JP3374998B2 - フラツクス塗布方法及びその装置 - Google Patents

フラツクス塗布方法及びその装置

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  • Wire Bonding (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題(図10及び図11) 課題を解決するための手段(図2〜図9) 作用(図2〜図9) 実施例(図1〜図9) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明はフラツクス塗布方法及び
その装置に関し、例えば基板上にフリツプチツプ実装さ
れるチツプ部品のバンプにフラツクスを塗布するフラツ
クス塗布方法及びその装置に適用して好適なものであ
る。
【0003】
【従来の技術】従来、基板上にチツプ部品を実装する方
法として基板側のランドにフラツクスを塗布し、この部
分にチツプ部品のバンプを接合するようにして当該チツ
プ部品をフリツプチツプ実装するようになされている。
【0004】この場合、フラツクスの塗布方法として第
1に筆を用いる方法がある。また第2にデイスペンサを
用いて塗布するデイスペンス方式がある。また第3に所
定の容器に溜められたフラツクスにICリードのはんだ
付け部を浸漬してICリード側にフラツクスを塗布する
デイツプ方法がある。また第4にスプレーを用いて塗布
部分にフラツクスをスプレー塗布する方法がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが第1の筆方式
においては、フラツクスの乾燥による筆の硬化、筆の毛
抜けが生じると共に微小スペースへの塗布が困難であつ
た。
【0006】また第2のデイスペンス方式においては、
微少量の塗布に対しては針径の細い物を用いる必要があ
り、この場合針の詰まりが生じる問題があつた。
【0007】また第3のデイツプ方式及び第4のスプレ
ー方式においては、微小な必要部分のみにフラツクスを
塗布することが困難であつた。
【0008】このように基板側にフラツクスを塗布する
方法においては、基板側の微小なランドのみにフラツク
スを塗布することが困難であり、またICリード側にフ
ラツクスを塗布する方法をフリツプチツプ実装に用いる
場合、バンプが微小なことにより当該バンプのみにフラ
ツクスを塗布することが困難な問題があつた。
【0009】ここで図10は基板19上にベアチツプ
(チツプ部品1)をフエイスダウンによつて実装するフ
リツプチツプ実装方法を示し、図10(A)に示すよう
に基板19のランド19Aにはんだ19Bをプリコート
しておき、当該はんだ19Bに対してチツプ部品1のは
んだバンプ2を位置合わせした後、図10(B)に示す
ようにランド19A上のはんだ19Bとはんだバンプ2
とを接合し、この状態でリフロー加熱することにより、
ランド19Aにチツプ部品1をはんだ付けするようにな
されている。
【0010】ここでランド19A上にはんだ19Bを形
成する方法として、クリームはんだを印刷する方法が考
えられるが、クリームはんだを印刷する場合、 500〔μ
m〕ピツチでの印刷が限界であり、ランド19A及びチ
ツプ部品1の電極のピツチは150〔μm〕であることか
らランド19A上にフラツクス成分のないはんだ合金で
なるはんだ19Bをはんだプリコートの手法を用いて形
成することになる。従つてリフロー加熱前にフラツクス
を塗布する必要がある。
【0011】またフリツプチツプ実装方法によつてチツ
プ部品1を基板19上に実装する場合、接続後にチツプ
部品1と基板2の熱膨張係数の差による応力がはんだ接
合部に集中することを防ぐため、図11に示すようにチ
ツプ部品1及び基板19を封止樹脂3によつて封止する
必要がある。
【0012】この封止樹脂3をチツプ部品1及び基板1
9間に均一に充填するためにはフラツクスの除去が必要
である。このため封止樹脂3による封止処理の前には洗
浄を行う必要があるが、チツプ部品1及び基板19間の
間隙は 100〔μm〕以下と狭いため、当該間隙の洗浄は
困難である。従つてフラツクスは必要な部分のみに塗布
しなければならなかつた。
【0013】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、フリツプチツプ実装において、必要な部分のみにフ
ラツクスを塗布し得るフラツクス塗布方法及びその装置
を提案しようとするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、電極部にバンプ2が形成されてな
るチツプ部品1のバンプ2に対してフラツクス35を塗
布するフラツクス塗布方法において、所定深さに形成さ
れ、底面に弾性体55を敷いたフラツクス槽34にフラ
ツクス35を溜め、当該フラツクス槽34に溜められた
フラツクス35の表面をスキージによつて平面化するこ
とによつてフラツクス35の膜厚をフラツクス槽34の
深さに応じて制御し、膜厚制御されたフラツクス槽34
のフラツクス35にチツプ部品1に形成されたバンプ2
を浸漬して弾性体55に当接し、バンプ2にフラツクス
35を塗布するようにする。
【0015】また本発明においては、電極部にバンプ2
が形成されてなるチツプ部品1のバンプ2に対してフラ
ツクス35を塗布するフラツクス塗布装置30におい
て、所定深さに形成され、底面に弾性体55を敷いたフ
ラツクス槽34と、当該フラツクス槽34に溜められた
フラツクス35の表面をスキージによつて平面化するこ
とによつてフラツクス35の膜厚をフラツクス槽34の
深さに応じて制御する平面化手段31と、膜厚制御され
たフラツクス槽34のフラツクス35にチツプ部品1に
形成されたバンプ2を浸漬して弾性体55に当接し、バ
ンプ2にフラツクス35を塗布する搬送手段20とを備
えるようにする。
【0016】
【0017】また本発明においては、フラツクス塗布装
置30は、膜厚制御されたフラツクス35にバンプ2を
浸漬する際、バンプ2がフラツクス35に接触したこと
を検出する接触検出手段50を備え、接触検出手段50
によつてバンプ2のフラツクス35への接触が検出され
た位置からバンプ2を所定量だけフラツクス35内に浸
漬するようにする。
【0018】また本発明においては、電極部にバンプ2
が形成されてなるチツプ部品1のバンプ2に対してフラ
ツクス35を塗布するフラツクス塗布装置30におい
て、バンプ2の高さよりも深く形成され、バンプ2の配
列形状に応じて溝形状に形成されたフラツクス槽64
と、フラツクス槽64のフラツクス35にチツプ部品1
に形成されたバンプ2を浸漬する搬送手段20とを備え
るようにする。
【0019】
【作用】バンプ2の高さよりも浅いフラツクス槽34に
溜められたフラツクス35を平面化して膜厚制御し、当
該フラツクス35にバンプ2を浸漬することにより、バ
ンプ2のみにフラツクス35を塗布することができる。
このときバンプ2を弾性体55に当接していることによ
り、当該バンプ2の個々の大きさにばらつきがあつた場
合であつても、当該ばらつきを弾性体55によつて吸収
してバンプ2を潰すことなくかつバンプ2だけにフラツ
クス35を均一な状態で塗布することができる。
【0020】またチツプ部品1のバンプ2の配列に応じ
た部分のみに溝部62を形成し、当該溝部62の深さを
バンプ2の高さよりも深くしてなるフラツクス槽64に
バンプ2を浸漬することにより、溝部62が形成された
以外の凸部63Aにチツプ部品1のバンプ形成面1Cが
当接し、これによりバンプ2のみにフラツクス35を塗
布することができる。
【0021】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0022】図1において10は全体としてチツプ部品
実装装置を示し、基台11上に支柱9を介してガイド部
材12が固定されており、当該ガイド部材12に沿つて
搬送装置20が矢印xで示す方向又はこれとは逆方向に
移動自在に支持されている。
【0023】搬送装置20は矢印zで示す方向またはこ
れとは逆方向に上下動し得ると共に、矢印rで示す方向
又はこれとは逆方向に回動し得る可動体21を有し、当
該可動体21の下端部には吸着ヘツド22が設けられて
おり、当該吸着ヘツド22に対して所定の真空源(図示
せず)によつて負圧を与えるようになされている。
【0024】基台11上にはチツプ部品1を供給するチ
ツプ部品供給部16が設けられ、当該チツプ部品供給部
16のチツプ部品1を搬送装置20の吸着ヘツド22に
よつて吸着保持した後、これをフラツクス塗布部30に
搬送する。
【0025】フラツクス塗布部30は、溝部32にフラ
ツクスを溜めた後、スキージ31を左右方向に往復移動
することにより当該溝部32の表面をスキージングし、
フラツクスの表面を平面状にする。この状態において搬
送装置20に吸着保持されたチツプ部品1の電極面側を
溝部32に浸漬することにより当該チツプ部品1の電極
に形成されたバンプにフラツクスを塗布し得るようにな
されている。
【0026】フラツクスが塗布されたチツプ部品1は、
搬送装置20によつて搬送され、カメラ17によつて撮
像することにより、吸着ヘツド22に対するチツプ部品
1の吸着状態を認識し、さらに搬送装置装置20に設け
られたカメラ13によつて基板19のパターンを認識す
る。
【0027】ここで吸着ヘツド22に吸着保持されたチ
ツプ部品1を載せる実装対象としての基板19は矢印y
で示す方向又はこれとは逆方向に移動し得るステージ1
5上に保持されている。
【0028】従つてステージ15及び搬送装置20を移
動しながらカメラ13によつて基板19のパターンを認
識し、実装領域を検出することにより当該実装領域にチ
ツプ部品1を実装することができる。
【0029】ここで図2はフラツクス塗布部30におけ
る溝部32を示し、基台部33にチツプ部品1の平面形
状よりも大きくかつチツプ部品1に形成されたバンプ2
の高さよりも浅い凹状の溝部32がフラツクス槽34と
して形成されている。
【0030】このフラツクス槽34を用いてチツプ部品
1のバンプ2にフラツクスを塗布する方法を図3及び図
4に示す。すなわち図3(A)に示すように溝部32に
フラツクス35を溜めた後、図3(B)に示すようにス
キージ31を水平に移動することによりフラツクス35
の表面を平面化する。この結果当該フラツクス35の膜
厚は溝部32の深さと同一となる。
【0031】この状態において図3(C)に示すように
チツプ部品1をバンプ形成面を下にして溝部32に位置
合わせし、さらに図4(A)に示すようにバンプ2が溝
部32の底部に接触するまでチツプ部品1を下降させ
る。
【0032】このときバンプ2の高さは溝部32の深さ
よりも大きいことにより、チツプ部品1のバンプ形成面
1Cはフラツクス35に接触せず、当該バンプ形成面1
Cにフラツクス35が付着することを回避し得る。
【0033】さらに図4(B)に示すようにフラツクス
槽34に浸漬されたチツプ部品1を上昇させることによ
り、当該チツプ部品1のバンプ2のみにフラツクス35
を塗布することができる。
【0034】因に図5はチツプ部品1をフラツクス槽3
4内に下降させ、溝部32の底面にバンプ2が接触した
とき当該チツプ部品1を吸着保持した吸着ヘツド22の
下降動作を停止させる接触検出センサ50の構成を示
す。すなわち図5(A)及び(B)は吸着ヘツド22に
チツプ部品1が吸着保持された状態を示し、吸着ヘツド
22の外周面にベアリング53を介して摺動部52が上
下方向に摺動自在に保持されている。
【0035】この摺動部材52は図5(A)に示すよう
に吸着ヘツド22が上昇位置にある状態において電気接
点52Aが接触部材51の電気接点51Aに接触し導通
している。この状態において吸着ヘツド22を下降させ
ると、図5(B)に示すように吸着ヘツド22に吸着保
持されたチツプ部品1のバンプ2がフラツクス槽34の
溝部32の底面に接触し、チツプ部品1(すなわち吸着
ヘツド22)の下降動作が規制されると、昇降部材に固
定された摺動部52のみが下降する。
【0036】この結果摺動部材52の電気接点52Aが
接触部材51の電気接点51Aから離れることにより、
不導通状態となる。従つてこれを所定の検出回路(図示
せず)によつて検出することにより搬送装置20は吸着
ヘツド22の下降動作を停止する。
【0037】以上の構成において、搬送装置20の吸着
ヘツド22に吸着保持されたチツプ部品1を、フラツク
ス槽34に浸漬してバンプ2にフラツクス35を塗布し
た後、当該チツプ部品1をそのまま基板19上に位置決
めして当該基板19に対してフエイスダウンすることに
より、フラツクス35の塗布工程及び基板19に対する
実装工程が一連の動作によつて行われる。従つて簡単か
つ確実にチツプ部品1を基板19上にフリツプチツプ実
装することができる。
【0038】以上の構成によれば、チツプ部品1に形成
されたバンプ2の高さよりも浅いフラツクス槽34にフ
ラツクス35を溜め、この表面をスキージ31によつて
スキージングすることにより、バンプ2の高さよりも薄
いフラツクス層を形成し、当該フラツクス層にバンプ2
を浸漬することにより、当該バンプ2のみにフラツクス
2を塗布することができる。
【0039】なお上述の実施例においては、フラツクス
槽34に溜められたフラツクス35に対するバンプ2の
浸漬量をフラツクス槽34の深さによつて制御した場合
について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば図5
に示す接触検出センサ50を用いてチツプ部品1のバン
プ2がフラツクス槽34に溜められたフラツクス35に
接触したときこれを検出するようにし、当該検出位置か
ら予め設定された下降量だけチツプ部品1を下降させる
ように制御しても良い。
【0040】また上述の実施例においては、基台部33
に形成された溝部32の底面に直接チツプ部品1のバン
プ2を当接する場合について述べたが、本発明はこれに
限らず、例えば図6に示すようにフラツクス槽34を形
成する溝部32の底面にゴム等の弾性体55を敷き、当
該弾性体55にバンプ2を当接するようにしても良い。
【0041】このようにすれば、バンプ2の個々の大き
さのばらつきを当該弾性体55によつて吸収することが
でき、大きさの異なる複数のバンプ2に対して均一にフ
ラツクス35を塗布することができる。
【0042】さらに上述の実施例においては、チツプ部
品1の平面形状よりも大きな溝部32でなるフラツクス
層34を用いた場合について述べたが、本発明はこれに
限らず、例えばバンプ2の高さが個々に異なる場合を考
慮して、図7に示すように各バンプ2の配列に応じた溝
部62を有するフラツクス槽64を形成するようにして
も良い。
【0043】このフラツクス槽64を用いてチツプ部品
1のバンプ2にフラツクスを塗布する方法を図8及び図
9に示す。すなわち図8(A)に示すように溝部62に
フラツクス35を溜めた後、図8(B)に示すようにス
キージ31を水平に移動することによりフラツクス35
の表面を平面化する。この結果当該フラツクス35を深
さは溝部32の深さと同一となる。
【0044】この状態において図8(C)に示すように
チツプ部品1をバンプ形成面を下にして溝部62に位置
合わせし、さらに図9(A)に示すようにチツプ部品1
のバンプ形成面1Cがフラツクス槽64の溝部62に囲
まれた基台部63の凸部63Aに当接するまで下降させ
る。
【0045】このときバンプ2の高さは溝部32の深さ
よりも小さいことにより、バンプ全体にフラツクス35
を塗布することができる。この場合、バンプ2の大きさ
が個々に異なつていても、チツプ部品1のバンプ形成面
が基台部63の凸部63Aに当接することにより、各バ
ンプ2に対して同様にフラツクス35を塗布することが
できる。
【0046】またスキージ31によつて表面のフラツク
ス35を除去した凸部63Aにチツプ部品1のバンプ形
成面を当接することにより、当該バンプ形成面にフラツ
クス35が付着することを回避し得る。
【0047】かくして図9(B)に示すように、フラツ
クス槽64に浸漬されたチツプ部品1を上昇させること
により、当該チツプ部品1のバンプ2のみにフラツクス
35を塗布することができる。
【0048】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、所定深さ
に形成され、底面に弾性体を敷いたフラツクス槽にフラ
ツクスを溜め、これを平面化手段(スキージ)によつて
表面を平面化してフラツクスの膜厚を制御し、当該フラ
ツクスにチツプ部品のバンプを浸漬して弾性体に当接す
るようにしたことにより、バンプの個々の大きさにばら
つきがあつた場合であつても、そのばらつきを弾性体に
よつて吸収してバンプを潰すことなく、かつ、バンプだ
けにフラツクスを均一な状態で塗布することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるフラツクス塗布装置を有するチツ
プ部品実装装置の全体構成を示す斜視図である。
【図2】フラツクス槽の溝部の構成を示す斜視図であ
る。
【図3】フラツクス塗布構成を示す断面図である。
【図4】フラツクス塗布構成を示す断面図である。
【図5】接触検出センサの構成を示す略線的断面図であ
る。
【図6】他の実施例による弾性体の敷設状態を示す断面
図である。
【図7】他の実施例によるフラツクス槽の溝部を示す斜
視図である。
【図8】他の実施例によるフラツクス塗布工程を示す断
面図である。
【図9】他の実施例によるフラツクス塗布工程を示す断
面図である。
【図10】フリツプチツプ実装方法の説明に供する断面
図である。
【図11】樹脂によるチツプ部品の封止状態を示す断面
図である。
【符号の説明】
1……チツプ部品、2……バンプ、10……チツプ部品
実装装置、19……基板、20……搬送装置、22……
吸着ヘツド、30……フラクス塗布部、31……スキー
ジ、32、62、……溝部、33、63……基台部、3
4、64……フラツクス槽、35……フラツクス、50
……接触検出センサ、55……弾性体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−105301(JP,A) 特開 平3−55860(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/60 H05K 3/34

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電極部にバンプが形成されてなるチツプ部
    品の上記バンプに対してフラツクスを塗布するフラツク
    ス塗布方法において、 所定深さに形成され、底面に弾性体を敷いたフラツクス
    槽にフラツクスを溜め、 上記フラツクス槽に溜められたフラツクスの表面をスキ
    ージによつて平面化することによつて上記フラツクスの
    膜厚を上記フラツクス槽の深さに応じて制御し、 上記膜厚制御された上記フラツクス槽のフラツクスに上
    記チツプ部品に形成された上記バンプを浸漬して上記弾
    性体に当接し、上記バンプに上記フラツクスを塗布する
    ことを特徴とするフラツクス塗布方法。
  2. 【請求項2】電極部にバンプが形成されてなるチツプ部
    品の上記バンプに対してフラツクスを塗布するフラツク
    ス塗布装置において、 所定深さに形成され、底面に弾性体を敷いたフラツクス
    槽と、 上記フラツクス槽に溜められたフラツクスの表面を平面
    化することによつて上記フラツクスの膜厚を上記フラツ
    クス槽の深さに応じて制御する平面化手段と、 上記膜厚制御された上記フラツクス槽のフラツクスに上
    記チツプ部品に形成された上記バンプを浸漬して上記弾
    性体に当接する搬送手段とを具えることを特徴とするフ
    ラツクス塗布装置。
  3. 【請求項3】電極部にバンプが形成されてなるチツプ部
    品の上記バンプに対してフラツクスを塗布するフラツク
    ス塗布装置において、 上記バンプの高さよりも深く形成され、上記バンプの配
    列形状に応じて溝形状に形成されたフラツクス槽と、 上記フラツクス槽のフラツクスに上記チツプ部品に形成
    された上記バンプを浸漬する搬送手段とを具えることを
    特徴とするフラツクス塗布装置。
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