JP2002512551A - 最適開口付き接着性便回収体 - Google Patents

最適開口付き接着性便回収体

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、バッグ(11)およびフランジ(12)を備える便処理装置(10)に関する。フランジ(12)は、装置(10)を着用者の肛門周囲の領域に装着するために使用されている接着剤(20)を備える。本発明は、主に、前記装置(10)の開口(21)の最適化されている形状を提供することに存する。本発明の1つの好ましい実施形態は、その輪郭が長手方向の1つの楕円により画定されている開口(21)である。本発明の別の好ましい実施形態とは、その長軸が垂直である2つの楕円によりその輪郭が画定されている開口(21)である。

Description

【発明の詳細な説明】 最適開口付き接着性便回収体 発明の分野 本発明は、着用者の肛門周囲の領域に剥離自在に接着剤で装着される、赤ちゃ ん、子供または成人用の便処理装置に関し、前記装置は、特に適所に置きやすく 、便物質を回収する上で大いに改善されている性能を提供する。 背景 便処理装置は、主に失禁で苦しんでいる人によって、および特に寝たきりの患 者によって着用されるように設計されている既知の製造製品である。このような 便処理装置は、着用者の肛門周囲の領域に装着され、便物質およびその他の体液 を閉じ込め、即座に封じ込めることを目的としている。 今日、主として知られているような装置は、その1方の端部(extremi ty)に開口が位置しているバッグ、および装着装置から構成されている。この ようなバッグは、例えば、米国特許第3,577,989号および米国特許第3 ,522,807号に開示されている。 これらの装置に当然関連している問題点は、バッグ内に安全に封じ込められる 便物質に対処しつつ、人体にそれらを安全に装着することである。この分野で主 として使用されている方法とは、装置に、開口を取り囲むフランジを提供し、フ ランジ上に、肛門周囲領域に固着する接着剤を提供することである。開口は、着 用者の肛門開口部と位置が正しく合うようにされ、便物質がバッグ内に封じ込め られるようにする。 米国特許第3,522,807号および米国特許第3,734,096号は、 円形の開口および本来は円形の、したがって括約筋の円形の形状に対応するリン グ状のフランジについて記載している。米国特許第3,522,807号は、半 径方向の柔軟性が、排便中の括約筋の、再び半径方向の拡大を可能にするのに有 益であることを教示している。 米国特許第5,593,397号は、円形の開口を取り囲んでいるリング状の フランジを、どのようにして着用者の体にさらによく適応させるのかに関す る方法を開示する。フランジの三角形部分に印が付けられ、それらの印は、フラ ンジの三角形を、例えばはさみを使用して切り抜く際に看護者を誘導することを 目的としている。このようなフランジの適用は、着用者の肛門周囲領域での便処 理装置の装着性を改善すると考えられている。 米国特許第4,784,656号は、そのフランジに、異なる直径の円形開口 を切り抜くことを可能にする印が提供されている小さい円形の開口が備えられて いる装置を開示している。これは、便処理装置をさまざまな着用者の体によりよ く適応させるのに有益である可能性はあるが、はさみなどの切断装置の使用は複 数の欠点を有する。必要とされている切断装置が手近にない可能性があり、切断 装置が人物にけがを負わせたり、便処理装置に損傷を与える可能性があり、切断 が時間のかかる工程であり、さらには正確ではない可能性がある。 この問題点の別の解決策は、GB−A−2,116,849号に持ち出されて いる。再び、円形の外側輪郭を有していろフランジが、円形の開口と組み合わせ て使用される。ここでは、開口およびフランジは同心ではないため、フランジは 一方の末端部でさらに小さい幅となり、着用者の肛門周囲部分によりよく適合す ることができる。 米国特許第3,577,989号では、円形ではない、実際には非常に長く、 小さい開口を有する装置が開示されている。しかしながら、この装置は尿と便の 両方を閉じ込めることを意図し、そのようなものとして別の種類の装置である。 開口は、このようにして尿管および肛門開口部を覆うほど十分に長くなっている 。 特開平8(1996年)−117261号は、便物質を閉じ込めることを意図 している開口が、穴またはスリットという形で備えられている便処理装置を開示 している。穴またはスリットには、装置の切離し後に穴またはスリットを閉じる ために使用することができる糸が備えられている。これは、装置の切離し後に開 口部から漏れ出てくる悪臭を減ずるための手段として考えられている。前記出願 は、開口の、またはフランジの性質に関する詳細な説明は行っていない。穴また はスリットを糸で閉じることができるという事実は、開口が、一定のまたは弾性 的な形状を有していないことを開示している。つまり、スリット は、柔らかで、柔軟性があり、いくぶんもろい材料を切断して形成されていると 考えられる。このような密閉可能な開口は、便処理装置の切離し後には有益であ る可能性があるが、装置が使用されている間には不利な点を有しているように考 えられる。開口の一定のまたは弾性的な形は、開口が、装置内に便を閉じ込める のに十分な領域を提供することを確実にするためにはるかに有益である。それ以 外の場合、便物質のかなりの部分がバッグ内には閉じ込められない場合がある。 さらに、このような開口の一定のまたは弾性的な形は、フランジの汚染を回避す る。特に、前記公開特許出願に説明されているようなスリットは、排便の過程で 汚れるあろうと考えられる。さらに別の開口は、SE 8104934号に説明 されている。しかしながら、それらがバッグの形に依存するように選ばれている このような開口の形は、望ましくない。さらに、開口が十分なサイズおよび適切 な形状となるように注意深く選ばれていない場合、排便の過程でフランジに対す る多大な圧力が高まることがある。このような多大な圧力は、接着剤で固定され ている装置の切離しにつながり、明らかに最も好ましくない結果を伴う可能性が ある。便処理装置の意図的ではない切り離しという問題は、GB−A−2,11 6,849号の例に開示されているように、当技術で知られている問題点である 。 最適な装着および人体の適合の他に、および最適な装着および人体の適合と組 み合わせて、装置の適切な設置は、便処理装置の分野では重要な間題である。装 置の完全なまたは実質的な設置ミスは、ひどい誤動作、特に便の不完全な回収お よび漏れにつながるだろう。接着性便処理装置の設置は、とりわけ装置の未熟な 固着、つまり意図されている設置位置に達する前に着用者の臀部に固着すること によって困難にされる。便処理装置が、肛門開口部と十分に位置が合っていない 場合、排便の過程で、装置のフランジに多大な圧力が蓄積し、再び意図されてい ない切離しにつながることがある。 装置の設置ミスが使用前に認識されると、装置の設置は、通常、典型的には看 護者によって訂正される。装置の必要な切離しおよび再装着は、着用者の皮膚の 、影響を受けている領域にさらに応力がかかることを意味する。便処理装置を使 用することのある多くの着用者は、非常に年老いていても、あるいは非 常に若くても、自らの年齢のために敏感な皮膚を有しており、さらにときには皮 膚の炎症に苦しむこともある。したがって、第一に、装置の適切な設置はきわめ て望ましい。 GB−A−2,116,849号では、他の特性の中でも、患者の適所にさら に容易につけることができた接着性便処理装置を提供することが試みられていた 。しかしながら、GB−A−2,116,849号によって取り上げられていた 解決策はきわめて複雑であり、開口を取り囲むフランジ上の接着層を覆う剥離層 に個々に取外し可能なセクションがあり、前記セクションは、最適な付着を保証 するために所定の順序で取り除がれなければならない。第1設置ステップでの剥 離紙の一部だけの除去は、実際には、前述された設置ミスに気付いた場合のさら に容易な切離しおよび再装着を可能にする。 便処理装置に関連するもう1つの問題点が、意図的ではない切離し後のそれら の動作および切離し後のそれらの取り扱いである。それらは一様に悪臭、および おそらく漏れの源であるため、優れた性能に必要とされるより大きい開口の領域 を選んではならない。特開平8(1996年)−117261号に説明されてい るように、使用後に開口を閉じるための手段は、依然として、前記糸が引っ張ら れる前に漏れる悪臭を防止することはできず、さらに重要なことには、便処理装 置が意図的ではなく切り離される場合に役に立たない。 したがって、考えられる意図されていない切離しおよび使用後の取り扱いを考 慮すると、小さい開口が望ましい。さらには、小さい開口は、便物質が着用者の 皮膚のより広い領域と接触するようになるのを防ぐ。これは、皮膚の炎症の問題 を削減する。他方、装置の容易かつ適切な設置の重要性のためには、大きい開口 が望ましく考えられる。当業者は、フランジの大きさおよび形状を選ぶ際に類似 した問題点に直面している。フランジの外側輪郭は、ある着用者、特に女性着用 者の肛門周辺領域においての悪い解剖学的装着性を避けるために大きすぎてはな らない。再び、他方では、フランジは必要とされているサイズの開口を提供しな ければならず、便処理装置の着用者への装着のために接着剤で被覆されるのに十 分な領域を提供しなければならない。小さいフランジ領域との確実な装着には、 装置が取り除かれるときに痛みおよびおそらく皮膚の炎 症を引き起こす刺激的な接着剤の使用を必要とするが、フランジのさらに広い表 面面積の提供は、特に幼児の場合に取り扱うことが困難である過剰に広いフラン ジを生じさせるか、さらに小さい開口を生じさせることになる。 この技術分野で知られており、言及されている問題点のすべては、本発明で取 り扱われている。便処理装置の性能および処理特性に関する一定のその他の実質 的な態様は、従来の技術では取り組まれていなかったが、それらは本発明により 解決されている。 第1に、従来の技術は、意図されている着用位置での肛門溝方向の開口の直径 が、装置の設置に関して特に重要であることを教示していない。装置の設置は、 横断方向においてよりも、長手方向において、つまり着用者の肛門溝に沿ってさ らに困難である。臀部の間に装置を設置するとき、臀部は通常、横断方向でのひ どい設置ミスを防止する。しかしながら、同様な自然な体の設置補佐(aide )は、長手方向では与えられない。したがって、その方向では、肛門溝と位置が 多少外れている設置がもっともありそうである。最適に設計されている便処理装 置においては、この事実は、開口の形およびサイズによって反映される必要があ る。従来の技術は、画定されている形状の開口に関する限りは、通常、円形の開 口だけを開示する。 第2に、従来の技術は、横断方向で開口の形状およびサイズを最もよく選択す る方法として教示を与えていない。装置着用時、フランジは、典型的には、肛門 溝に実質的に平行な軸に沿って曲げられる。したがって、装置着用時に、便物質 を回収するために効果的な横断方向での開口の直径は、それが曲げられていない フランジ上にあるときより小さいことを考慮することが重要である。したがって 、円形の開口は、正しく設置されているときには長手方向で便を閉じ込めるのに 十分な直径を提供する可能性があるが、実際の使用では、短縮され、横断方向で 便物質を回収するためにおそらく不十分な直径を一様に提供するだろう。 前述された従来の技術に関するすべての問題点を克服しようとして、ここでは 、特殊な開口パラメータの選択を通して、優れた設置および機能特性を有する接 着性便処理装置を設計し得ることが見出された。 発明の簡略な説明 本発明は、バッグ(11)およびフランジ(12)を備える便処理装置(10 )に関する。フランジ(12)は、装置(10)を着用者の肛門周囲の領域に装 着するために使用されている接着剤(20)を備える。本発明は、主に、前記装 置(10)の開口(21)の最適化されている形状を提供することに存する。本 発明の好ましい実施形態とは、その輪郭が横断方向で1つの楕円により画定され ている開口(21)である。本発明の別の好ましい実施形態は、その長軸が垂直 である2つの楕円によりその輪郭が画定されている開口(21)である。 図面の簡単な説明 図1は、便処理装置の好ましい実施形態の斜視図である。Lは長手方向軸を表 し、Tは横断方向軸を表す。 図2は、本発明に従って組み合わせて着用できるおむつおよび便処理装置の斜 視図である。 図3は、本発明に従って便処理装置と組み合わせて着用できるおむつの部分的 な切り欠き斜視図である。 図4aおよび図4bは、便処理装置の使用中の位置を図解する概略図である。 有効横断方向直径は「e」として表されている。図4aは、肛門周囲領域に装置 を設置する際に発生するフランジの曲げを示している。図4bは、平坦なフラン ジの開口と使用中の位置での開口の突出の差異を図解している。 図5は、長手方向に長円である開口の好ましい実施形態の平面図である。 図6は、横断方向に長円である開口の好ましい実施形態の平面図である。 図7は、十字の形を有する開口の好ましい実施形態の平面図である。 図8は、垂直な長軸のある2つの楕円に基づいた形を有する開口の好ましい実 施形態の平面図である。 図9は、垂直な長軸、および2つの長軸の両方の側に対し平らにされている端 部のある2つの楕円に基づいた形を有する、開口の好ましい実施形態の平面 図である。 発明の詳細な説明 本発明は、図1に示されているような便処理装置(10)に関する。装置は、 バッグ(11)およびフランジ(12)を備える。 全体としての便処理装置の説明 典型的には、便処理装置は、開口(21)を有するバッグ(11)、および図1 から見ることができるように着用者の肛門周囲領域への好ましくは接着性装着の ために開口を取り囲むフランジ(12)を備える。当技術分野で既知である便処 理装置は、本発明により提供され得る。 ここに使用されているバッグ(11)とは、排泄された便物質の封じ込め用の 柔軟性容器のことである。バッグ(11)は、その意図されている使用、つまり 装置が寝たきりの患者または、失禁に苦しんだり、人工の腸を必要とする活動的 な患者向けであるのか、あるいは幼児向けであるのかに応じた任意の形状または サイズで提供できる。例えば、主に管状または矩形である細長いバッグは、典型 的には、寝たきりの患者および初老の失禁に苦しむ人によって活用される。幼児 であっても、成人であってもさらに活動的な着用者の場合は、便処理装置は、装 置が体の輪郭に従い、通常の衣服の下に目立たないように着用できるように、好 ましくは、解剖学的に形作られなければならない。 特に、好ましい形状は、平らで円形の種類のバッグ、円錐形をしたバッグ、先 端が切り取られている円錐形のバッグ、および錐体または先端が切り取られてい る錐体のバッグである。本発明の最も好ましい実施形態では、バッグ(11)は 、実質的には先端が切り取られている円錐形を有する。典型的には、バッグは着 用者に面する部分(16)および衣服に面すろ部分(17)を有するであろう。 便処理装置(10)の着用者に面する部分(16)は、着用者の臀部に隣接して 配置されている。そのようなものとして、着用者に面する部分(16)は、着用 者の臀部を十分に覆い、着用者の大腿部の間に垂れ下がらない。 さらに、バッグ(11)は、バッグの着用者の臀部の中間での少なくとも部 分的な挿入および保持を可能にし、それによりフランジと着用者の皮膚の間の良 好な接触を保証するように好ましくは形作られる。例えば、バッグ(11)は首 部または導管を備えられてよい。 バッグ(11)は、自由に移動する、つまり寝たきりではない着用者によって 着用されるときも、多様な着用条件下で便物質に十分な体積を提供するように、 好ましくは設計されている。例えば、バッグの上に座ると、バッグのいくつかの 領域で体積が大きく削減されることになるだろう。したがって、バッグは、着席 などの着用状態でかなりの圧力にさらされない領域で十分な体積を提供するよう に好ましくは形作られている。 バッグ(11)は、閉じ込められている物質を安全に封じ込めるように設計さ れており、それは、典型的には不透過性であるが、通気性があってよい。バッグ (11)は、着席中などの典型的な着用状態でバッグ(11)に対する圧力がか けられるときにも、使用中の破裂に耐えるのに十分な強度を持つように設計され ている。 本発明に従って、必要とされているバッグ(11)の形状に応じて、バッグ( 11)は、単一の1片の材料から、あるいは同一であるか、異なっていてよい、 そのそれぞれの周辺部で密封されている多くの別個の複数個の材料から提供され てよい。 1つの好ましい実施形態においては、ここでのバッグは、別個の複数片の材料 を備える、着用者に面している部分(16)および衣服に面している部分(17 )を有する。着用者に面する部分(16)および衣服に面する部分(17)は、 バッグ(11)の周辺部で密封され、このようにしてバッグの周辺リム(18) を作成する。図1から見えるように、バッグ(11)の着用者に面している部分 (16)は、所望のバッグ形状構成を提供するために、接着剤、熱接着、または 圧力接着などの、当業者にとって既知である手段によって互いに固定されている 、2つの追加のセクション(19)を備えてよい。前記リム(18)は、バッグ の内側にあってもよく、即ち、バッグ(11)の外側表面(30)と同一平面を 有するより、バッグ(11)の内側表面(15)と同一平面を有する。好ましく は、バッグ(11)は、横断方向軸に対して非対称であり、そ のため、開口(21)の中心からバッグ(11)の前端部までの、長手方向で測 定された距離が、バッグ(11)の後部端部まで測定されている距離より短い。 本発明に従って、バッグ(11)は、1つまたは複数の、好ましくは2つまた は3つの層を備えることがある。典型的には、少なくとも部分的に便物質と接触 するようになるバッグ(11)の内側にある層が、内側層と呼ばれている。典型 的には、着用者の皮膚および着用者の衣類と少なくとも部分的に接触するように なるバッグの最も外側の層が、外側層と呼ばれている。 バッグ材の層は、好ましくはバッグが液体不透過性であるように、任意の材料 から提供されてよい。層は、特に、不織布またはフィルムのような任意の材料を 備えてよい。本発明の好ましい実施形態においては、積層製品は、不織層または フィルムによって形成することができる。ラミネートは、当業者にとって既知の 手段によって形成される。 不織布層は、フェルトファブリック、スパンレースファブリック、流体ジェッ トエンタングルファブリック、エアレイファブリック、ウェットレイファブリッ ク、ドライレイファブリック、メルトブロウンファブリック、ステープル繊維カ ードファブリック、スパンボンドファブリック、スティッチボンドファブリック 、開口ファブリック、前記または類似物の組み合わせを含むことがある。 前記層のいずれか用の適切なフィルム材料は、好ましくは熱可塑性材料を含む 。熱可塑性材料は、すべての種類のホットメルト接着剤、特にポリエチレン、ポ リプロピレン、非晶質ポリオレフィン等のポリオレフィン、セルロース、木材パ ルプ、綿、ジュート、麻などの天然繊維を含む繊維またはポリマー結合体を備え る溶解可能な構成要素を含む材料、繊維ガラス、レーヨン、ポリエステル、ポリ オレフィン、アクリル樹脂、ポリアミド、アラミド、ポリテトラフルオロエチレ ン金属、ポリイミドなどの合成繊維、二成分ハイメルト/ロウメルトポリマー、 コポリマーポリエステル、ポリ塩化ビニル、ポリビニルアセテート/水素コポリ マー、コポリマーポリアミドなどのバインダ、構成要素材料のいくつかが溶解不 可能である混合物を備える材料、EXXAIREという名称 で米国イリノイ州のエクソンケミカル社(EXXON Chemical Co .)によって供給されている微孔質のフィルム、またはエスポワールノー(ES POIR NO)という名称で日本の三井東圧社によって供給されているものを 含む蒸気透過性材料、およびデュボンから入手できるハイトレルTM(Hytr elTM)およびフランスのエルフアトケム社(ELF Atochem)から 入手できるよなモノリシック通気性材料から選ぶことができる。 好ましい実施形態においては、任意の層の中に含まれているフィルムが、着用 者の体から放出されている水蒸気の閉じ込めと凝縮という問題、したがって短い 使用期間の後の暑く、じっとりとし、不快な状態を回避するために、好ましくは 、空気などの気体に、および水蒸気などの蒸気に好ましくは透過性である。 バッグの外側層には、好ましくは不織布層が備えられる。このような材料の層 は、着用者の皮膚に対して不均一な表面を提供し、したがって閉塞という問題を 大幅に削減し、皮膚の健康を大きく改善する。 本発明の1つの好ましい実施形態では、バッグは2つの層を備える。好ましく は、外側層が不織布層を備え、内側層はフィルムを備えている。 本発明のさらに別の好ましい実施形態では、バッグ(11)は、好ましくは1 つのフィルムと2つの不織層という3つの層を備える。さらに好ましい実施形態 では、フィルムが2枚の不織布の間に挟まれている。この層の順序が、着用者の 皮膚に接したときに特に喜ばしい感覚を有する閉じられている繊維構造を生じさ せる。別の好ましい実施形態では、内側層は1つのフィルムを備え、それ以外の 2つの層は不織布を備える。 バッグ(11)によって備えられている、1つまたは複数の不職布層は、疎水 性であっても、親水性であってもよい。バッグ(11)がフィルム層を備えない 場合には、好ましくは少なくとも1つの不織布層は疎水性である。その結果、流 体の貫通は、便処理装置(10)の着用者に面している部分(16)および衣服 に面している部分(17)を通り、抵抗を受ける。バッグがフィルムまたは疎水 性の不織布層を備える場合、追加の不織布層は親水性であってよい。 典型的には、不織布層は、蛍光化学物質(fluorchemical)ま たはその他の疎水性の仕上げ処理などの表面活性材料で処理され、必要な疎水性 を提供する。ただし、不織布層は、ホットメルト接着剤などの液体不透過性材料 による被覆によって、あるいはシリコーン、またはゴム、植物ワックスおよびミ ネラルワックスなどのその他の疎水性化合物の被覆によって同等に処理されても 、例えばプラズマ被覆技術によるナノ微粒子を使用して物理的に処理されてもよ い。 不織布層は、着用者に面している部分(16)および衣類に面している部分( 17)の触知できる知覚可能な柔らかさを改善するための薬剤で処理することも できる。薬剤は、植物油、動物油、または合成油、シリコン油などを含むが、そ れらに制限されない。これらの薬剤の存在は、着用者の触知できる感覚に対し、 それをべとべとまたは油だらけにすることなく、不織布層に絹のような、あるい はフランネルのような感覚を与える。さらに、柔らかさと表面の滑らかさを高め るために、アニオン界面活性剤、非アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、 および非カチオン界面活性剤を含む表面活性剤材料を添加してよい。 さらに、不織布層は、望ましい治療上のまたは保護被覆ローション利点を提供 するためにローションで含浸されてよい。着用者に面している部分(16)およ び衣類に面している部分(17)上でのローション被覆は、通常の接触および着 用者の動き、および/または体の熱によって着用者の皮膚に移ることができる。 一般的には、ローションという形の鉱油が、着用者の皮膚に、鎮静する保護コー ティングを与える上で有効であると認識されている。不織布層をクリーム状の固 体(solid)油相で含浸するが、あるいは不織布層の中に、例えばベビーオ イルが入っている1列の熱破裂可能カプセルまたは水破裂可能カプセルを取り入 れることも可能である。 本発明の1つの実施形態においては、バッグ(11)は、吸収性材料を含んで いてもよい。吸収性材料は、液体を吸収し、保持することができる任意の吸収性 材料である。吸収性材料は、使い捨ておむつ、および通常はエアフェルトと称さ れている、微粉砕木材パルプなどのそれ以外の吸収体製品で一般的に使用されて いる多岐に渡る液体吸収性材料を含んでよい。それ以外の適切な吸収 性材料の例は、しわのよったセルロース詰め物、コフォーム(coform)を 含むメルトブロウンポリマー、化学的に剛性化、変性または架橋されたセルロー ス繊維、ティシューラップおよびティシューラミネートを含むティシュー、吸収 性発泡体、吸収性スポンジ、超吸収性ポリマー、吸収性ゲル化材料、あるいはそ れ以外の任意の既知の吸収性材料、またはこれらの材料の組み合わせを含む。 吸収性材料は、適切な方法でバッグ(11)の中に配置されてよい。例えば、 吸収性材料は、バッグ内にばらばらに配置されてもよいし、バッグの内側表面( 15)に固定されてもよい。吸収性材料を不織布およびフィルム基板に固定する ための任意の既知の方法は、吸収性材料をバッグの内側表面(15)に固定する ために使用されてよい。吸収性材料は、任意の所望の形状または形状構成(例え ば、矩形、楕円、円形等)を有するように配置されてもよい。 図1に示されているように、バッグ(11)には、それによって便物質が、バ ッグ空洞内に保管される前に体から受け取られる開口(21)が備えられている 。開口(21)はフランジ(12)に取り囲まれ、円形、楕円、ハート形等の任 意の形状またはサイズで備えられてよく、対称であっても、非対称であってもよ い。 フランジ(12)は、恒久的な装着または剥離可能な装着を提供する、当業者 にとって既知である任意の手段に従ってバッグ(11)に取り付けられる。しか しながら、好ましくは、フランジは接着剤によってバッグに取り付けられる。典 型的には、入ってくる便物質にとっての妨害を引き起こさないために、バッグは 、フランジの外側周辺部に向かってフランジに取り付けられるであろう。 フランジは、装置が意図されている着用者のグループに応じて任意のサイズで 提供されてよい。同様に、フランジは、任意の形状で提供されてよく、好ましく は複数のローブ(lobes)(13)/(14)を備える対称的な形状を有する 。 フランジは、衣類に面している部分(22)および着用者に面している部分( 23)を備える。好ましい実施形態においては、これらは、2つの大きい、 実質的には平坦な表面であるが、フランジ(12)が、着用者の肛門周囲および /または尾骨の領域に適合するように設計されている突起、つまり前部突起(2 8)および/または後部突起(29)を備えることもある。 フランジ(12)は、フランジ(12)を肛門周囲領域に容易に設置できるよ うに、柔らかで、撓みやすく、柔軟性材料から作られていなければならない。典 型的な材料は、不織布材料、織布材料、開放セル熱可塑性フォーム、閉鎖セル熱 可塑性フォーム、開放セルフォームとステッチ不織布の複合体、およびフィルム を含む。ポリエチレンの閉鎖セルフォームは効果的であることが判明しているが 、より好ましくは開放セルポリウレタンフォームが使用される。好ましくは、こ のようなフォームは、0.1〜5ミリメートルという一般的な範囲内の厚さ、お よび5〜250g/m2、さらに好ましくは50g/m2の密度を有する。その他 の熱可塑性フォーム材料、つまりこのようなフォームの記載された特性(つまり 、柔らかさ、柔軟性、伸縮性、および収縮性)を有するその他の適切な合成樹脂 シート材も、使用されることがある。好ましくは、フランジ(12)の衣類に面 している部分(22)の材料は、開口(21)を画定しているフランジ(12) の表面縁部が、使用中に互いに意図的ではなく付着するのを防ぐ材料のスカート またはフラッブを形成するために、画定されている開口領域の中に伸びることが ある。 本発明に従って、便物質装置(10)は、さらに、装置を着用者に固定するた めに装着手段を備える。このような手段は、ストラップを含み、さらに好ましく はフランジ(12)の着用者に面している部分(23)に塗布されている体に適 合し得る圧力感知接着剤(20)を備える。 接着剤(20)は、接着剤(20)を保護するために、好ましくはシリコン紙 などの剥離手段(図示されていない)で覆われている。接着剤(20)は、フラ ンジ(12)の着用者に面する部分(23)全体を覆うことができるか、より好 ましくは、少なくとも1つの、好ましくは2つから6つの非接着性部分を有する 。これらの部分は、接着剤が付かなくてもよいし、不活性化されているかまたは 覆われている接着剤を備えていてもよい。図1から明白であるように、接着剤は 、1つの好ましい実施形態においては、非接着性であり、それに よって接着剤との接触を回避する一方で装置の設置および除去を容易にするのに 役立つことがあるフランジ(12)のいずれかの側にローブ(13)/(14) を提供するために、フランジ(12)の着用者に面している部分(23)全体に 塗布されない。しかしながら、これらのローブ(13)/(14)は、好ましく は剥離手段によっても覆われる。便処理装置(10)が着用者の皮膚に適用され る前に、存在するならば、剥離手段は取り除かれる。 本発明に従って、親水性コロイド接着剤およびヒドロゲル接着剤などの、任意 の医学的に承認されている耐水性の圧力感知接着剤が、装置を着用者の肛門周囲 領域に取り付けるために使用されてよい。比較的痛みのない適用および除去を可 能にする一方で、所望の接着性特性を提供し、フランジを敏感な肛門周囲領域で 着用者の皮膚に固定する上で特に効果的な接着剤は、3次元基質を形成するため の可塑剤により架橋ポリマーから形成される。 接着剤(20)は、スロット被覆、らせん、またはビード適用またはプリンテ ィングなどの技術で既知である任意の手段によりフランジ(12)の着用者に面 している部分(…)に塗布することができる。典型的には、接着剤(20)は、 構想されている最終的な使用に応じて、20g/m2〜2500g/m2という坪 量で、さらに好ましくは500g/m2〜2000g/m2で、最も好ましくは7 00g/m2〜1500g/m2で塗布される。例えば、赤ちゃんに使用される便 処理装置(10)の場合、接着剤(20)の量は、活動的な成人の失禁に苦しむ 人向けに設計されている便処理装置(10)の場合より少なくてよい。 便処理装置と組み合わせて着用されるおむつの詳細な説明 本発明の便処理装置(10)は、衣類、つまりおむつ(50)、好ましくは使い 捨ておむつ―図2を参照のこと―とともに使用されるときに特に有効かつ有益で あることが判明している。便処理装置(10)は、好ましくは、まず、使い捨て おむつ(50)が適用される前に、着用者の肛門周囲領域に配置される。特に、 おむつ(50)は、便処理装置(10)の上に配置され、従来の方法で着用者の 体の周りで締め付けられる。尿と便物質の間の優れた分離を提供する ことに加えて、組み合わされている便処理装置(10)およびおむつ(50)の システムは、特に典型的な着用者のグループが非常に年老いた人、非常に若い人 、および病身の着用者を含むため、実際に、ときどき発生する可能性のある皮膚 の炎症を削減することが判明している。実際問題として、便処理装置(10)の 存在が、着用者の皮膚とおむつ(50)間の分離層、つまりおむつ(10)の吸 収性コア(58)の一部の形成を可能にする。おむつ(50)は、(あらゆる手 段により制限する例ではないが、その実施形態が後述されている)従来の型であ ってよいか、あるいは効果的および快適な方法で、本発明の教示に従って便処理 装置(10)を封じ込めるように適応することができる。 ここに使用されているように、用語「使い捨ておむつ」は、体の排泄物を吸収 し、封じ込める製品を指し、さらに特定すると、着用者の体に接して、または着 用者の体に近接して配置され、体から排出されている多様な排泄物を吸収し、封 じ込め、1回だけ使用された後に破棄されることが目的とされ(つまり、それら は洗濯されたり、それ以外の場合、復元されたり再利用されることが目的とされ ていない)、好ましくはリサイクルされ、腐らされて堆肥にされるか、それ以外 の場合、環境的に適合する方法で処分されることが目的とされている製品を指す 。ここで使用されているように、用語「おむつ」は、脚部の間で引き上げられ、 着用者の胴の回りで締め付けられる、幼児または失禁に苦しむ人によって通常着 用される衣類を指す。 図3は、便処理装置(10)に重ねて着用者に設置される前に、本発明を実現 するおむつ(50)の部分的切り欠き斜視図である。図3から見ることができる ように、好ましいおむつ(50)は、本体部分(52)および再固定可能な機械 的固定装置(54)を備える。好ましい本体部分(52)は、液体を通らせるト ップシート(56)および吸収性コア(58)、液体不透過性バックシート(60) 、および弾性的に収縮可能なレッグカフ(62)を備え、各レッグカフ(62) は、好ましくはサイドフラップ(64)および1つまたは複数の弾性部材(66 )を備える。簡略さの目的のため、サイドフラップ(64)の中には1つの弾性 部材(66)だけが示されている。トップシート(56)、吸収性コア(58)、バ ックシート(60)、サイドフラップ(64)、および弾性 部材(66)は、多岐に渡る周知の形状構成で組み立てられてよい。好ましい使 い捨ておむつの形状構成は、米国特許第3,860,003号に示され、一般的 に説明されており、さらに好ましい使い捨ておむつの形状構成は、WO第93/ 16669号に示され、一般的に説明されている。この好ましいおむつの形状構 成では、バックシート(60)はトップシート(56)に接合されている。吸収 性コア(58)は、トップシート(56)とバックシート(60)の間に配置さ れている。サイドフラップ(64)は、吸収性コア(58)の各サイド縁部から 外側に、それに沿って伸びる。弾性部材(66)は、各サイドフラップ(64) と、作動できるように関連している。 図3は、トップシート(56)およびバックシート(60)が同一の広がりを 持ち、通常、吸収性コア(58)の長さと幅の寸法より大きい長さおよび幅の寸 法を有する体の部分(52)を示す。トップシート(56)はバックシート(6 0)の上に重ねられ、それによって本体部分(52)の周辺部(68)を形成す る。 本体部分(52)は内側表面(74)および外側表面(76)を有する。バッ クシート(60)が使用されるとき、それは、典型的には本体部分(52)の外 側表面(76)を形成する。内側表面(74)とは、外側表面(76)に向がい 合うおむつ(50)のその面であり、示されている実施形態の中では、典型的に トップシート(56)により形成されている。一般的には、おむつ(50)の内 側表面(74)は、外側表面(76)と同じ広がりを持ち、おむつ(50)が着 用されているときに、着用者と接触するさらに広い部分用であるその表面である 。 本体部分(52)の吸収性コア(58)は、通常、圧縮可能であり、着用者の 皮膚に適合し、刺激的ではなく、尿およびその他の一定の体液などの液体を吸収 し、保持することができる任意の吸収体手段であってよい。吸収性コア(58) は、多様なサイズおよび形状(例えば、矩形、砂時計型、「T」字形、非対称等 )で、使い捨ておむつ、および一般的にはエアフェルトと称されている微粉砕木 材パルプなどのそれ以外の吸収対製品で一般的に使用されている多岐にわたる液 体吸収性材料から製造されてよい。それ以外の適切な吸収性材料の例 は、しわのよったセルロース詰め物、コフォームを含むメルトブロウンポリマー 、架橋セルロース繊維、ティシューラッブを含むティシュー、吸収性フォーム、 吸収性スポンジ、超吸収性ポリマー、吸収性ゲル化材料、あるいはあらゆる同等 な材料、または材料の組み合わせを含む。吸収性コア(58)の形状構成および 構造は、さまざまであってよい(例えば、吸収性コア(58)は、変化するカリ パスゾーン、親水性勾配、超吸収性勾配、またはさらに低い平均密度、およびさ らに低い平均坪量取得ゾーンを有することがあるか、あるいは1つまたは複数の 層または構造を有することがある)。さらに、吸収性コア(58)のサイズおよ び吸収容量は、幼児から成人までの範囲の着用者に対応するように変化してもよ い。 バックシート(60)は、液体(例えば尿)に不透過性であり、それ以外の柔 軟性液体不透過性材料も使用してよいが、薄い合成樹脂フィルムから、好ましく は熱可塑性フィルムから好ましくは製造されている。ここで使用されているよう に、用語「柔軟性」は、応従性を有し、人間の体の通常の形状および輪郭に容易 に沿う材料を指す。バックシート(60)は、吸収性コア(58)の中に吸収、 保持されている排泄物が、下着および寝具などの、おむつ(50)と接触してい る製品を汚すのを防止する。このようにして、バックシート(60)は、ポリエ チレンまたはポリプロピレンの熱可塑性フィルムなどのポリマーフィルム、ある いはフィルム被覆不織布材などの複合体材料を備えてよい。例示的なフィルムは 、米国(USA)、テールオート工業(Terre Huate,Ind.)のト レデガー社(Tredegar Industries, −8000,ロブッチェンストラッセ(Rotbuchenstrasse)1 のBP−ケミカルブラステク(BP−Chemical PlasTec)によ って製造されている。 バックシート(60)は、好ましくはより布様の外観を呈するように織られて いる。さらに、バックシート(60)は、例えば微開口(microapert ures)が供給されることによって、依然として排泄物がバックシート(60 )を通り抜けることを防ぐ一方で、蒸気が吸収性コア(58)から漏れ 出ることも可能にする。バックシート(50)のサイズは、吸収性コア(58) のサイズ、および選択されている正確なおむつの設計によって決定される。 おむつのトップシート(50)は柔軟であり、着用者の皮膚にとって柔らかな 感覚で、刺激的ではない。さらに、トップシート(56)は、液体(例えば、尿 )が容易にその厚さを貫通できるようにする液体透過性である。適切なトップシ ート(56)は、多孔性フォーム、網状化フォーム、開口フィルム、あるいは天 然繊維(例えば、木材または綿の繊維)の織布または不織布ウェブ、あるいは天 然繊維と合成繊維の組み合わせから製造されてよい。好ましくは、それは、着用 者の皮膚を吸収性コア(58)の中に保持されている液体から分離する材料から 作られている。 トップシート(56)を製造するために使用されてよい多くの製造法がある。 たとえば、トップシート(56)は、繊維の不織布ウェブであってよい。例示的 なトップシート(56)は、毛羽立てられ、繊維技術の当業者によく知られてい る手段によって熱的に接着されている。適切なトップシート(56)は、例えば 、米国マサチューセッツ、ウォルポール(Walpole,Mass.,USA )のインターナショナルペーパー社(International Paper Company)の一部門であるヴェラテック社(Veratec Inc. )によって製造されている。特に、失禁衣類に好ましいトップシート(56)は 、成形された熱可塑性フィルムを備える。 開口の詳細な説明 以下に装置(10)のさらに詳細かつ明確な説明を可能にするため、最初に、 いくつかの用語が、ここに使用されるように定義されるだろう。 特にフランジに関しては、長手方向軸が、以下のように理解されるべきである 。意図されている着用位置の肛門の溝によって実質的には定められる方向が、長 手方向を定めるものとする。長手方向軸とは、開口(21)の中心を交差する長 手方向の軸である。意図されている着用位置の最も好ましい表示は、着用者の肛 門周囲の、および/または尾骨の領域に適合するように設計されている1つまた は2つの突起(28)および/または(29)の存在であり、意図さ れている着用位置の好まれていない表示とは、製品を設置するときに肛門の溝に 平行に配置されることが意図されている、使用前の前記フランジ(12)内の折 返しである。長手方向軸は、典型的には対称軸でもある。 横断方向軸とは、開口(21)の中心を交差する前記長手方向軸に垂直な軸で ある。 曲げられていないは、フランジ(12)に関して使用される。フランジ(12 )は、典型的には、それを着用者の肛門周囲の領域上に設置するために長手方向 に沿って曲げられる。曲げられていない状態では、フランジ(12)は典型的に は、最も平らである。 平らなは、物体が、その内の第1長が、2つのそれ以外の特徴付ける長さのど ちらかの半分を下回る3つの特徴付ける長さにより特徴付けられている直平行六 面体によって完全に包含されていると考えることができる場合に、フランジ(1 2)などの二次元の物体の説明で使用される。物体が、その特性に対する多大な 影響または損傷なしに複数の形状を取ることができるように形状において柔軟性 である場合、それは、それが前記形状の1つで平らである場合に平らなと呼ばれ る。このような柔軟性物体は、前記第1の特徴付ける長さが最小である場合に、 その最も平らな形状にある。 開口(21)の輪郭は、フランジ(12)の内部周辺(25)によって画定さ れる。開口(21)の輪郭とは、それ以外に述べられていない限り、曲げられて いないフランジ(12)に関して解釈されるべきである。柔軟性開口(21)の 輪郭は、(重力などの通常避けられない力は別にして)開口(21)の形状に影 響を及ぼすだろう外部の力が存在しないときのフランジ(12)の内側周辺部( 25)の形状として理解されるべきである。開口(21)にスカートが備えられ ている場合、このスカートは開口(21)の輪郭を画定しない。 中心は、質量中心と一致するある物体またはある物体の一部を、前記物体また は部分が均一の密度である場合に説明するために使用される。このようにして、 開口(21)の場合、フランジ(12)が曲げられていないとき、開口(21) の輪郭内部の領域が均一な厚さおよび密度の材料で満たされていると考えられる ときに、中心は決定されるべきである。 開口(21)の直径とは、フランジが曲げられていないときに、その端部が開 口(1)の輪郭上にある開口(21)の中心を通る線の長さである。柔軟性開口 (21)の直径は、(重力などの通常避けられない力は別として)開口(21) の形状に影響を及ぼすだろう外部力が存在しないときに測定されなければならな い。開口(21)の長手方向直径は、長手方向軸に沿って測定される。開口(2 1)の横断方向直径は、横断方向軸に沿って測定される。 長軸および短軸は、楕円を特徴づける軸であり、長軸は楕円の最も長い軸であ り、短軸は最も長い垂直軸である。 長手方向に長円は、少なくとも1つの長手方向セクションの直径で少なくとも 1つの局部的最大値を有する開口(21)に関して使用される。長手方向セクシ ョンは、45°という角度までではあるがそれを除く、どちらかの方向で長手方 向軸から伸びているすべての方向により定義される。横断方向に長円は、このよ うな局部的最大値が横断方向に存在する場合に使用される。局部的最大値とは、 すぐに隣接している直径にだけに関する最大値のことである。 便処理装置(10)は、装置(10)が着用者の肛門周囲の領域に装着される ときに使用中位置にあり、その結果、開口(21)は着用者の肛門開口部と位置 が合い、フランジ(12)は典型的には長手方向軸に沿って曲げられている。 ここに使用されているように突出面という用語は、以下の面の内の1つを指す 。便処理装置(10)により回収されなければならない便物質は、典型的には、 着用者の肛門開口部の中心から、開口(21)の中心までの線に沿って移送され るだろう。前記線に直角な任意の面が突起面と呼ばれる。ここに使用されている ように、突起という用語は、開口(21)などの材料の、前記突起面の内の任意 の1つの上に同一の突起を生じさせる突起工程を指す。 有効横断方向直径は、その両端が前記面の上への開口(21)の突起の輪郭の 上にある前記突起面の1つの上へ、開口(21)の突起の中心を通る横断方向の 線の長さとして解釈されるべきである。 ここに使用されているように便処理装置(10)の開口(21)は、それから バッグ内に閉じ込められる便物質を受け入れる装置(10)の部分として解 釈されるべきである。開口(21)は、便物質を受け入れないときに開放してい る必要はない。例えば、開口(21)は、特に切離し後に、指定されている機構 により閉じられてよい。 装置(10)のバッグ(11)の中に無事に移され、したがって漏れない排泄 物の量は、異なる方向で異なる直径を有する開口(21)、つまり(フランジ(1 2)が曲げられていないとき)非円形開口(21)を使用することにより大幅に 改善することができることが判明している。さらに具体的には、その間の方向に おいてより、横断方向軸に沿ってまたは長手方向軸に沿って、あるいはこれらの 両方の軸に沿ってさらに大きい直径を有すると有益であることが判明している。 横断方向に長円の開口(21)の主要な利点とは、その典型的な使用中位置に おける装置(10)の改善された機能である。装置(10)が着用者の肛門周囲 の領域に装着されると、フランジ(12)は典型的には、着用者の肛門の開口部 に位置が合っている長手方向軸に沿って曲げられるだろう。便処理装置(10) により回収される便物質は、典型的には、着用者の肛門の開口部の中心から開口 (21)の中心への線に沿って移されるだろう。その使用中位置における開口( 21)の、前記線に垂直な面の上への突起が、開口(21)が、指定されている サイズの便物質を移すのに十分なサイズであるかどうかを決定する。使用中位置 にある開口(21)の輪郭の突起は、図4で分かるように、曲げられていないフ ランジ(12)の開口(21)の突起の輪郭と異なる。例えば、曲げられていな いフランジ(12)の開口(21)の円形の輪郭は、装置(10)がその使用中 の位置にあるときの、開口(21)の前記突起面の内の1つの上への楕円形の長 手方向に長円の輪郭に一致する。このようにして、円形開口(21)は、便物質 を回収するために十分に有効な横断方向直径を提供しないことがある。一方、横 断方向に長円の開口(21)を、図4に描がれているように、使用中位置におい て前記突起面の1つの上に円形の突起を有するように構成することもできる。 曲げられていないフランジ(12)と開口(21)の輪郭の前記突起面の1つ への突起の間の差異は、横断方向ではあるが、長手方向にはない開口(21) の直径に関連する。その結果、長手方向とは関係なく開口(21)の横断方向直 径を選び、このようにして開口(21)が非円形と成ることができるようにする ことが有益である。肛門の開口部の本来は円形の輪郭を反映すると、便物質の前 記突起面の1つへの突起は、本質的に円形となるだろう。したがって、曲げられ ていないフランジ(12)上で横断方向に長円の開口(21)を有することは有 益であり、そのため、有効横断方向直径は、長手方向で便を回収するために効率 的な直径にほぼ一致するように選ぶことができる。例えば、開口(21)は、装 置(10)がその使用中の位置にあるときに、前記突起面の1つへの楕円の突起 が円形となるように選ばれる、その長軸が横断方向にある楕円の形を有すること がある。ただし、後述される理由から、さらに複雑な形の開口(21)を有する ことが有益である場合もある。 長手方向に長円の開口(21)の主要な利点は、便処理装置(10)の設置に ある。装置(10)の正しい設置は、開口(21)を着用者の肛門の開口と位置 合わせすることを含む。横断方向での設置ミスの確率は、長手方向での設置ミス の確率より少ない。着用者の肛門の溝は、横断方向に関しては装置(10)の正 しい設置をサポートするが、長手方向に関してはほとんどサポートしないため、 これが当てはまる。したがって、長手方向で長円である開口(21)がその方向 でのある程度の設置ミスに対処するために望ましく、その結果このような設置ミ スは、肛門の開口部を覆っていない開口(21)を生じさせないだろう。 フランジ(12)によって形成されるような開口(21)は、画定されている 弾力のある形状を有する。しかも、それは、装置(10)を切り離さずに排便の 間、括約筋の拡大に対処するために柔軟性である可能性がある。したがって、開 口(21)の形状は、意図されている着用者によるその筋肉の移動に関係する力 に匹敵する力が存在するときに変化する可能性がある。開口(21)は、装置が 使用中位置にあるときに便物質を閉じ込めるほど大きいと考えられ、その結果、 柔軟性は、便物質自体の圧力を受けている開口(21)の拡大に対処する必要は ない。 開口(21)は、そのすべてが本発明の範囲ないにある多数の形状を有する ことがある。ある特定の形状の選択は、意図されている着用者グループおよび使 用条件に依存するだろう。開口(21)は、例えば、長手方向または横断方向で 楕円形であってよい。開口(21)は、例えば、図5および図6に示されている ように長軸の片側に向かって、両端が平らにされている本質的に楕円の形を有し てもよい。好ましい平らにされている楕円形は、長軸の65%から95%、さら に好ましくは対応する完全な楕円の長軸の約80%に沿った長さを有する。その 他の平らな楕円形状は、短軸の65%〜95%、さらに好ましくは対応する完全 な楕円の短軸の訳80%に沿った長さを有する。平らな部分は、好ましくは直線 を含む。長軸の片側に向かって、および短軸の片側に向かって平らにされている 開口(21)の楕円形も好ましい。 好ましい楕円開口(21)は、1:0.05〜1:0.9という長軸の長さと 短軸の長さの比率を有し、さらに好ましくは、前記比率は1:0.5〜1:0. 7である。好ましい開口(21)は、数学的な意味で厳密に楕円ではなく、した がって非常に幅広い意味で楕円である、長円で、楕円に近い、さらに好ましくは 前記好ましい長さ比率の楕円開口(21)に近い開口でもある。特に、前述され ている両端が平らにされている楕円形は、本発明の好ましい実施形態である。両 端が平らにされている楕円の場合、前記長さ比率は、開口(21)の最も長い第 1直径と前記第1直径に垂直な開口(21)の最も長い第2直径の間で採取され なければならず、典型的にはこれらは、開口(21)の長手方向直径および横断 方向直径である。 開口(21)は、対称の要素を有する必要はないが、好ましい実施形態におい ては、開口(21)は長手方向軸に対称であり、なおさらに好ましい実施形態に おいては、開口(21)は長手方向軸に対して、および横断方向軸に対して対称 である。開口(21)が長手方向軸に対称であることは、人間の体が(肛門の溝 によってだいたい画定されるような)長手方向軸に実質的に対称であることを反 映するため、適切な付着および便物質の完全な回収だけではなく、便処理装置( 10)の優れた解剖学上の適合にとって典型的に有益である。開口(21)が横 断方向軸に対称であることは、着用者の肛門周囲および尾骨の領域に関して特定 の向きを保証しなくても、便処理装置(10)を着用者の肛門 周囲の領域に設置できるようにする。前記対称性は、典型的には、フランジ(1 2)のさらに容易で、さらに安価、かつさらに正確な製造も可能にし、装置(1 0)のより美的な外観も保証することがある。 横断方向に長円である開口(21)の利点および長手方向に長円である開口( 21)の利点は、組み合わせることができる。このような組み合わせは、多岐に 渡る実施形態で達成することができる。例えば、開口(21)は、2つの第1直 径(長手方向および横断方向)の短い方より少なくとも5%短い、長手方向と横 断方向の間の任意の方向で測定されるなんらかの直径を有することがある。さら に好ましくは、長手方向に対して45°の角度での開口の直径は、少なくとも5 %少なく、好ましくは長手方向または横断方向のどちらかで測定される直径より 20%少ない。例えば、開口(21)が、図7で分かるように、十字状の形状を 形成するための輪郭を有することがある。さらに好ましくは、開口(21)は、 図8に示されているように、長軸が垂直である2つの楕円によって画定されてい る輪郭を有する。さらに好ましくは、前記楕円は、1:0.05〜1:0.9の 長さ比率を有し、さらに好ましくは、前記比率は1:0.5から1:0.7であ る、特に好ましい楕円形は、図9に示されているうように平らにされている両端 を有する。 ここに説明されているすべての実施形態は、ある特定の着用者グループおよび 使用向けの装置(10)の最適性能に関して可能な限り小さい開口(21)を有 する。したがって、便物質の着用者の皮膚との接触を原因とする皮膚炎症のリス クは、可能な限り削減される。さらに、排便過程を妨害せずに、それによって依 然として便物質の効果的な回収を可能にしつつ、開口(21)の中心近くにフラ ンジ(12)の大きい表面領域を設けることは、ここに説明されている開口(2 1)の特別の利点である。フランジ(12)の開口(21)の中心近くのこのよ うな大きい領域の存在は、それがフランジ(12)の着用者に面している部分( 23)上で提供されている接着剤による便処理装置(10)のさらに安全な装着 に対処するため、非常に有益である。 開口(21)のサイズは、意図されている着用者グループの典型的な便物質に 関して選ばれる必要がある。多様な軟度および多様な着用者グループの便物 質が、前記面の上に突起されるとき、排便後に0.1から40センチメートルと いう典型的な最大カリパスを有し、上部カリパス制限が、赤ちゃんの場合2.0 センチメートルであることが判明している。この最大直径が、長手方向で、また は横断方向で、あるいはその間の任意の方向で測定されなければならない可能性 がある。 開口(21)の横断方向直径は、閉じ込められる便物質の種類に関して、およ び前述された考慮事項に関して選ばれる必要がある。前記突起面で指定されてい る便物質の直径に対処するため、開口(21)の直径は、前記指定便物質直径よ り、フランジ(12)が曲げられていないときに横断方向にさらに大きくならな ければならない。好ましくは、開口(21)の横断方向直径は、ある特定の着用 者グループの予想最大便物質直径の100%〜500%、さらに好ましくは15 0〜300%である。なおさらに好ましくは、開口(21)は、3.0〜8.0 センチメートル、最も好ましくは4.0センチメートルの横断方向直径を有する 。 開口(21)の長手方向直径は、好ましくは、設置ミスにも関わらず、装置( 10)の効果的な機能を考慮するように選ばれなければならない。長手方向での 装置(10)の設置ミスが、どちらがの方向(尾骨または肛門周囲)で典型的に は最高2センチメートルまでとなり、大部分では最高1センチまでに過ぎないこ とが判明している。したがって、長手方向直径は、予想されている便物質直径お よび予想されている装置の設置ミスに対処するように選ばれなければならない。 好ましくは、開口(21)の長手方向直径は1.0センチメート〜8.0センチ メートル、最も好ましくは4.0〜6.0センチメートルである。 好ましくは、前述されている実施形態のいずれかで測定されている開口(21 )の最長直径は少なくとも5センチメートルである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 97110604.2 (32)優先日 平成9年6月28日(1997.6.28) (33)優先権主張国 ヨーロッパ特許庁(EP) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR, NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,L S,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR, BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,E E,ES,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU ,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,U Z,VN,YU,ZW (72)発明者 コールズ、ペーター イタリア国、アイ―66023 フランカビル. アル・マーレ、コントラーダ・ビラ・ネシ 56

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.バッグ(11)を備える便処理装置(10)であって、前記バッグ(11 )が、開口(21)および前記開口(21)を取り囲むフランジ(12)を有し 、前記フランジ(12)が、着用者に面している部分(23)および衣類に面し ている部分(22)を有し、そこでは前記着用者に面している部分(23)が、 着用者の肛門周囲の領域への剥離可能な装着のための接着剤の層を備え、前記開 口(21)が長手方向に長円、または横断方向に長円のどちらかであるか、ある いは両方であることを特徴とする便処理装置。 2.前記開口(21)の輪郭が、少なくとも1つの楕円の外側輪郭により定め られ、前記第1の楕円が長軸および短軸を有し、前記長軸が長手方向または横断 方向にあることを特徴とする請求項1に記載の便処理装置(10)。 3.前記開口の輪郭が第1の楕円および第2の楕円という2つの楕円の輪郭に より提供され、前記第2の楕円が、長軸および短軸を有し、前記第2の楕円の前 記長軸が、前記第1の楕円の前記長軸に垂直、または実質的に垂直である請求項 1に記載の便処理装置(10)。 4.前記第1の楕円または前記第2の楕円の内の少なくとも1つが平らにされ ている末端部を有する請求項2または3に記載の便処理装置(10)。 5.前記楕円のそれぞれが、最も長い第1の直径、および前記第1の直径に垂 直な最も長い第2の直径を有し、前記楕円の内の少なくとも1つが、1:0.0 5〜1:0.9、好ましくは1:0.5〜1:0.7という前記第1の直径と前 記第2の直径の比率を、独立に有することを特徴とする請求項2、3または4に 記載の便処理装置(10)。 6.フランジの前記衣類に面している部分(22)の材料が、スカートを形成 するように前記開口(21)の中に伸張することを特徴とする請求項1〜5のい ずれか1つに記載の便処理装置。 7.前記開口(21)が、長手方向で対称軸を有することを特徴とする請求項 1〜6のいずれが1つに記載の便処理装置(10)。 8.前記開口(21)の最長直径が少なくとも5センチメートルであること を特徴とする、請求項1〜7のいずれが1つに記載の便処理装置(10)。 9.前記開口(21)の横断方向直径が、3.0〜8.0センチメートルであ ることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1つに記載の便処理装置(10)。 10.前記開口(21)の長手方向直径が、1.0〜8.0センチメートル、 好ましくは4.0〜6.0センチメートルであることを特徴とする、請求項1〜 9のいずれか1つに記載の便処理装置。
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