JP2002370523A - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

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JP2002370523A
JP2002370523A JP2001182172A JP2001182172A JP2002370523A JP 2002370523 A JP2002370523 A JP 2002370523A JP 2001182172 A JP2001182172 A JP 2001182172A JP 2001182172 A JP2001182172 A JP 2001182172A JP 2002370523 A JP2002370523 A JP 2002370523A
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Tatsumi Kumada
辰己 熊田
Nobukazu Kuribayashi
信和 栗林
Shigeki Harada
茂樹 原田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現在発揮している空調能力状態を、定量的な
情報に変換して表示することにより、ユーザーに対し現
在の空調能力状態をできるだけ正確に伝え、ユーザーの
無用な設定操作を無くすようにする。 【解決手段】 制御装置21は、設定温度αを表示器2
9に表示するうえで、必要吹出温度TAOが第1所定温
度T1より低い場合、または第2所定温度T2より高い
場合に、設定温度αを必要吹出温度TAOに相応した温
度に代えて表示する。これにより、急速冷房(クールダ
ウン)や急速暖房(ウォームアップ)の状況時には、其
々の必要吹出温度TAOに相応した設定温度表示とな
り、ユーザーの心理や欲求(早く冷やしたい、または暖
めたい)に合った表示となるため、ユーザーの無用な設
定操作を無くせ、ユーザーに精神的なストレスを与えな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、温度設定手段で設
定された設定温度に応じて、車室内の空調状態を自動で
制御する、いわゆるオートエアコンの車両用空調装置に
関し、より詳しくは、制御手段による空調状態の表示に
関する。
【0002】
【従来の技術】最近の車両では、車室内の空調を自動で
行なう自動制御式の空調装置が搭載される傾向にある。
自動制御式の空調装置は、乗員に要求温度を設定させる
設定器を備え、概略的には、設定器でマニュアル設定さ
れた設定温度と実際の車室内温度との偏差に応じた空調
制御状態が形成されるようになっている。
【0003】例えば、炎天下に放置した車両に乗り込ん
だ時のように、車室内温度が極めて高い時には、急速に
車室内温度を低下させるべく急速冷房(いわゆるクール
ダウン)制御状態が形成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般の
ユーザーはこのような空調制御の具体的な制御内容を知
らないのが通例であり、上述のような状況下では、設定
温度を設定器で設定し得る下限値まで下げたならば早く
快適な状態になるのではという錯覚に基づいて、設定器
を不要にマニュアル操作することが考えられる。
【0005】そこで本発明は、上記のような点に鑑みて
成されたものであり、その目的は、現在発揮している空
調能力状態を、定量的な情報に変換して表示することに
より、ユーザーに対し現在の空調能力状態をできるだけ
正確に伝え、ユーザーの無用な設定操作を無くすように
した車両用空調装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では以下の技術的手段を採用する。
【0007】請求項1記載の発明では、制御手段(2
1)は、設定温度(α)を表示手段(29)に表示する
うえで、必要吹出温度(TAO)が第1所定温度(T
1)より低い場合、または第2所定温度(T2)より高
い場合に、設定温度(α)を必要吹出温度(TAO)に
相応した温度に代えて表示することを特徴とする。
【0008】これにより、急速冷房(クールダウン)や
急速暖房(ウォームアップ)の状況時には、其々の必要
吹出温度(TAO)に相応した設定温度表示となり、ユ
ーザーの心理や欲求(早く冷やしたい、または暖めた
い)に合った表示となるため、ユーザーの無用な設定操
作を無くせ、ユーザーに精神的なストレスを与えない。
【0009】請求項2記載の発明では、必要吹出温度
(TAO)が第1所定温度(T1)より低い場合には表
示手段(29)で表示する色を寒色系の色調とし、必要
吹出温度(TAO)が第2所定温度(T2)より高い場
合には表示手段(29)で表示する色を暖色系の色調と
したことを特徴とする。
【0010】これにより、ユーザーの心理や欲求(早く
冷やしたい、または暖めたい)に対して、急速冷房中や
急速暖房中であることが直観的に知ることができる。ま
た、設定温度表示部の色を変えることにより、心理的な
冷房感や暖房感を促すため、ユーザーの無用な設定操作
を無くせ、ユーザーに精神的なストレスを与えない。
【0011】請求項3記載の発明では、制御手段(2
1)は、必要空調能力値に応じて決定される空調用冷凍
サイクルの圧縮機(30)の必要冷房能力に相応した圧
縮機(30)の稼動レベルを、段階的に表示手段(2
9)に表示させることを特徴とする。
【0012】これにより、例えば圧縮機(30)が最大
能力で稼動している表示となっていれば、急速冷房中で
あることが直観的に知ることができ、それ以上設定器
(22)を操作しても無意味であることを知ることにな
り、ユーザーの無用な設定操作を無くせ、ユーザーに精
神的なストレスを与えない。また逆に、急速冷房や急速
暖房とならない設定温度(α)とすれば、圧縮機(3
0)は能力を落として省エネルギーとなることも知るこ
とになり、適度な温度設定が行われることとなる。
【0013】因みに、上記各手段の括弧内の符号は、後
述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す
一例である。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を、図面
に基づき説明する。
【0015】(第1実施形態)本実施形態は、本発明を
水冷エンジン搭載車両の車両用空調装置1に適用したも
のであり、図2は車両用空調装置1の模式図である。車
両用空調装置1の冷凍サイクルRには冷媒を吸入、圧
縮、吐出するコンプレッサ30が備えられている。コン
プレッサ30は動力断続用の電磁クラッチ31を有し、
コンプレッサ30には電磁クラッチ31を介して図示し
ない車両エンジンの動力が伝達される。
【0016】電磁クラッチ31への通電は、後述する制
御装置(制御手段)21により断続され、電磁クラッチ
31が通電されて接続状態になると、コンプレッサ30
は運転状態となる。これに反し、電磁クラッチ31の通
電が遮断されて開離状態になると、コンプレッサ30は
停止する。
【0017】コンプレッサ30から吐出された高温、高
圧の過熱ガス冷媒は凝縮器32に流入し、ここで、図示
しない冷却ファンより送風される外気冷却風と熱交換し
て冷媒は冷却されて凝縮する。この凝縮器32で凝縮し
た冷媒は次に受液器33に流入し、受液器33の内部で
冷媒の気液が分離され、冷凍サイクルR内の余剰冷媒
(液冷媒)が受液器33内に蓄えられる。
【0018】この受液器33からの液冷媒は膨張弁(減
圧手段)34により低圧に減圧され、低圧の気液2相状
態となる。この膨張弁34からの低圧冷媒は空気冷却手
段をなすエバポレータ8に流入する。このエバポレータ
8は車両用空調装置1の空調ケース2内に設置され、エ
バポレータ8に流入した低圧冷媒は空調ケース2内の空
気から吸熱して蒸発する。エバポレータ8の出口はコン
プレッサ30の吸入側に結合され、上記したサイクル構
成部品によって閉回路を構成している。
【0019】空気流路をなす空調ケース2の空気上流部
位には、車室内気を吸入するための内気吸入口3と外気
を吸入するための外気吸入口4とが形成されると共に、
これらの吸入口3、4を選択的に開閉する吸入口切換ド
ア5が設けられている。また、この吸入口切換ドア5
は、サーボモータ6等の駆動手段によって開閉される。
【0020】この吸入口切換ドア5の下流側部位には、
送風ブロワ7が配設されており、この送風ブロワ7によ
り両吸入口3、4から吸入された空気が、後述する各吹
出口14、15、16に向けて送風されている。
【0021】送風ブロワ7の空気下流側には、空気冷却
手段をなすエバポレータ8が配設されており、送風ブロ
ワ7により送風された空気は全てこのエバポレータ8を
通過する。エバポレータ8の空気下流側には、空気加熱
手段をなすヒータコア10が配設されており、このヒー
タコア10は、図示しないエンジンの冷却水を熱源とし
て空気を加熱している。
【0022】また、空調ケース2には、ヒータコア10
をバイパスするバイパス通路12が形成されており、ヒ
ータコア10の空気上流側には、ヒータコア10を通る
風量とバイパス通路12を通る風量との風量割合を調節
するエアミックスドア13が配設されている。そして、
サーボモータ26等の駆動手段にてこのエアミックスド
ア13の開度を調節して、風量割合を調節している。
【0023】また、空調ケース2の最下流側部位には、
車室内乗員の上半身に空調空気を吹き出すためのフェイ
ス開口部14と、車室内乗員の足元に空気を吹き出すた
めのフット開口部15と、フロントガラスの内面に向か
って空気を吹き出すためのデフロスタ開口部16とが形
成されている。
【0024】そして、上記各開口部14、15、16の
空気上流側部位には、フェイスドア18、フットドア1
9、デフロスタドア20が配設されていて、これらのド
アをサーボモータ17等の駆動手段によって連動させな
がらそれぞれの開口部を開閉することにより、吹出モー
ドが切り換えられる。
【0025】また、21はサーボモータ6、17、26
等の駆動手段及び電磁クラッチ31や送風ブロワ7を制
御する電子制御装置(ECU)であり、制御装置21は
中央演算装置(CPU)、随時読み込み書き込み可能な
記憶装置(RAM)及び読み込み専用の記憶装置(RO
M)等からなる周知のマイクロコンピュータである。
【0026】この制御装置21には、所望の車室内温度
を設定する設定器(温度設定手段)22と、車室内の温
度を検出する内気温センサ23と、外気の温度を検出す
る外気温センサ24と、車室内に侵入する日射量を検出
する日射センサ25と、エバポレータ8からの冷気の温
度を検出する出口温センサ9と、エンジン冷却水の温度
を検出する水温センサ11と、サーボモータ26に付い
ていてエアミックスドア13の開度を検出するポテンシ
ョンメーター27とが入力接続されている。
【0027】制御装置21は、これらセンサ群28から
の入力信号に基づいて後述の手順により、電磁クラッチ
31や、送風ブロワを駆動するモータコントローラ(図
示省略)や、吸入口切替ドア5を駆動するサーボモータ
6や、エアミックスドア13を駆動するサーボモータ2
6や、モード切替ドア18、19、20を駆動するサー
ボモータ17に制御信号を出力する。
【0028】また、制御装置21は、当該車両のイグニ
ッションスイッチ(図示省略)のON時にバッテリ(図
示省略)から給電されて作動状態になり、この空調装置
1の作動を開始させるエアコンスイッチのON時に制御
装置21内に記憶されたコンピュータプログラムの実行
を開始する。
【0029】以下、この制御装置21が実行する空調制
御について、図3に示す空調装置1の制御プログラムの
一例を示したフローチャートに沿って説明する。本空調
装置1の自動制御処理を開始すると、まずステップS1
で記憶している数値の初期化の処理を行なう。次にステ
ップS2で、乗員が温度設定手段22でセットした設定
温度と、各種センサ群28にて検出された温度等を読み
込み、補正等の処理を行なう。ステップS3では、凍結
防止を含むコンプレッサ30の稼動に関し、電磁クラッ
チ31が制御がされる。
【0030】ステップS4では、ステップS2で入力さ
れた温度条件から車室内を設定温度にしてゆく上で必要
な吹出風の温度TAOを数式から演算する。ステップS
5では、算出された必要吹出温度TAOと送風ブロワ7
の風量(電圧)との関係に基づき、送風ブロワ7を駆動
するモータコントローラの電圧が制御される。
【0031】ステップS6では、ステップS4で算出さ
れた必要吹出温度TAOと、ステップS2で読み込んだ
センサ群28の値による各熱交換器の状態に基づき、必
要吹出温度TAOとするために必要なエアミックスドア
13の開度が数式に従って決定されサーボモータ26が
制御される。
【0032】ステップS7では、必要吹出温度TAOと
車室内へ吹き出す空気流の吹出モードとの関係を表わす
吹出モードパターンデータに基づき、ステップS4で算
出された必要吹出温度TAOから吹出モードをフットモ
ード、バイレベルモード、フェィスモードのいずれかに
決定されサーボモータ17が制御される。
【0033】以上説明したような、図3のフローチャー
トに示すサイクルを約4秒に1回の周期で繰り返すこと
により空調制御を行なう。そして、これらの空調状態
は、車両のインパネに設定器22と一緒に設けられた表
示器(表示手段)29に表示してユーザーに知らせられ
る。
【0034】次に、本発明の第1実施形態の要部につい
て説明する。図1は、本発明の第1実施形態における設
定温度表示に関するフローチャートであり、上述の図3
のフローチャートサイクルの中で、ステップS4で必要
吹出温度TAOが演算された後に実行される。また、こ
の時演算に使われた目標の設定温度はα℃とする。
【0035】ステップS41では、ステップS4で演算
された必要吹出温度TAOが、第1所定温度T1より低
くないか、または、第2所定温度T2より高くないかを
判定する。その第1所定温度T1をここでは10℃と設
定しており、第2所定温度T2をここでは50℃と設定
している。
【0036】必要吹出温度TAOが、10℃より低い場
合は急速冷房状態と判断してステップS42へ進んで設
定温度の表示を変更し、50℃より高い場合は急速暖房
状態と判断してステップS44へ進んで設定温度の表示
を変更し、どちらでもない(10℃より高く50℃より
低い)場合はステップS43へ進み設定温度は変更せず
αをそのまま表示する。
【0037】具体的な設定温度表示の変更は、急速冷房
の場合、ステップS42中のTAOに対する設定温度表
示のグラフに示すように、TAOの10℃から−20℃
までと、設定温度表示の設定温度のα℃からマックスコ
ルードの表示温度である18℃までとを対応させて、そ
の都度のTAO値に対応する設定温度値を表示器29に
表示するものである。
【0038】急速暖房の場合も、ステップS44中のT
AOに対する設定温度表示のグラフに示すように、TA
Oの50℃から80℃までと、設定温度表示の設定温度
のα℃からマックスホットの表示温度である32℃まで
とを対応させて、その都度のTAO値に対応する設定温
度値を表示器29に表示するものである。
【0039】このように、制御装置21は、設定温度α
を表示器29に表示するうえで、必要吹出温度TAOが
第1所定温度T1より低い場合、または第2所定温度T
2より高い場合に、設定温度αを必要吹出温度TAOに
相応した温度に変えて表示している。
【0040】これにより、急速冷房(クールダウン)や
急速暖房(ウォームアップ)の状況時には、其々の必要
吹出温度(TAO)に相応した設定温度表示となり、ユ
ーザーの心理や欲求(早く冷やしたい、または暖めた
い)に合った表示となるため、ユーザーの無用な設定操
作を無くせ、ユーザーに精神的なストレスを与えないこ
ととなる。
【0041】ちなみに、変更する設定温度表示の最低温
度や最高温度は、必ずしもマックスクール温度やマック
スホット温度でなくとも良い。
【0042】(第2実施形態)図4は、本発明の第2実
施形態における設定温度表示に関するフローチャートで
ある。図1の第1実施形態のフローチャートと同様に、
上述の図3のフローチャートサイクルの中で、ステップ
S4で必要吹出温度TAOが演算された後に実行され
る。
【0043】また、ステップS41で、ステップS4で
演算された必要吹出温度TAOが、第1所定温度T1よ
り低くないか、または、第2所定温度T2より高くない
かを判定するのも同様で、異なるのは必要吹出温度TA
Oが、10℃より低い場合は急速冷房状態と判断してス
テップS45へ進んで表示部を寒色系の色に変更し、5
0℃より高い場合は急速暖房状態と判断してステップS
47へ進んで表示部を暖色系の色に変更し、どちらでも
ない(10℃より高く50℃より低い)場合はステップ
S46へ進み表示部の色は変更せずそのままとする。
【0044】このように、必要吹出温度TAOが第1所
定温度T1より低い場合には表示器29で表示する色を
寒色系の色調とし、必要吹出温度TAOが第2所定温度
T2より高い場合には表示器29で表示する色を暖色系
の色調としている。
【0045】これにより、ユーザーの心理や欲求(早く
冷やしたい、または暖めたい)に対して、急速冷房中や
急速暖房中であることが直観的に知ることができる。ま
た、設定温度表示部の色を変えることにより、心理的な
冷房感や暖房感を促すため、ユーザーの無用な設定操作
を無くせ、ユーザーに精神的なストレスを与えない。
【0046】(第3実施形態)図5に、本発明の第3実
施形態における圧縮機30の能力表示例を示す。制御装
置21は、図3中の必要空調能力値であるTAO(ステ
ップS4)の演算結果に応じて、空調用冷凍サイクルの
圧縮機30の必要冷房能力(必要冷媒量)を求め、この
必要冷房能力に相応した圧縮機30の稼動レベル(可変
容量、あるいは稼働率)を定量的(段階的)な情報に変
換して表示器29に表示させている。
【0047】このように、ユーザーに対し現在の空調能
力状態をできるだけ正確に伝えることにより、例えば圧
縮機30が最大能力で稼動している表示となっていれ
ば、急速冷房中であることが直観的に知ることができ、
それ以上設定器22を操作しても無意味であることを知
ることになり、ユーザーの無用な設定操作を無くせ、ユ
ーザーに精神的なストレスを与えない。また逆に、急速
冷房や急速暖房とならない設定温度αとすれば、圧縮機
30は能力を落として省エネルギーとなることも知るこ
とになり、適度な温度設定が行われることとなる。
【0048】図6は、図5に示す圧縮機30の能力表示
例の変形例であり、(a)は圧縮機30の能力小の場合
で設定温度表示値の文字を小さくしており、(b)は圧
縮機30の能力大の場合で設定温度表示値の文字を大き
くしている。このように、圧縮機30の能力に応じて設
定温度表示値の文字の大きさを変えるようにしても良
い。
【0049】また、加速性を向上させるため、加速時に
は圧縮機30の駆動を一時的に遮断する、加速時エアコ
ンカット制御が行われる車両については、圧縮機30の
OFF状態を合せて表示するようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態における設定温度表示に
関するフローチャートである。
【図2】車両用空調装置の模式図である。
【図3】車両用空調装置の制御プログラムの一例を示し
たフローチャートである。
【図4】本発明の第2実施形態における設定温度表示に
関するフローチャートである。
【図5】本発明の第3実施形態における圧縮機の能力表
示例を示す図である。
【図6】図5に示す圧縮機の能力表示例の変形例を示す
図である。
【符号の説明】
21 制御装置(制御手段) 22 設定器(温度設定手段) 29 表示器(表示手段) 30 圧縮機 T1 第1所定温度 T2 第2所定温度 TAO 必要吹出温度 α 設定温度
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原田 茂樹 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所望の車室内温度を設定する温度設定手
    段(22)と、 前記温度設定手段(22)で設定された設定温度(α)
    と車両の温度情報に基づいて必要吹出温度(TAO)を
    演算して車室内の空調状態を自動制御する制御手段(2
    1)と、 前記制御手段(21)による空調状態を表示する表示手
    段(29)とを備える車両用空調装置において、 前記制御手段(21)は、前記設定温度(α)を前記表
    示手段(29)に表示するうえで、前記必要吹出温度
    (TAO)が第1所定温度(T1)より低い場合、また
    は第2所定温度(T2)より高い場合に、前記設定温度
    (α)を前記必要吹出温度(TAO)に相応した温度に
    代えて表示することを特徴とする車両用空調装置。
  2. 【請求項2】 前記必要吹出温度(TAO)が前記第1
    所定温度(T1)より低い場合には前記表示手段(2
    9)で表示する色を寒色系の色調とし、前記必要吹出温
    度(TAO)が前記第2所定温度(T2)より高い場合
    には前記表示手段(29)で表示する色を暖色系の色調
    としたことを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装
    置。
  3. 【請求項3】 所望の車室内温度を設定する温度設定手
    段(22)と、 前記温度設定手段(22)で設定された設定温度(α)
    と車両の温度情報に基づいて必要空調能力値を演算して
    車室内の空調状態を自動制御する制御手段(21)と、 前記制御手段(21)による空調状態を表示する表示手
    段(29)とを備える車両用空調装置において、 前記制御手段(21)は、前記必要空調能力値に応じて
    決定される空調用冷凍サイクルの圧縮機(30)の必要
    冷房能力に相応した前記圧縮機(30)の稼動レベル
    を、段階的に前記表示手段(29)に表示させることを
    特徴とする車両用空調装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012116332A (ja) * 2010-11-30 2012-06-21 Tokai Rika Co Ltd カーエアコンのスイッチ装置
JP2015039895A (ja) * 2013-08-20 2015-03-02 本田技研工業株式会社 空調装置の温度に基づき色を制御する制御装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012116332A (ja) * 2010-11-30 2012-06-21 Tokai Rika Co Ltd カーエアコンのスイッチ装置
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