JP2001235635A - 光ファイバシート - Google Patents

光ファイバシート

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JP2001235635A
JP2001235635A JP2000048460A JP2000048460A JP2001235635A JP 2001235635 A JP2001235635 A JP 2001235635A JP 2000048460 A JP2000048460 A JP 2000048460A JP 2000048460 A JP2000048460 A JP 2000048460A JP 2001235635 A JP2001235635 A JP 2001235635A
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JP
Japan
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optical fiber
sheet
reinforcing tube
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sheet main
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JP2000048460A
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English (en)
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Daigo Saito
大悟 斉藤
Yasuhiro Tamaki
康博 玉木
Takeshi Shimomichi
毅 下道
Kazuhiro Takizawa
和宏 滝澤
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Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • G02B6/3608Fibre wiring boards, i.e. where fibres are embedded or attached in a pattern on or to a substrate, e.g. flexible sheets

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  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 補強チューブがシート本体の端縁部で折れ曲
がったり、シート本体から抜けたりしないようにする。 【解決手段】 シート本体13を構成する上下2枚の樹
脂シート2を光ファイバ1を挟んで互いに接着する。シ
ート本体13の端縁の光ファイバ引き出し箇所に張り出
し部13aを形成する。補強チューブ15を光ファイバ
1に通すとともにシート本体13の内部まで押し込ん
で、例えば、当該補強チューブ15の円筒部15eが張
り出し部13aを囲みかつ半割り部15c、15dがシ
ート本体13を上下から挟むようにする。補強チューブ
15の内面とシート本体13とを接着剤で接着する。補
強チューブ15の前端部がシート本体13の内部に入り
込んでいるので、シート本体13の端縁で補強チューブ
15が折れ曲がる恐れは少ない。補強チューブ15はシ
ート本体13の張り出し部13aを中に含んだ状態で接
着固定されるので、十分堅固に接合され、容易に抜けな
くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光ファイバを可
撓性を持つ2枚重ねまたは1枚物のシート本体の内層に
配線してなる光ファイバシートに関する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバシートは、一般には、従来例
を示す図7(イ)、(ロ)、(ハ)のように、光ファイ
バ1を間に挟んだ可撓性を持つ上下2枚の樹脂シート2
を互いに接着して、その2枚の樹脂シート2からなるシ
ート本体3の内層(上下の樹脂シート2の間)に光ファ
イバ1を配線した構造であり、光機器内の光ファイバ配
線等に用いられる(特開平11−218621号公報等
参照)。光ファイバシート4内の光ファイバ1は図では
1本のみを示したが、通常は多数本であり、また、直線
状でなく曲線状の配置とする場合もある。光ファイバ1
のシート本体3端縁部分(シート本体3からの光ファイ
バ引き出し箇所)は折れ曲がり易いので、この部分を補
強チューブで保護することが行なわれているが、従来の
光ファイバシート1におけるファイバ補強構造6は、図
7(ロ)、(ハ)に示すように、補強チューブ5を光フ
ァイバ1に通すとともに、その前端部5aを上下2枚の
樹脂シート2の中に入り込ませて、上下の樹脂シート2
を互いに接着した構造であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のファイバ補
強構造6のように、単にシート本体3の端と補強チュー
ブ5の端とを接着するだけの方法では、補強チューブ5
が取り扱い時の外力や自身の重みにより付け根で折れ曲
がってしまうことがある。補強チューブ5とともに光フ
ァイバ1が折れ曲がると、伝送損失が増大して不良品と
なる。また、補強チューブ5と上下の樹脂シート2との
接着不良が生じ易く、補強チューブ5がシート本体3か
ら抜けてしまう場合もあった。
【0004】本発明は、上記従来の欠点を解消するため
になされたもので、光ファイバを補強する補強チューブ
のシート本体端縁部分での折れ曲がりが生じにくく、ま
た、補強チューブが抜ける恐れの少ない光ファイバシー
トを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明は、光ファイバを可撓性を持つ2枚重ねまたは1枚物
のシート本体の内層に配線してなる光ファイバシートに
おいて、前記シート本体の端縁の光ファイバ引き出し箇
所に張り出し部を形成し、前端部にスリットを入れて上
下の半割り部を形成した補強チューブを、前記張り出し
部から延出した光ファイバに通すとともにシート本体内
部まで押し込んだことを特徴とする。
【0006】請求項2は、光ファイバを可撓性を持つ2
枚重ねまたは1枚物のシート本体の内層に配線してなる
光ファイバシートにおいて、前記シート本体の端縁の光
ファイバ引き出し箇所に幅狭の張り出し部を形成し、前
端部にスリットを入れて上下の半割り部を形成した補強
チューブを、前記張り出し部から延出した光ファイバに
通すとともにシート本体内部まで押し込んで、当該補強
チューブの円筒部が前記張り出し部を囲みかつ半割り部
がシート本体を上下から挟むようにしたことを特徴とす
る。
【0007】請求項3は、請求項1または2の光ファイ
バシートにおいて、補強チューブの前端部の上下の半割
り部の長さを異ならせたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図5を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態
の光ファイバシート14を説明する図であり、(イ)は
補強チューブ15を取り付ける前の状態の斜視図、
(ロ)は補強チューブ15を取り付けてファイバ補強構
造16を構成した状態の斜視図である。図2(イ)、
(ロ)はそれぞれ図1(イ)、(ロ)の平面図である。
図3は図1(ロ)の要部の部分切り欠き斜視図である。
光ファイバシート14は、光ファイバ1を間に挟んだ可
撓性を持つ上下2枚の樹脂シート12を互いに接着剤で
接着して、その2枚の樹脂シート12からなるシート本
体13の内層(すなわち上下2枚の樹脂シート12の
間)に光ファイバ1を配線した構造である。樹脂シート
12の材質は軟質樹脂であり、例えばポリイミドが好適
であるが、その他、ポリエチレンテレフタレート樹脂、
ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリエステル
樹脂等を用いることができる。なお、光ファイバシート
14内の光ファイバ1は図では1本のみを示したが、通
常は多数本であり、また、直線状でなく曲線状の配置と
する場合もある。また、光ファイバシート14の光ファ
イバ1は、例えばUV素線(UV被覆された光ファイバ
素線)である。また、シート本体13の厚みは例えば1
mm以下である。
【0009】この実施形態の光ファイバシート14で
は、シート本体13の端縁の光ファイバ引き出し箇所に
幅狭の張り出し部13aを形成する。したがって、光フ
ァイバ1は、図示のように前記張り出し部13aの先端
からシート外に延出している。このシート外に延出した
光ファイバ1にナイロンやハイトロレル(商品名)等か
らなる補強チューブ15を通すが、この補強チューブ1
5は、図3にも要部を部分切り欠き斜視図で示すよう
に、前端部15aの適宜の長さ部分にスリット15bを
入れて、上下の半割り部15c、15dを形成してい
る。実施形態では、下側の半割り部15dが上側の半割
り部15cより長くされている。そして、この光ファイ
バ1に通した補強チューブ15をシート本体13の内部
(端縁から内側に離れた領域)まで押し込んで、図1
(ロ)、図2(ロ)、図3、図4、図5に示すように、
当該補強チューブ15の円筒部(スリットのない部分)
15eが張り出し部13aを囲み、かつ半割り部15
c、15dがシート本体13を上下から挟むようにして
いる。そして、補強チューブ15を上下から押し潰すよ
うにして、その内面を接着剤20でシート本体13に接
着する。なお、図示は省略するが、光ファイバ1の図1
で右方の端部に光コネクタが取り付けられる。
【0010】上記の光ファイバシート14において、補
強チューブ15は、その前端部(半割り部15c、15
d)がシート本体13の内部に入り込んだ状態で、シー
ト本体13に接着固定されているので、シート本体13
によって補強されることになり、シート本体13の端縁
において折れ曲がる恐れは少ない。さらに、補強チュー
ブ15はシート本体13から張り出した張り出し部13
aを中に含んだ状態で接着固定されているので、十分堅
固に接合され、補強チューブ15は容易に抜けない。ま
た、張り出し部13aが補強チューブ15の内部に延出
していることで、光ファイバ引き出し箇所の補強にもな
っている。また、この実施形態では、半割り部15c、
15dの長さを違えているので、曲げ力の集中がなく、
補強チューブ15が先端部で折れ曲がることも生じにく
くなる。ただし、必ずしも長さを違えなくてもよい。
【0011】図6(イ)、(ロ)に他の実施形態の光フ
ァイバシート14’を示す。この実施形態では、シート
本体13’の端縁に形成する張り出し部13’aの幅を
補強チューブ15’の径より十分広くしている。したが
って、補強チューブ15’の前端部15’aは、図6
(ロ)に示すように、この張り出し部13’aの部分も
上下の半割り部15’c、15’dで挟んだ構造とな
る。
【0012】なお、実施形態のシート本体13は2枚の
樹脂シート2を張り合わせたものであるが、さらに多く
の枚数からなるシート本体であってもよい。また、光フ
ァイバを1枚物の樹脂シートの内層に埋め込んで構成
(すなわち光ファイバと一体に樹脂モールド)したシー
ト本体であってもよい。さらに、シート本体13内の光
ファイバの本数、シート本体13の輪郭等は任意であ
る。また、1つの張り出し部13aに複数本の光ファイ
バ1を延出させて、それを1つの補強チューブ15に通
してもよい。また、1つの張り出し部13aから延出す
る複数本の光ファイバ1のそれぞれを補強チューブ15
に通してもよい。また、実施形態ではシート本体13の
一方の端縁側の光ファイバ引き出し箇所を補強チューブ
15で補強し、反対側の光ファイバ引き出し箇所は補強
していないが、このように、必要な箇所のみ補強すると
よい。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、シート本体の端縁の光
ファイバ引き出し箇所に張り出し部を形成し、前端部に
スリットを入れて上下の半割り部を形成した補強チュー
ブを、前記張り出し部から延出した光ファイバに通すと
ともにシート本体内部まで押し込む構成としたので、次
のような効果を奏する。補強チューブは、その前端部が
張り出し部およびシート本体の内部に入り込んだ状態で
シート本体に接着固定されるので、張り出し部およびシ
ート本体によって補強されることになり、補強チューブ
がシート本体の端縁において折れ曲がる恐れは少ない。
【0014】請求項2によれば、補強チューブがシート
本体から張り出した張り出し部を中に含んだ状態で接着
固定されるので、十分堅固に接合され、容易に抜けなく
なる。また、光ファイバは張り出し部内に保持されたま
まは補強チューブ内に延出し接着固定されるので、光フ
ァイバ引き出し箇所の補強効果も増大する。
【0015】請求項3によれば、補強チューブの前端部
に設ける半割り部の長さを違えているので、曲げ力の集
中がなく、補強チューブが先端部で折れ曲がることも生
じにくくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の光ファイバシートを説明
する図であり、(イ)は補強チューブを取り付ける前の
状態の斜視図、(ロ)は補強チューブを取り付けてファ
イバ補強構造を構成した状態の斜視図である。
【図2】(イ)は図1(イ)の平面図、(ロ)は図1
(ロ)の平面図である。
【図3】図1(ロ)の要部の部分切り欠き斜視図であ
る。
【図4】図2(ロ)のA−A拡大断面図である。
【図5】図4のB−B断面図である。
【図6】本発明の光ファイバシートの他の実施形態を示
すもので、(イ)は平面図、(ロ)は(イ)のC−C拡
大断面図である。
【図7】従来の光ファイバシートを示すもので、(イ)
は平面図、(ロ)は(イ)のD−D拡大断面図、(ハ)
は(ロ)のE−E断面図である。
【符号の説明】
1 光ファイバ 12、12’ 樹脂シート 13、13’ シート本体 13a、13’a 張り出し部 14、14’ 光ファイバシート 15、15’ 補強チューブ 15a、15’a 前端部 15b、15’b スリット 15c、15d、15’c、15’d 半割り部 15e 円筒部 16 ファイバ補強構造
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 下道 毅 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉事業所内 (72)発明者 滝澤 和宏 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉事業所内 Fターム(参考) 2H038 CA52

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバを可撓性を持つ2枚重ねまた
    は1枚物のシート本体の内層に配線してなる光ファイバ
    シートにおいて、 前記シート本体の端縁の光ファイバ引き出し箇所に張り
    出し部を形成し、前端部にスリットを入れて上下の半割
    り部を形成した補強チューブを、前記張り出し部から延
    出した光ファイバに通すとともにシート本体内部まで押
    し込んだことを特徴とする光ファイバシート。
  2. 【請求項2】 光ファイバを可撓性を持つ2枚重ねまた
    は1枚物のシート本体の内層に配線してなる光ファイバ
    シートにおいて、 前記シート本体の端縁の光ファイバ引き出し箇所に幅狭
    の張り出し部を形成し、前端部にスリットを入れて上下
    の半割り部を形成した補強チューブを、前記張り出し部
    から延出した光ファイバに通すとともにシート本体内部
    まで押し込んで、当該補強チューブの円筒部が前記張り
    出し部を囲みかつ半割り部がシート本体を上下から挟む
    ようにしたことを特徴とする光ファイバシート。
  3. 【請求項3】 前記補強チューブの前端部の上下の半割
    り部の長さを異ならせたことを特徴とする請求項1また
    は2記載の光ファイバシート。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2003025640A1 (fr) * 2001-09-13 2003-03-27 Fujikura Ltd. Feuille de fibre optique et procede de production de cette feuille de fibre optique
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