JPH1181776A - 扉 錠 - Google Patents

扉 錠

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JPH1181776A
JPH1181776A JP25768397A JP25768397A JPH1181776A JP H1181776 A JPH1181776 A JP H1181776A JP 25768397 A JP25768397 A JP 25768397A JP 25768397 A JP25768397 A JP 25768397A JP H1181776 A JPH1181776 A JP H1181776A
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lock
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lock rod
rod
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Toshihiro Fujiwara
俊裕 藤原
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Goal Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 錠ケースに内蔵される構成部品を少なくする
と共に、部品を大きくして頑丈に構成し強度を大きくす
ることによって、構成部品の組み付け作業を簡便化する
とともに、部品代等を安価とし、耐久性にも優れ、さら
にレバーハンドルを使用した場合に、該レバーハンドル
の回転角度が小さくできるようにする。 【解決手段】 錠ケース1の収納室4の上部と下部のい
ずれか一方側に錠杆10を出没自在に設けるとともに、
他方側にハブ30の枢軸31を枢支する。錠杆10に形
成した係合部18に係合される作動部34を有するハブ
30を、ハンドル操作による回動方向とは反対方向に付
勢するハブバネ40を該ハブ30自身に直接に掛ける。
さらに、ハブ30の回転中心Oと、前記ハブ30のアー
ム33の先端に形成された作動部34との距離Lは、ハ
ブ30の操作軸挿入孔32に挿入された操作軸7の回転
角度が小さくできるように長くしてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、扉錠、特に、常時
は後退方向に付勢されている錠杆を、扉閉鎖時には磁石
(永久磁石の意味であって本明細書では単に磁石とい
う)の磁性吸引力によって突出させて施錠するようにし
た扉錠に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の扉錠としては、本願出願
人が出願した特願平8ー135861号の明細書及び図
面に記載されたものが提案されている。
【0003】上記従来の扉錠は、図15に示す如く、上
下幅を短くかつ左右長手方向幅を長くした細長の長方形
状の錠ケース01内に、少なくとも錠杆02と錠杆バネ
03とテールピース04とハブ05とテールピースバネ
06とを直列的に配設し、前記錠杆02は錠杆バネ03
により常時には後退方向に付勢され、かつハンドル(ハ
ブやレバーハンドル)操作によりハブ05を介して後退
されるように錠ケース01内に出没自在に設けてある。
また、錠杆02の後部とハブ05との間には錠杆補助片
020を設け、この錠杆補助片020には前記錠杆バネ
03の付勢力よりは強く常時は錠杆02が突出する方向
へ付勢した錠杆補助片バネ021を設けている。さら
に、前記錠杆02の少なくとも一部は磁性体又は磁石0
7で構成するとともに、扉閉鎖時に前記錠杆02を突出
して係合する係合孔011を有する扉枠側の受部材01
0には、磁石または磁性体012を設けている。そし
て、扉閉鎖時に前記錠杆02側の磁性体又は磁石07と
受部材010側の磁石又は磁性体012との磁性吸引力
によって、前記錠杆バネ03による後退方向への付勢力
に打ち勝って、錠杆02を突出させて受部材010の係
合孔011に係合させ施錠するようにしてなるものであ
る。
【0004】図15で、05a、05bはハブ05に形
成した作動部で、閉扉施錠状態時においてノブやレバー
ハンドルの操作軸030を回動することにより、テール
ピース04の後部に設けた係合用突起部04a、04b
に係合させ、前記錠杆に設けた磁性体または磁石07と
受部材010に設けた磁石又は磁性体012との磁性吸
引力による錠杆02の突出方向への付勢力に抗して錠杆
02を後退作動させて解錠することができる。この場
合、ハブ05の操作軸挿入孔(操作軸030)の中心
と、ハブ05に形成された作動部05a、05bとの距
離は、錠ケース01の上下幅が狭いために短い構成であ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記従来の
扉錠では、(イ) ハブ05に該ハブ05自身を回動可
能に付勢するためのバネを直接に掛けたいのであるが、
前述した如く錠ケース01の上下幅が短いので、左右長
手方向に前記テールピース04を設け、このテールピー
ス04の後部位置にテールピースバネ06を設けざるを
得なかった。また、錠杆補助片バネ021を取り付ける
ための錠杆補助片020も必要であった。従って、上記
従来の扉錠では、これらのテールピース04やテールピ
ースバネ06や錠杆補助片020などの構成部品が必要
であるとともに、構成部品の組み付け作業も面倒で時間
がかかった。
【0006】(ロ) さらに、上記従来の扉錠では、ハ
ブ05の操作軸030の中心とハブ05の作動部05
a、05bとの距離は短いため、前記操作軸030に連
結したレバーハンドルを回動して解錠操作する場合に、
該レバーハンドルの回転角度が大きくなるという、問題
があった。
【0007】本発明は、上記従来の問題点を解消しよう
とするものであって、錠ケースを所謂ケースロック錠と
して、従来のテールピースやテールピースバネや錠杆補
助片などを省略し、錠ケースに内蔵される構成部品を少
なくすると共に、部品を大きくして頑丈に構成し強度を
大きくすることによって、構成部品の組み付け作業を簡
便化するとともに、部品代等を安価とし、耐久性にも優
れ、さらにレバーハンドルを使用した場合に、該レバー
ハンドルの回転角度が小さくできるようにした扉錠を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、錠杆バネにより常時は後退方向に付勢さ
れ、かつハンドルの操作によりハブを回動することによ
り後退されるように錠ケース内に出没自在に設けた錠杆
と、前記錠杆の少なくとも一部に設けた磁性体又は磁石
と、扉閉鎖時に前記磁性体又は磁石と対向する扉枠側の
受部材に設けた磁石又は磁性体とを備え、扉閉鎖時に前
記錠杆側の磁性体又は磁石と受部材側の磁石又は磁性体
との磁性吸引力によって、前記錠杆バネによる後退方向
への付勢力に打ち勝って錠杆を突出させて受部材の係合
孔に係合させ施錠するようにしてなる扉錠において、錠
ケースの収納室の上部と下部のいずれか一方側に錠杆を
出没自在に設けるとともに、他方側にハブの枢軸を枢支
し、前記錠杆に形成した係合部に係合される作動部を有
するハブを、ハンドル操作による回動方向とは反対方向
に付勢するハブバネを該ハブ自身に直接に掛け、さら
に、前記ハブの回転中心と、前記ハブのアームの先端に
形成された作動部との距離は、ハブの操作軸挿入孔に挿
入された操作軸の回転角度が小さくできるように長くし
てあることを特徴とする。
【0009】ここで、錠杆バネにより常時は後退方向に
付勢された錠杆とは、開扉状態において錠杆が錠杆バネ
により常時に後退方向に付勢されていることを意味す
る。換言すると、開扉解錠状態時には、錠杆は錠杆バネ
により該錠杆の先端部が錠ケースの前面に設けたフロン
ト板の前面より閉扉時には、受部材(受座)に当接して
後退し得る範囲内で少し突出しているか又は没入してい
るか或いは同一面(つまり錠杆の先端部がフロント板の
前面より例えば5mm〜ー1mmであること。)である
状態(この状態を中立状態ともいう。)にある。閉扉施
錠状態時には、前記中立状態の錠杆が前記磁性吸引力に
より前進状態となり施錠される。この前進状態時におい
てノブやレバーハンドルからなるハンドルを介してハブ
を解錠方向に回動して錠杆を後退して後退状態とするこ
とで解錠される。
【0010】また、錠杆の少なくとも一部に設けた磁性
体または磁石は、相手方の受部材に設けた磁石または磁
性体との磁性吸引力が最大限に働くように、錠杆の頭部
に設ける方が好ましいが、本発明ではその取付位置を限
定するものではない。
【0011】扉閉鎖時において、錠杆側の磁性体又は磁
石と、受部材側の磁石又は磁性体との磁性吸引力によっ
て、錠杆を突出させて受部材の係合孔に係合させ施錠す
る態様としては次の如きものが挙げられる。
【0012】すなわち、第1例としては、錠杆の一部
(頭部)を、鉄やニッケルやマンガン等の磁性体で構成
するとともに、相手方の受部材側には磁石を設ける。第
2例としては、錠杆の一部に磁石を設けるとともに、相
手方の受部材側に磁性体を設ける。上記のうち、第1例
のものは、開閉される扉に設けた錠ケースに特別な構成
部材を設ける必要がなく、常時固定される扉枠側の受部
材に磁石を設けるものであるから、最も好適である。
【0013】錠ケースは、所謂ケースロック錠として用
いられている大きさの錠ケースを指称する。従って、前
記従来例の特願平8ー135861号の発明で示された
ような所謂チューブラー状の錠ケースの如く上下幅が短
く左右長手方向幅が長い錠ケースを除く意味である。
【0014】ハブの当接部が当接する錠ケースに設けた
柱と、ハブの作動部が当接する錠杆の係合部とは消音材
で形成されている。この消音材としては、ゴム製や軟質
で弾性を有するプラスチック製などの消音材料で製作す
る方が好ましい。
【0015】なお、錠杆の先端部には、周知の如くテー
パ面を形成するか、錠杆の頭部側にローラーを回動自在
に軸着して、該テーパ面又はローラーの前端面を、開扉
状態時において錠ケースの前面に設けたフロント板の前
面より5mm〜0mmの範囲内にあるように設ける方が
好ましい。すなわち、一般的に用いられている錠杆の前
端面またはローラーの前端面は、開扉状態時において錠
ケースのフロント板の前面より略10mm程度突出して
いるため、この突出部分に衣服などが引っ掛かりまたは
子供などの顔面に当たる危険があるなどの難点があった
が、上記構成によれば、このような難点が解消される。
上記数値に限定されず、該錠杆又はローラーの前端面が
錠ケース内に没入している場合であってもよい。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態例を図
1〜図8に基づいて以下に説明する。図1は本発明の扉
錠の開扉状態を示す一部を断面した平面図、図2は図1
の縦断面図、図3は閉扉途中の状態の一部を断面で示し
た平面図、図4は図3の縦断面図、図5は閉扉施錠状態
の一部を断面で示した平面図、図6は図5の縦断面図、
図7は施錠状態からハンドル操作により錠杆を後退して
解錠した状態の一部を断面で示した平面図、図8は図7
の縦断面図である。
【0017】1は一端側を枢支された扉aの自由端側の
彫り込み部に収容された錠ケースであって、この錠ケー
ス1は上下幅である縦の長さと左右長手方向幅である横
の長さとの比を同一又は大差のない大きさとしたケース
ロック錠用のケースとしてある。この錠ケース1は、フ
ロント裏板1cを一体に形成した錠ケース本体1aと錠
ケース蓋1bとを重ね合わせて結合しているとともに、
錠ケース1のフロント裏板1cをフロント板2で抱いて
両者1c、2を結合している。上記錠ケース1のフロン
ト板2の上下部を扉aにネジ3、3で固定している。
【0018】錠ケース本体1aと錠ケース蓋1bとは共
に断面コ字状で、両者1a、1bの内部に収納室4が形
成されている。なお、錠ケース本体1aと錠ケース蓋1
bの一方は断面コ字状で他方は板でもよい。錠ケース本
体1aの後部側壁と錠ケース蓋1bの後部側壁とにはハ
ブ30の枢軸31を貫挿して保持されるハブ挿通孔(図
示せず)が形成されている。
【0019】錠ケース1の収納室4の上部には、フロン
ト板2及びフロント裏板1cの挿通孔5から錠杆10が
出没自在に設けられている。すなわち、前記錠杆10
は、後述する受部材60側に設けた磁石70の吸引力よ
りも付勢力の弱い錠杆バネ11により常時には後退方向
に付勢され、かつレバーハンドルやノブ等のハンドル操
作によりハブ30を介して後退されるように錠ケース1
内に出没自在に設けられている。
【0020】前記錠杆バネ11は、本実施形態では、錠
ケース1の収納室4上部に左右のバネ受部6a、6bに
より形成したバネ収納空間6において、錠杆10の上部
壁より突設したバネ受12の前方には錠杆10が後退方
向に付勢される第1錠杆バネ11aを、後方には錠杆が
前進方向に付勢される第2錠杆バネ11bを設けてい
る。第1錠杆バネ11aと第2錠杆バネ11bの錠ケー
ス1への組み付け方としては、特に限定するものではな
いが、この実施形態では、図1や図2及び図14に示す
如く、第1錠杆バネ11aはバネ受部6aと錠杆のバネ
受12との間に設けるとともに、第2錠杆バネ11bは
錠ケース1のバネ収納空間6の後部に段設した収納部6
dに嵌装して、該第2錠杆バネ11bをバネ受部6bと
6c間内で伸縮されるようになっている。
【0021】従って、開扉状態時においては、第1錠杆
バネ11aより強い付勢力の第2錠杆バネ11bは、錠
ケース1に設けたバネ受部6cに当接して錠杆10の所
定量以上の突出を阻止している。そして、第1錠杆バネ
11aによって錠杆10は後退方向に付勢され、錠杆1
0はフロント板2前面から、S寸法だけ突出した状態に
保持されている。このとき、第1錠杆バネ11aが第2
錠杆バネ11bの付勢力に打ち勝って図2の中立状態で
は錠杆10が後退することはない。前記バネ受部6cの
形成位置を変えることによって、錠杆10の設定突出量
Sを調節することができる。
【0022】錠杆10の形状は、本発明では限定されな
いのであるが、本実施形態では、プラスチック等の非磁
性体からなる内側錠杆柄13と、内側錠杆柄13の頭部
を除く外周壁部を囲むようにして結合し、かつ鋼板等の
磁性体からなる外側錠杆柄14と、該外側錠杆柄14の
頭部を少し前方へ突出し、その突出部間に磁性体からな
る金属製の軸15で回転自在に軸支された鋼板等の磁性
体からなるローラーパイプ16と、このローラーパイプ
16で回転可能に設けられ、かつゴムや軟質合成樹脂な
どの消音材料で製作されたローラー17とからなってい
る。
【0023】錠杆10は錠杆柄13の先端部に軸15に
より枢支されたローラー17により構成され、図1に示
すように、ローラー17の軸線17aの位置は受部材6
0の当接面60a(閉扉時にローラー17が最初に受部
材60と当接する面)より扉側に位置するようにしてあ
り、閉扉時に錠杆10(ローラー17)は上記受部材6
0の当接面60aに押されて錠本体内に後退する(図
3)。
【0024】扉aを完全に閉めた状態では、図5、図6
のように錠杆10(ローラー17)が磁力により突出し
て受部材60の係合孔61に係合する。この時、ローラ
ー17の先端が係合孔61の底部61bに当接してそれ
以上の突出が阻止されるようにしてある。そして、ロー
ラー17の軸線17aの位置は、受部材60の係合孔6
1の扉が開放方向に押された時にローラー17に当接す
る当接面61aと少くとも同じ位置あるいは当接部61
aよりも枠側の方に位置するようにしてある。そのた
め、扉aと扉枠bとの間の隙間寸法(チリ寸法)の長短
に関係なく常に安定した施錠状態が得られる。また、当
接部10aは、ローラー17の軸線17aと同一線上又
は後方(錠ケース1側)位置の錠杆10に形成されてい
るので、ローラー17はその半径又は半径より大きい部
分が係合孔61内に突出して係合しているため、図6の
状態で開扉方向に風圧などの側圧が作用しても該ローラ
ー17が後退しないので、不用意に開扉することがな
い。
【0025】錠ケース1の収納室4の下部には、ハブ3
0の枢軸31が貫挿されて錠ケース1に枢支されてい
る。
【0026】ハブ30の形状は、特に限定されないが、
本実施形態では図2、図4、図6及び図8に示す如く、
レバーハンドルやノブのハンドル(図示せず)の操作軸
7が嵌挿される操作軸挿入孔32を有する前記枢軸31
と、枢軸31の上部に一体に延設したアーム33の先端
に形成した作動部34と、作動部34の回動範囲を規制
する第1当接部35と第2当接部36とが形成されてい
る。
【0027】また、前記ハブ30には枢軸31より下部
前方に向けてバネ受部37が延設されており、このバネ
受部37の裏面側に折曲片38が形成されている。一
方、錠ケース本体1a内には前記バネ受部37より前方
の下部位置にネジ穴つきのねじ柱41が固着され、この
ネジ柱41にハブバネ40が取り付けられている。この
ハブバネ40の一端部を前記ハブ30の折曲片38に直
接に掛け、該ハブバネ40の付勢力によってハブ30の
作動部34をハンドル操作による回動方向とは反対方向
(図2では反時計方向)に付勢されている。
【0028】なお、図2、図4、図6及び図8で、4
2、43は41と同様にネジ穴つきのネジ柱であり、こ
れらのネジ柱41、42、43は、錠ケース本体1aに
錠ケース蓋1bを被蓋してからネジ44で固定する。
【0029】図6に示す如く閉扉施錠状態において、ハ
ンドルを介してハンドルの操作軸7を解錠方向(時計方
向)に回動することによって、ハブ30の作動部34が
錠杆10の係合部18に係合して錠杆10が第2錠杆バ
ネ11bに抗して後退されて図8の如く解錠状態とな
り、扉aを開くことができる。
【0030】前記ハブ30の枢軸31に形成された操作
軸挿入孔32の中心つまり回転中心Oと、前記ハブ30
のアーム33の先端に形成された作動部34との距離L
は、ハブ30の操作軸挿入孔32に挿入された操作軸7
の回転角度が小さくできるように長くしてある。前記距
離Lは、錠杆10のフロント板2からの出没ストローク
量、操作軸7の所望回転角度、或いは錠のフロント面か
らハブ30の回転中心までの水平距離を示すバックセッ
トの長さ等の相関関係を考慮して、できるだけ長くして
ある。
【0031】枠又は柱等の扉枠b側に設けた受部材60
には錠杆10と対向する位置に係合孔61を形成し、こ
の係合孔61側の受部材60には扉閉鎖時に前記錠杆1
0に設けた磁性体14、15、16と対向する磁石70
を設けている。
【0032】従って、図5及び図6のように、扉aが完
全に閉鎖された状態になると、錠杆10側の磁性体1
4、15、16と受部材60側の磁石70との磁性吸引
力によって、前記第1錠杆バネ11aによる後退方向へ
の付勢力に打ち勝って、錠杆10を突出させて該錠杆1
0が受部材60の係合孔61に係合され施錠される。こ
の場合に、錠杆10(ローラー17)の当接部10a
が、受部材60の係合孔61の開口縁前面に形成された
当接面61aに必ず当接するまで、該錠杆10が係合孔
61内に突出するようにすると、チリ寸法(扉枠と扉と
の隙間寸法)に関係なく確実に施錠される。
【0033】受部材60の具体的な構成は、前記磁石7
0と係合孔61とを設けてある限り任意に選定できるも
のであるが、この実施形態では次のように構成してい
る。すなわち、受部材60は、扉枠bにネジ63で固定
された箱受62と、箱受62の中央部に形成された凹部
64に錠杆10の磁性体14、15、16と対向して磁
石70を配置し、該磁石70を保持する蓋板65とから
なっている。蓋板65の錠杆10の磁性体14、15、
16と対向する側の一部分は開口され、この開口部から
磁石70が見えるようになっている。上記蓋板65はネ
ジ66で箱受62に固定されている。
【0034】図中、80は錠ケース1内に設けた柱であ
って、この柱80は、開扉解錠状態時にハブ30の第1
当接部35が当接して、ハブ30が反時計方向にそれ以
上回動できないようにすると共に、また閉扉施錠状態か
らハンドル操作によりハブ30を解錠方向に回動する時
に、ハブ30の第2当接部36が当接してハブ30が時
計方向にそれ以上回動できないようにする。81、82
はハンドルの座の取付柱(図示せず)を挿通するための
第1貫通孔、第2貫通孔である。
【0035】
【作用】上記実施形態における作用を図1〜図8に基づ
いて以下に説明する。 図1と図2は開扉解錠状態を示している。この開扉
時には、錠杆10の第2錠杆バネ11bによる突出方向
への付勢は、バネ受部6cによって止まっており、第1
錠杆バネ11aによって後退方向に付勢されている。錠
杆10に設けた磁性体14、15、16の対向位置に
は、受部材60に設けた磁石70は存在しないので、両
者(14〜16と70)の磁性吸引力は作用しない。従
って、錠杆10は第2錠杆バネ11bの付勢力によって
後退状態に保持され、閉扉されない限り錠杆10が設定
突出量S以上突出されることがない(図2参照)。な
お、上記設定突出量Sは、本実施形態では5mmとして
いるが、錠ケース及び錠ケース蓋に設けた強い第2錠杆
バネ11bのバネ受部6cの位置によって錠杆10の設
定突出量Sを調節することができる。
【0036】 上記開扉解錠状態から、扉aを閉鎖し
て行く際に、受部材60の接触面67(図3参照)に対
して、錠杆10の前端面10b(ローラー17の前端面
でもある)を接触しながら、錠杆10を受部材60の係
合孔61に係合するまでの閉扉途中においては、図3と
図4に示す如き状態となる。すなわち、この時は、前記
開扉状態より錠杆10が第2錠杆バネ11bの付勢力に
抗して少し後退する。
【0037】 前記閉扉途中の状態から、扉が完全に
閉められると、図5と図6に示すように、錠杆10の頭
部が受部材60の係合孔61に完全に一致すると、錠杆
10側の磁性体14、15、16と受部材60に設けた
磁石70との磁性吸引力によって、前記錠杆バネ11に
よる後退方向への付勢力に打ち勝って、錠杆10を同図
の如く最大限位置まで突出させて受部材60の係合孔6
1に係合させ施錠する。このとき、錠杆10であるロー
ラー17の軸線17aの位置は当接面61aと同じ位置
あるいは、それ以上扉枠b側の方に位置するようにして
あるので(図5参照)、ノブやレバーハンドル等のハン
ドルを回動して錠杆10を後退しない限り、解錠されな
い。
【0038】 図5及び図6に示す閉扉施錠状態か
ら、図1及び図2に示すように開扉解錠状態とするに
は、図7及び図8に示す如く、ノブやレバーハンドル等
のハンドル(図示せず)をハブバネ40の付勢力に抗し
て図面上時計方向に回動し、ハンドルの操作軸7によっ
て、ハブ30の作動部34と錠杆10の係合部18との
係合により、錠杆10の磁性体14、15、16と受部
材60側の磁石70とによる施錠方向への磁性吸引力お
よび第2錠杆バネ11bに抗して錠杆10を図7および
図8の如く後退させて解錠状態とする。すなわち、この
時には錠杆10の頭部(ローラー17の頭部)は係合孔
の当接面61aと係止が解除されているので(図7参
照)、そこで扉aを開放することができる。
【0039】 開扉した後、ハンドルから手を離す
と、ハブ30はハブバネ40の付勢力によって、元の図
1及び図2の開扉状態に復帰する。ハンドルもその操作
軸7を介して一体的に回動され元の状態に復帰する。錠
杆10も錠杆バネ11の付勢力により最小の突出量とな
るように元の状態に復帰する。
【0040】図9〜図13は本発明の第2の実施の形態
例を示す。図9は開扉状態の縦断面図、図10は閉扉途
中の縦断面図、図11は閉扉施錠状態の縦断面図、図1
2は施錠状態からハンドル操作により錠杆を後退して解
錠した状態の縦断面図、図13は錠杆10の係合部の斜
視図である。
【0041】この第2の実施形態の扉錠は、ハブ30の
当接部が当接する錠ケース1に設けた柱80と、ハブ3
0の作動部34が当接する錠杆10の係合部18とは、
ウレタンラバー(エラストマー)やネオプレン(クロロ
プレンゴムの商品名)等の合成ゴム等からなる消音材9
0で形成している点と、錠ケース1をなす錠ケース本体
1aと錠ケース蓋1bとがそれぞれ合成樹脂製で造られ
ているとともに、錠ケース1の内部構造の点において、
前記第1の実施形態の扉錠と顕著に異なり、その他の構
成は図1〜図8のもの同様である。従って、図9〜図1
2において図1〜図8と同一のものは同一符合を付して
いる。
【0042】すなわち、消音材90で形成あるいは被覆
された柱80は、錠ケース本体1aと錠ケース蓋1bと
に対向して形成された筒部91、91(ただし錠ケース
蓋1bの筒部は図示せず。)同士間に挟持してある。そ
して、この柱80には、扉開放時(図9)、閉扉途中時
(図10)及び閉扉時(図11)においてハブ30の第
1当接部35が当接し、閉扉施錠状態からハンドル操作
によりハブ30を解錠方向に回動して解錠する時におい
てハブ30の第2当接部36が当接して、ハブ30の当
接部35、36と柱80との当接時の騒音の発生を防止
している。
【0043】また、錠杆10の係合部18は、内・外両
側の錠杆柄13、14とは別体で構成され、内側錠杆柄
13及び外側錠杆柄14の後部に形成した突起部13
a、14aの前方位置に形成された凹部(図示せず)に
弾性的に嵌合して取り付けてある。すなわち、この係合
部18の形状は特に限定しないが、本実施形態では図1
3に示す如く、基板部18aと、該基板部18aの後端
に対し交差するように突出した当接部18bと、基板部
18aの上面に垂直方向に延設した垂直部18cとから
なっている。従って、図12の如くハブ30を解錠方向
に回動した時には、ハブ30のアーム33先端の作動部
34は前記係合部18の当接部18bに当接され、その
当接時の騒音の発生も防止される。
【0044】なお、係合部18は、上記の如く別体とす
ることなく、後部を消音材で形成した内・外両側の錠杆
柄13、14の後部に一体に構成するともできる。
【0045】この第2実施形態における各構成部材の作
用は、上述の消音作用がある点を除外すると、第1実施
形態と同様であるので、説明を省略する。
【0046】なお、消音材90として、図9〜図13で
は柱80と係合部18を消音材料で形成したが、該柱8
0と係合部18を消音材料で形成することなく、前記柱
80と係合部18とが当接するハブ30の当接部(3
5、36)と作動部34を少なくとも消音材料で形成す
ることもできる。
【0047】
【変形例等】両実施形態では、錠杆バネ11は錠ケース
1の収納室の上端側に設けられているが、内側錠杆柄1
3の中途に取付空間を形成して該取付空間内に設けるな
ど適宜設計変更できる。
【0048】また、上記両実施形態のほかに、錠杆10
の少なくとも一部に磁石を設けるとともに、相手方の受
部材60側に磁性体を設ける構成も実施できる。
【0049】
【発明の効果】
(1) 請求項1の発明によれば、扉閉鎖時に錠杆側の
磁性体又は磁石と受部材側の磁石又は磁性体との磁性吸
引力によって、錠杆を突出させて受部材の係合孔に係合
させ施錠するようにしてなる扉錠において、錠ケースの
収納室の上部と下部のいずれか一方側には、少なくとも
一部に磁性体または磁石を設けた錠杆を出没自在に設け
るとともに、他方側にハブの枢軸を枢支し、所謂ケース
ロック錠を採用してなるから、従来例のチューブラー錠
に用いられていたテールピースやテールピースバネや錠
杆補助片などを省略し、錠ケースに内蔵される構成部品
を少なくするとともに、部品を大きくして頑丈に構成し
強度を大きくすることによって、構成部品の組み付け作
業が簡便化できるばかりか、部品代等が安価となりかつ
耐久性にも優れた扉錠が提供できる。
【0050】(2) また、本発明は、錠杆に形成した
係合部に係合される作動部を有するハブを、ハンドル操
作による回動方向とは反対方向に付勢するハブバネを該
ハブ自身に直接に掛けてなるから、上記効果に加え、従
来例のテールーピースバネよりも付勢力の強いハブバネ
が使えるため、ノブに限らず、大きな回動力が作用する
レバーハンドルの使用も可能となる。
【0051】(3) さらに、本発明は、上記ケースロ
ック錠の構成に加え、ハブの回転中心と、前記ハブのア
ームの先端に形成された作動部との距離は、ハブの操作
軸挿入孔に挿入された操作軸の回転角度が小さくできる
ように長くしてあることから、ハンドルとしてレバーハ
ンドルを使用した場合に、該レバーハンドルの回転角度
が小さくできる。
【0052】(4) 請求項2の発明によれば、ハブの
当接部が当接する錠ケースに設けた柱と、ハブの作動部
が当接する錠杆の係合部とは消音材で形成してなるか
ら、ノブやレバーハンドル等のハンドルの回動操作時に
おいて、ハブと錠杆等との当接時の騒音が防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態例の開扉状態を示す一部
を断面した平面図である。
【図2】図1の縦断面図である。
【図3】閉扉途中の状態の一部を断面で示した平面図で
ある。
【図4】図3の縦断面図である。
【図5】閉扉施錠状態の一部を断面で示した平面図であ
る。
【図6】図5の縦断面図である。
【図7】施錠状態からハンドル操作により錠杆を後退し
て解錠した状態の一部を断面で示した平面図である。
【図8】図7の縦断面図である。
【図9】本発明の第2実施形態例の開扉状態の縦断面図
である。
【図10】閉扉途中の状態の縦断面図である。
【図11】閉扉施錠状態の縦断面図である。
【図12】施錠状態からハンドル操作により錠杆を後退
して解錠した状態の縦断面図である。
【図13】錠杆の係合部の斜視図である。
【図14】錠杆バネの収納空間近傍の部分斜視図であ
る。
【図15】従来例の縦断面図である。
【符号の説明】
1 錠ケース 2 フロント板 4 収納室 6 バネ収納空間 7 ハンドルの操作軸 10 錠杆 10a 錠杆の当接部 10b 錠杆の前端面 11 錠杆バネ 13 内側錠杆柄 14 外側錠杆柄(磁性体) 15 軸(磁性体) 16 ローラーパイプ(磁性体) 17 ローラー 17a ローラーの軸線 18 係合部 30 ハブ 31 枢軸 32 操作軸挿入孔 33 アーム 34 作動部 35 第1当接部 36 第2当接部 40 ハブバネ 60 受部材 61 係合孔 70 磁石または磁性体 80 柱 90 消音材 a 扉 b 扉枠 O 回転中心 S 設定突出量 L 距離

Claims (2)

    【整理番号】PG708215 【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 錠杆バネにより常時は後退方向に付勢さ
    れ、かつハンドルの操作によりハブを回動することによ
    り後退されるように錠ケース内に出没自在に設けた錠杆
    と、前記錠杆の少なくとも一部に設けた磁性体又は磁石
    と、扉閉鎖時に前記磁性体又は磁石と対向する扉枠側の
    受部材に設けた磁石又は磁性体とを備え、扉閉鎖時に前
    記錠杆側の磁性体又は磁石と受部材側の磁石又は磁性体
    との磁性吸引力によって、前記錠杆バネによる後退方向
    への付勢力に打ち勝って錠杆を突出させて受部材の係合
    孔に係合させ施錠するようにしてなる扉錠において、 錠ケースの収納室の上部と下部のいずれか一方側に錠杆
    を出没自在に設けるとともに、他方側にハブの枢軸を枢
    支し、 前記錠杆に形成した係合部に係合される作動部を有する
    ハブを、ハンドル操作による回動方向とは反対方向に付
    勢するハブバネを該ハブ自身に直接に掛け、 さらに、前記ハブの回転中心と、前記ハブのアームの先
    端に形成された作動部との距離は、ハブの操作軸挿入孔
    に挿入された操作軸の回転角度が小さくできるように長
    くしてあることを特徴とする扉錠。
  2. 【請求項2】 ハブの当接部が当接する錠ケースに設け
    た柱と、ハブの作動部が当接する錠杆の係合部とは消音
    材で形成されている請求項1の扉錠。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2440025A (en) * 2006-07-03 2008-01-16 Accesorios Y Resortes S L Magnetic lock with follower having two extensions
JP2008280752A (ja) * 2007-05-10 2008-11-20 Miwa Lock Co Ltd ラッチ錠
JP2014012949A (ja) * 2012-07-04 2014-01-23 Nagawasa Manufacturing Co Ltd 引戸錠
KR101990918B1 (ko) * 2018-05-23 2019-06-19 김기철 슬라이드형 연동도어 모티스

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