JP2002507178A - リール構造 - Google Patents

リール構造

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、フォイルテープ(1)の片面のフィルム(2)を基材に移着させるための装置のリール構造(8)に関する。前記リール構造は、フォイルテープを供給する送り出しリール(4)と、送り出しリール(4)と同軸にありフィルム(2)が移着された後のフォイルテープ(1)を受ける巻き取りリール(5)と、送り出しリール(4)が巻き取りリール(5)を滑動により駆動させる両リール(4、5)間の滑動クラッチ(9)とを含む。滑動クラッチ(9)は、送り出しリール(4)に非回転に接続された半径方向に弾性アーム(30)を有する。これらのアームは、巻き取りリール(5)の面のみぞと係合する係合突起(28)を有する。前記突起(28)は、みぞ壁(32、33)に対し摩擦係止されている。

Description

【発明の詳細な説明】 リール構造 本発明は、フォイルテープの片面に位置するフィルムを基材に移着させるため の装置のリール構造であって、フォイルテープの送り出しリールと、送り出しリ ールと同軸にありフィルムが移着された後のフォイルテープの巻き取りリールと 、巻き取りリールを送り出しリール側から滑動(slip)させながら駆動させるた めの、2個のリールの間に設けられた摩擦カップリングと、を含むリール構造に 関する。 粘着フィルムまたは修正用カラーフィルムを移着させるための装置またはその ような装置のためのリール構造は、それぞれ多様な実施態様で公知になっている 。たとえば、ドイツ国特許第3736367C号は、フィルムを支持フォイルか ら基材に移着するための手で使う装置を開示しており、そこでは、テープ形の支 持フォイルが第一のリールから繰り出され、フィルムが基材、たとえば紙に移着 するところのアプリケータに案内されたのち、第二のリールに再び巻き取られる 。2個のリールは互いに離間して配設されており、支持フォイルのテープ面は全 過程を通して変化しない。したがって、この装置は、連続的に配設された2個の リールのせいで、どちらかといえば大きくならざるを得ず、さらには、比較的手 の位置が快適ではなく、手が装置の上部にかかり、手の甲が移着の位置を見えな くする状態で操作しなければならないため、手で使う装置としては比較的扱いに くい。 前記欠点を抱える、連続的に配設された送り出しリールおよび巻き取りリール を有する同様の手で使う装置が、ヨーロッパ公開特許第427,870号に開示されて いる。そのうえ、この文献はまた、同軸に配設された送り出しリールと巻き取り リールを有し、2個のリールがばねの作用によって軸方向に押しやられて当接す る球体によって2個のリールの間に摩擦カップリングが実現される、手で使う装 置を開示している。しかし、この実施態様は、製造費およびばね偏倚(spring-b iased)リールのハウジングへの取付けが扱いにくい点は別として、使いにくく 、大きな構造高さを有する装置を生じさせている。 同様に保持され、操作される、もう一つの手で使う装置が、米国特許 第5,380,395号に公知である。この装置では、送り出しリールが、支持テープに 載った粘着部材の塗布装置としても働く。この場合、器具はそのようなものとし てコンパクトで小さい(使用されるテープがハウジングの外に案内され、切断す ることができるため)が、ハウジングから突出するテープが邪魔になることが経 験されている。そのうえ、使用者が正確な塗布部位を十分に制御することができ ない。 さらに、ヨーロッパ公開特許第368,070号には、送り出しリールの軸と巻き取 りリールの軸とが相互にある角度で傾斜している、手で使う装置が記載されてい る。リールハブとリールハブとの間で1種の歯付きカップリングが作用し、1組 の歯が別々の弾性カップリング爪車に配設されている。これにより、このように 実現されたカップリングは、相互の上で滑る歯により、カップリング爪車を弾性 的に内側に曲げながら、相応に高い安全トルクをもって滑動することができる。 しかし、この設計はきわめて複雑であり、製造に費用を要し、そのうえ、滑動ト ルクを正確に制御することがほとんどできない。 ドイツ国特許第19609533C1号は、移着ディスペンサの巻き取りリールのギヤ構 造を開示しており、そこでは、環状スリーブが、送り出しリールのリールコアに 設けられた内部歯と噛合する外部歯を設けている。したがって、両リールは同軸 に配設されておらず、配設することもできないということになる。すなわち、2 個のリールの軸は、互いに離間して設けられており、それが、交換式カセットに よるユニットへの接続を困難にし、そのために費用を増し、リール構造の大きさ を大きくしてしまう。巻き取りリールの滑動は、環状スリーブと一体である半径 方向の支持ウェブおよび半径方向の支持ウェブからほぼ直角に延びる弾性ウェブ により、弾性ウェブが弾性偏倚しながら巻き取りリールのリールコアの内周と接 触することで可能になる。摩擦カップリングを形成する環状スリーブが、一つに はその支持ウェブおよび弾性ウェブ、他には外部歯のため、比較的複雑で製造し にくいということは別として、巻き取りリールの追動(entrainment)または滑 動に関して、すなわち特に温度変化がある場合のそれぞれの部品の寸法変化を考 慮に入れるとき、トルク範囲を正確に決定することは不可能である。 最後に、ヨーロッパ公開特許第377,085号に、粘着フィルムを塗布し、送り出 しリールと巻き取りリールとの同軸構造を含む装置が公知であり、そこではまた 、2個のリールの間で摩擦または滑動カップリングが作用している。しかし、こ れは、相互に接触し、必要ならば、相互に滑動することができる軸方向に対向す る面同士を結合する(特に磁気)ディスクである。また、この装置は、トルク制 御の点で比較的不正確でかつ粗く、その結果、テープが破断しやすい。 これに関連して、ここで述べるタイプの移着装置におけるトルクの伝達は、比 較的精緻であることを述べるべきである。修正用カラーフィルムまたは粘着フィ ルムなどを各基材に塗布する際に送り出しまたは供給リールから全テープを引き 出すとき、この送り出しリールが駆動される。送り出しリールは、摩擦カップリ ングを介して巻き取りリールを駆動するようになっており、その結果、フィルム がすでに移着されてなくなったフォイルテープは巻き取りリールに巻き取られる 。このように、厳密にいうならば、両リールの駆動は、フォイルテープを引き出 して送り出しリールから繰り出しながら装置を基材上で移動させることにより、 アプリケータの領域で生じる。送り出しリールは、巻き取りリールに比べて小さ いテープコイル直径またはリールハブ直径を有し、その結果、2個のリールが等 しい回数だけ回転すると、巻き取りリールではより高い周速度、ひいてはより高 いテープ速度が生じることになる。これこそが、摩擦カップリングの機能が導入 されるところであり、送り出しリールと巻き取りリールとで等しいテープ速度を 得るためには、巻き取りリールの滑動を可能にしなければならない。したがって 、送り出しリール上にまだ十分なテープコイルがある(巻き取りリール上には1 、2層のフォイルテープしかない)装置の使い始めと、フォイルテープがほぼ完 全に巻き取りテープに巻き取られ、テープコイルが送り出しリール上のテープコ イルに比較して相応に大きな直径を有する使い終わりの頃との両方で、適切なフ ォイルテープの張力を確保して、テープが緩んだ状態で案内されたり(特に、繰 り出されて装置の外でループする)、テープの張力が強くなりすぎたり(この場 合、破断する)することのないよう、摩擦または滑動カップリングは、きわめて 狭いトルク範囲内に決定されなければならない。このように、摩擦カップリング は、その結果、定められた大きさの摩擦を伴って、対応するトルク伝達または滑 動を保証すべきである。このため、前述の公知の実施態様はいずれも、あまりに も不 正確であり、適していないことがわかった。とりわけ、部品の弾性偏倚に基づく 摩擦カップリング系は、疲労または温度の影響のため、比較的に急速に特性を変 化させ、特に摩擦力を失い、その結果、テープがもはや巻き取れなくなることを 試験が証明した。 ここで、本発明の目的は、該当する装置を使用するときにコンパクトで使いや すい構造および伝達過程の快適な制御を可能にするだけでなく、フォイルテープ を破断させることなく、また、緩いループを形成させることなく常に適度な張力 に維持するため、長期間にわたってトルク伝達の正確な制御および一定の安全ト ルクを確実に可能にする、はじめに定義したタイプのリール構造を提供すること である。 本発明に基づくはじめに定義したタイプのリール構造は、摩擦カップリングが 、一方のリールと非回転可能に接続され、係合突起によって他方のリールにおけ る端面カムガイドと係合する少なくとも1個の半径方向に弾性のアームを含み、 この弾性アームが半径方向内側および外側に撓むことができることを特徴とする 。 したがって、本発明のリール構造により、弾性アームがカムガイドと係合し、 それにより、巻き取りリールが摩擦的に追動することに基づく摩擦カップリング が提供される。カムガイドにおける摩擦係合は、半径方向内側または半径方向外 側に可能である。特に、弾性アームは、リールとリールとの相対的な回転の過程 で、その緩和した休止状態からわずかに半径方向内側または外側に撓ませること ができる。すなわち、弾性変形させることができる。この場合、カムガイドの外 面または内面における摩擦力は変動するが、全摩擦は、温度変化による寸法変化 がある場合でも、ほぼ一定であることができる。そのうえ、特に、予め取り付け た状態でそれぞれの装置に挿入することができる交換式カセットを含む実施態様 で、コンパクトなリールユニットを得ることができるだけでなく、空間を節約す るように半径方向に作用する摩擦カップリングを嵌入し(装置の低い構造高さを 達成し)、トルク測定の点でそれを正確に決定することができ、その結果、常に 適度の張力をもったフォイルテープを有する装置の安全な機能が達成される。装 置のハウジング外での緩いループの形成を避けることができるのと同様に、フォ イルテープの破断を回避することができる。 必要とされるコンパクトな設計のためには、弾性アームが送り出しリールに接 続され、カムガイドが巻き取りリールに設けられていることが有利であることが わかった。 カムガイドは、他方のリール、好ましくは巻き取りリールに、何らかの方法で 、たとえばくさび接続によって非回転可能に接続された別個の構造要素によって 形成することもできる。しかし、特に射出成形による簡便な製造を考慮して、カ ムガイドが他方のリールの端面みぞによって形成されていることが有利である。 さらに、3個の弾性アームがそれぞれ120°の角距離で設けられることが、 一つには射出成形によるできるだけ簡単な構造の点で、また他には送り出しリー ルに対する巻き取りリールの滑らかで確実な同時回転または滑動の点で、特に有 利な折衷案であることが実験でわかった。 さらに、弾性アームとカムガイドまたは端面みぞとのそれぞれ一定の摩擦係合 を得るため、各弾性アームが、両リールの軸に対して並行に延び、軸方向に突出 する係合ピンを有することが有利である。好ましくは、係合ピンは、円筒形であ るように設計され、適切に寸法が定められるため、射出成形によって製造される としても、弾性アームが弾性的に撓むことで、比較的狭い範囲内での一定の摩擦 係合を保証することができる。いくつかの弾性アームが設けられる場合、簡便な 製造を考慮して、係合ピンは、仮想円にしたがって配設されることが好ましい。 実際には、各弾性アームは、その片持ち自由端を、2個のリールの間の相対的 な回転の回転方向に対して反対に向けることが適当であることがわかった。 弾性アームは、そのようなものとして、リール、好ましくは送り出しリールと 一体に形成することができるが、個々の部品を簡便に製造するためにも、また、 摩擦カップリング内のバネ特性を特定の条件、たとえば異なるフォイルテープに 対して任意に適合させるため、各弾性アームは、一方のリールのハブに非回転可 能に配設されたリングに対して成形されることが特に有利である。さらに、リン グとリールとの間の滑動を避けることによって非回転固定を簡単な方法で達成す るためには、リングが、一方のリールのハブ周縁に設けられたくぼみに係合する 少なくとも1個の突起をその半径方向内側に有することが有利である。 そのようなものとして、休止状態で異なる半径でカムガイドと係合する部分を 有する半径方向にいくつかの弾性アームを設け、弾性アームに合わせてカムガイ ドを円形に設計することも考えられよう。しかし、簡便な製造およびさらにはリ ール間の相対的な回転におけるアームの均一な案内を考慮して、カムガイドが、 平面図で見て、円を逸脱する形を有することが特に有利であることがわかった。 この場合、弾性アームは、移相的に(phase-shifted manner)半径方向内側およ び半径方向外側に撓む。このために、カムガイドは、たとえば、弾性アームが嵌 入し、起伏を設けられたほぼ円形のガイドであることができる。弾性偏倚による カムガイドに対する適切な摩擦を常に得るため、円形の上に重ね合わされる起伏 は、所望の時点で、常に弾性アームの少なくとも1個が半径方向外側に撓み、弾 性アームの少なくとも1個が半径方向内側に撓むような、弾性アームの位置に対 する関係で形成されなければならない。これが、弾性アームがその現在位置から 半径方向に移動するところの一定のトルクまで、送り出しリールによる巻き取り リールの追動を保証する。弾性アームがその現在位置から半径方向に移動すると 、カムガイドは、摩擦に打ち勝って、弾性アームの上を滑る。しかし、この場合 もまた、滑らかな動作および巻き取りリールの安定した追動を考慮して、カムガ イドが平面図で見て楕円の形を有することが特に適当である。 必要なトルク領域で滑動させながら巻き取りリールを追動するのに要する摩擦 を得るためには、前記実施態様で、驚くほど小さな弾性アームの撓みで十分であ り、またはそのような撓みが与えられなければならず、特に、この場合、弾性ア ームの、半径方向内側および半径方向外側への撓みの程度が約0.3〜0.5mm 、好ましくは約0.4mmであることが適当であることを試験が証明した。実施態 様では、この場合、係合部分、特に係合ピンを有する弾性アームは、円上に位置 することができ、カムガイドは、たとえば、長軸が円の直径よりも約0.4mm長 く、短軸が弾性アームの円の直径よりも約0.4mm短い楕円形を有することがで きる。このようにして、リール間の相対的回転の間に、約±0.4mm分の弾性ア ームの撓みが得られる。 他方、部品の弾性偏倚に基づく摩擦カップリング系は、疲労または温度の影響 のため、その特性を変化させ、特に摩擦力を失い、その結果、テープがもはや巻 き取れなくなることを試験が証明した。 したがって、本発明の具体的な目的は、上述したようにコンパクトで使いやす い構造形態を可能にし、該当する装置が使用されているとき移着作業が快適に検 査できるだけではなく、特に、長期間にわたり、また広い温度範囲で、トルク伝 達の確実で正確な制御および一定の安全トルクを可能にして、フォイルテープに 適度の張力を付与した状態に維持し、同テープを破断させることなく、かつ緩い ループを形成させることのないような本リール構造を設計することにある。 これを達成するためには、カムガイドは、円形であるように設計されており、 半径方向内側の壁および半径方向外側の壁を含み、各係合突起が両壁と係合する ことが特に有利である。このリール構造により、各係合突起が半径方向内側およ び半径方向外側でカムガイドの各壁に単に当接する摩擦に基づいて、与えられま たは必要とされる弾性アームの弾性偏倚なしに、摩擦カップリングが提供される 。温度変化(たとえば温度上昇)の場合に壁の直径が変化する(たとえば増大す る)ならば、弾性アームは―必要なら―弾性撓みにより、そのような温度が原因 の延伸または収縮を追従する。この場合に発生する弾性は、すでに作用している 摩擦力と比較するとわずかであり、その結果、全体的な摩擦力、ひいては安全ト ルクはわずかしか変化しない。この場合、弾性アームはまた、たとえば許容差お よび/または異なるあそびによる、リールの同軸配置に起こりうる偏差を補正す ることを可能にする。この場合もまた、リール間の相対的な回転で、要求される ように、弾性アームは、その緩和した休止位置から半径方向内側または外側に撓 む(すなわち弾性変形する)ことができ、それにもかかわらず、その係合突起が 半径方向外側および半径方向内側の両方に常に当接する。 カムガイドは、他方のリール、好ましくは巻き取りリールに、何らかの方法、 たとえばくさび接続によって非回転可能に接続された別個の構造部品として形成 することもできる。 また、個々の部品を狭い許容差で、特に射出成形によりリール構造を簡便に製 造するためには、カムガイドを形成するみぞの底が、他方のリールの、壁および テープ巻き取りシリンダがその片側で軸方向に突出するところのディスク形ベー ス体の一部であることが有利である。 ここでもまた、非回転可能な接続を実現するため、弾性アームは、別個の構造 部品として一方のリールときちんと結合する別個のカップリング体を形成するこ ともできるし、一方のリール、好ましくは送り出しリールと一体に形成すること もできる。 温度が原因の寸法変化の場合にも、係合突起がカムガイドの壁の間で両方の壁 と当接する摩擦係合を、いかなるときにも確実に保証するためには、各係合突起 がわずかな圧入によって円形のカムガイドの壁の間に嵌入されることが有利であ る。 係合ピンは、円筒形であることが好ましく、射出成形によって製造する場合は 寸法を決定することが容易であるため、比較的狭い許容差内で一定の摩擦係合を 得ることができる。 実際には、カムガイドが幅2mmであり、その許容差が0〜−0.005mmであ り、各係合突起の厚さが、リールの半径方向で計測して2mmであり、その許容差 が0〜+0.005mmであることが適当であることがわかった。 弾性アーム、場合によっては弾性アームを支持するリングおよびリールの材料 としては、ABSが特に適当であることがわかった。このプラスチック材料でで きたリール構造は、所望の長い耐用寿命を有するだけでなく、摩擦カップリング の領域で求められる摩擦が十分な精度で達成される。 本発明はさらに、フォイルテープの片面に存在するフィルムを基材に移着する ための、本発明のリール構造を含む装置に関する。 以下、図面に示す好ましい実施態様によって、本発明をさらに詳細に説明する 。ただし、本発明はこの実施態様に限定されない。 図1は、修正用フィルムを移着するための装置を、その中に収容されたリール 構造を示すためにハウジング上ぶたを除いた状態で示す図である。 図2は、図1のII−II線から見た断面をいくぶん拡大して示す図である。 図3は、リール構造の送り出しリールの、巻き取りリールに対面する側面を示 す図である。 図4は、図3のIV−IV線から見た送り出しリールの軸方向断面図である。 図5は、巻き取りリールの、送り出しリールに対面する側面を示すための平面 図である。 図6は、図5のVI−VI線から見た巻き取りリールの軸方向断面図である。 図7は、リールとリールとの間で作用するほぼ環状のカップリング体の平面図 である。 図8は、このカップリング体の側面図である。 図9は、修正した巻き取りリールの、送り出しリールに対面する側面を示す平 面図である。 図10は、図9のX−X線から見た巻き取りリールの軸方向断面図である。 図11は、リールとリールとの間で作用するほぼ環状のカップリング体の平面 図である。 図12は、このカップリング体の弾性アームの一部を示す図である。 図1では、フォイルテープ1の片面に位置するフィルム2をフォイルテープか ら基材に移着するための装置が、ハウジング上部を除いた状態で示されている。 図2は、図1のII−II線から見た断面を、ハウジング上部3bを取り付けた状態 で示す図である。 フォイルテープ1は送り出しリール4に巻き取られている。このフォイルテー プ1の片面は、たとえば、修正する文字の上に乾燥状態で塗布することができ、 その後で上に書くことができる修正剤を含むフィルム2で覆われている。同様に 、フォイルテープ1はまた、接着剤または染料フィルムによって覆われていても よい。図1は、巻き取りリール5と同軸に配設されている(図2を参照)、すでに 比較的空の送り出しリール4を示す。フォイルテープ1は、送り出しリールから 第一の偏向ガイド6aを通り、そこからアプリケータ7に案内される。これに関 連して、フォイルテープ1は、その縦軸に沿って90°のねじれを受ける。この ようにして、フォイルテープ1は、ハウジング3から突出し、破断エッジ10と して設計されたアプリケータ7の前縁で鋭角的に偏向され、図1に破線で示すよ うに、フィルム2を基材、たとえば紙などに移着することが可能である。続いて 、フォイルテープ1は、第二の偏向ガイド6bに案内され、それによって再び9 0°のねじれを受けたのち、巻き取りリール5に案内され、それに巻き取られる 。このように、2個のリール4、5は、以下さらに詳細に説明するように、その ようなものとして使いやすい構造ユニットを形成する同軸リール構造8を形成 する。 アプリケータ7は舌の形をしており、ハウジング3の中に位置するその端部が 両側でハウジングの下寄り部分3bに固定されている。この固定は、後に説明す るように、場合によっては、少なくとも片側を解放することができる。 ハウジング3から突出するアプリケータ7の端部は、二つの並行なほぼ三角形 の横方向境界15を含む。これら横方向境界は、一つには、フォイルテープ1の 横滑りを防止するためであり、他には、図2で特に明確に見えるように、フィル ム2がフォイルテープ1から引きはがされ、支持基材に移着されるとき、装置の 支持ガイドを構成する。図1および2では、ピン形の突起16として設計されて いるさらなるガイドをアプリケータ7に設けてもよい。 アプリケータ7は、舌の形の設計およびその片側での固着により、基材、たと えば紙の上を案内されるときいくらか降伏し、それにより、一つには、基材に対 する押圧力を制御することができ、他には、いくぶん広めの接触面積が提供され る。破断エッジ10は、フォイルテープ1からのフィルム2の剥離を所定の方法 で可能にするため、小さな半径の丸みのあるエッジとして設計されている。これ は、修正用フィルムを誤りのある文字部分に塗布するために特に重要である。こ れにより、実際に誤りのある文字部分だけを覆うことが可能である。エッジのわ ずかな丸みはまた、一つには、フィルム2を基材に塗布するとき、この基材―場 合によって薄いコピー紙であってもよい―が損傷せず、他には、この塗布過程で フォイルテープ1を破断させる危険性が減るという効果を有する。 図2から明らかにわかるように、送り出しリール4および巻き取りリール5は 、ハウジングに対して固定された軸18に同軸に重ねて取り付けられる。フォイ ルテープ1を送り出しリール4から送り出す手順は、フィルム2を基材に塗布す るときのフォイルテープ1の張力によって起こる。巻き取りリール5へのフォイ ルテープ1の巻き取りは、両リール4、5に設けられた摩擦カップリング9のお かげで、送り出しリール4の移動によって得られる。 実際の大きさに比べてわずかに拡大された装置―ここでは修正用フィルムを塗 布するための手で使う装置として設計されているもの―を示す図1は、主として 送り出しおよび巻き取りリール4、5を空間を節約するように配設したおかげで 、 装置の扱いが人間工学的に快適であり、フィルムが見やすいため、使用者が基材 に対するフィルム2の塗布を検査することをより簡単にするということを明らか に示す。コンパクトなリール構造8により、本装置は、塗布作業の間に手の中に うまく収まる。装置をよりよく案内するため、ハウジング上寄り部分3bに凹み 17(図2を参照)が設けられており、この凹みに使用者の指、たとえば親指を 当てることができる。 図3および4は、送り出しリール4の、平面図および図3のIV−IV線から見た 断面図をそれぞれ示す。送り出しリール4は、軸18を嵌入するために設けられ た中心スリーブ(ハブ)19を有するスポークが設けられたホイール状ディスク 14として設計されている。中心スリーブ19はディスク14の両側に突出して いる。フォイルテープ1は、まず、スリーブの上寄り部分19a(図2および4 で示す部分に関して「上寄り」)に巻き取られた状態で存在する(特に、比較的大 きなコイルのテープがリール4上に示されている図2を参照)。下寄りスリーブ 部19bは、図2には概略的にしか示さないカップリング体20(図7および8 ならびに図11および12を参照)を含む摩擦カップリング9を介して巻き取り リール5と係合して、摩擦カップリング9により、巻き取りリール5が後者によ って滑動しながら追動することを保証する。この下寄りスリーブ部19bには、 少なくとも一つのくぼみ―図示する実施態様では、周方向に延びる段状突出部2 1の領域に三つのくぼみ22―が設けられている。これらのくぼみが、環状のカ ップリング体20(以下、単に「カップリングリング20」と呼ぶ)の対応する 半径方向内側の突起23(図7および8または図11および12を参照)と係合 して、カップリングリングを下寄りスリーブ部19bに載せたとき、このカップ リングリング20を送り出しリール4に対して非回転可能に固定する。 図5および6は、送り出しリール4とほぼ同様な設計の巻き取りリール5の実 施態様を示す。両リール4、5は、巻き取りリール5の支持面24の骨組み型形 状のおかげで、軽量かつ強い。 リール構造8の取り付け状態(図2を参照)では、2個のリール4、5は、軸 上に互いに前後して配置され、この形態で、カップリングリング20によって合 わされて、そのようなものとして操作することができるユニットを形成している 。 このために、巻き取りリール5は、図5および6に見えるようなカムガイド2 5を有している。カムガイドは、図示する例示的な実施態様では、相互に一定の 距離で離間した半径方向内側および外側のみぞ壁を有する前面の楕円形のみぞ2 6によって形成されている。そのうえ、図5には、前面みぞ26の仮想楕円中心 線が符号27によって破線で示されている。この中心線は、楕円の長軸(すなわ ち図5の水平軸)が楕円の短軸(すなわち図5の垂直軸)よりも約0.5mm〜1 mm長くなるよう、対応する円の形を逸脱している。 他方、カップリングリング20は、ほぼ円筒形の係合ピン28の形の係合突起 を有し(図7および8を参照)、それらの中心が、図7に破線29によって示す円 の線上に位置している。この円の線29の直径は、図5の楕円27の短軸および 長軸の縦方向延長部の中間にぴったり位置している。 係合ピン28は、周方向に延びる弾性アーム30の自由端に成形されており、 これらのアームは逆に、120°の角距離でリング31の外側面に成形されてい る。このリング31が、弾性アーム30とともに、前述のカップリングリング2 0を形成する。 係合ピン28が巻き取りリール5のみぞ26に係合するならば、弾性アーム3 0の1個は常に図7に示すその休止位置から半径方向内側に撓み、そこでは、係 合ピン28がその中心が緩和した状態で円形の線29上に位置し、別の弾性アー ム30は半径方向外側に撓む。このような場合に作用しているそのような撓み、 または弾性変形により、係合ピン28は常に一定の力でみぞ26の一方または他 方の壁に当接し、これに対して、休止位置では、弾性アーム30が、係合ピン2 8が偏倚してない状態で存在して、巻き取りリールが、長時間の作動中および個 々のプラスチック部品が高温にさらされる場合でも、一定の滑動のもとで送り出 しリールによって摩擦的に追動することを保証する。 図9および10では、半径方向内側および外側のみぞ壁を符号32および33 で表示する前面の円形みぞ26によって形成されるカムガイド25を同じく含む 、わずかに修正した巻き取りリール5が示されている。これらのみぞ壁32、3 3は、相互に一定の距離離間している。他方、カップリングリング20もまた、 ほぼ円筒形の係合ピン28の形態の係合突起を有している(図11および12を 参照)。係合ピンの中心は、図9〜11には詳細に示さない円形の線(図7の2 9を参照)の上に位置している。これらの係合ピン28もまた、周方向に延びる 弾性アーム30の自由端に成形されており、これらのアームは逆に、120°の 角距離でリング31の外側に成形されている。このリング31が弾性アーム30 とともにカップリングリング20を形成する。 係合ピン28が巻き取りリール5上の円形みぞ26に係合するならば、普通は すべての弾性アーム30がそれらの休止位置にあり、この位置では、係合ピンは 、それらの中心が緩和した状態で、円形みぞ26の中間を一定の円形の線上に位 置する。円形みぞは、図11に示すその壁32、33とともに、同図では、右下 の係合ピン28の位置に略示している。明らかであるように、係合ピン28(お よび他の係合ピン28)は、すなわち、わずかな圧入によって、内側の壁32に は半径方向内側に当接し、壁33には半径方向外側に当接して、巻き取りリール 5が、個々のプラスチック部品が高温にさらされる場合でも、一定の滑動のもと で送り出しリール4によって摩擦的に追動することを保証する。 図9〜12に対応する試験を行なった実施態様では、みぞ26またはカムガイ ド25の内壁32は、直径23mmであり、外壁33は直径25mmであり、よって 2mmのみぞ幅を許容差0〜−0.005mmでもたらした。係合ピン28は、直径 2mm、許容差0〜+0.005mmの円筒形であった。 係合突起またはピン28は、円筒形であることが好ましいが、たとえば楕円形 の断面を有するものでもよい。本質的なことは、あそびがなく、わずかな圧入に よってみぞ26にぴったり嵌入し、それにより、壁32、33で内側および外側 に一定の摩擦を生じさせるということである。 さらに、図9および10から、この実施態様におけるディスク形のベース体2 4が、軸18(図2)に載せるための中央の軸受け開口34は別として、孔なし で設計されていることが明らかである。そのうえ、同じく図9および10から、 フォイルテープ1を巻き上げるためのシリンダ35を見ることができる。 操作中、フォイルテープ1を送り出しまたは供給リール4から引き出し、破断 エッジ10を有するアプリケータ7を基材の上で動かすと、それは、カップリン グリング20を介して巻き取りリール4を摩擦的に追動させ、その結果、空の フォイルテープ1が、きつく案内されながらそこに巻き上げられる。理想的な状 態では、弾性アーム30が緩和され、巻き取りリール5が、係合突起またはピン 28を壁32、33の両側に当接させることによってそれらの間に係合させるわ ずかな圧入だけで追動する。軸18または軸18を嵌入するリール4、5の軸受 け開口、たとえば34の領域における許容差によってリール4、5のわずかな相 対的移動が起こるならば、あるいは、温度変化によってリール4、5が寸法変化 を受けるならば、弾性アーム30は、必要な方向に弾性的に撓むことによってそ れを補正することができ、それにもかかわらず、追動トルクまたは安全トルクを 所望の狭い範囲で決定するものは、カムガイド25中の係合突起28の摩擦であ る。 係合ピン28を有する弾性アーム30はまた、巻き取りリール4に対して一体 に成形することもでき、その場合、リールハブ19そのものがアーム30のベー スを形成することができる。 前記要素、すなわちリール4、5およびカップリングリング20の材料として は、いかなる所望の適当なプラスチック材料を使用してもよい。実験では、AB Sを用いて特に好ましい結果を達成することができた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),BR,JP,M X,US

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.フォイルテープ(1)の片面に位置するフィルム(2)を基材に移着させる ための装置の、フォイルテープの送り出しリール(4)と、送り出しリールと同 軸にありフィルムが移着された後のフォイルテープの巻き取りリール(5)と、 巻き取りリール(5)を送り出しリール(4)側から滑動させながら駆動するた めの、2個のリール(4、5)の間に設けられた摩擦カップリング(9)と、を 含むリール構造(8)であって、摩擦カップリング(9)が、一方のリール(4 )と非回転可能に接続され、係合突起(28)によって他方のリール(5)の端 面カムガイド(25)と係合する少なくとも1個の半径方向に弾性のアーム(3 0)を含み、この弾性アーム(30)が半径方向内側および外側に撓むことがで きることを特徴とするリール構造。 2.弾性アーム(30)が送り出しリール(4)に接続され、カムガイド(25 )が巻き取りリール(5)に設けられている、請求項1記載のリール構造。 3.カムガイド(25)が他方のリール(5)の端面みぞ(26)によって形成 されている、請求項1または2記載のリール構造。 4.3個の弾性アーム(30)が各120°の角距離で設けられている、請求項 1〜3のいずれか1項記載のリール構造。 5.各弾性アーム(30)が、リール(4、5)の軸に対して並行に延び、軸方 向に突出する係合ピン(28)を有する、請求項1〜4のいずれか1項記載のリ ール構造。 6.各係合ピン(28)が円筒形であるように設計されている、請求項5記載の リール構造。 7.係合ピン(28)が仮想円(29)にしたがって設けられている、請求項5 または6記載のリール構造。 8.各弾性アーム(30)が、その片持ち自由端を、2個のリール(4、5)の 間の相対的回転の回転方向に対して反対に向けられている、請求項1〜7のいず れか1項記載のリール構造。 9.各弾性アーム(30)が、一方のリール(4)のハブ(19)に非回転可能 に配設されたリング(31)に成形されている、請求項1〜8のいずれか1項記 載のリール構造。 10.リング(31)が、一方のリール(4)のハブ周縁に設けられたくぼみ( 22)に係合する少なくとも1個の突起(23)をその半径方向内側に有する、 請求項9記載のリール構造。 11.カムガイド(25)が、平面図で見て、円を逸脱する形を有する、請求項 1〜10のいずれか1項記載のリール構造。 12.カムガイド(25)が、平面図で見て、楕円の形を有する、請求項11記 載のリール構造。 13.弾性アーム(30)の、半径方向内側および半径方向外側への撓みの程度 がそれぞれ約0.3〜0.5mm、好ましくは約0.4mmである、請求項11また は12記載のリール構造。 14.カムガイド(25)が、円形であるように設計されており、半径方向内側 の壁(32)および半径方向外側の壁(33)を含み、各係合突起(28)が両 壁(32、33)と係合する、請求項1〜10のいずれか1項記載のリール構造 。 15.カムガイド(25)を形成するみぞ(26)の底が、他方のリール(5) の、壁(32、33)およびテープ巻き取りシリンダ(35)がその片側で軸方 向に突出するところのディスク形ベース体の一部である、請求項14記載のリー ル構造。 16.係合突起(28)がわずかな圧入によって円形のカムガイド(25)の壁 (32、33)の間に嵌入されている、請求項14または15記載のリール構造 。 17.カムガイド(25)が、幅2mmであり、その許容差が0〜−0.005mm であり、各係合突起(28)の厚さが、リール(4、5)の半径方向で計測して 2mmであり、その許容差が0〜+0.005mmである、請求項14〜16のいず れか1項記載のリール構造。 18.弾性アーム(30)およびリール(4、5)がABS製である、請求項1 〜17のいずれか1項記載のリール構造。 19.請求項1〜18のいずれか1項記載のリール構造(8)を含む、フォイル テープ(1)の片面に位置するフィルム(2)を基材に移着させるための装置。
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