JP2002362326A - ワイパアーム - Google Patents

ワイパアーム

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JP2002362326A
JP2002362326A JP2001328982A JP2001328982A JP2002362326A JP 2002362326 A JP2002362326 A JP 2002362326A JP 2001328982 A JP2001328982 A JP 2001328982A JP 2001328982 A JP2001328982 A JP 2001328982A JP 2002362326 A JP2002362326 A JP 2002362326A
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wiping
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wiper
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    • B60S1/02Cleaning windscreens, windows or optical devices
    • B60S1/04Wipers or the like, e.g. scrapers
    • B60S1/32Wipers or the like, e.g. scrapers characterised by constructional features of wiper blade arms or blades
    • B60S1/34Wiper arms; Mountings therefor
    • B60S1/3425Constructional aspects of the arm
    • B60S1/3445Joints between elements
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    • B60S1/3456Locks or stays for holding arms in fully folded back position
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    • B60S1/34Wiper arms; Mountings therefor
    • B60S1/3479Means to cover the wiper parts
    • B60S1/3481Means to cover the wiper parts for mounting head

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Window Of Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 良好なメンテナンス性を確保することがで
き、しかも使用者の意図しないロックバックによってワ
イパアームが損傷を受けるのを防止する。 【解決手段】 アームヘッド22にはストッパ壁56を
備えたヘッドカバー48が取外し可能に被嵌されてお
り、当該ストッパ壁56は縦壁50とアーム部材24の
基端部上端52との間に挿入配置されている。従って、
ヘッドカバー48の装着状態でワイパアーム12が払拭
面離間方向へ回動されると、ストッパ壁56が基端部上
端52と縦壁50との間に挟み込まれ、それ以上の回動
が規制される。従って、洗車時に不用意にロックバック
されてワイパアーム12が損傷を受けるのを防止するこ
とができる。一方、ブレードラバー交換時等には、ヘッ
ドカバー48を取外せばロックバックさせることができ
るので、メンテナンス性も良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、払拭姿勢と完全な
起立姿勢のいずれの姿勢もとることが可能なワイパアー
ムに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】一般
に、ワイパアームは、ピボット軸に固定されるアームヘ
ッドと、このアームヘッドに設けられた支軸にヒンジ結
合され、払拭面に対して接離する方向へ回動可能とされ
たアーム部材と、このアーム部材とアームヘッドとの間
に掛け渡され、アーム部材の先端部に係止されたワイパ
ブレードのブレードラバーが払拭面に押し付けられるよ
うにアーム部材を払拭面側へ押圧付勢するスプリング
と、を含んで構成されている。
【0003】上記構成のワイパアームを完全な起立姿勢
状態(即ち、スプリングの付勢力によって、アーム部材
の基端部がアームヘッドに当接した位置にアーム部材を
保持する所謂ロックバック状態)にさせようとしたと
き、車種によっては、アーム部材の基端部がエンジンフ
ードの後縁等に干渉することがある。そこで、このよう
な車種では、かかる干渉を防止するために、ワイパアー
ムを小角度だけ起立させてその起立状態を維持させる所
謂セミロックバック機構が採用されている。セミロック
バック機構は、ワイパアームを一旦起立姿勢方向へ手動
にて回動させ、アーム部材とアームヘッドとの間に、予
め備えられたスペーサを介在させた後に、ワイパアーム
を手から放すことでスプリングの付勢力によって払拭面
方向への回動をスペーサによって阻止してセミロックバ
ック状態を維持する機構であり、実開昭63−3026
1号公報に開示された機構等、種々の構成のものが提案
されている。
【0004】ところで、近年、デザインや軽量化の観点
から、樹脂製のワイパアームが採用(主にリヤワイパ装
置で採用)されている。この種の樹脂製のワイパアーム
において、上述したようなボディー構造上の制限が無い
場合には、通常、ブレードラバーの交換等のメンテナン
ス性を考慮して、従来通りの完全なロックバック状態に
することができるように構成されている。
【0005】しかしながら、完全なロックバック状態に
することができる構成を採用した場合、以下に説明する
問題が生じる。
【0006】すなわち、従来通りの完全なロックバック
状態にすることが可能な構成というのは、逆に言えば、
スプリングの付勢力以上の外力が付勢方向と反対方向に
ワイパアームに加われば、手動によるロックバック操作
によらずとも、ロックバックされてしまう。従って、洗
車装置を使って洗車をする際に、使用者が気づかないう
ちに、洗車装置が備えている洗浄物(布やブラシ等)が
ワイパアームに引っ掛かり、ワイパアームがロックバッ
クされてしまうそおれがある。さらに、ワイパアームが
ロックバックされた状態のまま、洗車装置による洗車作
業が続けられると、洗車装置によってワイパアームが損
傷を受けることも考えられる。
【0007】ここで、従来のワイパアームの中には、完
全なロックバック状態及びセミロックバック状態のいず
れにも全くすることができないようにさせたものもあ
る。つまり、ワイパアームを払拭面から離間する方向へ
手で持上げれば、ワイパアームは持ち上がるが、手を放
せば、付勢力で瞬時に元の状態に復帰してしまい、ある
角度でワイパアームが保持されるということが全く無い
という構成である。このような構成であれば、上述した
洗車時の問題は生じないことになる。しかしながら、こ
の構成を採ると、上述したメンテナンスがし難いという
問題が生じる。
【0008】本発明は上記事実を考慮し、良好なメンテ
ナンス性を確保することができ、しかも使用者の意図し
ないロックバックによってワイパアームが損傷を受ける
のを防止することができるワイパアームを得ることが目
的である。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明に
係るワイパアームは、ピボット軸に固定されるアームヘ
ッドと、前記アームヘッドの支軸に対して払拭面接離方
向へ回動可能に連結されると共に、払拭面を払拭するワ
イパブレードが先端部に係止されるアーム部材と、前記
アーム部材と前記アームヘッドとに係止され、払拭姿勢
で前記ワイパブレードが払拭面に押し付けられるように
前記アーム部材に払拭面側への押圧力を付勢する押圧手
段と、を含んで構成され、前記払拭姿勢から前記アーム
部材が前記アームヘッドに当接するまで前記アーム部材
を払拭面離間方向へ回動させて前記アーム部材を完全な
起立姿勢にすることが可能なワイパアームにおいて、記
アームヘッド又は前記アーム部材に、前記アームヘッド
に対する前記アーム部材の払拭面離間方向への回動を、
前記払拭姿勢位置又は前記完全な起立姿勢位置に選択的
に規制可能な回動規制手段を設けた、ことを特徴として
いる。
【0010】請求項1記載の本発明によれば、アームヘ
ッド又はアーム部材に設けられた回動規制手段によっ
て、アームヘッドに対するアーム部材の払拭面離間方向
への回動を、払拭姿勢位置又は完全な起立姿勢位置に選
択的に規制することができる。すなわち、本発明によれ
ば、必要に応じて、回動規制手段によってアーム部材の
回動を規制することで、アーム部材を払拭姿勢位置に保
持させることもできれば、回動規制手段による上記規制
を解除することで、アーム部材を完全な起立姿勢位置へ
回動させることもできる。
【0011】従って、洗車装置を使って洗車をする際
に、使用者が気づかないうちに、洗車装置が備えている
洗浄物(布やブラシ等)がアーム部材に引っ掛かり、ア
ーム部材が完全な起立姿勢状態(ロックバック状態)と
されるのを防止することができる。その結果、アーム部
材が完全な起立姿勢状態とされたまま、洗車装置による
洗車作業が続けられ、洗車装置によってアーム部材が損
傷を受けるのを防止することができる。
【0012】また、本発明によれば、必要に応じて回動
規制手段によってアーム部材を完全な起立姿勢状態にす
ることができるため、アーム部材の先端部に係止される
ワイパブレードの交換作業等のメンテナンスがし易く、
ワイパブレード(のブレードラバー)の変形(へたり)
や凍結といった問題も生じない。
【0013】総括すると、本発明によれば、良好なメン
テナンス性を確保することができ、しかも使用者の意図
しないロックバックによってワイパアームが損傷を受け
るのを防止することができる。
【0014】請求項2記載の本発明に係るワイパアーム
は、ピボット軸に固定されるアームヘッドと、前記アー
ムヘッドの支軸に対して払拭面接離方向へ回動可能に連
結されると共に、払拭面を払拭するワイパブレードが先
端部に係止されるアーム部材と、前記アーム部材と前記
アームヘッドとに係止され、払拭姿勢で前記ワイパブレ
ードが払拭面に押し付けられるように前記アーム部材に
払拭面側への押圧力を付勢する押圧手段と、前記アーム
ヘッドに取外し可能に装着され、前記アームヘッドを覆
うカバー部材と、を含んで構成され、前記払拭姿勢から
前記アーム部材が前記アームヘッドに当接するまで前記
アーム部材を払拭面離間方向へ回動させて前記アーム部
材を完全な起立姿勢にすることが可能なワイパアームに
おいて、前記カバー部材を前記アームヘッドに着脱させ
ることにより、前記アームヘッドに対する前記アーム部
材の払拭面離間方向への回動を、前記払拭姿勢位置又は
前記完全な起立姿勢位置に選択的に規制する回動規制部
を、前記カバー部材に設けた、ことを特徴としている。
【0015】請求項2記載の本発明によれば、アームヘ
ッドにカバー部材が取外し可能に装着されることでアー
ムヘッドがカバー部材に覆われる。これにより、ワイパ
アームの外観デザインが向上される。
【0016】ここで、本発明では、上記のカバー部材
に、アームヘッドに対するアーム部材の払拭面離間方向
への回動を、払拭姿勢位置又は完全な起立姿勢位置に選
択的に規制する回動規制部を設け、当該回動規制部を備
えたカバー部材をアームヘッドに着脱させることによ
り、アームヘッドに対するアーム部材の払拭面離間方向
への回動を前記払拭姿勢位置又は前記完全な起立姿勢位
置に選択的に規制することができる。
【0017】従って、洗車装置を使って洗車をする際に
は、カバー部材をアームヘッドに装着させておけばよ
い。そうすれば、仮に洗車装置が備えている洗浄物(布
やブラシ等)がアーム部材に引っ掛かり、ワイパアーム
が払拭面離間方向へ回動されたとしても、その回動はカ
バー部材の回動規制部によって規制される。従って、使
用者が気づかないうちに、洗車装置が備えている洗浄物
がアーム部材に引っ掛かり、アーム部材が完全な起立姿
勢状態(ロックバック状態)とされるのを防止すること
ができる。その結果、アーム部材が完全な起立姿勢状態
とされたまま、洗車装置による洗車作業が続けられ、洗
車装置によってアーム部材が損傷を受けるのを防止する
ことができる。
【0018】一方、ワイパブレード(のブレードラバ
ー)の交換作業等のメンテナンス時には、回動規制部を
備えたカバー部材をアームヘッドから取外せばよい。こ
れにより、アーム部材の回動規制が解除され、アーム部
材は完全な起立姿勢をとることが可能となる。従って、
メンテナンス作業がし易く、ワイパブレード(のブレー
ドラバー)の変形(へたり)や凍結といった問題も生じ
ない。
【0019】総括すると、本発明によれば、アームヘッ
ドに対するカバー部材の着脱操作を行うだけで、良好な
メンテナンス性を確保することができ、しかも使用者の
意図しないロックバックによってワイパアームが損傷を
受けるのを防止することができる。
【0020】請求項3記載の本発明に係るワイパアーム
は、ピボット軸に締結具を用いて固定されるアームヘッ
ドと、前記アームヘッドの支軸に対して払拭面接離方向
へ回動可能に連結されると共に、払拭面を払拭するワイ
パブレードが先端部に係止されるアーム部材と、前記ア
ーム部材と前記アームヘッドとに係止され、払拭姿勢で
前記ワイパブレードが払拭面に押し付けられるように前
記アーム部材に払拭面側への押圧力を付勢する押圧手段
と、前記締結具に取外し可能に装着され、前記締結具を
覆うキャップ部材と、を含んで構成され、前記払拭姿勢
から前記アーム部材が前記アームヘッドに当接するまで
前記アーム部材を払拭面離間方向へ回動させて前記アー
ム部材を完全な起立姿勢にすることが可能なワイパアー
ムにおいて、前記締結具に対する前記キャップ部材の相
対回転位置を変更することにより、前記アームヘッドに
対する前記アーム部材の払拭面離間方向への回動を、前
記払拭姿勢位置又は前記完全な起立姿勢位置に選択的に
規制する回動規制部を、前記キャップ部材に設けた、こ
とを特徴としている。
【0021】請求項3記載の本発明によれば、アームヘ
ッドはピボット軸に締結具を用いて固定される。締結具
にはキャップ部材が取外し可能に装着されており、これ
によりワイパアームの外観デザインが向上される。
【0022】ここで、本発明では、上記のキャップ部材
に、アームヘッドに対するアーム部材の払拭面離間方向
への回動を、払拭姿勢位置又は完全な起立姿勢位置に選
択的に規制する回動規制部を設け、当該回動規制部を備
えたキャップ部材の締結具に対する相対回転位置を変更
することにより、アームヘッドに対するアーム部材の払
拭面離間方向への回動を前記払拭姿勢位置又は前記完全
な起立姿勢位置に選択的に規制することができる。
【0023】従って、洗車装置を使って洗車をする際に
は、回動規制部による回動規制がなされる(働く)よう
に締結具に対するキャップの相対回転位置を設定すれば
よい。そうすれば、仮に洗車装置が備えている洗浄物
(布やブラシ等)がアーム部材に引っ掛かり、ワイパア
ームが払拭面離間方向へ回動されたとしても、その回動
はキャップ部材の回動規制部によって規制される。従っ
て、使用者が気づかないうちに、洗車装置が備えている
洗浄物がアーム部材に引っ掛かり、アーム部材が完全な
起立姿勢状態(ロックバック状態)とされるのを防止す
ることができる。その結果、アーム部材が完全な起立姿
勢状態とされたまま、洗車装置による洗車作業が続けら
れ、洗車装置によってアーム部材が損傷を受けるのを防
止することができる。
【0024】一方、ワイパブレード(のブレードラバ
ー)の交換作業等のメンテナンス時には、回動規制部に
よる回動規制がなされない(働かない)ように締結具に
対するキャップの相対回転位置を設定すればよい。これ
により、アーム部材の回動規制が解除され、アーム部材
は完全な起立姿勢をとることが可能となる。従って、メ
ンテナンス作業がし易く、ワイパブレード(のブレード
ラバー)の変形(へたり)や凍結といった問題も生じな
い。
【0025】総括すると、本発明によれば、締結具に対
するキャップ部材の相対回転位置を変更する操作を行う
だけで、良好なメンテナンス性を確保することができ、
しかも使用者の意図しないロックバックによってワイパ
アームが損傷を受けるのを防止することができる。
【0026】請求項4記載の本発明に係るワイパアーム
は、請求項1記載の発明において、前記回動規制手段
は、前記アームヘッド又は前記アーム部材に取外し可能
に装着されている、ことを特徴としている。
【0027】請求項4記載の本発明によれば、回動規制
手段がアームヘッド又はアーム部材に取外し可能に装着
されているため、回動規制手段による規制を回動規制手
段の着脱によって選択することができる。従って、メン
テナンス時等には作業者が自分の意思でアーム部材を完
全な起立姿勢状態にさせることとなり、不用意にアーム
部材が完全な起立姿勢状態になるのを効果的に防止する
ことができる。
【0028】請求項5記載の本発明に係るワイパアーム
は、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の発明
において、前記アーム部材が前記払拭姿勢位置から前記
完全な起立姿勢位置に至るまでの回動範囲には、前記押
圧手段による付勢方向が払拭面接近方向から払拭面離間
方向に変わる節度位置が設定されており、前記回動規制
手段若しくは前記回動規制部は、前記アーム部材が前記
払拭姿勢位置から前記節度位置に至るまでの回動範囲内
において前記アーム部材の払拭面離間方向への回動を規
制するものとして構成されている、ことを特徴としてい
る。
【0029】請求項5記載の本発明によれば、アーム部
材が払拭姿勢位置から押圧手段による付勢方向が反転す
る節度位置に至るまでの回動範囲内において、アーム部
材の払拭面離間方向への回動が規制されるため、アーム
部材の回動が回動規制手段若しくは回動規制部によって
規制されたときには、アーム部材は節度位置を越えてい
ないことになる。従って、回動が規制されたアーム部材
は、押圧手段による払拭面接近方向への押圧力(付勢
力)を受けて払拭姿勢状態に自動復帰される。
【0030】請求項6記載の本発明に係るワイパアーム
は、請求項2記載の発明において、前記回動規制部は、
前記カバー部材の内方側に一体的に形成されると共に、
前記アーム部材が前記払拭姿勢位置から前記完全な起立
姿勢位置に至るまでの所定の回動位置で前記アーム部材
に当接して前記アーム部材の払拭面離間方向への回動を
規制するストッパ壁である、ことを特徴としている。
【0031】請求項6記載の本発明によれば、カバー部
材の内方側にストッパ壁を一体的に形成すると共に、当
該ストッパ壁をアーム部材が払拭姿勢位置から完全な起
立姿勢位置に至るまでの所定の回動位置でアーム部材に
当接させることにより、アーム部材の払拭面離間方向へ
の回動を規制することとしたので、ワイパアームの外観
を損ねることなく、アーム部材の回動を規制し、ひいて
はアーム部材が損傷を受けるのを防止することができ
る。
【0032】請求項7記載の本発明に係るワイパアーム
は、請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の発明
において、前記アーム部材は、樹脂製とされていること
を特徴としている。
【0033】請求項7記載の本発明によれば、アーム部
材が樹脂製とされているため、金属製のアーム部材に比
べれば、強度は低いといえる。それ故、強度の低い樹脂
製のアーム部材を備えたワイパアームに対して本発明を
適用することにより、洗車装置によってアーム部材が不
用意に完全な起立姿勢状態になることを防止することが
できる本発明の存在価値は高いものといえる。
【0034】請求項8記載の本発明に係るワイパアーム
は、請求項1乃至請求項7のいずれかに1項に記載の発
明において、前記ワイパアームは、車両のリヤワイパ装
置に適用される、ことを特徴としている。
【0035】請求項8記載の本発明によれば、ワイパア
ームは車両のリヤワイパ装置に適用される。ここで、通
常、リヤワイパ装置の場合、払拭面が比較的立っている
ため、ワイパアームは払拭面の天地方向へ回動する場合
が多い。従って、ワイパアームの側面側から、洗浄装置
が備えている洗浄物が侵入し、ワイパアームが引っ掛け
られる可能性が高い。しかし、本発明では回動規制手段
若しくは回動規制部を備えているため、このような場合
においても、不用意にアーム部材が完全な起立姿勢状態
にされるのを有効に防止することができる。
【0036】請求項9記載の本発明に係るワイパアーム
は、ピボット軸に固定されるアームヘッドと、前記アー
ムヘッドの支軸に対して払拭面接離方向へ回動可能に連
結されると共に、払拭面を払拭するワイパブレードが先
端部に係止されるアーム部材と、前記アーム部材と前記
アームヘッドとに係止され、払拭姿勢で前記ワイパブレ
ードが払拭面に押し付けられるように前記アーム部材に
払拭面側への押圧力を付勢する押圧手段と、を含んで構
成され、前記払拭姿勢から前記アーム部材が前記アーム
ヘッドに当接するまで前記アーム部材を払拭面離間方向
へ回動させて前記アーム部材を完全な起立姿勢にするこ
とが可能なワイパアームにおいて、前記アームヘッド又
は前記アーム部材に、前記アーム部材を前記払拭姿勢位
置から前記完全な起立姿勢位置へ選択的に回動可能とす
る回動選択手段を設けた、ことを特徴としている。
【0037】請求項9記載の本発明によれば、アームヘ
ッド又はアーム部材に設けられた回動選択手段によっ
て、アーム部材を払拭姿勢位置から完全な起立姿勢位置
へ選択的に回動させることができる。すなわち、本発明
によれば、必要に応じて、アーム部材の払拭姿勢位置か
ら完全な起立姿勢位置への回動を選択せず、当該回動を
許容しないことで、アーム部材を払拭姿勢位置に保持さ
せることもできれば、アーム部材の払拭姿勢位置から完
全な起立姿勢位置への回動を選択して、当該回動を許容
することで、アーム部材を完全な起立姿勢位置へ回動さ
せることもできる。
【0038】従って、洗車装置を使って洗車をする際
に、使用者が気づかないうちに、洗車装置が備えている
洗浄物(布やブラシ等)がアーム部材に引っ掛かり、ア
ーム部材が完全な起立姿勢状態(ロックバック状態)と
されるのを防止することができる。その結果、アーム部
材が完全な起立姿勢状態とされたまま、洗車装置による
洗車作業が続けられ、洗車装置によってアーム部材が損
傷を受けるのを防止することができる。
【0039】また、本発明によれば、必要に応じて回動
選択手段によってアーム部材を完全な起立姿勢状態にす
ることができるため、アーム部材の先端部に係止される
ワイパブレードの交換作業等のメンテナンスがし易く、
ワイパブレード(のブレードラバー)の変形(へたり)
や凍結といった問題も生じない。
【0040】総括すると、本発明によれば、良好なメン
テナンス性を確保することができ、しかも使用者の意図
しないロックバックによってワイパアームが損傷を受け
るのを防止することができる。
【0041】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕以下、図1乃至
図6を用いて、本発明に係るワイパアームの第1実施形
態について説明する。
【0042】図6には、本実施形態に係るリヤワイパ装
置10の車両搭載状態の外観斜視図が示されている。ま
た、図5には当該リヤワイパ装置10の全体斜視図が示
されている。さらに、図1乃至図3には、本実施形態に
係るワイパアーム12の姿勢状態図がそれぞれ示されて
いる。
【0043】まず、図5及び図6を用いて、本実施形態
に係るリヤワイパ装置10の概略構成について概説す
る。図6に示されるように、リヤワイパ装置10は、
「払拭面」としてのリヤガラス14の下縁中央側に配設
されている。図5に示されるように、リヤワイパ装置1
0は、駆動源となるリヤワイパモータ16と、リヤワイ
パモータ16が駆動することにより軸線回りに減速回転
するピボット軸18と、このピボット軸18の先端部に
固定されてリヤガラス14に沿って払拭運動を行うワイ
パアーム12と、ワイパアーム12の先端部に係止(連
結)されてリヤガラス14を払拭するワイパブレード2
0と、によって構成されている。
【0044】なお、ワイパアーム12の要部構成につい
ては後に詳述するが、概略的にはワイパアーム12は樹
脂製とされており、ピボット軸18に固定されるアーム
ヘッド22と、アームヘッド22に対して払拭面接離方
向へ回動可能に連結されると共に先端部にワイパブレー
ド20が揺動可能にヒンジ結合されたアーム部材24
と、によって構成されている。また、ワイパブレードの
構成には種々あるが、本実施形態では、複数のレバー3
0の端部に形成された保持爪30Aによって長尺状かつ
ゴム製のブレードラバー32を保持する所謂トーナメン
ト方式の保持構造が採用されたワイパブレード20が使
用されている。
【0045】次に、図1を用いて、上述したワイパアー
ム12の要部構成について詳細に説明する。ワイパアー
ム12のアームヘッド22は樹脂製とされており、その
基端部22Aはピボット軸18の先端部に挿嵌されて締
結ナット34によって締結固定されている。また、アー
ムヘッド22の先端部には、両側壁を繋ぐ方向を軸方向
とする支軸(ヒンジ軸)36が設けられている。さら
に、アーム部材24の中間部の下縁側には、ピン状のス
プリング係止部38を有するブロック形状の台座部40
が一体に形成されている。
【0046】上記構成のアームヘッド22の先端部に
は、長尺状のアーム部材24が連結されている。アーム
部材24は樹脂製とされており、底面側が開放された略
コ字形の断面形状を成している。また、アーム部材24
の基端部24A側は厚肉化されており、この部分にアー
ムヘッド22の支軸36が挿通可能な略U字形状の切欠
42が形成されている。さらに、アーム部材24の中間
部には、頂壁側から垂下した状態で設けられた略U字形
状のスプリング係止部44が一体に形成されている。そ
して、切欠42にアームヘッド22の支軸36が挿入さ
れた状態で、アームヘッド22のスプリング係止部38
とアーム部材24のスプリング係止部44とに、「押圧
手段」としての(引張コイル)スプリング46の両端部
が係止されている。これにより、アーム部材24は、ア
ームヘッド22の先端部に支軸36回りに払拭面接離方
向(図1の矢印A方向)へ回動可能に連結されている。
また、払拭姿勢では、双方のスプリング係止部38、4
4(即ち、スプリング46の付勢力の作用点)を結ぶ線
分が支軸36に対して下方側に位置されるため、アーム
部材24には払拭面側への押圧力が付勢されている。
【0047】なお、上記構成において、「押圧手段」と
してのスプリング46は、下位概念的には「付勢手段」
として把握される要素である。
【0048】ここで、図1及び図2に示されるように、
上述したアームヘッド22には、「回動規制手段」及び
「カバー部材」としての樹脂製のヘッドカバー48が取
外し可能に装着(被嵌)されている。ヘッドカバー48
は、アームヘッド22の締結ナット34付近を平面視で
覆う頂壁部48Aと、頂壁部48Aの周縁から屈曲垂下
されてアームヘッド22の基端部22A付近を覆う周壁
部48Bと、を備えている。さらに、頂壁部48Aの先
端から若干控えた位置には、アームヘッド22の中間部
に形成された略逆U字形状の縦壁50とアーム部材24
の基端部上端(切欠42の上縁側端部)52との間に形
成された隙間54に略垂直に入り込む「回動規制部」と
してのストッパ壁56が一体に形成されている。
【0049】このストッパ壁56は、図2に示される如
く、支軸36を中心とするアーム部材24の基端部上端
52の回動軌道(点Oを中心とする円軌道)Y上に位置
されており、従ってヘッドカバー48がアームヘッド2
2に装着された状態では、アーム部材24の基端部上端
52がストッパ壁56に当接(干渉)するようになって
いる。一方、前述した台座部40も、図3に示される如
く、支軸36を中心とするアーム部材24の基端部上端
52の回動軌道Y上に位置されており、従ってヘッドカ
バー48がアームヘッド22に装着されていない状態で
は、アーム部材24の基端部上端52は台座部40の頂
面に当接(干渉)する構成である。
【0050】次に、本実施形態の作用並びに効果につい
て説明する。
【0051】図4には、本実施形態に係るワイパアーム
12の回動状態の模式図が示されている。この図に示さ
れたO点はアームヘッド22の支軸36に相当し、又S
1、S2は引張りスプリング46の付勢力の作用点である
スプリング係止部38、44にそれぞれ相当する。
【0052】図1に示された状態がワイパアーム12の
払拭姿勢状態である。この場合、スプリング係止部3
8、44を結ぶ線分が支軸36の下側に位置されるた
め、アーム部材24には払拭面接近方向への押圧力が付
勢される。また、払拭姿勢状態をとるときには、ワイパ
アーム12の外観デザインの向上を図るため、ヘッドカ
バー48はアームヘッド22に装着される。
【0053】ここで、ワイパアーム12が払拭姿勢状態
とされたまま、洗車装置を使って洗車をしたとする。こ
のとき、従来技術の課題として説明したように、使用者
が気づかないうちに、洗車装置が備えている洗浄物(布
やブラシ等)がワイパアーム12に引っ掛かり、図2に
示されるように、ワイパアーム12が払拭面離間方向へ
回動されることがある。
【0054】この場合、本実施形態では、アームヘッド
22の中間部の縦壁50とアーム部材24の基端部上端
52との隙間54にストッパ壁56が存在するため、ア
ーム部材24の基端部上端52がヘッドカバー48のス
トッパ壁56に当接(干渉)し、まずこの時点でアーム
部材24の支軸36回りの払拭面離間方向への回動が規
制される。さらにアーム部材24に払拭面離間方向への
負荷が加わった場合でも、ストッパ壁56が撓んでアー
ムヘッド22の縦壁50とアーム部材24の基端部上端
52との間に挟み込まれる格好となり、そのとき、アー
ム部材24の基端部上端52が払拭面離間方向に回動さ
れる際の回動軌跡X上にこのストッパ壁56が位置して
いるので、ワイパアーム12のそれ以上の払拭面離間方
向への回動が阻止(規制)される。
【0055】従って、洗車装置を使って洗車をする際
に、使用者が気づかないうちに、洗車装置が備えている
洗浄物がワイパアーム12に引っ掛かり、ワイパアーム
12が次述する完全な起立姿勢状態(ロックバック状
態)とされるのを防止することができる。その結果、本
実施形態によれば、ワイパアーム12が完全な起立姿勢
状態とされたまま、洗車装置による洗車作業が続けら
れ、洗車装置によってワイパアーム12が損傷を受ける
のを防止することができる。
【0056】一方、ワイパブレード20のブレードラバ
ー32の交換作業等のメンテナンス時、或いは、ブレー
ドラバー32の変形(へたり)を防止したり、ワイパブ
レード20の凍結による作動不良を防止する目的で、ワ
イパアーム12を完全な起立姿勢状態(ロックバック状
態)にしたい場合には、図3に示されるように、まずヘ
ッドカバー48がアームヘッド22から取外される。な
お、ヘッドカバー48はアームヘッド22に弾性的な係
止(樹脂爪が弾性変形してアームヘッド22や締結ナッ
ト34に係止)によって装着されているため、取外し作
業は極めて容易である。
【0057】ヘッドカバー48を取外したら、アーム部
材24を支軸36回りに払拭面離間方向へ回動させてい
けばよい。この場合、図4において、支軸36に相当す
るO点とアームヘッド22側のスプリング係止部38に
相当するS1点は不動であり、アーム部材24側のスプ
リング係止部44に相当するS2点のみがO点を中心と
して円弧Tを移動軌跡として回動していく。
【0058】アーム部材24の払拭面離間方向への回動
角がθ1に至ると、O点とS1点とS 2点の三点が同一直
線Q上に位置される。この回動角θ1を境としてスプリ
ング46の付勢方向が払拭面接近方向から払拭面離間方
向に反転される。つまり、直線Qで示される位置が本発
明における節度位置である。このことを図4を用いて説
明すると、ワイパアーム12の払拭姿勢位置R1から節
度位置Qまでの領域A(回動角θ1)内においては、ワ
イパアーム12には払拭面接近方向への付勢力が作用し
ており、節度位置Qから完全な起立姿勢位置R2までの
領域B(回動角θ2−θ1)内においてはワイパアーム1
2には払拭面離間方向への付勢力が作用している。
【0059】ワイパアーム12が節度位置Qを越える
と、前記の如く、スプリング46の付勢方向が払拭面離
間方向に変わるため、ワイパアーム12は、アーム部材
24の基端部上端52がアームヘッド22の台座部40
の頂面に当接するまで円弧Tに沿って回動される。見方
を変えれば、ワイパアーム12の払拭面離間方向への回
動は、アーム部材24の基端部上端52がアームヘッド
22の台座部40の頂面に当接することで規制される。
このときのワイパアーム12の回動角はθ2であり、こ
のときのワイパアーム12の状態が図3に示す完全な起
立姿勢状態(ロックバック状態)である。
【0060】上記の如くしてワイパアーム12を完全な
起立姿勢状態にすれば、ワイパブレード20のブレード
ラバー32の交換作業等のメンテナンス作業も容易に行
うことができ、或いは、ブレードラバー32の変形(へ
たり)を防止したり、ワイパブレード20の凍結による
作動不良を効果的に防止することができる。
【0061】このように本実施形態に係るワイパアーム
12では、ヘッドカバー48の先端部にストッパ壁56
を設けたので、必要に応じてヘッドカバー48をアーム
ヘッド22に着脱させることにより、ワイパアーム12
の回動を、払拭姿勢位置と完全な起立姿勢位置との間の
途中位置(図2図示位置)又は完全な起立姿勢位置(図
3図示位置)に選択的に規制することができる。その結
果、本実施形態によれば、良好なメンテナンス性を確保
することができ、しかも使用者の意図しないロックバッ
クによってワイパアーム12が損傷を受けるのを防止す
ることができる。
【0062】また、本実施形態に係るワイパアーム12
では、ストッパ壁56を備えたヘッドカバー48がアー
ムヘッド22に取外し可能に装着されているため(着脱
可能とされているため)、ストッパ壁56によるワイパ
アーム12の回動規制をヘッドカバー48の着脱によっ
て選択することができる。従って、メンテナンス時等に
は作業者が自分の意思でワイパアーム12を完全な起立
姿勢状態にさせることとなり、不用意にワイパアーム1
2が完全な起立姿勢状態になるのを効果的に防止するこ
とができる。
【0063】さらに、本実施形態に係るワイパアーム1
2では、ワイパアーム12が払拭姿勢位置からスプリン
グ46による付勢方向が反転する節度位置Qになるまで
の回動範囲(領域A)内において、ワイパアーム12の
払拭面離間方向への回動が規制されるため、ワイパアー
ム12の回動がストッパ壁56によって規制されたとき
には、ワイパアーム12は節度位置Qを越えていないこ
とになる。従って、回動が規制されたワイパアーム12
は、スプリング46による払拭面接近方向への押圧力
(付勢力)を受けて払拭姿勢状態に自動復帰される。
【0064】また、本実施形態に係るワイパアーム12
では、ワイパアーム12の回動を規制するストッパ壁5
6をヘッドカバー48の頂壁部48Aの先端部内側(ヘ
ッドカバー48の内方側)に形成したので、ワイパアー
ム12の外観を損ねることなく、ワイパアーム12の回
動を規制し、ひいてはワイパアーム12が損傷を受ける
のを防止することができる。
【0065】さらに、本実施形態に係るワイパアーム1
2では、アームヘッド22及びアーム部材24が樹脂製
とされているため、金属製のアーム部材に比べれば、強
度は低いといえる。それ故、強度の低い樹脂製のアーム
ヘッド22及びアーム部材24を備えたワイパアーム1
2に対して本発明を適用することにより、洗車装置によ
ってアーム部材24が不用意に完全な起立姿勢状態にな
ることを防止することができる本発明の存在価値は高い
ものといえる。
【0066】また、本実施形態では、本発明が適用され
たワイパアーム12を車両のリヤワイパ装置10に用い
たので、以下の点で功を奏す。すなわち、通常、リヤワ
イパ装置10の場合、払拭面であるリヤガラス14が比
較的立っているため、ワイパアーム12はリヤガラス1
4の天地方向(重力方向)へ回動する場合が多い。従っ
て、ワイパアーム12の側面側から、洗浄装置が備えて
いる洗浄物が侵入し、ワイパアーム12が引っ掛けられ
る可能性が高い。しかし、本実施形態に係るワイパアー
ム12はその回動を規制するストッパ壁56を備えてい
るので、このような場合においても、不用意にワイパア
ーム12が完全な起立姿勢状態にされるのを有効に防止
することができる。
【0067】〔第2実施形態〕次に、図7を用いて、本
発明に係るワイパアームの第2実施形態について説明す
る。なお、前述した第1実施形態と実質的に同一の構成
部分については、同一番号を付してその説明を省略す
る。
【0068】図7に示されるように、第2実施形態に係
るワイパアーム60では、「回動規制手段」及び「カバ
ー部材」としての樹脂製のヘッドカバー62がアームヘ
ッド22に対してヒンジ結合されている点に特徴があ
る。
【0069】具体的に説明すると、アームヘッド22の
基端部22Aには一対の半円形状の取付部64が一体に
形成されており、これらの取付部64間にヘッドカバー
62の基端部62Aがヒンジピン66によってヒンジ結
合されている。従って、本実施形態のヘッドカバー62
はアームヘッド22に対して取外し不可となるが、ヒン
ジピン66回りに回動可能とされている。また、ヘッド
カバー48の先端部62Bには比較的厚肉の「回動規制
部」としてのストッパ壁68が一体に形成されており、
ヘッドカバー62が閉止された状態では、アームヘッド
22の基端部22Aの先端とアーム部材24の基端部上
端52との間の隙間54に入り込むようになっている。
【0070】上記構成によれば、通常使用時においては
ヘッドカバー62が閉止された状態とされる。従って、
この状態でアーム部材24が払拭面離間方向へ支軸36
回りに回動されると、アーム部材24の基端部上端52
がストッパ壁68に当接して、それ以上の払拭面離間方
向への回動が阻止される。一方、メンテナンス時等、ロ
ックバックさせたいときには、ヘッドカバー62をヒン
ジピン66回りに払拭面離間方向へ回動させて開放状態
とする。これにより、ストッパ壁68が隙間54に存在
しなくなるので、ワイパアーム60は完全な起立姿勢状
態(ロックバック状態)となる。
【0071】従って、本実施形態によっても、ヘッドカ
バー62を開閉させることにより、ワイパアーム12の
払拭面離間方向への回動を選択的に規制することができ
る。その結果、本実施形態によれば、良好なメンテナン
ス性を確保することができ、しかも使用者の意図しない
ロックバックによってワイパアーム60が損傷を受ける
のを防止することができる。
【0072】また、ヘッドカバー62を開閉構造とした
点以外は前述した第1実施形態と同様の構成を踏襲して
いるので、第1実施形態において説明した前記以外の効
果(ワイパアーム60を自動復帰させられる点、ワイパ
アーム60の外観品質を低下させることなく、ワイパア
ーム60の回動を規制できる点、アームヘッド22及び
アーム部材24が樹脂製であるが故の有利性、リヤワイ
パ装置10に適用したが故の有利性)を本実施形態にお
いても得ることができる。
【0073】さらに、本実施形態によれば、ヘッドカバ
ー62がアームヘッド22に対して開閉可能にヒンジ結
合されているため、何らかの原因でヘッドカバー62に
外力が加わったとしても、ヘッドカバー62がアームヘ
ッド22から離脱して紛失するといった事態は生じない
というメリットもある。
【0074】〔第3実施形態〕次に、図8及び図9を用
いて、本発明に係るワイパアームの第3実施形態につい
て説明する。なお、前述した第1実施形態等と実質的に
同一の構成部分については、同一番号を付してその説明
を省略する。
【0075】図8及び図9に示されるように、第3実施
形態に係るワイパアーム70では、「回動規制手段」及
び「カバー部材」としての樹脂製のヘッドカバー72が
アーム部材24に対してヒンジ結合されている点に特徴
がある。
【0076】具体的に説明すると、ヘッドカバー72
は、全体としてはアーム部材24と対向する側の面及び
底面が開放された略箱体形状(縦断面形状は略L字形)
を成しており、頂壁部72A及び周壁部72Bを備えて
いる。なお、このヘッドカバー72も樹脂製とされてい
る。
【0077】ヘッドカバー72の周壁部72Bの内側
(アーム部材24寄り)には、一対の支軸74が同軸上
に突出形成されており、これに対応してアーム部材24
の基端部24Aの両側面にも一対の軸支孔76が形成さ
れている。一対の支軸74が一対の軸支孔76に挿入さ
れることにより、ヘッドカバー72は支軸74回りに回
動可能にアーム部材24に取り付けられている。また、
ヘッドカバー72の周壁部72Bの中間部内側には、一
対の係止突起78が形成されており、これに対応してア
ームヘッド22の両側部下縁には係止突起78が弾性的
に係止可能な矩形状の切欠80が形成されている。従っ
て、ヘッドカバー72が閉止状態とされたときには、ア
ームヘッド22の切欠80にヘッドカバー72の係止突
起78が係止され、ヘッドカバー72が不用意に開放し
ないようになっている。
【0078】また、ヘッドカバー72の頂壁部72Aの
中央部裏面には、舌片状の係合突起82が一体に形成さ
れている。これに対応して、アームヘッド22の中央部
には上端部が所定角度で斜めに屈曲された被係合突起8
4が一体に形成されている。ヘッドカバー72が閉止さ
れた状態では、ヘッドカバー72の係合突起82がアー
ムヘッド22の被係合突起84に係合されている。
【0079】また、アーム部材24の基端部24Aに
は、ヘッドカバー72の板厚程度の段差部86が一体に
形成されている。なお、この段差部86は、ヘッドカバ
ー72が閉止されたときに、ヘッドカバー72とアーム
部材24との見切りを概ね面一にするべく形成されたも
のである。ヘッドカバー72が閉止された状態では、ヘ
ッドカバー72の頂壁部72Aの先端部88が、アーム
部材24の段差部86と所定の隙間90をあけて対向し
て配置されている。
【0080】上記構成によれば、通常使用時においては
ヘッドカバー72が閉止された状態とされる。この状態
でワイパアーム70を払拭面離間方向へ回動させると、
それに伴いアーム部材24が支軸36回りに払拭面離間
方向へ回動される。そして、ワイパアーム70の回動角
が所定角度になると、アーム部材24の段差部86がヘ
ッドカバー72の頂壁部72Aの先端部88に当接し、
更にヘッドカバー72の係合突起82がアームヘッド2
2の被係合突起84に深く係合する(食い込む)こと
で、ワイパアーム70の払拭面離間方向への回動が阻止
される。一方、メンテナンス時等、ロックバックさせた
いときには、ヘッドカバー72の係止突起78を切欠8
0から外せばよい。係止突起78による係止状態が解除
されると、ヘッドカバー72を支軸74回りに図8の矢
印B方向へ開放させることができる。これにより、ワイ
パアーム70を完全な起立姿勢状態(ロックバック状
態)にすることができる。
【0081】従って、本実施形態によっても、ヘッドカ
バー72を開閉させることにより、ワイパアーム70の
払拭面離間方向への回動を選択的に規制することができ
る。その結果、本実施形態によれば、良好なメンテナン
ス性を確保することができ、しかも使用者の意図しない
ロックバックによってワイパアーム70が損傷を受ける
のを防止することができる。
【0082】また、ヘッドカバー72を開閉構造とした
点以外は前述した第1実施形態と同様の構成を踏襲して
いるので、第1実施形態において説明した前記以外の効
果(ワイパアーム70を自動復帰させられる点、ワイパ
アーム70の外観品質を低下させることなく、ワイパア
ーム70の回動を規制できる点、アームヘッド22及び
アーム部材24が樹脂製であるが故の有利性、リヤワイ
パ装置10に適用したが故の有利性)を本実施形態にお
いても得ることができる。
【0083】さらに、ヘッドカバー72を開閉構造とし
たという観点では、前述した第2実施形態と同様である
ので、何らかの原因でヘッドカバー72に外力が加わっ
たとしても、ヘッドカバー72がアームヘッド22から
離脱して紛失するといった事態は生じないというメリッ
トは、本実施形態においてもそのまま当てはまる。
【0084】加えて、本実施形態の場合、ヘッドカバー
72がアーム部材24側にヒンジ結合されており、ワイ
パアーム70をロックバックさせる際には、ヒンジ中心
となる支軸74回りに図8の矢印B方向へ開放されるた
め、アームヘッド22の基端部22Aの背面側のスペー
ス92を確保する必要がない。従って、本実施形態に係
るワイパアーム70は、このようなスペース92を確保
できない車体構造の車種に対しては好適である。
【0085】〔第4実施形態〕次に、図10及び図11
を用いて、本発明に係るワイパアームの第4実施形態に
ついて説明する。なお、前述した第1実施形態等と実質
的に同一の構成部分については、同一番号を付してその
説明を省略する。
【0086】図10に示されるように、第4実施形態に
係るワイパアーム100では、ヘッドカバーに替えて、
「回動規制手段」としてのキャップ102を使用してワ
イパアーム100の回動規制を行っている点に特徴があ
る。
【0087】具体的に説明すると、本実施形態において
も、前述した他の実施形態と同様に、アームヘッド22
はピボット軸18に「締結具」としての締結ナット34
で固定されるようになっている。但し、本実施形態で
は、ヘッドカバーを使って締結ナット34を含むアーム
ヘッド22全体を覆うのではなく、より簡易な構造であ
る樹脂製のキャップ102を締結ナット34に装着(被
嵌)させることにより、締結ナット34を覆う構成を採
用している。なお、キャップ102の裏面側には、締結
ナット34の下縁に弾性的に係止される樹脂爪が軸方向
に一体形成されており、締結ナット34に対して上方側
から被せることにより、キャップ102を締結ナット3
4に装着させることができるようになっている。
【0088】上述したキャップ102は「回動規制部」
としての円筒状の周壁部102Aを備えており、組付状
態において、アーム部材24の基端部上端52とキャッ
プ102の周壁部102Aの周面との間には僅かな隙間
104が設定されている。従って、キャップ102を締
結ナット34に装着させた状態では、キャップ102は
締結ナット34に対して時計方向及び反時計方向(図1
0の矢印C方向)のいずれにも相対回転可能とされてい
る。
【0089】さらに、上述したキャップ102の周壁部
102Aには、周方向の所定位置に矩形状の切欠106
が形成されている。この切欠106の切欠幅はアーム部
材24の基端部上端52の幅方向寸法と略同一に設定さ
れている。
【0090】上記構成によれば、ワイパアーム100が
払拭姿勢をとる場合には、キャップ102は所定の相対
回転位置(切欠106がアーム部材24の基端部上端5
2と対面しない位置)で保持される。この状態でワイパ
アーム100を払拭面離間方向へ回動させると、それに
伴いアーム部材24が支軸36回りに払拭面離間方向へ
回動される。そして、ワイパアーム100の回動角が所
定角度になると、アーム部材24の基端部上端52がキ
ャップ102の周壁部102Aに当接し、アーム部材2
4の基端部上端52が払拭面離間方向に回動される際の
回動軌道Xが妨げられ、それ以上のワイパアーム100
の回動が阻止(規制)される。一方、メンテナンス時
等、ロックバックさせたいときには、キャップ102を
締結ナット34回りに相対回転させて、アーム部材24
の基端部上端52に切欠106を対面させる。これによ
り、ワイパアーム100の回動時におけるアーム部材2
4の基端部上端52の逃げ(基端部上端52の上記回動
軌道X)が確保される。つまり、ワイパアーム100の
回動規制が解除される。従って、アーム部材24の基端
部上端52がキャップ102の切欠106内へ入り込み
ながら、基端部上端52が図示しない台座部(図3に図
示したものと同じ)に当接するまでワイパアーム100
は回動可能とされ、完全な起立姿勢状態(ロックバック
状態)にすることができる。
【0091】従って、本実施形態によっても、キャップ
102を締結ナット34に対して相対回転させることに
より、ワイパアーム100の払拭面離間方向への回動を
選択的に規制することができる。その結果、本実施形態
によれば、良好なメンテナンス性を確保することがで
き、しかも使用者の意図しないロックバックによってワ
イパアーム100が損傷を受けるのを防止することがで
きる。
【0092】また、本実施形態においても、第1実施形
態において説明した前記以外の効果(ワイパアーム70
を自動復帰させられる点、ワイパアーム70の外観品質
を低下させることなく、ワイパアーム70の回動を規制
できる点、アームヘッド22及びアーム部材24が樹脂
製であるが故の有利性、リヤワイパ装置10に適用した
が故の有利性)は同様に得られる。
【0093】さらに、本実施形態では、締結ナット34
にこれよりも一回り大きいキャップ102を被嵌させる
だけなので、ヘッドカバーを装着する場合に比べて見栄
えは劣るものの、部品は小型化され安価なものとするこ
とができる。
【0094】加えて、本実施形態では、キャップ102
を締結ナット34に対して相対回転させるだけでワイパ
アーム100の回動規制を選択的に行うことができるた
め、前述した実施形態のように、ヘッドカバーをアーム
ヘッド22から取外したり、アームヘッド22に対して
ヘッドカバーを開閉させたりする動作が不要となる。従
って、操作性が非常に良いという利点がある。
【0095】上述した図10に示される構成ではキャッ
プ102に切欠106を形成したが、これに限らず、図
11に示される構成を採ってもよい。この実施形態に係
るワイパアーム110では、「回動規制手段」としての
キャップ112の周壁部112Aに切欠を形成するので
はなく、周方向の所定範囲に径方向外側へ向けて突出さ
れる「回動規制部」としての突起部114が一体に形成
されている。従って、キャップ112の周壁部112A
は、突起部114が形成されていない一般部116と突
起部114とによって構成されている。
【0096】上記構成によれば、キャップ112の突起
部114をアーム部材24の基端部上端52に対面させ
た場合には、基端部上端52が突起部114に当接(干
渉)することにより、ワイパアーム110の払拭面離間
方向への回動が所定の回動角に規制される。一方、キャ
ップ112の周壁部112Aにおける一般部116をア
ーム部材24の基端部上端52に対面させた場合には、
当該一般部116による規制は受けず、ワイパアーム1
10はロックバック可能とされる。
【0097】なお、図10及び図11に示される各実施
形態では、締結ナット34にキャップ102、112が
被嵌される構成を例にして説明したが、これに限らず、
ボルトとナットの関係を逆にしてキャップをボルトの頭
部に被嵌させる構成を採ってもよい。例えば、ピボット
軸の上端部に雄ねじを形成する替わりに、その部分を取
り除いてウエルドナットを溶着しておき、上からボルト
締めする構成とし、そのボルトの頭部にキャップを被嵌
させるようにしてもよい。
【0098】なお、上述した各実施形態では、リヤワイ
パ装置10に対して本発明を適用したが、これに限ら
ず、フロントワイパ装置に対して本発明を適用してもよ
い。
【0099】また、上述した各実施形態では、アームヘ
ッド22及びアーム部材24を樹脂製としたが、これに
限らず、金属製としてもよい。特に言及すると、樹脂製
のアーム部材24に替えて、各々金属製とされたリテー
ナとアームピースとによって「アーム部材」が構成され
たワイパアームに対しても、本発明は適用可能である。
この場合の例としては、アームヘッドの先端部にリテー
ナの基端部がヒンジ結合され、リテーナの先端部に狭幅
板状のアームピースの基端部がリベット等により固定さ
れ、アームピースの先端部に形成されたフックにワイパ
ブレードがヒンジ結合されたもの等がある。
【0100】さらに、請求項1乃至請求項8に係る本発
明では、アーム部材24に対し「選択的に回動規制す
る」という観点で発明を捉えたが、以下に説明する如
く、アーム部材24に対し「選択的に回動可能とする」
という観点で発明を捉えることもできる。
【0101】すなわち、請求項9記載の本発明に係るワ
イパアームでは、「ピボット軸に固定されるアームヘッ
ドと、アームヘッドの支軸に対して払拭面接離方向へ回
動可能に連結されると共に、払拭面を払拭するワイパブ
レードが先端部に係止されるアーム部材と、アーム部材
と前記アームヘッドとに係止され、払拭姿勢でワイパブ
レードが払拭面に押し付けられるようにアーム部材に払
拭面側への押圧力を付勢する押圧手段と、を含んで構成
され、払拭姿勢からアーム部材がアームヘッドに当接す
るまでアーム部材を払拭面離間方向へ回動させてアーム
部材を完全な起立姿勢にすることが可能なワイパアー
ム」であることを前提としている点において、請求項1
乃至請求項8に係るワイパアームと同様であるが、「ア
ームヘッド又は前記アーム部材に、アーム部材を払拭姿
勢位置から完全な起立姿勢位置へ選択的に回動可能とす
る回動選択手段を設けた、」点を発明の特徴として捉え
ている点において、請求項1乃至請求項8に係るワイパ
アームとは相違している。
【0102】この場合、その作用は、アーム部材の払拭
姿勢位置から完全な起立姿勢位置への回動を選択せず、
当該回動を許容しないことで、アーム部材を払拭姿勢位
置に保持させることもできれば、アーム部材の払拭姿勢
位置から完全な起立姿勢位置への回動を選択して、当該
回動を許容することで、アーム部材を完全な起立姿勢位
置へ回動させることもできる。これにより、洗車装置を
使って洗車をする際に、使用者が気づかないうちに、洗
車装置が備えている洗浄物(布やブラシ等)がアーム部
材に引っ掛かり、アーム部材が完全な起立姿勢状態(ロ
ックバック状態)とされるのを防止することができる。
その結果、アーム部材が完全な起立姿勢状態とされたま
ま、洗車装置による洗車作業が続けられ、洗車装置によ
ってアーム部材が損傷を受けるのを防止することができ
る。
【0103】また、必要に応じて回動選択手段によって
アーム部材を完全な起立姿勢状態にすることができるた
め、アーム部材の先端部に係止されるワイパブレードの
交換作業等のメンテナンスがし易く、ワイパブレード
(のブレードラバー)の変形(へたり)や凍結といった
問題も生じない。
【0104】総括すると、良好なメンテナンス性を確保
することができ、しかも使用者の意図しないロックバッ
クによってワイパアームが損傷を受けるのを防止するこ
とができる。
【0105】従って、上述した各実施形態において、
「選択的に回動可能とする」という観点で捉え、「回動
規制手段」に相当する各具体構成を「回動選択手段」と
しての具体構成としても、何ら支障を来さない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係るワイパアームの作動説明用
の拡大図であり、ワイパアームの払拭姿勢状態を示す要
部縦断面図である。
【図2】第1実施形態に係るワイパアームの作動説明用
の拡大図であり、ワイパアームの払拭面離間方向への回
動がストッパ壁によって規制された状態を示す要部縦断
面図である。
【図3】第1実施形態に係るワイパアームの作動説明用
の拡大図であり、ワイパアームの完全な起立姿勢状態を
示す要部縦断面図である。
【図4】第1実施形態に係るワイパアームの回動状態を
付勢力の作用方向との関係で示す模式図である。
【図5】第1実施形態に係るリヤワイパ装置の全体構成
を概略的に示す斜視図である。
【図6】第1実施形態に係るリヤワイパ装置の車両搭載
状態を示す外観斜視図である。
【図7】第2実施形態に係るワイパアームの要部を示す
図1に対応する縦断面図である。
【図8】第3実施形態に係るワイパアームの要部を示す
図1に対応する縦断面図である。
【図9】図9に示されるヘッドカバーをアームヘッドか
ら分離した状態を示す斜視図である。
【図10】第4実施形態に係り、キャップに切欠を形成
したタイプを示す斜視図である。
【図11】第4実施形態に係り、キャップに突起部を形
成したタイプを示す斜視図である。
【符号の説明】
10 リヤワイパ装置 12 ワイパアーム 14 リヤガラス(払拭面) 18 ピボット軸 20 ワイパブレード 22 アームヘッド 24 アーム部材 34 締結ナット(締結具) 36 支軸 40 台座部 46 スプリング(押圧手段) 48 ヘッドカバー(回動規制手段、カバー部材、
回動選択手段) 56 ストッパ壁(回動規制部) 60 ワイパアーム 62 ヘッドカバー(回動規制手段、カバー部材、
回動選択手段) 68 ストッパ壁(回動規制部) 70 ワイパアーム 72 ヘッドカバー(回動規制手段、カバー部材、
回動選択手段) 82 係合突起(回動規制部) 84 被係合突起(回動規制部) 100 ワイパアーム 102 キャップ(回動規制手段、回動選択手段) 102A 周壁部(回動規制部) 110 ワイパアーム 112 キャップ(回動規制手段、回動選択手段) 114 突起部(回動規制部)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピボット軸に固定されるアームヘッド
    と、 前記アームヘッドの支軸に対して払拭面接離方向へ回動
    可能に連結されると共に、払拭面を払拭するワイパブレ
    ードが先端部に係止されるアーム部材と、 前記アーム部材と前記アームヘッドとに係止され、払拭
    姿勢で前記ワイパブレードが払拭面に押し付けられるよ
    うに前記アーム部材に払拭面側への押圧力を付勢する押
    圧手段と、 を含んで構成され、 前記払拭姿勢から前記アーム部材が前記アームヘッドに
    当接するまで前記アーム部材を払拭面離間方向へ回動さ
    せて前記アーム部材を完全な起立姿勢にすることが可能
    なワイパアームにおいて、 前記アームヘッド又は前記アーム部材に、前記アームヘ
    ッドに対する前記アーム部材の払拭面離間方向への回動
    を、前記払拭姿勢位置又は前記完全な起立姿勢位置に選
    択的に規制可能な回動規制手段を設けた、 ことを特徴とするワイパアーム。
  2. 【請求項2】 ピボット軸に固定されるアームヘッド
    と、 前記アームヘッドの支軸に対して払拭面接離方向へ回動
    可能に連結されると共に、払拭面を払拭するワイパブレ
    ードが先端部に係止されるアーム部材と、 前記アーム部材と前記アームヘッドとに係止され、払拭
    姿勢で前記ワイパブレードが払拭面に押し付けられるよ
    うに前記アーム部材に払拭面側への押圧力を付勢する押
    圧手段と、 前記アームヘッドに取外し可能に装着され、前記アーム
    ヘッドを覆うカバー部材と、 を含んで構成され、 前記払拭姿勢から前記アーム部材が前記アームヘッドに
    当接するまで前記アーム部材を払拭面離間方向へ回動さ
    せて前記アーム部材を完全な起立姿勢にすることが可能
    なワイパアームにおいて、 前記カバー部材を前記アームヘッドに着脱させることに
    より、前記アームヘッドに対する前記アーム部材の払拭
    面離間方向への回動を、前記払拭姿勢位置又は前記完全
    な起立姿勢位置に選択的に規制する回動規制部を、前記
    カバー部材に設けた、 ことを特徴とするワイパアーム。
  3. 【請求項3】 ピボット軸に締結具を用いて固定される
    アームヘッドと、 前記アームヘッドの支軸に対して払拭面接離方向へ回動
    可能に連結されると共に、払拭面を払拭するワイパブレ
    ードが先端部に係止されるアーム部材と、 前記アーム部材と前記アームヘッドとに係止され、払拭
    姿勢で前記ワイパブレードが払拭面に押し付けられるよ
    うに前記アーム部材に払拭面側への押圧力を付勢する押
    圧手段と、 前記締結具に取外し可能に装着され、前記締結具を覆う
    キャップ部材と、 を含んで構成され、 前記払拭姿勢から前記アーム部材が前記アームヘッドに
    当接するまで前記アーム部材を払拭面離間方向へ回動さ
    せて前記アーム部材を完全な起立姿勢にすることが可能
    なワイパアームにおいて、 前記締結具に対する前記キャップ部材の相対回転位置を
    変更することにより、前記アームヘッドに対する前記ア
    ーム部材の払拭面離間方向への回動を、前記払拭姿勢位
    置又は前記完全な起立姿勢位置に選択的に規制する回動
    規制部を、前記キャップ部材に設けた、 ことを特徴とするワイパアーム。
  4. 【請求項4】 前記回動規制手段は、前記アームヘッド
    又は前記アーム部材に取外し可能に装着されている、 ことを特徴とする請求項1記載のワイパアーム。
  5. 【請求項5】 前記アーム部材が前記払拭姿勢位置から
    前記完全な起立姿勢位置に至るまでの回動範囲には、前
    記押圧手段による付勢方向が払拭面接近方向から払拭面
    離間方向に変わる節度位置が設定されており、 前記回動規制手段若しくは前記回動規制部は、前記アー
    ム部材が前記払拭姿勢位置から前記節度位置に至るまで
    の回動範囲内において前記アーム部材の払拭面離間方向
    への回動を規制するものとして構成されている、 ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項
    に記載のワイパアーム。
  6. 【請求項6】 前記回動規制部は、前記カバー部材の内
    方側に一体的に形成されると共に、前記アーム部材が前
    記払拭姿勢位置から前記完全な起立姿勢位置に至るまで
    の所定の回動位置で前記アーム部材に当接して前記アー
    ム部材の払拭面離間方向への回動を規制するストッパ壁
    である、 ことを特徴とする請求項2記載のワイパアーム。
  7. 【請求項7】 前記アーム部材は、樹脂製とされてい
    る、 ことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項
    に記載のワイパアーム。
  8. 【請求項8】 前記ワイパアームは、車両のリヤワイパ
    装置に適用される、 ことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項
    に記載のワイパアーム。
  9. 【請求項9】 ピボット軸に固定されるアームヘッド
    と、 前記アームヘッドの支軸に対して払拭面接離方向へ回動
    可能に連結されると共に、払拭面を払拭するワイパブレ
    ードが先端部に係止されるアーム部材と、 前記アーム部材と前記アームヘッドとに係止され、払拭
    姿勢で前記ワイパブレードが払拭面に押し付けられるよ
    うに前記アーム部材に払拭面側への押圧力を付勢する押
    圧手段と、 を含んで構成され、 前記払拭姿勢から前記アーム部材が前記アームヘッドに
    当接するまで前記アーム部材を払拭面離間方向へ回動さ
    せて前記アーム部材を完全な起立姿勢にすることが可能
    なワイパアームにおいて、 前記アームヘッド又は前記アーム部材に、前記アーム部
    材を前記払拭姿勢位置から前記完全な起立姿勢位置へ選
    択的に回動可能とする回動選択手段を設けた、 ことを特徴とするワイパアーム。
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