JP3448190B2 - ガスタービンの燃焼器 - Google Patents
ガスタービンの燃焼器Info
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- JP3448190B2 JP3448190B2 JP23406297A JP23406297A JP3448190B2 JP 3448190 B2 JP3448190 B2 JP 3448190B2 JP 23406297 A JP23406297 A JP 23406297A JP 23406297 A JP23406297 A JP 23406297A JP 3448190 B2 JP3448190 B2 JP 3448190B2
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- Japan
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- combustor
- gas turbine
- combustion
- pilot
- air
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23R—GENERATING COMBUSTION PRODUCTS OF HIGH PRESSURE OR HIGH VELOCITY, e.g. GAS-TURBINE COMBUSTION CHAMBERS
- F23R3/00—Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel
- F23R3/28—Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel characterised by the fuel supply
- F23R3/286—Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel characterised by the fuel supply having fuel-air premixing devices
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23D—BURNERS
- F23D23/00—Assemblies of two or more burners
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23R—GENERATING COMBUSTION PRODUCTS OF HIGH PRESSURE OR HIGH VELOCITY, e.g. GAS-TURBINE COMBUSTION CHAMBERS
- F23R3/00—Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel
- F23R3/02—Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel characterised by the air-flow or gas-flow configuration
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23R—GENERATING COMBUSTION PRODUCTS OF HIGH PRESSURE OR HIGH VELOCITY, e.g. GAS-TURBINE COMBUSTION CHAMBERS
- F23R3/00—Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel
- F23R3/42—Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel characterised by the arrangement or form of the flame tubes or combustion chambers
- F23R3/54—Reverse-flow combustion chambers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、火力発電などに適
用されるガスタービンの燃焼器に関する。
用されるガスタービンの燃焼器に関する。
【０００２】
【従来の技術】図２は火力発電などに使用されている従
来のガスタービンの予混合炎低ＮＯｘ型燃焼器の説明図
である。図において、本ガスタービンの燃焼器は燃焼器
２０３内の８個のメインバーナ２０１でメイン燃料ノズ
ルから供給されるメイン燃料と燃焼用空気とが混合して
予混合気を形成し、燃焼器２０３内でパイロット燃料ノ
ズル２０２から供給されるパイロット燃料を火種として
燃焼するようになっている。燃焼用空気は燃焼器２０３
の外周から空気の流入部２０５で１８０°反転して燃焼
器２０３内へ流入する。図における符号２０４はパイロ
ット燃料を燃焼させるために設けた燃焼用空気供給用の
パイロットスワーラである。
来のガスタービンの予混合炎低ＮＯｘ型燃焼器の説明図
である。図において、本ガスタービンの燃焼器は燃焼器
２０３内の８個のメインバーナ２０１でメイン燃料ノズ
ルから供給されるメイン燃料と燃焼用空気とが混合して
予混合気を形成し、燃焼器２０３内でパイロット燃料ノ
ズル２０２から供給されるパイロット燃料を火種として
燃焼するようになっている。燃焼用空気は燃焼器２０３
の外周から空気の流入部２０５で１８０°反転して燃焼
器２０３内へ流入する。図における符号２０４はパイロ
ット燃料を燃焼させるために設けた燃焼用空気供給用の
パイロットスワーラである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
ガスタービンの燃焼器においては、燃焼用空気が燃焼器
２０３の外周から空気の流入部２０５で１８０°反転し
て燃焼器２０３内へ流入するため、燃焼器２０３内部の
断面Ｂ−Ｂにおける燃焼用空気の速度分布が燃焼器２０
３の中心部で速く、周辺部で遅くなる傾向になる。
ガスタービンの燃焼器においては、燃焼用空気が燃焼器
２０３の外周から空気の流入部２０５で１８０°反転し
て燃焼器２０３内へ流入するため、燃焼器２０３内部の
断面Ｂ−Ｂにおける燃焼用空気の速度分布が燃焼器２０
３の中心部で速く、周辺部で遅くなる傾向になる。
【０００４】このように燃焼器２０３内における燃焼用
空気の速度分布に偏りを生じると、メイン燃料と燃焼用
空気との予混合気の濃度が不均一になって燃焼の際にメ
インバーナ２０１から発生するＮＯｘの濃度が高くな
る。また、燃焼器２０３内で安定して燃焼する燃焼範囲
が狭くなるなどの不具合がある。
空気の速度分布に偏りを生じると、メイン燃料と燃焼用
空気との予混合気の濃度が不均一になって燃焼の際にメ
インバーナ２０１から発生するＮＯｘの濃度が高くな
る。また、燃焼器２０３内で安定して燃焼する燃焼範囲
が狭くなるなどの不具合がある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明に係るガスタービ
ンの燃焼器は上記課題の解決を目的にしており、（１）
筒体内においてパイロットバーナと複数のメインバーナ
が配置され、同筒体の外周から燃焼用の空気が反転して
上記筒体内に流入し上記メインバーナで同メインバーナ
の燃料と混合して予混合気を形成するガスタービンの燃
焼器において、上記筒体内の上記メインバーナとパイロ
ットバーナの上流に上記燃焼用の空気を整流して、同筒
体の内部に流入する燃焼用の空気の流速分布を均一化す
る整流器を備えたことを特徴とするガスタービンの燃焼
器を提供する。また、上記（１）において、上記複数の
メインバーナは上記パイロットバーナの周囲に配置さ
れ、上記整流器は上記筒体内でドーナツ状に形成される
開口を有することを特徴とするガスタービンの燃焼器を
提供する。 さらに、上記（１）において、上記複数のメ
インバーナは上記パイロットバーナの周囲に配置され、
上記整流器は上記複数のメインバーナの上流側にそれぞ
れ位置する複数の円孔を有することを特徴とするガスタ
ービンの燃焼器を提供する。
ンの燃焼器は上記課題の解決を目的にしており、（１）
筒体内においてパイロットバーナと複数のメインバーナ
が配置され、同筒体の外周から燃焼用の空気が反転して
上記筒体内に流入し上記メインバーナで同メインバーナ
の燃料と混合して予混合気を形成するガスタービンの燃
焼器において、上記筒体内の上記メインバーナとパイロ
ットバーナの上流に上記燃焼用の空気を整流して、同筒
体の内部に流入する燃焼用の空気の流速分布を均一化す
る整流器を備えたことを特徴とするガスタービンの燃焼
器を提供する。また、上記（１）において、上記複数の
メインバーナは上記パイロットバーナの周囲に配置さ
れ、上記整流器は上記筒体内でドーナツ状に形成される
開口を有することを特徴とするガスタービンの燃焼器を
提供する。 さらに、上記（１）において、上記複数のメ
インバーナは上記パイロットバーナの周囲に配置され、
上記整流器は上記複数のメインバーナの上流側にそれぞ
れ位置する複数の円孔を有することを特徴とするガスタ
ービンの燃焼器を提供する。
【０００６】このように本発明に係るガスタービンの燃
焼器においては、メインバーナの上流に整流器を設けて
燃焼器の筒体の外周から反転して筒体の内部へ流入する
燃焼用の空気の速度分布を均一化しており、これにより
燃焼器の筒体内のメインバーナとパイロットバーナのパ
イロットスワーラの上流における燃焼用の空気の流量が
均一になる。特に、上記燃焼器の筒体内においてパイロ
ットバーナの周囲に複数のメインバーナが配置され、上
記整流器は上記筒体内でドーナツ状をなす開口を有する
ものとした場合は、圧力損失が少なく、燃焼用の空気を
整流して燃焼器内の燃焼用空気の流速を均一化する整流
効果が大きい。また、上記燃焼器の筒体内においてパイ
ロットバーナの周囲に複数のメインバーナが配置され、
上記整流器は同複数のメインバーナの上流側にそれぞれ
位置する複数の円孔を有するものとした場合も、圧力損
失が少なく、燃焼用の空気を整流して燃焼器内の燃焼用
空気の流速を均一化する整流効果が大きい。
焼器においては、メインバーナの上流に整流器を設けて
燃焼器の筒体の外周から反転して筒体の内部へ流入する
燃焼用の空気の速度分布を均一化しており、これにより
燃焼器の筒体内のメインバーナとパイロットバーナのパ
イロットスワーラの上流における燃焼用の空気の流量が
均一になる。特に、上記燃焼器の筒体内においてパイロ
ットバーナの周囲に複数のメインバーナが配置され、上
記整流器は上記筒体内でドーナツ状をなす開口を有する
ものとした場合は、圧力損失が少なく、燃焼用の空気を
整流して燃焼器内の燃焼用空気の流速を均一化する整流
効果が大きい。また、上記燃焼器の筒体内においてパイ
ロットバーナの周囲に複数のメインバーナが配置され、
上記整流器は同複数のメインバーナの上流側にそれぞれ
位置する複数の円孔を有するものとした場合も、圧力損
失が少なく、燃焼用の空気を整流して燃焼器内の燃焼用
空気の流速を均一化する整流効果が大きい。
【０００７】
【発明の実施の形態】図１は本発明の実施の一形態に係
るガスタービンの予混合炎低ＮＯｘ型燃焼器の説明図で
ある。図において、本実施の形態に係るガスタービンの
燃焼器は火力発電などに使用されるガスタービンの燃焼
器で、図における符号１０１は本ガスタービンの燃焼器
のメインバーナ、１０２は同じく本ガスタービンの燃焼
器のパイロット燃料ノズル、１０３は本ガスタービンの
筒体の燃焼器、１０４はパイロット燃料を燃焼させるた
めに設けた燃焼用空気供給用のパイロットスワーラ、１
０５は燃焼器１０３の外周から燃焼用空気が１８０°反
転して燃焼器１０３内へ流入する空気の流入部、１０６
は燃焼器１０３の入口に設けられ空気の流入部１０５を
通って燃焼器１０３内へ流入する燃焼用空気を整流して
燃焼器１０３内における燃焼用空気の流速を略等しくす
る整流器である。
るガスタービンの予混合炎低ＮＯｘ型燃焼器の説明図で
ある。図において、本実施の形態に係るガスタービンの
燃焼器は火力発電などに使用されるガスタービンの燃焼
器で、図における符号１０１は本ガスタービンの燃焼器
のメインバーナ、１０２は同じく本ガスタービンの燃焼
器のパイロット燃料ノズル、１０３は本ガスタービンの
筒体の燃焼器、１０４はパイロット燃料を燃焼させるた
めに設けた燃焼用空気供給用のパイロットスワーラ、１
０５は燃焼器１０３の外周から燃焼用空気が１８０°反
転して燃焼器１０３内へ流入する空気の流入部、１０６
は燃焼器１０３の入口に設けられ空気の流入部１０５を
通って燃焼器１０３内へ流入する燃焼用空気を整流して
燃焼器１０３内における燃焼用空気の流速を略等しくす
る整流器である。
【０００８】本ガスタービンの燃焼器は図に示すよう
に、燃焼器１０３内の８個のメインバーナ１０１でメイ
ン燃料ノズルから供給されるメイン燃料と燃焼用空気と
が混合して予混合気を形成し、燃焼器１０３内でパイロ
ット燃料ノズル１０２から供給されるパイロット燃料を
火種として燃焼するようになっている。燃焼用空気は燃
焼器１０３の外周から空気の流入部１０５で１８０°反
転して燃焼器１０３内へ流入する。
に、燃焼器１０３内の８個のメインバーナ１０１でメイ
ン燃料ノズルから供給されるメイン燃料と燃焼用空気と
が混合して予混合気を形成し、燃焼器１０３内でパイロ
ット燃料ノズル１０２から供給されるパイロット燃料を
火種として燃焼するようになっている。燃焼用空気は燃
焼器１０３の外周から空気の流入部１０５で１８０°反
転して燃焼器１０３内へ流入する。
【０００９】本ガスタービンの燃焼器は同図（ａ）に示
すように、燃焼器１０３の入口に整流器１０６が設けら
れており、燃焼器１０３の外周から空気の流入部１０５
で１８０°反転して燃焼器１０３内へ流入する燃焼用空
気を整流し、燃焼器１０３内における燃焼用空気の流速
を略等しくしている。整流器１０６は同図（ｂ）に示す
ようにドーナツ状をなし、燃焼器１０３内でメインバー
ナ１０１内とパイロットスワーラ１０４側とへ流入する
燃焼用空気の流量が略均一になるようにして燃焼器１０
３内全域に亘って燃焼用空気の流速を略等しくしてい
る。なお、図示はしないが、整流器１０６にはドーナツ
状の孔（開口）に代え、それぞれのメインバーナ１０１
を中心とする８個の円孔を設けてもよい。整流器１０６
をこれらの形状とすることにより、圧力損失が少なく、
整流作用の大きい整流器が得られる。
すように、燃焼器１０３の入口に整流器１０６が設けら
れており、燃焼器１０３の外周から空気の流入部１０５
で１８０°反転して燃焼器１０３内へ流入する燃焼用空
気を整流し、燃焼器１０３内における燃焼用空気の流速
を略等しくしている。整流器１０６は同図（ｂ）に示す
ようにドーナツ状をなし、燃焼器１０３内でメインバー
ナ１０１内とパイロットスワーラ１０４側とへ流入する
燃焼用空気の流量が略均一になるようにして燃焼器１０
３内全域に亘って燃焼用空気の流速を略等しくしてい
る。なお、図示はしないが、整流器１０６にはドーナツ
状の孔（開口）に代え、それぞれのメインバーナ１０１
を中心とする８個の円孔を設けてもよい。整流器１０６
をこれらの形状とすることにより、圧力損失が少なく、
整流作用の大きい整流器が得られる。
【００１０】燃焼器１０３内へ流入する燃焼用空気は、
空気の流入部１０５で流れが１８０°転換するが、メイ
ンバーナ１０１およびパイロットバーナの上流側にドー
ナツ状の整流器１０６、或いはメインバーナ１０１の数
に対応する円孔による整流器を設置することにより、燃
焼器１０３内でメインバーナ１０１内へ流入する燃焼用
空気の流量と、その反対側のパイロットスワーラ１０４
側へ流入する燃焼用空気の流量とが略等しくなり、燃焼
器１０３内全域に亘って燃焼用空気の流速が略等しくな
る。そして、パイロットスワーラ１０４内へ流入する燃
焼用空気の流量減少と相挨って、同図（ｃ）に示すよう
に燃焼器１０３内部の断面Ｃ−Ｃにおける燃焼用空気の
速度分布が略均一になる。
空気の流入部１０５で流れが１８０°転換するが、メイ
ンバーナ１０１およびパイロットバーナの上流側にドー
ナツ状の整流器１０６、或いはメインバーナ１０１の数
に対応する円孔による整流器を設置することにより、燃
焼器１０３内でメインバーナ１０１内へ流入する燃焼用
空気の流量と、その反対側のパイロットスワーラ１０４
側へ流入する燃焼用空気の流量とが略等しくなり、燃焼
器１０３内全域に亘って燃焼用空気の流速が略等しくな
る。そして、パイロットスワーラ１０４内へ流入する燃
焼用空気の流量減少と相挨って、同図（ｃ）に示すよう
に燃焼器１０３内部の断面Ｃ−Ｃにおける燃焼用空気の
速度分布が略均一になる。
【００１１】従来のガスタービンの燃焼器においては、
燃焼用空気が燃焼器の外周から空気の流入部で１８０°
反転して燃焼器内へ流入するため、燃焼器の断面におけ
る燃焼用空気の速度分布が燃焼器の中心部において速
く、周辺部で遅くなる傾向になる。このように燃焼器内
における燃焼用空気の速度分布に偏りを生じると、メイ
ン燃料と燃焼用空気との予混合気の濃度が不均一になっ
て燃焼の際にメインバーナから発生するＮＯｘの濃度が
高くなる。また、燃焼器内で安定して燃焼する燃焼範囲
が狭くなるなどの不具合がある。
燃焼用空気が燃焼器の外周から空気の流入部で１８０°
反転して燃焼器内へ流入するため、燃焼器の断面におけ
る燃焼用空気の速度分布が燃焼器の中心部において速
く、周辺部で遅くなる傾向になる。このように燃焼器内
における燃焼用空気の速度分布に偏りを生じると、メイ
ン燃料と燃焼用空気との予混合気の濃度が不均一になっ
て燃焼の際にメインバーナから発生するＮＯｘの濃度が
高くなる。また、燃焼器内で安定して燃焼する燃焼範囲
が狭くなるなどの不具合がある。
【００１２】これに対し、本ガスタービンの燃焼器にお
いては、メインバーナ１０１およびパイロットバーナの
上流部に整流器１０６を設けて燃焼器１０３の外周から
１８０°反転して燃焼器１０３内へ流入する燃焼用空気
の流速を均一化しており、これにより燃焼器１０３内に
おける燃焼用空気の流量を均一化することができてメイ
ン燃料と燃焼用空気との予混合気の濃度が均一になる。
これにより、燃焼の際にメインバーナ１０１から発生す
るＮＯｘ量が概ね零になるとともに、燃焼器１０３内で
安定して燃焼する燃焼範囲が拡くなる。
いては、メインバーナ１０１およびパイロットバーナの
上流部に整流器１０６を設けて燃焼器１０３の外周から
１８０°反転して燃焼器１０３内へ流入する燃焼用空気
の流速を均一化しており、これにより燃焼器１０３内に
おける燃焼用空気の流量を均一化することができてメイ
ン燃料と燃焼用空気との予混合気の濃度が均一になる。
これにより、燃焼の際にメインバーナ１０１から発生す
るＮＯｘ量が概ね零になるとともに、燃焼器１０３内で
安定して燃焼する燃焼範囲が拡くなる。
【００１３】
【発明の効果】本発明に係るガスタービンの燃焼器は前
記のように構成されており、メインバーナとパイロット
バーナのパイロットスワーラの上流における燃焼器内の
燃焼用の空気の流量が均一になるので、メインバーナの
燃料と燃焼用の空気との予混合気の濃度が均一になって
燃焼の際にメインバーナから発生するＮＯｘの濃度が概
ね零になるとともに、燃焼器内で安定して燃焼する燃焼
範囲が拡くなる。
記のように構成されており、メインバーナとパイロット
バーナのパイロットスワーラの上流における燃焼器内の
燃焼用の空気の流量が均一になるので、メインバーナの
燃料と燃焼用の空気との予混合気の濃度が均一になって
燃焼の際にメインバーナから発生するＮＯｘの濃度が概
ね零になるとともに、燃焼器内で安定して燃焼する燃焼
範囲が拡くなる。
【図１】図１（ａ）は本発明の実施の一形態に係るガス
タービンの燃焼器の縦断面図、同図（ｂ）は同図（ａ）
におけるＢ−Ｂ矢視断面図、同図（ｃ）はその作用説明
図である。
タービンの燃焼器の縦断面図、同図（ｂ）は同図（ａ）
におけるＢ−Ｂ矢視断面図、同図（ｃ）はその作用説明
図である。
【図２】図２（ａ）は従来のガスタービン燃焼器の縦断
面図、同図（ｂ）は同図（ａ）におけるＢ−Ｂ矢視断面
図、同図（ｃ）はその作用説明図である。
面図、同図（ｂ）は同図（ａ）におけるＢ−Ｂ矢視断面
図、同図（ｃ）はその作用説明図である。
１０１ メインバーナ
１０２ パイロット燃料ノズル
１０３ 燃焼器
１０４ パイロットスワーラ
１０５ 空気の流入部
１０６ 整流器
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 春田 秀樹
兵庫県高砂市荒井町新浜２丁目１番１号
三菱重工業株式会社高砂製作所内
(56)参考文献 特開 平７−198143（ＪＰ，Ａ)
特開 平３−31612（ＪＰ，Ａ)
特開 平８−135969（ＪＰ，Ａ)
特開 平９−184629（ＪＰ，Ａ)
特開 平９−21531（ＪＰ，Ａ)
実開 昭63−154959（ＪＰ，Ｕ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
F23R 3/00 - 7/00
Claims (3)
- 【請求項１】 筒体内においてパイロットスワーラを設
けたパイロットバーナと複数のメインバーナが配置さ
れ、同筒体の外周から燃焼用の空気が反転して上記筒体
内に流入し上記メインバーナで同メインバーナの燃料と
混合して予混合気を形成するガスタービンの燃焼器にお
いて、上記筒体内の上記メインバーナとパイロットバー
ナのパイロットスワーラの上流に上記燃焼用の空気を整
流して、同筒体の内部に流入する燃焼用の空気の流速分
布を均一化する整流器を備えたことを特徴とするガスタ
ービンの燃焼器。 - 【請求項２】 請求項１に記載のガスタービンの燃焼器
において、上記複数のメインバーナは上記パイロットバ
ーナの周囲に配置され、上記整流器は上記筒体内でドー
ナツ状をなす開口を有することを特徴とするガスタービ
ンの燃焼器。 - 【請求項３】 請求項１に記載のガスタービンの燃焼器
において、上記複数のメインバーナは上記パイロットバ
ーナの周囲に配置され、上記整流器は上記複数のメイン
バーナの上流側にそれぞれ位置する複数の円孔を有する
ことを特徴とするガスタービンの燃焼器。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23406297A JP3448190B2 (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | ガスタービンの燃焼器 |
| EP98115102A EP0899511B1 (en) | 1997-08-29 | 1998-08-11 | Gas turbine combustor |
| DE69819260T DE69819260T2 (de) | 1997-08-29 | 1998-08-11 | Gasturbinenbrennkammer |
| CA002245203A CA2245203C (en) | 1997-08-29 | 1998-08-14 | Gas turbine combustor |
| US09/140,011 US6158223A (en) | 1997-08-29 | 1998-08-26 | Gas turbine combustor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23406297A JP3448190B2 (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | ガスタービンの燃焼器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1172230A JPH1172230A (ja) | 1999-03-16 |
| JP3448190B2 true JP3448190B2 (ja) | 2003-09-16 |
Family
ID=16964999
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23406297A Expired - Lifetime JP3448190B2 (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | ガスタービンの燃焼器 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6158223A (ja) |
| EP (1) | EP0899511B1 (ja) |
| JP (1) | JP3448190B2 (ja) |
| CA (1) | CA2245203C (ja) |
| DE (1) | DE69819260T2 (ja) |
Families Citing this family (26)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6161387A (en) * | 1998-10-30 | 2000-12-19 | United Technologies Corporation | Multishear fuel injector |
| JP3364169B2 (ja) | 1999-06-09 | 2003-01-08 | 三菱重工業株式会社 | ガスタービン及びその燃焼器 |
| EP1239219A4 (en) * | 1999-12-15 | 2003-03-12 | Osaka Gas Co Ltd | LIQUID DISTRIBUTOR, COMBUSTION DEVICE, GAS TURBINE ENGINE AND HEATING POWER SYSTEM |
| GB2375601A (en) * | 2001-05-18 | 2002-11-20 | Siemens Ag | Burner apparatus for reducing combustion vibrations |
| JP4508474B2 (ja) * | 2001-06-07 | 2010-07-21 | 三菱重工業株式会社 | 燃焼器 |
| JP3986348B2 (ja) * | 2001-06-29 | 2007-10-03 | 三菱重工業株式会社 | ガスタービン燃焼器の燃料供給ノズルおよびガスタービン燃焼器並びにガスタービン |
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