7H,m)、 7.68(2H,m)、8.03(1H,s)、8.24(1H,s)、8.5 1(3H,m) MS(ES+)m/e 461[MH+] 元素分析(C26208O・0.1C482) C H N(%) 実験値 67.23 4.22 23.75 計算値 67.57 4.47 23.88 実施例174 6−(1−ベンジル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−3 ,7−ジフェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン この化合物は、実施例165に記載の手順を用い、ただしクロロアセトニトリ ルに代えてベンジルブロミドを用いて製造した。1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 5.30(2H,s)、5.63 (2H,s)、7.22(2H,m)、7.33(3H,m)、7.50(6H ,m)、7.68(2H,m)、8.03(1H,s)、8.04(1(1H, s)、8.53(2H,m) MS(ES+)m/e 460[MH+] 元素分析(C27217O) C H N(%) 実験値 70.40 4.20 21.40 計算値 70.57 4.61 21.34 実施例175 2−[5−(3,7−ジフェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリ ダジン−6−イルオキシメチル)−1,2,4−トリアゾル−1−イル]アセタ ミド この化合物は、実施例165に記載の手順を用い、ただしクロロアセトニトリ ルに代えてヨードアセタミドを用いて製造した。1 H NMR(400MHz,CDCl3+d6−DMSO)δ 4.82(2H ,s)、5.74(2H,s)、6.55(1H,br s)、7.18(1H ,br s)、7.54(8H,m)、7.90(1H,s)、8.06(1H ,s)、8.39(2H,m) MS(ES)m/e 427[MH+実施例176 N−[2−[3−(3,7−ジフェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b ]ピリダジン−6−イルオキシメチル)−1,2,4−トリアゾル−1−イル] エチル]−N,N−ジメチルアミン 実施例72のステップc)の生成物(0.10g)をTHF(5ml)に懸濁 させた。トリフェニルホスフィン(71mg)、N,N−ジメチルエタノールア ミン(30ml)及びジエチルアゾジカルボキシレート(43ml)を添加し、 混合物を室温で24時間撹拌した。更にトリフェニルホスフィン(71mg)及 びジエチルアゾジカルボキシレート(43ml)を添加し、混合物を前と同様に 24時間撹拌した。水(50ml)を添加し、生じた溶液を5N−塩酸を用いて 酸性とした(pH〜1)。溶液をジクロロメタン(3×25ml)で洗浄し、4 N−水酸化ナトリウムを用いて塩基性とし(pH〜14)、再びジクロロメタン (3×25ml)で抽出した。2回目の抽出で生じた有機層を合わせ、乾燥し( 硫酸マグネシウム)、真空下で乾燥した。残渣をフラッシュクロマトグラフィー (シリカゲル,ジクロロメタン中0〜9%メタノール)により精製し、酢酸エチ ル/ヘキサンから再結晶して、無色結晶を得た(33mg)。1 H NMR(400MHz,CDCl3)δ 2.22(6H,s)、2.70 (2H,t,J=6.2Hz)、4.21(2H,t,J=6.2Hz)、5. 61(2H,s)、7.52(6H,m)、8.04(1H,s)、8.16( 1H,s)、8.55(2H,m) MS(ES+)m/e 441[MH+] 元素分析(C24248O) C H N(%) 実験値 64.97 5.22 25.06 計算値 65.44 5.49 25.44 実施例177 3,7−ジフェニル−6−(ピリミジン−5−イルメトキシ)−1,2,4−ト リアゾロ[4,3−b]ピリダジン a)5−ブロモメチルピリミジン 5−メチルピリミジン(3.0g)、N−ブロモスクシンイミド(7.1g) 及び過酸化ベンゾイル(63mg)を一緒に、60W白熱灯を照射しなから四塩 化炭素(480ml)中で2時間還流加熱した。スラリーを室温まで放冷し、濾 過した。濾 液を10%重炭酸ナトリウム溶液(2×250ml)で洗浄し、乾燥し(硫酸マ グネシウム)、真空下で濃縮して、有機固体を得た。これは、5−ブロモメチル ピリミジン及び5−ジブロモメチルピリミジンを3:2の比率で含む混合物であ った(4.2g)。この生成物を更に精製することなく次ステップに使用した。1 H NMR(250MHz,d6−DMSO)δ 4.98(2H,s)、9. 30(2H,s)、9.43(1H,s) MS(ES+)m/e 172,174(1:1比率)[MH+] b)3,7−ジフェニル−6−(ピリミジン−5−イルメトキシ)−1,2,4 −トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン この化合物は、実施例79のステップa)及びb)に記載の手順を用い、ただ しステップb)においてブロモアセトニトリルに代えて5−ブロモメチルピリミ ジンを用いて製造した。1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 5.56(2H,s)、7.56 (8H,m)、8.07(1H,s)、8.38(2H,m)、8.82(2H ,s)、9.22(1H,s) MS(ES+)m/e 381[MH+実施例178 6−[1−(2−(モルホリン−4−イル)−エチル)−1H−1,2,4−ト リアゾル−3−イルメトキシ]−3,7−ジフェニル−1,2,4−トリアゾロ [4,3−b]ピリダジン この化合物は、実施例176に記載の手順を用い、ただしN,N−ジメチルエ タノールアミンに代えて4−(2−ヒドロキシエチル)モルホリンを用いて製造 した。1 H NMR(400MHz,CDCl3)δ 2.41(4H,t,J=4.6 Hz)、2.75(2H,t,J=6.2Hz)、3.63(4H,t,J=4 .6Hz)、4.23(2H,t,J=6.2Hz)、5.61(2H,s)、 7.51(6H,m)、7.69(2H,m)、8.05(1H,s)、8.1 7(1H,s)、8.55(2H,m) MS(ES+)m/e 483[MH+実施例179 6−(2−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−3− フェニル−7−(ピロリジン−1−イル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3− b]ピリダジン a)6−クロロ−3−フェニル−7− ピロリジン−1−イル)−1,2,4− トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン この化合物は、実施例15のステップa)、b)、c)及びd)に記載の手順 を用い、ステップc)においてピロリジンを用いて製造した。 b)6−(2−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)− 3−フェニル−7−(ピロリジン−1−イル)−1,2,4−トリアゾロ[4, 3−b]ピリダジン 6−クロロ−3−フェニル−7−(ピロリジン−1−イル)−1,2,4−ト リアゾロ[4,3−b]ピリダジン(100mg,0.33mmol)及び3− ヒドロキシメチル−2−メチル−1,2,4−トリアゾールの乾燥DMF(5m l)溶液に、水素化ナトリウム(油中60%分散液,20mg,0.36mmo l)を添加した。混合物を室温で2時間撹拌した。反応混合物を水(50ml) で希釈し、ジクロロメタン(3×25ml)で抽出した。合わせた抽出物をブラ インで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、蒸発させた。固体をメタノ ールを用いて磨砕し、濾過により集めて、標記ピリダジンを得た(68mg,5 5%)。1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 1.93−1.97(4H,m) 、3.41−3.45(4H,m)、 4.00(3H,s)、5.58(2H,s)、6.66(1H,s)、7.4 3−7.53(3H,m)、7.94(1H,s)、8.28(2H,d,J= 8.3Hz) MS(ES+)377[MH]+ 実施例180 7−(5−クロロチオフェン−2−イル)−6−(2−メチル−2H−1,2, 4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ [4,3−b]ピリダジン この化合物は、実施例16のステップa)、b)及びc)に記載の手順を用い 、ただしステップa)において4−ピリジルボロン酸二リチウム塩の代わりに5 −クロロ−2−チオフェンボロン酸を用いて、ステップb)において1.1当量 のp−トルエンスルホン酸及びトリエチルアミンの代わりに1.1当量のトリエ チルアミン塩酸塩を用いて、またステップc)において2−ピリジルカルビノー ルの代わりに3−ヒドロキシメチル−2−メチル−1,2,4−トリアゾール( 実施例65)を用いて製造した。 標記化合物に関するデータ: m.p.=244−247℃(EtOAc)1 H NMR(360MHz,d6−DMSO)δ 3.95(3H,s)、5. 82(2H,s)、7.30(1H,d,J=4Hz)、7.55−7.65( 3H,m)、7.93(1H,d,J=4Hz)、8.03(1H,s)、8. 41(2H,d,J=7Hz)、8.88(1H,s) MS(ES+)424[MH]+ 元素分析(C19147C1OS・0.35H2O) C H(%) 実験値 53.01 3.37 計算値 53.05 3.44 実施例181 7−(5−クロロチオフェン−2−イル)−6−(1−メチル−1H−1,2, 4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ [4,3−b]ピリダジン この化合物は、実施例16のステップa)、b)及びc)に記載の手順を用い 、ただしステップa)において4−ピリジルボロン酸二リチウム塩の代わりに5 −クロロ−2−チオフェンボロン酸を用いて、ステップb)において1.1当量 のp−トルエンスルホン酸及びトリエチルアミンの代わりに1.1当量 のトリエチルアミン塩酸塩を用いて、またステップc)において2−ピリジルカ ルビノールの代わりに3−ヒドロキシメチル−1−メチル−1,2,4−トリア ゾール(実施例65)を用いて製造した。 標記化合物に関するデータ: m.p.=248−250℃(EtOAc)1 H NMR(360MHz,d6−DMSO)δ 3.89(3H,s)、5. 64(2H,s)、7.29(1H,d,J=4Hz)、7.56−7.62( 3H,m)、7.93(1H,d,J=4Hz)、8.45(2H,d,J=7 Hz)、8.54(1H,s)、8.83(1H,s) MS(ES+)424[MH]+ 元素分析(C19147C1OS・0.1H2O) C H(%) 実験値 53.56 3.36 計算値 53.61 3.36 実施例182 6−(1H−ベンズイミダゾル−2−イルメトキシ)−3−(2,4−ジフルオ ロフェニル)−7−(1−メチルシクロペンチル−1,2,4−トリアゾロ[4 ,3−b]ピリダジン 窒素下、2−(ヒドロキシメチル)ベンズイミダゾール(39mg)をジメチ ルホルムアミド(2ml)に溶解させた。水素化ナトリウム(油中60%w/w ,11mg)を添加し、それから5〜10分後6−クロロ−7−(1−メチル− シクロペンチル)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[3,4−b]ピリ ダジン(80mg)を添加した。反応物を室温で18時間撹拌し、酢酸エチルと 水に分配し、有機層を分離し、乾燥し(MgSO4)、蒸発乾固させた。酢酸エ チルを溶離液とするシリカゲルクロマトグラフィーにかけて、純粋生成物を得た 。1 H NMR(500MHz,CDCl3)δ 1.33(3H,s)、1.67 (4H,m)、1.80(2H,m)、1.93(2H,m)、5.69(2H ,s)、7.04(1H,m)、7.13(1H,m)、7.31(2H,m) 、7.40(1H,m)、7.79(1H,m)、7.88(1H,m)、7. 96(1H,s) ms(ES+)m/e 461[MH]+ 実施例183 3−(フラン−3−イル)−6−(2−ピリジル)メチルオキシ−7,8,9, 10−テトラヒドロ−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a]フタラジン a)2,3,5,6,7,8−ヘキサヒドロフタラジン−1,4−ジオン 無水3,4,5,6−テトラヒドロフタル酸(25g,0.164mol)を 酢酸ナトリウム3水和物(26.8g,0.197mol)及びヒドラジン水和 物(9.58ml,0.197mol)と共に40%酢酸水溶液(500ml) に溶解した。反応混合物を一晩還流加熱し、放冷した。生じた固体を濾過により 集め、水及びジエチルエーテルで洗浄し、真空下で乾燥して、標記生成物を得た (23g,84%)。1 H NMR(250MHz,d6−DMSO)δ 1.64(4H,br s, 2つのCH2)、2.34(4H,br s,2つのCH2)、11.30(2H ,br s,2つのNH) MS(ES+)m/e 167[MH]+ b)1,4−ジクロロ−5,6,7,8−テトラヒドロフタラジン 上記ジオン(23g,0.14mol)をオキシ塩化リン(200ml)に溶 解し、一晩還流加熱した。溶媒を真空下で蒸発し、トルエンと共沸させた。残渣 をジクロロメタン(200ml)に溶解し、迅速に撹拌し、飽和重炭酸ナトリウ ム溶液 (200ml)をゆっくりと添加した。固体重炭酸ナトリウムを、発泡が止まる まで注意深く添加してから、混合物をジクロロメタンと水に分配した。有機層を 分離し、乾燥し(MgSO4)、真空下で蒸発させた。残渣をジエチルエーテル を用いて磨砕し、真空下て乾燥して、標記生成物(25.8g,92%)を得た 。1 H NMR(250MHz,CDCl3)δ 1.84−1.90(4H,m, 2つのCH2)、2.72−2.78(4H,m,2つのCH2) c)1−クロロ−4−ヒドラジノ−5,6,7,8−テトラヒドロフタラジン エタノール(280ml)中の上記生成物(18.3g,0.090mol) 及びヒドラジン1水和物(13.6ml,0.28mol)の混合物を一晩還流 加熱した。混合物を室温に冷却し、生じた沈殿を濾別した。濾液を真空下で蒸発 させて、標記生成物(14.86g,83%)を得た。1 H NMR(250MHz,CDCl3/d6−DMSO)δ 1.79−1. 92(4H,m,2つのCH2)、2.59−2.65(2H,m,CH2)、2 .73−2.78(2H,m,CH2) d)6−クロロ−3−(フラン−3−イル)−7,8,9,10−テトラヒドロ −1,2,4−トリアゾロ[3,4−a]フタラジン THF(30ml)中の3−フロン酸(0.68g,6.1mmol)の混合 物を撹拌し、該混合物に1,1’−カルボニルジイミダゾール(0.98g,6 .1mmol)を添加した。混合物を0.75時間撹拌してから、上記ヒドラジ ン(1.0g,5.1mmol)を添加した。室温で4時間後、溶媒を真空下で 蒸発させ、水を添加し、混合物を0.5時間撹拌した。生じた固体を濾過により 集め、水及びヘキサンで洗浄し、真空下で乾燥して、ケトヒドラジンを得た。キ シレン(10ml)中のケトヒドラジン(0.80g)及びトリエチルアミン塩 酸塩(0.10g,0.73mmol)の混合物を一晩還流加熱した。溶液を室 温に冷却し、溶媒を真空下で除去したし。残渣を5%メタノール/ジクロロメタ ンを溶離液とするシリカゲルクロマトグラフィーにかけて、標記フタラジン(0 .21g)を得た。1 H NMR(250MHz,CDCl3)δ 1.90−2.02(4H,m, 2つのCH2)、2.74−2.80(2 H,m,CH2)、3.16−3.24(2H,m,CH2)、7.28(1H, m,Ar−H)、7.58(1H,t,J=1.7Hz,Ar−H)、8.53 (1H,m,Ar−H) e)3−(フラン−3−イル)−6−(2−ピリジル)メチルオキシ−7,8, 9,10−テトラヒドロ−1,2,4−トリアゾル[3,4−a]フタラジン 2−ピリジルカルビノール(160mg,1.46mmol)のDMF(10 ml)溶液に水素化ナトリウム(油中60%分散液,55mg,1.4mmol )を添加し、混合物を室温で0.5時間撹拌した。次いで、上記生成物(100 mg,0.365mmol)を添加し、反応混合物を室温で3時間撹拌してから 、水に注いだ。混合物を酢酸エチル(×3)で抽出し、合わせた抽出物を水(× 1)及びブライン(×1)で洗浄し、乾燥し(Na2SO4)、真空下で蒸発させ た。生じた固体を酢酸エチルで洗浄して、標記化合物を得た。1 H NMR(250MHz,CDCl3)δ 1.92−2.02(4H,m, 2つのCH2)、2.72−2.78(2H,m,CH2)、3.12−3.16 (2H,m,CH2)、5.60(2H,s,CH2)、7.24(1H,m,A r− H)、7.31(1H,m,Ar−H)、7.51−7.57(2H,m,Ar −H)、7.79(1H,m,Ar−H)、8.44(1H,m,Ar−H)、 8.64(1H,m,Ar−H) MS(ES+)m/e 348[MH+] 元素分析(C191752・0.9H2O) C H N(%) 実験値 62.84 4.98 18.99 計算値 62.77 5.21 19.26 実施例184 7−シクロブチル−3−フェニル−6−(プロパ−2−イニルオキシ)−1,2 ,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン プロパルギルアルコール(47mg,0.84mmol)のDMF(2ml) 溶液を撹拌しなから、該溶液に水素化ナトリウム(油中60%懸濁液,31mg ,0.77mmol)を添加した。5分間撹拌してから、6−クロロ−7−シク ロブチル−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン( 200mg,0.70mmol)を添加した。90分間撹拌した。H2Oで反応 を停止し、酢酸エチルで抽出し、 H2O及びブラインで洗浄し、乾燥し(MgSO4)、真空下で蒸発させた。残渣 を50/50酢酸エチル/ヘキサンを溶離液とするシリカゲルクロマトグラフィ ーにかけて、標記化合物を白色固体として得た。1 H NMR(250MHz,CDCl3)δ 2.19−2.26(1H,m) 、2.37−2.55(3H,m)、2.69−2.80(2H,m)、2.9 0(1H,m),3.97(1H,m)、5.35(2H,d,J=2.4Hz )、7.77−7.89(3H,m)、8.13(1H,s)、8.80(1H ,s)、8.86(1H,s) MS ES+(M+I)=305 実施例185 (7−シクロブチル−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピ リダジン−6−イルオキシ)アセトニトリル a)7−シクロブチル−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b] ピリダジン−6−オン 6−クロロ−7−シクロブチル−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4 ,3−b]ピリダジン(2.0g,7.0mmol)、2N−NaOH(50m l)及び1,4−ジオキ サン(10ml)を16時間還流加熱した。冷却し、水(150ml)を添加し た。沈殿を濾過し、H2Oに懸濁し、酸性化し(2N−HCl)、濾過し、乾燥 して、白色固体を得た。1 H NMR(250MHz,CDCl3)δ 1.89−2.02(1H,m) 、2.08−2.25(3H,m)、2.36−2.48(1H,m)、3.5 6−3.70(1H,m)、7.48−7.60(3H,m)、7.88(1H ,s)、8.38(1H,m) MS ES+(M+I)=267 b)(7−シクロブチル−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b ]ピリダジン−6−イルオキシ)−アセトニトリル 上記生成物(300mg,1.13mmol)、ブロモアセトニトリル(20 0mg,1.69mmol)及び水素化ナトリウム(油中60%懸濁液,54m g,1.35mmol)を一緒にDMF中で90分間撹拌した。H2Oで反応停 止し、酢酸エチルで抽出し、H2O及びブラインで洗浄し、真空下で乾燥した。 50/50酢酸エチル/ヘキサンを溶離液とするシリカゲルクロマトグラフィー により精製して、標記化合物を白色 固体として得た。1 H NMR(250MHz,CDCl3)δ 1.95(1H,m)、2.15 −2.19(3H,m)、2.41−2.47(2H,m)、3.61−3.6 5(1H,m)、5.09(2H,s)、7.49−7.59(3H,m)、7 .89(1H,s)、8.39(2H,m) MS ES+(M+I)=306 実施例186 N−[4−(7−シクロブチル−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4, 3−b]ピリダジン−6−イルオキシ)ブタ−2−イニル]−N,N−ジメチル アミン a)6−(4−クロロブタ−2−イニルオキシ)−7−シクロブチル−3−フェ ニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン DMF(3ml)中の炭酸カリウム(311mg,2.2mmol)及び1, 4−ジクロロ−2−ブチン(275mg,2.2mol)を50℃に加熱してか ら、DMF(2ml)中の実施例185のステップa)の生成物(200mg, 0.75mmol)を滴下した。反応混合物を2時間撹拌した。冷却し、 酢酸エチルと水に分配した。有機層をH2O及びブラインで洗浄し、乾燥し(M gSO4)、真空下で蒸発させた。酢酸エチル/ヘキサン(50/50)を溶離 液とするシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。1 H NMR(250MHz,CDCl3)δ 1.93(1H,m)、2.11 −2.16(3H,m)、2.42(2H,m)、4.2(2H,m)、5.1 0(2H,m)、7.50−7.59(3H,m)、7.84(1H,s)、8 .47(2H,m) b)N−[4−(7−シクロブチル−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[ 4,3−b]ピリダジン−6−イルオキシ)−ブタ−2−イニル]−N,N−ジ メチルアミン 1,4−ジオキサン(4ml)中の上記生成物(40mg,0.114mmo l)及びジメチルアミン(1ml)をシール管中で50℃で60分間加熱した。 真空下で蒸発させた。酢酸エチル/ヘキサン(50/50)を溶離液とするシリ カゲルクロマトグラフィーにより精製して、標記化合物を白色固体として得た。1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 1.93(1 H,m)、2.14(3H,m)、2.25(6H,s)、2.43(2H,m )、3.30(2H,s)、3.66(1H,m)、5.09(2H,s)、7 .48−7.55(3H,m)、7.82(1H,s)、8.49(2H,m) 実施例187 2−[3−(3,7−ジフェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリ ジン−6−イルメトキシ)−1,2,4−トリアゾル−1−イル]エチルアミン この化合物は、実施例176に記載の手順を用い、ただしN,N−ジメチルエ タノールアミンに代えてエタノールアミンを用いた。1 H NMR(500MHz,CDCl3+DMSO)δ 3.12(2H,t, J=5.7Hz)、4.23(2H,t,J=5.8Hz)、5.62(2H, s)、7.54(6H,m)、7.72(2H,d,J=7.9Hz)、8.0 7(1H,s)、8.29(1H,s)、8.53(2H,d,J=7.4Hz ) MS(ES+)m/e 413[MH+実施例188 3,7−ジフェニル−6−[1−(2−(ピロリジン−1−イル)エチル)−1 H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ]−1,2,4−トリアゾロ[ 4,3−b]ピリダジン この化合物は、実施例176に記載の手順を用い、ただしN,N−ジメチルエ タノールアミンに代えて1−(2−ヒドロキシエチル)ピロリジンを用いた。1 H NMR(400MHz,CDCl3)δ 1.73(6H,m)、2.47 (4H,s)、2.91(2H,t,J=6.4Hz)、4.27(2H,t, J=6.4Hz)、5.62(2H,s)、7.50(6H,m)、7.69( 2H,m)、8.04(1H,s)、8.17(1H,s)、8.53(2H, m) MS(ES+)m/e 467[MH+実施例189 6−[1−(1−メチルピペリジン−4−イル)−1H−1,2,4−トリアゾ ル−3−イルメトキシ]−3,7−ジフェニル−1,2,4−トリアゾロ[4, 3−b]ピリダジン この化合物は、実施例176に記載の手順を用い、ただしN, N−ジメチルエタノールアミンに代えて4−ヒドロキシ−1−メチルピペリジン を用いて製造した。1 H NMR(400MHz,CDCl3)δ 2.07(6H,m)、2.33 (3H,s)、2.96(2H,m)、4.13(1H,m)、5.61(2H ,s)、7.50(6H,m)、7.70(2H,m)、8.04(1H,s) 、8.09(1H,s)、8.53(2H,m) MS(ES+)m/e 467[MH+実施例190 3,7−ジフェニル−6−[1−(2−(ピペラジン−1−イル)エチル)−1 H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ]−1,2,4−トリアゾロ[ 4,3−b]ピリダジン この化合物は、実施例176に記載の手順を用い、ただしN,N−ジメチルエ タノールアミンに代えて1−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジンを用いて製造 した。1 H NMR(400MHz,CDCl3)δ 2.52(4H,s)、2.77 (2H,t,J=6.0Hz)、2.92(4H,s)、4.22(2H,t, J=5.9Hz)、5.61(2H,s)、7.52(6H,m),7.69( 2H,m)、 8.05(1H,s)、8.15(1H,s)、8.54(2H,m) MS(ES+)m/e 482[MH+実施例191 7−(1−メチルシクロペンチル)−6−(2−メチル−2H−1,2,4−ト リアゾル−3−イルメトキシ)−3−(2,4−ジフルオロフェニル)−1,2 ,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン 実施例102に記載の手順と同様にして、ただしステップa)において1−メ チルシクロペンタン酸を用いて、ステップb)において2,4−ジフルオロ安息 香酸ヒドラジドを用いて、またステップc)において3−ヒドロキシメチル−2 −メチル−2H−1,2,4−トリアゾールを用いて、標記化合物を製造した。1 H NMR(250MHz,CDCl3)δ 1.30(3H,s)、1.68 −1.94(8H,m)、3.88(3H,s)、5.50(2H,s)、6. 99−7.14(2H,m)、7.82−7.95(3H,m) ms(ES+)m/e 426[MH]+ 実施例192 7−(シクロブタ−1−エニル)−6−(2−メチル−2H−1,2,4−トリ アゾル−3−イルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3 −b]ピリダジン 実施例102に記載の手順と同様にして、ただしステップa)においてシクロ ペンタンカルボン酸に代えて1−フルオロシクロブタンカルボン酸(E.D.B ergmann及びS.Szinai,J.Chem.Soc.,1956,1 521)を用いて、ステップb)において2−チオフェンカルボン酸ヒドラジド に代えて安息香酸ヒドラジドを用いて、またステップc)において2−ヒドロキ シメチルピリジンに代えて(2−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル−3− イル)メタノールを用いて、標記化合物を48%の収率で製造した。1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 2.63(2H,br s)、2 .89−2.87(2H,m)、3.97(3H,s)、5.66(2H,s) ,6.54(1H,s)、7.58−7.51(3H,s)、7.78(1H, s)、7.95(1H,s)、8.40−8.38(2H,m) MS(ES+)m/e 360[MH]+ 実施例193 7−(フラン−3−イル)−6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル −3−イルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b] ピリダジン この化合物は、実施例139に記載の手順を用い、ただし2−チオフェンボロ ン酸に代えて3−フランボロン酸(J.Heterocycl.Chem.,1 975,12,195−196)を用いて製造した。 m.p.=241℃1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 3.90(3H,s)、5.62 (2H,s),7.37(1H,d,J=1.8Hz)、7.53−7.64( 3H,s)、7.85(1H,t,J=1.8Hz)、8.46(3H,m)、 8.48(1H,s)、8.67(1H,s) MS(ES+)m/e 374[MH]+ 元素分析(C191572) C H N(%) 実験値 60.96 4.06 25.94 計算値 61.12 4.05 26.26実施例194 N,N−ジエチル−N−[6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル− 3−イルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピ リダジン−7−イル]アミン a)N−(6−クロロ−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b] ピリダジン−7−イル)−N,N−ジメチルアミン この化合物は、実施例15のステップa)、b)、c)及びd)に記載の手順 を用い、ただしステップcにおいてジエチルアミンを用いて製造した。 b)N,N−ジエチル−N−[6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾ ル−3−イルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b ]ピリダジン−7−イル]アミン N−(6−クロロ−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピ リダジン−7−イル)−N,N−ジエチルアミン(180mg,0.33mmo l)及び(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イル)メタノール (68mg)の乾燥DMF(5ml)溶液に、水素化ナトリウム(油 中60%分散液,34mg,0.36mmol)を添加した。混合物を室温で3 時間撹拌した。反応混合物を水(50ml)で希釈し、ジクロロメタン(3×2 5ml)で抽出した。合わせた抽出物をブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで 乾燥し、濾過し、蒸発させた。固体を酢酸エチルから再結晶し、濾過により集め て、標記ピリダジンを得た(81mg,36%)。1 H NMR(500MHz,DMSO−d6)δ 1.08(6H,t,J=8 .5Hz)、3.31(4H,q,J=8.5Hz)、3.87(3H,s)、 5.50(2H,s)、7.22(1H,s)、7.47−7.59(3H,m )、8.37(2H,d,J=8.5Hz)、8.51(1H,s) MS(ES+)379[MH]+ 実施例195 7−(1−メチルシクロペンチル)−6−(1−メチル−1H−1,2,4−ト リアゾル−3−イルメトキシ)−3−(2,4−ジフルオロフェニル)−1,2 ,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン 実施例102に記載の手順と同様にして、ただしステップa)において1−メ チルシクロペンタン酸を用いて、ステップ b)において2,4−ジフルオロ安息香酸ヒドラジドを用いて、またステップc )において3−ヒドロキシメチル−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾー ルを用いて、標記化合物を製造した。1 H NMR(250MHz,CDCl3)δ 1.33(3H,s)、1.58 −2.00(8H,m)、3.93(3H,s)、5.43(2H,s)、6. 96−7.14(2H,m)、7.92−8.05(3H,m) ms(ES+)m/e 426[MH]+ 実施例196 7−(1,1−ジメチルプロピル)−6−(1−メチル−1H−1,2,4−ト リアゾル−3−イルメトキシ −3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4, 3−b]ピリダジン 上記化合物は、実施例89のステップa)、b)及びc)に記載の手順を用い 、ただしステップc)においてシクロヘキサンカルボン酸に代えて2,2−ジメ チル酪酸を用いて製造した。 標記化合物に関するデータ:1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 0.70(3H,t,J=7.5 Hz)、1.41(6H,s)、1.89 (2H,q,J=7.5Hz)、3.94(3H,s)、5.58(2H,s) 、7.46−7.56(3H,m)、7.90(1H,s)、8.06(1H, s)、8.51(2H,d,J=8.0Hz) MS(ES+)m/e 378[MH]+ 元素分析(C20237O) C H N(%) 実験値 63.48 6.19 25.55 計算値 63.34 6.17 25.85 実施例197 6−(2−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−3− (4−フルオロフェニル)−7−(チオフェン−3−イル)−1,2,4−トリ アゾロ[4,3−b]ピリダジン この化合物は、実施例16のステップa)、b)及びc)に記載の手順を用い 、ただしステップa)において4−ピリジルボロン酸二リチウム塩に代えて3− チオフェンボロン酸を用いて、ステップb)において1.1当量のベンズヒドラ ジド、p−トルエンスルホン酸及びトリエチルアミンに代えて1.1当 量の4−フルオロベンズヒドラシド及びトリエチルアミン塩酸塩を用いて、また ステップc)において2−ピリジルカルビノールに代えて(2−メチル−2H− 1,2,4−トリアゾル−3−イル)メタノール(実施例66)を用いて製造し た。 標記化合物に関するデータ: m.p.=268−269℃(MeOH)1 H NMR(360MHz,DMSO)δ 3.92(3H,s)、5.79 (2H,s)、7.46(2H,t,J=9Hz)、7.70−7.74(2H ,m)、8.01(1H,s)、8.19−8.21(1H,m)、8.45− 8.49(2H,m)、8.68(1H,S) MS(ES+)408[MH]+ 元素分析(C19147FOS) C H N(%) 実験値 55.90 3.44 24.02 計算値 56.01 3.46 24.07実施例198 6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−3− (4−フルオロフェニル)−7−(チオフェン−3−イル)−1,2,4−トリ アゾロ[4,3−b]ピリダジン この化合物は、実施例16のステップa)、b)及びc)に記載の手順を用い 、ただしステップa)において4−ピリジルボロン酸二リチウム塩に代えて3− チオフェンボロン酸を用いて、ステップb)において1.1当量のベンズヒドラ ジド、p−トルエンスルホン酸及びトリエチルアミンの代わりに1.1当量の4 −フルオロベンズヒドラジド及びトリエチルアミン塩酸塩を用いて、またステッ プc)において2−ピリジルカルビノールに代えて(1−メチル−1H−1,2 ,4−トリアゾル−3−イル)メタノール(実施例65)を用いて製造した。 標記化合物に関するデータ: m.p.=254−255℃(MeOH)1 H NMR(360MHz,DMSO)δ 3.89(3H,s)、5.61 (2H,s)、7.46(2H,t,J=9Hz)、7.71(1H,dd,J =5,3Hz)、7.80(1H,dd,J=5,1Hz)、8.28−8.2 9(1H,m)、8.51−8.56(3H,m)、8.67(1H,s) MS(ES+)408[MH]+ 元素分析(C19147FOS) C H N(%) 実験値 55.88 3.40 23.98 計算値 56.01 3.46 24.07 実施例199 6−(2−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−3− (2−フルオロフェニル)−7−(チオフェン−3−イル)−1,2,4−トリ アゾロ[4,3−b]ピリダジン0.6水和物 この化合物は、実施例16のステップa)、b)及びc)に記載の手順を用い 、ただしステップa)において4−ピリジルボロン酸二リチウム塩に代えて3− チオフェンボロン酸を用いて、ステップb)において1.1当量のベンズヒドラ ジド、p−トルエンスルホン酸及びトリエチルアミンの代わりに1.1当量の2 −フルオロベンズヒドラジド及びトリエチルアミン塩酸塩を用いて、またステッ プc)において2−ピリジルカルビノールに代えて(2−メチル−2H−1,2 ,4−トリアゾル−3−イル)メタノール(実施例66)を用いて製造した。 標記化合物に関するデータ: m.p.=175−176℃(MeOH)1 H NMR(360MHz,DMSO)δ 3.81(3H,s)、5.66 (2H,s)、7.48−7.59(2H,m)、7.70−7.80(3H, m)、7.96−8.02(2H,m)、8.24(1H,dd,J=4,3H z)、8.75(1H,s) MS(ES+)408[MH]+ 元素分析(C19147FOS・0.6H2O) C H(%) 実験値 54.58 3.94 計算値 54.56 3.66 実施例200 3−(2−フルオロフェニル)−7−(1−メチルシクロブチル)−6−(2− メチル−2H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−1,2,4−ト リアゾロ[4,3−b]ピリダジン この化合物は、実施例102のステップa)、b)及びc)に記載の手順を用 い、ただしステップa)においてシクロペンタンカルボン酸に代えて1−メチル シクロブタンカルボン酸(USP4,220,795)を用いて、ステップb) におい て2−チオフェンカルボン酸ヒドラジドの代わりに2−フルオロベンズヒドラジ ドを用いて、またステップc)において2−ヒドロキシメチルピリジンに代えて (EP−A−421210に記載の条件で製造した)(2−メチル−2H−1, 2,4−トリアゾル−3−イル)メタノールを用いて製造した。 標記化合物に関するデータ:1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 1.51(3H,s)、1.80 −1.90(1H,m)、2.04−2.24(3H,m)、2.35−2.4 6(2H,m)、3.82(3H,s)、5.47(2H,s)、7.27(1 H,br t,J=7.5Hz)、7.34(1H,br t,J=7.5Hz )、7.53−7.60(1H,m)、7.73(1H,s)、7.85(1H ,br t,J=7.5Hz)、7.88(1H,s) MS(ES+)m/e 394[MH]+ 元素分析(C20207OF) C H N(%) 実験値 61.16 5. 14 24.90 計算値 61.06 5. 12 24.92実施例201 3−(2−フルオロフェニル)−7−(1−メチルシクロブチル)−6−(1− メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−1,2,4−ト リアゾロ[4,3−b]ピリダジン この化合物は、実施例102のステップa)、b)及びc)に記載の手順を用 い、ただしステップa)においてシクロペンタンカルボン酸に代えて1−メチル シクロブタンカルボン酸(USP4,220,795)を用いて、ステップb) において2−チオフェンカルボン酸ヒドラジドの代わりに2−フルオロベンズヒ ドラジドを用いて、またステップc)において2−ヒドロキシメチルピリジンに 代えて(EP−A−421210に記載の条件で製造した)(1−メチル−1H −1,2,4−トリアゾル−3−イル)メタノールを用いて製造した。 標記化合物に関するデータ:1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 1.54(3H,s)、1.78 −1.88(1H,m)、2.04−2.22(3H,m)、2.37−2.4 5(2H,m)、3.92(3H,s)、5.40(2H,s)、7.23−7 .34(2H,m)、 7.49−7.55(1H,m)、7.69(1H,s)、7.95(1H,b r t,J=7Hz)、8.02(1H,s) MS(ES+)m/e 394[MH]+ 元素分析(C20207OF) C H N(%) 実験値 61.10 4.96 24.79 計算値 61.06 5.12 24.92 実施例202 6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−3− (2−フルオロフェニル)−7−(チオフェン−3−イル)−1,2,4−トリ アゾロ[4,3−b]ピリダジン この化合物は、実施例16のステップa)、b)及びc)に記載の手順を用い 、ただしステップa)において4−ピリジルボロン酸二リチウム塩に代えて3− チオフェンボロン酸を用いて、ステップb)において1.1当量のベンズヒドラ ジド、p−トルエンスルホン酸及びトリエチルアミンの代わりに1.1当量の2 −フルオロベンズヒドラジド及びトリエチルアミン塩酸塩を用いて、またステッ プc)において2−ピリジルカルビ ノールに代えて(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イル)メタ ノール(実施例65)を用いて製造した。 標記化合物に関するデータ: m.p.=216−218℃(MeOH)1 H NMR(360MHz,DMSO)δ 3.93(5H,s)、5.50 (2H,s)、7.48−7.59(2H,m)、7.69−7.78(2H, m)、7.85(1H,dd,J=7,2Hz)、8.08−8.14(1H, m)、8.34(1H,dd,J=4,2Hz)、8.58(1H,s) MS(ES+)m/e 408[MH]+ 元素分析(C19147FOS) C H N(%) 実験値 55.82 3.57 24.30 計算値 56.01 3.46 24.07 実施例203 8−メチル−7−(1−メチルシクロブチル)−6−(1−メチル−1H−1, 2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリア ゾロ[4,3−b]ピリダジン この化合物は、実施例102のステップa)、b)及びc)に記載の手順を用 い、ただしステップa)においてシクロペンタンカルボン酸及び3,6−ジクロ ロピリダジンに代えてそれぞれ1−メチルシクロブタンカルボン酸(USP4, 220,795)及び3,6−ジクロロ−4−メチルピリダジンを用いて、ステ ップb)において2−チオフェンカルボン酸ヒドラジドの代わりに安息香酸ヒド ラジドを用いて、またステップc)において2−ヒドロキシメチルピリジンに代 えて(EP−A−421210に記載の条件を用いて製造した)(1−メチル− 1H−1,2,4−トリアゾル−3−イル)メタノールを用いて製造した。 標記化合物に関するデータ:1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 1.57(3H,s)、1.74 −1.84(1H,m)、2.02−2.14(1H,m)、2.20−2.2 6(2H,m)、2.50−2.58(2H,m)、2.62(3H,s)、3 .93(3H,s)、5.48(2H,s)、7.44−7.54(3H,m) 、8.04(1H,s)、8.49(2H,d,J=8Hz) MS(ES+)m/e 390[MH]+ 元素分析(C21237O) C H N(%) 実験値 64.74 5.92 24.88 計算値 64.76 5.95 25.18 実施例204 8−メチル−7−(1−メチルシクロブチル)−6−(2−メチル−2H−1, 2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリア ゾロ[4,3−b]ピリダジン この化合物は、実施例102のステップa)、b)及びc)に記載の手順を用 い、ただしステップa)においてシクロペンタンカルボン酸及び3,6−ジクロ ロピリダジンに代えてそれぞれ1−メチルシクロブタンカルボン酸(USP4, 220,795)及び3,6−ジクロロ−4−メチルピリダジンを用いて、ステ ップb)において2−チオフェンカルボン酸ヒドラジドの代わりに安息香酸ヒド ラジドを用いて、またステップc)において2−ヒドロキシメチルピリジンに代 えて(EP−A−421210に記載の条件を用いて製造した)(2−メチル− 2H−1,2,4−トリアゾル−3−イル)メタノールを用いて製造した。 標記化合物に関するデータ:1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 1.54(3H,s)、1.76 −1.84(1H,m)、2.04−2.16(3H,m)、2.46−2.5 3(2H,m)、2.64(3H,s)、3.94(3H,s)、5.53(2 H,s)、7.46−7.56(3H,m)、7.93(1H,s),8.34 (2H,d,J=8Hz) MS(ES+)m/e 390[MH]+ 元素分析(C21237O) C H N(%) 実験値 64.83 5.82 25.04 計算値 64.76 5.95 25.18 実施例205 6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−3− フェニル−7−(ピロリジン−1−イル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3− b]ピリダジン 1 H NMR(250MHz,CDCl3)δ1.95−2.00(4H,m)、 3.53−3.58(4H,m)、3.95(3H,s)、5.55(2H,s )、6.69(1H,s)、 7.41−7.55(3H,m)、8.07(1H,s)、8.43−8.45 (2H,m) ms(ES+)(M+1)=377 実施例206 7−シクロブチル−8−メチル−6−(2−メチル−2H−1,2,4−トリア ゾル−3−イルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3− b]ピリダジン 実施例102の手順と同様にして、ただしステップa)において1−メチルシ クロブタンカルボン酸を用いて、ステップb)において安息香酸ヒドラジドを用 いて、ステップc)において3−ヒドロキシメチル−2−メチル−2H−1,2 ,4−トリアゾールを用いて、標記化合物を製造した。1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 2.06−2.09(2H,m) 、2.26(3H,s)、2.42−2.50(2H,m)、3.04−3.1 7(2H,m)、3.97(3H,s)、4.06(1H,t,J=10Hz) 、5.57(2H,s)、7.48−7.56(3H,m),7.92(1H, s)、8.36(2H,d,J=7.7Hz) ms(ES+)m/e 376[MH]+ 実施例207 7−シクロブチル−8−メチル−6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリア ゾル−3−イルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3− b]ピリダジン 実施例102の手順と同様にして、ただしステップa)において1−メチルシ クロブタンカルボン酸を用いて、ステップb)において安息香酸ヒドラジドを用 いて、ステップc)において3−ヒドロキシメチル−1−メチル−1H−1,2 ,4−トリアゾールを用いて、標記化合物を製造した。1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 2.06−2.18(2H,m) 、2.24(3H,s)、2.40−2.50(2H,m)、3.02−3.1 6(2H,m)、3.84(3H,s)、3.88−4.10(1H,m)、5 .50(2H,s),7.42−7.56(3H,m)、8.04(1H,s) 、8.48−8.52(2H,m) ms(ES+)m/e 376[MH]+ 実施例208 7−(1−メチルシクロペンチル)−6−(2−メチル−2H−1,2,4−ト リアゾル−3−イルメトキシ)−3−(2−フルオロフェニル)−1,2,4− トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン 実施例102の手順と同様にして、ただしステップa)において1−メチルシ クロペンタンカルボン酸を用いて、ステップb)において2−フルオロ安息香酸 ヒドラジドを用いて、またステップc)において3−ヒドロキシメチル−2−メ チル−2H−1,2,4−トリアゾールを用いて、標記化合物を製造した。1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 1.31(3H,s)、1.72 −1.90(8H,m)、3.82(3H,s)、5.50(2H,s),7. 25−7.37(2H,m)、7.53−7.59(1H,m)、7.83−7 .87(1H,m)、7.90(1H,s)、7.94(1H,m) ms(ES+)m/e 409[MH]+ 実施例209 7−(1−メチルシクロペンチル)−6−(1−メチル−1H−1,2,4−ト リアゾル−3−イルメトキシ)−3−(2−フルオロフェニル)−1,2,4− トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン 実施例102の手順と同様にして、ただしステップa)において1−メチルシク ロペンタン酸を用いて、ステップb)にお いて2−フルオロ安息香酸ヒドラジドを用いて、またステップc)において3− ヒドロキシメチル−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾールを用いて、標 記化合物を製造した。1 H NMR(360MHz,CDCl3)δ 1.33(3H,s)、1.70 −1.93(8H,m)、3.92(3H,s)、5.43(2H,s),7. 23−7.34(2H,m)、7.49−7.55(1H,m)、7.90(1 H,s)、7.94−7.98(1H,m)、8.04(1H,m) ms(ES+)m/e 409[MH]+ 実施例210 7−シクロブチル−6−[4−(2,6−ジメチルモルホリン−4−イル)ブタ −2−イニルオキシ]−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b] ピリダジン 1 H NMR(250MHz,CDCl3)δ 1.11(3H,s)、1.13 (3H,s)、1.21(1H,m)、1.92(3H,m)、2.13−2. 20(3H,m)、2.39−2.45(2H,m)、2.68(2H,m)、 3.33(2H,m),3.59−3.69(3H,m)、5.09(2H,m )、7.46−7.58(3H,m)、 7.82(1H,d,J=1.6Hz)、8.50(2H,m) ms(ES+)(M+1)=432
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61P 43/00 111 A61P 43/00 111 (31)優先権主張番号 9714420.8 (32)優先日 平成9年7月9日(1997.7.9) (33)優先権主張国 イギリス(GB) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,GH,HU,IL,IS,JP,KE ,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS, LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,M X,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE ,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT, UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 カーリング,ウイリアム・ロバート イギリス国、エセツクス・シー・エム・ 20・2・キユー・アール、ハーロウ、イー ストウイツク・ロード、ターリングス・パ ーク(番地なし) (72)発明者 カストロ,ピネイロ・ホセ・ルイス イギリス国、エセツクス・シー・エム・ 20・2・キユー・アール、ハーロウ、イー ストウイツク・ロード、ターリングス・パ ーク(番地なし) (72)発明者 ギブリン,アレクサンダー・リチヤード イギリス国、エセツクス・シー・エム・ 20・2・キユー・アール、ハーロウ、イー ストウイツク・ロード、ターリングス・パ ーク(番地なし) (72)発明者 メイデン,アンドリユー イギリス国、エセツクス・シー・エム・ 20・2・キユー・アール、ハーロウ、イー ストウイツク・ロード、ターリングス・パ ーク(番地なし) (72)発明者 ムーア,ケビン・ウイリアム イギリス国、エセツクス・シー・エム・ 20・2・キユー・アール、ハーロウ、イー ストウイツク・ロード、ターリングス・パ ーク(番地なし) (72)発明者 ラツセル,マイケル・ジエフリー イギリス国、エセツクス・シー・エム・ 20・2・キユー・アール、ハーロウ、イー ストウイツク・ロード、ターリングス・パ ーク(番地なし) (72)発明者 ストリート,レズリー・ジヨージフ イギリス国、エセツクス・シー・エム・ 20・2・キユー・アール、ハーロウ、イー ストウイツク・ロード、ターリングス・パ ーク(番地なし)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 式I (式中、 Yは水素またはC1-6アルキルであり、 ZはC1-6アルキル,C3-7シクロアルキル、C4-7シクロアルケニル、アリー ル、C3-7ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールまたはジ(C1-6)アルキルア ミノであり、これらの基は任意に置換されていてもよく、或いは YとZは2つの介在炭素原子と一緒になって、C5-9シクロアルケニル、C6-1 0 ビシクロアルケニル、テトラヒドロピリジニル、ピリジニル及びフェニルから 選択される環を形成し、これらの環は任意にベンゾ融合及び/または置換されて いてもよく、 R1はC3-7シクロアルキル、フェニル、フリル、チエニルまたはピリジニルで あり、これらの基は任意に置換されていてもよく、 R2はシアノ(C1-6)アルキル、ヒドロキシ(C1-6)アルキル、C3-7シクロ アルキル(C1-6)アルキル、プロパルギル、C3-7ヘテロシクロアルキルカルボ ニル(C1-6)アルキル、アリール(C1-6)アルキルまたはヘテロアリール(C1-6 )アルキルであり、これらの基は任意に置換されていてもよい、 ただしYとZが2つの介在炭素原子と一緒になって任意に置換されたフェニル 基を形成するときR2はヒドロキシ(C1-6)アルキル以外である) の化合物、またはその塩もしくはプロドラッグ。 2. 式IIA(式中、 R1は請求の範囲第1項に定義した通りであり、 nは1、2、3または4であり、 R12はヒドロキシであるか、または任意に置換されたC3-7シクロアルキル、 C3-7ヘテロシクロアルキルカルボニル、アリールまたはヘテロアリールである ) で表される請求の範囲第1項に記載の化合物、並びにその塩及びプロドラッグ。 3. 式IIB (式中、 Y1は水素またはメチルであり、 Z1はC1-6アルキル,C3-7シクロアルキル、C4-7シクロアルケニル、アリー ル、C3-7ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールまたはジ(C1-6)アルキルア ミノであり、これら の基は任意に置換されていてもよく、 R1は請求の範囲第1項に定義した通りであり、 mは1または2であり、 R22は任意に置換されたアリールまたはヘテロアリールである) で表される請求の範囲第1項に記載の化合物、並びにその塩及びプロドラッグ。 4. 式IIC (式中、 R1は請求の範囲第1項に定義した通りであり、 Qはシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルまたはシクロヘキシル環 の残基であり、 R5は水素またはメチルであり、 R6は水素またはメチルである) で表される請求の範囲第3項に記載の化合物、並びに医薬的に許容可能なその塩 。 5. 3−フェニル−6−(2−ピリジル)メチルオキシ−7,8,9,10−テトラ ヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a]フタラ ジン、 3,7−ジフェニル−6−(2−ピリジル)メチルオキシ−1,2,4−トリア ゾロ[4,3−b]ピリダジン、 3−フェニル−6−(2−ピリジル)メチルオキシ−7,8,9,10−テトラ ヒドロ−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a]フタラジン、 7,8−ジメチル−3−フェニル−6−(2−ピリジル)メチルオキシ−1,2 ,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 7−メチル−3−フェニル−6−(2−ピリジル)メチルオキシ−1,2,4− トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 7−エチル−3−フェニル−6−(2−ピリジル)メチルオキシ−1,2,4− トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 7,8−ベンゾ−3−フェニル−6−(2−ピリジル)メチル オキシ−7,8,9,10−テトラヒドロ−1,2,4−トリアゾロ[3,4− a]フタラジン、 8−メチル−3,7−ジフェニル−6−(2−ピリジル)メチルオキシ−1,2 ,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 3−フェニル−6−(2−ピリジル)メチルオキシ−7,8,9,10−テトラ ヒドロ−(7,10−メタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a]フタラ ジン、 3−フェニル−5−(ピリジン−2−イルメトキシ)−1,2,3a,4,7− ペンタアザシクロペンタ−[α]ナフタレン、 3−フェニル−5−(ピリジン−2−イルメトキシ)−1,2,3a,4,8− ペンタアザシクロペンタ−[α]ナフタレン、 8−メチル−3−フェニル−6−(2−ピリジル)メチルオキシ−7,8,9, 10−テトラヒドロ−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a]フタラジン、 3−フェニル−6−(2−ピリジル)メチルオキシ−(7,8−ペンタノ)−1 ,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 8,8−ジメチル−3−フェニル−6−(2−ピリジル)メチルオキシ−7,8 ,9,10−テトラヒドロ−1,2,4−ト リアゾロ[3,4−a]フタラジン、 3−フェニル−7−(ピペリジン−1−イル)−6−(ピリジン−2−イルメト キシ)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 3−フェニル−7−(ピリジン−4−イル)−6−(ピリジン−2−イルメトキ シ)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 3−フェニル−5−(ピリジン−2−イルメトキシ)−6,7,8,9−テトラ ヒドロ−1,2,3a,4,8−ペンタアザシクロペンタ[α]ナフタレン、 3−フェニル−5−(ピリジン−2−イルメトキシ)−6,7,8,9−テトラ ヒドロ−1,2,3a,4,7−ペンタアザシクロペンタ[α]ナフタレン、 7−メチル−3−フェニル−5−(ピリジン−2−イルメトキシ)−6,7,8 ,9−テトラヒドロ−1,2,3a,4,7−ペンタアザシクロペンタ[α]ナ フタレン、 3−フェニル−6−(ピリジン−2−イルメトキシ)−7−(チオフェン−2− イル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 3−フェニル−6−(ピリジン−2−イルメトキシ)−7−(チオフェン−3− イル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 3−フェニル−6−(2−ピリジル)メチルオキシ−7,8,9,10−テトラ ヒドロ−(7,10−プロパノ)−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a]フタ ラジン、 3−(4−メチル)フェニル−6−(2−ピリジル)メチルオキシ−7,8,9 ,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3, 4−a]フタラジン、 3−(3−メトキシ)フェニル−6−(2−ピリジル)メチルオキシ−7,8, 9,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3 ,4−a]フタラジン、 3−(2−フルオロ)フェニル−6−(2−ピリジル)メチルオキシ−7,8, 9,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3 ,4−a]フタラジン、 3−(3−ピリジル)−6−(2−ピリジル)メチルオキシ−7,8,9,10 −テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a ]フタラジン、 3−シクロプロピル−6−(2−ピリジル)メチルオキシ−7, 8,9,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ [3,4−a]フタラジン、 6−[(6−メチル)−2−ピリジル]メチルオキシ−3−フェニル−7,8, 9,10−テトラヒドロ−7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3, 4−a]フタラジン、 6−[(3−メチル)−2−ピリジル]メチルオキシ−3−フェニル−7,8, 9,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3 ,4−a]フタラジン、 6−[(4−メチル)−2−ピリジル]メチルオキシ−3−フェニル−7,8, 9,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3 ,4−a]フタラジン、 6−[(5−メチル)−2−ピリジル]メチルオキシ−3−フェニル−7,8, 9,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3 ,4−a]フタラジン、 3−フェニル−6−(3−ピリジル)メチルオキシ−7,8,9,10−テトラ ヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a]フタラ ジン、 3−フェニル−6−(4−ピリジル)メチルオキシ−7,8,9,10−テトラ ヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4 −トリアゾロ[3,4−a]フタラジン、 3−フェニル−6−[2−(1−メチル)イミダゾリル]メチルオキシ−7,8 ,9,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[ 3,4−a]フタラジン、 6−(3−シアノフェニル)メチルオキシ−3−フェニル−7,8,9,10− テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a] フタラジン、 6−[1−(3,5−ジメチル)ピラゾリル]メチルオキシ−3−フェニル−7 ,8,9,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾ ロ[3,4−a]フタラジン、 6−[4−(2−メチル)チアゾリル]メチルオキシ−3−フェニル−7,8, 9,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3 ,4−a]フタラジン、 3−フェニル−6−(2−キノキサリニル)メチルオキシ−7,8,9,10− テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a] フタラジン、 3−フェニル−6−(3−ピリダジニル)メチルオキシ−7,8,9,10−テ トラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2, 4−トリアゾロ[3,4−a]フタラジン、 6−(1−ベンジルイミダゾル−2−イル)メチルオキシ−3−フェニル−7, 8,9,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ [3,4−a]フタラジン、 3−フェニル−6−(イソキノリン−1−イル)メチルオキシ−7,8,9,1 0−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3,4− a]フタラジン、 6−(1−エチルイミタゾル−2−イル)メチルオキシ−3−フェニル−7,8 ,9,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[ 3,4−a]フタラジン、 3−フェニル−6−(1−ピラゾリル)メチルオキシ−7,8,9,10−テト ラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a]フタ ラジン、 3−フェニル−6−(N−ピロリジニルカルボニル)メチルオキシ−7,8,9 ,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3, 4−a]フタラジン、 6−[4−(3−メチル)ピリジル]メチルオキシ−3−フェニル−7,8,9 ,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3, 4−a]フタラジン、 3−フェニル−6−(2−キノリニル)メチルオキシ−7,8,9,10−テト ラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a]フタ ラジン、 6−(2−イミダゾリル)メチルオキシ−3−フェニル−7,8,9,10−テ トラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a]フ タラジン、 3−フェニル−6−(2−チアゾリル)メチルオキシ−7,8,9,10−テト ラヒドロ−(7.10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a]フタ ラジン、 6−[2−(5−メチル)チアゾリル]メチルオキシ−3−フェニル−7,8, 9,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3 ,4−a]フタラジン、 6−[2−(4−メチル)チアゾリル]メチルオキシ−3−フェニル−7,8, 9,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3 ,4−a]フタラジン、 6−[2−(3,5−ジメチル)ピリジル]メチルオキシ−3−フェニル−7, 8,9,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ [3,4−a]フタラジン、 3−フェニル−6−(2−ピラジニル)メチルオキシ−7,8, 9,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3 ,4−a]フタラジン、 6−[2−(4,6−ジメチル)ピリジル]メチルオキシ−3−フェニル−7, 8,9,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ [3,4−a]フタラジン、 3−フェニル−6−(4−チアゾリル)メチルオキシ−7,8,9,10−テト ラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a]フタ ラジン、 6−[2−(5,6−ジメチル)ピリジル]メチルオキシ−3−フェニル−7, 8,9,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ [3,4−a]フタラジン 6−(4−メチルイミダゾル−2−イル)メチルオキシ−3−フェニル−7,8 ,9,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[ 3,4−a]フタラジン、 3−フェニル−6−(4−ピリミジニル)メチルオキシ−7,8,9,10−テ トラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a]フ タラジン、 6−[4−(2−エチル)チアゾリル]メチルオキシ−3−フェニル−7,8, 9,10−テトラヒドロ−(7,10−エタ ノ)−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a]フタラジン、 6−(6−クロロピリダジン−3−イル)メチルオキシ−3−フェニル−7,8 ,9,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[ 3,4−a]フタラジン、 6−(2−イミダゾリル)メチルオキシ−3−(4−メチルフェニル)−7,8 ,9,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[ 3,4−a]フタラジン、 6−(4−ヒドロキシメチルフェニル)メチルオキシ−3−フェニル−7,8, 9,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3 ,4−a]フタラジン、 6−(4−ヒドロキシブチル)オキシ−3−フェニル−7,8,9,10−テト ラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a]フタ ラジン、 6−(4−ヒドロキシメチルシクロヘキシル)メチルオキシ−3−フェニル−7 ,8,9,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾ ロ[3,4−a]フタラジン、 6−(3−ヒドロキシメチルフェニル)メチルオキシ−3−フェニル−7,8, 9,10−テトラヒドロ−(7,10−エタ ノ)−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a]フタラジン、 6−(1−メチル−1,2,4−トリアゾル−3−イル)メチルオキシ−3−フ ェニル−7,8,9,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4 −トリアゾロ[3,4−a]フタラジン、 6−(2−メチル−1,2,4−トリアゾル−3−イル)メチルオキシ−3−フ ェニル−7,8,9,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4 −トリアゾロ[3,4−a]フタラジン、 3−フェニル−6−(3−シクロプロピルメチルオキシ−2−ピリジル)メチル オキシ−7,8,9,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4 −トリアゾロ[3,4−a]フタラジン、 3−フェニル−6−(3−エトキシ−2−ピリジル)メチルオキシ−7,8,9 ,10−テトラヒドロ−(7,10−エタノ)−1,2,4−トリアゾロ[3, 4−a]フタラジン から選択される化合物、並びにその塩及びプロドラッグ。 6. 6−(6−メチルピリジン−2−イル)メチルオキシ−3−フェニル−1 ,2,4−トリアゾロ[3,4−a]フタラ ジンから選択される化合物、並びにその塩及びプロドラッグ。 7. 6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−3, 7−ジフェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 6−(2−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−3, 7−ジフェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 3,7−ジフェニル−6−(2H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ )−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 6−(2−メチル−2H−テトラゾル−5−イルメトキシ)−3,7−ジフェニ ル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]−ピリダジン、 3,7−ジフェニル−6−(2−プロピル−2H−1,2,4−トリアゾル−3 −イルメトキシ)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 3,7−ジフェニル−6−(1−プロピル−1H−1,2,4−トリアゾル−3 −イルメトキシ)−1,2,4−トリアゾロ [4,3−b]ピリダジン、 6−(1−メチル−1H−イミダゾル−4−イルメトキシ)−3,7−ジフェニ ル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 6−(3−メチル−3H−イミダゾル−4−イルメトキシ)−3,7−ジフェニ ル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 6−(4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−3, 7−ジフェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 6−(5−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−3, 7−ジフェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 6−(3−メチル−3H−1,2,3−トリアゾル−4−イルメトキシ)−3, 7−ジフェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 3−(4−メトキシフェニル)−6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリア ゾル−3−イルメトキシ)−7−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3− b]ピリダジン、 6−(3−メチルピリジン−2−イルメトキシ)−3−フェニル−7−(ピペリ ジン−1−イル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 7−(モルホリン−4−イル)−3−フェニル−6−(ピリジン−2−イルメト キシ)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 3−フェニル−7−(ピリジン−3−イル)−6−(ピリジン−2−イルメトキ シ)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 8−メチル−6−(2−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメト キシ)−3,7−ジフェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジ ン、 6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−7− (モルホリン−4−イル)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3− b]ピリダジン、 6−(2−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−7− (モルホリン−4−イル)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3− b]ピリダジン、 7−シクロヘキシル−6−(2−メチル−2H−1,2,4− トリアゾル−3−イルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4 ,3−b]ピリダジン、 7−シクロヘキシル−6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3− イルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダ ジン、 7−シクロペンチル−6−(2−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル−3− イルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダ ジン、 8−メチル−6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメト キシ)−3,7−ジフェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジ ン、 7−シクロブチル−6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イ ルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジ ン、 7−tert−ブチル−6−(2−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル−3 −イルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリ ダジン、 7−シクロブチル−6−(2−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル−3−イ ルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4− トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 7−エチル−6−(2−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメト キシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 7−tert−ブチル−6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3 −イルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリ ダジン、 7−エチル−6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメト キシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン 7−メチル−6−(2−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメト キシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 7−(1−メチルシクロブチル)−6−(2−メチル−2H−1,2,4−トリ アゾル−3−イルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3 −b]ピリダジン、 7−メチル−6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメト キシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 7−シクロブチル−3−フェニル−6−(2H−1,2,4−トリアゾル−3− イルメトキシ)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 7−シクロペンチル−6−(ピリジン−2−イルメトキシ)−3−(チオフェン −2−イル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 7−シクロペンチル−3−(2,4−ジフルオロフェニル)−6−(1−メチル −1H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−1,2,4−トリアゾ ロ[4,3−b]ピリダジン、 7−シクロペンチル−6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3− イルメトキシ)−3−(チオフェン−2−イル)−1,2,4−トリアゾロ[4 ,3−b]ピリダジン、 7−シクロペンチル−6−(2−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル−3− イルメトキシ)−3−(チオフェン−2−イル)−1,2,4−トリアゾロ[4 ,3−b]ピリダジン、 7−シクロペンチル−6−(2−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル−3− イルメトキシ)−3−(ピリジン−4−イル)−1,2,4−トリアゾロ[4, 3−b]ピリダジン、 7−シクロペンチル−3−(2−フルオロフェニル)−6−(1−メチル−1H −1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−1,2,4−トリアゾロ[4 ,3−b]ピリダジン、 7−シクロペンチル−3−(2−フルオロフェニル)−6−(2−メチル−2H −1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−1,2,4−トリアゾロ[4 ,3−b]ピリダジン、 7−シクロペンチル−3−(2−フルオロフェニル)−6−(ピリジン−2−イ ルメトキシ)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 7−シクロペンチル−3−(2,4−シフルオロフェニル)−6−(2−メチル −2H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−1,2,4−トリアゾ ロ[4,3−b]ピリダジン、 7−シクロペンチル−3−フェニル−6−(ピリジン−2−イルメトキシ)−1 ,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 7−シクロペンチル−8−メチル−6−(2−メチル−2H−1,2,4−トリ アゾル−3−イルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3 −b]ピリダジン、 7−シクロペンチル−3−フェニル−6−(2H−1,2,4−トリアゾル−3 −イルメトキシ)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 3−(4−メチルフェニル)−7−フェニル−6−(ピリジン−2−イルメトキ シ)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 3−(4−メチルフェニル)−6−(3−メチルピリジン−2−イルメトキシ) −7−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 6−(1−エチル−1H−イミタゾル−2−イルメトキシ)−3−(4−メチル フェニル)−7−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン 、 3−フェニル−6−(ピリジン−2−イルメトキシ)−7−(チオモルホリン− 4−イル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 6−[2−(4−メチルチアゾル−5−イル)エトキシ]−3,7−ジフェニル −1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 (±)−7−(2−メチルピロリジン−1−イル)−3−フェ ニル−6−(ピリジン−2−イルメトキシ)−1,2,4−トリアゾロ[4,3 −b]ピリダジン、 6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−3− フェニル−7−(ピリジン−4−イル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b ]ピリダジン、 7−シクロペンチル−6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3− イルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダ ジン、 7−イソプロピル−6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イ ルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジ ン、 3−シクロプロピル−6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3− イルメトキシ)−7−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダ ジン、 3−(2−フルオロフェニル)−6−(2−メチル−2H−1,2,4−トリア ゾル−3−イルメトキシ)−7−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3− b]ピリダジン、 3−(2−フルオロフェニル)−6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリア ゾル−3−イルメトキシ)−7−フェニル−1, 2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾロ−3−イルメトキシ)−7− フェニル−3−(チオフェン−2−イル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3− b]ピリダジン 6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−7− フェニル−3−(ピリジン−3−イル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b ]ピリダジン、 6−(2−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−7− フェニル−3−(チオフェン−2−イル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3− b]ピリダジン、 6−(2−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−7− フェニル−3−(ピリジン−3−イル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b ]ピリダジン、 3−(フラン−3−イル)−6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル −3−イルメトキシ)−7−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b] ピリダジン、 6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−7− フェニル−3−(チオフェン−2−イル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3− b]ピリダジン、 6−(5−メチル−1,2,4−オキサジアゾル−3−イルメトキシ)−3,7 −ジフェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 7−フェニル−3−(チオフェン−2−イル)−6−(2H−1,2,4−トリ アゾル−3−イルメトキシ)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジ ン、 3−(フラン−2−イル)−6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル −3−イルメトキシ)−7−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b] ピリダジン、 6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−3− フェニル−7−(チオフェン−3−イル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3− b]ピリダジン、 6−(2−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−7− (チオフェン−3−イル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン 、 3−フェニル−7−(チオフェン−3−イル)−6−(2H−1,2,4−トリ アゾル−3−イルメトキシ)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジ ン、 6−(2−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル−3−イル メトキシ)−3−フェニル−7−(チオフェン−2−イル)−1,2,4−トリ アゾロ[4,3−b]ピリダジン、 6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−3− フェニル−7−(チオフェン−2−イル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3− b]ピリダジン 7−(フラン−2−イル)−6−(2−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル −3−イルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b] ピリダジン、 7−(フラン−2−イル)−6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル −3−イルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b] ピリダジン、 6−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾル−5−イルメトキシ)−3,7 −ジフェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 3−(4−フルオロフェニル)−6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリア ゾル−3−イルメトキシ)−7−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3− b]ピリダジン、 3,7−ジフェニル−6−(2H−1,2,3−トリアゾル−4−イルメトキシ )−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b] ピリダジン、 3,7−ジフェニル−6−(ピラジン−2−イルメトキシ)−1,2,4−トリ アゾロ[4,3−b]ピリダジン、 3−(4−メチルフェニル)−6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾ ル−3−イルメトキシ)−7−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b ]ピリダジン、 6−(4−メチルチアゾル−2−イルメトキシ)−3,7−ジフェニル−1,2 ,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 6−(5−メチルチアゾル−2−イルメトキシ)−3,7−ジフェニル−1,2 ,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 3,7−ジフェニル−6−(ピリミジン−4−イルメトキシ)−1,2,4−ト リアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 3,7−ジフェニル−6−(ピリダジン−3−イルメトキシ)−1,2,4−ト リアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−7− (モルホリン−4−イル)−3−(チオフェン−2−イル)−1,2,4−トリ アゾロ[4,3−b]ピリダジン、 3,7−ジフェニル−6−(チアゾル−4−イルメトキシ)− 1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 6−(5−メチルイソオキサゾル−3−イルメトキシ)−3,7−ジフェニル− 1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 3−(3−フルオロフェニル)−6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリア ゾル−3−イルメトキシ)−7−(モルホリン−4−イル)−1,2,4−トリ アゾロ[4,3−b]ピリダジン、 3,7−ジフェニル−6−(ピリミジン−2−イルメトキシ)−1,2,4−ト リアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 6−(2−メチル−2H−1,2,3−トリアゾル−4−イルメトキシ)−3, 7−ジフェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 7−(1−メチルシクロブチル)−6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリ アゾル−3−イルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3 −b]ピリダジン、 7−イソプロピル−6−(2−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル−3−イ ルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジ ン、 7−tert−ブチル−3−(2−フルオロフェニル)−6−(1−メチル−1 H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−1,2,4−トリアゾロ[ 4,3−b]ピリダジン、 7−シクロペンチル−3−(4−メトキシフェニル)−6−(2−メチル−2H −1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−1,2,4−トリアゾロ[4 ,3−b]ピリダジン、 7−(1−メチルシクロペンチル)−6−(1−メチル−1H−1,2,4−ト リアゾル−3−イルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4, 3−b]ピリダジン、 7−(1−メチルシクロペンチル)−6−(2−メチル−2H−1,2,4−ト リアゾル−3−イルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4, 3−b]ピリダジン、 7−シクロペンチル−3−(フラン−2−イル)−6−(2−メチル−2H−1 ,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−1,2,4−トリアゾロ[4,3 −b]ピリダジン、 7−シクロペンチル−3−(フラン−2−イル)−6−(1−メチル−1H−1 ,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−1,2,4−トリアゾロ[4,3 −b]ピリダジン、 3−(3,7−ジフェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3 −b]ピリダジン−6−イルオキシメチル)−1,2,4−トリアゾル−1−イ ルアセトニトリル、 7−(1−メチルシクロプロピル)−6−(2−メチル−2H−1,2,4−ト リアゾル−3−イルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4, 3−b]ピリダジン、 7−(1−メチルシクロプロピル)−6−(1−メチル−1H−1,2,4−ト リアゾル−3−イルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4, 3−b]ピリダジン、3−(3−フルオロフェニル)−6−(1−メチル−1H −1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−7−フェニル−1,2,4− トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 7−(1−メチルシクロプロピル)−6−(3−メチルピリジン−2−イルメト キシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 6−(1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾル−4−イルメトキシ)−3, 7−ジフェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 3−(5−メチルチオフェン−2−イル)−6−(1−メチル−1H−1,2, 4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−7− フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 2−[3−(3,7−ジフェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリ ダジン−6−イルオキシメチル)−1,2,4−トリアゾル−1−イル]−N, N−ジメチルアセトアミド、 3,7−ジフェニル−6−[1−(ピリジン−2−イルメチル)−1H−1,2 ,4−トリアゾル−3−イルメトキシ]−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b ]ピリダジン、 6−(1−ベンジル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−3 ,7−ジフェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 2−[5−(3,7−ジフェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリ ダジン−6−イルオキシメチル)−1,2,4−トリアゾル−1−イル]アセト アミド、 N−[2−[3−(3,7−ジフェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b ]ピリダジン−6−イルオキシメチル)−1,2,4−トリアゾル−1−イル] エチル]−N,N−ジメチルアミン、 3,7−ジフェニル−6−(ピリミジン−5−イルメトキシ)−1,2,4−ト リアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 6−[1−(2−(モルホリン−4−イル)−エチル)−1H−1,2,4−ト リアゾル−3−イルメトキシ]−3,7−ジフェニル−1,2,4−トリアゾロ [4,3−b]ピリダジン、 6−(2−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−3− フェニル−7−(ピロリジン−1−イル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3− b]ピリダジン、 7−(5−クロロチオフェン−2−イル)−6−(2−メチル−2H−1,2, 4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ [4,3−b]ピリダジン、 7−(5−クロロチオフェン−2−イル)−6−(1−メチル−1H−1,2, 4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ [4,3−b]ピリダジン、 6−(1H−ベンズイミダゾル−2−イルメトキシ)−3−(2,4−ジフルオ ロフェニル)−7−(1−メチルシクロペンチル)−1,2,4−トリアゾロ[ 4,3−b]ピリダジン、 3−(フラン−3−イル)−6−(2−ピリジル)メチルオキシ−7,8,9, 10−テトラヒドロ−1,2,4−トリアゾロ[4,3−a]フタラジン、 7−シクロブチル−3−フェニル−6−(プロパ−2−イニル オキシ)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 (7−シクロブチル−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピ リダジン−6−イルオキシ)アセトニトリル、 N−[4−(7−シクロブチル−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4, 3−b]ピリダジン−6−イルオキシ)ブタ−2−イニル]−N,N−ジメチル アミン から選択される化合物、並びにその塩及びプロドラッグ。 8. 2−[3−(3,7−ジフェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリ ダジン−6−イルオキシメチル)−1,2,4−トリアゾル−1−イル]エチル アミン、 3,7−ジフェニル−6−[1−(2−(ピロリジン−1−イル)エチル)−1 H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ]−1,2,4−トリアゾロ[ 4,3−b]ピリダジン、 6−[1−(1−メチルピペリジン−4−イル)−1H−1,2,4−トリアゾ ル−3−イルメトキシ]−3,7−ジフェニル−1,2,4−トリアゾロ[4, 3−b]ピリダジン、 3,7−ジフェニル−6−[1−(2−(ピペラジン−1−イル)エチル)−1 H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメト キシ]−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 7−(1−メチルシクロペンチル)−6−(2−メチル−2H−1,2,4−ト リアゾル−3−イルメトキシ)−3−(2,4−ジフルオロフェニル)−1,2 ,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 7−(シクロブタ−1−エニル)−6−(2−メチル−2H−1,2,4−トリ アゾル−3−イルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3 −b]ピリダジン、 7−(フラン−3−イル)−6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル −3−イルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b] ピリダジン、 N,N−シエチル−N−[6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル− 3−イルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピ リダジン−7−イル]アミン、7−(1−メチルシクロペンチル)−6−(1− メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−3−(2,4− ジフルオロフェニル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 7−(1,1−ジメチルプロピル)−6−(1−メチル−1H −1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4− トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 6−(2−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−3− (4−フルオロフェニル)−7−(チオフェン−3−イル)−1,2,4−トリ アゾロ[4,3−b]ピリダジン、 6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−3− (4−フルオロフェニル)−7−(チオフェン−3−イル)−1,2,4−トリ アゾロ[4,3−b]ピリダジン、 6−(2−メチル−2H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−3− (2−フルオロフェニル)−7−(チオフェン−3−イル)−1,2,4−トリ アゾロ[4,3−b]ピリダジン、 3−(2−フルオロフェニル)−7−(1−メチルシクロブチル)−6−(2− メチル−2H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−1,2,4−ト リアゾロ[4,3−b]ピリダジン 3−(2−フルオロフェニル)−7−(1−メチルシクロブチ ル)−6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ) −1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン 6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−3− (2−フルオロフェニル)−7−(チオフェン−3−イル)−1,2,4−トリ アゾロ[4,3−b]ピリダジン、 8−メチル−7−(1−メチルシクロブチル)−6−(1−メチル−1H−1, 2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリア ゾロ[4,3−b]ピリダジン、 8−メチル−7−(1−メチルシクロブチル)−6−(2−メチル−2H−1, 2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリア ゾロ[4,3−b]ピリダジン、 6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−3− フェニル−7−(ピロリジン−1−イル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3− b]ピリダジン、 7−シクロブチル−8−メチル−6−(2−メチル−2H−1, 2,4−トリアゾル−3−イルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリア ゾロ[4,3−b]ピリダジン、 7−シクロブチル−8−メチル−6−(1−メチル−1H−1,2,4−トリア ゾル−3−イルメトキシ)−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3− b]ピリダジン、 7−(1−メチルシクロペンチル)−6−(2−メチル−2H−1,2,4−ト リアゾル−3−イルメトキシ)−3−(2−フルオロフェニル)−1,2,4− トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 7−(1−メチルシクロペンチル)−6−(1−メチル−1H−1,2,4−ト リアゾル−3−イルメトキシ)−3−(2−フルオロフェニル)−1,2,4− トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、 7−シクロブチル−6−[4−(2,6−ジメチルモルホリン−4−イル)ブタ −2−イニルオキシ]−3−フェニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b] ピリダジン から選択される化合物、並びにその塩及びプロドラッグ。 9. 請求の範囲第1項に定義する式Iの化合物、その医薬的に許容され得る塩 またはそのプロドラッグを医薬的に許容され 得る担体と共に含む医薬組成物。 10. 請求の範囲第1項〜第8項のいずれか1項に記載の化合物の、不安症の 治療及び/または予防用薬剤の製造のための使用。 11. 請求の範囲第1項〜第8項のいずれか1項に記載の化合物の、痙攣の治 療及び/または予防用薬剤の製造のための使用。 12. 不安症の治療及び/または予防方法であって、該治療を要する患者に対 して有効量の請求の範囲第1項に定義する式Iの化合物、その医薬的に許容され 得る塩またはそのプロドラッグを投与することを含む前記方法。 13. 痙攣の治療及び/または予防方法であって、該治療を要する患者に対し て有効量の請求の範囲第1項に定義する式Iの化合物、その医薬的に許容され得 る塩またはそのプロドラッグを投与することを含む前記方法。 14. ヒトGABAA受容体のα3サブユニットに対する結合アフィニティー (Ki)が10nM以下のヒトGABAA受容体のベンゾジアゼピン結合部位のモ ジュレーターである化合物であって、ヒトGABAA受容体のα3サブユニット を発現 する安定的にトランスフェクトされた組換え細胞系におけるGABA EC20応 答を少なくとも40%増大させ、ヒトGABAA受容体のα1サブユニットを発 現する安定的にトランスフェクトされた細胞系におけるGABA EC20応答を 多くとも30%しか増大させない化合物。 15. 経口投与後に有利な治療効果を発揮し得る請求の範囲第14項に記載の 化合物。 16. 請求の範囲第14項または第15項に記載の化合物を医薬的に許容され 得る担体と共に含む医薬組成物。 17. 経口投与に適した請求の範囲第16項に記載の組成物。 18. 請求の範囲第14項または第15項に記載の化合物の、実質的な鎮静作 用なしに不安症を治療及び/または予防するための薬剤の製造のための使用。 19. 請求の範囲第14項または第15項に記載の化合物の、痙攣を治療及び /または予防するための薬剤の製造のための使用。 20. 実質的な鎮静作用なしに不安症を治療及び/または予防するための方法 であって、該治療を要する患者に対して有効量の請求の範囲第14項に記載の化 合物を投与することを含む 前記方法。 21. 痙攣を治療及び/または予防するための方法であって、該治療を要する 患者に対して有効量の請求の範囲第14項に記載の化合物を投与することを含む 前記方法。 22. 非鎮静抗不安性化合物のスクリーニング方法であって、 (1)試験化合物のパネルを(a)ヒトGABAA受容体のα3サブユニットを発現 する安定的にトランスフェクトされた組換え細胞系及び(b)ヒトGABAA受容体 のα1サブユニットを発現する安定的にトランスフェクトされた組換え細胞系を 接触させ、 (2)安定的にトランスフェクトされた組換え細胞系(a)及び(b)の各々において 各試験化合物によるGABA EC20応答の増大を測定し、 (3)α3サブユニットを発現する細胞系におけるGABAEC20応答を少なく とも40%を増大させ且つα1サブユニットを発現する細胞系におけるGABA EC20応答を最大30%しか増大させない試験化合物を選択することからなる 前記方法。 23. 請求の範囲第1項に記載の化合物の製造方法であって、 (A)式IIIの化合物を式IVの化合物 (式中、Y、Z、R1及びR2は請求の範囲第1項に定義した通りであり、L1は 適当な離脱基である) と反応させるか、 (B)式VIIの化合物を式VIIIの化合物 (式中、Y、Z、R1及びR2は請求の範囲第1項に定義した通りであり、L3は 適当な離脱基である) と反応させるか、 (C)式Z−CO2Hの化合物を式IXの化合物(式中、Y、Z、R1及びR2は請求の範囲第1項に定義した通りである) と硝酸銀及び過硫酸アンモニウムの存在下で反応させるか、または (D)式Xの化合物を式XIの化合物 (式中、Y、Z、R1及びR2は請求の範囲第1項に定義した通りであり、Alk はC1-6アルキルであり、L4は適当な離脱基である) と遷移金属触媒の存在下で反応させ、 (E)所望により、得られた式Iの化合物を標準的な方法により別の式Iの化合 物に変換することからなる前記方法。
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