JP2002333530A - 光ファイバシート端末部の光ファイバ補強構造 - Google Patents
光ファイバシート端末部の光ファイバ補強構造Info
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- G02B6/38—Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
- G02B6/3807—Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 補強チューブがシート端縁で折れ曲がった
り、抜けたりすることを防止する。 【解決手段】 光ファイバ5の補強のために補強チュー
ブ11を光ファイバ5に被せる。補強チューブ11を、
上下のシート2間のシート端縁から適宜の距離だけ内部
に挿入した状態で、シート2に接着固定する。補強チュ
ーブ11の端部がシート内部に入り込んでいるので、補
強チューブ11がシート端縁で折れ曲がったり、抜けた
りすることを防止できる。上下のシート間に挿入される
補強チューブの端部を2分割あるいは3つ以上に分割す
ると、補強チューブ部分の厚みが厚くなることを防止で
き、シートに皺がよることを防止できる。
り、抜けたりすることを防止する。 【解決手段】 光ファイバ5の補強のために補強チュー
ブ11を光ファイバ5に被せる。補強チューブ11を、
上下のシート2間のシート端縁から適宜の距離だけ内部
に挿入した状態で、シート2に接着固定する。補強チュ
ーブ11の端部がシート内部に入り込んでいるので、補
強チューブ11がシート端縁で折れ曲がったり、抜けた
りすることを防止できる。上下のシート間に挿入される
補強チューブの端部を2分割あるいは3つ以上に分割す
ると、補強チューブ部分の厚みが厚くなることを防止で
き、シートに皺がよることを防止できる。
Description
【0001】
【発明に属する技術分野】この発明は、光ファイバを挟
んで2枚のシートを貼り合わせた光ファイバシートにお
ける光ファイバのシート端縁からの延出部に補強チュー
ブを被せてなる光ファイバシート端末部の光ファイバ補
強構造に関する。
んで2枚のシートを貼り合わせた光ファイバシートにお
ける光ファイバのシート端縁からの延出部に補強チュー
ブを被せてなる光ファイバシート端末部の光ファイバ補
強構造に関する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバシートにおいて、シート端縁
から光ファイバが延出する部分すなわち光ファイバシー
ト端末部では、光ファイバに曲げ力が作用して光ファイ
バの損傷ないし特性劣化が生じ易い。そこで、補強チュ
ーブを被せて光ファイバを補強する図る方法がある。こ
の補強チューブによる光ファイバ補強構造として、光フ
ァイバに被せた補強チューブの端部とシートの端縁とを
接着接続することが考えられるが、単に補強チューブ端
部とシート端部とを接着接続したのでは、補強チューブ
自身の重みにより補強チューブがその付け根で折れ曲が
ったり、補強チューブが抜けたりし易い。そこで従来
は、図7に示すように、補強チューブ1の端部とシート
2の端部とを接着接続(接着接続部を3で示す)した後
に、さらに補強シート4を前記接着接続部3の近傍の片
面または両面(図示例は片面)を覆うように接着固定し
て、光ファイバ5の補強(シート端縁からの延出部の補
強)を図っている。6は光ファイバシートを示す。
から光ファイバが延出する部分すなわち光ファイバシー
ト端末部では、光ファイバに曲げ力が作用して光ファイ
バの損傷ないし特性劣化が生じ易い。そこで、補強チュ
ーブを被せて光ファイバを補強する図る方法がある。こ
の補強チューブによる光ファイバ補強構造として、光フ
ァイバに被せた補強チューブの端部とシートの端縁とを
接着接続することが考えられるが、単に補強チューブ端
部とシート端部とを接着接続したのでは、補強チューブ
自身の重みにより補強チューブがその付け根で折れ曲が
ったり、補強チューブが抜けたりし易い。そこで従来
は、図7に示すように、補強チューブ1の端部とシート
2の端部とを接着接続(接着接続部を3で示す)した後
に、さらに補強シート4を前記接着接続部3の近傍の片
面または両面(図示例は片面)を覆うように接着固定し
て、光ファイバ5の補強(シート端縁からの延出部の補
強)を図っている。6は光ファイバシートを示す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のように
接着接続部3の近傍を補強シート4で補強した場合、補
強チューブ1が付け根で折れ曲がったり抜けたりするこ
とは防止できるが、補強シート4の重みで他の部分が折
れ曲がり易くなる、という問題が生じる。
接着接続部3の近傍を補強シート4で補強した場合、補
強チューブ1が付け根で折れ曲がったり抜けたりするこ
とは防止できるが、補強シート4の重みで他の部分が折
れ曲がり易くなる、という問題が生じる。
【0004】本発明は上記従来の欠点を解消するために
なされたもので、光ファイバシート端末部の光ファイバ
の補強チューブによる補強が有効に行なわれるととも
に、他の部分に悪影響が生じることのない光ファイバシ
ート端末部の光ファイバ補強構造を提供することを目的
とする。
なされたもので、光ファイバシート端末部の光ファイバ
の補強チューブによる補強が有効に行なわれるととも
に、他の部分に悪影響が生じることのない光ファイバシ
ート端末部の光ファイバ補強構造を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明は、光ファイバを挟んで少なくとも2枚のシートを貼
り合わせた光ファイバシートにおける光ファイバのシー
ト端縁からの延出部に補強チューブを被せてなる光ファ
イバシート端末部の光ファイバ補強構造であって、光フ
ァイバに被せた前記補強チューブを、上下のシート間の
シート端縁から適宜の距離だけ内部に挿入した状態で、
シートに接着固定したことを特徴とする。
明は、光ファイバを挟んで少なくとも2枚のシートを貼
り合わせた光ファイバシートにおける光ファイバのシー
ト端縁からの延出部に補強チューブを被せてなる光ファ
イバシート端末部の光ファイバ補強構造であって、光フ
ァイバに被せた前記補強チューブを、上下のシート間の
シート端縁から適宜の距離だけ内部に挿入した状態で、
シートに接着固定したことを特徴とする。
【0006】請求項2は、請求項1の光ファイバ補強構
造において、上下のシート間に挿入される補強チューブ
端部を上下二つ裂きにしかつ平坦にして、上下のシート
を貼り合わせたことを特徴とする。
造において、上下のシート間に挿入される補強チューブ
端部を上下二つ裂きにしかつ平坦にして、上下のシート
を貼り合わせたことを特徴とする。
【0007】請求項3は、請求項2の光ファイバ補強構
造において、上下二つ裂きにしかつ平坦にして上下のシ
ート間に挿入される補強チューブ端部を、上下部で長さ
を変えて段違いにしたことを特徴とする。
造において、上下二つ裂きにしかつ平坦にして上下のシ
ート間に挿入される補強チューブ端部を、上下部で長さ
を変えて段違いにしたことを特徴とする。
【0008】請求項4は、光ファイバを挟んで少なくと
も2枚のシートを貼り合わせた光ファイバシートにおけ
る光ファイバのシート端縁からの延出部に補強チューブ
を被せてなる光ファイバシート端末部の光ファイバ補強
構造であって、光ファイバに被せた前記補強チューブの
端部を上下二つに裂くとともに、二つ裂きしたその一方
をシート間に挿入し、他方をシートの外面と別に用意し
た補強シートとで挟み込み接着固定したことを特徴とす
る。
も2枚のシートを貼り合わせた光ファイバシートにおけ
る光ファイバのシート端縁からの延出部に補強チューブ
を被せてなる光ファイバシート端末部の光ファイバ補強
構造であって、光ファイバに被せた前記補強チューブの
端部を上下二つに裂くとともに、二つ裂きしたその一方
をシート間に挿入し、他方をシートの外面と別に用意し
た補強シートとで挟み込み接着固定したことを特徴とす
る。
【0009】請求項5は、請求項1の光ファイバ補強構
造において、上下のシート間に挿入される補強チューブ
端部を3つ以上に裂いて分割しかつ平坦にして、上下の
シートを貼り合わせたことを特徴とする。
造において、上下のシート間に挿入される補強チューブ
端部を3つ以上に裂いて分割しかつ平坦にして、上下の
シートを貼り合わせたことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図6を参照して説明する。図1において、16は光フ
ァイバシートである。この光ファイバシート16は、光
ファイバ5を挟んで2枚のシート2を貼り合わせた構造
である。この光ファイバシート16におけるシート2端
縁から光ファイバ5が延出する部分すなわち光ファイバ
シート端末部10は次のように補強されている。すなわ
ち、光ファイバ5のシート端縁からの延出部に補強チュ
ーブ11を被せるとともに、この補強チューブ11を、
上下のシート2間のシート端縁から適宜の距離だけ内部
に挿入した状態で、シート2に接着固定している。な
お、光ファイバ5は裸ファイバにUV樹脂コーティング
を施したUV線(径250μm)である。シート2の材
質は、ポリイミド、ポリエチレンテレフタレート、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、ポリエステルその他が用い
られる。また、補強チューブの材質にはナイロン、ハイ
トレルその他が用いられる。
〜図6を参照して説明する。図1において、16は光フ
ァイバシートである。この光ファイバシート16は、光
ファイバ5を挟んで2枚のシート2を貼り合わせた構造
である。この光ファイバシート16におけるシート2端
縁から光ファイバ5が延出する部分すなわち光ファイバ
シート端末部10は次のように補強されている。すなわ
ち、光ファイバ5のシート端縁からの延出部に補強チュ
ーブ11を被せるとともに、この補強チューブ11を、
上下のシート2間のシート端縁から適宜の距離だけ内部
に挿入した状態で、シート2に接着固定している。な
お、光ファイバ5は裸ファイバにUV樹脂コーティング
を施したUV線(径250μm)である。シート2の材
質は、ポリイミド、ポリエチレンテレフタレート、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、ポリエステルその他が用い
られる。また、補強チューブの材質にはナイロン、ハイ
トレルその他が用いられる。
【0011】上記の光ファイバシート16において、補
強チューブ11の端部がシート内部(シート端縁から内
側の領域)に入り込んだ状態で接着固定されているの
で、補強チューブ11がシート端縁で折れ曲がる恐れは
少ない。したがって、補強チューブ11とともに光ファ
イバ5が折れ曲がって、光ファイバの損傷ないし伝送特
性劣化が生じることを防止できる。また、補強チューブ
11の端部がシート内部まで入り込んで接着固定されて
いるので、補強チューブ11が抜けることを確実に防止
できる。また、上述のように十分な補強構造が得られる
ので、別途補強シート等の補強部材を必要としない。
強チューブ11の端部がシート内部(シート端縁から内
側の領域)に入り込んだ状態で接着固定されているの
で、補強チューブ11がシート端縁で折れ曲がる恐れは
少ない。したがって、補強チューブ11とともに光ファ
イバ5が折れ曲がって、光ファイバの損傷ないし伝送特
性劣化が生じることを防止できる。また、補強チューブ
11の端部がシート内部まで入り込んで接着固定されて
いるので、補強チューブ11が抜けることを確実に防止
できる。また、上述のように十分な補強構造が得られる
ので、別途補強シート等の補強部材を必要としない。
【0012】図2に第2の実施形態を示す。この実施形
態の光ファイバ補強構造は、口径の大きい補強チューブ
を用いる場合に好適なもので、上下のシート2間に挿入
される補強チューブ21の端部を上下二つ裂きにしかつ
平坦にして、上下のシート2を貼り合わせた構造であ
る。26は光ファイバシートを示す。なお、この実施形
態では補強チューブ21の二つ裂きにした端部の上下部
の長さを変えて、段違いにしている。図示例では補強チ
ューブ21の端部の下側部分21aを長く、上側部分2
1bを短くしている。
態の光ファイバ補強構造は、口径の大きい補強チューブ
を用いる場合に好適なもので、上下のシート2間に挿入
される補強チューブ21の端部を上下二つ裂きにしかつ
平坦にして、上下のシート2を貼り合わせた構造であ
る。26は光ファイバシートを示す。なお、この実施形
態では補強チューブ21の二つ裂きにした端部の上下部
の長さを変えて、段違いにしている。図示例では補強チ
ューブ21の端部の下側部分21aを長く、上側部分2
1bを短くしている。
【0013】上記の補強チューブ21のように口径が大
きい場合、そのまま(チューブのまま)シート間に挿入
すると、補強チューブの厚みでシート2に皺がより易く
なるが、この実施形態の光ファイバ補強構造のように、
補強チューブ21端部を上下二つ裂きにしかつ平坦にす
ると、補強チューブ21の部分の厚みが厚くなるのを抑
えることができ、シート2に皺がよることを防止でき
る。また、この実施形態のように、上下部21a、21
bの長さを変えて段違いにすると、シート厚みが徐々に
厚くなるので、補強チューブ21の端部においてシート
に座屈が生じることは少ない。
きい場合、そのまま(チューブのまま)シート間に挿入
すると、補強チューブの厚みでシート2に皺がより易く
なるが、この実施形態の光ファイバ補強構造のように、
補強チューブ21端部を上下二つ裂きにしかつ平坦にす
ると、補強チューブ21の部分の厚みが厚くなるのを抑
えることができ、シート2に皺がよることを防止でき
る。また、この実施形態のように、上下部21a、21
bの長さを変えて段違いにすると、シート厚みが徐々に
厚くなるので、補強チューブ21の端部においてシート
に座屈が生じることは少ない。
【0014】図3に第3の実施形態を示す。この実施形
態の光ファイバ補強構造も、口径の大きい補強チューブ
を用いる場合に好適なもので、光ファイバ5に被せた補
強チューブ31の端部を上下二つに裂くとともに、二つ
裂きしたその一方31aをシート2間に挿入し、他方3
1bをシート2材の外面と別に用意した補強シート32
とで挟み込み接着固定した構造である。36は光ファイ
バシートを示す。上記の光ファイバ補強構造によれば、
補強チューブ31の端部の二つ裂きにした一方31aが
シート2内部まで入り込んで接着固定され、かつ、他方
31bが補強シート32とシート2の外面とで接着固定
されているので、抜け防止が確実に図られる。また、補
強チューブ31はシート間で平坦になっているので、か
つ、シート間に挿入されるのは一方31aだけであり厚
くならないので、口径の大きな補強チューブ31でも、
シート2に皺がよりにくい。また、補強チューブ31の
端部がシート内部に入り込んでいるので、シート端部で
座屈しにくい。
態の光ファイバ補強構造も、口径の大きい補強チューブ
を用いる場合に好適なもので、光ファイバ5に被せた補
強チューブ31の端部を上下二つに裂くとともに、二つ
裂きしたその一方31aをシート2間に挿入し、他方3
1bをシート2材の外面と別に用意した補強シート32
とで挟み込み接着固定した構造である。36は光ファイ
バシートを示す。上記の光ファイバ補強構造によれば、
補強チューブ31の端部の二つ裂きにした一方31aが
シート2内部まで入り込んで接着固定され、かつ、他方
31bが補強シート32とシート2の外面とで接着固定
されているので、抜け防止が確実に図られる。また、補
強チューブ31はシート間で平坦になっているので、か
つ、シート間に挿入されるのは一方31aだけであり厚
くならないので、口径の大きな補強チューブ31でも、
シート2に皺がよりにくい。また、補強チューブ31の
端部がシート内部に入り込んでいるので、シート端部で
座屈しにくい。
【0015】ところで、上記のように補強チューブの端
部を二つ裂きにしかつ平坦化してシート間に挿入固定す
る場合でも、補強チューブの剛性が高い場合には、必ず
しも十分に平坦にならない場合が得る。そのような場合
には、補強チューブ端部を3つ以上に裂いて分割しかつ
平坦にして、上下のシート間に貼り合わせるとよい。分
割の態様について説明すると、図4(イ)は補強チュー
ブを2つに裂いた上述の場合であるが、同図(ロ)のよ
うに均等に3つに裂くか、同じ3つ裂きでも同図(ハ)
のように上下に分かれる形で3つに裂くか、また、同図
(ニ)にように4つに裂くとよい。また、さらに多くに
分割することもできるが、4分割するのが、作業上最適
と思われる。図4(イ)〜(ニ)において、21、3
1、37、38、41、51は補強チューブを示す。
部を二つ裂きにしかつ平坦化してシート間に挿入固定す
る場合でも、補強チューブの剛性が高い場合には、必ず
しも十分に平坦にならない場合が得る。そのような場合
には、補強チューブ端部を3つ以上に裂いて分割しかつ
平坦にして、上下のシート間に貼り合わせるとよい。分
割の態様について説明すると、図4(イ)は補強チュー
ブを2つに裂いた上述の場合であるが、同図(ロ)のよ
うに均等に3つに裂くか、同じ3つ裂きでも同図(ハ)
のように上下に分かれる形で3つに裂くか、また、同図
(ニ)にように4つに裂くとよい。また、さらに多くに
分割することもできるが、4分割するのが、作業上最適
と思われる。図4(イ)〜(ニ)において、21、3
1、37、38、41、51は補強チューブを示す。
【0016】図5は図2における補強チューブを二つ裂
きでなく四つ裂きにした第4の実施形態を示すもので、
この光ファイバシート46のは、上下のシート2間に挿
入される補強チューブ41の端部を4つに裂きかつ平坦
にして、上下のシート2間に貼り合わせた構造である。
46は光ファイバシートを示す。なお、図示例では、補
強チューブ41の端部を図2と同様に上下部で長さを変
えて、段違いにしている。すなわち、補強チューブ41
の4つに裂いた端部の下側の2つの片41a、41cを
長く、上側の2つの片41b、41dを短くしている。
きでなく四つ裂きにした第4の実施形態を示すもので、
この光ファイバシート46のは、上下のシート2間に挿
入される補強チューブ41の端部を4つに裂きかつ平坦
にして、上下のシート2間に貼り合わせた構造である。
46は光ファイバシートを示す。なお、図示例では、補
強チューブ41の端部を図2と同様に上下部で長さを変
えて、段違いにしている。すなわち、補強チューブ41
の4つに裂いた端部の下側の2つの片41a、41cを
長く、上側の2つの片41b、41dを短くしている。
【0017】図6は図3における補強チューブを二つ裂
きでなく四つ裂きにした場合であり、光ファイバ5に被
せた補強チューブ51の端部を4つに裂くとともに、そ
の下側の2つの片51、51cをシート2間に挿入し、
上側の2つの片51b、51dをシート2材の外面と別
に用意した補強シート32とで挟み込み接着固定した構
造である。56は光ファイバシートを示す。
きでなく四つ裂きにした場合であり、光ファイバ5に被
せた補強チューブ51の端部を4つに裂くとともに、そ
の下側の2つの片51、51cをシート2間に挿入し、
上側の2つの片51b、51dをシート2材の外面と別
に用意した補強シート32とで挟み込み接着固定した構
造である。56は光ファイバシートを示す。
【0018】上記のように補強チューブ41、51の端
部を4つに裂くと、補強チューブ41、51の剛性が高
い場合でも、二つ裂きの場合と比べてさらに十分に平坦
化することができ、シート2に皺がよることを防止でき
る。また、補強チューブ41、51の抜け防止に有効で
ある。
部を4つに裂くと、補強チューブ41、51の剛性が高
い場合でも、二つ裂きの場合と比べてさらに十分に平坦
化することができ、シート2に皺がよることを防止でき
る。また、補強チューブ41、51の抜け防止に有効で
ある。
【0019】上述の実施形態では、1本の光ファイバ1
1だけを配線した光ファイバシートとして説明したが、
通常は複数本の光ファイバが配線される。また、実施形
態では2枚のシートを貼り合わせた構造の光ファイバシ
ートについて説明した、本発明は、3枚以上のシートを
貼り合わせた構造の多層光ファイバシートにも適用でき
る。
1だけを配線した光ファイバシートとして説明したが、
通常は複数本の光ファイバが配線される。また、実施形
態では2枚のシートを貼り合わせた構造の光ファイバシ
ートについて説明した、本発明は、3枚以上のシートを
貼り合わせた構造の多層光ファイバシートにも適用でき
る。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、補強チューブの端部が
シート内部に入り込んだ状態で接着固定されるので、補
強チューブがシート端縁で折れ曲がることを防止でき
る。また、補強チューブが抜けることを確実に防止でき
る。また、別途補強シート等の補強部材を必要としない
ので構造が簡略化される。
シート内部に入り込んだ状態で接着固定されるので、補
強チューブがシート端縁で折れ曲がることを防止でき
る。また、補強チューブが抜けることを確実に防止でき
る。また、別途補強シート等の補強部材を必要としない
ので構造が簡略化される。
【0021】請求項2によれば、上下のシート間に挿入
される補強チューブ端部が平坦なので、補強チューブの
口径の大きい場合でも補強チューブ部分の厚みが厚くな
るのを抑えることができ、シートに皺がよることを防止
できる。さらに、請求項3のように上下部の長さを変え
て段違いにすると、シート厚みが徐々に厚くなるので、
補強チューブの端部においてシートに座屈が生じること
を防止できる。
される補強チューブ端部が平坦なので、補強チューブの
口径の大きい場合でも補強チューブ部分の厚みが厚くな
るのを抑えることができ、シートに皺がよることを防止
できる。さらに、請求項3のように上下部の長さを変え
て段違いにすると、シート厚みが徐々に厚くなるので、
補強チューブの端部においてシートに座屈が生じること
を防止できる。
【0022】請求項4によれば、補強チューブ端部の二
つ裂きしたその一方がシート間に挿入され、他方がシー
トの外面と補強シートとで挟み込み接着固定されている
ので、補強チューブがシート端縁で折れ曲がることを防
止できる。また、補強チューブの口径の大きい場合で
も、補強チューブ部分の厚みが厚くなるのを抑えること
ができ、シートに皺がよることを防止できる。また、抜
け防止が確実に図られる。
つ裂きしたその一方がシート間に挿入され、他方がシー
トの外面と補強シートとで挟み込み接着固定されている
ので、補強チューブがシート端縁で折れ曲がることを防
止できる。また、補強チューブの口径の大きい場合で
も、補強チューブ部分の厚みが厚くなるのを抑えること
ができ、シートに皺がよることを防止できる。また、抜
け防止が確実に図られる。
【0023】請求項5によれば、補強チューブの端部が
3つ以上とさらに多くに裂かれているので、補強チュー
ブの剛性が高い場合でも、補強チューブの端部を二つ裂
きの場合と比べてさらに十分に平坦化することができ、
シートに皺がよることを防止できる。また、補強チュー
ブの抜け防止にも有効である。
3つ以上とさらに多くに裂かれているので、補強チュー
ブの剛性が高い場合でも、補強チューブの端部を二つ裂
きの場合と比べてさらに十分に平坦化することができ、
シートに皺がよることを防止できる。また、補強チュー
ブの抜け防止にも有効である。
【図1】本発明の光ファイバシート端末部の光ファイバ
補強構造の一実施形態を示すもので、(イ)は光ファイ
バシート端末部分の平面図、(ロ)はA−A断面図、
(ハ)はB−B断面図である。
補強構造の一実施形態を示すもので、(イ)は光ファイ
バシート端末部分の平面図、(ロ)はA−A断面図、
(ハ)はB−B断面図である。
【図2】本発明の光ファイバシート端末部の光ファイバ
補強構造の他の実施形態を示すもので、(イ)は光ファ
イバシート端末部分の平面図、(ロ)はC−C断面図、
(ハ)はD−D断面図である。
補強構造の他の実施形態を示すもので、(イ)は光ファ
イバシート端末部分の平面図、(ロ)はC−C断面図、
(ハ)はD−D断面図である。
【図3】本発明の光ファイバシート端末部の光ファイバ
補強構造のさらに他の実施形態を示すもので、(イ)は
光ファイバシート端末部分の平面図、(ロ)はE−E断
面図、(ハ)はF−F断面図である。
補強構造のさらに他の実施形態を示すもので、(イ)は
光ファイバシート端末部分の平面図、(ロ)はE−E断
面図、(ハ)はF−F断面図である。
【図4】補強チューブを分割する態様についての種々の
例を示すもので、(イ)は上記の2分割の場合、(ロ)
は均等な3分割の場合、(ハ)は(イ)の下側を分割し
た3分割の場合、同図(ニ)は4分割の場合の補強チュ
ーブの断面図である。
例を示すもので、(イ)は上記の2分割の場合、(ロ)
は均等な3分割の場合、(ハ)は(イ)の下側を分割し
た3分割の場合、同図(ニ)は4分割の場合の補強チュ
ーブの断面図である。
【図5】図2の実施形態において2分割に代えて4分割
した実施形態を示すもので、(イ)は光ファイバシート
端末部分の平面図、(ロ)はJ−J断面図、(ハ)はK
−K断面図である。
した実施形態を示すもので、(イ)は光ファイバシート
端末部分の平面図、(ロ)はJ−J断面図、(ハ)はK
−K断面図である。
【図6】図3の実施形態において2分割に代えて4分割
した実施形態を示すもので、(イ)は光ファイバシート
端末部分の平面図、(ロ)はL−L断面図、(ハ)はM
−M断面図である。
した実施形態を示すもので、(イ)は光ファイバシート
端末部分の平面図、(ロ)はL−L断面図、(ハ)はM
−M断面図である。
【図7】従来の光ファイバシート端末部の光ファイバ補
強構造の一例を示すもので、(イ)は光ファイバシート
端末部分の平面図、(ロ)はG−G断面図、(ハ)はH
−H断面図である。
強構造の一例を示すもので、(イ)は光ファイバシート
端末部分の平面図、(ロ)はG−G断面図、(ハ)はH
−H断面図である。
2 シート 5 光ファイバ(UV素線) 10 光ファイバシート端末部 11、21、31、37、38、41、51 補強チ
ューブ 21a (補強チューブ21の二つ裂きした端部の)下
側部分 21b (補強チューブ21の二つ裂きした端部の)上
側部分 31a (補強チューブ31の二つ裂きした端部の)一
方 31b (補強チューブ31の二つ裂きした端部の)他
方 16、26、36、46、56 光ファイバシート 32 補強シート 41a、41c (補強チューブ41の4つに裂いた
端部の)下側の片 41b、41d (補強チューブ41の4つに裂いた
端部の)上側の片 51a、41c (補強チューブ51の4つに裂いた
端部の)下側の片 51b、51d (補強チューブ51の4つに裂いた
端部の)上側の片
ューブ 21a (補強チューブ21の二つ裂きした端部の)下
側部分 21b (補強チューブ21の二つ裂きした端部の)上
側部分 31a (補強チューブ31の二つ裂きした端部の)一
方 31b (補強チューブ31の二つ裂きした端部の)他
方 16、26、36、46、56 光ファイバシート 32 補強シート 41a、41c (補強チューブ41の4つに裂いた
端部の)下側の片 41b、41d (補強チューブ41の4つに裂いた
端部の)上側の片 51a、41c (補強チューブ51の4つに裂いた
端部の)下側の片 51b、51d (補強チューブ51の4つに裂いた
端部の)上側の片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 幸生 千葉県佐倉市六崎1440株式会社フジクラ佐 倉事業所内 (72)発明者 玉木 康博 千葉県佐倉市六崎1440株式会社フジクラ佐 倉事業所内 (72)発明者 下道 毅 千葉県佐倉市六崎1440株式会社フジクラ佐 倉事業所内 Fターム(参考) 2H038 CA52
Claims (5)
- 【請求項1】 光ファイバを挟んで少なくとも2枚のシ
ートを貼り合わせた光ファイバシートにおける光ファイ
バのシート端縁からの延出部に補強チューブを被せてな
る光ファイバシート端末部の光ファイバ補強構造であっ
て、 光ファイバに被せた前記補強チューブを、上下のシート
間のシート端縁から適宜の距離だけ内部に挿入した状態
で、シートに接着固定したことを特徴とする光ファイバ
シート端末部の光ファイバ補強構造。 - 【請求項2】 上下のシート間に挿入される補強チュー
ブ端部を上下二つ裂きにしかつ平坦にして、上下のシー
トを貼り合わせたことを特徴とする請求項1記載の光フ
ァイバシート端末部の光ファイバ補強構造。 - 【請求項3】 上下二つ裂きにしかつ平坦にして上下の
シート間に挿入される補強チューブ端部を、上下部で長
さを変えて段違いにしたことを特徴とする請求項2記載
の光ファイバシート端末部の光ファイバ補強構造。 - 【請求項4】 光ファイバを挟んで少なくとも2枚のシ
ートを貼り合わせた光ファイバシートにおける光ファイ
バのシート端縁からの延出部に補強チューブを被せてな
る光ファイバシート端末部の光ファイバ補強構造であっ
て、 光ファイバに被せた前記補強チューブの端部を上下二つ
に裂くとともに、二つ裂きしたその一方をシート間に挿
入し、他方をシートの外面と別に用意した補強シートと
で挟み込み接着固定したことを特徴とする光ファイバシ
ート端末部の光ファイバ補強構造。 - 【請求項5】 上下のシート間に挿入される補強チュー
ブ端部を3つ以上に裂いて分割しかつ平坦にして、上下
のシートを貼り合わせたことを特徴とする請求項1記載
の光ファイバシート端末部の光ファイバ補強構造。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001278109A JP2002333530A (ja) | 2001-03-06 | 2001-09-13 | 光ファイバシート端末部の光ファイバ補強構造 |
US10/489,451 US7369729B2 (en) | 2001-09-13 | 2002-05-29 | Optical fiber sheet and optical fiber sheet production method |
PCT/JP2002/005191 WO2003025640A1 (fr) | 2001-09-13 | 2002-05-29 | Feuille de fibre optique et procede de production de cette feuille de fibre optique |
CNB028177673A CN1293397C (zh) | 2001-09-13 | 2002-05-29 | 光纤薄板及其制作方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001062604 | 2001-03-06 | ||
JP2001-62604 | 2001-03-06 | ||
JP2001278109A JP2002333530A (ja) | 2001-03-06 | 2001-09-13 | 光ファイバシート端末部の光ファイバ補強構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002333530A true JP2002333530A (ja) | 2002-11-22 |
Family
ID=26610728
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001278109A Pending JP2002333530A (ja) | 2001-03-06 | 2001-09-13 | 光ファイバシート端末部の光ファイバ補強構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002333530A (ja) |
-
2001
- 2001-09-13 JP JP2001278109A patent/JP2002333530A/ja active Pending
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