JP2002365552A - ズームレンズ系 - Google Patents

ズームレンズ系

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JP2002365552A
JP2002365552A JP2001173825A JP2001173825A JP2002365552A JP 2002365552 A JP2002365552 A JP 2002365552A JP 2001173825 A JP2001173825 A JP 2001173825A JP 2001173825 A JP2001173825 A JP 2001173825A JP 2002365552 A JP2002365552 A JP 2002365552A
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lens group
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JP2001173825A
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Masaru Eguchi
勝 江口
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Pentax Corp
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B15/00Optical objectives with means for varying the magnification
    • G02B15/14Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective
    • G02B15/143Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having three groups only
    • G02B15/1431Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having three groups only the first group being positive
    • G02B15/143103Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having three groups only the first group being positive arranged ++-

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】物体側から順に、正、正、負の3つのレンズ群
からなり、該レンズ群をそれぞれ光軸方向に移動させて
変倍を行うズームレンズ系において、ズーム比4.5以
上を達成しつつ、レンズ群厚の増加を抑えてカメラ厚増
加を抑える。 【解決手段】第1レンズ群は、最も物体側に位置する物
体側に凹面を有する1枚の負レンズと、少なくとも1枚
の正レンズを含み、条件式1、2、3を満足するズーム
レンズ系。 (1)−1.0<r1/fW<−0.5 (2)45<νp−νn (3)0.05<LD2/fT<0.09 但し、 r1;第1レンズ群中の負レンズの物体側の面の曲率半
径、 fW;短焦点距離端の全系の焦点距離、 fT;長焦点距離端の全系の焦点距離、 νp;第1レンズ群中の負レンズのd線に対するアッベ
数の平均値、 νn;第1レンズ群中の正レンズのd線に対するアッベ
数の平均値、 LD2;第2レンズ群の最も物体側の面から最も像側の
面迄の光軸上の距離。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、コンパクトカメラ用のズームレ
ンズ系に関する。
【0002】
【従来技術及びその問題点】コンパクトカメラ用のズー
ムレンズ系は、レンズ後方にミラーの配置スペースを要
する一眼レフカメラ用のズームレンズ系と異なり、長い
バックフォーカスを必要としない。このため、一眼レフ
用では物体側から順に負正のレトロフォーカスタイプが
採用されるのに対し、コンパクトカメラ用では、物体側
から順に正負のテレフォトタイプが一般に採用されてい
る。
【0003】このテレフォトタイプのズームレンズ系に
おいて、ズーム比を大きくするため、物体側の正レンズ
を2つの群に分けて、物体側から順に正正負の3群とし
たタイプが多く使用されている。3群ズームレンズ系
は、共に正のパワーの第1、第2レンズ群間隔を変化さ
せることで、主に像面湾曲を補正しながら、全系のズー
ム比をかせぐことができ、2群ズームレンズ系に比べ、
間隔パラメーターが多いことから、ズーム比を大きくし
ても、比較的、全長を抑えることができる。
【0004】しかしながら、このレンズタイプにおいて
長焦点距離おけるレンズ全長を短かくしたままズーム比
を大きくすると、変倍による収差の変動が大きく、全焦
点距離域で収差補正をするのが難しくなる。特に短焦点
距離側と長焦点距離側の色収差が逆向きに発生し、全焦
点距離域において色収差の補正が難しくなるという問題
がある。
【0005】また、3群ズームレンズ系で第2レンズ群
を構成するレンズの間に絞りが設けられるタイプは、前
玉径を小さくできる利点はあるが、製造誤差に対する結
像性能の劣化の大きい第2レンズ群中において、絞りを
挟んだ前後のレンズ群の間隔と偏心に対して、高い精度
が要求されるため、コストアップ要因となり、またメカ
構造が複雑化、大型化してしまう。
【0006】
【発明の目的】本発明は、テレフォトタイプの3群ズー
ムレンズにおいて、ズーム比4.5以上を達成しなが
ら、レンズ群厚の増加を抑えてカメラ厚増加への影響を
抑えることを目的とする。さらにレンズ全長を抑えるた
めに、各群のパワーを設定することで、全長、径ともに
小型化することを目的とする。
【0007】
【発明の概要】本発明は、物体側から順に、正の屈折力
を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レン
ズ群と、絞りと、負の屈折力を有する第3レンズ群とか
らなり、これらの第1、第2、第3レンズ群のレンズ群
をそれぞれ光軸方向に移動させて変倍を行うズームレン
ズ系において、第1レンズ群は、最も物体側に位置する
物体側に凹面を有する1枚の負レンズと少なくとも1枚
の正レンズを含み、次の条件式(1)、(2)、(3)
を満足することを特徴としている。 (1)−1.0<r1/fW<−0.5 (2)45<νp−νn (3)0.05<LD2/fT<0.09 但し、 r1;第1レンズ群中の最も物体側の負レンズの物体側
の面の曲率半径、 fW;短焦点距離端の全系の焦点距離、 fT;長焦点距離端の全系の焦点距離、 νp;第1レンズ群中の負レンズのd線に対するアッベ
数の平均値、 νn;第1レンズ群中の正レンズのd線に対するアッベ
数の平均値、 LD2;第2レンズ群の最も物体側の面から最も像側の
面迄の光軸上の距離、 である。
【0008】本発明のズームレンズ系は、さらに次の条
件式(4)、(5)、(6)を満足することが好まし
い。 (4)2.4<fT/f1<3.5 (5)5.0<fT/f2<7.0 (6)−12.0<fT/f3<−8.5 但し、 f1;第1レンズ群の焦点距離、 f2;第2レンズ群の焦点距離、 f3;第3レンズ群の焦点距離、 である。
【0009】第1レンズ群は、より具体的には、物体側
から順に、物体側に凹面を有する1枚の負レンズと1枚
の両凸の正レンズとから構成することができる。第3レ
ンズ群は、物体側から順に、像側に凸の正レンズと、物
体側に凹の負レンズとの2枚のレンズから構成すること
ができる。
【0010】本発明のズームレンズ系は、次の条件式
(7)を満足することが好ましい。 (7)Z>4.5 但し、 Z=fT/fW、 である。
【0011】また、本発明のズームレンズ系は、次の条
件式(8)を満足することが望ましい。 (8)TL/fT<0.8 但し、 TL;長焦点距離端での第1レンズ群の最も物体側の面
から像面までの光軸上の距離である。
【0012】
【発明の実施の形態】本実施形態のズームレンズ系は、
図13の簡易移動図に示すように、物体側から順に、正
の第1レンズ群10と、正の第2レンズ群20と、負の
第3レンズ群30とからなり、第1レンズ群から第3レ
ンズ群の3つのレンズ群を光軸方向に移動させてズーミ
ングを行う。より具体的には、短焦点距離端(W)から
長焦点距離端(T)へのズーミングに際し、第1レンズ
群10、第2レンズ群20、第3レンズ群30はそれぞ
れ単調に物体側に移動し、その移動量は、第2レンズ群
20の移動量<第3レンズ群30の移動量<第1レンズ
群10の移動量の関係にある。絞りSは、第2レンズ群
20と第3レンズ群30の間に位置し、第2レンズ群2
0と一体で移動する。フォーカシングは、第2レンズ群
20を移動させて行う。
【0013】条件式(1)は、第1レンズ群の最も物体
側に位置する負レンズの物体側の凹面の曲率半径を規定
するものである。条件式(1)の上限を超えて第1面の
パワーが強くなる(曲率半径が小さくなる)と、軸外収
差の補正が困難となる。条件式(1)の下限を超えて第
1面のパワーが弱くなる(曲率半径が大きくなる)と、
この負レンズの有効径が大きくなってしまい、前玉径の
小型化が達成不可能となる。
【0014】条件式(2)は、第1レンズ群を構成する
負レンズと正レンズのアッベ数の平均値の差を規定する
ものである。小型化のためには各レンズ群ともに、少な
いレンズ枚数で構成することが望ましい。また、高ズー
ム比のズームレンズ系においては、各レンズ群毎に諸収
差を補正しておくことが好ましい。特に全焦点距離域に
おいて、良好な性能を持つためには、各レンズ群ごとに
色収差を補正しておくことが重要である。正の屈折力を
有する第1レンズ群の色収差を補正するには、第1負レ
ンズを高分散ガラスから構成し、正レンズを低分散ガラ
スから構成し、条件式(2)を満足することが好まし
い。条件式(2)の下限を超えると、短焦点距離端と長
焦点距離端で色収差が逆向きに発生し、全焦点距離域で
色収差を補正するのが困難となる。
【0015】条件式(3)は、長焦点距離端での全系の
焦点距離fTに対する第2レンズ群の物体側の面から像
側の面までの距離(つまり第2レンズ群の長さ)を規定
するものである。第2レンズ群は直後に絞りを有してお
り、短焦点距離端から長焦点距離端までの全ズーム範囲
において常にレンズ径いっぱいの太い軸上光束と、それ
に重複して軸外光束が通過するので、第2レンズ群内で
軸上、軸外収差を同時に十分補正を行うためには構成枚
数が多くなり、群厚も大きくなる傾向がある。条件式
(3)の下限を超えると、第2レンズ群は薄くできるが
第2レンズ群内の軸上収差、軸外収差を補正する為には
第2レンズ群を構成する各レンズのパワーが強くなりす
ぎて、設計上はある程度収差補正が達成できたとして
も、偏芯などの製作誤差による性能劣化が著しくなり、
結果的に変倍に伴う収差変動が大きくなる。条件式
(3)の上限を超えると、第2レンズ群が厚くなりす
ぎ、カメラ小型化が困難となる。
【0016】条件式(4)は、長焦点距離端での全系の
焦点距離fTに対する第1レンズ群の正の屈折力を規定
するものである。条件式(4)の下限を超えると、第1
レンズ群の正の屈折力が弱くなりすぎるため、短焦点距
離端での全長が増大するとともに、第1レンズ群のズー
ム移動量が大きくなり長焦点距離端での全長も増大して
しまう。またこれによって第1レンズ群を構成する正レ
ンズのパワーが小さくなりすぎ、第1レンズ群内で色収
差を補正することが困難となる。条件式(4)の上限を
超えて第1レンズ群の正の屈折力が強くなると、ズーム
移動量等は小さくなるが、第1レンズ群を構成する正レ
ンズ、負レンズが大きいパワーをうち消し合うことにな
り、偏芯などの製作誤差による性能劣化から、変倍に伴
う収差変動が大きくなる。また正レンズのパワーが比較
的大きくなりすぎ、やはり第1レンズ群内で色収差を補
正することが困難となる。
【0017】条件式(5)は、長焦点距離端での全系の
焦点距離fTに対する第2レンズ群の正の屈折力を規定
するものである。条件式(5)の下限を超えて第2レン
ズ群の正の屈折力が弱くなると、4.5以上のズーム比
を達成するには第2レンズ群のズーム移動量が大きくな
り長焦点距離端の全長が増大してしまう。条件式(5)
の上限を超えて第2レンズ群の正の屈折力が強くなる
と、ズーム移動量は小さくなるが、ズーミングによる収
差変動が大きくなり、全焦点距離域での収差補正が困難
となる。
【0018】条件式(6)は、長焦点距離端での全系の
焦点距離fTに対する第3レンズ群の負の屈折力を規定
するものである。条件式(6)の上限を超えて第3レン
ズ群の負の屈折力が弱くなると、短焦点距離端でバック
フォーカスが短くなりすぎるため短焦点距離端での全長
増大を招く。条件式(6)の下限を超えて第3レンズ群
の負の屈折力が強くなると、短焦点距離端でのバックフ
ォーカスの確保及び長焦点距離端での全長の短縮には効
果があるが、第3レンズ群内での収差補正が困難とな
り、全系での結像性能の悪化を招いてしまう。
【0019】次に具体的な実施例を示す。諸収差図中、
球面収差で表される色収差(軸上色収差)図及び倍率色
収差図中のd線、g線、C線はそれぞれの波長に対する
収差であり、Sはサジタル、Mはメリディオナルであ
る。また、表中のFNOはFナンバー、fは全系の焦点距
離、Wは半画角(゜)、fBはバックフォーカス(最も
像側の面から撮像面までの距離)、rは曲率半径、dは
レンズ厚またはレンズ間隔、Nd はd線の屈折率、νは
アッベ数を示す。また、回転対称非球面は次式で定義さ
れる。 x=cy2/[1+[1-(1+K)c2y2]1/2]+A4y4+A6y6+A8y8 +A10y10+
A12y12・・・ (但し、cは曲率(1/r)、yは光軸からの高さ、K
は円錐係数、A4、A6、A8、・・・・・は各次数の
非球面係数)
【0020】[実施例1]図1ないし図4は本発明のズ
ームレンズ系の第1実施例を示している。図1は短焦点
距離端におけるレンズ構成図、図2、図3及び図4はそ
れぞれ短焦点距離端、中間焦点距離及び長焦点距離端に
おける諸収差図を示している。表1はその数値データで
ある。正の第1レンズ群10は、物体側から順に、物体
側に凹のメニスカス負レンズと、正レンズとからなり、
正の第2レンズ群20は、物体側から順に、2組の負正
レンズの接合レンズと、正レンズとからなり、負の第3
レンズ群30は、物体側から順に、物体側に凹のメニス
カス正レンズと、両凹レンズとからなっている。絞り
(光彩絞り)Sは第2レンズ群20(第12面)の後方
(物体側)1.00mmの位置にある。
【0021】
【表1】 FNO. =1:6.0‐9.9‐12.8 f =38.95‐108.21‐197.28 (ズーム比=5.06) W =28.3゜‐11.3゜‐6.3゜ fB=8.53‐45.09‐81.09 面NO. r d Nd ν 1 -31.082 1.50 1.84666 23.8 2 -41.448 0.10 ‐ ‐ 3 32.756 2.99 1.49700 81.6 4 -102.288 3.11‐17.36‐27.82 ‐ ‐ 5 -15.383 1.10 1.80400 46.6 6 10.466 4.02 1.84666 23.8 7 -68.244 0.10 ‐ ‐ 8 54.563 0.80 1.84666 23.8 9 9.932 3.99 1.58913 61.2 10 -19.332 1.00 ‐ ‐ 11 83.995 3.12 1.58913 61.2 12* -24.572 17.87‐8.71‐4.53 ‐ ‐ 13* -57.726 3.60 1.84666 23.8 14* -25.834 2.23 ‐ ‐ 15 -10.967 2.00 1.77250 49.6 16 195.313 ‐ ‐ ‐ *は回転対称非球面。 非球面データ(表示していない非球面係数は0.00である。): 面NO. K A4 A6 A8 12 0.00 -0.29116×10-4 -0.56216×10-6 0.00 13 0.00 -0.22984×10-4 -0.12180×10-5 0.18278×10-7 14 0.00 -0.10139×10-3 -0.11224×10-5 0.10207×10-7
【0022】[実施例2]図5ないし図8は本発明のズ
ームレンズ系の第2実施例を示している。図5は短焦点
距離端におけるレンズ構成図、図6、図7及び図8はそ
れぞれ短焦点距離端、中間焦点距離及び長焦点距離端に
おける諸収差図を示している。表2はその数値データで
ある。基本的なレンズ構成は実施例1と同様である。絞
り(光彩絞り)Sは第2レンズ群20(第12面)の後
方(物体側)1.00mmの位置にある。
【0023】
【表2】 FNO. =1:5.6‐10.0‐12.9 f =38.90‐108.38‐196.13 (ズーム比=5.04) W=28.3゜‐11.3゜‐6.3゜ fB =8.86‐45.88‐81.18 面NO. r d Nd ν 1 -31.546 1.50 1.84666 23.8 2 -43.635 0.10 ‐ ‐ 3 31.990 3.18 1.48749 70.2 4 -95.898 2.83‐17.00‐27.92 ‐ ‐ 5 -15.467 1.16 1.80400 46.6 6 11.478 2.97 1.84666 23.8 7 -103.478 0.06 ‐ ‐ 8 56.759 0.80 1.84666 23.8 9 11.070 3.77 1.58913 61.2 10 -19.700 1.00 ‐ ‐ 11 85.211 4.50 1.58913 61.2 12* -21.548 17.57‐8.38‐4.24 ‐ ‐ 13* -143.713 3.60 1.58547 29.9 14* -26.872 2.07 ‐ ‐ 15 -10.674 1.50 1.72916 54.7 16 127.604 ‐ ‐ ‐ *は回転対称非球面。 非球面データ(表示していない非球面係数は0.00である。): 面NO. K A4 A6 A8 12 0.00 -0.12070×10-4 -0.34901×10-6 0.00 13 0.00 -0.25346×10-4 -0.13073×10-5 0.18125×10-7 14 0.00 -0.15353×10-3 -0.13955×10-5 0.96340×10-8
【0024】[実施例3]図9ないし図12は本発明の
ズームレンズ系の第3実施例を示している。図9は短焦
点距離端におけるレンズ構成図、図10、図11及び図
12はそれぞれ短焦点距離端、中間焦点距離及び長焦点
距離端における諸収差図を示している。表3はその数値
データである。基本的なレンズ構成は実施例1と同様で
ある。絞り(光彩絞り)Sは第2レンズ群20(第12
面)の後方(物体側)1.00mmの位置にある。
【0025】
【表3】 FNO. =1:5.4‐10.3‐12.4 f = 38.74‐107.90‐195.45 (ズーム比=5.05) W=28.5゜‐11.3゜‐6.3 ゜ fB=8.51‐44.70‐80.07 面NO. r d Nd ν 1 -31.141 1.50 1.84666 23.8 2 -41.480 0.10 ‐ ‐ 3 29.647 2.99 1.49700 81.6 4 -123.071 2.90‐17.16‐27.06 ‐ ‐ 5 -14.515 1.10 1.80400 46.6 6 11.241 3.12 1.84666 23.8 7 -56.695 0.10 ‐ ‐ 8 53.126 0.80 1.84666 23.8 9 10.029 3.91 1.58913 61.2 10 -19.842 1.00 ‐ ‐ 11* 72.378 2.18 1.58913 61.2 12* 24.500 18.34‐9.11‐4.88 ‐ ‐ 13* 42.242 2.38 1.84666 23.8 14* 22.223 1.86 ‐ ‐ 15 -10.531 2.00 1.77250 49.6 16 511.024 ‐ ‐ ‐ *は回転対称非球面。 非球面データ(表示していない非球面係数は0.00である。): 面NO. K A4 A6 A8 11 0.00 0.17094×10-4 0.92005×10-6 0.00 12 0.00 -0.12206×10-4 0.30919×10-6 0.00 13 0.00 -0.37649×10-4 -0.18384×10-5 0.23338×10-7 14 0.00 -0.12025×10-3 -0.17439×10-5 0.13862×10-7
【0026】各実施例の各条件式に対する値を表4に示
す。
【表4】 各実施例は各条件式を満足しており、諸収差も比較的よ
く補正されている。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、物体側から順に、正、
正、負のテレフォトタイプの3群ズームレンズにおい
て、ズーム比4.5以上を達成しながら、レンズ群厚の
増加を抑え、カメラ厚増加への影響を抑えることができ
る。さらに、各群のパワーを適切に設定することで、全
長、径ともに非常に小型のコンパクトカメラ用の高変倍
ズームレンズ系を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるズームレンズ系の実施例1のレン
ズ構成図である。
【図2】図1のレンズ構成の短焦点距離端における諸収
差図である。
【図3】図1のレンズ構成の中間焦点距離における諸収
差図である
【図4】図1のレンズ構成の長焦点距離端における諸収
差図である
【図5】本発明によるズームレンズ系の実施例2のレン
ズ構成図である。
【図6】図5のレンズ構成の短焦点距離端における諸収
差図である。
【図7】図5のレンズ構成の中間焦点距離における諸収
差図である
【図8】図5のレンズ構成の長焦点距離端における諸収
差図である
【図9】本発明によるズームレンズ系の実施例3のレン
ズ構成図である。
【図10】図9のレンズ構成の短焦点距離端における諸
収差図である。
【図11】図9のレンズ構成の中間焦点距離における諸
収差図である
【図12】図9のレンズ構成の長焦点距離端における諸
収差図である。
【図13】本発明のズームレンズ系の一実施形態の簡易
移動図である
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H087 KA02 LA01 MA13 PA07 PA19 PB09 QA03 QA06 QA17 QA21 QA26 QA39 QA41 QA45 RA05 RA12 RA13 RA36 SA13 SA16 SA20 SA62 SA63 SA64 SB03 SB16 SB23

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体側から順に、正の屈折力を有する第
    1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、絞
    りと、負の屈折力を有する第3レンズ群とからなり、 上記第1、第2、第3レンズ群のレンズ群をそれぞれ光
    軸方向に移動させて変倍を行うズームレンズ系におい
    て、 上記第1レンズ群は、最も物体側に位置する物体側に凹
    面を有する1枚の負レンズと少なくとも1枚の正レンズ
    を含み、 次の条件式(1)、(2)、(3)を満足することを特
    徴とするズームレンズ系。 (1)−1.0<r1/fW<−0.5 (2)45<νp−νn (3)0.05<LD2/fT<0.09 但し、 r1;第1レンズ群中の最も物体側の負レンズの物体側
    の面の曲率半径、 fW;短焦点距離端の全系の焦点距離、 fT;長焦点距離端の全系の焦点距離、 νp;第1レンズ群中の負レンズのd線に対するアッベ
    数の平均値、 νn;第1レンズ群中の正レンズのd線に対するアッベ
    数の平均値、 LD2;第2レンズ群の最も物体側の面から最も像側の
    面迄の光軸上の距離。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のズームレンズ系におい
    て、さらに次の条件式(4)、(5)、(6)を満足す
    るズームレンズ系。 (4)2.4<fT/f1<3.5 (5)5.0<fT/f2<7.0 (6)−12.0<fT/f3<−8.5 但し、 f1;第1レンズ群の焦点距離、 f2;第2レンズ群の焦点距離、 f3;第3レンズ群の焦点距離。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のズームレンズ系
    において、第1レンズ群は、物体側から順に、物体側に
    凹面を有する1枚の負レンズと1枚の両凸の正レンズと
    からなっているズームレンズ系。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか1項記載の
    ズームレンズ系において、第3レンズ群は、物体側から
    順に、像側に凸の正レンズと、物体側に凹の負レンズと
    の2枚のレンズからなっているズームレンズ系。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれか1項記載の
    ズームレンズ系において、次の条件式(7)を満足する
    ズームレンズ系。 (7)Z>4.5 但し、 Z=fT/fW。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれか1項記載の
    ズームレンズ系において、次の条件式(8)を満足する
    ズームレンズ系。 (8)TL/fT<0.8 但し、 TL;長焦点距離端での第1レンズ群の最も物体側の面
    から像面までの光軸上の距離。
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