JP2002364849A - 燃焼器 - Google Patents

燃焼器

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JP2002364849A
JP2002364849A JP2001173005A JP2001173005A JP2002364849A JP 2002364849 A JP2002364849 A JP 2002364849A JP 2001173005 A JP2001173005 A JP 2001173005A JP 2001173005 A JP2001173005 A JP 2001173005A JP 2002364849 A JP2002364849 A JP 2002364849A
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air flow
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    • F23RGENERATING COMBUSTION PRODUCTS OF HIGH PRESSURE OR HIGH VELOCITY, e.g. GAS-TURBINE COMBUSTION CHAMBERS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃料と空気との混合作用を高めつつ燃焼振動
の発生を抑えるようにした燃焼器を提供する。 【解決手段】 本発明は、空気を内部に供給するための
空気用流路と、燃料を噴出させる噴出口を備えていて前
記空気用流路に配置される燃料ノズルとを含む燃焼器に
おいて、前記燃料ノズルの前記噴出口に隣接する乱流発
生体を前記空気用流路内に具備する燃焼器に関する。さ
らに、本発明は、空気を内部に供給するための空気用流
路と、燃料を噴出させる噴出口を備えていて前記空気用
流路に配置される燃料ノズルとを含む燃焼器において、
前記空気用流路にディフューザ部を具備し、該ディフュ
ーザ部によって、前記噴出口付近に位置する前記空気用
流路の部分の断面積は、前記噴出口よりも空気の流れに
対して下流に位置する前記空気用流路の下流部分の断面
積よりも小さくなっている燃焼器に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃焼器、特にガス
タービンに使用されるガスタービン燃焼器に関する。
【0002】
【従来の技術】図11は従来技術、例えば特開平6−2
848号公報に開示された燃料ノズルを含む燃焼器の長
手方向断面図である。図11に示すような燃焼器100
の内筒180の中心軸線上にはパイロットノズル300
が配置されており、このパイロットノズル300周りに
は、パイロットノズル300に対してほぼ平行に延びる
複数の燃料ノズル200が周方向にほぼ等間隔に配置さ
れている。これらパイロットノズル300および燃料ノ
ズル200には燃料が供給されるようになっている。燃
料ノズル200の棒状本体周りには、旋回羽根またはス
ワーラ290が配置されている。燃料ノズル200に
は、燃料ノズルの側壁から放射状に半径方向外側に延び
る複数の中空支柱250が設けられており、中空支柱2
50と燃料ノズル200とは連通している。中空支柱2
50には複数の噴出口260が設けられており、燃料を
燃料ノズル200の先端方向に噴出するようになってい
る。さらに、燃料ノズル200の先端には混合室150
が形成されており、パイロットノズル300の先端付近
には予混合ノズル170によりパイロット燃焼室160
が形成されている。
【0003】燃焼器の空気流入口部110から燃焼器1
00に進入した燃焼用空気は内筒端部120において約
180°反転して空気通路140に流入する。この燃焼
用空気の一部分は、中空支柱250の噴出口260から
噴出された燃料と混合されつつ燃料ノズル200のスワ
ーラ290に流入する。これにより、燃焼用空気の流れ
に主に周方向に旋回が与えられて燃焼用空気は燃料とさ
らに混合され、予混合空気が混合室150に形成され
る。
【0004】さらに、燃焼用空気の残りの部分はパイロ
ットノズル300と予混合ノズル170との間に配置さ
れたスワーラ390に流入する。次いで、この燃焼用空
気はパイロットノズル300から噴出された燃料と共に
パイロット燃焼室160において燃焼され、パイロット
火炎が形成される。中空支柱250の噴出口260から
噴出された燃料と混合された予混合空気は、このパイロ
ット火炎に接触して主火炎を形成して燃焼する。
【0005】このような特開平6−2848号公報に開
示される燃焼器の場合に、燃料噴出口を有した中空支柱
から燃料を噴出することで、燃料と空気とを均等に混合
させている。混合作用をより一層高めるためには、一つ
の中空支柱250あたりの噴出口の数を増やすと共に中
空支柱250の数を増やすことが想定されるが、中空支
柱の数および噴出口の数には物理的な制約があり、より
一層の混合作用を持たせるには限界がある。一般的に、
燃焼用空気に対する燃料の比率が高いほど、つまりホッ
トスポットが発生するとNOxが生じやすい傾向にある
ので、燃料と空気とを均等に混合させるのが望ましい。
【0006】また、特開平6−2848号公報に開示さ
れるような予混合タイプの燃焼器では、比較的狭い空間
で燃焼がおこなわれる場合に、燃焼により解放されるエ
ネルギーの空間的な密度が高くなり、結果として燃焼振
動が生ずる。燃焼振動は燃焼器の気柱共鳴と関連してお
り、燃焼器の長さ、容積および流動抵抗に応じて定ま
る。この場合には、予混合ノズル170における速度変
動により燃料濃度が変化し、自励的な振動現象である燃
焼振動が生ずる。燃焼振動によって燃焼が不安定となり
燃焼器を安定して運転することができなくなるので、燃
焼振動の発生を抑える必要がある。
【0007】特願2000−220832号明細書は、
空気を取り入れる入口部に速度変動吸収部材を設けるこ
とにより燃焼振動の発生を抑えるようにした燃焼器ノズ
ルを開示している。この従来技術においては、速度変動
吸収部材が流動抵抗を発生させて燃焼振動による速度変
動を吸収することにより、燃焼振動の発生を抑えてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特願2
000−220832号明細書に開示される燃焼器の場
合には、空気は入口部に位置する速度変動吸収部材を通
過して内筒端部において約180°反転した後に、スワ
ーラおよび混合室に向かうようになっている。すなわち
前述した特願2000−220832号明細書において
は速度変動吸収部材から混合室までの距離は比較的長
い。従って、入口部の速度変動吸収部材により与えられ
た空気の乱れは混合室付近では少なくなるか、または混
合室付近において完全に消失する場合がある。特願20
00―220832号明細書に開示される燃焼器の速度
変動吸収部材はあくまで燃焼振動対策のために設置され
ているものであり、乱れによる混合作用は考慮に入れて
いない。従って、燃料と空気との混合を乱れにより促進
するときには、空気の流れの乱れが維持されている必要
がある。
【0009】また、前述した特開平6−2848号公報
に開示される燃焼器の場合には、中空支柱の噴出口の直
径は製作加工精度や穴の目詰まりなどの問題に応じて定
まるので、噴出口の数を増やすのには限界がある。さら
に、中空支柱の数を増やす場合には、中空支柱250自
体が空気の流れを遮断するので、空気を混合室に供給す
るのが困難となる。従って、中空支柱および中空支柱の
噴出口の数を増やすことなしに、燃料と空気との混合作
用を高める方式が望まれる。
【0010】特願2000―220832号明細書に開
示される空気入口部に位置する速度変動吸収部材では、
空気入口部と予混合器との間に存在する空気容積の影響
を受け、燃焼振動を効果的に低減できないことが考えら
れ、予混合器上流側容積の影響を受けにくくさらに効果
的な燃焼振動低減化構造が必要である。
【0011】それゆえ、本発明は燃料と空気との混合作
用を高めつつ燃焼振動の発生を抑えるようにしたガスタ
ービン燃焼器を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
よれば、空気を内部に供給するための空気用流路と、燃
料を噴出させる噴出口を備えていて前記空気用流路に配
置される燃料ノズルとを含む燃焼器において、前記燃料
ノズルの前記噴出口に隣接する乱流発生体を前記空気用
流路内に具備する燃焼器が提供される。
【0013】すなわち請求項1に記載の発明によって、
乱流発生体が燃料の噴出口付近において空気の流れに乱
れを与えるので、空気の流れの乱れが維持されつつ空気
と燃料とを混合させることができて、従って、燃料と空
気との混合作用をさらに高めることができる。空気と燃
料とを均等に混合することによって、ホットスポットの
発生を防止し、NOxの発生を抑えることができる。さ
らに、乱流発生体が圧損体としての役目も果たすので、
流動抵抗を生じさせることにより、燃焼振動の速度変動
を吸収することができる。これにより、乱流発生体より
も上流に位置する空気体積および気柱長さの影響が少な
くなり、予混合ノズル内における速度変動の振幅も小さ
くなる。従って、予混合ノズルにおける燃料の濃度変動
も少なくなり、燃焼振動の発生が抑えられることとな
る。
【0014】請求項2に記載の発明によれば、前記乱流
発生体が複数の孔を備えた多孔板である。すなわち請求
項2に記載の発明によって、多孔板の孔を通過する空気
の流路面積が急縮小して急拡大する。流路面積が急拡大
するときに空気の流れに乱れが生じるので、空気と燃料
との混合作用をさらに高めることができる。多孔板に形
成される複数の孔は円形または矩形であってもよく、も
しくは周方向または半径方向に形成されるスリットであ
ってもよい。さらに、乱流発生体として金網を配置した
場合にも同様の効果を得ることができる。
【0015】請求項3に記載の発明によれば、空気を内
部に供給するための空気用流路と、燃料を噴出させる噴
出口を備えていて前記空気用流路に配置される燃料ノズ
ルとを含む燃焼器において、前記空気用流路にディフュ
ーザ部を具備し、該ディフューザ部によって、前記噴出
口付近に位置する前記空気用流路の一部分の断面積は、
前記噴出口よりも空気の流れに対して下流に位置する前
記空気用流路の下流部分の断面積よりも小さくなってい
る燃焼器が提供される。
【0016】すなわち請求項3に記載の発明によって、
ディフューザ部に流入した空気の流れに主に半径方向の
乱れが与えられるので、燃料と空気との混合作用を高め
ることができ、結果的に、ホットスポットの発生を防止
し、NOxの発生を抑えることができる。また、前記噴
出口付近に位置するディフューザ部の一部分では、ディ
フューザ部に流入する空気の流速および動圧が大きい。
従って、ディフューザ部に流入する空気が周方向速度分
布を有する場合に、これを吸収し、結果的に燃焼振動を
抑えることができる。
【0017】請求項4に記載の発明によれば、さらに、
パイロット燃料を供給するパイロットノズルを具備し、
前記ディフューザ部が前記空気用流路の内壁と前記パイ
ロットノズルの外壁とから形成される環状のディフュー
ザ部である。すなわち請求項4に記載の発明によって、
ディフューザ部の入口部をさらに幅狭にすることができ
るので、ディフューザ部に流入する空気の流束および動
圧をさらに大きくして、混合作用をさらに高めることが
できると共に、燃焼室内で発生した圧力変動を吸収し
て、燃焼振動を抑えることができる。
【0018】請求項5に記載の発明によれば、さらに、
前記燃料ノズルの前記噴出口に隣接する乱流発生体を前
記空気用流路内に具備する。すなわち請求項5に記載の
発明によって、乱流発生体およびディフューザ部によっ
て空気の流れに乱れがさらに与えられるので燃料と空気
との混合作用をさらに高め、結果的にホットスポットの
発生を防止し、NOxの発生を抑えることができる。さ
らに、乱流発生体およびディフューザ部によって、燃焼
振動を抑えることができる。
【0019】請求項6に記載の発明によれば、前記乱流
発生体が複数の孔を備えた多孔板である。すなわち請求
項6に記載の発明によって、多孔板の孔を通過する空気
の流路面積が急縮小して急拡大するときに空気の流れに
乱れが生じるので、空気と燃料との混合作用をさらに高
めることができる。請求項2の場合と同様に、孔は円形
または矩形であってもよく、もしくは周方向または半径
方向に形成されるスリットであってもよい。さらに、乱
流発生体として金網を配置した場合にも同様の効果を得
ることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施形態を説明する。図面において同様の部材には同
様の参照符号が付けられている。これら図面は理解を容
易にするために縮尺を変更している。図1は本発明の第
一の実施形態に基づく燃焼器の長手方向部分断面図であ
る。さらに図2は図1の線a−aに沿ってみた断面図で
ある。前述した実施形態と同様に、燃焼器10の内筒1
8の中心軸線上にはパイロットノズル30が配置されて
おり、図2から分かるように、このパイロットノズル3
0周りには、複数の燃料ノズル20が周方向にほぼ等間
隔に配置されている。燃料ノズル20の棒状本体周りに
は、旋回羽根またはスワーラ29が配置されている。燃
料ノズル20には、複数の中空支柱25が設けられてい
る。これら中空支柱25は燃料ノズルの側壁から放射状
に半径方向外側に延びていて、燃料ノズル20に連通し
ている。中空支柱25には複数の噴出口26が設けられ
ており、燃料ノズル20内を流れる燃料を中空支柱25
に通してこれら噴出口26から燃料ノズルの先端方向に
噴出できるようになっている。さらに、燃料ノズル20
の先端には混合室15が形成されており、パイロットノ
ズル30の先端付近には予混合ノズル17によりパイロ
ット燃焼室16が形成されている。
【0021】燃焼器の空気流入口部11から燃焼器10
に進入した燃焼用空気は内筒端部12において約180
°反転して空気通路14を通る。この燃焼用空気の一部
分は、中空支柱25から噴出された燃料と混合されつつ
燃料ノズル20のスワーラ29に流入する。これによ
り、燃焼用空気の流れに周方向の旋回が与えられて燃焼
用空気は燃料とさらに混合されて混合室15において予
混合空気が形成される。
【0022】さらに、燃焼用空気の残りの部分はパイロ
ットノズル30と予混合ノズル17との間に配置された
スワーラ39に流入する。次いで、この燃焼用空気はパ
イロットノズル30から噴出された燃料と共にパイロッ
ト燃焼室16において燃焼され、パイロット火炎が形成
される。中空支柱25から噴出された燃料と混合された
予混合空気は、このパイロット火炎に接触して主火炎を
形成して燃焼する。
【0023】図3は本発明の第一の実施形態に基づく燃
焼器の燃料ノズル付近の拡大図である。図1および図3
に示されるように、本実施形態においては、中空支柱2
5の空気の流れに対して上流において乱流発生体60が
中空支柱25に隣接するように配置されている。乱流発
生体60は、例えば複数の孔が設けられた金属製多孔
板、すなわちパンチメタルである。図4(a)および図
4(b)はこの多孔板60の概念斜視図である。これら
図面に示すように、多孔板60には複数の孔61が設け
られており、空気がこれら孔を通過するようになってい
る。図4(a)には円形の孔61が示されており、図4
(b)には矩形の孔61が示されている。
【0024】前述したように空気流入口部11から燃焼
器10内に進入した空気は、内筒端部12において約1
80°反転して空気通路14を通って、多孔板60を通
過する。空気が多孔板60の孔61を通過するときに、
空気の流路面積は急縮小し、次いで急拡大する。このよ
うに流路面積が急拡大するときに空気の流れに乱れが生
じる、すなわち乱流が発生する。このような空気の乱れ
は多孔板60の下流に位置する中空支柱25を通過した
後も維持されるので、中空支柱25の噴出口26から噴
出した燃料とこの空気との混合作用を多孔板60によっ
て高めることができる。さらに、多孔板60は圧損体と
しての役目も果たすので、流動抵抗を生じさせることに
より、燃焼振動の速度変動を吸収することができる。こ
れにより、乱流発生体よりも上流に位置する空気体積お
よび気柱長さの影響が少なくなり、予混合ノズル内にお
ける速度変動の振幅も小さくなる。従って、予混合ノズ
ルにおける燃料の濃度変動も少なくなり、燃焼振動の発
生を抑えることができる。
【0025】図4(a)の変更例としてポーラス状の金
属製プレート(図示しない)、図4(b)の変更例とし
て金網(図示しない)を使用することもできる。さらに
図5(a)および図5(b)には別の多孔板が示されて
いる。多孔板60に形成される孔は、図5(a)に示さ
れるような周方向スリット62でもよく、図5(b)に
示されるような半径方向スリット63でもよい。これら
変更例としての多孔板を使用する場合にも、孔またはス
リットを通過する空気の流れに乱れを生じさせて、空気
と燃料との主に半径方向の混合作用を高めることができ
ると共に、流動抵抗を生じさせて燃焼振動の速度変動を
吸収することができる。
【0026】本実施形態においては、多孔板60を中空
支柱25の上流において中空支柱25に隣接するように
配置しているが、多孔板60を中空支柱25の下流に配
置してもよい。この場合にも、多孔板60の下流におい
て空気の流れに乱れが生じるので、燃料と空気との混合
作用を高めると共に燃焼振動の速度変動を吸収すること
ができる。
【0027】図6は本発明の第二の実施形態に基づく燃
焼器の長手方向部分断面図である。図7は図6に示す燃
焼器の燃料ノズルの拡大図である。さらに図8は図6の
線b−bに沿ってみた断面図である。図6に示すよう
に、燃焼器10の内筒18には、ディフューザ部70が
設けられている。このディフューザ部70は内筒18の
半径方向に狭くなっている狭窄部分75と、この狭窄部
分75の下流に半径方向に広くなっている広範部分76
とを含んでおり、傾斜部分77が狭窄部分75と広範部
分76とを平滑に結んでいる。さらに、燃料ノズル20
およびパイロットノズル30は隆起部22、32をそれ
ぞれ有している。これら隆起部22、32は空気の流れ
に対して下流方向に先細になっている略錐体状であっ
て、傾斜部分23、33をそれぞれ有している。図6か
ら分かるように、ディフューザ部70の内壁とパイロッ
トノズル30の外壁とによって、環状室13が形成され
ている。さらに、環状室13には隆起部22を含む燃料
ノズル20が周方向にほぼ等間隔に配置されている。
【0028】図8に示すように、中空支柱25が狭窄部
分75と隆起部32との間に配置されている。従って、
空気は狭窄部分75と隆起部32との間の最も幅狭であ
るディフューザ部70の入口部分を通過することとな
る。空気と、噴出口26から噴出される燃料とが傾斜部
分77および傾斜部分23、33に沿うようにディフュ
ーザ部70内を通るときに、乱れがディフューザ部70
内に生じる。これにより、環状室13における燃料およ
び空気の混合作用を高めることができる。当然のことな
がら、ディフューザ部70は、空気の主流の速度成分が
ディフューザ部70内で逆火しない程度に十分に大きい
ように、形成されている。さらにディフューザの広がり
角度を適切にし、ここで生じる圧損もガスタービン効率
を低下させない程度の低圧損にする必要がある。
【0029】ディフューザ部70における空気の乱れ
は、燃料および空気の混合作用を主に半径方向に高める
のに役立つ。前述したように、スワーラ29は空気と燃
料とを周方向に混合する役目を果たす。従って、ディフ
ューザ部70の内壁およびパイロットノズル30の外壁
により形成される環状室13において主に半径方向の混
合作用が生じ、スワーラ29によって混合室15におい
て主に周方向の混合作用が生ずる。それにより、空気と
燃料とを極めて均等に混合することができる。
【0030】さらに、本実施形態の場合には、ディフュ
ーザ部70の入口においては空気の流速および動圧が極
めて大きい。従って、ディフューザ部70内に流入する
空気の流れに周方向の分布が存在する場合に、ディフュ
ーザ部70の入口部による動圧によってこの分布が緩和
される。それゆえ、燃料と空気との混合比をディフュー
ザ部の入口において周方向に均等にすることができる。
【0031】図9は本発明の他の実施形態の燃焼器の長
手方向部分断面図である。さらに図10は図9の線c−
cに沿ってみた断面図である。本実施形態においては、
複数の燃料ノズル20が排除されており、パイロットノ
ズル30周りに複数の中空支柱35が設けられている。
これら複数の中空支柱35はパイロットノズル30の側
壁から放射状に半径方向外側に延びている。本実施形態
に示される中空支柱35はディフューザ部70の狭窄部
分75付近まで延びている。各中空支柱35には複数の
噴出口36が設けられており、それにより、パイロット
ノズル30内を通る燃料が各中空支柱35を通って複数
の噴出口36から下流に噴出されるようになる。さら
に、パイロットノズル30は隆起部32を有している。
隆起部32は空気の流れに対して下流方向に先細になっ
ている略錐体状であり、傾斜部分33を有している。図
6に示す実施形態と同様に、ディフューザ部70の内壁
とパイロットノズル30の外壁とによって、環状室13
が形成されている。なお、スワーラ29によって生じる
旋回流の渦芯領域を極小化するために、心棒38が配置
されている。
【0032】本実施形態の場合にも、ディフューザ部7
0の内壁およびパイロットノズル30の外壁により形成
される環状室13において主に半径方向の混合作用が生
じ、スワーラ29によって混合室15において主に周方
向の混合作用が生ずる。さらに、本実施形態の場合には
燃料ノズル20が存在していないので、燃料ノズル20
が障害物となることなしに、空気を空気通路14から環
状室13内に平滑に流すことができる。さらに、燃料ノ
ズル20が存在しないことにより、燃焼器10の構造を
単純化することができると共に燃焼器10全体の重量を
少なくすることができる。
【0033】当然のことながら、図6および図9に示さ
れる実施形態の場合に、乱流発生体、例えば多孔板を空
気通路に配置することは本発明の範囲に含まれる。
【0034】
【発明の効果】各請求項に記載の発明によれば、乱流発
生体が空気の流れに乱れを与えるので、空気の流れの乱
れが維持されつつ空気と燃料とを混合させることがで
き、従って燃料と空気との半径方向の混合作用を高める
ことができるという共通の効果を奏しうる。さらに、乱
流発生体が圧損体としての役目も果たすので、流動抵抗
を生じさせることにより、燃焼振動の速度変動を吸収す
ることができるという共通の効果を奏しうる。
【0035】請求項2に記載の発明によれば、空気が多
孔板の孔を通過するときに、流路面積が急拡大して空気
の流れに乱れが生じるので、空気と燃料との混合作用を
さらに高めることができるという効果を奏しうる。請求
項3に記載の発明によれば、ディフューザ部に流入した
空気の流れに乱れが与えられるので、燃料と空気との混
合作用を高めることができる。さらにディフューザ狭隘
部での動圧が大きくなるために、流入する空気が周方向
速度分布を有する場合に、この周方向速度分布を吸収す
ると共に、燃焼振動を抑えることができるという効果を
奏しうる。
【0036】請求項4に記載の発明によれば、ディフュ
ーザ部の入口部をさらに幅狭にすることができるので、
混合作用をさらに高めることができると共に、ディフュ
ーザ部に流入する空気の周方向速度分布をさらに吸収し
て、燃焼振動を抑えることができるという効果を奏しう
る。
【0037】請求項5に記載の発明によれば、乱流発生
体およびディフューザ部によって空気の流れに乱れがさ
らに与えられるので燃料と空気との混合作用をさらに高
めると共に、乱流発生体およびディフューザ部によっ
て、燃焼振動を抑えることができるという効果を奏しう
る。請求項6に記載の発明によれば、多孔板を通過する
空気の流路面積が急縮小して急拡大するときに空気の流
れに乱れが生じるので、空気と燃料との混合作用をさら
に高めることができるという効果を奏しうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態に基づく燃焼器の長手
方向部分断面図である。
【図2】図1の線a−aに沿ってみた断面図である。
【図3】本発明の第一の実施形態に基づく燃焼器の燃料
ノズル付近の拡大図である。
【図4】(a)多孔板の概念斜視図である。 (b)多孔板の概念斜視図である。
【図5】(a)多孔板の概念斜視図である。 (b)多孔板の概念斜視図である。
【図6】本発明の第二の実施形態に基づく燃焼器の長手
方向部分断面図である。
【図7】図6に示す燃焼器の燃料ノズルの拡大図であ
る。
【図8】図6の線b−bに沿ってみた断面図である。
【図9】本発明の他の実施形態の燃焼器の長手方向部分
断面図である。
【図10】図9の線c−cに沿ってみた断面図である。
【図11】従来技術の燃料ノズルを含む燃焼器の長手方
向断面図である。
【符号の説明】
10…燃焼器 11…空気流入口部 12…内筒端部 13…環状室 14…空気通路 15…混合室 16…パイロット燃焼室 17…予混合ノズル 18…内筒 20…燃料ノズル 22…隆起部 23…傾斜部分 25…中空支柱 26…噴出口 29…スワーラ 30…パイロットノズル 32…隆起部 33…傾斜部分 35…中空支柱 36…噴出口 60…多孔板 61…孔 70…ディフューザ部 75…狭窄部分 76…広範部分 77…傾斜部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F23R 3/34 F23R 3/34

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気を内部に供給するための空気用流路
    と、燃料を噴出させる噴出口を備えていて前記空気用流
    路に配置される燃料ノズルとを含む燃焼器において、 前記燃料ノズルの前記噴出口に隣接する乱流発生体を前
    記空気用流路内に具備する燃焼器。
  2. 【請求項2】 前記乱流発生体が複数の孔を備えた多孔
    板である請求項1に記載の燃焼器。
  3. 【請求項3】 空気を内部に供給するための空気用流路
    と、燃料を噴出させる噴出口を備えていて前記空気用流
    路に配置される噴出口を備えた燃料ノズルとを含む燃焼
    器において、 前記空気用流路にディフューザ部を具備し、該ディフュ
    ーザ部によって、前記噴出口付近に位置する前記空気用
    流路の一部分の断面積は、前記噴出口よりも空気の流れ
    に対して下流に位置する前記空気用流路の下流部分の断
    面積よりも小さくなっている燃焼器。
  4. 【請求項4】 さらに、パイロット燃料を供給するパイ
    ロットノズルを具備し、前記ディフューザ部が前記空気
    用流路の内壁と前記パイロットノズルの外壁とから形成
    される環状のディフューザ部である請求項3に記載の燃
    焼器。
  5. 【請求項5】 さらに、前記燃料ノズルの前記噴出口に
    隣接する乱流発生体を前記空気用流路内に具備する請求
    項3または4に記載の燃焼器。
  6. 【請求項6】 前記乱流発生体が複数の孔を備えた多孔
    板である請求項5に記載の燃焼器。
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