JP2002371741A - 回動装置 - Google Patents

回動装置

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 コンパクト化、汎用性、低コスト化を実現し
ながら、多機能化を図って適用機器や装置の使い勝手向
上に寄与できるようにする。 【解決手段】 回動装置1は、回転体11を本体10に
対し閉位置と開位置に回動可能に枢支する枢軸を有する
ものである。構造特徴は、本体10に取り付けられる略
筒形のケース2、及びケース2内に挿入されて回動可能
に組み付けられた状態で、枢軸部31をケースの一端側
開口から突出している軸部材3と、ケース2内に配置さ
れて軸部材3を一方向へ付勢しているばね部材4と、ケ
ース2内に配置されて回転体11の閉位置方向への押し
操作により回転体11を閉位置に係止し、当該回転体1
1の更なる押し操作により前記係止を解除可能なラッチ
ユニット5と、軸部材3のうちケース2内に挿入される
軸部分34に串差し状態に配置された制動用のダンパー
ユニット6とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転体を機器や装
置本体に回動可能に付設する場合に用いられる回動装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の回転体はリッドや扉等であり、
機器類や収納装置等の本体に枢軸を介し開位置と閉位置
に回動可能に組み付けられる。この場合、回転体は、特
許第2880943号に例示される如く、本体との間に
設けられたラッチ(ロック手段)により閉位置に係止さ
れたり、本体との間に介在されたばね部材(付勢手段)
で開位置方向へ付勢されたり、枢軸に作用する制動用ダ
ンパーによりその回動速度を緩やかになるよう制動した
りして使い勝手を良好にし品質向上を図るよう処理され
る。ところが、前記した機能部品であるラッチ、ばね部
材、ダンパー等は回転体を回動可能に枢支する枢軸と別
個にぞれ付設する構成だと、設置個所の確保に苦労した
り組立手順も煩雑になる等の不具合がある。
【0003】そこで、従来構造には、図15や図16に
例示される如く前記の機能部品をできるだけユニット化
することにより組立性、部品管理、設計自由度等を改善
したものもある。各図の(a)は本体及び回転体と回動
装置ないしはユニット品の配置を示し、各図の(b)は
それらユニット品の要部を示している。図15のユニッ
ト品80は、実用新案登録第2562129号に開示さ
れているもので、有底筒状の軸受81と、係合軸部82
a及び軸受81内に回動可能に組み付けられる挿入軸部
82bを有する軸部材82と、挿入軸部82bに設けら
れた長溝82cに充填される粘性体83と、軸部材82
と軸受81との間に介在されて粘性体83の流出を防ぐ
封止体84とからなり、軸受81が本体70Aに取り付
けられ、係合軸部82aが回転体71Aに係合される構
成である。これに対し、図16のユニット品90は実用
新案登録第2592758号に開示のもので、筒部材8
5に対し回動不能に挿通されて両端部85a側を突出し
ている軸部材86と、端部85aを筒部87a内に入れ
た状態で軸部材86に回動可能に組み付けられる両側の
ブラケット87と、筒部87a内にあって筒内端面と端
部85a端面の間の空間Sに配置されてブラケット87
を一方向へ回動付勢するばね部材88と、端部85aと
筒部87aとの間の隙間に介在されたダンパー用グリス
89とからなる。この構造では、筒部材85が回転体7
1Bの取付部71cに固定され、両ブラケット87が本
体70Bに設けられた対応する貫通孔70cに回動不能
に係合される。すると、回転体71Bは、本体70B側
に設けられて回転体71Bを閉位置に係止するラッチ7
3を解除操作すると、ばね部材88の付勢力により図1
6(a)の開位置に回動される。また、従来構造には、
特開平9−228715号に開示される如く枢軸及びば
ね部材とラッチをユニット化したものもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来構
造には、枢軸及びダンパーをユニット化したもの、枢軸
及びダンパーとばね部材をユニット化したもの、枢軸及
びばね部材とラッチをユニット化したものがある。しか
し、更に多くの機能部品をユニット化して組立性、部品
管理、設計自由度等をより改善したい。その場合には、
回動装置ないしはユニット品として、各機能部品が作動
特性に優れてコンパクトに収まること、用途に応じた変
更も容易であり汎用性に富んでいること、既存の機能部
品であってもできるだけ使用可能にして低コスト化を図
りやすいこと等がより好ましい。
【0005】本発明は以上の背景から開発されたもので
ある。その目的は、上記したコンパクト化、汎用性、低
コスト化を実現しながら、多機能化を図って適用機器や
装置の使い勝手と商品価値の向上に寄与できる回動装置
を得ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、図1〜図14に例示される如く、回転体11
を本体10に対し閉位置と開位置に回動可能に枢支する
枢軸を有する回動装置1において、前記本体10に取り
付けられる略筒形のケース2、及び前記ケース2内に挿
入されて回動可能に組み付けられた状態で、前記枢軸に
相当する枢軸部31を前記ケースの一端側開口から突出
している軸部材3と、前記ケース2内に配置されて前記
軸部材3を一方向へ付勢しているばね部材4と、前記ケ
ース2内に配置されて前記回転体11の閉位置方向への
押し操作により前記回転体11を閉位置に係止し、当該
回転体11の更なる押し操作により前記係止を解除可能
なラッチユニット5と、前記軸部材3のうち、前記ケー
ス2内に挿入される軸部分34に串差し状態に配置され
た制動用のダンパーユニット6とを備えていることを特
徴としている。
【0007】以上の回動装置1は、ケース2が本体10
に不動状態に取り付けられ、軸部材3の枢軸部31が回
転体11に不動状態に取り付けられる。この状態では、
回転体11がばね部材4の付勢力を受けている軸部材3
を介し開位置に回動されている。回転体11は、開位置
からばね部材4の付勢力に抗して閉位置方向へ押圧操作
されると、ラッチユニット5を介し係止されて閉位置に
保持される。再び開位置に切り換える場合は、回転体1
1をばね部材4の付勢力に抗して更に押圧操作すると、
前記ラッチユニット5の係止が解除された後、ばね部材
4の付勢力によって開位置方向へ回動される。回転体1
1は、各回動過程において、ダンパーユニット6の制動
作用を受けて緩やかに回動される。構造特徴は、軸部材
3をケース2内に挿入して回動可能に組み付けると同時
に、ばね部材4、ラッチユニット5、ダンパーユニット
6をケース2内に内蔵して、付勢作用及びラッチ(ロッ
ク)作用とダンパー(制動)作用を具備したユニット品
を実現した点にある。ここでのラッチユニット5及びダ
ンパーユニット6は、作動特性の優れた既存のものを適
用できる。本発明は、このような多機能化を図ることに
より、本体10及び回転体11の設計自由度を拡大し、
部品管理や組立性を良好にして構成機器類や各種本体装
置の使い勝手を向上できるようにする。
【0008】以上の本発明は請求項2〜6のように具体
化されることがより好ましい。・第1に、前記ラッチユ
ニット5は、前記軸部材3の回動に連動して軸部材の軸
線方向に摺動されるストライカー51、及び前記ケース
2に取り付けられて前記回転体11の閉位置方向への押
し操作により前記ストライカー51を係止し、当該回転
体11の更なる押し操作により前記係止を解除可能なプ
ッシュ・プッシュ係止機構からなる構成である。ラッチ
ユニット5には各種のものがあるが、そのうち、プッシ
ュ・プッシュ係止機構としてはストライカー51を軸部
材3の回動に(回転体11の回動とも)連動して摺動さ
れるようにして係脱する構造にすると、ケース2内にコ
ンパクトに収まったり、係止力を増大しやすい利点があ
る。・第2に、前記ケース2内に配置されて、前記軸部
材3と連結されたカム溝54付きのカム部材53を有
し、前記ストライカー51が前記カム溝54と嵌合して
いるピン52を介し摺動される構成である。これは、前
記したストライカー51を摺動する構成であり、カム部
材53及びピン52を介することにより比較的簡易に実
現でき、ケース2内にコンパクトに内蔵できる利点があ
る。・第3に、前記ストライカー51は軸部51aの先
端に係合突起51bを有し、前記カム部材53は前記ス
トライカー51の軸部51aを内部に入れる略筒形から
なり、前記ピン52は前記ストライカー51の軸部51
aに突出されて前記カム溝54を介し前記ケース2内に
設けられたガイド溝25に沿って動く構成である。これ
は、前記ストライカー51及びカム部材53とピン52
の関係を特定したもので、ストライカー51を良好に摺
動可能にしたり、ケース2内への組み込み性を良好にで
きる等の利点がある。・第4に、前記ダンパーユニット
6は、ハウジング61及び出力軸62を有し、前記ハウ
ジング61が前記ケース2内に位置固定され、前記出力
軸62が前記軸部材3の対応軸部34に位置固定されて
いる構成である。これは、ケース2及び軸部材3とダン
パーユニット6の関係を特定したもので、ダンパーユニ
ット6が汎用品であっても、軸部材3とケース2内の形
状設定だけで、形態例の如くハウジング61をケース2
内に位置固定した状態で、軸部材3の対応軸部34を圧
入方式で出力軸62内径に挿入し容易に組み付けること
ができる等の利点がある。・第5に、前記軸部材3は、
一端から他端側に向けて、前記枢軸に相当する枢軸部3
1、前記ケース2の一端側開口をほぼ閉じる径大軸部3
2、前記ばね部材4を外周に配置するばね用軸部33、
前記ダンパーユニット6を軸装するダンパー用軸部3
4、前記カム部材53の対応部に連結される連結軸部3
5とからなる構成である。これは、軸部材3がばね部材
4、ダンパーユニット6、カム部材53を直線上に配置
可能になっていることにより、ケース2内への組み付け
性を良好にしたり、回動装置1のコンパクト化を図りや
すくできる等の利点がある。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1〜図7は第1形態を示してい
る。図1は回動装置のケース内の配置を示し、同(a)
は回転体との関係でケースを断面した図、同(b)は
(a)のA−A線に沿ってケース等を断面した図であ
る。図2は回動装置と回転体との関係を示し、同(a)
は図1(a)の左側から見た状態での側面図、同(b)
は回動装置の回転体への配置例を示す模式図、同(c)
は回動装置の回転体への他の配置例を示す模式図であ
る。図3は回動装置を部分的に断面した要部作動を示
し、同(a)はラッチユニットの係止解除状態を示し、
同(b)は係止状態を示している。図4は回動装置の構
成部材を示し、図5は主な構成部材の概略外観を示して
いる。図6は図1(a)の状態でケース単品を示してい
る。図7はケース細部を示し、同(a)は側面図、同
(b)は図6のB−B線断面図、同(c)は図6のC−
C線断面図、同(d)は図6のD−D線断面図である。
これに対し、図8〜図14は第2形態を第1形態と同様
な態様で示している。図8は図1に対応し、同(a)は
回転体との関係でケースを断面した図、同(b)は
(a)のA1−A1線に沿ってケースを断面した図であ
る。図9は回動装置と回転体との関係を示し、同(a)
は図8(a)の左側から見た状態での側面図、同(b)
は回動装置の回転体への他の配置例を示す模式図であ
る。図10は図3に対応しており、同(a)はラッチユ
ニットの係止解除状態を示し、同(b)はラッチユニッ
トの係止状態を示している。図11は回動装置の構成部
材を示し、図12は主な構成部材の概略的な外観を示し
ている。図13は図8(a)の状態でケース単品を示し
ている。図14はケース細部を示し、同(a)は側面
図、同(b)は図13のB1−B1線断面図、同(c)は
図13のC1−C1線断面図、同(d)は図13のD1−
D1線断面図である。
【0010】(全体の概要)本発明の回動装置1は、第
1形態や第2形態の回動装置1A,1Bとして具体化さ
れて、ケース2、軸部材3、ばね部材4、ラッチユニッ
ト5、ダンパーユニット6を必須としている。構造特徴
は、ケース2及び軸部材3が樹脂成形品であり、ばね部
材4がコイルばねであり、ラッチユニット5がストライ
カー51を回転体11の押し操作により係止し、次の押
し操作により係止解除するプッシュ・プッシュ係止機構
からなり、ダンパーユニット6が軸部材3に串差し状態
に軸装される公知の流体式制動機構からなり、これらが
ユニット化されている。また、第1と第2形態は、ケー
ス2以外の構成がほぼ同じくしている。従って、以下の
説明では、各形態の同じ部材及び部位に同じ符号を付し
て、第1形態を主体に述べ、その中で第2形態の変更点
を言及することにする。このため、部材説明では、第1
形態の対応図面を用いるが、第2形態ではそれに対応す
る図面に置き換えられることになる。
【0011】(装置構造)第1形態の回動装置1A
(1)は、拡大して図示しているが、全寸が約65〜7
5mm程度であり、ケース2A(2)内において軸部材
3に沿ってばね部材4、ダンパーユニット6、ラッチユ
ニット5の順に配置したユニット品である。これに対
し、第2形態の回動装置1B(1)は、全寸が約75〜
85mm程度であり、ケース2B内において前記と同様
に軸部材3に沿ってばね部材4、ダンパーユニット6、
ラッチユニット5の順に配置したユニット品である。
【0012】第1形態のケース2Aは、一端2aから他
端2bまで略同じ外径の筒形となっており、左右が貫通
されていると共に、外周に突設されて長手方向に延びて
いる取付孔21a付きのフランジ部21を有している。
筒外周には、フランジ部21に加えて、一端2aと近い
箇所に設けられて内外を貫通したガイド溝22、及び他
端2bと近い箇所に設けられて内外を貫通した対の窓部
23と、片側の窓部23の手前に設けられた短直線溝2
4等を有している。ガイド溝22は、全体が略T形溝状
をなし、周囲方向に形成されて軸部材3の回動範囲を規
制する円弧溝部22aと、該溝部22aの円弧中間から
他端2b側つまり筒軸方向に形成されてばね部材4の対
応端を係止する直線溝部22bとからなる。各窓部23
は、略矩形窓であり互いに対向していて、後述するプッ
シュ・プッシュ係止機構56を構成している対応する係
止片56を逃がす箇所となる。これに対し、筒内周の概
略形状は、図6及び図7において、符号25aで示す箇
所つまり一端2aから短直線溝24の少し手前までが同
形状、符号25bで示す箇所つまり符号25aの箇所か
ら他端2bの手前までが同形状、他端2bの内径が矩形
開口25cとなっている。即ち、符号25bと符号25
aの筒内周は相似形であるが、符号25aの最大径L1
が符号25bの最大径L2よりも若干大きく設けられ間
に段差25dを形成している。筒内周には、一端2aか
ら窓部23の手前まで連続して延びている対の内ガイド
溝26と、一端2aから段差25dの少し手前まで連続
して延びている単一のダンパー用係止溝27とが設けら
れている。両内ガイド溝26は略180度変位してい
る。係止溝27は両内ガイド溝26と略90度変位して
いる。
【0013】これに対し、第2形態のケース2Bは、前
記ケース2Aに比べて、他端2bが矩形開口25cより
延長された延長筒部25dを有している点と、フランジ
部21に代えて筒外周に係止脚部28を形成している点
で相違している。延長筒部25dは、図8(a)の如く
本体10の配置部10aに設けられる軸部12が回動可
能に係合される。軸部12は、専用品を用いて設置部1
0aに取り付けたり、設置部10aに一体に形成される
ものである。係止脚部28は、図12と図9の如く断面
が略矩形からなり、弾性係止爪29を対向側面に形成し
ている。弾性係止爪29は、コ形スリットを介し弾性変
位可能となっている。
【0014】軸部材3は、図4と図5の如く一端から他
端側に順に設けられた枢軸部31、径大軸部32、ばね
用軸部33、ダンパー用軸部34、連結軸部35とから
なる。枢軸部31は、軸部材3の一端側に位置し、ケー
ス2Aから突出されて回転体11の係合穴11aに係合
結合される枢軸である。径大軸部32は、ケース2Aの
一端2aの筒内にほぼ収まる箇所である。径大軸部32
の外周には、前後方向に延びた係止溝36と、円弧溝部
22aに対応する取付穴37とが設けられている。な
お、取付穴37は後述するスプリングピン7を圧入固定
する構成であるが、スプリングピン7をねじ止めする構
成にしてもよい。軸部33は周囲の一部が欠肉38され
ている。軸部34は軸部33よりも径小となっており、
軸部33の端面に一体化した状態で設けられた対の突起
39を有している。連結軸部35は、軸部材3の他端側
に位置し、他の部分とは異なって断面矩形に形成されて
いる。
【0015】ばね部材4は、径大軸部32と軸部33と
の間の段差に収まる線径のコイルばねであり、軸部33
に軸装された状態で、他端4b側が直線溝部22bの奥
側に係止され、一端4a側が係止溝36に係止される。
【0016】ラッチユニット5は、ストライカー51
と、ストライカー51を軸部材3の回動に連動して軸線
方向に摺動するカム部材53と、ストライカー51を係
脱するプッシュ・プッシュ係止機構からなる。ラッチユ
ニット5としては、プッシュ・プッシュ係止機構が汎用
品であるが、ストライカー51がカム部材53を介して
軸部材3の回動に連動して軸線方向へ摺動されるよう工
夫されている。即ち、ストライカー51は、円柱状の軸
部51a及び軸部51aの先端に突設された係合突起5
1bからなる。軸部51aには、中心を通る貫通孔51
cが設けられ、ピン52が貫通孔51cに両側から突出
した状態に圧入される。このピン52は軸部51aにピ
ン用突起を一体に形成して省略することも可能であり、
要は上記した両内ガイド溝26に摺動自在に嵌合するも
のであればよい。カム部材53は、図4と図5の如く片
側を開口した略筒形をなし、一端53a側が前記した段
差25dに係合する径大部であり、他端53b側がその
径大部より少し径小で長い筒部分となっている。一端5
3aの端面には、前記した連結軸部35と係合する矩形
の連結孔53cが貫通形成されている。他端53bの筒
部分には、カム溝54が内外を貫通した状態で設けられ
ている。このカム溝54は、図3の如く前記したピン5
2の両端が対応部から突出し、該突出状態でカム部材5
3がピン52の前後動により回動される螺旋状の溝形状
となっている。即ち、この構造では、例えば、図3
(a)の状態から軸部材3が回動されてカム部材53を
同方向へ回動すると、ピン52が螺旋状のカム溝54
と、前記した直線溝である内ガイド溝26の両方をトレ
ースして図3(b)の如く図の右側へストライカー51
と共に移動可能になっている。
【0017】プッシュ・プッシュ係止機構は、図3の如
くケース2の矩形開口25cに装着される前側を大きく
開口したハウジング55、ハウジング55内に収容され
て、前記係合突起51bを係脱する対の係止片56を有
する摺動体57、摺動体57を一方向に付勢する不図示
のスプリング(図1(b)に表れているハウジング55
内のスプリング)、摺動体57に設けられたハートカム
溝58、ハウジング55内に軸支されたトレーサ59、
トレーサ59に突設されてハートカム溝58と係合し摺
動体57の摺動によりハートカム溝58を一巡するトレ
ースピン59a等からなる。ハウジング55は、図1や
図4の如く前側が一段張り出した張出部55aと両側部
に設けられた弾性係止爪55bとを有している。なお、
この構造は汎用品であるが、ケース2等に応じて設計す
ることで両係止片56の動きをケース2内に収まるよう
にしたりハウジング55を小型化して、回動装置1をよ
りコンパクト化できる。
【0018】ダンパーユニット6は、図3(a)や図5
の如く筒肉厚内に空洞部60aを形成している外筒60
と、空洞部60a内に配置される筒形ローター61と、
空洞部60a内に一部を挿入してローター61に連結さ
れた状態で外筒60の一端に突出している出力軸62
と、外筒60の一端側に取り付けられて出力軸62の抜
けを防ぐキャップ63と、キャップ63と出力軸62と
の間及び出力軸62と外筒60との間に装着されて空洞
部60a内に充填されるグリスの漏れを防ぐシールリン
グ64a,64bとにより構成されている。外筒60は
ハウジングであり、外周に突設された係止壁部60bを
有している。出力軸62は、空洞部60aから外に出て
いる筒部分62aが最小径となっていて、筒部分62a
の端面に突設された対の規制片部62bを有している。
【0019】(組立要領)以上の各部材は次の例の如く
ケース2に組み付けられ回動装置1(1Aや1B)とし
てユニット化される。即ち、ケース2には、先ず、プッ
シュ・プッシュ係止機構が組み付けられる。この場合
は、ハウジング55がケース2の一端2a側から他端2
b側へ両係止片56を縮径しつつ挿入され、後部分が開
口25cに押し込められる。すると、ハウジング55
は、弾性係止爪55bが開口25c縁に当たって縮径し
つつ開口25cを通過しケース2外へ至ったときに復元
して、開口25cを形成している箇所を張出部55aと
対の弾性係止爪55bとで挟み込んだ状態に取り付けら
れる。次に、カム部材53がストライカー51をピン5
1により組み付けた状態でケース2内に挿入される。つ
まり、カム部材53は、ストライカー51の軸部51a
を他端53bの筒部分に入れて、ピン52をカム溝54
の一方側溝部から、貫通孔51cに圧入した後、カム溝
54の他方側溝部に突出し、ピン52の両端がカム溝5
4の両側に突出している状態でストライカー51と共に
ケース2に挿入される。この場合は、カム部材53は、
ピン52の両端突出部を内ガイド溝26に沿ってケース
2の奥に移動し、径大の一端53aが上記したケース2
内の段差25dに当たって規制されるまで押し込むこと
になる。次に、ダンパーユニット6がケース2内に組み
込まれる。この場合、ダンパーユニット6は、ケース2
に対し係止壁部60bを一端2a側から前記した係止溝
27に沿って挿入されることで回り止めされて位置固定
される。次に、ばね部材4がケース2内に入れられる。
ばね部材4は、他端4bが直線溝部22bに位置規制さ
れた状態に配置され、一端4aが軸部材3のケース2内
への組み付け時に付勢圧の発現方向へ捻られつつ係止溝
36に係止される。
【0020】即ち、軸部材3は、連結軸部35側からケ
ース2内に挿入されてばね部材4のコイル内を通過し、
ダンパーユニット6の内径(筒部分62a及び外筒60
内径に挿通し)を串差し状態に通過する少し手前で、一
端4aを係止溝36に係止して略30度程回転しなが
ら、更に押し込んで連結軸部35を連結孔53cに差込
係合される。その後、軸部材3は、スプリングピン7が
ケース2の円弧溝部22aから取付穴37に固定される
ことでケース2に組み付けられる。回動装置1はこのよ
うに容易に組立られる。組立状態において、カム部材5
3は、段差25dに当接して位置規制された状態で軸部
材3の回動に連動して回動される。軸部材3は、筒部分
62aに軸部34を圧入していると共に規制片部62b
同士の間に突起39を係合し、回動時にはダンパーユニ
ット6の制動力を出力軸62を介し受ける。また、第1
形態では、ラッチユニット5のハウジング55の後側が
ケース2Aから突出している。第2形態では、前記ハウ
ジング55がケース2B内に完全に収まっていて、ケー
ス2の他端2bが延長筒部25dで開口している。
【0021】(使用態様)以上の回転装置1は、ケース
2が本体10に不動状態に取り付けられると共に、軸部
材3の枢軸部31が回転体11に不動状態に取り付けら
れる。ここで、本体10は、各種の機器類や収納装置の
ハウジングであり、回動装置1A,1Bを配置する配置
部10aが各ケース2A,2Bに対応して設けられる。
回転体11は、本体10の開口部を開閉する扉やリッド
等であり、軸部材3の枢軸部31が係合される係合穴1
1aが設けられる。即ち、本体10及び回転体11は、
例えば、図15(a)の様な機器等の本体70A及び回
転体71Aであったり、図16(a)の様な収納装置等
の本体70B及び回転体71Bを想定している。そし
て、第1形態の回動装置1Aにおいては、図2の如く前
記フランジ部21が設置部10aに位置決め配置された
後、ねじ等の止め部材8を用いて取り付けられる。回転
体11は、枢軸部31が係合穴11aに係合結合されて
枢軸部31を支点として回動可能に保持される。なお、
回転体11は、通常、一方側が係合穴11aと枢軸部3
1との結合関係にあり、他方側が本体10側の対応部と
の間で図1の如く軸部13を介し回動可能に連結され
る。これに対し、第2形態の回動装置1Bは、係止脚部
28が設置部10aに設けられる係合穴に対し押し込め
方式で挿入されて弾性係止爪29を介し取り付けられ
る。回転体11は、枢軸部31が係合穴11aに係合結
合されて枢軸部31を支点として回動可能に保持され
る。回転体11は、一方側が係合穴11aと枢軸部31
との結合関係にあり、他方側が本体10側の軸部12が
延長筒部25dと回動自在に嵌合している。また、各形
態例では、回転体11の回動角Zが本体10(開口部
等)に対し約120度回動される例である。但し、回転
体11の回動角Zは、円弧溝部22aやカム溝54等を
少し変えるだけで適宜に変更可能である。
【0022】(作動)以上の回動装置1は、回転体11
がばね部材4の付勢力によって開位置へ移動しており、
該開位置からばね部材4の付勢力に抗し押し操作されて
本体10の閉位置(本体10の開口部を閉じた位置等)
にラッチユニット5を介し保持される。即ち、作動的に
は、回転体11の閉位置方向への回動操作によりストラ
イカー51が上記した軸部材3、カム部材54、ピン5
2の関係でハウジング55側へ摺動されて、係合突起5
1bが摺動体57に突き当たり、図3や図10の(b)
の如く上記した不図示のスプリングの付勢力に抗して該
摺動体57をハウジング55の奥へ摺動する。これと連
動して、両係止片56はハウジング55内に引き込まれ
つつ係合突起51bを間に挟み込む。同時に、トレース
ピン59aとハートカム溝58との係合によって対の係
止片56が後退位置で係止されて、回転体11を閉位置
に保持する。この係止を解除するには、回転体11を更
に閉位置方向へ押し操作することにより、図3や図10
の(a)の如くトレースピン59aとハートカム溝58
との係合が外れ、同時に摺動体57が前記スプリングの
付勢力により押されて、両係止片56をハウジング55
前方へ突出する。この結果、係合突起51bは、両係止
片56による挟み込みから外れて係止状態が解除され
る。このような係止機構を採用すると、ケース2への組
み付け性がよく、ケース2内におけるストライカー51
との位置関係を少ないスペースで確保できる。そして、
回転体11は、各回動時において、ケース2内のダンパ
ーユニット6の制動作用を軸部材3を介し受けて緩やか
に回動される。このような構造では、ばね部材4及びダ
ンパーユニット6とラッチユニット5がケース2内に直
列に配置されるため、ケース2内にコンパクトに収まる
と共に軸部材3との関係も確実かつ容易に得られる。ま
た、回動装置1は、各形態例から分かる如く、ケース2
だけを変更するだけで用途に応じた全く異なる外形状の
ものとして製作されるため、汎用性に優れている。
【0023】なお、本発明は請求項1に記載の技術要素
を除いて、上記各形態を基にして必要に応じ変形可能な
ものである。その一例としては、第1形態と第2形態の
本体10への取付構造を逆にしたり、それ以外の取付構
造を採用することである。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の回動装置
は、枢軸部を形成している軸部材と共にばね部材及びラ
ッチユニットとダンパーユニットをケース内に内蔵して
ユニット化されており、従来品に比べて多機能化を図っ
て適用機器や装置の使い勝手と商品価値の向上に寄与で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1形態の回動装置を示す断面構成
図である。
【図2】 図1(a)の左側から見た側面図及び回動装
置の配置図である。
【図3】 図1の回動装置の要部作動を示す断面図であ
る。
【図4】 図1の回動装置を構成している構成部材を示
す図である。
【図5】 図4の構成部材のうち、主部材の関係を示す
外観図である。
【図6】 図1の回動装置を構成しているケース単品の
断面図である。
【図7】 図6のケースの側面と複数箇所で断面した図
である。
【図8】 本発明の第2形態の回動装置を示す断面構成
図である。
【図9】 図8(a)の左側から見た側面図及び回動装
置の配置図である。
【図10】 図8の回動装置の要部作動を示す断面図で
ある。
【図11】 図8の回動装置を構成している構成部材を
示す図である。
【図12】 図11の構成部材のうち、主部材の関係を
示す外観図である。
【図13】 図8の回動装置を構成しているケース単品
の断面図である。
【図14】 図13のケースの側面と複数箇所で断面し
た図である。
【図15】 従来構造を示す説明図である。
【図16】 従来構造の他の例を示す説明図である。
【符号の説明】
1,1A,1B…回動装置 2,2A,2B…ケース(2aは一端、2bは他端) 3…軸部材(31は枢軸部、32は径大軸部、35は連
結軸部) 4…ばね部材(4aは一端、4bは他端) 5…ラッチユニット 6…ダンパーユニット(61はハウジング61、62は
出力軸) 10…本体(10aは設置部、12,13は軸部) 11…回転体(11aは係合穴) 51…ストライカー 52…ピン 53…カム部材(54はカム溝) 55…ハウジング(プッシュ・プッシュ係止機構) 56…係止片(プッシュ・プッシュ係止機構)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転体を本体に対し閉位置と開位置に回
    動可能に枢支する枢軸を有する回動装置において、 前記本体に取り付けられる略筒形のケース、及び前記ケ
    ース内に挿入されて回動可能に組み付けられた状態で、
    前記枢軸に相当する枢軸部を前記ケースの一端側開口か
    ら突出している軸部材と、 前記ケース内に配置されて前記軸部材を一方向へ付勢し
    ているばね部材と、 前記ケース内に配置されて前記回転体の閉位置方向への
    押し操作により前記回転体を閉位置に係止し、当該回転
    体の更なる押し操作により前記係止を解除可能なラッチ
    ユニットと、 前記軸部材のうち、前記ケース内に挿入される軸部分に
    串差し状態に配置された制動用のダンパーユニットとを
    備えていることを特徴とする回動装置。
  2. 【請求項2】 前記ラッチユニットは、前記軸部材の回
    動に連動して軸部材の軸線方向に摺動されるストライカ
    ー、及び前記ケースに取り付けられて前記回転体の閉位
    置方向への押し操作により前記ストライカーを係止し、
    当該回転体の更なる押し操作により前記係止を解除可能
    なプッシュ・プッシュ係止機構からなる請求項1に記載
    の回動装置。
  3. 【請求項3】 前記ケース内に配置されて、前記軸部材
    と連結されたカム溝付きのカム部材を有し、前記ストラ
    イカーが前記カム溝と嵌合しているピンを介し摺動され
    る請求項2に記載の回動装置。
  4. 【請求項4】 前記ストライカーは軸部の先端に係合突
    起を有し、前記カム部材は前記ストライカーの軸部を内
    部に入れる略筒形からなり、前記ピンは前記ストライカ
    ーの軸部に突出されて前記カム溝を介し前記ケース内に
    設けられたガイド溝に沿って動く請求項3に記載の回動
    装置。
  5. 【請求項5】 前記ダンパーユニットは、ハウジング及
    び出力軸を有し、前記ハウジングが前記ケース内に位置
    固定され、前記出力軸が前記軸部材の対応軸部に位置固
    定されている請求項1から4の何れかに記載の回動装
    置。
  6. 【請求項6】 前記軸部材は、一端から他端側に向け
    て、前記枢軸に相当する枢軸部、前記ケースの一端側開
    口をほぼ閉じる径大軸部、前記ばね部材を外周に配置す
    るばね用軸部、前記ダンパーユニットを軸装するダンパ
    ー用軸部、前記カム部材の対応部に連結される連結軸部
    とからなる請求項3から5の何れかに記載の回動装置。
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