JP2000271369A - ミシン - Google Patents

ミシン

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JP2000271369A
JP2000271369A JP11082096A JP8209699A JP2000271369A JP 2000271369 A JP2000271369 A JP 2000271369A JP 11082096 A JP11082096 A JP 11082096A JP 8209699 A JP8209699 A JP 8209699A JP 2000271369 A JP2000271369 A JP 2000271369A
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JP
Japan
Prior art keywords
thread
needle
arm
sewing machine
needle case
Prior art date
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Pending
Application number
JP11082096A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisaharu Goto
久晴 五藤
Mikio Furuichi
幹夫 古市
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】糸調子毎に糸切れを検知する装置をもうけなく
ても良いようにすること。 【解決手段】アーム12の先端部の端面に前記アーム1
2の延在方向とは直角をなす方向に移動可能に装架され
た針ケース70、前記針ケース70上に前記移動方向沿
って列設された複数の糸調子54、前記糸調子54の各
々に対応し且つ前記移動方向に沿って列設された複数の
回転円板20、前記アーム12上に固定され且つ前記針
ケース70が移動したときに前記回転円板20の何れか
と対応する検知装置32を備え、前記複数の糸から縫製
に供されるべく選択された糸60が、糸巻き80から、
対応する軸、対応する糸調子及び天秤を経て針に供給6
2されるようにし、前記選択された糸60が所定量だけ
糸巻き80から繰り出されたときに、この繰り出しに伴
う回転円板20の回動を前記検知装置をして監視せしめ
た、ミシン。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ミシンに関し、特
に複数の糸が選択的に縫製に供されるミシンにおける糸
切れ検知機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のミシン、例えば特開平7−471
86号公報に開示されたものにおいては、複数の糸の一
つが選択されて、縫製に供せられるようになっている。
しかして、縫製される糸が切れた場合、ミシンを停止さ
せるために、糸切れを検知する検知機構が設けられてい
る。しかして、この検知機構は、その糸が対応する糸調
子を通過する前に当該糸により回動される軸と、この軸
に一体回転すると共に回転方向に沿って等間隔に形成さ
れたスりットが形成されたプレートと、このプレートに
光を投射することにより定期的にスリットを通過する光
を検知することにより前記した軸の回動を常時監視する
フォトセンサとを備える。そして、縫製中に糸が切れた
場合、軸の回動が停止するので、フォトセンサは光を検
知しなくなり、これにより、糸切れの発生が制御装置に
認識され、ミシンの駆動が停止されるようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記したよ
うな検知装置は、糸調子ごとに設けねばならず、全体構
造が複雑となり、部品点数が増加する。
【0004】それ故に、本発明は、かような不具合のな
いミシンを提供することを、その技術的課題とするもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した技術的課題を解
決するために請求項1記載の発明において講じた技術的
手段は、アームの先端部の端面に前記アームの延在方向
とは直角をなす方向に移動可能に装架された針ケース、
前記針ケース上に前記移動方向沿って列設された複数の
糸調子、前記糸調子の各々に対応し且つ前記移動方向に
沿って列設された複数の回転円板、前記アーム上に固定
され且つ前記針ケースが移動したときに前記回転円板の
何れかと対応する検知装置を備え、前記複数の糸から縫
製に供されるべく選択された糸が、糸巻きから、対応す
る軸、対応する糸調子及び天秤を経て針に供給されるよ
うにし、前記選択された糸が所定量だけ糸巻きから繰り
出されたときに、この繰り出しに伴う回転円板の回動を
前記検知装置をして監視せしめた、ミシンを構成したこ
とである。
【0006】
【作用効果】上記した請求項1の構成においては、選択
された糸が通過する糸調子に対応する回転円板を検知装
置に対応させた後、回転円板の挙動は、検知装置により
監視される。しかして、糸切れが惹起した場合は、糸の
繰り出しに伴う回転円板の回動がなくなるので、これに
より、検知装置は糸切れを認知できる。かくして、糸調
子毎に検知装置を設けなくても、選択された糸の糸切れ
を検出でき、全体構造が簡素化される。
【0007】
【実施形態例】以下、本発明の実施の形態例を添付図面
に基づいて説明する。
【0008】図1及び図2において、ミシン10のアー
ム12の先端部の端面には針ケース70が装架されてい
る。針ケース70は、アーム12の延在方向とは直角を
なす方向に、周知の手段で移動可能となっている。針ケ
ース70の上側には、アーム12の延在方向とは直角を
なす方向にベース14が延在しており、このベース14
は一対の脚14aを介して針ケース70上に固定されて
いる。
【0009】ベース14の先端部14bは、アーム12
の基端側に少し屈曲されており、この先端部14bに
は、12本の軸16が等間隔にて固定的に列設されてい
る。しかして、軸16の各々には、スリーブ18が回転
可能に装架されている。スリーブ18の下側には円板2
0が一体的に形成されており、この円板20は、ベース
14先端部14bの表面(上面)に近接するように固定
されている。しかして、プレート18には、放射状に配
置された複数のスリット20aが等ピッチで刻設されて
いる。
【0010】アーム12の先端部上には、また、基体3
0がベース14が固定されている。基体30から上方に
延出するブラケット32の先端部には、断面コ字型のフ
ォトセンサ34及びブロック体36が固定されている。
ベース14の下面の両端部から突出する突出部14c間
に固定された軸40は、ブロック体36を貫通する。針
ケース70と一体移動するベース14は、軸40を介し
て、ブロック体36にガイドされる。
【0011】ベース14の一対の脚体14aには、夫々
一対の支持板46(一方のみ図示)が固定されており、
この双方の支持板46は、ベース14の先端部14aと
平行をなし且つベース14と同じ方向に延在するプレー
ト50の下端部が固定されている。12個の軸16上の
スリーブ18は、全て、ゆとりをもってプレート50を
貫通している。しかして、図示されない12個の糸巻き
80(一部のみ図示)から延出した糸60(1本のみ図
示)は、プレート50上の糸案内52、スリーブ18、
及び糸調子54を経て天秤56に至るが、糸60は、糸
調子54に至る前に、スリーブ18に1回だけ巻回され
るようになっており。もし、図示された糸60が縫製に
供せられるべく選択されたは、糸60は、周知のよう
に、天秤56から引き出され、針62の穴62aに通さ
れる。併せて、選択された糸60に対応するスリーブ1
8と一体の円板20をフォトセンサ32に遊嵌させるべ
く、針ケース70が移動する。
【0012】ミシン10が駆動されて縫製が開始される
と、天秤56が糸60を周期的に繰り出すが、このと
き、軸16が所定角度だけ回動する。もし、糸60が継
続して繰り出される場合、フォトセンサ32は円板20
のスリット20aを通過する光を周期的に検知する。つ
まり、フォトセンサにおいては上側の発光部から下側に
向けて投光される光が、下側に位置する受光部にて定期
的ないしは断続的に検知される。しかし、糸60が切れ
た場合、このフォトセンサ32の受光部における光の検
知が停止するので、この事態が発生すると、フォトセン
サ32と連結された制御装置は、ミシン10の駆動を停
止する。
【0013】上記した構成においては、フォトセンサ3
2は、従来に比べて、1個で済むので、全体構造が簡素
化される。また、ミシン10が駆動されている間、振動
がベース14に伝えられるが、ベース14は、軸40、
ブラケット及び移動体30を介して最終的にはアーム1
2に一体化されるので、ベース14により回転可能に支
持された円板20とフォトセンサ32との相対位置関係
が変化せず、糸60が切れていないのに切れたとフォト
センサ32が誤作動することはない。
【0014】上記した説明はあくまでも例示であって、
本発明とコンセプトを同じくするものは、本発明の技術
的範囲に属するものであることは、言うを俟たない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るミシンの要部の平面図である。
【図2】本発明に係るミシンの要部の部分断面図であ
る。
【符号の説明】
10 ミシン 12 アーム 14 ベース 18 スリーブ 20 回転円板 30 移動体 32 フォトセンサ(検知装置) 54 糸調子 56 天秤 62 針 70 針ケース

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アームの先端部の端面に前記アームの延在
    方向とは直角をなす方向に移動可能に装架された針ケー
    ス、前記針ケース上に前記移動方向沿って列設された複
    数の糸調子、前記糸調子の各々に対応し且つ前記移動方
    向に沿って列設された複数の回転円板、前記アーム上に
    固定され且つ前記針ケースが移動したときに前記回転円
    板の何れかと対応する検知装置を備え、前記複数の糸か
    ら縫製に供されるべく選択された糸が、糸巻きから、対
    応する軸、対応する糸調子及び天秤を経て針に供給され
    るようにし、前記選択された糸が所定量だけ糸巻きから
    繰り出されたときに、この繰り出しに伴う回転円板の回
    動を前記検知装置をして監視せしめた、ミシン。
JP11082096A 1999-03-25 1999-03-25 ミシン Pending JP2000271369A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102115962A (zh) * 2011-02-16 2011-07-06 东阳市佳轮电子机械有限公司 一种刺绣机的过线报警面板
CN102758320A (zh) * 2011-04-27 2012-10-31 吴江天锦纺织刺绣品厂 刺绣机断线检测装置
CN102758319A (zh) * 2011-04-27 2012-10-31 吴江天锦纺织刺绣品厂 刺绣机进线装置

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