JP2002365450A - 光ファイバシートの作製方法および光ファイバシート - Google Patents
光ファイバシートの作製方法および光ファイバシートInfo
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Abstract
合でも、取付余長や再取付余長を十分確保して光コネク
タ取り付けを行なうことを可能にする。 【解決手段】 シート1上に光ファイバ2を配線し(図
1(イ))、切り欠き5aを持つシート5をその上に貼
り合わせる((ロ))。次いで光ファイバ2を切り欠き
5a部分から引き出してシート5の上に仮配線する
((ハ))。次いで、仮配線した光ファイバ2'aを剥
がしてその先端に光コネクタ4を取り付ける
((ニ))。次いで、この光コネクタ付きの光ファイバ
2を取り付け後余長が所望の長さとなるようにシート5
の上に再び配線し((ホ))、その上に第3のシート6
を貼り合わせる((ヘ))。取付余長や再取付余長を十
分確保できるので、短余長ないし無余長の光コネクタ取
り付けが可能となる。
Description
ートに光ファイバを配線してなる光ファイバシートの作
製方法および光ファイバシートに関する。
た上下2枚の同サイズの樹脂製のシート間に光ファイバ
を配線した構造であり、通常、感圧性接着剤を塗布した
シートの表面に光ファイバを配線し、その上から、同じ
く感圧性接着剤を塗布したシートを圧着して貼り合わせ
ることにより作製する。
シートおいて、シートから延出する光ファイバにシート
端縁近傍で光コネクタを取り付ける場合、シート端縁か
らの光ファイバ延出長が短か過ぎると、光コネクタを取
り付けることができないので、シート端縁近傍で光コネ
クタを取り付けるための余分な長さすなわち取付余長が
ある程度以上必要である。また、光コネクタの取り付け
に失敗した時、光ファイバを切断して再び取り付けがで
きるための余分な長さすなわち再取付余長が必要であ
る。このため、シート端縁から光コネクタ後端まで一定
の距離が必要となり、短余長または無余長の構造では、
光ファイバシートの作製が困難ないし不可能である、と
いう欠点がある。
でなく複数の光ファイバを配線するが、その複数の光フ
ァイバにシート端縁近傍でそれぞれ光コネクタを取り付
ける場合で、特にシート端縁からの距離を一定に揃えて
取り付ける場合に、低スキューを実現するために(すな
わちシート端縁からの距離の不揃い(バラツキ)を少な
くするために)光ファイバの余長調整が必要となるが、
上記従来構造では、光ファイバシートにおける光ファイ
バの必要配線領域以外に余長調整用の余長配線領域が必
要であり、光ファイバシートが大サイズとなる。なお、
配線する光ファイバの本数が多い場合、余長配線を必要
配線領域と同じ領域に行なうと、光ファイバ配線がさら
に複雑に錯綜し、多重交差すなわち例えば3本以上の光
ファイバが交差ないし集中する箇所も容易に生じる。光
ファイバの交差箇所では光ファイバに曲げが生じる。2
本の光ファイバの交差であれば、その曲げは許容範囲に
収まるが、3本以上の光ファイバの交差では曲げが大き
くなり許容範囲を越えてしまう。さらに、この部分で光
ファイバが盛り上がってしまうのでシートの接着力が不
十分となるというおそれもある。このため、前記のよう
に、シート面積を広めにして余長配線領域として光ファ
イバの必要配線領域以外に設ける必要がある。このよう
に余分な余長配線領域が必要となることは、光コネクタ
取り付けを行なう場合に限らず、光ファイバの余長が必
要な種々の場合に生じる。
なされたもので、取付余長や再取付余長を十分に確保し
て光コネクタ取り付けを容易に行なうことができ、ま
た、光ファイバの余長が必要な種々の場合に、限られた
シート面積のなかで余分な余長配線領域を設けることな
く余長配線を行なうことができる光ファイバシートの作
製方法を提供することを目的とする。
ート上に光ファイバを所望のパターンで配線し、次いで
前記第1のシートの上に、前記第1のシートとの間に層
間連絡部を持つ第2のシートを貼り合わせ、次いでシー
ト外部に引き出された光ファイバ延出部の先端に光コネ
クタを取り付け、次いで、この光コネクタ付きの光ファ
イバを、前記層間連絡部を経由して前記第2のシート上
に配線し、次いで、前記第2のシートの上に第3のシー
トを貼り合わせることを特徴とする。
端縁からの光ファイバ延出長が所定の長さになるよう
に、前記第2のシート上に仮配線し、次いで、前記仮配
線した第2のシート上の光ファイバを剥がし、その先端
に光コネクタを取り付けた後、再度、第2のシート上に
配線し、ついで第3のシートを貼り合わせることを特徴
とする。請求項3では、請求項1、2において光ファイ
バの延出箇所が層間連絡部であることを特徴とする。
バを所望のパターンで配線し、次いで前記第1のシート
の上に、光ファイバ延出箇所に切り欠きを持つ第2のシ
ートを貼り合わせ、次いで前記切り欠き部分から延びる
光ファイバを、シート端縁からの光ファイバ延出長が所
定の長さになるように、前記第2のシート上に仮配線
し、次いで、前記仮配線した第2のシート上の光ファイ
バを剥がし、次いで、この光ファイバを取り付け後余長
が所望の長さとなるように前記第2のシート上に再び配
線し、次いで、前記第2のシートの上に第3のシートを
貼り合わせることを特徴とする。
ァイバを固定する中間層を有し、前記光ファイバは前記
中間層において異なる配線平面を有し、各配線平面間を
連絡する光ファイバの経路がシートの内側に形成されて
おり、前記光ファイバは前記異なる配線平面を経由した
後で、シート外に延出してコネクタ付けされていること
を特徴とする。請求項6では、前記中間層が、感圧性接
着剤の層であることを特徴とする。
〜図6を参照して説明する。図1は本発明の光ファイバ
シート作製方法の手順を説明する図、図2は完成した光
ファイバシートを示す図1(ヘ)の模式的に拡大したA
−A断面図である。まず、図1(イ)のように、可撓性
を有し上面に感圧性接着剤を塗布した樹脂製のシート
(第1のシート)1の上に光ファイバ2を配線する。図
示例は、例えばインプット側に光コネクタ3を取り付け
た光ファイバ2をシートに配線し、アウトプット側に光
コネクタ4(図1(ニ)〜(ヘ)参照)を取り付ける場
合である。なお、シート1の材料について説明すると、
最外層となる上下層に使用するシートの基材は可撓性を
有する樹脂製のシートであり、その材質と厚みは必要と
される作業性、耐擦過性、腰の強さ(曲げ剛性)、引っ
張り強さに応じてヤング率を考慮して適宜選択される。
例えば、ポリイミド、ポリエチレンテレフタレート、低
密度あるいは高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポ
リエステル、ナイロン6、ナイロン66、エチレン−テ
トラフルオルエチレン共重合体、ポリ4−メチルペンテ
ン、ポリ塩化ビニリデン、可塑化ポリ塩化ビニル、ポリ
エーテルエステル共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重
合体、軟質ポリウレタンなどのフィルムが用いられる。
また、シート材質の組み合わせは任意であり、例えば、
上下を同材質シートとするか、あるいは異種シート材質
の組み合わせとすることができる。貼り合わせるため
に、片面にゴム系、アクリル系の常温感圧性接着剤(粘
着剤)を塗布されている。また、シートに配線される光
ファイバは特に限定されないが、通常、裸ファイバにU
V樹脂コーティングを施したいわゆるUV線(径250
μm)、シリコン樹脂を施したシリコン素線が用いら
れ、必要に応じて光ファイバ心線やさらに保護被覆を強
化した光ファイバコード、光ファイバテープ心線やさら
に保護被覆を強化した光ファイバテープコード、カーボ
ンコートファイバ等を用いることもできる
枚目のシート1の上に、図の右上角側に層間連絡部とし
て例えば矩形の切り欠き5aを設けた中間層となる2枚
目のシート5を貼り合わせる。このシート5は、両面の
剥離紙の間に、厚めの感圧性接着剤(粘着剤)の層を挟
み込んだ構成となっていて、一方側の剥離紙をはがして
粘着層を露出させた後に、配線済みの光ファイバ2を挟
み込むようにシート1の所定位置に圧着する。シート5
が下側のシート1と圧着したならば、他方側の剥離紙を
剥がして感圧性接着剤(粘着剤)を露出させる。すなは
ち、シート5は感圧性接着剤の層のみから構成される。
次いで、図1(ハ)の実線にて示すように、切り欠き部
5a内にて光ファイバ2を紙面下方に向けて屈曲させて
ゆき、貼り合わせたシート5の上で光ファイバ2の余長
部分の仮配線をする。シート5上で巻回された余長仮配
線部分を2'aで示す。この仮配線の際、光ファイバ2
の余長仮配線部分2'aをシート5に軽く押し付ける
と、後で容易に剥がせる粘着状態となる。そして、光フ
ァイバ延出部をシート端縁からの所定の延出長L1とな
るように切断する。この延出長L1は、図1(ホ)の最
終的な光コネクタ4取り付け位置に対応する長さとす
る。
性が悪いので、次いで、余長仮配線部分2'aを剥がし
て、図1(ニ)に示すように、光ファイバ2をまっすぐ
に引き延ばして先端に光コネクタ4を取り付ける。この
場合、光コネクタ4を取り付けるための余長部分2aす
なわち光ファイバ2の取付余長L2は十分長いので、光
コネクタ4を取り付ける作業は容易である。
分(同じく2aで示す)を再びシート5の表面に配線す
る。この余長配線は、光コネクタ4を一度の失敗もなく
取り付けることができた場合は、図1(ハ)の段階で仮
配線したパターンと同じパターンで配線する。これによ
り、光コネクタ4を、シート端縁からの設計距離L
3(あるいはL1)の通りに正しく取り付けられる。し
たがって、短余長(シート端縁から光コネクタ後端まで
の距離L3が短い)または無余長(L3がゼロ)の光フ
ァイバシートの作製を容易に行なうことができる。も
し、図1(ニ)の段階で、十分な光学特性が得られない
か、あるいは光ファイバが折損するなどして光コネクタ
4の取り付けに失敗した場合は、取付余長が十分長いの
で、光ファイバ2の先端を切断して再び光コネクタ4を
取り付けることができる。但し、余長部分2aをシート
5の表面に配線する場合、余長部分2aが若干短くなっ
ているので、図1(ハ)の仮配線パターンと若干異なる
こととなり、その点を考慮して配線するが、この場合、
シート内の巻回部分が無いこともある。
線をしたシート5の上から、同じく感圧性接着剤を片面
に塗布した切り欠き部分5aを覆う広さのシート6(第
3のシート)を貼り合わせる。こうして、アウトプット
側の光ファイバ配線がインプット側の光ファイバ配線と
シート5を隔てた異なる層(配線平面)に配線された2
層構造の光ファイバシート7が作製される。
を配線した光ファイバシート7として説明したが、通常
は多数本の光ファイバが配線される。図3、図4に示し
た実施形態は、例えば4本の光ファイバ2を配線した光
ファイバシートであり、インプット側に4心光コネクタ
3Aを取り付けた4本の光ファイバ2を光ファイバシー
トに配線し、各光ファイバ2のアウトプット側にそれぞ
れ単心の光コネクタ4を取り付ける場合である。ただ
し、配線される光ファイバの心数は任意であり、例えば
インプット側が1本の4心光ファイバテープであり、そ
れをシート内で単心あるいは2心などの小心数に切り分
けても良い。この場合、光ファイバ配線が立体的な2層
構造になっているから、余長配線部分(上側の配線層)
を必要配線領域(下側の配線層)と重なる領域に配線し
ても、光ファイバ配線が錯綜せず、光ファイバの多重交
差が生じることを容易に回避することができ、したがっ
て、シート面積を広くして余長収納部分として余分な領
域を設ける必要がないそして、十分な余長部分2aを確
保できるので、各光コネクタ4の取り付けに際して、シ
ート端縁からの距離を正確に一定に揃えて取り付けるこ
とが可能であり、さらに、低スキューを実現(すなわち
シート端縁からの距離の不揃い(バラツキ)を少なくす
る)ことができる。このように、低スキュー実現のため
に、光ファイバの必要配線領域以外に余分な余長配線領
域を必要としない。なお、図3は図1(ホ)の段階の図
であり、光ファイバ2の余長部分2aを配線したシート
5の上から、図4のように第3のシート6を貼り合わせ
ると、光ファイバシート7Aが作製される。
配線のためのシート5に設ける切り欠き5aを、光ファ
イバシートのアウトプット側の端縁部に設けているが、
例えば、図1(ホ)に相当する図である図5に示した切
り欠き5a'のように、インプット側の端縁部に設ける
こともできる。すなわち、切り欠きは、光ファイバシー
トに配線されている光ファイバのいずれか一方のシート
端縁部に設けることができ、特に図示しないが、インプ
ット側とアウトプット側の両側に設けることもできる。
るが、3層以上の配線構造とする場合にも適用できる。
図6に示すように、例えば4本の光ファイバ(単心光フ
ァイバが4本の場合と、4心光ファイバテープが1本の
場合など光ファイバの心数は任意である)を配線する場
合において、第1のシート1上に配線した4本の光ファ
イバ2を層間連絡部をなす中間層となる第2のシート5
の切り欠き5aから引き出して第2のシート5上に配線
するが、その際、2本の光ファイバ2については、上述
した要領で、仮配線後に剥がして光コネクタ取り付け、
再配線をする(図6(イ))。そして、残りの2本の光
ファイバ2については、第2のシート5の上に貼り合わ
せた中間層となる第3のシート6’に設けた切り欠き6
a'から引き出して、第3のシート6’の上に配線する
が、その際、上述した要領で、仮配線を剥がした後に光
コネクタ取り付け、再配線をする。次いでその上に第4
のシート10を貼り合わせる(図6(ロ))。なお、上
記の場合に、光コネクタ4の取り付け後余長は、第2の
シート5上の2本の光ファイバ2と第3のシート6'上
の光ファイバ2とで、同じにしてもよいし、異ならせて
もよい。
のシート(中間層)が粘着層のみからなるので、各シー
ト間の境界が見にくいか、あるいは外観上殆ど一体とな
ってしまう場合もある。このような場合においても、光
ファイバの配線平面は異なるのであるから、本発明の範
疇に入るものである。この中間層は、通常、加圧一体化
により層間分離が困難になり、各粘着層間の境界が不明
瞭、あるいは無くなる場合もあるが、このような場合も
光ファイバシート断面から見れば光ファイバの配線平面
は複数になるのであるから、複数(多層)の配線層とい
うことができ、本発明の技術範囲に入るものである。す
なはち、本発明は、上下の光ファイバシートの間に光フ
ァイバを固定する中間層を有し、光ファイバが前記中間
層において異なる配線平面を有するものである。そし
て、各配線平面(層)間を連絡する光ファイバの経路が
光ファイバシートの内側に形成される。この中間層は、
アクリル系感圧性接着剤(粘着剤)の層であるが、必ず
しも、粘着剤としての性質をシート張り付け後において
も維持する必要は無い。つまり、中間層の目的は配線さ
れた光ファイバの布線形態をフレキシブルに維持するこ
とにあるのだから、一般的な粘着剤の特性をもつ材質に
は限定されない。張り付け後にゴム状の弾性体(エラス
トマー)に経時変化する材質、あるいは熱履歴等で変化
する材質などを用いたとしても本発明の範囲に入るもの
である。なお、以上の説明において、中間の各シートと
して、両面の剥離紙の間に、厚めの感圧性接着剤(粘着
剤)の層を挟み込んだ構成のものを用いているが、シー
ト強度を高めることを一つの目的として、最外層と同様
なシート基材の両面に感圧性接着剤を付着させた構成の
シートを中間シートの一構成として用いることができ
る。さらにはまた、粘着剤のみのシートと基材付きシー
トをいくつか組み合わせた複合体であっても良い。
態が存在する。 層間連絡部は配線平面を連絡する部分の総称であるか
ら、その形状と位置は任意であり、穴形状や、あるいは
一方のシートよりも幅が狭いシートにおいて、この狭い
部分も層間連絡部を形成するということが可能である。
また、層間連絡部の位置と形状は完全に一致していなけ
れば良く、部分的には重なりあっても良い。 光ファイバが延出する箇所は、必ずしもシートの一辺
からには限定されない、複数の辺から延出する(出口が
異なる)場合にも、本発明を適用できる。さらに、切り
欠き部分から光ファイバが引き出される場合だけでな
く、他の部分からシート外へ引き出される場合もある。 光コネクタ付きの光ファイバと、コネクタが付かない
光ファイバが混在する場合にも本発明を適用できる。 中間シート上の仮配線工程は、光ファイバのシート延
出長を取り揃えるために作業性を向上させる目的があ
る。従って、仮配線工程を経ずに光ファイバを切り出し
て光コネクタ付け作業を行い、その後、シート上に本配
線することも可能である。 本発明は多層配線構造の部分的な層構成に適用するこ
とが可能である。すなはち、第1のシートとは必ずしも
上下のいずれかのシートに限定することを意味せず複数
シートのうちのいずれかのシートを指すものである。す
なはち、本発明にて第nのシート(nは整数)とは、配
線内の相対的な位置を示すために用いられている用語で
ある。
よれば、光ファイバシートにおける光ファイバ配線を、
少なくとも3枚重ねのシートのうちの中間シートに形成
した層関連絡部から光ファイバを引き回す形で、シート
を隔てた少なくとも2層の配線構造としているので、例
えば仮配線および再配線を行なうことにより、例えば、
シートから延出する光ファイバにシート端縁近傍で光コ
ネクタを取り付ける場合に、配線する光ファイバに十分
な取付余長あるいは再取付余長を確保することができ
る。したがって、シートから延出する光ファイバへのシ
ート端縁部近傍での光コネクタ取り付けが容易になる。
また、シート端縁からの光ファイバ延出長として短余長
ないし無余長の光コネクタ取りつけを行なうことが可能
となる。
にそれぞれ光コネクタを取り付ける場合に、光ファイバ
配線が少なくとも2層の配線平面を有する構造であるか
ら、余長配線部分を必要配線領域と重なる領域に配線し
ても、光ファイバ配線が錯綜せず、光ファイバの多重交
差が生じることを容易に回避することができ、余長収納
部分として余分な領域を設ける必要がない。また、各光
ファイバについて十分な余長部分を確保できるので、各
光コネクタを、シート端縁からの距離を正確に一定にあ
るいは所望長に揃えて取り付けることが容易であり、光
コネクタ取り付け位置のバラツキが十分小さい低スキュ
ーの取り付けを実現することができる。
付けをする際に、いずれかの光ファイバの光コネクタ取
り付けを失敗して、この部分を切断して再度新しい光コ
ネクタを取り付ける必要がある場合においても、シート
上での光ファイバ余長配線長(曲率)を調整することに
より、個々の光ファイバの延出長を規定の長さに取り揃
えることができる。
方法を説明する図であり、(イ)〜(ヘ)の手順で作製
する。
バシートの平面図である。
する図である。
もので、(イ)は作製完了前の段階の平面図、(ロ)は
作製完了状態の平面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 第1のシート上に光ファイバを所望のパ
ターンで配線し、次いで前記第1のシートの上に、前記
第1シートとの間に層間連絡部を持つ第2のシートを貼
り合わせ、次いでシート外部に引き出された光ファイバ
延出部の先端に光コネクタを取り付け、次いで、この光
コネクタ付きの光ファイバを、前記層間連絡部を経由し
てい前記第2のシート上に配線し、次いで、前記第2の
シートの上に第3のシートを貼り合わせることを特徴と
する光ファイバシートの作製方法。 - 【請求項2】 シート端縁からの光ファイバ延出長が所
定の長さになるように、前記第2のシート上に仮配線
し、次いで、前記仮配線した第2のシート上の光ファイ
バを剥がし、その先端に光コネクタを取り付けた後、再
度、第2のシート上に配線し、ついで第3のシートを貼
り合わせることを特徴とする請求項1記載の光ファイバ
シートの作製方法。 - 【請求項3】 光ファイバの延出箇所が層間連絡部であ
ることを特徴とする請求項1又は2記載の光ファイバシ
ートの作製方法。 - 【請求項4】 第1のシート上に光ファイバを所望のパ
ターンで配線し、次いで前記第1のシートの上に、光フ
ァイバ延出箇所に切り欠きを持つ第2のシートを貼り合
わせ、次いで前記切り欠き部分から延びる光ファイバ
を、シート端縁からの光ファイバ延出長が所定の長さに
なるように、前記第2のシート上に仮配線し、次いで、
前記仮配線した第2のシート上の光ファイバを剥がし、
次いで、この光ファイバを取り付け後余長が所望の長さ
となるように前記第2のシート上に再び配線し、次い
で、前記第2のシートの上に第3のシートを貼り合わせ
ることを特徴とする光ファイバシートの作製方法。 - 【請求項5】 上下のシートの間に、光ファイバを固定
する中間層を有し、前記光ファイバは前記中間層におい
て異なる配線平面を有し、各配線平面間を連絡する光フ
ァイバの経路が前記シートの内側に形成されており、前
記光ファイバは前記異なる配線平面を経由した後で、シ
ート外に延出してコネクタ付けされていることを特徴と
する光ファイバシート。 - 【請求項6】 前記中間層が、感圧性接着剤の層である
ことを特徴とする請求項5記載の光ファイバシート。
Priority Applications (5)
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