JP2511457Y2 - 合成樹脂製水路 - Google Patents

合成樹脂製水路

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JP2511457Y2
JP2511457Y2 JP7381492U JP7381492U JP2511457Y2 JP 2511457 Y2 JP2511457 Y2 JP 2511457Y2 JP 7381492 U JP7381492 U JP 7381492U JP 7381492 U JP7381492 U JP 7381492U JP 2511457 Y2 JP2511457 Y2 JP 2511457Y2
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JP
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water channel
synthetic resin
flange
connecting portion
water
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JP7381492U
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JPH0635315U (ja
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芳弘 山田
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Gifu Plastic Industry Co Ltd
Original Assignee
Gifu Plastic Industry Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、水路に係りたとえば溝
や畔の側溝に配設して農業用等の水路を形成する合成樹
脂製水路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の合成樹脂製水路は、水路本
体の上部両側にフランジが設けられている。そして、フ
ランジの両端には複数の係止孔が水路の長さ方向にわた
って設けられている。これらの合成樹脂製水路の連結
は、合成樹脂製水路の連結端部を重合し、フランジの係
止孔を互いに対向させた上で、両合成樹脂製水路の係止
孔を連結ピンにて挿通することにより行われている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、これらの合
成樹脂製水路を連結する場合、各合成樹脂製水路の係止
孔は位置が限定されているため、微妙なカ−ブには対応
しきれないという問題がある。
【0004】そこで本考案は、上記問題点を解消するた
めになされたものであって、その目的は連結された場
合、カ−ブに即座に対応できる合成樹脂製水路を提供す
ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本考案は、断面ほぼU字状の水路本体を形成すると
ともに、この水路本体の開口縁外側にフランジを一体に
突設する水路において、フランジの一端に水路本体の長
さ方向に延びる長孔を設け、一方フランジの他端に対し
前記長孔に挿入可能な連結ピンを形成した。また、水路
本体の端を上部から下部に内方に向けて斜状に形成し
た。
【0006】
【作用】このように構成された本考案は、合成樹脂製水
路を互いに連結する場合、一方の合成樹脂製水路の連結
端部と他方の合成樹脂製水路の連結端部とを互いに重合
する。そして、一方の合成樹脂製水路側のフランジの長
孔に対して、他方の合成樹脂製水路側のフランジの連結
ピンを長孔に挿通する。両合成樹脂製水路を互いに角度
を有して連結するときは長孔に対する連結ピンの移動を
許容する範囲内で他方の合成樹脂製水路を配置する。
【0007】
【実施例】以下、本考案を具体化した第一実施例を図1
〜図6に従って説明する。図1は断面ほぼU字状に形成
された長尺状の合成樹脂製水路(以下、水路とい。)1
を示す。水路1はフランジ2と水路本体15とにより構
成されている。フランジ2は水路1の両側部開口縁外側
に水平状に形成されている。両側のフランジ2上の外端
にグレ−チングのガタ付き防止用突起3が複数個一体形
成されている。水路本体15は両端の水路本体連結部
8、9と水路本体連結部8、9間に設けられた波形状の
じゃばら部14とにより構成されている。連結部6は水
路本体連結部9とその両側に一体形成されているフラン
ジ2からなる。そして、連結部5は水路本体連結部8と
その両側に一体形成されているフランジ2からなる。ま
た、連結部6の両側のフランジ2上と水路1の底部には
水路1の長さ方向に延びる長孔4が透設されている。連
結部5の両側のフランジ2上と水路1の底部には連結ピ
ン7が設けられている。
【0008】図2に示すように前記連結ピン7は、2つ
の割状に形成され、一方は垂直に他方は傾斜して上方へ
伸びている。連結部5は他の水路1の連結部6が重合で
きるように連結部6の水路本体連結部9に対し大きく形
成されている。また、図1に示すように、連結部5のフ
ランジ2は連結部6のフランジ2よりフランジ2の厚さ
分だけ低く形成されている。
【0009】図4に示すように、水路1底部の中央部分
には、水路1を側溝10に固定するためのアンカ−ボル
ト11打ち込み用孔12が形成されている。次に水路1
を連結する手順を説明する。
【0010】水路1の施工にあたっては、たとえば畔の
側溝の長さに相応するように複数個の水路1を用意す
る。図5に示すように長孔4が設けられている連結部6
が下流側となり連結部5が上流側となるように水路1が
連結される。図3に示すように連結部5上に連結部6が
重ねられ、連結ピン7が長孔4に挿入されることによ
り、各水路1が連結される。そして、各水路1の中央底
部に設けられたアンカ−ボルト打ち込み用孔12を通し
てアンカ−ボルト11が打ち込まれ各水路1が側溝10
に固定される。このようにして複数個の水路1を順次連
結し、所定の長さの水路溝に構成する。
【0011】カ−ブを有する側溝10に水路1が施工さ
れる場合、水路1が側溝10のカ−ブに合わせて敷設さ
れる。そして、図6に示すようにそのカ−ブに合わせて
連結された各水路1の連結ピン7が、長孔4が許容する
範囲内で、長孔4の長さ方向に長孔4内を移動しカ−ブ
に対応する。
【0012】従って本考案の水路1を利用すれば次のよ
うな効果がある。長孔4を連結部6に設けたことにより
カ−ブに即座に対応できる。同時に、水路1の長さ方向
にも長さ調整ができる。連結ピン7の形状は各水路1同
士の取付け・取外しを容易にするので水路1を何度でも
使用できる。じゃばら部14は波形となっているため水
流を弱めることが可能となりカ−ブ等で水が水路1から
溢れることはない。
【0013】第二実施例について説明する。図7に示す
ように第二実施例は、前記第一実施例の構成中、連結部
6の両フランジ2から水路本体連結部9が水路1の底部
のじゃばら部14に向けて斜状に形成されているところ
が異なっている。この結果、各水路1を連結した場合、
他の水路1における水路本体連結部8の側部が自由に移
動でき従来よりもさらに大きなカ−ブに対応することが
できる。なお基本的構成、作用および効果は第一実施例
と同様である。
【0014】その他図8に示すように水路1底部に透設
された長孔4を切欠き13に代えてもよい。なおこの考
案は前記各実施例の構成に限定されるものではなく、こ
の考案の趣旨から逸脱しない範囲で各部の構成を任意に
変更して具体化することも可能である。
【0015】
【考案の効果】以上詳述したように、この考案の合成樹
脂製水路には、カ−ブの側溝に即座に対応できるという
優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施例の斜視図である。
【図2】同じく、連結ピンの断面図である。
【図3】同じく、連結された2つの水路の連結部分の断
面図である。
【図4】同じく、水路の側溝に対する固定状態を示す水
路の断面図である。
【図5】同じく、連結された水路のモデル図である。
【図6】同じく、長孔に挿入された連結ピンの水路長さ
方向の断面図である。
【図7】第二実施例の斜視図である。
【図8】第三実施例の斜視図である。
【符号の説明】
1…水路、2…フランジ、4…長孔、7…連結ピン、1
5…水路本体

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面ほぼU字状の水路本体(15)を形
    成するとともに、この水路本体(15)の開口縁外側に
    フランジ(2)を一体に突設する水路(1)において、
    フランジ(2)の一端に水路本体(15)の長さ方向に
    延びる長孔(4)を設け、一方フランジ(2)の他端に
    対し前記長孔(4)に挿入可能な連結ピン(7)を形成
    したことを特徴とする合成樹脂製水路。
  2. 【請求項2】 水路本体(15)の端を上部から下部に
    内方に向けて斜状に形成したことを特徴とする請求項1
    に記載の合成樹脂製水路。
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JPH0635315U JPH0635315U (ja) 1994-05-10
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