JP3079965B2 - 梁の補強方法 - Google Patents
梁の補強方法Info
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- Rod-Shaped Construction Members (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、梁の補強方法、特
に、梁を補強するために梁の表面に補強シートを貼設す
る梁の補強方法に関する。
に、梁を補強するために梁の表面に補強シートを貼設す
る梁の補強方法に関する。
【0002】
【従来の技術】構造物の梁を補強する方法として、従来
は炭素繊維を一方向に敷きならべてシート状にしたもの
を梁に貼設し、この炭素繊維の引張強度により梁の強度
を増強するものがあり、その一例としては、特公平4−
77104号公報に開示された方法がある。
は炭素繊維を一方向に敷きならべてシート状にしたもの
を梁に貼設し、この炭素繊維の引張強度により梁の強度
を増強するものがあり、その一例としては、特公平4−
77104号公報に開示された方法がある。
【0003】すなわち、この公報に開示された方法は、
図3(a)に示すように、引張強度の高い炭素繊維等を
一方向に敷き並べてシート状にした第1のシート状繊維
31を、梁30の下部表面30aなどの引張応力が作用
する箇所に、繊維が引張応力の作用方向に沿うように貼
設し、梁30に作用する引張応力の一部をシート状繊維
31に負担させて梁の引張強度を増強し、梁30の曲げ
耐力の向上を図るものである。
図3(a)に示すように、引張強度の高い炭素繊維等を
一方向に敷き並べてシート状にした第1のシート状繊維
31を、梁30の下部表面30aなどの引張応力が作用
する箇所に、繊維が引張応力の作用方向に沿うように貼
設し、梁30に作用する引張応力の一部をシート状繊維
31に負担させて梁の引張強度を増強し、梁30の曲げ
耐力の向上を図るものである。
【0004】また、この方法においては、梁30に作用
する引張応力をシート状繊維31に確実に伝えなければ
ならないため、シート状繊維31を梁30の下部表面3
0aに強固に接着して、シート状繊維31と梁30との
付着強度を確保する必要がある。そのために、従来で
は、同図(a)に示すように、梁30の下面30aに第
1のシート状繊維31を配設した後、これと直交するよ
うに、第1のシート状繊維31と同様の、繊維を一方向
に敷きならべてシート状にした第2のシート状繊維32
を重ね合わせて、梁30の一側面30bから下面30a
を経て反対側の側面30bにかけて折曲げて配設し、第
1のシート状繊維31と梁30との付着強度を増強する
方法を採っていた。
する引張応力をシート状繊維31に確実に伝えなければ
ならないため、シート状繊維31を梁30の下部表面3
0aに強固に接着して、シート状繊維31と梁30との
付着強度を確保する必要がある。そのために、従来で
は、同図(a)に示すように、梁30の下面30aに第
1のシート状繊維31を配設した後、これと直交するよ
うに、第1のシート状繊維31と同様の、繊維を一方向
に敷きならべてシート状にした第2のシート状繊維32
を重ね合わせて、梁30の一側面30bから下面30a
を経て反対側の側面30bにかけて折曲げて配設し、第
1のシート状繊維31と梁30との付着強度を増強する
方法を採っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た方法では、第1のシート状繊維31を梁30の下面3
0aに例えば接着材等により貼設した後、これの表面に
さらに接着剤等を塗布し、その後に第1のシート状繊維
31と直交するように重ねて第2のシート状繊維32を
貼設するものであるため、その施工作業が煩雑なものと
なるという問題があった。
た方法では、第1のシート状繊維31を梁30の下面3
0aに例えば接着材等により貼設した後、これの表面に
さらに接着剤等を塗布し、その後に第1のシート状繊維
31と直交するように重ねて第2のシート状繊維32を
貼設するものであるため、その施工作業が煩雑なものと
なるという問題があった。
【0006】この発明は、かかる課題を解決すべくなさ
れたもので、簡単な施工作業により、梁の補強を行うこ
とができる梁の補強方法を提供することを目的とする。
れたもので、簡単な施工作業により、梁の補強を行うこ
とができる梁の補強方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の梁の補強方法は、梁の補強箇所の下部表面に、
繊維材を2方向に配して形成され且つ該梁の幅よりも広
い幅を有するシート部材を貼設し、このシート部材の余
剰部分を折り曲げて該梁の側面に貼設するとともに、こ
の折り曲げた部分に、該梁の長手方向に所定間隔をもっ
てスリットを形成するものである(請求項1)。
本発明の梁の補強方法は、梁の補強箇所の下部表面に、
繊維材を2方向に配して形成され且つ該梁の幅よりも広
い幅を有するシート部材を貼設し、このシート部材の余
剰部分を折り曲げて該梁の側面に貼設するとともに、こ
の折り曲げた部分に、該梁の長手方向に所定間隔をもっ
てスリットを形成するものである(請求項1)。
【0008】上記梁の補強方法では、前記シート部材の
余剰部分に予めスリットを形成しておくことが好ましい
(請求項2)。
余剰部分に予めスリットを形成しておくことが好ましい
(請求項2)。
【0009】また、上記梁の補強方法では、前記シート
部材の余剰部分を折り曲げて前記梁の側面に張設した後
に、該折り曲げた部分に前記スリットを形成することも
できる(請求項3)。
部材の余剰部分を折り曲げて前記梁の側面に張設した後
に、該折り曲げた部分に前記スリットを形成することも
できる(請求項3)。
【0010】上記構成を有する請求項1記載の発明に係
る梁の補強方法によれば、シート部材は繊維材を2方向
に配して形成されたものであるため、2方向に対する強
度が確保され、梁の表面にシート部材を貼設した際に
は、一つのシート部材を貼設するだけで、梁の引張強
度、及び繊維材と梁との付着強度とを増加することがで
きる。すなわち、2方向に配された繊維のうち1方向に
配されるものによって、梁の下部に作用する引張力に対
する梁の強度を増強し、他の方向に配されるものによっ
てシート部材を剥離させる応力に対する強度を増強す
る。
る梁の補強方法によれば、シート部材は繊維材を2方向
に配して形成されたものであるため、2方向に対する強
度が確保され、梁の表面にシート部材を貼設した際に
は、一つのシート部材を貼設するだけで、梁の引張強
度、及び繊維材と梁との付着強度とを増加することがで
きる。すなわち、2方向に配された繊維のうち1方向に
配されるものによって、梁の下部に作用する引張力に対
する梁の強度を増強し、他の方向に配されるものによっ
てシート部材を剥離させる応力に対する強度を増強す
る。
【0011】併せて、この梁の補強方法では、シート部
材の余剰部分にスリットを形成するため、梁に曲げ変形
が作用し歪みを生じた場合であっても、梁の側面に貼設
された折曲部分がよれることがなく、これが剥離するの
を防止することができる。
材の余剰部分にスリットを形成するため、梁に曲げ変形
が作用し歪みを生じた場合であっても、梁の側面に貼設
された折曲部分がよれることがなく、これが剥離するの
を防止することができる。
【0012】また、請求項2記載の発明に係る梁の補強
方法によれば、余剰部分に予めスリットが形成されてい
るため、現場作業時においてスリットを形成する工程を
省略することができる。
方法によれば、余剰部分に予めスリットが形成されてい
るため、現場作業時においてスリットを形成する工程を
省略することができる。
【0013】さらに、請求項3記載の発明にかかる梁の
補強方法によれば、シート部材の余剰部分を折り曲げ梁
の側面に貼設した後に、ここにスリットを形成するた
め、シート部材を梁に貼設したうえで、スリットの形成
を必要とする箇所を適宜選択することができ、スリット
の効果をより確実なものとすることができる。
補強方法によれば、シート部材の余剰部分を折り曲げ梁
の側面に貼設した後に、ここにスリットを形成するた
め、シート部材を梁に貼設したうえで、スリットの形成
を必要とする箇所を適宜選択することができ、スリット
の効果をより確実なものとすることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面を参照して詳細に説明する。図1(a)、(b)
はこの発明の第1の実施形態にかかる梁の補強方法を示
すものである。なお、図1(a)及び(b)において、
梁10は例えば既存の構造物の構造部材であり、以下の
作用手順により補強される。
付図面を参照して詳細に説明する。図1(a)、(b)
はこの発明の第1の実施形態にかかる梁の補強方法を示
すものである。なお、図1(a)及び(b)において、
梁10は例えば既存の構造物の構造部材であり、以下の
作用手順により補強される。
【0015】まず、図1(b)に示すように、梁10の
補強箇所の下部表面10aに、繊維材を2方向に配して
形成され且つ梁10の幅wよりも広い幅を有するシート
部材11を貼設する。このシート部材11を貼設する際
には、シート部材11の中央に梁10の下部表面10a
が位置するように配置し、シート部材11の両側に余剰
部分11a、11aが形成されるようにする。
補強箇所の下部表面10aに、繊維材を2方向に配して
形成され且つ梁10の幅wよりも広い幅を有するシート
部材11を貼設する。このシート部材11を貼設する際
には、シート部材11の中央に梁10の下部表面10a
が位置するように配置し、シート部材11の両側に余剰
部分11a、11aが形成されるようにする。
【0016】このシート部材11は、本実施例では、炭
素繊維材を2方向に編んでシート状としたものを用い、
これを梁10に貼設する際には、引張応力が梁10に作
用する方向、即ち梁10の長手方向(図中矢印X)に炭
素繊維が沿うように配設する。なお、かかるシート部材
11の貼設は通常用いられている接着剤を使用すること
ができる。
素繊維材を2方向に編んでシート状としたものを用い、
これを梁10に貼設する際には、引張応力が梁10に作
用する方向、即ち梁10の長手方向(図中矢印X)に炭
素繊維が沿うように配設する。なお、かかるシート部材
11の貼設は通常用いられている接着剤を使用すること
ができる。
【0017】そして、シート部材11の梁10の下面1
0aへの貼設作業が終了したら、次いで、同図(b)に
示すように、シート部材11の余剰部分11a,11a
を上方へ折り曲げて梁10の側面10bに貼設する。な
お、この貼設作業も通常の接着剤を用いて行うことがで
きる。
0aへの貼設作業が終了したら、次いで、同図(b)に
示すように、シート部材11の余剰部分11a,11a
を上方へ折り曲げて梁10の側面10bに貼設する。な
お、この貼設作業も通常の接着剤を用いて行うことがで
きる。
【0018】次いで、折り曲げた余剰部分11aに、梁
10の長手方向Xに所定間隔をもってスリット12を形
成し、その後作業を終了する。このスリット12は、梁
10の背hとほぼ等しくなるように、梁10の高さ方向
に沿ってカッタ等により形成する。なお、本実施例で
は、このスリット12を形成する作業は、余剰部分11
aを折り曲げて梁10の側面10bに貼設した後に行
う。
10の長手方向Xに所定間隔をもってスリット12を形
成し、その後作業を終了する。このスリット12は、梁
10の背hとほぼ等しくなるように、梁10の高さ方向
に沿ってカッタ等により形成する。なお、本実施例で
は、このスリット12を形成する作業は、余剰部分11
aを折り曲げて梁10の側面10bに貼設した後に行
う。
【0019】このような作業手順の梁の補強方法によれ
ば、シート部材11は繊維材を2方向に配して形成され
たものであるため、2方向に対する強度が確保され梁1
0の表面にシート部材11を貼設した際には、一つのシ
ート部材11を貼設するだけで、梁10の引張強度、及
びシート部材11と梁10との付着強度とを増加するこ
とができる。
ば、シート部材11は繊維材を2方向に配して形成され
たものであるため、2方向に対する強度が確保され梁1
0の表面にシート部材11を貼設した際には、一つのシ
ート部材11を貼設するだけで、梁10の引張強度、及
びシート部材11と梁10との付着強度とを増加するこ
とができる。
【0020】併せて、シート部材11の余剰部分11a
にスリット12を形成するため、梁10に曲げ変形が作
用し歪みを生じた場合であっても、梁10の側面10b
に貼設された余剰部分11aがよれることがなく、シー
ト部材11が剥離するのを防止することができる。
にスリット12を形成するため、梁10に曲げ変形が作
用し歪みを生じた場合であっても、梁10の側面10b
に貼設された余剰部分11aがよれることがなく、シー
ト部材11が剥離するのを防止することができる。
【0021】なお、本実施形態では、シート部材11の
余剰部分11aを折り曲げ梁10の側面10bに貼設し
た後に、ここにスリット12を形成するため、シート部
材11を梁10に貼設したうえで、スリット12の形成
を必要とする箇所を適宜選択することができ、スリット
12の効果をより確実なものとすることができる。
余剰部分11aを折り曲げ梁10の側面10bに貼設し
た後に、ここにスリット12を形成するため、シート部
材11を梁10に貼設したうえで、スリット12の形成
を必要とする箇所を適宜選択することができ、スリット
12の効果をより確実なものとすることができる。
【0022】次いで、本発明の梁の補強方法の第2の実
施形態について図2を参照にして詳細に説明する。
施形態について図2を参照にして詳細に説明する。
【0023】本実施形態の要旨は、前述した第1の実施
形態において、予めシート部材にスリットを形成してお
くことにある。すなわち、本実施形態で用いられる梁1
0の補強用シート13は、同図(b)に示すように、繊
維材を2方向に配して形成されるとともに、梁10の補
強箇所下面10aの形状と略同形状をなす補強部13a
と、繊維材を2方向に配して補強部13aの両側に一体
的に形成される折曲部13bとから概略構成されるもの
である。そして、折曲部13bには、長手方向に所定間
隔をもってスリット12が多数形成されている。
形態において、予めシート部材にスリットを形成してお
くことにある。すなわち、本実施形態で用いられる梁1
0の補強用シート13は、同図(b)に示すように、繊
維材を2方向に配して形成されるとともに、梁10の補
強箇所下面10aの形状と略同形状をなす補強部13a
と、繊維材を2方向に配して補強部13aの両側に一体
的に形成される折曲部13bとから概略構成されるもの
である。そして、折曲部13bには、長手方向に所定間
隔をもってスリット12が多数形成されている。
【0024】そして、このような構成の補強用シート1
3を用いて梁10を補強するには、先ず、同図(b)に
示すように、補強部13aを梁10の補強箇所下面10
aに貼設するとともに、折曲部13bを折り曲げて梁1
0の補強部側面10bに貼設する。かかる貼設は通常の
接着剤等を用いて行う。
3を用いて梁10を補強するには、先ず、同図(b)に
示すように、補強部13aを梁10の補強箇所下面10
aに貼設するとともに、折曲部13bを折り曲げて梁1
0の補強部側面10bに貼設する。かかる貼設は通常の
接着剤等を用いて行う。
【0025】このような補強用シート13よれば、これ
を梁10に貼設する際、補強部13aは、梁10の補強
箇所下面10aの形状と略同形状をなしているため、補
強用シート13を梁10の補強箇所に貼設する作業が容
易となる。また、折曲部13bには予めスリット12が
形成されているため、現場作業時においてスリット12
を形成する工程を省略することができる。
を梁10に貼設する際、補強部13aは、梁10の補強
箇所下面10aの形状と略同形状をなしているため、補
強用シート13を梁10の補強箇所に貼設する作業が容
易となる。また、折曲部13bには予めスリット12が
形成されているため、現場作業時においてスリット12
を形成する工程を省略することができる。
【0026】そして、このような補強用シート13を梁
10に貼設した後には、前述した実施形態と同様に、補
強用シート13は、繊維材を2方向に配して形成された
ものであるため、梁10の引張強度、及び補強用シート
部材13と梁10との付着強度とを増加することができ
る。
10に貼設した後には、前述した実施形態と同様に、補
強用シート13は、繊維材を2方向に配して形成された
ものであるため、梁10の引張強度、及び補強用シート
部材13と梁10との付着強度とを増加することができ
る。
【0027】さらに、補強用シート13の折曲部13b
にスリット12を形成するため、梁10に曲げ変形が作
用し歪みを生じた場合であっても、梁10の側面10b
に貼設された折曲部13bがよれることがなく、補強用
シート13が剥離するのを防止することができる。
にスリット12を形成するため、梁10に曲げ変形が作
用し歪みを生じた場合であっても、梁10の側面10b
に貼設された折曲部13bがよれることがなく、補強用
シート13が剥離するのを防止することができる。
【0028】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、請求項1
記載の発明に係る梁の補強方法によれば、シート部材は
繊維材を2方向に配して形成されたものであるため、2
方向に対する強度が確保され、梁の表面にシート部材を
貼設した際には、一つのシート部材を貼設するだけで、
梁の引張強度、及び繊維材と梁との付着強度とを増加す
ることができる。すなわち、2方向に配された繊維のう
ち1方向に配されるものによって、梁の下部に作用する
引張力に対する梁の強度を増強し、他の方向に配される
ものによってシート部材を剥離させる応力に対する強度
を増強する。
記載の発明に係る梁の補強方法によれば、シート部材は
繊維材を2方向に配して形成されたものであるため、2
方向に対する強度が確保され、梁の表面にシート部材を
貼設した際には、一つのシート部材を貼設するだけで、
梁の引張強度、及び繊維材と梁との付着強度とを増加す
ることができる。すなわち、2方向に配された繊維のう
ち1方向に配されるものによって、梁の下部に作用する
引張力に対する梁の強度を増強し、他の方向に配される
ものによってシート部材を剥離させる応力に対する強度
を増強する。
【0029】併せて、この梁の補強方法では、シート部
材の余剰部分にスリットを形成するため、梁に曲げ変形
が作用し歪みを生じた場合であっても、梁の側面に貼設
された折曲部分がよれることがなく、これが剥離するの
を防止することができる。
材の余剰部分にスリットを形成するため、梁に曲げ変形
が作用し歪みを生じた場合であっても、梁の側面に貼設
された折曲部分がよれることがなく、これが剥離するの
を防止することができる。
【0030】また、請求項2記載の発明に係る梁の補強
方法によれば、余剰部分に予めスリットが形成されてい
るため、現場作業時においてスリットを形成する工程を
省略することができる。
方法によれば、余剰部分に予めスリットが形成されてい
るため、現場作業時においてスリットを形成する工程を
省略することができる。
【0031】さらに、請求項3記載の発明にかかる梁の
補強方法によれば、シート部材の余剰部分を折り曲げ梁
の側面に貼設した後に、ここにスリットを形成するた
め、シート部材を梁に貼設したうえで、スリットの形成
を必要とする箇所を適宜選択することができ、スリット
の効果をより確実なものとすることができる。
補強方法によれば、シート部材の余剰部分を折り曲げ梁
の側面に貼設した後に、ここにスリットを形成するた
め、シート部材を梁に貼設したうえで、スリットの形成
を必要とする箇所を適宜選択することができ、スリット
の効果をより確実なものとすることができる。
【図1】本発明に係る梁の補強方法の第1の実施形態を
示す説明図であり、(a)はその斜視図であり、(b)
はその側面図である。
示す説明図であり、(a)はその斜視図であり、(b)
はその側面図である。
【図2】本発明に係る梁の補強方法の第2の実施形態を
示す説明図であり、(a)はその平面図であり、(b)
はその斜視図である。
示す説明図であり、(a)はその平面図であり、(b)
はその斜視図である。
【図3】従来の梁の補強方法を示す説明図であり、
(a)及び(b)はその作業手順を示す斜視図である。
(a)及び(b)はその作業手順を示す斜視図である。
10 梁 11 シート部材 12 スリット 13 補強用シート
Claims (3)
- 【請求項1】 梁の補強箇所の下部表面に、繊維材を2
方向に配して形成され且つ該梁の幅よりも広い幅を有す
るシート部材を貼設し、このシート部材の余剰部分を折
り曲げて該梁の側面に貼設するとともに、この折り曲げ
た部分に、該梁の長手方向に所定間隔をもってスリット
を形成することを特徴とする梁の補強方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載の梁の補強方法であっ
て、前記シート部材の余剰部分に予めスリットを形成し
ておくことを特徴とする梁の補強方法。 - 【請求項3】 請求項1に記載の梁の補強方法であっ
て、前記シート部材の余剰部分を折り曲げて前記梁の側
面に張設した後に、該折り曲げた部分に前記スリットを
形成することを特徴とする梁の補強方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07218848A JP3079965B2 (ja) | 1995-08-28 | 1995-08-28 | 梁の補強方法 |
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|---|---|---|---|
| JP07218848A JP3079965B2 (ja) | 1995-08-28 | 1995-08-28 | 梁の補強方法 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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| DE10032595A1 (de) * | 2000-07-07 | 2002-01-17 | Josef Scherer | Armierung für Bauwerksoberflächen |
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1995
- 1995-08-28 JP JP07218848A patent/JP3079965B2/ja not_active Expired - Fee Related
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