JP2002507586A - 中間体の調製プロセス - Google Patents

中間体の調製プロセス

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JP2002507586A
JP2002507586A JP2000537837A JP2000537837A JP2002507586A JP 2002507586 A JP2002507586 A JP 2002507586A JP 2000537837 A JP2000537837 A JP 2000537837A JP 2000537837 A JP2000537837 A JP 2000537837A JP 2002507586 A JP2002507586 A JP 2002507586A
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クランプ,スーザン・メアリー
ギーチ,ニール・ジヨナサン
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アベンティス・クロップサイエンス・エス・アー
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C07C69/73Esters of carboxylic acids having esterified carboxylic groups bound to acyclic carbon atoms and having any of the groups OH, O—metal, —CHO, keto, ether, acyloxy, groups, groups, or in the acid moiety of unsaturated acids
    • C07C69/738Esters of keto-carboxylic acids or aldehydo-carboxylic acids

Abstract

(57)【要約】 本発明は、式(I)の化合物(式中、RおよびRは明細書中に定義されている通りである)の調製プロセスに関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、農薬の製造に有用な中間体(特には、ベータ−ケトエステル化合物
および1,3−ジオン化合物)を調製するための新規なプロセスに関する。
【0002】 4−ベンゾイルイソオキサゾール系の農薬、特に、5−シクロプロピルイソオ
キサゾール系除草剤およびその合成中間体化合物は文献に記載されている:例え
ば、欧州特許公開第0418175号、同0487353号、同0527036
号、同0560482号、同0609798号および同0682659号。
【0003】 これらの化合物を調製するための様々な方法が知られている。本発明は、農薬
およびその調製において有用な中間体化合物の調製に関して改善された方法、あ
るいはより経済的な方法を提供しようとするものである。
【0004】 従って、本発明は、下記の式(I):
【0005】
【化8】 (式中、基Rおよび基Rの一方はシクロプロピルであり、もう一方は2個ま
たは3個の基により置換されたフェニルであり、これらの基は、同じであっても
よく、あるいは異なっていてもよく、ハロゲン、ニトロ、シアノ、−(CR )S(O)、−S(O)、C1〜6アルコキシ、C1〜4ハロア
ルコキシ、C1〜4アルキル、C1〜4ハロアルキル、1,2,4−トリアゾル
−1−イル、および−SFから選択される、ただし、 pは0、1または2であり、 RおよびRは独立に、水素またはC1〜4アルキルであり、そして RはC1〜4アルキルである)の化合物を調製するためのプロセス(A)を
提供する。このプロセスは、下記の式(II):
【0006】
【化9】 (式中、RおよびRは上記に定義されている通りであり、RはC1〜4
ルキルである)の化合物の加水分解および脱カルボキシルを含む。
【0007】 式(I)の化合物はいくつかが知られおり、それらの調製および除草剤の4−
ベンゾイルイソオキサゾール誘導体への変換に関する多数のプロセスが上記の欧
州特許出願に記載されている。
【0008】 式(I)および式(II)ならびに本明細書中下記に記載される式において、
記号の好ましい値は下記の通りである: 好ましくは、置換フェニルである基Rまたは基Rは、ハロゲン、トリフル
オロメチル、ニトロ、−CHS(O)CH、−S(O)CH、メトキ
シ、メチル、および1,2,4−トリアゾル−1−イルから選択される2個また
は3個の基によって置換されている。
【0009】 より好ましくは、置換フェニルである基Rまたは基Rは、置換基の1つと
して、2−S(O)CH基を有する。
【0010】 より好ましくは、置換フェニルである基Rまたは基Rは、2−S(O) CH−4−CF置換フェニル、2−S(O)CH−3−OCH−4−
F置換フェニル、2−CHS(O)CH−4−Br置換フェニル、2−(
1,2,4−トリアゾル−1−イル)−4−CF置換フェニルおよび2−NO −4−S(O)CH置換フェニルから選択される。
【0011】 最も好ましくは、置換フェニルである基Rまたは基Rは、2−S(O) CH−4−CF置換フェニルおよび2−S(O)CH−3−OCH
4−F置換フェニルから選択される。
【0012】 好ましくは、Rはメチルまたはエチルである。
【0013】 式(II)の化合物からの式(I)の化合物の調製は、極性溶媒中または非極
性溶媒中で行うことができる(極性溶媒が好ましい)。好ましくは、そのような
溶媒は水と混和し得る。極性溶媒の例には、ニトリル類、特にアセトニトリル;
ジメチルスルホキシド;ジメチルホルムアミド;N,N−ジメチルアセトアミド
;N−メチルピロリドン;およびエーテル類、特にジオキサンおよびテトラヒド
ロフランが含まれる。アセトニトリルが、プロセス(A)に関して好ましい溶媒
である。非極性溶媒の例には、芳香族または脂肪族の炭化水素類、例えば、トル
エンおよびキシレン;あるいは芳香族または脂肪族のハロゲン化炭化水素類、例
えば、クロロベンゼン類が含まれる。溶媒媒体中に水が存在することが一般には
必要である。水の量は、触媒量から大過剰まで変化し得、水は共溶媒として使用
することができる。溶媒/水の比は、好ましくは約99.9/0.1〜約9:1
(容量比)である。
【0014】 一般に、使用される反応温度は0℃から溶媒の沸点までであり、好ましくは2
0℃〜120℃であり、より好ましくは60℃〜100℃である。
【0015】 一般に、反応は強酸の存在下で進行し、そのような酸は、通常は鉱酸(例えば
、硫酸または好ましくは塩酸)であり、あるいはトリフルオロ酢酸などの有機カ
ルボン酸である。存在する酸の量は、触媒量から大過剰にまで変化し得る。一般
には、触媒量によって、良好な結果が得られる。
【0016】 酸性条件および容易に入手可能な試薬を使用して反応を行うことによって、式
(I)の化合物を、好都合に、高収率で、そして副産物の生成が最小限で得るこ
とができる。この反応は、式(II)の低級アルキルエステル(特に、Rがメ
チルまたはエチルを表すエステル)に特に有用である。なぜなら、これらの化合
物は、より容易に入手可能な出発物質またはあまり高価でない出発物質から調製
され得るからである。
【0017】 本発明のさらなる特徴により、式(II)の化合物を調製するためのプロセス
(B)が提供される。このプロセスは、下記の式(III):
【0018】
【化10】 (式中、RおよびRは上記に定義されている通りである)の化合物を、下記
の式(IV): RC(=O)X (IV) (式中、Rは上記に定義されている通りであり、Xは脱離基であり、一般には
ハロゲン原子(好ましくは、塩素)またはイミダゾル−1−イル基である)の化
合物でアシル化することを含む。
【0019】 式(III)および式(IV)において、RおよびRに関する上記の好ま
しい値は、式(I)および式(II)に関して上記に定義されている通りである
【0020】 プロセス(B)の特に好ましい局面において、基Rはシクロプロピルを表し
、Rは2−S(O)CH−4−CF置換フェニルまたは2−S(O) CH−3−OCH−4−F置換フェニルを表し、Rはメチル、エチルまた
はtertブチルを表す。
【0021】 式RC(=O)Xの化合物およびそのカルボン酸前駆体は、Rがシクロプ
ロピルである場合には文献において一般に知られており、Rが置換フェニルで
ある場合にはその調製が上記の欧州特許出願および関連する刊行物に一般的に記
載されている。
【0022】 式(II)の式(III)および式(IV)の化合物からの調製は、(a)式
(III)の化合物の金属エノラートをアシル化剤(IV)と反応させることに
よって行うことができる。このような金属エノラートは、好ましくはマグネシウ
ムエノラートであり、(III)をマグネシウムアルコキシド塩基(好ましくは
、マグネシウムメトキシドまたはマグネシウムエトキシド)と反応させることに
よって、一般にインサイチューで調製される。マグネシウムアルコキシドが使用
される場合、マグネシウムアルコキシドは一般に等モル量で用いられる。
【0023】 式(III)および式(IV)の化合物の反応もまた、(b)ハロゲン化マグ
ネシウムおよび塩基の存在下で行うことができる。そのようなハロゲン化マグネ
シウムは、一般には、塩化マグネシウム、臭化マグネシウムまたはヨウ化マグネ
シウムである(ヨウ化マグネシウムは、塩化マグネシウムおよびヨウ化アルカリ
金属(好ましくは、ヨウ化ナトリウムまたはヨウ化カリウム)を使用してインサ
イチューで好都合に調製される)。
【0024】 用いられる塩基は、トリエチルアミンなどのトリアルキルアミンおよびピリジ
ンから選択しうる。用いられるマグネシウムハロゲン化物の量は一般に1当量で
あり、用いられる塩基の量は一般に1〜2当量、好ましくは2当量である。反応
温度は一般に0℃〜100℃、好ましくは0℃〜30℃である。
【0025】 上記の反応がマグネシウムエノラートを用いて実施される場合、(溶媒として
用いられた時、存在していた可能性があるすべてのアルカノールを除去した後で
あっても)化合物(IV)がマグネシウムエノラート錯体の一部として存在する
アルコキシドと反応し、(IV)のアルカノイルエステルをもたらす副反応が起
こる可能性がある。これは通常は問題にはならないが、用られる特定の化合物(
IV)によっては、この副反応が重要になり、(II)の収率の低下を導きうる
。上に参照されるマグネシウムハロゲン化物/塩基の手順が採用される場合、こ
の問題は実質的に回避される。
【0026】 式(II)の化合物を調製するための上記の方法に適切な溶媒には、ニトリル
、好ましくはアセトニトリル、芳香族炭化水素、好ましくはトルエン、ジクロロ
メタンなどの塩素化炭化水素、クロロベンゼンなどの塩素化芳香族溶媒、および
テトラヒドロキシフラン、1,4−ジオキサンなどのエーテルが挙げられる。
【0027】 式(II)の化合物(式中、RはC1〜3アルキルを表す)は新規のもので
あり、それ自体が本発明の更なる特徴となる。
【0028】 本発明の更なる特徴に従って、式(III)の化合物を調製するための方法(
C)が提供されるが、これは、以下の式(V):
【0029】
【化11】 (式中、Rは本明細書中で前に定義した通りであり、Yは脱離基、例えば、シ
アノまたは好ましくは任意に置換されたイミダゾール−1−イル環である。) の化合物と以下の式(VI):
【0030】
【化12】 (式中、Rは本明細書中で前に定義した通りである。) の化合物との反応による方法であり、以下の式(VII):
【0031】
【化13】 (式中、RおよびRは、前に定義した通りである。) の中間体の脱カルボキシルを経由する。式(VII)の中間体は一般には単離せ
ず、インサイチューで酸の存在下で脱カルボキシルされる。
【0032】 式(V)、(VI)、(VII)において、上記の好ましいR値は、式(I
)および式(II)に関して本明細書中で前に定義した通りである。
【0033】 イミダゾール−1−イル基Yは、C1〜4アルキル、C1〜4ハロアルキル、
およびハロゲンから選択される1〜3個(一般には、1または2個)の基によっ
て任意に置換される。好ましくは、Yはイミダゾール−1−イルである。
【0034】 より好ましくは、Rはシクロプロピルであるか、または2−S(O)CH −4−CF−フェニルおよび2−S(O)CH−3−OCH−4−F
−フェニルから選択される。
【0035】 最も好ましくは、Rはシクロプロピルである。
【0036】 好ましくは、Rはメチル、エチルまたはtert−ブチルである。
【0037】 式(V)または(VI)の化合物からの式(VII)の化合物の調製は、(a
)式(VI)の化合物の金属錯体を式(V)の化合物と反応させることによって
行うことができる。反応は、一般に、式(III)および式(IV)の化合物の
反応に関して本明細書中で前に記載した条件下で行われる。
【0038】 式(V)と(VI)の化合物の反応も、(b)マグネシウムハロゲン化物およ
び塩基の存在する状態で、一般には式(III)および(IV)の化合物の反応
に関して本明細書中で前に記載した条件下において行うことができる。
【0039】 式(III)の化合物を調製するための前記の方法に適切な溶媒は、式(II
)の化合物の調製に関して上に記載したものが挙げられる。方法(C)のために
特に好ましい溶媒は、アセトニトリルまたはテトラヒドロフランである。
【0040】 任意に、以下の式: RC(=O)Cl (VIII) の化合物を、C1〜4アルキル、C1〜4ハロアルキル、およびハロゲンから選
択される1〜3個(一般に、1または2個)の基により任意に置換される1H−
イミダゾールと反応させることによって、式(V)の化合物をインサイチューで
生成してもよい。好ましくは、1H−イミダゾール化合物は非置換である。一般
に、2当量の任意に置換された1H−イミダゾールは、不活性溶媒、例えば、ア
セトニトリルまたはテトラヒドロフラン中で−20℃〜60℃の温度で行われる
反応において用いられる。
【0041】 あるいは、以下の式: RC(=O)OH (VIIIa) の化合物を、任意に置換された1,1’−カルボニルジイミダゾール誘導体(好
ましくは、1,1’−カルボニルジイミダゾール)と反応させることによって、
式(V)の化合物をインサイチューで生成してもよい。
【0042】 当モル量の(V):(VI)が一般に用いられる。
【0043】 通常インサイチューで、強酸、一般には鉱酸、好ましくは塩酸が存在する状態
において、一般には0℃〜60℃の温度で、ベータ−ケト酸である式(VII)
の中間体は脱カルボキシルされて、式(III)の化合物を得る。
【0044】 式(III)の化合物を調製するためのプロセス(C)は、式中のRがシク
ロプロピルである化合物を調製するために特に有用であり、その他の知られた手
順、例えば、欧州特許公告番号第0418175号に記載されているような、高
価なメルドラム酸(Meldrum’s acid)(2,2−ジメチル−1,
3−ジオキサン−4,6−ジオン)のアシル化に続くアルコール分解および脱カ
ルボキシルを必要とするものより好都合である。式(V)のイミダゾリドから式
(III)の化合物を調製するためのプロセス(C)の利点は、式(V)のイミ
ダゾリドを式(VIII)の酸塩化物に替えた同様の反応と比較して、極めて高
い収率の生成物が得られることである。
【0045】 式中のRが2または3個の基(そのうち1個が2−S(O)である)
で置換されたフェニルである式(III)および(V)の化合物は新規のもので
あり、それ自体が本発明の更なる特徴となる。
【0046】 式(VI)の化合物は知られている。
【0047】 本発明の更なる特徴に従って、プロセス(A)および(B)を組み合わせて、
式(III)の化合物から式(I)の化合物を調製することができる。
【0048】 本発明の更なる特徴に従って、方法(A)、(B)および(C)を組み合わせ
て、式(V)の化合物から式(I)の化合物を調製することができる。
【0049】 本発明の更なる特徴に従って、方法(B)および(C)を組み合わせて、式(
V)の化合物から式(II)の化合物を調製しうる。
【0050】 本発明のプロセスにより得られる式(I)の化合物は、以下の反応式に従って
、除草剤として活性な4−ベンゾイルイソオキサゾール誘導体の調製に用いうる
【0051】
【化14】
【0052】 上の式において、Rはシクロプロピルを表し、Rは置換されたフェニルを
表し、Rはアルキルを表す。式(IX)および(X)の4−ベンゾイルイソオ
キサゾールは、例えば、欧州特許公告番号第0418175号、0487353
号、0527036号、0560482号、0609798号および06826
59号に記載されている。
【0053】 以下の非限定的な実施例は、本発明を説明するものである。
【0054】 実施例1 3−シクロプロピル−1−(4−フルオロ−3−メトキシ−2−メチルチオフ
ェニル)プロパン−1,3−ジオンの調製 3−シクロプロピル−1−(4−フルオロ−3−メトキシ−2−メチルチオフ
ェニル)−2−メトキシカルボニル−プロパン−1,3−ジオン(0.15g)
を3滴の塩酸(2モル)を含有するアセトニトリル/水(95:5)の混合物に
溶かした溶液を、44時間還流しながら加熱し、冷却し、乾燥させ(硫酸マグネ
シウム)、蒸発させて、表題化合物(0.08g)を得た。
【0055】 NMR 0.9(m,2H)、1.1(m,2H)、1.65(m,1H)、
2.37(s,3H)、3.96(s,3H)、4.15(s,1H)、5.9
(s,1H)、6.95〜7.15(m,2H)。
【0056】 また、水を加えずにアセトニトリルを用いて、3−シクロプロピル−2−エト
キシカルボニル−1−(4−フルオロ−3−メトキシ−2−メチルチオフェニル
)プロパン−1,3−ジオンから上記の化合物を類似の方法で調製した。この実
験では、反応混合物を還流しながら20時間加熱し、その結果、表題化合物への
完全な転化をもたらされたが、この時後も60%の出発エチルエステルがなお残
存した。
【0057】 実施例2 3−シクロプロピル−1−(4−フルオロ−3−メトキシ−2−メチルチオフ
ェニル)−2−メトキシカルボニル−プロパン−1,3−ジオンの調製 メタノールにマグネシウムの削り屑(0.107g、1.1当量)を入れた懸
濁液に四塩化炭素を加えた。次に、メチル−3−シクロプロピル−3−オキソプ
ロパノエート(0.395g、1.1当量)をメタノールに溶かした溶液を加え
た。混合物を60℃で0.5時間攪拌し、冷却し、蒸発させ、乾燥トルエンを添
加した後、再び蒸発させて、対応するマグネシウムエノラートを得た。このマグ
ネシウムエノラートの半分のトルエン溶液に、塩化4−フルオロ−3−メトキシ
−2−メチルチオベンゾイル(0.54g)をトルエンに溶かした溶液を加え、
その混合物を20℃で18時間攪拌し、洗浄し(2モルの塩酸、その後、水を用
いて)、乾燥させ(硫酸マグネシウム)、蒸発させて、表題化合物(0.75g
)を得た。
【0058】 NMR 1.1(m,2H)、1.38(m,2H)、2.4(s,3H)、
2.62(m,1H)、3.42(s,3H)、4.0(s,3H)、6.9(
m,1H)、7.1(m,1H)、17.8(s,1H)。
【0059】 エチル−3−シクロプロピル−3−オキソプロパノエートから出発して類似の
方法で行うことにより、3−シクロプロピル−2−エトキシカルボニル−1−(
4−フルオロ−3−メトキシ−2−メチルチオフェニル)プロパン−1,3−ジ
オンを調製した。
【0060】 NMR 0.87(t,3H)、1.12(m,2H)、1.39(m,2H
)、2.4(s,3H)、2.68(m,1H)、3.9(q,2H)、4.0
(s,3H)、6.9(m,1H)、7.1(m,1H)、17.85(s,1
H)。
【0061】 実施例3 2−t−ブトキシカルボニル−3−シクロプロピル−1−(4−フルオロ−3
−メトキシ−2−メチルチオフェニル)プロパン−1,3−ジオンの調製 t−ブチル−3−シクロプロピル−3−オキソプロパノエート(0.07g、
1当量)をアセトニトリルに溶かした溶液を、不活性ガス下において攪拌しなが
ら、アセトニトリル中の塩化マグネシウム(0.036g、1当量)に加えた。
混合物を0℃に冷却し、ピリジン(0.061ml、2当量)を加えた。0℃で
4時間後、塩化4−フルオロ−3−メトキシ−2−メチルチオベンゾイル(0.
09g)をアセトニトリルに溶かした溶液を加えた。0.75時間後、エーテル
中に抽出しながら、水および塩酸(2モル)を加えた。抽出物を乾燥し(硫酸マ
グネシウム)、蒸発させて、表題化合物(0.139g)を得た。
【0062】 NMR 1.1(m,2H)、1.18(s,9H)、1.35(m,2H)
、2.42(s,3H)、4.0(s,3H)、6.9(m,1H)、7.05
〜7.15(m,1H)、17.6(bs,1H)。
【0063】 実施例4 塩基としてマグネシウムエトキシドを用いるt−ブチル−3−シクロプロピル
−3−オキソプロパノエートの調製 マロン酸モノt−ブチル(0.525g、1当量)をテトラヒドロフランに溶
かした溶液を、マグネシウムエトキシド(0.357g、1当量)をテトラヒド
ロフランに入れた混合物に加えて、20℃で4時間攪拌した。0℃に冷却後、N
−シクロプロパンカルボニルイミダゾール(0.425g、1当量)をテトラヒ
ドロフランに溶かした溶液を加え、混合物を1時間攪拌し、その後、20℃で一
晩中攪拌した。塩酸(2モル)を加えて、混合物を0.5時間攪拌し、抽出し(
エーテル)、乾燥し(硫酸マグネシウム)、蒸発させて、表題化合物(0.51
9g)を得た。
【0064】 NMR 0.95(m,2H)、1.1(m,2H)、1.3(m,1H)、
1.5(s,9H)、3.5(s,2H)。
【0065】 実施例5 塩基として塩化マグネシウムおよびトリエチルアミンを用いるt−ブチル−3
−シクロプロピル−3−オキソプロパノエートの調製 マロン酸モノt−ブチル(0.184g、1.2当量)を、乾燥塩化マグネシ
ウム(0.084g、1.2当量)を乾燥アセトニトリルに入れた攪拌混合物に
加え、0℃に冷却した。トリエチルアミン(0.204ml、2当量)を加えて
、0℃で0.25時間攪拌した。N−シクロプロパンカルボニルイミダゾール(
0.10g、1当量)を0℃で加え、0℃で1時間攪拌し、その後、20℃で一
晩中攪拌し続けた。塩酸(2モル)を加え、その混合物を抽出し(エーテル)、
洗浄し(2モルの水酸化ナトリウム溶液、その後、水を用いて)、乾燥し(硫酸
マグネシウム)、蒸発させて、表題化合物(0.05g)を得た。
【0066】 NMR 0.95(m,2H)、1.1(m,2H)、1.3(m,1H)、
1.5(s,9H)、3.5(s,2H)。
【0067】 比較例5a 塩基として塩化マグネシウムおよびトリエチルアミンを用いる塩化シクロプロ
パンカルボニルからのt−ブチル−3−シクロプロピル−3−オキソプロパノエ
ートの調製 N−シクロプロピルカルボニルイミダゾールを塩化シクロプロパンカルボニル
に代える以外は、上記実施例5に従って行うことにより得られた生成物の分析は
、表題化合物が全く生成されなかったことを示した。
【0068】 上の実験は、塩化シクロプロパンカルボニルと比較して、N−シクロプロピル
カルボニルイミダゾールを用いることの明確な利点を示す。
【0069】 実施例6 塩基として塩化マグネシウムおよびトリエチルアミンを用い、インサイチュー
でのN−シクロプロパンカルボニルイミダゾールの形成を経由するt−ブチル−
3−シクロプロピル−3−オキソプロパノエートの調製 イミダゾール(0.143g、2.2当量)およびマロン酸モノt−ブチル(
0.141g、1.2当量)を、乾燥塩化マグネシウム(0.109g、1.2
当量)を乾燥アセトニトリルに入れた攪拌混合物に加え、0℃に冷却した。0℃
で塩化シクロプロパンカルボニル(0.1g、1当量)を加える前に、トリエチ
ルアミン(0.204ml、2当量)を加え、0.25時間攪拌した。0℃で1
時間、その後、20℃で一晩中攪拌を続けた。塩酸(2モル)を加えて、混合物
を抽出し(エーテル)、洗浄し(2モルの水酸化ナトリウム溶液、その後、水を
用いて)、蒸発させて、表題化合物(0.111g)を得た。
【0070】 NMR 0.95(m,2H)、1.1(m,2H)、1.3(m,1H)、
1.5(s,9H)、3.5(s,2H)。
【0071】 参考例1 塩化4−フルオロ−3−メトキシ−2−メチルチオベンゾイルの調製 2,4−ジフルオロ−3−メトキシ安息香酸(38.2g)を、不活性雰囲気
下において、メチルメルカプタン(9.7g)をテトラヒドロフランに入れた攪
拌溶液に加えた。n−ブチルリチウム(ヘキサンに溶かした2.5モル溶液16
2ml)を−78℃で滴下した。1時間後、この混合物を放置して、一晩中20
℃に暖めて、蒸発させた。塩酸(2モル)およびエーテルを加え、有機相を洗浄
し(水)、乾燥させ(硫酸マグネシウム)、蒸発させた。残留物をヘキサンで粉
砕し、4−フルオロ−3−メトキシ−2−メチルチオ安息香酸(29.2g)を
得た。
【0072】 NMR 2.6(s,3H)、4.0(s,3H)、7.1(m,1H)、7
.9(m,1H)。
【0073】 塩化オキサリル(51.5g)を、4−フルオロ−3−メトキシ−2−メチル
チオ安息香酸(29.2g)をジクロロメタンに入れた攪拌溶液に加えた。3.
5時間後、この混合物を蒸発させて、上記の反応に直接用いられる表題化合物(
33.0g)を得た。
【0074】 参考例2 N−シクロプロパンカルボニルイミダゾールの調製 塩化シクロプロパンカルボニルを乾燥テトラヒドロフランに溶かした溶液を、
0℃で攪拌されたイミダゾール(13g、2当量)の溶液に滴下した。1時間後
、固形物を濾過し、濾過液を蒸発させて、表題化合物(13.3g)を得た。
【0075】 NMR 1.2(m,2H)、1.38(m,2H)、2.21(m,1H)
、7.12(d,1H)、7.55(d,1H)、8.34(s,1H)。
【0076】 本発明の実用性を説明するための比較例 5−シクロプロピル−4−(4−フルオロ−3−メトキシ−2−メチルスルホ
ニルベンゾイル)イソオキサゾールの調製 3−シクロプロピル−1−(4−フルオロ−3−メトキシ−2−メチルスルホ
ニルフェニル)プロパン−1,3−ジオン(5.4g)およびトリエチル−o−
ホルメート(4.8g)を無水酢酸(4.5g)に入れた混合物を還流下で4時
間加熱した。混合物を蒸発させて、3−シクロプロピル−2−エトキシメチレン
−1−(4−フルオロ−3−メトキシ−2−メチルスルホニルフェニル)プロパ
ン−1,3−ジオン(6.1g)を赤色油状物として得、これを次の段階で直接
用いた。
【0077】 類似の方法で行うことにより、3−シクロプロピル−2−エトキシメチレン−
1−(4−フルオロ−3−メトキシ−2−メチルチオフェニル)プロパン−1,
3−ジオンも調製した。
【0078】 塩酸ヒドロキシルアミン(1.67g)および酢酸ナトリウム(1.3g)を
、3−シクロプロピル−2−エトキシメチレン−1−(4−フルオロ−3−メト
キシ−2−メチルスルホニルフェニル)プロパン−1,3−ジオン(6.1g)
をエタノールに入れた攪拌溶液に加えた。1時間後、溶媒を蒸発させ、酢酸エチ
ル中の残留物を洗浄し(水)、乾燥させ(硫酸マグネシウム)、蒸発させた。シ
リカゲル上で酢酸エチル/ヘキサン(1:1)を用いて溶離するカラムクロマト
グラフィーにより残留物を精製し、エタノールで粉砕し、表題化合物(1.4g
、融点122〜123℃)を得た。
【0079】 類似の方法で行うことにより、5−シクロプロピル−4−(4−フルオロ−3
−メトキシ−2−メチルチオベンゾイル)イソオキサゾール(融点62.5〜6
5℃)も調製した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C07C 317/24 C07C 317/24 323/22 323/22 // C07B 61/00 300 C07B 61/00 300 C07C 45/65 C07C 45/65 49/80 49/80 49/84 49/84 C07D 261/08 C07D 261/08 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB ,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,GH,G M,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE ,KG,KP,KR,KZ,LK,LR,LS,LT, LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,N O,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG ,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA, UG,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 ギーチ,ニール・ジヨナサン イギリス国、エセツクス・シー・エム・ 5・0・エイチ・ダブリユ、オンガー、フ アイフイールド・ロード、ローヌ−プーラ ン・アグリカルチヤー・リミテツド(番地 なし) Fターム(参考) 4C056 AA01 AB01 AC01 AD01 AE03 AF01 FA11 4H006 AA01 AA02 AB84 AC22 AC24 AC25 AC26 AC46 BA06 BA32 BA37 BA50 BA65 BB21 BB42 BD70 BE60 BJ20 BJ50 BR20 BR30 KA31 TA03 TA05 TB72 TB77 4H039 CA19 CG40

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の式(I): 【化1】 (式中、基Rおよび基Rの一方はシクロプロピルであり、もう一方は2個ま
    たは3個の基により置換されたフェニルであり、これらの基は、同じであっても
    よく、あるいは異なっていてもよく、ハロゲン、ニトロ、シアノ、−(CR )S(O)、−S(O)、C1〜6アルコキシ、C1〜4ハロア
    ルコキシ、C1〜4アルキル、C1〜4ハロアルキル、1,2,4−トリアゾル
    −1−イル、および−SFから選択される、ただし、 pは0、1または2であり、 RおよびRは独立に、水素またはC1〜4アルキルであり、そして RはC1〜4アルキルである) の化合物を調製するためのプロセスであって、下記の式(II): 【化2】 (式中、RおよびRは上記に定義されている通りであり、RはC1〜4
    ルキルである)の化合物の加水分解および脱カルボキシルを含むプロセス。
  2. 【請求項2】 強酸の存在下で行われる、請求項1に記載のプロセス。
  3. 【請求項3】 前記酸は触媒量で存在する、請求項1または2に記載のプロ
    セス。
  4. 【請求項4】 前記反応は極性溶媒中で行われる、請求項1から3のいずれ
    か1項に記載のプロセス。
  5. 【請求項5】 前記極性溶媒はアセトニトリルである、請求項4に記載のプ
    ロセス。
  6. 【請求項6】 請求項1に規定される式(II)の化合物を調製するための
    プロセスであって、下記の式(III): 【化3】 (式中、RおよびRは請求項1に定義されている通りである)の化合物を、
    下記の式(IV): RC(=O)X (IV) (式中、Rは請求項1に定義されている通りであり、Xは脱離基を表す)の化
    合物でアシル化することを含むプロセス。
  7. 【請求項7】 請求項6に定義される式(III)の化合物を調製するため
    のプロセスであって、下記の式(V): 【化4】 (式中、Rは請求項1に定義されている通りであり、Yは脱離基を表す)の化
    合物の、下記の式(VI): 【化5】 (式中、Rは請求項1に定義されている通りである)の化合物との反応を、下
    記の式(VII): 【化6】 (式中、RおよびRは請求項1に定義されている通りである)の化合物の脱
    カルボキシルを介して行うことを含むプロセス。
  8. 【請求項8】 Rはシクロプロピルを表す、請求項7に記載のプロセス。
  9. 【請求項9】 Yはイミダゾル−1−イルである、請求項7または8に記載
    のプロセス。
  10. 【請求項10】 式(VII)の化合物は強酸の存在下で脱カルボキシルさ
    れる、請求項7に記載のプロセス。
  11. 【請求項11】 式(III)の化合物の金属エノラートまたは式(VI)
    の化合物の金属錯体を使用して行われる、請求項6から10のいずれか1項に記
    載のプロセス。
  12. 【請求項12】 前記の金属エノラートまたは金属錯体はマグネシウムエノ
    ラートまたはマグネシウム錯体である、請求項11に記載のプロセス。
  13. 【請求項13】 マグネシウムアルコキシド塩基を使用して行われる、請求
    項12に記載のプロセス。
  14. 【請求項14】 塩基の存在下でハロゲン化マグネシウムを使用して行われ
    る、請求項12に記載のプロセス。
  15. 【請求項15】 置換フェニルである前記の基Rまたは基Rは、2−S
    (O)CH−4−CF置換フェニル、2−S(O)CH−3−OCH −4−F置換フェニル、2−CHS(O)CH−4−Br置換フェニル
    、2−(1,2,4−トリアゾル−1−イル)−4−CF置換フェニルおよび
    2−NO−4−S(O)CH置換フェニルから選択される、請求項1から
    14のいずれか1項に記載のプロセス。
  16. 【請求項16】 置換フェニルである前記の基Rまたは基Rは、2−S
    (O)CH−4−CF置換フェニルおよび2−S(O)CH−3−O
    CH−4−F置換フェニルから選択される、請求項1から15のいずれか1項
    に記載のプロセス。
  17. 【請求項17】 Rはメチルまたはエチルである、請求項1から16のい
    ずれか1項に記載のプロセス。
  18. 【請求項18】 式(II)の化合物は請求項6に記載のプロセスによって
    調製される、請求項1に記載のプロセス。
  19. 【請求項19】 請求項6に記載のプロセスにおいて使用される式(III
    )の化合物は請求項7に記載のプロセスによって調製される、請求項18に記載
    のプロセス。
  20. 【請求項20】 式(III)の化合物は請求項7に記載のプロセスによっ
    て調製される、請求項6に記載のプロセス。
  21. 【請求項21】 下記の式(II): 【化7】 (式中、RおよびRは請求項1に定義されている通りであり、RはC1〜 アルキルを表す)を有する化合物。
  22. 【請求項22】 実質的に上記に記載される請求項1、6または7に記載の
    プロセス。
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