JPH108359A - 編機の糸供給装置 - Google Patents
編機の糸供給装置Info
- Publication number
- JPH108359A JPH108359A JP8160231A JP16023196A JPH108359A JP H108359 A JPH108359 A JP H108359A JP 8160231 A JP8160231 A JP 8160231A JP 16023196 A JP16023196 A JP 16023196A JP H108359 A JPH108359 A JP H108359A
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- JP
- Japan
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- yarn
- drum
- knitting machine
- thread
- guiding means
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- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
- Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
- Auxiliary Weaving Apparatuses, Weavers' Tools, And Shuttles (AREA)
- Knitting Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 糸切れ機会を少なくして編機の停止回数をお
さえて稼働率を向上する。 【解決手段】 ドラム６に貯蔵巻する糸供給案内手段９
に、糸８の切断等を感知する非接触形の光電センサー２
６を備えている。
さえて稼働率を向上する。 【解決手段】 ドラム６に貯蔵巻する糸供給案内手段９
に、糸８の切断等を感知する非接触形の光電センサー２
６を備えている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、メリヤス丸編機等
において編立用糸の張力を可及的小さくして品質良好な
編地の編成を可能にした編機の糸供給装置に関する。
において編立用糸の張力を可及的小さくして品質良好な
編地の編成を可能にした編機の糸供給装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】回転軸線まわりに回転可能な糸貯蔵用ド
ラムと糸を前記ドラムに案内する装置であって、これを
介して前記ドラムの回転によって複数の貯蔵巻が前記ド
ラムに蓄積されてゆくような糸供給案内手段と、前記ド
ラムの貯蔵巻から引出される糸を案内する糸取出案内手
段とを有している編機の糸供給装置は、例えば特公平１
−１４３２号公報、特公平２−２７７８号公報等で知ら
れている。
ラムと糸を前記ドラムに案内する装置であって、これを
介して前記ドラムの回転によって複数の貯蔵巻が前記ド
ラムに蓄積されてゆくような糸供給案内手段と、前記ド
ラムの貯蔵巻から引出される糸を案内する糸取出案内手
段とを有している編機の糸供給装置は、例えば特公平１
−１４３２号公報、特公平２−２７７８号公報等で知ら
れている。
【０００３】すなわち、図７および図８に示すように、
編機の糸供給装置１は、編機上方で固定されている環状
部材２にネジ３によってホルダー４が着脱自在に取付け
られている。ホルダー４には駆動ドラム５と糸貯蔵用ド
ラム６とを共通軸心として回転軸線まわりに回転可能に
備え、駆動ドラム５にタイミングベルト等の伝動帯７を
巻掛けしている。
編機の糸供給装置１は、編機上方で固定されている環状
部材２にネジ３によってホルダー４が着脱自在に取付け
られている。ホルダー４には駆動ドラム５と糸貯蔵用ド
ラム６とを共通軸心として回転軸線まわりに回転可能に
備え、駆動ドラム５にタイミングベルト等の伝動帯７を
巻掛けしている。
【０００４】更に、ホルダー４には図示しない糸巻から
の糸８を前記貯蔵用ドラム６に案内する装置であって、
これを介して該ドラム６の回転によって複数の貯蔵巻
（通常２０〜３０巻）が前記ドラム６に蓄積されてゆく
ような糸供給案内手段９と、前記ドラム６の貯蔵巻８Ａ
から引出される糸８を図示しない編成部である編針に案
内する糸取出案内手段１０とを備えている。
の糸８を前記貯蔵用ドラム６に案内する装置であって、
これを介して該ドラム６の回転によって複数の貯蔵巻
（通常２０〜３０巻）が前記ドラム６に蓄積されてゆく
ような糸供給案内手段９と、前記ドラム６の貯蔵巻８Ａ
から引出される糸８を図示しない編成部である編針に案
内する糸取出案内手段１０とを備えている。
【０００５】糸供給案内手段９は、第１糸ガイド１１、
スラブキャッチャ１２を有する第２糸ガイド１３および
第３糸ガイド１４とを備え、第２糸ガイド１３と第３糸
ガイド１４との間には糸張力調整手段１５および糸切れ
感知レバー１６が備えられている。糸張力調整手段１５
は、ホルダー４より突出されたブラケット１７にネジ軸
１８が取付けられ、該ネジ軸１８に皿形のディスク１９
Ａ，１９Ｂを背合状に嵌合するとともに、該ディスク１
９Ａ，１９Ｂを圧着するコイルバネ２０が嵌合され、該
コイルバネ２０の弾性力を強弱調整するナット２１がね
じ込まれている。
スラブキャッチャ１２を有する第２糸ガイド１３および
第３糸ガイド１４とを備え、第２糸ガイド１３と第３糸
ガイド１４との間には糸張力調整手段１５および糸切れ
感知レバー１６が備えられている。糸張力調整手段１５
は、ホルダー４より突出されたブラケット１７にネジ軸
１８が取付けられ、該ネジ軸１８に皿形のディスク１９
Ａ，１９Ｂを背合状に嵌合するとともに、該ディスク１
９Ａ，１９Ｂを圧着するコイルバネ２０が嵌合され、該
コイルバネ２０の弾性力を強弱調整するナット２１がね
じ込まれている。
【０００６】糸切れ感知レバー１６は、その一端の支点
１６Ａを中心に揺動自在であり、糸張力調整手段１５を
経由した糸８に上方から接触して該糸８に対して強い張
力、通常は４０〜６０ｇ程度の張力を付与しており、給
糸中の糸８が切れると支点１６Ａを中心にその重みで下
方に揺動することでランプ、ブザー等の報知機２２に糸
切れ信号を送信可能として、この報知機２２が作動する
と編機を停止している。
１６Ａを中心に揺動自在であり、糸張力調整手段１５を
経由した糸８に上方から接触して該糸８に対して強い張
力、通常は４０〜６０ｇ程度の張力を付与しており、給
糸中の糸８が切れると支点１６Ａを中心にその重みで下
方に揺動することでランプ、ブザー等の報知機２２に糸
切れ信号を送信可能として、この報知機２２が作動する
と編機を停止している。
【０００７】糸取出案内手段１０は、第１糸ガイド２３
と第２糸ガイド２４を備え、両ガイド２３，２４間にお
いて糸８に接触している糸切れ感知レバー２５が支点２
５Ａを中心に揺動自在として備えられ、給糸中の糸８が
切れると該レバー２５がその重みで下方に揺動すること
で報知機２２に糸切れ信号を送信して、編機を停止する
ようにしている。
と第２糸ガイド２４を備え、両ガイド２３，２４間にお
いて糸８に接触している糸切れ感知レバー２５が支点２
５Ａを中心に揺動自在として備えられ、給糸中の糸８が
切れると該レバー２５がその重みで下方に揺動すること
で報知機２２に糸切れ信号を送信して、編機を停止する
ようにしている。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】従来の糸供給装置１に
おける糸供給案内手段９は、糸８に対して強い張力を付
与していて太番手の綿糸等には有用であった。しかし、
最近では細番手の綿糸、細番手の弾性糸使いのカバリン
グヤーン等が主流であり、特に、女性用の編立生地にお
いてはその傾向が強く、前記皿形のディスク１９Ａ，１
９Ｂにより、極細の糸８が強く圧迫されて糸が切断され
易く、これによって編機の停止回数が多くなって編機の
稼働率が低減していた。
おける糸供給案内手段９は、糸８に対して強い張力を付
与していて太番手の綿糸等には有用であった。しかし、
最近では細番手の綿糸、細番手の弾性糸使いのカバリン
グヤーン等が主流であり、特に、女性用の編立生地にお
いてはその傾向が強く、前記皿形のディスク１９Ａ，１
９Ｂにより、極細の糸８が強く圧迫されて糸が切断され
易く、これによって編機の停止回数が多くなって編機の
稼働率が低減していた。
【０００９】また、糸８が摩擦によってこすられること
で細くなって強度が低下するなど編立生地の品質低下を
招いていた。そこで本発明は、給糸中の糸との接触を少
なくし、糸切れ、糸弛み等は非接触型のセンサー、すな
わち光電センサーにて感知することによって、編機の停
止回数を減少させその稼働率を大幅に上昇できるだけで
なく、糸の張力は１〜３ｇ程度の低張力状態にできて編
立生地の品質を大幅に向上できるようにした編機の糸供
給装置を提供することが目的である。
で細くなって強度が低下するなど編立生地の品質低下を
招いていた。そこで本発明は、給糸中の糸との接触を少
なくし、糸切れ、糸弛み等は非接触型のセンサー、すな
わち光電センサーにて感知することによって、編機の停
止回数を減少させその稼働率を大幅に上昇できるだけで
なく、糸の張力は１〜３ｇ程度の低張力状態にできて編
立生地の品質を大幅に向上できるようにした編機の糸供
給装置を提供することが目的である。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明は、回転軸線まわ
りに回転可能な糸貯蔵用ドラム６と、糸８を前記ドラム
６に案内する装置であって、これを介して前記ドラム６
の回転によって複数の貯蔵巻が前記ドラム６に蓄積され
てゆくような糸供給案内手段９と、前記ドラム６の貯蔵
巻から引出される糸８を案内する糸取出案内手段１０と
を有している編機の糸供給装置において、前述の目的を
達成するために次の技術的手段を講じている。
りに回転可能な糸貯蔵用ドラム６と、糸８を前記ドラム
６に案内する装置であって、これを介して前記ドラム６
の回転によって複数の貯蔵巻が前記ドラム６に蓄積され
てゆくような糸供給案内手段９と、前記ドラム６の貯蔵
巻から引出される糸８を案内する糸取出案内手段１０と
を有している編機の糸供給装置において、前述の目的を
達成するために次の技術的手段を講じている。
【００１１】すなわち、本発明は、前記糸供給案内手段
９の中途で、糸８の切断・弛み等を感知する光電センサ
ー２６を設けていることを特徴とするものであり（請求
項１）、また、光電センサー２６は糸供給案内手段９を
介してホルダー４に装着されており、前記糸供給案内手
段９は、糸張力調整手段または糸ブレーキを備えてなく
低張力状態で糸８を前記ドラム６に案内していることを
特徴とするものである（請求項２）。
９の中途で、糸８の切断・弛み等を感知する光電センサ
ー２６を設けていることを特徴とするものであり（請求
項１）、また、光電センサー２６は糸供給案内手段９を
介してホルダー４に装着されており、前記糸供給案内手
段９は、糸張力調整手段または糸ブレーキを備えてなく
低張力状態で糸８を前記ドラム６に案内していることを
特徴とするものである（請求項２）。
【００１２】すなわち、本発明は、給糸中における編立
糸の切断時、或いは糸の張力が極端に小さくなって糸が
弛んだり、乱れたりして光電センサー２６の位置から外
れたとき、同光電センサー２６を介して直ちに編機が停
止されるようにしたものである。従って、従来の糸張力
調整手段のように、一対の皿状のディスクにより、糸に
対して強い張力が付与されることもなく、糸ガイド１
１，１４の位置を通過するのみであるから、糸に付加さ
れる張力は極めて小さくなる。即ち給糸中の糸に付加さ
れる張力は、１〜３ｇ程度となり、従来に較べて張力の
付加が極端に小さくなり、糸の切断が殆どなくなること
により、編機の停止回数が減少し、編機の稼働率が大幅
に上昇するに到ったのである。
糸の切断時、或いは糸の張力が極端に小さくなって糸が
弛んだり、乱れたりして光電センサー２６の位置から外
れたとき、同光電センサー２６を介して直ちに編機が停
止されるようにしたものである。従って、従来の糸張力
調整手段のように、一対の皿状のディスクにより、糸に
対して強い張力が付与されることもなく、糸ガイド１
１，１４の位置を通過するのみであるから、糸に付加さ
れる張力は極めて小さくなる。即ち給糸中の糸に付加さ
れる張力は、１〜３ｇ程度となり、従来に較べて張力の
付加が極端に小さくなり、糸の切断が殆どなくなること
により、編機の停止回数が減少し、編機の稼働率が大幅
に上昇するに到ったのである。
【００１３】また糸の切断若しくは糸の擦れによる糸の
強力低下がなくなることにより、編立生地の品質が大幅
に向上し、また糸の擦れによる綿塵の発生が激減し、綿
塵が編成糸とともに編み込まれる恐れが無く、品質が大
幅に向上するに到ったのである。更に従来のように糸張
力調整手段をなくしたことにより、操作性や取扱い性が
容易となり、装置の維持、保全が容易になったのであ
る。
強力低下がなくなることにより、編立生地の品質が大幅
に向上し、また糸の擦れによる綿塵の発生が激減し、綿
塵が編成糸とともに編み込まれる恐れが無く、品質が大
幅に向上するに到ったのである。更に従来のように糸張
力調整手段をなくしたことにより、操作性や取扱い性が
容易となり、装置の維持、保全が容易になったのであ
る。
【００１４】本発明は、通常のメリヤス丸編機や靴下丸
編機など、各種の編機に適用可能であり、また糸の細番
手や太番手の如何に係わらず、糸の張力を低下し得る効
果が発揮されることにより、編機の稼働率向上や品質向
上に多大な効果が発揮されるのである。
編機など、各種の編機に適用可能であり、また糸の細番
手や太番手の如何に係わらず、糸の張力を低下し得る効
果が発揮されることにより、編機の稼働率向上や品質向
上に多大な効果が発揮されるのである。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態について説明する。図１および図２に示すよう
に、本発明に係る編機の糸供給装置１は、回転軸線まわ
りに回転可能な糸貯蔵用ドラム６と、糸８を前記ドラム
６に案内する装置であって、これを介して前記ドラム６
の回転によって複数の貯蔵巻が前記ドラム６に蓄積され
てゆくような糸供給案内手段９と、前記ドラム６の貯蔵
巻から引出される糸８を案内する糸取出案内手段１０と
を有していて、前記糸供給案内手段９の中途で、糸８の
切断・弛み等を感知する光電センサー２６を設けている
のである。
の形態について説明する。図１および図２に示すよう
に、本発明に係る編機の糸供給装置１は、回転軸線まわ
りに回転可能な糸貯蔵用ドラム６と、糸８を前記ドラム
６に案内する装置であって、これを介して前記ドラム６
の回転によって複数の貯蔵巻が前記ドラム６に蓄積され
てゆくような糸供給案内手段９と、前記ドラム６の貯蔵
巻から引出される糸８を案内する糸取出案内手段１０と
を有していて、前記糸供給案内手段９の中途で、糸８の
切断・弛み等を感知する光電センサー２６を設けている
のである。
【００１６】すなわち、反射型で例示する光電センサー
２６は糸供給案内手段９における糸ガイド１４にネジ２
７等で取付けられ、該ガイド１４を介してホルダー４に
装着されており、前記糸供給案内手段９は、従来例にお
ける糸張力調整手段または糸ブレーキを備えてなく低張
力すなわち、１〜３ｇ程度の張力状態で糸８を前記ドラ
ム６に案内しているのである。
２６は糸供給案内手段９における糸ガイド１４にネジ２
７等で取付けられ、該ガイド１４を介してホルダー４に
装着されており、前記糸供給案内手段９は、従来例にお
ける糸張力調整手段または糸ブレーキを備えてなく低張
力すなわち、１〜３ｇ程度の張力状態で糸８を前記ドラ
ム６に案内しているのである。
【００１７】なお、糸ガイド１１の糸道１１Ａは、図３
および図４に示す構成のものを使用できるのは勿論、そ
の他の構成のものであっても良いし、光電センサー２６
としては投下型のものを使用しても良い。但し、環状部
材２にネジ３によって装着される糸供給装置１は、編機
によって３６ケ、４０ケ等多数装着されることから、安
価な市販の反射型の光電センサー２６を採用することが
経済的に有利である。
および図４に示す構成のものを使用できるのは勿論、そ
の他の構成のものであっても良いし、光電センサー２６
としては投下型のものを使用しても良い。但し、環状部
材２にネジ３によって装着される糸供給装置１は、編機
によって３６ケ、４０ケ等多数装着されることから、安
価な市販の反射型の光電センサー２６を採用することが
経済的に有利である。
【００１８】更に、光電センサー２６は光電管２６Ａを
有し、第１ガイド１１および第２ガイド１４の中間であ
れば、図５および図６に示すように、装着しても良く、
第１・２ガイド１１，１４と共にフレーム（ホルダー）
４に装着しても、別途の部材を介してホルダー４に装着
しても良く、第１．２ガイド１１，１４を介して装着し
た方が部品点数も少なくなって有利である。
有し、第１ガイド１１および第２ガイド１４の中間であ
れば、図５および図６に示すように、装着しても良く、
第１・２ガイド１１，１４と共にフレーム（ホルダー）
４に装着しても、別途の部材を介してホルダー４に装着
しても良く、第１．２ガイド１１，１４を介して装着し
た方が部品点数も少なくなって有利である。
【００１９】なお、光電管２６Ａの光束から糸８が外れ
ると、すなわち、糸切れ、糸巻の巻崩れ等で糸８が弛ん
だり、乱れたりするのを感知してこれを報知機２２に送
信し、編機を停止するようになっている。従って、従来
の糸張力調整手段のように、一対の皿状のディスクによ
り、糸に対して強い張力が付与されることもなく、糸ガ
イド１１，１４の位置を通過するのみであるから、糸に
付加される張力は極めて小さくなる。即ち糸に付加され
る張力は、１〜３ｇ程度となり、従来に較べて張力の付
加が極端に小さくなり、糸の切断が殆どなくなることに
より、編機の停止回数が減少し、編機の稼働率が大幅に
上昇するのである。
ると、すなわち、糸切れ、糸巻の巻崩れ等で糸８が弛ん
だり、乱れたりするのを感知してこれを報知機２２に送
信し、編機を停止するようになっている。従って、従来
の糸張力調整手段のように、一対の皿状のディスクによ
り、糸に対して強い張力が付与されることもなく、糸ガ
イド１１，１４の位置を通過するのみであるから、糸に
付加される張力は極めて小さくなる。即ち糸に付加され
る張力は、１〜３ｇ程度となり、従来に較べて張力の付
加が極端に小さくなり、糸の切断が殆どなくなることに
より、編機の停止回数が減少し、編機の稼働率が大幅に
上昇するのである。
【００２０】また糸の切断若しくは糸の擦れによる糸の
強力低下がなくなることにより、編立生地の品質が大幅
に向上し、また糸の擦れによる綿塵の発生が激減し、綿
塵が編成糸とともに編み込まれる恐れが無く、品質が大
幅に向上するのである。更に従来のように糸張力調整手
段を省略化したことにより、操作性や取扱い性が容易と
なり、装置の維持、保全が容易になるのである。
強力低下がなくなることにより、編立生地の品質が大幅
に向上し、また糸の擦れによる綿塵の発生が激減し、綿
塵が編成糸とともに編み込まれる恐れが無く、品質が大
幅に向上するのである。更に従来のように糸張力調整手
段を省略化したことにより、操作性や取扱い性が容易と
なり、装置の維持、保全が容易になるのである。
【００２１】なお、既述の従来例と共通する部分は共通
符号で示しており、また、糸の送り速度と編針の喰い込
み速度は同じになるようにしてあるとともに、糸切れ等
で編機が停止したとき、ドラム６に貯蔵巻されていた糸
は１０巻程度を残して解舒されるので、糸切れ後は、ド
ラム６を手廻しによって２０〜３０巻として貯蔵巻する
のである。
符号で示しており、また、糸の送り速度と編針の喰い込
み速度は同じになるようにしてあるとともに、糸切れ等
で編機が停止したとき、ドラム６に貯蔵巻されていた糸
は１０巻程度を残して解舒されるので、糸切れ後は、ド
ラム６を手廻しによって２０〜３０巻として貯蔵巻する
のである。
【００２２】また、本発明で対象とする糸は、上述した
糸の他、綿などの天然繊維糸やナイロン等の合成繊維糸
にも適用可能であることはいうまでもない。
糸の他、綿などの天然繊維糸やナイロン等の合成繊維糸
にも適用可能であることはいうまでもない。
【００２３】
【発明の効果】以上詳述した通り本発明によれば、編機
の停止回数が減少し、編機の稼働率が大幅に向上できる
のに加えて、編生地の品質が大幅に向上できる。
の停止回数が減少し、編機の稼働率が大幅に向上できる
のに加えて、編生地の品質が大幅に向上できる。
【図１】本発明の第１実施形態を示す正面図である。
【図２】本発明の第１実施形態を示す平面図である。
【図３】糸ガイドの要部拡大平面図である。
【図４】糸ガイドの他の例を示す要部拡大平面図であ
る。
る。
【図５】本発明の第２実施形態を示す正面図である。
【図６】本発明の第３実施形態を示す正面図である。
【図７】従来例の正面図である。
【図８】図７の平面図である。
１ 糸供給装置 ６ ドラム ９ 糸供給案内手段 １０ 糸取出案内手段 ２６ 光電センサー
Claims (2)
- 【請求項１】 回転軸線まわりに回転可能な糸貯蔵用ド
ラム（６）と、 糸（８）を前記ドラム（６）に案内する装置であって、
これを介して前記ドラム（６）の回転によって複数の貯
蔵巻が前記ドラム（６）に蓄積されてゆくような糸供給
案内手段（９）と、 前記ドラム（６）の貯蔵巻から引出される糸（８）を案
内する糸取出案内手段（１０）とを有している編機の糸
供給装置において、 前記糸供給案内手段（９）の中途で、糸（８）の切断・
弛み等を感知する光電センサー（２６）を設けているこ
とを特徴とする編機の糸供給装置。 - 【請求項２】 光電センサー（２６）は糸供給案内手段
（９）を介してホルダー（４）に装着されており、前記
糸供給案内手段（９）は、糸張力調整手段または糸ブレ
ーキを備えてなく低張力状態で糸（８）を前記ドラム
（６）に案内していることを特徴とする請求項１記載の
編機の糸供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8160231A JPH108359A (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | 編機の糸供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8160231A JPH108359A (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | 編機の糸供給装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH108359A true JPH108359A (ja) | 1998-01-13 |
Family
ID=15710550
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8160231A Pending JPH108359A (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | 編機の糸供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH108359A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004143656A (ja) * | 2002-10-24 | 2004-05-20 | Kang Na Hsing Enterprise Co Ltd | 複合不織布、複合不織布の製造方法、および複合不織布からなる複合不織布製品 |
| KR100603241B1 (ko) | 2004-12-31 | 2006-07-20 | 이희성 | 원사텐션유지장치 |
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-
1996
- 1996-06-20 JP JP8160231A patent/JPH108359A/ja active Pending
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