JP2002369990A - ミシンの糸切れ検出装置 - Google Patents

ミシンの糸切れ検出装置

Info

Publication number
JP2002369990A
JP2002369990A JP2001181231A JP2001181231A JP2002369990A JP 2002369990 A JP2002369990 A JP 2002369990A JP 2001181231 A JP2001181231 A JP 2001181231A JP 2001181231 A JP2001181231 A JP 2001181231A JP 2002369990 A JP2002369990 A JP 2002369990A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thread
sewing machine
permanent magnet
hall element
magnet member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001181231A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Mizuno
靖 水野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2001181231A priority Critical patent/JP2002369990A/ja
Priority to US10/166,764 priority patent/US6802273B2/en
Priority to CNB021246181A priority patent/CN100425758C/zh
Publication of JP2002369990A publication Critical patent/JP2002369990A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B69/00Driving-gear; Control devices
    • D05B69/36Devices for stopping drive when abnormal conditions occur, e.g. thread breakage
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B47/00Needle-thread tensioning devices; Applications of tensometers
    • D05B47/02Manually-controlled tensioning devices
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B51/00Applications of needle-thread guards; Thread-break detectors
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05CEMBROIDERING; TUFTING
    • D05C11/00Devices for guiding, feeding, handling, or treating the threads in embroidering machines; Machine needles; Operating or control mechanisms therefor
    • D05C11/08Thread-tensioning arrangements
    • D05C11/14Stop motions responsive to thread tension or breakage

Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数を少なくし構造を簡単化し、製作費
を低減すると共に小型化を図ることができるミシンの糸
切れ検出装置を提供する。 【解決手段】 糸調子器11のロータリ皿17の軸心と
直交する面に設けた永久磁石部材21と、本体部材20
に装着され永久磁石部材21から発する磁界を検出する
ホール素子22と、ホール素子22からの検出信号から
上糸の糸切れを検知する糸切れ検知制御手段とを備えた
ことで、部品点数を少なくし構造を簡単化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、ミシンの糸切れ
検出装置に関し、特に、ロータリ皿付きの糸調子器を備
えたミシンにおいて、永久磁石部材とホール素子とを糸
調子器に設けて糸切れを検出するようにしたものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】 従来、複数色の刺繍模様を縫製するの
に用いられる種々の工業用ミシンは、一般に、縫針が下
端部に夫々装着された複数の針棒を収容した針棒ケース
を有し、その針棒ケースを左右方向へ移動させ、複数の
針棒の中から使用対象の針棒を選択するようにしたもの
が多い。
【0003】複数の縫針に上糸を夫々供給する複数の糸
駒は、針棒ケースの略後側に固定的に設けられた糸駒ス
タンド上にセットされ、針棒ケースの上半部に形成され
た糸調子台フレームに、複数の糸切れセンサ、複数の糸
調子器が取付けられている。複数の糸駒から延びる複数
の上糸は、これら複数の糸切れセンサ、複数の糸調子器
等を経て複数の縫針に夫々供給される。
【0004】前記各糸切れセンサは例えばミシン機枠に
支持されたフォトインタラプタと、上糸の供給により回
転する軸部材に一体回転可能に固定された複数のスリッ
トを有するエンコードディスクとを有し、フォトインタ
ラプタの検出信号に基いて糸切れの有無を検出する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】 前記従来のミシンで
は、独立の糸切れセンサを設ける分部品点数が多くなり
構造が複雑化し、製作費が高価になる。しかも、ミシン
の小型化を図ることが難しくなり、大きなスペースが必
要となる。特に多針式の工業用ミシンでは、1つの糸調
子台フレームに複数の糸切れセンサと複数の糸調子器と
を取付けなければならないから、糸調子台が大型化して
しまいミシン自体が大型化する。本発明の目的は、部品
点数を少なくし構造を簡単化し、製作費を低減すると共
に小型化を図ることができるミシンの糸切れ検出装置を
提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】 請求項1のミシンの糸
切れ検出装置は、糸駒から供給される上糸の張力を調節
するロータリ皿付きの糸調子器を備えたミシンにおい
て、前記糸調子器のロータリ皿の軸心と直交する面に設
けた永久磁石部材と、前記糸調子器の静止側部材に装着
され前記永久磁石部材から発する磁界を検出するホール
素子と、前記ホール素子からの検出信号から上糸の糸切
れを検知する糸切れ検知制御手段とを備えたことを特徴
とするものである。
【0007】縫製中糸駒から繰出される上糸は、糸調子
器のロータリ皿を経由して上糸張力が調節されて縫針に
供給される。このとき、ロータリ皿が回転し、ホール素
子に投射される磁界の方向が短時間毎に切換わるため、
ホール素子には正弦波的な信号が発生する。縫製途中に
おいて上糸の糸切れが発生すると、糸駒から上糸の供給
が中断し、ロータリ皿は回転停止する。このとき、永久
磁石部材からホール素子へ発する磁界の変化がなくなる
ので、ホール素子の検出信号の変化がなくなり、それ故
糸切れありと判定される。つまり糸切れ検知制御手段は
ホール素子の検出信号の変化から糸切れを検出する。
【0008】請求項2のミシンの糸切れ検出装置は、請
求項1の発明において、前記永久磁石部材は、複数のN
極と複数のS極をN極とS極とが交互に位置するように
環状に配置した環状の永久磁石部材からなることを特徴
とするものである。それ故、縫製中、糸駒から上糸が供
給されている状態では、少なくとも永久磁石部材のN極
からホール素子側に向かう磁界の変化を間欠的に検出す
ることができる。上糸が切れて糸駒から供給されない状
態では前記磁界の変化が発生しないから、これにより糸
切れ発生ありと判定することができる。請求項3のミシ
ンの糸切れ検出装置は、請求項2の発明において、前記
永久磁石部材は、焼結金属製のものであることを特徴と
するものである。それ故、この永久磁石部材を自由な形
状に形成することができるし、N極とS極の配置を自由
に設定することができる。
【0009】請求項4のミシンの糸切れ検出装置は、請
求項1の発明において、前記ロータリ皿は前記静止側部
材に回転可能に取付けられ、静止側部材はミシン機枠に
対して位置調節可能であることを特徴とするものであ
る。それ故、永久磁石部材とホール素子との位置関係を
変えることなく、静止側部材をミシン機枠に対して位置
調節することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】 以下、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。本実施形態は、複数色の
刺繍模様を縫製する多針式ミシンに本発明の糸切れ検出
装置を適用したものである。最初にこの多針式ミシンの
構造について概略説明し、次に糸調子器、糸切れ検出装
置について説明する。尚、図1の前後左右を前後左右と
して説明する。図1に示すように、多針式ミシン1のア
ーム部2の前端部分には、複数の針棒3を左右1列状に
収容した針棒ケース4が左右方向へ移動自在に支持され
ている。アーム部2の上部側には糸駒スタンド5が固定
され、複数の糸駒6は、針棒ケース4の略後側において
糸駒スタンド5に付設の複数の糸立棒7に夫々装着され
ている。
【0011】図1、図2に示すように、針棒ケース4の
下半部に、複数の針棒3、複数の天秤8が上下動可能に
設けられ、針棒ケース4の上半部に糸調子台フレーム9
が設けられている。糸調子台フレーム9の前面部分に
は、その上端から下端側へ向かって順次、左右に並んだ
複数の張力付与器10、左右に並んだ複数の糸調子器1
1、糸案内片12、左右に並んだ複数の糸調子器等13
が取付けられている。糸駒6から延びて針棒ケース4に
至る各上糸14は、対応する張力付与器10、糸調子器
11又は糸調子器13、糸案内片12、天秤8等を経て
縫針15に供給される。
【0012】次に、糸調子器11,13、糸切れ検出装
置40について説明する。尚、上列の糸調子器11と下
列の糸調子器13は同一構造であるから糸調子器11に
ついて説明する。図2〜図4に示すように、この糸調子
器11は、軸部材16、ロータリ皿17、調節機構1
8、糸取りバネ19、フランジ付き本体部材20、永久
磁石部材21、ホール素子22等で構成されている。軸
部材16は、右端側から順次、小径部16a、大径部1
6b、中径部16c、小径部16dからなる段付き構造
で、大径部16bに糸取りバネ19が外装された状態
で、小径部16aと大径部16bを金属製の本体部材2
0(静止側部材に相当する)に内装し、更に本体部材2
0を糸調子台フレーム9にフランジ20aを介してビス
26にて固定する。
【0013】このフランジ20aには円弧状の長穴20
bが形成され、この長穴20bを用いて本体部材20を
ビス止めするから、本体部材20つまり糸調子器11は
ミシン機枠に対して位置調節可能になっている。軸部材
16の小径部16aは、本体部材20の約右半部の嵌合
穴20cにタイトに内嵌され、止めネジ27で本体部材
20に一体的に固定されている。尚、本体部材20にア
ース用の止めネジ28も付設されている。
【0014】軸部材16の中径部16cの先端から中径
部16cと小径部16dの略全長にわたって軸方向に延
びる割り溝25aが形成され、小径部16dの外周にお
いて先端から約1/2長さにわたって雄ネジ25bが形
成されている。中径部16cの基端部に、薄板部材29
が外装され、更に環状のフェルト材30、ロータリ皿1
7、環状のフェルト材31が一体回転可能に外装されて
いる。尚、止めネジ27を緩めておき割り溝25aにマ
イナスドライバー等を差し込んで軸部材16を軸心回り
に回動して糸取りバネ19の付勢力を多少調整すること
ができる。
【0015】調節機構18は、ロータリ皿17の回転抵
抗を調節する機構であって、糸調子皿32、調節ダイヤ
ル33、圧縮コイルバネ34、環状のバネ受け部材35
を有する。糸調子皿32は、合成樹脂材料で左端開放の
筒状に形成され、中径部16cの右半部に軸方向に移動
可能に外嵌されている。この糸調子皿32の右端部で、
ロータリ皿17に回転抵抗を付与する為のフェルト材3
1,30を介してロータリ皿17を比較的弱い力で押圧
する。調節ダイヤル33は、合成樹脂材料で右端開放状
の略テーパ筒状に形成され、その右端部分が糸調子皿3
2に内嵌している。調節ダイヤル33内の左半部には筒
部33aが一体形成され、この筒部33aの内周に雌ネ
ジが形成されて軸部材16の小径部16dの雄ネジ25
bに外嵌螺合可能になっている。
【0016】筒状のバネ受け部材35は、調節ダイヤル
33内において小径部16dに軸方向移動可能に外装さ
れている。バネ受け部材35の左端部に形成されたフラ
ンジ35a、糸調子皿32間に圧縮コイルバネ34が介
装され、この圧縮コイルバネ34の付勢力でもってバネ
受け部材35のフランジ35aを調節ダイヤル33内の
筒部33aに当接させると共に、糸調子皿32がロータ
リ皿17を押圧するようになっている。従って、調節ダ
イヤル33を指で回してバネ受け部材35を軸方向に移
動させ、コイルバネ34の付勢力を調節し、糸調子皿3
2に作用する押圧力を調節してロータリ皿17の回転抵
抗を調節する。
【0017】ここで、ロータリ皿17について説明する
と、ロータリ皿17は、1対の薄板状の金属製円盤を背
面合わせ状に係合して構成され、その外周部の断面略V
形の糸案内溝37に上糸14が1巻分(1周分)巻回さ
れる。糸案内溝37の底部付近部には複数の抜き穴36
aが周方向一定間隔おきに形成され、これら抜き穴36
aによって糸案内溝37に巻回された上糸14とロータ
リ皿17の間にスリップが生じないようになっている。
【0018】図3〜図6に示すように、糸切れ検出装置
40について説明すると、糸切れ検出装置40は、永久
磁石部材21とホール素子22と後述の糸切れ検知制御
手段とを有する。ロータリ皿17の軸心と直交する右側
面には、ロータリ皿17の約1/2直径で厚さ約2〜3
mmの環状の永久磁石部材21が取付けられている。こ
の永久磁石部材21は、焼結金属製のものであって、複
数のN極と複数のS極をN極とS極とが交互に位置する
ように環状に配置した環状の永久磁石部材からなる。
【0019】図5(b)に示すように、永久磁石部材2
1の磁界はその板厚の方向(糸調子器11の軸心方向)
に向けられている。ロータリ皿17が回転している場
合、N極とS極が交互に配設された永久磁石部材21か
らホール素子22に投射される磁界の方向が短時間毎に
切り換わるため、ホール素子22には正弦波的な信号が
発生する。図6に示すように、この正弦波的な検出信号
を波形整形回路で波形整形した後、「0」〜「1」の範
囲の矩形波パルスに変換する。
【0020】縫製途中に糸切れが発生すると、糸駒6か
ら上糸14の供給が中断し、ロータリ皿17は回転停止
する。このとき、図6の仮想線で示すように、永久磁石
部材21からホール素子22へ発する磁界の変化がなく
なるので、ホール素子22の検出信号の変化がなくなり
(図6のaまたはb)、それ故、糸切れありと判定され
る。
【0021】本体部材20のフランジ20aの左側面に
は矩形状の基板41がビス止めされ、この基板41に、
永久磁石部材21から発する磁界を検出するホール素子
22が実装され、ホール素子22は永久磁石部材21に
近接して配設されている。フランジ20aには貫通穴2
0dが形成され、ホール素子22から貫通穴20dを通
して延びるリード線42はこのミシン1の制御装置43
に接続されている。
【0022】次に、前記制御装置43を含む制御系につ
いて図7のブロック図に基づいて説明する。この制御装
置43は、CPU44とROM45とRAM46を含む
マイクロコンピュータと、入出力インターフェース47
と、ミシンモータ54の為のドライバ48とを有し、こ
れらはバス49で接続されている。入出力インターフェ
ース47には、ホール素子22からの正弦波的な検出信
号を波形整形する波形整形回路と、波形整形した検出信
号を「0」〜「1」の範囲の矩形波パルスに変換する為
の変換器が設けられている。
【0023】入出力インターフェース47には、操作パ
ネル50、スタートストップスイッチ51(S/Sスイ
ッチ)、ホール素子22、針上センサ52、針下センサ
53、ミシンモータ54等が接続されている。ROM4
5には後述の糸切れ検知制御プログラムやその他の各種
制御プログラムが格納され、ホール素子22からの検出
信号を、前記糸切れ検知制御プログラムで処理して上糸
14の糸切れの有無を判断し検知する。RAM46に
は、各種フラグ、バッファ、レジスタ、カウンタ等のワ
ークメモリが設けられている。
【0024】次に、制御装置43で実行される糸切れ検
知制御について、図8のフローチャートに基づいて説明
する。尚、Si(i=1,2,3・・)は各ステップを
示す。図8に示すように、この制御は、スタートストッ
プスイッチ51がONになると開始され、前記検出信号
をカウントするカウンタIを0、タイマTMをスタート
させる等の初期設定を実行し(S1 )、次にホール素子
22、センサ52,53等から各種信号が読み込まれ
(S2 )、各種信号を用いて縫製中であるか否か判定さ
れ、縫製中でなければ(S3;No )、S2にリターンす
る。
【0025】縫製中であると判定されると(S3;Ye
s)、ホール素子22からの検出信号が「0」から
「1」に変化したか否か判定する(図6のU1,U2,・・
参照) 。「1」に変化したと判定されると(S4;Ye
s)、S5に移行してカウンタIを1つインクリメント
する。その後S6に移行して、タイマTMの値が設定値
To (例えばTo ≒1分)以上で、カウンタIが設定値
Co 以上(S6;Yes、S7;Yes)のとき、糸切れが発生
しておらず、ロータリ皿17が回転しているので、タイ
マTMとカウンタIを夫々0にリセットした後S2にリ
ターンする。尚、設定値Coは、永久磁石部材21つま
りロータリ皿17の直径、N極とS極の数(分割数)、
通常の縫製時の上糸14の消費速度(ミシンモータ54
の回転数に比例する)により設定することができる。前
記設定値Co は、十分に小さめの値、例えばCo =10
又はCo =50などに設定することができる。
【0026】S7において、カウント値Iが設定値Co
以上ではないと判定されると(S7;No )、縫製中であ
るにも係わらずロータリ皿17が回転停止している状態
つまり上糸14が切れた糸切れ発生と判定し(S9 )、
その後、ミシンモータ54を停止し(S10)、ブザー駆
動回路へ制御信号を出力してオペレータへ糸切れの発生
を報知する(S11)。前記糸切れ検知制御プログラム、
この糸切れ検知制御プログラムが格納されたROM45
とRAM46とCPU44を含むマイクロコンピュータ
が糸切れ検知制御手段に相当する。
【0027】次に、このミシン1の糸切れ検出装置40
の作用について説明する。縫製中糸駒6から繰出される
上糸14は、張力付与器10、糸調子器11、糸案内片
12、糸調子器13、天秤8等を経て縫針15に供給さ
れる。縫製途中において上糸14の糸切れが発生する
と、糸駒6から上糸14の供給が停止し、糸調子器1
1,13においてはロータリ皿17が回転停止する。そ
の後上述のように糸切れ発生の有無を判断し、糸切れあ
りと判定されるとミシンモータ54を駆動停止してミシ
ン主軸の回転を停止すると共に糸切れの発生をブザーに
より外部に報知する。
【0028】以上説明したミシン1の糸切れ検出装置4
0によれば、縫製途中において上糸14の糸切れが発生
すると、糸駒6から上糸14の供給が中断し、ロータリ
皿17は回転停止するが、このとき、永久磁石部材21
からホール素子22へ発する磁界の変化がなくなるの
で、ホール素子22の検出信号の変化がなくなり、それ
故、糸切れありと判定される。糸切れ検知制御手段は、
永久磁石部材21から発する磁界を検出するホール素子
22からの検出信号の変化を検出して上糸14の糸切れ
を検知することができるから、前記従来の糸切れセンサ
のように糸調子器とは別に設ける必要がなく、糸調子器
を活用して永久磁石部材21とホール素子22とを糸調
子器に組み込み、小形で簡単な構造の安価に製作できる
糸切れ検出装置40を実現することができる。それ故、
ミシンの小型化を図ることができ省スペース化を実現で
きる。特に多針式ミシン1等の種々の工業用ミシンで
は、1つの糸調子台9に複数の糸切れセンサと複数の糸
調子器を別体に取付ける必要がなくなり、部品点数を大
幅に低減し構造を簡単化することができるうえ、前記複
数の糸切れセンサを削減できる分、糸調子台9の小型化
を図ることができミシンの小型化を図ることができる。
【0029】永久磁石部材21は、複数のN極と複数の
S極をN極とS極とが交互に位置するように環状に配置
した環状の永久磁石部材からなることから、縫製中、糸
駒6から上糸14が供給されている状態では、永久磁石
部材21のN極からホール素子22側に向かう磁界の変
化を短時間おきに検出することができる。上糸14が切
れて糸駒6から供給されない状態では前記磁界の変化が
生じないから、これにより糸切れ発生ありと判定するこ
とができる。
【0030】永久磁石部材21は焼結金属製のものであ
ることから、この永久磁石部材21を自由な形状に形成
することができるし、N極とS極の配置を自由に設定す
ることができる。ロータリ皿17は静止側部材としての
本体部材20に回転可能に取付けられ、本体部材20は
ミシン機枠に対して位置調節可能であるので、永久磁石
部材21とホール素子22との位置関係を変えることな
く、本体部材20をミシン機枠に対して位置調節するこ
とができる。
【0031】次に、本実施形態を部分的に変更した変更
形態について説明する。 1)図9に示すように、永久磁石部材21の代わりに、
ロータリ皿の軸心と直交する面に設けた1または複数の
永久磁石を環状に配置した永久磁石部材21Aを適用す
る構成にしてもよい。 2)永久磁石部材は必ずしも焼結金属製のものである必
要はなく、1または複数の永久磁石を環状に配置した構
成にしてもよい。 3)この糸切れ検出装置を多針式ミシン以外の種々のミ
シンにも適用可能である。その他、本願発明の趣旨を逸
脱しない範囲において前記実施形態に種々の変更を付加
した形態で実施可能である。
【0032】
【発明の効果】 請求項1の発明によれば、縫製途中に
おいて上糸の糸切れが発生すると、糸駒から上糸の供給
が中断し、ロータリ皿は回転停止するが、このとき、永
久磁石部材からホール素子へ発する磁界の変化がなくな
るので、ホール素子の検出信号の変化がなくなり、それ
故、糸切れありと判定される。糸切れ検知制御手段は、
永久磁石部材から発する磁界を検出するホール素子から
の検出信号の変化を検出して上糸の糸切れを検知するこ
とができるから、前記従来の糸切れセンサのように糸調
子器とは別に設ける必要がなく、糸調子器を活用して永
久磁石部材とホール素子とを糸調子器に組み込み、小形
で簡単な構造の安価に製作できる糸切れ検出装置を実現
することができる。特に多針式ミシン等の種々の工業用
ミシンでは、1つの糸調子台に複数の糸切れセンサと複
数の糸調子器を別体に取付ける必要がなくなり、部品点
数を大幅に低減し構造を簡単化することができるうえ、
前記複数の糸切れセンサを削減できる分、糸調子台の小
型化を図ることができミシンの小型化を図ることができ
る。
【0033】請求項2の発明によれば、永久磁石部材
は、複数のN極と複数のS極をN極とS極とが交互に位
置するように環状に配置した環状の永久磁石部材からな
ることから、縫製中、糸駒から上糸が供給されている状
態では、永久磁石部材のN極からホール素子側に向かう
磁界の変化を短時間おきに検出することができる。上糸
が切れて糸駒から供給されない状態では前記磁界の変化
が生じないから、これにより糸切れ発生ありと判定する
ことができる。その他請求項1と同様の効果を奏する。
【0034】請求項3の発明によれば、永久磁石部材は
焼結金属製のものであることから、この永久磁石部材を
自由な形状に形成することができるし、N極とS極の配
置を自由に設定することができる。その他請求項2と同
様の効果を奏する。請求項4の発明によれば、ロータリ
皿は前記静止側部材に回転可能に取付けられ、静止側部
材はミシン機枠に対して位置調節可能であるので、永久
磁石部材とホール素子との位置関係を変えることなく、
静止側部材をミシン機枠に対して位置調節することがで
きる。その他請求項1と同様の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のミシンの要部斜視図であ
る。
【図2】糸調子器等の部分縦断面図である。
【図3】糸調子器の拡大縦断面図である。
【図4】糸調子器の正面図である。
【図5】永久磁石部材を示し、(a)は複数のN極と複
数のS極の配置を示す正面図、(b)は一部破断した縦
断面図である。
【図6】検出信号とタイマと設定値との関係を示す説明
図である。
【図7】ミシンの制御系の概略構成を示すブロック図で
ある。
【図8】制御装置で実行される制御処理のフローチャー
トである。
【図9】変更形態に係る図5相当図で、(a)は複数の
N極の配置例を示す正面図、(b)は一部破断した縦断
面図である。
【符号の説明】
1 多針式ミシン 6 糸駒 11,13 糸調子器 14 上糸 17 ロータリ皿 20 本体部材 21 永久磁石部材 22 ホール素子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 糸駒から供給される上糸の張力を調節す
    るロータリ皿付きの糸調子器を備えたミシンにおいて、 前記糸調子器のロータリ皿の軸心と直交する面に設けた
    永久磁石部材と、 前記糸調子器の静止側部材に装着され前記永久磁石部材
    から発する磁界を検出するホール素子と、 前記ホール素子からの検出信号から上糸の糸切れを検知
    する糸切れ検知制御手段と、 を備えたことを特徴とするミシンの糸切れ検出装置。
  2. 【請求項2】 前記永久磁石部材は、複数のN極と複数
    のS極をN極とS極とが交互に位置するように環状に配
    置した環状の永久磁石部材からなることを特徴とする請
    求項1に記載のミシンの糸切れ検出装置。
  3. 【請求項3】 前記永久磁石部材は、焼結金属製のもの
    であることを特徴とする請求項2に記載のミシンの糸切
    れ検出装置。
  4. 【請求項4】 前記ロータリ皿は前記静止側部材に回転
    可能に取付けられ、静止側部材はミシン機枠に対して位
    置調節可能であることを特徴とする請求項1に記載のミ
    シンの糸切れ検出装置。
JP2001181231A 2001-06-15 2001-06-15 ミシンの糸切れ検出装置 Pending JP2002369990A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001181231A JP2002369990A (ja) 2001-06-15 2001-06-15 ミシンの糸切れ検出装置
US10/166,764 US6802273B2 (en) 2001-06-15 2002-06-12 Thread breakage detection device for sewing machine
CNB021246181A CN100425758C (zh) 2001-06-15 2002-06-14 缝纫机的断线检测装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001181231A JP2002369990A (ja) 2001-06-15 2001-06-15 ミシンの糸切れ検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002369990A true JP2002369990A (ja) 2002-12-24

Family

ID=19021533

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001181231A Pending JP2002369990A (ja) 2001-06-15 2001-06-15 ミシンの糸切れ検出装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6802273B2 (ja)
JP (1) JP2002369990A (ja)
CN (1) CN100425758C (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006330004A (ja) * 2006-09-01 2006-12-07 Ntn Corp 磁気エンコーダおよびそれを備えた車輪用軸受
US7806063B2 (en) 2006-05-29 2010-10-05 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Electronic sewing machine and sewing machine motor control program
JP2014147475A (ja) * 2013-01-31 2014-08-21 Jaguar International Corp オーバロックミシンの飾り糸誘導部材及びオーバロックミシン
JP2014176420A (ja) * 2013-03-13 2014-09-25 Happy Kogyo Kk 多針刺繍ミシン
CN104790133A (zh) * 2015-05-11 2015-07-22 吴江万工机电设备有限公司 断线检测装置
US9194072B2 (en) 2009-01-09 2015-11-24 Lg Electronics Inc. Washing apparatus and control method thereof
CN105734862A (zh) * 2016-04-08 2016-07-06 瑞珂玛机电(深圳)有限公司 一种用于电脑绣花机的霍尔式断线检测装置
CN105926199A (zh) * 2016-06-27 2016-09-07 杰克缝纫机股份有限公司 一种无线报警装置及缝纫机
CN107740232A (zh) * 2017-10-16 2018-02-27 杭州琦星机器人科技有限公司 缝纫机断线检测装置、检测方法及缝纫机
CN112359508A (zh) * 2020-11-05 2021-02-12 浙江农林大学暨阳学院 一种用于绣花机的霍尔式断线检测设备

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004257817A (ja) * 2003-02-25 2004-09-16 Ntn Corp 磁気エンコーダおよびそれを備えた車輪用軸受
DE50301194D1 (de) * 2003-06-16 2005-10-20 Franz Laesser Ag Diepoldsau Fadenwächter und Fadenwächterleiste
CN1962990B (zh) * 2006-12-06 2011-05-04 中捷缝纫机股份有限公司 缝纫机断线检测装置
CN102965861A (zh) * 2011-08-30 2013-03-13 Ykk株式会社 面线检测机构、面线检测装置及具有该装置的缝纫机
JP6031380B2 (ja) * 2013-02-25 2016-11-24 Juki株式会社 二本針ミシン
US9279653B2 (en) 2014-01-23 2016-03-08 Jonathan DeYaeger System and method for verifying screw threads
CN104562467B (zh) * 2015-01-27 2018-04-27 杰克缝纫机股份有限公司 一种缝纫线位置检测装置及方法
CN107119401A (zh) * 2016-02-24 2017-09-01 北京大豪科技股份有限公司 针高位置检测装置及刺绣机
CN105785469A (zh) * 2016-03-22 2016-07-20 富士电机(中国)有限公司 线材断线检测系统及检测方法
CN106702625A (zh) * 2016-12-23 2017-05-24 福建永信数控科技股份有限公司 一种伺服刺绣机的夹线座
CN107401002B (zh) * 2017-08-31 2022-10-18 广东溢达纺织有限公司 车缝线迹异常检测机构
CN108301124B (zh) * 2018-04-12 2020-07-28 杰克缝纫机股份有限公司 一种用于缝纫机的断线检测装置
DE102019106283A1 (de) * 2018-11-22 2020-06-10 A. Liersch GmbH Vorrichtung und Verfahren zur Überwachung der Abwicklung eines Fadens sowie Nähmaschine
CN110241526A (zh) * 2019-07-16 2019-09-17 杰克缝纫机股份有限公司 一种断线检测装置及绷缝机
CN113337970B (zh) * 2020-02-18 2022-11-25 浙江众邦机电科技有限公司 一种缝纫机的断线和张力检测装置及检测方法
CN112229898B (zh) * 2020-10-09 2023-03-24 苏州由田申甲软件科技有限公司 一种纱线信号检测装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0468773A (ja) * 1990-07-04 1992-03-04 Nippon Avionics Co Ltd マルチ走査型ディスプレイの電源回路
JPH09327585A (ja) * 1996-06-13 1997-12-22 Nippon Denpa Kk ミシンの糸切れ検出装置

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5929661Y2 (ja) * 1977-07-25 1984-08-25 アイシン精機株式会社 ミシンの駆動制御装置
US4301978A (en) * 1979-04-05 1981-11-24 The Singer Company Electro-magnetic thread tension control for sewing machines
JPS6437991A (en) * 1987-07-31 1989-02-08 Juki Kk Sewing control apparatus of sewing machine
DE3800717A1 (de) * 1987-10-21 1989-05-11 Pfaff Ind Masch Naehmaschine mit einem fadenwaechter
CN2075772U (zh) * 1990-07-20 1991-04-24 北京化学纤维研究所 一种耐温位移传感器
TW221065B (en) * 1991-09-20 1994-02-11 Miyamoto Kk Broken thread detecting device
JP2647768B2 (ja) * 1991-10-31 1997-08-27 ジューキ株式会社 ミシンの糸調子器
JP3332242B2 (ja) * 1992-03-06 2002-10-07 株式会社バルダン ミシンの制御装置
DE4212279A1 (de) * 1992-04-11 1993-10-14 Hella Kg Hueck & Co Vorrichtung zur Überwachung des Verschleißes von Bremsbelägen, insbesondere von Kraftfahrzeugbremsbelägen
JPH05337275A (ja) * 1992-06-08 1993-12-21 Aisin Seiki Co Ltd ミシンの下糸残量検出装置
JP3829203B2 (ja) 1993-11-25 2006-10-04 株式会社バルダン ミシンの糸進行量検出装置
JP3587674B2 (ja) * 1998-01-07 2004-11-10 アルプス電気株式会社 回転角度センサ、この回転角度センサを用いたトルクセンサ、このトルクセンサを用いた電動パワーステアリング装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0468773A (ja) * 1990-07-04 1992-03-04 Nippon Avionics Co Ltd マルチ走査型ディスプレイの電源回路
JPH09327585A (ja) * 1996-06-13 1997-12-22 Nippon Denpa Kk ミシンの糸切れ検出装置

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7806063B2 (en) 2006-05-29 2010-10-05 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Electronic sewing machine and sewing machine motor control program
JP4498330B2 (ja) * 2006-09-01 2010-07-07 Ntn株式会社 磁気エンコーダおよびそれを備えた車輪用軸受
JP2006330004A (ja) * 2006-09-01 2006-12-07 Ntn Corp 磁気エンコーダおよびそれを備えた車輪用軸受
US9194072B2 (en) 2009-01-09 2015-11-24 Lg Electronics Inc. Washing apparatus and control method thereof
JP2014147475A (ja) * 2013-01-31 2014-08-21 Jaguar International Corp オーバロックミシンの飾り糸誘導部材及びオーバロックミシン
JP2014176420A (ja) * 2013-03-13 2014-09-25 Happy Kogyo Kk 多針刺繍ミシン
CN104790133A (zh) * 2015-05-11 2015-07-22 吴江万工机电设备有限公司 断线检测装置
CN105734862A (zh) * 2016-04-08 2016-07-06 瑞珂玛机电(深圳)有限公司 一种用于电脑绣花机的霍尔式断线检测装置
CN105926199A (zh) * 2016-06-27 2016-09-07 杰克缝纫机股份有限公司 一种无线报警装置及缝纫机
CN107740232A (zh) * 2017-10-16 2018-02-27 杭州琦星机器人科技有限公司 缝纫机断线检测装置、检测方法及缝纫机
CN107740232B (zh) * 2017-10-16 2023-02-28 琦星智能科技股份有限公司 缝纫机断线检测装置、检测方法及缝纫机
CN112359508A (zh) * 2020-11-05 2021-02-12 浙江农林大学暨阳学院 一种用于绣花机的霍尔式断线检测设备
CN112359508B (zh) * 2020-11-05 2021-08-06 浙江农林大学暨阳学院 一种用于绣花机的霍尔式断线检测设备

Also Published As

Publication number Publication date
CN1392301A (zh) 2003-01-22
US6802273B2 (en) 2004-10-12
CN100425758C (zh) 2008-10-15
US20030000439A1 (en) 2003-01-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002369990A (ja) ミシンの糸切れ検出装置
JP4973010B2 (ja) 電子ミシン及びミシンモータ制御プログラム
KR100850385B1 (ko) 재봉틀의 실텐션 장치
EP2781639B1 (en) Sewing machine
JPH04215794A (ja) ミシンの下糸残量検出装置
JP2005137515A (ja) 刺繍機
JP2005218705A (ja) 自動糸切換刺しゅう機
JPH05337275A (ja) ミシンの下糸残量検出装置
US9739000B2 (en) Multi-needle sewing machine
US7430973B2 (en) Thread tension mechanism and sewing machine
JPH09327585A (ja) ミシンの糸切れ検出装置
JP2005073811A (ja) ミシンの糸切れ検出装置
JP2003033589A (ja) 多針刺繍ミシン
JP3124636U (ja) 道糸の巻取装置
JP6116297B2 (ja) 多針刺繍ミシン
JP2799459B2 (ja) 刺繍用ミシン
JP2905816B2 (ja) 釣り用リール
JP2005230090A (ja) モータ駆動装置
JPH1033866A (ja) ミシン
JPH06126062A (ja) 多針ミシンにおける上糸切れ検出装置
JPH03237991A (ja) 位置決め装置
JPS6115812Y2 (ja)
JP2000004735A (ja) 魚釣用リール
JPS6238618Y2 (ja)
JP2000271369A (ja) ミシン

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080509

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100901

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101124

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110404