JPH10501036A - 円形織機内の横糸をモニタするための装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 円形織機内の横糸をモニタする装置において、横糸は円形リード(３)によって形成された円形経路に沿って製織シェッド内で回転する製織シャットル(３０)のの各ボビン(３１)から巻解かれると共に、織られた円筒の織物縁(１３)に供給される。横糸欠陥が発生した場合に、電気制御信号を発生させるために、走査手段は各横糸をモニタする。これは、製織シャットル(３０)の回転経路の区域に配置された磁気センサ(２２)によって電気制御信号(２３)が発生され得るような仕方で行われ、このセンサは各製織シャットル(３０)によって支持されている永久磁石(２４)と協働して、上記永久磁石は引き出された横糸(３２)によってスプリングのような戻り手段(２５)の効果に抗して偏らされている旋回レバー(２６)上に配置されている。かつ、上記永久磁石は、横糸欠陥が発生した場合に、能動的制御信号(２３)を発生させるための磁気センサと上記永久磁石との作動的接続を生じさせる端部位置に戻り手段(２５)の影響の下で到達するために、磁気センサとの作動的接続の外側に保持されている。これは、出来るだけ綿密に、かつ、如何なる時も何ら過ち無く、回転するシャットルのボビンから引き出された横糸の適切な存在をモニタすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】 円形織機内の横糸をモニタするための装置 本発明は、円形織機内の横糸が、円形リード(おさ)によって形成された円形経 路に沿って製織シェッド(ひ口)の中で回転する製織シャットルの各ボビンから巻 解かれると共に、織られた円筒(hose)の織物の端部に供給されて、横糸欠陥の場 合に電気制御信号を発生するために走査手段が各横糸をモニタする円形織機内の 横糸をモニタする装置に関する。 円形織機は広く知られており、この円形織機では、複数の区分軸が機械の円形 リードの回りに円形状に配置されていると共に、各軸は円形に分配された２つの 縦糸集合物の一部を案内するために複数の内部および外部ハーネスを支持してい る。これらの縦糸集合物は、回転する主軸を介して製織シェッドすなわち歩行シ ェッドを形成するために、上方と下方の相反する交互の運動が行われる。円形リ ード内の主軸によって回転駆動される製織シャットルは、それぞれに搭載された ボビンから引き出された横糸を、歩行シェッドに連続的に供給する。このように して織られた円筒は、次に引き出され、平らな環状織物として巻き上げられる。 この点に関して、横糸の破損や横糸ボビンの使い果たしによって引き起こされ る横糸欠陥が発生した場合に、製織欠陥を防止する各やり方で、例えば即座に機 械を止めることによって、この機械を制御するために、回転するシャットルのボ ビンから引き出された横糸の適切な存在を出来る限り綿密にモニタすることが必 須である。 この種の既知の装置は、とりわけ、光ビームの中に旋回して行く反射表面によ って光電池が働く光学的検知要素を使用する。しかしながら、このような光の障 壁は、最早、最近の要求を満たすことが出来ず、特に、製織シャットルのかなり 増加された回転速度と正確な制御信号の発生を考慮すると、最近の要求を満たす ことが出来ない。 光の障壁は、外部光による影響に常に敏感であり、容易に汚れやすく、かつ、 「ブラインド(盲)」のために反射リボンの処理ができない。 このようにして、本発明の目的は、既知の最新技術の不都合を受けない円形織 機内の横糸をモニタするための装置を提供することである。 これは、まず、磁気センサによって電気制御信号が発することができる本発明 によって達成される。上記磁気センサは製織シャットルの回転経路の区域に配置 されると共に、各製織シャットルによって支持される永久磁石と協働して、引き 出された横糸によってスプリングような戻り手段の効果に抗して偏らされている 旋回レバー上に上記永久磁石は配置されている。かつ、上記永久磁石は磁気セン サとの作動的接続の外側に保持されていて、横糸欠陥の場合に、能動的制御信号 を発生させるために、磁気センサと上記永久磁石との作動的接続を生じさせる端 部位置に戻り手段の影響の下で到達する。 このような装置は、外部光によってなんら影響を受けないし、埃の堆積によっ てなんら機能不全あるいは摩滅にさらされることもない。しかしながら、この装 置は反射リボンの処理ができ、シャットルの如何なる回転速度でも確実に作動し 、かつ、非常に高い応答感度と応答速度を備えている。 円周方向に渡って分配された複数のこのような磁気センサをリード等に配置す ることは、磁気センサに影響される永久磁石付きシャットルの回転経路を数度の 角度に減少させるために有益である。 更に、自らの自由端に永久磁石を支持する旋回レバーが、シャットルの糸挿入 装置上の旋回軸を使用して配置されると共に、戻しばねの影響下にある簡単かつ 機能的に全く信頼のできる配置が達成され得て、上記旋回レバーの自由端で引き 出された横糸が縦糸域を突き通るか、或いは少なくとも部分的に縦糸域に巻き付 ける。或いは、自由端に永久磁石を支持する旋回レバーは、横糸ボビンの回転軸 上にある旋回レバーの旋回軸を使用して配置されると共に、戻しばねの影響の下 にあって、引き出された横糸は、旋回レバーの自由端で縦糸域を突き通すか、ま たは少なくとも部分的に縦糸域に巻き付く。 本発明の主題が例示された実施例は、同封の図面を参照して以下に説明される 。 図１は、円形織機を側面図かつ概略表示で示す。 図２と図３は、拡大スケールでの図１の配置の横糸をモニタするための本発明 の装置の概略表示を側面図と平面図で示す。 図４は、図２と図３とによる配置の実施例を側面図かつ拡大スケールで示す。 図１による円形織機は、この機械の基礎フレーム１の上に通常の方法で置かれ ており、上記機械の上には、円形のフレームキャリア２が置かれている。このフ レームキャリア２は、円形リード３と、この機械用の「入・切」スイッチボタン ４と、更に軸６を支持するためのフレーム部分５とを支持している。これらの軸 ６は、当機械の主軸８の回りに既知の方法で配置され、当機械のシェッド形成手 段を実質的な程度に形成する。織物引き出し装置は、更にキャリア９の基礎フレ ーム１上に置かれている。この織物引き出し装置は、ここでは、織物引き出しロ ーラ１０によってのみ示されている。織物エキスパンダ１４は、また、引き出し 区域において効力を生じる。図面は、更に、円形織機における左側の縦糸用の引 き通しローラ１５と、右側の縦糸用の引き通しローラ１６とを示す。上記縦糸７ は、その経路が示されているのみであるが、２つの円形に配置された縦糸集合物 に分割され、かつ、(詳細図面に示されない)一群の縦糸ボビン(糸巻)によって既 知の方法で引き出される。製織シェッドを形成するために、これらの集合物の１ つが持ち上げられ、一方、他方の集合物は、上部シェッドの縦糸７’と下部シェ ッドの縦糸７”が現れるように(図２と図４)、所謂シェッド変換移動によって製 織平面のレベルから下方に案内される。この所謂製織シェッドまたは歩行シェッ ドの中では、横糸ボビン３１(図４)を持つ少なくとも１つのシャットル、通常は 、複数のシャットル３０が、水平な円形経路上で回転する。これらのシャットル の円形運動の結果として、横糸ボビンから巻き解かれた横糸３２(図２、図３と 図４)は、この横糸が織物に織り込まれるように、製造され織られた円筒の織物 の縁１３に供給される。それから、この織り込まれた円筒は上方に引き出され、 かつ、平らな円形織物にされ得る。 この点までは、上に概要を述べた円形織機の配置は、既知の先端技術と一致し 、したがって、このような機械の更なる説明は省略され得る。 このような円形織機において、ここで取り扱れるべき問題は、横糸欠陥の場合 に生じる制御信号２３によって当機械を制御できるように、回転するシャットル ３０のボビン３１から引き出された横糸３２を、出来る限り綿密かつ機能的に確 実にモニタすることからなる。この目的に対して、製織シャットル３０の回転経 路の区域に配置された磁気センサ２２によって、電気制御信号２３が発生され、 上記センサは各々の製織シャットル３０が支持する永久磁石２４と協働するとい うことが、本発明によって与えられる。上記永久磁石は、引き出された横糸３２ によってスプリングのような戻り手段２５の効果に抗しながら偏らされている旋 回レバー２６の上に配置されていると共に、横糸欠陥の場合に、能動的制御信号 ２３を発生させるための磁気センサと上記永久磁石との作動的接続を生じさせる 端部位置に戻り手段２５の影響の下で到達するために、磁気センサとの作動的接 続の外側に保持されている。 更に、図１に示されるように、複数の磁気センサ２２を製織シェッドの回転経 路の区域に、好ましくはリード３に接して、配置することが提示されている。 図２と図３の近接詳細図に示されるように、自由端に永久磁石２４を支持する 旋回レバー２６は、シャットル３０の糸挿入装置３０’上の旋回軸２７を使って 配置されると共に、戻しばね２５の影響下にある。引き出された横糸は、これに よって、旋回レバー２６の自由端で縦糸域を突き通るか、または、少なくとも部 分的にそれに巻きつく。 その代わりに、図４に従って、自由端に永久磁石２４’を支持する旋回レバー ２６’は、横糸ボビン３１の回転軸心上の旋回軸２７’を使って配置され得ると 共に、戻しばね２５’の影響下にあり得る。これによって、ここにまた、引き出 された横糸は、旋回レバー２６’の自由端で縦糸域を突き通るか、または、少な くとも部分的にそれに巻きつく。 上記内容は、円形織機内の横糸をモニタするための本発明の装置となり、上述 の要求事項を全て満たす。特に、前述の手段は、他の紡糸加工機械における横糸 モニタ装置の使用のほかに、既存の機械の容易な変換を可能にする。 上述の装置に対する変更が本発明の概念から離反することなくなされ得るとい うこと、特に、旋回レバーはそれ自身の重量または遠心力の影響下で戻され得る ことが理解される。 権利保護を以下のとおり請求する。

【手続補正書】特許法第１８４条の８第１項 【提出日】１９９６年８月２０日 【補正内容】 明細書 円形織機内の横糸をモニタするための装置 本発明は、円形織機内の横糸が、円形リード(おさ)によって形成された円形経 路に沿って製織シェッド(ひ口)の中で回転する製織シャットルの各ボビンから巻 解かれると共に、織られた円筒(hose)の織物の端部に供給されて、横糸欠陥の場 合に電気制御信号を発生するために走査手段が各横糸をモニタする円形織機内の 横糸をモニタする装置に関する。 円形織機は広く知られており、この円形織機では、複数の区分軸が機械の円形 リードの回りに円形状に配置されていると共に、各軸は円形に分配された２つの 縦糸集合物の一部を案内するために複数の内部および外部ハーネスを支持してい る。これらの縦糸集合物は、回転する主軸を介して製織シェッドすなわち歩行シ ェッドを形成するために、上方と下方の相反する交互の運動が行われる。円形リ ード内の主軸によって回転駆動される製織シャットルは、それぞれに搭載された ボビンから引き出された横糸を、歩行シェッドに連続的に供給する。このように して織られた円筒は、次に引き出され、平らな環状織物として巻き上げられる。 この点に関して、横糸の破損や横糸ボビンの使い果たしによって引き起こされ る横糸欠陥が発生した場合に、製織欠陥を防止する各やり方で、例えば即座に機 械を止めることによって、この機械を制御するために、回転するシャットルのボ ビンから引き出された横糸の適切な存在を出来る限り綿密にモニタすることが必 須である。 この種の既知の装置は、とりわけ、光ビームの中に旋回して行く反射表面によ って光電池が働く光学的検知要素を使用する。しかしながら、このような光の障 壁は、最早、最近の要求を満たすことが出来ず、特に、製織シャットルのかなり 増加された回転速度と正確な制御信号の発生を考慮すると、最近の要求を満たす ことが出来ない。 光の障壁は、外部光による影響に常に敏感であり、容易に汚れやすく、かつ、 「ブラインド(盲)」のために反射リボンの処理ができない。 オーストリア特許第387797号は、円形織機において横糸をモニタするための装 置を開示しており、この装置では反射体が横糸によって偏らされた糸案内棒上に 配置されている。通常の作動時には、この反射体は光発信器の光線経路の外側に 位置している。もし横糸が切れた場合には、上記糸案内棒が端部位置に移動し、 この端部位置では上記反射体が光発信器の光線経路内に位置して光線を光受信器 に反射する。この後直ちに、光受信器は上記織機を停止させる信号を発する。 スイス出願第489.641号は、織機内で横糸をモニタするための装置を開示して おり、この装置は固定部を備えてその中で可動部を案内し、可動部は交互に変化 する動きとなる。この固定部には、永久磁石あるいは直流または交流が供給され る電磁石が固定部上に設けられている。この直流または交流は、作動時に、固定 部のコイルに電圧を誘導する。このコイルは、スイッチを経て別のコイルに接続 されており、この後者のコイルは上記スイッチが切れた時に、上記固定部の４番 目のコイルに電圧を誘導する。この電圧は上記スイッチが閉じているか開いてい るかを示す。可動部上のスイッチは、切れた糸の作用として、容量性結合または 誘導性結合によって織機内で起動させられる。後者の誘導性結合の場合、チョッ パ(接触断続器)の棒はそこを通過する横糸によって上昇位置に保たれているが、 万一糸が切れてチョッパの棒が落下すると、上記スイッチはチョッパの棒上に取 り付けられた磁石によって閉となる。 このようにして、本発明の目的は、既知の最新技術の不都合を受けない円形織 機内の横糸をモニタするための装置を提供することである。 これは、まず、磁気センサによって電気制御信号が発することができる本発明 によって達成される。上記磁気センサは製織シャットルの回転経路の区域に固定 して配置されると共に、各製織シャットルによって支持される永久磁石と協働し 、引き出された横糸によってスプリングような戻り手段の効果に抗して偏らされ ている本来既知の旋回レバー上に上記永久磁石は配置されている。かつ、上記永 久磁石は磁気センサとの作動的接続の外側に保持されていて、横糸欠陥の場合に 、能動的制御信号を発生させるために、磁気センサと上記永久磁石との作動的接 続を生じさせる端部位置に戻り手段の影響の下で到達する。 このような装置は、外部光によってなんら影響を受けないし、埃の堆積によっ てなんら機能不全あるいは摩滅にさらされることもない。しかしながら、この装 置は反射リボンの処理ができ、シャットルの如何なる回転速度でも確実に作動し 、かつ、非常に高い応答感度と応答速度を備えている。 円周方向に渡って分配された複数のこのような磁気センサをリード等に配置す ることは、磁気センサに影響される永久磁石付きシャットルの回転経路を数度の 角度に減少させるために有益である。 更に、自らの自由端に永久磁石を支持する旋回レバーが、シャットルの糸挿入 装置上の旋回軸を使用して配置されると共に、戻しばねの影響下にある簡単かつ 機能的に全く信頼のできる配置が達成され得て、上記旋回レバーの自由端で引き 出された横糸が縦糸域を突き通るか、或いは少なくとも部分的に縦糸域に巻き付 ける。或いは、自由端に永久磁石を支持する旋回レバーは、横糸ボビンの回転軸 上にある旋回レバーの旋回軸を使用して配置されると共に、戻しばねの影響の下 にあって、引き出された横糸は、旋回レバーの自由端で縦糸域を突き通すか、ま たは少なくとも部分的に縦糸域に巻き付く。 本発明の主題が例示された実施例は、同封の図面を参照して以下に説明される 。 図１は、円形織機を側面図かつ概略表示で示す。 図２と図３は、拡大スケールでの図１の配置の横糸をモニタするための本発明 の装置の概略表示を側面図と平面図で示す。 請求の範囲 １． 円形織機内の横糸をモニタするための装置を有する円形織機てあって、こ の横糸(３２)が、円形リード(３)によって形成された円形経路に沿って製織シェ ッド内で回転する製織シャットル(３０)の各ボビン(３１)から巻解かれると共に 、織られた円筒の織物の縁に供給され、横糸欠陥が発生した場合に、電気制御信 号を発生するために走査手段が各横糸(３２)をモニタする円形織機内の横糸をモ ニタするための装置を有する円形織機において、 上記電気制御信号(２３)は上記製織シャットル(３０)の回転経路の区域に固定 して配置された磁気センサ(２２)によって発生され得、このセンサは上記各製織 シャットル(３０)によって支持されている永久磁石(２４)と協働し、上記永久磁 石は、引き出された上記横糸(３２)によってスプリングのような戻り手段(２５) の効果に抗しながら偏らされている旋回レバー(２６)に配置されると共に、横糸 欠陥が発生した場合に、能動的制御信号(２３)を発生させるための上記磁気セン サと上記永久磁石との作動的接続を生じさせる端部位置に上記戻り手段(２５)の 影響の下で到達するために、上記磁気センサとの作動的接続の外側に保持されて いることを特徴とする横糸をモニタするための装置を有する円形織機。 ２． 請求項１に記載の円形織機において、互いに等距離にある複数の磁気セン サ(２２)が、上記製織シャットルの回転経路の区域に配置されていることを特徴 とする円形織機。 ３． 請求項１に記載の円形織機において、自由端に上記永久磁石(２４)を支持 する上記旋回レバー(２６)は、上記シャットル(３０)の挿入装置(３０’)上にそ の旋回軸(２７)を使用して配置されていると共に、戻しばね(２５)の影響下にあ り、引き出された上記横糸は上記旋回レバー(２６)の自由端で縦糸域を突き通る か、または少なくとも部分的に巻き付くことを特徴とする円形織機。 ４． 請求項１に記載の円形織機において、自由端に永久磁石(２４’)を支持す る旋回レバー(２６’)は、横糸ボビン(３１)の回転軸上のその旋回軸(２７’)を 使用して配置され得ると共に、戻しばね(２５’)の影響下にあり、引き出された 上記横糸は上記旋回レバー(２６’)の自由端で縦糸域を突き通るか、または少な く とも部分的に巻き付くことを特徴とする円形織機。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，Ｍ Ｃ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ， ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＺ，ＵＧ)， ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，Ｃ Ｈ，ＣＮ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ ，ＧＥ，ＨＵ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ， ＫＺ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，Ｍ Ｋ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＭ， ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ 【要約の続き】 無く、回転するシャットルのボビンから引き出された横 糸の適切な存在をモニタすることができる。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １． 円形織機内の横糸をモニタするための装置であって、この横糸が、円形リ ードによって形成された円形経路に沿って製織シェッド内で回転する製織シャッ トルの各ボビンから巻解かれると共に、織られた円筒の織物の縁に供給されて、 横糸欠陥が発生した場合に、電気制御信号を発生するために走査手段が各横糸を モニタする円形織機内の横糸をモニタするための装置において、 上記電気制御信号(２３)は上記製織シャットル(３０)の回転経路の区域に配置 された磁気センサ(２２)によって発生され得、このセンサは上記各製織シャット ル(３０)によって支持されている永久磁石(２４)と協働して、上記永久磁石は、 引き出された上記横糸(３２)によってスプリングのような戻り手段(２５)の効果 に抗しながら偏らされている旋回レバー(２６)に配置されると共に、横糸欠陥が 発生した場合に、能動的制御信号(２３)を発生させるための上記磁気センサと上 記永久磁石との作動的接続を生じさせる端部位置に上記戻り手段(２５)の影響の 下で到達するために、上記磁気センサとの作動的接続の外側に保持されているこ とを特徴とする横糸をモニタするための装置。 ２． 請求項１に記載の装置において、互いに等距離にある複数の磁気センサ( ２２)が、上記製織シャットルの回転経路の区域に配置されていることを特徴と する装置。 ３． 請求項１に記載の装置において、自由端に上記永久磁石(２４)を支持する 上記旋回レバー(２６)は、上記シャットル(３０)の挿入装置(３０’)上にその旋 回軸(２７)を使用して配置されていると共に、戻しばね(２５)の影響下にあって 、引き出された上記横糸は上記旋回レバー(２６)の自由端で縦糸域を突き通るか 、または少なくとも部分的に巻き付くことを特徴とする装置。 ４． 請求項１に記載の装置において、自由端に永久磁石(２４’)を支持する旋 回レバー(２６’)は、横糸ボビン(３１)の回転軸上のその旋回軸(２７’)を使用 して配置され得ると共に、戻しばね(２５’)の影響下にあって、引き出された上 記横糸は上記旋回レバー(２６’)の自由端で縦糸域を突き通るか、または少なく とも部分的に巻き付くことを特徴とする装置。