JPH01105871A - 梁の補強方法 - Google Patents

梁の補強方法

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JPH01105871A
JPH01105871A JP26176187A JP26176187A JPH01105871A JP H01105871 A JPH01105871 A JP H01105871A JP 26176187 A JP26176187 A JP 26176187A JP 26176187 A JP26176187 A JP 26176187A JP H01105871 A JPH01105871 A JP H01105871A
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JP
Japan
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sheet
fiber
adhesive
fibers
carbon
Prior art date
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Application number
JP26176187A
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JPH0477104B2 (ja
Inventor
Katsuro Obata
小畠 克朗
Kozo Kimura
耕三 木村
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Obayashi Corp
Original Assignee
Obayashi Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はシート状繊維を用いた梁の補強方法に関する。
(従来の技術) 既存のWJ造物における梁の補強方法としては既に各種
の方法が提案され実施されている。ところで、近年の高
強度長繊維の急速な開発、実用化にともない、建築分野
においてもこのような繊維を応用する試みがなされてお
り、例えば梁の補強方法においては第3図に示す如く既
存の梁1の下面に梁1の軸線方向に沿ってシート状炭素
繊維2を取付けることが提案されている。このように梁
1の下面にシート状炭素繊維2を取付けると、梁1の特
に曲げ強度を増大させることができる。
梁1の下面に対するシート状炭素繊維2の取付方法とし
ては、現在のところ第4図〜第6図に示す3つの方法が
検討されている。まず第4図は2本のボルト3によって
シート状炭素繊維2を直接梁1の下面に取付ける方法で
ある0次に第5図はボルト3とシート状炭素繊維2との
間に押え板4を挟んで取付ける方法である。この方法は
ボルト3の周囲のシート状炭素繊維2が破断しにくいの
で第4図に示す取付方法よりも望ましいといえる。
次に第6図はボルトを用いずに接着剤によってシート状
炭素繊維2を梁1の下面に貼付する取付方法である。こ
の方法は施工が簡単で低コストですむので有力な方法と
してその実用化が検討されつつある。
上記3つの取付方法はいずれもシート状炭素繊維2をそ
の全長にわたって梁1に固定する必要は  。
なく、第3図に示す如くシート状炭素繊維2の両端部分
の所定長さJ21を定着区間として梁1に固定すればよ
いのである。これにより梁1の中間部分の長さJ22は
補強区間とされる。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、第6図に示す接着式の取付方法においては、接
着剤の引張せん断強度がシート状炭素繊維2の引張強度
に比べると小さいので、これを補うために定着区間とし
ての長さJ21を長くしなければならない。このため接
着式の取付方法は比較的短いスパンの梁lに対してその
適用が困難である。
本発明は上述した接着式取付方法の問題点を有効に解決
すべく創案するに至ったものであって、その目的はシー
ト状(炭素)繊維の定着区間を短くすることのできる梁
の補強方法を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 上述した問題点を解決するため本発明は、梁の下面に軸
線方向に沿って第1のシート状繊維を接着剤で貼付し、
この第1のシート状繊維の中間部分の上に重ねるように
第2のシート状繊維を上記梁の下面から側面にかけて接
着剤で貼付するようにしたものである。
(作 用) 上述の如く構成した梁の補強方法においては、梁にかか
る曲げモーメントが梁自体の曲げ強度と梁下面における
第1のシート状繊維の引張抵抗に加え、梁側面における
第2のシート状繊維の引張抵抗によっても受持たれるこ
とになるので、第1のシート状繊維にかかる引張力が軽
減され、これにより第1のシート状繊維の定着区間の短
縮化が可能となる。
(実 施 例) 以下に本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。第
1図および第2図に示す如く、本発明においては梁1の
補強が第1のシート状繊維5と第2のシート状繊維6に
よりなされている。第1のシート状繊維5は前述した第
6図のシート状炭素繊維2と同様にその両端部分が梁1
の下面に接着剤にて固定されているが、その固定区間(
定着区間)は従来よりも短くなっている(図示せず)。
第2のシート状繊維6は第2図に明示する如く、第1の
シート状繊維5の上に重ねて接着剤にて貼付されるとと
もに、その両端部が梁1の側面に接着剤にて貼付されて
いる。なお第2のシート状繊維6に織物を用いた場合は
、第2図で鎖線にて示す如く第2のシート状繊維6の両
端部を上方に折返して貼付することができるので施工性
がきわめて良くなる。
上述した補強構造では、第1図(a)に示す如く梁1に
曲げモーメントMが作用すると、これに対抗して梁1自
体に曲げ応力が生じるとともに、第1のシート状繊維5
に引張力Tが生じ、また第2のシート状繊維6に三角形
分布引張力Sが生じる。従って引張力Tは従来に比べる
と引張力Sの分だけ小さくなっており、これにより第1
のシート状繊維5の定着区間にかかる力が軽減され、同
区間を短縮しても十分な梁1の強度を維持することがで
きる。
第1図(b)は、本発明の変形実施例を示している。同
図に示すように梁1の中間部分に第2のシート状繊維6
を貼付し、第1のシート状繊維5を定着したため、ひび
われ7が生じると第1のシート状繊維5の端部分の定着
効果が失われる。これを補うため、ひびわれ7が生じた
時点であるいは予め、第1のシート状繊維5の端部分の
上に重ねるように第2のシート状繊維6′を梁の下面か
ら側面にかけて接着剤で貼付けして、梁1の強度を維持
することができる。このようにすることにより、梁1の
強度をより向上させることができる。
以上、本発明の一実施例につき説明したが、本発明は上
記実施例に限定されることなく種々の変形が可能であっ
て、例えばシート状繊維5,6は炭素系繊維であっても
よいしその他の高強度繊維であってもよい。
(発明の効果) 本発明は上述の如く、梁の下面に軸線方向に沿って第1
のシート状mmを貼付するとともに、この第1のシート
状繊維の上に重ねるようにして第2のシート状繊維を梁
の下面から側面にかけて貼付しているので、梁に作用す
る曲げ力が第2のシート状繊維の引張抵抗によっても受
持なれることになり、その分だけ第1のシート状m維の
引張力を軽減でき、同シート状繊維の両端定着区間の長
さを短縮化することが可能になり、スパンが比教的短い
梁の補強に対してこの種の補強方法を容易に適用可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、(b)は本発明に係る補強方法を施した
梁の側面図、第2図は第1図(a)の■−■線矢視断面
図である。また第3図〜第6図は従来例を示したもので
あって、第3図は梁の側面図、第4図(a>および(b
)はボルトによるシート状炭素繊維の定着部分の側面図
および下面図、第5図(a)および(b)はボルドーと
押え板によるシート状炭素繊維の定着部分の側面図およ
び下面図、第6図(a)および(b)は接着によるシー
ト状炭素繊維の定着部分の側面図および下面図である。 1・・・・・・梁 5・・・・・・第1のシート状繊維 6・・・・・・第2のシート状繊維 7・・・・・・ひびわれ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 梁の下面に軸線方向に沿って第1のシート状繊維を接着
    剤で貼付し、この第1のシート状繊維の中間部分の上に
    重ねるように第2のシート状繊維を上記梁の下面から側
    面にかけて接着剤で貼付したことを特徴とする梁の補強
    方法。
JP26176187A 1987-10-19 1987-10-19 梁の補強方法 Granted JPH01105871A (ja)

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JP26176187A JPH01105871A (ja) 1987-10-19 1987-10-19 梁の補強方法

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JPH01105871A true JPH01105871A (ja) 1989-04-24
JPH0477104B2 JPH0477104B2 (ja) 1992-12-07

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JPH09125601A (ja) * 1995-09-01 1997-05-13 Kumagai Gumi Co Ltd コンクリート構造物の穴の周縁の補強構造およびコンクリート梁の穴の周縁の補強方法
KR20020057924A (ko) * 2002-06-14 2002-07-12 김동진 탄소섬유를 보강한 고인장 h 형강 보의 생산

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JPS5798825U (ja) * 1980-12-06 1982-06-17
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