JP3261814B2 - 空調装置 - Google Patents

空調装置

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JP3261814B2
JP3261814B2 JP19713693A JP19713693A JP3261814B2 JP 3261814 B2 JP3261814 B2 JP 3261814B2 JP 19713693 A JP19713693 A JP 19713693A JP 19713693 A JP19713693 A JP 19713693A JP 3261814 B2 JP3261814 B2 JP 3261814B2
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孝昌 河合
知久 吉見
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/80Technologies aiming to reduce greenhouse gasses emissions common to all road transportation technologies
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  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、室内に吹き出す風の吹
出温度と吹出風量を制御する機能を備えた空調装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の自動車に搭載されているいわゆる
オートエアコンは、運転モードをオート(AUTO)モ
ードに切り替えると、車室内の温度を温度設定スイッチ
で設定された設定温度に維持するように、吹出温度や吹
出風量を自動制御するようになっている。このオートモ
ードから、風量をマニュアル操作で設定するマニュアル
モードに切り替えると、吹出風量が風量切替スイッチで
設定された風量に固定され、この風量で車室内の温度を
設定温度に維持するように吹出温度を制御するようにな
っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構成のものに
おいて、マニュアルモードで吹出風量を設定すると、そ
のマニュアルモード風量がオートモード風量に比べて大
きい場合、冷房時には吹出温度がオートモードのときよ
りも高くなるように補正される。この場合、同一熱量を
発生するには大風量にした方が冷凍サイクルのCOP
(成績係数)を向上できるので、マニュアルモード風量
を多くすれば、その分、冷凍サイクルのCOPを向上で
き、省エネルギ効果も得られる利点がある。
【0004】しかし、マニュアルモード風量がオートモ
ード風量に比べて小さい場合には、小さい風量で車室内
の温度を設定温度に維持しようとするため、冷房時には
吹出温度がオートモードのときよりも低くなるように補
正される。このため、上述の場合とは反対に、冷凍サイ
クルのCOPが低下してしまい、消費エネルギが増大し
てしまう欠点がある。
【0005】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たもので、その目的は、マニュアルモード時の快適性を
損なわずに省エネルギ効果を得ることができる空調装置
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の空調装置は、室内に吹き出す風の吹出温度
と吹出風量を制御する機能を備えたものにおいて、室内
の空調に必要な熱量を求める手段と、吹出風量を自動制
御するオートモードかマニュアル操作で吹出風量を設定
するマニュアルモードかを判定する運転モード判定手段
と、マニュアルモード時に、オートモード風量とマニュ
アルモード風量とを比較し、オートモード風量の方が大
きいときにはそのオートモード風量と前記必要熱量とに
基づいて吹出温度を決定し、マニュアルモード風量の方
が大きいときにはそのマニュアルモード風量と前記必要
熱量とに基づいて吹出温度を決定する吹出温度決定手段
とを備えた構成としたものである。
【0007】
【作用】空調運転時には、室内の空調に必要な熱量を求
めると共に、運転モード判定手段によりオートモードか
マニュアルモードかを判定する。この結果、マニュアル
モードと判定されると、吹出温度決定手段は、オートモ
ード風量とマニュアルモード風量とを比較し、オートモ
ード風量の方が大きいときにはそのオートモード風量と
前記必要熱量とに基づいて吹出温度を決定する。この場
合、マニュアルモード風量がオートモード風量よりも小
さくても、吹出温度がオートモードのときと同じになる
ので、室内に供給される熱量が前記必要熱量よりも少な
くなるが、乗員がマニュアルモード風量を小さくすると
きは、乗員が冷暖房を弱くしたいと感じているときであ
るので、結果的に乗員の温感に合った吹出温度となり、
従来よりも快適性が向上する。しかも、室内に供給する
熱量が少なくて済むので、省エネルギ効果も得られる。
【0008】一方、マニュアルモード風量がオートモー
ド風量よりも大きいときには、そのマニュアルモード風
量と前記必要熱量とに基づいて吹出温度を決定する。こ
れにより、室内に適正な熱量(=必要熱量)が供給さ
れ、快適性が維持される。
【0009】
【実施例】
[第1実施例]本発明を電気自動車の空調装置に適用し
た第1実施例について、図1乃至図9を参照して説明す
る。まず、図2に基づいて空調装置全体の概略構成を説
明する。送風ケース21の上流側には、車室外の空気
(外気)を吸入する外気吸入口22と、車室内の空気
(内気)を吸入する2つの内気吸入口23,24が設け
られている。一方の内気吸入口23と外気吸入口22と
の中間部位には、内外気ダンパ25が設けられ、この内
外気ダンパ25の開度をサーボモータ26によって調整
することにより、外気吸入口22と内気吸入口23,2
4から吸入する空気の混合割合を可変して吸気温度を調
整するようになっている。この内外気ダンパ25の下流
側と内気吸入口24の下流側には、それぞれブロワ2
7,28が設けられ、これら両ブロワ27,28がブロ
ワモータ29の回転軸に取り付けられている。このブロ
ワモータ29は、駆動回路30により駆動される。ま
た、ブロワ27,28の下流側は仕切板32bによって
通路が仕切られている。
【0010】一方、ブロワ27,28の下流側にはエバ
ポレータ31が配置され、このエバポレータ31の下流
側は仕切板32によって上下2つの通風路33,34に
仕切られている。そして、下側の通風路34にはコンデ
ンサ35が配置され、このコンデンサ35の上部が上側
の通風路33内に突出されている。このコンデンサ35
の上方には強冷ダンパ36が配置され、この強冷ダンパ
36をサーボモータ37によって駆動することにより、
コンデンサ35をバイパスする風量を可変するようにな
っている。また、コンデンサ35の下流側の仕切板32
に設けられた連通口32aには、連通ダンパ38が配置
され、この連通ダンパ38をサーボモータ39によって
駆動することにより、仕切板32の連通口32aを通過
する風量を可変して、単一モード(例えば「VENT」
モード、「FOOT」モード等)時の通風抵抗を低下さ
せるようになっている。
【0011】上側の通風路33の下流側には、デフ吹出
口40とベント吹出通路41が設けられ、このベント吹
出通路41の下流側にはワイド吹出口42とスポット吹
出口43とが設けられている。この場合、ワイド吹出口
42は、図3に示すように、運転席のメータパネル44
の上方部と、助手席側のインストルメントパネル45と
の2箇所に横長な形状に形成され、これら両ワイド吹出
口42から小風量(例えば200m/h,風速3m/
sec)の風を緩やかに吹き出すようになっている。一
方、スポット吹出口43は、インストルメントパネル4
5の中央部と左右両端部に合計4箇所設けられ、これら
のスポット吹出口43から大風量(例えば400m
h,風速10m/sec)の風を吹き出すようになって
いる。尚、小風量(ワイド吹出口42)と大風量(スポ
ット吹出口43)の切り替えは、ベント吹出通路41の
出口側に設けられたスポット/ワイド切替ダンパ46
(図2参照)をサーボモータ47によって駆動すること
により行われる。
【0012】また、ベント吹出通路41の入口側とデフ
吹出口40にも、それぞれダンパ48,49が設けら
れ、これら各ダンパ48,49がサーボモータ50,5
1によって駆動されるようになっている。一方、下側の
通風路34の下流側には、風を乗員の足元に向けて吹き
出す足元吹出口52が設けられ、この足元吹出口52に
も、サーボモータ53によって駆動されるダンパ54が
設けられている。各ダンパ36,38,46,25は、
吹出モードに応じて下記の表1のように作動される。
【0013】
【表1】
【0014】この表1において、「FACE/スポッ
ト」モードでは、スポット吹出口43から風を吹き出
し、「FACE/ワイド」モードでは、ワイド吹出口4
2から風を吹き出し、「B/L」モードでは、ワイド吹
出口42と足元吹出口52の双方から風を吹き出し、
「FOOT」モードでは、足元吹出口52とデフ吹出口
40とから80:20の割合で風を吹き出し、「FOO
T/DEF」モードでは、足元吹出口52とデフ吹出口
40とから50:50の割合で風を吹き出し、「DE
F」モードでは、デフ吹出口40から風を吹き出すよう
に、各ダンパ46,48,49,54が切り替えられ
る。尚、内外気ダンパ25の開度は後述するようにして
リニア(直線的)に制御される。
【0015】一方、前述したエバポレータ31とコンデ
ンサ35は、ヒートポンプ兼用の冷凍サイクル55の構
成要素となっている。この冷凍サイクル55は、コンプ
レッサ56,四方切替弁57,室外熱交換器58,逆止
弁59,60,キャピラリー61,電磁弁62,63,
64,減圧弁65,アキュムレータ90,エバポレータ
31及びコンデンサ35を配管で接続して構成されてい
る。各電磁弁62,63,64と四方切替弁57は、冷
凍サイクル55の運転モードに応じて下記の表2のよう
に切り替えられる。
【0016】
【表2】
【0017】この表2から明らかなように、冷房モード
では、四方切替弁57が図2に点線で示す位置(オン位
置)に切り替えられて、コンプレッサ56の吐出口56
aから吐出された冷媒が、逆止弁59→室外熱交換器5
8→キャピラリー61→エバポレータ31→アキュムレ
ータ90→コンプレッサ56の吸入口56bの経路で循
環する。これにより、コンプレッサ56の吐出口56a
から吐出された高温ガス冷媒が室外熱交換器58で放熱
して液化し、この液冷媒がエバポレータ31で蒸発する
ことにより、エバポレータ31を通過する風が冷却され
る。
【0018】一方、暖房モードでは、四方切替弁57が
図2に実線で示す位置(オフ位置)に切り替えられて、
コンプレッサ56の吐出口56aから吐出された冷媒
が、コンデンサ35→減圧弁65→逆止弁60→室外熱
交換器58→電磁弁62→アキュムレータ90→コンプ
レッサ56の吸入口56bの経路で循環する。これによ
り、コンプレッサ56の吐出口56aから吐出された高
温ガス冷媒がコンデンサ35で放熱して液化し、この放
熱によりコンデンサ35を通過する風が暖められる。
【0019】また、除霜モードでは、四方切替弁57が
図2に実線で示す位置で、電磁弁63が開放され、コン
プレッサ56の吐出口56aから吐出された高温ガス冷
媒がコンデンサ35と電磁弁63を経由して室外熱交換
器58にも供給され、室外熱交換器58の表面に付着し
ている霜を取り除く。
【0020】更に、除湿Hモードでは、四方切替弁57
が図2に実線で示す位置で、電磁弁63が閉で電磁弁6
4が開放され、室外熱交換器58に供給された液冷媒の
一部がエバポレータ31にも供給され、このエバポレー
タ31の弱めの冷却作用により除湿される。また、除湿
Cモードでは、四方切替弁57が図2に実線で示す位置
で、電磁弁63が開放されて、室外熱交換器58もコン
デンサ35と共に凝縮器として機能するようになり、コ
ンデンサ35と室外熱交換器58の双方で液化された冷
媒がエバポレータ31に供給され、このエバポレータ3
1の強めの冷却作用により除湿される。
【0021】尚、室外熱交換器58には、強制冷却用の
室外ファン89が設けられ、この室外ファン89のファ
ンモータ89aは、図5に示すように、冷凍サイクル5
5の運転モードと後述する各種センサの出力データによ
り高速回転“Hi”,低速回転“Lo”,停止“OF
F”に切り替えられるようになっている。例えば、冷房
モードでは、外気温度センサ78により検出された外気
温度Tamが25℃以上で“Hi”となり、22℃以下で
“Lo”となる。一方、暖房モードでは、外気温度Tam
が13℃以下で“Hi”となり、16℃以上で“Lo”
となる。除湿Hモードでは、後述する吹出温度TAOとコ
ンデンサ35通過直後の風温度(以下「コンデンサ出口
温度」という)Tc との温度差[TAO−Tc ]が0℃以
下で停止“OFF”となり、2℃以上で“Hi”とな
り、1℃→2℃と1℃→0℃の範囲で“Lo”となる。
また、除湿Cモードでは、冷媒吐出圧力センサ88によ
り検出されたコンプレッサ56の冷媒吐出圧力Pr ,コ
ンデンサ出口温度Tc ,TAO−Tc により、Hi>Lo
>OFFの優先順位で決定される。例えば、冷媒吐出圧
力Pr が19kgf/cm2 G以上であれば、Tc ,T
AO−Tc がどんな値であろうとも、常に“Hi”とな
り、同様に、TAO−Tc が−2℃以下であれば、仮に、
冷媒吐出圧力Pr が19kg/cm2 Gよりも低くて
も、常に“Hi”となる。
【0022】一方、冷凍サイクル55のコンプレッサ5
6を駆動するモータ66は、インバータ67によって回
転数がコントロールされる。このインバータ67,サー
ボモータ26,37,39,47,50,51,53,
室外ファン89のファンモータ89a及びブロワモータ
29の駆動回路30は、電子制御ユニット(以下「EC
U」という)68によって制御される。このECU68
は、マイクロコンピュータを主体として構成され、CP
U69,各種データ等を一時的に記憶するRAM70,
図1の制御プログラム等が記憶されているROM71,
入力データをディジタル値に変換するA/D変換器7
2,I/O部73,数MHzの基準信号を発生する水晶
振動子74等を備え、バッテリ75からイグニッション
スイッチ76を介して電源が供給される。
【0023】このECU68は、内気温度Tr を検出す
る内気温度センサ77,外気温度Tamを検出する外気温
度センサ78,車室内に入り込む日射量Ts を検出する
日射センサ79,エバポレータ31通過直後の冷風温度
(以下「エバポレータ出口温度」という)Te を検出す
るエバポレータ出口温度センサ80,コンデンサ出口温
度Tc を検出するコンデンサ出口温度センサ81,コン
プレッサ56の冷媒吐出圧力Pr を検出する冷媒吐出圧
力センサ88,制御目標となる設定温感Ssetを乗員が
手動設定するための温感設定器82等からの出力信号を
A/D変換器72を介して読み込む。
【0024】上述した温感設定器82は、涼しめキー8
2aと暖かめキー82bとを備え、図2に示すように、
インストルメントパネル45の中央部に配置されたエア
コンコントロールパネル83に設けられている。このエ
アコンコントロールパネル83には、図3に示すよう
に、温感設定器82の上方に複数の発光素子84nを横
一列に配列した温感表示部84が設けられている。この
温感表示部84は涼しめキー82aと暖かめキー82b
により入力された設定温感Sset を表示するものであ
る。この設定温感Sset は、平均的な温度25℃を基準
にしてどの程度涼しくするか又は暖かくするかを示す指
標であり[図6(a)参照]、各キー82a,82bを
操作する前の状態では、温感表示部84の中央の発光素
子84nを点灯させ、涼しめキー82aを1回押すごと
に、設定温感Sset を1ランクずつ低下させて点灯位置
を1つずつ左側にずらし、暖かめキー82bを1回押す
ごとに、設定温感Sset を1ランクずつ上昇させて点灯
位置を1つずつ右側にずらすようになっている。
【0025】この他、エアコンコントロールパネル83
には、エアコンオンオフスイッチ85,リアデフォッガ
スイッチ86,フロントデフロスタスイッチ87が設け
られ、更に空調運転をマニュアルモードからオートモー
ドへ切り替えるオート(AUTO)スイッチ91と、空
調運転を停止するオフスイッチ92と、マニュアルモー
ド風量を4段階に切り替える4つのマニュアルモード風
量切替スイッチLo,M1,M2,Hi が設けられている。
【0026】一方、ECU68は、図1の制御プログラ
ムを実行することにより、室内の空調に必要な熱量QAO
を求めると共に、オートモードかマニュアルモードかを
判定する運転モード判定手段として機能し、更に、マニ
ュアルモード時には、オートモード風量VAOとマニュア
ルモード風量VM とを比較し、VAO≧VM のときにはオ
ートモード風量VAOと前記必要熱量QAOとに基づいて吹
出温度TAOを決定し、VAO<VM のときにはマニュアル
モード風量VM と前記必要熱量QAOとに基づいて吹出温
度TAOを決定する吹出温度決定手段としても機能する。
【0027】以下、このECU68による制御内容を図
1のフローチャートに従って説明する。まず、ステップ
100で、以降の演算処理に使用するカウンタやフラグ
を初期設定する初期化処理を実行した後、ステップ11
0に移行して、温感設定器82の操作により入力された
設定温感Sset を読み込むと共に、内気温度センサ7
7,外気温度センサ78,日射センサ79,エバポレー
タ出口温度センサ80及びコンデンサ出口温度センサ8
1により検出された内気温度Tr ,外気温度Tam,日射
量Ts ,エバポレータ出口温度Te 及びコンデンサ出口
温度Tc の各データを読み込む。
【0028】次いで、ステップ120に移行して、設定
温感Sset ,外気温度Tam及び日射量Ts から設定温度
Tset を次の(1)式により求める。 Tset =f(Sset ,Tam,Ts ) =Tset ’+ΔTam+ΔTs ……(1) ここで、Tset ’=25+0.4Sset ……図6
(a)参照 ΔTam=(10−Tam)/20 ……図6(b)参照 ΔTs =−Ts /1000 ……図6(c)参照
【0029】以上のようにして、設定温度Tset を算出
した後、ステップ130に移行して車室内を設定温度T
set に維持するために必要な熱量QAOを次の(2)式に
より算出する。 QAO=K1 ×Tset −K2 ×Tr −K3 ×Tam−K4 ×Ts +C ……(2) ここで、K1,K2,K3,K4 は係数、Cは定数である。こ
の(2)式は、見掛上、従来と同じであるが、各係数K
1,K2,K3,K4 と定数Cは従来よりもかなり大きな値に
設定されている。
【0030】上記(2)式により必要熱量QAOを算出し
た後、ステップ140に移行して、その時点の空調状態
が定常状態であるか過渡状態であるかを次のようにして
判断する。まず、設定温度Tset と内気温度Tr との温
度差|Tset −Tr |を算出し、この|Tset −Tr |
が所定値δ(例えばδ=3℃)以下であるか否かを判断
し、|Tset −Tr |≦δであれば定常状態と判断し、
|Tset −Tr |>δであれば過渡状態と判断するもの
である。
【0031】定常状態のときには、ステップ141に移
行し、図7に示されている定常時の必要熱量QAOに対す
る風量特性から風量VB を求めて、この風量VB を吹出
風量VAOとする(このVAOが定常時のオートモード風量
となる)。尚、図7は、本実施例の風量・温度特性を実
線で示し、従来のオートエアコンの風量・温度特性を一
点鎖線で示している。この図7から明らかなように、本
実施例の風量特性は、冷凍サイクル55のCOP向上を
狙って、必要熱量QAOが少ない領域で風量VBを従来よ
りも増加させているが、この風量増加は乗員が風を不快
に感じない程度に設定されている。このような風量特性
を採用することによって、本実施例の温度特性は、吹出
温度TAOが冷房時には従来よりも例えば5℃高く、暖房
時には従来よりも例えば15℃低くなるように設定され
ている。
【0032】一方、前述したステップ140で過渡状態
と判断された場合には、ステップ142に移行して、吹
出風量VAOを次の(3)式により算出する(このVAOが
過渡時のオートモード風量となる)。 VAO=VB +ΔV ……(3) ここで、VB は図7に示されている定常時の必要熱量Q
AOに対する風量特性から求められる。また、ΔVは補正
風量であり、図8に示されているTr −Tsetに対する
補正風量特性から求められる。本実施例では、補正風量
ΔVは、暖房時に“0”となるように設定されている。
この理由は、暖房時に吹出風量VAOを大幅に増加させる
と、吹出温度TAOが低下し過ぎて、吹出風に当たる乗員
が感じる暖かみが却って少なくなってしまうからである
(但し、後述するように暖房時にも乗員に不快感を与え
ない範囲内でΔV>0となるように設定しても良い)。
【0033】上述したステップ141又は142で吹出
風量VAOが決定されると、ステップ150に進んで、風
量設定モードがオートモードかマニュアルモードかを判
定する。この判定は、マニュアルモード風量切替スイッ
チ93〜96のいずれかがオンされていればマニュアル
モードと判定され、そうでなければオートモードと判定
される。このステップ150で、オートモードと判定さ
れれば、ステップ151に進んで、車室内に吹き出す風
量VA に、前述したステップ141又は142で決定し
た値VAOをセットし、ステップ160に進む。
【0034】一方、マニュアルモードの場合には、ステ
ップ152に進んで、マニュアルモード風量切替スイッ
チLo,M1,M2,Hi のいずれがオンされているかによっ
てマニュアルモード風量VM を次のようにセットする。
例えば、Lo オン時にはVM=200(m/h)、M1
オン時にはVM =270(m/h)、M2 オン時に
はVM =340(m/h)、Hi オン時にはVM =4
00(m/h)とセットされる。
【0035】この後、ステップ153に進んで、このマ
ニュアルモード風量VM を前述したステップ141又は
142で求められたオートモード風量VAOと比較し、オ
ートモード風量VAOがマニュアルモード風量VM 以上で
あれば、ステップ154に進んで、車室内に吹き出す風
量VA にマニュアルモード風量VM をセットすると共
に、後述する(4)式で吹出温度TAOを計算するための
VAO’にオートモード風量VAOをセットする。
【0036】一方、マニュアルモード風量VM の方がオ
ートモード風量VAOよりも大きいときには、ステップ1
55に進んで、車室内に吹き出す風量VA にマニュアル
モード風量VM をセットすると共に、後述する(4)式
で吹出温度TAOを計算するためのVAO’にマニュアルモ
ード風量VM をセットする。
【0037】以上のようにしてステップ154又は15
5でVA ,VAO’が決定されると、ステップ160に進
んで、吹出温度TAOを次の(4)式により算出する。 TAO=QAO/(Cp ・γ・VAO’)+Tr =3.57×QAO/VAO’+Tr ……(4) [Cp :空気の比熱、γ:空気の比重(25℃)] 上記(4)式中のVAO’は、VAO≧VM のときにVAO’
=VAOである(ステップ154)。従って、マニュアル
モード風量VM がオートモード風量VAOよりも小さくて
も、上記(4)式で計算される吹出温度TAOはオートモ
ードのときと同じになるので、室内に供給される熱量が
ステップ130で計算した必要熱量QAOよりも少なくな
るが、乗員がマニュアルモード風量VM を小さくすると
きは、乗員が冷暖房を弱くしたいと感じているときであ
るので、結果的に乗員の温感に合った吹出温度TAOとな
り、従来よりも快適性が向上する。しかも、室内に供給
する熱量が少なくて済むので、省エネルギ効果も得られ
る。
【0038】一方、マニュアルモード風量VM がオート
モード風量VAOよりも大きいときには、VAO’=VM と
なるので、吹出温度TAOはマニュアルモード風量VM と
ステップ130で計算した必要熱量QAOとに基づいて計
算される。これにより、室内に適正な熱量(=必要熱量
QAO)が供給され、快適性が維持される。
【0039】前述した(4)式により吹出温度TAOが計
算されると、ステップ170に移行し、内気吸入口2
3,24と外気吸入口22から吸入される空気の温度
(以下「吸気温度」という)Tinと吹出温度TAOとの温
度差を小さくする方向に内外気ダンパ25の開度を次の
ようにして算出する。一般に、吸気温度Tinは次の
(5)式により求められる。 Tin=α・Tam+(1−α)・Tr ……(5) (α:外気の混合割合) この関係を利用して、まず、完全内気時(α=0)の吹
出温度TAOと吸気温度Tin(=Tr )との温度差の絶対
値Tdiを次の(6)式により算出する。 Tdi=|TAO−Tr | ……(6) 次いで、外気最大取り入れ時(αが最大)の吹出温度T
AOと吸気温度Tinとの温度差の絶対値Tdoを次の(7)
式により算出する。 Tdo=|TAO−{α・Tam+(1−α)・Tr }| ……(7) この後、TdiとTdoとを比較してその大小を判断し、T
di≦Tdoであれば内気モード(α=0)とし、内外気ダ
ンパ25により外気吸入口22を全閉する。
【0040】一方、Tdi>Tdoであれば外気モードと
し、外気の混合割合xを次の(8)式により算出する。 x=(TAO−Tr )/(Tam−Tr ) ……(8) この(8)式により算出したxが、外気最大取り入れ時
のαの値(αmax )と内気モード時のαの値(α=0)
との範囲内にあるとき、即ち0≦x≦αmax のときに
は、このxを目標外気混合割合とし、この目標外気混合
割合xを実現するように内外気ダンパ25の開度をリニ
ア(直線的)に可変する内外気併用モードとなる。
【0041】このような制御を行うことにより、吹出温
度TAOと吸気温度Tinとの差を小さくする方向に内外気
ダンパ25の開度が自動的に調節され、吸入した空気に
与える熱量(必要熱量QAO)が少なくて済み、一層の省
電力化が可能となる。
【0042】前述したステップ170で内外気ダンパ2
5の開度を算出し終えると、ステップ180に移行し
て、冷凍サイクル55の運転モードを冷房・暖房のいず
れのモードにするかを次のようにして判定する。まず、
前述した(5)式により吸気温度Tinを算出する。この
場合、外気の混合割合αとして前述したステップ170
で算出されたxを用いて、吸気温度Tinを算出する。次
いで、吹出温度TAOと吸気温度Tinとの温度差TM を次
の(9)式により算出する。 TM =TAO−Tin ……(9) そして、TM ≧+θ(例えばθ=2℃)のときには暖房
モードとし、TM ≦−θのときには冷房モードとし、−
θ<TM <+θのときには冷凍サイクル55のコンプレ
ッサ56を停止する。
【0043】このようにして冷凍サイクル55の運転モ
ードを判定した後、ステップ190に移行し、吹出温度
TAOと吹出風量VAOに基づいて、各ダンパ36,38,
46,48,49,54の開度を決定し、吹出モードを
「FACE(スポット)」,「FACE(ワイド)」,
「B/L」,「FOOT」,「FOOT/DEF」,
「DEF」のいずれかに決定する。この吹出モードの詳
細は、前掲した表1に表されている。
【0044】以上のようにして決定された各種の制御デ
ータを各機器へ出力し(ステップ200)、以後、前述
したステップ110に戻って処理を繰り返すことによ
り、空調運転を制御する。この際、ステップ151,1
54,155で求めた風量VAを実現するために、ブロ
ワモータ29に印加するブロワ電圧は、図9の電圧特性
により吹出モードに応じて決定される。
【0045】この場合、車室内を設定温度Tset に維持
するのに必要な吹出温度TAOを内気と外気の混合により
作り出せるときには、冷凍サイクル55のコンプレッサ
56を停止する。一方、内外気のみでは必要な吹出温度
TAOを作り出せないときには、インバータ67によりコ
ンプレッサ56を駆動し、ステップ180で決定した運
転モードで冷凍サイクル55を運転する。この際、冷房
モードでは、エバポレータ出口温度センサ80により検
出されたエバポレータ出口温度Te を対象にしてPI制
御又はファジィ制御によりフィードバック制御し、ま
た、暖房モードでは、コンデンサ出口温度センサ81に
より検出されたコンデンサ出口温度Tc を対象にしてP
I制御又はファジィ制御によりフィードバック制御す
る。
【0046】PI制御を行う場合には、まず、次の(1
0)式により温度偏差En を算出する。 En =TAOn −Tn ……(10) ここで、各変数の添字n は、n番目のサンプル値である
ことを示し、TAOn はステップ142,144で求めた
吹出温度を示し、Tn は、冷房モードではエバポレータ
出口温度Te 、暖房モードではコンデンサ出口温度Tc
を示す。
【0047】次いで、インバータ67の周波数変化量D
fn を次の(11)式により算出する。 Dfn =Kp {(En −En-1 )+t/TI ・En } ……(11) ここで、Kp は比例ゲイン、tはサンプルタイム、TI
は積分時間である。この周波数変化量Dfn からインバ
ータ67の目標周波数fn を次の(12)式により算出
する。 fn =fn-1 +Dfn ……(12) この目標周波数fn をインバータ67に出力してコンプ
レッサ56の回転数を制御するものである。
【0048】以上説明した第1実施例によれば、マニュ
アルモード時に、オートモード風量VAOとマニュアルモ
ード風量VM とを比較し、VAO≧VM のときにはそのオ
ートモード風量VAOと必要熱量QAOとに基づいて吹出温
度TAOを決定するので、VAO≧VM のときには吹出温度
TAOがオートモードのときと同じになり、室内に供給さ
れる熱量がステップ130で計算した必要熱量QAOより
も少なくなるが、乗員がマニュアルモード風量VM を小
さくするときは、乗員が冷暖房を弱くしたいと感じてい
るときであるので、結果的に乗員の温感に合った吹出温
度TAOとなり、従来よりも快適性が向上する。しかも、
室内に供給する熱量が少なくて済むので、省エネルギ効
果も得られる。一方、マニュアルモード風量VM がオー
トモード風量VAOよりも大きいときには、吹出温度TAO
はマニュアルモード風量VM とステップ130で計算し
た必要熱量QAOとに基づいて計算されるので、室内に適
正な熱量(=必要熱量QAO)が供給され、快適性が維持
される。
【0049】尚、上記第1実施例では、オートモード風
量VAOとマニュアルモード風量VMとが同じ値の場合
(VAO=VM )に、ステップ154に進むようにした
が、ステップ154に進んでも全く同じ結果が得られる
ことは言うまでもない。
【0050】[第2実施例]第1実施例では、温感設定
器82の手動操作により温感Sset を設定し、この設定
温感Sset と外気温度Tam及び日射量Ts から設定温度
Tset を算出するようにしているが、温感設定器82に
代えて、設定温度Tset を手動設定する設定温度スイッ
チ(図示せず)を設け、この設定温度スイッチを手動操
作することにより、設定温度Tset を設定するようにし
ても良い。この場合には、図1のステップ120が不要
となる。
【0051】[第3実施例]第1実施例では、定常・過
渡の判断を、設定温度Tset と内気温度Tr との温度差
の絶対値|Tset −Tr |が所定値δ(例えばδ=3
℃)以下であるか否かによって判定しているが、図10
に示すように、(Tr −Tset )の単位時間当りの変化
速度の大小によって定常・過渡を判定するようにしても
良い。この場合には、(Tr −Tset )の単位時間当り
の変化速度に応じて、図10の補正風量特性から補正風
量ΔVを求めることになる。
【0052】この他、定常・過渡の判断は、内気温度T
r の単位時間当りの変化速度の大小によって判定しても
良く、或は、空調運転開始後の経過時間の長短で判定し
ても良く、更には、外気温度センサ77や日射センサ7
9の出力信号により外部の環境条件が急変化したことを
検出したときに、“過渡”と判定するようにしても良
い。
【0053】[第4実施例]自動車の座席を暖めるシー
トヒータ、ドアの内面パネルに設けられた輻射ヒータ、
或は窓ガラスを暖めるHWS(Heating Win
dow Shield)等の温感補機を備えた構成のも
のでは、図1のステップ130とステップ140との間
に、図11に示すように、温感補機の作動判定(ステッ
プ131)と必要熱量QAOの補正(ステップ132)の
処理を追加する。
【0054】この場合、ステップ131における温感補
機の作動判定では、ステップ130で算出した必要熱量
QAOが、QAO≧β(暖房が必要)であるかQAO<β(暖
房が不要)であるかを判断し、もし、QAO≧βであれ
ば、温感補機をオンして暖房能力を補う。一方、QAO<
βであれば、暖房の必要はないので、温感補機をオフす
る。
【0055】また、ステップ132における必要熱量Q
AOの補正では、温感補機の発熱量に応じて、温風の吹出
温度TAOを低下させるために、温感補機の発熱量分だけ
必要熱量QAOを小さくするように補正する。
【0056】[その他の実施例]第1実施例の場合、冷
房時には、過渡時に、吹出風量VAOを補正風量ΔVだけ
定常時よりも増加させて、冷凍サイクル55のCOPを
向上させるようにしているが、暖房時には、補正風量Δ
Vが“0”に設定されているため(図8参照)、過渡時
でも定常時と同じ風量特性となる。この理由は、暖房時
に吹出風量VAOを大幅に増加させると、吹出温度TAOが
低下し過ぎてしまい、吹出風に当たる乗員が感じる暖か
みが却って少なくなってしまうからである。
【0057】しかしながら、暖房時にも、補正風量ΔV
を、ΔV>0に設定して、過渡時に吹出風量VAOを乗員
に不快感を与えない程度に増加させるようにしても良
い。この場合、吹出風量VAOの増加量に応じて吹出温度
TAOが低下するが、車室内に与える熱量は風量増加によ
り必要熱量を確保できるので、暖房能力を低下させるよ
うなことはなく、暖房時の過渡時も、冷凍サイクル55
のCOPを向上させることができる。
【0058】また、第1実施例は、本発明を電気自動車
の空調装置に適用したものであるが、エンジン駆動式自
動車の空調装置や家屋の空調装置等、各種の空調装置に
本発明を適用しても良いことは言うまでもない。エンジ
ン駆動式自動車の空調装置の場合には、暖房時の熱源と
して、エンジン冷却水が循環するヒートコアを用いても
良く、また、一般の空調装置では、暖房時の熱源として
電気ヒータを用いる構成としても良い。
【0059】また、第1実施例では、大風量のときにス
ポット吹出口43から風を強く吹き出し、小風量のとき
にワイド吹出口42から風を緩やかに吹き出すようにな
っているが、これら両吹出口42,43の双方から同時
に風を吹き出すようにしても良い。勿論、スポット/ワ
イドの切り替えのない構成としても良く、この場合に
は、スポット/ワイド切替ダンパ46が不要となる。
【0060】また、温感設定器82は、キー入力方式の
ものに限定されず、例えばダイヤルスイッチを用いて構
成しても良い。その他、本発明は、送風関係の構成や温
感表示部84の構成を適宜変更しても良い等、種々変更
して実施できることは言うまでもない。
【0061】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、マニュアルモード時に、オートモード風量と
マニュアルモード風量とを比較し、オートモード風量の
方が大きいときにはそのオートモード風量と必要熱量と
に基づいて吹出温度を決定するので、この場合には吹出
温度がオートモードのときと同じになり、室内に供給さ
れる熱量が必要熱量よりも少なくなるが、乗員がマニュ
アルモード風量を小さくするときは、乗員が冷暖房を弱
くしたいと感じているときであるので、結果的に乗員の
温感に合った吹出温度となり、従来よりも快適性が向上
する。しかも、室内に供給する熱量が少なくて済むの
で、省エネルギ効果も得られる。一方、マニュアルモー
ド風量がオートモード風量よりも大きいときには、吹出
温度はマニュアルモード風量と必要熱量とに基づいて決
定されるので、室内に適正な熱量(=必要熱量)が供給
され、快適性が維持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の制御プログラムを示すフ
ローチャート
【図2】空調装置全体の概略構成図
【図3】自動車のインストルメントパネル部分の正面図
【図4】エアコンコントロールパネルの正面図
【図5】冷凍サイクルの運転モードと室外ファンの運転
モードとの関係を示す図
【図6】(a)は設定温感Sset とTset ’との関係を
示す図、(b)は外気温度TamとΔTamとの関係を示す
図、(c)は日射量Ts とΔTs との関係を示す図
【図7】定常時の風量・温度特性を示す図
【図8】Tr −Tset と補正風量ΔVとの関係を示す図
【図9】吹出風量VAOとブロワ電圧との関係を示す図
【図10】本発明の第3実施例における(Tr −Tset
)の変化速度と補正風量ΔVとの関係を示す図
【図11】本発明の第4実施例における制御プログラム
の一部を示す図
【符号の説明】
22…外気吸入口、23,24…内気吸入口、25…内
外気ダンパ、31…エバポレータ、35…コンデンサ、
40…デフ吹出口、42…ワイド吹出口、43…スポッ
ト吹出口、46…スポット/ワイド切替ダンパ、52…
足元吹出口、55…冷凍サイクル、56…コンプレッ
サ、57…四方切替弁、58…室外熱交換器、61…キ
ャピラリ、62〜64…電磁弁、65…減圧弁、67…
インバータ、68…ECU(運転モード判定手段,吹出
温度決定手段)、77…内気温度センサ、78…外気温
度センサ、79…日射センサ、80…エバポレータ出口
温度センサ、81…コンデンサ出口温度センサ、82…
温感設定器、82a…涼しめキー、82b…暖かめキ
ー、84…温感表示部、88…冷媒圧力センサ、89…
室外ファン、Lo ,M1 ,M2 ,Hi …マニュアルモー
ド風量切替スイッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹尾 裕治 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本 電装株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−285112(JP,A) 実開 昭62−117109(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60H 1/00 101

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内に吹き出す風の吹出温度と吹出風量
    を制御する機能を備えた空調装置において、 室内の空調に必要な熱量を求める手段と、 吹出風量を自動制御するオートモードかマニュアル操作
    で吹出風量を設定するマニュアルモードかを判定する運
    転モード判定手段と、 マニュアルモード時に、オートモード風量とマニュアル
    モード風量とを比較し、オートモード風量の方が大きい
    ときにはそのオートモード風量と前記必要熱量とに基づ
    いて吹出温度を決定し、マニュアルモード風量の方が大
    きいときにはそのマニュアルモード風量と前記必要熱量
    とに基づいて吹出温度を決定する吹出温度決定手段とを
    備えたことを特徴とする空調装置。
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