JP2894980B2 - コンビネーションマスク - Google Patents

コンビネーションマスク

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JP2894980B2
JP2894980B2 JP7313267A JP31326795A JP2894980B2 JP 2894980 B2 JP2894980 B2 JP 2894980B2 JP 7313267 A JP7313267 A JP 7313267A JP 31326795 A JP31326795 A JP 31326795A JP 2894980 B2 JP2894980 B2 JP 2894980B2
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正彦 安藤
孝之 八木沢
均 花輪
幹 木村
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スクリーン印刷に
使用されるコンビネーションマスクに関する技術であ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のコンビネーションマスク
として、特公平7ー45241号公報に示される技術が
開示されている。この公報に示されるコンビネーション
マスクは、四角形状に形成された版枠材の内側に、スク
リーンメッシュを緊張させた状態で張り付け、このスク
リーンメッシュの中央部に、印刷面(文字、図柄等が描
かれる)となるシートを接着剤を介して貼り付けた後、
該シートの貼付シロの内側部分に位置するスクリーンメ
ッシュを、該シートの縁部に沿って切り抜いてなるもの
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
に構成されたコンビネーションマスクでは、スクリーン
メッシュが、版枠材を構成する四辺の枠材に四方(天地
左右)に引っ張られた状態で保持されているので、該ス
クリーンメッシュの中央部をシートの縁部に沿って切り
抜く際に、枠材への引張力によって、該スクリーンメッ
シュが裂ける恐れがあり、更には、該スクリーンメッシ
ュの破れによって中央部のシートも裂ける恐れがあり、
これによって経済的な損失が大きくなるという問題があ
った。
【0004】この発明は上記の事情に鑑みてなされたも
のであって、スクリーンメッシュの中央部をシートの縁
部に沿って切り抜く際に、該スクリーンメッシュ及びシ
ートが裂けることを防止することが可能な経済性の良い
コンビネーションマスクの提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1に係る発明は、四角形状に形成された版枠材
の内側に緊張した状態で保持されたスクリーンメッシュ
と、該スクリーンメッシュの中央部に貼り付けられて、
印刷面となるシートとを有し、該シートの貼付シロの内
側部分に位置するスクリーンメッシュが、該シートの縁
部に沿って切り抜かれたコンビネーションマスクであっ
て、前記スクリーンメッシュは少なくとも2枚が重ね合
わされた状態で版枠材に保持されているとともに、 これ
ら重ね合わされたスクリーンメッシュは、共に前記シー
トに対し上面側から貼り付けられていることを特徴とす
る。
【0006】請求項2に係る発明は、四角形状に形成さ
れた版枠材の内側に緊張した状態で保持されたスクリー
ンメッシュと、該スクリーンメッシュの中央部に貼り付
けられて印刷面となるシートとを有し、該シートの貼付
シロの内側部分に位置するスクリーンメッシュが、該シ
ートの縁部に沿って切り抜かれたコンビネーションマス
クであって、 前記スクリーンメッシュは少なくとも2枚
が重ね合わされた状態で版枠材に保持されているととも
に、メッシュを形成する糸の方向が互いに異なるように
重ね合わされていることを特徴とする。
【0007】そして、上記のように構成された本発明で
は以下に示すような作用が奏される。すなわち、第1の
発明に示すコンビネーションマスクでは、少なくとも2
枚のスクリーンメッシュが重ね合わされた状態で版枠材
に保持されているので、スクリーンメッシュの中央部を
シートの縁部に沿って切り抜く際に、枠材への引張力に
よって、該スクリーンメッシュが裂けることが防止さ
れ、従来のように、スクリーンメッシュ及びシートが無
駄に使用されることが防止される。また、スクリーンメ
ッシュの中央部を切り抜く際に、該スクリーンメッシュ
を一枚ずつ順次切り抜くようにすれば、スクリーンメッ
シュの切り抜く工程において、該スクリーンメッシュの
切抜箇所に、枠材への引張力が集中してかかることが無
く、より効果的に該スクリーンメッシュの破れを防止す
ることができる。
【0008】第2の発明に示すコンビネーションマスク
では、複数のスクリーンメッシュが、メッシュを形成す
る糸の方向が互いに異なるように重ね合わされているの
で、スクリーンメッシュの中央部をシートの縁部に沿っ
て切り抜く際において、枠材への引張力によって該スク
リーンメッシュが裂けようとする場合、その裂ける方向
が、スクリーンメッシュによって異なることになり、こ
れによって、効果的にスクリーンメッシュの破れを防止
することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
〜図6に基づいて説明する。まず、コンビネーションマ
スク10の全体構成を説明すると、図1、図2におい
て、符号1で示すものは4組の枠材1A〜1Dによって
四角形状に形成された版枠材であって、この版枠材1の
内側には、天地左右に緊張した状態で、ポリエステル系
合成繊維からなる糸によって編まれたスクリーンメッシ
ュ2・3が張り合わされている。スクリーンメッシュ2
・3は、図3で示すように、メッシュを形成する糸の方
向が互いに異なるように重ね合わされているものであっ
て、このスクリーンメッシュ2・3の中央部には、文
字、図柄等が貫通孔により描画されるシート4が貼付シ
ロである接着剤層5を介して貼り付けられている。ま
た、接着剤層5の内側部分に位置するスクリーンメッシ
ュ2・3は、シート4の縁部に沿って切り抜かれ、これ
によって上面側においてシート4が露出するようになっ
ている。このシート4としては、文字、図柄が描画され
る樹脂メッシュ、文字、絵柄が描画される金属メッシュ
などが使用されるものであって、スクリーンメッシュ2
・3に接着される接着剤層5の部分は段部(図2に符号
4Aで示す)となって、スクリーンメッシュ2・3との
上面高さが同一となるように調整されている。また、こ
の接着剤層5は、図1に示す領域において、スクリーン
メッシュ2とスクリーンメッシュ3との間、スクリーン
メッシュ3とシート4との間に設けられ、この接着剤層
5の箇所において、スクリーンメッシュ2・3と、シー
ト4とが一体に結合されている。
【0010】なお、スクリーンメッシュ2・3を切り抜
く際には、図4〜図6に示すように上側のスクリーンメ
ッシュ2・3から一枚ずつ順次切り抜くようにすれば、
スクリーンメッシュ2・3の切り抜く工程において、該
スクリーンメッシュ2・3の切抜箇所に、枠材1A〜1
Dへの引張力が集中してかかることが無く、より効果的
に該スクリーンメッシュ2・3の破れを防止することが
可能となる。
【0011】以上詳細に説明したように上記実施の形態
に示すコンビネーションマスク10では、少なくとも2
枚のスクリーンメッシュ2・3が重ね合わされた状態で
版枠材1に保持されているので、スクリーンメッシュ2
・3の中央部をシート4の縁部に沿って切り抜く際に、
枠材1A〜1Dへの引張力によって、該スクリーンメッ
シュ2・3が裂けることが防止され、従来のように、ス
クリーンメッシュ2・3及びシート4が無駄に使用され
ることが防止される。また、図4〜図6を参照して説明
したように、スクリーンメッシュ2・3の中央部を切り
抜く際に、該スクリーンメッシュ2・3を一枚ずつ順次
切り抜くようにすれば、スクリーンメッシュ2・3の切
り抜く工程において、該スクリーンメッシュ2・3の切
抜箇所に、枠材1A〜1Dへの引張力が集中してかかる
ことが無く、この点においても、より効果的に該スクリ
ーンメッシュ2・3の破れを防止することが可能とな
る。
【0012】また、コンビネーションマスク10では、
図3に示すように、複数のスクリーンメッシュ2・3
が、メッシュ2・3を形成する糸の方向が互いに異なる
ように重ね合わされているので、スクリーンメッシュ2
・3の中央部をシート4の縁部に沿って切り抜く際にお
いて、枠材1A〜1Dへの引張力によって該スクリーン
メッシュ2・3が裂けようとする場合、その裂ける方向
が、スクリーンメッシュ2・3によって異なることにな
り、これによって、効果的にスクリーンメッシュ2・3
の破れを防止することが可能となる。
【0013】なお、上記コンビネーションマスク10で
は、2枚のスクリーンメッシュ2・3を重ね合わせるよ
うにしたが、これに限定されず、2枚以上のスクリーン
メッシュ2・3を重ね合わせるようにしても良い。
【0014】
【発明の効果】以上詳細に説明したように第1の発明に
示すコンビネーションマスクでは、少なくとも2枚のス
クリーンメッシュが重ね合わされた状態で版枠材に保持
されているので、スクリーンメッシュの中央部をシート
の縁部に沿って切り抜く際に、枠材への引張力によっ
て、該スクリーンメッシュが裂けることが防止され、従
来のように、スクリーンメッシュ及びシートが無駄に使
用されることが防止される。また、スクリーンメッシュ
の中央部を切り抜く際に、該スクリーンメッシュを一枚
ずつ順次切り抜くようにすれば、スクリーンメッシュの
切り抜く工程において、該スクリーンメッシュの切抜箇
所に、枠材への引張力が集中してかかることが無く、よ
り効果的に該スクリーンメッシュの破れを防止すること
が可能となる。
【0015】第2の発明に示すコンビネーションマスク
では、複数のスクリーンメッシュが、メッシュを形成す
る糸の方向が互いに異なるように重ね合わされているの
で、スクリーンメッシュの中央部をシートの縁部に沿っ
て切り抜く際において、枠材への引張力によって該スク
リーンメッシュが裂けようとする場合、その裂ける方向
が、スクリーンメッシュによって異なることになり、こ
れによって、効果的にスクリーンメッシュの破れを防止
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるコンビネーションマスク10の
平面図。
【図2】図1のIIーII線に沿う正断面図。
【図3】スクリーンメッシュ2・3のメッシュ糸の配置
方向を示す平面図。
【図4】スクリーンメッシュ2・3の中央部を切り抜く
工程(1)を示す正断面図。
【図5】スクリーンメッシュ2・3の中央部を切り抜く
工程(2)を示す正断面図。
【図6】スクリーンメッシュ2・3の中央部を切り抜く
工程(3)を示す正断面図。
【符号の説明】
1 版枠材 2 スクリーンメッシュ 3 スクリーンメッシュ 4 シート 5 接着剤層 10 コンビネーションマスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−76365(JP,A) 実開 昭56−139547(JP,U) 特公 平7−45241(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41C 1/14 B41N 1/24

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 四角形状に形成された版枠材の内側に緊
    張した状態で保持されたスクリーンメッシュと、該スク
    リーンメッシュの中央部に貼り付けられて印刷面となる
    シートとを有し、該シートの貼付シロの内側部分に位置
    するスクリーンメッシュが、該シートの縁部に沿って切
    り抜かれたコンビネーションマスクであって、 前記スクリーンメッシュは少なくとも2枚が重ね合わさ
    れた状態で版枠材に保持されているとともに、 これら重ね合わされたスクリーンメッシュは、共に前記
    シートに対し上面側から貼り付けられていることを特徴
    とするコンビネーションマスク。
  2. 【請求項2】 四角形状に形成された版枠材の内側に緊
    張した状態で保持されたスクリーンメッシュと、該スク
    リーンメッシュの中央部に貼り付けられて印刷面となる
    シートとを有し、該シートの貼付シロの内側部分に位置
    するスクリーンメッシュが、該シートの縁部に沿って切
    り抜かれたコンビネーションマスクであって、 前記スクリーンメッシュは少なくとも2枚が重ね合わさ
    れた状態で版枠材に保持されているとともに、メッシュ
    を形成する糸の方向が互いに異なるように重ね合わされ
    ていることを特徴とするコンビネーションマスク。
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