JP2002509212A - 被覆タイル - Google Patents

被覆タイル

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JP2002509212A
JP2002509212A JP2000540331A JP2000540331A JP2002509212A JP 2002509212 A JP2002509212 A JP 2002509212A JP 2000540331 A JP2000540331 A JP 2000540331A JP 2000540331 A JP2000540331 A JP 2000540331A JP 2002509212 A JP2002509212 A JP 2002509212A
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covering tile
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バートリーニ，ジェフリー・マイケル
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エジデック・プロプライエタリー・リミテッド
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Abstract

(57)【要約】 横並びで複数のスラットを収容することが可能である被覆タイルが開示されている。被覆タイルは、被覆タイルにスラットを係止するためにファスナーを収容するための複数の開口と、被覆タイルを別の被覆タイルに接続すために被覆タイルの周辺の周りに設けられているコネクタとを有する。被覆タイルは、整列パターンで配置されている複数の部分に分割され、この場合、これらの部分は、複数の膜により、隣接部分に接続されている。各部分は、自身を包囲する膜を切断することにより、タイルから除去することが可能である。２つの開口が、各部分内に設けられ、これらの開孔を通り抜けてファスナーは、前記タイルの任意の側辺に平行な前記部分上に位置するスラットと係合することが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】 （発明の分野） 本発明は、被覆タイルに関する。
【０００２】 （背景技術） 既存の被覆タイルは、通常、プラスチック材料から形成され、横並びで配置さ
れている木製スラットを収容することが可能であり、スラットは、ねじまたは同
様のファスナーにより、被覆タイルに接続される。このような被覆タイルは、戸
外パビリオンおよびバルコニーのためのフロアを提供することを含む、様々な用
途のために使用される。
【０００３】 現在市販の１つのタイプの被覆タイルは、４×４グリッドに分割され、ファス
ナーのための穴が、最外側の１２部分内に中心位置に設けられている。このよう
な被覆タイルは、４×４グリッドの行および列に沿って設けられている４つのス
ラットを有する。従って、中間の４つのスラットは、タイルの互いに対向して位
置する端部に、タイルにスラットを保持するためのただ２つのファスナーのみを
有する。このタイプのタイルの主問題は、タイルの一部が、タイルが敷設される
場所に恒久的取付具を収容するために、切断除去されると、スラットのうちのい
くつかは、自身をタイルに係止するためのファスナーをただ１つのみしか有せず
、これにより、スラットは、回転する傾向を有し、これにより、タイルの視覚的
外観を損なう。このタイプのタイルの第２の問題は、ロック機構が、２つの側辺
上に設けられているめねじ部分と、タイルの他方の２つの側辺上に設けられてい
るおねじ部分とを有し、任意のタイルの各側辺が、別のタイルのただ２つの側辺
のみにしか接続されることが可能でないことにある。木製スラットによるパター
ンを形成することが所望される場合、ファスナーのための穴が配置されているこ
とと、各タイルが、任意の他のタイルの２つの側辺のうちのただ１つのみにしけ
接続されることが可能でないこととにより、形成されることが可能であるパター
ンのタイプが制限される。
【０００４】 既存の被覆タイルの別のタイプは、２×２グリッドに分割され、４つの穴が、
タイルの各四半分内に中心位置に設けられている斜方形を形成する。タイルは、
タイル上に横並びに敷設されている４つのスラットを収容することが可能であり
、各四半分は、２つのスラットの半部を収容する。開口は、スラットがタイルの
１つの側辺に平行に敷設されると、各四半分内にただ２つの穴のみが使用可能で
あり、他の２つの穴は、隣接スラットの間の間隙内に設けられているように、設
けられている。斜方形パターンで穴を配置することにより、スラットは、タイル
の任意の側辺に平行に配置されことが可能であり、その際、なおも、各四半分内
に各スラットのためのファスナーのための穴が設けられることが可能である。四
半分のうちの１つが、このようなタイルから除去されると、２つのスラットが、
これらのスラットをタイルに保持するたのファスナーをただ１つのみしか有せず
、これにより、再び、タイル上のスラットの回転の問題が浮上する。さらに、フ
ァスナーのための穴の配置および数により、スラットにより形成されることが可
能であるパターンのタイプが制限される。
【０００５】 （発明の開示） 本発明の１つの態様では、 １つの整列パターンに配置されている複数の部分
に分割されている被覆タイルであって、前記部分は、複数の膜を介して隣接部分
に接続され、各部分は、前記自身を包囲する前記膜を切断することにより除去可
能であり、各部分は、自身にスラットを固定するために少なくとも２つのファス
ナーを収容することが可能であり、前記少なくとも２つのファスナーは、前記タ
イルの任意の側辺に対して平行に配置されているスラットを係合することが可能
である、被覆タイルが提供される。
【０００６】 好ましくは、前記部分のうちの少なくとも１つが、さらなる膜により、サブ部
分に分割され、前記少なくとも１つの部分は、サブ分割されることが可能である
。 好ましくは、各部分が、方形であり、前記サブ部分が、三角形であり、これに
より、少なくとも１つの部分が、対角線に沿って分割されることが可能である。 好ましくは、前記少なくとも１つの部分が、前記被覆タイルが、対角線に沿っ
て分割されることを可能にする。 好ましくは、各部分が、スラットの幅長に相応する長さの側辺長を有する正方
形を形成する。 好ましくは、各部分が、少なくとも２つの開口を含み、各開口は、自身を通過
させてファスナーを収容することが可能である。 好ましくは、各開口が、被覆タイルの一端に隣接する広がりセクションを含む
。 好ましくは、前記開口が、前記タイルの脚部内に形成されている。 好ましくは、前記タイルは、隣接タイルの任意の２つの側辺が、互いに接続さ
れていることが可能となるように、被覆タイルの各側辺に設けられている接続手
段を具備する。 好ましくは、前記接続手段が、第１および第２の構成要素を有し、各側辺が、
自身上に第１および第２の構成要素の双方を含む。 好ましくは、前記第１の構成要素が、互いに間隔を置いて配置され、内方へ向
けられている、一対の第１のアームを有し、前記第２の構成要素は、互いに間隔
を置いて配置され、外方へ向けられている、一対の第２のアームを有し、前記第
２のアームおよび前記第１のアームは、互いに係合されている位置に配置可能で
ある。 好ましくは、前記第２の構成要素は、前記第２のアームの間で延びる強化部材
を含む。 好ましくは、前記接続手段が、前記接続手段の接続解除を阻止することが可能
であるロック手段を含む。 好ましくは、前記ロック手段が、前記第１および第２のアームのうちの１つに
形成されている凹部と、前記第１および第２のアームのうちの他方に形成されて
いる突出部とを有する。 好ましくは、前記開口が、前記部分の周辺から間隔を置いて配置されている。 好ましくは、前記開口が、前記部分を２等分する仮想線に沿って配置されてい
る。 好ましくは、前記仮想線が、前記部分の対角線を形成する。 好ましくは、少なくとも１つの開口が、各サブ部分内に形成されている。
【０００７】 本発明の別の１つの態様では、互いに接続されて一体的になっている、本発明
の第１の態様による複数の被覆タイルと、前記被覆タイル上に設けられている複
数のスラットとを具備する。 フロアカバリングの周辺の一部を形成する側辺を有する各被覆タイルが、前記
各側辺上に設けられているスカートを有し、前記スカートは、フロアに延びて到
達している。 横並びで複数のスラットを収容することが可能である被覆タイルにおいて、前
記被覆タイルは、前記被覆タイルに前記スラットを係止するためにファスナーを
収容するための複数の開口と、前記被覆タイルを別の被覆タイルに接続するため
に前記被覆タイルの周辺の周りに設けられている接続手段とを有し、前記改善は
、整列パターンで配置されている複数の部分に、前記被覆タイルを分割すること
を含み、前記部分は、複数の膜により、隣接部分に接続され、各部分は、自身を
包囲する前記膜を切断することにより、被覆タイルから除去可能であり、各部分
は、自身内に設けられている少なくとも２つの開口を有する。 本発明が、以下、２つの実施例および添付図面を参照して、説明される。
【０００８】 （発明を実施するための最良の形態） 第１の実施例は、図１に示され、プラスチック射出成形プロセスにより形成さ
れている被覆タイル１０に関する。
【０００９】 被覆タイル１０は、４×４整列パターンで配置されている１６個の部分１２を
有する。各部分１２は、各部分１２の周りを延びる壁１３により画成され、複数
の膜１４により、隣接部分に接続されている。従って、部分１２のうちの任意の
部分が、この部分を包囲する膜１４を切断することにより、被覆タイル１０から
除去されることが可能である。これにより、被覆タイル１０は、被覆タイルが敷
設される場所で、パイプまたは柱などの恒久的取付具に適合することが可能とな
る。
【００１０】 部分１２のうちのそれぞれは、正方形であり、２つの強化部材１６を含み、強
化部材１６は、これは１つのコーナから別の１つのコーナへ対角線に沿って延び
、強化部材１６が、「Ｘ」形状を形成するようになっている。
【００１１】 内方へ向けられているフランジ１８が、各部分１２の壁１３上に設けられ、こ
れにより、被覆タイル１０の構造強度が増加する。
【００１２】 各部分１２内の強化部材１６のうちの一方の強化部材１６が、それと一体的に
形成されている一対の脚部２０を有し、これらの脚部２０は、強化部材１６に１
つづつ配置されている。脚部２０は、それぞれ円筒形２２を有し、円筒形２２は
、強化部材１６と一体的に形成されている狭幅セクション２４と、強化部材１６
を越えて延びて、被覆タイル１０の下面から突出する広幅セクション２６とを有
する。円筒形２２は、円筒形２２内に軸線方向に形成されている開口２８を有す
る。開口２８は、円筒形２２の広幅セクション２６内に形成されている広がりセ
クション（図示せず）を有する。開口２８は、被覆タイル１０の上面３０にスラ
ットを係止するためにファスナーを収容することが可能である。これに関して、
開口２８の広がりセクションは、例えばねじの頭部などの、ファスナーの広がり
部分を収容することが可能である。図１は、被覆タイル１０の上面３０を示す平
面図である。
【００１３】 部分１２のそれぞれは、部分１２の強化部材１６であって、強化部材１６と一
体的に形成されている脚部１２を有しない強化部材１６に沿って２つのサブ部分
３２に分割される。このような部分１２は、前記部分１６がサブ分割される際の
分割線である対角線に隣接して、互いに間隔を置いて設けられている２つの強化
部材１６を有する。２つの強化部材１６は、部分１２をサブ分割するのに使用さ
れることが可能である膜３４により分離されている。このような部分１２は、さ
らに、各強化部材１６上に設けられている、内方へ向けられているフランジ３６
も含む。サブ分割された部分１２が、被覆タイル１０内に配置されることにより
、被覆タイル１０は、被覆タイル１０の対角線に沿って分割することが可能とな
る。
【００１４】 被覆タイル１０は、被覆タイル１０の周辺の周りの互いに間隔を置いて位置す
る個所に設けられている複数のガイド３８を含む。ガイド３８は、上面３０の上
方で延び、被覆タイル１０にスラットを固定する前に、上面３０上に配置されて
いるスラットを係止するのを支援する、すなわち、ガイド３８により、スラット
は、被覆タイル１０の周辺を越えて延びることを阻止される。
【００１５】 被覆タイル１０は、さらに、被覆タイル１０のそれぞれの側に設けられている
接続手段を有し、これにより、被覆タイル１０は、１つの隣接被覆タイルの任意
の側に接続されることが可能となる。この実施例では、接続手段は、それぞれ、
第１及び第２の構成要素４０及び４２を有し、２つの第１の構成要素４０及び２
つの第２の構成要素４２は、交錯配置で被覆タイル１０のそれぞれの側に設けら
れている。
【００１６】 各第１の構成要素４０は、互いに間隔を置いて配置され、内方へ向けられてい
る部分４６を有する一対の第１のアーム４４を有する。
【００１７】 各第２の構成要素４２は、互いに間隔を置いて配置されている一対の第２のア
ーム４８を有する。強化部材５０は、各一対の第２のアーム４８の間で延びる。
各第２のアーム４８は、被覆タイル１０の側辺から間隔を置いて配置されている
、内方へ向けられている部分５２を有する。各第２のアーム４８の、外方へ向け
られている部分５２と、各第１のアーム４４の、内方へ向けられている部分４６
とは、被覆タイル１０の側辺から等しい長さだけ、間隔を置いて配置され、ほぼ
等しい厚さを有する。２つの互いに隣接する接続して一体的にするために、タイ
ルは、互いに隣接して配置され、その際、一方のタイルは、僅かに他方のタイル
の上方に配置され、次いで、他方のタイルは、下降され、これにより、これらの
タイルの、互いに隣接する側辺上の第１及び構成要素は、各第２の構成要素４２
の第２のアーム４８と係合されている各第１の構成要素４０の第１のアーム４４
と係合される。
【００１８】 被覆タイル１０は、図１に示されているように、軸線ＡＡ及びＢＢを中心とし
て対称に位置し、これにより、被覆タイルの任意の側辺を、隣接被覆タイルの任
意の側辺と接続することが可能となる。
【００１９】 各第２の構成要素４２内の強化部材５０は、２つの互いに接続されいるタイル
が、互いから離されるように引張られると、第２のアーム４８が強制的に一緒に
される傾向に抗することにより、第１の構成要素４０と第２の構成要素４２との
間の係合の強度を高める。
【００２０】 ガイド３８の幅は、第１及び第２の構成要素４０及び４２の幅の１／２であり
、従って、２つの被覆タイルが互いに接続されて一体的になると、これらの被覆
タイルのガイド３８は、互いに接触する。さらに、第１及び第２の構成要素４２
の幅は、隣接部分１２の壁１３と壁１３との間の距離と同一であり、このように
して、被覆タイルが１つの整列パターンで敷設されている場合、タイルとタイル
との間の接合部が突出しないようになっている。
【００２１】 第１の実施例の被覆タイル１０は、もともとは、部分１２の行または列に沿っ
て、被覆タイルの１つの側辺に対して平行に配置されている４つの木製スラット
を収容（適合）できることが可能であり、このようにして、各木製スラットが４
つの部分を占めるように意図された。これに関連して、各部分１２内の開口２８
の配置により、各部分１２内の両方の開口２８が、必要な場合、各部分１２にス
ラットを係止するのに使用されることが可能であることに注意されたい。これは
、好ましい、何故ならば、部分１２のうちのいくつかが、恒久的取付具に適合す
るために、タイルから除去すると、その行または列上に配置されているスラット
も、分割され、スラットを被覆タイルに係止するための部分１２をただ１つしか
有しないこともある。スラットを係止するために、各部分１２内に２つの開口を
有する能力により、その部分１２が、スラットを係止するただ１つの部分である
場合でさえも、スラットの回転が阻止される。
【００２２】 さらに、脚部２０内に開口２８を組込むことにより、被覆タイル全体にわたり
脚部の分布が均一になり、これにより、被覆タイルに印加される重量の分布が、
より均一になる。
【００２３】 さらに、各部分が、少なくとも２つのファスナーを収容することが可能である
ことにより、木製スラットによりパターンを形成する際の融通性が大幅に高まり
、これは、以下、第２の実施例に関連して説明される。このようなパターンは、
これらの被覆タイル上のファスナーの配置及び個所に起因して、従来の被覆タイ
ルにおいては、ほぼ不可能であった。
【００２４】 第２の実施例が、図２〜７に示され、被覆タイル６０に関する。被覆タイル６
０は、被覆タイル１０に類似であり、同一の参照番号により同一の部分が示され
る。
【００２５】 第２の実施例の被覆タイル６０において、さらなるフランジ３６が、サブ分割
されていな部分１２内の強化部材１６を含む、各強化部材１６上に設けられてい
る。
【００２６】 さらに、被覆タイル６０において、タイル６０の各四半分内の脚部２０は、互
いに平行な線上に配置され、その際、脚部３０は、タイル全体上で、同心の斜方
形を形成する。すなわち、被覆タイル６０の各四半分は、タイルの中心点を中心
として、他の四半分のうちの任意の１つを回転させることにより、得られること
が可能である。これと異なり、第１の実施例の被覆タイル１０上の脚部は、各四
半分内に斜方形を形成する。
【００２７】 被覆タイル６０の、４つの最内側の部分１２は、それぞれ、１つのさらなる円
筒形６２を含み、円筒形６２は、ファスナーを収容することが可能であり、この
ようにして、４つの最内側の部分１２のそれぞれは、３つのファスナーを収容す
ることが可能であるようになっている。さらなる円筒形６２は、強化部材１６の
うちの１つ上に設けられ、タイル６０の中心点に隣接して位置する。
【００２８】 さらに、被覆タイル６０は、さらに、図３に示されているように、付加的な脚
部６４を含む。付加的な脚部６４は、被覆タイル６０上に印加される重量をさら
に分散させる。付加的脚部６４のうちの１つが、部分１２の１つのサブ分画上に
配置されている場合、脚部６４自身は、２つの半部に分割され、これにより、な
おも、サブ部分３２のうちの１つを除去することが可能となる。
【００２９】 図２は、上面３０を目視しての、被覆タイル６０の上部斜視図である。図７は
、上面３０をみた被覆タイル６０の平面図である。
【００３０】 図３は、下面６４をみた下部斜視図である。
【００３１】 図４は、第１の構成要素と第２の構成要素とが接続されている状態を示す、２
つの互いに隣接するタイル６０の一部の上部斜視図である。
【００３２】 第１の実施例に関連して説明されたように、各部分１２またはサブ部分３２は
、膜１４および／またはさらなる膜３４を切断することにより、タイルから除去
することが可能である。図５及び６は、被覆タイル６０を示し、この場合、被覆
タイル６０の１つの四半分が、さらなる膜３４を切断することにより、除去され
ている。
【００３３】 図７、図７Ａ、図７Ｂ、図７Ｃは図２などの被覆タイルを別の面からみた図で
ある。 図８〜１８は、本発明の被覆タイルで可能である、木製スラットの配置のうち
のいくつかを示す。図６〜１２のそれぞれは、破線により示されている、被覆タ
イル６０の開口２８を示す。
【００３４】 図８は、被覆タイルのための典型的な配置を示し、この場合、４つの木製スラ
ットが、互いに平行に敷設されている。スラットは、図８の構造形態で配置され
ている場合、被覆タイル１０の各部分１２内のただ１つのファスナーにより、被
覆タイルに各スラットを確実に固定することを保証することが可能であることが
意図されている。被覆タイルの部分１２のうちの任意のものが除去された場合、
さらなるファスナーを、他の開口２８内に設けることにより、他のスラットが、
回転可能にならずに、被覆タイルに固定されることが可能である。
【００３５】 図９は、木製スラットの配置を示し、この場合、中間の２つのスラットが、カ
ットされて、タイルの中央に（２つの三角形から成る）斜方形を形成する。中間
の２つのスラットのカットは、最内側の４つのタイル内の開口２８上に位置する
ので、さらなる円筒形６２が、タイルに、木製スラットの最内側の三角形を固定
するための機構を提供する。特にこのパターンのために、さらなる円筒形６２が
、被覆タイル６０上に設けられている。このパターンを形成することが望まれな
い場合、さらなる円筒形６２は、不要である。
【００３６】 図１０〜１８は、第２の実施例の被覆タイル上に収容されることが可能である
、木製スラットのさらなるパターンを示す。これらのパターンの大部分も、第１
の実施例の被覆タイル上に収容されることが可能である。
【００３７】 図１４は、木製スラットの別の１つの配置を示し、この場合、中間の２つの木
製スラットが、各端部に配置される２つの台形スラット及び三角形スラットによ
り置換される。さらなる円筒形６２は、このパターンではスラットを係止するた
めに必要でなく、一方、このパターンでは開口２８が、被覆タイル６０に関連し
て示されている構造形態で設けられることが必要であり、何故ならば被覆タイル
１０上の開口２８は、三角形スラットと台形スラットとの間の間隙内に位置する
からである。この理由から、被覆タイル６０に関連して示されている開口２８及
び脚部２０の配置は、好ましい配置である。
【００３８】 従って、本発明は、既存の被覆タイルにおける問題のうちの１つを軽減する、
すなわち、被覆タイルの部分が、除去されることが可能であり、しかも、なおも
、スラットが、回転することなしに、係止されることが可能である。さらに、本
発明は、様々なパターンを形成するスラッを有することが可能である被覆タイル
を提供し、これにより、被覆タイルの美的外観を大幅に向上する。このようなパ
ターンは、既存の被覆タイルでは可能でない。
【００３９】 本発明の範囲は、前述の特定の実施例に制限されない。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明の第１の実施例による被覆タイルの平面図である。
【図２】 本発明の第２の実施例による被覆タイルの上部斜視図である。
【図３】 図２の被覆タイルの下部斜視図である。
【図４】 互いに接続されている２つの隣接タイルの拡大斜視図である。
【図５】 タイルの四半分が切断除去されている、図２のタイルの上部斜視図である。
【図６】 タイルの四半分が切断除去されている、図５のタイルの下部斜視図である。
【図７】 図２の被覆タイルの平面図である。
【図８】 被覆タイルに取付けるための第１の構造形態のスラットを示し、スラット上に
、ファスナーのための開口が示されている。
【図９】 被覆タイルに取付けるための第２の構造形態のスラットを示し、スラット上に
、ファスナーのための開口が示されている。
【図１０】 被覆タイルに取付けるための第３の構造形態のスラットを示し、スラット上に
、ファスナーのための開口が示されている。
【図１１】 被覆タイルに取付けるための第４の構造形態のスラットを示し、スラット上に
、ファスナーのための開口が示されている。
【図１２】 被覆タイルに取付けるための第５の構造形態のスラットを示し、スラット上に
、ファスナーのための開口が示されている。
【図１３】 被覆タイルに取付けるための第６の構造形態のスラットを示し、スラット上に
、ファスナーのための開口が示されている。
【図１４】 被覆タイルに取付けるための第７の構造形態のスラットを示し、スラット上に
、ファスナーのための開口が示されている。
【図１５】 被覆タイルに取付けるための第８の構造形態のスラットを示し、スタート上に
、ファスナーのための開口が示されている。
【図１６】 被覆タイルに取付けるための第９の構造形態のスラットを示し、スラット上に
、ファスナーのための開口が示されている。
【図１７】 被覆タイルに取付けるための 第１０の構造形態のスラットを示し、スラット
上に、ファスナーのための開口が示されている。
【図１８】 被覆タイルに取付けるための第１１の構造形態を示し、スラット上に、ファス
ナーのための開口が示されている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ，ＭＬ， ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，Ｋ Ｅ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ) ，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ， ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，Ｄ Ｋ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＤ，ＧＥ，ＧＨ，ＧＭ ，ＨＲ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＮ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ， ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，Ｌ Ｔ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ， ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，Ｕ Ａ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ，ＺＷ

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 実質的に１つの整列パターンに配置されている複数の部分に
    分割されている被覆タイルであって、前記部分は、複数の膜を介して隣接部分に
    接続され、各部分は、前記自身を包囲する前記膜を切断することにより除去可能
    であり、各部分は、自身にスラットを固定するために少なくとも２つのファスナ
    ーを収容することが可能であり、前記少なくとも２つのファスナーは、前記タイ
    ルの任意の側辺に対して平行に配置されているスラットを係合することが可能で
    あることを特徴とする被覆タイル。
  2. 【請求項２】 各部分が、少なくとも２つの開口を含み、各開口は、自身を
    通過させてファスナーを収容することが可能である、請求項１に記載の被覆タイ
    ル。
  3. 【請求項３】 各開口が、被覆タイルの一端に隣接する広がりセクションを
    含む、請求項２に記載の被覆タイル。
  4. 【請求項４】 前記開口が、前記タイルの脚部内に形成されている、請求項
    ２または３に記載の被覆タイル。
  5. 【請求項５】 前記部分のうちの少なくとも１つが、さらなる膜により、サ
    ブ部分に分割され、前記少なくとも１つの部分は、サブ分割されることが可能で
    ある、請求項２から請求項４までのいずれか１項に記載の被覆タイル。
  6. 【請求項６】 各部分が、方形であり、前記サブ部分が、三角形であり、こ
    れにより、少なくとも１つの部分が、対角線に沿って分割されることが可能であ
    る、請求項５に記載の被覆タイル。
  7. 【請求項７】 前記少なくとも１つの部分が、前記被覆タイルが、対角線に
    沿って分割されることを可能にする、請求項５または６に記載の被覆タイル。
  8. 【請求項８】 少なくとも１つの開口が、各サブ部分内に形成されている、
    請求項５から請求項７までのいずれか１項に記載の被覆タイル。
  9. 【請求項９】 各部分が、スラットの幅長に相応する長さの側辺長を有する
    正方形を形成する、請求項１から請求項８までのいずれか１項に記載の被覆タイ
    ル。
  10. 【請求項１０】 さらに、隣接タイルの任意の２つの側辺が、互いに接続さ
    れていることが可能となるように、被覆タイルの各側辺に設けられている接続手
    段を具備する、請求項１から請求項９までのいずれか１項に記載の被覆タイル。
  11. 【請求項１１】 前記接続手段が、第１および第２の構成要素を有し、各側
    辺が、自身上に第１および第２の構成要素の双方を含む、請求項１０に記載の被
    覆タイル。
  12. 【請求項１２】 前記第１の構成要素が、互いに間隔を置いて配置され、内
    方へ向けられている、一対の第１のアームを有し、前記第２の構成要素は、互い
    に間隔を置いて配置され、外方へ向けられている、一対の第２のアームを有し、
    前記第２のアームおよび前記第１のアームは、互いに係合されている位置に配置
    可能である、請求項１１に記載の被覆タイル。
  13. 【請求項１３】 前記第２の構成要素は、前記第２のアームの間で延びる強
    化部材を含む、請求項１２に記載の被覆タイル。
  14. 【請求項１４】 前記接続手段が、前記接続手段の接続解除を阻止すること
    が可能であるロック手段を含む、請求項１０から請求項１３までのいずれか１項
    に記載の被覆タイル。
  15. 【請求項１５】 前記ロック手段が、前記第１および第２のアームのうちの
    １つに形成されている凹部と、前記第１および第２のアームのうちの他方に形成
    されている突出部とを有する、請求項１４に記載の被覆タイル。
  16. 【請求項１６】 前記開口が、前記部分の周辺から間隔を置いて配置されて
    いる、請求項１から請求項１５までのいずれか１項に記載の被覆タイル。
  17. 【請求項１７】 前記開口が、前記部分を２等分する仮想線に沿って配置さ
    れている、請求項１から請求項１６までのいずれか１項に記載の被覆タイル。
  18. 【請求項１８】前記仮想線が、前記部分の対角線を形成する、請求項１７に
    記載の被覆タイル。
  19. 【請求項１９】 互いに接続されて一体的になっている、請求項１から請求
    項１８までのいずれか１項に記載の複数の被覆タイルと、前記被覆タイル上に設
    けられている複数のスラットとを具備する、フロアカバリング。
  20. 【請求項２０】 フロアカバリングの周辺の一部を形成する側辺を有する各
    被覆タイルが、前記各側辺上に設けられているスカートを有し、前記スカートは
    、フロアに延びて到達している、請求項１９に記載のフロアカバリング。
  21. 【請求項２１】 横並びで複数のスラットを収容することが可能である被覆
    タイルにおいて、前記被覆タイルは、前記被覆タイルに前記スラットを係止する
    ためにファスナーを収容するための複数の開口と、前記被覆タイルを別の被覆タ
    イルに接続するために前記被覆タイルの周辺の周りに設けられている接続手段と
    を有し、前記改善は、整列パターンで配置されている複数の部分に、前記被覆タ
    イルを分割することを含み、前記部分は、複数の膜により、隣接部分に接続され
    、各部分は、自身を包囲する前記膜を切断することにより、被覆タイルから除去
    可能であり、各部分は、自身内に設けられている少なくとも２つの開口を有し、
    前記少なくとも２つのファスナーは、前記被覆タイルの任意の側辺に平行な前記
    部分上に配置されているスラットと係合することが可能である。
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