JP2002371532A - 布団篭およびその施工方法 - Google Patents

布団篭およびその施工方法

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JP2002371532A JP2001180647A JP2001180647A JP2002371532A JP 2002371532 A JP2002371532 A JP 2002371532A JP 2001180647 A JP2001180647 A JP 2001180647A JP 2001180647 A JP2001180647 A JP 2001180647A JP 2002371532 A JP2002371532 A JP 2002371532A
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桑原歓司
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡易な構造で以って曲線部の施工を容易に
かつ正確に行える布団篭およびその施工方法を提供する
こと。 【解決手段】 後網12または前網13を固定網体1
2aと可動網体12bの多重構造体で布団篭10を構成
する。この布団篭10を使用し、後網12または前網1
3を長さ調整して、現場で底網11の重ね代11aを設
定する。布団篭10の底網11の重ね代11aに別途の
布団篭10の底網11を重合させて施工法線の施工曲線
に沿って敷設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は護岸や擁壁に用いら
れる多段積み用の布団篭に関し、より詳細にはカーブ施
工に適した布団篭に関するものである。
【0002】
【従来の技術】箱形を呈する布団篭のユニット内に詰め
石して階段状に積み上げる段積み工法が知られている。
この種の工法に用いられる布団篭は種々提案されている
が、基本的に底網と、底網の周縁に立設した前網、後
網、側網および上口を閉鎖する蓋網とを具備し、前・後
網や側網は底網の各辺の全長に亘る長さに設定してあ
る。布団篭を敷設の凹凸に追従させるため、布団篭を菱
形金網で形成して適度の柔軟性を有してい、半完成品で
現場搬入した後に箱形に組み立てて使用している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記した布団篭にあっ
ては、次のような問題点がある。 <イ>施工法線が直線の場合は施工上特別問題ないが、
図11の一点鎖線に示すように施工法線が外カーブ
(A)又は内カーブ(B)のように曲線の場合は、隣り
合う多段積み用布団篭a,aの間に略三角形の隙間
bができ、その隙間bの閉鎖処理が必要となる。 <ロ>隙間bが小さい場合は金網の可撓性等を利用して
比較的に容易に対処できる。この隙間bが大きくなる
と、布団篭の障害となる網体の一部を切除して対処して
いるが、布団篭を現場で切断するには多くの時間と手間
がかかる。 <ハ>曲線部の施工方法として、施工法線の曲線に合わ
せて各布団篭の切除量を計算し、この計算に基づいて予
め工場等で製作した布団篭を用いることも知られてい
る。この方法の場合、寸法の異なる多種類の布団篭を製
造しなければならず、また各布団篭の敷設順位を管理す
る必要もあり敷設作業が非常に煩雑となる。そのうえ
に、現場状況等により必ずしも図面通りに敷設できると
は限らず、正確な施工法線に沿って敷設することが難し
い。
【0004】本発明は以上の点に鑑みて成されたもの
で、その目的とするところは簡易な構造で以って曲線部
の施工を容易にかつ正確に行える布団篭およびその施工
方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、請求項1に係
る発明は、底網の周縁に相対向して後網および前網を立
設し、前記前網と後網の間を横断方向に向けて側網を立
設して構成する多段積み用の布団篭であって、前記後網
を固定網体と可動網体の多重構造体で構成し、前記可動
網体をスライド操作して底網に重ね代を形成したことを
特徴とする、布団篭を提供する。請求項2に係る発明
は、前記請求項1において、前網の上端に補助蓋網を設
けたことを特徴とする、布団篭を提供する。請求項3に
係る発明は、前記請求項1において、前網の下端に補助
蓋網を設けたことを特徴とする、布団篭を提供する。請
求項4に係る発明は、底網の周縁に相対向して後網およ
び前網を立設し、前記前網と後網の間を横断方向に向け
て側網を立設して構成する多段積み用の布団篭であっ
て、前記前網を固定網体と可動網体の多重構造体で構成
し、前記可動網体をスライド操作して底網に重ね代を形
成したことを特徴とする、布団篭を提供する。請求項5
に係る発明は、前記請求項4において、前網の上端に補
助蓋網を設け、補助蓋網を固定網体と可動網体の多重構
造体で構成したことを特徴とする、布団篭を提供する。
請求項6に係る発明は、前記請求項4において、前網の
下端に補助蓋網を設け、補助蓋網を固定網体と可動網体
の多重構造体で構成したことを特徴とする、布団篭を提
供する。請求項7に係る発明は、布団篭を横方向に隣接
して敷設しながら、各布団篭内に中詰材を充填し、下段
の布団篭に上段の布団篭を多段的に積み上げる布団篭の
施工方法であって、請求項1乃至請求項3の何れかに記
載の布団篭を使用し、前記布団篭の後網の可動網体をス
ライド操作して長さ調整して、現場で底網の重ね代を設
定し、前記布団篭の底網の重ね代に別途の布団篭の底網
を重合させて施工法線の施工曲線に沿って敷設すること
を特徴とする、布団篭の施工方法を提供する。請求項8
に係る発明は、布団篭を横方向に隣接して敷設しなが
ら、各布団篭内に中詰材を充填し、下段の布団篭に上段
の布団篭を多段的に積み上げる布団篭の施工方法であっ
て、請求項4に記載の布団篭を使用し、前記布団篭の前
網の可動網体をスライド操作して長さ調整して、現場で
底網の重ね代を設定し、前記布団篭の底網の重ね代に別
途の布団篭の底網を重合させて施工法線の施工曲線に沿
って敷設することを特徴とする、布団篭の施工方法を提
供する。請求項9に係る発明は、布団篭を横方向に隣接
して敷設しながら、各布団篭内に中詰材を充填し、下段
の布団篭に上段の布団篭を多段的に積み上げる布団篭の
施工方法であって、請求項5又は請求項6に記載の布団
篭を使用し、前記布団篭の前網および補助蓋網の両可動
網体をスライド操作して長さ調整して、現場で底網の重
ね代を設定し、前記布団篭の底網の重ね代に別途の布団
篭の底網を重合させて施工法線の施工曲線に沿って敷設
することを特徴とする、布団篭の施工方法を提供する。
【0006】
【発明の実施の形態1】以下、図面を参照しながら本発
明の一実施の形態について説明する。
【0007】<イ>布団篭 図1に外カーブ用の布団篭10の一例を示す。布団篭1
0は例えば金網製の箱体で、矩形の底網11と、底網1
1の対向する一対の辺に夫々立設した後網12および前
網13と、底網11の他の辺に立設した単数の側網14
と、前網13の上端に回動自在に連結した補助蓋網15
とよりなる。帯状の各網12〜14の下端は底網11の
各辺にコイル等で連結し、各網12〜14の隣接端も図
示しないコイル等で連結する。補助蓋網15も前網13
の上端にコイル等で回動自在に連結する。
【0008】布団篭10は全体を中詰材20の通過を阻
止する目の細かい金網で形成しても良いが、敷設時に露
出する前網13と補助蓋網15を網目の細かい金網で形
成し、露出しないそれ以外の各網11,12,14を網
目の粗い金網で形成するとより経済的である。
【0009】また本例では側網14の対向側が開放して
いる場合について説明するが、この対向側の底網11に
も前・後網12,13の間を接続する図示しない側網を
立設し、四方を網で包囲した形態も当然に含まれる。
【0010】<ロ>後網 後網12は長さ調整可能な網体で、2枚の重合する固定
調整網12aと可動調整網12bとよりなる。本例にお
いて、両調整網12a,12bは同一長で、各調整網1
2a,12bの一枚の長さは底網11の取付辺の全長の
1/2以上であって、この取付辺の全長を超えない範囲
の寸法に設定する。両調整網12a,12bの一部を重
合させた範囲に重合部12cを形成している。
【0011】すなわち、各調整網12a,12bの全長
が夫々異なっている場合であっても、各調整網12a,
12bを足したときの長さが、底網11の取付辺の長さ
以下であって、両調整網12a,12bの一部を重合さ
せて重合部12cを形成したとき、底網11の開放側
に、図1にハッチングで示したように略三角形の重ね代
11aを形成し得る寸法であれば良い。外カーブの曲線
施工時に他の布団篭10の底網11の一部を重合配置す
る領域であって、可動調整網12bのスライド操作によ
り固定調整網12aとの重合量を調整することで、前網
13から後網12へ向けて徐々に広幅となる底網11の
略三角形の重ね代11aの大きさが変化する。また二枚
の調整網12a,12bの重合箇所は、布団篭10の最
終組立て時にコイルや結束線等で連結する。
【0012】尚、本例では後網12を2枚の網体で構成
する場合について説明するが、3枚以上の網体で構成し
てもよいことは勿論である。
【0013】
【作用】つぎに布団篭10を用いた曲線施工方法につい
て説明する。
【0014】<イ>一段目の施工 (布団篭の重ね代の設定)図2の(a)に示すように一
段目の各布団篭10を相互に隣接しながら敷設するに際
し、図1に示す可動網体12bをスライド操作して後網
12の長さ調整を行い、底網11の一方に所定の大きさ
の略三角形の重ね代11aを形成する。重ね代11aは
施工法線に沿って布団篭10を敷設し得るように現場で
調整する。後網12の長さ調整を完了したら、可動網体
12bと固定網体12aとの重合部12cをコイル連結
又は結束して後網12を一体化する
【0015】(布団篭の重合敷設工)次に図3の平面図
に示すように布団篭10aの底網11の重ね代11aに
別途の布団篭10bの底網11を重合して敷設すると共
に、先行して敷設した布団篭10aの開口部に後行敷設
する布団篭10bの側網14側を突き合せる。そして、
両布団篭10a,10bの各突き合せ部をコイル連結又
は結束等により接続する。また必要に応じて底網11,
11の重合部をコイル連結や結束により固定する。先行
して敷設した布団篭10aの右方の開口を、後行して敷
設した布団篭10bの左方の側網14が封鎖することに
より、先行して敷設した布団篭10aに詰め石用の空間
が画成される。後行して敷設した布団篭10bも同様に
後網12の長さ調整をして所定の重ね代11aを形成す
る。後網12の長さ調整による各布団篭10a,10b
…の重ね代11aの形成時期は、布団篭の敷設前または
敷設後の何れの時期でもよい。
【0016】前述したように各布団篭10a,10b…
の重ね代11aを現場で調整して形成するので、例えば
現場の状況が図面と多少異なっていたとしても、重ね代
11aを任意に設定し得るから、外側に孕み出る外カー
ブの施工法線に沿って正確に敷設することができる。
【0017】(中詰め工)つぎに図2の(b)に示すよ
うに布団篭10の詰め石用空間内に砕石や玉石等の中詰
材20を充填する。中詰材20の充填の邪魔にならない
ように、補助蓋網15を前網13の表側に倒しておく。
【0018】<ロ>二段目以降の施工 図2の(c)に示すように詰め石工を完了した一段目の
布団篭10aに、二段目の布団篭10cを所定量だけ後
方へずらして載せる。これにより、一段目の布団篭10
aの上口の大半を、二段目の布団篭10cの底網11に
よって閉鎖するが、一段目の布団篭10aの前網13側
の上口が帯状の開放状態で残る。そして中詰材20の充
填の邪魔にならないように、前網13の表側に倒してお
いた一段目の布団篭10aの補助蓋網15を回動操作し
て一段目の布団篭10aの上口を塞ぐ。すなわち、一段
目の布団篭10aの上口を、二段目の布団篭10cの底
網11と、一段目の布団篭10aの補助蓋網15とによ
り塞ぐ。補助蓋網15の両端部を下方の側網14,14
にコイル連結または結束する等して開かないように固定
する。
【0019】二段目の各布団篭10cの敷設工は前述し
た一段目の布団篭10a,10b…と同様に施工法線に
沿って現場で重ね代11aを調整して重合敷設しつつ、
図2(d)に示すように中詰材20を充填する。また上
下段の各布団篭10の間もコイル連結または結束等によ
り連結して一体化する。図示しないが、三段目以降も同
様の手順で施工して所定の布団篭構造体を得る。
【0020】
【発明の実施の形態2】以降に他の実施の形態について
説明するが、その説明に際し、前記した実施の形態1と
同一の部位は同一の符号を付してその詳しい説明を省略
する。
【0021】図4は前記実施の形態1の布団篭10を内
カーブ施工用に適用した他の実施の形態を示すもので、
本例は前記実施の形態1と比べて、長さ調整可能な網体
が前網13および補助蓋網15である点と、底網11の
開放側に形成される略三角形の重ね代11aの平面形状
が逆向きとなる点で相違する。すなわち、本例にあって
は前網13を固定網体13aと可動網体13bの二重構
造体で構成すると共に、補助蓋網15も同様に固定網体
15aと可動網体15bの二重構造体で構成する。両可
動網体13b,15bをスライド操作して前網13及び
補助蓋網15の長さ調整を行うことで変化する底網11
の重ね代11aは、後網12から前網13へ向けて徐々
に広幅となる略三角形となる。
【0022】
【発明の実施の形態3】図5〜8は前網13の下端に補
助蓋網15を設けた布団篭10に適用した他の実施の形
態を示すもので、図5,6は外カーブ用に適用した布団
篭10を、また図7,8は内カーブ用に適用した布団篭
10を示す。
【0023】内カーブ用の布団篭10は後網12を固定
網体12aと可動網体12bの二重構造体で構成し、可
動網体12bをスライド操作して後網12の長さ調整を
しながら底網11の重ね代11aを設定する。また補助
蓋網15は底網11から別途の部材で形成し、これを前
網13の下端に回動自在に設けても良いし、また底網1
1を延設して形成しても良い。
【0024】また本例における施工方法は、図6に示す
ように上段の布団篭10の補助蓋網15及び上段の底網
11で以って下段の布団篭10の上口を閉鎖する点が既
述した実施の形態1と異なるだけで、他の工程は実施の
形態1と同様であるので説明を省略する。
【0025】図7に示す内カーブ用の布団篭10は前網
13を固定網体13aと可動網体13bの二重構造体で
構成すると共に、補助蓋網15も同様に固定網体15a
と可動網体15bの二重構造体で構成するもので、両可
動網体13b,15bをスライド操作して前網13及び
補助蓋網15の長さ調整を行うことで変化する底網11
の重ね代11aは、後網12から前網13へ向けて徐々
に広幅となる略三角形となる。
【0026】内カーブ用の布団篭10の施工方法は、図
8に示すように長さ調整する対象が後網12から前網1
3と補助蓋網15へ代わっただけで、図6に示す施工方
法と同様である。
【0027】
【発明の実施の形態4】図9は既述した実施例における
補助蓋網15を省略すると共に、篭本体の上口を閉鎖可
能な大きさの蓋網16を追加して構成する布団篭10に
適用した他の実施の形態を示す。本例では後網12を固
定網体12aと可動網体12bの二重構造体として構成
するもので、可動網体12bをスライド操作して長さ調
整を行って底網11の重ね代11aを設定する。
【0028】図示した形態では後網12を長さ調整可能
に構成した場合を示すが、前網13を二重構造体として
形成しても良い。説明の便宜上、後網12と前網13を
区別して説明したが、本例の布団篭10は180°反転
させると実質的に前網13が後網12となり、また後網
12が前網13となるから、一種類の布団篭10を用い
て敷設の向きを変えるだけで対応することができる。
【0029】図10を基に本実施の形態の施工方法につ
いて説明すると、外カーブ用又は内カーブ用の布団篭1
0の後網12又は前網13を長さ調整した後、その底網
11の重ね代の範囲を重合させて別途の布団篭10を隣
接して敷設する。中詰材20を充填した後、蓋網16を
被せる。これらの工程を繰り返して階段状に積み上げて
いく。本例の場合、蓋網16と底網11の一部が重合す
る。
【0030】
【発明の実施の形態5】以上の各実施の形態1〜4は後
網12または補助蓋網15付き前網13(補助蓋網なし
も含む)の何れか一方の網体を長さ調整可能に構成した
場合について説明したが、前後両方の網12,13を長
さ調整可能に構成する場合もある。
【0031】
【発明の効果】本発明は以上説明したようになるから次
のような効果を得ることができる。 <イ>布団篭を構成する後網または前網の何れか一方の
網体を長さ調整可能に構成するだけで、現場において底
網の一部に布団篭の重ね代を簡単に形成できる。 <ロ>2枚の重合網体を相互にスライド捜査するのでは
なく、固定網体に対して可動網体のみをスライド操作す
る簡単な作業だけで、網体の長さ調整をして布団篭の重
ね代を現場の状況を考慮して設定することできる。 <ハ>これまでは多段積み用の布団篭を用いて施工法線
の曲線範囲を施工することが難しかったが、本発明に係
る布団篭を用いれば、低コストで短時間に施工すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施の形態1に係る布団篭の敷設状の説
明図
【図2】布団篭の施工方法の説明図
【図3】隣接する布団篭の重合状況を示す重合部の平面
【図4】発明の実施の形態2に係る布団篭のモデル図
【図5】補助蓋網を前網の下端に設けた外カーブ用の布
団篭のモデル図
【図6】その施工方法の説明図
【図7】補助蓋網を前網の下端に設けた内カーブ用の布
団篭のモデル図
【図8】その施工方法の説明図
【図9】補助蓋網を省略した布団篭のモデル図
【図10】その施工方法の説明図
【図11】本発明が前提とする技術の説明図
【符号の説明】
10,10a〜10c 布団篭 11 底網 11a 重ね代 12 後網 12a 固定網体 12b 可動網体 13 前網 13a 固定網体 13b 可動網体 14 側網 15 補助蓋網 15a 固定網体 15b 可動網体

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底網の周縁に相対向して後網および前
    網を立設し、前記前網と後網の間を横断方向に向けて側
    網を立設して構成する多段積み用の布団篭であって、 前記後網を固定網体と可動網体の多重構造体で構成し、 前記可動網体をスライド操作して底網に重ね代を形成し
    たことを特徴とする、布団篭。
  2. 【請求項2】 前記請求項1において、前網の上端に
    補助蓋網を設けたことを特徴とする、布団篭。
  3. 【請求項3】 前記請求項1において、前網の下端に
    補助蓋網を設けたことを特徴とする、布団篭。
  4. 【請求項4】 底網の周縁に相対向して後網および前
    網を立設し、前記前網と後網の間を横断方向に向けて側
    網を立設して構成する多段積み用の布団篭であって、 前記前網を固定網体と可動網体の多重構造体で構成し、 前記可動網体をスライド操作して底網に重ね代を形成し
    たことを特徴とする、布団篭。
  5. 【請求項5】 前記請求項4において、前網の上端に
    補助蓋網を設け、補助蓋網を固定網体と可動網体の多重
    構造体で構成したことを特徴とする、布団篭。
  6. 【請求項6】 前記請求項4において、前網の下端に
    補助蓋網を設け、補助蓋網を固定網体と可動網体の多重
    構造体で構成したことを特徴とする、布団篭。
  7. 【請求項7】 布団篭を横方向に隣接して敷設しなが
    ら、各布団篭内に中詰材を充填し、下段の布団篭に上段
    の布団篭を多段的に積み上げる布団篭の施工方法であっ
    て、 請求項1乃至請求項3の何れかに記載の布団篭を使用
    し、 前記布団篭の後網の可動網体をスライド操作して長さ調
    整して、現場で底網の重ね代を設定し、 前記布団篭の底網の重ね代に別途の布団篭の底網を重合
    させて施工法線の施工曲線に沿って敷設することを特徴
    とする、 布団篭の施工方法。
  8. 【請求項8】 布団篭を横方向に隣接して敷設しなが
    ら、各布団篭内に中詰材を充填し、下段の布団篭に上段
    の布団篭を多段的に積み上げる布団篭の施工方法であっ
    て、 請求項4に記載の布団篭を使用し、 前記布団篭の前網の可動網体をスライド操作して長さ調
    整して、現場で底網の重ね代を設定し、 前記布団篭の底網の重ね代に別途の布団篭の底網を重合
    させて施工法線の施工曲線に沿って敷設することを特徴
    とする、 布団篭の施工方法。
  9. 【請求項9】 布団篭を横方向に隣接して敷設しなが
    ら、各布団篭内に中詰材を充填し、下段の布団篭に上段
    の布団篭を多段的に積み上げる布団篭の施工方法であっ
    て、 請求項5又は請求項6に記載の布団篭を使用し、 前記布団篭の前網および補助蓋網の両可動網体をスライ
    ド操作して長さ調整して、現場で底網の重ね代を設定
    し、 前記布団篭の底網の重ね代に別途の布団篭の底網を重合
    させて施工法線の施工曲線に沿って敷設することを特徴
    とする、 布団篭の施工方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017008500A (ja) * 2015-06-17 2017-01-12 瀬戸内金網商工株式会社 石詰篭及びその施設方法
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