JP6160254B2 - ズームレンズ系 - Google Patents
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Description
(1)−1.0<f1/f2<−0.7
(2)0.25<f2A/f2B<1.0
但し、
f1:第1レンズ群の焦点距離、
f2:第2レンズ群の焦点距離、
f2A:第2Aレンズ群の焦点距離、
f2B:第2Bレンズ群の焦点距離、
である。
(4)Nd2Bp>1.55
(5)νd2Bp>62
但し、
Nd2Bp:第2Bレンズ群中の最も像側の接合レンズの正レンズのd線に対する屈折率、
νd2Bp:第2Bレンズ群中の最も像側の接合レンズの正レンズのd線に対するアッベ数、
である。
(1)−1.0<f1/f2<−0.7
(2)0.25<f2A/f2B<1.0
但し、
f1:第1レンズ群の焦点距離、
f2:第2レンズ群の焦点距離、
f2A:第2Aレンズ群の焦点距離、
f2B:第2Bレンズ群の焦点距離、
である。
(1’)−1.0<f1/f2<−0.75
(2’)0.3<f2A/f2B<0.9
(3)0.2<D2AB/D2
但し、
D2AB:第2Aレンズ群の最も像側のレンズ面から第2Bレンズ群の最も物体側のレンズ面までの距離(第2Aレンズ群と第2Bレンズ群の空気間隔)、
D2:第2Aレンズ群の最も物体側のレンズ面から第2Bレンズ群の最も像側のレンズ面までの距離(第2レンズ群の群厚)、
である。
(6)40<νd2Ap<60
但し、
νd2Ap:第2レンズ群中の最も物体側の正レンズのd線に対するアッベ数、
である。
第2Aレンズ群G2Aは、数値実施例5、6では、物体側から順に、正レンズ21’と、正レンズ22’と、負レンズ23’とからなる。正レンズ22’の像側の面と負レンズ23’の物体側の面は接合されている。
第2Bレンズ群G2Bは、数値実施例3、4では、物体側から順に、正レンズ25’と、負レンズ26’と、正レンズ27’と、負レンズ28’とからなる。正レンズ27’の像側の面と負レンズ28’の物体側の面は接合されている。
第2Bレンズ群G2Bは、数値実施例5、6では、物体側から順に、正レンズ25”と、負レンズ26”と、負レンズ27”と、正レンズ28”とからなる。負レンズ27”の像側の面と正レンズ28”の物体側の面は接合されている。
条件式(1)の上限を超えると、第1レンズ群G1の負のパワーが強くなりすぎて、第2レンズ群G2の光束径が大きくなってコマ収差が補正困難になる。
条件式(1)の下限を超えると、第2レンズ群G2の正のパワーが強くなりすぎて、変倍時の球面収差の変動が大きくなる。
条件式(2)の上限を超えると、第2Bレンズ群G2Bの正のパワーが強くなりすぎて、特に短焦点距離端において歪曲収差が補正困難になる。
条件式(2)の下限を超えると、第2Aレンズ群G2Aの正のパワーが強くなりすぎて、球面収差とコマ収差が補正困難になる。
条件式(3)の下限を超えると、コマ収差が補正困難になる。
条件式(4)の下限を超えると、コマ収差が補正困難になる。
条件式(5)の下限を超えると、軸上色収差と倍率色収差の補正を両立させるのが困難になる。
条件式(6)の上限を超えると、特に短焦点距離端において倍率色収差が補正困難になる。
条件式(6)の下限を超えると、ズーム全域に亘って軸上色収差の補正が困難になる。
回転対称非球面は次式で定義される。
x=cy2/[1+[1-(1+K)c2y2]1/2]+A4y4+A6y6+A8y8+A10y10+A12y12・・・
(但し、cは曲率(1/r)、yは光軸からの高さ、Kは円錐係数、A4、A6、A8、・・・・・は各次数の非球面係数、xはサグ量)
図1〜図6と表1〜表4は、本発明によるズームレンズ系の数値実施例1を示している。図1は長焦点距離端における無限遠合焦時のレンズ構成図、図2はその諸収差図、図3はその横収差図であり、図4は短焦点距離端における無限遠合焦時のレンズ構成図、図5はその諸収差図、図6はその横収差図である。表1は面データ、表2は非球面データ、表3は各種データ、表4はレンズ群データである。
第2Aレンズ群G2Aは、物体側から順に、両凸正レンズ21と、物体側に凸の正メニスカスレンズ22と、両凸正レンズ23と、両凹負レンズ24とからなる。両凸正レンズ23の像側の面と両凹負レンズ24の物体側の面は接合されている。
第2Bレンズ群G2Bは、物体側から順に、物体側に凸の負メニスカスレンズ25と、両凸正レンズ26と、像側に凸の負メニスカスレンズ27とからなる。両凸正レンズ26の像側の面と負メニスカスレンズ27の物体側の面は接合されている。
面データ
面番号 R d N(d) ν(d)
1 44.886 1.900 1.72916 54.7
2 16.536 7.470
3 75.512 1.650 1.71300 53.9
4* 20.975 8.090
5 36.638 3.530 1.72151 29.2
6 131.601 d6
7 46.772 2.990 1.53172 48.9
8 -369.726 0.100
9 58.567 2.470 1.49700 81.6
10 425.176 0.100
11 35.365 4.800 1.49700 81.6
12 -35.374 1.830 1.80400 46.6
13 496.816 5.370
14絞 ∞ 4.530
15 30.046 1.990 1.80518 25.4
16 19.197 1.300
17 65.376 3.310 1.60300 65.5
18 -22.015 1.150 1.80100 35.0
19 -33.575 d19
20(固定絞り) ∞ -
(表2)
非球面データ
面番号 K A4 A6 A8 A10
4 0.000 -0.1704E-04 -0.6292E-07 0.9980E-10 -0.6959E-12
(表3)
各種データ
ズーム比(変倍比) 1.89
短焦点距離端 中間焦点距離 長焦点距離端
FNO. 2.9 3.4 4.1
f 20.60 30.00 39.00
W 35.8 25.8 20.2
Y 14.24 14.24 14.24
fB 38.92 38.92 38.92
L 116.94 112.02 114.43
d6 25.437 9.672 1.699
d19 0.000 10.848 21.234
(表4)
レンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 -29.97
2 7 34.59
図7〜図12と表5〜表8は、本発明によるズームレンズ系の数値実施例2を示している。図7は長焦点距離端における無限遠合焦時のレンズ構成図、図8はその諸収差図、図9はその横収差図であり、図10は短焦点距離端における無限遠合焦時のレンズ構成図、図11はその諸収差図、図12はその横収差図である。表5は面データ、表6は非球面データ、表7は各種データ、表8はレンズ群データである。
面データ
面番号 R d N(d) ν(d)
1 44.083 2.000 1.72916 54.7
2 17.429 7.700
3 88.655 1.630 1.74330 49.3
4* 20.721 8.610
5 37.733 3.460 1.74077 27.8
6 135.752 d6
7 49.607 3.210 1.54072 47.2
8 -308.165 0.100
9 40.260 2.930 1.49700 81.6
10 561.656 0.100
11 39.181 4.390 1.49700 81.6
12 -39.197 1.800 1.80400 46.6
13 121.646 4.760
14絞 ∞ 4.850
15 31.338 2.650 1.80000 29.9
16 19.297 1.300
17 53.282 3.400 1.59522 67.7
18 -21.933 1.200 1.80000 29.9
19 -33.357 d19
20(固定絞り) ∞ -
(表6)
非球面データ
面番号 K A4 A6 A8 A10
4 0.000 -0.1553E-04 -0.4942E-07 0.5024E-10 -0.4192E-12
(表7)
各種データ
ズーム比(変倍比) 1.89
短焦点距離端 中間焦点距離 長焦点距離端
FNO. 2.9 3.4 4.1
f 20.60 30.00 39.00
W 35.8 25.8 20.2
Y 14.24 14.24 14.24
fB 36.88 36.88 36.88
L 118.32 113.60 116.19
d6 25.446 9.734 1.788
d19 1.900 12.896 23.424
(表8)
レンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 -29.72
2 7 34.76
図13〜図18と表9〜表12は、本発明によるズームレンズ系の数値実施例3を示している。図13は長焦点距離端における無限遠合焦時のレンズ構成図、図14はその諸収差図、図15はその横収差図であり、図16は短焦点距離端における無限遠合焦時のレンズ構成図、図17はその諸収差図、図18はその横収差図である。表9は面データ、表10は非球面データ、表11は各種データ、表12はレンズ群データである。
(1)第2Bレンズ群G2Bが、物体側から順に、両凸正レンズ25’と、物体側に凸の負メニスカスレンズ26’と、両凸正レンズ27’と、像側に凸の負メニスカスレンズ28’とからなる。両凸正レンズ27’の像側の面と負メニスカスレンズ28’の物体側の面は接合されている。
面データ
面番号 R d N(d) ν(d)
1 33.478 2.000 1.72916 54.7
2 16.179 9.330
3 157.837 1.650 1.75501 51.2
4* 21.181 8.340
5 38.446 3.410 1.74077 27.8
6 145.601 d6
7 50.224 2.910 1.67003 47.3
8 -916.604 0.100
9 53.307 2.670 1.56907 71.3
10 1010.841 0.100
11 33.725 4.610 1.49700 81.6
12 -36.573 2.310 1.80400 46.6
13 75.120 5.220
14絞 ∞ 1.650
15 68.414 2.000 1.60342 38.0
16 -1498.138 0.820
17 39.105 2.330 1.80518 25.4
18 19.961 1.270
19 70.194 4.600 1.59522 67.7
20 -18.632 1.220 1.80610 40.9
21 -30.765 d21
22(固定絞り) ∞ -
(表10)
非球面データ
面番号 K A4 A6 A8 A10
4 0.000 -0.1696E-04 -0.4548E-07 0.9988E-11 -0.3844E-12
(表11)
各種データ
ズーム比(変倍比) 1.89
短焦点距離端 中間焦点距離 長焦点距離端
FNO. 2.9 3.5 4.2
f 20.60 30.00 39.00
W 35.9 25.9 20.3
Y 14.24 14.24 14.24
fB 38.92 38.92 38.92
L 119.32 116.05 119.55
d6 23.860 9.193 1.776
d21 0.000 11.400 22.315
(表12)
レンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 -28.20
2 7 34.20
図19〜図24と表13〜表16は、本発明によるズームレンズ系の数値実施例4を示している。図19は長焦点距離端における無限遠合焦時のレンズ構成図、図20はその諸収差図、図21はその横収差図であり、図22は短焦点距離端における無限遠合焦時のレンズ構成図、図23はその諸収差図、図24はその横収差図である。表13は面データ、表14は非球面データ、表15は各種データ、表16はレンズ群データである。
(1)第2Bレンズ群G2Bの正レンズ25’が、物体側に凸の正メニスカスレンズからなる。
面データ
面番号 R d N(d) ν(d)
1 34.634 1.900 1.72916 54.7
2 16.445 8.460
3 158.145 1.700 1.74330 49.3
4* 21.265 7.380
5 36.560 3.680 1.72825 28.5
6 172.929 d6
7 99.852 2.620 1.72000 43.7
8 -168.612 0.100
9 63.696 2.290 1.49700 81.6
10 249.416 0.100
11 27.565 4.840 1.49700 81.6
12 -34.923 1.970 1.78800 47.4
13 174.814 5.810
14絞 ∞ 2.100
15 70.649 2.030 1.58144 40.7
16 13666.243 0.110
17 33.346 1.720 1.80518 25.4
18 18.816 1.400
19 101.316 3.120 1.56907 71.3
20 -20.984 1.200 1.80440 39.6
21 -30.885 d21
22(固定絞り) ∞ -
(表14)
非球面データ
面番号 K A4 A6 A8 A10
4 0.000 -0.1525E-04 -0.5281E-07 0.8674E-10 -0.5513E-12
(表15)
各種データ
ズーム比(変倍比) 1.89
短焦点距離端 中間焦点距離 長焦点距離端
FNO. 2.9 3.4 4.1
f 20.60 30.00 39.00
W 35.8 25.8 20.2
Y 14.24 14.24 14.24
fB 38.92 38.92 38.92
L 117.62 112.50 114.69
d6 26.171 10.474 2.536
d21 0.000 10.580 20.709
(表16)
レンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 -30.28
2 7 34.08
図25〜図30と表17〜表20は、本発明によるズームレンズ系の数値実施例5を示している。図25は長焦点距離端における無限遠合焦時のレンズ構成図、図26はその諸収差図、図27はその横収差図であり、図28は短焦点距離端における無限遠合焦時のレンズ構成図、図29はその諸収差図、図30はその横収差図である。表17は面データ、表18は非球面データ、表19は各種データ、表20はレンズ群データである。
(1)第2Aレンズ群G2Aが、物体側から順に、両凸正レンズ21’と、両凸正レンズ22’と、両凹負レンズ23’とからなる。両凸正レンズ22’の像側の面と両凹負レンズ23’の物体側の面は接合されている。
(2)第2Bレンズ群G2Bが、物体側から順に、物体側に凸の正メニスカスレンズ25”と、物体側に凸の負メニスカスレンズ26”と、物体側に凸の負メニスカスレンズ27”と、両凸正レンズ28”とからなる。負メニスカスレンズ27”の像側の面と両凸正レンズ28”の物体側の面は接合されている。
面データ
面番号 R d N(d) ν(d)
1 37.045 2.100 1.72916 54.7
2 16.206 8.500
3 138.831 1.600 1.69350 53.2
4* 21.237 7.340
5 36.218 3.450 1.71736 29.5
6 152.367 d6
7 63.357 2.890 1.72000 50.2
8 -103.144 0.100
9 29.303 4.980 1.49700 81.6
10 -34.534 1.600 1.80400 46.6
11 105.609 7.290
12絞 ∞ 1.550
13 38.989 1.880 1.60342 38.0
14 99.136 1.070
15 33.463 2.060 1.80000 29.9
16 19.930 1.210
17 62.852 1.200 1.80610 33.3
18 22.294 3.590 1.61800 63.4
19 -37.544 d19
20(固定絞り) ∞ -
(表18)
非球面データ
面番号 K A4 A6 A8 A10
4 0.000 -0.1675E-04 -0.5943E-07 0.9465E-10 -0.6543E-12
(表19)
各種データ
ズーム比(変倍比) 1.89
短焦点距離端 中間焦点距離 長焦点距離端
FNO. 2.9 3.4 4.1
f 20.60 30.00 39.00
W 35.8 25.8 20.2
Y 14.24 14.24 14.24
fB 38.82 38.82 38.82
L 116.81 111.87 114.19
d6 25.580 9.990 2.106
d19 0.000 10.654 20.856
(表20)
レンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 -30.07
2 7 34.08
図31〜図36と表21〜表24は、本発明によるズームレンズ系の数値実施例6を示している。図31は長焦点距離端における無限遠合焦時のレンズ構成図、図32はその諸収差図、図33はその横収差図であり、図34は短焦点距離端における無限遠合焦時のレンズ構成図、図35はその諸収差図、図36はその横収差図である。表21は面データ、表22は非球面データ、表23は各種データ、表24はレンズ群データである。
面データ
面番号 R d N(d) ν(d)
1 39.530 2.000 1.72916 54.7
2 16.375 8.750
3 111.373 1.700 1.69350 53.2
4* 21.983 7.330
5 37.276 3.500 1.71736 29.5
6 163.653 d6
7 72.105 3.100 1.71700 47.9
8 -128.840 0.100
9 30.791 4.940 1.49700 81.6
10 -33.067 4.200 1.80400 46.6
11 293.356 6.230
12絞 ∞ 1.650
13 33.843 1.980 1.65844 50.9
14 97.748 0.100
15 35.072 2.030 1.61340 44.3
16 18.931 1.430
17 85.887 1.200 1.80100 35.0
18 18.538 3.910 1.60300 65.5
19 -37.331 d19
20(固定絞り) ∞ -
(表22)
非球面データ
面番号 K A4 A6 A8 A10
4 0.000 -0.1622E-04 -0.5957E-07 0.1075E-09 -0.6575E-12
(表23)
各種データ
ズーム比(変倍比) 1.89
短焦点距離端 中間焦点距離 長焦点距離端
FNO. 2.9 3.4 4.0
f 20.60 30.00 39.00
W 35.8 25.8 20.2
Y 14.24 14.24 14.24
fB 37.02 37.02 37.02
L 120.03 114.06 115.76
d6 26.963 10.562 2.267
d19 1.900 12.331 22.319
(表24)
レンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 -31.17
2 7 34.59
(表25)
実施例1 実施例2 実施例3
条件式(1) -0.867 -0.855 -0.825
条件式(2) 0.417 0.471 0.617
条件式(3) 0.331 0.313 0.216
条件式(4) 1.60300 1.59522 1.59522
条件式(5) 65.44 67.73 67.73
条件式(6) 48.84 47.23 47.23
実施例4 実施例5 実施例6
条件式(1) -0.889 -0.882 -0.901
条件式(2) 0.474 0.714 0.647
条件式(3) 0.269 0.300 0.255
条件式(4) 1.56907 1.61800 1.60300
条件式(5) 71.31 63.33 65.44
条件式(6) 43.69 50.23 47.93
11 負レンズ
12 負レンズ
13 正レンズ
G2 正の屈折力の第2レンズ群
G2A 正の屈折力の第2Aレンズ群
21 正レンズ
22 正レンズ
23 正レンズ
24 負レンズ
21’ 正レンズ
22’ 正レンズ
23’ 負レンズ
G2B 正の屈折力の第2Bレンズ群
25 負レンズ
26 正レンズ
27 負レンズ
25’ 正レンズ
26’ 負レンズ
27’ 正レンズ
28’ 負レンズ
25” 正レンズ
26” 負レンズ
27” 負レンズ
28” 正レンズ
S 絞り
I 像面
Claims (9)
- 物体側から順に、負の屈折力の第1レンズ群と、正の屈折力の第2レンズ群とからなり、短焦点距離端から長焦点距離端への変倍に際し、第1レンズ群と第2レンズ群の間隔が減少するズームレンズ系において、
第2レンズ群は、物体側から順に、正の屈折力の第2Aレンズ群と、正の屈折力の第2Bレンズ群とからなり、
第2Aレンズ群は、2枚以上の正レンズと1枚以上の負レンズを有しており、
第2Bレンズ群は、1枚以上の正レンズと2枚以上の負レンズを有しており、且つ、その最も像側に、正レンズと負レンズの接合レンズを有しており、
次の条件式(1)及び(2)を満足することを特徴とするズームレンズ系。
(1)−1.0<f1/f2<−0.7
(2)0.25<f2A/f2B<1.0
但し、
f1:第1レンズ群の焦点距離、
f2:第2レンズ群の焦点距離、
f2A:第2Aレンズ群の焦点距離、
f2B:第2Bレンズ群の焦点距離。 - 請求項1記載のズームレンズ系において、次の条件式(4)及び(5)を満足するズームレンズ系。
(4)Nd2Bp>1.55
(5)νd2Bp>62
但し、
Nd2Bp:第2Bレンズ群中の最も像側の接合レンズの正レンズのd線に対する屈折率、
νd2Bp:第2Bレンズ群中の最も像側の接合レンズの正レンズのd線に対するアッベ数。 - 請求項1または2記載のズームレンズ系において、第2Bレンズ群は、最も像側の接合レンズよりも物体側に位置させて、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズを有するズームレンズ系。
- 請求項1ないし3のいずれか1項記載のズームレンズ系において、第1レンズ群は、物体側から順に、負レンズ、負レンズ及び正レンズからなるズームレンズ系。
- 物体側から順に、負の屈折力の第1レンズ群と、正の屈折力の第2レンズ群とからなり、短焦点距離端から長焦点距離端への変倍に際し、第1レンズ群と第2レンズ群の間隔が減少するズームレンズ系において、
第1レンズ群は、物体側から順に、負レンズ、負レンズ及び正レンズからなり、
第2レンズ群は、物体側から順に、正の屈折力の第2Aレンズ群と、正の屈折力の第2Bレンズ群とからなり、
第2Aレンズ群は、2枚以上の正レンズと1枚以上の負レンズを有しており、
第2Bレンズ群は、1枚以上の正レンズと2枚以上の負レンズを有しており、
次の条件式(1)及び(2)を満足することを特徴とするズームレンズ系。
(1)−1.0<f1/f2<−0.7
(2)0.25<f2A/f2B<1.0
但し、
f1:第1レンズ群の焦点距離、
f2:第2レンズ群の焦点距離、
f2A:第2Aレンズ群の焦点距離、
f2B:第2Bレンズ群の焦点距離。 - 請求項1ないし5のいずれか1項記載のズームレンズ系において、次の条件式(3)を満足するズームレンズ系。
(3)0.2<D2AB/D2
但し、
D2AB:第2Aレンズ群の最も像側のレンズ面から第2Bレンズ群の最も物体側のレンズ面までの距離、
D2:第2Aレンズ群の最も物体側のレンズ面から第2Bレンズ群の最も像側のレンズ面までの距離。 - 請求項1ないし6のいずれか1項記載のズームレンズ系において、第2Bレンズ群は、1枚または2枚の正レンズと2枚の負レンズからなるズームレンズ系。
- 請求項1ないし7のいずれか1項記載のズームレンズ系において、第2Aレンズ群は、2枚または3枚の正レンズと1枚の負レンズからなるズームレンズ系。
- 請求項1ないし8のいずれか1項記載のズームレンズ系において、第2Aレンズ群は、その最も物体側に正レンズを有しており、次の条件式(6)を満足するズームレンズ系。
(6)40<νd2Ap<60
但し、
νd2Ap:第2レンズ群中の最も物体側の正レンズのd線に対するアッベ数。
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