JP2002507836A - 制御された量の融剤をパッケージに塗布するための自動化したブラシ融剤処理システム - Google Patents

制御された量の融剤をパッケージに塗布するための自動化したブラシ融剤処理システム

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Abstract

(57)【要約】 融剤/基板表面の表面張力を克服するために、ストロークのプログラムされたパターンで基板(300)に融剤を塗布するブラシ(326)を用いて基板(300)に制御された量の融剤を塗布することにより、フリップチップ構造で組立てられる半導体チップ(342)のための基板(300)に融剤を塗布する、自動化した方法。ブラシストロークのプログラムされたパターンは、組立てられる基板(300)およびチップ(342)の特定の組合せに対して経験的に定められるため、繰返し可能でありオペレータに依存しない。経験的に定められたプログラムはまた、組立てられる基板(300)およびチップ(342)の特定の組合せに対し、基板に塗布される融剤の量を決定する。経験的に定められたプログラムはCPU(320)によって、ブラシ(326)を動かす機械式ステージ(322)と、融剤リザーバ(324)とに適用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】
1.発明の分野 この発明は一般的に、フリップチップ構成の半導体デバイスの組立方法に関す
る。より特定的には、この発明はフリップチップ構成の半導体デバイスにおいて
融剤を基板に塗布する方法に関する。さらにより特定的には、この発明はストロ
ークのプログラムされたパターンの間に半導体デバイスの基板に制御された量の
融剤をブラシによって塗布する自動化した方法に関する。
【0002】 2.関連技術の考察 半導体パッケージングの最も重要な目的は、集積回路チップのもとの設計目的
および意図を支持することである。今日の技術環境においては、単一の半導体チ
ップへ回路の集積を増加させる要求がさらに高まっている。同時に、メモリチッ
プ、マイクロプロセッサチップ、遠距離通信チップ、またはその他あらゆる種類
の半導体チップについて、その性能を上げることが要求されている。チップによ
り多くの回路機能が付加されると、それにつれて相互接続数も劇的に増加する。
集積の増加および性能の向上における最も重要な要素として、最終生産物のコス
ト減少が要求される。
【0003】 半導体パッケージングの初期フリップチップ法は、高価で、信頼性がなく、生
産性が低く、手動操作されたフェイスアップワイヤボンディング技術にとって代
わり得るものとして、1960年代初期にIBM社により開発された。しかし、
高速自動ワイヤボンディング機が半導体工業におけるほとんどの要求を満たした
ため、フリップチップ技術法を改善するための積極的な開発努力は費やされなか
った。フリップチップ技術とは活性チップ表面が基板に面している限りにおいて
、融剤を用いないはんだバンプ、テープ自動ボンディング(TAB)、ワイヤ相
互接続、導電ポリマー、異方性導電接着剤、金属バンプ、準拠するバンプ、およ
び圧力接触などのいずれかの種類の相互接続材料および方法により、半導体チッ
プを基板に実装することと定義されている。
【0004】 パッケージ密度、性能および相互接続に対する要求が高まったこと、フェイス
アップワイヤボンディング技術の限界、およびマルチチップモジュール技術の使
用が増えたことによる直接的結果として、フリップチップ技術の改善と、同時に
フリップチップ技術のコスト削減とが要求されている。フリップチップ相互接続
は主にその入出力密度能力の高さ、プロファイルの小ささ、および電気的性能の
良さのために半導体工業において用いられる。性能、信頼性およびコストに対す
る要求の結果、はんだ、導電エポキシ、(金などの)硬質金属バンプ、および異
方性導電エポキシ相互接続を用いたさまざまなフリップチップ技術が発達した。
これらの材料の中でも、はんだはフリップチップ組立において電気接続を形成す
る好ましい材料として選ばれ続けている。
【0005】 はんだフリップチップ相互接続システムは、本質的に3つの基本要素からなる
。これにはチップと、はんだバンプと、基板とが含まれる。バンプが最初にウェ
ハ上に置かれてリフローされる。次にウェハが賽の目に切られてチップとなる。
チップはひっくり返され、基板に整列され、取付けられてリフローされる。相互
接続の信頼性を改善するためにアンダーフィルを用いてもよい。これらの要素の
各々と、それらを一体に組立てるために用いられる工程とが相互接続システムの
性能およびコストに影響する。したがって性能およびコストは、相互接続組立の
単一要素だけでなく、相互接続システム全体に基づいて比較しなければならない
【0006】 フリップチップ相互接続システムの製造に関する材料および工程が、その性能
を決定する。半導体デバイスまたはチップは、シリコンまたはガリウム砒素であ
ってよい。ウェハ上のボンディングパッドメタライゼーションはNi−Au、C
r−Cu−Au、TiW−Cu、Ti−Cu、またはTiW−Auであってよい
。バンプの材料は、さまざまな鉛を主成分とする、または鉛を含まないはんだの
うちの1つであってよい。基板はシリコン、アルミナ、ガラス、またはさまざま
な有機基板のうちの1つであってよい。基板メタライゼーションは金または銅で
あってよい。アンダーフィルは主としてフリップチップ相互接続システムの信頼
性を改善するために用いられる。これらの材料がはんだ接合部分の周囲のチップ
と基板との間隙を埋めることにより、はんだ接合部分にかかる熱応力を減少させ
る。
【0007】 相互接続システムの製造に用いられる工程ステップは変更を加えてもよく、ま
ためっき、蒸着、ワイヤバンプ形成、分配、および印刷などの工程技術を含んで
もよい。リフロー工程は融剤を含む空気中で行なっても、制御された環境中で行
なってもよい。フリップチップボンディング工程は、制御−崩壊チップ接続(C
4)法に基づく工程、またはバンプのジオメトリをボンディング装置が制御する
工程を含む。
【0008】 はんだフリップチップ相互接続システムの製造コストは、製造工程技術に関係
する。コストモデルの基本的要素のいくつかを挙げると、材料コスト、工程ステ
ップ数、装置コスト、床面積、および労働力などがある。工程ステップ数は装置
コスト、床面積、および労働力にも影響するため、コストに重大な影響を与える
。工程ステップ数を少なくすれば必ずコストが低くなる。また、工程の流れを中
断させる必要がある手動工程ステップを自動化した工程ステップに変えることに
よってもコストを大幅に減少できる。
【0009】 フリップチップ相互接続システムにおいては、基板上にバンプが形成された後
、チップをひっくり返して基板上に配置する前に、基板およびバンプに粘着性の
融剤を塗布する。この融剤は、リフロー工程が行なわれるまでチップを定められ
た場所に保持するのに必要な接着を行なう。基板に融剤を塗布する方法としては
、基板に融剤をブラシで手塗りする方法、ダイ浸漬融剤処理方法、または基板に
融剤を噴霧する方法などが行なわれている。しかし、基板に融剤をブラシで手塗
りする工程の品質は、ブラシによる塗布を行なう人員の訓練、および1日の中の
時間(その人員が何時間働いているか)などに依存する。たとえば、塗布された
融剤の厚みが不十分であれば、バンプまたはパッドが覆われない可能性がある。
または、融剤が厚すぎれば、ダイはリフロー中に融剤の沸騰作用のため基板から
浮きあがってしまう。基板に融剤を噴霧する工程の品質は、その基板の材料に依
存する。基板材料または融剤材料が異なると、表面張力が異なってくるため、融
剤材料が玉になる。融剤材料が玉になると、相互接続組立の品質に非常に悪い効
果をもたらす。
【0010】 したがって、すべてのパッドまたはバンプを均一に覆い、また基板材料の表面
張力に影響を受けないために、基板に制御された量の融剤を与えることができる
、基板に融剤を塗布する自動化した方法および工程が求められる。
【0011】
【発明の概要】
この発明に従うと、前述およびその他の目的および利点は、半導体チップをフ
リップチップ構成で組立てるための基板上に融剤を塗布する自動化した方法によ
って得られる。ストロークのプログラムされたパターンで基板に融剤を塗布する
ブラシによって、制御された量の融剤が基板に塗布される。このブラシは、CP
Uのプログラムによって制御される可動性の機械式ステージに取付けられる。C
PUのプログラムは、組立てられる基板およびチップの特定の組合せに対して経
験的に定められたプログラムである。この経験的に定められたプログラムは、組
立てられる特定の半導体デバイスのバンプの融剤カバレッジの均一性と、組立て
られる特定の半導体デバイスの製造スループットの最適化とに基づいている。
【0012】 この発明の1つの局面に従うと、CPUは3次元におけるブラシの動きを制御
する。ブラシは初期の力によって基板に接触し、ストロークのプログラムされた
パターンが始まる前に、基板上のプログラムされた高さになるまで後退する。
【0013】 この自動化したプログラムされた機械的塗布方法により、基板に制御された量
の融剤が塗布されるため、融剤/基板界面の表面張力が克服されて所望の均一な
厚さが得られる。基板/チップ/融剤の各々の組合せに対する経験的に定められ
た、自動化したプログラムされた機械的塗布は、したがって反復でき、オペレー
タに依存しない。
【0014】 この発明は、以下の詳細な説明を添付の図面とともに考察することによりさら
に理解される。以下の説明から当業者に明らかになるとおり、以下に示し説明し
たこの発明の実施例は、この発明の実行のためのベストモードを単に例示するも
のである。認識されるとおりこの発明には、この発明の範囲から逸脱することな
くその他の実施例が可能であり、またさまざまな明らかな局面においていくつか
の詳細な点が変更可能である。したがって、図面および詳細な説明は当然例示的
なものであるとみなされ、制限するものであるとはみなされない。
【0015】 この発明を特徴づけると考えられる新奇な特徴は、添付の請求項に述べられて
いる。しかし、この発明自体に関しては、使用の好ましいモードならびにさらな
る目的および利点と同様、以下の例示的な実施例の詳細な説明を添付の図面と併
せて参照することにより最もよく理解されるであろう。
【0016】
【詳細な説明】
この発明を実行するために発明者が現在考えるベストモードを例示したこの発
明の特定の実施例を詳細に参照する。
【0017】 図1は、フリップチップ構成のチップおよび基板の組立の先行技術の方法を示
した流れ図である。図1において、半導体製造技術における標準的な方法で形成
された基板を100に示す。この基板はシリコン、アルミナ(セラミック)、ガ
ラス、またはさまざまな有機基板のうちの1つであってよい。基板上にはボンデ
ィングパッドまたははんだバンプが形成され、それらがダイ上の対応する構造に
電気的に接続される。102に示されるとおり、基板の適切な部分に融剤をブラ
シで手塗りするか、または噴霧するか、またはダイを融剤中に浸漬することによ
り基板に融剤が塗布される。品質上の主要な問題は手塗りステップに存在する。
なぜなら、塗布された融剤の品質は融剤をブラシで塗布する人員により変化する
ためである。このステップは繰返しの性質を有するため、労働者は融剤塗布の品
質を維持する熱意を失う可能性がある。加えてこの種の仕事は人員の回転が早く
、人員の継続的な訓練が必要である。異なる基板上での融剤の表面張力は大幅に
変動するので、噴霧された融剤の品質はばらつく。いくつかの基板材料において
は、噴霧された融剤が玉になるために基板およびバンプ上に均一に広がらない。
104に示されるダイは通常のダイであり、シリコン基板またはガリウム砒素基
板上に作られたものであってよい。ボンディングパッドまたははんだバンプがダ
イ上に形成され、前述のとおり基板上に形成されたボンディングパッドまたはバ
ンプに対応する。バンプの材料は、さまざまな鉛を主成分とする、または鉛を含
まないはんだであってよい。ウェハのボンディングパッドメタライゼーションは
Ni−Au、Cr−Cu−Au、TiW−Cu、Ti−Cu、またはTiW−A
uであってよい。106に示されるとおり、ダイはフリップチップ構成で基板に
配置される。フリップチップ構成においては、活性表面領域が基板上に「フェイ
スダウン」で配置される。次に108に示されるとおり、基板/チップの組合せ
が熱せられてはんだがリフローする。110に示されるとおり、基板/チップの
組合せはクリーニングされ、112に示されるとおり、通常の製造ステップを受
ける。リフロー、クリーニングおよび残りのステップは半導体パッケージング技
術において標準的なものであり、これ以上の考察は行なわない。
【0018】 図2は、この発明に従ってフリップチップ構成のチップおよび基板を組立てる
方法を示す流れ図である。図2において、半導体製造技術における標準的な方法
で形成された基板を200に示す。前述のとおり、基板はシリコン、アルミナ(
セラミック)、ガラス、またはさまざまな有機基板のうちの1つであってもよい
。202に示されるとおり、プログラムされたブラシストロークのパターン中で
機械的に融剤をブラシで塗布する自動化した工程によって、基板に融剤が塗布さ
れる。プログラムされた自動化した融剤の機械的塗布の詳細に関する考察は、図
3Bとともに後述する。融剤の基板へのプログラムされた自動化した機械的塗布
は、前述の図1とともに考察した融剤の手塗りまたは噴霧による融剤の塗布が遭
遇する課題を解決する。プログラムされた自動化した融剤の機械的塗布は、基板
およびバンプ上に融剤の均一な層を与える。塗布の品質は、1つの基板から次の
基板へと一貫している。ブラシによるプログラムされた自動化した融剤の機械的
塗布によって、異なる基板材料と融剤との相互作用によってもたらされる異なる
表面張力の一部が起こす、融剤が玉になる問題が避けられる。以下に考察すると
おり、プログラムされた自動化した融剤の機械的塗布は、組立てられる特定の基
板およびチップに対して経験的に定められたブラシストロークのプログラムされ
たパターンにより達成される。付加的な利点は、異なる基板/チップの組合せを
組立てることが望まれるときに、組立システムをすばやく再プログラムできるこ
とである。204に示されるダイ(チップ)はシリコン基板またはガリウム砒素
基板上に作られてもよい。ダイ上の相互接続はバンプまたはパッドのどちらでも
よい。バンプの材料はさまざまな鉛を主成分とする、または鉛を含まないはんだ
であってよい。ウェハのボンディングパッドメタライゼーションはCr−Cu−
Au、TiW−Cu、Ti−Cu、またはTiW−Auであってよい。206に
示されるとおり、ダイはフリップチップ構成で基板上に配置される。フリップチ
ップ構成では、活性表面領域が基板上に「フェイスダウン」で配置される。次に
208に示されるとおり、基板/チップの組合せが熱せられてはんだがリフロー
する。210に示されるとおり、基板/チップの組合せはクリーニングされ、2
12に示されるとおり、通常の製造ステップを受ける。リフロー、クリーニング
および残りのステップは半導体パッケージング技術において標準的なものであり
、これ以上の考察は行なわない。
【0019】 図3Aは4つの基板構造300、302、304および306の平面図であり
、これらの基板は矢印310の方向に動くキャリアまたはボート308上に搭載
されている。なお基板構造300、302、304および306は同じものであ
る。310にその一部を示す点は、基板材料312上のパッドを表わす。点線3
14は、融剤が塗布される基板上の領域の境界線である。316にその一部を示
す矩形構造は、基板上に形成されたキャパシタパッドである。
【0020】 図3Bは、図3Aに示す4つの基板構造300、302、304および306
ならびにキャリア308の側面図である。融剤塗布構造を318に示す。CPU
(中央処理装置)320は、機械式ステージ322と、融剤リザーバ324から
バルブを通じて分配される融剤の量とを制御する。機械式ステージ322にはブ
ラシ326が構造的に取付けられており、そのブラシを328に示されるとおり
x、yおよびz方向に動かす。z方向は、330に示されるとおり基板の表面に
対し上下する方向である。x方向は、332に示されるとおりキャリアの移動方
向である。y方向は、334に示されるとおり紙面に対し垂直な方向である。融
剤はCPU320により制御されるバルブによって336に示される管に分配さ
れ、続いて338に示されるとおりブラシ326の中に分配されるか、またはブ
ラシ326上に分配されるか、または直接基板上に分配されてもよい。CPU3
20は、機械式ステージ322を通じたブラシ326の動きと、組立てられる特
定の基板およびチップに対し経験的に定められたプログラムによって融剤リザー
バ324から分配される融剤の量とを制御する。経験的に生成されたプログラム
は、領域314に融剤の均一な層を得るために必要なブラシストロークのパター
ンと、融剤の均一な層を得るために表面上に分配されることが必要な融剤の量と
を決定する。融剤の層を340に示す。半導体チップ342を基板上に配置する
位置に示す。
【0021】 経験的に生成されるプログラムは、最初にブラシ326が基板表面に向かって
移動する下向きの距離を決定し、ブラシ326が基板表面から後退する距離を決
定し、また基板表面から所望の距離の所でブラシを保持するためにブラシに適用
すべき力を決定する。経験的に生成されるプログラムは、一般的に市販されるい
くつかの入手可能な融剤の1つを用いて決定されてもよい。経験的に生成される
プログラムを決定するのに用いられる2つの主要な基準は、融剤のカバレッジお
よび厚さの均一性と、工程のスループットの最適化である。異なる融剤に対して
は異なるプログラムが決定され得る。
【0022】 融剤は一般的に粘度によって特徴づけられるものであるため、経験的に生成さ
れるプログラムの決定に用いられる融剤の粘度範囲内にあるあらゆる融剤が、組
立てられる特定の基板/チップの組合せに対し将来的に適用され得る。融剤材料
は、アルファメタル社、インジウム社(Indium Corporation)、ケスター社(Ke
ster)およびその他の業者から一般的に入手可能である。基板/チップの組合せ
/融剤の各々に対するプログラムを有することの主な利点は、1つの基板/チッ
プ/融剤の組合せから別の基板/チップ/融剤の組合せへと組立システムを迅速
に変えられることである。
【0023】 要約すると、自動化したプログラムされた機械的塗布方法の結果および利点に
よって、制御された量の融剤を基板に塗布し、融剤/基板界面の表面張力を克服
して所望の均一な厚さを得ることができる。基板/チップ/融剤の組合せの各々
に対する、経験的に定められ自動化しプログラムされた機械的塗布は、繰返し可
能でありオペレータに依存しない。
【0024】 この発明の実施例に関する前述の説明は、例示および説明の目的のため提供さ
れたものである。これを網羅的なものとすること、またはこの発明を開示された
とおりの形式に制限するものとすることは意図しない。前述の教示に照らして明
らかな変更または修正が可能である。この実施例を選びかつ説明したのは、この
発明の原理の最高の例示およびその実際的な応用を提供することによって、当業
者がこの発明をさまざまに実施し、予期される特定の使用に適応するようさまざ
まな変更を加えて使用できるようにするためである。請求項が公正に、法的にま
た公平に権利を有する広さに従って解釈されたとき、これらの変更および修正の
すべては添付の請求項により定められるこの発明の範囲内に含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 チップをフェイスダウンで基板パッケージに取付ける先行技術の
方法を示す流れ図である。
【図2】 この発明に従った、チップをフェイスダウンで基板パッケージに
取付ける方法を示す流れ図である。
【図3A】 バンプを有する基板パッケージ上の領域に融剤が塗布される状
態の、ボート上の4つの基板パッケージの平面図である。
【図3B】 図3Aに示す4つの基板パッケージの側面図であり、4つのパ
ッケージの1つに融剤がブラシで塗布される様子と、4つのパッケージの1つに
チップが適用される様子とを示す図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年3月16日(2000.3.16)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】 2.関連技術の考察 JP−A−07 183649は、印刷回路基板の電極に融剤を均一に塗布す
るための融剤コーティング装置を開示する。この装置は融剤を貯蔵する注射器と
、注射器に接続されるブラシとを含む。ガス圧制御手段がブラシに流れる融剤を
制御する。印刷回路基板はその電極をコーティングするためにブラシの下に運ば
れる。 JP−A−07 058446は類似の融剤コータを開示する。融剤を含有す
る注射器は、融剤をスポンジまたはブラシアプリケータに導くためのノズルを有
する。アプリケータは印刷回路基板の電極と滑り接触することにより、電極パタ
ーンに融剤をコーティングする。 半導体パッケージングの最も重要な目的は、集積回路チップのもとの設計目的
および意図を支持することである。今日の技術環境においては、単一の半導体チ
ップへ回路の集積を増加させる要求がさらに高まっている。同時に、メモリチッ
プ、マイクロプロセッサチップ、遠距離通信チップ、またはその他あらゆる種類
の半導体チップについて、その性能を上げることが要求されている。チップによ
り多くの回路機能が付加されると、それにつれて相互接続数も劇的に増加する。
集積の増加および性能の向上における最も重要な要素として、最終生産物のコス
ト減少が要求される。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年6月1日(2000.6.1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マスター,ラージ・エヌ アメリカ合衆国、95138 カリフォルニア 州、サン・ノゼ、トゥロウブリッジ・ウェ イ、5772 (72)発明者 グアルダード,マリア・ジィ アメリカ合衆国、95128 カリフォルニア 州、サン・ノゼ、ローレレイ・アベニュ、 2057 (72)発明者 カーン,モハンマド・ズーバイア アメリカ合衆国、95127 カリフォルニア 州、サン・ノゼ、オレンジ・ストリート、 3238 Fターム(参考) 5F044 KK01 LL04 QQ01

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フリップチップ構成で半導体チップ(342)を組立てる基
    板(300、302、304、306)に融剤を塗布する自動化した方法であっ
    て、ストロークのプログラムされたパターンによって基板(300)に融剤を塗
    布することにより融剤/基板表面間の表面張力を克服するブラシ(326)を用
    いて、基板(300)に制御された量の融剤を塗布するステップを含む、方法。
  2. 【請求項2】 ストロークのプログラムされたパターンは、CPU(320
    )のプログラムにより制御される可動機械式ステージ(322)に取付けられた
    ブラシ(326)によって適用される、請求項1に記載の自動化した方法。
  3. 【請求項3】 CPU(320)のプログラムは、組立てられる特定の半導
    体デバイスに対して経験的に定められる、請求項2に記載の自動化した方法。
  4. 【請求項4】 CPU(320)のプログラムは、組立てられる特定の半導
    体デバイス上のバンプの融剤カバレッジの均一性と、組立てられる特定の半導体
    デバイスの製造スループットの最適化とに基づいて経験的に定められる、請求項
    3に記載の自動化した方法。
  5. 【請求項5】 ブラシ(326)から基板(300)に供される制御された
    量の融剤は、組立てられる特定の半導体デバイスに対するCPU(320)のプ
    ログラムによって制御されるため、前記方法は繰返し可能でオペレータに依存し
    ない、請求項4に記載の自動化した方法。
  6. 【請求項6】 CPU(320)のプログラムにより制御される可動機械式
    ステージ(322)は、ブラシの3方向(330、332、334)の動きを制
    御する、請求項5に記載の自動化した方法。
  7. 【請求項7】 可動機械式ステージ(322)は最初に初期の力によってブ
    ラシ(326)で基板(300)に接触し、ストロークのプログラムされたパタ
    ーンを開始する前にブラシ(326)が基板(300)上のプログラムされた高
    さになるまで後退する、請求項6に記載の自動化した方法。
  8. 【請求項8】 可動機械式ステージ(322)は、ストロークのプログラム
    されたパターンの間、ブラシ(326)から基板(300)上にプログラムされ
    た下向きの力を加える、請求項7に記載の自動化した方法。
  9. 【請求項9】 プログラムされた下向きの力は、組立てられる特定の半導体
    デバイスに対して定められたCPU(320)のプログラムによって制御される
    、請求項8に記載の自動化した方法。
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