JP3119032B2 - 車両用空気調和装置 - Google Patents

車両用空気調和装置

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JP3119032B2 JP05119610A JP11961093A JP3119032B2 JP 3119032 B2 JP3119032 B2 JP 3119032B2 JP 05119610 A JP05119610 A JP 05119610A JP 11961093 A JP11961093 A JP 11961093A JP 3119032 B2 JP3119032 B2 JP 3119032B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用空気調和装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用空気調和装置は、車室内を
設定温度に保つために、冷媒蒸発器で冷却された空気温
度を温度センサによって検出し、その温度センサの検出
値に基づいて冷媒圧縮機のオンオフ制御が行われてい
る。しかし、車室内への吹出空気温度が同じでも、冷媒
蒸発器の通過直後の吹出空気温度(冷媒蒸発器で冷却さ
れた空気温度)が異なると、車室内へ吹き出される吹出
空気の相対湿度も異なるため、湿度の高低に応じて乗員
の温熱感が左右されることになる。つまり、人間の温熱
感は、湿度が高い程蒸し暑く感じるため、車室内への吹
出空気の温度が同じでも、冷媒蒸発器の通過直後の吹出
空気温度が低いほど冷たく感じることになる。そこで、
乗員の温熱感を一定に保つために、車室内への吹出温度
を湿度によって補正する技術が公知である(特開昭57
−139240号公報、特開昭64−111147号公
報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、湿度によっ
て吹出温度を補正する従来技術では、湿度を検出するた
めの湿度センサを用いる必要があることから装置全体の
コストが高くなるという課題を有していた。本発明は、
上記事情に基づいて成されたもので、その目的は、コス
トの上昇を伴うことなく、乗員の温熱感を一定に保つこ
とのできる車両用空気調和装置の提供にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、図10に示すように、車室内へ供給される
空気を冷却する冷房用熱交換器100と、前記車室内へ
吹き出される空気の熱量を可変する熱量可変手段110
と、前記冷房用熱交換器100の通過直後の吹出空気温
度あるいはその吹出空気温度に相当する物理量を検出す
る物理量検出手段120と、車両の環境条件を検出する
環境条件検出手段130と、前記車室内の温度を設定す
る温度設定手段140と、前記環境条件検出手段130
によって検出された環境条件および前記温度設定手段1
40によって設定された設定温度に基づいて、前記車室
内へ吹き出される空気の熱量を算出する吹出空気熱量算
出手段150と、前記物理量検出手段120によって検
出された吹出空気温度が高くなる程、あるいはその吹出
空気温度に相当する物理量が大きくなる程、前記吹出空
気熱量算出手段150によって算出された熱量を小さく
補正する熱量補正手段160と、この熱量補正手段16
0によって補正された熱量に基づいて前記熱量可変手段
110を制御する制御手段170とを備えた技術的手段
を採用する。
【0005】
【作用】上記構成より成る本発明の車両用空気調和装置
は、冷房用熱交換器の通過直後の吹出空気温度が高くな
る程、あるいはその吹出空気温度に相当する物理量が大
きくなる程、車室内へ吹き出される空気の熱量が小さく
なるように補正される。つまり、車室内への吹出空気の
温度が低減される。車室内へ吹き出される空気は、冷房
用熱交換器で除湿冷却された空気の温度が異なると、車
室内への吹出温度が同じでも湿度が異なり、冷房用熱交
換器の通過直後の吹出空気温度が高くなる程、吹出空気
の湿度も高くなる。従って、人間の温熱感は、湿度が高
いほど蒸し暑く感じ、湿度が低いほど冷たく感じること
から、車室内への吹出温度が同じでも、冷房用熱交換器
の通過直後の吹出空気温度が高くなる程、相対湿度が上
昇して乗員は蒸し暑く感じることになる。このため、冷
房用熱交換器の通過直後の吹出空気温度が高くなる程、
車室内へ吹き出される空気の温度を低減するように補正
することで、乗員の温熱感をほぼ一定に保つことができ
る。
【0006】なお、冷房用熱交換器の通過直後の吹出空
気温度に相当する物理量とは、吹出空気温度と物理量と
の相関があるもので、例えば、冷房用熱交換器を冷凍サ
イクルの冷媒蒸発器とした場合に、冷媒蒸発器のフィン
温度、冷媒蒸発器の蒸発圧力、冷媒蒸発器の吸入空気温
度等である。なお、冷媒蒸発器の通過直後の吹出空気温
度は、冷媒圧縮機のオンオフ制御に伴って変化するが、
冷媒圧縮機のオンオフ制御によって一義的に変化するわ
けではない。つまり、冷媒圧縮機がオンしている時(あ
るいはオフしている時)でも、空調条件によって冷媒蒸
発器の通過直後の吹出空気温度は変化する。従って、冷
媒圧縮機のオンオフ温度は、冷媒蒸発器の通過直後の吹
出空気温度に相当する物理量とは言えない。
【0007】
【実施例】次に、本発明の車両用空気調和装置の一実施
例を図1ないし図9を基に説明する。図1は車両用空気
調和装置の全体模式図である。本実施例の車両用空気調
和装置1は、車室内に送風空気を導くダクト2、ダクト
2内に空気を導入して車室内へ送る送風機3、冷房手段
を構成する冷凍サイクル4、暖房手段を成すヒータコア
5、およびエアコン制御装置6を備える。送風機3は、
ブロワケース3a、遠心式ファン3b、ブロワモータ3
cより成り、ブロワモータ3cへの印加電圧(以下ブロ
ワ電圧と言う)に応じてブロワモータ3cの回転速度が
決定される。ブロワ電圧は、モータ駆動回路7を介して
エアコン制御装置6からの制御信号に基づいて制御され
る。
【0008】ブロワケース3aには、車室内空気(内
気)を導入する内気導入口8と車室外空気(外気)を導
入する外気導入口9とが形成されるとともに、吸込口モ
ードに応じて内気導入口8と外気導入口9とを選択的に
開閉する内外気切替ダンパ10が設けられている。ダク
ト2の下流端は、デフロスタダクト2a、フェイスダク
ト2b、フットダクト2cに分岐されて、各ダクト2a
〜2cの先端が車室内に開口するデフロスタ吹出口1
1、フェイス吹出口12、フット吹出口13とされてい
る。各ダクト2a〜2cの上流開口部には、吹出口モー
ドに応じて各ダクト2a〜2cを選択的に開閉する吹出
口切替ダンパ14、15が設けられている。
【0009】冷凍サイクル4は、電磁クラッチ16を介
して車両の走行用エンジン(図示しない)によって駆動
される冷媒圧縮機17、この冷媒圧縮機17で圧縮され
た高温高圧の冷媒をクーリングファン18の送風を受け
て凝縮液化する冷媒凝縮器19、この冷媒凝縮器19よ
り導かれた冷媒を一時蓄えて液冷媒のみを流すレシーバ
20、このレシーバ20より導かれた液冷媒を減圧膨脹
する減圧装置21、ダクト2内に配されて、減圧装置2
1で減圧された低温低圧の冷媒を送風機3の送風を受け
て蒸発させる冷媒蒸発器22の各機能部品より構成さ
れ、それぞれ冷媒配管23によって環状に接続されてい
る。なお、電磁クラッチ16は、クラッチ駆動回路24
を介して、エアコン制御装置6より出力される制御信号
(オンオフ信号)に基づいてオンオフ制御される。
【0010】ヒータコア5は、ダクト2内で冷媒蒸発器
22の下流(風下)に配置されて、エンジン冷却水を熱
源として通過する空気を加熱する。このヒータコア5
は、ダクト2内を流れる空気がヒータコア5を迂回して
流れるバイパス路25を形成するように配されており、
そのバイパス路25を通過する空気量とヒータコア5を
通過する空気量との割合いがエアミックスダンパ26
(本発明の熱量可変手段)によって調節される。
【0011】エアコン制御装置6は、空調制御に係る制
御プログラムや演算式等が記憶されたマイクロコンピュ
ータ(図示しない)を内蔵する。このエアコン制御装置
6は、エアコン操作パネル27より出力される操作信号
および各センサ(後述する)からの検出信号に基づい
て、各ダンパ(内外気切替ダンパ10、吹出口切替ダン
パ14、15、エアミックスダンパ26)を駆動するそ
れぞれのサーボモータ28、29、30、ブロワモータ
3cを駆動するモータ駆動回路7、電磁クラッチ16を
駆動するクラッチ駆動回路24へ制御信号を出力する。
【0012】エアコン操作パネル27は、車室内のイン
ストルメントパネル(図示しない)に配されて、乗員の
希望する室内温度を設定する温度設定器31、車室内を
温度設定器31で設定された温度に保つように各空調機
器の自動制御をエアコン制御装置6に指令するオートス
イッチ32、吹出口11〜13を選択する吹出口モード
スイッチ33、吸込口(内気導入口8と外気導入口9)
を選択する吸込口モードスイッチ34、送風機3の送風
レベルを調節する風量設定スイッチ35等が設けられて
いる。
【0013】上記の各センサは、車室内温度(内気温T
r)を検出す内気センサ36、車室外温度(外気温Ta
m)を検出する外気センサ37、日射量(日射量Ts)
を検出する日射センサ38、冷媒蒸発器22の通過直後
の吹出空気温度(エバ後温度Te)を検出するエバ後温
度センサ39、エンジン冷却水の温度(冷却水温Tw)
を検出する水温センサ40等である。なお、内気センサ
36、外気センサ37、および日射センサ38は、車両
の環境条件を検出する本発明の環境条件検出手段を構成
するものであり、エバ後温度センサ39は、本発明の物
理量検出手段を成すものである。
【0014】次に、本実施例の作動をエアコン制御装置
6の処理手順に基づいて説明する。図2はエアコン制御
装置6の処理手順を示すフローチャートである。まず、
各種カウンタやフラグ等の初期化を行う(ステップS
1)。次に、温度設定器31の設定温度信号Tset を読
み込み、続いて各センサ(36〜40)の検出信号(T
r、Tam、Ts、Te、Tw)を読み込む(ステップS
2、ステップS3)。つぎに、本発明の吹出空気熱量算
出手段を成すステップS4で、車室内への目標吹出温度
TAOを下記の数式に従って演算する。
【数1】TAO=Kset ・Tset −Kr・Tr−Kam・
Tam−Ks・Ts+C なお、Kset :温度設定ゲイン、Kr:内気温度ゲイ
ン、Kam:外気温度ゲイン、Ks:日射ゲイン、C:補
正定数である。
【0015】つぎに、ステップS4で算出された目標吹
出温度TAOに基づいて、ブロワ電圧、吸込口モード、
吹出口モードをそれぞれ図3ないし図4に示すグラフよ
り決定する(ステップ5〜ステップ7)。なお、図3の
グラフは目標吹出温度TAOとブロワ電圧Veとの関係
を示し、図4のグラフは目標吹出温度TAOと吸込口モ
ードとの関係を示し、図5のグラフは目標吹出温度TA
Oと吹出口モードとの関係を示すもので、予めマイクロ
コンピュータに記憶されている。
【0016】続いて、外気温Tamに基づいて、図6に示
すグラフより冷媒蒸発器22の目標吹出温度である目標
エバ後温度Teoを決定する(ステップS8)。なお、
図6のグラフは、外気温Tamと目標エバ後温度Teoと
の関係を示すもので、予めマイクロコンピュータに記憶
されている。この目標エバ後温度Teoは、冷媒圧縮機
17のオンオフ点であり、冷媒圧縮機17をオンオフ制
御することにより、冷媒蒸発器22の通過直後の吹出空
気温度を目標エバ後温度Teoに維持する。なお、目標
エバ後温度Teoは、フロスト防止のために最低3℃程
度とされる。
【0017】つぎに、ステップS4で算出された目標吹
出温度TAOをエバ後温度Teに応じて補正する(ステ
ップS9・本発明の熱量補正手段)。このステップS9
の内容を図7に示すフローチャートを用いて説明する。
まず、オートスイッチ32がオンされているか否かを判
定する(ステップS90)。オートスイッチ32がオン
されてない場合(NO)は、本補正を行わずに次の処理
(ステップS10)を実行する。オートスイッチ32が
オンされている場合(YES)は、つぎのステップS9
1で目標吹出温度TAOの補正量ΔTAOを算出する。
【0018】ここで、補正量ΔTAOについて説明す
る。目標吹出温度TAOが同じであれば、エバ後温度T
eが大きいほど湿度感があることから、エバ後温度Te
が大きくなる程、補正量ΔTAOを大きくして目標吹出
温度TAOを下げる必要がある(図8参照)。また、目
標吹出温度TAOが低くなる程、相対湿度差が大きくな
ることから、補正量ΔTAOを大きくして目標吹出温度
TAOを下げる必要がある(図9参照)。これらの関係
より、目標吹出温度TAOの補正量ΔTAOは、下記の
数式によって算出される。
【0019】
【数2】ΔTAO=(α・TAO+β)・Te+γ なお、α、β、γはそれぞれ定数である。但し、上記の
数式においてTAOにる補正量は小さいため、補正量Δ
TAOを次式によって求めても良い。
【数3】ΔTAO=ε・Te なお、εは定数である。
【0020】続いて、目標吹出温度TAOからステップ
S91で算出した補正量ΔTAOを減算して、補正後の
目標吹出温度TAO´を算出する(ステップS92)。
続いて、車室内への実際の吹出温度が補正後の目標吹出
温度TAO´となるように、エアミックスダンパ26の
目標開度SWを下記の数式に従って演算する(ステップ
S93)。
【数4】SW=[(TAO´−Te)/(Tw−T
e)]×100(%)
【0021】そして、各目標値が得られるように、各サ
ーボモータ28〜30、モータ駆動回路7へ制御信号を
出力して、内外気切替ダンパ10、吹出口切替ダンパ1
4、15、エアミックスダンパ26、およびブロワモー
タ3cを制御する(ステップS10)。続いて、所定の
制御周期τが経過したか否かを判定し(ステップS1
1)、経過した場合(YES)は、ステップS2以下の
処理を繰り返す。ステップS11の判定結果がNOの場
合は、所定の制御周期τが経過するまでステップS11
を繰り返す。上述のように、冷媒蒸発器22の通過直後
の吹出空気温度が高くなる程、補正量ΔTAOを大きく
して目標吹出温度TAOを下げることにより、乗員の温
熱感をほぼ一定に保つことができる。
【0022】〔変形例〕本実施例では、目標吹出温度T
AOを補正する例を示したが、目標吹出温度TAOを計
算するにあたって設定温度Tset を補正するようにして
も良い。また、目標吹出温度TAOを補正するにあたっ
て、冷媒蒸発器22の通過直後の吹出空気温度をエバ後
温度センサ39によって検出しているが、冷媒蒸発器2
2の通過直後の吹出空気温度でなくても、冷媒蒸発器2
2の通過直後の吹出空気温度に相当する物理量(例え
ば、冷媒蒸発器22のフィン温度、冷媒蒸発器22の蒸
発圧力(低圧圧力)、冷媒蒸発器22の吸入空気温度
等)でも良い。本発明をエアミックス式の空気調和装置
1に適用したが、ヒータコア5へ供給される冷却水量を
温水回路に設けた流量制御弁の弁開度に応じて制御する
リーヒート式の空気調和装置に適用しても良い。流量制
御弁は、例えばデューティー比制御によって弁開度を調
節することができる。本実施例では、電磁クラッチ16
を介して冷媒圧縮機17をオンオフ制御するオンオフ式
の冷凍サイクル4を用いたが、冷媒蒸発器22と冷媒圧
縮機17との間に蒸発圧力調整弁を設置したEPR式冷
凍サイクル、可変容量型の冷媒圧縮機を備える可変容量
式冷凍サイクル等を採用しても良い。
【0023】
【発明の効果】本発明の車両用空気調和装置は、冷房用
熱交換器の通過直後の吹出空気温度あるいはその吹出空
気温度に相当する物理量に応じて車室内へ吹き出される
熱量を補正することで、湿度によって異なる乗員の温熱
感をほぼ一定に保つことができる。従って、従来のよう
に湿度を検出する必要がなく、高価な湿度センサが不要
となることから、コストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る車両用空気調和装置の全体模式
図である。
【図2】エアコン制御装置の処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図3】目標吹出温度とブロワ電圧との関係を示すグラ
フである。
【図4】目標吹出温度と吸込口モードとの関係を示すグ
ラフである。
【図5】目標吹出温度と吹出口モードとの関係を示すグ
ラフである。
【図6】外気温と目標エバ後温度との関係を示すグラフ
である。
【図7】目標吹出温度補正の処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図8】冷媒蒸発器の吹出空気温度と補正量との関係を
示すグラフである。
【図9】目標吹出温度と補正量との関係を示すグラフで
ある。
【図10】本発明の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 車両用空気調和装置 6 エアコン制御装置(吹出空気熱量算出手段、熱量補
正手段、制御手段) 22 冷媒蒸発器(冷房用熱交換器) 26 エアミックスダンパ(熱量可変手段) 31 温度設定器(温度設定手段) 36 内気センサ(環境条件検出手段) 37 外気センサ(環境条件検出手段) 38 日射センサ(環境条件検出手段) 39 エバ後温度センサ(物理量検出手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本田 祐次 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本 電装株式会社内 (72)発明者 寒川 克彦 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本 電装株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60H 1/00 101

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】a)車室内へ供給される空気を冷却する冷
    房用熱交換器と、 b)前記車室内へ吹き出される空気の熱量を可変する熱
    量可変手段と、 c)前記冷房用熱交換器の通過直後の吹出空気温度ある
    いはその吹出空気温度に相当する物理量を検出する物理
    量検出手段と、 d)車両の環境条件を検出する環境条件検出手段と、 e)前記車室内の温度を設定する温度設定手段と、 f)前記環境条件検出手段によって検出された環境条件
    および前記温度設定手段によって設定された設定温度に
    基づいて、前記車室内へ吹き出される空気の熱量を算出
    する吹出空気熱量算出手段と、 g)前記物理量検出手段によって検出された吹出空気温
    度が高くなる程、あるいはその吹出空気温度に相当する
    物理量が大きくなる程、前記吹出空気熱量算出手段によ
    って算出された熱量を小さく補正する熱量補正手段と、 h)この熱量補正手段によって補正された熱量に基づい
    て前記熱量可変手段を制御する制御手段とを備えた車両
    用空気調和装置。
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